名簿/335379
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名簿
ティルオラフィーネ家出身 シャルテウィヴェル・シェリー 335379
†
ID:
335379
名前:
シャルテウィヴェル・シェリー
出身家:
ティルオラフィーネ
年齢:
???
性別:
男
女
男?
女?
元男
元女
無性
両性
実は男
実は女
男装の女
女装の男
秘密
前職:
上級兵士
下級兵士
樵
人足
衛兵
ならずもの
ごろつき
鍛冶屋
農夫
鉱夫
漁師
貴族の側近
貴族の召使
猟師
船乗り
旅籠の主人
旅籠の下働き
馬丁
牧童
職人
徒弟
学者
文士
学生
占い師
芸術家
医者
薬草売り
商人
丁稚
墓守
理由:
一攫千金を狙って
立身出世を目論んで
国の現状を憂えて
平凡な生活に飽きて
己を鍛えるため
何となく
やむをえない事情により
裏社会に魅入られて
故郷に錦を飾りたくて
世界を救うため
弱きものを救うため
悪い奴を倒すため
親に言われて
運命に導かれて
出身地を追われて
食うに困って
状態:
冒険中
重傷
行方不明
野垂れ死に
引退
師範
その他:
ステータス
/
戦歴
周囲を覆う豊かな森が消え、ただそこには、皇女を守るための家が一件ぽつりと残った――
嘗て他人を拒んだ家は人気もなく、ただそこに在る
お名前:
戦闘のあった気配を探るうちに………ふむ、祈りと願いの残滓を感じるな。勝手に借り受けていくか…聖杯戦争ではいつもこうだな 怨嗟の方が多いが(彼にしか分からない独り言を呟くとしばし家を見上げ。すぐに立ち去った) --
アーチャー
2009-06-26 (金) 21:25:19
シャー……?(前来た時にあった森がごっそり抜けてて疑問に思った。「確かにここのはず」だと)
シャ…(ぽつりと建っていた家を見つけた、そこを尋ねれば何かわかるかもしれない。だが、明かりがなかったので扉を開ける勇気が出なかった) --
収穫人N
2009-06-26 (金) 20:27:54
最新の2件を表示しています。
コメントページを参照
お名前:
(かつて森の入り口であったろう場所を、見に来る姿が一つある。もはや、何も無いか……奴は戻らぬのか……じろと、周囲に視線をめぐらせた) --
アーチャー
2009-06-25 (木) 20:03:52
(そこへ、チラチラと降り始める雪。粒の大きさからして、恐らく、しばらくすれば積もるだろう) --
2009-06-25 (木) 20:09:44
(顔の前を過ぎていく粒……空を見上げた。鉛色の空から降りてくる銀。自らから落ちたもので、自身より優雅に染まる地を見て、雲は何を思うのか。鉛の空、銀の世界。白いため息が、煙と混じって漏れた) --
アーチャー
2009-06-25 (木) 20:12:11
(炎を纏った鳥人が、血に濡れた少女を抱えて森に帰ってきた。一直線に、自分達の巣を目指す)
マスター、すぐに、すぐにお手当てを……マスター……ッ
--
サラ
2009-06-24 (水) 21:31:56
く……ぅ……っ
(ただ苦痛に顔を歪めるだけで、ろくに返事もしない) --
シャルテウィヴェル
2009-06-24 (水) 21:33:32
(以前襲われた時と変わらず構えることなく森の中に立ち入る)
さて、一体何があったのか。(手を二度叩き)私たちが手を下す前に瀕死じゃあないか。
君が死ぬ前に自己紹介の時間くらいは残っているのかな。(歩みを止めることなく二人に近づく) --
セイバー
2009-06-24 (水) 21:39:14
高貴な方…!(シャルテウィヴェルを庇うように抱きしめ、腕の中で安定させた)
(弾かれるように、セイバーの居ない方向へと飛ぶ軌道を変えた)
--
サラ
2009-06-24 (水) 21:44:49
そう邪険にしなくてもいいだろう。(草の上を歩けば靴の音は食まれて消え)
友達じゃあないか――親愛なるサーヴァント。(深紫の瞳が空を羽撃たくサラを射抜く)
ふふふ…(魔眼と呼ばれる支配階級妖魔の瞳が昇華されたそれは見る者を竦ませ、歩みや翼を止めるよう妖しげに働きかける) --
セイバー
2009-06-24 (水) 21:50:22
(サラじゃない誰かが何かを言った… ……こんな時に限って……なんてことよ、ああ痛い痛い痛い!!)
あ……ぅ゛…っ あれは………サーヴァント、なのね…?
(聞きたくない、今が最悪の事態であることを認めたくない、でも聞かなければ。 方向転換をしたサーヴァントに抱えられたままほんの少しだけ頭を動かし問う) --
シャルテウィヴェル
2009-06-24 (水) 21:51:44
(目がよく、注意すれば、森の遠くに一筋、落ちるものが見えるだろう) --
アーチャー
2009-06-24 (水) 21:55:44
友達っ?私、わたッ………(体の芯に針金が通ったように固まってしまう。…しかし、腕の中の命が、それを許しはしない)
HAッ!(高いC(ツェー)の音で一喝。炎が威力を増し、魔性の眼力を払った。 目端に一瞬見えた赤い筋、しかし)
マスター!? そうです、そうです、しかしもうお話にならないで……!
--
サラ
2009-06-24 (水) 21:59:01
(木々にべたり張り付く血痕を指先でなぞり、月光に照らしては様子を見る)
随分な血量だな……アンタがやったのか? (視線だけをセイバーに) --
ファング
2009-06-24 (水) 22:08:15
私は何もしていないさ。(興が殺がれたという調子で髪をかきあげ)最初からこの怪我だ。
しかし。(ため息を一つ、双眸に戦う意思を秘めてファングを見る)このまま追う。
そして確実に殺せる相手マスターに仕掛ける。(低く笑い)サーヴァントはまだ力を保っている。私の魔眼を「歌」で吹き飛ばすほどに。
さぁ、行こうファング。この森は岩や木々が侵入者に襲い掛かる……私から離れすぎないようにね。 --
セイバー
2009-06-24 (水) 22:11:55
(さいってーーーよ、生きててココまで最悪だったことなんてないわ!!!! あの戦うことを嫌がるサラに、サラの知り合いのサーヴァント、マスターまで揃っているですって!? 王位継承権を剥奪されたときよりも最低よ、ああもう!!!!!!!!!!! やっぱり神なんて……………………………)
(じくじくと傷む傷口、応戦するには傷が深すぎる 不利だ、圧倒的に不利。 活路があるとすれば…ここが自信の陣地であることだけ)
…っ サラ……… 令呪…使うわ… 勿体無いけど…出し惜しみしてたら……! いいこと…、
全力で逃げ切るのよ!!!!!!
(ますます顔を顰め、令呪のある右手をサラに向ける 令呪を、使った) --
シャルテウィヴェル
2009-06-24 (水) 22:18:13
どうせこの出血量じゃ遠くまで飛べやしねぇ。 確実に何処かで治療をするはずだ。
この前来たアイツ、色んなとこにも触れ回ってたんだろう? なら確実に……俺たち以外にも狙ってる奴がいても、おかしくねえ。
(鬱蒼と茂る樹木の海へと視線を廻し、暗闇の彼方へと意識を移し)
注意警戒は三割増で頼むぜ……? 狩人が射殺されちゃ笑えねえからな。
……行くぞっ!
(足早に土を踏み締め、木間を縫うように走り出す。 共に) --
ファング
2009-06-24 (水) 22:18:15
(令呪の力。カッと目が赤く光った。炎が翼を、4つの宝具を包み、森が一層明るく照らし出される)
……はいッ、もちろんですマスター! どうか心安く…お任せください!!
♪母なる大地を… 母なる大地を讃えよ ほめよ讃えよ土をーーー!!♪(大地を讃える歌、森が急成長を始めた)
(森がそのまま襲うのではない。次から次から物量が生み出され、セイバーを押し返さんとする)
(そして、自身は逃げる。避けてくれる木々を縫って、奥へ。自分達の巣へ)
--
サラ
2009-06-24 (水) 22:23:24
このまま傷の治療もせずに抱えて飛べば死ぬ。(どこか自嘲的にすら見える笑みを浮かべて)人間はね。
あんなことを……(歯を食いしばり)自身の戦いの認識の甘さを他の参加者にも言っているなら!
こんな結末も見えていたはずだ!!(苛立ちもそのままに語気を荒げ)……分かっている、枝一本ファングに届かせはしない。
ああ……!(ファングと並走してサラを追う。前へ、前へ……「結末」に辿り着くために)
はあぁ…!!(両手に紫の光芒が収束し、破壊のみを目的とした魔の篭手を作り出す)
血肉求め顕現す妖貴の御手!!
(走りながら薮を刈るかのように道を埋め尽くすように立ちはだかる木々を円筒状に刳り貫いていく)立ち止まるな! 必ず払う! --
セイバー
2009-06-24 (水) 22:29:31
(生まれては薙倒される森の音が聞こえる…)
追って、くるわね…… ぐっ もっと……もっと早く… 家に………
(サラに向けた手をだらりとたらし、それでも視線だけはきつく据える)
必ず…逃げるの……逃げて…逃げるの……
(誰よりも自分に言い聞かせる) --
シャルテウィヴェル
2009-06-24 (水) 22:37:06
(主の手を取った。目まぐるしく動く森とは対照的に、穏やかに、語りかける)マスター、大丈夫です。大丈夫…、私がお守りします。
♪雪が解けて 川となって 山を下り 谷を走る♪(体を包むほど大きくなった炎が散る。森の雪をとかし、土に混じる)
♪野を横切り 畑を潤し 呼びかけるよ 私に ホイ!!♪(水を含み重さを増した土砂が、濁流のごとくセイバーに襲い掛かった)
(片方の手は取り合い、片方の手は相手の背に回し、抱きしめて、さながらダンスを踊るように飛んでいく)
--
サラ
2009-06-24 (水) 22:48:26
――この綺麗な森のこと、嫌いではなかったよ。(土砂を前に諦観にも墓前の謝辞にも似た言葉)
ファング! 君の魔力を借りる!(妖魔の小手を胸の前に合わせ、ゆっくりと開くと両手の間に暴風が生まれ)
まだるっこしいことをしては取り逃がす!(暴風は
狂嵐
(
テンペスト
)
ほどの力を少女の手にコンパクトに収め)
妖魔の力、私が劣るとは言わせない…
スプレッドブラスター!!
(掌の嵐を眼前に迫る濁流へ叩きつけ)
ふふふ…(それは嵐に河川が抉られることと同じ――ただしアセルスを起点とした扇状に薙ぎ倒され、荒廃する森。規模は比べ物にならない)
私のマスターは無傷だ。遠慮なく魔力を使う。しかしサラ……君は自分の身を削って何度足止めができる? --
セイバー
2009-06-24 (水) 22:52:57
が……っ!!
(腹心奥深く、力任せに何かが引き摺り出されるようなその衝動)
(血統故に、他の魔術師とは一線を画す総魔力量。それを持ってしてでも、捻り返されるようなこの反動)
こりゃあ、おいそれと使えねぇなあ、おい……。 (傍らの巨木を殴りつけ、ふらつく体を無理やり正す)
(目前には荒々しくも一筋の道が作られた。
視界に映るのは……
) --
ファング
2009-06-24 (水) 22:59:06
サラ……
(セイバーの言葉が耳に入ってくる 体中痛まない所などどこもないが、確かに自身の魔力をサラは使っていないことだけはわかる)
魔力を…私の魔力を使いなさい…! どうせ逃げ切れなかったら…終わりなのよ、さあ!!
(心優しき鳥をひどく傷つけるであろう行為を強要している…そんなことはわかっているが、それをせずして勝てる相手ではないと、音が、空気が、伝えてくる) --
シャルテウィヴェル
2009-06-24 (水) 23:06:02
ハァッ……あアぁぁぁああああッ……!?(追っ手の姿が見えたことより、抉られた森の姿に心を抉られる)
ああ……大丈夫、大丈夫ですよ…。貴女様の、お心を頂きました。私は戦えます。私の、戦いを。戦わぬ戦いを……!
(荒い息は整いきらない。しかし次の歌をまだ歌わんと、大きく息を吸った。炎が目に見えて弱まる)
--
サラ
2009-06-24 (水) 23:12:22
立ち止まるなファング。文句なら後でいくらでも聞く。今は血肉を削ってでも二人を追うよ。
サラ!!
(強く声を張り上げ)私は戦いに対して不敬だったか?(以前放った言葉と同じ台詞)
自分の命を削ろうと! 余力のないマスターの魔力を吸い上げようと! 追っ手を傷つけ、逃げてみせろ!!
荒れた森はすぐには戻らない。このまま温く逃げても振り切れない。私にサラの「戦い」を見せろ……ッ! --
セイバー
2009-06-24 (水) 23:18:48
(サラは、あるいは、気づくことができるかもしれない。森の中に、入ってくる気配を。今は遠い場所に) --
アーチャー
2009-06-24 (水) 23:59:17
あんたの……得意な守りさえ、そんなばてばてな状態じゃ……できないんでしょ…… いい、私だけ生き延びるのも…サラだけ生き延びるのも…意味のないことよ、揃って生き延びるの……!
戦っているのも…サラだけじゃない、私だって…戦えるの。 ヤワなマスターではないと、先月言ったはずよ……!
(サラの顔をしっかりと見据え、血塗れた手をサラの頬に添える) --
シャルテウィヴェル
2009-06-25 (木) 00:45:52
AH−−−−−−−−−−−−−−−−!!
(決して人を傷付ける事のない、音波の圧力が輪を描く)
貴女様はァッ!! 真っ直ぐひたむキに!ヒュッ…戦イをガッは…ゲホッ!ぐぅ……ヒュッ…貴女さ…讃エますッッ
ヒュッ…
見えまセんかあああッ!!!!
(赤が、赤い目から散る。赤い視界、しかし力強い羽ばたき、揺るがない軌道。逃げ続ける)
(突然、炎がまた目に見えて弱まった。憎々しげに顔を歪めた。遠いアーチャーの行く道を、残った森が遮らんと固める)
(憎んでいるのは、他の誰でもない、自分自身。しかしその顔が、微笑みに溶けて変わる)マsタァ……ヒュー…
いいエ、ヒュ…貴女サマは戦ってッ…おいで……そのような大きな、傷!共に、戦イッ、生き延ビmしょウ…ッッ!!
--
サラ
2009-06-25 (木) 00:57:41
これは……音の奔流…!?(前へと進む歩みが止まる)
サラ……!(覚悟を見せろ。その意味で言葉を紡ぎ…そして今、彼女の覚悟に圧倒されている)
(違う。音の奔流と共に響く、ヒビ割れ荒れて揺れるサラの声に心を縫い止められ)……!?
(気がつけば歌に阻まれ棒立ちのまま一歩も動けず)私は……私は…! --
セイバー
2009-06-25 (木) 01:10:59
(森に足を踏み入れて間もなく、行く手を遮られた。顔をしかめれば、空を見る。目印にしていた闇照らす光が、目に見えて弱まった。炎の、灯りが)
ここを訪れただけでも、十分手伝いにはなったか……だが。
(手に弓、手に矢、空に向かって構えれば、一つ打ち出す。狙うのは容易い。自ら、その位置を示している、――サラ) --
アーチャー
2009-06-25 (木) 01:14:15
クッソ……! セイバー、何だこれは……ッ!! (不可視の重圧はその細身を押し潰し、草の絨毯へと捻られて)
(地面へと爪を立て、這いつくばる身体を懸命に押し上げようとも叶うことはなく)
クソッ! 動けやしねぇ……ッ!! クソ……ッ!! (荒廃した森林に、怨嗟の声が虚しく木霊する……) --
ファング
2009-06-25 (木) 01:20:56
(森の中をかけていた猫・・・矢を目撃)「・・・アイツッ」(一瞬迷い、二人の元へ向かうことを優先する) --
アサシン
2009-06-25 (木) 01:21:23
(ドスッ。よもや「サーヴァント」の矢が、これほど弱った者を外すはずが、万に一つもあろうか)かッ……
(音がフッと弱まる。今まで時が音によってすすんでいたかのように、静かに、落下を始めた)
--
サラ
2009-06-25 (木) 01:24:24
(鈍い音。 次いで、弱まるサラの音。 そして落下。)
(一体何が起きたというのだろう。 セイバーが追ってきて斬り付けた気配はない。 サラに、何が。)
(迷い考える暇もない。 分かるのは弱ったサラと共に落ちていくことだけだ。 私に出来ることは−−−−−)
………
しっかり、しなさい!!!!!
(令呪を、使うことだけだ。) --
シャルテウィヴェル
2009-06-25 (木) 01:31:39
ファング! く……! 私が前に進めない以上、ファングに無理をさせるわけには……!
(サラの姿が静止する。一瞬血が吹き出て滅びに向かう退廃の歌声がとまり――落ちた)
なんだ。何が起こった。狙撃……だと…(血が吹き出た方向、矢の角度を見てその方向へ魔眼を開く)
誰だ……サラも! サラの大切な人も! 奪っていいのは私だけだ! この戦争の中でサラの憎悪は私だけのものだったのに!!
(指向性なくば森を覆いつくすほどの憤怒と憎悪を魔眼は放つ。ただ――矢が放たれたであろう方向へ)
サラ!(落ちた友人の元へ駆ける。その表情はサーヴァントであるセイバーではなく、アセルスという弱さの発露)サラ、サラ!! --
セイバー
2009-06-25 (木) 01:34:25
(遠くより届いたかすかな響きが、途絶えた。だが、その時、既に姿はない。命中したかどうかの必要など、不要。撃ってすぐに、去っている)
(当たっている。間違いなく。弱った相手なぞ止まった的に等しい。魔眼の力は、虚空を抜けるばかりだった……) --
アーチャー
2009-06-25 (木) 01:38:00
(炎がカッと灯り、バサリ、舞い降りた。いつも友人を訪れるそのときに、空から舞い降りる仕草そのもので。セイバーの前に)
はい……マスター。(顔を上げた。清々しい顔。 そしてセイバーの…本来セイバーのそれであるべき顔を目にする)
(口が、勝手に歌を紡いでいた)♪ひとときけがれなく ふたときえがお みっときみとれて よんときはなよめ ごときでしあわせ♪
………笑ってください、「高貴な方」。私の戦いと、貴女様の戦いは、まだ終わってはおりません(可愛い悪戯をしたあとのように、笑う)
(そしてその悪戯が見つかった子供のように、バッと逃げ出した)
--
サラ
2009-06-25 (木) 01:46:01
そうよ……それで、………
(いいのよ、と言ったはずが言葉を邪魔するように口の端から血が溢れる)
(サラの歌を子守唄のように聴きながら、その腕に抱かれている) --
シャルテウィヴェル
2009-06-25 (木) 01:51:14
今のはなんだ……乞食鴉のサーヴァントか? 誰だ…誰だよぉ……!!(激昂のままに森へ怨嗟と怒りを広げ)
あ……ああ…(目の前に舞い降りたサラの歌――それはアセルスが彼女の髪を櫛で梳いた時に歌った数え歌)
そんな……ズルいよ、サラ…こんなこと。(殺意を込めるだけだった深紫の瞳に溢れる…涙)
!!(ファングに見られないように袖で乱暴に眼を擦り)追うよ、ファング! まだ終わってない! --
セイバー
2009-06-25 (木) 01:56:38
(シャルテウィヴェルの、血の流れた……穏やかな顔。抱きしめ、歌うは奇しくも彼女の国で書かれた賛美歌)
(神の、命への恩寵を讃える歌を、命を司る神鳥が、命を削って歌い上げる。転生の炎が散り、森が蘇る)
見てください。 見せてください、貴女様の戦いを!!(森が、セイバーに襲い来る)
--
サラ
2009-06-25 (木) 02:08:48
わーってるよクソッタレ……! (土埃を払い除け、千鳥足を正しながら頭を掻く)
(その姿は遠目に見ても、疲労困憊といった様。膨大な魔力の消費と、肉体的疲労、外的干渉、理由をあげればキリはない)
あいつら、これ以上何処まで行くってんだよ、クソッ。 アンタは飛べたりしねぇのかよ、まったく。クソ。めんどくせえ……ッ!
(声を荒げながら、再び標的を追い始める) --
ファング
2009-06-25 (木) 02:09:19
私に翼はない。似合うとも思わない。さぁ、女に抱えられることになりたくなければ走って。
(何の特殊な力もない長剣で迫る枝を、根を、大樹そのものを切り払い)魔力もそう無駄遣いしていられない…か。
(人間大の道を切り開くとファングと共に駆け抜ける) --
セイバー
2009-06-25 (木) 02:16:55
(遠のく意識と同様に、サラへの魔力供給が減りつつある)
………
--
シャルテウィヴェル
2009-06-25 (木) 02:26:02
(切り開かれた道の先、見えた。飛びながら、賛美歌を紡ぐ鳥、眠るような少女、そして、彼女達の帰るべき家)
(魔力の供給が減っていく。高さを保てずに落ち、地に足が着く)
(…走り出した。普段走ることなどしない足で、地を蹴って、歌いながら、家はもうすぐそこに)
--
サラ
2009-06-25 (木) 02:31:10
(強靭な肉体を持つセイバーも疲弊し、余裕なく走り続け)
(ついに辿り着く――そこは森の奥深くにある建物。シャルテウィヴェルとサラが逃げ続け、辿り着いた場所)
……これは…ここを目指して…サラは……(呼吸を正し)…行こう! --
セイバー
2009-06-25 (木) 02:40:47
(距離がみるみるうちに詰まっていく。家との距離、そして、セイバーとの距離)
--
サラ
2009-06-25 (木) 02:45:28
(追いつき、大声でなくとも届く位置へ)サラ……もうやめよう。
私はもう泣かない。情に絆されはしない――(からからに乾く喉)君たちを斬る。 --
セイバー
2009-06-25 (木) 02:48:45
(歌が聞こえる。)
(生まれてからずっと聞いてきた歌。)
(もう二度と聞きたくないと思っていた歌。)
(神を讃える…賛美歌。)
………♪
(あんなに嫌だったのに。 覚えている。 口から零れる微かな旋律。)
どうして…私には……力がないの… どうして……私には…聴こ…ないの……… 神様なんて… 大…い………
(ふわふわと浮かぶ過去の記憶には何一ついいことなどなかったのに)
………♪……♪
(遡る記憶、そして、聴こえたのは――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――)
――――――――――――――――ああ。
……聴こえる。 聴こえた。
(夢現から目覚めるように少女はぱちりと目を開く)
(そして凛と響くセイバーの声。)
(歌うサラにそっと笑いかける いつもわがままを嫌な顔一つせず聞いてくれた顔 サラは私を見ているだろうか もう、視界は…………)
(きっとサラは私を見ているのだろう 木の上で、大らかに歌うときと同じ笑顔で。 随分と疲労させてしまったから傍目からは美しく見えないのかもしれない、それでも最上の笑顔で)
さよならね。 いいえ、あなたは、サラは転生を司るフェニックスだもの 暫しの、別れよ。
行きなさい。
(決して逆らうことの出来ない強制力、最後の令呪を持って この場から離れることを命ずる) --
シャルテウィヴェル
2009-06-25 (木) 03:07:17
(少女を抱えていては、避けることなど叶わない。庇うように抱きしめたつもりが、なぜか、身軽になった)
マスター…? ……マスター…、マスター、……マスタあああああああッッ!!
(一人ならば、セイバーの剣も避けられる。そして剣が届かない暗闇へ、空へ。飛び立った)
--
サラ
2009-06-25 (木) 03:13:14
……いいのかい。令呪を使ってこの場から逃れられる「奇跡」に縋ってみなくても。
確実にサーヴァントを逃がすために使うなんて。(深緑の髪をかきあげると腰から長剣を抜き)
優しきサーヴァントを持った優しきマスター。(剣を構え)最後に名を聞こう。
こちらからは真名を名乗ることも出来なくて申し訳ないけれどね…… --
セイバー
2009-06-25 (木) 03:19:51
(セイバーを見る 気高く、誇り高い剣士の姿が、見えた気がした)
(這出る血液を無理に飲み込み、最上の王族の形式に則り名を名乗る)
……………我が名は… シャルテウィヴェル・シェリー・ティルオラフィーネ。 神々に愛されし国、ティルオラフィーネ神聖国第一皇女……
(ただそれだけ言うと祈りの姿勢を取った 祈りは、サラのために。) --
シャルテウィヴェル
2009-06-25 (木) 03:26:59
……。(落とした視線をセイバーへと向け直し、交わらせたのは幾秒か)
(やがて瞼を落とし踵を反す少年は、眼鏡を整えた指先をそのまま、横へと腕を伸ばす)
……やれ。(ぐるり手首を翻し、溜息混じりに号令を) --
ファング
2009-06-25 (木) 03:33:05
(戦闘のために織られたドレスを身に纏った少女は王女へ敬意を示す騎士であるかのように剣を高く掲げ)
(一瞬とも永遠ともつかぬ祈りを捧ぐ王女へ剣は振り下ろされた) --
セイバー
2009-06-25 (木) 03:33:40
(周囲を覆う豊かな森が消え、ただそこには、皇女を守るための家が一件ぽつりと残った――) --
2009-06-25 (木) 03:37:59
【森から数km地点】
(弓兵の目はそれを確かに捉えた。以前に見た火の鳥の女……それが傷を負う少女を抱えて、森の中へ急ぐのを)
あれは……くくっ、そうか……。
(笑み。偽らざるほくそ笑み。足は高台へと向かった) --
アーチャー
2009-06-24 (水) 21:36:36
【高い建物の屋上】
(顔には覆面。狐の力もってして、その下を人の顔とし、手足もまた人のものへと変化させる)
(森へと目を向ければ、2人へと迫る一つの姿……サーヴァント。風体からして、セイバーか、ランサーか……バーサーカーというには理性的が過ぎる)
……俺が行くまでもなかったかな。だが……(虚空よりいずる、弓)手伝いくらいは、してやろうか。(覆面の下、笑みは、邪) --
アーチャー
2009-06-24 (水) 21:43:12
(虚空より、いずるは矢。朱に染まる異相。弓兵の業に、狐の力。狐火のこもりし火矢。効果の程は――あまり期待していない。今は冬、青々とした森、まして相手は火を纏うもの。おまけで副次の効果……延焼すればしめたもの。そうでなくとも、構わない。威嚇こそ本来の狙いだ)
始まったか……
(狙い済ます目は、更に鋭く。追走劇の始まりを捉えた。手始めに、1本。サラの向こう、逃げうる方角へと。存在を示すように) --
アーチャー
2009-06-24 (水) 21:54:59
(森へと疾駆する桃色の影)(ヤバイ、ヤバイヤバイにゃ・・・ん、アレは・・・)(火矢を放つアーチャーを確認し)
「ザ...おい、狐・・・そこで何してるにゃ・・・」(声をかける) --
アサシン
2009-06-24 (水) 21:58:14
(ふと聞こえた声に……振り返らない。語り口、猫か。ならば匂いを持って知ることも叶うだろう……それでも、
身分詐称
のスキルはアーチャーがサーヴァントであることを悟らせない)
(ここで振り返れば、自身が狐であることを認めるようなものである。只管に、無視。大げさにため息をついた。天を、仰ぐ) --
アーチャー
2009-06-24 (水) 22:01:20
「・・・『リンク・リング』・・・」(後ろを向いたままでは何をしているか判らないだろう)
「・・・アンタ、アホにゃろ?此処は街中、あっちは森、其処に火矢を放ったんにゃよ?・・・どう見ても不審人物にゃろうが・・・」
「・・・見た感じサーヴァントじゃ無さそうにゃね・・・でも、感じるにゃ、匂い、その匂いは殺しの匂いにゃーよ・・・アッチにはアタシの友達が居るんにゃよね〜?・・・教えてくれにゃい?誰を狙ったんにゃ?」 --
アサシン
2009-06-24 (水) 22:07:06
(天を仰いだまま、天を指差す。その先には、昼であろうと、夕時であろうと、夜であろうと、見えるときには見えるもの……月を)
月を……くくっ、冗談だ。
(声も、本来のものではない)
いかにも、俺は堅気のものではないな……それにしても、なぜ、火矢と思う。ただの、朱塗りの矢ではないか。今はただ、空飛ぶ鳥を仕留めてやろうと思っただけのこと……。(空翔る、一段を指した)
とはいえ、それは不注意だったな……謝らせてもらう。 --
アーチャー
2009-06-24 (水) 22:14:16
「なぜそう思うか?・・・簡単にゃね、アタシはね、猫だから色が判らないんにゃよ!」(二つの宙に浮く指輪がスィーっとアーチャーを遠目に囲う様に回り込んでくる)
「アタシ、急いでるンにゃよ・・・でもこの引っ掛かりを放置しちゃいけない気がするのも確か、アンタがただの一般人なら・・・ゴメン、先に謝っとくにゃ」
「ホトケに謝ってもしょうがないからにゃ?」(ブゥンと左右斜め前、後方の3箇所から音が出始める) --
アサシン
2009-06-24 (水) 22:23:28
(そこで、初めて振り返った。覆面の下、目を丸くして)これは驚いたな……ここでは珍しくないと聞くが、見るのは初めてだ。
(自分を取り囲む指輪が、視界に移った。明らかな、焦りの表情。それも、最後の言葉に、怯え)
な、なにをするつもりだ!?
(疾風迅雷。
逃走加速
。特性上、相手へ向かう事は出来ない。体勢を変える動作も見せず、背後の森へ、弾かれるように駆けて行く) --
アーチャー
2009-06-24 (水) 22:35:07
「ッチィ!!」(猛烈なバックダッシュによってラジオと二つの指輪、その三角の範囲から逃れた彼には。自分が危うく電子レンジの中に入れた卵と同じ状態になっていたとは判らないだろう)
「・・・丁度いい、アタシもそっちへ・・・」(かりりっと何かを齧る音)
「行くところにゃよ!!」ウォォオオオオォオオン!!(ラジオを提げ、桃色の体毛を持つ
大型犬
が宙に浮く指輪を伴って追いかけてくる) --
アサシン
2009-06-24 (水) 22:41:12
(追っ手がある限り、
逃走加速
の力は持続する。例え、それがどのような体勢であっても、疾風迅雷の速度を変えることはできない。後ろ向きの走行)
(徐々に森とは違う方向へ走りを変えて、手に弓、手に矢。番えれば追っ手へと打ち出した。1射、2射、3射。)
面倒なことになったものだ……
(朱塗りの矢。紛れも無き、火矢。街中であろうと、構いはしない、燃え上がり、くらませてくれるならば、素晴らしい) --
アーチャー
2009-06-24 (水) 22:46:31
(ッチ、そのままずっこけてくれりゃぁめっけもんにゃのに・・・・・・方向をずらしてるにゃね・・・!弓か・・・)(引き絞る弓に対して直角に回避行動、そのまま森の方角へ)
(指輪を一つ咥え、バスッとラジオを高速で打ち出す・・・それはアーチャーの真横を通り・・・)
「...ザ...次は、無い・・・」
(そう告げると後はけたたましいサイレンを響かせ、周囲の住民に呼びかけながら疾駆する犬を追いかけていった・・・) --
アサシン
2009-06-24 (水) 22:57:16
(どうやら、自分を追いかけるのはやめたか。その動きが告げる。追いかけっこはここまでのようだ)
(過ぎてゆくラジオから聞こえた声に、覆面の下でにやと笑んだ。それも、サイレンとなればやかましさに顔をしかめ)
やれやれ……
(路地の闇へと消えていった……………………………………?) --
アーチャー
2009-06-24 (水) 23:00:41
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Last-modified: 2009-06-25 Thu 20:33:40 JST (5598d)