ヴェストラ家出身 レコ 372378 Edit

ID:372378
名前:レコ
出身家:ヴェストラ
年齢:17
性別:
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前職:
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理由:
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状態:
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方針:
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難易度:
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信頼性:
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その他:ステータス/戦歴
活動時間大体19時帰還。以降不定期。0時頃に離脱
土曜夜は制限無し
状態
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ハロー、ハロー、ハロー、気分は最低かい?


デカブツの次にグリフォンたァ、我ながらツイてねェ
大抵の連中は、鳥に啄ばまれる虫けら見てェに、どてっ腹をブチ抜かれてくたばったさ
俺はあわやと言う所で逃げ出した。敵前逃亡って奴だ
覚えている限りで、人生二度目
クソ気に入らねェ… 俺ァコボルドロード何ぞより、遥かに強くなった筈だってのに

そんなこんなで、這々の体で街の傍まで辿り着いた時だ。あの野郎に出くわしたのは

最初、あの野郎は全く気付いている様子は無かった。だが、俺は気付いちまった。俺の故郷を襲撃し、俺の額に×字を刻ンだ野郎だって事に
大分歳は喰っちまってたが、見間違いじゃねェ。年寄りだろうが御構い無く、俺は棍を打ち込んだ

野郎は泡食った様だが、がっぷり受止めると、何者だと抜かしやがる。だから俺は額の傷を見せ、ご丁寧に自己紹介してやった。忘れたたァ言わせねェ、と

ようやく気付いた野郎と俺は、その後幾度か打ち合った。仕事の後で疲れちゃいるが、爺に遅れをとる俺じゃねェ
得物を交えて幾度か目に、俺は棍で野郎を岩に釘付けにしてやった

岩に凭れて息を荒げる野郎に、俺は言ってやった。俺を認めるかってな
こいつにお前は強ェって言わせる為だけに、俺は此処まで戦って来た。その為だけに、全部放り投げて…
だが野郎は…認める所か、詰めが甘ェとまた俺を侮りやがった

…まァ、その通りだったかも知れねェ。御蔭で、一瞬呆けた隙に、野郎が隠し持ってた小剣で、腹ァ抉られちまったからな

腹から入った剣が、内臓をブチ抜いて、背から突き出る感覚。そう味わえるモンじゃねェ
御礼とばかりに、俺は野郎の頭をスイカ見てェに砕いてやった

野郎の小剣を引き抜けば、足早にその場を離れ様とする
何しろ街道沿い、街も目と鼻の先と来た。何時衛兵に取り囲まれたっておかしかねェ
だが、どうにも俺の体は言う事を聞いちゃくれ無かった。よたよたと数歩歩くのが精一杯。ザマァねェ…これが俺の求めた強さの到達点か?

どたどたと足音高く、何者かが俺の周りを取り囲む。まァ、衛兵隊だったンだろうな
だが、この時の俺の目は、もう碌に見えやしなかった。唯、何だか影見てェな黒い人形が、俺の周りをゆらゆら揺れていた

あァ…アイツに見えてた幻覚は、こんな感じだったのか?
一人ごちて思い出す。俺が生涯、唯一度、本気で救いてェと思った…女
結局救う事も叶わずに、アイツは行方を晦ました
せめて、もう一度…この手で抱き締めてやりたかった、何て思ったのは俺らしかねェかな?

碌に見えもしねェが、長年の経験と勘で、幻覚染みて見える衛兵共を薙ぎ倒す
だが、深手を負った体がそう長い事持つ筈もねェ。俺は直ぐによたよたと膝を付いた
何て情けねェざまだ? これじゃ先にくたばったあの野郎に笑われちまう

脳裏に浮かんだあの野郎…傷顔のベリタス
この街に来て初めての頃、最初に遣り合った、ある種のバケモン
何時かブッ倒してやろうと思ってたが、思い残す事も無さそうに、とっとと逝っちまいやがった
向こうに着いたら一発、ブン殴ってやらなきゃな
あの野郎みたいな力があったなら…俺は何かを変える事ができたろうか?

膝を付いた俺を取り囲んだ衛兵共は、各々好き放題に俺をブン殴ってくれやがった
だが、最初の深手の御蔭で、殆ど感覚を失っちまった俺には屁でもねェ
槍でも鉄砲でも持って来やがれ、とか思っていたら、衛兵に両脇をがっちりと固められ、真正面に長槍ぶら下げたうすらでかいのが現れやがった
どうやらトドメをくれる気らしいが…
俺の目は、その長槍野郎の後ろ、騒ぎを聞き付け集まった観衆のも一つ後ろ…騒ぎは気にも留めず、ダチと笑い合いながら街へと歩いて行く奴を捉えていた
碌に見えもしない筈の俺の目に、はっきりと映ったその笑顔。アイツを思い出させて仕方無かった

ミトリ。この街に越して来てから初めて会った獣人
俺なんぞとは大違いの、健気に、真っ直ぐ生きてる奴
正反対だってのに、俺様のダチだとよ? 勿体無いなんてモンじゃねェぜ?
俺もアイツ見たいに、健やかに真っ直ぐな生き方を選んでいたなら、何か違っていたろうか?


だが、全ての思いは否定された
そう、拒絶さ



拒絶!


拒絶!


拒絶!






衛兵の槍が、一度穴を穿たれた俺の体をもう一度貫く
流石の俺も持ちゃしねェ。目の前は真っ暗、意識も泥沼に沈む見てェに失せて行く

その後、街道沿いで、はぐれコボルドが人を襲って衛兵に処理されたってェ小せェニュースが街を賑わしたが、俺ァ知ったこっちゃねェ
そのくだらねェニュースも俺も、直ぐに忘れられるさ


BGM Nirvana - Smells Like Teen Spirit

http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst051022.png <もう聞えやしねェ Edit


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ルビふり: &ruby(此処にルビ){此処に文};
強調  : ''''
小文字 : SIZE(文字サイズを数字で){此処に文}


直せ!

お名前:
  • そういえば長いことレコの事を見てないねアイスニャン
    どこか他の街に行っちゃったのかなぁ・・・・ -- トール? 2010-03-01 (月) 20:09:25
  • (街道沿いに花を沿え、祈りを捧げる獣人が一人)
    …何か理由があったんだよね…喧確かに喧嘩っぱやかったけど、芯はやさしい子だったもん…そうだよねっ?
    や、やだなぁ、レコっちは…すぐ……頭に…血が……のぼるんだからぁ……(消え入りそうな声で泣いた、失ってしまった友を尊んで、ただひたすら涙を零した) -- ミトリ 2010-03-01 (月) 19:54:08
  • しばらく前に聞いた街道での事件……まさかそうなんだとは思いませんでした……だって、レコさんは優しくて立派な冒険者で……
    来るのが遅くなってすみませんでした……どうか、どうか安らかに……安らかに…… -- アルセナ 2010-02-25 (木) 02:02:02

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生い立ちを詳しく Edit

コボルド。ゴルロア地方では極有り触れた怪物の代名詞の一つ。
初級の冒険者にも依頼が回って来る程、然したる脅威では無い。
が、優れた統率者、コボルドロード等が一群を率いている場合、その限りでは無かった。
彼、レコの居た群れも、そうした統率者に率いられ、縄張りに足を踏み入れる者
近隣の集落、通りすがりのキャラバン等を襲撃し、その土地の所有権を主張していた。
元より彼等が住んでいた土地だとしても、人に危害が及んだ場合、さも当然と出されるのは討伐依頼である。

腕の良い冒険者達が集められ、思いの外あっけなく、彼等の集落は壊滅させられた。
唯一匹を除いて。

ある冒険者が、集落の奥に居た、まだ幼いコボルド目掛け、剣を振り上げた。
傍にいた一人の冒険者がそれを止め、剣を振り上げた冒険者にこう言った。
「そいつはまだ幼い。脅威にはなりはすまい」
それから剣を止めた冒険者は、手にした剣で、生き残りのコボルドの額に×字を刻み
その傷が消えぬ間は、二度と人里に近付くなかれと言い残し、仲間と共に集落を後にした。

かくして、幼かったレコは生き残った。

傷と共にレコの心に残されたのは、仲間を殺られた事への恨みでは無く、弱さ故に生き延びた己への恥。
故に彼は、嘗ての集落の長の如き力を得て、彼を見逃した冒険者を見返す事のみを胸に、集落の跡を旅立った。それが、七年前の事…。

長い旅の後、レコはとある街へと辿り着く。

身体的特徴など Edit

・殆どのコボルドがそうである様に、背が低い(150〜155前後)
・爪に麻痺毒を持つ。効きは早いが、効力は低く、ほんの僅かな時間のみ
・見栄を張って、酒場には剣を携行していると報告しているが、実際使っている得物は唯の木の棒
・剣術、体術といった技術は微塵も持ち合わせてはおらず、かなりのラフファイト

強者の条件 Edit

「心が折れないことだ。最期までしぶとい野郎が…勝つ。」 - ベリタス
「諦めない事…ムリかも、って言う前提を懐疑して、前提を壊す事が…大事」 - イーリィ

何処見てやがる! Edit

ベッド下のこれくしょん


Last-modified: 2010-03-01 Mon 20:22:13 JST (5397d)