能力を一言で説明すると「相手の感じた感覚を定着させる」ことである 例えば火の魔術で火傷をさせるた瞬間にその感覚を定着させればずっと火傷の痛みと火で炙られ続ける感覚が定着させられる。
転びそうだ。という感覚を定着させられれば、延々と転びそうな不安定感を感じ続け、身動きが取れなくなる。それどころか空中で延々転がり続けることとなる。
落ちるという感覚を定着させられれば、立っているままに落ちる。落ちるという感覚が定着し続け肥大化し続けた結果 空に向かって落ちたり、横に向かって落ちるという物理法則を無視した事象すら起こせる
効果範囲は六夏を中心に広範囲に渡る(凡そ200mほど)発動中は雨が降り、速度も雨雲が広がる速度に準ずる 雨に濡れた対象ならば六夏の意思で感覚を定着させたり解除したりが可能
異能に目覚めたと認識したのは一年の夏、六夏は休日明けの月曜日が嫌いだ。いつも憂鬱で、そして雨が降る。 いつもいつも月曜日には雨が降る。そしてその憂鬱な気持ちが六夏の周りの雨を触れた人間にも定着し続けのだ。
そのあとある事件をきっかけに異能を認識し、そして意識して操れるようになる。ただし彼女はあまりこの異能を話したがらず使いたがらない 今、月曜に彼女の周りで雨が降り続ける事は無い。
|