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『PMCベスパタイン』
◆『PMCベスパタイン』|◆ビジル・ベスパタインについて|◆個人年表|◆//|

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| | 行動パターン
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ビジル・ベスパタインの行動範囲(数字が大きくなるほど非日常的) | 0 | 中央区:黄衣財団 | 所属する商人から依頼を受けている。 | 1 | 区外:冒険者ギルド | 冒険者ギルドから依頼を貰っている。そう、彼は派遣冒険者なのだ…… | 2 | 南区:幽霊アパート | 正体不明のアパート状構造体。ここがPMCベスパタインの社屋である。彼は迷ったり、コーヒーを飲んだりしている。 | 3 | 中央区:商店街 | 買い物袋を小脇に抱えて、南区に繋がる大通りを歩いている。 | 4 | 中央区:商社 | 荷物の護衛、社屋周辺の警備、などなど。中小商社に雇われることが多い。 | 5 | 区外:町の外 | 依頼先でモンスターの討伐。漆黒の剣が戦場を踊る。 | 6 | 南区:夜中の街道 | 英気を養うため積極的休養に出ている。散歩である。 | 7 | 北区:修理工場 | まれに北区に赴いて、ガラクタをあさっている。 | 8 | ○○区:?? | 5つの区域を渡り歩き、どこかしらで注意深くあたりを見回して、何かを探している。 | 9 | ??区:?? | 普通の街角に、機械構造体の平面部に、樹齢を重ねた樹の幹に、夢街の中にぼんやりと、木造瓦葺きの町家に、 ニス塗りの開き戸がある。開くと……。 |
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『PMCベスパタイン』について †
 | 『PMCベスパタイン』 |
所在地 | 界境街南区『幽霊アパート』 |
営業時間 | 開/日の入り〜閉/日の出 季節によってずれこみあり。 |
定休日 | 月曜日 |
業務内容 †
- Private Military Company:民間軍事会社
- というハッタリを利かせているフリーの傭兵である。
- 兵員の派遣と指揮、施設警備や個人の警護などが基本的な業務内容とされているが、あまりにも人員が少なすぎるためできるのは傭兵としてどこかの穴埋めにまわる程度である。
- 冒険者としての依頼をこなしている姿がたびたび見られるが、これは冒険者ギルドから人数の不足分を補うために雇われているため。
そう、派遣冒険者である。
- どちらかというと教会より財団のほうから依頼を回されることが多い。
幽霊アパート †
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金貨200枚で投げ売りされていたものを購入。
- 外観
- 年季の入った3階建て1フロア4部屋ぐらいの中近代風の建物。屋上がある。
- 内装
- 適度に古びた時代がかった家具が置いてある。
今どきの中央区は電灯ぐらいなら見ることができるが、ここは完全アナログである。
- ひととおり必要な部屋は揃っているものの、そこに辿り着けるかどうかは社屋次第。
アパート自体が幽霊と化している。 外観からは考えられないほど広かったり狭かったりする。日によってまちまち。 調子が良い日は迷路になる。 月の光を浴びると力が増すのか、満月ほど危ない。 あまりにも調子が良い日だと、ドアが見知らぬ場所に繋がったり、窓の外の景色が意味不明になったりする。
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ビジル・ベスパタイン †
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| | 三行
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- 禍々しい武具『ダークブリンガー』を携えている人間(苦笑)だぞ!
- 傭兵稼業、はじめました。
- 名も無き世界出身と言い張ってやまない。
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設定 †
- 容姿
- 体格
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- 小柄で細めの体格をしており、男性的な印象を与えない。
書き物をする時などは腕を晒すが、驚くほど色素が薄く体毛も全くない。 腕だけ見ると女性と区別がつかないほどの細腕で大剣や大ぶりの三叉槍を振り回すので驚かれる。
- 研磨されたかのように艶のある紫髪を、左側で括りつけている。ほどくと後ろ髪が肩甲骨にかかる長さ。
- 普段は腕甲をつけているので見えないが、爪が紫色である。
- 全体的に血の気が薄くてぼんやりしており、青白んでいる。
- 設定年齢21歳。歳より若くみえるらしい。
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- 服装
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- 青色でフード付きの裾長服を着ており遠目には術師然として見えるが、その服に馴染んでいる腕甲を見ると戦士のようにも見える。
- 肌は晒したくないようで、上下は長袖である。
- “魔刃”ダークブリンガーは普段結晶状にして待機してあるので、剣帯はつけていない。
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- 性質
- 日常
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- 超絶夜型で、東の空が軽く赤色に染まり始めただけで著しい眠気を感じる。
昼間に活動しているときはコーヒーをしこたま飲んで無理やり起きて頑張っている。徹昼である。
- あてもなく傭兵派遣会社を設立したり、かなり大雑把で行き当たりばったり。
普段の生活もまた似たようなもので、計画性というものが全く感じられない。
- ひとりきりでいると独り言が著しく増え、人前だとしどろもどろになったり噛んだり下手に言葉を誤魔化したり黙ったりと口下手になる。
要するに、コミュ障が頑張っている。
- 静かな場所に独りきりで篭っていることが好きなひきこもり体質なのだが、進んで傭兵稼業をやったり他人と関わろうとしたりしている。その真意は不明。
- コーヒーが好き。雨後の泥水のように苦いものが好き。
- コーヒーぐらいは淹れられるが、砂糖をたっぷり入れた甘い甘いコーヒーで一日を乗り切ろうとするぐらいには生活力がない。
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- 戦場
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- 一歩引いた場所で戦局を見据え、必要なタイミングで加勢へ向かう。理屈で戦うタイプ。
- 戦術立案の心得があるようだが実践的な経験が偏っており、小隊規模の戦闘では少し役に立つ程度。
- なにあいつ物騒な剣振り回してる。
- これまた剣術の心得があるようで、ダークブリンガーの5つの形態のどれも有効に使って立ち回っている。
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- プロフィール
- 名も無き世界出身
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- そう言い張る。が、身に纏うマナがサプレス特有のものに限りなく似通っている。
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- 職業:傭兵
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- PMCベスパタインは公式に登録された傭兵派遣会社である。
財団と懇意であり、たまに依頼を回されているが、専属契約を貰ったことはない。
- 位置づけとしては異世界側ではなく、召喚士側の人間。
- 冒険者ギルドは彼を「わざわざ面倒な手続きをして報酬の何%かをピンハネされてる不思議な人」と見ているが、変な人が冒険者になるのは日常茶飯事なので何も問題はない。
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闇を運ぶ魔刃 †
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サモンナイト2〜4に出てきた名も無き世界の召喚獣である。 物語中盤あたりから敵がやたら撃ってくるわりと射程の長い便利な攻撃魔法。暗闇効果つき。 召喚石の装備欄が余ったらとりあえず入れとく系のやつ。
魔法名 | 消費MP | ランク | 威力 | 射程 | 範囲 | 効果 | 距離/上段/下段 | 範囲/上段/下段 | 切り裂け闇傑の剣 | 50 | - | 16 | 4/2/2 | 小/1/1 | 暗闇Lv1/40% |
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- ビジル・ベスパタインの響友らしきもの。普段は召喚石の状態で手に収まっており、彼の意思で5種類の武器のかたちを取る。
- 大剣、剣、刀、尖槍、三叉槍の5つである。
- この武器は使用者の魔力をもって潜在能力を引き出し、基礎能力の底上げを行う。
- かつて名も無き世界から召喚獣として喚ばれていたものであるが、響融化にともなって召喚不可能になり、紆余曲折あって今はビジルの手にある。
- これは厳密には響命術ではないが、ビジルは響友だと言い張っている。
- 刀身には常に黒い霧のようなものが纏わりついており、意識してコントロールしなければそれは勝手に周囲へ広がっていく。
- 使い手から魔力を吸って黒い霧を出しているため、自発的に黒い霧を周囲へ広げることも可能。
- どんなに頑張っても最大半径10m程度。黒い霧は空気中のマナに触れるとゆるやかに分解されて自然消滅してゆく。
- 黒い霧は光を完全に遮断する。
- また、魔術や高エネルギーに触れるとそれを減衰させる性質がある。
このため、中に入っていると魔抗の効果があるが、減衰させるたびに黒い霧は消滅していく。
サモナイ個人年表 †
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サモンナイト外伝:ビジル・ベスパタイン年表 | 黄金歴 256 年 11 月 | 響融化による混乱に苛まれていた再開発区だが、住人・協会・財団との会合により象徴的にその騒ぎは沈静化された。 そんな折りに中央区広場で大規模な地場と時空の乱れが観測される。 「響融化の第二波か」と囁かれ少なくない人々の心中へ憂慮の念を湧かせた。 時空の歪みが頂点に達し、かつての“召喚の門”じみたものが空中へ出現し、大量の“何か”の落下が確認される。 それは、全てロレイラルの精密機械部品のようなものだった。 蠢く一つのものを除いて。 保護された“それ”は名も無き世界から来たビジルと名乗った。
【戦利品:界境街への片道切符、無数の精密ガラクタ】 | 黄金歴 同 年 12 月 | 「ここは……リィンバウム?」違った。全然違う。似ているけれど、似て非なるものだ。 唐突に放り込まれた世界は界境街と言う。ビジルは自分を保護してくれた団体、黄衣財団からそう聞いたし、街でも皆そう言っている。 「……これって、大変なことじゃないの?」響融化がガチの災害であると把握する頃には一ヶ月の刻が流れていた。 もはや、送還手段も探すことができず、この街で生きるか外へ出ていくか、または死ぬかのみっつにひとつ。そう知ったのもその頃で、「これから僕は独りで生きるのか」不謹慎な話だけれど、空虚な気持ちになるのと一緒にしがらみがなくなったような気がしてなんとも悠長に身の振り方を決めていた。 「よし、僕は独りで生きよう!」PMCベスパタイン、設立の決定である。黄衣財団も快く融資に応じてくれた。トイチで。
【戦利品:金貨2000枚】 | 黄金歴 翌 年 1 月 | ベスパタインのビジル、金貨2000枚抱え右往左往。自由に使えるお金抱えて彼は一体どこへ行く、何をする? 結論から言うと残りは片手に収まるぐらい減りました。 朝陽の輝きで眠気を感じるようにできている根っから夜型の彼は、夜鷹の誘いや夜鷹にならないかという誘いを拒否するのに忙しかったり、「コーヒーってこんなに種類あるんだ」と驚いたりするのに忙しかったのです。無情にも時間は経過し、非情にも金は湯水の如く掌から流れ出て片手に収まる程度、お情けもなく黄衣財団から取り立て。二進も三進も行かなくなりました。
南区の薄靄に惹かれて、文字通りのゴーストタウンを徨い、とある一つの物件にビジルは出逢う。 深夜の中に、入れ子構造になって更に夜があるかのような漆黒が目の前にある。身震いをし、屈みこんだ。 魂に封じ込められていた記憶が噴出し、喉奥から溢れてくる。嘔吐感が収まるまで半刻を要した。 塗装の剥げた扉のノブに手をかけると、そう、まさに、まるで自らを待ち焦がれていたかのように開く。 もう、何も見えない。 闇が揺籃となり、産れた頃まで戻されてしまうかのようで、喪失感に襲われる。孤独感に襲われる。郷愁感に襲われる。そして、睡魔に襲われる。 けれど、彼は産れた頃から根っからの夜型、ビジルだったのです。夜の闇と静寂が逆に彼を揺り起こし、覚醒させ、闇の中心部へと歩ませました。 「ダークブリンガー」この名に闇が集結し、結晶となり、ビジル・ベスパタインの手に収まりました。 悪い夢が醒めたかのように、幽霊アパートの黒い霧は晴れて、悪い夢が醒めたかのように、ビジルの意志はひとつの方向へ固まりました。 「わくわくしてきた……」 片手に収まっていた金貨200枚でこの“幽霊アパート”を買い上げて、空いた片手に黒い結晶を握りしめ、改めて『PMCベスパタイン』は発足したのでした。
【戦利品:ダークブリンガー、幽霊アパート、PMCベスパタイン、借金】 | 黄金歴 257 年 4 月 | どうも財団と教会の歩調が合わないらしく、その影響が僕にも波及している。 教会からの依頼が全くない。 以前まで、日雇の警邏やらが忘れ水程度にはあったはずが、それが全く涸れ川になって干上がったという様相だ。 僕は黄衣財団側の人間であると、なし崩し的に認識されてしまったらしい。 だがしかし、財団のほうも僕が教会側に流れないようにか結構な依頼を回してくる。それなりに規模の大きい商社の警備に就かせてくれるそうだ。 これを請けるとなると、いよいよ僕は財団側だ。いろいろ、逡巡に値することがある。だってこの財団はなんだかきな臭い。そのうち、何か余計なことをやらかして破綻するんじゃないかと思う。確かに財力は大したものだけれど、亀裂の入った大樹の陰に寄らば倒れた時に僕まで巻き込まれるのではないかと不安になるのだ。 …………。まあ、まあ。 「僕が働くことで防げる悲劇もなにかあるだろう」 杞憂かもしれないのだし、そう、納得して僕は依頼書に名前を書いた。さらさらり。雨粒ぐらいの量の黒いインクが、僕の先を決定付けるのか。
【戦利品:黄衣財団のコネクション】 | 黄金歴 257 年 10 月 | 明るげな四方山話は、虫時雨をバックに。新鮮なビールと秋の味覚の様々をつまみに。それから、輝く未来を肴にして。 「たすけて」僕の呟きは、血の一滴を河に落としたかのように談笑の中へ消えていった。 ──黄衣財団主催、五界懇親会……。 飲食業に明るい、財団の幹部によって開かれたパーティーは大盛り上がりを見せている。 中二階の特別席では資本家の見本市だ。そこに、垂れ幕がかかっている。 「雇用推進プロジェクト:農園プログラム決定を祝して」 散乱するジョッキ、重なる大皿。人々の口を飛び回る。あること、ないこと。明るいこと。 そうしているのは獣人たちだ。三大部族の庇護にあやかれない小規模な部族が多いように見える。その族長らもまた中二階に招かれている。
「たすけて」きつい。なにがきついかって……僕も、財団側の人間としてここにいて、僕は計画の実態に大まかな予想をつけられる程度には情報を持っている。 未来の栄華の前倒しのようなこの宴は、虚像にすぎない。近い将来にあるのは、破綻である。うわあ。 西区の土地を買い上げるさいにも、強引な手法のせいで憎悪もまとめ買いをしたようだし、教会との亀裂も深まったみたいだし。 「た、たすけてえ……帰りたい……」帰れない。だって僕、雇われてここにいるんだもの。 万一、この計画の穴に誰かが気付いていてそれを糾弾され、暴動が起こったらそれを鎮圧し黙殺するためにきっといるんだもの。 「こうなるだろ……財団にいたら、こうなるだろ!?」 それを同僚(真相に気付いてない普通の傭兵)に聞かれて、ポジティブな意味に取られたらしくワインをデキャンタで飲まされるはめになった。 どうするのが正解かわからないが、軽率なことを言うのは間違いなようだ。
【戦利品:将来への不安】 |
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一人遊びZONE †
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