アステル・フォーチューン家出身 クララ 509409 Edit

ID:509409
名前:クララ
出身家:アステル・フォーチューン
年齢:28
性別:
edit/refer
前職:
edit/refer
理由:
edit/refer
状態:
edit/refer
方針:
edit/refer
難易度:
edit/refer
信頼性:
edit/refer
その他:ステータス/戦歴/名簿Edit
企画:企画/空中学園都市


卵から生まれた少女は
着飾らせられた愛玩人形となる
そして……最後は……

http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp027533.jpg

*登録は遅れておりますが
ブーゲンビリアと同時期に学園で先生やっております
大抵ブーゲンビリア関係で動く程度ですが普通に遊びに来て頂けるのも歓迎です

三行 Edit

酒飲みで
授業中も飲んでる
魔術科の先生(非常勤)

お名前:
  • せっかくなのでたまには先生の所に何の目的もなく訪れてみたりする(イェイ!とドアを開けて突入しながら) -- スパイシー 2014-03-02 (日) 23:08:17
    • あ。スパイシー君いらっしゃい(相変わらずぐでぐでしながらお酒飲んだりだらけてる) -- クララ 2014-03-03 (月) 00:18:12
      • いらっしゃいました、うわ すごい 酒瓶の数
        先生アルコール断ちしたら手が震えたりとか中毒になってないですよね…(ビンを片付けつつ) -- スパイシー 2014-03-03 (月) 00:20:38
      • 大丈夫だよ、アルコールは海王星の領域で、海王星はオカルトとも関係するからね。薬物もだけど
        アルコールも薬物も高揚感を高めて自分の精神を解放するには丁度いいからね、魔術にそのまま利用するよ(*色んな意味で危険なので真似しないでください)
        まぁ、つまりちょっとくらい中毒になる方が丁度いいのさ……それに
        酒も魔術も溺れると人生どころか人格が破たんするから似ているものだね(にこり) -- クララ 2014-03-03 (月) 00:25:45
      • 水分っぽいアルコールが海王星って言うのはまあわかるとして、薬物も?
        あっ、ここで言ってる薬物って持ってるだけで捕まりそうなやつですか!表立って植物栽培できないやつですかこれ!
        アルコールはまだしも薬中毒には気をつけてくださいよ!?いや、まさか薬物をアルコールで摂取してるなんて事は
        先生、先生人生も人格もやばいんですか、どうなんですか先生、女を捨てないで先生! -- スパイシー 2014-03-03 (月) 00:29:19
      • 薬物もだね、あと石油とか夢やロマン……勿論、海も海王星だけど
        はい、その通りです。海王星って見えない心の世界の象徴だったりするけど、あやふやで境界線の無いぼんやりしたものや無意識なんだ
        夢で寝ている時の意識が海王星の働きに近いかな……おいといて
        薬物は接種しないね、面倒だからね。あと薬物とアルコール摂取もしないね、危険だからね
        先生自分で性格良いとは思えないね。良かったら人を呪ったり殺したりしないね あと恋愛する気も無いし女捨てても問題ないね
        そしてこれは以前遊びに行こうとしてやめておいたけど来て頂けたので晒そうと思った昔の……) -- クララ 2014-03-03 (月) 00:46:11
      • なんかこう色々凄いものが海王星に、他の星にもやっぱりなんかこう…割り当てがあるんですよね?
        その通りだったー!心の世界…ああ、なるほどだから夢やロマンが…なぜ石油、俺が見る変な夢も海王星なんですなあ
        ああよかった先生がヤク中じゃなくて、お酒はまだしもクスリはダメゼッタイ
        呪いはまあ魔女ならそう言うものかなあって気はしますね、恋愛はなくても子供を残したり…
        魔女だとすることだけして楽しむと言うかそれその物が何かの儀式だったりって言うのもありそうですかね…!(目の前の美女によからぬことを妄想する健全な男子)
        (ですよねー!わりとそうなりますよねー!でもそれ以外にもちゃんとあるんです、あるんですよ!少しづつ改善とかしてますが!) -- スパイシー 2014-03-03 (月) 00:58:26
      • 色々天体事に違うね。象徴とか多少被っているものもあるけど……本当に長くなるので詳細は略すけど……
        意識的な違いで言うと、月はプライベート、基礎人格、感情。水星は知性の使い方や工夫の仕方、喋り方等。金星は恋愛、楽しみ、コミュニケーション
        太陽は自己実現、目標、社会的な顔。火星は積極性、攻撃性、暴走しがちな面等、木星は簡単に言うとその人の善意とか、おおらかさとか寛容とか
        土星は厳しさ…というか自己管理能力だね。時間感覚も土星の管轄
        んで、土星以降の3天体は無意識の領域の天体でちょっと分かりにくいと思う
        天王星は当たり前の日常を破壊したい、改革したいとか新鮮さを求める意識とか、個性や独自性だね。行き過ぎると孤立したり反骨精神旺盛になったりする
        海王星はさっき言った通り無意識、インスピレーションや想像(行き過ぎると妄想)もそうだね
        冥王星は……無意識の中でも一番無意識で、理解できないというか認識できないね。その上キーワードも『権力』とか支配されるか支配される側か、とか『生死』とか『破壊と再建』だからね
        ちょっと行き過ぎたり、凄まじい……年齢域だと死後に当たるし『あの世』の世界の扉って感じだものねぇ
        何か長くなってしまってすまない。そして流しても良いんだ……付き合ってくれてありがとね(おいとく
         
        心の世界だけど、まぁ大抵夢って理解不能だし変な夢ーって多いし特に問題ないかな
        まぁ、正確にいうと『夢を見ている時の自分の意識』が海王星の働きで、まぁ分かりにくい天体だよねってお話です
        でも夢って自分の無意識の奥底にある分かんない意識の混濁してぐっちゃぐちゃに混ざったものだから、その時は分からなくてもヒントになる事も稀にある
        ……大抵はやっぱり意味不明だし無意味な夢多いけどねー
        大丈夫。先生薬は手を出さない……今お酒飲んでいるのもあの子のおもりの為に、本業を止めて保護者している間の休息だからね……
        そうか…… でも恋愛する気も子供残す気も無いしね、結婚する自分を想像できないし、そういう未来は望まないかなって
        あー 別にしても良いけど……吸い取って殺すね(妄想ドリームクラッシャー系のアラサー)
        (首を絞めに行こうとして悩みました!……マジで!?あるなら卒業する前に行こう。明日辺り帰宅したら突撃します!) -- クララ 2014-03-03 (月) 01:22:54
      • (正座)始まる魔術講座…!な、なるほど…太陽が目標って言うのは納得だなー
        三王星以外は大体…(某セーラー服美少女戦士の性格設定ってここから来ている…!?)
        日常破壊って…ああなんか俺天王星って感じかもしれない…!
        冥王は認識できない?なんか難しい象徴、冥と言うだけあってあんまりいいものとも言えないんだな…
        惑星から外されたりしたようだしなんともいえない星だぜ…いやあいいですよ、そんなに色々あるものなんだって…

        まあ意味わかんない夢ばっかりですね…フロイト先生に言わせれば大抵性欲につながるけど
        意識が混じったもの…何かわからないものが出ても、無意識の底から拾ってきた何かって言うことがあるのかなあ?
        本業再開したらお酒を止めて普通の魔女になるって言う?そこまで飲んでで止められるものなんでしょうか…(不安)
        更なる高みを目指すのみ!って感じですかね…お、おぉ…!(その力強い言葉に更なるエロ妄想が進んでしまうお年頃である)
        (どうでもいいような感じの改善できないものと、ちょっと気になるもの…改善済みがあったり!) -- スパイシー 2014-03-03 (月) 01:41:37
      • (長くなってしまうしとめどなく話す気がするから好きにぶつぎってもいいんだ!)&br; 太陽は目標(他にも父親とか色んな意味があるけど置いとく)
        例えば『私はパティシエになりたい』という人が居れば『パティシエになる=目標=太陽』だね、仮の話だけど
        ……でも中には目標が無い人(=太陽が無い人)も要る
        でも、人生バリバリ頑張らなくても幸せ!って思って、現状に満足してそれで良いなら問題は無いし
        結婚した女性は太陽=夫も表すので、自分の太陽を夫に投影したりもする
        この場合は、自分(妻)は社会に出ないで家の中で家事をしていて、社会に出る夫(太陽)に自分の太陽重ねちゃうってわけです
        セーラームーンはよく出来ていると思います。特にウラヌス。中性的で男装する女性とか、天体的にも良いキャラ設定だなーとか
        あまりセーラームーン詳しくないので語れませんが……確実にここからだと思う。土星以降のこの天体はトランスサタニアンといって、占星術の歴史から見て、近代的に発見された星星なのだわ
        あー正確に言うと皆、天体は持っているし、全ての天体が影響しているよ。ただ、やっぱり傾向見てもbr; 『自分はこの天体好き』とか『この天体的特徴ある気がする』って人は大体影響強かったり出やすかったりするけど。全てでは無いし、傾向ね
        冥王星はさぁ、本当に無意識の中の無意識の意識って感じなんだわ。意識の層があるとしたら、夢の中の意識(海王星)よりも下の方の意識だしね
        実際冥王星は、自分で意識できない無意識の領域だから分かんないね……
        冥王星降格は色々その話も長くなるけど、何で降格したんだあれ……お陰で占星術領域界隈は大騒ぎでしたよ(当たり前だ)
        降格された事によって、冥王星の影響も(以前と比較しては)落ちるけど、無い訳ではないしね。未だに占星術では普通に使われているしね、無いと困る
        ……あと、問題というと冥王星の名付け親(プルート)ってアメリカなんですよ……で、それが降格されたって事は
        アメリカの権力が弱まるって見方出来るよね……冥王星って只でさえ絶対権力とかとも影響しているしさ
        あと恐ろしいのは冥王星が降格される事によって一番外側の天体が海王星になったって事だね……
        ゴメン、マジゴメン。短くまとめようと思ってこれだよ……ホントだよ……(顔を覆う)
         
        そうだね、夢って夢占いしようとするのも難しいからな…… うん、性欲にするのは止めよう……(遠い目
        そうそう。良い例が正夢だけれど、そう簡単に分かりやすくは出てこないけどね。大抵分かんない形で出てくる事の方が圧倒的に多い
        そうなる予定だよ……あぁ、ちょっとづつ止めて行けばいいのさ……今も量は多いけど少しづつ控え始めたり飲むのを止める日を徐々に増やしているよ
        どっちかって言うとそのものでは無くて、象徴が出てきたりする……だから訳わかんないし人によって全然違ったりして左右されるってわけです
        ……高み、なのかな…… まぁ、でも。私も普通に結婚するとか子供生む人生だったらこういう事はしていないのは確かだね
        何を想像しているんだね、君は……(ふう、と溜息交じりに)
        (成程、了解ですわー なら折角ですしお話伺いに行きましょうー よろしくです) -- クララ 2014-03-03 (月) 02:15:29
      • (そう言う専門タイムにまた別途聞いたほうがよさそうな気もしてきた!もっと魔術タイプな子であれば…)
        パティシエその物が、じゃ無くって目標かあ…目標が無いとか太陽がないってい割れると致命的層なんですが!
        主婦は夫が太陽!?目標に向かって走るのを止める…というより、その夫が目標だったって感じの…ううん、満足みたいな?
        ウラヌス!?そっちの方はもっと詳しくなくて、ははあなんか男っぽいあの人
        トランスサタニアンってなんかこうかっこいい響きですな、サターンが土星だからそれ系の英語なんだろうけど…(英語がよくわからないこ)
        自分の中の一番はあるかもしれないけれど、全部の何か要素は持っていると?さっきの太陽が無いの人もなにか別の太陽を持っていることがあるのかな
        無意識なんだか意識なんだか!なんかこう…心理学だったかで意識に階層があるって言うのがあったような…それのかなり奥まった所…?
        何でなんでしょうね…俺もよくわかんねえっす、軌道が変だからとか何かあるのかな…降格されても影響ありとすると…彗星なんかもあるんですかねえ役割みたいなのは
        プルトニウムはプルートから付けたんだっけ、逆だったかな…なんかその辺で降格に関連していたりして
        でも俺に取っちゃやっぱり冥王星が一番外側だなあ(いいんだ…と撫でる)

        占いとは別に追われる夢とか殺される夢みたいな、悪夢は見たくは無いですなあ
        正夢!夢で見たことが本当に、じゃ無くて実は逆で現実であったことが夢に出てきて、順番がごっちゃになっちゃうだけかなあって思うんですけどねえ
        一気に止めるとリバウンドとかありそうですもんね、そう言う意味では堅実…!お酒を飲んでも意味のないようにする薬とかも作っちゃえるかもしれないですが
        普通とは違う道を歩んで、それ以外にそれようとも思わないなら自然と高みになるんじゃないですかねえ、それとも…先生の太陽(目標)はありませんか?
        あ、いや、へへえ(鼻血を垂らしつつへつらいの笑みを浮かべた)とっ、とりあえずこの空き瓶はごみに出しときますね!それじゃ!(ばつが悪くなり、逃げ帰るように空き瓶を抱えて出て行った)
        (はーい了解です、もう全体行事は修学旅行くらいなのでのっちのっち行きましょう) -- スパイシー 2014-03-03 (月) 02:38:10
      • (多分魔術タイプだともっと話が深くなって大変だと思うんだ……遠い目)
        うん、そうだね。仮に今パティシエっつったけど、別にパティシエじゃ無くても良い。歌手になりたいなら 目標(太陽)=歌手だし、勿論受験で合格するのが目標ならそういうのも太陽になる
        目標=太陽な訳で、太陽が無い奴っつーのは目標の無い奴の事なので、それは自分で太陽(目標)を頑張って探しましょうって話になります。致命的では無くて、そりゃ自分の責任です
        主婦は夫が太陽の話は、分かりやすく言うとね。月=妻、太陽=夫を表したりしているんだよ。で、これらの状態から結婚後の相手の状態とか読んだりするんだけどね
        分かりやすく言うと、専門主婦って家の中に居るから 太陽(=社会的活動、社会的な顔)を夫に投影しちゃうわけだ
        簡単に言うと、とある主婦のホロスコープ見ると、太陽が『バリバリと仕事できて出世コースを行く様な配置』だとするじゃん
        そうすると、バリバリ仕事していて出世する自分(=太陽)を夫(=太陽)に投影する訳で
        時々「貴方はいつになったら出世するの?隣の旦那さんなんて貴方と同じ年齢なのに部長さんなのよ?」とか、やたら夫の出世や会社でのポジション気にする女性のホロスコープ見たら
        実は自分の太陽が出世コースなのでした。というのもあったりする。これはあくまで一例だけど ……わかるかな?
        ウラヌスっていうか天王星ってさ。土星っていう常識的・現実的惑星に対して、改革しようとして反骨精神がある訳です。要するに変わり者
        ……で、男装って変わっているでしょ?女性っていう『性』に囚われて無いし、こういう所をちょっと見るだけでも上手く表現したなぁって感じる訳です
        ……セーラームンを詳しく知らないので、これ以上語れんが……
        トランスサタニアンって土星以降の、肉眼では見えない不可視惑星の事だね。そして面白い事にこれらの天体の神々は
        ウラヌス(=天空の神、天王星) ネプチューン(=海の神、海王星) プルート(=冥界の神、冥王星)であり
        人は空を飛び、天空へ到達出来ないし、深海の海底も未だ神秘に包まれており、死後の世界等持っての他(空学の話は置いといて)
        ……つまり目に見えない世界、事柄を司り、同じ世代の人の潜在意識を示していて、別名『世代天体』なんて言われたりする
        そうだね、集合無意識を示していて、意識の階層のさらに下。ここに来ると他者と自分の区別も無いと言われている
        ……まぁ、冥王星自体すげー移動に長いし12星座全てを巡るのに訳250年かかる。平均一つの星座に居座るのも約20年かかるしねぇ……
        そう、プルトニウムは冥王星の名前が由来しているんだよね。そしてミッキーのペットのプルートもアメリカ人が発見した事に由来している。発見当時凄い話題だったんだよね、冥王星
        冥王星って元々発見された時から、惑星という定義を付けようっていう運動があって、西洋占星術にも取り入れた訳
        なのに、惑星であるという定義をはっきりさせよう!という動きから降格になっている様な流れだったらしいんだよね……
        で、降格になったのも、冥王星って一つの惑星じゃ無くて、実は似たような大きさの二つの星だった事がわかったり、想定以上に小さすぎて降格したんだよね
        大きさがちっちゃすぎて、月より小さいから『この大きさで惑星を認めちゃったら、もっと惑星が増えてしまう』っていう理由だったと思う。確か
        で、惑星の定義というのもあって、それに当てはまらなくて、降格されてしまいました……
        だよね、冥王星が一番外側だよね……占いの話置いといても、それで良いと思う。てか何で降格したんだよ……はぁぁ(撫でられつつ、付き合ってくれてありがとうとお礼言いつつ)
         
        実は殺される夢って浄化や変化の意味合いを持っていて、吉夢だったりする。派手にスプラッタ―系等残酷であればいいほどいいとか
        追われる夢は精神的、肉体的ストレスの危険信号だね…追ってくるもので何からのストレスからの物か判断したりする
        一気に何かするっていうとダイエットじゃ無くても負担になるしね、何でもそうだねど…… うーん。お酒飲むと心拍数上がるから、呼吸法が出来ないんだよね。だから駄目
        道はいつでも後ろに勝手にできていくモノだと思うわ……元々この道も、歩む予定では無かったのだけどね。数奇なものだわ(私の太陽ねぇ、とぼんやり呟いて)
        ……鼻血出てるぞ……? あ、ああ。ありがと……助かるわ(ひらひらと手を振って見送って)
        ……会話が講義紛いになっちゃって悪いことしちゃったなぁ……
        (はいー 了解です、ゆっくりお願いします そして長々付き合って下さってありがとでしたー) -- クララ 2014-03-04 (火) 23:14:54

最新の1件を表示しています。 コメントページを参照

設定 Edit

嘗て『The Wise of Wise』とされた偉大な魔女の一人
学園での先生名はクララ・アステル・フォーチューン
……だが現在、この学校に赴任してからは酒に溺れる毎日でその面影はない
授業中もお酒を飲んでる駄目先生
ぐでんぐでんになる程一人でお酒を飲むのが至福の時間
流石に学校だとお洋服を着ているけれど
自室で酒盛りしている時は裸で飲んでいるので注意が必要である
(何故服を脱ぐかというと、酒を飲むと身体が熱くなるからである ……ので健全。だらし姉系)

一人遊び Edit

お名前:
  • 老人と私の出会い
    私が老人と、どういう繋がりがあるのか? を話そう
     
    老人が偽物の娘を作り、娘も緩やかに成長をし始めていた頃
    都会では魔女狩りが大流行していた
    噂も少しづつではあるが、徐々に徐々に広がっていき
    最後には、このろくに人も居ない山村にまで広がった
    まだ、噂だけで実害は無い
    老人も医師であり魔術師であったが、山村の皆から信頼され好かれていたし
    ……何よりも、彼だけが唯一の医者だった事も大きい
     
    以前、彼が山村の人々を助けたように
    噂を聞きつければ、今度は彼らが、老人を守ろうと固く誓っていた
     
    「……と、言う訳です。巷では魔女狩りと称して魔術師が片っぱしから連れていかれています
    村の外から知らない人が来ても、会わないでくださいね
    ……勿論。悪い魔女なんぞが逃げてくるかもしれませんし、気を付けて下さいね」
     
    村の中の、若い男の一人が そう、忠告する
    噂のせいか、山村にも何処か不穏な空気が漂っていた
    老人は、忠告を感謝して、同意した
     
    勿論、下手に人を匿う気も無い
    只の医者であり、魔術師であっただけなら良かった
    最悪、自分が連行されて殺されようと、寿命も近い
    老衰で死ぬか、連行されて殺されるか程度の違いだ
     
    ……けれど、今自分が連れていかれたら、娘はどうなるのだろうか
    存在自体が禁忌なのだ……もし、見つかってしまったら どういう末路を辿るかを考えるのもおぞましい
    あの子を守る為にも、厳重に、以前よりも自分の周囲に気を配る事を心に固く誓った
    -- 2014-02-14 (金) 18:09:59
    • そんな話があって、暫く経った頃だろうか
      巷に流行していた魔女狩りのせいで、私……クララ・アステル・フォーチュンも
      元の居場所を抜けだし、より人目につかぬよう
      誰にも気取られぬよう、奥へ奥へと進んで行き、この山村にたどり着いたのは
      魔女狩りのお陰で、私自身、頼る相手も、仲間もおらず
      どうにか生き伸びて逃げ切るのに精一杯の日々を送り、命からがら老人の家を訪ねた
       
      「……すみません。山の道に不慣れで迷ってしまったもので……
      1日だけで良いので、どうか今晩だけ、家の隅に居させて頂いても良いでしょうか……?」
       
      念の為、私も老婆に姿を変えていたが
      魔術師であった老人には、すぐに術で姿を変えていた魔女だと、正体を悟られた
      ……本来なら、私なんぞ匿う余裕も、老人には無かった
      下手をすれば、自分も告発されて、彼の行っていた罪も知れ渡ってしまう
      無情にも、老人は扉を閉めて私の事を見なかったふりをしようとした
      ……けれど、次々と家族を失い、仲間を失い
      人の命が無情にも目の前で朽ち果てて行くのを嫌というほど目の当たりにして、後悔の日々を重ねて来た老人には
      私を追い出すことが出来なかった
       
      「……入りなさい」
      静かに扉を開け、言葉を告げると 冷え切っていた私を火の近くに寄らせ
      その晩の夕食の残りであったのだろう。スープとパンを分け与えてくれた
       
      老人が、私に静かな口調で優しく尋ねる
      「君は、魔女なのだろう?わざわざ老婆に姿を変えて、ここまで逃げて来た
      ……違うかい?」
      私は「その通りです」と頷いて、名を名乗った
       
      クララ・アステル・フォーチューンと言えば――……
      The Wise of Wiseと称された偉大な魔女の一人であり、老人は驚きに一瞬目を見開いたが
      静かに私に忠告してくれた
       
      「ここの村には、医者と魔術師を兼ねてだが、そういう存在が私しか居ない
      山の奥深く過ぎて、他の魔術師の仲間達も、訪ねてくることは全くと言っていい程無い
      道もなく、険しい場所にあるからこそ、君がここに辿りつけたこと自体が、奇跡の様なものでもある
      ……そんな場所だからこそ、医者には飢えている
      明日から、私の弟子を志望し、助手として住み込みで教えを乞いに来た事にしなさい
      ……皆、きっと君を歓迎するだろう」
       
      それだけ告げると、老人は自分の寝床を私に譲り、自分は床で寝始めた
      私も暫くの間……魔女狩りのほとぼりが冷めるか、この村に危機が迫るまで好意に甘えようとした
      他に行く宛ても、安全な場所もなかったのだから
      ……こうして私の、その村での生活が始まった
      始めは、突如魔女狩りの噂が立ち上り始めた頃に、山村に現れた若い女を皆訝しげに思った
      けれど、老人は 村人に聞かれる度に、こう説明した
      「あの子は以前から、山を下りた所で、時折開かれる 薬草の研究会で、ずっと私に弟子にして下さいと頭を下げていたんだよ
      私の老い先も短いし、ろくに教える様な事を知っている訳でもないから断ってきていたんだが……
      こんなところまで追いに来られては、帰れとも言えなくてね。弟子に取って、私の助手をさせながら住み込みで働くことになったよ
      賢い子だし、皆の手助けになるだろう……山の生活には不慣れだし、皆も助けてあげて欲しい」
       
      始めは皆も訝しく思ったが、老人への信頼と、新しい医者をしてくれるものが着たことの歓迎の方が大きく、私を受け入れることになった
      冷静に考えれば、可笑しいと思う者も居ただろう
      ……だが、この村の唯一の医者であり魔術師の老人は、老い先が短いのも皆分かっている
      もしかしたら、明日にでも倒れて老人が居なくなってしまっても、可笑しくない年齢なのだ
      故に、皆、老人に代わり新しい医師となる可能性を秘めた私を受け入れた
      私自身も怪しまれぬよう、懸命に働き、周囲の人に尽くした事で、少しづつ信頼されて、その村に溶け込んで行った
       
      都会の魔女狩りの不穏も無く、長らく老人にお世話にもなっている
      私は是非、何かお礼を返したいので何か出来ることは無いかと尋ねたが
      老人は、首を横に振り感謝されることはしていない、と 始めは何も言わなかった
      ……けれど、確かに目の前に老人の心残りの種はあるのだ
      そして、それは私以外に頼める相手も居ない事を
      -- 2014-02-14 (金) 18:10:33
      • ブーゲンビリアの存在
        老人との生活を重ねながら、初日のうちに彼の娘のホムンクルスが居て、隠して世話をしながら生活している事を知っていた
        徐々に月日を重ねる事に、老人も少しづつ、少しづつではあったが、自分の生い立ちと経緯を私に話してくれた
        当然ではあるが 他に、自分の秘密を告白できる存在も今まで居なかったのだろう
        ……私に昔話と娘の話をする老人の表情は、心のつかえが取れている様だった
         
        始めのうちは、想い出話を耳にする程度で、お礼も何も気にしなくていいと 首を横に振っていた
        けれど、徐々に迫る老いと、自分の最後には抗えない
        徐々に老人の足腰も弱り、近所の診察にも億劫になり始め
        老人の代わりに私が近所へ診察をし、老人の代わりに その村で本格的に医者の代わりを務め始めた頃
        老人は、ぽつり、ぽつりと話をした
         
        「……君にこんなお願いをするのは、お門違いだし迷惑を被ってしまう事も重々承知しているんだ
        これは私の過ちで、いずれは私が自身の手で、幕を下ろすべきなのだ……けれど
        作り物とはいえ、その存在は偽物だとはいえ……愛娘を、殺せるものか
        何度も何度も躊躇って、彼女を殺して自らの命も経とうかと考えた事も幾度となくあるが……
        私には、どうにもそれが、出来そうにない
        ……迷惑なお願いだとは分かっているんだ。人の命を預かる責任を背負わせてしまうからね
        ……けれど、もしもだけれど……
        君にもし、迷惑がかからないのであれば……娘を弟子という形で引き取って、私の代りに面倒を見てあげてくれないかね?
        無理にとは言えないけれど、私のお願いが、たった一つあるとすれば、あの子の事だけだよ」
         
        私も、老人との生活を重ねながら、彼がお礼を人に求める様な人ではない事も
        もし、仮に自分が礼を返せるとしたら、あの娘の事だろうことは、簡単に察する事は出来ていた
        犬猫ではあるまいし、流石に人を託されるのは困る所ではあるが
        助けてくれて、匿った上に、村での居場所も与えられ平穏に暮らせた恩は大きい
         
        自身の命の代償は、あの子の命の代償として
        私はあの子の面倒を見ることを決意した
        「わかりました。貴方の死後は、私が代わりにあの子を弟子という形で引き取って、お世話をする事を約束しましょう」
         
        老人は、ありがとうと微笑んで、最後の心残りも無くなり 安らかな笑顔を見せた
        最後の最後、自分以外にあの子の世話をする人が居ないという心残りと気力から、生きてきたからだろうか?
        約束を交わしてからは、この世に未練は無いという様に、日に日に急速に弱まっていき
        暫くは私も周囲の診療と、短いながらも老人の世話で疲労する日々が始まりだした
         
        多忙な日々に追われ過ぎて、不穏な種には気付かなかった
        この村の青年の一人に、老人の家を よくよく眺めて居た者が居た事も
        隠して暮らして来た娘を、偶然に目撃してしまい、密かに恋焦がれていた事も
        ……その青年の隣に、嘗て私の弟子であった魔女の一人が恋人として存在していたものの
        隣の青年の熱が、老人の娘に向けられている事を知り
        嘗ての弟子の目は、老人の娘を、炎の様な嫉妬の宿る瞳で見つめていた事に
        私自身も、まさかとうの昔に破門した弟子が居るとは思っていなかった
        ……いや。その存在に気付かなかったんだ -- 2014-02-14 (金) 18:12:23

最新の1件を表示しています。 コメントページを参照


Last-modified: 2014-02-09 Sun 23:19:27 JST (3728d)