エンタープライズ家出身 データ・ショウサ 57637 †
ID: | 57637 |
名前: | データ・ショウサ |
出身家: | エンタープライズ |
年齢: | 30 |
性別: | |
前職: | |
理由: | |
状態: | |
その他: | ステータス/戦歴 |
CV: | 大塚芳忠 |
紹介 †
スン博士によって生み出された陽電子頭脳搭載型アンドロイド。
アンドロイドながら人権を認められ宇宙艦隊エンタープライズD所属の士官として従事している。
人間的な感情を獲得することが自身の命題。人間としての理想は上官のジャンリュックピカード。
航星日誌 †
黄金暦8909 †
周囲には地球の地表に類似した風景が広がっていました。先ほどまでブリッジにてジョーディらと会話を行っていたのですが。ポジトロニックブレインにはこの場所へ来る前後の記録がありません。
何故私がこのような場所に居るのか、現状所持している情報から最も可能性として高い推論を実証してみる事にしましょう。
「コンピュータ、プログラム停止」
反応がありません。ホロデッキプログラム内という可能性は否定されました。
「データよりエンタープライズ、データよりエンタープライズ」
コミュニケーターも応答無し。通信を阻害する磁気や特殊粒子の反応は検知できません。どうやら、私はエンタープライズの通信範囲外に何らかの理由で訪れているようです。これ以上の推論を行うには情報が不足しています。付近に見える都市へ行ってみる事にしましょう。
黄金暦8910 †
都市にて調査を行った結果、この惑星は旧世紀に地球で書かれたファンタジー小説に酷似した文化形態を持っているようです。技術レベルは地球の中世ヨーロッパに近いようですね。
艦隊の誓いに則りこの惑星への技術干渉は控えなければなりません。この惑星では科学技術に依らない「本物の魔法」が技術として体系化しているようです。これを隠れ蓑に、私の携行するフェイザーも魔法の一種という事にしておきましょう。
この世界で最も情報が集まるのは冒険者の集う酒場のようです。私も冒険者として依頼を受けつつ、この惑星がどの宇宙域に属するのか、エンタープライズに帰還する手掛かりは無いか調査を行う事とします。
黄金暦9002 †
本惑星は狼や蝙蝠といった地球に存在する種と酷似した生命体が生息する一方、生命体としての活動を停止していながらある程度の知能を維持して行動するゾンビ、人類とは異なる進化を遂げたと見られるゴブリン・コボルド類と多岐に渡っている。極めて興味深い。
この惑星或いは空間がホロデッキ内では無いという一応の証明は見たものの、全能に近いと言える存在が作り出した仮想現実世界という可能性は未だ否定できない。例えばQ連続体ならばこのような世界を作り出す事は容易いと思われる。仮定の域は出ないが、何者かがそのような空間を作り出し内部を観察するという事象は往々にして存在する。人間が水槽内に生態系の一部を切り出して観察し楽しむように。
- どうもひさしぶりだね。調査は進んでるかな?なんだか難しいことばっかりでよくわからないけど頑張ってね! -- ジェスター?
- やぁ、はじめまして。アンドロイドというのは良く分からないけどなんだか似た感じがしたんで思わず話しかけちゃったよ、酒場や依頼で会ったらよろしくね。 -- ジェスター?
- ふむ。アンドロイドという概念を一言で説明すると自立思考回路をもった機械人形という事になりますね。そういった意味では駆動系の差異を問わないとした場合私とあなたは極めて近い存在と言えます。これは大変に興味深い。機会があれば同道してあなたを調査してみたいものです。 -- データ