IK/0015
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- 勝手に書いた。知らない、済んだこと。 -- ティナ
- これがオアシス…俺の心に染みわたるぜ…サンキュー! -- アクティ
- (頭に何か巻いているのは分かるが目が悪いので近寄らないとわからないためただただじーっと見つめている) -- しろ
- ……??(視線を感じ辺りを見れば、謎の少女が此方を見ているではないか)
(どうしたもんかと頭を掻き、一歩を踏み出し)…あー、お嬢さん…何か用かい? -- アクティ
- ええと 幼児 幼児ですか ちがいますよ 用は特になかったのですけれど 頭に何かを巻かれているようなので
こちらで流行っているファッションというものなのかと、思いましてみつめていました わたしはしろ ばっとと申します -- しろ
- あー…これかい?こりゃ俺の故郷のモンでね。特にここで流行ってるってわけでもないのさ
この柄と色、ウチの故郷の伝統的なデザインなんだとさ。俺はアクティ。アクティ・フォロールだ。よろしくな …しかしなんだな。勘違いじゃなけりゃさ、さっきから声がそのぬいぐるみから聞こえてる気がするんだが…? -- アクティ
- そうなのですね 目を引く場所に特徴的なデザイン 商材としての可能性を感じます
よろしくね悪茶 ちがうの あく 茶 上手く言えない ええ、私の声はこの子が出してくれています 私たちの種族の声は普通の方の耳には聞こえないので 交流をするときはこれが欠かせないんですよ -- しろ
- はは、目立つだけで別に良いもんでもないんだけどね。俺からすりゃ、昔っから持ってるだけのモンだ
……成程、俺たちには聞こえない声をそのぬいぐるみで変換してる、と。で、その変換が上手いこといかないと今みたいになるわけだな? はは、こりゃ面白いな。いいじゃん!な、な、俺の声もそいつで変換したりとか出来るのかい? -- アクティ
- 私は素敵なトレードマークでいいと思いますよ 大切にされているのですね
はい、ですので へんなことを言ってしまっても流してもらえるとうれしいです それは…仕組みは分からないですが ぬいぐるみ自身の声を 拾って山彦のようにならないので きっと、私たちの声でしか反応しないのだとは思います でも、自分とちがう声が出せたら楽しいかも知れませんね -- しろ
- …ま、小さいころからずっと持ってるモンではあるしね。今となっちゃこいつが故郷の唯一の思い出だしなぁ
(いわれて改めてバンダナに思いを寄せた。指先で触れつつ苦笑いして) そっか、そりゃ残念…。色々面白いこと出来そうだなぁと思ったんだけどね (じ、とぬいぐるみを見つめ)しかし…どういう原理なんだこのぬいぐるみ。しろちゃんの故郷の品なんだろ? -- アクティ
- (バンダナが唯一のと聞き)ずいぶんと遠くからいらしたのでしょう 私も遠い国から来ました
まだまだ荒れた土地ではありますけど皆と力を合わせて住みよい国にしていきたいですね はい でも不思議ですよね 私の住んでいた世界はコウモリたちの楽園 つまり、これがなくても会話できたんですよ 原理 それはわたしにもよくわかりません 作っているところはみたことありませんですが、ぬいぐるみの中に(タバコの箱くらいの大きさの)箱があって それが私の声を発してくれているんです ですので、本来はそれを首から提げればいいのですけど 女の子だからと気を使ってくれたんでしょうね -- しろ
- へぇ、やっぱコウモリ同士だとこいつが無くても会話できるんだな(成程、と興味深げにうなずいて)
ほー…箱が、か。聞いたは良いが俺、別にこういう技術に明るいわけでもねぇからなぁ…(とはいうものの気にはなる。まじまじとぬいぐるみを見る) はは、確かにそのぬいぐるみを持ってる方が可愛らしくはあるよな。よく似合ってるよ。服装も相まってまさしく「お嬢様」って感じだわ -- アクティ
- はい、もっというと私たちの種族はですね 体液を与えた相手とはテレパシーが使えるようになるんですよ
どこにいてもお話ができるんです 暗くて広い世界にいましたからとても便利でしたよ ありがとうアク茶、私を精一杯おめかししてくれた兄弟姉妹に感謝します そうですアクティあなたのこと あなたのことを教えてください 気になります 故郷を離れてここに来た理由、冒険家、それとも移民政策なのでしょうか -- しろ
- へぇ、テレパシー。そりゃいいな…煩わしい手紙だのなんだのってのは不要なわけだ
…俺のこと?あー…いや、何っつったらいいかな。別に冒険家とか、移民とか、そういうちゃんとした理由があるわけでもねぇんだよ 何つーか…自分探し?みたいな。青臭いぼんやりとした理由があるんだ。簡単に言えばさ、俺の祖先が昔此処に居たんじゃねーかなーって。そんだけだよ -- アクティ
- 私たちはそれが真に繋がれている状態だと思っています だからもし私に従事してくれる方がいたらすることもあるかもですね
自分探し この土地にアクティの先祖ですか 確かにそれは立派な目的だと思いますよ 今はこんな風になってしまいましたが 元に戻していくうちに 何か分かるかも知れませんからね -- しろ
- 従事…ってことは何かい、しろちゃんの召使にでもなればそうなることもあるかも…ってこと?はは、そりゃ夢のある話だな
どうだろうね。手がかり、ってのも今のとこは殆どないわけで…確かなのは、此処に俺の先祖が暮らしてて、今とは別の国が栄えてたってこと それを見つけて、確かめて、だからどうなるってもんでもないんだけどさ。俺のちっぽけな自尊心のための…なんつーか、我儘みたいなもんなんだ ちなみに、しろちゃんは何か此処に来た目的とかあるわけ? -- アクティ
- ここにあったものはほとんど無くなってしまいましたが、でも見つかるといいですね 無くなる前のことを知る
出来たらきっと、何か変わると思いますから わたし、わたしですか&br:ここに仲間達を呼んで、家族を増やすことでしょうか 故郷は食べるものも限られていて 仲間は中々増えることが出来ずにいましたからね 私よりあとにまだ誰も生まれてないんですよ ですからこちらの国にわたしが家と食べ物を用意して 皆に移り住んでもらうのが目的、です -- しろ
- 何か変わる…と、俺も思うようにはしてるよ。でないとさ、此処まで来て何やってんだって気分になっちまうしな
(苦笑し、照れくさそうにがりがりと頭をかいて)らしくねぇことべらべらと喋っちまったな… ほぉ、ってことは何だ。要するに出稼ぎみたいなもんか。はぁー…偉いねぇ。んで、移住のアテは出来たのかい? -- アクティ
- アクティらしさ 私には今目の前にあったものを全てそう感じましたよ らしくない、もらしいの内です
国…村ほどの人口しかいないので村を代表してといったところでしょうか この土地を整備して 畑を作れれば少しずつですが移住は出来ると思います でも、一緒にこの世界のこと、学ばないといけません 空に浮かぶ光を太陽と呼ぶことすら、知りませんでしたからね -- しろ
- そりゃまた随分と…ホントに全く違う世界から来たんだな。太陽のことも知らないってのは相当だわ
……逆にさ、こっちには無いそっちの文化とかを広めるってのも面白そうだよな うちの斥候隊の連中なんかそういうの好きなヤツ多いぜ?見知らぬ国、文化とか。俺もそういうの、結構好きだしな -- アクティ
- こちらにない文化 ありました ありました 鏡一つとおまじないで見ることが出来るYoruTubeという動画投稿空間ですね
私たちの世界には娯楽がほとんどありませんでしたから、それを使って様々なところで起きたことを動画にして 鏡に映してみていたんです おまじない、さえ覚えればどこでも見れますよ わたしも投稿してるんです -- しろ
- よ、よる…ちゅーぶ??何かよくわかんねぇけど、何処でも動画?がみられるってのは面白そうだな
ってことは何かい、しろちゃんはこっちの世界での暮らしを動画にしてるってこと? そりゃぁ…結構な人気になるんじゃねーの?向こうじゃ珍しいんだろ? -- アクティ
- (麗らかな春。陽光が柔らかく地上を照らし、鼻に抜ける空気がどこか甘い)
(夢心地のような昼下がり、渦巻く風があなたの頬を撫でた) (春の歓びに満ちた花々を引き連れて、自らの身体と成し吹き去っていく) (いつしか人はその風を、「花龍」と呼んだ) -- 花龍
- ――(春風とも花吹雪とも付かぬ風が吹き抜けた。微かに甘く漂う残り香にぱちぱちと幾度か瞬きをして)
(風が走り抜けるその先に目をやれば、無数の花びらが列をなし、まるで一匹の龍の如しであった) ……はぁー…こりゃまた、すげぇもん見たな。春満開、って感じ? -- アクティ
- ……頼みたいことがあるんだが、頼めるか。
(屯所にて獣人が話しかけてくる) -- クギナ
- …頼み事?俺に?(顔見知りではあるが、こうして話しかけられるとは思っていなかった)
あ、あぁ。そりゃ別に構わないけどさ。んでも、俺でいいのかい?俺に出来ることなんてそれこそ雑用程度なもんだが… -- アクティ
- まさに雑用でな。小隊を組んでいるわけではないので誰にも頼れず難儀していた。
麻縄を手配してほしい。五重巻きで、水に強い素材の物がほしい。長さは30mもあればいい。 -- クギナ
- あぁ、そういうこと。そんなら俺にも出来そうだ…麻縄、水に強いもの、五重巻きで30mね(懐から取り出したメモに走り書き)
OK、承った。次の出発までには準備しとくよ。…っつか、麻縄30mって結構な量だよな。何に使うのか、聞いてもいいかい? -- アクティ
- 崖から降りたいんだ。洞窟の洞の中に何かがあるのを見つけたんだが、崖の角度が鋭角でな。
爪を立てて途中まで降りたが、一度海に転落した。次回の遠征時には麻縄で降りることにした。 ……本来なら斥候とは関係ない個人的な興味から生じた依頼だ。無理にとは言わん。 -- クギナ
- ……何か、聞くだけで俺と旦那の違いを実感するわ。いや、種族とかだけじゃなくな?体力とか…そういう面でもさ
(とてもじゃないが真似は出来そうにないと思った。行動もだが、未知の洞に身体一つで潜り込むこもうと思うことが) あぁいや、別に無理なんてこたぁねぇよ。雑用係ーなんて謳ってんだし、このぐらいはやらせてもらうとも しっかし、調査員の仕事も大変だよなぁ…さっきも言ったが、俺にゃ真似できねぇ。なぁ、旦那はなんでこんな危険なことやってるわけ? -- アクティ
- 理由はないな……許された自由の範囲内が偶然斥候の目的と被っているだけだ。
斥候部隊が俺を使っているように、俺もまたそこを通じて人に交じっている、というのが、教授の言だ。間違っちゃいない。 まあ、少なくとも報告書を書いているときよりは遠征の方が性に合っている。 ……俺にしてみれば、斥候もせずにこの部隊に居つく方が不可思議だ。退屈を感じないのか。 -- クギナ
- ふーん…退屈、といえば退屈ではあるよ?たださ、俺には他に出来るようなこともねぇからさ
旦那みたいに身体を張れるほど度胸もねぇし、かといって頭が人より回るってわけでもねえからさ 日銭稼ぎのついでにさ、あんたら調査員の手伝いして…そうだな、開拓の手伝いしてる気に、なりたいんだろうな (がりがりと頭をかきながら自嘲気味に笑う。事実、彼はただの一般人だ) -- アクティ
- そうか。工夫の仕様もないのであれば、仕方のないことだ。
牙のない者に牙の研ぎ方を教えるなと、故郷でよく言われていたからな。 洞の中については聞かせよう。まあ、洞の中から戻れば、の話だが。 (口の端を少しだけ持ち上げて言う。笑っているというよりは噛み潰したような顔で去っていった) -- クギナ
- あぁ、アンタら調査員の調査報告を聞くのが楽しい、ってのもさ。俺がここに居る理由の一つなわけだ
期待してるぜ、旦那。また準備が出来りゃ届けに行くからさー(ひらひらと小さく手を振って見送って) ……工夫、ねぇ。変わりたいのは、まぁ。やまやまなんだけどな? -- アクティ
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- 宿暮らしとか……うらやましいです…一体どれくらいの予算があったらいけるんだろう……ぐぬぬ…………
(宿の外から恨めしそうに宿の一室を見上げる) (この部屋の宿泊を知っているわけではないため、どの部屋でもいいがとにかく恨めしいといったところ) -- メーシィ
- ―この宿に何か用でもあるのかい、お嬢さん?(宿を恨めし気に見る少女の姿を見て、後ろから声をかけ)
誰か知り合いでも泊ってる、ってんなら呼んでこようか? -- アクティ
- ほゃあ!?(少し後ろめたかったのか大げさに驚き) あ、ちが、違うんです! ただ宿暮らしいいな〜って思って見ていただけでして、知り合いがいるとかではなくて……… -- メーシィ
- あー…成程。ってこたぁ何かい。お嬢さん、もしかして野宿してるっての?
そりゃぁ…なんだ、随分とハードな開拓生活だな。この宿、そんなに高くはないんだけどね 安定した日銭がありゃそこまで切り詰めなくても宿暮らしは可能だぜ?お嬢さん、なんか仕事とかしてないの? -- アクティ
- ここに来てからずっと野宿ですね。 そろそろ冷たい川の水を暖かいと自己暗示をかける事で錯覚することや葉っぱの山をベッドであると思いこむのが得意になってきました(こくこく)
私錬金術で調合したアイテムを売ったりしているのですが、余り安定していないので…へへへ…… 参考に聞きたいのですが、このお宿ですと1週間おいくらくらいなのでしょうか? -- メーシィ
- そいつぁまた…随分とワイルドな方向に進化してんな…。君みたいな女の子がしちゃいけない進化ではあるが(沈痛な面持ち)
素泊まりなら1週間で200G程度だったかな?(消して上等な宿とは言えないが、雨風がしのげて清潔なシーツがあってこの値段であれば良い方ではある) (日雇いの収入が大体50G前後であることを考えればぼちぼちといったところか)どうよ、財布と相談してみて…泊れそうかい? -- アクティ
- 私もこんな方面に進化はしたくなかったです………(それでも何とかやっていけてるので図太い方である)
1週間200Gですか…魅力的なお値段です……が…(お財布ちらり) ……うう…っ ちょっと足りない…払ったとしても今度は護衛費が出せなくなって調合できなくて負のスパイラル……… うううー、ここは諦めて、もうちょっと稼げたらその時にご褒美として泊まる事にします! 教えてくださってありがとうございますー…って、私まだ名乗ってもいませんでしたね 私は錬金術士のメーシィと申します(ペコリ) -- メーシィ
- メーシィか。俺はアクティ。アクティ・フォロール。錬金術師、みたいな肩書がありゃカッコもついたんだけどね
残念ながら、その日暮らしの雑用係だ(自嘲気味に肩をすくめて笑い)よろしく頼むよ、メーシィ しかし…さっき護衛、っつったか?あれかい?錬金術の素材集めとか、自前でやってる感じ?すげぇなそりゃ… -- アクティ
- アクティさんですね、よろしくお願いします(握手)
肩書きがあっても稼ぎが増えるわけではないのですよ…!!! はい、素材の採取から調合、販売まで自前なのです(ドヤッ)といっても、私は戦闘はからきしなので採取に行く場合は護衛をどなたかにお願いしていく形になりますー -- メーシィ
- ふむ…護衛がいる、ってこたぁそれなりに採取は出来るんだよな。危険からは守ってもらえるわけだし…
と、なるとなんでまた稼ぎが増えないワケ?錬金術師のセンセが作ってくれるポーションだの何だのってさ、それこそどこでも需要あるじゃん? 俺が所属してる斥候部隊でもそういう備品類って割と不足気味だぜ?言い方は悪ぃけどよ、それこそボッたくっても買うやつは買うんじゃねぇか…? -- アクティ
- ぼっ……?(その発想はなかったという顔である)
……へへへ……………………よく考えたら、ここは都市部よりも素材集めに苦労するわけですから、そのぶん手間賃を上乗せすればよかったんですよね………… ぐぬぬ(ついいつもの値段で卸してしまったといったところだ) そうですよね…護衛費だってかかりますし…そのぶんお値段上乗せは当然で………ああーーー失敗しました…… 今更値段を釣り上げるわけにも……… (つまりは完全にカモられていたということだ) -- メーシィ
- ……なんつーか、何だな。メーシィは商人やるには善人過ぎるってことか
(あんまりにもあんまりなメーシィの失敗にがっくりと此方も肩を落とし)…なぁ、メーシィ。何なら俺の斥候団にアイテム卸してみるか? どんだけで売れるかは保障はしねぇけど、今んとこ在庫不足ではあるんだわ。俺が斥候団と諸々の日当で宿暮らし出来てるわけだし、そのぐらいは稼げるんじゃねぇか? -- アクティ
- お恥ずかしいことに、錬金術士であっても商人ではなかったので…自分でアイテムを売るようになったのはここに来てからなんです
商売のノウハウというものがなくて…えっ いいんですか? そんなありがたい話すぎて泣きそうです(既にちょっとうるっとしている) それでは、後日幾つかの種類の薬品類と開拓に便利な道具を作って持ってきますので…斥候団を紹介していただいてもよろしいでしょうか………? -- メーシィ
- ま、いい勉強になったと思っときな。身ぐるみ剥がれなかっただけまだマシってもんだよ(項垂れるメーシィの姿にくっく、と小さく笑い)
あぁ、こっちとしても断る理由は無いと思うぜ。調査員の奴らも喜んでくれるだろ。ほんと、みんな毎回ボロボロになって帰ってくるからな… 斥候団の駐屯所はあっちだ。準備が出来たら受付に声かけてくれりゃ誰か応対してくれるさ。俺の名前、出してくれていいからさ -- アクティ
- 大変なお仕事なんですね…それも、そうか……
できるだけ効能の高いものを用意して行きますね! 何から何までありがとうございます!!! (場所を手帳にメモし、何度もアクティにお礼を言いながら帰った 戻ったら早速調合に取り掛かるのだろう) -- メーシィ
- あぁ、気にいって貰えりゃ大口の契約先にもなるんじゃねぇか?ま、無理のない程度になー
(去っていく背中に手を振って見送った後―) ……此処までのおせっかい、ってのも俺らしくねぇな。ったく、助け合いだの何だのに感化されたかぁ? (ぶつくさとつぶやきながら部屋へと戻っていった) -- アクティ
- アクティさんもアルミエーレ村に入植するんですか?(入植者の一団の中に見知った顔を見かけて声をかける) -- ティナ
- お、これはこれは名づけ主のティナさんじゃーねーですか。ご機嫌麗しゅう(芝居がかった態度で大げさにお辞儀をし、くっくと笑う)
あぁ、そのつもりだよ。今後生活していくんなら、ある程度人が集まってるとこの方が便利そうだしな 俺にゃ一人で自給自足、なんてのは無理だし?助け合いの輪の中に混ぜてもらうつもりさ -- アクティ
- えーっ、やめてよう!(赤くなって両手をぶんぶん振って)それ教えたのトゥランさんでしょー! もう!
そっかー、食べていくにも人と協力していく必要があるからね。(うんうんと頷いて) 「坂道を一人で登れるのは強さかも知れないけど、誰かと手を繋いで坂道に挑むのは弱さじゃない」ってパパが言ってた! -- ティナ
- ッハハ、正解だ。あの兄ちゃん、中々面白いやつだよな。クソ真面目な顔してなーんかトボけたこと言いやがるしさ
ほーぉ、中々いい言葉だな。ティナのパパってのは立派な人だったんだな?(嬉し気に父親のことを話すティナに釣られてこちらも笑顔を浮かべ) ただま、一人で登れる強さも欲しくなるのが男ってもんなんだよなぁ…今んとこ、俺にはその強さはないわけだが。ティナはどうだい? -- アクティ
- トゥランさん、なーんか変わった人だよねー。ムズかしいことを知ってるかと思ったら、普通のことを知らなかったり。
うん、冒険者で、すごいパパだったんだよ!(興奮気味に父親のことを話す) うーん、私は弱くないほうかな? 人に助けてもらったり、助けたり。そんな毎日。 -- ティナ
- だよなぁ…ま、助けて貰ってんのは有難く思うけどな。寝床を案内してくれただけでも十分すぎるくらいだよ
はは、俺もこの間助けて貰ったしな?しっかりパパの言うことを守ってるなんて偉いじゃ…ん、「だった」…ってこと、は? (聞くべきではないかもと、口に出してから思い至った。ばつの悪そうな顔を浮かべながら頬をかく) -- アクティ
- あはは、でもオトコの人は坂道を一人で昇りたくなっちゃうものなんでしょ? だったら独り立ちしないとね。
ん……(気まずい思いをさせたかと困ったように笑って)パパ、魔王に殺されたの。ママも。 終却王っていう、見上げるほど大きな骨の怪物だった。アクティさんも気をつけてね?(努めて明るい声を出そうとして) -- ティナ
- ―気を、つけろったって(ぱん、と額に手を当てて何とも言えない表情。この幼い少女が、落ち込むでもなく、逆に気遣っているこの状況に言葉が咄嗟に出てこなかった)
あー…まぁ、忠告どうも。精々、そいつに見つからないようにするとするよ(がしがしと頭を掻きむしってひねり出した答えは何とも情けないもので) (男として、大人としてそれでいいのかと思いはしたが、それでも彼女の事情にこれ以上踏み入っていいものかという想いもあり―) そ、そうだ!そういやこないだトゥランから聞いたんだけどよ!ティナ、幽霊と一緒に住んでるんだって? (話題を反らした。彼女と向き合う勇気は自分にはない。今はまだ) -- アクティ
- うん、近寄らないに越したことはないよー。(自分でも何を言ってるんだろう、と困った顔をして)
え……幽霊? いる、っていうか……大体いつも一緒なんだけど… アクティさんそういうの怖い人かなって…(視線を逸らして)今もその辺にお兄さんの霊が。(青年の近くを指差す) -- ティナ
- はっ!?嘘だろ!?(ティナの言葉に物凄い勢いで振り向くも、霊感などない青年に何か見えるハズもなく)
ば、バカお前怖いとかお前!そんな訳ないだろ?ハ、ハハ!そんなジョークでお前、怖がるわけねーだろ! だってほら、何も居なかったじゃんよ!ったく、可愛らしい悪戯してくれるぜ…(声を張り上げるも、虚勢であることは誰の目にも明らかである。冷や汗すら頬を伝っている) -- アクティ
- ハハハハハ。(かわいたわらい)
(青年の霊に目配せして離れてもらい、ふぅと溜息をひとつ) ごめんね、そういうジョークが大好きな年頃なんだー。(頭の後ろに両手を当てて) それじゃ、私はこれで。またね、アクティさん!(ぶんぶん手を振って立ち去った) -- ティナ
- 村の名が決まったぞ 「アルミエーレ」だ(一雨去って濡れた土の匂いがする午後、偶然見かけて声をかける) -- トゥラン
- あー…そういや聞いたことなかったな、村の名前とか
(いわれて初めてこの村に名前が無かったことに気づき)つか、決まったってどういうことよ。誰が決めたんだ?王様とか? -- アクティ
- 元は名も無き荒野だ たとえかつての名があろうとも、知る者がいなければ無いも同じだ ゆえに名が要る
ティナが決めた 王の許しなどいるものか 桃色の髪の娘だ 幽霊の使い魔を連れている…館に住み着いてずいぶんになるらしい -- トゥラン
- あー…まぁ、そりゃそうか。知る者がいなければ、ってのはまぁ…うん、確かに
(トゥランの言葉に頬をかき、何やら難し気な顔を浮かべ)―いやまて、ティナってあの…ティナか。はー、まさかあの子が村の名づけ主だなんてな 随分しっかりした子だよなぁ…あの子ならまぁいいか、っておい、なんだって?幽霊?……マジで? -- アクティ
- あの者に何か思うところが?(首を傾げる)働くことが嫌いではないらしい 明るく物怖じしない性質だ 元気もある……
何だ? 最近の若者は皆幽霊を連れているのかと思ったが、そうではないのか 何がしかの縁があったのだろうよ さて、当座の棲家ができた後の話になるが、何か考えはあるか 農地を拓くもよし、商いを始めるもよし……望みがあれば聞いておきたい -- トゥラン
- いや、単にさ。此処に昔ついてた名前ってのに興味があっただけさ。どんな国があったんだろうなってな?
そんなオカルトな若者のトレンドがあってたまるかっての!…アンタ、真面目な顔して実は結構天然だな? んー考え、考えか。…当面はメイド一人を養いながら生活してー……そうさな、最終的には此処に昔あった国のことが調べられりゃなって。そう思うよ -- アクティ
- ならば調べてみるか 訳あって過去の記録が失われたならばいざ知らず、探せば何がしかの答えにたどり着けるはずだ
二度と帰らぬ昨日を省み、思いを馳せる者が一人くらいいてもいい この地では皆が皆、明日を夢見て生きているのでな 誰しも使い魔のひとつやふたつ従えているものだろう? アクティ、お前にも使い魔がいたか 隅に置けぬことだ -- トゥラン
- とはいっても…考古学だのの分野には疎くてね。要するに学ってのがねぇわけよ、俺
調べたいし、思いも馳せたいんだけども、その手段がさっぱり思いつかなくてなぁ… っと、なんか勘違いしてるな?俺の言うメイド、ってのは使い魔ってわけじゃねぇ。なんというか…なんだ、訳あって一緒に居るだけさ -- アクティ
- ………ふむ、お前はそう考えるか 王国が成る以前より細々と暮らしていた者もいないでもなかろうよ 古老を訪ねて話を聞くもよし、まずは記録を探すもよし
己ひとりで読めぬものなら、読める者を探せばよいまでのこと 個の強さも弱さも問題にならぬ お前たちの知恵とはそういうものだと理解していたが、間違っているだろうか ならば従者か 名をなんと言う メイドというからには女子であろう 美しいのか 同郷の者か それらしき姿が見えぬが、今はどこにいる? -- トゥラン
- あーいや、まぁ間違っちゃいねぇよ。三人よれば文殊の知恵とも言うし?っつか「お前たち」って何よ。おたくが別カテゴリーみたいな言い方するじゃん?
まぁ美人…ではあるな。同郷ってわけじゃねぇけどな。旅の道連れって感じ。今はー…どこに居るんだろうなぁ なーんかその辺ブラついてんじゃねぇか?メイドだって言う割には俺の身の回りの世話なんかしやしねぇ…多分、そのうち会うこともあるんじゃねぇか? -- アクティ
- 深い意味はない あまり気にするな こちらも多少興味があったのでな、王都の書記官に尋ねてみたが芳しい答えは得られなかった
難儀するであろうよ 相応の困難なくば手応えも無かろうが、さりとて時間は有限だ なればこそ挑む価値もあろうというもの とても従者とは呼べぬ間柄なのだな 解せぬことばかりだが、そういう主従の形もあると聞く……ああ、願わくばいずれどこかで(話を切り上げ立ち去った) -- トゥラン
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- てすと -- アクティ
- ん、こんなもんだな -- アクティ
- こっちでもいいか -- アクティ
- よし、決定 -- アクティ
- 名簿もこんなもんでいいだろ…とりあえず今日はここまで、だな -- アクティ
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