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ナー・フナーは猫である。名前はもうある。 どこで生れたかとんと見当がつかぬ。 何でもゴるいロアロアした所でふなぁふなぁ鳴いていた事だけは記憶している。 ナー・フナーはここで始めて冒険者というものを見た。 しかもあとで聞くとそれはキノ鉱脈という冒険者中で最もきのこる種族であったそうだ。 このキノ鉱脈というのは時々我々を捕まえて性的な意味で食うという話である。 (中略) ナー・フナーは死なぬ。死んで此太平を得る、太平は死ななければ得られぬという軟弱な考えは捨てろ。 ラミパスラミパスルルルルルー。有難い、有難い。 こうしてナー・フナーは、まほうつかい猫として日銭を稼ぎ、 ビールの精霊と水甕の神に虎視眈々と命を狙われるようになったのであった。 (語り:市原悦楽子)