冒険者の街でキャラクターを作って遊ぼう企画2020 †
斑 の 迷 宮
序文 †
この街のごく近くに『斑(まだら)の迷宮』が発見された――ある時、そんな噂が冒険者の街を駆け巡った。
『斑の迷宮』とは、これまで伝説の中のみに語られ、その深奥には途轍もない『秘宝』が眠るといわれる大迷宮である。
秘宝の正体は不明である。
とある碑文によれば持ち主に莫大な富を齎すものであり、
またとある古文書には所有者に強大な力を発揮させるものであり、
またとある伝承には『この世のあらゆる宝物と比較できない、宝の中の宝』と伝えられている。
発見された『斑の迷宮』の噂は瞬く間に世界に広まり、冒険者の街は稀にみる賑わいを見せることとなる。
迷宮に挑戦し秘宝の発見を目指すもの。
商機に乗じて財産を成そうとするもの。
欲望渦巻く混沌を利用しようとするもの。
そのどれにもあたらない、己が道をゆくもの。
この冒険者の街で、何を目指し、何を為すのか。
君たちの冒険が始まる――
企画説明 †
概要 †
いつもの冒険者の街で、冒険者や街の住人、はたまた宝を目指して集まってきた何者か――を登録して遊ぼう、という企画です。
現在の冒険者の街は、幻とされてきたダンジョン『斑の迷宮』の発見に沸く、ちょっとしたバブル、あるいはゴールドラッシュのような状態です。
そこには様々な人物が集まるでしょう。
したがって、登録するキャラクターにはこれといった制限はありません。
以前からこの街で活動していた冒険者や街の住人は定番として、
秘宝を目指して集まってきたトレジャーハンターや、彼らを相手にする商人、
はたまたこの状況自体を利用して自分の目的を果たそうとする陰謀家などなど……。
自由にキャラクターを登録し、RPを楽しんでいただければ幸いです。
日程 †
1月18日:企画開始(RP開始日。キャラクターの事前登録は可能)
およそ12日おきにダンジョンの新たな領域が解放(全3層)
2月22日ごろ:終了目安 ※
※企画が一応のエンディングを迎え、主催者の手を離れるタイミングです。
これに合わせてキャラクターを〆るもよし、あるいは終わりなくロールプレイを続けても構いません。
企画内カレンダー †
時系列としては黄金歴のある時点(あえて曖昧にしておきます)。
ただし3日で1か月、36日で12か月が経過します。
1月18日:1月上旬 19日:1月中旬 20日:1月下旬
…
1/30 第二層開放
…
2/11 第三層開放
…
2月20日:12月上旬 2月21日:12月中旬 2月22日:12月下旬
診断 †
リアル一日に一回利用できる、『斑の迷宮』を探索する診断になります。
その他ゴブリン討伐など、一般的な依頼は、各自行間で受けていて構いません(いわゆる「今日の冒険」的な診断はこちらでは用意しない予定です)。
企画日程の進行に応じて迷宮の新たなエリア(診断)が解放されます。
また、診断にはノーマルモードとハードモードが存在します。
両者の差は、『ハードモードでは死亡の可能性がある』のみです。
出現モンスターや入手アイテム、報酬の獲得量に差はありません。
パーティを組んだ場合の処理について †
PTを組んだ場合でも各々判定を行うものとします。
冒険結果は同行していたものとして共有されます。
ドロップしたアイテムは上手に分配してください。
ゾンビ企画やロボ企画の時のように、同じものが人数分落ちたりはしません。
ただし、称号に関しては全員が獲得するものとします。
キャラクター作成案内 †
MQ/xxxxで名簿を作成。
冒険者の街の住人であること以外、これといった制限はありません。
制限がなくても、熟練のこやすくんたちならある程度の空気は読んでくれると企画リニンは信じています。
世界観としてはいわゆる中世ファンタジーをベースに、ほんのり科学の香りがしなくもないくらいの、いつもの感じを想定しています。
キャラクター作成の参考になればと思います。
関連ページ †
相談所 †
設定とか †
斑の迷宮 †
これまで伝説の上にのみ語られていた、大いなる秘宝が眠る大迷宮。
斑(まだら)の由来は、様々な文化の特徴が混然となって迷宮を形成しているからといわれる。また、迷宮を彩るその色彩の多様さ故とも。
高度な空間魔術によってか、内部はすさまじい広さがあり、また、大量の魔物が巣食い、罠や仕掛けも数多い。
それ以外にも数多くの役立つ(あるいは金になる)遺物が発見されており、リスクを冒して探索に臨む者が絶えない。
企画開始時点では、ごく浅い階層にようやく手を付け始められた段階。
浅い階層は、迷宮内部にも関わらず、生きた木々が壁を形成する樹海のような領域であると報告されている。
『大いなる秘宝』 †
強大な力を秘めるといわれる、『斑の迷宮』の最奥に眠るとされる宝物。
正体不明ながら、『斑の迷宮』に関する様々な文献に決まって語られる。
とある碑文によれば持ち主に莫大な富を齎すものであり、
またとある古文書によれば所有者に強大な力を発揮させるものであり、
またとある伝承には『この世のあらゆる宝物と比較できない、宝の中の宝』と伝えられている。
『斑の迷宮』の作り主は、黄金歴以前にこの秘宝の力によって強大な権勢を誇った王であり、
自らの死とともに秘宝を迷宮の奥に封じたという。