異界映画研究部(通称“映研”)とは、四条河原町の廃墟となった映画館(ニューシネマトークン)に発生した異界、
『異界映画館シニスター・レイトショー』を調査する非公式組織である。
上映される映画の中に入り、怪異を撃破し取り込まれた京都府民を救助するのが目的。
(発足は約1年半前)
街中を歩いていて神隠しに遭う、という事件の裏にはこの異界映画館の影があることも。
異界映画はホールインワン・フィルムという配給会社の比較的古い映画が
内容を改変され、人を閉じ込める異界となっている。
内部には映画をバッドエンドに導き、ループさせる怪異“ヴィシャス”が跋扈している。
映画の中にはあちこちに映画の内容を切り取った力の結晶『ムービーカード』があり、
専用の解放器に読み込ませることで衣装や装備を即座にチェンジしたり、映画のワンシーンを使った攻撃ができる。
(たまにメインにはならないような異能が使えるようになるムービーカードもある)
非公式の存在であり、明らかに認可されるはずもない組織である。
参加者であってもあまり公の場で口外しないほうがいいだろう。
(参加者は主に映研と呼ぶことで略称と隠語を兼ねている)
この“部活”が行うのはあくまで手引であり、登録及び利用しても所属とは見做されず、名前に傷が付くことはない。
代わりに向こう側で何が起きても自己責任である。
異界映画研究部は異界映画館の存在と共に噂話になっている。
怪異の存在が明確になっている現代であっても、それは真偽不明の胡散臭いものだ。
同様にネットには異界映画研究部のメールアドレスが流れており、依頼することで異界の情報を得ることができる、と
行方不明者の捜索に一縷の望みを賭ける者も………?
※利用者登録について
ネットに転がっている異界映画研究部のメールアドレスに連絡をし、事情を説明することで
メンバーとして加入できる、という形になっております。
街中を歩いていて映画館に運悪く囚われた者が異界映画研究部のメンバーを通じて参加するケースも?
映研には映画に入るに辺りいくつか規則がある。それは以下の5つのルールだ。
ルール1 映画に関してはお静かに。(異界映画館のことを信頼できる人以外に話してはならない)''(撤廃)''
ルール2 食べ物をみだりに持ち込まない。(ガサガサと音を立ててセリフを聞き逃さないように)
ルール3 前の席と同行者を蹴らない。(理由なく利敵行為を働いてはならない)
ルール4 携帯電話は切る。(異界で不安定な携帯を使うより専用の通信機を使ったほうが効率がいいでしょう)
ルール5 映画の中で撮影行為をしてはならない。(映画泥棒対策怪異に襲われます)
ムービーカードとは別に、ヴィシャスを倒した時に得られる
青い破片『マグナ・フラグメント』は部室で換金してもらえる。
逆に、それらを集めておかないと報酬は限られるだろう。
ムービーカードに関してはこちらに移設しました
功夫映画『春花繚乱』(上映終了)
(原題:功夫大戰〜春花夢幻〜)
「君はまだ、本当のカンフー映画を知らない」
サメ映画『シャークラーケントパス』(上映終了)
(原題:Sharkrakentopus)
「どれが本体だ!?」
西部劇『デッドマンズガン』(上映終了)
(原題:Deadman's Gun)
「ズガンと逝くぜ!!」
SF映画『肝っ玉!マザーAI』(上映終了)
(原題:behavior!MotherAI)
「やーい、お前の母ちゃん AI!!」
ホラー映画『ワールドイズゾンビ』(上映終了)
(原題:OUTLAW OF THE DEAD)
「世界はもうオレたちのモノ!!」
様々な形状をした、ムービーカードの能力を解放するための道具です。
基本的には腕時計型をしており、カードを解放器にかざすことで読み込ませ、
その能力を使いこなすことができます。
部室の隅のダンボールに山のように解放器が積まれており、
その中からランダムで解放器を取り出す、という形もできます。
(以下に秒数表を書いておきますが、チョイスしても構いません)
最初に某研究機関が『怪異がたまに落とすカード状のアイテムを使い捨てではなくするスキーム』として
機関部を作成し、特に活用されないまま浮いていたプランを
クロウが活用したいと要請して実現したアイテム。
さらに、それをスターティングメンバーの鍵峰つばさがバリエーションを作った形でもある。
(機関部の開発自体も近年で、なにか都合の良いものを感じるかもしれない)
秒数 | 形状 | 備考 |
00〜04 | 小型スティック | 小型の棒状。魔法少女の変身アイテムが着想元のようだ。 片手が塞がるものの、誤スキャンを防ぐ意味では良いのかも知れない。 |
05〜08 | ペンダント | 腕時計型に次ぐポピュラーだが、揺れると咄嗟にスキャンしづらい…… そういう意味で永遠の二番手と言える悲しみの形状。 |
09〜13 | 腕時計 | スキャンする時のポーズの取りやすさ、携行性などから一番人気。 ムービーカードを効率よく使うためにもこの形が一番良いのかも。 |
14〜18 | バックル | バックルを開いてカードを差し込む形、バックルの表面にカードをかざす、などなど。 少年のハートを忘れない諸兄のための形状。夢があることだなぁ。 |
19〜23 | 呼ぶとやってくる | 音声認識のちょっとした応用。何故か昆虫型が多い。 AI機能でやって来る際に目の前のヴィシャスに体当たりしてくれることもある。 |
24〜28 | 携帯ゲーム機 | 学生が持っていて不自然ではないという一点で造り出された解放器。 だが肝心のゲーム部分がひと世代前のソフト対応。悲しみが溢れた。 |
29〜33 | 眼鏡や仮面 | ウェアラブルデバイスの一種。様々な形でスキャンできる。 ただし、壊れやすいという弱点が…度数の調整も…… |
34〜38 | チョーカーや首輪 | ネックレス型も含む分類。首にカードリーダー部分。 首輪……首輪かぁ………配慮が必要なんじゃないかな…色々。 |
39〜43 | タトゥーシール | 体の好きな部位に蝶などのタトゥーシールを貼る新機軸。 ただその…お風呂のたびに剥がしたりするのが面倒で……… |
44〜48 | 携帯電話や端末 | 根強い人気の頑丈なデバイス型。機能も洗練されている。 SIMカードは別途用意する必要があり、そのサポートはされない。 |
49〜53 | ブレスレット | そうそうこういうのでいいんだよこういうので。 腕時計型に人気が劣るのは、カードリーダー部分が一見分かりづらいため。 |
54〜58 | 武器や防具 | 刀や篭手など、古風な武具が解放器という斬新な一品。 持ち運ぶことを考えられていないのが最大の弱点。 |
59 | 拳銃型 | 一番旧型の解放器。携行性が良く、指向性を認識しやすいグッドデザイン。 ただし、装備を変更する際には自分に銃口を向ける必要があり見た目がキケン。 |
選択 | 任意の形状 | 好きな形のものが偶然、ダンボールの中にあったということになる。 (企画の雰囲気を損なわない範疇で自由にどうぞ) |
Q1.
つまりどういうところ?
A1.
サイドストーリーを紡ぐオマケダンジョンみたいなイメージで作りました。
(ペルソナ履修者はタルタロスやマヨナカテレビやメメントスを想像してください)
映画の中に入り、歪められたバッドエンドを覆すのが目的です。
Q2.
GMは誰がやるの?
A2.
基本的に自分(作った人)がやりますが、やりたい人がいたらどうぞご自由に。
Q3.
映画とかヴィシャスとかムービーカードとか勝手に作っていいの?
A3.
もちろんです。サイドストーリーなどを活用することにより行間で色んな映画をクリアしたことにもできます。
Q4.
ヴィシャスってそもそも何?
A4.
悪意の名を持つ、何者かに創り出された量産型怪異です。
映画の中に閉じ込められた人々や映研のメンバーを襲い、
映画を永遠にバッドエンドでループさせるという目的のために動きます。
様々な姿を取りますが、登場人物に擬態したものがほとんどでしょう。
Q5.
どうやって参加したらいいの?
A5.
既に映研に入っている、GMのキャラを通じて参加する、GMと示し合わせて映画に迷い込んでみる。
いろんな形が考えられますが、迷ったらメタ相談コーナーにご一報ください。
Q6.
死亡ロールってどういう扱いになるの?
A6.
基本的にはNGですが、どうしてもやりたい!ということがあるのであれば
相談スペースでGMにご一報ください。
Q7.
面白そう! マトリックスでGMやってみたい!!
A7.
残念ですが、実在の映画で遊ぶことは想定されておりません。
映画を見たことがある人と見たことがない人の間で温度差が大きくなるためです。
あくまで『ホールインワンフィルムの映画』という架空の作品を作ってお楽しみください。
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