anytime you need a hand
I will be there
I know that you'll be there for me because
手助けが必要な時はいつでも
そこにいるよ
君は僕のためにいてくれるだろう だって
- (所は男の里である向江国、古めかしく堅実剛健な作りの屋敷の中のある一室、元々多少老けていたかつての姿とあまり変わらぬ赤毛男が誰かへ話しかけている)
(その手に持つのは5年近く前に養成校卒業後、向江国へ帰るまでの間、街でばったりと会ったシオンにもらった通信機。機械の扱いに慣れぬ身だが、ようやく要領が分かってきた)
…そう、そうじゃ、その辺りから山を3つ越えて、川を一つ越えれば修学旅行で見たようなどでかい木が見えてくるはずじゃ、すまんがその木の根本まで頼むシオン殿。 -- 乱蔵
- (同窓会前に生徒を拾いに回る旅の途中の話である)
(艦長席に座りながら、通信士から直接に回された通信に答える。指示された地形をクルーに伝えるのと同時作業だ)
…世界樹みたいに大きい樹…向江国の御神木だな?(当然の話だが向かう国の事はあらかじめある程度調べてあった)
山越えはそんなに難しくなさそうだな、入国の許可も問題なしのはず。もうすぐ着くから待っててくれよ
(飛空艇は空を駆ける) --
- そうじゃ、根本の辺りは広く場所が空いておる、修学旅行での飛空艇でも十分な広さがな。低い位置には余り生えておらぬが…御神木の枝には気をつけての。
(以前聞いた話でのクラース・アーラの大きさなら問題無いだろうと判断して伝える。国にもお触れは出してある。遠く異国から空駆ける船がやってくる、と)
(一旦そこで通信を切って身支度を整え始める。彼女の支度はまだだったはずだが、先にシオンを出迎えておこうと屋敷を出て御神木へ向かう)
(秋津の屋敷は御神木にもっとも近い場所に建っている、そこまで時間はかからない)接近が難しいようじゃったら言うてくれ、地上から誘導するでな。 -- 乱蔵
- 了解、望遠でだいたい確認出来た。枝に飛びこまない様に注意しておくよ(最後の言葉は冗談めかし、通信を終える)
航路はウルが決めてたパターンから修正なし。少し高度を高めに取ってこのまま行く
(他の細かい指示も終えると。しばらくは座って報告を待つのが仕事だ)
(しばらくの時間を置けば、屋敷から飛空艇が見える。大分改修されているが間違いなくクラース・アーラ号だ)
もう、そっちからも見えてるだろう? このまま着陸するぞ、風が凄くなるから気をつけて --
- (空からは見えるだろう、雄々しくそびえ立つ木の周辺に円を描くように東国の低い建物が密集しており、しかし根本にはぽっかりと緑色の空間が開いていることが)
(草原になっているその空間を強い風が吹き抜け、草を激しく揺らす。空に浮かぶ船が降りてくる。その光景に修学旅行を思い出し、懐かしさに浸り微笑んで)
おお、随分とシオン殿の船は格好がええの、こんな船に乗れるとはシオン様様じゃ(こちらも冗談めかして言いながら、吹き付ける風に目を細めた) -- 乱蔵
- エンジンの調子が悪い? …あの樹の結界か、なるほど(機関室の報告を受けながら頷き)
(風は更に、更に強くなり…草原に着陸。タラップが降りて乗り込めるようになる。そこからクルーと共に降りて来る)
はい久しぶり。乗客は二名様だったか?(乱蔵の方を見て手を振る) --
- (神木の結界は基本的に悪しき者を受け入れない。例外はあるが。その基準はそれこそ神木のみが知るが、クラース・アーラの機関は御神木と少々相性が悪かったようだ)
おお、久しぶりじゃ。なかなかシオン殿は精悍になったの、世界中を駆けまわっておるからかの(手を振り返して近寄り、シオンを見て)そうじゃ、ワシとホウサ殿の二人で頼む。
ホウサ殿は後から来るじゃろうから、宜しくの(そう言ってシオンに握手を求める)ではあの街まで、よろしく頼む(信頼を込めた瞳で今は艦を率いる男となった同級生へ言った) -- 乱蔵
- (悪魔の身体が離れて長いとはいえ、属性として一部は残っていたようだ。薄れてはいるようだが)
ま、経験豊富にはなったかな? 色んな面でね(近寄ると、握手に答え)
ホウサも懐かしいな、2人の為に個室を用意してあるからまずそこに案内しよう。俺達の養成校があった街まで快適な旅を約束するぜ(ニヤリと笑って答えるのだった) --
-
-
- 【クラース・アーラ艦橋】 --
- と、いうことで同窓会でクラスメイトをピックアップしていくルートが完成しましたよシオン、確認をお願いします
(魔力伝導水晶画面から立体投影された航海図を指して艦長に確認を求める。既に何度か似たようなことをしてきたがこと養成校についての案件は久しぶりのことだった) -- ウルカ
- …お(すっかり定位置となった艦長席で翼に送る魔力の循環を確かめていた所。待ってましたとばかりに立体投影図に目を向けた)
いやー…懐かしい。最初に出発する前に調べてあった地名が並んでる。実際通る際にアクシデントでもなければこのルートで問題ないな
(ざっと目を通して頷く。優秀な航海士と副長のおかげで部屋に籠って集中して調べるまでも無い。艦長の仕事は提示された情報からの決断が多かった)
それにしても同窓会か…養成校の話も久しぶりにした気がするよ --
- 改修も続いて僕らの船もずいぶん余裕ができました。かれらを丸々収容して余るくらいですからね…
ではこの通りで。日付は黄金暦で220年1月から2月の予定らしいです。
このペースだと余裕を持って到着できるとのことです。
なかなか忙しかったですからね…東のヴァーレルヴァーナでの召喚戦役を治めるためにずいぶん長い間飛んでましたから。
あぁそういえば期間中は宿泊施設としませんか?この船なら問題なくできそうですし。久しぶりに修学旅行の時みたく飛空艇で寝泊りできるのではないでしょうか
もちろん、機関室へは立ち入りできないようにしてもらいますが -- ウルカ
- 客扱いじゃなくて荷物扱いでいいなら倍乗せられるけどな(冗談めかして笑う)
(手元を操作して、投影図の横にカレンダーを並べた)…OKOK。来年だな…
戦役中はそれこそ余裕なかったからな…よくクルー全員で持ち堪えたもんだ。船も改修続きになったし(首をコキコキ曲げて)
…宿泊施設に? ああ、懐かしいな修学旅行。思えばあの時がクラースアーラが生まれる切欠だった…いいじゃん(二つ返事で頷き)
そういう事なら航海しながら小奇麗にしていこう、早速通達して頑張って貰うとしますか。機関室と砲台の近くだけ立ち入り禁止? --
- 暴れる荷物を乗せる身にもなってくださいよ(返し、笑う。こんなやり取りが何度あっただろうか)
ちょうど一年ですね…(6月9〜10日予定です)
魔族との戦いでもありましたからね、あの戦役は。終戦後にヴァーレルヴァーナの王室が援助を申し出てくれたのはひとえに艦長のあの時の決断のおかげですよ。僕ならあの選択は回避してたところですし
まぁ、だからみんな着いて来ているわけですが… えぇ、レースに機関室の見学…懐かしいですね
では一等清潔な清掃と装飾をしましょうか。 艦橋の火器管制もロックを掛けておきましょう。なにかあるよりはマシですから -- ウルカ
- (艦橋のクルーはそんな二人を見て何時も通りだな、という表情。状況が厳しいほど増えるジョークだがこんな平時でもそれなりに出る)
(両方霊圧出せるようにしておきます)
魔族…かぁ。相容れないなら戦うしかなかったもんな。ああー…あそこの王様気前よかったよな…俺のおかげだった? 実際船が沈みかけたからウル以下メインクルーの懸念が正しかったけど。いや、無茶させたなー…ファウにも怒られたしなー(反省しているというよりは近い過去を懐かしむ表情だが)
はーい、艦長室は皆に見られても大丈夫なようにしておこう。重要品は別室に納めておく。そうしといてくれー、後は電報とか受け取り易いように通信関連のチェックかな。全員来られるとは限らないし --
- やばかったですからね…あのときは流石にちょっと死を覚悟しましたが。お陰でボロ舟一歩手前なのもあって改修の必要が出てきたのでそちらも良しとなりましたが…
いやはや、そういえばあの戦役で僕も使い魔が…と思っていたのですが結局召喚石を精錬した蛇腹剣だけでしたね残ったのは(どうしようこれという顔で手に入れた武器を思い出し)
ではその通りに。それらも冒険者の街や各都市に住むクラスメイトに早く到達するよう伝令をまわして起きます。運送業をするわけではありませんが、ここ4年で培った航海路が役に立ってますね… -- ウルカ
- 魔力切れ起こして翼が出なくなった時は本気でやばかったなぁ、ハハハ(クルーまで伝わる乾いた笑い) 船名変える一歩手前だった気もするけどクラースアーラは元気です(艦長席の肘掛けを叩き)
どこかにはサモナイト石を鍛えた剣もあるっていうけどその蛇腹剣も大概だよな…魔術師によって使い魔の定義変わるけど格納庫の竜の子とか。親の竜から預かった卵は何時孵化するかわからんのが難点
何時も通り細かい点任せちゃって悪いな、よろしく。運送業、副業に出来ない事もないから門倉運輸でもやるか…って定期的に話すくらいには活きてるよな。密度濃かったもんな…落ち着いてたの最初のハイラーグ行きまでじゃなかったか --
- 機械式の動力詰んでいて本当によかったと思いましたよ、あの時頭が真っ白になりかけましたからね…
5つのサモナイト石を極限まで精錬して刃にしたとかなんとかかんとか…僕、これ系の召喚術使わないのでなんともできません…
あぁそういえば。あの卵どうなるんでしょうね…世話というか様子見はまだしているんですよね?
それもあるので商品確認もかねて各地の地酒を買っていきましょう、倉庫に詰め込めますよかなりの量を。カドクラというとシオンの父方の姓でしたか。 いやまったくで、ハイラーグが近かったのもありますが穏やかだったのはだいたいあそこまででしたね…北のメルガエ山脈の崩落から始まった鋼竜開戦の場に出くわすとかまずありえない話ですよ、今思えばですが -- ウルカ
- 機関最大、どころかオーバーロードさせちゃってすまんね。副動力なかったらと思うと…設計士に敬礼
しかも高純度の奴を選定してだろ? クラースアーラの初期費用並にかかってんじゃないかな…そういやサモナイト式召喚術は俺だけだったな。今度ちょっと貸してくれ、持ってるだけで凄いもの呼べそう…最高ランクいけるかな…
双子なのか知らんけど二個あるんだよな…孵化機に入れて俺の部屋で二人で様子見てる。あ、そろそろ動力の魔力石変えないと。ウル頼んだ
おぅ、いいね了解。機関室のドワーフ組が飲み干さない様に注意しとかんと…そうそう、西方の国じゃノディエの方が通りがいいからあんま使わなかったけど
あー……だって地形変わる様な出来事起きたら見に行きたくなるよね。地図を更新するのってあそこが最初だったっけ、メルガエ山脈から東に抜ける新航路も怪我の功名で見つけられたし…ありえない選択を美点だけ拾って美談にしたぞ。ほめて --
- どーもどーも(敬礼を受け取りつつ笑い返し)ていうかこれあげますよ。僕には杖がありますから…装備の枠ではありませんし
結構場所とると思いますけど、まぁ預かりものですからね…了解、作業工程を相談しておきます。あとで書類の確認を。
まぁルビみたいなイメージでつければいいじゃないですか。 といっても西方読みですからこの船につけるならノディエのほうがよいかと思いますけど
いや、あのときは確かに僕も興味がありましたから賛同しましたけど…いや、もう大変でしたよあれ…いつのまにか鋼竜軍の一員になってたりでもう…
そこらへんの話は同窓会まで取っておきましょう。それでは作業工程の整理もあるので僕は一度機関室のほうへ向かいます。いない間よろしくお願いしますよ艦長 -- ウルカ
- 蛇腹剣……使いこなせるかな、召喚術メインで戦う時にいいかな。では有難く貰っておく。召喚術で戦闘支援する機会も増えたしな…
了解。書類とにらめっこする日々がまた始まる…(遠い目)
ノディエ運輸…ダメだしっくりこない! 満場一致で行ったら山が丸く削れてるわ初めて見るサイズのドラゴンだったわ…まぁあの時の経験があったから戦役も乗り越えられたと思おう
OK、それじゃ次の停泊地まで巡航を続けますか。いっらっしゃい副艦長(見送れば、気合を入れて向き直り)
おし、休憩まで後3時間。何時も通りに行こうか(航海は続く。同窓会の日への準備を始める、少しの変化を伴って) --