ウルトラ葬!(灰!)
- (結婚式の招待状が届いた)
拝啓 立春の候、皆様にはお健やかにお過ごしのこととお慶び申し上げます。 このたび 桐生 山茶花と桐生 英龍、ファウスト・ペレグリーニとレイチェル・ペレグリーニの2組の結婚式を挙げることとなりました。 つきましては、日頃お世話になっております皆様に感謝の気持ちを込めて、ささやかな小宴を催したく存じます。ご多用中誠に恐縮でございますが、ぜひご出席賜りますようお願い申し上げます。 敬 具 --
- (時は11月、診療所の前医の命日でもある日、花を持ってその墓を訪れる)
(墓の周りには墓守に頼んで植えてもらったナスタチウムが咲き、灰色がかった風景一帯を赤く彩っている) (そんな中、真摯に、そして時間をかけて祈りを捧る) -- エルオ
- (エルオが顔を上げるまで、けして声をかけることはせず… ひととおりの作法が終わったのを見計らい、静かに問う) …祥月命日、でしたっけ。お疲れ様です
-- 墓守
- こんにちは(墓守を見てぺこりと頭を下げて)はい、今月がそうです、早いものでもう二年目、ですね……
そうだ、ちゃんと世話をしてもらったみたいで(回りに咲き誇る花を見回し)本当にありがとうございます、きっと先生も喜んでくれると思います -- エルオ
- 付け焼刃の園芸知識ですが… それに、このお墓には色々な人が墓参に来ますんで。そうした人たちの助力もあってのことですよ(満開のナスタチウムに目をやり、微笑む)
人徳、ですね -- 墓守り
- いえいえ、付け焼刃でも時間をとってちゃんと勉強していただいた、という事ですから
あ、他にも手伝ってくれた人がいたんですね、そっか……(人徳という言葉に頷いて)先生はいろんな人を診てましたから、だから今でもこうして誰かがお手伝いしてくれる、なんだか誇らしいです 私も先生のようになりたいと思っているんですけれど、なかなか難しくて…… -- エルオ
- 僕は故人を知りませんが…同じになる必要は、ないんじゃないでしょうか
エルオさんも沢山の人に感謝されています。僕からも。貴女は、貴女のままで充分だと思います きっと故人も誇りに思っていますよ(そっと墓前に屈む。同意を求めるように) -- 墓守り
- (ヘイジーが墓前に屈む、すると11月にしては珍しく優しい風がナスタチウムを揺らす、エルオにはそれが何として感じられたであろうか)
……大丈夫です、先生と同じになれるとは思っていません、ただ、いつか届きたい目標なんです…… むしろ私は皆から支えて貰ってばかりですから、感謝されてる分をちゃんとお返しできてるかどうか(と困った顔をする、きっとそういう性分なのだろう) -- エルオ
- 感謝におかえしとは、エルオさんらしいですね(クスリと笑ってしまう) そんなじゃ、申し訳なくて感謝できなくなってしまいますよ
…感謝を過分と感じることは謙虚さや向上心を維持するのに必要な、健全なことですが…(目を伏せ、言葉を切って) そればかりだと、きっと心が疲れてしまいます 今度は心配されてしまわないように、感謝には謙遜するくらいに留めておきませんか?…僕も、心配してしまいますから -- 墓守り
- (うっ、と心当たりがあったのか微妙に困った顔をする)でも、感謝されるのが当たり前に感じるようにはなりたくない、と言うのもあるので……ううん、加減が難しいですね
でも、わかりました、流石に心配してると言われちゃうと……あまりお返しとかに囚われず、もう少し自然体というか普通にしてみようと思います(向き合ってぺこりとお辞儀する) それでは先生、ヘイジーさん、今日はこれで……たまには遊びに来てくださいね?(と言い残し帰っていくのでした) -- エルオ
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- 7月2週目(6月4日)19:00から海水浴場で海開き!!
大人数が遊べる砂浜から、大部屋宿泊無料の旅館、ミスコンの開催も予定されています!! 楽しみたいあなた、モテたいあなた。この夏は海へ急げっ!!
(…というチラシが配られている 質問等は相談所まで、と末尾には載っている) --
- チラシほったらかしだと掃除してないみたいに見えてしまうな…(片付けた) -- 墓守り
- ガチっぽいひとにはためらいますね(発情薬を振り撒いていく) -- (・w|
- (とても静かにソワソワしだして、大人しく夜の街へお出かけしたとかしないとか) -- 墓守り
- 血液検査の結果は特に問題ありませんでした、自覚症状は出てないらしかったので、本当に確認だけ、ですね -- エルオ
- エルオさん。すみません、わざわざ…(墓所の手入れの途中、腰を上げて額の汗をぬぐう) ありがとうございます。安心しました(辛気臭い顔に精一杯の笑顔)
エルオさんの植えた花、元気に育ってますよ。いくらかお手伝いできればと思って勉強もしてみたんですが、なんだか本当に丈夫な花みたいで…(できることがない、と苦笑) -- 墓守り
- いえ、本当はもう少し早くお知らせに来れれば良かったんですけれどね、でも何事もなく良かったです
あ、本当だ、芽も出て大分育ってますね(笑顔で)まあ、私のお願いだけに手をかけてもらうわけにはいきませんから、それに雑草を取るのだって立派なお世話です(こくこく -- エルオ
- ここに戻ってしまうと、どうも出不精になってしまって… (単に墓所の管理や供養の準備に大忙しなのだが)
…きっと綺麗な花が咲きますよ。そのうち株別れして増えるかもしれませんね(仕事を労われれば照れたような微笑み。辛気臭いが) -- 墓守り
- そうなるといいなー、あ、でも流石に他の場所にまで生えたら迷惑かもしれないので、そこはあのお墓の周りだけがいいのかな……
花の時期は初冬なのでまだまだ先ですけれど、きっと赤く綺麗に咲いてくれると思います、先生の好きな花でしたので……(思いを馳せる様に目を閉じて -- エルオ
- あまり広がるようだと、済みませんが手を入れさせてもらいますね。無縁仏さんにお裾分けというのもいいかもしれません
…ここは、故人への思いを巡らせる場所ですから。その一助になるようなら幸いです。満開の冬を目指して、頑張りましょうか(いくらか影のとれた笑顔を見せた) -- 墓守り
- はい、すみませんけれどそのようにお願いします、無縁仏の方にも気に入って貰えればいいんですけれどね
はい!ありがとうございます!ヘイジーさんも何かありましたら遠慮なく、本当は何もないのが一番なんですけどねー…… それじゃあ、また(と一礼し、墓にも簡単に黙祷を捧げ墓地を後にするのでした) -- エルオ
- ええ。…何かあったら、一番に頼らせてもらいますね(エルオを見送って)
満開を待たなくても、墓場に花が咲いたようになるなぁ。エルオさんが来ると(言って、ちらりと花の芽が並ぶ墓所を見た) -- 墓守り
- (マント姿で、フードを目深にかぶった少女が、ごぼごぼと咳き込みながら通り過ぎていった…)
(彼女が咳をするたびに、深い死臭が漂い出ていく…) -- ナサ
- …えっ!?(一瞬墓から迷い出た亡者かと錯覚して振り返るが) 病… いや、呪いかな
かくりよの風が吹いてる。…とにかく、声をかけなきゃ(辛気臭い顔の青年が早足てナサを追いかけ、声をかける) …あのっ -- 墓守り
- お疲れ様でしたー。ゾンビに強い人達がパーティで助かったよ、気持ち悪かったねー(とても楽しかった風な表情で)また同行できたらその妙技頼りにしてる! -- フィルメリオ
- やあ。お疲れさま(こちらは反対に辛気臭い微笑みだが表情だが生まれつきだった) 仕方ないさ。役目を終えた人たちがなお動かされてる様は、気持ち悪く感じても
ゾンビを氷漬けにした君の力もね。きっと頼りにさせてもらうときが来ると思う。そのときは、よろしくね -- 墓守り
- どっちかというと見た目が悪いのが動いてくるってのが参ったね。綺麗な状態なら結構見慣れてるんだけど
また何かの依頼で組んだ時もよろしく。そん時までお互い怪我がないよーにしないとね!んじゃまたー -- フィルメリオ
- チラシが投げ込まれた!
花見?のお知らせ! きたる4月(22日/日曜日)19:00より桜華祭りが開催されます 美味しいお団子、お酒、リストランテの料理などが食べ放題飲み放題! 花見温泉でゆるり普段の疲れを癒やすもよし!飲めや歌えやどんちゃん騒ぎもよし! ふるってご参加ください! --
- 桜の下には… (チラシを丁寧に畳んで仕舞い) 宴につられて迷い出ないよう、パトロールくらいさせてもらおうかな -- 墓守り
- (冒険者や身寄りのない者を埋葬する一角、その中の一つの墓に花を手向ける)
(ここ一年、月命日にはかかさず祈りを捧げに来る姿があった)先生、私は元気にやってますよ……自由にしていいと言われてましたけれど、やっぱり謝っておこうかと思って -- エルオ
- ああ。今月も(さすがに覚えているのか、エルオの墓参が済むのを待って声をかける) 故人もきっと喜んでいますね
いつもより少しゆっくりされていたようですが、管理の行き届いていないところでも? ゴミが残っていたりとか…もしあったら教えてくださいね? -- 墓守り
- (墓守に気づいてぺこりと会釈する)だと、嬉しいんですけどねー……あ、いえ、管理に不手際とかそういう訳じゃなくて
というか、逆にお礼を言いたいくらいです、花もしおれたらちゃんと片付けて頂いているようですし(と今手向けた花を見る、その中には毎回変わらぬ花もある) -- エルオ
- (どうしても辛気臭い面立ちはそのままに、微笑む) そうですか? ありがとうございます
それじゃあ、特別な日だとか(彼女を見かけるようになってから…というか、このお墓ができてから確か1年だ) -- 墓守り
- 時間で言えば特別かもしれません、でも一年たってもまだ心の整理が付かないので私にとってはあまり変わらないかも
ああダメですね、私がこんなんじゃ墓守さんが言ったように喜んではくれませんよね(と掛けられた言葉に思う所があったのだろう、少なくとも悲しげな色は影を潜める) あ、そうだ、管理ついでに一つお願いしてもいいですか? -- エルオ
- あちらには、時間はありませんから…気持ちはゆっくり整理すればいいですよ。でも、その意気です(気配が少し軽くなったのを感じて頷いてみせる)
僕にできることなら、お気軽にどうぞ -- 墓守り
- もし管理する上で手までなければ、ですけれど……あの花、ナスタチウムって言いますけれど、あれの種をお墓の周りに植えてもらってもいいでしょうか?少しでいいので
(流石に勝手に植える訳にも行かないので、と種を出す、丁度今の時期が植えるには最適の頃だ) -- エルオ
- なるほど。構いませんが、僕には園芸の知識はあまりなくて… 毎日の世話が必要なようなら、うまく育たないかもしれませんね
僕にできるのは、草ひきの時まちがえて抜いてしまわないよう気をつけることと… 虫がついていたら取り除くくらいでしょうか?(うーん。と自信なさげに) -- 墓守り
- 私も月に一度は来ますから、それほど手をかける必要もない花なので大丈夫、かな……?
いえ!ダメでも責めたりなんてしませんから!じゃあすいません、変なお願いしてしまって(とお辞儀をして墓所を後にする) -- エルオ
- 手がかからない花ですか(安心したように表情がゆるむ) それなら、ええ。どうにかなるかもしれません
…いえ。僕らのできることに限りはありますが、弔う人のご希望にはなるだけ添いたいと思っていますから…(では、また。とエルオを見送り) すこし、勉強してみましょうか。花のこと(呟いて、頭を掻くのだった) -- 墓守り
- (店もありなかなか来れない祖父の墓参りに来ている)
(団子を墓前に添えて手を合わせ、やはりいつものように複雑な表情を浮かべている)…ふう、爺殿には恨みはないでござるが…ここには入り辛いでござるなあ… -- ササキ
- おや、この匂いは(供え物の匂いにつられて墓の向こうからひょっこり辛気臭い顔を出す) …おっと、お墓参りの邪魔してしまいましたね
先だっては注文もせず中座してしまい、済みませんでした(苦笑しつつペコペコと頭を下げる) -- 墓守り
- ああ墓守殿、ご無沙汰してござる…こちらはもう終わったでござるよ、宗教…宗派など何も聞いておらんでござるからお経なり唱える事もないでござるし
いやいや、いろいろあるからそこは気にしておらんでござるよ…さて、墓前に供えた団子もこのままにしておくと腐ってしまうでござるからな、お下がりとして食べるでござるが墓守殿もいかがで御座る?(そうして三色団子を一本差し出して) -- ササキ
- 腐ってしまう前に、野の獣や鳥への施しになってしまいますね。墓所を清潔に保つためには招かれざるお客様ですから、残さないでもらうにこしたことはないんですが
(ありがとう。と団子を受け取る)お気遣い感謝します。…団子は、故人の好物ですか? -- 墓守り
- なるほど確かに獣らが食べに来てしまうかもしれんでござったな、拙者は墓前に捧げて…帰る時に回収していたからそこまで気づかなかったでござる
いや…拙者は祖父の記憶はほとんどなくて、今の拙者が捧げられるもの…と言うと団子になりござるからなあ 母…いや祖母も祖父の事を話していた記憶はないでござるし、せめて完全に忘れてしまわないように…でござるな -- ササキ
- 酷いときには、依頼失敗続きで食い詰めた冒険者が…(咳払い)
…きっと、好物でなくても喜んでくれますよ。貴方が供えたものなら(団子をぱくついて) …良かれと思ってそうされるのなら、きっとそれが念仏であっても 生前の宗派と違っていても、喜んでくれると思いますよ? (早くも二段を食べ終えて、寂しくなった串を片手に首をかしげて見せる) 故人を記憶に留めるため。それも、また墓所の役割です(いつのまにか三段目が消えて、ごちそうさま。と微笑む) どうぞ、季節の移ろいごとにいらしてくださいな -- 墓守り
- …(いたたまれない気分になり目を逸らして)
ははは、そうであればよいでござるなあ…ふむ?宗派が違っても思いがあればでござるか…しかしお経なりなんなりを拙者知らんでござるなあ…どこか覚えやすい物でも聞いてみるでござるか… うむぁ、来季…春にも来れるかどうかわからぬでござるが、墓守殿も息災でな (そう言って最後に墓に水をかけて帰って行った) -- ササキ
- この街にも、寺社はあるようですよ。僕も訊ねてみるつもりでは居ますが、なかなか時間が取れなくて…
春…木の芽どきは生きている人の心もさざめくもの。精神安定のためにも、是非またのお参りを(見送り、墓所の清掃に戻っ -- 墓守り
- (墓地の一角を借りてアンデッドのうちの一体の弔いを済ませた。一等地とはいかなくても静かで良い場所だ、と思った)
それにしてもここ結構広いと思うんですけど、お一人で管理されているんですか? -- シトー
- 静かな、いいお見送りでしたね(弔いが済むと、墓守は呟いた)
ははは、まさか(シトーの問いかけに、小さく手を振って) ここを管理している団体は別にきちんとあって… 僕は最近この街に流れてきて、少しお手伝いをさせてもらっているだけですよ(言って控えめに微笑むのだった) //すみません、気長な文通モードでお願いします… -- 墓守り
- そう言っていただけるとあの子も喜んでくれると思います。いえまぁ、そうあって欲しい、というのが正直なところですけど
なるほど、墓守さんも近頃こちらに来られたんですね。最近賑わうようになったみたいですね、ここ (そんな会話をしながら、一応は周囲の様子を観察した。やはり手入れを別にしても「新しい」墓が多い) えーっとあとは、差支えなければ、で構わないんですけど……やっぱり冒険者の方でこちらに眠られる方も多いんですか? //はいな、こちらこそよろしくお願いします -- シトー
- ?(何かを探すようなシトーの様子が少し引っ掛かって)
…あ、ええ。一般の方と分け隔てなく。…無事に、というと変ですが良好な状態で街まで遺体が戻った方は、こちらに …ひょっとして、無念を残した遺体をお探しですか? 冒険者の -- 墓守り
- そうか、冒険に出る、っていうのはそういうことですもんね。どんな形でも戻って来られないこともありますよね……
(この街にきてからそれまで聞いて想像したよりも屍術は左道としての扱いを受けることを知った。それでも彼女はギルドに籍を置くものとして、なす事に意義があると信じている) はい。もちろん引き取り手がなく、施術後も拒否反応があればそこまでです。ですが、朽ち果てるだけの定めならわたし達はそれを役立てます モータビアは今でも労働力を必要としています、まぁそれはこの時代どこでもかもしれませんけど…… 一度それを前提に発展を遂げた以上、以後も必ずそれは必要とされます。つまりまぁその、国外にまで屍体を求めるようになった、ということですね 正直お話する相手を間違ってるとは思うんですけど、もし引き取り手のいない遺体があるならわたし達に任せていただくことは出来ませんか? もちろんギルドから必要な補償は出ますし、断っていただくことも出来ます。聞かなかったことにしていただければそれもありがたいですし通報は、ええっと、これはちょっと困るかな…… (墓守という職業の役割を考えればあんまりな申し出と自覚しているので、後ろめたさを感じて目を伏せながらそう言った) -- シトー
- //すいませんなんかいきなり重い話を振った気がする! 雰囲気に合わないなら方向転換します! --
- //重いのウェルカムですよー。ただ纏まった時間PCの前に戻る機会が無さすぎて…ちくしょう! お返事どうかゆっくりお待ちください… -- 墓守り
- …はい。冒険者の方のお墓は、ご遺体が眠っていないことも多いです
同行者の持ち帰った遺髪や遺品、それさえない場合は絵姿なんかが納められて…それでも、縁のある人々が墓参りに来られますね …モータビアではやはり、そうした手順になっているのでしょうね(すみません、不勉強で…と恥じるように言う)墓守りとして、一度は訪れてみたい国なのですが…機会がなくて …結論から言うと、シトーさん(一度言葉を切って)「今は無理」ですね 僕はモータビアの選択を否定はしませんし、同じ選択をする国が広がるならば受け入れる日も来るでしょう ですがこの国には…いえ、モータビア以外の土地にはまだ、そうした意識は根付いていません 墓所に預けられるご遺体は、たとえ弔う人の居ない無縁仏であっても「埋葬され弔われること」を望んで預けられるんです。それをさらに別の人の手に委ねることは、ご遺体を預けてくださった方への裏切りになってしまいます いつの日か…ご遺体となる人も、ご遺体を預けてくださる人も、皆が「望めば死後も人の役に立てる」「第二の人生を歩める」と理解し、アンデットとなった人の墓にはRIPのかわりに奉公先が記され、縁者は墓参りのかわりに彼らの働いている様子を見に行って…「ああ、頑張ってくれているな」「生きている自分達も頑張らなくては」と思えるような …おそらくはモータビアがそうであるような(行ったことのない人の思い込みですが)、アンデットと人が共存する社会が実現したなら。その時は喜んで協力することを約束しますよ -- 墓守り
- ……ですよねー!(あはははは、と笑いながらそう答えた)
いやー無理を言ってごめんなさい、先程も言ったように忘れていただけると幸いです。それが普通ですからね、うん(最後の部分だけやや寂しげにそういった) モータビアはもうそこらにスケルトンがいますからね、街を離れると力仕事が多くなるからゾンビが多くなるんですけどね。街中でならやっぱりメンテナンスのしやすいスケルトンの方が人気だったりするんです そうだ、墓守さんの故郷はどんな――というか、お名前もうかがっていませんでしたね。……う、これすごい失礼でしたね。あの、今からでもおうかがいしても……? -- シトー
- …普通でなくせばいいんですよ。シトーさんが(意識の改革。モータビアを離れて任務に就くネクロマンサーには、期待されている働きではないだろうか。とこの墓守は考えていた)
僕の故郷ですか? 生まれは大きな隊商で、ずっと移動しながら育ちましたから… はっきりとした故郷というものは、無いんですよ(困ったように笑う) 生まれたのは、この街の近くだそうです。…ああ、いえ(名乗らなかった自分も悪いので。と慌てて) 隊商でつけてもらった名前はヘイジーです 隊商を離れたあとはまあ、土地土地で色々と… 墓守りと呼ばれることが、一番多いですね -- 墓守り
- それはその、むずかしいんじゃないかなーって、あはは……うん……特にここの人は人手が足りないわけでもないですし、ほらそれこそ冒険者の人がいるじゃないですか!
必要がなければわざわざ「安らかにお眠りを」と願った人をどうこうしようだなんて思いませんよ、うん(表情にやや怯えの色を見せながらそう言った) はい、ヘイジーさんですね。それじゃあ改めまして、モータビア王立屍術師ギルド所属のネクロマンサー、シトー・スタニークといいます ああ、キャラバンにいらっしゃったんですか。なるほど、それじゃああちこちで墓守をやってこられた、という感じなんでしょうか……? 道理で静かな雰囲気がいつもするな、と思ったらそうだったんですね。ベテランなんですね! -- シトー
- 千里の道も、一歩からですよ。…実際、この街なら身の回りのことなんて人を雇えば済むのにスケさんたちを使役してるじゃないですか
彼等とよい関係を築いて、それを示すことができれば… 第一歩を刻むのはそう難しいことじゃないんじゃないですかね(気軽に言ってくれる) …旅をしながらだと、どうしても充分な弔いができませんから。育ててくれた人たちが一人、二人と亡くなるうちに考えるところができまして 隊商を抜けてからは、辻々で人を弔ってきました。今となっては、自分のためにそうしていたんだと思っています -- 墓守り
- そうかな……そうかも……うん? そうかな? うーん……もうしばらく、考えてみます(しばらく考えていたようだが結論は出なかった)
なるほど、うん……旅から旅へっていうとなんだかロマンチックですけれどそういうこともあるんですよね ご自分の為でも弔われた人はきっと嬉しかったと思いますよ、なにせ死後にインタビューしたことありますからね、お葬式の時はどうでしたって(ふふ、と笑って) ……さて、本日は色々とお世話になりました。またこの子の様子を見に来ます、えー……本当にありがとうございましたヘイジーさん、お元気で!(そう言うと墓地を出て行った、ともかくもしっかりと歩いてはいるようだ) //おつきあいありがとうございました! -- シトー
- 死後にインタビュー。それは、死霊術師ならできるでしょうけど…なんとも興味深い話です
一般化されれば弔いは残された者たちのためという常識を打ち破って死者自身のための弔いが当たり前の世になるかもしれません …ええ。心に彼(彼女?)との「結び目」がある限り、そうしてあげてください。墓所は、そのためにあります(少しだけ心配そうに、シトーを見送った) //こちらこそ毎度おつきあい感謝です -- 墓守り
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- (試供品が配られた) --
- へえ。どれどれ?(ひとつ手に取る) -- 墓守り
- (ペロッ …これは!) 初めて食べるあじだなぁ…(ぼりぼり。味だけなので特に心身に影響はなく) -- 墓守り
- (『お探しのあんな品からこんな一品まで、お求めはよろず屋「」(無銘)までどうぞ!品物以外に失せ物探し人などよろず事引き受けます!』と書かれたチラシが届いている) --
- なんて読むんだろう…「」? 失せ物までとは、仕入れのためのコネクションを活用してるのかな? --
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