ここはマスター・ミサキと、アーチャー・レイズの共有コメントです

  • はぁ・・・いくらレイズが酷いからといって、ビンタはやりすぎでしたよね
    うぅ、まずは謝らないと・・・ア、アーチャー・・・いるんですよね?出てきてください!
    (一応呼ぶときは役職名で呼ぶ事にしたようで、そばにいると思って声をかけた) -- ミサキ
    • (………呼んでも出てこない 聞こえているのか、聞こえていないのか)
      • あ、あれ・・・いるはずなんですけど・・・アーチャー?(もう一度呼びかける)
        で、出てこないと・・・うぅ・・・お、怒っちゃいますよー?(脅し文句は見つからなかったようだ)
        -- ミサキ
      • (やはり出てこない………と、そのとき天井からぽとりと机の上に箱が落ちる)
        (可愛くラッピングされたプレゼントボックスだ、大きさは野球ボールが入るくらいだろうか)
      • うぅ・・・もしかしてまた勝手に誰かに迷惑かけに・・・ふぇ?(落ちてきた箱が目に映る)
        これは・・・何でしょうか(不思議に思いながら、まずは開けてみた)
        -- ミサキ
      • カッ

        (―――開いた瞬間、凄まじい光が部屋に放たれた 光以外の効果は無い様だが)
      • きゃっ!(手で光を遮るが、既にとき遅く光に目をやられる)
        目、目が・・・や、やっぱりアーチャー。貴方の仕業ですね!(目は閉じたまま怒鳴る)
        (少しの間、視力は戻りそうにないようだ)
        -- ミサキ
      • ………クク。(どこからかほくそ笑む声が聞こえた 次の瞬間、ミサキの足に何かがぞわぞわと絡みつく………ぬめりがあり、長さがある) -- アーチャー
      • ひゃぅ!・・・な、何をしてるんですか!(慌てて足に絡みつく何かを払う)
        うぅ・・・何かぬめぬめしてます・・・(手に当たった感触を気持ち悪そうに手を振る)
        (とにかく怯えながら、しかし守りやすいよう部屋の隅へに逃げる)
        -- ミサキ
      • (しかし逃げた先にも何かが待ち構えていた 壁に触れた腕に、その足に、首に先ほどと同じぬめり気のある細身の長いものが巻きついた)
        (目が少し慣れてきたのなら それが………長い身をもつ蛇だと分かるだろう)
      • ふぇ・・・こ、こっちにもいる!んぅ・・・また巻きついて
        これ・・・生きて?(タイツや首筋に当たる長い何かが、意識があって動いてる事に気づいた)
        ・・・ひっ!(目を開けて確認すると、おぼろげに蛇だと分かりしりもちをついた)
        -- ミサキ
      • ………コイツは大変だな、ンン?(天井に、どうやってかは分からないが張り付いて、ミサキを見ている)
        10匹ぐらいか………蛇が一杯だ、どうする。そいつ、毒持ちだ。噛まれちまったら、あーあ………こりゃアウトだ。勇者の夢、ここで潰えたり。
        で、だ。(ニイイ、と笑い)おれなら助けてやれるが、さて。どうしようか。 -- アーチャー
      • や、やっぱり貴方が!・・・ひぅっ・・・(声をあげると蛇ににらまれて口を噤む)
        ・・・だ、誰が貴方の手なんか・・・(手を出して、口を開けて威嚇されてすぐ手を戻す)
        いやぁ・・・んっ・・・(それでも、体や足にまとまわりつこうとする蛇を一匹ずつ取り外す)
        -- ミサキ
      • 困ったなあ。おれと言う奴は、その………何だ、お前に死なれると路頭に迷うわけだが?
        クク、しかしその悶える姿もイイな?ンン?眺めてるのも楽しいかもな。クク………
        (蛇は取り外しても直ぐにまとわりつく 10匹で、尚且つ多方向への対応力がはたしてミサキにあるだろうか) -- アーチャー
      • なら、何でこんな事!・・・あっ・・・ダメッ!(背中にも入られ始める)
        あ、なたって人は・・・本当・・・んぅっ!(取り外しても絡みつく蛇に恐怖と悪寒を感じながら身を縮める)
        ・・・これ、なら・・・メラ!(駄目元で、手のひらに炎を作り出し、蛇たちに近づける)
        -- ミサキ
      • 「ピキィィー!!」(二匹ほど、炎によって退けられる………が、それがまずかった 蛇たちが怒り出したのか、激しくまとわりつき始めたのだ)
        ありゃりゃ、怒らせちまったなあ。ンン?ほら、直ぐ噛むぞ、そろそろ噛むぞ、死んじゃうぞー?クッ、クッヒャッハッハッハッハッハッハ!!!
        なあ………おれをもっと頼れよ、おれならお前を助けてやれる!直ぐにだ、今すぐに!お前がどう嫌がろうと、おれとお前は一心同体。
        なのに意地張っておれまで退けてどーする?ンン?………ほら、頼れよ。早く! -- アーチャー
      • やっ!こな、いでっ!(残り8匹が締め付けるようにまとわり着いてきて怯えるミサキ)
        いや・・・こんな所で・・・ひぅっ(顔の近くまで這ってきた蛇が頬を撫でていく)
        でも・・・でも・・・(ダダのこねる子供のように首を振って拒否している)
        (しかし、早く!と言った瞬間蛇が口を開け牙を剥き、今にも噛み付こうとするのが見え、「た、助けて!」と叫んだ)
        -- ミサキ
      • ………言ったな、聞こえたぞ。(聞くや否や、コートから拳銃を取り出し、正確に噛み付こうとした蛇の頭を打ち抜いた)
        フン、よかったなァ、ンン?(次々と、正確に蛇のみを打ち抜いていく ミサキの身体には傷一つつけず―――全ての蛇が動かなくなった 一部、服は切り裂かれたが)
        ………クックッ。ご無事で何より、マイマスター。(ニヤリ、と笑って見せた) -- アーチャー
      • っ!(目を閉じ、耳を塞ぎながら、蛇が殺されていくのをただ待つ)
        ・・・ぐすっ・・・無事って・・・貴方が、したことじゃ・・・ないですか(涙を流しながら、抗議するミサキ)
        (一部切り裂かれた服をぎゅっと持ち、身を固めるようにしながら顔だけをあげる)
        (その顔は、怒りと安堵と、悲しみと感謝と、様々に入り混じった表情をしていた)
        -- ミサキ
      • ああ、そうだな。だが、コレでよーく分かったろう。(身を固めているミサキを多少無理矢理抱き上げ)
        最終的に、おれはお前を助けなきゃあならないナイトってことさ、クク………そう遠慮せず、どんどん頼れ。
        いつだって、守ってやるさ。おれのお姫様よ………クック、クックックック……… -- アーチャー
      • うぅっ・・・でも・・・でもぉ・・・(納得出来ない面も多くて抱き上げられながら顔を振り続ける)
        (自身の非力さや弱さや未熟さと、レイズの様々な意味での強さを感じずにはいられなかった)
        (その日より、より一層剣術や魔法の練習に打ち込むミサキの姿があったと言う・・・)
        -- ミサキ
  • (特に危機感もなく訪れる)
    こんにちは〜 来月依頼で一緒みたいだから、よろしくね〜 -- ミラ?
    • ………(背を向けたまま振り向かない 放って置いてもいいし、話しかけてもいい) -- アーチャー
      • むぅ、返事くらいしてくれてもいいのに〜… もしかして、寝てるのかなぁ?
        (独り言のように呟き反応を確かめている) -- ミラ?
      • ………いや、起きてる………アンタ、名前は。おれは、そういう依頼書とか、あんまり確認しないんでな?
        (背を向けたまま問う)ああ、ちなみにおれはアーチャーと書かれているが、そうだな。レイズ。………上乗せのレイズと呼んでくれ。 -- アーチャー
      • おぉっ 起きてた!? 私はね…ミラっていうの。 よろしくね、レイズさん(相手がこちらを見ていなくても、笑顔で言う) -- ミラ?
      • よろしく………と、仲良くなるためのご挨拶は当然何だがな、ンン?
        とはいえ、足を引っ張られると困るんだよ。仲良しさんほど、かえって足を引っ張る。そう思わないか?いっそ、別行動のほうが安全かもしれない。
        (背を向けたまま、淡々と失礼なことを言う) -- アーチャー
      • んー……まあもしも私が足引っ張るようなことがあればおいてってくれてかまわないよ〜?
        助けてーっていうほど仲がいいわけじゃないし、ね?(気分を害した様子もなく、声音も変えずに)
        仲良くなるためのご挨拶だけど、まだ仲がいいわけじゃないもん -- ミラ?
      • 置いていくのもなんだか、こう………罪悪感を感じるだろ?ンン?
        いや………クッ、クックッ。もっと簡単な方法がある。素晴らしい解決法だ。(そう言うと振り返る―――その笑顔は邪悪で歪んでいた)
        お前が今死ねばラクチンだな?(コートから銃を抜き取ると、ミラに向けて引き金を引いた) -- アーチャー
      • (無詠唱、即座に結界を張る 辛うじて弾丸の威力を落とすと弾丸が掠めていった左腕を右手でさすりながら)
        嫌だなぁ〜…そういう短絡的思考はだいっきらいだよ
        そもそも罪悪感なんて微塵も感じなさそうなのに引き合いに出さないでよ、ね!!(またも無詠唱、辺り一帯に目も開けられないような閃光が走る) -- ミラ?
      • 短絡的?失礼なことを言うな、じっくり考えた末の結論だ。………3秒くらいな。ヒッヒャッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!!
        おいおい、これまた失礼だな?ンン?おれだって罪悪感は感じる、いろんな場面で罪の意識を感じるもんさ。ああ、おれって奴は結構、優しいところもあるんだぜ。
        ただし、その、何だ。人を殺す時に罪悪感を感じないだけで―――オオッ!(閃光に目を閉じる) -- アーチャー
      • 3秒ってねぇ、そういうの短絡的っていうんだよー 辞書に加えておきなよ♪
        罪悪感っていうか自分に酔ってるだけじゃん〜〜 うーむ、これは本格的に仲良く出来そうにない予感がするね
        (レイズが閃光に怯んだ間に治癒魔法、目を開ける頃には傷は癒えている) -- ミラ?
      • フゥム、おれのジョークはウケないみたいだな。じゃ、手品はいかが?
        (うやうやしくお辞儀をし、何も持っていない右手をくるりと回す―――ぽん、とバラの花が現れる)
        いい香りだよ、是非どうぞ(す、とミラに向けてバラを見せる―――そのバラの先端から、ガスが噴出した 笑いが止まらなくなる笑気ガスだ!) -- アーチャー
      • え、バラを……? いい趣味だね、バラは好き………(隠された名(真名)につくほどだ、よほど好きなのだろう。 バラに近寄り香りを楽しもうと……)けほっ!?!?
        ひゃ、あははははっ ななな、なにこれぇっ ぷふっ!!!(本来エーテル体である彼女に毒やガスの類は無効であるため気を抜いていた 英霊として降霊された際にこの体質が無効になっていることさえ気付かなかったのだ)
        あーーーーっはっはっは!!もう、だめだぁ〜愉快でたまらないよ、くすっ こんな気分はあなたにもお裾分けしないと、ね!(幻影の一種だろうか、真っ白でクリームたっぷりのパイが数個、アーチャーの顔目掛けて飛んでくる) -- ミラ?
      • ヒッヒャッハッハッハッハッハッハ!!!いいね、笑顔は最高だ!!!こんな世の中何もかもジョークだ、笑い飛ばしちまいな。
        ンン?おすそ分けか、是非受け取りたいところだが………クリームは苦手だ、胸やけがする。
        (ひょい、ひょいと数個のパイを避けるが、一個だけ避け切れず、腕で防いだ) -- アーチャー
      • (腕には生クリームがべっとりとつく感覚、そして甘ったるい香りが広がる 幻影だと気付くまで、そのパイは実際に存在するものと変わらないのだ)
        ぷっぷーーー 真っ白な顔に真っ白な腕、似合うよ、とーっても似合うよ〜〜(笑い転げながら) -- ミラ?
      • ンン………(腕のクリームを見て、噴出す)ヒッ、ヒッヒャッハッハッハッハッハッハ!!!確かに傑作だ、顔も腕も真っ白だ。
        だが、おれの考えたジョークじゃあないのに、お前が笑ってるのが気に食わないな。(コートから大型の銃を取り出し、ミラに向ける―――ショットガンだ) -- アーチャー
      • なんて高慢♪ なんて傍若無人♪(最早笑いすぎて歌うように)
        銃はぁ〜あはっ嫌だな、そもそも私たちと機械ってあんまり相性が良くなくてね ふふっ
        (相変わらず笑い転げているが、その横に15cmほどの一直線の黒い線が見えるかもしれない 3次元空間に現れた2次元、一体何を意味するのか…) -- ミラ?
      • ・・・はぁ、はぁ・・・やっぱり!アーチャー、勝手に戦って!(走ってきたのか、息切れしながらアーチャーに向かって怒鳴る)
        離れていても・・・貴方のする事は大体分かるんですからね!(少ない魔力が減るので分かったようだ)
        (流石に割って入りはしないが、アーチャーのそばでショットガンを抑えようとする)
        -- ミサキ
      • ………?ンン、今度はどんな手品を―――(そう言いかけた所で、ミサキの声に反応)
        〜〜〜〜ッ!!!いいところで、マスター!!(邪魔され、ミラに背を向けミサキのほうを向いた) -- アーチャー
      • あふっ あなたが、レイズさんのマスターさん??(笑いを堪えて挨拶しようとするが堪えきれず、変な顔でミサキを見る) -- ミラ?
      • (線はぱかりと口を開き、漆黒が顔を覗く)
        (現れたのは蒼色の対をなす妖精)
        ………敵…? -- ディーア?
      • いい所じゃないですよ!もう!(銃を強引にコートの中へと仕舞わせる)
        ご、ごめんなさい・・・えぇっと、どなたかは知りませんけど(知人でない事に息をつくミサキ)
        はい、私が・・・このアーチャーのマスターです・・・ご、ご迷惑おかけしました(何度も頭を下げて謝っている)
        -- ミサキ
      • ………フゥン。(ニヤニヤ笑いながら、ミサキに耳打ち)こいつらも、聖杯戦争に参加してる奴らだ。 -- アーチャー
      • (マスターとサーヴァント。 さて引くべきかどうか……二人は精神感応(テレパス)でやりとりをする)
        ミラ「サーヴァントがサーヴァントを襲って、マスターが謝るのって変な感じ…」(ミサキと、耳打ちしているレイズを見ながら)
        ディーア「……呼ばれたから…来た…… 敵、なら容赦しない…… そうじゃないなら…帰る…」(あとから出てきた妖精は眠そうだ) -- ミラとディーア?
      • ふぇ・・・そ、そうなんですか?(不安げな目をして二人の妖精を交互に見つめる)
        (レイズからは殺しあって喜ぶ者たちが聖杯参加者だと言われているため、不安なようだ)
        で、でも貴方が言うような子たちには見えません・・・やっぱり騙してませんか?(ただ、今まで散々騙されていただけに逆にレイズの言う事を疑っている)
        -- ミサキ
      • ならば、聞いてみればいい。………おい、サーヴァントさん。(振り返り、ミラとディーアを見る)
        おれたちは聖杯戦争の参加者だ。お前らもそうだろう?………てことは、勝ちあがって聖杯を手に入れるつもりか、ンン? -- アーチャー
      • ミラ「私……ぷっ 笑っちゃって真面目に言えないから〜…ディーアに任した!」
        ディーア「………そう、私たちはサーヴァント… 聖杯を手に入れるために…ここに居る… でも…不要な争いは、しない……
        ミラは…ここに…冒険同行の挨拶…来ただけ……」(アーチャーというよりもミサキをまっすぐに見て言う) -- ミラとディーア?
      • そうなんですか・・・でも、貴方たちみたいに話の分かるサーヴァントたちがいると分かって良かったです!(微笑みながら喜ぶミサキ)
        ・・・あ、同行中はこういう事はさせないようにさせますから・・・今日はご挨拶に来て下さったのに本当にごめんなさい(演技ではなく、本当に謝罪しているようだ)
        -- ミサキ
      • ………チッ。(一つ舌打ちすると、ニヤニヤ笑いながら奥に消えた) -- アーチャー
      • ミラ「あははは、ちょっと今笑いが止まらなくって…申し訳ないんだけど…ふふっ
        とりあえずー…手を出されない限り…害を及ぼしたりすることは今のとこないから、よろしくね〜あははっ マスターさん」(奥に帰っていくレイズをガスによる笑いだけではない笑いを含めて……見送った)
        ディーア「皆が皆……あのレイズのような…者では…ない……」 -- ミラとディーア?
      • そういう事でしたら良かったです・・・あ、それで・・・こういう事聞いても教えてくれないのかもしれないんですけど・・・
        その・・・何のために戦っているのですか?聖杯とは、どんなものなんですか?
        (どうやらレイズからはあまり説明されずに、成り行きでマスターになったらしい)
        教えられないのでしたら・・・無理には聞きませんから(真剣な表情で聞いた)
        -- ミサキ
      • ミラ「私たちが〜何のために集めてるのかは、ふっふー ひ・み・つ♪」
        ディーア「聖杯とは……最後に生き残ったサーヴァントと…マスターの願いを一つだけ叶える…」(何故知らないのか、不思議そうな顔で応える) -- ミラとディーア?
      • 秘密、ですか・・・やっぱり、そういうものですよね(そう言われても納得した様子で苦笑した)
        そういう事だったんですか・・・なら、殺しあってでも欲しくなる理由は分かります・・・
        あ、えと・・・アーチャーは聖杯自体には興味がないのか、教えてくれなくて(不思議そうな顔を見て答えた)
        今日は・・・うちのアーチャーが襲ったのに、色々と有難うございました(深々と頭を下げてお礼をする)
        -- ミサキ
      • ミラ「あはは、気にしないでよ〜 あのレイズさんのマスター、どんな人かと思ってたけど普通の人だったんだね」
        ディーア「聖杯に…興味のない…サーヴァント… 珍しい…。」
        ミラ「それじゃ、挨拶も終わった所だし今日は帰るね〜 またね、マスターさん」 -- ミラとディーア?
      • うぅ・・・半分以上騙されて契約したものですから・・・(困った表情で苦笑している)
        あ、はい。一応言って聞かせますけど・・・いう事聞くような人ではないので、くれぐれも気をつけて下さいね?
        それでは、お元気で。さようなら・・・(二人の妖精を静かに手を振って見送った)
        -- ミサキ
  • ………(ミサキの寝室、椅子に座り、ミサキを待っていた) -- アーチャー
    • ・・・今日もいいお湯でした・・・・・・な、何でアーチャーがここにいるんですか!
      (風呂上りだったのかパジャマ姿で、髪をタオルで叩くように拭きながら入ってきて気づいた)
      ・・・?・・・どうか、したんですか?(今日は静かなので心配そうに聞いた)
      -- ミサキ
      • ン。(ミサキに気付くと、ミサキにいつもの笑い顔を向けた)今夜は随分と色気があるな、ンン?シャンプーのいい香りだ。
        ………なぁに、ちょいと土産をな。なかなか面白いものが手に入ったぞ、見るか?クッ、クク……… -- アーチャー
      • そ、そんな事ないです!・・・うぅ・・・そういうのは言わなくていいんです!(指摘されると恥ずかしそうに顔を赤くする)
        ・・・何ですか?貴方のすることで良い事があった試しがないんですけど・・・(警戒した様子でいる)
        (しかし生来の好奇心の強さもあって、警戒しながら近寄る)
        -- ミサキ
      • (コートから、ぺし………とミサキの額に何かの束を貼り付けた 写真だ)
        (その写真には―――魔導師らしき女性の、口を銃で打ち抜かれ、頬まで切り裂かれ絶命した死体の写真だった) -- アーチャー
      • あぅっ!・・・も、物は投げないで下さい!・・・写真?(束ねてない金髪をさらりと揺らしながら、写真を見た)
        ひっ!・・・こ、これ・・・(一瞬何か分からず、分かった瞬間写真を手から零れ落ちて床に落ちる)
        ま、まさか・・・アーチャーが、したの?(真っ青な顔でそうでないと祈りながら、アーチャーに聞いた)
        -- ミサキ
      • ………(とんとん、と自分の裂けた唇を触ってみせ)おれとお揃いだろ?ンン?
        (それが全ての答えだった) -- アーチャー
      • そんな・・・私のせいで・・・(力が抜けたようにその場に座り込んだ)
        ・・・ごめんなさい、ごめんなさい、私のせいで・・・(涙を流しながら写真を抱きしめた)
        (もちろんそれで許される訳はないと分かっても、ミサキには謝るしか出来なかった)
        ごめ・・・なさ、い・・・(涙を流し、嗚咽をもらしながら、何度も謝る)
        -- ミサキ
      • ………そう泣くな、クッ、クックッ………こいつも聖杯戦争の参加者、マスターさ。
        これで聖杯戦争で醜く争う奴がまた一人減った!(言いながら、ミサキの肩に手を回し)
        万々歳だろ?ンン?ハ、ハ、ハハハハハハ……… -- アーチャー
      • そんな訳・・・ないじゃないですかぁ!(涙でしわくしゃになった顔で手を払いのける)
        (その払いのけた手もすぐに力なく床に落ち、顔はまた下がり項垂れてしまう)
        ぐすっ・・・もう私は、勇者失格です・・・それ以前に、人として・・・(部屋の壁を背にしながら体育座りで身を縮めて嘆いた)
        -- ミサキ
      • ………………(しばらく、考えをめぐらせた こういう恐怖とかでなく、落ち込んで泣いているのを見るのは実に気に入らない)
        (彼の性格であればとっとと殺しているところだが、ミサキを殺すわけには流石に行かない、それではまた現世にいられなくなる)
        (仕方が無い、とぼそり呟き)………おい、ミサキ。少しだけ真面目な話をしてやる、ちょっと聞け。ン?
        (再度、肩に手を回した 口元が笑いっぱなしなのは勿論なのだが、その表情がその実、「笑っていない」のが分かる) -- アーチャー
      • ・・・お母さん・・・先生・・・わたし、どうしたら・・・(深く落ち込みながら泣いているミサキ)
        ・・・これ以上、まだ何があるって言うんですか・・・まだ、私を・・・(悲しみに染まった目でアーチャーを見返す)
        (今のミサキには、表情の違いは分からないものの雰囲気の違いは感じ取ったらしい)
        (涙をためたまま、アーチャーの言葉をじっと待った)
        -- ミサキ
      • いいか、聞けよ。………ミサキ、お前は勇者だろ?ンン?その………何だ、勇者ってのは「勇気あるもの」だよな。
        ………お前は、怖がってる(・・・・・)だけだ、わかるか?人が死んでなぜ泣く?………自分の責を恐れてるからだ。
        (顔をさらに近づけ)おれは野生の怪物のようなものだ、もしくは天災みたいなもんだと………言う奴もいるが、ともかく。
        お前は野生の怪物の飼い主にいきなりさせられてビビッてる!おれを扱いきれるかどうか、怯えてるんだ。そうだろ?
        だが、仕方の無いことだ。お前が弱いんじゃあない、おれがお前の手に余ってるだけなのさ。
        お前が罪の意識を背負うことなんか、歯クソほどもありゃあしないんだよ。分かるか、ミサキ。ンン?
        (あくまで、低い声で―――普段とはまるで違う、重さを感じる声だ) -- アーチャー
      • は、はい・・・私は、勇者で・・・確かに勇者は勇気あるもので・・・でも・・・(沈みかけた所で低い声で続けられる)
        こ、こわ・・・わ、私が責を恐れてる、から?・・・そ、それは!・・・うぅっ(言い返す前に顔を近づけられる)
        (言われる事を聞いて)・・・・・・確かに、そうかもしれません・・・私は貴方が怖くて、そして貴方は強いです
        ・・・でも、罪の意識を背負わないでいいと言うのは納得、出来ません!(そこで目に力が戻り立ち上がる)
        確かに怖がって、謝って・・・それじゃあ勇者ではなく、ただの少女でした・・・でも!私は勇者なんです!
        ですから・・・罪から逃げずにいます・・・殺した人の家は、どこですか?
        そこにいって、家族や友人に話してきます(強い意志を感じさせる口調で、アーチャーに負けじと見上げる)
        -- ミサキ
      • ………フン。(にやり、と笑った その目に光が戻ったからだ)
        どうしてもおれと同じ罪を背負いたいらしい。いいだろう、だったら背負ってもらおうじゃあないか。ンン?
        ………近くの丘を越えた先だ、だが今日はもうよせ。来月、おれと一緒に行こう。
        奴のサーヴァントは、もう完全に敵だ。説得が通じるはずが無い………おれは、お前を守らなきゃアならないからな。 -- アーチャー
      • はい・・・背負えるかどうかは私にはまだ分かりません・・・でも、出来る限り背負って見せます!
        ・・・・・・あの丘を・・・な、何で貴方と・・・(反対しようとしてサーヴァントと言われて固まる)
        ・・・じゃあこの人はマスターさんか、サーヴァントさんだったんですね・・・こんな事されたら敵になりますよね
        ・・・私一人で行きたいですけど、ダメだといっても付いて来るんですよね。でしたら、一緒に行きます
        ただ、こちらから攻撃は絶対しちゃダメですからね?(言い聞かせるようにアーチャーを見た)
        -- ミサキ
      • ………いいだろ、マスターのお目付けがあっちゃあな。………さ、もう休め。
        また冒険もあるんだ、体力を温存しておかなくちゃあな。ンン?(ぽん、と背中を叩いた) -- アーチャー
      • はい・・・確かに、今日は色々と、疲れました(ただでさえ冒険で死者が出た月だった)
        (それに加えて、自分が原因の死者が出た事で精神的な疲労はピークに達していた)
        (レイズに背中を押されても反抗もせずに、目を袖で擦った後ベットにもぐりこむ)
        明日は、必ず一緒に行きますからね・・・おやすみなさい、レイズ・・・(そして目を瞑るとすぐに眠りに落ちた)
        (その眠る姿はなんとも無防備で、それでいてやはりまだ子供のように見えた)
        -- ミサキ
      • ………フゥ。(ミサキの眠るベッドに座り、その顔を見て)………まさか、こんな餓鬼を励まさなきゃアならなくなるとはな。
        クッ、クックックックックッ。サーヴァントは大変だな、ヒハハハハ………
        (子どものような寝顔のミサキの枕元に、そっと閃光を放つタイプのビックリ箱を置くと、部屋を出た) -- アーチャー
      • 次の日、枕元の箱を見て彼なりの謝罪なのかと思って嬉しそうにあけると閃光を放つビックリ場子で)
        (朝早くから、悲鳴と怒声が響いたのはまた別のお話・・・)
        -- ミサキ
  • ………フン、フフン………(鼻歌を歌いながら、ミサキの寝室のベッドの上でくつろいでいる 手には何か持っているようだが) -- アーチャー
    • 今日こそ仮眠して一休みしてから・・・あぅ(まず疲れを癒すために寝室に来て、レイズを見て涙目になる)
      わ、私のベットの上で何してるんですか!だ、第一女の子の部屋に勝手に入っちゃダメなんですよ!
      (顔を赤くしながらシーツを引っ張って、無理やりにでも降ろそうとする)
      -- ミサキ
      • ミサキが大体来るのがここだからな、待つ場所は来る場所に限定するのが普通じゃないか?ン?(ぴょん、と飛び降りて)
        ほらよ、お前にこれをくれてやる。(ぽい、とミサキに何かを手渡す………栄養ドリンクだ)
        昨日は魔力を思い切り吸った、お前もクタクタだろ?ンン?………お前に倒れられたらおれが困る、飲んで英気を養いな。 -- アーチャー
      • うぅ・・・それでもドアの前で待つなりがあると思いますよぉ・・・今度からはそうして下さい!
        私に・・・わっわっ、物は投げないでください!(手の中でお手玉した後、怒ったように叱る)
        ・・・確かに疲れてはいますけど、でも貴方のくれた物で罠でなかった例がないです
        (流石にミサキも、アーチャーに対しては遠慮なく疑いの目を持つようになってきた)
        -- ミサキ
      • ………ま、信用したくないならそれでいい。ちなみにそいつは、わさび一本丸々入ってる。クッ、クックックッ………
        ………どうだ、聖杯戦争初参加のご感想は、ンー?(机に座ると、とんとんと頭をつついた) -- アーチャー
      • ・・・うぅ・・・そう言われると心苦しくなっちゃうじゃないですかぁ・・・って、やっぱり罠じゃないですか!
        もぅ、アーチャーは・・・(怒りながらそれでも捨てずに枕元に置いてから、ベットに腰掛ける)
        ・・・どうといわれても・・・出来れば、戦いたくないのは変わりません・・・(目を伏せたまま呟く)
        でも・・・戦わなくちゃいけない時には戦うようにします、貴方に迷惑ばかりかけれませんから・・・
        (戦う事への覚悟は出来たようで、その返答の時には顔をあげた)
        -- ミサキ
      • ………「どうせ闘う運命」そう言ったのを覚えてるか、敵のマスターのセリフだ。あの青白い、名前はええと………忘れた。
        ンで、ナンだっけ………ああ、そうそう。どうも、お前の理想どおりには行かないようで、ザンネン無念………てか?
        (ニヤニヤと笑い、ミサキを見る)一つクエスチョン。ちょっとした好奇心から是非聞きたいんだけどな、アー………お前、何で勇者始めた? -- アーチャー
      • スノゥさんです・・・確かに、言っていました・・・(言われた時の笑顔とともによく覚えていた)
        でも・・・分かってくれる人もいますから・・・だから、私は諦めません(睨むように言うミサキ)
        クエスチョン?・・・なん、ですか?(長い髪を揺らしながら首を傾げる)
        何で勇者を・・・ですか・・・私は、困ってる人を助けたかったから・・・(人によくする説明を、レイズにもした)
        -- ミサキ
      • ………ホーホー。たかだかそれだけで(・・・・・・・・・)勇者に?(目元を細め、ミサキを見る)
        (とん、とんと自分の頭をつついて見せ)………頭、オカシイんじゃないかな。それが本音だったら。ハ、ハ、ハ、ハハ……… -- アーチャー
      • うぅ・・・それだけじゃ、悪いですか・・・?(本当の理由はいいたくないのか、不服そうに言うミサキ)
        お、おかしくなんかないですよ!それに私は・・・あ、な、なんでもないです・・・
        (本当は初恋の人が勇者の家系の人で、その人に近づきたかったからという理由のようだ)
        (しかし、あまりに私欲的すぎて言う気にはなれないらしい)
        -- ミサキ
      • だって明らかにおかしいだろ、クッ、クククク。困ってる人を助けるならその辺の婆ちゃんの荷物でも持ったらどうだ。
        怪物とドンパチチャンバラやるより、簡っ単に人を助けれて、しかもその場で感謝される。別に勇者じゃなくてハイハイやめた餓鬼でもできるがな。
        ………大して覚悟も無いで勇者やってる感じだよなあお前。お前が勇者やってたら、間違えて荷物もった婆ちゃんを刺し殺しちまいそうだ。
        クッ、クヒャッハッハッハヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!!………ま、本音はもっとクダラナソーだがな。クク。 -- アーチャー
      • ・・・そ、それは!・・・そうかもしれませんけど、私に出来る最大限のことをしたくて・・・
        か、覚悟はしています!そんな事もする訳ないです!何でそうなるんですか!
        (後ろめたさもあって、必要以上に大きな声で反論するミサキ)
        ・・・あぅ・・・下らなくないです、私によっては・・・(しかし、下らないと言われて一気に落ち込む)
        -- ミサキ
      • いやいや、あくまで………その、困った人をお助けしたいって理由?だったら、の話さ、だったら、のな。クク………
        おっと、落ち込むな。くだらない理由のほうが、案外人間は命を懸ける。おれが昔、殺してやった男とかもそーだったなあ。
        ………怯えて動けなかった男が、自分のガキが殺されるって時には震えてションベンまで漏らしてたのに。
        そいつのご立派な家を焼いちまおうかと思ったら必死で殴りかかってきやがった、ク、キヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ!!!(思い出しておかしくてしょうがないのか、膝を叩いて笑う)
        ………お教科書に載ってる道徳で人は動かないのさ、人が動くのは、いつだって―――欲だ。お前もそうだろ、ン? -- アーチャー
      • そ、そういうものですか・・・?・・・って、そんな話聞きたく(ミサキが嫌がっても語り続けられる)
        うぅ・・・なんで貴方は・・・そんな酷い事をさも楽しそうに言ってしまうんですか・・・(悲しげにアーチャーを見つめる)
        ・・・それは・・・そうかも、知れませんけど・・・でも・・・(反論したいミサキだったが思いつかなかった)
        (その点に関しては、ミサキでも否定出来ない事だったから・・・)
        -- ミサキ
      • ………だが、ぬるい理由じゃあ………(くい、とミサキの顎を掴み)耐え切れないかもな。
        お前の欲から逃げるな。お前の欲をもっともっともっともっともっと引き出せ。
        どんなクズみたいな理由でも、教科書に載ってるような面白みの無い理由よりは価値がある。………ク、ククク………
        お前の欲を信じて、強くなれ。でなければ、面白くない………ハ、ハ、ハ……… -- アーチャー
      • た、耐え切って見せます・・・だから、何で顎を掴むんですか!(顔を赤くしながら、振りほどく)
        もっと引き出せ・・・といわれても・・・(一瞬暗く悲しい目をする、その思い人は既にこの世からいないのにと言いたげに)
        ・・・ふふっ、じゃあ私は貴方の思い通りにならずに・・・私の正義で、強くなって見せます
        貴方を面白がらせるために・・・生きている訳じゃないんですから(対抗心を燃やしながら立ち上がって宣言するかのように言う)
        (その晴れ晴れとした顔は、確かに勇者といえる片鱗が見えたかもしれない)
        -- ミサキ
      • ………クク、ククク………いい目だ。それでこそ、おれのマスターだ。だが、忘れるな。
        お前がどんな形であろうと、もがく限り………おれの楽しみになるんだ。クッ………ヒッヒャッハッハッハッハッハッハッハッハ!!!
        (笑い声を響かせながら消えた………) -- アーチャー
      • な、なんですかその笑い・・・何を、ですか?・・・・・・うぅ、貴方って人は本当にもう!
        (話を聞き、心底楽しげに笑うレイズを叩こうと追いかけるが消えられて空を切る)
        ・・・でも、それでも負けませんから・・・私は(この時ミサキは気づいていなかった)
        (聖杯戦争に巻き込まれてから、以前よりも強く、より勇者らしくなっていっている事に・・・)
        -- ミサキ
  • 臭うな。(外套を纏った男が薄暗がりから現われると、不快そうに鼻を鳴らせる) -- ゲオルド
    • ・・・あの、どうかされたんですか?(言葉は聞き取れなかったが、不快そうな顔を見て心配そうに聞いた)
      (ミサキ自体はごく普通の一般人のように見えるだろう)
      -- ミサキ
      • 血と饐えた溝川の匂いだな…(独り言のように呟くと、男はじろりと少女を見下ろす)
        フン!顔に似合わずタチの悪いモノを飼ってると見える。
        だが気をつけろ。主人面で背中を見せれば、いつか寝首を掻かれるぞ。 -- ゲオルド
      • ふぇ・・・な、何がですか?(突然変な事を言われ、冷たい目で見られて怯える)
        妙な、もの・・・あっ・・・も、もしかして(思い当たる点がひとつ、そしてそれを知るということで聖杯関係者だと気づいた)
        な、何か用なんですか・・・?(流石に戦闘を経験しているためか、警戒しながら用件を伺うミサキ)
        ふぇ・・・あ、はい・・・それは・・・(なのに助言めいた事を言われて、慌てて頷いた)//
        -- ミサキ
      • フン。(素直に応じる相手の様子に詰らなそうに鼻を鳴らすと、周囲の気配を暫し伺う)
        (追ってきた獲物が居ないことを確認すると、再び少女に視線を戻した)
        飼い主のつもりが飼われておるのか…それも良かろう。だが、せめて手綱は掴んでおけよ。
        (忠告とも警告とも取れる言を一言残して外套の裾を翻すと、男は再び闇の中に消えていく) -- ゲオルド
  • ・・・アーチャー・・・・・・最近全然会えてない・・・どうしちゃったのかな(不安げに呟くミサキ)
    (あれだけ嫌だったものでも、数ヶ月ろくに顔をあわせていないと寂しくなるものらしい)
    (とりあえず手当たり次第、アーチャーがいそうな場所を探すことにしたミサキだったが・・・)
    私・・・レイズの事、何にも知らなかったんですね・・・(それすらも分からず途方にくれる)
    -- ミサキ
    • (しばらくして、この町の路地裏で似たような人間をみかけたという話を街の人から聞くだろう)
      • (噂を聞きつけたミサキが、辿り着いたのは薄暗い路地裏)
        (このような場所はあまり好きではないのだけど、そうも言っていられずとにかくレイズの姿を探し続ける)
        (時には浮浪者に声をかけ、時にはごろつきに声をかけられなんとか撃退をしてでも、探し続けた)
        -- ミサキ
      • (その辺で得た情報では、さらに路地裏の奥に行かなくては、見つかる見込みはなさそうだ………)//
      • ・・・この奥にアーチャーが・・・(ようやく見つけた手がかり、路地裏の奥へと臆さずに進む)
        (もう大抵のことは、レイズに巻き込まれて経験しているのだから・・・)
        -- ミサキ
  • (今月同行した女にアイサツに言ってくる HA HA HA ………と書かれた書置きが置いてある)
    • ・・・これは・・・今月同行?・・・・・・もしかしてチェリオさんの?
      あぅぅ・・・もう行っても遅いんでしょうか・・・(風呂上りのパジャマから服を着替えて出かけるミサキ)
      (しかし終わったあとだったらしく、来月どうなったかチェリオに聞こうと思うミサキだった)
      -- ミサキ
  • ・・・アーチャー・・・いますか?出てきて下さい・・・今すぐに
    (以前とは違う、切羽詰ったような、苦しそうにも聞こえる声でレイズを呼んだ)
    (俯き加減な顔からは表情は分かりにくい)
    -- ミサキ
    • ………ク、ク、ク。随分と怖い顔をするものだな、マイマスター。何かおつらいことでも?
      (天井から、逆さになって現れる まるで天井に立っているように) -- アーチャー
      • ・・・・・・アーチャー・・・貴方、人を殺しましたね?私の友人の前で・・・
        何でそんなことを、したのですか?・・・その人が友達や貴方を狙っているものだったりしたのですか?
        (最後にそうであってほしいという願望を口にするミサキ)
        -- ミサキ
      • ………(暫く黙っていたが、ニ、と笑い)そこに居たから殺した。シンプルだろ? -- アーチャー
      • ・・・・・・そう、ですか・・・でしたら、今後はそんな事はしないと誓って下さい
        でないと・・・私は、貴方を「倒すべきもの」として認識するしかありませんから・・・
        (顔をあげてアーチャーを見る、その目は悲しみ包まれながら迷いのない目だった)
        -- ミサキ
      • ほう。(つかつかと天井を歩き、歩み寄る)なぜ?人を殺すには理由が必要だろ、ンン?
        聞かせてくれよ、是非。………勇者らしい答えってヤツさ。 -- アーチャー
      • 何が何でも、です・・・貴方は人の命を遊び道具にしか思っていません・・・あんまりです
        私は・・・家族のためでもなく、自分の・・・娯楽のために人を殺す人を・・・私は認める訳にいかないんです!
        ですから・・・もう、そういう事は止めてほしいんです!・・・私は、貴方と戦いたくはないんです!
        (涙を流れながら、搾り出すように叫ぶミサキ。罪の意識と正義の心と、友達・仲間への気持ちが入り混じっているようだ)
        -- ミサキ
      • やめるわけないだろ。(ニヤ、と即答した)………で、この答えに対してどうする。決裂か。殺すか、おれを。
        いいぜ、やれよ。やれるなら、やってみろ。(両手を広げ、無防備な体勢)首を切ってもいい、心臓一突きもいい。タマを蹴り潰すのもいいかもな?ンン?
        ………さ、どうした。クッ………クックック………ほら、おれはここだ。憎み、恨み、思いのままに切り殺せ。 -- アーチャー
      • ・・・いいえ、私はそんな事したりしません・・・すべきなのかもしれません、けど・・・しません
        もし、これでダメなら・・・お願い!(神に祈るように両手を握りながら、目を瞑り叫んだ)
        「アーチャーに命じます・・・私の許可なく、無関係の人は・・・」(どこからか教えて貰ったのか、令呪を発動しようとした)
        (本人は前々から首筋の痣が気になっていて、調べてはいたようだった)
        -- ミサキ
      • (一瞬だった レイズの瞬速の抜き、拳銃がミサキの口に突っ込まれた)
        ………令呪を覚えたか、いけないお嬢ちゃんだ。(その声は低く重い、明らかに笑みは消え、静かな怒りに満ちている)
        そんなクソのような命令をしてみろ。お前を殺し、おれが消える前にお前の関係者も全て殺し、お前を絶望の淵に落としてやろう。
        遊び抜きでだ(・・・・・・)。さらにお前の故郷も燃やし、死んだお前を追い詰めてあの世でもお前を不幸にしてやる。
        お前だけの絶望じゃあない、お前の関係者全ての絶望だ。それほどまでに、おまえはやっちゃあいけないこと(・・・・・・・・・・・)をしようとしたのさ。 -- アーチャー
      • んぐっ!・・・んんぅっ(突然押し込まれた銃口に苦しそうに顔をゆがめる)
        ・・・・・・(言われた言葉はミサキが一番恐怖することで、それだけは嫌だと首を横に振る)
        (しかし、目は恐怖などのほかに・・・確かにまだ強い光が残っている)
        (つまり、令呪は本当であり、効果が強いものだと思ったようだ)
        -- ミサキ
      • ………令呪が役に立つものだと思ってるんだろう。おれより優位に立てたと。別にそれはいい。
        だが、おれの正義を蹂躙する権利がお前に(・・・・・・・・・・・・・・・・)?たかだか言葉一つで、押さえつけるつもりか。
        ………お前が切り札を使うなら、おれも使うまでだ。本気で混沌を呼んでやろう。お前などが想像もつかないようなものだ。 -- アーチャー
      • んぅ・・・・・・(見透かされて居心地を悪そうにしながら、レイズを見るミサキ)
        ・・・・・・(その次の言葉は、確かにミサキにも理解出来たので反論は出来ないようだ)
        (そしてレイズの言葉が終わったあと、レイズをただ見ている。話したくても銃口があるので話せないようだ)
        -- ミサキ
      • (銃口を抜き、コートにしまう)何か気の利いたことでも言えるか。 -- アーチャー
      • けほっ・・・アーチャーの・・・言い分は分かりました・・・確かに、言葉ひとつで決めるのは卑怯ですよね
        ・・・この件に関しては、私がアーチャーを納得させれるまで使わない事にします・・・
        でも・・・殺人を・・・人を傷つける行為を許していませんから・・・(それだけは引かないようだ)
        いずれ、きっと・・・こういうことを止めさせて見せます(睨み返すように言うミサキだった)
        -- ミサキ
      • ………ほう、つまりは―――お前は、死刑制度のある国を悪と?
        お前の正義とは何だ。お前の悪の概念は何だ。モンスターに悪を感じるか。言ってみろ、ミサキ。 -- アーチャー
      • それは論理のすり替えです!貴方が行っているのは無辜の人の殺人ではないですか!
        ・・・誰でも傷つけない世界が理想です・・・でも、それが現実的ではない事は私は学びました・・・ですから
        私の正義は・・・より多くのものを守ることで・・・悪は、更正が見込めない他を傷つけようとするものです・・・
        モンスターも、守るべき者であり・・・悪ならば倒すものです
        -- ミサキ
      • 他を傷つけようとし、かつ、それをやめない者が悪か。………ならば、お前も悪だな。
        正義の名の下に、悪を傷つけることをやめることは無い。悪ならば………倒し続けるんだろ?ンン?
        あと………ンン。お前の言ってることは嘘だ。お前………人間だと、更正が見込めなかろうと、殺せないだろ?
        不平等かつ、勝手な話だ。モンスターもお前の正義なんぞに振り回されてさぞいい迷惑だ。そうは思わないか?ン? -- アーチャー
      • (一旦中断です) -- ミサキ
      • ・・・そ、そんな事はないです!・・・私はそんなつもりじゃ!(慌てて反論しようとした)
        ・・・・・・こ、殺せないかもしれませんけど・・・で、でも!・・・うぅ・・・(悔しそうに押し黙るミサキ)
        でも、私は・・・モンスターも出来るだけ倒さずに・・・(自分でも矛盾をはらんでいる事に気づかされてしまったから口調は弱弱しい)
        -- ミサキ
      • まだまだあるぞ、まだある。人間の中には「狩り」を生活の娯楽にする文化もあるそうだが、ンン………理論上は、悪。
        豚肉・鶏肉・牛肉・羊肉・魚肉。傷つけるどころかバンバンとバラしちまってるな。肉業者どもは。ハイ、理論上は悪!
        そこら辺にいるガキは虫を潰して遊んでたな、理論上は悪!
        ………(顔を近づけ、笑う)戦いをやめない冒険者やこの国は全て―――悪だ。対象が人間じゃあないだけで………やってることは、おれと大して変わらない。 -- アーチャー
      • ・・・そ、それは・・・動物も・・・うぅ・・・(では動物がしてるから悪ではないとは言われるとまだ矛盾が生まれてしまう)
        ・・・そ、それは生きるために仕方がない事じゃないですか!娯楽とはまた違います!
        それは・・・善悪が分からないだけで、教えて分かれば悪なんかじゃありません・・・
        ・・・あなたにかかれば何でも悪になるだけで・・・よき行いも、確かにあるんです!(目に涙を浮かべながら言う)
        -- ミサキ
      • ノンノンノン………NOだ。おれは、お前が言うところの悪を列挙しただけだ。俺に言わせれば………ン、ンン。要するに、何が言いたいかって言うとだな。
        ………(ミサキの涙を指で拭いながら、笑う)命は、軽いのさ。なんでもかんでも「命は重い」と教える今の世の中が、おれには狂気にしか見えない。
        命は平等だ。人間だろうと、お前が歩くたび踏み潰している虫どもとな。………おれは、悪じゃない。
        おれは、平等なんだよ。蚊が目の前に飛んでたら、潰すだろ?人間も同じだ………手で、こう。(パン!とミサキの目の前で手を叩いた)………潰す。
        何か………問題があるか?ン? -- アーチャー
      • い、命は軽くなんかありません!皆かけがえのない、二つとないものなんです!
        ・・・そ、それは・・・(しかし虫視点などで言われれば、やはり言葉に詰まってしまう)
        ・・・平等?・・・それは違う気がします・・・説明は、出来ませんけど・・・(そういうと俯くしかなかった)
        -- ミサキ
      • いいや、平等だ。モンスターも殺すし、人間も殺す。勿論、蚊が飛んでりゃあ潰す。何かおかしなとこがあるか?ン?
        人間だけ(・・)殺さないなんてそんな不平等なことはしない!おれほど命の価値をわかってる奴はいないぞ。ンン?
        ………自分の欲を満たすために命を奪ってンのは、おれも、お前も、同じだろ。クックックッ………
        あまり苛めると泣いてしまいそうだな。………ククク、ホワッヒャッハハッハッハッハッハッハッハ!!!(高笑いと共に消えた) -- アーチャー
      • ・・・違います・・・違うんです!(涙を浮かべながら否定し続けた)
        (しかし高笑いをしながら消えるレイズの前には、むなしく響くだけだった)
        ・・・先生・・・先生なら、どう答えるんでしょうか・・・(その問題の難しさに途方にくれるミサキだった)
        -- ミサキ
  • ま………結局。こうなるわけだ。(チェリオの墓を参っていたミサキの背後で、静かに笑う)
    人が死ぬのは簡単なもんだ。パン、と一つ音が鳴ればそれで死ぬ。おれが殺さなかったら、モンスターに殺されたってわけだ。
    復讐でもするかい。ン?ク………ハ、ハ、ハ、ハ、ハ……… -- アーチャー
    • ・・・・・・本当に、人はすぐ死んじゃいますよね・・・人でなくても・・・(この街で出会い、別れた数人を思い浮かべる)
      ・・・確かに、復讐したくなる思いもあります・・・でも、きっとチェリオさんはそんな事を望んでませんから・・・
      (遺品のひとつのあげた竹刀を強く抱きしめながら、顔を俯かせて言う)
      -- ミサキ
      • ほう、そうか………じゃあ、おれがその………(ぴ、と墓を指差して)小娘の頭に穴を開けてたら。
        お前は、おれに復讐しないか?クク………いいや、するね。間違いなく、する。絶対にするぞ。そうだろ。ンン? -- アーチャー
      • ・・・・・・多分すると思います、あらゆる手を使ってでも・・・(令呪のことは、まだ切り札のつもりでいるらしい)
        ・・・でも、それは矛盾じゃないですから・・・冒険の死は、皆覚悟して出ていますから・・・
        でも、貴方の殺人は・・・特に聖杯でもない人にするのは・・・全く意味が違いますから
        -- ミサキ
      • ………ク、クク。モンスターは覚悟してんのかね。今から殺されても仕方ない、っとかさぁ………
        向こうさんからすりゃ、冒険者がおれみたいなもんだ。いきなりやってきて殺しに来た。向こうさんがやったのは自分の平和を守る事だけだぜ?ンン?
        確かに俺が殺すのとは違うなあ。何しろ、今回はその小娘が悪い、ケンカを売ったのはそいつだからな。返り討ちだが………ヒッヒャッハッハッハッハッハ!!! -- アーチャー
      • ですから・・・私はモンスターを恨んで何かするとかはしたくないんです・・・する気も、ないです
        ・・・アーチャー、貴方が私をからかいたいのは分かってます・・・でも、そんな事ではあまりは折れませんから
        (そう言うと、あとは返答せずに笑い声を後にするように足早に歩いていった)
        -- ミサキ
      • ………フゥン。(ちっ、と軽く舌打ちすると、その背を見て)からかいがいがないねぇ。
        こんなんじゃあ別のマスターに手ぇ出されたときに自殺しそうだな。おお、怖い。
        それじゃあ、おれが困る。簡単にヨワッちくなるなよ、勇者様よ。(コートを翻らせ、風の中に消えた) -- アーチャー
  • ………(不機嫌な様子が目に見て取れる 机を指でたたきながらミサキを呼びつけた)
    ミサキ、ミサキ、ミサキィ〜。………知ってるな、おれとアホ機械とバカ仮面がやりあって、町が一個壊滅寸前になったのは。ンン? -- アーチャー
    • はい、知っています・・・幸いにも死傷者はいなかったみたいですけど・・・凄く怒られたんですからね!
      ご近所の方や、依頼先の人が弁護して下さらなかったら・・・今頃は監獄だったかもしれません・・・
      やるのなら、今後からは人の迷惑がかからない所でして下さい!(不機嫌はミサキも同じなようだ)
      (死傷者が出ていたら、不機嫌どころではなかっただろう)
      -- ミサキ
      • 知るか、知るか。あそこでおれが死ぬやつが出るぞとからかってやったら、奴ら「今更何を」といいやがった。
        おれは、ああいう奴らとやりあうのは心底嫌だ。面白みも何もあったもんじゃあない。おれは「人間」をからかうのが好きなんだ。
        それを奴ら、おれより町をぶちこわして消えて行きやがった。なんとも人間らしくない、腐れ外道どもだ。まあ、片方は機械だがな。ン?
        ………ともかく、あれはおれのせいじゃあない。あいつらのせいだ。 -- アーチャー
      • そ、そうなんですか?・・・・・・前回はこちらを気遣って下さったりしたのに(俄かに信じられないようだ)
        でも・・・もしそれが本当なのでしたら・・・倒さないといけない相手、なのかもしれませんね・・・
        (もしまた自分たちでもなくても同じようなことをするのであるのなら、ミサキは許せないと思った)
        ・・・でも、貴方のいう事だけを鵜呑みにする訳にもいきませんから。また今度会いに行きます
        ・・・そして、本当にそういう相手なのかを、見極めたいと思います(決意を秘めた目で言う)
        -- ミサキ
      • ………フゥン。ま、好きにしろ。んで………ァー。ハッタリをかけろ、ハッタリを。「あの事件で死傷者が出た」と言え。
        それも大量に、ババーーン!とだ。………それで心を痛めないのか(・・・・・・・・)と聞け。
        ………お前の望む答えが帰ってくるといいな?ン?………だが、おれが気に食わんのはもう一つある。 -- アーチャー
      • はい、貴方が好きにしている通りに私も好きにします・・・ふぇ、はったり・・・ですか?(首を傾げる)
        そ、そんな事嘘でも言えません!・・・それにそんな事言わなくても、真実を伝えるだけでも十分分かります
        心ある人なら・・・きっと先の行いを後悔しているのなら、出なかったと聞いたら安堵するはずですから・・・
        ・・・まだあるんですか?(アーチャーにしては珍しいと思っているようだ)
        -- ミサキ
      • バカだろ。お前はバカだな。バカすぎて笑えて来た。いや………全然笑えないな。
        別に、おれはあいつらが「死を楽しむタイプの奴」とは言ってないだろ。ン?おれは奴らが「目的のために死を気にかけない」と言っているんだ。
        死ななきゃそれで「ほう良かった」とでも答えるだろう。重要なのは死を目の当たりにし罪の意識を感じるかどうかと言っているんだ。
        ………気に入らん理由か?
        おれが………おれの攻撃が、まるで通用しなかった事だ。動揺もせず傷一つつかず―――おれがもてあそばれたと。
        それが何より気に入らん。おれとお前は、舞台の上の主役。脇役が、おれとお前を踏みつけることなど許されないんだ。 -- アーチャー
      • で、でも、その場合でも返答の仕方でもあると思いますし・・・話し合えば今後は止めてくれるかもしれません
        何にせよ・・・私は嘘を言ってまで試すような真似はしたくありません(断固として拒否した)
        ・・・アーチャーの攻撃が?ほ、本当なのですか?・・・そんなにも強い方々だったんですね・・・(深刻そうに呟く)
        (今まで何人と戦ってきたり、繰り広げてきたらしい話を聞いているだけに驚きを隠せなかった)
        ・・・でも、私がそばにいれば・・・あの時みたいに強いものを出せるのですよね?
        -- ミサキ
      • フン………それで真実が見えるならいいな。だがお前の前ではいい子ちゃんぶる奴が多い、騙されても知らんぞ。
        ………あの程度で攻撃が効くかどうか、危ういもんだ。お前がいなきゃあ、おれはせいぜいちょっと強いぐらいの冒険者しか殺せねえのさ。ン?判るか?
        英霊と闘うにはお前が必要なんだよ!………だが今のお前じゃあ歯クソほども役に立たんな。もっと強くなれ。
        ………おれも、だ。力が足りん………おれのショーをおれがやるために、おれにはまだ力が必要だ。
        その力を、探しに行く。 -- アーチャー
      • だ、大丈夫です・・・貴方で騙されないように気をつけるようになりましたから・・・多分(自分でも自信はあまりなかった)
        ご、ごめんなさい・・・私も、それは分かっています・・・(スノゥとの戦闘は、ミサキとしても悔しかったようだ)
        ・・・・・力を、探しに行くのですか?・・・冒険、の事ではないのですよね?
        (アーチャーの口調に何かを感じ取ったのかもしれない)
        -- ミサキ
      • ちょっとした冒険には変わりないかもしれないがな。ン?………おれは、暫くあの世(・・・)へ戻る。
        そこで、新たな力を探してやる………どいつもこいつも殺しきる力だ。だから、1年ぐらいは、おれはお前の傍にいない。
        ………構わんだろ、ン?お前はおれなんかいなくても立派に闘える勇者サマなんだよな?クックッ……… -- アーチャー
      • あ、あの世・・・って、あのあの世なんですよね・・・戻れるものなんですね・・・
        ・・・・・正直複雑ですけど、きっとレイズは止めても手に入れる気なのでしょうし・・・
        ・・・なら、私はその貴方を止める何かを身につけて見せます・・・きっと!
        そ、そんなの当たり前です!むしろいなくて安心するくらいです!(少しだけ頬を赤くしながら言う)
        -- ミサキ
      • ………そうかそうか。それなら。(いきなりコートから銃を抜き取ると、窓の外に向かって撃ちはなった)
        (硝子が割れ、その向こうで、ウグォ………という人ならぬうめき声と、どさりと倒れる音が聞こえた)
        オッオー、ビンゴ。………お前、今日ゴブリン仕留めたろ?ン?恨みを買われてたみたいだなァ………(見れば、銃口の先には倒れたゴブリンが居た)
        (ミサキが今回の冒険で倒したのと同じ腰布を巻いている………同種族の証だ)おれがいなかったら、どうなってたことやら。
        クク………安心、してるとチップがゼロになるぜ?ハ、ハ、ハ、ハ、ハ………(笑いながら、霧のように消えてしまった) -- アーチャー
      • きゃっ!・・・い、一体何を・・・ふぇっ?(文句を言おうとして、うめき声が聞こえて振り返る)
        これは、ゴブリン?で、でもどうして・・・あ・・・そういう事、だったんですね(悲しげに息をしなくなったゴブリンを見る)
        ・・・・・・心配しなくても大丈夫です、たとえ襲われてもなんとかしましたから。それより、アーチャーもあの世で負けてはダメですから?
        (強がりを言いながら見送って、少しの間さびしそうにいなくなった空間を静かに見つめていた)
        ・・・ごめんなさい、貴方も・・・丁重に葬りますから(そして、復讐者の魂がせめて安らかに眠れるように祈るミサキだった)
        -- ミサキ
  • (しばらくミサキ一人の生活が続くようだ)
  • (ピーン、ピーンとコインを弾く)いわれの無い批判を受けたようだが、どうやらおれのせいらしいな?ン?
    おれと一緒にいるお前もお仲間(・・・)と思われちまったみたいだな、ククク。
    ………おれの罪はお前も背負う、だっけか。ン?早くも嫌になったか?不名誉だもんなあ。
    • いえ、貴方だけのせいではないと思いますよ・・・それに、酔っ払いの方の言うことですから(しかし、表情は少し浮かない)
      ・・・貴方と「仲間」なのは確かですからね(困った表情で苦笑する)
      ・・・いえ、これしきで挫けるほど私は弱くはありませんし。汚名は返上するものですから
      自分でも悪いと思ったことは反省して過ごしていくつもりです(凛とした顔で言う)
      -- ミサキ
      • ………アレレ。あんまり動じないんだなあ………(弾いたコインを、ミサキのほうへ)
        おまえがおれの罪………まあ、おれは罪とは思ってないが、ともかく。そいつを重ねていくのを止める事はできないだろ。ン?
        そうしたら、おれの「お仲間」のお前は、フムン。………勇者どころか、殺人鬼とすら言われるかもなあ。
        返上し切れるのか?おれと仲間でいつづけられるのか?ン?思いつきでハンパな事言ってるだけなんじゃあないの………ハ、ハ、ハ。
        (コインは両面ともナイフでグシャグシャに傷がつけられ、どちらが表か裏か判らない………)
        -- アーチャー
      • ふふっ、考える時間がありましたから。直後に言われたら、答えに困ったかもしれませんけど・・・
        そうなってしまうかもしれません・・・でも、まだ続いている話です。ですから、私は諦めてません
        やれる事を全てやるまでは、ダメだと諦めるつもりはありませんから・・・(迷いながらもそう決めたらしい)
        ・・・?(コインを受け取るも、何故こんなコインを渡したか分からず首を傾げる)
        -- ミサキ
      • ………フン。(ニヤ、と笑う)すこしは地に足が着いてきたらしい。伊達にいくつもの命を奪ってきたわけじゃあないな、ン?
        そのコイン………(ぴ、と指差し)どっちが表か裏か、判るか。
        -- アーチャー
      • ・・・・・・こんな事で成長してもどうなのかと思ったりもしますけど(まだ割り切れないようだ)
        どちらが、ですか?・・・こちら、でしょうか?(判断がつかずに表らしき方を見せる)
        -- ミサキ
      • ブブー。どっちも「裏」だ。………そいつは、元は裏も表もあるフツーの記念硬貨だ。
        おれが、そいつを無理矢理変えてやった。だから、裏しか出ない。表が出れば生かす、裏が出れば殺す。
        ………死のコインだ。ククク………そいつをくれてやる。迷いを断ち切る、意思のコイン(・・・・・・)だ。
        コイントスをするほどに迷うような状況でも―――答えは一つしかない。そういうコインだ。
        迷ってばかりの餓鬼だが、どうしてか少しずつ迷いが消えていっている。それならば………そいつを持っていてもいいと思わないか。ン?
        -- アーチャー
      • ・・・そういう事ですか、貴方らしいです・・・けど(手でコインを握り締めて顔をあげる)
        それなら、私は全部表と考えます。貴方が裏と言っても・・・私は表と言い切ります
        ・・・それ以前に、こんな事で人の運勢を決めるつもりはありませんから
        (それでも返すことはなく、握り締めたままで言う)
        -- ミサキ
      • ………ハ、ハ、ハ………それならそれで構わない。そうだな………ためしに決めてみろ。
        表なら「おれとの腐れ縁はまだ続ける」、裏なら「今からお互いに殺し合い、決別する」………だ。
        占ってみるか?ン?いつもみたく迷った挙句に運任せで全てを決めるか?それとも、お前の答えは決まってるのか(・・・・・・・・・・・・・)
        試してみようぜ、ちょっとしたゲームだ。………ククク。
        -- アーチャー
      • ・・・・・・はい、私の答えは決まっています(黙って聞いた後、静かに言う)
        私は・・・・そんなゲームをやる気はありません、言ったはずです。こんな事で運勢を決めるつもりはないと
        ・・・私は私なりにやっていく、それだけですから・・・(それでもまだ迷いはあるようだ)
        (//すみません、そろそろ時間なんですけど締めて貰えますか?)
        -- ミサキ
      • そうか、それなら。(パシン、とコインを奪い取り)迷って無いなら、コインを弾けばいい。
        何しろ―――(ピーン………とコインが弾かれ、レイズの手のひらの上に落ちる その面はやはり、傷だらけでどちらなのかわからない)
        お前にとっては、どちらだって「表」なんだろ?………よかったな、おれとの縁は切れないようだ。………ククク………
        これからもよろしく、マイマスター………ハ、ハ、ハ、ハ、ハ………(バサ、と音がして風のように姿が消える 後には傷だらけのコインだけが残った)
        -- アーチャー
  • (最後の一人が逃げ去っていくのを見届ける、この時まだミサキは生きていた)
    (お腹に致命傷を負い、それでも出来るだけ多くの人を逃がそうとして留まっていた)
    (それでも、ミサキの力では到底敵う相手でなく、仲間を逃がす事すらままならなかったようだ)
    ・・・リレ・・・ミト・・・(魔法を唱える、しかしもう既にMPすら尽きていた)
    (近づくモンスターに、ミサキは死を覚悟して目を閉じた)
    -- ミサキ
    • パァンッ(その瞬間、破裂音―――銃声が鳴り響く ミサキに迫ろうとしていたレッサーデーモンの頭部に、大きな風穴が開いていた)
      「何!?」(目の前で部下が崩れ落ちるのを見て、レッサーデーモンの司令官が声を上げる)
      「………我が部下を………貴様………何者だァッ!!!」(声を張り上げ、デーモン達が空を見上げた)

      ―――何者?この餓鬼の保護者さんだ。

      (天空から、漆黒の翼をはためかせた、悪魔のような天使がミサキの前に降り立った)
      -- アーチャー
      • ・・・?・・・(銃声に何事かと薄目を開けて、何が起こったかと確かめる)
        (目の前で崩れ落ちていくレッサーデーモンと、騒ぎ出すレッサーデーモン達がおぼろげに見える)
        ・・・・・・アーチャー(視界も失われつつあるが、その声は確かにミサキの耳に届いた)
        ・・・いつも、貴方は・・・遅い、ですね(苦痛を忘れて、微笑んで言う)
        -- ミサキ
      • おれと言うやつはどうも………遊びに夢中になると、他に気が行かなくてなあ………
        (振り返らずそう呟くと、羽をあしらった銃をかちりとデーモンに向ける)………おれの大事なオモチャに傷をつけてくれたようだな、ン?
        ………おれは、珍しい事に今………笑えてない。それほど、今の状況は気に入らないと言うことだ。判るか、ハエども。

        「何を貴様、訳のわからぬ事をさっきから抜かしている!ええい、その道化を潰せ!!!」 『ハッ!!!』
        (司令官の号令と共に、デーモン達が翼をはためかせ飛び掛る)アア………ストレス解消にゆっくりお前らと遊びたいが、そうも行かない。そうも行かないんだ、わかるか。
        つまり、アレだ。(銃を飛び掛るデーモンたちに向ければ―――その銃口が4股に別れ、その全てが正確にデーモンの額を向いた)
        ………生まれ変わって糞にでもたかってろってことだ、ハエども。(4つの銃声が響き、デーモンの部下の脳を一斉に貫いた 悲鳴を上げばたばたと地面に落ちるデーモン達)

        「な………何だと!?お、おのれ………許さんぞ、貴様!!!この私が直々に地獄へ落としてくれる!」(司令官が勇ましくいきり立つと、じゃき、と腰の剣を引き抜いた)
        ミサキ………あの氷の魔法使いと戦ったときを覚えているか。あの時を思い出せ。
        呼べ、俺の名を………アーチャーではない、俺の名を、叫べ。そして命令しろ。………マイマスター(・・・・・・)
        -- アーチャー
      • ・・・私は、貴方の玩具じゃ・・・けほっ(口から鮮血が漏れる、肺もやられているらしい)
        ・・・・・・相変わらず、むちゃくちゃ、ですね・・・(あれほど強いデーモンを倒しているのを喧騒で知り苦笑する)
        ・・・なん、ですか?・・・あの氷の・・・・・・スノゥさん、懐かしい・・・です・・・(目を閉じて一瞬あの時を思い出す)
        ・・・・・レイズ・・・私のことは、もう・・・気にせずに・・・全力で・・・一度貴方の全力が・・・見たかったん、です・・・
        (令呪を使いながら、口から血をこぼしながら、それでも気丈に微笑んだ)
        -- ミサキ
      • ―――了解したぞ、マイマスター!!!(とても嬉しそうに、念願かなったと言わんばかりに、高らかに叫べば ひゅん、と銃を真上に放り投げた)
        ………(くる、と背を向け直ぐにミサキを抱き上げると、翼をはためかせ、飛び上がる)

        「なっ!貴様、逃がすと思っているのか!!!」(すぐさま飛び立とうとするが、ゴゴ、ゴゴゴと頭上から音がするのに気付き、上を見上げる)「な………に?」
        (その間にも、ミサキを抱き上げたまま、その場を離れるように高速でレイズは飛び、遺跡から脱出 あっという間に遺跡のはるか上空へ)
        命令は果たした。あれがおれが手に入れた力、あれが………おれの今の全力だ。目を開けろ………そして、見るがいいさ。

        「………馬鹿な。馬鹿な、こんな馬鹿な!!!何だと言うのだ、あれは!!!」(信じられないと言った表情で空を見上げ、足がすくみ動けない司令官 その視線の先には)
        (高い天井の遺跡から落下する、先ほど投げ上げた銃ではなく それは およそ10mはあろうという、巨大な弾頭―――)

        ド ッ  グ ォ ッ  ン
        (遺跡を中心とした半径100メートルの森を巻き込み、巨大な爆発が遺跡をすべて灰塵へと返した)
        -- アーチャー
      • ・・・痛っ・・・もっと、丁寧に・・・して下さい(気を失いかけた所を抱き上げられて、痛みで意識が戻る)
        ・・・・・空?・・・そういえば、飛べるの・・・でしたね(風を切る感覚に今自分が上空にいることに気づいた)
        ・・・見ますから・・・少し、待ってください・・・(目を開けるのも、力を振り絞るようにしながら瞼を開けた)
        ・・・・・これが貴方の・・・これなら、ジローさんに・・・勝てた、でしょうね(落ちていく巨大すぎる弾頭を見て言う)
        (そして閃光と爆音が響いて、ミサキは一時的に気を失った。血がもう足りないようだ)
        -- ミサキ
      • ………ああ………おれと、お前なら………あのクズ鉄もドカンと………やってやれただろうけどなァ。
        (………気を失ったミサキを抱いたまま、空を飛ぶ、 行き先は遠く離れたミサキの家へと)

        ………(そっと、ミサキの部屋へ窓から入り込むと、ベッドの上にミサキを寝かした)
        (そのミサキを見る表情に笑みはない、どこか寂しげにも見えたかもしれない)
        ミサキ………(しゃがみこみ、その手を握り締め)ミサキ、ミサキ。おい、ミサキ。………ミサキ!(ひたすらに、その名を呼ぶ)
        -- アーチャー
      • ・・・・・・・・・(返事はない、顔の色も今は死人のようだ)
        (手を握り締めると温かさはかなり失われていたが、連呼していると目が少し開いた)
        ・・・死んだかと、思い・・・ましたか?・・・ふふっ・・・貴方でも、そんな声・・・出すん、ですね・・・
        案外・・・取り込んだ、天使さまが・・・・・・けほっ(また口から血が漏れる、その量も少しずつ少なくなっている)
        ・・・アーチャー・・・私が、死んだら・・・どうするん、ですか?(視線は既に違う方を向きながら聞いた)
        -- ミサキ
      • ………おれが、いくつの死を見てきたと思う?お前がまだ死んでないことくらい、おれにはわかるのさ。
        (握り締めた手は、少し震え)死んだら………どうするだと?そうだな、サーヴァントは、特におれというやつは、半年は現界していられる。
        とっとと、お前を見限って、別のマスターでも探して………またゲームを再開するのもいいかもなあ、ンン?
        -- アーチャー
      • ・・・半年・・・そういえば、以前そんな事を・・・それなら、安心・・・・・です、ね・・・
        はい・・・貴方には、それがあってると・・・思います・・・でも・・・・・・(一つ深い呼吸をする)
        ・・・最後に、一つだけ・・・お願いが、あるんです・・・貴方に言っても、仕方ないかも・・・知れませんけど・・・
        もし・・・来世で、出会えたら・・・友達で・・・(手の力ももはや少なくかすれた声で、しかし最後までミサキらしく微笑んだ)
        -- ミサキ
      • ………来世?………クク。(可笑しそうに笑い出す)お断りだ………お前となど、来世でも友達になれるものか。
        (手を握り締めたまま、そっと頬にもう片方の手を触れさせる)お前とおれは、どこへ行ってもマスターとサーヴァントだ。
        (ミサキの呼吸が弱くなるにつれて、レイズの姿が少しずつ透けていく)他のマスター?冗談じゃあない。
        お前ほど面白いマスターがいるものか。お前が死んでも、おれは離れてやるものか。
        お前の行き先が地獄だろうが天国だろうが、まだ契約は終わっていない。………お前を守り続けなきゃア、ならないんでなぁ?ン?
        -- アーチャー
      • ・・・やはり、貴方ならそう言うと・・・・・・?(何かが触れた気がして首を傾げる)
        それは・・・予想外で・・・天国でも、大変に・・・でも・・・・・・私も、地獄かも・・・(言葉が聞き取りにくくなる)
        ・・・・・でも、ある意味・・・あんしん・・・・・・あなたは、たよりに・・・・・・(息が深く長く、か細くなる)
        ・・・また・・・いっしょ、に・・・・・・(そこで呼吸が止まった、顔色は血の気はなく、しかし表情は穏やかなものだった)
        (こうして、彼女の相棒に看取られながら、ミサキ・アレントは息を引き取った)
        -- ミサキ
      • ………ああ。一緒だとも………言っただろう。おれの物語は、お前が居なければ続かない。
        お前が居て、おれは完璧になれるんだ。………ククク………ああ、安心してろ。
        必ず、お前を守ってやる。今度こそは、だ。………ククク………(息を引き取ったのを見て、笑うのをやめると、窓の外を見た)
        行くか………マイマスター。地獄を、天国を、おれとお前で踏みにじりに行くぞ。
        (カーテンをなびかせ、窓から風が吹き込む そこには冷たくなった勇者が一人、眠っているのみだった)
        -- アーチャー

Last-modified: 2009-08-10 Mon 00:50:23 JST (5381d)