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  •   -- 2016-10-03 (月) 21:20:39
  • ……まさか、エイブラハム将軍が命をかけた「朋友」の貴方が…あの「アレクトール将軍」だったなんて…本当に驚きです
    (2人は寂れた静かな雰囲気の酒場で、テーブルの対面同士で座り2回目の対談をしていた)
    -- ア・マージド 2016-09-21 (水) 21:32:28
    • ははっ、そんなに意外だったかぃ? 1020年近く前に死んだ俺が生きてたんだ。当然の反応さ〜 -- レクトール 2016-09-21 (水) 21:35:21
      • あっ、いえ! どちらかと言うと、物語では「翼人」として描かれていることが多かったので…まったく寝耳に水でした
        でも、エイブラハムさんが己の命を投げ打って助けたかったとまで手紙に書いていたのを考えれば……それくらいの大物でも不思議じゃないかな、と
        (「遺書」を頼りにレクトールと会った時は、確かにエイブラハムと付き合いが古そうな人物には見えたが…そこまで深く勘は働かなかった
         そもそも、エイブラハムは自分の事を殆ど話さないので「古い友人」と会っただけで驚きのレベルは十分だった)
        -- ア・マージド 2016-09-21 (水) 21:41:22
      • まったく……相変わらず旦那は俺を高く買い過ぎだぁな? まぁ、今は何でもいいさ……レクトール、と気安く呼んでくれ
        さて、手紙にも書いたとは思うが…アンタとこうしてもう一度会ったのは旦那の埋葬が上手くいったかとか、そういう話じゃあない
        ……アンタがブラハムさんの元副官、元軍属だったってのを見込んで頼みたいことがある。改めて説明させてもらう
        俺は不死鳥の巫女ル・クゥを救い出したい。アイツは現アバーズ政権含め、ル・クァヴィーの長い歴史の初めから国の象徴だった
        国民から巫女様を取り上げようとまでは言わん。だが…もう少し彼女の待遇が、自由が欲しい。それには現政権を一回壊す必要がある
        そして、新しい理解ある王が必要だ……平たく言ってしまえばクーデターだ。革命なんて所詮は殺すしかねぇのかもしれねぇ……それは避けられんことだ
        けど、巫女を一刻も早く救うことが俺の目的だ。そして、ブラハムの旦那も俺にそれをさせるために己が身を挺したんだと思っている
        ……旦那への手向けだ、なんて耳障りのいい表現にするつもりは無ぇが…アンタが協力してくれるとかなり助かる
        -- レクトール 2016-09-21 (水) 21:54:39
      • ぼ、僕ですか? 本当に、僕なんかの助けが……いるんでしょうか…? だって、僕はただの伝令係ですよ?
        アレk……レクトールさんって凄く強いんですよね? それこそ、エイブラハムさんみたいに……僕は他にデスクワークしか出来ませんでしたし…
        副官って言っても全然、将軍のお役に立てたことはありませんでしたし……(だから、あの人は今回も僕に何も言ってくれなかったんじゃ…)
        -- ア・マージド 2016-09-21 (水) 22:04:37
      • ハハハっ、それは何となく分かる。だが俺ぁアンタに腕っ節を求めてるワケじゃあないぜ?
        情報と、土地勘と……あとはブラハムの旦那が信頼してた「実績」かね。足相当速ぇんだろぃ?
        -- レクトール 2016-09-21 (水) 22:07:25
      • 信頼……信頼? あの、レクトールさんにもエイブラハムさんから遺書…あったんですよね?
        ぼ、僕のことはどのように書いてあったんでしょうか……?
        -- ア・マージド 2016-09-21 (水) 22:12:11
      • ん? そうだなぁ……誠実で、決して他人を貶めることを言わない心根の持ち主だとか。真面目で辛抱強いとか
        足が速くて頼りになるとか、自慢の副官だとか書かれてたな……アンタに任せれば自分の埋葬も恙無くやってくれるだろうってのもな
        …まぁ旦那も言葉数少ない昔気質の男だし、気になるよなそういう評価は
        -- レクトール 2016-09-21 (水) 22:19:31
      • ……ホントですよ。ずっと、不安だったんですよ…僕なんかが、護国の名将と言われてたエイブラハム将軍に副官を任じられるなんて吃驚しましたし
        副官してた時も、ただ我武者羅に…僕のせいでエイブラハムさんに迷惑かからないように必死にやってたんです。当然、将軍は何も言わなかったです
        不安でした、本当に……将軍が引退した時も、僕に何の相談もなかったですから。僕のせいで引退したのかな?って思うくらいだったので…
        でも……僕はちゃんと、あの人のお役に立ってたんですね…? 嘘じゃないですよね、レクトールさん…?
        -- ア・マージド 2016-09-21 (水) 22:33:30
      • ……旦那からの遺書はまだ取ってある。必要なら見せてやろうかぃ? -- レクトール 2016-09-21 (水) 22:42:00
      • …いえ。疑ってるわけじゃないんです……ただ、信じられないくらい嬉しいので… (良かった。僕が頼りないから…相談されなかったわけじゃないんだ…でも)
        少しだけ、悔しいですね……エイブラハムさんが、レクトールさんに巫女様のことを任せる程に思い悩んでいたのに…僕はそれを知らなかった
        僕は、巫女様はただ立派な人だと思ってました。心配することはあっても、あの御方は自ら犠牲になって僕達の国の象徴で居るものだと勘違いしてました
        ……エイブラハム将軍は、ずっとそれを内心に隠していたなんて……もっと早く仰ってくれればいいのに! (大人しいガイドも思わず声が少しだけ大きくなる)
        レクトールさん、僕は政治とか国とか…難しいことは分かりません。それに…クーデターで僕の大好きな国が危険になるのは、本当は嫌です!
        けど……エイブラハムさんが貴方を信頼して託している。僕も……レクトールさんを信じます。きっと、上手くやってくれるって……!
        そのためにも、僕が必要……なんですよね?
        -- ア・マージド 2016-09-21 (水) 22:52:25
      • あ、ああ……そうだ。お前さんに情報収集してもらえるなら極力戦闘を避けた作戦を立案できる。できるが……
        本当にいいのか? 国賊呼ばわりされるかもしれんし、結局は犯罪の片棒担ぎだぜぃ?
        -- レクトール 2016-09-21 (水) 22:57:26
      • 構いません、僕の上官はエイブラハム将軍だけですから。遺書に書かれてるんです、もし貴方に協力を求められたら…可能な限り応えて欲しいって
        僕は将軍の言葉に従います。そして、将軍が信頼した貴方を信じます。犯罪者になるのは……ちょっと怖いけど。あはは…
        ええと、改めまして。ア・マージドです。アマージとでもお呼び下さい
        -- ア・マージド 2016-09-21 (水) 23:00:45
      • ……ありがてぇ。ブラハムの旦那に感謝することがまた一つ増えちまったな…こんな土産があるなんてよ?
        ああ、頼むぜアマージ。早速お前に頼みたい仕事をしたためるんで、ちぃと待っててくれ
        -- レクトール 2016-09-21 (水) 23:03:18
      • ……あの、一つ気がかりなことがあるというか…この前この街から団体の観光客が来たのですが、1人気になる方がいまして
        エイブラハム将軍を埋葬した「奥さんのお墓」に何故かお参りに来た人がいて…しかもその人、将軍の死を知っていたんです!!(ドンッ!)
        -- ア・マージド 2016-09-21 (水) 23:05:42
      • ん??? ……ああ、そりゃ大丈夫。そいつは安全なおっぱいだ -- レクトール 2016-09-21 (水) 23:06:26
      • お、おぱ……??? (※まったく事情が読めないアマージ君であった) -- ア・マージド 2016-09-21 (水) 23:07:05
  •   -- 2016-09-21 (水) 21:21:07
  • 君達は依頼者宛のレポートを送り、ル・クァヴィーの宿を後にした。帰路の途中で寄り道をした者もいたかもしれないが
    大半の参加者はガイドの付き添いでレオスタンの東端まで送ってもらったことだろう…
    「どうして帰りも、ですか? だって自分達の国に旅行に来た方が、帰りに事故に遭われたりしたらいけませんし…
     それに、いい国だっていう自信があるので! 帰った後の皆さんにうちの国の評判を広げて欲しいんですよ。僕の仕事も繁盛しますしね?」
    と、ガイドの少年は屈託なく君達に伝えると別れを告げた。そして酒場の街に帰ってくると、酒場のマスターが君達に依頼結果を伝えた
    「よぉ、お疲れさん! 依頼は無事成功ってことらしい。ちなみに報酬は旅費のあまり全部だそうだ…お釣りはいらないってことかね
     ……まさかあれだけの旅費、全部使ったって奴はいないよな? 普通に旅行して普通の買い物した分には問題ない額残ってると思うが…
     ああ、依頼主はな…ありがとう。巫女様が今も存命で、国の象徴として努めているのが分かってよかったよ――だとさ」
    ……人によっては妙な依頼だったという思いが抜けないかもしれない。ただ、何にせよ依頼自体は無事達成したようだ。お疲れ様
    -- 2016-09-15 (木) 21:55:33
    • 夕暮れの酒場 旅の疲れがドッと襲ってくる……マスターが飲み物を一杯奢ってくれるそうだ -- 2016-09-15 (木) 21:57:12
      • 「よかった」・・・ね(溜息交じりに不味そうに一杯やって) -- カレリア 2016-09-15 (木) 22:02:05
      • え゛っ、余りが報酬なの!?うあー!タダだと思って大分使っちゃったうあー!(頭をぶんぶん振りながらやけくその一杯を呷ったという) -- 緋乃 2016-09-16 (金) 00:10:42
      • 少し依頼の内容に疑問は残りますが気分転換を出来たという意味ではありがたいですね
        護衛依頼ばっかりでなくこういった依頼を受けてみるのもありかな……(ホットココアのカップを両手で握って) -- シィホ 2016-09-16 (金) 02:12:58
      • 長い長い旅だった…
        (巫女様のスナップや儀式の様子を写した大量の写真の束を提出して。椅子に深く座ったまま動く気にならない。なお写真の束の半分は繁華街や観光名所のレポ写真だったりする) -- ソニア 2016-09-16 (金) 22:01:15
      • (日焼けした顔で帰ってくる。ちょっとした砂漠の民と言った風体)
        たのしかったぁ……また行きたいな
        はい、これはおみやげの今年発行された貨幣です。昔のものと貴金属の含有量が変わってたら……何かあったんでしょうね -- H・HJr. 2016-09-16 (金) 22:12:16
  •   -- 2016-09-15 (木) 21:33:46
  • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087514.jpg 
    ル・クァヴィーの首都に到着した。山麓に位置するという話だが都の規模は相当大きく、山は遠くにしか見えない
    君達はまず宿を取り、翌日の建国祭りのために美味しい食事とふかふかのベッドで疲れを癒すことにする
    建国祭の日は午前中にパレードがあり、不死鳥の巫女様が正午に姿を現す。その御尊顔を拝した後、国民は昼間から酒を飲むことを許されるという
    お酒は本来、教義にて夜に嗜むものとされているのだ。年に1回、建国祭以外はそれを守っているとは…なかなか真面目な国民かもしれない
    -- 2016-09-12 (月) 22:14:55
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087515.png 
      翌日、朝の8時にはパレードが始まっていた。首都を防衛する兵士達が規則的に歩く列がある…皆足並みが揃っており、よく統率されているようだ
      一方、別の箇所では街人達の列がある。彼等は大きな火の鳥のハリボテを乗せた荷車で街を練り歩き、祭りを盛り上げていた
      他にも、ピエロのようなメイクをした芸人達がジャグリングしながら列を成していたり、大陸の方からやってきた雑技団も芸を披露している。とても賑やかだ

      正午が近付く。パレードをする者達、見物する者達…皆が街の中心にある宮殿に少しずつ近付いて、広場にて合流する
      凄い人だかりだ。不死鳥の巫女と、国王が姿を見せる刻限になると段々と喧騒が止み、皆固唾を呑んで太陽が天頂に昇るのを待つ
      不死鳥の巫女が最も力を持つのは、気温が高いこの季節の、日がもっとも高く昇るこの時間と考えられているらしい……やがて、巫女が現れた
      彼女の名は「ル・クゥ」。この国の名前も「ル・クゥに従う者達」という意味があるらしいが……現れたのは10代前半にしか見えない小柄な少女
      燃える炎のような真紅の瞳と髪。浜辺の砂のように透き通った白い肌。小鳥のように細い指先……翼人としての特徴が唯一見られるのは白い翼耳
      服もまた、穢れをまったく感じさせない白く薄い布をたった一枚だけ身に纏っている。不死鳥の巫女ゆえに、生まれたままの姿を連想させるよう敢えてそういう衣装なのだという…
      彼女の表情は憂いを帯び、しかし集まった国民や観光客達には慈愛の視線を向けてから控えめに微笑んだ……そして、天へとその指を向けて――
      火の鳥だ。何をするかと思えば、その小さな指先から膨大な炎の魔力が天へと昇り…巨大な炎の鳥の姿になる
      少女の指から飛び立った不死鳥は首都の上をぐるりと一周するように飛び回る。大きな影が都を移動する…1人の魔力で作られたとは思えないほどの巨大な不死鳥だった
      そして不死鳥は再び巫女の上に舞い戻ってくる。今度は太陽へと還るかのようにどこまでもどこまでも、高く高く空を昇っていくのだ……
      皆が不死鳥を見送っていると、街の各所で花火があがる。気付けば既に巫女ル・クゥは宮殿へと御隠れになっていて、代わりに姿を見せるのはアバーズ国王
      神秘性を魅せた巫女と違い、彼はこの国がここまで大きくなったのは偏に国民達のお陰だ…とか、ありふれたスピーチをして帰っていく
      -- 2016-09-12 (月) 22:49:54
      • ふわはぁ〜、久しぶりに充実したスリープを出来た気がします、今日はお腹の調子も良いので国の人たちの飲むお酒の変わりに
        わたしは朝からスイーツしか食べない日にしちゃいましょう、お祭りを見ている間に食べるおやつも買って置かないとっ
        (すっかり自分のペースを取り戻しつつある、しっかりと見張らないと巫女様をすっぽかしてスイーツめぐりに出かねないハイテンションっぷりだ) -- らん 2016-09-12 (月) 22:32:24
      • (屋根の上に上がり双眼鏡でしかと確認する)あらあら、本当にそっくり・・・色は違うけど
        (巫女が派手なパフォーマンスを披露する間もまっすぐに彼女の姿を観察する・・その憂いを帯びた表情のその真意を読み取ろうとするかの様に鋭く見つめ)
        あら隠れちゃった・・・・・(続いて現れるアバーズ王・・こちらもまた観察する)・・・ -- カレリア 2016-09-12 (月) 23:07:22
      • ふむ…(空に現れた炎の巨鳥を見上げ)わざわざこんなものを見せねばならんと言うことは、あまり内政はうまくいっておらんのか?馬鹿げた余興だ、威圧しているつもりか。
        にしても偉い騒ぎじゃなぁ…祭りみたいなものか。どれどれ、私も飲むぞ!! -- イェチン 2016-09-12 (月) 23:08:12
      • 酒は決まった期間にしか口に出来ない…とは面倒な風習でござるなあ…うっかり昼間に旅行者が口にしたらどうなってしまうやら
        しょっぴかれたりするんでござろうか?まあ…しょっ引かれるような事をしに来たわけでござるが
        ふむ…今日がその建国祭で…パレードがあると、思ったよりも愉快なパレード…でござるな、もっと仰々しい式典と言う感じかと思ったでござるが…

        …ほう、あれが巫女でござるか背中に翼があるのではなく耳の部分だけ…でござるか、色々種類が居るんでござるなあ…
        健康状態などは分からぬでござるが…「姿は見た」でござるな、少なくとも姿をコピーすることはこれで…
        おおっ!炎が火の鳥に!?自在に動くのは…生きているんでござろうかふむ…これもまた、面白い術でござるなあ
        とかやってたら巫女さんがおらんくなったでござる! -- ササキ 2016-09-12 (月) 23:18:49
      • 見物人A「これこれ、これだよ! 建国祭と言えばこの天に昇る不死鳥だよな〜。しかも巫女様の御姿も見れるし!」
        見物人B「まったくだ……でも観光客も意識したイベントならよ、折角だしアバーズ王よりも巫女様が話してくれりゃあもっといいイベントになるんじゃねーか?」
        見物人A「バカ言え。そんな軽々しくお言葉を発したらあのアンニュイな巫女様の魅力が台無しじゃねーか! そういう人気取りしないとこがいいんだよ!
         それにアバーズ王もこの国を1000年王国にのし上げた実績があるからな? 1000年生きてるってことは統治者がコロコロ変わらず安定するんだ。他所の国に比べて幸せだよ俺達は」
        見物人B「確かに……それに、巫女様には新しいお相手がいるみたいだしなぁ……ハァ」
        見物人A「お前、まだ諦めてなかったのか……」
        Tips. ル・クァヴィーの国民は政治への不満は少ないようだ。1000年安定した統治により国は発展し、感謝すらしている者もいる
         巫女が不死鳥を出すイベントはどうやら建国祭の目玉イベントとして考案された後出のものとのこと。そして彼女には新しい想い人がいる……?
        -- 2016-09-12 (月) 23:52:07
      • あれが私にそっくりだという巫女さんですか……ぜ、全然そんな感じがしないんですけども…!?
        (指先から放たれた火の鳥に圧倒されながらも、ついつい目で追ってしまう、ふと視線を戻すとそこには既に巫女の姿は無く)
        ……あ、もう行っちゃったんですね……なんだかいかにも外面って感じで、よく分かりませんでしたね……
        城の中まで追っかけれるなら話は別ですけども……(統率の取れた兵士達を見て)……うん、やめておきましょう(こくこく)
        この依頼、どうせレクトールさん辺りの依頼なんでしょうけども、何で直接見に来ないんですかね……? -- ゲルニコ 2016-09-12 (月) 23:56:57
      • ………な、何かとんでもないお話聞いちゃったんですけども……これ帰って伝えるんですか……うえぇ……(心労で吐きそうになる樹翼) -- ゲルニコ 2016-09-12 (月) 23:58:49
      • 新しい、ほうほう…という事は古い相手もいたという事でござるなあ… -- ササキ 2016-09-13 (火) 00:04:29
      • あら・・?そのお話、気になるわぁ・・・ねぇねぇ、巫女様の新しいお相手ってどんなお方なの? -- カレリア 2016-09-13 (火) 00:13:22
      • ふあー…随分と派手な催しだねぇ…(空高く舞い上がった火の鳥を見上げ、間の抜けた声を出しながら)
        うん、活気も随分あるしいい感じの国じゃない。少なくとも皆楽しそうだし!(賑やかな町並みを楽しみつつ)
        でも…あの子は…んー偉い人ってあんなもんなのかな…(だが…どこか沈んだ表情だった巫女の姿には少し引っ掛かりを覚えた) -- 緋乃 2016-09-13 (火) 00:14:56
      • 古い相手ですか? それは勿論、アレクトール将軍のことですね!(と、答えるのは君達を案内していたガイドの翼人だ)
        ル・クゥ様とアレクトール様の悲恋話は女性にとても人気があるのです。どこまでが本当かは分かりませんが…彼はル・クゥ様を庇って凶弾に倒れたらしく
        それからル・クゥ様は昔のような笑顔を忘れ、現在の憂いを帯びた少女になってしまったのだとか…彼女は悲しみを背負っているから人気なのです
        あ、ちなみに今のお相手というのは現在の近衛…左翼将の方ですね。もっとも、アレクトール将軍も左翼将だったので
        同じ左翼将繋がりで勝手に噂されている確証も無い話なんですけどね…ゴシップとして軽く流して下さい
        Tips. 巫女ル・クゥの憂いは1000年前の悲恋!として国民に愛されているようだ
        -- ガイドの翼人 2016-09-13 (火) 00:16:57
      • ほうほうアレクトール将軍とな?とすると未亡人みたいなもんでござろうか、結婚までしてたかは知らんでござるが…えっ、それも1000年前の話なんでござる!?長生きしまくりでござるなあここの連中 -- ササキ 2016-09-13 (火) 00:19:59
      • ・・・・・・(ブラハムの言葉をよくよく思い出す・・笑顔を忘れたのが失恋による物だとすると少しおかしい・・・となるとその更に前の状態・・・「退屈そうな目」か?) -- カレリア 2016-09-13 (火) 00:33:22
      • (ガイドの話を聞き、少し納得の行かない表情で首を捻り)……うーん?いや別にここの人達を非難する訳じゃないけどさー…もう居なくなっちゃった昔の人ならともかくさー。
        今も生きてる人の悲しい出来事を楽しんでるのはうーん…(先ほどの見物人の言を思い出す。あのデモンストレーションとは違う、これではあの巫女の人生は見世物ではないか、と) -- 緋乃 2016-09-13 (火) 00:35:26
      • いえ、未亡人ではないですね……巫女様と結婚するかどうかっていうのは、国を揺るがす大問題になるので…だからこそ、お互い想いを告げられなかった
        お話の中ではそんな風になっていますね (と、ササキに答えた後に緋乃の言葉に苦笑して)
        あはは……ええ、みんなそういう後ろめたさがあるからこそ…思い出してください? さっきの不死鳥の儀式の前、集まった人達は皆静かにしていたでしょう?
        あれは巫女様が国民達に向けたものでもありますが、国民から巫女様へ向けたお悔やみの黙祷でもあったのです
        もっとも、月日が経ち過ぎて今の見物客のような不敬な感想を言う者も多くなりましたがね…国民皆がああではありませんよ
        -- ガイドの翼人 2016-09-13 (火) 00:41:00
      • (巫女が紡ぎだした火の鳥 祭りのクライマックスを彩った不死鳥の舞にはただただ感激の視線を送っていた)
        あれだけ盛大な魔法を具現できるなんてね。もしかしたらレクトールさんと近しい人なのかな(この旅行の依頼者が誰であるか、祭りが始まってくるに連れてようやく想像がついたらしく、その裏にも思いを馳せていて)
        ともあれ、しばらくは祭りを楽しむのが一番かな、と(控えておいたほうがいいこともいくらか頭に浮かぶ だが今は祭りの最中 そういった事は後へ放っておき、夜に明かりを照らす屋台街に駆け出していくのだった) -- アニー 2016-09-13 (火) 00:45:26
      • 結婚はしておらぬと…巫女ってのも大変な役職でござるなあ、新しい巫女に引き継ぐなりして引退できんもんなんでござろうか
        豊穣とかそういう物かと思えば追悼の儀式だったとは、建国祭でやるからにはそのアレクトールとか言うのは英雄かなんかなんでござるかなあ -- ササキ 2016-09-13 (火) 00:48:42
      • 老人「ああ、まったく嘆かわしいことじゃ……旅行者のお嬢ちゃんは優しいのぅ。この国の民でもないのに、巫女様を心配してくださるとは…
         巫女様はな、国の象徴なんじゃよ。ゆえにあの御方が大変なのは分かってる者は分かっておる
         しかしあの御方がおるからこそ、この国は生まれ統一されておるのじゃ…ル・クゥ様を想う国民の心は程度の差はあれ一つじゃからのぅ
         ……もし彼女が、巫女の立場を放棄すれば…この土地はまた乱れ、モンスターが闊歩する荒地に戻ってしまうかもしれん
         だからこそ、ワシらは巫女様への感謝の心を忘れちゃあイカンのよなぁ……」 そう言って老人は去っていく…
        Tips. この国が建国された1000年以上前、この土地はモンスターが闊歩する荒地だったらしい。それを纏める象徴となったのが不死鳥の巫女だ
        -- 2016-09-13 (火) 00:48:35
      • お爺さん……(通りすがりの老人の言葉は比較的若者であるこの翼人にも響く)
        建国祭としての意味は、やっぱり国の象徴である巫女様が一番の意味を持っていますよ。アレクトール将軍も人気はありますけど過去の人物です
        ル・クゥ様が天…いえ、太陽に向かって不死鳥を飛ばすあの行為はル・クァヴィーがより良く発展するようにという願いが込められています
        -- ガイドの翼人 2016-09-13 (火) 00:54:24
      • ああ…確かに…。ならいいのかな、それに…慕われてるのには間違いはないんだしね…(とガイドの言葉に納得しつつ)
        (人一人の言葉だけで国を判断するなど、木を見て森を知るどころか、葉を見て山を知ろうとするようなものだと反省し)
        え?いやいやいや、私は別に優しくなんか……ってそんなすごいのあの子!?いや王様よりも目立ってたしあの魔術はすごかったけど!?
        まあそれなら私達が旅行楽しめてるのもあの子のおかげってことでもあるのかな…うん、ありがとうございます、っと(巫女の居た方向にぺこりと礼をして)
        (しかしそれは裏返せばこの国はあの少女の細腕一つによって今も成り立っているということだ。それは…危ういのではないかと、そんな疑念は消えなかった) -- 緋乃 2016-09-13 (火) 00:55:23
      • こんなおっきいお祭り生まれて初めてで圧倒されてしまった…。おっ、そだジープちゃんと撮れてる?
        (ソニアが聞くと、YES SIRと電子音の返事が帰ってきた。ジープがデカイからという理由で人だかりのかなり後方に居たけど。ジープの肩の上に立ってたから眺めは最高だった)
        よしよし、じゃあ巫女様の映像とか街の様子とかは後でプリントして…報告はそれでおっけーだね。
        ふふっアリーにも見せてあげられるし、ちょっと大変だったけどジープも一緒に来てやっぱりよかったぁ♡ -- ソニア 2016-09-13 (火) 02:39:24
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087516.png 
      そこまでの行事が終われば、時刻は12時半程度。広場に集まった者達は皆散り散りに帰っていく……
      自宅で家族と過ごす者、酒場で仲間達と飲み明かす者、出店で観光客相手に稼ぐ時間が始まる者…と、様々だ
      人が少なくなると宮殿がよく見える。青い塗料で塗られた屋根は、鉱山で産出するコバルトを用いたものでとても綺麗だ。休憩用のベンチですら綺麗な青に塗られている
      さて、依頼を受けた君達は今見た光景を自室にてレポートとして纏め、冒険者の街に郵送すれば仕事自体は終わりだ
      レポートは後回しにし、宿に戻らずこのまま祭りを満喫するのもいいし、もう少し街を見物するのもいい。ただし喧嘩をするのは御法度だ
      この日は昼間から酒が解禁されるため、そういうトラブルを見越して喧嘩御法度令が出ている。もしトラブルが起これば兵士が飛んできて捕まることだろう
      そもそも、お目出度い建国記念の日にそんなトラブルを起こすのだから国民旅行者問わず罰を受けても当然と言える
      -- 2016-09-12 (月) 22:58:57
      • Tips. この国の古い話や十二翼将について調べたいならばまずは図書館か、書店か、人の多い場所で訊ねるべきだろうか -- 2016-09-13 (火) 00:58:12
      • Tips. この国の強みはなんと言っても鉱物資源。金属や宝石は品質が高く品揃えも豊富だ。火薬なども扱っている
         次に注目すべきは鍛冶屋。鉱物が豊富と言うことはそれらを加工する技術も自然と高くなる…もっとも、武器や防具は君達には不要かもしれない
         旅行者向けの土産としてはサラートガラスというガラス細工が手頃でオススメらしい。ウィトゥルス半島のロツィアングラスに似ているが
         その技法が流れてきて、この国独自の製法になり姿を変えた。ガラスの中にあえて泡を残すことで素朴な味わいを醸し出している
         色はやはりコバルト塗料のブルーが最も多いが、緑や黄色なども存在する。他にも黒い石で出来たオイルランプも売れ筋とのこと
         また、銃器もよく見かける。骨董品店には古戦場跡から発掘された銃があった。しかしあくまで土産用として売られているのは非実用レベルのガラクタ
         武器屋を覗けば、ここよりも更に東の方にある国から輸入された実用レベルの銃も売っているが…お土産として考えるとこの国の品ではないのでイマイチか
         ……それにしても武具の店が多い。しかもどの店も景気が良さそうだ…何か噂話を聞けるかもしれない
        -- 2016-09-13 (火) 02:27:46
      • Tips. 君達旅行者の持っているカメラやジープなど、機械の類を見てもル・クァヴィーの人達は特に驚く様子は無い
         よくよく店を探せば、高価ではあるが機械の類も売っているようだ…それらは基本的に、銃と同じく東にある工業技術に優れた国から輸入されているらしい
         店員によると、この国でも機械の類は発掘されるのだが、そちらの国へ輸出されて自分達で修理などはあまりしない
         勿論、鉱山などに行けば採掘用の機械や運搬用の車両は使われているとの話だが、それらは一般の日常生活に浸透するほどの数は無い
         個人が機械を所有するのは趣味の領域程度に収まっているということだろう。特に移動に関して彼等は「翼」を持っているし
         翼人は魔力が高く、魔術で色々できる。獣翼人は筋力に優れ力仕事も何のその。持ち前の能力でそれなりに便利な生活が出来ているらしい
        -- 2016-09-14 (水) 01:11:55
    • アニー 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:01:15
      • 時間余っちゃったな……レポートのこともあるけど、こっちの考古学にちょっと触れておこうかな
        レクトールさん……多分だけど 欲しがってる情報に繋がることもあるかもしれないし?
        (知識は図書館に集うもの 余った時間をル・クァヴィーの図書館で過ごし、考古学や歴史書とにらめっこすることとした)
        (それは不死の血が王国に流れているのならば、その生き証人がどのように歴史を解釈したか、という事を調べることにもなる 歴史は勝者が決めるもの、とはよく言ったものである) -- アニー 2016-09-13 (火) 00:51:50
      • 「ル・クァヴィーの神話」という本を見つけた。その本には建国までの伝説が綴られている……要約するとこうだ
        荒れたこの土地に男と女が降り立った。滅びの風の力を持つ男はモンスターをばったばったと倒していった
        不死鳥の血を引く女は土地を耕し、命を育ませた。この2人は夫婦神であった。2人は子を成した。小さな国が出来た
        しかし、その夫婦神が去った後……滅びの風の力を受け継ぐ者が乱心し、多くの人々を殺した。その者は不死鳥の血を受け継いだ者に退治された
        こうしてこの地は平和になったが……滅びの風の力も、不死鳥の血も無くなった。長く貧しい時代が続いた。周辺の国と争いが絶えなかった
        その後、長い時を経て再び不死鳥の血を受け継ぐ者が現れた。それがル・クゥである。彼女の下、ル・クァヴィーという国が生まれた
        -- 2016-09-13 (火) 01:11:17
      • 滅びの風に、不死鳥の血……んー、どっちもレクトールさんを連想させるキーワードだよね(歴史書に綴られる建国の歴史は伝説の英雄譚を髣髴とさせるもの)
        恐らくはレクトールさんも知ってることだろうけど、レポートにはいろいろ記載しておいたほうがいいかな……?(許可されている範囲でメモをとり、レポートに備える 旅行とはいえ依頼は依頼 真面目にこなす方だ) -- アニー 2016-09-13 (火) 21:00:57
      • 流石に最初に手に取った本は古過ぎたか。ほとんどおとぎ話に近い神話の書…考古学者としては外せないが、今は近世の歴史書も目を通したいところか…
        探せばあった。「ル・クァヴィー王朝の軌跡」この国の歴史をただ記録しただけの本だ。建国当初は巫女ル・クゥと違い、王は何度も代替わりしている
        アバーズ王の代になってからは、彼が巫女様の血を賜り安定した政権を運営してきたようだが……気になる点は戦争だ
        アバーズ王以前の代では侵略戦争と自衛戦争の数はほぼ半々でバランスがいいが、アバーズの代になってから侵略戦争が増えている
        それにはいくつかの理由が見受けられる。まずはアバーズ王政権が安定し、国内に割くマンパワーが節約できるようになったこと
        次に、アバーズ王が十二翼将という枠を作ったこと。彼等は元々精鋭中の精鋭だったが、そこに自らの血を与えて長寿にさせた
        強く、そして何百年も長生きする将軍を有したことで単純に戦力が増した。よって、隣国に対しても有利に戦争が出来るようになった
        他には、銃を大量生産している国との友好関係も多少は関係しているか。今では兵士一人に一丁のライフルが支給されているようだ
        ……ちなみにその友好国、どこかで聞いた覚えがあるかと思えば橘香・カンファルトの故郷だ。ル・クァヴィーよりもう少し東に位置するらしい
        -- 2016-09-13 (火) 21:33:03
      • むむむ、近世の歴史になると刺激的になってくるよね……(侵略戦争の割合が増えてくるのも国の行く末としてはよくある話だ)
        不死鳥の血を与えて精鋭を作って軍事強化かぁ やり方はいろいろあるけれど(橘香の国の話も出てきて、俄然興味が湧いてくる 銃器の導入もそこそこに行われているとなれば、現在の国力も推察出来る)
        (ではきな臭い国か、と言えば余程ということもないと推察 黄金歴に沈んだ国にもそういった軍拡を行った国は星ほどもある 違うとすれば、未だに国がある事ぐらい) -- アニー 2016-09-13 (火) 22:21:36
      • Tips. アニーが酒場周辺や西方諸国の年表と照らし合わせてみれば、ちょうど黄金歴と呼ばれた時代にはまだこの土地周辺は貧しかったのが分かる
         ル・クァヴィーや橘香の故郷など、この辺りでは今がまさに黄金歴!という発展を遂げているのかもしれない……
        さて、そもそもル・クァヴィー周辺の土地は大昔はモンスター数が多い未開の地だった。歴史というよりも地理の本を読むとそれがより詳しく書いてある
        西には砂漠、東には山岳…確かにモンスターの方が生息しやすい地形だ。東方にある大陸中央で覇を唱える国でさえ
        歴史上、ル・クァヴィー周辺まで手を伸ばせたことは無い。モンスターが多過ぎるし、大軍が動き辛い地形だからだ
        他にも小国は林立していたが、やはりル・クァヴィーを超える大国が生まれたという記録は残っていない……そう考えるとル・クァヴィーという国は
        モンスターも含め、群雄割拠の土地を少しずつ統一していける力を持っただけという考え方もできる。実際、同等の力を持つレオスタン連邦には侵攻していない
        では橘香の故郷はどうか? それは流石にこの国にある資料では推測し切れない…帰った後、彼女に直接聞くのがいいだろうか?
        -- 2016-09-13 (火) 22:46:41
    • 緋乃 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:01:37
      • うう…こういう形式の報告かぁ…(紙の束とペンを目の前にして唸っている。昔より遥かにマシになったとは言え、読み書きは未だに苦手だ)
        ……よし!こういうのは後でもいいよね!!折角教えてもらったんだし、美味しいごはんーごはんー♪
        (と宿を飛び出し道中のオアシスで旅行者に教えてもらった隠れ家的食堂へと向かう。話に聞く分には地元の人間くらいしか利用しないが)
        (かなり古くからある店で味は絶品とのことだ。祭り気分に浮かれながら、人いきれで満たされている街へと消えていった) -- 緋乃 2016-09-13 (火) 00:25:02
      • Tips. この国には緑色の唐辛子のような、辛いピーマンのような野菜が好まれている。子供舌の場合は注意が必要だ
         肉料理は主に豚や羊が多く、鶏肉や牛肉は少ないが探せば一応はある。内陸のため魚料理は少ないがザリガニ料理は美味らしい
        -- 2016-09-13 (火) 01:24:19
      • (裏路地にひっそりと軒を連ねる古ぼけた、しかししっかりとした作りのお目当ての店に入れば、狭い店内はほぼ満席)
        (酒が入り大きくなった周りの客から聞こえる会話に耳を済ませば、やはりお祭り騒ぎの賑わいのせいのようだ)
        (昼間から酒を飲むその光景は普通ならこの国では珍しいものなのだろうが、真っ昼間でも酒をかっ食らうような街から来た少女には馴染みのもの)
        よし!とりあえずおすすめの飲み物と料理ありったけもってきて!勘定?気にしなくていいよ!……あ、お酒は要らないからね?
        (と、ぎゅうぎゅう詰めになりつつも、うきうきとしながら料理を待つ。既に周りから漂う香ばしい料理の香りは座っているだけでも腹を減らす)
        (そうしていればまず供されたのはグラスに入った白い飲み物、牛乳かと思ったがよく見れば多少の粒粒が浮いている)
        (なんだろうかとともあれ口を付け、傾ければ程よい酸味と吹き抜けるような爽やかな香り。どうやら香辛料が入っているようだ)
        (ヨーグルトに近いがあちらで飲むそれとは比べ物にならず濃く、香辛料が後口を素晴らしいものにしてくれる)
        (飲み物一つで分かる異国情緒に笑みを深めつつも、続けて運ばれるのはうどんのような太麺に挽肉、トマト、緑色のピーマンのような野菜があえられた麺料理)
        (緑色の香草が頂点に載せられたそれを、いざこの国を制覇せん、とフォークですくい取り前のめりに、ぱくり)
        んーー!(トマトの色か、ピンク色のタレは口にすれば分かるごま風味。コシの良い麺を噛み締めれば一緒に挽肉から染み出す味は羊の肉汁か)
        (ピーマンのような野菜はぴりりと辛く、ごくりと飲み込んだ後に一つ息をすれば舌にひりひりとした刺激が残る)
        (合間合間に香草を口にすればそれは爽やかな香りで口中を洗い流し、また麺への新たな刺激を与えてくれる)
        (瞬く間に麺料理を平らげ、ふう、と白い飲み物を飲めば、香辛料と相まって後口は実に爽やか。きちんと他の料理と合わせることが考えられている)
        (ある種、これもこの国の歴史の一つかと感慨深く考えている間に、肉料理がでん、と目の前に鎮座まします)
        ふふふ…やっぱり肉、肉だよね!(底丸型の鉄鍋のまま運ばれ、ざっくばらんに一口大でカットされた肉、そしてここにもトマト、緑色の野菜)
        (楕円形の平たいパンも添えられたそれを喜色満面で迎えれば、矢も盾もたまらずと早速肉を一切れ口にする)
        (硬くなりすぎず柔らかく焼けた羊肉、トマトの汁と絡みあうジューシーな肉汁。全体を引き締める生姜、そしてここでもぴりりと仕事をする緑色の野菜)
        (口中を支配する羊肉の味わいに思わず拳を作る。なにこれうまい)
        (ふと横を見れば地元の人間は平たいパンに鍋底のソースを染み込ませ、肉を載せて食べている)
        (どれどれと真似をすれば小麦の香ばしさと肉の味わいが相まって、より一層素晴らしい味わいを生み出している)
        (人の身となった今ではそこまでは食べられぬが、この肉と汁があればこの平たいパンも何十枚でも食べられよう)
        (肉、パン、肉、パン、と繰り返し食べればあっという間に鍋と皿は空となり、満足気に舌舐めずりをすれば、その食いっぷりに料理を運ぶ老婆が楽しそうに見て)
        (お次はこの国名物のザリガニ料理だ、楽しんでいきな、と日に焼けた皺くちゃの顔を更に皺だらけにして笑って言う)
        んんー、ザリガニー?いや…名物なら食べるけどさ…(と少女はぼやくように。東国での荒んだ生活で泥臭いザリガニなど飽きるほど食べている。あまり期待せずに待っていると)
        これ…ザリガニ…!?(深皿に綺麗に盛られた紅白の身と、赤い唐辛子、それに輪切りにソテーされたにんにくに、細切りに散らされた緑の香草)
        (良い意味で期待を外され大きめのエビのような勢い良くザリガニの身へぱくつけば…)
        えっ!これマジでザリガニ!?エビじゃなくて!?(淡泊でいて、それでいて深い味わい、それに各種の香草が調和して、まるで高級エビかと思わせるような味を見せ)
        (噛み締めれば噛み締める程に染み出してくる旨味。その味がなくなるまで噛み続けたいと割と本気で思いかけたが、それで料理を冷ましてしまっては元も子もあらずと)
        (早すぎず、かつゆっくりゆっくりとザリガニの料理を食べ進み…皿の底が綺麗に見えるまで舐め尽くすように食べ切った)
        ……ごちそうさま、でした!(最後に白い飲み物をぐいーっと飲み干し、ぺこりと老婆に礼をした)
        さて…お腹がいっぱいになったら…買い物でもしよっかな(そうして、人の金で代金を支払い、今度は商店の並ぶ通りへ繰り出したという) -- 緋乃 2016-09-13 (火) 23:27:54
      • (人賑わいに若干目を回しながらも、色々な店を覗く。独特な形の、色鮮やかなグラスなどは名産品らしく色々な店で見かけた)
        (時には明らかに旅行者をぼったくりに来ているような店もあったが、そのような店は華麗にスルーし、幾つかの土産物を買い漁る)
        (特に気に入ったのは青く鮮やかなグラス、空の色のような、海の色のようなそれは砂と土の印象の強いこの国で、一際印象に残り)
        お…ここも武器屋かぁ…どーも他の国とかと比べても多すぎるなぁ、活気あるのはいいけど…血の気まで多いのかねぇ。
        (そんなことを呟きながら、見れば十二翼将お墨付き!と観光客向けの文字で派手に書かれた如何にもな看板を掲げる武具店)
        んー、十二翼将ってここの将軍さんだっけ…、ま、折角だし将軍さん達はどんな武器使ってるのとかでも聞くかな。
        (ついでに何か良さそうな武器があればそれも自分用に見繕ってもらおう、タダだし、と気楽に武具店の庇をくぐった) -- 緋乃 2016-09-14 (水) 22:47:13
      • 武器屋「いらっしゃいませェーーーー! 可憐な東洋のお嬢さんッッッ!! 観光か何かですかなっ????!」
        ……ファーストコンタクトで分かる。これは多分駄目なタイプの店だ! 何処の国にもこういう困ったタイプの店はあるからね仕方ないね
        それとも、やはり十二翼将お墨付きなどというミーハーな看板がチョイスミスだったか…?
        武器屋「うちでは十二翼将様方が使っている武器のミレニアムモデルを全て取り扱っておりますよォん!? ささ、どうぞゆっくり御覧あれ〜☆」
        相当鬱陶しい接客だが、落ち着いて武器を見れば……何だかこの店が勝手にやってそうな派手な装飾だらけではあるが
        槍をはじめとして剣、銃、爪、槌、短剣、杖、指輪…などなど、様々だ。中には蛮族の呪術師が持っていそうな骨の首飾りもある
        緋乃が扱えそうなものは…剣、というよりもサーベルに近い武器だ。ドゥサックと呼ばれる量産用の簡素なサーベル…これを扱う十二翼将は一体何者だろうか
        ただ、この店の主人に尋ねると凄いセールストークが飛んできそうで危険が危ないかもしれない
        -- 2016-09-15 (木) 22:31:22
      • うわぁ(うわぁ)あ、やば思わず口が。いや確かに観光には間違いないんだけどもね…?
        (これは明らかに前陣速攻型で仕留めに来るタイプだと少し身構えるも、言葉通り武器のセレクションは一風変わっており、一見の価値はありそうだ)
        (明らかに戦闘向けでない華美な造りも目立つものの、バリエーションに富みこれらが十二翼将たちが使う武器を模倣しているのであればそれだけで一様ではない布陣を思わせる)
        (骨の首飾りなど武器なのか疑わしいものもあるが、目を引いたのはシンプルな細身の剣。曲刀ではあるが己の師が扱うようなそれに興味を覚え、手に取って見る)
        これは…他と違って随分実用的な感じなんだね(ひゅん、と軽く振るう。重心のバランスも良く振り易い。以前のような怪力の無い少女にはある種取り扱い安そうだ)
        ちなみに…この剣を使うのはどんな将軍さんなの?何かこの国独自の剣術とかを使ったりするのかな?
        (刀と形状は似ていても、握りが浅く護拳もあり、恐らくは片手で扱うことが主眼だろうと当たりをつけ) -- 緋乃 2016-09-15 (木) 23:14:15
      • 緋乃がその曲刀を手に取ると、店主はあちゃあ…とでも言いそうな苦い顔をする
        武器屋「申し訳ありません、そのような地味な武器で…!! 何せその方は斬ることさえできればいいなどと仰る御方でしてね…武器はシンプルなその剣しか使わんのです
         最強の十二翼将はアジール様ですが、最も恐ろしい将軍と聞かれれば…その剣を扱うムミート様でしょう…
         ここだけの話ですが、彼はあまり好かれてはおりません……もし見かけることがあれば、近付かない方がよろしいかと存じます…
         コホン! そっれっよっりっも!! お客様のような東洋のサムライ様にはこちらの金剛刀がオススメでございますですぞ〜!?
         なんとォ!鍔の部分に豪華なダイヤモンドの装飾がっ!? あっ、眩し過ぎて目が…目が〜〜〜〜!!」
        ……と、某ムスカ大佐のような濃厚なセールストークが炸裂してきた。財布にダメージを与えんと迫る商魂モンスターだ!
        -- 2016-09-15 (木) 23:29:54
      • へぇ…そいつは気が合いそうだね、剣なんて所詮肉切り包丁だからね、切れて曲がらないのが一番…私もその将軍さんに同意するよ
        (上段からの打ち下ろし、護拳を利用して掌で廻し、逆手に持ち変え切り上げて、止めに体重をかけ刺し貫くように、ひゅうんひゅうんと風を切り)
        あはは、真面目な人なのかな?それとも…その逆か。まあそうそう将軍様なんてうろちょろしてないでしょー(けらけら笑いながらドゥサックを舞わせ腰へ納めるように戻し)
        ……ぇ。あ、うん、いやまあそのね、そういう派手なのは好みじゃないっていうかね、金剛刀なんて仰々しい名前つけるなら頑張って刃につけようよ刃に!
        (まあ、もしそんな凄まじい技術があればこんな売り方と造りにはしないだろうが、と内心苦笑をついて、ドゥサックをずい、と差し出し)
        私にはこーゆー地味なので充分!これ買うから!よし買ったもう買った教えてくれてどうもねいやぁ店主さんは商売上手だなぁあはは買わされちゃったなぁ!
        (両替していたこの国の貨幣を値札分ばしぃ、と店主の手に押し付けてそそくさと逃げ出した。目には目を、速効型には速効型を、だ)
        (しかし数打ちなれどこれはこれで予備の武器には良さそうだと、それなりに満足して宿へと帰っていったという) -- 緋乃 2016-09-15 (木) 23:59:06
    • カレリア 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:02:19
      • ・・・(レポートは別に急いで出す必要もないだろう・・・どうせ届くまでにここに来たのと同じくらい時間がかかるのだから)
        ・・・ねぇ、ちょっと聞きたいんだけれど(元十二翼将なら有名人だろうという事でエイブラハムについて、特に彼の家と墓について聞き込みをする・・・墓参りをする約束だったから)
        あと・・・(ついでにアレクトールとレクトールについても聞きこむ・・・英雄と脱獄犯についてどんなふうに市井に伝わっているのか気になった)
        ・・・・・・・っで・・(それらが終わったら、忍び込むにはいい頃合いになる筈だ・・夜陰に紛れて巫女姫様を見に行く・・話すつもりはなく見に行くだけだ) -- カレリア 2016-09-12 (月) 23:16:28
      • 「エイブラハム……ああ、ブラハム将軍か! 何十年か前に引退して、今は諸国漫遊しているらしいね……墓???
         何を言ってるんだ。ブラハム将軍が死んだなんて聞いたこともないぞ? 誰かと間違えてるんじゃないかな
         で、次はアレクトール将軍か……1000年くらい前にいた近衛将軍だよな。ブラハム将軍といい、お姉さんってば近衛将軍マニア? それならいい本が……って、レクトール?
         ああ、アレクトール将軍が実は生きていた!って設定のあの小説ね。すげーな、相当なマニアだねお姉さん!!」
        (……と、街の男からはあまりいい詳しい情報はなかった。他に誰か詳しいそうな人はいるだろうか? 宿の主人か、ガイドの翼人か、はたまた兵士にでも聞くべきか)
        -- ガイドの翼人 2016-09-12 (月) 23:40:14
      • そう?ふふっ勘違いだったみたい・・奥方様の話だったかしら?(知れ渡る事はないと言っていたのは確かなようだ・・それでかえって面倒が増える結果になったが)
        ふふっそうその小説・・ごめんなさいちょっとタイトルが思い出せないのだけれど・・・(火の無い所に煙は立たない・・その作者を探してみるのも一興か)
        (誰に聞くかと考え出すときりがないので)・・・全部よ(宿の人ガイドの人兵士、聞ける人全部から聞くつもりで行く、どうせ長期の滞在はできないのだ、波風は立てない程度になりふりは構わない) -- カレリア 2016-09-12 (月) 23:57:41
      • (カレリアが宿の主人にその話を切り出すと……) わーっ!えっと、カレリアさんちょっといいですか?いいですよね!こっちにー!!
        (と言って無理矢理引っ張っていくガイドの翼人。足が速い) ハァハァ…ど、どこでエイブラハムさんの話を聞いたのですか…?
        ああいえ、何もありませんよ?何も……ほ、ホントに何もありませんってば?! あわわわ…(問い詰めると逃げていk――めっちゃ速いぞこのガイド!音速みたいに速い!!)
        (と、思ったら亜音速で戻ってきて) 兵士にそんなこと聞いたら絶対絶対駄目ですからねっ?!捕まっちゃいますからね!!
        (そう釘を刺してまた逃げていった……ブラハムの奥さんの墓とされている墓地に関しては見つかる筈だが、ガイドの言動は不可解だ)
        -- ガイドの翼人 2016-09-13 (火) 00:29:36
      • ・・・えぇ、わかったわ(ニコリとほほ笑んでガイドを見送る・・どうやら会いたかった子も一緒に見つけたようだ・・・こっちは焦る必要はないだろう、何せ放っておかなかったという事は、これから先向こうはこっちから目を離せないという事なのだから)
        〜♪(鼻歌交じりに見つけたブラハムの奥さんの墓を見舞う・・・見た所素直そうな青年だったし、きちんと同じ墓に入れた事だろう)
        (途中で買った酒を置きつつ)はぁい・・勝手に死んじゃって・・・変な仕事押し付けられてこっちは大迷惑よ・・・・・・・悪い報告、多分、レクトールは止まらないわ・・どうしたらいいのか、もう私には分からないの(少しだけ、弱音を吐いていった) -- カレリア 2016-09-13 (火) 00:51:01
      • ……すまない。

              だが……
         大丈夫だ。
             言葉ではなく……
                 想いを――ぶつけるんだ……

        (そんな言葉が直接脳内に響く。旅の疲れだとしたら少し休んだ方がよさそうだが……)
        -- ブラハムの幻? 2016-09-13 (火) 01:40:00
      • ・・・ぶつけたわよ・・・っ!(苛立ち交じりに吐き捨て)
        ・・・・・?(静かに顔を上げて不思議そうにあたりを見渡す) -- カレリア 2016-09-13 (火) 01:50:23
      • Tips. 精神的に参っている者にはこの国のカフェはお勧めだ。東洋の緑茶と西洋の紅茶があり、ミルクも好みで入れることが出来る
         ただし、この国ではお茶にはたっぷりの砂糖を入れて甘くするのでそこにミルクまで投入するのは甘党でないとビックリするかもしれない…
         しかし、甘過ぎるくらいに砂糖の入ったお茶は疲れた心に染み渡ることだろう。人は「甘さ」には勝てないのだ
        -- 2016-09-14 (水) 18:52:05
      • ・・・レポートも書かないといけないし、お墓参りはこれくらいね
        その前に少し休んでいきましょう(折角なのでTips.に従い休憩していく事にする)
        あら美味し♪(お茶をしながら書く、嘘を書いても他と比べればすぐに分かるのだ、見た儘を書くしかない)
        祭典での表情はうかない感じね・・ただ純粋に亡き恋人を思っての表情とするのなら、ブラハムの言っていた事と矛盾するわ・・・そういえば、レクトールは巫女様の副作用の事知ってるのかしら・・・?
        (笑顔ではなかったが、かつての左翼将を想っての物だとすると彼女の「不死鳥の血の副作用」と矛盾する。巷では巫女の憂いの表情が人気を博している辺り演技の可能性は否定できない
         祭典ではなくあくまでも素の彼女を確認する必要がある・・・)・・・忍び込めたら追記しましょう・・でも、多分無理ね・・・(厳重な警備っぷりを見て溜息、力づくで行ったらそれこそ素の表情なんて見れないだろう) -- カレリア 2016-09-14 (水) 19:25:05
    • ササキ 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:04:39
      • フーム…宮殿に忍び込んで巫女殿にコンタクトを取るにはどうしたものか…
        変化!(ボウン、と煙立ち込めれば…先ほど現れた巫女の姿になって)
        これでさり気なく宮殿内に…いや、いきなり巫女さんが外から歩いて来たら…怪しさマックスでござるなあ…(変化を解いて悩む) -- ササキ 2016-09-12 (月) 23:21:53
      • とりあえずレポートを送れと…うーん(絵日記みたいなものが出来上がる)
        「巫女さんはちょっとしか表に出てこなかったので健康状態や心境はよくわかりません」…と
        (ついでに巫女さんの姿になり、証明写真みたいなものを撮っておく)「こんな感じの10代前半っぽい女の子でした」…と
        「P.S 指から火の鳥を出す魔法か何かは分かりませんが覚えたので必要あれば言ってください かしこ」
        あれ…敬具だったでござるかな…(部屋から唸り声が聞こえる、文面は凄くニガテみたい) -- ササキ 2016-09-12 (月) 23:37:15
      • もしササキが宮殿に忍び込もうとするなら、ふと宿屋の主人が旅行者としていたこんな会話を思い出すことだろう…
        「夜の宮殿? あっはっは、やめときなやめときな! 夜の宮殿は確かに綺麗だけども警備は厳重だよ。この時期は旅行者も多いしね…
         なんとか兵士に化けて? 無駄無駄。この国の翼人の中には特別な「眼」を持っている奴もいるからね。単純な視力は勿論、中には魔力の色を見分けるとかもある
         オーラが視えるらしいぞ? 特に余所者は一目瞭然で分かるだろうね。ル・クァヴィーの国民は翼人か獣翼人が大半でそれ以外は珍しいから」
        Tips. ル・クァヴィーではレクトールのような特別な眼を持つ者は決して珍しくなく、彼らの眼を欺くのは難しい
        -- 2016-09-13 (火) 00:10:37
      • 透明になる…羽虫のように小型になる…霧になる…どれも魔力は見られそうでござるなあ…
        魔力を消す方法は…変装できなくなるしこっそりは無理でござるな…
        あの火の鳥に乗って天から舞い降り、太陽の光を操作するコンボで太陽神っぽく演出をしてみて…いやいや、NGなら目も当てられぬがOKでもその後どうするんだという話でござるな…引っ込みがつかんくなるでござる
        それはそれとして…「1000年前に亡くしたアレクトール将軍の代わりに、新しい左翼将とやらに乗り換え<<…か!?>>」…と(週刊誌っぽい報告になった)
        1000年分操を立てたんでござろうかな、しかし…「昔は笑顔だったようだが新しい彼氏ができても笑顔にはなっていない様子、痴情のもつれが原因か…」うむ(どんどん週刊誌じみてくる)
        …DVは無いでござるな、もしあればあんな薄衣だけでは出てこんでござろうし -- ササキ 2016-09-13 (火) 00:25:05
      • さてとりあえず出かけて、まあ何かあればレポートに追加すればいいでござろう(レポートと言う名のチラシの裏メモ書きになっているが)
        パンフによると…ほう鉱物や宝石があるでござるか、そういう店を見てみるでござるかなあ(等と言いつつぶらりとウィンドーショッピングへ)
        …武具の店ばっかりでござるな、どこの武具屋が良いとかあるんでござろうなあ…それか特性や方向性が違ったり?
        (適当な店を選んで)邪魔するぞオヤジ!(ラインナップに銃が多いな…と思いつつ)1000年続いてる国だとこういう産業は廃れそうなもんでござるが…実際景気の程はどうなんでござる?
        (ジャンルは違うが経営トークに入る店主) -- ササキ 2016-09-13 (火) 12:03:35
      • オヤジ「なんじゃあ兄ちゃん、そんなヒョロ腕に売る武器ぁ無ぇぞオラァ!! (※やたらマッチョで怖いオヤジだ!!)
         ぁん?鍛冶仕事が廃れるなんざぁあるわけねーよ。ただでさえ金属は豊富だし、周囲はモンスターの多い土地もあるし、戦争も多いからな…
         首都に敵が攻め込んでくるようなことはねーが、国境周辺じゃあまたやりあってるから兵士用の武具は常に必要なのさ
         ……兄ちゃん、まさか傭兵か? 東洋にはそういう軽装をしたサムライってのがいるらしいが…
         もしこの国のために戦うってんなら売らねぇワケにはいかねぇな。安くしとくぜ? (意外と優しいオヤジだ)」
        -- 2016-09-13 (火) 20:35:54
      • 腕の太さで見損なわれては困るでござるな!密度が違うんでござるよ密度が!
        ほほう、国内で競り合いが行われている訳ではなく輸出産業やら兵やらに向けたものでござったか…
        周辺諸国は突き抜けて来たからあんまり把握しておらんでござったがなるほどなあ、一見平和そうに見える所でなぜこうも武具がと思ったら納得にござる
        拙者はただの観光客でござるよ!…いや、ただのではござらぬかな?
        巫女さんの様子を見てきて欲しいとうちの地元で依頼があったのでどんな人かを見に来た、という訳でござるよ
        と言ってもまあ
        ・昔は笑顔だったらしいが笑顔じゃなくなった、今もずっと
        ・昔はアレクトールと言う将軍を慕っていたらしいが1000年の喪を経て新しい左翼将を慕っているらしい
        ・喪の為の火の鳥だったようだが、今は行事になっているらしい
        伝えるのはこんなもんでござるかなあ…まあ、アイドルの追っかけみたいなもんでござろう
        1000年もあんな風にしてれば変な追っかけも出来ると言うものでござる -- ササキ 2016-09-14 (水) 03:24:10
      • オヤジ「密度……? よく分からんが、東洋のサムライはよく分からんな……(※よく分からなかった模様)」 -- 2016-09-14 (水) 22:27:31
    • イェチン 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:04:56
      • (街の門、大きな通り、要人の住む地域などをそれとなく調べ、簡単にスケッチしつつ歩いている)
        ふーむ、やはりあの巫女のことが気になるが・・・みなどうせかぎまわっておるだろうし、私はそこらの者に聞き込むか(等といいつつ、なるべく貧相な酒場へ繰り出す)
        本当の情報を集めるなら、愚かなものから聞き出すのが常套手段だな。どれ、年寄りの愚痴でも聞くか -- イェチン 2016-09-13 (火) 11:16:55
      • 黒ずくめの男「フン、あんたさっきから色々と嗅ぎ回っているようだな…? 俺の眼は誤魔化せねぇよ…ただのガキがそんな濃い色のオーラを纏ってるハズが無ぇ
         だがやめときな。この国に隙は無い…この酒場に集まってるのは俺と同じ情報屋風情ばかりだが…皆どうやって稼いでると思う?
         この国の情報を普通に隣国へ売っている。だが、その情報を得てル・クァヴィーに挑む他の国が勝ったことは1度も無ぇのさ
         外部から崩すには十二翼将っていう戦力がデカ過ぎる、並の英雄じゃ歯が立たん……内部から崩すには国民の不満が少な過ぎる
         一番頭いいのはル・クァヴィーと友好結んで銃器を輸出してるあの国だな…まぁそういうこった。それと、兵士もとっくに気付いてるぞ?
         この国の兵士は俺なんかよりも視力がいい。それ以上不穏な動きをすると出国審査で引っかかるぜ? まぁ酒でも飲んで気楽にやんなよ。へへっ…」
        -- 2016-09-13 (火) 20:25:30
    • らん 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:05:11
      • 千年の都と言ったところでしょうかっ!私は小難しい話はよくわかんないので、とりあえずすごい巫女さんのルーちゃんさんに
        史上最強の焼きマシュマロを作ってもらえるように頑張りましょうっ!絶妙カンペキ焼き加減のものを作るくらいきっと簡単にできちゃうんだろうなー♪
        んーそれはいいとして、出会うのは難しそうな雰囲気でした…さすがに怪盗に変身して忍び込んだら怒られちゃうんだろうなー …とりあえずライブしましょうっ!
        (「じゅーじゅー♥焼肉の火からフェニックス!?」を人通りの多い広場のステージで歌い始める) -- らん 2016-09-13 (火) 21:04:46
      • \らんちゃん!らんちゃん!/  \らんちゃん!らんちゃん!/
        スーパーアイドル、常磐らんのライブはこの国でも大盛況だ! ル・クァヴィーにファンが増えたことだろう
        -- 2016-09-13 (火) 21:19:48
      • むふー、やっぱりライブをすると盛り上がってハイがテンションになりますっ!
        しかしっ、ルーちゃんさんに焼きマシュマロを作ってもらうのを諦めたわけではありませんっ!
        えへへっ、こういうのってさーお忍びで街に出かけてたりしないのかなー、巫女様の休日!って感じで
        うーん、でもでも待ってくださいよ?お祭りのときに抜け出すのは流石に難しいような気がしますっ…とりあえずスイーツめぐりをしながら、出会える方法を考えましょうっ -- らん 2016-09-14 (水) 19:58:52
    • ドロッセル 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:05:31
      • 「不毛の砂漠の先に有るとは思えぬほど、豊かな文化と鉱山資源という恵みを持つ首都・ル・クァヴィー」
        「山嶺の麓に佇んでいる都市とは思えぬほど計画的な構造を持つインフラ、都市構造には舌を巻く」
        「聞く話によると1000年の治世の賜であるという。1000年間精力的な統治を継続できる王というものは実に希少であろう」&br: 「殊更、権力を手にした人間であれば、腐敗に囚われたり権力闘争や権益の拡大に腐心してしまいがちで――」
        (街の景色を思い出しながら筆をすすめる、しかし見返して) …うわ、面白みゼロな文面。…ハァ、どうしてもこう云う方向で見てしまってるんだな
        三つ子の魂百まで、か
        (深く溜息をつくと再び見てきた景色を思い返す。荒涼とした砂漠、僻地に息づく文化、オアシスの恵み)
        (そして東西の待機によって育まれる都市、1000年の治世の賜物…)
        (その傍ら、なにか頭に引っかかるものが有った。…そうだ、不死鳥の巫女、ル・クゥについてだ)
        上手くことが運んでいる人間の顔でなかったな、アレは
        威厳を示すためにしてもあんな顔はせぬ。…恋煩い?まさか、いやそれとも…
        王家の周辺について調べるには図書館が一番か。あと巫女の成り立ちも
        本当に盤石な政権運営が出来ておるかどうか厳しく調べねばな…!(※なんか半分ジェラシーのようなものを感じたらしい) -- ドロッセル 2016-09-13 (火) 22:31:35
      • 巫女の成り立ちについてはアニーも読んだ「ル・クァヴィーの神話」を読むと理解が深まるだろう。あとは老人が言っていた「象徴」というのが重要か…
        「ル・クァヴィーの国政」という本によると、この国の国家元首はあくまで巫女ル・クゥである。国名も「ル・クゥに従う者達」という意味であり、間違いないだろう
        では王は何をするのか? 王とは施政者の代表と書いてある。王は世襲制で、ル・クゥに忠誠を誓った一族が民衆や軍を束ねてきたらしい
        王と文官達が政治を行い、王と武官達が国防に努めるのだという。アバーズ以前の王達は国を守るのが精一杯で国を豊かにできなかった
        それに比べてアバーズ王は長い時をかけて国を安定させ、豊かにしたとして評価されている。ただ、わざとらしく名君だとは言われていない
        平和な時代が続き過ぎて、国民の考えるハードルが高いのかもしれない……あとは、王は無難にこなし過ぎてあまり注目されないのか
        実際に政治を行う王よりも、神秘的な巫女や英雄的な十二翼将が人気なのは見方によっては同情すべきものかもしれない
        -- 2016-09-13 (火) 23:01:42
      • (「ル・クァヴィーの神話」と「王朝の軌跡」を横に積み、「ル・クァヴィーの国政」を捲りながら)
        不死鳥の血…?…レクトール殿と同じルーツを持つ話とかそういうのなのか?(レポート作成中故、取り敢えず後日確かめてみるか。そう思うに留まる)
        なんかこのなんたら将と巫女の人気が飛び出すぎておって国王の影が薄いな!これだけの成功を納めれば功績を大いに賞賛されて然るべきだと思うのだが
        人格的におかしいエピソードがあるとか、人気の翼将に王政を転覆されかけたとか、そんな事もないようだな
        …無いとすれば、もしかしてとてつもなくカゲが薄いオッサンなのでは…(思い返せば、さっきの祭典でもフツーのスピーチだったな…と、余計に同情の色が濃くなるのだった)
        「特に巫女や十二翼将の人気は絶大なものが有り求心力を発揮する反面、国王の威厳には影を落とす結果になっているようだ」…と

        …んーあとは何を書こうかな…んー…(レポートも終盤に差し掛かった所で、文書をかくのに飽きてきた模様)
        …よし、ヘンリーも誘って街の子供とでも遊んでこよう!子供は国家のバロメーターだからな〜(なんてテキトウな理由をつけて街に遊びに繰り出すのだった) -- ドロッセル 2016-09-14 (水) 23:25:43
    • H・HJr. 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:05:54
      • とてもオリエンタルで、便利とまではいかずとも不便というわけでもなく旅情を感じる旅でした
        さて、お祭りですが。こちらでもお祭りは多くあるのですが、こういったパレードはとても珍しく、これはクァヴィーと違いこちらの街にはカリスマと言った存在がないことが大きいのではないかと思われました
        不死鳥の巫女さんですが、鳥さん見たいな鳥を想像していたのですが、頭に羽が生えただけの人間の女の子で少々面食らいました
        炎魔術も綺麗だったのですが、ちょっと格好が卑猥だと思います
        なので、格好について詳しく報告はできません
        お風呂あがりかと思いました!
        遠くから見ただけなので、詳しいことはわかりませんが、顔形なら同行したアニーちゃんが絵が上手いです
        でも、見たいと思うのはエッチだと思います!
        最後に、とても残念なのですが、黄金歴の息吹を感じさせるような遺跡が見られないのがとても残念です!
        しかしながら、逆の面から見れば世界中に広がっていたと思われる黄金歴の様々な恩恵も、届かなかった地域があるということで、いかにこの世界が広いものかという証左であります
        そういった文明の力を借りずに、この地にこれだけの国を築いた人たちに敬意を評したいと思います -- H・HJr. 2016-09-14 (水) 20:26:58
      • Tips. 確かに参加者達が通った道に黄金歴時代の遺跡は存在しなかった。古戦場跡自体は首都から真南に暫く行った場所に存在するが
         そこに遺されているのもまた、黄金歴時代の遺物ではない。むしろそれよりもずっと前の時代の品と見受けられる…
         興味があるならば帰路の途中で、他に興味を持ちそうなアニー等と共に寄っていくのもいいだろう
         黄金歴文明の恩恵を受けたか受けなかったか、資料においては定かではない。神話に残っている「この地に降り立った夫婦神」が黄金歴の技術を齎した可能性もある
         だが、残念ながらそれを調べ込むにはこの地に長く留まり研究する必要がありそうだ……
        -- 2016-09-14 (水) 22:36:17
      • 帰りにちょっと寄るくらい、かな……
        流石に長逗留は無理ですし
        図書館で調べ物をしてるドロッセルに、途中で何かお昼になりそうなものを買って行きましょう(ついでに流通している貨幣についてもちょっと調べるのだった) -- H・HJr. 2016-09-14 (水) 22:58:41
    • ソニア 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:06:11
      • なんかもう異世界…
        (酒場の街も故郷からは車で3日とかなり遠い世界だったけど。ここはその10倍は遠い土地なのだ。
        長い道中に街の話しはさんざ聞いていたはずなのに、話しにすらほとんど聞いたこともないモノだらけで
        想像の遥か高みであり、ドーム天井を乗っけた尖塔を見上げて思わずのけぞった)
        …さてっ。お昼のうちに夜遊び出来そうなスポット調べておかなくちゃねー。…あっケバブはこっちでも売ってるんだ。 -- ソニア 2016-09-13 (火) 00:48:44
      • Tips. この国の娼婦にとって兵士は上客である。彼らの給料は良いからだ。ただし、余所の国から来た娼婦はこの国の娼婦の縄張りには注意すべきだろう… -- 2016-09-13 (火) 01:27:24
      • …という情報を入手した私だった。夜市とか繁華街的なとこ探してたはずなのに。でもちょっと良いこと聞いたなぁ…♡
        娼婦目当てで遊びにきたおにーさんを逆ナンで、新鮮なアリーのご飯をゲット…とかできそうだ。んふへへっ。
        それにしてもお腹ボテってるのに、娼婦だってすぐ見抜かれる私のエロオーラ、ッパないねぇ〜。 -- ソニア 2016-09-13 (火) 02:19:24
      • ・賑やかな場所は酒盛りしてるお客でいっぱい。お祭の日はいつもこうみたい
        ・スパイシーな羊料理多い。ナッツやナツメやベリーにブドウなんかの干したのもよくある
        ・だからなのか、スイーツ関係は濃厚なチーズやクリームにドライフルーツを使ったのがいっぱい。カロリー強そう!
        ・でも砂糖とバターは正義って言わんばかりの思い切りのいい配合はやみつきになっちゃう。ボリュームもすごい。
        ・お茶もたっぷりミルクと砂糖でこれでもかってくらい甘い。
        ・ブドウの葉っぱで包んだもち米蒸したやつは具に羊肉、干しぶどう、なんかお野菜とか入って。ちまきみたいで気に入った。
        ・娼婦っぽいお姉さん見かけて声かけたらやっぱりそうだった。
        ・お客さんは兵士が多いって。高給取りだからとか。
        ・羽はやっぱりあったほうがセクシーで受けいいけど、私もかわいいってやったね!

        ふぅ、こんだけ調べればおっけーかなー。
        (地図に目星をつけたスポットの印を付けて。汗を拭う。ここ暑いねん)
        んっそういえばあんまり暑いとジープもバテちゃったりしないかな…。発掘品の銃器なんかはいっぱい売ってるお店
        あったし…。修理屋とかも探しておこうかな。
        -- ソニア 2016-09-14 (水) 01:16:33
      • ソニアがどれだけ探しても機械の修理工房は見つからない…この首都に存在したとしても1日で探し当てられるほどの絶対数存在していないのか
        されど機械部品を扱っている店はある。いや、正確には骨董屋に発掘機械の破片や部品がガラクタとして置かれているのだ…
        それらの品は買い手も少ないのでその内に機械が流行っている国へ輸出されてしまうらしい。ソニアには機械の知識がある。ガラクタの中から使用可能な部品を見つけることは可能だろう
        状態は悪いが、もしかすると他国で買うよりも格安で買える部品もあるかもしれない……ちなみにメンテに使えそうなオイルを探すのは難しくはない筈だ
        -- 2016-09-14 (水) 19:01:55
      • おっきな街なのに意外と機械部品とかは売ってなかった…酒場の街がそういうのいっぱいあるとこだったのかな。
        …暑いしやっぱ宿戻ろう、おみやげはいっぱいあったし!
        (グリスや燃料の類は簡単に手に入ったので、ジープに積み込んでった。他にもお菓子とか満載だ) -- ソニア 2016-09-14 (水) 23:09:43
    • アリー 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:06:28
      • …うーん(日中は外に出られない為か、宿の部屋で留守をしている。建物の外の喧騒に耳を傾けているものの、普段この時間は寝ている物でうつらうつらとし始めている)
        (ふるふると首を横に振って、暇つぶしとして何かこの国の新聞でも無いでしょうか…とか思い声をかけて。お祭りで賑やかなのは分かるのですが、普段はどんな情勢なのでしょうか?とか考えて。)
        …やっぱり表出られる様に成りたいものですね(と、呟いたりして) -- アリー 2016-09-13 (火) 03:45:53
      • 紙は貴重品らしく新聞という媒体は出回っていないようだ。ただし羊皮紙を用いた新聞は存在するのか、宿屋の主人が読んでいた
        主人「やぁアリーさん。折角旅行で訪れてくれたのに出歩けないなんてお気の毒に…体調が上向かないようなら医者も呼んであげるから遠慮なくどうぞ?
         ……え?新聞? ああ、大した事件はないよ。今日のお祭りのことと…あとは東の国境沿いで起こっている戦争が優勢だって話くらいかな
         十二翼将でも最強のアジール様が戦ってらっしゃるからね。また今回も国土が広がりそうで万々歳だよ」
        Tips. 首都は平和だが、一応は戦争状態らしい。だが戦況は何の問題もなく、首都の人々は大して心配していないようだ
        -- 2016-09-13 (火) 20:13:18
      • いえ、体調は悪くは…ただ、そう…低血圧気味なので。夜にかけてはちょっと調子も盛り返してくるかと。(と、吸血鬼であることは言わない方が良さそうだと思っていて)
        ……お祭りの話題と戦争の話題が同時に出てくるとは思いませんでした。ですが、活気のある様子と言うのは到着した時もここから外を伺うだけでも感じられますね(と、頷いて)
        …そういえば、十二翼将の方々…ですか?何だか凄い方が揃ってる…と言うのは聞いてましたけれど、どういった方なのですか?
        (興味本位と言った様子で尋ねてみて。) -- アリー 2016-09-14 (水) 03:12:34
      • おっアリー!起きてたんだぁ。もどってきたよー♡
        (アリーが宿の主人と話していると買い物の袋を抱えたソニアが戻ってきた)
        夜まで暇だろうからーおみやげとか色々買ってきたー! -- ソニア 2016-09-14 (水) 03:43:38
      • あっ♡おかえりなさいおねえちゃんっ♡(目に見えて嬉しそうに出迎えて、店主さんに一礼してからおねえちゃんの元へ駆け寄って)
        わぁ…ありがとうございますっ!(ちょっと持ちますね?と、身重の身体を気遣う様にと手を伸ばして持とうと) -- アリー 2016-09-14 (水) 05:37:43
      • ありがとう、でも大丈夫。ほとんどジープに持ってもらったから♡
        (そう言うと戸口の向こうにロボットモードになったジープが、かがんで手を振っていた。
        アリーに手渡された袋の中身は、大半ここいらのお店で買えるお菓子の類だ。丁寧な包装や箱に入ってるわけじゃない。
        どれも地元の人たちが主に普段行くようなお店で買ったものだから、観光客相手の装飾など無いものなのだ)
        おやつとかいーっぱい買ってきたよ!でも食べ過ぎちゃだめだかんね、美味しいお店とかいっぱい調べて来たんだから! -- ソニア 2016-09-14 (水) 05:49:07
      • だったら良いのですが。ジープさんもお帰りなさいです(微笑みながら手を振って、何だか宿の店主が少し引きつった表情をしているのは気のせいだろう)
        (袋の中のお菓子類、開けただけで甘い香りが感じられて)
        わぁ…ありがとうございますっ美味しそうでどれから食べようか迷ってしまいますね?…わ、分かってますよ?うん、分かってます。分かってます…
        所で美味しいお店を調べて来たって、もしかして全部のお店で味見してきたり…? -- アリー 2016-09-14 (水) 06:12:55
      • んーん。夜営業のお店は娼婦がよく知ってるもんだよ。だからこの街のお姉さん達に直接聞いてきたの!
        (元より人との距離感が異常な程近くて、街の裏事情にも精通してそうな娼婦のお姉さん達とも同業者ってことで
        話しが通じやすいのがソニアの強みなのだ。そして、満面の笑みをすると)
        アリーと一緒に夜に遊べるところ、いっぱい調べてきたからね!日が暮れたら、一緒に行こう、ね? -- ソニア 2016-09-14 (水) 06:34:50
      • ソニアが帰ってくると、ぱぁっと笑顔になるアリーを見て宿の主人は新聞に視線を戻した。しかしまた別のタイミングで質問すれば答えてくれることだろう…
        Tips. この国の男性も百合には寛容なようだ……決して宿の主人がそういう趣味というわけではない。多分
         ※アリーの行動により「十二翼将人気ランキング」が依頼達成後に解放されます!
        -- 2016-09-14 (水) 22:23:16
    • ゲルニコ 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:06:46
      • あぁ……筆談でいいんですね、これなら多少は気が楽に……なるわけないじゃないですかぁー!?(筆記用具ぽーい)
        やめやめ、難しいことは後で考えましょう……何はともあれご飯です!
        せっかく旅行に来たんですから、美味しいものを食べずに帰れましょうか……いや、帰れません…!
        (意気揚々と外の出店と見に外へ飛び出していく) -- ゲルニコ 2016-09-13 (火) 00:04:34
      • Tips. この国には緑色の唐辛子のような、辛いピーマンのような野菜が好まれている。子供舌の場合は注意が必要だ
         肉料理は主に豚や羊が多く、鶏肉や牛肉は少ないが探せば一応はある。内陸のため魚料理は少ないがザリガニ料理は美味らしい
        -- 2016-09-13 (火) 00:20:52
      • (出店の店主が皆一様にしてキョトンとした顔をしている)
        (それもそのはず、小柄な少女が一人で大量の料理を注文したかと思えば、あっという間に平らげていくのだ)
        (口いっぱいに頬張っていた料理を飲み込むと、水を一気に煽る)んっんっんっ………ぷひゃ〜!
        からい…! 辛いですねぇ……でもこのまろやかな辛さは初めての味わいです、香草も効いてますね……美味ですね!
        (更に山盛りとなったザリガニの殻を尻目に、ケロッとした顔でお勘定を済ますと店を後にし)
        やー……それにしても人のお金で食べる料理は美味しいですね…!
        まだまだお金残ってますし、あと3〜4件は行けちゃいそうですねー…ふふふ、どーこーにーしーよーおーかー……な?
        (視線の先に見つけたのは町外れからでも分かる大きな図書館、樹翼は知識の樹翼と呼ばれ本好きが多い種族であるが、彼女もまた例外では無かった)
        うー……(出店の列と図書館を見比べ、しばしの間悩みながらも)……つ、続きは夜のお楽しみとしましょう…!
        (未知の料理に後ろ髪を引かれつつも、探究心の赴くままに図書館目指して歩いていくのだった) -- ゲルニコ 2016-09-14 (水) 00:38:38
    • シィホ 自由行動枝 -- 2016-09-12 (月) 23:06:54
      • 確かに美しい巫女でしたね。象徴ともあればさぞかしお忙しいのかと
        また御姿を拝見することが出来れば幸いですけれど……しかし、炎翼としてはあの火の鳥が気になりますね
        彼女の発する魔力……まるで生きているようでしたが
        巫女はあの力を初めから持っていたのでしょうか。火の鳥についての文献を調べてみましょう
        (レポートもそこそこに図書館に向かった) -- シィホ 2016-09-13 (火) 01:56:05
      • アニーも読んだ「ル・クァヴィーの神話」を読めば国の成り立ちが分かると共に、不死鳥の血を持った女性の神が根っこだと分かる
        その女性神から生まれたこの土地の翼人達の中には不死鳥の血が混ざることがあるのだが、現代ではその血は基本的に薄くて微かなものだ
        一般人レベルでは少し怪我の治りが早かったり、炎魔術の才能がある程度に留まっている
        そういう意味ではむしろ滅びの風の力を持っていた男性神の影響なのか、風魔術の適性を持った者の方が多いのだとか
        そんなわけで貴重な不死鳥の血であるが、巫女ル・クゥはそれを色濃く継いでおり彼女ほど不死鳥の血を持っていた女性神に近い存在はいない
        それこそ1000年の間は彼女を超える者は現れておらず、だからこそ彼女は国の象徴足り得る人望を持つのだろう
        -- 2016-09-13 (火) 02:08:41
      • ふむふむ……なるほど、この土地に根付いている血脈の流れと……
        風と火、交わり合うこともあるのですね。そして先祖返りのように血が純粋な人間も生まれると……
        であれば何故神々がここに降り立ったのか、というのも気になるところですけれど……
        やはりわたしとしては炎魔術についても気になりますね。この街に風魔術とともに使い手が多いとか
        素人でも学習できる炎魔術とかあるのかな……? (魔術書関連を漁る) -- シィホ 2016-09-13 (火) 02:13:48
      • Tips. この国の学校では授業で初球の風魔術を教える程度に風魔術適性者が多い。というよりも、翼人が風魔術適性が高いようにも思える
         ちなみに翼人に比べると獣翼人は魔力が低く、たまに風魔術すら操れない者もいるらしい……兎に角、風魔術関係の本は多い
         だが、その次に多いのはやはり炎魔術の本だ。探せば初心者向けの本も容易く見つかることだろう…
         逆に、少ないのは氷魔術の本だ。湿度が低いと言っても気温の高いこの国ではもし氷魔術を扱えたら周囲に自慢できるらしい
        -- 2016-09-13 (火) 02:34:29
      • (本に夢中になってるシィホの首筋にふっと息を吹きかけて)
        ……旅行に来てまでお勉強ですか? 熱心な事ですねー(隣に腰掛けて本を読み始める、からかっておきながら手にしているのは風魔術の本のようだ) -- ゲルニコ 2016-09-14 (水) 01:05:58
      • 翼人は風魔術が得意……? なるほど……ここの方はそうらしいのですね
        それならやはりどこかの魔術学院を見学にでも……(一人ごちながら唸っている所に息を吹きかけられて)
        ふにゃー!? にゃにゃ……にぃ、にこちゃん……!? どうしたんですか、ごはんはもう良いのですか?
        ええっと……にこちゃんって魔術とか使えるのです? わたしはからっきしで……(問いかけてみる) -- シィホ 2016-09-14 (水) 01:48:57
      • ごはんは逃げませんけども、図書館は閉まるの早いですからねー……先に来てみました…!
        この辺りの本も読んでみたかったですしねー……あ、私ですか?
        私もこういうのはさっぱりですねー……里には使える人も居ましたけどね(ペラペラと結構なペースでページを捲っている)
        同じ翼人の国といっても、やっぱり違うものですねぇ……(パタリと本を閉じ)……うん、全く分かりません!(いい笑顔) -- ゲルニコ 2016-09-14 (水) 02:01:11
      • つまりにこちゃんはそんな魔法使えそうな見た目と装備なのに使えないと……!?
        (げるにこの肩に顎を置いて一緒に本を読み)ふむー……やはりわたしたちの国とここで多少の差異があるみたいですね
        樹翼の魔法……! 見てみたいです! ……えっ(わからないという言葉に戸惑いの表情) -- シィホ 2016-09-14 (水) 02:12:32
      • つ、使えますよ? 顕現魔法は使えますよ?(おろおろ)
        ……あ、アレなんですよ……私こういう理屈で魔法を覚えるの苦手で……もっとこう、フィーリングで覚える派なんですよ…!
        「考えるな、感じろ」……みたいな、そういう……あ、あの…………(沈黙に耐えられずシィホの鼻つまむ) -- ゲルニコ 2016-09-14 (水) 02:20:12
      • それは魔術じゃなくて個人能力なのでは……? (しぃほは訝しんだ)
        つまり天才肌と……確かににこちゃんはそういう所あr……ふみゃー!?
        にゃ、にゃんにゃんですかさっきからぁ……い、いじめないでくださいぃ……(涙目) -- シィホ 2016-09-14 (水) 02:30:09
      • す、すみません……最近イタズラやってせいだと思うので……無意識なので……(すっきり)
        しほちゃんはどうですか、見たところ炎魔術のお勉強してるみたいですけど……習得できそうです?
        (風魔術の本を机に置くと、今度は国の歴史の本を読み始める、内容はアニーが読んでいるものと同じものだ) -- ゲルニコ 2016-09-14 (水) 02:37:18
      • わたしは里だとどっちかと言うといじめっこだったんですけれど……! にこちゃんの方がいじめっこだ……(涙ごしごし)
        えっ、そ、それは……えっと……そ、その……(目が泳ぎまくる)
        だ、駄目です……(ぽつり)わたし達の国でも魔術は珍しくないんですけどね……何でわたし達二人共……(死んだ目) -- シィホ 2016-09-14 (水) 02:41:39
      • ふふふ……私はいじめられっこだったので逆転ですね、因果応報というヤツです(ハンカチで残った涙を拭ってあげながら)
        ……え、えぇ? しほちゃんもダメなんですか……?
        ま、まぁ……私たちには固有能力がありますし、そこを高められれば……(パタン、と本を閉じて)
        とりあえず読むものも読みましたし……しほちゃんどこか行く予定とかあります?
        イタズラしちゃったお詫びというわけではないですが……付き合いますよ? 無いならごはん行きたいですけどね…!
        (窓から漂ってくる異国情緒漂う料理の香りに思わず涎を垂らしながら) -- ゲルニコ 2016-09-14 (水) 02:55:43
      • ……昔のことは反省してます。無理なんてしなければよかった……ふみっ(涙を拭かれて)
        わたしとしては異国の情報を知った上で改めて情緒をもう少し楽しみたいところですが
        それは食文化でも可能ですね。じゃあ、行きましょうかね(手をぎゅっと握って)
        わたしとしてはにこちゃんがどれだけ異国の料理を食べられるのか気になりますし -- シィホ 2016-09-14 (水) 03:00:58
      • え、私の情報も集められてるんですかこれ……好き嫌いとか無いですから、何でも食べれますよ私は…!
        人のお金で食べ放題できる今……私を止められるものは何もありません!
        (手を握られるのはまだ慣れないらしく、ちょっぴり意識してしまうようで)
        ……え、えっと……それじゃ、行きましょうか?(照れくささを隠しきれず、にへっと笑って) -- ゲルニコ 2016-09-14 (水) 03:13:49
      • そうなんだ……!? 例えばエスニック系とかだと結構好みが分かれるですけれど……すごいですね
        ええ、行きましょうにこちゃん! 何だかいつぶりですかね、旅行って……ふふ
        (嬉しそうに手つなぎから腕組みに変わりつつ軽やかな足取りで繁華街へむかうのでした) -- シィホ 2016-09-14 (水) 03:23:06
      • Tips. 「ル・クァヴィーの神話」によるとこの国のルーツは翼を持つ夫婦神ということだが、彼等が本当の神かどうかは怪しいところだろう
         むしろ特徴だけ見ればそれこそこの国にも沢山居る翼人と同一だ。滅びの風と不死鳥の血を持っているため、神でなくとも人心は集まって不思議ではない…
         では、この翼人夫婦はどこから来たのか? 2人の持つ力は風と炎でまったく性質が違う。彼等もまた、違う場所から来て出会っただけなのかもしれない
         そしてこの2人の持つ特徴、力……それらはシィホ、ゲルニコ両人の出身地である翼人の国に由来するものとは考え辛い。夫婦神はまったく別のルーツを持っている可能性が高い
         仮に血縁関係があったとしても1000年以上も隔てた薄いもの……同じ翼人でも殆ど他人なのかもしれないし、美味しい食事に比べたら些細な話だ
        -- 2016-09-14 (水) 19:24:19
  • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst045388.png 
    黄昏歴1001年 7月下旬 旅行者募集依頼、ル・クァヴィーまでの旅路 -- 2016-09-10 (土) 22:20:18
    • 君達はル・クァヴィーに向けて冒険者の街を出発した。まずは商人の地ウィトゥルス半島を馬車で横断し、港町カポリに宿泊
      そこからは海路に切り替え。船で砂漠の連邦国レオスタンを目指す -- 2016-09-10 (土) 22:32:54
      • (船の上で揺られながら旅行の計画書をみる)・・・遠い・・
        30年かけたとはいえ、これだけ離れてあの二人はよく見つけたものね -- カレリア 2016-09-11 (日) 06:12:18
      • (船の上でぐったりしている)うっぷ…(どうやら船酔いのようだ)
        はぁ、はぁ…帰路も船に乗る必要が…?こればっかりは冗談じゃねえ、しぬ…しぬ…(幾度もリバース、しろくま君にクールダウンされたりしつつもぐったり)
        (生まれて初めての船は…相性最悪だったようです) -- ササキ 2016-09-11 (日) 09:06:43
      • ドロッセル!海ですよ、海!(潮の香りを鼻腔いっぱいに吸い込む)
        水着持ってくればよかったな。でも、あんまり荷物を増やす訳にはいかないし……海で遊びたかった
        (等と言っていたが、船に乗ればすぐに機嫌を直し、舳先に立って水平線を眺めていたかと思えば、船尾にかけて行って航跡を楽しそうに眺めたり)
        あ!あれはシャチですね!(大きく手を振る)あれは…クラーケンかな?
        ドロッセルは、船旅はしたことありますか?僕は初めてです! -- H・HJr. 2016-09-11 (日) 10:27:19
      • これが私の初船出!つまり処女航海になるのですね…この景色をうんと焼き付けておきましょう
        (潮風に吹かれると気分が高まってHOT LIMITっぽくポーズをとってみたり) -- らん 2016-09-11 (日) 13:20:09
      • ぁぁぅn…うみはきれいだな…(血の気が完全に引いた表情、船酔い組だった模様)
        へ、へへ…奇遇だな…我もはじめ…'う゛っ(そして嘔吐ゲージも我慢の限界に達しつつ有った) -- ドロッセル 2016-09-11 (日) 16:34:00
      • 砂漠は遺跡調査で行ったりするけど、これは流石に過酷……(フード付きの外套で痛む日光を遮るが、照り返しの熱でうだる) -- アニー 2016-09-11 (日) 17:29:00
      • ちょ、ちょっと!お、おいしゃさま!おきゃくさまのなかにおいしゃさまはいませんか!? -- H・HJr. 2016-09-11 (日) 18:48:02
      • (大海原を見回し、潮風を胸いっぱいに吸い込み)船に乗るのも久しぶりだな…こっちに来た時以来か。……ま、ともあれ海の幸海の幸。
        (船に乗り込んでいる料理人に高級魚の料理を頼みまくる。人の金だと思って遠慮がまったくない)
        …医者じゃないけど…水飲む?(と、船酔いなどなんのそのでぱくぱく食べつつ水を用意) -- 緋乃 2016-09-11 (日) 19:03:01
    • レオスタンは広い。だが君達の目指すル・クァヴィーはさらにその東だ……砂漠だらけの国土を、ラクダのような生き物に乗って移動する
      中継地点として目指すのはナジャ州。大きな水源を有し、水と血が同価値と言われるレオスタン内では比較的水を入手するのに適した都だ
      飛空艇も停泊しているが、ル・クァヴィーまでの直通便は存在しないらしい。乗るにしても、レオスタンの東端付近にある都市までだろう -- 2016-09-10 (土) 22:47:54
      • (レオスタンに入るや否やアバヤを買って身に着ける)一回着てみたかったのよねぇ(ふふんと目元だけで微笑んでみせる) -- カレリア 2016-09-11 (日) 06:12:32
      • 飛空艇があるらしいでござるが…くっ、この旅行パックは格安ツアー系でござったか…!えっ違う?…よほどの田舎とか何でござろうか
        ヌアーッ!(ラクダのような生き物がへたれる、重すぎたんだ…体重が)
        いくらなんでも砂漠を歩いて行くのは遠慮したいでござるからなあ…ここは自前の移動手段で!(ガレージに繋いで乗り出すのはアーマードハイエース、砂漠や荒野によく似合う) -- ササキ 2016-09-11 (日) 09:13:34
      • (ラクダのような生き物の上で背をドロッセルに預け、静かにしている)
        (マントを被り、襟元と頭で留めて肌を出さぬように包まって、会話の代わりに砂を踏む音や背中に感じる鼓動を聞く)
        (時折振り返り、喉は乾いていないかと視線で尋ねる)
        (乾いた空気と刺すような日差しの中、ラクダのような生き物はゆっくりと進む) -- H・HJr. 2016-09-11 (日) 10:53:50
      • こういうとき、ライブ衣装の温度調節機能が役に立ちますね、みなさんっ!元気出していきましょう
        (ドッキン☆サマーあばんちゅーるを歌いながら灼熱の太陽の下楽しげに旅を続ける)
        それにしてもながーい旅路ですね、夏休みが終わってしまいそうで心配なのです -- らん 2016-09-11 (日) 13:23:37
      • らんちゃん元気だな!…思いの外空気が乾いている、これが砂漠というものか
        (途中視線で気を遣うヘンリーに笑顔で応えながらラクダのようなものの背中に揺られていく) -- ドロッセル 2016-09-11 (日) 16:43:15
      • ラクダは砂漠の船……って言うけど、乗り心地がいいわけではないかな(ラクダのようでラクダでないちょっとラクダな何かの背に揺られ、砂漠の道をゆく 地平線の先に見える街ははるか遠くに感じられる) -- アニー 2016-09-11 (日) 17:40:07
      • あ゛ーつ゛ーい゛ー。こんながっつり砂漠だとは…ああ、なるほどそういうの着ればマシなのか。
        (ラクダっぽいに揺られながら直射日光を浴びてうだっていたが、周りの人を見て布を羽織る)
        (暑ければ脱げばいいという訳ではないというのを知った瞬間であっった) -- 緋乃 2016-09-11 (日) 19:16:13
    • レオスタン連邦東端の都市、そこにはル・クァヴィーを目指す旅行者向けのガイドが駐在していた。この先は小国が林立しているが、危険地帯も多い
      「此処から先は土地勘のある私どもを雇うのをオススメしますよ。移動手段は砂漠移動用のゴーレムなどはいかがでしょう?」
      そう提案するのはこの季節だというのに少し厚着をしている翼人の少年
      「え? あはは…こう見えて私も結構おじさんですよ。翼人は寿命が少し長いので」
      物腰の柔らかい人物らしい。旅費はそもそも依頼者持ち、楽な移動を考えるなら彼に頼ると良さそうだ -- 2016-09-10 (土) 23:04:18
      • ふぅん?少し長いってどれくらい?・・・ル・クァヴィーって不死鳥の巫女様がいるって聞いてたんだけれど・・ひょっとしてそういうレベル?(なんて冗談めかした調子で) -- カレリア 2016-09-11 (日) 06:12:52
      • 「そ、そんな!冗談でも畏れ多い…!? 私は普通の翼人ですので…一般的な翼人の寿命は200年前後と言われております
         早ければ160歳を越えたあたり、長生きなら240歳手前が寿命だと思います。私はまだ80歳の若輩者です」 -- 2016-09-11 (日) 06:54:50
      • ほうほう、ここから先のルートはいくつもの国を超える感じなんでござるかな?…砂漠移動用のゴーレムはいらんでござるなあ(アーマードハイエースがあるので)
        案内だけは頼まねば何処に着くかわからんでござるが…しかし砂漠のような暑い所でそんな厚着をするとは、炎翼だとかそういう訳ではござらぬよな(知人の少女を思い出し)
        寿命の1/2ないし1/3程度は過ぎていると、それでありつつ外見は少年のようとは若い期間が長いんでござるかなあ、ヒトで言えば50〜30程度になりそうでござるが
        まあ…そういう拙者も寿命の1%も経過しとらんでござろうに成人風の様相ではござるが -- ササキ 2016-09-11 (日) 09:22:19
      • 砂漠移動用ゴーレムなんてあるんですか!?
        どんなゴーレムなんでしょう?見せてもらっていいですか?借りるのにお金はかかるのでしょうか?
        (かなり興味深かったが、どうしましょう?と振り返る。あまり無駄遣いはできない) -- H・HJr. 2016-09-11 (日) 11:05:53
      • デザートゴーレムって書くとなんかおいしそうだよね〜、私乗りたいっ!ゴーレムがいいです
        (旅行ということも合ってとてもハイがテンションなアイドル)こういうステージギミックのあるライブもやれたらすごそうだねっ
        (ゴーレムの上ってひろーい!とぴょんぴょんと飛び跳ねている) -- らん 2016-09-11 (日) 13:28:24
      • やっぱり現地ガイドに頼るのって重要だよね。ゴーレムも興味深いし、お願いしちゃおうか
        (遺跡調査にしても現地ガイドの強力は重要な手助け ガイドの語るル・クァヴィーの歴史や景観をざっと書き巡らせ、旅行先へ思いを馳せる) -- アニー 2016-09-11 (日) 17:43:33
      • へー…わざわざ移動するためだけにゴーレムなんて作ったんだ。…まあでもラクダみたいな生き物よりもある意味頼れるのかな。
        折角だし私もゴーレムお願い!(物珍しそうな顔をしてガイドへ貸出を頼む。所変わればと言うが、この国では魔導技術が発達しているのだろうか)
        (そうしてしっかりとした乗り心地に満足しながら、ガイドの語る案内を耳に辺りを見物していた) -- 緋乃 2016-09-11 (日) 19:26:34
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087507.jpg 
      こうして、君達はル・クァヴィーを目指す……砂漠での野宿は、夜空の星が綺麗だったことだろう……目的地はもうすぐだ -- 2016-09-10 (土) 23:06:10
      • (ここまでのソニアさんの総括:船旅でジープが貨物扱いになり、余計な出費と手続きをするハメになったり。アリーのシェルター
        兼寝床を棺桶にしたせいで、死体運ぶのかと思われてトラブりそうになったり…。ソニアさんが砂漠で脱水しかけたり、
        逆に水に中ったり。かなり大変でした…)
        途中でジープにエアコン機能があることに気づかなかったら、本気でやばかったかもしれない…。黄金歴の技術バンザイ…。
        っていうか私、人生2度目の砂漠の旅だけど。最初は寒くて死にかけて今度は暑くて死にかけて…トラウマになりそう……。
        …でも、この星空にだけは文句言えない、かも…。 -- ソニア 2016-09-11 (日) 05:16:03
      • (星空を見ながら)正直、砂漠の土地だとは思わなかったわね・・ -- カレリア 2016-09-11 (日) 06:13:52
      • 思えば遠く来たものだ…(休息のコーヒーを口にしつつ、回想っぽい物が流れる) -- ササキ 2016-09-11 (日) 09:32:58
      • おーい、なんかへんなネズミ捕まえたぞー!(子ネズミを両手に) -- イェチン 2016-09-11 (日) 11:22:27
      • (夜の気温の低下にブルルと身体を震わせる)
        (一面に何もない砂漠の世界を、月の光が青く染める。そのあまりの美しさに目を細め、やがて疲れがゆっくりと眠りに誘うまでじっと青く染まる景色、顔、見つめていた) -- H・HJr. 2016-09-11 (日) 11:26:49
      • (一方アリーはアリーで、棺桶の中で開けられそうになった時に「生きてます!生きてます!リビングデッドの類じゃなく…とりあえず開ける時は陽の光が無い所で…っ」と、内側から必死だったり)
        (砂漠で始めて味わう暑さにクラクラとして棺桶の中で大変な事になったり…どうにか日を避けつつ顔を出すとおねえちゃんが脱水しかけた挙句水に中ってしまったごめんなさいごめんなさい!と看病していたり)
        …今度はもうちょっと暑すぎず寒すぎずの所に行きましょうか。
        …でも、確かにこんな綺麗な夜空は初めてです。(夜の砂漠は冷える為か寄り添うように。ジープさんもお疲れ様ですと手を触れて)
        ……うん、分かってましたけれどね。ネズミ捕まえてはしゃいでる師匠はちょっと想定外でしたけれどね…っ -- アリー 2016-09-11 (日) 15:44:12
      • えーねずみだめー?ふかふかしておるぞー? -- 街人/カンフー道場 2016-09-11 (日) 16:53:25
      • 老師そんなの捨て置いてくれ(なんか変なネズミと言われるたびにビクッとなる人)
        …遮蔽物も何もない夜空、綺麗なものだな…(ヘンリーの隣で横になりながら呟く) -- ドロッセル 2016-09-11 (日) 17:23:43
      • 食料…? -- ササキ 2016-09-11 (日) 17:43:36
      • こうじっくり星空を見上げることって余りなかったなぁ……砂漠の夜は冷えるけど、もう少しこうしてたいな
        (野宿の経験も少ない あっても大抵調査のほうに時間を掛けている 旅行に行って初めて空を見上げるという何気ない事に気が回った ワーカホリックの悲しい性から開放される時間も楽しめた) -- アニー 2016-09-11 (日) 17:47:42
      • (頭の上にはまさに降り注ぐような満点の星空。乾ききった余計な不純物のない空気のおかげか、遮蔽物が何もない砂漠だからかその両方か)
        (それだけでちょっとした金が取れそうな美しい光景に息を呑む。砂漠の夜闇を満たす大自然の息吹、それを感じながら)
        ……ししょー、異国のネズミとかなんか変な病気持ってるかもよー?(あとネズミに喜ぶロリ仙人の息吹も感じながら) -- 緋乃 2016-09-11 (日) 19:38:40
      • 神秘的な夜空なのです…写真にとって友達に見せてあげましょうっ、きっときっと喜んでくれると思うのです
        カッシャーとシャッター音が静かな砂漠に響く -- らん 2016-09-11 (日) 20:41:23
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087508.jpg 
      モンスターの多い砂漠地域を抜けて、ようやくル・クァヴィーの国境に辿り着く。国境警備だけに屈強な兵士が入国審査をしていた
      彼等がここでモンスターや西方の国による侵攻を防いでいるようだ。それにしても、この砂漠は広い……ただ、ガイドが言うにはここからは安全とのこと
      景色は砂漠というよりも荒野という風景に変わった。ここも砂漠の一部のようだが、ところどころの岩山の日陰に隠れれば湿度の低さも相まって休憩には申し分ない
      青い空が高く感じられる……強い風が爽やかに吹き抜けて君達の頬を撫でる -- 2016-09-11 (日) 18:09:48
      • おー、おー、やっと砂ばかりの景色が終わったのう ふむ、ここが国境かな?(長い砂漠旅でも元気である) -- 街人/カンフー道場 2016-09-11 (日) 18:33:42
      • ここからがル・クァヴィーの国でござるか…国の端はやはりまだ荒れ地と言う具合でござるなあ
        彼らが守っているからこそこの先は安全なのでござろう、時折もの凄いモンスターが出るかどうかはわからんでござるが…
        しかし拙者の恰好この場所に合わんでござるな(ずっと普段通りの恰好、着物っぽい装いで草履だ)
        タンプルウィード(西部劇のアレ)でも転がって着そうでござる
        (アーマードハイエースには良く似合う荒野である) -- ササキ 2016-09-11 (日) 20:03:41
      • なんつー広い砂漠だ!こんな所の国境警備とか大変よなあ
        (などと言いつつも入国審査の様子を、そして周囲の状況を観察している。もしかしたらまた旅に出たら来ることになるかもしれない、そう思い) -- ドロッセル 2016-09-11 (日) 20:30:29
      • いえす、あいむろすたーく・へんりー・はりそん(協会の金の会員証を見せる。こういう時身分証があると便利だ)
        (平坦でなだらかな景色から、あちこちに岩山を望む荒野に変わる。強い風に頭にかぶっていたフードがはずれ、長く淡赤い髪が日差しにキラキラと反射しながら風に舞う) -- H・HJr. 2016-09-11 (日) 20:31:48
      • やっとだねぇ…夜空は綺麗だったけど流石に砂ばっかで飽きてきてたからちょうどいいや。
        (空を見上げ心地よい風に当たり笑みを浮かべる。審査の列を眺めてそれが終わるまで、と日陰に寝っ転がり、のんびりと)
        (団子屋さん昔冒険の時にターバンっぽいのつけてなかったっけなーとか思いながら見てた) -- 緋乃 2016-09-11 (日) 20:38:52
      • ひゃーおおきな岩なのですまるで天然自然のおおきな門のようにも見えますです
        入国審査!?えーと、常磐らんアイドルしてマス!…えっ、そうじゃなくって入国の目的デスカっそれはもちろん!観光とアイドル活動ですっ -- らん 2016-09-11 (日) 20:43:47
      • はい、考古学者です。え、いえ、ただの観光です。向こうの学会とかにもコネとかはなくて……えへへ
        (盗掘目的ではないかと若干の疑いを向けられつつも、人畜無害を主張しやり過ごす)
        (砂の砂漠もとうに過ぎ、荒野の風はむしろ心地よい これぐらいならば旅情も楽しめる) -- アニー 2016-09-11 (日) 21:20:48
      • えーと、日傘と日よけコートと日よけクリームと…。ヒヨケムシッ!
        (シュバッとナイフ投げて寄ってきたヒヨケムシを追っ払う)
        ふふんっ砂漠も慣れちゃえばどうってことないんだから。…まぁそろそろちゃんとしたベッドでゆっくりしたくはあるけどぉ。
        アリーは大丈夫?最初に倒れてた分おねーちゃんがしっかり守ってあげるからねっ! -- ソニア 2016-09-12 (月) 04:27:50
      • ヒヨケムシ…?(準備万端と言った様子で色々と取り出していっているのを見つめながら首かしげ)
        …わ…(少しその姿に引きながら陽に対して気をつけるように)
        …こんな陽の高い内からベッドでゆっくりしたい、だなんて…いえ、その…悪くはないかなって思いますけれども…♡
        …え、あれ?もしかして変な事言ってましたか…?(少し暑さにバテてはいるものの、そんな事を言えるのなら大丈夫そうで)
        …頼りにしてますね、おねえちゃんっ でも、まだまだ体力戻りきって無いですから…(気遣う様に水筒を差し出して) -- アリー 2016-09-12 (月) 04:44:00
      • ありがとー♡ (水筒を受け取って、嬉しそうにキスでお礼する) -- ソニア 2016-09-12 (月) 05:02:39
      • ん…っ♡えへへ…(照れた様子で顔を赤くしながら、本当はひしと抱きしめたくはあるけれど夜まで我慢したりする) -- アリー 2016-09-12 (月) 05:46:05
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087509.jpg 
      砂漠用のゴーレムや、それぞれの乗り物で移動していると……段々と視界に緑が増えてきた。そして川に辿り着く
      「ゴーレムとはお別れですね…ここからは船で河を上ります」
      彼の説明通り、何艘もの渡し舟が河に浮いている。船頭らしき男達も沢山いたが…彼等が舟を漕ぐというわけではないらしい
      ザリガニとサソリの中間のような、2メートルほどはあるモンスターが船を引っ張ってくれるのだ。船頭というよりはモンスター使いだった…
      そのマッカチン(仮名)というモンスター、相当な馬力を持っている。そこそこ大きな渡し舟を凄いスピードで引っ張っていくぞ
      河の対岸には木々と辺境の村々が見えるが、さらに先に行けば大きなオアシスがあるためそこで休憩してから渡るらしい -- 2016-09-11 (日) 18:21:40
      • ふむ…また…船なんでござるね…(アーマードハイエースを自宅に止めつつ、酔い止めを持ってくる)
        しかし言う事を聞くモンスターとは珍しいでござるなあ(酔い止めを飲みつつモンスターを眺めて)…ああ、酔い止めが欲しいものが居たら分けるでござるよ
        マンチカン?ああ…マッカチン、なるほど確かに…真っ赤でござるな(ネーミングに頷くのだった) -- ササキ 2016-09-11 (日) 20:08:45
      • エビです!エビが船を引っ張ってますよ!さながら川の馬車といったところでしょうか?それとも犬ぞり?
        大丈夫ですかドロッセル。落ちないように気をつけてください(一足先にヒョイと渡し船に乗り、桟橋のドロッセルに手を伸ばす)
        でも、落ちたいですね……頭から水を浴びたい気分です -- H・HJr. 2016-09-11 (日) 20:44:50
      • へー!別に召喚術とかで使役してる訳じゃないのかなこれ?野生のを手懐けてるんだったらそれはそれですごいねぇ。
        (船の上からマッカチンを眺めつつ楽しそうに。しばらくじー…と見つめて、ふとぽつりと)
        ……茹でたら美味しそうだねこいつ…(泥抜きしたらいけるんではないだろうか、などと考えていたという) -- 緋乃 2016-09-11 (日) 20:45:55
      • ゴーレムさんありがとうね、また帰りに会いましょうっ(ゴーレムを降りるとなでなでとその体に触れて別れを惜しむ)
        んんーっ、赤とオレンジの砂漠も良かったですけどやっぱり緑と青が落ち着きますです…
        えへへっ、川くだりならぬのぼりですかっ あれは…ずいぶんと硬そうな牛さんですね 水牛ならぬ水サソリ…ちょっぴり怖いのです -- らん 2016-09-11 (日) 20:48:17
      • (赤髪も良いなあ…荒野に映える…と、若干上の空のまま、ヘンリーの手を取りモンスターが引く船へ)
        …あっ、船…船?(先日味わった船酔いの記憶がよみがえる!)…げっ、角の御人我にも酔い止めを…! -- ドロッセル 2016-09-11 (日) 20:49:29
      • (優しい顔で同士に薬を分ける船駄目マン) -- ササキ 2016-09-11 (日) 20:55:37
      • ほう、こりゃ珍しいな、ザリガニが船を引くとは・・・ しかし砂漠の次は川か、まったく遠くまでこさせおってからに
        ふむ、何か釣れるかな?(いつの間にか持っていた釣竿で糸をたらす) -- イェチン 2016-09-11 (日) 21:02:39
      • 流石にあの舟じゃ無理だから、ジープは一人で泳いでいくとしてー…。アリー、棺桶だいじょうぶ? -- ソニア 2016-09-12 (月) 04:38:17
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087510.jpg 
      オアシスに到着する。ここまで来ると君達の他にも建国祭目当ての観光客らしき者達が沢山いた
      「貴方達も観光に? この国はとても綺麗で私は何回も来ているの。首都の青い宮殿もいいけど、この河も澄み切っていて素敵なのよね♪」
      河を吹き抜ける涼風と、喉を潤す水は旅の疲れを癒してくれる……十分に休息を取ったら、船で河を渡ろう -- 2016-09-11 (日) 18:26:32
      • 他所からも来る…まあ当然と言えば当然でござるか、宮殿は青いそうでござるがさていったいどんな物なんでござろうなあ…
        パンフを見れば描いてあるやもしれぬが見ずにたどり着いてこそでござる!
        さて…いざ船旅…と言うほどの距離は流石にないでござるなこれ(でも薬は飲みました) -- ササキ 2016-09-11 (日) 20:12:35
      • 砂漠渡った後だとこういう風景は心が休まるね…あ、もう何回も行ってるの?良ければ名物料理とか、美味しい地元のお店とか教えてくれない?
        (などと他の観光客に混じり情報交換しだす。色々と話を聞いて知る人ぞ知る隠れ家的料理店などを教えてもらいご満悦) -- 緋乃 2016-09-11 (日) 20:50:58
      • うおー水!水だ!潤いがあるぞ!(浅瀬で水を掬うとヒャッホーイとはしゃいでいる) -- ドロッセル 2016-09-11 (日) 20:57:49
      • オアシスのデザートはどれも美味しくって、冷たくてまさに天国って感じの味がします…
        ここをすぐに出発しなくてはならないと思うとこみ上げるものがあります
        (どさくさに紛れてお菓子などを食料に紛れ込ませる) -- らん 2016-09-11 (日) 21:02:05
      • ふわぁ〜〜〜〜!(顔を水につけ、ごくごくと水を飲む。ぷはっと顔を上げると水をすくって、頭から被る)
        (ブルブルと首を振って水を払い、えいっと掬った水をはしゃいでるドロッセルにBUKKAKEる) -- H・HJr. 2016-09-11 (日) 21:02:57
      • 心のオアシスなどという表現をするが、オアシスは真に心の癒やしよな…ぬわーっ!?(なんてしみじみしているところにアンブッシュ水かけで濡れネズミに。ひんやりして涼しい)
        …ふ、フフ…おのれやりおったな!(人知れず始まる水かけの応酬) -- ドロッセル 2016-09-11 (日) 21:37:43
      • ホントは夜までゆっくりしてたいけど、街につくまでもう一頑張り、だねぇ。少しお昼寝してこっか。ちゃんとした建物もあるところで休めるし。 -- ソニア 2016-09-12 (月) 05:05:55
    • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst087511.jpg 
      渡った先は既に荒野ではなく緑溢れる土地が広がっている。西からの流れる風が山にぶつかり、河から蒸発した水分が雨となってこの地を豊かにするのだろう
      風景は田舎ではあるが、このあたりの農地が豊かだからこそ食料にも困らないのだ。更に進めば、岩壁を削るようにして築かれた遺跡が見える
      この土地に住んでいた昔の人々は、山を削った場所に住居を作ったのか。しかしそれを調べる暇は無い
      君達の目的はまず首都での建国祭を見てくること。それでも、興味がある者は帰り際に寄るのは自由だ -- 2016-09-11 (日) 18:34:44
      • ここは…まだまだ首都ではないのでござるかな、青い宮殿とやらは無いようでござるし
        ふうむ岩山が多いでござるがここの人はどういう暮らしをしているんでござろうかなあ…
        (多少気になりはしたものの、本来の目的地ではないので通行がてら眺めるだけにとどめて) -- ササキ 2016-09-11 (日) 20:16:29
      • (岩壁を削って作られた遺跡を見れば、ふと思い出す。東国からこちらに来る途中にも同じようなものを見かけたと)
        (そこで見たのは遺跡ではなく…信仰の象徴たる仏像であったが。見上げるようなそれと、この遺跡はよく似ている)
        ……これも家じゃなくて何かのお寺みたいなものだったのかもねぇ(などと思いを馳せつつも、旅路を往く) -- 緋乃 2016-09-11 (日) 20:56:26
      • おおっ街だ!少しなんか食べ物でも買っていくか?どんなものがあるか興味はあるじゃろ?
        (と周囲を散策しつつ、情景をスケッチしておく なんとなく) -- イェチン 2016-09-11 (日) 21:05:17
      • おおっ、いかにも観光都市って感じのところが見えてきましたです遺跡名物のスイーツは…っと
        そういえば食べ物じゃないほうの観光はどんな感じなのでしょうか、お祭りといえば美味しいものと楽しい音楽って感じだから
        いまのうちにスイーツ欲を満たしておかないと何もかも甘い思い出だけになってしまいますです -- らん 2016-09-11 (日) 21:26:20
      • (乾いた風と大地と、広がる緑のコントラストにどこか西方の空気を感じ、懐かしさを覚えていた)
        …こういう所で暮らすのも、悪くないかもな。もっとも今は留まっておる暇はなさそうだが
        (若干名残惜しそうに景観を振り返りながら先を急いだ) -- ドロッセル 2016-09-11 (日) 21:42:58
      • (同じように、懐かしさを感じる。直接見たことはないが、見たことのある景色が広がっている)
        (ギュッと手を握り)その時は、僕も一緒ですよ。”今”はまだ、とどまっている暇はないですね(ドロッセルの言葉にコクリと頷き遺跡をあとにする)
        (ここでどんな人がどんな暮らしをしていたのか。それを調べるのは、まだ先でいい) -- H・HJr. 2016-09-11 (日) 21:56:59
  • 黄昏歴1001年 7月 酒場にて、少し変わった依頼が貼り出された -- 2016-09-09 (金) 21:35:15
    • 旅行者募集!
      匿名の依頼だ。ここから遠く東にある国の調査のために冒険者を派遣したいとのこと
      その国の名は「ル・クァヴィー」、広い砂漠地帯を越えた先にある山脈…その麓を首都とした砂漠の終着駅のような立地の国だ
      鉱山資源や遺跡からの発掘品、質のいい鍛冶製品の輸出で儲けている。戦争も強く、国土も少しずつ広がっており比較的豊かと言っていい
      そんなル・クァヴィーで近々建国記念のお祭りがあるようだ。年に一度のイベントで、国の象徴とされる不死鳥の巫女様も出てくるって話だ
      そのお祭りを見物しつつ、ワケあって見物に行けない依頼主の代わりに巫女様をしっかり見てきて欲しいとの依頼だ。余裕があれば他の部分も報告してやるといいかもしれんな?
      ちなみに旅行費はかなり多額が用意されている……こりゃ貴族様の依頼かね?大盤振る舞いじゃないか!
      参加人数の制限はないらしい。少人数ならその分豪勢な旅が出来そうだが…だからって同行者を依頼前に狙ったりするなよ? -- 2016-09-09 (金) 21:53:16
      • ※秒数判定はありませんが、よろず酒場での判定と同じように軽くRPを投下してもらう方式にします
         国の描写を受けて、リアクションを1レスさえすれば終わり。
         それ以上のアクションをする余裕がある場合、専用の別ツリーを用意する予定なのでそこで。ただし常識的な旅行者でお願いします -- 2016-09-09 (金) 22:22:39
      • ※判定日(?)は10日と11日を予定。と言っても参加締め切りとかは厳格じゃないのでイベント進行中の飛び入りもアリ
         ツリーが流れた時がイベントの終わる時!(雑) -- 2016-09-09 (金) 22:28:01
      • ※内容としてはただ観光旅行するだけなので敵キャラも出ないし面白いギャグも出ない……みんな、すまない! -- 2016-09-09 (金) 22:54:02
    • 参加者用 -- 2016-09-09 (金) 22:41:51
      • よし(チャキ) -- アニー 2016-09-09 (金) 23:01:51
      • よし(食べ歩きガイドマップ用意) -- 緋乃 2016-09-09 (金) 23:04:48
      • よし(観光する気満々) -- 氷雨 2016-09-09 (金) 23:08:00
      • ・・・(つまんなそう) -- カレリア 2016-09-09 (金) 23:45:57
      • なるほど旅行して来いというのはそういう事でござるか…接見禁止の旦那が嫁の様子を報告してくれと第三者に依頼するような感じでござるかな -- ササキ 2016-09-10 (土) 00:40:13
      • もちろんよ -- イェチン 2016-09-10 (土) 08:45:23
      • 気がついたらなにやら旅行のお誘いがっ!ちょうど夏休みだし行ってみようかなっ -- らん 2016-09-10 (土) 19:38:17
      • 夏休み旅行・・・そういうのもあるのか!(危険はなさそうなので飛び込みエントリー) -- ドロッセル 2016-09-10 (土) 20:43:46
      • 僕もドロッセルと一緒に(いろいろ準備しなきゃ) -- H・HJr. 2016-09-10 (土) 20:46:37
      • こっちで行くっていうの忘れてたけどアリーと一緒にいきますのでっ! -- ソニア 2016-09-11 (日) 04:45:04
      • おねえちゃんに続いて同じく…お手柔らかにお願いします…? -- アリー 2016-09-11 (日) 04:50:27
      • 首都からの参戦になります…今まで居たかのようにしれっと入りますがご容赦を…! -- ゲルニコ 2016-09-11 (日) 23:01:10
      • にこちゃんと同じくらいの登場になりそうですが時間の都合で数レスくらいしか出来ないかもです
        なのでにこちゃんに付いて行く行間という形での参加で……! -- シィホ 2016-09-11 (日) 23:04:22
  •   -- 2016-09-09 (金) 21:34:42
  • 黄昏歴1000年 11月下旬 -- 2016-08-08 (月) 18:07:18
  •   -- 2016-08-08 (月) 18:07:14
  • 黄昏歴1000年 10月末日 -- 2016-08-06 (土) 15:22:28
    • (それはカレリアにレクトールの事を託し、彼女を部屋まで送った後のこと……夜道を一人歩いていると、足の腱目掛けてナイフが飛んでくる!)
      ……ッ! この攻撃、アミールか……
      (すんでのところで躱し、振り返る。姿は「見えない」が気配はある……だが、アミールもアブドラも退けたばかりである
       特にアブドラの傷は甚大。再生力に優れようとも、殺される危険がある一撃を持つブラハムの前には姿は現し辛い筈
       では、アミールが単独で仕掛けてくるだろうか…? いや、そちらの方が無理がある……そう考えていると)
      -- ブラハム 2016-08-07 (日) 17:48:27
      • いえね、少し確かめたい事がありまして……少々失礼しますよ、ブラハム将軍? ククッ!
        (その声だけでも分かるだろう、この少年の悪辣たる表情が……そして、今度はブラハムの包帯に包まれた右腕をナイフで狙う!)
        -- アミール 2016-08-07 (日) 17:51:15
      • ムッ……!! (飛来するナイフ。剣は前回の戦闘で失った…篭手でナイフを弾く、だが…数が多い。さらに風魔術で角度を変えられると)
        くっ……正確、だな……
        (包帯の上から右腕を裂く。いや、包帯を切るのが目的だったかのように…白い布が解け、その下の腕があらわになる…)
        -- ブラハム 2016-08-07 (日) 17:55:02
      • ……やはり、「再生」していませんか。おかしいですねぇ…貴方も元は十二翼将、傷が治るからこそ守勢に優れる猛将だったハズ
        敢えて傷を治さないのか、それとも――治らないのでしょうか
        -- アミール 2016-08-07 (日) 17:57:38
      • …………
        (答える義理は無い。だが、図星である…ブラハムの身体には既に「自然治癒」する生命力すら残っていない
         不死鳥の血が僅かに流れていたとしても、身体機能自体が既に限界であり焼け石に水…後は死にゆくだけの身体だった…
         ブラハムの「反撃」を恐れて攻撃を控えていたアミールだが、その確信に迫りつつある今…もう懸念は無くなったのだろう)
        -- ブラハム 2016-08-07 (日) 18:02:09
      • フフッ、相変わらず正直なお方だ……嘘をつけない以上、黙るしかない…いやはや、分かりやすくて助かります
        それに、その右腕の負傷……もう「一撃」は満足に使えないのでしょう? どうせなら、使い潰す前提で打てば可能性もあったかもしれませんが…
        さぁアブドラ? 後は任せましたよ……ククク
        -- アミール 2016-08-07 (日) 18:05:36
      • !? まさか……もう完全に治癒したというのか、アブドラ…… -- ブラハム 2016-08-07 (日) 18:06:38
      • …… (姿を現したアブドラは不機嫌そうな表情だ。そして、3メートルほどに膨れていた体躯は一回り縮小している…)
        エイブラハム殿の一撃、まこと見事ではあった……あまりに損傷が大きいせいで、多少縮んでしもうたわ…だが!
        全盛期の貴公はあんなものではなかった……オレを、その拳の一撃にて消し飛ばすことも可能だったのは明白! やはり、寄る年波には勝てぬということよな…?
        残念だ。非常に残念である……貴方の全力を、ついに超える事が叶わぬとアミールに教えられた時は心底失望した…
        -- アブドラ 2016-08-07 (日) 18:12:26
      • (アブドラは外傷を受け、再生する度に身体が肥大化する副作用を持つ筈。だが…損傷が大きければ肥大化し切れないのか?
         …何か違う気もする。ブラハムが損傷させた時と、イェチンが損傷させた時の違いは何なのか? ブラハムには分からない…)
        ……アブドラよ。いずれ、貴殿も若者に超えられる運命だ……強者とは、強者で在り続けるのは不可能だ……
        生きている限り、いつかは後進に追い抜かれる……その理から目を逸らし、前ばかりに猪突猛進する貴殿は…危険だ
        -- ブラハム 2016-08-07 (日) 18:19:10
      • …老人の戯言に付き合う気は毛頭無い。オレの生き方は、アバーズよりこの血を賜った時から決まっておる!
        不死の身を持ちながら、それを活かさずに「武」を極めることなぞ出来ようか? 否!断じて否ッ!!
        この血、この身は既に我が一部也!! ならば、この身でもって最強を目指すが道理であろうが?!
        -- アブドラ 2016-08-07 (日) 18:23:06
      • ……愚かな。「(こん)」を伴わない、「才」に頼った研磨では、結果は火を見るよりも明らか……思わぬところで足を掬われよう -- ブラハム 2016-08-07 (日) 18:26:41
      • 抜かしおる……だが、その衰えた御身で訓戒を示そうとも…最早負け犬の遠吠えにしか聞こえぬのが悲しいことだ
        せめてもの手向けよ。この不撓不屈のアブドラが拳にて、三途の川渡しとしてくれようぞッ!!(瞬間、ケモノが疾駆し老兵へ迫り来る!)
        -- アブドラ 2016-08-07 (日) 18:31:47
      • この場では……不味いか… (人の多い街中だ。なんとかアブドラの攻撃を捌きつつ、被害が出ないような場所へと思考を巡らす) -- ブラハム 2016-08-07 (日) 18:36:22
      • ……… -- 2016-08-07 (日) 18:37:53
      • …… -- 2016-08-07 (日) 18:38:00
      • … -- 2016-08-07 (日) 18:38:07
      • ハァ…………ハァ…………
        (アブドラの攻撃を凌ぎながら、レクトールが射撃訓練に使っている廃墓地へと敵を誘き寄せた。ここならば、多少は民家からも遠い…
         だが、道程にて既に右腕は酷使され…既に肩を上げることもかなわないほどになっていた)
        -- ブラハム 2016-08-07 (日) 18:44:27
      • やれやれ。老いぼれの癖にしぶといですねぇ……アブドラ、折角僕は手を出さないという約束を守っているんですよ? 早くしてください
        (そう、何の取り決めがあるかは知らないが…攻撃を仕掛けてくるのはアブドラのみ。アミールはただ戦況を眺めているだけだ)
        -- アミール 2016-08-07 (日) 18:47:03
      • 黙れ。急かさずともすぐにトドメを刺してやるわ! ……さて、エイブラハム将軍。鬼ごっこの終着駅はここか?
        殊勝なことだ。自ら墓標の下に眠る所存と見える……それとも、我等をここに葬る気概がお有りなのか
        -- アブドラ 2016-08-07 (日) 18:50:28
      • ……フッ、さてな…民草を案じるのは、性分だ……弱者を顧みる心があれば、お前も将として大成していたものを。惜しいことだ -- ブラハム 2016-08-07 (日) 18:52:42
      • …下らぬ。何故オレが弱者を憂慮せねばならん? そんなものは研磨を惜しんでやることではない。己を守る力も無い者は死ぬ、それが道理だ
        オレは「将」として迎えられたが、「戦士」たる己は一度たりとも蔑ろにしたことはない……むしろ「将」などは枷のようなものよ!
        「孤高」でなければ「武」は極められん! オレの「武」にはオレだけが居れば良いのだッ!!
        -- アブドラ 2016-08-07 (日) 18:58:05
      • ……通り越した、な -- ブラハム 2016-08-07 (日) 18:58:54
      • 何ィ? -- アブドラ 2016-08-07 (日) 18:59:13
      • ……「愚か」を通り越している。「哀れ」だ…貴様は
        守るものもなく、掲げる理想は独り善がり。ただ山を登り、隣に他者が見えれば蹴落とし…頂上を目指すのみ…私などよりも愚直に過ぎるなアブドラよ?
        アミールも哀れな魂だと思っていたが、貴様も同じだアブドラ……お前達が組むのは、ある意味では当然だったのかもしれぬな…
        アブドラよ、力を求めて何とする…? ただ「力」があれば良いのか……「力」は何かをするための手段ではないのか…? 己の矜持を力で示したいだけか?
        -- ブラハム 2016-08-07 (日) 19:09:10
      • ……寡黙な男が何を流暢に、癇に障る……落ちたな「ブラハム」? そこまで耄碌しおったか!
        愚問也!力を求めるのは生物として、男としての本能! その行いこそが真理であり、そこを脚色するは蛇足ッ!!
        力とは、ただ純粋な「力」であればそれでよいのだ!! それを論じるは、女子供の戯言よォ!!
        (アブドラは我慢できない、とばかりに構えを取って舌戦を終わらせる姿勢に移行する)
        -- アブドラ 2016-08-07 (日) 19:17:06
      • はははっ……ならば貴様は、女子供以下ということだ…!! -- ブラハム 2016-08-07 (日) 19:19:14
      • 抜かせェ!! (ケモノが始動する。渾身の拳を振りかざし、ブラハムへと叩きつける!!) -- アブドラ 2016-08-07 (日) 19:22:03
      • (ブラハムは身構え、その攻撃を防御するか――と思われたが)
        ごッ、はァ……!!
        (何の防御もとらずに、アブドラの拳を胸で受けた。鎧はひしゃげ、めり込んだ拳は老体に刺さっている…!)
        -- ブラハム 2016-08-07 (日) 19:24:54
      • なッ…?! 何故だ…何故受けん? -- アブドラ 2016-08-07 (日) 19:25:26
      • (そうだ…どうせ長くない身だ。アミールに指摘された…そしてカレリアの言葉で己の成すべきことを自覚できた…
         自分の攻撃は決して無駄にはならない。理由は分からないが、肥大化したアブドラを弱体化させることができるのだ
         ――ならば恐れることは無い。レクトールの助力になれるのなら、「使い潰す」ことに躊躇いは無かった)
        ……しかとその眼に焼き付けよアブドラ…「他者の為の拳」が、いかなる威力を持つかを…!!
        これが私の……最後の一撃(ラスト・リベンジャー)だッ…!!!!
        (右腕は動かない。だが男にはまだ左腕がある…!! 最期の輝きを伴った一撃が、放たれてしまう――)
        -- ブラハム 2016-08-07 (日) 19:33:07
      • がッ――!?
        (アブドラの声はあまりの力の奔流を受け、途中で掻き消えた。それは正しく、全盛期を髣髴とさせるエイブラハムの「一撃」に相違ない……
         墓地は更地となり、地面は炎に焼かれたように黒く黒く…焦げた。斃れるアブドラは、前回以上に損傷し、動く気配もない…)
        -- アブドラ 2016-08-07 (日) 19:37:31
      • は、ァ――
        (そしてこちらもまた、全力を使い果たして膝をつく……精も根も尽き果てたが…満足げな表情だった――)
        ……レクトール、お前ならやれる…私は、信じている……ぐッ…!?
        (ブラハムの胸から血が噴出する。それは、背中から貫かれた風の刃だ……)
        -- ブラハム 2016-08-07 (日) 19:41:37
      • ……「やはり」もう一撃出せましたか…危ない危ない。アブドラに任せて正解でしたよ、クックック…!
        (虫を見るような目でブラハムを背中から蹴り倒し、踏み躙る。アミールはこの展開も読んでいたというのか…?)
        正直に言えば、貴方を殺せるとまでは思っていませんでしたよ……「左腕」は確実に潰してもらう必要がありましたがね?
        ブラハム将軍、貴方の力は一番厄介に思っていました…貴方さえいなければ、あとは一人ずつ血祭りに上げればいい
        一つ残念なことがあるとすれば、貴方の血はもう残りカス。貰う価値も無いということですね……まぁ要するに、遠慮なく殺してしまえる
        さて……それはそうと、先程聞き捨てならないことを言ってましたねぇ? 誰が「哀れな」魂だって? ねぇ!!
        -- アミール 2016-08-07 (日) 19:49:10
      • グぶぉっ……! (アミールの蹴りが腹に突き刺さる。内臓の潰れる音がした…) -- ブラハム 2016-08-07 (日) 19:50:14
      • ったく……僕を見下すからこうなるんだ。誰が哀れだって?知ったこと抜かすんじゃねーよ!絶好調だ死ねっ!!
        (ドスッ、ドスッ、と動かぬブラハムの身体を蹴り続ける。癇癪を起こした子供のように……)
        はぁはぁ……へっ、ハハハ!! 馬鹿がッ!! 少しは気が晴れたよ……まったく、気色の悪いジジイだった……
        気色が悪いと言えば、アブドラの野郎も回収しないとですねぇ…まぁ、文字通り肉壁として? 役には立ちました…良しとするか
        -- アミール 2016-08-07 (日) 19:54:56
      • ……… -- 2016-08-07 (日) 19:55:24
      • …… -- 2016-08-07 (日) 19:55:32
      • … -- 2016-08-07 (日) 19:55:39
      • 残されたのは老兵の死体のみ。ほどなくして、彼を発見する者が駆けつけた
        レクトールだ。リカルドと飲むということだったが、虫の報せでもあったのか…自室に帰った後、ブラハムの不在を不審に思い捜し歩いていたという
        そうなれば、あとは墓地の騒ぎに向かうだけだった。レクトールは、ブラハムの死体を見て膝から崩れ落ちたという…… -- 2016-08-07 (日) 22:56:08
  •   -- 2016-08-06 (土) 15:21:58
  • 黄昏歴1000年 10月初頭
    アミールとアブドラは隠密行動を続けていた。ブラハムの登場により強攻策が取り辛くなっていたのだ…
    しかし、レクトールの弟子であるドロッセルをなんとか突き止める。ようやくレクトールのハッキリとした情報を手に入れた2人だったが
    それはレクトールによる計略、「ドキッ!ネズミ小僧作戦!」であった……
    -- 2016-08-05 (金) 18:44:33
    • ほう……此処は黄金暦時代に使われていたとされるコロッセオか。黒銃の凶鳥(ブラック・バレル)とやら、なかなか趣味は良いようだな……
      (アミールがドロッセルとの会話で入手した情報を頼りに、2人は街外れの忘れ去られたコロシアムへ来ていた…時刻は20時) -- アブドラ 2016-08-05 (金) 18:57:58
      • (ひと気の無い場所で都合が良いとさえ思って足を運んだが、こちらはアブドラとは違いどこか違和感を覚えていた……)
        なんでしょう、あまりにも簡単過ぎる…何か妙ですね……やはり直接来るより一度私の斥候に任せるべきだったか…
        アブドラ、あまり先行しないでください? 嫌な予感がします -- アミール 2016-08-05 (金) 19:02:02
      • (喜び勇んでコロシアムへ来たのはこのアブドラだ。鉄は熱い内に打てと言わんばかりにどんどん足を踏み込んでいく)
        嫌な予感だと? まさか、臆しているのではあるまいなアミール? ここに奴がいるのならば、躊躇う必要はあるまい……む?!
        コロシアムの中央、何者かがいるぞ……!! (獣翼人の「眼」で人影を逸早く見つけると、我先にと駆けていく) -- アブドラ 2016-08-05 (金) 19:14:15
      • 待って下さい! くっ、単細胞め……待て、これは…止まれ!罠だ――! 
        (いや、こうなっては遅い。むしろ自分も急いでアブドラに続くべきだったのだ。だがその判断は数瞬遅く……) -- アミール 2016-08-05 (金) 19:17:21
      • 正解。だが中途半端に頭が回ったのが命取りだったな……?
        (アブドラがコロシアム中央、戦闘領域の円に入ると見えない壁が客席と舞台を分ける。見事に2人は分断され、それを手引きした者がアミールに姿を見せる)
        どーもぅ、ご指名ありがとうござーい。ブラックバレルちゃんでぇす★ なんつって…
        コースは3種類。ケツの穴を増やすコースと、ケツの穴だらけにするコースと、ケツの穴まで丸焼けになるコースがあるが…どうするね?
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 19:24:58
      • ふっ……フフフ。なるほど、貴方がレクトール……随分と、ふざけた野郎ですねぇ? まさかそちらから罠を用意し、我々を誘き寄せるとは
        ですが、じきに分かるでしょう。それは愚かな行動だったと!! 私達は十二翼将、単独でも老いぼれには後れを取りませんよ――!
        (バックステップと共にナイフを投擲。戦端は開かれた!!)
        -- アミール 2016-08-05 (金) 19:32:18
      • ぬッ? アミール…?(振り返り、客席側へと戻ろうとするが……壁に阻まれる。その向こうではアミールとレクトールの会話が交わされており)
        奴がレクトール…? では、コロシアムの中央に立っておるのは……貴様、何者だッ!!
        (いきなり腰に提げている短槌をブーメランのようにその相手へと投げる。乱暴な挨拶だ)
        -- アブドラ 2016-08-05 (金) 19:36:14
      • ガキィン―― (アブドラの投げた槌は剣の一振りによって弾かれる。その金属と金属の交錯により散った火花が男の顔を一瞬照らした)
        ……アブドラよ、貴殿はこのブラハムが相手をしよう。お前達の勝手、見過ごすわけにはいかん
        (夜空に浮かぶ月に被っていた雲がゆっくりと風に流れれば、コロシアム中央に佇立していた偉丈夫の姿をあらわにした
         鎧に剣、オーソドックスながらも歴戦の戦士が持つ独特の静謐な闘気……そして表情を隠す黒いサングラス。アブドラを静かに待ち受ける)
        -- ブラハム 2016-08-05 (金) 19:43:26
      • (弾かれ、戻ってきた槌を掴みながら) エイブラハム将軍……ふっふっふ、まさか貴公がここまで追ってくるとは思っていなかった。オレとしては嬉しい誤算だ…
        貴方はオレの目標でもあった。何事にも動じず、巌のような戦いぶりは国でも1、2を争う守りの要! だが悲しいかな…同じ十二翼将では拳を交えることもなかなか出来ない
        そして貴方は一線を退いた……本来ならば、これは叶うはずのなかった戦い! オレは嬉しい…嬉しいぞォ!!
        (歓喜という感情の爆発と共に槌でもってブラハムへ殴りかかる! 老将の剣はそれを軽々と受け流す。技量を感じさせる老練の剣だ)
        不死鳥の血はこの際アミールに任せよう…エイブラハム将軍をこの手で葬れるなど、こんな好機は二度とあるまいッ!!
        (アブドラの怒涛の攻撃が始まった。パワーもスピードも互角、これ以上ない噛み合った戦いに見えるが…)
        -- アブドラ 2016-08-05 (金) 19:57:16
      • いいや、ありゃ技量が段違いだな……(客席エリアでアミールと戦いながら舞台での戦闘を確認する。流石はブラハム!と内心で拍手する)
        ……で、おめさんは逃げねぇのかぃアミールとやら? 意外に優しいねぇ
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 20:02:36
      • ふん、何を言うかと思えば……逃げるわけないでしょう? 不死鳥の血を目の前にして…それとも、逃げて欲しいのですか?
        まぁ、分かりますよ……2対1の状況になれば、より確実に私達を始末できると…そう考えていますね? 残念ですが退く気はありませんよッ
        (だがアブドラが気がかりなのは確かだ。カレリアを人質にしようとした時、立ちはだかったブラハムにアミールが攻撃を仕掛けなかった理由…
         それは十二翼将であれば皆が知っているレベルのこと。当然レクトールも知っていると見て間違いない……
         ブラハムに「攻撃を仕掛ける」のは不味いのだ…それを承知だろうに、無謀にかかっていくアブドラが見える
         内心で歯噛みするが、こちらも目の前の相手から注意を逸らすわけにはいかない。早く始末してしまおう、と――)
        ハッ…! (風の刃を発生させ、レクトールに攻撃する!)
        -- アミール 2016-08-05 (金) 20:10:39
      • (風の刃は銃弾では止められない。だがレクトールに限っては「視る」ことができる…足元へ飛んできたのを紙一重で回避しながら)
        オラよっと! (山の声で同じように相手の足元を狙い撃つ)
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 20:14:44
      • 流石に狙いは正確です……が
        (後ろに跳び、銃弾を躱しながらナイフを暗器のように投擲する。その数は10本!扇状に広がるナイフはしかし、風魔術で操れば一斉に飛び掛かるだろう)
        -- アミール 2016-08-05 (金) 20:18:01
      • なんのッ…!!
        (こちらも後ろに跳びながら…翼の中に隠したナイフを扇状に投擲! 本来は一対多を想定したパヴォーネ・トルッコという技だが…その発想はビリーとの戦いから
         ナイフ同士が空中でぶつかり、地に落ちる。だがレクトールはまだまだ本調子ではない…打ち落とした1本が太腿を掠める)
        チッ……てめーはあっちのデカブツと違ってなかなか器用じゃあねーの…! (相手の着地を狙って射撃!)
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 20:22:50
      • お褒めに預かり光栄ですねぇ……(と、言いながら陽炎となって銃弾を躱す…)
        まぁしかし、この程度ならば想定の範囲内……ブラック・バレルも大したことは無いようです。あとは嬲り殺して差し上げましょう…!!
        -- アミール 2016-08-05 (金) 20:26:46
      • (一方アブドラはひたすらに攻撃を続け、そして受け止められ続けていた……本来は守勢の方が得意だが、彼のプライドが受けに回るのを許さない)
        エイブラハム将軍……何故攻撃を仕掛けてこない?! まさか手を抜いているワケではあるまいなッ!?
        (怒りの拳が振るわれる。周囲の空気を巻き込み、豪風を伴った拳! ブラハムが剣の背で受け止めると波紋状に衝撃が発生し、足元にクレーターが広がる!!)
        -- アブドラ 2016-08-05 (金) 20:32:40
      • ……無駄な攻撃は好まない。貴殿を倒すには、まだ足りないのでな……ぬんッ!
        (地面にめり込んだ足を踏ん張り、アブドラの拳を押し返す)
        -- ブラハム 2016-08-05 (金) 20:34:32
      • …これ以上オレに再生させまいという魂胆……いや、そうではないな? 愚直な貴公のことだ。言葉通りなのであろう
        ならばよし!貴公の「一撃」が出る前に、押し切って見せようぞ!! 覇ぁぁぁぁ……
        (おもむろに腰を落とし、アブドラは気を溜め始めた……)
        -- アブドラ 2016-08-05 (金) 20:40:39
      • ……む (それはブラハムの知らない構えだ。当然だろう…アブドラがイェチンとの戦いで学んだものなのだから) -- ブラハム 2016-08-05 (金) 20:42:11
      • そうッ!確か、こういう具合だった筈だ……!! (はち切れんばかりの気を溜め込み、右拳をその距離のまま振り抜く…!)
        破ァァァァッ!!
        (高まった「気」が爆発し、放出された!指向性をもったその攻撃は文字通りビームが如く…ブラハムへと襲い掛かる!)
        -- アブドラ 2016-08-05 (金) 20:46:47
      • ッ!?
        (あまりにも強大なパワーが迫る。受ける技術が高くとも、この「気の奔流」にはそういう小細工は通用しないという凄味があった…頭ではなく、肌で理解できた
         そうなれば行動は決まっている…こちらもまた、「闘気」を当てて少しでも相殺しつつ流さなければ……)
        むんっ!!
        (気合一喝。普段は最小限に抑えている己の力を一瞬だけ解放し、剣に纏わせて気功砲にも匹敵するアブドラの攻撃を受けた!
         眩い光の拳跡はブラハムをも越えて舞台と客席を隔てる壁に激突し、周囲は白煙に包まれる……)
        -- ブラハム 2016-08-05 (金) 20:55:20
      • なんつー馬鹿力だ…!(このコロシアムには戦場を変更する黄金歴時代に使われた装置があるが、今の衝撃で故障しないかが少し気がかりだ…)
        ったく、ああいう手合いは苦手だぜ…そういう意味じゃあ俺の相手はてめーで良かったぜアミール
        (何も見えない空間に向かって話しかける……相手は今、姿が透明になっている。いや…空気に同化していると言ってもいい)
        ……その技が使えるってーこたぁ、お前の先祖は……まぁどうでもいいか
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 21:01:07
      • 何をブツブツと……それよりも、私のケツをどうとか物騒なことを仰っていましたが…どうです? 早くしてくださいよ…でないと――
        (見えない姿のまま、見えない風の刃を発生させてレクトールを襲わせる。アミールお得意の戦術……だが)
        -- アミール 2016-08-05 (金) 21:04:56
      • (迫り来るカマイタチ!だが、それはレクトールに到達する前に霧散した)
        ……でないと、どうなるって? (煙草を咥え、マズルフラッシュで火を点けながらのんびりと聞き返す)
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 21:07:54
      • 馬鹿なッ……いや、貴方も風魔術の使い手なんでしょうね…記録には弓手であり、蹴りにも定評があるとしかありませんでしたが
        先程も私の風の刃を躱しましたし、恐らくはそういうことなのでしょう……ならば、もっと痛めつけるまでです…!
        (レクトールを天から囲うように、赤熱化したナイフがずらりと50本以上現れて……飛来する!)
        -- アミール 2016-08-05 (金) 21:15:16
      • …… (だがレクトールは躱そうともしない。いや、この全方位からの同時攻撃を躱せる者はそうそう居ないだろう…赤い雨がレクトールにそのまま降り注いだ) -- レクトール 2016-08-05 (金) 21:17:29
      • ふふふ……ハハハハハハッ!! どうです?老体には堪えるでしょう? さぁ、抵抗できないようその手足を……
        (と、透明化を解いて近付こうとするが……) なッ…居ない…? (先程までレクトールが居た場所には幾本ものナイフが刺さっているだけだ)
        -- アミール 2016-08-05 (金) 21:22:48
      • 風と同化できるのが、お前だけとでも思ったか……? (アミールの背後に現れたレクトールが回し蹴りを放つ!) -- レクトール 2016-08-05 (金) 21:24:13
      • くッ!? (不意打ちされはしたが、アミールの反応は速い! また陽炎となって消えようとするが――)
        がっ、ふ……!?
        (空を切るような蹴りは、文字通り「空」となったアミールの腹部を裂き、透明な身体を仰け反らせた
         なまじ「消える」能力を持っているために、防御姿勢を取らなかったのが仇となったか…?)
        -- アミール 2016-08-05 (金) 21:27:10
      • ……なるほどねぃ。気を乗せた蛇打ちなら風になってても蹴ることは出来る、と……リカルドの試みは間違っちゃいなかったか
        さてクソガキ、俺ぁカレリアさんみてーに優しくもなければ正直でもねぇ……底意地が悪ぃ嘘吐きだ。作戦的には痛めつけりゃあ最悪成功ではあるが
        ここで仕留めちまえりゃあそれに越したことは無ぇ。俺の毒蛇(ブラックマンバ)はちぃと痛ぇぞ…? オラァ!!
        (それはドロッセルに伝授した隠し技。「気」によって伸びる蹴り、「蛇打ち」だ…身体を風化させ、迅速に回避しても逃がす恐れの無いリーチを持つ!)
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 21:33:38
      • 馬鹿がッ……僕が消えるだけしか脳が無いとでも思ったか…!!
        (蹴りによって掻き消える少年の身体…だが、今度は手応え自体が無く蜃気楼のように消える…)
        -- アミール 2016-08-05 (金) 21:35:46
      • ぁん? チッ……ハズレかよ。ったく、そういう物理無効技ってーのはエンタメ的には多用するもんじゃねーのよぃ?
        だからこそ俺っちも今回以外では殆ど使ってないわけでなぁ……ああ、まぁいい。どっからでもかかってきな?
        ただし、俺の「眼」はいつかお前を捉えるぜぃアミール少年? へへっ……
        (と、挑発的なことを言いながらアミールの次の攻撃を待とうとしたが……その時、もう片方の戦場で大きな動きがあった)
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 21:40:21
      • ふははは! これが我が研磨の成果よ。あのイェチンという武人の技、かなりの代物…模倣は不完全ではあるが、「出力」で誤魔化せばこのような一撃はオレにも可能だ
        さて、些か早期に決着してしまったかなこれは……(土煙の向こうを確認する……そこには)
        ……そうか。そうであるか……いや、そうこなくてはなァ!? (人影だ。倒れていない、立っている人影が見える!)
        -- アブドラ 2016-08-05 (金) 21:51:43
      • (粉塵の中に佇むサングラスの双眸……「気」が持つ熱量によって焼け爛れた右腕。だが足元はしっかりと、ブラハムは健在だと主張するかのようだった
         彼は気功砲を正面から受けたかのように見えたが、正確には闘気を纏わせた剣の背で背後へと流しながら受けていた
         だがその衝撃は凄まじく、剣は砕けて破片が散っていた。そして右腕の損耗もかなり派手だ…)
        -- ブラハム 2016-08-05 (金) 22:00:34
      • 嬉しいぞエイブラハム将軍ッ 貴公は老いても尚、健在ッ!! 全盛期ではないかもしれぬが、オレが超えるに値する壁ッ!!
        御老体、覚悟めされよォォォォォォ!! (トドメを刺さんとして、アブドラが突貫する!!)
        -- アブドラ 2016-08-05 (金) 22:03:58
      • ……これで、足りるか――
        (サングラスが月明かりを反射する…映るのは迫り来るアブドラ。だが、臆することなく焼け爛れた右腕を握り締め……)
        ァァァァァァ……!!
        (気が、彼の右拳に収束していく…それはレクトールが知るブラハムへの信頼の技。そしてアミールが恐れた老将が隠し持つ爪牙!)
        一撃ッ(パーフェクト・リベンジャー)!!!!
        (下から天に向かって振り抜くアッパーカット……それは老いた騎士が繰り出したとは到底思えない、天地鳴動する魂の一撃――)
        -- ブラハム 2016-08-05 (金) 22:14:15
      • ぬぁ!? (瞬間、ほとんどは反射……野生の直感で心臓を庇うように身体を傾けた。しかし振り抜かれたアッパーが右腹部を捉え…)

        (響く轟音、揺れる大地、割れる空気……その衝撃はあまりに大きく、客席と隔離している魔力のシールドすらも破壊してしまった
         ブラハムの必殺、パーフェクト・リベンジャーは相手から受けたダメージ総量を纏めて返す最強のカウンター技。敵の技が強力なほど威力を増すのだ
         アミールはこれを恐れ、攻撃を仕掛けるのを躊躇ったのだが…アブドラは恐れずに攻撃を仕掛けた。その結果、辺り一面は白煙に覆われる…)
        -- アブドラ 2016-08-05 (金) 22:23:14
      • 馬鹿がっ……! その技を使わせれば終わりだぞアブドラ…!! くそっ!
        (だが後の祭り。2人を隔てるものが破壊されたのは都合がいいが……これではアブドラもただでは済んでいまい)
        -- アミール 2016-08-05 (金) 22:25:49
      • ヒューッ 派手にやりやがるぜ旦那……思ったよりもアブドラとかいう奴はオツムが残念だったようだな…
        さて、アミールとやら……年貢の納め時ってーやつじゃねーかな…? (じりじりと間合いを詰めようとする)
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 22:29:19
      • ……………!? まだだ、レクトールッ!! -- ブラハム 2016-08-05 (金) 22:31:11
      • あんだと? ……マジかよ…!!
        (鷹の眼で確認する……煙の向こう、アブドラが斃れているであろう場所で…まだ何かが動いている!)
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 22:33:04
      • ひゅーっ……ひゅーっ……
        (アブドラは生きていた。右の肺は空気を取り入れる機能を失い、呼吸は既に生命活動の役に立っていない…というより、右半身が完全に消し飛んでいた
         心臓も半分以上潰れている。それでも辛うじて生きているのは…少し前にも死ぬような一撃を受けたからなのか
         だが意識は朦朧としている。ここでもう一撃加えれば間違いなく斃せるだろう、が……)
        -- アブドラ 2016-08-05 (金) 22:38:00
      • (この場で判断が一番早かったのはアミール。いつの間にかアブドラの傍らに降り立ち…)
        ここは撤退させて頂きます……この借り、忘れませんよ……!
        (体重が半分となり、運びやすくなったアブドラを抱えてアミールは消えた……)
        -- アミール 2016-08-05 (金) 22:40:36
      • なっ!?てめぇ待ちやがれ…!! (急いで銃で狙い撃ち、2人を追撃するが……アミールに銃弾は効かず、アブドラに当たっても今更誤差のようなものだ)
        クソが……あの状態で生きてるのに面食らってトドメを刺し切れなかったか…
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 22:43:14
      • ……すまない、私のせいだ……位置的に考えて、私がトドメを刺すべきだったが…うっ…!
        (そこで初めて膝を突く。右腕のダメージが大き過ぎたのか…不死鳥の血を持っているとは言え、すぐには回復しないのか…)
        -- ブラハム 2016-08-05 (金) 22:45:37
      • ああいや……旦那のせいじゃねーって。トドメは刺せなかったが作戦自体は成功だしな?
        直接奴等の力を俺も確かめることが出来たし、俺の周囲に罠が張られていると奴等も知った。周囲の安全度が多少は上がった
        それに、あの負傷だ……暫くは向こうも迂闊に仕掛けて来ねぇ…ってのは希望的観測かね?
        -- レクトール 2016-08-05 (金) 22:49:06
      • ……そうだな。取りあえずは戻って仲間に報告するといい…私達も一時休息を取ろう -- ブラハム 2016-08-05 (金) 22:50:44
  •   -- 2016-08-05 (金) 18:33:35
  • 黄昏歴1000年 8月上旬 -- 2016-07-27 (水) 17:59:23
  •   -- 2016-07-27 (水) 17:58:32
  • 黄昏歴1000年 7月中旬 団子屋にてゲルニコが襲撃されている同時刻、安宿 -- 2016-07-25 (月) 00:10:51
    • ……ここの大家は貴女か? (と、訪ねてきたサングラスの老人が1人) -- 老騎士 2016-07-25 (月) 00:16:22
      • はい?なんだいなんだい、まーた妙な客だねえ? 悪いけど、最近ここらは物騒だって噂なんでね。また明日にしとくれないか? -- 大家さん 2016-07-25 (月) 19:39:52
      • ……忙しいところ、済まない。この宿に獣翼人の男は住んでいたか? -- 老騎士 2016-07-25 (月) 19:51:26
      • (まただよ……レクトールさんから「怪しい奴が来たら報せるように。そして気をつけるように」って言われたけど…
         こうも立て続けに来られるとたまったもんじゃないよ!こちとら自分の仕事もあるんだ。さっさと帰ってもらおうかね)
        ……あんた一体何者だい? そんな怪しい面構えして。ここらじゃ見ない顔だし余所者だろう? 悪いけど、アンタに教えることは何もないよ!
        あたしゃ忙しいんだ。帰っとくれ!! (そう言ってその場を立ち去る) -- 大家さん 2016-07-25 (月) 19:54:31
      • ……また、来ます -- 老騎士 2016-07-25 (月) 19:55:18
      • サングラスの男はその翌日も、そのまた翌日も安宿に現れた……そして、5日目。雨も降り、その日は流石に来ていないだろうと大家は思っていた -- 2016-07-25 (月) 19:57:16
      • …… (サングラスの男はその日も雨の中で佇んでいた) -- 老騎士 2016-07-25 (月) 19:58:10
      • ひっ…!? (今日もいるよあの人…気味が悪いったらない!あんなのがいたんじゃ客が遠退いちまうよ!)
        ちょっとアンタ!いい加減にしてくれないかい?! -- 大家さん 2016-07-25 (月) 19:59:47
      • ……私は、彼に会う必要がある。会って、話さなければ……大家殿、何でもいい。教えてくれ -- 老騎士 2016-07-25 (月) 20:01:22
      • なっ、なんだい…なんなんだいアンタは!?気色の悪い…! レクトールさんは今誰とも会わないよ!! -- 大家さん 2016-07-25 (月) 20:03:13
      • ……「レクトール」? そうか…彼は今、そう名乗っているのか…… (すると、雨の中サングラスの男は突然地に膝をついた) -- 老騎士 2016-07-25 (月) 20:04:54
      • へっ?! ちょ、ちょいとアンタ……何を…… -- 大家さん 2016-07-25 (月) 20:05:31
      • …… (そのまま手もつき、頭を下げた。雨の中で土下座をしたのだ…)
        大家殿、私は彼に会わなければいけない……お願いだ、何でもいいので教えて欲しい。彼のことを…… -- 老騎士 2016-07-25 (月) 20:08:34
      • あ、アンタそこまで……ああもうっ!何がなんだかわからないよあたしゃ……レクトールさんが今どこにいるかなんて聞いてないし… -- 大家さん 2016-07-25 (月) 20:10:53
      • ……彼は姿を眩ましているのか? …彼と親しい、誰かを教えてくれればいい。どうか、この通りだ…… -- 老騎士 2016-07-25 (月) 20:13:40
      • 分かった!分かったよ…頭を上げとくれ! そんなガタイして下手に出られるとこっちの調子が狂っちまうよ……
        ええと、レクトールさんが留守の時に魔女のカレリアさんが訪ねてきたっけねぇ…? 親しいかどうかあたしは知らないけど… -- 大家さん 2016-07-25 (月) 20:15:55
      • ……ありがとう、大家殿。このブラハム、残り少ない生涯にて大家殿に受けた御恩を忘れず、噛み締めて生きる所存……
        それでは、ご迷惑をかけた……私はこれにて…… (立ち上がってからまた深々と礼をすると、雨の中歩いていく) -- 老騎士 2016-07-25 (月) 20:19:15
      • はぁ……行っちまったよ。何だか大仰な事を言う変な人だったねえ…… -- 大家さん 2016-07-25 (月) 20:20:13
    • 黄昏歴1000年 7月下旬 アミールとアブドラの潜伏地 -- 2016-07-25 (月) 20:30:41
      • ……1人、我等の同族が入ってきたようだなアミールよ? -- アブドラ 2016-07-25 (月) 20:32:51
      • 貴方の網にもかかりましたか、アブドラ。こちらでも街の周囲に放っていた斥候が確認しました -- アミール 2016-07-25 (月) 20:33:52
      • して、そやつは何者だ? -- アブドラ 2016-07-25 (月) 20:34:28
      • (苦虫を噛み潰したような顔で) ……ブラハムです -- アミール 2016-07-25 (月) 20:35:32
      • フッ。やはりそうであったか……そうか、エイブラハム将軍殿がここまで来たか…とすると、悠長にはしていられぬなアミール?
        ここからは二手に分かれて、効率的に行くぞ。異論は無いな? -- アブドラ 2016-07-25 (月) 20:38:06
      • ……まったく、厄介なことになりましたね。異論はありませんが…アブドラ? 貴方はどうせハイエナさんのところへ行くのでしょう?
        分かってますよ。そろそろ脅し直ししておかなければああいう輩はまた動く……そう仰るのでしょう? -- アミール 2016-07-25 (月) 20:40:50
      • ……文句があるのか? -- アブドラ 2016-07-25 (月) 20:41:58
      • いいえ。しかし情報収集も忘れてはいけませんよ? まぁ、前回趣味に走り過ぎた私が言えた義理じゃありませんけど
        私は魔女の方に当たります。くれぐれも失態はしないよう……お互い慎重に行きましょう -- アミール 2016-07-25 (月) 20:43:36
      • うむ。心得ておる……では、オレの武功を期待しておれ? ハハハッ -- アブドラ 2016-07-25 (月) 20:59:35
  •   -- 2016-07-25 (月) 00:10:11
  • 黄昏歴1000年 6月末日 安宿の空き部屋 -- 2016-07-22 (金) 17:56:24
    • (リカルドを襲撃した2人はレクトールの旧住所、安宿の一室を調べていた……)
      やれやれ、ようやくですね。見てくださいアブドラ……この落書きを -- アミール 2016-07-22 (金) 18:03:17
      • ……どう見ても子供の落書きだがな? げ…げにるこ?呼び辛い名前をしておる……! -- アブドラ 2016-07-22 (金) 18:05:04
      • …「ゲルニコ」ですよ、多分。確かにただの子供の落書きですが……この子に聞けばさらに「黒銃の凶鳥(ブラック・バレル)」の情報を得られそうですよ
        いえ、確か今彼が名乗っているのは「レクトール」という名前でしたか……フフフ -- アミール 2016-07-22 (金) 18:08:54
      • ふぅむ……女子供は苦手だ!そこは貴殿に任せるぞアミール。貴殿は女性に警戒され辛い面立ちをしておるからな…
        お陰で大家(ビッグ・マム)との交渉も上手くいき、こうして調査が捗り、さらに奴が名乗っている名前まで判明したのだからな
        ……ククッ、それにしても「レクトール」とはお笑いだ…なぁアミールよ? (くつくつと肩を震わせる) -- アブドラ 2016-07-22 (金) 18:15:54
      • ええ、まったくです……凄い度胸と言ってもいい。流石は何百年と身を眩ましている男…追跡者の思考の陥穽を知り尽くしている
        ま、単なる阿呆なのかもしれませんが――っと、大家さんが近付いてますアブドラ。僕に合わせるように -- アミール 2016-07-22 (金) 18:22:10
      • フン、つまりは「レクトール」も「ハイエナ」のような姑息な男ということだ……これは存外簡単に血を頂けるかもしれん
        む? 承知。貴殿の好きにするがよい…… -- アブドラ 2016-07-22 (金) 18:24:22
      • (ガチャッと部屋の扉が開く) どうだい部屋の様子は? やっぱり落書きとか家具とかそのまんまだし気に入らないかねぇ…
        来週には片付けてもらえる手筈になってるんだけどねぇ -- 大家さん 2016-07-22 (金) 18:26:55
      • (人懐っこい笑顔を作り) いえ、見せていただいただけでも有り難いです。でも本当にすごい落書きですね…大胆不敵といいますか
        この落書きの…「ゲルニコ」って子は以前住んでいたレクトールさんの知り合いなんでしょうか? -- アミール 2016-07-22 (金) 18:29:24
      • えぇ? あーこの子ね……この子もうちの宿に以前住んでたのさ。でも家賃の払いが悪いわ、挨拶もなしに出て行くわで酷い子だったよ!(※あくまで大家さんの印象です)
        レクトールさんには滞納した家賃を回収しに行ってもらったり、面識は間違いなくあると思うよ? 会話してんのもよく見たような… -- 大家さん 2016-07-22 (金) 18:32:39
      • それはご苦労様です……いるんですね、そんな社会常識の無い子が(※あくまで話から推測される落書き少女の印象です)
        ……他に、レクトールさんが不在にしてる間に訪ねてきた方はいましたか? -- アミール 2016-07-22 (金) 18:36:48
      • 他にかい? ええと……ああ、確か魔女さんが来てたかねぇ。チラッと見かけた気がするよ、魔女のカレリアさん!
        って、どうしてそんなことを聞くんだい? (少し疑問に思う) -- 大家さん 2016-07-22 (金) 18:39:39
      • すみません、この部屋…男性の一人暮らしにしては割と綺麗に片付いてましたので少し興味が湧いたんですよ
        特にキッチン周りはよく掃除してあって凄いなぁ……僕の父さんなんてすぐに汚してしまいますから。ふふっ -- アミール 2016-07-22 (金) 18:42:00
      • む……め、面目ない…(恥ずかしそうに頭を掻くのは、演技でもこんなやり取りが恥ずかしいからである) -- アブドラ 2016-07-22 (金) 18:42:48
      • あははっ!それは困ったもんだね!お父さんにはしっかりしてもらわないといけないねまったく!
        じゃ、そろそろ見学も終わりでいいかい? 別の宿も紹介してあげるからねえ (言って先に部屋を出て行く) -- 大家さん 2016-07-22 (金) 18:45:39
      • ……相変わらずこの方法は全く疑われないな? オレの強面は何処へ行っても煙たがれるのだが
        父子家族を装うとこうもすんなりいくのが不思議で仕方が無い…… -- アブドラ 2016-07-22 (金) 18:48:00
      • そんなものですよ、世間なんて……少し工夫すれば「優しさ」なんて湯水のように手に入ります…
        そんなことより、情報は得ました。行きますよ「父さん」 -- アミール 2016-07-22 (金) 18:50:49
      • やめぬか。貴殿のような息子欲しゅうないわ……(と、悪態を返して安宿の調査は終わった…) -- アブドラ 2016-07-22 (金) 18:52:08
    • 同日 潜伏地にて -- 2016-07-22 (金) 21:04:27
      • しかしアミールよ、我等の標的たるレクトールは既に感付いてこの街から逃げているのではないか?
        逗留場所を変えたというのはズバリ、そういうことではないのか? こんな悠長にしている時間は無いぞ! -- アブドラ 2016-07-22 (金) 21:07:18
      • いえ、それは無いでしょう…居場所を変えたのは確かですが、大家に聞いたところ一度戻ってきて謝罪しているとのこと
        残念ながら、彼の次の住所は大家も知らなかったのですがね……何にしても、彼があの宿を出たのは僕達以外の要因でしょう
        それが何かは分かりませんが、僕達のことを察知したとすれば早過ぎます……お互いに面識は無いのですからね -- アミール 2016-07-22 (金) 21:10:45
      • なるほど……では、間違いなく彼奴はまだこの街に残っているのだな? ならば後は腰を据えて探すとするか……
        もし街の外へ逃げ出すような臆病者ならば、相応の結果が待っているというだけだ…フハハっ -- アブドラ 2016-07-22 (金) 21:13:10
      • ですね。まぁ逃げてくれた方が貴方の力で簡単にいくのですけれど……ふふっ、 -- アミール 2016-07-22 (金) 21:15:25
      • それにしても今回得た情報は…彼奴が「レクトール」と名乗っていること。ゲルニコという子供。そして魔女、か……
        まずはどうするアミール? オレとしてはあのハイエナ風情も気になっているのだがな… -- アブドラ 2016-07-22 (金) 21:17:59
      • まずは落書きの主から当たりますよ。なんでも団子屋の怠惰な看板娘だとか…いいですねぇ。興味アリ、です
        貴方があの情報屋を気にかけるのは分かります。今のところ一番の使い手ですからね…しかし自重して下さいよ? -- アミール 2016-07-22 (金) 21:20:35
      • フンッ…雑魚よりはマシ、というだけだ。弱い者ほどよく群れる……オレのことよりも、貴殿こそ心配でならぬわ
        相手は小娘…あまりハメを外すなよ? 貴殿の趣味を邪魔する気はないが、我等の目的はあくまで不死鳥の血だ -- アブドラ 2016-07-22 (金) 21:22:39
      • フフフ……分かってます。しかし見てみなければ分かりませんね…美味しそうなら我慢も難しいというものです -- アミール 2016-07-22 (金) 21:24:03
  •   -- 2016-07-22 (金) 17:55:06
  • てすと -- 2016-07-22 (金) 17:53:12

Last-modified: 2016-10-03 Mon 21:20:39 JST (2762d)