名簿/104767
- (1人の冒険者の少女が、冒険によって大怪我を負い、倒れている。襲撃者の姿は見えず、ただ辺りには1人分の血痕と折れた剣、そし横たわる少女だけが残されている) --
- (狼男達が潜む森、そこへ、一際大きな巨大な人狼・・・熊のような巨体を誇る人狼が現れる)
よぉ、おめぇら・・・久しいな?へへっ・・・上手い事やってるようじゃねぇか・・・ ほぉ・・・今日はまた・・・そうかい、なるほどな・・・そりゃもったいなかったな (巨体の人狼は、精鋭狼男達と暫く話した後、家路につくため森を後にする) -- ???
- (その帰り道、血の臭いが鼻へとつく・・・まだ新しい臭い・・・雌の臭い)
おっと・・・こりゃ・・・へへっ・・・(血痕と臭いを辿り行けば・・・) ・・・まだ暖けぇな・・・息は・・・ある・・・脈もある・・・が血を流し過ぎだな・・・ ・・・(腰につけたポシェットより、何本かの瓶、注射針を取り出す、まだ暖かい瀕死の少女の首筋、腕へと何本か差し込んでいく) さて、これで少しは持つか・・・あとは・・・(少女を軽々と持ち上げると、家路へとついた) -- ???
- う……(少女が狼に担がれて、微かに苦しげなうめき声をあげる。放って置けば、そのまま死ぬ怪我であるが…どうやら、先ほどの注射の影響か、すぐにぐったりとして動かなくなった) -- ルフィア
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