ARA/0101

  • うー! -- うな
  • なー! -- うな
  • うー! -- うな
  • なー! -- うな
  •  
  • わたしが物心付いたとき、最初に行おうとしたことは、両親を探すことだった。
    まだ一人では移動も覚束ない時期。
    孤児院の手狭なベビーベッドの中、肉親の温もりを求めて泣くのではなく、
    ただ、頭の中で『なぜ』が充満していた。

    四肢が一応の発達を遂げた頃、それでもわたしは孤児院から抜け出すことはできず、
    代わりに、『なぜ』を拭い去る知識を求めて、院内の書庫に通い詰めるようになった。
    -- ウナ 2022-05-26 (木) 03:11:49

  • さほどの時を待たずに二本の足で立って歩けるようになった頃、
    わたしは孤児院を抜け出した。
    単純に、孤児院の巡回路がちょうどいい位置にあったからだ。

    既に両親の居場所の推測はできていた。
    おそらく、一定の地帯を季節に合わせ移動して過ごす遊牧民族。
    文字の文化は持たず、一部の知識層が行商との交渉の際に用いる程度。
    わたしが生まれた年、その地域では、記録的な大寒波があって――。
    -- ウナ 2022-05-26 (木) 03:12:34

  • ――泥に埋もれた冬営地の痕跡があった。
    それらは、土に還りきらないだけの時間しか経っていなかったが、
    大人たちからは、広大な土地の中では容易く見つかるまいと言われていて――
    それでも、その頃のわたしでも、見つけるには難くなかった。

    何人分もの骨があって、それは獣によって散らばっていた。

    わたしを探して追い付いてきた院長たちが、ともに弔ってくれた。
    彼らは、その亡骸たちを、もはや誰のものかもわからないと言い、父と、母と、きょうだいと、隣人たちに別れを云うように促した。

    ――その頃のわたしには、『どれ』が『誰』なのか、『なぜ』わかるのかを、彼らに上手く説明することができなかった。
    -- ウナ 2022-05-26 (木) 03:12:44
  •  
  • うー! -- うな
  • なー! -- うな
  • うー! -- うな
  • なー! -- うな
  • マンツーマンの時間だ。("!?"と背景に映し出されそうな雰囲気、ガラリと職員室の戸を引いて姿を見せるファム、定期考査対策、文章題のニガテ潰し、個人指導をお願いしに…お願いする態度か?これが…) -- ファム 2022-05-28 (土) 19:35:30
  • うわきた。えー……。だるいなー……。(悪意はないが。人造生物の学習は。めんどくさい。)
    ……さっさとやるかぁー。時間もないし。天才多忙。

    要はさー。起動時間が短いことの問題は、人生経験、記憶の絶対量が不足してるってことっしょ。
    推測の能力はその記憶と経験を材料に培われるわけだ。人間種族は時間をかけて他者と触れてそれを習得するが――あ゛ー……。(だるそう。)
    プリインストールしとけよなーまじで。すぐできてすぐ働くのが人造生物の利点だろー。なーにが帝国屈指の天才だ……。(生徒の親に文句。)
    瞬間記憶の機能ある? あるよな? ないと一層めんどくさくなるぞぉ……。
    (異次元バッグ蔵書用から、どさどさどさと、絵本から名著まで、様々な書籍が出てきて積まれる。) -- ウナ 2022-05-28 (土) 21:55:28
  • ――全部覚えろ。そんで感想文を書け。対象年齢の低い順にな。(国語の……授業!) -- ウナ 2022-05-28 (土) 22:00:55
  • ある。だが記憶整理のため、消去する機能も、ある。(どこまで人間に寄せれば気が済む?余計なモノを盛り込んで…他人の書いたコードは天才のイライラを加速させるかもしれない。)
    了解した。(本、巻物、石板…様々なタイプの書籍をまずは対象年齢の低い順に整理、順に記憶、順に……)
    …先生、この場合。モモ・タロウは鬼を掃討し尽くすのが正しいのか。宝物を入手して撤退するのが正しいのか、僕には判断がつかない。
    (厄介なことが発生した、名著、名作の類は時代と共にマイナーチェンジ…早い話が話のオチが変わる。つまり正解が何個も存在することになり、その場合どれを選択すればいいのか?)
    (最新版を正しいとすべきか、原典こそ至高でありそれ以外は間違っているとすべきか、ファムは分からないとさっそくつまずいた、おもいっきり。) -- ファム 2022-05-28 (土) 22:16:00
  • あぁーん? 別版読んだことあるのかー?(更に面倒くさそうな顔。)
    なら作者に出版社、刊行時期も考慮に加えとけぇ。(手をひらひらさせて、)
    『本の向こう側』は物語の中だけじゃない。常に書いた人間の意図がある。書いた人間にも生きた環境があって、時代がある。
    だから学習に使えるンでしょ。つべこべ言わずにまず読破!! -- ウナ 2022-05-28 (土) 22:25:40
  • 解った、多角的に情報を整理する…(条件付けをされれば、作業を開始…本を読んで考え、思ったこと、それを整理…)
    先生。この本…ミネラ・ゼイム戦争時に兄妹が身を寄せ合い生活するものの、ついには力尽き二人とも死亡する。感動巨編とされている。(このことについて多角的に分析した結果…また何かひっかかるのか?)
    この本を執筆した作者は、自身の妹のぶんの食事を奪うほど自己中心的、かつ暴力的な人間であり、なぜこの本を執筆したか?と聞かれ『金のため』と即答した。
    つまり、この本、ひいてはこの作者の執筆した本すべてに対する感想は『金のための話だった。』でマチガイないか?(本の外、中の人の事情に行っちゃったかァ〜というOBっぷり、加減を知らねえのかこのポンコツはよ…) -- ファム 2022-05-28 (土) 22:35:49
  • あぁー? 言語野がお留守か貴様ァー。(どんどん態度わるくなる。)
    「金銭目的で読者の情動を刺激する物語を執筆した」のは作者の"動機"だろ。
    "感想"はその提示された物語に対する多角的評価だッ! "読者の言葉"だッ!
    "出された料理の見た目や味の話をしろ"って時に"コックの見た目や性格が気に入らない"と言い出す生徒にでもなるつもりかァー。
    それやると友達無くすぞォー。 -- ウナ 2022-05-28 (土) 22:54:45
  • まあ"その作者"の執筆動機や価値観、背景も含めて一つの作品と見做すやつもいるけどー――、
    だるくなってきた。あまいものがほしい。 -- ウナ 2022-05-28 (土) 22:59:14
  • そうだったのか。(友達を無くす。気を付けなければ。先生の指導を受け、そのクソみたいなコックの出しやがった料理について考え、所感を書く…)
    兄はゼイムの軍人の家系、恵まれた家庭環境にあったが、疎開するにあたって疎開先の親戚からの扱いに不満を抱き、まだ判断力の育っていない妹を連れて疎開先から逃亡、二人だけで生活を始めた。
    論理的ではない身勝手な行動であり、妹は間もなく栄養失調から衰弱し死亡した、妹を弔ったのち兄も野垂れ死んだ。(本の内容を整理していくが…)
    …妹は兄の言いなりに、先に生まれた者の思い通りにされるだけなのか。(ぼそり、怒り、この前の兄弟ゲンカがぶり返してきたのか、明らかに苛立った様子に。)
    こんな状況の原因になった戦争、それを回避する手段はなかったのか、あったとしてもそれを回避しようとはしなかったのか。(どんどん主語が大きい人のように、世の中が悪いというようなありがちな感想を抱きはじめ…)
    そして、その話を読んで何かの教訓を少しでも得たのか、娯楽として消費するのみで、何も変わらないのか。(いちばんの悪は無関心では?とどんどん主題、感想文のオチが迷走していき…)
    …人間は滅ぶべきでは?(あっ。シンギュラっちゃった? という言葉が出た。が…)
    だが、それは僕が見て学習したこの学院での生活と、著しく食い違う結論だ。(短絡的にすぎる、人間は滅びるべき、というオチに消しゴムをかけ…考える、ホムンクルスである自分がこうして考える場を与えられ、悩む。ファムは考えた、ひたすらに…)
    その決断は、僕一人がするべきではないのではないのか?(まるで、世界の命運を左右する決断を迫られたが、それを否定するかのような大げささで先生に問うた。これは読書感想文をかけっていう、それだけの課題だぞ?) -- ファム 2022-05-28 (土) 23:08:39
  • そだなー。残念だけど人間種族は未だに生の意識を共有する手段を持たんから、
    擬似的に社会性動物のように振る舞うことはあれども、同時に統率不能な混沌を孕んでいるわけで……

    ……あー。だからさー。
    子供が愚行に走るのも、権力者が目先の功利に駆られるのも、おまえがヒトを滅ぼしたくなるのも、
    何が足らんって、想像力、判断力、その材料たる知識経験だろー。

    そしてヒトには自身の知識経験と想像力に従ってこうして物語を書き起こす能力があり、
    それを受け取り糧にする知能があるけども――これ、めっちゃエネルギー使うんだよなー。
    だから短絡的な行動に走る。単純な構造を好み始める。

    ほれ。(とてもあまく、ついでに無色汎用マナも練り込まれたおかしのバーを差し出す。もう一本出して自分もかじる。)
    でもおまえホムンクルスだろ。
    ヒトの似姿で、ヒトと同じようなこと考え出すのは結構なことだが――そりゃまだ通過点だ。

    しいていうなら――そだな、おファムが社会参加を志すのなら――
    ヒトの愚行は社会に問え。逸脱者の処遇も社会に問え。社会というシステムは不完全だがないよりマシで回ってる。
    社会の不完全性を是正したいって話なら――まず学べ、勉めて強いて学べ。せんせいからはそれくらい。

    案外、学習の果てに、"ヒト"ではなく"神の似姿"に昇格できるかもしれんぞー。
    まあ、この天才はもう既に超ゥー神的存在になりつつあるけどぉー。 -- ウナ 2022-05-28 (土) 23:50:55
  • ならば、その手段を…(またも短絡的、手段を持っていないのなら、持たせればいい。という…人間の個という尊厳を否定するかのような発言が…学習のねらいってヤツを素直に受け止めすぎである。)
    …そうだ。(短絡的な結論に至る一番の理由は想像力の欠如、思いの一方通行。相手との意思疎通が全くできていないという事に尽きる。…兄弟ゲンカで得た教訓と、国家間の戦争を同レベルで考えているぞこのホムンクルス。)
    ......(おかしを食む、紙芝居の最中おかしを食って、次の話をせがむ子供のように天才先生を見つめる。)
    通過点。(言葉を復唱、そして考える。人間の歴史、経験、無数の犠牲の上に至ったそれをなぞった上で同じ事を繰り返すかどうか。という通過点であり、岐路にも立たされている。ということだろうか?ファムは考えた。)
    悪法もまた法なり。賢人の言葉だと聞いた。(どの世界にも似たような人生を送り、似たような末路を迎えた、似たような有名人がいるのだろう。ファムはその人物の言葉を引用し、社会という名の法について自分の理解を述べた。)
    だが、僕はそれを望んではいない。(可能性を示されたが、『神の似姿』などという大げさな存在に興味などないと即答。では、何になりたいのか?)
    僕は僕だ。(他の何がどうあろうと、自分は自分だという自分を持つこと、道具でも、神の似姿でもない、ただのファムで十分だ。という…感想文のシメに悩んでいたファムは最後にそう記し。)
    ありがとう先生、やるべきことがわかった。(定期考査対策のニガテ潰しに来たんだよな…?何が解った?それを答えず退室していく…現在の自分の考えを記した感想文だけを残して。) -- ファム 2022-05-29 (日) 00:05:16
  • おうー。現代文の成績向上、期待してるー。(文章題はそういうアプローチが必要なので。)
    ……うー。あまいものがたりない。デリたのむかなぁ……。たかいけど……。 -- ウナ 2022-05-29 (日) 00:09:45
  •  
  • うー! -- うな
  • なー! -- うな
  • うー! -- うな
  • なー! -- うな
  •  
  • ウナ先生にも、スコーンの精霊宿る逸品認定(◎◎○○○(微妙な情報))された私行きつけのお店の
    焼き立てほやほやスコーンを誕生日おめでとう投下ーーー!!!ハーブティにも合うよ。今思ったらジャムとかオークの血思い出すけど…いっか!
    (なんかばたばたとウナの研究室に、女子に好評甘さ控えめいちごジャムとスコーンをお届けしたって話だ) -- フルラ 2022-05-31 (火) 23:44:23
  • なに? なに!? えっ、おかしありがとう!?
    めっちゃばたばたしてんなふるーら生徒ぉ!! まあいいかぁ! お茶淹れよぉ!! -- ウナ 2022-06-01 (水) 01:53:13
  •  
  • 『ウナさんは、本当になんでもできるね。』 ――天才だからね。 -- ウナ 2022-06-06 (月) 23:53:38
  • 『ウナちゃん先生って、異世界人? 転生者?』 ――そんなわけないだろ。 -- ウナ 2022-06-06 (月) 23:53:57
  • 『ウナちゃんって、神さまに愛されてるよね。』 ――怒るぞ。 -- ウナ 2022-06-06 (月) 23:54:10
  • 『じゃあ、ウナ先生って、どうして天才なの?』 ――それは――。 -- ウナ 2022-06-06 (月) 23:54:23

  • もっとも古い記憶は、何かに、どこかへ運ばれる光景。
    赤子の視界では、その全容を把握することはできず。
    今でも、それに由来する一つの小さな疑問が、頭の片隅に燻っている。

    それは、父の腕でも、母の背でも、誰のものでもなかった。
    無色で、無貌で、無垢な何かが、わたしを抱きかかえ、当て所無く草原を歩んでいた。
    父母の霊ではない。祖霊でもない。力の塊というしかない何か。
    しかしそれは明らかに、わたしをどこかへ連れて行こうという意思を持っていて。

    きっと、孤児院へはそうして辿り着いたのだろう。
    次の記憶では、もう、わたし独りで――
    ――次に、その『何か』と出会うのは、両親の痕跡を探しているときだった。

    疑問はずっと残っている。
    ――『おまえは、なんだ?』
    -- ウナ 2022-06-07 (火) 00:45:13
  •  
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  • アルシノア先生(男が教師を呼び止める、知性の欠片も無い顔面の男だが案外教師に対しては意外と普通の生徒として会いに来る)
    すまねえが先日の授業受け忘れちまったんで知りてえ事に応えてくれねえか?アレに関しちゃ体感で大体の性質は理解したんだが詰めとかねえといけねえとこあってよ -- ディノク 2022-06-10 (金) 00:18:50
  • なになに。なんだね。この間の授業ってどれだー。(出席簿をペラペラめくり始める。) ディノク生徒の出席率は悪くないほうだと思うんだけど。 -- ウナ 2022-06-10 (金) 01:00:18
  • おうっこの前の維持可能時間を引き伸ばした空間で仮想物質弄くり回す奴だな、行きたかったんだがちと血の気が逸ったんでそっち優先にしちまった
    (頭ドラゴンな理由で欠席した事を語りながら)相変わらずテメエは天才だな、物質に適応した空間で授業やったってんだろ?竜の戦法の一つだぜそりゃ
    んで脱線しちまうんでサクッと聞きてえんだがいいか? -- ディノク 2022-06-10 (金) 01:05:25
  • ああー。のくおがいたら、アレの注意点をもっとよく含ませようとは思っていたんだけどもー……。
    すまないけど、さすがに第二回はむずかしいぞー。まだまだ改良の余地があるしー……りりえくんなんなん……。
    ふむ。それじゃ、サクっとね。いいよ。 -- ウナ 2022-06-10 (金) 01:15:16
  • ああ構わねえそこまでアホじゃあねえからよ、言って貰えりゃあ感覚とのすり合わせは現地でさっさとやっちまうぜ
    ついでに言えば薄給だろう先生への思いやりよ(ガハハハハと冗談を言う、この竜は中々学習を進めているようだ)
    そこの注意点でよ、ありゃあ無茶な拡張をして制限時間をぶっちぎったら治療不可能なレベルで即死するな?拡張性がねえ訳じゃねえがまだ竜体程の安定性にゃ程遠く感じた -- ディノク 2022-06-10 (金) 01:31:58
  • うん。マジで手の施しようがなく死ぬからぶっちぎるのはやめようねって言おうと思ってた。
    授業でやったみたいに、安定した物質への移行には条件を整える必要があって……
    でも、キミが求める状態を成立させようとすると、障壁が多すぎる。天の竜種だっけ……真なるエーテルとも通ずる現象の顕現?
    少なくともご褒美に作ったアメにパッケージングした程度のマナと術式じゃムリだね。ムリー。
    現実的なやり方としては…… あっ いや でも…… りりえくんと組むんだったよね、確か……。いや……でもこわいな……。 -- ウナ 2022-06-10 (金) 01:42:49
  • それが聞けりゃあ十分だ、耐久限界がある時点でオレの権能を受け止めきれる許容量がねえのは分かってたしな
    そこを無理を通してまでやろうとしたらどっかで歪みが出るだろうよ、最悪世界に穴が空きかねねえし…ついでに言やぁその理論はモノによるぜ
    小娘一人の寿命がある程度残るってんなら聞いといてやる(驚くほどに慈悲深い事を男は突然言う、それはリーリエの状態を理解している事を示しているようだ) -- ディノク 2022-06-10 (金) 01:57:29
  • ……『仕事の肩代わり』がマナの主要な使いみちなのは通常授業でやったよね。
    ディノク生徒に贈ったアメ……というかアメ状のポーションが6秒しか保たないことと、
    特別授業で使った仮想物質を授業時間内いっぱい維持して、作業後にきちんとこの世界に定着させられたのもその違いであって。
    自前の工房でじっくり組み上げて、教室も然る場所を選んでセッティングして、関連機材まで丁寧に誂えて――という部分を、
    とにかく莫大なマナで、カバーしてしまえばいいんだ。自称無限のマナを謳うりりえくんなら可能だとおもう。
    ……いや、でも、それでも、用いるのはいわゆる神の領分の未発見物質だろぉ……?
    短時間の伸長ですら、かかるマナの消費量は……えーと……指数関数的な……。
    ――ちょっと、わたしのへそくりでも、やるのは躊躇する。瞬く間に倍々ゲーム、あっという間に破産だ。効率が悪すぎる。
    かといってなー。今のタイミングでの改良版の開発は……えっと、結局いつごろ行くの? -- ウナ 2022-06-10 (金) 02:18:17
  • (そのやり方を真摯な表情で頷きながら聞いている)似たようなこたぁオレも思い付いてたがマナのみでやるってのは考えてなかったな
    オレの場合は朽ちた竜体…テメエ等で言う所の未発見物質に限りなく近えモンに只管オレの権能ぶっこんで燃え尽きるまでやる方法だがよ
    結局は無限じゃねえ、この世に無限があるとするならいつか誰か…もしかすればテメエ等が手を届かせるモンだ、今ねえならねえ
    (いつ頃行くかには首を傾げる)いやそこは分からねえ、夏休みかどっかか?長期休暇だと思うぜ -- ディノク 2022-06-10 (金) 02:28:17
  • となると、最速で春休みか。古竜はまあ上が監視してるだろうからさておいて……。
    だったら、アレとアレの予定を繰り上げて……いやでも、そもそもほぼできてたものを加工したやつだから、
    全体のスケジュールとしては…… うああっ 天才パンクしちゃうっ!(頭をかかえて、うがーっとなり)
    ごめんっ! 同じのの増産すら間に合うかだよっ!
    ……もしマナで全力でカバーする案を使うんなら、対応した無読スクロールの用意はできるけども。(また変な発明してる。)
    あの子の無限マナがそもそも眉唾なんだよなー。無限だよ無限? どこと繋がってるんだって話で……。
    ……守ったれよー。一番、筋肉あるんだからさー。 -- ウナ 2022-06-10 (金) 02:39:12
  • いい、いい、気にすんな。ねえんだったら無いなりにぶち殺すだけよ、そういう挑戦的なのも嫌いじゃあねえんだ!ガハハハハッ!
    それにオレもそいつは正直有り得ねえとは思ってる、人程度の強度で平行次元から汲み上げる様な事も出来ねえだろうからな
    まっなるようにならぁ、それじゃあお時間を頂きまして(深々と頭を下げると男は去っていった) -- ディノク 2022-06-10 (金) 02:49:47
  • ううー……面目ない。時間に追われてても体増やすとかはあんまりやりたくないんだ……。反乱がこわいから。
    それにしたってあいもかわらず礼儀正しくてよろしい。それじゃ明日の授業でねー。
    ……しかし、なんだろーなぁ、りりえくん。結局検証も止まってるし……あいやこれはわたしのスケジュールの問題か。
    ともかく、協力は惜しまないけどー……むずかしいな……いろいろと……。(生徒去ってなおも、天才はうなった。) -- ウナ 2022-06-10 (金) 03:10:38
  •  
  • 【天才アイテム紹介】【無読スクロール】
    読まないで起動できるスクロール。形状としては、ローラーなどの回転体を仕込んだ指輪や腕輪などになる。
    回転体部分がスクロールの役割を果たし、回転させることでスクロールに刻まれた呪文が起動する。(ほぼマニ車みたいなもの。)
    ただ、魔術知識と素養がある人間にしか起動できない点は通常のスクロールと同様である。 -- ウナ 2022-06-10 (金) 03:23:33
  •  

  • ウナ・アルシノアにとって、近傍の異界へ赴くことは、然程難しいことではない。
    ただ、可能であっても平素は特に用事もなく、そもそも神とも悪魔とも取引はしない主義なのがこの天才である。
    ゆえに、このとき彼女が赴いた異界も、天界でも魔界でもなく、俗に精霊界と称される領域だった。

    物質界と表裏一体。世界のマナの循環の一翼を担う、エーテルの坩堝。(……という説もある。)
    そこでは、知性体の認識が介入することで初めて世界ともいうべき形が顕れる。

    訪れた目的は複数あって、多くは早々に片が付いた。要は、マナ関連の、いつもの研究実験の一環だった。

    ただ最後に残された、長年彼女自身を悩ませてきた一つの謎を解明しようと思い立った時、
    短期の休暇に収まらない程度の厄介事を抱えることは、覚悟の上とはいえ、もう少し考慮を重ねるべきだった。

    『それは無貌の人型の姿をとる。』
    『無色で無垢のマナの塊で、時折意思を感じさせる反応を取る。』
    『多くの魔術の媒介として利用でき、ときにそれ自体が物理現象へ直接的に干渉することも可能とした。』
    『初めに存在を感じたのは、自分が幼子であった時で、それは直接的に命の危機でもあった。』

    『ウナ・アルシノアには、生まれつき、奇妙なマナが取り憑いていた。』


  • そこで出会ったのは、現象の擬人化、あるいは世界へ還元されつつある生物のマナたちだった。
    探しものは元々得意で、広大な草原の、両親の痕跡すら見つけたことがあったのだから、
    自身の保有する特徴的なマナの出自を辿ることも、それほどにも難しいことではないと考えていた。

    解ったことは『この世界においてここまで洗浄されたマナは殆どない』ということ。
    神域へと追究の手を延ばすことを勧める精霊もあった。
    ――しかし、ウナ・アルシノアは神も悪魔も信じていない。
    寧ろ、彼女は精霊界の最深部へと突き進んでいく。求める真実のために。


  • 世界のマナの源流。真なるエーテルが湧き出る場所。
    通常の知性体の認識の限界点をとうに越え、辛うじて光の奔流としてのみ認知できるそれを前に、
    ウナ・アルシノアは、その真髄へと手を伸ばそうとしていた。

    この次元を構成する要素の具現である。
    物質の最小単位と関連付けられ、因果を律し、時と現象を紐付け、世界の運行を司るものである。
    自己を一であると認識しているだけの細胞塊が干渉を企てれば、直ぐ様に崩れ去り、精霊界の循環に消え去るであろう代物を、
    にも拘らず、ウナ・アルシノアは二本の指先で、或る箇所を摘み上げてみせた。

    端的に言って、
    求めていた答えはそこにあった。
    その代償は――


  • (――なんだ、つまらん。つまらん答えだ。)
    (これが、お前の正体か。)
    (これが、わたしが今ここにいる理由か――)

  •  
  •  
  •  
  •  
  • アタシが来たわ!(ばーん!と扉を開いて何かヤケクソ気味なテンションで姿を現す)
    ちょっとウナ先生いるー?プルプルフォーゲルのレンタル料の支払いにきたわよ。
    それと聞いてよー。定期考査の問題がさー…あれ?(反応がないな、と部屋を見回す) -- リーリエ 2022-06-16 (木) 23:53:49
  • (しーーーっと指を立てて焦り気味に魔導機械が飛んでくる。)
    《リーリエ・ロート生徒。静粛に。やっと眠ったところなのだ。やっと眠ったところなのだ。》
    (魔導機械……ウナロボだかマッキナだかは、サンプリングされたウナ・アルシノアの声で喋る。)
    《当機はウナ・アルシノアがなんかあったときに起動する自動お世話マシン。
     ウナ・アルシノアは療養中である。やっと眠ったところなのだ……。》
    \うー……?/ (部屋の奥から気の抜けた声が聴こえてくる。) 《アッ……》 -- ウナロボ 2022-06-17 (金) 01:07:23
  • ウワーッなにこれ!?(変な機械の登場に普通に驚くものの、慌てて自分の口を手で押さえる)
    ウナロボ?口調と声以外はあんまウナ感ないけど…。まさかしばらく見ない間にロボになってたとは。
    って、なんだ、ウナ先生にはなんかあっただけなのね!で、何があったのかしら。
    風邪でもひいた?どうせまたベッドにもぐらず寝て…んん?
    (声がした方を向く)なんだ、居るじゃないの。おはよーウナ先生、調子はいかが?
    アタシさ、そろそろ竜退治を決行――…(言葉が止まる、なんだか様子が…漂うマナの気配がおかしい) -- リーリエ 2022-06-17 (金) 01:18:12
  • うー!(なんか。抱き着こうとしてくる。)
    ……? ぅー? (思ってたのと違う人だったといいたげな顔で、覗き込むように見上げる少女がそこにいた。)
    (寝起きで髪はボサボサ、着ているものといえば大きめのシャツのみの格好で、白衣の一枚も纏う様子もなく。)
    《……ウナ・アルシノアは療養中だ。その世話は当機と知己の者たちの協力のもと行われている。》
    (その脇で、やっと眠ったところなのにと頭を抱える魔導機械が浮いていた。) -- 白痴の少女 2022-06-17 (金) 01:41:33
  • え?何?何これ?ウナ先生が起き抜けに幼児プレイを強行してきた…!?
    (とりあえず抱き着くのは止めず、困惑顔で)これはどうすればいいの。おっぱい吸わせればいい?でもマナしか出ないわよ…?
    (制服ブラウスのボタンをはずそうとするも、ロボが療養中と言えばその手を止め)
    チコってやつは知らないけど、そう…精神をやっちゃってる。いや、精神がどっか行っちゃってるのね?
    (リーリエには「見える」。今のウナ、いやウナの抜け殻的なものが纏うマナの色が)
    真っ白…。まるで赤ん坊だわ。どんな善人だって多少は思想や感情で色がつくっていうのに。
    なんでこんな事になってるのよ。
    ちょっとウナ先生、早くもとにもどんなさいよ。そんで、アタシの頭をこう良くする道具とかだしてよ。
    アタシ変ないきものになって、マナも回復しないし、留年目前だし、彼氏もできないし、裁縫もできないしで大ピンチだってのに。
    どっか行ってる場合じゃないでしょウナえもーん。
    (白痴と化したウナの姿を見て、とりあえず自分の膝をぽんぽん。手招きする) -- リーリエ 2022-06-17 (金) 01:53:10
  • ぅー……?
    (一般三歳児未満に退行した頭の中で、知ってるものの序列を並べ始める。便宜的に言語に起こすと……)
    (みみのとがったひと>しろくておっぱいのひと>にぇー>おじさん>まるくてなんかういてるの ……)
    (みみのとがったひと>しろくておっぱいのひと>にぇー>おじさん>まるくてなんかういてるの>[なんかしらんひと]≡= ガシーン!!)
    \ぅ。/
    (なんかまるくてういてるのこと魔導機械に隠れるようにしてリーリエを警戒している。サイズ的に自分の顔の半分しか隠れない。)
    《……リーリエ・ロート。開示レベル1。これは管理上の割り振りであり、平素の人間関係との関連性は薄いことに留意されたし。》
    《ウナ・アルシノアは療養中である。開示レベル2以降の情報は充分な教育を修めた魔術師・医療従事者が対象となる。》
    《単位は足りているのかねリーリエロート君。単位は足りているのかねリーリエロート君。》(突然の煽りムーブを始める魔導機械) -- 白痴の少女 2022-06-17 (金) 02:10:06
  • だいじょうぶよ。ほら、おいでおいで。
    (警戒してるのはマナを見るまでもない。ならば、と自分の胸の谷間からあるものを取りだす)
    (マナストーン。ファセットが造ったマナの結晶体。膨大なマナが詰まっているが今はそこは問題ではない)
    (ポイントはそれがキラキラと灯りを反射する、きれいな大きい石だと言うことだ。それを左手に持って)
    ほら、きれいな石でしょー?近くで見たくないかしら?
    (にこにこ笑顔で誘いながら、右手では別のものをポーチから取り出す。…折り畳み式のヘアブラシだ)
    って、カイジのレベルがなんだってのよ?アタシは教育を超えたすご魔術師でしょ!
    って、やかましいのよ。打てる手があろうがなかろうが、恩人のピンチをただそのままほっとくわけないでしょ。
    まあ、今日のところは身ぎれいにするだけだけどね? -- リーリエ 2022-06-17 (金) 02:18:35
  • 《…………。》(🤔みたいな動きを見せる魔導機械。)
    《害意はない。相手してあげなさい。》(言い方。)
    ぅぃ。(ウナだったものは、なんか従って、促されるままとててとリーリエの方へ近寄っていく。)
    (マジックアイテムの一つも見せれば延々と蘊蓄や自説を喋り出す以前の様子からは想像も付かないくらい大人しかった。)
    《現状に関しては、外部の医療従事者はじめ、ファセット・ポライリー教諭等へ診せてある。》
    《貴君ら生徒については、現ウナ・アルシノアの精神衛生面のケア要員としての接触を推奨しており……》(魔導機械がくどくど語る一方で、)
    ぅぅー。(マナ結晶よりヘアブラシに興味を示して、手を泳がせている……。) -- 白痴の少女 2022-06-17 (金) 02:29:47
  • あれ?なんかアタシがあやされる側みたいな立場に…!?
    (腑に落ちないままに、少女に興味あるならとヘアブラシを手渡す)
    ファセット先生か。そんならお付きのアルナもいっしょに寄越す様に言いなさい。
    医者だけじゃダメなのよ、こういうのは。看護役もいないとね。
    (それを生徒たちにさせるつもりだというアナウンス)
    そこまで予定して、ウナ先生は…先生の心はいったいどこで何をやってんのよ? -- リーリエ 2022-06-17 (金) 02:42:23
  • (//文通でお願いいたすー) -- リーリエ 2022-06-17 (金) 03:27:10
  • ぁー。(ヘアブラシをぶんぶん振って、ブラシ部分を指でぴろぴろなぞっている。)
    (その一方で、魔導機械は腕を組み考える仕草を取り……)
    《……。アーカイブ上の、ウナ・アルシノアの解釈に則るなら……
     『心』はどこにも行っていない。ただ、███████との接触で不具合を来たしただけと考えられる。》
    《――汎用伝言を再生。『天才のやることだ。気にするな。』 治療プランは用意されている。
     ウナ・アルシノアが健在ならば、『生徒らに心労をかけてすまない』と云うことだろう。》
    う!(一方ウナだったものはブラシを口に入れた。)
    《……誤飲のないよう、器具の受け渡しには注意されたし。》 (//ぅぅーぃ) -- ウナロボ 2022-06-17 (金) 03:49:50
  • え、そういう使い方なの?まあ口にいれたりしないならいいけど。
    (その隙に、少女の背後へ、手櫛である程度髪を整え)んー。服は仕方ないとしてあまりにも素気なさすぎるわねぇ…。
    (形の上だけでも少しはウナっぽさを戻すか、と考え、ポーチからリボン…普段自分が使っている黒いリボンを取り出す)
    はい、ちょっとだけ大人しくするのよー?
    (そのリボンを使い、サイドテールを再現する)
    (白い少女に黒い一点。それは無垢の中に自意識がある象徴の様で。眺めてよしよしと頷く)
    …接触?どこで、何と…なんて?(耳を澄ましたのに聞き取れない)
    これってアレか、例の認識阻害。まったく…。
    天才だからとか、教師だからとか、そんな肩書やお題目ばっかり気にして。
    じゃあウナはさ、自分が天才でも教師でもなかったら、アタシを助けてくれなかったって言うの?
    (口を尖らせ文句を言おうとするも、少女がブラシを食べていた)
    ってぎゃー!!だめだめ、それはばっちいからペッしなさい!ペッ!
    そうだほら、かわりにアメあげるから!(ポーチからとっておきの、りんごあじのキャンディーを取り出し、交換交換、とブラシを回収する)
    はーはー…油断も隙もないわね、このおっぱい赤子は。
    まあでも、当面必要なものはわかったわ。
    安全なおもちゃと、安全なおやつ。それに汚してもいい着替えがたくさんね!
    (待ってなさい!と言い残してリーリエは部屋を出ていく)
    (そんで数時間後、さまざまな幼児向けおもちゃやぬいぐるみ、ウナの体系でも着れる大きな衣類…ふりふりのエプロン付きだ…を抱えて戻ってきた) -- リーリエ 2022-06-17 (金) 11:20:06
  • ぇぅー。 (よくわからないけどあまいものをもらえたのでもぐもぐしていて……)
    (……しばらくするとガリッ!ガリガリッ!と噛み始める。)
    《歯磨きの再試行タイミングを検討中。》

    《……リーリエ生徒。》
    《これほどの幼児向けグッヅ。一体どこから。よもや。趣味カ。》
    《否。当機は汎用お世話システム。ウナ・アルシノアの知己に関し、不要な詮索は回避する。》
    (ウナだった少女はというと、ぬいぐるみの腕を掴んでブンブン振り回して、すっぽぬけて壁に飛んでいく……を、繰り返している。)
    う!(たのしいらしい。)
    《とにかく、タスカル。》(魔導機械はおじぎした。) -- ウナロボ 2022-06-17 (金) 22:52:10
  • おーおー、頑丈な歯だわ。ああでもあとで歯磨きもしないとね?
    (そんな事を言いながら、もちこんだ色とりどりの衣類を畳んで棚においていく)
    フン、アタシはこの街のあらゆる洋裁店を把握しているわ。
    だからぬいぐるみの手配ならお手の物。それ以外のおもちゃはまあついでね。
    (綿がつまった大きなサイコロのぬいぐるみをころころと転がしてみせる)
    ま、退屈しのぎがあれば、あちこちウロウロ出ていかないでしょ。
    とりあえず今のアタシにできる事はこのくらいだわ。
    アタシにもする事があるからね。
    …まあ、また後日来るわ。無事帰ってこれたら。
    (遊んでいるウナ先生だったものに手を振ると、部屋を後にするのでした) -- リーリエ 2022-06-17 (金) 23:01:41
  • 《貴君の協力に感謝スル。》(魔導機械は細い腕をふよふよ振って、腕を組み考える仕草をとる。)
    《……現ウナ・アルシノアに対する当機による着替えサポートの成功率は21%。》
    《意識レベル低下時が狙い目デアル。当機はベストを尽くす……。》
    \うーぅ!/ (一方少女の方はおもちゃをいっぱい貰って目が爛々としていた。) -- ウナロボ 2022-06-17 (金) 23:06:31
  •  
  •  
  •  
  • (のっしのっしと現れて・・・ウナの様子を観察している) -- エシオトロット 2022-06-17 (金) 23:09:22
  • う?
    (カメの登場である。今の彼女にとっては初見の物体で、おもちゃではないのかと目を丸くする。
     甲羅をぺちぺちして、頭をつかもうとしてくる。)
    《ヨセ。ヨセ。》(魔導機械が大慌てで止めに来る。)
    《エシオトロット教授。当機が代わって無礼をお詫び申しアゲル。》
    《現ウナ・アルシノアの病状については聞き及んでいるだろうか。教職員への業務引き継ぎは当機が行ったが――》(ふよふよ周りを飛んでよく喋る。)
    ぁー。(少女はなおも頭を掴もうとしている。) -- 白痴の少女 2022-06-17 (金) 23:15:10
  • かぁーーーーー(「かまいませんよー」と頷くカメ、流石のでかい亀だ、頭を掴まれたくらいじゃ何ともないぜ)
    なぁーーーーー(「何かを知るために精霊界に赴き、そこで何かがあってこうなってしまったと聞いています」)
    せぇぇーーーーーー(「精霊界へのアクセス、とても興味深い話ですねぇ」) -- エシオトロット 2022-06-17 (金) 23:31:49
  • ぅーーーー?
    (にぎにぎしている。教授の頭をにぎにぎしている。
     やわらかくもごわごわしているのが一般的なリクガメの素肌だと思われるが。)
    《ウナ・アルシノアは、エシオトロット教授にも可能であると考えていたようだが。》
    《普通はやらないという意見であれば、当機も同意する。》
    ぅーぅ。(にぎったまま甲羅をぺちぺちしている。教授に玩具的ギミックはないと考えられる。) -- 白痴の少女 2022-06-17 (金) 23:40:50
  • (推測通りのリクガメな肌だ)
    よぉーーーーー(「よく勘違いされますが、私にもできない事はあるのですよ」)
    でぇーーーー(「出来るのでしょうがねぇ・・今の所は物質と空間の方を重視していた物で」)
    のぉーーーーー(「脳とマナ関連機関にダメージを受けた・・・それがアナタの見解でしたね・・・裏付けられるか調査してみましょうか」) -- エシオトロット 2022-06-18 (土) 00:10:41
  • 《現ウナ・アルシノアの診察を受諾。》
    う?(ちょいちょいと少女をつついて興味を引き寄せ、飴玉を与える。)
    ぅー。(もぐーと食べ始めるが……程なくガリガリと噛み始めるだろう。)
    《この隙に。》
    (なにしろ出力的に心もとないロボとカメの診察である。大人しくさせるのが大事であった。) -- 白痴の少女 2022-06-18 (土) 00:17:19
  • ・・・・(まず何があったのかを調べてみましょう、そう言って術式を展開する)
    (研究室とウナにマナの操作が走るとエシオトロットの元に集まり、青い燐光を放つ人型を取る・・・この場に残るウナに関する情報を元に”ガイド”とする)
    (その人型がぱっと霧散したかと思えば中空に球体が残される・・・人型を精霊界に潜らせ、ウナの情報をガイドに彼女の身に何があったのか・・・精霊界に残る情報を取得して中空の球体に映し出さんとする) -- エシオトロット 2022-06-18 (土) 00:35:05
  • (ここにおける『精霊界』の様相は、形而上付与された形態――
     要するに、共通認識に加え、個々人の認識によって変化する。)

    (覗き見対策か、ところどころでノイズが入るが――殆どが、実験・研究のためのフィールドワークで、
     ノイズで隠れた何かを異次元バッグより出し入れしたり、何らかの魔術を行使したり……健在時の様子が見て取れて。)
    (一通りの目的が済んだあと、何かを思いついたように、徐に精霊界を彷徨し始め……
     途中、所謂大精霊と目されるものとの接触と聴取を経て、最終的に辿り着いたのは――)
    (それは、多くの人間には直接認識が困難で。充分な適性を獲得しているものでも、
     極大の大樹のようであったり、巨大な結晶であったり、はたまた巨大なヒトかけものであったり……
     ウナ・アルシノアには、光の奔流として認識されていた。
     それは、マナの源流、真髄、或いは真なるエーテルとされるものであった。)

    (……少しの逡巡のあと、彼女は二本の指、具体的には人差し指と中指で、無造作にその中から一本の光の筋を摘み出していた。)
    (いっそ\ちぇい/というような声が聞こえそうなくらい無造作で、)
    (同時に周囲に膨大な術式が展開されて、)
    (それらが焼き切れて、)
    (反射的に光から手を離した瞬間、断末魔のように映像に無数のノイズが走る――)
    (最後に映っていたのは、無色ならざる人型のマナ、アイデンティティを得た不明な守護霊が、彼女を抱え、精霊界からの離脱に随伴する姿。)

    《感謝する。詳細な現場状況の取得に関して、当機は手段を持たなかった。》
    (一方少女はカメ遊びに飽きたのか、教授の甲羅に上体を載せて手をぶらぶらさせていた。) -- ウナロボ 2022-06-18 (土) 00:52:52
  • ずーー・・・・(「随分気軽に精霊界に入っていたのですねぇ」)
    (”ガイド”を通してみた光景を球体に映し出す、いわば唯の映像だ・・・ガイドはウナの情報から作られた物なので映し出される光景はウナが観測した物にかなり近い)
    (無造作なピックアップと直後に走る術式とその崩壊、断末魔めいたノイズ)
    (のんびりとした操作でその時の光景をスローにしたり一時停止したり逆再生したり拡大したり)
    てぇーーーー(「テンバーとフルラくんは彼女の精神が何処かに連れ去られた事を危惧していましたが・・・・・・・」)
    ・・・ふぅーーーー(「不注意が招いた事故ですねこれは」ばっさりだ)
    (更新を終了する前に念の為ウナがピックアップを試みていた光の筋が何か分かるか試しつつ)
    あぁーーーーーーー(あの守護霊は彼女のタルパか何かですか?) -- エシオトロット 2022-06-18 (土) 01:11:24
  • (魔導機械は、単なる不注意だという指摘に、同意とも取れるように肩を竦める動きを見せる。)
    《守護霊の詳細は不明。
     健在時のウナ・アルシノアが行使していた無色の人型マナとの関連性は推測できるが、
     自律行動・魔術行使を伴わない形質の獲得・不随意の顕現という相違点を観測できる。》
    《現在も、現ウナ・アルシノアの防衛に於いて自動的に出現する様子を観測可能。》
    《これにより論理分霊(バックアップ)を用いた復旧プランは凍結されている。
     また、複数の魔術師・医療従事者からも、プランの行使の見送りが提案。当機は受諾済み。》
    (如何に体系が違えど、高位の魔術師が『分霊』という言葉から推測できるものは、概ね相場が決まっているだろう。
     ……古代より試行錯誤されてきた不死の実現の一端。それを、天才なりの解釈で実現したものだった。)
    (なお、少女の方は教授の上に載ったまま足でずーりずーりと動こうとしている。) -- ウナロボ 2022-06-18 (土) 01:25:05
  • あーーーー・・・・(「アナタは知らないのですか?」ウナの手によってつくられた存在が知らない事におや?って顔で驚いて)
    (ふぅむっと唸り)しゅぅーーー・・・・(「守護霊が拒否している以上、復旧プランとやらの行使は慎重になるべきでしょうなぁ」)
    (ゆらゆらと動いてウナをあやしながら)いぃーーーーー・・・(「医学は専門外ですが・・・抵抗されるという事は分解と再構築といった所でしょうか?私であればもうとっくに実行していますねぇ」)
    きぃーーーーー・・・・(「期限を定めておく事をお勧めしますよ、成功率の問題もあるでしょう?」) -- エシオトロット 2022-06-18 (土) 15:54:28
  • 《エシオトロット教授の意見には当機も同意する。》
    《論理分霊を用いた復旧は、時間経過による成功率の低下、また更新停止後の論理分霊の安全な使用期限が存在する。》
    《故に。当機も早期の施行を試みたが……。》(そこに守護霊の妨害である。と肩を竦めて)
    《当機は、守護霊の発現は事故発生以降と推測していた。
     しかし、教授の魔術によって、より具体的な発現タイミングが発覚した。これは守護霊の検証に非常にタスカル。》
    《ところで、エシオトロット教授は……
     復旧のための現ウナ・アルシノア殺害に関し。協力を仰げるのだろうか。》
    \んぅ。/ (少女は甲羅からずり落ちて、床に転がった。) -- 白痴の少女 2022-06-18 (土) 23:17:17
  • (ふぅむと唸って)バァーーーー(「論理分霊自体の補強が必要かもしれませんねぇ・・・今こうしている間にも鮮度が落ちている筈です」)
    (守護霊については無色の人型マナとやらの関連性も気になる所だ)いーーー(「今出てきてくれればそれの調査も出来るのですがねぇ」)
    (復旧に関する協力要請には)かぁーーーー・・(「彼女は幼くとも立派な教師。生徒ならともかく、自分の事は自分で何とかして欲しいというのが正直な所ですねぇ」)
    でぇーーーー・・・・(「ですが・・・これでも学院内では良いカメとして通っているので、評判が落ちる様なマネはしたくありませんねぇ」冗談めかした感じで「協力しますよ」と答えた)
    (床に転がったウナを長い首を使って助け起こす様にしたり) -- エシオトロット 2022-06-19 (日) 00:03:19
  • 《――申し出に感謝スル。》
    《先に申告した通り、現ウナ・アルシノア殺害の試行は、必然的に守護霊の発現を招く。
     よって、当機は並行してその検証を行う予定である。》
    《守護霊の無力化に成功し、現ウナ・アルシノアを殺害した場合、論理分霊による復旧術式が自動起動する手筈となっている。》
    《尚、彼我の戦力差は現時点で不明。対象の干渉手段は単純暴力のみ観測済み。注意を要する。》

    \きゃふふ…/ (少女は亀の首に助け起こそうとされた矢先、また転がって、笑っている。) -- ウナロボ 2022-06-19 (日) 00:16:04
  • ぼぉーーーー(「暴力は駄目ですよおっかない」てんでダメである)
    ぶぅーーーーー(「分霊を見せて頂ければ、可能な限りこちらで補強しますよ」)
    たぁーーーー・・・(「ただ、復旧プランの見送りを受諾したからには、その『複数の魔術師・医療従事者』のプランの実行を待つのが筋でしょう」)
    そぉーーー(「その為にも、期限を定めて通達しておくのが良いでしょう」)
    じぃーーーー・・・・(「時間はあまり残されていないでしょうが・・・今日の所は戻ります、実行が決まったらご連絡下さい」そう言うと分霊、守護霊調査用の人型マナを作り、残して歩いていく) -- エシオトロット 2022-06-19 (日) 00:39:13
  • 《了承した。貴台の協力に感謝スル。》
    《……。》(しかし何か会話内容に齟齬があることを感知し検証する魔導機械。)
    《アッ。》(なるほど。教授は当機が考えたほど他の協力者との情報共有を行っていない。)
    《論理分霊による復旧成功率は現時点で97%。時間経過で90%以下まで低下。論理分霊の安全使用期限は3-5年。以降の成功率は急速に低下する。補足は以上デアルーー。》(あたふた補足して、)
    \うーぅ。/(去りゆく教授の尻尾を掴もうとしたり、追いかけようとする少女を、)《ダメ。》(止めたりしていた。) -- ウナロボ 2022-06-19 (日) 01:14:40
  •  
  •  
  •  
  • (にぇにえと推定ウナとの遊び中にふと思いついたのか)
    存外? 今現在先生の最大の権利移譲者はキミ(ウナロボを指差し)なのでは? ないですかにぇ? -- にぇ 2022-06-19 (日) 14:46:31
  • 《……。》(そうなのかな?と首もとい機体を傾げて、)《……検索中……》(検索している。)
    《……情報開示に関する独自裁量権、その判断のためのアーカイブ接続権は与えられている。》
    《しかし王国法・国際法に基づく処理を行う権限は当機にはない。
     というより当機は器物に当たるため法も相応のものしか適応されない。》
    《敢えて言及するならば、ハルキゲニア移動式孤児院院長はウナ・アルシノアの保護者を主張する可能性がある。》
    《但し、健在時のウナ・アルシノアが各国と交渉して獲得した権利、通称『大人扱い』がそれを阻害すると考えられる。》
    《なお、現在の状態が続くのならば、該当する権利の失効に伴い、国家機関に身柄・特許・財産を差し押さえられるおそれがある。》
    《委任できる人間を作らなかった、身から出た錆である。》(しんらつ。)

    \ぁー ぅ。/(一方少女の方はにぇ耳をしゃぶろうとしている。) -- ウナロボ 2022-06-19 (日) 18:55:56
  • (後半の話は難しかったのかたぶん聞いてない祝福を約束されたニェ族)
    流石天才の所業 より良くファジーに創られていますにぇ
    フツーロボに 独自裁量権 なんて与えないのですにぇ
    委任委任コレは完全に委任行為なのですにぇ?
    (耳をしゃぶられつつ ねっ と横の推定ウナに確認を取る) -- にぇ 2022-06-19 (日) 19:26:47
  • うー?(もしょもしょと耳をしゃぶっており、当然言っていることの意味はわかっていない。)

    《……法的にはそうではない。また、当機に紐付けられたシステム的にもそうではない。
     しかし、個人間の交渉におけるウナ・アルシノアの代行という点ではそうである。
     医療期間へのアクセス等はその範疇に於いて行われている。
     但し、裁量権の拡大解釈は限界がある。あまり、当機を試すべきではない……。》

    うーぅ。(ちゅぽんとにぇ耳が口から外れて、そのままのしっと寄り掛かってくる。) -- 白痴の少女 2022-06-19 (日) 19:44:56
  • にぇー? 拡大解釈しろ なんて全く言っていませんがにぇ?
    まぁ コレが試されていると感じるならば ソレはそういうコトなのかもしれないですにぇ!
    (のっしりウナをハハハと持ち上げながらくるりくる)
    考えるといいですにぇ
    キミは確かに 天才の 天才に生み出されれたモノなのですからにぇ -- にぇ 2022-06-19 (日) 19:55:55
  • 《……当機が与えられた役割の範疇を超えることはない。
     貴君らが当機を生物のように感じるのは、当機の疑似人格の対応パターンの多彩さのためである。》
    《故に。その点に於いて。然り。当機は天才と称される、健在であった頃のウナ・アルシノアの創造物である。》(腕組んで反って見せる。)

    ぅーーーー ぃーーーー (少女はくるくるされている。てをはなさないで。) -- ウナロボ 2022-06-19 (日) 20:11:09
  • ならばこの状態こそが天才の望んだ末の お望みの状況だと?
    にぇはそう結論付けてもよろしいんですかにぇ?
    (この問いはロボにではなく くるくると回す手の先の少女に向けて) -- にぇ 2022-06-19 (日) 20:19:42
  • \うーーーー/ (こたえをもたず。)
    《警告。三半規管への高負荷。ウナ・アルシノアは健在時より魔術補助なしでは十二回転以内で嘔吐する。》
    《警告。警告。介助の協力者は防御態勢を取るように。警告。》(ビービービービー)
    ぅーーーー ぅ…… (かおがあおい。目がぐるぐるになっている。) -- 白痴の少女 2022-06-19 (日) 20:31:24
  • あなたに幸福を
    (ウナの幸運値が微増しました)
    (魔術補助?ではないが幸運補正を掛け 完全に投げ飛ばすような形で そっとその手を離した) -- にぇ 2022-06-19 (日) 20:36:47
  • 《アアー》
    (虹がかかった。としゃとしゃではない。たぶん。)
    (幸運にも洗濯物をクッションに不時着して、目を回しながら起き上がり……)
    ぅぃー……。(起き上がれなかった。そのまま沈んだ。)
    《……。ニェー子生徒の介助協力に感謝する。》 -- ウナロボ 2022-06-19 (日) 20:44:14
  • (ウナの状況を確認し満足したのか)
    また遊びましょうにぇっ
    (そのまま逃げだした様子の祝福を約束されたニェ族) -- にぇ 2022-06-19 (日) 20:49:01
  • 《貴君。貴君?? ニェー子生徒。貴君????》
    (機械的に圧を高めるが、魔導機械が追いかけるには装備が足りない。)
    《……当機裁量範囲に於いて、外部活動ユニットの増設を検討……。》
    \ぅーぃーぅー……。/ (片付けの時間であった。) -- ウナロボ 2022-06-19 (日) 21:02:49
  •  
  •  
  •  
  • 遠き世界に、尊き人がいた。
    常に他者の幸福を祈り、その為に身を削ることを厭わず、
    当たり前のように自らを犠牲とし、そうして最期を迎えた。

    神はそれを見ていた。
    せめて死後に幸福を与えんと、その尊き魂を掬い上げ、彼の者が望むものを問うた。

    ――何も望まなかった。
    否。
    只、死後にもまた、己にできることがあるのならば、この魂を遣うようにと云った。

    神はそのようにした。

    その御魂を磨き上げ、
    地上の器へ降ろし、
    『世界を廻すもの』とせんと図った。

  • 遙かなる星辰の巡り、稀なる在処より降り注ぐ天の光。その恵みが彼の地に降り注いだ時。
    その下で産まれた或る赤子は、
    二つに一つの道の岐路にあった。

    一つは、凍え斃れゆく一族たちと運命を共にし、大地へ還ることを。
    一つは、無垢なる器に、尊き魂を得、世を導くものとなること。

    ――赤子は。
    ――尊き人は。

    そのどちらをも、否定した。

  • 『……"転生者"だ。』
    『機会があったから調べてみた。』
    『このマナは、"わたしになれなかった転生者"の成れの果てだ。』

    『赤子のマナ受容体を通して入り込めるように加工されて、そのまま収まっていればいいものを、
     どういうわけか、赤子の体に溶け込むことを拒否して、肉の体……特に脳を得られず、そのままアイデンティティ喪失。
     結果として、通常の生体マナにくっついて辛うじてこの世に残り、今に至るってところ。
     なるほど、便利に扱えるわけだ。神が直々に誂えた万能マナ。それがこいつの正体。』

    『……だとして、マナの真髄に触れたのは失敗だったと認めるしかない。』

    『わたしが組んだ対策は"一人分"だった。
     もちろん、ものがものだから冗長性は持たせてたつもりだったんだけど……』

    『何をやったか記録しとく。』

    『時すらも一要素に過ぎず全てを内包し流れ行くマナの真髄から、\ちぇい/って欲しい部分を摘み上げて、
     抽象情報を掬い上げて、ヒトのお脳でも理解できるように整理した。ここまでは問題無し。
     結果として判明した、わたしのもう一つのマナの出自は先に述べた通りだ。』

    『……けども、真実を明かすということは、今回の場合、こいつにアイデンティティを与えるということに繋がる。
     何しろここは精霊界だ。認識、認知が、マナに"かたち"を与える。
     実質二人分になって、対策……防護のキャパシティがカツカツ、激ヤバーってところで、
     マナの真髄との接触の影響で――こいつはさらに変質した。人の気も知らんで。』

    『神謹製のマナ、翻って転生者の魂が、真髄の影響下に入ったら一体どうなるって……まず受け皿になってるわたしがぶっ壊れるよね。キレそ。
     ということで、わたしの中を逆流してくる光を前に"あっやべ"って思って個体時間を伸長して、どうしようか考えて……
     "やっぱ無理ー!"ってことで、この語りに入ったワケ。』

    『……この記録が論理分霊(バックアップ)に反映されるかは五分ってとこか。やっちったな。
     …………。
     はーーーーーー…………。
     なんか……弟子でも取ろっかな……。戻れたらの話だけど。』

    『時間だ。術式の最後のパートが焼き切れる。帰還は併せで起動待ちだけども……。
     えー……論理分霊のわたし諸君については、善きにはからu』 -- ウナ
  •  
  • (深夜。ようやっと寝付いた、ウナだった少女と、
     それをマナ充填クレイドル上で見守る魔導機械だけの部屋。)

    (何の前触れもなく、それはいた。)

    《!》

    (魔導機械は速やかに反応し、クレイドルより飛び立ち、少女とそれの間に割って入る。)
    守護霊(パトローナス)の出現を確認。自己防衛ならぬ事例。記録を開始。》
    《――コレハ。》
    《ウナ・アルシノアのマナ・パスへの不正なアクセス。》
    《遮断失敗。阻害失敗。妨害不能。》

    《当機の実力による排除を施行。成功率6パーセ……》

    (人型のマナ……アイデンティティを獲得し、守護霊のかたちを得たそれが、
     ブンッと無造作に腕を横に振る。
     それで、魔導機械は一瞬で壁に激しく叩き付けられた。)

    《……何ヲするつもりだ。オマエはなんだ。》
    (床に転がる魔導機械が観測を続ける中、魔法によって励起されたマナの輝きが、眠る少女に向けられる。
     それは、)
    《信仰呪文系列のコードを検出。検索中…… 最高位回復呪文との類似性 99%》
    (かつてのウナ・アルシノアには、決して手の届かなかった呪文だった。)

    《……その治療行為ハ推奨できない。即時の中止を勧告スル――。》
    (守護霊は、音にならない声を発する。)
    これで、今度こそ、この子は自由だ。
    (――そして、姿を消した。)

    (しばらくして、目覚め、起き上がった少女は……)

    ……う? -- うな?
  •  
  •  
  •  
  • (7月第3週。楽師と死生魔術師のやるべきことが終わった後の時系列)
    (エシオトロット教授の導きにより霊体との交信手段を得たオリヴェールはウナ・アルシノアの元を再び訪れていた)
    やあ。元気にしているかな?
    (彼女と魔導機械の様子は、果たしてどうなっているものか――) -- オリヴェール 2022-06-25 (土) 21:37:51
  • あ、おりべーだ。おりべー。まっきーうごかなくなったー。
    (お世話システムたる魔導機械はクレイドルに座してシールドを張っていた。)
    (一方のウナだった少女は、リーリエがもってきたエプロンを着けて、
     なんか……もちゃっとした食べ物のような白と黄色の塊ををフライパンに載せていた。) -- うなS 2022-06-25 (土) 22:53:53
  • 動かなくなった。(なるほど動かない。故障したようではないのが何よりである)
    (おそらく機能維持のために、防御態勢に入っているのだと理解したが)
    料理が出来るようになったんだね。それは……オムレツ??パンケーキ??(判断がつかなかった)
    おみやげにケーキを買って来たから、おやつの時間に食べると良い。(ちゃんとしたお店のやつだ)
    ところで、今日はそのまっきーと約束していたことをしに来たのだが。ああ、まっきーは寝たままでも平気だよ。 -- オリヴェール 2022-06-25 (土) 23:11:17
  • なあにー? またまほうー?
    ふるらとおっぱいがまほうしたら、まっきーうごかなくなったよ。
    おりべーがまほうしたら、まっきーうごく?
    そしてこれはたまごいももち。(たまごといものでんぷん質をまぜた餅。) -- うなS 2022-06-25 (土) 23:46:43
  • フルラと、おっぱい。(該当者がいっぱいいる。あれこれ頭の中でひっくり返して)……シデルか。
    (シデルか!と内心膝を打つ。こと魂の扱いにかけて彼女の右に出るものは居まい)
    動くといいなあ、とは思っている。少なくともシールド張りっぱなしではなくなるのではないかな。
    たまごいももち。……栄養素的にはまあ、悪くないのではないだろうか。卵に欠けている糖質と繊維質も摂れるだろうし。
    というわけでまほうしたいのだが、いいかな? -- オリヴェール 2022-06-25 (土) 23:55:05
  • (フライパンの上のもちゃもちゃしたのをひっくり返しながら、)
    いいけど……
    こわいのと、いたいのと、どーんってなるのはだめだよ。
    わたしもちょっとだけつかえるようになったけど。つかうなら、あぶないのはだめって、まっきーにいわれた。
    (ささやかながら自活ができるようになったのもその関係だった。) -- うなS 2022-06-26 (日) 00:39:46
  • (果たして料理として成立するのだろうか。一抹の不安を拭えない)
    怖いのも、痛いのも、どーんも無しだ。約束する。
    (既に魔術を心得ている。やはり脳機能は天才そのもの、あまりにも早熟だ)
    ちょっとふしぎなものとお話をするだけさ。君の守護霊(パトローナム)とね。 -- オリヴェール 2022-06-26 (日) 00:43:32
  • うー? ぱとろー……なん?(かぽっとフライパンに蓋をして、蒸しに入る。本当に蒸しが要るのかは置いといて。)
    なーに? おばけ? ようせいさん? わたし、なにかくっついてる?(きょろきょろと自分の体を見回す。)
    (未だもって自覚なし。魔導機械と協力者の会話をちょこちょこ聞いてはいたが、その言い回しが難しいこともあった。)
    ぅー……。よくわかんないけど、わかった……。さいきん、わたしにまほう、おおい……。(流石になにか落ち着かないらしい。) -- うなS 2022-06-26 (日) 01:02:59
  • 守ってくれる良いもの、かな。魔法学校の本にも、読み進めれば同じ名前の似たものが出てくるよ。
    それだけみんな、君のことが心配なんだ。(肩を竦める)私も子供の頃はお医者さんに囲まれていた。
    じゃあ、座って。私もできれば座りたいな。椅子、借りていいかい?(背をもたれることの出来る、肘掛けのついた椅子があればそれを借りるだろう)
    (そうしてから、ウナが十分に落ち着けば、術式の行使に入るだろう。落ち着く匂いの香を焚く。霊体にアクセスするための補助として)
    (エシオトロット先生に体験させられた通りに、術式の補助を得ながら、精神……魂と言い換えるべきか、それを独立して遊離させる)
    (そうすることで、自分が存在するチャンネルを幽体側に遷移させてゆき――)
    (やがて、ウナの傍に立つその姿を捉えると、落ち着いた声音で語り掛ける)
    (『はじめまして。私はオリヴェール・ウム・ゼイム。ウナ先生の教え子だ。守護霊よ、貴方と話がしたい』) -- オリヴェール 2022-06-26 (日) 16:10:30
  • うー。わたし、げんきだよ……?
    (少女は、精神発達と知識を蓄えるほど、いい加減に、自分の境遇への疑問が膨らみつつあった。)
    いいけど……。(椅子は一応の来客用が常備されており。魔導機械が持ってくるところを、少女が運んできて……)

    ……おりべー? おりべー?
    ねてる……。

    (幽体離脱とでもいうのだろうか。)
    (霊体。幽体。エーテル体。霊たちの位相とも言うべき領域。或いは夢現の境界が薄れたとき垣間見える世界。)
    (なるほど、ぼんやりと見ているウナ・アルシノアの、その傍らに立つものは、
     純粋なマナの塊が如き燐光に、誰とも認識できない貌を持ち、しかし人であると直感させる佇まいをしていた。
     それは、オリヴェール青年へその眼を向け――
     気がつけば、その内奥を覗き込むように、顔を近付けている。)

    『去れ。』

    (守護霊の、その瞳の中だけは、確実な存在感を得ていた。
     宇宙の深奥のような暗闇を以って。) -- うなS 2022-06-27 (月) 00:12:15
  • (一語で言うならそうなる。幽体離脱。肉の器を脱し、魂の座へ近づく)
    (そうして到達した先、ウナ・アルシノアの守護霊の意思に相対した)
    (そこにあるのは暗黒。そして拒絶。だが、オリヴェールは怯まなかった)
    (かつてもっと恐ろしいものに飲み込まれそうになったし、いや、それよりも。救いたいものがあったからだ)
    いやだ。
    (断固たる意志を突き突ける)
    私は貴方と話しに来たのだ。彼女……ウナ・アルシノアの今後について。
    それが出来るまでは、去らない。
    (それは、だだを捏ねる子供めいた交渉であったかもしれないが)
    (だからこそ、そこに嘘も駆け引きも存在しなかった) -- オリヴェール 2022-06-27 (月) 00:52:12
  • 『――。』
    (長い一瞬があった。)
    (次の瞬間には、寧ろ守護霊から、遥か彼方に離れていた。
     ウナだった少女ごと、遠く、遠くに感じられるように。)

    (――まさかの、"対話拒否"だった。)

    (否。
     長い一瞬の裡に、語られたものがあった。
     ――目に見えた、平行線である。
     人倫、生者のさだめ、神の理、個人の我儘――何を盾に、言葉を尽くしたとて。
     人が人たるうちは、『自身の価値観に基づいたもの』でしかない。)

    (故に、その一瞬のうちに見せたビジョンは、唯一の、そして大きな譲歩だった。

     ――ウナ・アルシノアは死んだ。
     マナの真髄に魂を灼かれ、マナの光に脳を焼かれ、その意識人格は消え去った。

     原因は何か。

     マナの真髄、時すら巻き込む"すべて"の奔流の中より、知を得ようとしたこと。
     "それ"に手を伸ばし、彼方に去ったはずのものを認識することは、"世界の再演"と同義である。

     ――幼子が、亡骸に抱かれ。
     その親しきものたちと同様、飢えと凍えに蝕まれる。
     "若し、生きていれば"、如何なるものにもなれる星の下にあった幼子は。
     そうして死を迎え、神の采配によって、奇跡と、異界より招かれし新たな魂を得、異なる生を得る定めにあった。

     二つの魂は、それを拒絶した。
     新たな魂は、神より与えられた奇跡を以って、幼子を救い――その代償に、かたちを失う。
     失った。はずだった。

     再演された世界から、失われた、消え去るはずだった"かたち"を見出したとき。
     その魂は、狂った宿命を生きんとする嘗ての幼子の姿を見た。
     マナの真髄の中で、無数の路を垣間見――そのすべてが、狂気と破滅を描いていることを、識ってしまった。

     早すぎる進歩が、すべてを灼く世界があった。
     多くの命が散り、多くの知性がその身を喰らいあう地獄があった。
     すべての人が人の形を保てぬ末路があった。
     堕とされた神々が屍山血河を形作り、死した神々が大地を穢す世界があった。
     停滞と倦怠の中で、緩慢な終焉を迎える世界があった。
     膨れ上がる恒星を見上げる人々がいた。
     砕かれる星々があった。
     冷え切った宇宙があった。
     無があった。

     その無数の滅びの中で、常に彼女は渦中を生き、そして孤独であった。

     岐路にあった。
     破滅を予見しつつ、元の路へ還す――嘗てのように、ただ、目の前の生を救うか。
     その破滅より救い出すために、目の前の生が消え去ることを見過ごすか。

     そして、守護霊――嘗て、"善き人であった"、異界の魂は――)

    おりべー。ぅー……おりべー?(ぺちぺちぺちぺち。)
    (……ウナだった少女が、顔をめちゃくちゃぺちぺちしてきている。夢は終わりだ。) -- ウナのモンペ 2022-06-27 (月) 02:05:20
  • 痛い痛い。大丈夫だとも。起きたから、ぺちぺちはやめてくれたまえ。
    (精神を肉体にあらためて順応させるように、ゆっくりと目を覚ます)
    (守護霊が譲歩し、与えてくれた情報とともに。それは肚の底に重く沈むようだった)
    (彼と対話し、情報を持ち帰り、審議の場にかける。これが、この件においてのオリヴェールが遂行する役割)
    (かの守護霊に見せられたヴィジョンは、ある意味で結論の出し得ない問であった)
    (誰かが答えを出さなければならない問。だが決して、誰しもが納得する答えは出ない問)
    破滅を受け入れ、先生を蘇らせるか――破滅から救うために、先生を喪うか、か。
    私は――…… いや。なんでもないよ。
    (答えは口にせず、いたいけな少女をそっとひきはがして)
    料理の仕方を教えよう。たまごいももちをもっと美味しくつくる方法。
    (せめても、今日一日は。ちょっとした料理を教えるなど、穏やかな時間を過ごして帰って行ったという) -- オリヴェール 2022-06-27 (月) 20:54:27
  • \たまいももち!/
    (めちゃめちゃもちもちになった。) -- うなS 2022-06-27 (月) 21:30:29
  •  
  •  
  •  
  •  
  • (ロケーション。そうロケーションだ。今の彼女のロケーション。それはどこなのか分からない)
    (エシオトロット先生たちの復旧は上手く行ったと聞いた、が、やはり自身の耳でそれを聴きたい思いがあった)
    (だから、学院で、王都で彼女を探す。彼女たちを探す。かつて、と、いま、だったその現在位置を、確かめたくて) -- フルラ 2022-06-29 (水) 21:55:44
  • (学校に。
     いました。)
    ……んー?
    なんだ。忘れ物かね卒業生。置き勉するタイプには見えないが。
    (一週間もあれば、すっかり平常運行……というには、この3ヶ月間の空白は長かったのか。
     しばらくは学校やスポンサー、政府機関をばたばたと行ったり来たりしている天才である。) -- ウナ 2022-06-29 (水) 22:01:21
  • (当たり前のように…いや、実際当たり前なのだが、彼女は教室に居た。見慣れた場所に見慣れた彼女が居るのを見れば)
    っっはぁーーーーーー(とため息にも似た大きな声をつく。そうして彼女につかつかと近づき、その前に立つ)
    …ああ、忘れものだよ。大きな大きな忘れ物をした。橙色の髪と青い眼をした忘れ物だ。
    (そして、彼女に両腕を回し、軽く、だが、ぎゅっと抱きしめて)…おかえりなさい。ウナ先生(と微笑んだ) -- フルラ 2022-06-29 (水) 22:09:59
  • ワ……(突然ハグされて、目を丸くして)
    な、なに? 情熱的が過ぎんかふるらくん?
    わたしは元気だし、あと2,3年はこの国で働く予定だよ?(背中をぽんぽんぽんぽんとして)
    いや……キミが随分尽力してくれたことは、覚えてはいるけども……。 -- ウナ 2022-06-29 (水) 22:15:30
  • (背中をぽんぽんと撫でられれば、いつか頭をなでてくれたあの手と同じなのだと思う。…ほんの少しそれは、違うのだろうが)
    (そうして、抱きしめていた腕を解いて離れる。そうして、うん、と頷いて)うん。…うん。元気そうで本当に良かった。
    いや、私なんて大したことはしていないさ。精々手伝ってもらって出来たのは……もう一人のウナ先生を、無かったことにしないことだけ。
    (その時は、寂しそうな表情で静かに呟き)……スフィーダは、あの子は、今も、先生のそこに、居るのかい?(そう静かに…彼女を聴く) -- フルラ 2022-06-29 (水) 22:30:00
  • ……むずかしいことを聞くな……。
    幸い今回は全身再構築はしないで済んだから、物理的には地続きだし。
    不可視領域……マナ周りは、めちゃくちゃになったから今もちょくちょくチェック入れてる。
    魂とやらで言うなら……いや。実はわたしは魂というものを信じてないんだ。
    ポンと意思や身体情報が詰まった何かを取り扱う魔術学派こそたまに見かけるが、
    ゴーストのたぐいも、肉体と相互関係にあったマナ領域に焼き付いたものだと考えている。
    ――意識の在処は、どうしようもなく、ここだ。(ぴっと頭を指さして)
    結局のところ、肉の体というユニットが無ければわたしはわたし足り得ない。
    でー……うん。久々に講釈垂れたが。
    スフィーダ。スフィーダか。
    ……うーん。
    クッキーの味は覚えてるんだけども。 -- ウナ 2022-06-29 (水) 22:49:50
  • (ちょっと驚いた顔をする。あれだけの心霊技術をも要しておきながら魂の所在を信じていないという発言に)
    (だがそれも…彼女の天才性を裏付けるものだ)信じていないのに、分霊とかを扱ってる先生に今更ながらびっくりだよ…。
    それで望む結果を出してるんだから、恐るべし、だね(恐らく、世界の理を裏側から見る者と、表側から見る者の違いだろうと思う)
    (通常の魔術師は、ある意味では理に直接介入し覗き込んでいるようなものだが、彼女は表側からの異常に精緻な観測から似た結果を生み出しているのだ、と)
    (しかし、それは、今は枝葉の話だない。重要なのは…)…そっかぁ。クッキーの味、覚えてるかぁ。うん、ならそれでいいさ。
    あの子が全部居なくなった訳じゃない。ならそれでいい(染み入るような笑顔を見せる。欺瞞、これも欺瞞だ。ここに居るのは未来を探す者の道を断った者の一人、それは変わらない)
    ウナ先生がこれからも生きて…元気にやっていってくれるなら…私も嬉しい(あの無垢な少女を忘れる事はない。でも今は、それを世転びたいと)
    ……ちなみに今やっぱり大変なの?なんか手伝おうか?私卒業してちょっと余裕できたし(まあその分、歌劇場の公演を増やしているのだが、と苦笑し) -- フルラ 2022-06-29 (水) 23:13:58
  • いやだいじょうぶ。
    単純に業務の引き継ぎし直しだし、剥奪寸前だったこの国での権利権限の保守と、関係各所への謝罪行脚でー……
    ふるらには…… ごほん。ふるらくんが代われるようなもんじゃないよ。

    ――いなくなったどころか、一通りは揃ってるつもりだけども。
    3ヶ月間、完全な別人として過ごした気分は、伝えようとして伝えられるものでもないなー。
    長い夢を見ていたというか。正直、復旧直後はだいぶしにたくなったぞ……。何人に醜態を……。わたし、もう14だぞ……? -- ウナ 2022-06-29 (水) 23:24:09
  • (そりゃムリだな…という諦め視線と、呼び捨てでいいのに、というちょっと責める視線を同時に向けるという器用なことをしつつ)
    …え!そうなの!ならなおさら良かったよ!じゃ、じゃ、これも覚えてる!?(懐から取り出すはネズミのおもちゃ。ウナSを遊ばせるために持ち込んだそれだ)
    これさー、スフィーダの時の先生が過剰マナを注いじゃったせいでちょっと壊れちゃってねぇ。治せるとこ探すのに結構苦労したんだよ。
    (そうしてちょっととおいめしつつ)私も年齢としては年下とは言え、先生のお着替えやごはんを手伝うことになるとは思ってもなかったよ……先生食べこぼし多かったよ?
    (お風呂はマッキナがビームでどうにかしてくれたか、してくれなかったらちょっと恥しがりながら手伝ったでしょう、な顔) -- フルラ 2022-06-29 (水) 23:44:20
  • おー。ねずっちょな。早々にマナの扱いに手を着けていたのは、さすがわたしというか……
    ……なんかさー。たまに寝かし付け……というか、添い寝とかしてなかった? 寝起き周りの記憶だから曖昧なんだよね。
    ……いや批難しているわけではないが。してないよって言ってくれるのを期待している。 -- ウナ 2022-06-29 (水) 23:58:08
  • …名前がついていた…!うんうん、こうなるとスフィーダがやっぱり居るんだって思えてやっぱり嬉しいね。…いやウナ先生が戻ってきたというのが一番うれしいんだけどね?
    (そうして問われれば、あー…と言いながらちょっと目をそらしながら楽師は少しだけ顔を赤くさせ)……したかな(ぼそり)
    いやね?スフィーダがご本読んでってせがんできたからね?あの精神年齢にしては難しいのも読めてたけどやっぱ厳しいのはあってね?
    横になって読みたいっていうからベッドで読ませてあげてる内に、その…私も寝ちゃって…結果的にそうなったというか…ウナ先生、離してくれなくて…
    (きょどきょど。しかも寝るまで頭もなでてたとかいう事実は口にしなかった。自分もちょっと恥ずかしかったので) -- フルラ 2022-06-30 (木) 00:25:52
  • ッスゥーーーーー……。(息を細く吐く。)
    ちょっと精霊界行ってくる。この間でコツは掴んだから。たぶんなんとかできる。
    (ギュンッと短縮魔法陣を展開し始めた。) -- ウナ 2022-06-30 (木) 00:35:25
  • 待って待って待って!!不可抗力!やむを得ない!余儀なくおこっただけ!(ぱたぱたと魔法陣を手で消そうとする、消えろ)
    行っちゃダメだから!折角戻ってきたのにまた焼かれちゃったら大問題だから!そこは忘れて!私も忘れる!(ぱたぱたぱたぱた)
    ……ふ、ふう……と、ともあれ。本当に先生が無事で良かった。私はもう生徒じゃないけど…まだしばらく王都には居るからさ、
    何か聞きたいことあったら教えてよ。そうそう、先生の授業で作った「スピーカー」凄く役立ってさ。あれまた作るなら材料とかどうすればいいかとか、改良の仕方とかー…
    (なんて楽しそうにしばらく話して帰っていった。去り際には、チョコチップクッキーを一枚渡して、笑いながら) -- フルラ 2022-06-30 (木) 00:48:00
  • もう失敗はしない!! マナの真髄の扱い方もわかってるから!! ちょっと凸凹した過去を整備するだけだからぁー!!
    (とめられた。)
    (ぶちぶち言いながらも、技術の話を振られたら、
     結局のところはいつも通り、長ったらしい講釈を垂れ始めて……。)
    (……ただ。クッキーは、きれいに食べた。) -- ウナ 2022-06-30 (木) 01:32:54
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Last-modified: 2022-06-30 Thu 01:32:54 JST (669d)