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- 料理コンテスト 参加者ステージ
- 主催からの挨拶
- (料理コンテストの開催を告知するために主催者が檀上に立つも、場違いともいえる黒光りするボンデージを纏った女だった)
はい、このたび商会の主催で料理コンテストを開かせて頂きましたが 参加される皆さま、来ていただいた参加者には料理コンクールとしてではなく全員が楽しめる共有の場として 気さくにいえば食事会だと思ってご参加貰えればいいと思っておりました 異世界と混ざり合った旧市街、いえ界境街では多様な文化が根付き食事も同様のこと お互いを知るにはまずは食事からと思い、今日この場を提供を提供させて頂いております ですのでまずは肩を楽にしてお楽しみください (軽い挨拶を終え、審査員席へと戻っていく主催者だった) -- イルゼ
- 参加No:1 迦陵宿儺
- ドウモー、鬼の迦陵宿儺ダヨ! えート、普段は食べる側のほうが好きなんだケド、今日はちょっと作る側でもやってみヨウ!ってことデ。
(いつもの肌蹴た着物の上にエプロン、というアレな格好で出てくるブロンドの鬼) アタシの料理ハ…主にお酒のお供になるような料理! では行ってみヨウ! よろしくネ! -- スクナ
- まず一品メ! たこわさひややっこ!
新鮮なタコを刻んでワサビとあえテお醤油デ軽く味付けしたものヲ、冷奴の上に乗せるだケ! 早い話ガ冷奴の薬味の代わりにたこわさを乗せただけの簡単料理なんだけどネ! 別々に食べたいヒトのために器は分けたヨ! お好みでドウゾ! -- スクナ
- 続いて二品メ! 大根サラダ!
千切りにした大根の上に鰹節を乗セテ、その上から醤油にごま油、みりんにお酢に砂糖…と、和風ドレッシングだネ! これをたっぷりだばぁするヨ! 先に鰹節を乗せるのハ、鰹節を通り抜けてきたドレッシングにいい具合におダシがでるカラ! 暑い時期に冷酒なんかと合うと思うヨー(きゅっと冷酒を一杯呷りつつ) -- スクナ
- さてここからメイン! 鰆の西京焼キ!
サワラの切り身を白味噌ベースのお味噌に漬け込んデ、それを焦がさないように焼くダケ! ほろほろっとした柔らかいサワラの身に西京味噌がじわーっと馴染んで…うん、サイコーだね!(いつの間にか自分も一杯やりながら食っている) -- スクナ
- そしてお次はご飯モノ! 肉巻きオニギリ!
薄切りの豚肉を醤油タレに漬け込んで、オニギリに巻きつけて焼いたモノ! おつまみとして食べやすいヨウニ、一口サイズに握ってみまシタ! 中身は少し歯ごたえのある麦飯だヨ! そろそろ飲みも〆カナーって時の炭水化物! お腹にたまるものも入れないトネ! -- スクナ
- ハーイ、ご飯もお腹に入れての〆の一杯! しじみ汁!
具はしじみにおネギ! イジョウ! 悪酔い防止ヤ二日酔いニモ効くお酒のお供ダヨ! はふぅ…この一杯がほっこりさせてくれるネ…(相変わらず自分も一緒に食う。実に幸せそうである) -- スクナ
- これで最後! デザートは 葛切りの黒蜜カケ!
ちゅるんとシタ食感に黒蜜のほのかな甘みがたまらない一品! 最後という事デ、すっきり入ルお菓子を選んでみたヨ! お饅頭ヤ羊羹もいいんだケド、お腹一杯だとちょっと辛いしネ! -- スクナ
- ……というわけデ、アタシのお酒のお供コース料理はこれでオシマイ! お粗末様デシタ!
今度は皆一緒にお酒でも飲みながら食べたいネ! あ、呑み友達はいつでも募集中だからネー!(大きく一礼し、残っていた酒を飲み干すと、手を振りながらにこやかにステージを後にした) -- スクナ
- 参加No:2 アレッサ・リデル --
- ……(仏頂面でステージに上がって、ごん、とでかい皿になにやら白身の……これまたでかい肉が乗ったものを出す)
……アレッサ。アレッサ・リデル。……えと、私、ふるさと、ここ、だから。いつも、作る、料理、その、一部、持ってくる、した。 巨大ムカデ肉ステーキ。……来る、途中、見つけた、だから、頭、折る、して、焼いた。周り、その周囲、生えてた、食べれる、草。 一応、調味料、振った。ワイン、も。(……要するに冒険先でのサバイバル食をそのまま持ってきたようだ) ……こ、これで、いい、わけ。イルゼ。(はぁ、と少し赤い顔でため息をついた) -- アレッサ
- (両手をひら、と挙げて)もう、無い。(はぁ、ともう一度ため息) -- アレッサ
- ………………ん。(困惑する審査員席を腕組みをして見ながら)
大丈夫、食える、味。カニ、とか、エビ、近い。ちょっと、泥臭い、だけど。 周り、草、薬草、使える。食わない、なら、傷、塗りこむ、治り、よくなる。(フォローは万全、といった顔で) -- アレッサ
- ふん。(サムズアップしたイルゼに親指を下に落として見せる)……じゃ、これで。(そう言って、ステージを降りた) -- アレッサ
- 参加No:3 フィルメオ・サンバート --
- こんにちは、なにやら料理を作っていいとの事だったので参加しました。よろしくお願いします
(前から見ると一瞬裸エプロンのように見える姿で登場し、お辞儀。後ろを向いた時に見れば、実際には水着を下に着けているとわかる) 僕が住んでいた街は一次産業が殆ど無い代わりに交易が盛んだったので、外から入ってきたものを組み合わせて作る、いわゆる無国籍料理が根付いていました 鍋の中で最初に入れるスパイス類を油で温め、ここにあめ色になるまで炒めたたまねぎ、同じく低温でじっくり炒めたニンニクと生姜、細かく刻んだトマトを加えます 次にフライパンで焼き目をつけた牛肉、唐辛子他の各種スパイスを投入 馴染んだ所で野菜からとったブイヨンを加え、塩胡椒。30分ほど煮込んだ後で味を調整します。少量の生クリームもここで はい、煮込んで味を調整した後の鍋がこちら(ドン)最後に長く火にかけると香りが飛ぶ種類のスパイスを加え、混ぜ合わせて火を止めます。カレーの出来上がりですね 一方こちらは先ほどラードでからりと揚げてから少し休ませておいたトンカツです。これをサクサクと切り分けて… 最後にお皿にライスをよそい、カレーをかけて、切り分けたトンカツをのせればカツカレーの完成です 福神漬けと一緒にどうぞ! -- フィルメオ
- 結 果 発 表
- 界境街の友好を記念して開いた料理コンテスト、その一回目の優勝となったのは‥
料理も体格もボリュームをもって提供したフィルメオ・サンバートとなりました 後日、彼女のもとに商会からの記念楯を送らせて貰うわね この他、料理を提供してくれた参加者とそれを実食して貰った観客に厚くお礼を言い 今回のコンテストを閉幕させて貰うわね。みんな、お疲れさま。ふふ‥ -- イルゼ
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- てすとjun -- イルゼ
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Last-modified: 2013-09-04 Wed 21:27:24 JST (3880d)