名簿/504254
- --
- --
- --
- (全成功で引退って己鍛すごーいという畏敬の眼差し) -- くろろ
- 褒めないでくださいよ、照れるじゃあありませんか。(琵琶を弾きながら男は言う)
運がよかっただけですよ、僕は呪いを受けていますから。死ぬに死ねないのです。 -- 呂律
- そないゆーてもけっこーな事やないかなー…えばってもええんよ?
…んー。それ呪いなん?祝福とかええ事な気がするけど -- くろろ
- よくある昔話ですよ。僕は永遠に音楽を奏でなければいけないのですよ、神仙のために。
そのために、生かされ続けている。祝福などではありません、「呪い」ですとも。 (男はいつの間にか煌びやかなオリエンタルな衣装に身を包み、舞を舞っていた。その舞は、あまりにも完成されたものであるために、自然と音楽が流れ始めていた。陵王乱序、蘭陵王が舞われる。) 僕は秦呂律と言います……貴方は? -- 呂律
- (長命の種族の知り合いが流れる時間の速さが違う事への悩みを語っていたが)
……おー!(不意に披露された舞踊に、思わず拍手と歓声が衝いて出る) (自然と聴こえた楽曲や装束の変化も不思議と驚きはない) (緩やかな動き、だが手足から指先まで…その芯まで隅々に意識が通っているのは見て取れる) (…自分も以前は、曲りなりにも歌や踊りを志していたのだから) ……うちはくろろ、やよ。 -- くろろ
- くろろ、か。会ったのも何かの縁だ。僕の楽と舞を見て、聞いてほしい。
蘭陵王が終わると、還城楽を舞い始める。) 気にすることはありませんよ。呪いですが、これもまた何らかの使命なのでしょう。 僕も、楽は嫌いではありませんから。 -- 呂律
- そこに意味を見出だす自由、って感じやろか……うん、ほな折角やし最後まで見物させてもらおかな
(打楽の音律と舞い手の動き、それはある種の劇なのだろう) (事前に知識があれば何を基にしたか観て理解も深まるのだろうが) (何か鳥獣を思い起こさせる一見奇異な動きと舞台を回る様…) -- くろろ
- (舞が終わり、男の装束も元に戻る。蛇が好きな民族が蛇を見つけて歓喜する踊り……そのように伝えられている。ゆえに、見蛇楽とも呼ばれている。)
(舞楽では走舞に分類されるものだ。左方と右方のどちらもあり、今回は右を舞った。夜多羅拍子という独特のリズムで舞われるのだ。) ……僕はこんなふうに舞って楽を奏し続けなければいけないんです。そして、この僕の国の音楽を広めようと思っています。 別に理由などありません。永遠の命を約束されたものとして、出来ることをしようと思った程度でして。 ……如何でしたか? -- 呂律
- ゲイの道は奥深いっくす? --
- まさしくその通りだこやすくん。だが芸能とは元々神事と関わるものだ。僕の場合はある意味呪いといえるだろう -- 呂律
- 房中術っくす! --
- やあ僕にはそういうものには縁がありませんでね。
この不死となった体もある意味では呪いと言えるでしょう -- 呂律
- ここは雅楽について人々に知ってもらうための仙境です。解説とかする予定です。予定 -- 呂律
|