ARA/0030
- (追加の課題に追われているアーウェンの横で同じく追加課題に頭を抱えている成績不良者)・・・・・・・・・わっかんねぇ・・(だからぁ・・・たかし君は町までりんごを売りに行くのに途中三つの関所を通るから関税が〜とかぶつくさ呟きながら計算を解いてる)
アーウェン・・そっちは順調か? -- テンバー
- あー…何や。何でこんな魔術式が成り立つんや。初歩の初歩言うたかてやな…
(苦々しいその表情が、口よりも雄弁に課題の進み具合を物語る) ……これ、ホンマに今日中に終わるんやろか(絶望にに満ちた顔) -- アーウェン
- (画像は商学科だと思い込んでたけど戦技科だった時の顔)
お前もか・・・(だめかぁってなる) 間違っててもよぅ・・なんかそれっぽい事書いてりゃ2,3割くらいは点貰えたりしねぇかなぁ(疲れた顔でとりあえず終わらせる事を考え始める) -- テンバー
- (何も考えずに戦技科にした結果今更変えられないのを心に秘めた顔)
記述式の問題ならそらそれも有りやろけどもやな…。俺らがやってんの、初歩の初歩やで? 見てみぃ、俺に至っては逃げ道を許されへん鬼のマークシートや… (適当に埋めて済ます、という逃げに走らない辺り辺に真面目な兎野郎であった -- アーウェン
- 初歩だろうが何だろうが判らねぇもんはわからねぇんだ、初歩の初歩からさらにもう一歩譲ってもらわねぇと・・・(教員に聞きながらやる位じゃないとダメそうかと)
マークシートならとりあえずワンチャンあるだろうに・・・なんだかんだそういう所しっかりしてるのなー -- テンバー
- ぶっちゃけこう、最低限のラインが皆と俺らでちゃうと思うねんな…(溜息交じりにペンを回しつつ)
商売は真面目にコツコツ、ってのがウチの親方の教えやからな。勉強にもそれは適応されるわけや ここで真面目に頑張ればそのうちどっかで帰ってくる。帰って……くんのか??どやねん。なぁなぁ(半ギレ) -- アーウェン
- わかるー、でなきゃこんな事にはなってねぇよなぁ(勉強なんてこの年までまともにした事がなかった)
半ギレされてもしらんわ!あーでもあれじゃね?魔術師相手に商売する時にちょっと位は知ってないと商談にならないとか?「術を使うのにこういう杖がー」って感じで (適当に応えつつ「真面目にコツコツ・・・真面目にコツコツねぇ」と呟き)言いてぇことはわかるけどここまでわからないとなぁ… -- テンバー
- あー…それは確かにそうかもわからんな。モノを扱うんに最低限の知識、っちゅーのはやっぱあるもんやしな
(テンバーの言葉にほう、と感心したように息をついて)となるとやっぱ真面目に…とは思うんやけどもな (やる気に知識がついてこない。分からないものは分からないのだ)……なぁテンバー。此処は一つ息抜きと行こうや 煮詰まった頭で考えたかて分からへんもんは何時まで経っても分からへんねや。そんならいったんリフレッシュしようやないか。な? (ちらり、と胸元のポケットから煙草の箱を覗かせて) -- アーウェン
- そうだなぁ・・・ちょっと息抜k・・・わぁお(息抜きと言って見せられた箱に驚いて)マジかよ、久しぶりだなぁ
(一本貰いつつ)・・・学内って禁煙だったっけ? -- テンバー
- えぇか、テンバー。シュレディンガーのなんちゃらっていうやろ?観測者がおらへんかったら何もかもが未確定や
居残り補修は俺らだけ。つまり…そういうことや(にや、と悪い笑みを浮かべつつも一応窓を開けておく小心者) (そそくさと窓際に移動しつつ咥えたタバコに火をつけて一息)…しかし、この学校皆真面目やんなぁ。タバコも酒もほっとんど見かけへん気ぃするわぁ -- アーウェン
- バレなきゃ犯罪じゃない、知らない奴だがいい事言うなシュレディンガー(ちがう)
(バレたらいけないのでバレない努力をするのは間違いじゃない、窓際に行って一息)けほっ・・・うわマジか・・・思えば8年ぶりくらいか・・(ダメになりもすると) わかる、一応、更生するつもりで来たんだけどな・・・気ぃ張りすぎるのもつかれるっつーか・・・(はぁっと落ち着いた様にだらけて) -- テンバー
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- (ロケーション選択! 1:訓練場 でお願いしますわ!)
(戦技科を選ぶ学生は自分の武闘センスに大なり小なり自信を持つ者が多く、そして実技はそれを遺憾なく発揮できる場だ。) (ゆえに訓練場はそこはかとなく色めき立った雰囲気に包まれ、所によっては互いの実力を推し量る様な視線や会話が行き来していた。) (そんな中――)あら、アーウェンさん?あなた戦技科でしたのね。(場に似つかわしくないドレス姿、鷹揚な調子の令嬢がアーウェンに声をかける。) -- カーラ
- (ぜーはーと肩で息をしている。訓練用の服は砂と埃にまみれ、カーラのドレス姿とは対照的だ)
っ、え?あぁ、カーラ、センパイ…っすか。いや、商売人として、生き抜くには…腕っぷしも、っちゅー…感じ…で (息も絶え絶え、と言った感じ。訓練メニューとしては1年の標準的な物であり、特段きついことはしていない筈なのだが― -- アーウェン
- ふぅむ。ミオにはちょっとした軍ほどの力を持つ隊商もある、と聞いた事がありますが……
(「あなたが目指すのも、そういう?」と言葉を続けようとしたところで)あら? (指導教員から「よーし!そろそろ一対一の模擬戦だ!」と声がかけられ、生徒の間に歓声に似たざわめきが上がった。) ――だそうだけど、あなた、まだやれるかしら?(心配、とは少し違う様子だけれど、とにかくそんな問いを。) -- カーラ
- ―っ、マジっすか?いやぁ、俺は女の子には、手ぇ…上げられへんっすわ
(汗だくで苦笑いを浮かべて顔をあげるも、その言葉は言い訳にはならないだろう) (何せこの先輩は自分と違い汗などかいていないのだから)―ってのは、通じへんっすよね。いや、分かってます。分かってますよ。やるしかねぇってのは…! -- アーウェン
- (「女の子には〜」との言葉には少しむっとした様子で) この世界には、番の雌が狩りを行う種だって――
(とお説教タイムに入りそうになったものの、続くアーウェンの決意に表情を緩め、満足げに頷いた。) よろしい。覚悟があるというのは、大変良いことです。 仮に大鷲があなたを狩ろうと襲ってきたならば、「待った」と言っても待ってはくれませんもの。 ただ――わたくしは大鷲ではありません。理性と知性があります。 あなたがもう「へとへと」だってことくらい、分かってます。分かってますわよ。……ふふっ♪(アーウェンの言葉を真似て、笑って言う。) ……適当に打ち込んでくれたら、わたくしもそれらしく返しますから。ご安心なさい。 (つまりは、それっぽく動きつつ、体力の回復に努めろ、ということらしい。) -- カーラ
- ―ひひっ、そりゃありがてぇ。デキる先輩を持って俺は幸せもんすね!
(ふーっ、と一つ大きな深呼吸。乱れていた呼吸を何とか整え、訓練用の獲物―彼の場合は短剣である―を構えた) 余計な心配かもしれませんけども、ケガとかしんといてくださいね!女の子にケガさせたとか、流石に末代まで恥なもんで、ねっ! (軽口を叩きながら、ぐっと右足で地面を踏みしめ飛び出した。そのままの勢いで短剣を力任せに袈裟懸けに振り下ろす。あまりにも単純な動きだ) -- アーウェン
- わたくしも、物分かりの良い後輩は嫌いじゃありませんことよ?
(しかしまあこのご令嬢……先輩といっても一年程度、しかも年齢はアーウェンの方が上だというのに、何とも偉そうな態度である……) (ともあれ――そのご令嬢は得物も持たぬままアーウェンを待ち構え、) ええ、ええ♪(振り下ろされた刃が届く前に、トンッ、と後ろに跳んで紙一重で躱した。ドレスの裾がふわりと舞う。) (それを見ていた指導教員が「おー、思い切りのいい踏み込みだなアーウェン!でも反撃に気をつけろよー?」と声をかけ、) まあ……わたくしの専攻は医薬科ですから? 少しの怪我くらいどうとでもなりますよ。ホホホ…… (片手に「ボッ」と火を点すと、それを振るって小さな炎の波をアーウェンの方へ。) (見た目こそ派手だが、しゃがむなり避けるなりすれば、体に届く前にかき消えてしまうだろう。) -- カーラ
- う、おっと!ハハ、こりゃアトラクション感覚でちょうどええやん!
(大げさにしゃがみ込むと、己の身体を焼き尽くす寸前で消えた炎の波をみて楽し気に笑った) ほならこっちも、アトラクション感覚、でっ! (炎を躱した際のしゃがみ込んだ体制から、足のバネを使って跳躍!太陽を背に上空から飛び掛かる目くらましも兼ねた一撃!) (此方も見た目はとても派手だがただ飛び上がっておりてくるだけのシンプルな動線。一歩動けばそれで終わりだ) -- アーウェン
- こんな絶妙な火力の調整、わたくしじゃなきゃ出来ませんわよ?
(……まあ、学院の中だけでもカーラ以上の高位の炎使いはいるわけで、これは過言なわけだけれども、) (とにかく手を抜いてるのがバレぬよう、これは教官に聞こえないように言い) ……へぇ…… (「おお!流れるように回避から反撃に転じて……あのウサ耳、光るモノはあるな」と、カーラが言おうとした事を周囲の生徒が代弁。) (で、当のカーラはと言えば、アーウェンも、その向こうにある太陽も確と見据え――半歩だけ下がって、片腕で顔を庇う。) ……っ。(短刀の切っ先がその腕を掠め、ドレスの手袋にピッと切れ目が入った。)
「――一本。そこまでだ。」(その直後に聞こえる、指導教員の声。) 「アーウェン、先輩から一本取るとは大したモンだ。……と言いたいところだが、カーラお前、ワザと斬らせたな?」 (気がつけば髭面巨体の教員が間近で二人を見ており、にやにや顔でそんな事を。) -- カーラ
- ―や、っべ!!(ナイフを握った指先に伝わるごく僅かだが確かな手ごたえ。それを認識した瞬間全身の血の気が引いていく)
(大丈夫かと、そう声を掛けようとしたところに教師の横やりだ) あー…成程、これもまたセンパイの手ほどき、ってこと? (どうやらカーラの怒りに触れて消し炭になるのは避けられそうだ。安堵交じりの溜息一つ) -- アーウェン
- //ぶんつーすいっち --
- //りょうかいですわー!あと1回くらいと思いますが、わたくしも続きは明日に!こんな時間までありがとうございます! -- カーラ
- そうですね……手ほどきの一環、でもあるのですけれど
「コイツはな、悪癖があるんだよ。初めてやり合う相手からはワザと一発食らいたがる。」(割って入って教官が言葉を続ける。) 「だとしても――カーラのことを侮らなかったのは、評価できる点だ。」 「この世にゃ見た目によらねえ力を持った、バケモンみてえなヤツらがいっぱい居るからなぁ。」 ……生徒を化け物扱いするのはいかがなものかと思いますわよ、先生? (カーラの片眉を上げながらのそんな突っ込みには、「おっと、これは失礼しましたカーラ嬢。」と冗談めかしてまた笑い……指導教員は別の生徒の方へ。)
(と、そんな話の間にも斬った腕を気にしていたアーウェンの視線に気づいて、) ……? ああ、大丈夫ですわよこのくらい。少しの怪我ならどうとでもなる、とさっき申し上げたでしょう? (実際、この程度は戦技科の実践訓練なら怪我の内にも入らないだろうが……) (切られた布地の間から覗く白い肌、そこに走る一筋の紅い傷は、なんとも令嬢らしからぬものとは言えそうだ。) -- カーラ
- (大丈夫だ、と言われても―)そういう、ワケにもいかへんやろ
(そう絞り出すように呟いたアーウェンの表情は何処か悔しさが滲む、苦々しいものだった) そらセンパイからしたらいつものことやろし、気にも留めへんねやろけども!俺は― (そこまで言ってぐ、と喉元まで出かかった言葉を一度呑み込んだ。吐き出すか否か逡巡して) 俺は…俺も、男や!例え相手が俺よりずーっと強い人やっても、女の子にキズつけてハイサヨナラってのはでけへんわい! この借りはっ、ぜーったいなんかで返したるからな!! (そう、一息に言い切った。カーラに向けて、というよりは自分に、周囲に言い聞かせるかのような言葉) (どうやらカーラの悪癖?がアーウェンのちっぽけな男としてのプライドをくすぐったらしい) -- アーウェン
- (カーラは斬られた方の腕を見せつけるかのように、己の顎に手を添えてアーウェンを見つめ……その啖呵に聞き入る。)……ふふっ♪
アーウェンさん。あなたの紳士としての矜持、理解しました。 返礼か返報か、どちらにするかはあなた次第ですけれど……楽しみに待ちましょう。 (苦々しげなアーウェンとは対照的に微笑んで、しかし男の決意を誤魔化さず、正面から受け止めるだけの力強さがある微笑で答えると、) その誓いの代わりに、これを。(と言って、斬られた手袋をしゅると外して、アーウェンに渡した。) ……もし要らなかったら、暖炉にでも放り込んで燃やしてくださいまし。(冗談めかしてそう付け加えたところで、) (授業の終わりの鐘の音が。)――本日はこれまでのようですわね。それではアーウェンさん、ご機嫌よう♪ (そうして最後まで貴族らしく恭しい礼をすると、炎のご令嬢は訓練場を後にした――) -- カーラ
- (手渡された誓いの記を握る拳にぎちり、と力が籠る。どうして、こうも―)
だーもうくそっ!らしくもないこと言うてもうたやんけ!後には引かれへんようになってもうたし…。何やねん、ほんま (炎の令嬢が去ってようやく、アーウェンの脳髄を焦がしていた熱も引いてきたらしい。らしくない言動を思い返して唇を噛んだ) ―ホンマ、気に食わへんやっちゃで (一人、ごちた。その余裕気な態度が、寛大な瞳が、手渡された手袋が、その全てがアーウェンのプライドを苛んだ) (人としての―生物としての格の違いをそうという意識すらなく見せつけられた気がして、眉間に刻まれた皺は深くなる一方だった) -- アーウェン
- その日以来、アーウェンは少しだけ課題に真面目に向き合うようになった -- アーウェン
- (ロケーションころころ) -- ステラ
- (いくつか魔術関連の資料を読み漁っている最中、見知った顔を見かければ、静かな足取りで近づいていき)
(アーウェンの兎耳にそっと小声で話しかける)読書中? それとも課題の資料集めかしら? -- ステラ
- んぉー?(声を掛けられて振り向けばそこにはいつかの同士。にぃ、としかめっ面から笑顔へと
残念、どっちも外れや。正解は、俺の未来のサクセスのための下調べっちゅー感じやな (ほれ、と手にした本の表紙を見せる。どうやらミネラ王国と周辺の地理書のようだ -- アーウェン
- (ろろろろけあんるーれっと) -- ファム
- ここにいたのか、ミオ国出身のナイスガイ。戦技科1年のアーウェン・トア・アルキーニ。(いちいち長い呼び名でアーウェンを呼ぶ、おそらく紙一重でバカのほうに分類されるだろうファム。屋上の風は心地いい…というにはやや肌寒くなってきた10月。)
…そちらに何か、あるのか。(遠くを見る。という行為は何か目標を見るという目的、見たいモノがあるからそうするものだ。という解釈をしてアーウェンに問う。)) -- ファム
- ―んぁ?何やその長ったらしい―(やたら長い呼びかけに振り向けばホムンクルスの少女が立っている)
あー…あぁ、俺が自分で言うたんやったな(額に指先をあてて苦笑い)それ、イチイチ言うんしんどいやろ?ただのアーウェンでええよ ―あぁ、故郷が大体この方角やねん。面倒みてくれてた商会の旦那さんとか、飛び出した家の親父やオカンとか、どないしてんのかなーってな (視線を地平線へと戻し、静かに答える。常日頃騒がしいアーウェンにしては珍しく落ち着いた受け答えだ) -- アーウェン
- 解った、ただのアーウェン。(人の称号はよく変わる、今回はただのアーウェン。それを望むなら…)
故郷、きみはミオ国の出身だったな。(方角とも合致する。ファムも同じ方向を見つめる…) 何か異常、事件があれば情報を受け取れるようにしておくのがいい。(人の心の機微、今回はホームシック、故郷を思う心…をいまいち理解していないせいか、情報を素早く得る方法。と解釈。) それと同時に、きみからの情報を相手に伝えることも重要だ、報告、連絡、相談。この三つが特に。(それはつまり、近況を伝えるためにアーウェンから手紙など、情報を相手に伝えてはどうか?という提案。) -- ファム
- そそ、向こうでは商人見習いやっとってん。まだまだ駆け出しやししんどかったけど、こうして思い返すと中々感慨深いもんでなぁ
(故郷での日々を思い返して小さく笑う。屋上に吹く風に郷愁を掻き立てられたようだ) あー…そうか、手紙か。そういや親父にもオカンにもロクに手紙なんか書いとらへんなぁ (む、と眉間に皺が寄る)まー今更俺から手紙来たかて向こうも困るかもしらへんけど。…そういうファムちゃんは?ゼイム出身なんやろ?連絡とか取ってんの? -- アーウェン
- しかし、きみはここに来た、見習いではなく、一人の商人となるその一歩を踏み出しに。(ファムもマスターがスポンサーになり、留学生として送り出された、アーウェンも故郷の人々によって送り出されてきた。共通点がある、ように見えるが…)
学んだこと、考えていること、これからどうすべきかは、それを整理し誰かに伝えることで見えてくる。(ファムはそうしている。とでもいうのだろうか、ファムの現在の持ち主であるというマスターを相手に。) マスターとの定時連絡は行っている。手紙ではなく直接、通信魔術によるものだ。(頻繁に、誰かに盗み見られぬように魔術を使って直接会話…という手段を取っているのだという。) …手紙を送って困るかどうかは、やってみなければわからない。(そしてあまり乗り気ではない様子のアーウェンに、手紙を書くことを勧める。) -- ファム
- やってみなわからへん、かぁ。そらまぁ確かにそやなぁ(ファムの言葉に自嘲するように小さく笑った)
いやいや、俺としたことがなんか変にセンチメンタルになってもーたな。誰かに伝えることで次の道が見えることもある、ってのも確かにその通りや (ぱん、と気分を切り替えるために自分の頬を軽くたたいて)手紙、考えてみよかな! ―しかし通信魔術か。便利なモンもあるもんやなぁ。そんなん使えたら、俺も今まで連絡なしにほったらかしーなんてせーへんかったかも -- アーウェン
- 僕にとって世界はわからないことだらけだ。(わからないことしかないのだから、やってみなければわからないことになる。という禅問答のような状況。)
きみは商人として、伝える手段に長けているように見えた。(以前に話した時間を作って魔法、術式を作ってみるために得意なこと、興味のあることを知る、ということも図らずともできたのかもしれない。) (ファムは必要な時以外に口を結んだままなことが多いが、アーウェンは本人の気質か調子も愛想もよいように見えたことから、ファムはそう考えたのだ。) だが、僕の使っている通信魔術は相手側にもそれを要求する。(送受信どちらの側にも、その魔法の使い手がいることが前提になる面倒くささ。それゆえに防犯性も高いのだろうが…) ……急がば回れ、だ。(手間と時間を惜しまずにやる、便利なモノがないからやらない。というのではいつまでたっても始められない、面倒に見えてもそれが最短経路ということもある、この場合は、手紙を書いて送ること。) そしてこれは、僕が強請することではない。(ファムは伝えたいことを伝えた、あとはアーウェンが奮起するのを待つだけだ、そう言うと屋上から、階段を下りて去っていく…) -- ファム
- ―行ってもうたか(ファムの言葉はシンプルでありながらその端々がぐさりと自分の心に刺さるような気がした)
(決して悪い意味でなく、己が上っ面の言葉で誤魔化している部分を最短距離で打ち抜かれる。そんな印象) やるのは俺自身。そんでもって、俺には前に一歩を踏み出した実績がある。更には俺は伝える手段に長けている― (先ほどまでのファムとの会話の中で出てきたフレーズを繋ぎ合わせると、不思議と背中を押されるような気分になって) …へっ、やったろうやないか。ミオ国出身のナイスガイ、アーウェンくんをナメたらあかんでー!! (と、声を張り上げるもファムの姿はとっくに階段の向こうへ消えていたとさ) -- アーウェン
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- ほい活動開始、っと。今日は何をしましょかねー -- アーウェン
- ロケーション表なんちゅーのがあった方がええんちゃうかと思った次第 -- アーウェン
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- さーて改めて活動開始といきますかー -- アーウェン
- 活動開始ったって何からすべきかっちゅー話やねんけどもな…
取り合えず学園の情報集めからスタートすべきやろか? -- アーウェン
- 歩けたなら --
- 二人手を取り --
- 素敵だね --
- えーてすてす -- アーウェン
- …あかん、全然感覚取り戻せへん。どないすんねやったかな、色々と -- アーウェン
- 取り合えず、入学にあたっての体裁は何とか整った感じやな
あとはおいおい慣れてくしかないやんなー -- アーウェン
- ま、ちーっと遅れはしたけどまぁこんぐらい何とでもなるやろ!
ここから俺のビーッグサクセスが始まるわけや…待っとれよ親父、オカン!今にビーッグになって凱旋帰郷したるからな!! -- アーウェン
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