旧市街/西区/荒れ果てた寺
- 今にも崩れ落ちそうな本堂 --
- (夜も更けて、草木も寝静まった頃に廃堂を訪ねる人影)
(…今宵限りと夜露を凌ぐ為か紅眼の青年は軒に座り込んだ) 財団主導による、大規模農園計画…… (現在の界響街全体に強い影響力を持つ組織の名が口を衝く) (一足先に混乱から脱却を試みる西区の実情を知る為に出向いた訳だが) (雇用により取り込みを歓迎する勢がある一方で対立も浮き彫りになっている) --
- (堂内での思索の最中、不意に鼻を鳴らし)
…パニッシャー。彼も此処に来ていた…? (埃と黴以外の、微かに覚えのある残香を捉えて…流石にどれ程前のものかは定かではないが) --
- ここは… たしか剛善の居た「テラ」というやつだね(残っていたのか。と少し驚いた様子で呟いて)
さすがに彼は、もう居ないかな(ゆっくりと、寺のまわりを巡って調べる) -- ジョーヌ
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- 春
- ……うむ、またやり直しだな(また荒れ始めた寺を見つつ) -- 剛善
- 夏
- もう冬だが大丈夫かこの寺……「雪下ろしし忘れてまた屋根が壊れる」に300両賭けていこう -- ミコト
- 大丈夫ではなかった…無かったのだ(遠い目) -- 剛善
- 春
- やれやれ、これで何とか雨漏りは防げたかのー…随分と不恰好ではあるがまぁしょうがないか -- 剛善
- まだぶっ壊れてるんだここ……うーん、じゃあ売ってないかなぁ(スケートを履いたまま境内に入ってきた女。キョロキョロ見回し何かを探してる) -- クワトロ
- ……うん?何か用かな?御仏へご参拝に来た…という風には見えんがな
(ふむ、と作業を中断して近寄ってくる) -- 剛善
- あ、お坊さん?ナンマイダー(東国挨拶を真似て手を合わせてみる)
ここってあれ置いてないの?えーっと…ナリタサン?のお守り。(どうやら交通安全祈願のお守りの事の様だ) -- クワトロ
- うむ、南無阿弥陀仏(と、こちらも手を合わせて)
ナリタサン…ふむ、成田山不動尊のことであるかな。残念ながら当寺院とは宗派が違うのだ というか…この有様であろう?お守りの販売などが出来るような状態ではないのだよ -- 剛善
- 無いかぁー、いや最近配達仲間が事故ったって聞いてさ、私もお守りとか持ってた方が良いかなぁと思って
そうだよねぇ、その前に修理しないとねぇ……お寺自体がボロいとご利益に説得力出ないよねぇ(その場でゆっくり旋回して辺りを見回す) -- クワトロ
- ふーむ…お守りを売ることは出来んが安全祈願として念仏をあげることはできるぞ?
例え寺がボロくとも、阿弥陀仏の力自体は残っておるだろうてな。…一応、ボロだが立派な仏像もあるのだぞ? -- 剛善
- マジで?じゃあお願いしようかなぁ……
あー、逆に外がこんなに荒れても中身が無事だって事はご利益あるって感じ?なるほどなー (仏像どんなものかなー、と本堂を覗く。スケートを脱ぐのが面倒なので入りはしない) -- クワトロ
- うむ、色あせてはおるがそのご尊顔からうかがえる慈しみは健在であるでな
(あれだ、と本堂の入り口から奥を指さす。阿弥陀如来の立像と、脇侍として二体の菩薩が控えている) どうだ、ご利益ありそうな気がしてきたであろう?(そうでもない) -- 剛善
- あー……うん、結構クールだね、渋いって感じ(眼を凝らして見る。正直良くわからないが全体的に地味だと思った)
でさぁ、そのネンブツって時間かかる?ぱぱっと終わるなら今やってもらおっかな、チップもかかるっしょ? -- クワトロ
- で、あろう?この年月を経たからこそ出る光沢の渋みというものがだな…(嬉しげに語る)
うーむ、そうだな。本格的な物になるとそれこそ時間はかかるがー…簡易でいいのならば今ここでして進ぜよう 対象の者の名前を教えてもらえるか? -- 剛善
- じゃあ簡単なのでやってもらおうかな(YES!と、その場でくるりとターンを決め喜ぶ)
対象?ああ私私、クワトロ・モントレーって言うの。お願いね? -- クワトロ
- …器用なものだな。不思議な履物であるが…ふむ、車輪付か(珍しげにクワトロの足元を見て)
よし、では(す、と懐から数珠を取り出し、手の平に掛けて両手で印相を作り) ……オン・アミリタ・テイセイ・カラ・ウン(むにゃむにゃと真言を唱え、数珠をクワトロの頭上に向けて) ……南無阿弥陀仏…。これでよし、と -- 剛善
- あーこれ?いいでしょ?砂利道だって走れるのよ?(そういって境内の玉砂利の上をガクガク揺れながら走る)
はい、お願い……(念仏を聞いている間、手持ち無沙汰に髪などを手でくるくる弄る) ……あ、これでおしまい?……うん、よくわかんないけど聞いてる気がする!(手をグーパー動かして実感を試す) いえーありがとねー!あ、チップと別にお礼にうちのお店のクーポンあげるよ!良ければピザ買ってね(宣伝も忘れない) それじゃ!よっしゃー早速テスト走行だー!(勢い良く後方にターンして参道の階段を駆け下り去っていった) -- クワトロ
- 初春
- やれやれ、ようやく暖かくなってきたな…これで凍死の危機はとりあえず免れたか? -- 剛善
- …しかしいかんな。温かくなってきたらつい、うとうとと……
酒を飲みながら境内でのんびり昼寝というのもまた……(ぐぅ) -- 剛善
- (日の落ちた境内に現れて)来るのが遅れてしまいんしたが・・ご無事で何よりにおざいんした(まだ寝てる(事にした)剛善をなでなで) -- 宵華
- 冬
- 多少暖かくなってきたは良いが…拙僧がこの状態ではのう
作業も一時中断せざるを得んか…ぐぬぬ(出オチたハゲ) -- 剛善
- 冬
- うぅー…春は遠いのぉー…寒い寒いっとー -- 剛善
- おぼーさーん おぼーぅさーぁん (おーい、と冬の荒れ寺で呼ぶ声がする マフラー、コート、帽子のもこもこ姿) -- リスタ
- おぉ?宿屋の店主か。この寒いのによく来たのー。手伝ってくれるのかー?
(対して何時もの僧衣にボロボロの襟巻姿。寒い) -- 剛善
- んにゃ、今日は寒いからムリ (あっさり首を振る我が侭娘 しかし、その手には、布を掛けた籠 肩には金属製の水筒)
でも、応援する事はできるっ ってことで、差し入れー お酒じゃないけど 屋根上ったりするかだから (てってけ参道の階段を上りきれば、本堂の木の階段に腰を下ろす) 休憩するんだよおぼーさん -- リスタ
- おぉ、これは有難い心遣いであるな…!この寒空の中手袋も無いでは寒くてかなわんでな!
凍えてしまうところであったよ。いやぁ、持つべきものは友人であるなぁ(がはは、と調子の良い事を言いつつ隣に腰を下ろし) -- 剛善
- と言うか、清貧っていうんだっけそれ? 手袋とか上着位は揃えてバチは当たらないと思うんだよ… (寒そう、とマフラーに口元まで埋めて震えた)
はいはい、可愛くて気前の良いやさしーぃ友人の心遣いなんだよ (ふふん、とワザとらしく胸を張ってから、籠の布を外す) 元気を出すならやっぱり故郷の物ってことで、オムスービなんだよ 鮭とー、梅干とー、オカカっ (笹の葉に包んだおにぎり三つと沢庵数枚) んで、こっちがー… (水筒のカップをとれば、蓋を開けて中身を注ぐ 角切り豆腐と昆布の味噌汁が湯気をあげた) 東洋人の家族に教えてもらったん はい、どうぞー 熱いから気をつけるんだよっ …しかし、修繕少しは進んだんだね もう雨漏りはしないかな? -- リスタ
- ははは、そのような真っ当な心根からではないでな。単に、私財の調達に金を殆んど使ってしまっただけでな!
ほぉ、握り飯とはこれはまた気が利いておるではないか!腹にも溜まるし、汗で流れた塩分の補給にもなる…うむ、具も定番所であるな! 何と、味噌汁まであるのか!?これは豪勢な昼飯になりそうであるなぁ(ず、と一啜りしてにんまり笑う。身体の芯から温まる感覚が心地いい) あちち…む?おう、それなりに、ではあるがな!今の所は単に応急処置的に穴をふさいでおるだけよ そのうち、骨組みだけ残して建て替えてしまいたいものだがのー…如何せん金も人でも足りんでなぁ -- 剛善
- 財産を蓄えるのにお金を使うとは!と思ったけど、ああ、資材ね (メタ発言をしつつ頷きつつ)
(料理が喜ばれれば、どやぁ、と胸を張る) サービス一番がウリの女将だからねっ 美味しいっしょ? ふぅん? 不恰好だけど、前より見た目よくなったよねー (板を打ち付けてある屋根を見上げ、こくこく頷く) 骨組みだけなー…うちの家族にも、流石に大工はいないしなぁ 是ばっかりはお金が必要なんだよ…うーん、再開発地区探せば、大工は居そうだけど… -- リスタ
- うむ、資材資材。イントネーションの違いということにしておけば良い(気にせず握り飯をもりもり食べる)
うむ、真心篭った抜群の味であるな!冷えた身体にこれはとてもありがたい…何か礼をせねばならんな! おう、それだがな。本職の大工ではないが大工仕事も出来る、という男を見つけたのだ そ奴に頼もうかと思っておるよ。…とは言っても、一人でどうこうできるような状態でもないのだがな? -- 剛善
- 異国の生まれは大変だねー (からかうように日本語で話した 流暢だ) と言っても、オボーサンは上手いほうか ゴザルとか言わないし
ふふん、お礼にありがたーいお説法とかは無しなんだよ? 甘い物が良いなぁ (さりげなく露骨におねだりして) へえ、渡りに船だね 一人その技術があれば、とりあえず、監督は居るってことだから …でも、釘とか使わないんだよね? やっぱ本職は必要かなぁ… -- リスタ
- はは、現地の人間に褒められたとなれば自信を持って良いのやもしれんな?(笑って話すその言葉は何処となくなまりが残る)
む、可愛い女子にそう言われては男としては答えぬわけにはいかんな!よいよい、また何か持っていくことにしようかの うむ、今のように応急手当であれば釘でも何でも使えばよいが、本格的に再建するとなるとのー… そういえばお主、先ほどから家族家族と言っておったが…東洋に親戚でもおったのか? -- 剛善
- アタシに褒められたって事を誇りに思って欲しいんだよ (えっへんと腕組みしてから、偉そうだなアタシ、と舌を出して笑った)
わぁい、約束なんだよっ しかし、こんだけ荒れてると、骨組みももしかするといかれてるんじゃないの? 大丈夫? (自分も味噌汁を啜って温まり) ん? んーん、居ないよ (あっさりと首を振った しかし目を細める) でも、家族は沢山 チェリねーさんにシュプルにー、チンミンじーちゃんにフロゥちゃんにー… (指折り数え、片手が三回ほど往復してから) ともかく、沢山ね 魂で繋がってるんだよ (こくこく) -- リスタ
- ははは、この地の言葉に関しては少なくとも拙僧よりは達者であろう?存分に胸を張ると良いでな!(谷間ガン見)
むー…一部朽ちてはおるかもしれんな。ま、外装を剥がしてみんことには分からんのー(その時はその時だな、といつものように笑い) ふむ、魂で…か。中々面白いことをいうものだな…というか多いな!? -- 剛善
- そりゃまあね ふふん、アタシ強キャラだから大体の言語がバッチリ喋れるんだよって自慢目潰しっ (ズビシッ)
んー、もしそうなったら大仕事だよねー…その時には草むしりとか以外でもお手伝いしないとだ …い、犬小屋くらいなら作れるんだよっ 血は繋がってないけどね 根底はひとつと言うかなんと言うかー…あ、うん、今大体40人位居るかも 最近また増えたし (こくこく) (そうして頷いてる所に、むずがゆくなる鼻 ぷしゅんと小さくくしゃみをして) んー、冷えてきたんだよ そろそろ帰るねー… -- リスタ
- それはまた意外な特技であるな。何か必要になれば習いにいk\ぐえーっ/(びたーん)
ははは!犬を飼う予定はないが作っておいてもいいかもしれんな?何かあれば頼むとするかな はぁ…それはまた大家族であるな。よくは分からんが寂しくはないようで良いではないか…っと、大丈夫か? 若い女子が身体を冷やしては一大事。帰ってしっかり温まると良い。一人で帰れるか? -- 剛善
- なんたって、異人変人が家族だからね! インプ語までバッチリなんだよっ 使う機会…無いけど… (遠い目)
うむ、お寺でわんこを買う事になったら言ってほしいんだよ 腕を振るってあげる! …そ、それ以外にもがんばる (こくこく) 今は一人で何とかやってるけどね 会おうと思えばいつでも会えるし (水筒の蓋を閉めて置き、立ち上がる) うん、大丈夫だよ 子供じゃないんだから (軽く笑ってからマフラーを解いて、ほい、と剛善の首に掛けた) 貸してあげる 寒さ厳しかったら、風邪引く前にうちに来るんだよ 宿代はツケにしてあげるからね (そう言って階段を駆け下りていった) まったねー! (階段の下で一度手を振って、去って行った) -- リスタ
- はは、だが決して無駄ということはあるまいよ。お主がそれを身に着けたということは必ず意味があるのだ。それが縁起というものよ
ま、期待して待っておることにしよう。お主はこうやって飯を差し入れてくれるだけで十分過ぎる程であるがな? うむ、気を付けてなー!(と、去っていく背中を見送って)…これは暖かいな。今のボロよりよほど良いではないか …どれ、さっさと終わらせてしまおうかのー(マフラーのおかげで、その日はいつもより長めに作業していたとか) -- 剛善
- 冬
- おーさむいさむい…この時期の外での作業は堪えるのぉ!
釘が凍っておるかのようだな…うー寒い寒い、早いトコ終わらせてしまおうかの -- 剛善
- うわ、こりゃひどい…(半分朽ちている屋根を見上げながら素直な感想を口にする青年) -- リチャード
- おぉ、リチャード殿か!よく来てくれたな!(作業の手を止めて振り返り)
ははは!で、あろう?ボロボロになりすぎて最早骨組みから直さねばならんのではないかと思う程だ! -- 剛善
- ああ、ゴーケンさん、精が出るようで(首から掛けたゴーグルを揺らし、帽子を脱いで軽く会釈)
どれだけ木材使いそうなのか見定めにきたんですが、これは予想以上ですよ…。できれば骨組みはまるまる再利用したいところですよね、いくらあっても足りなさすぎる…(おっかなびっくり柱を撫でながらしかめっ面) -- リチャード
- 此処で寝起きしておいて何だが、何時崩れるかヒヤヒヤしておるよ
出来れば下敷きになって死ぬ前に直してしまいたいものだがなー…一度骨組みを残して解体すべきなのやもしれんのう -- 剛善
- ここで寝起きって、凍死希望ですか貴方。…何で防寒してるんです? 逆に興味湧きますけど。
こりゃあんまり猶予もなさそうだ…すぐにいいところ探してきます。木材運んできたら潰されてた、なんてオチだけは勘弁ですからねマジに!! -- リチャード
- その辺で拾った毛布やらなんやらを洗って使っておる!それと酒で身体を温めるようにはしておるな
あ、その件だがな。木材の調達場所が見つかったのだよ!リチャード殿にはそこから此処への輸送を頼みたいのだ -- 剛善
- えっ、マジですか!? 俺がスローリィ、ですって…!?(愕然とした表情を浮かべる。よろり、とふらついたりもしたり。何か自尊心を刺激されたらしい)
…い、いや、俺の本業はここから…! 了解です、その場所を教えてもらっていいですか? -- リチャード
- うむ、此の西区にガーゴイル建築という会社があってだな
そこで現場の安全祈願と引き換えに資材を譲って貰えることになったのだよ。拙僧の使いと言えば恐らく通じるであろうてな。…頼めるか? -- 剛善
- ああ、あそこですか。まだ売込みには行ってなかったんですよね、あの辺りは…なるほどなるほど(頷きつつメモを取っていく青年)
了解です、それじゃあ来月中には必ず。ゴーケンさんの風邪予防のためにも!! -- リチャード
- 従業員も多いようだし、お主も新しい販路を開拓できるやもしれんぞ?
うむ、待っておるでな!…これで取り敢えずの風よけでも作れるな。何とか凍死は免れそうだ -- 剛善
- 秋
- さて、道具もそろった!材木はー……うむ、とりあえずはその辺の板切れを利用するとしよう -- 剛善
- そのうちにちゃんとした材木で綺麗に修繕したいものだがなぁ…(黙々と鋸を引く) -- 剛善
- ぎーこぎーこ (ひょい、と後ろから覗き込む少女) -- リスタ
- おぅ?おぉ、宿屋の店主か。よく来たな!早速手伝う気になったか? -- 剛善
- ふむ、しかし手伝いとはいっても何をしてもらおうかのう。女の細腕であろうしー…むむむ -- 剛善
- さて、修繕の手順でも確認するかのー… -- 剛善
- 草は粗方取り終わった。次は本堂の修繕…とりあえず崩れた屋根ぐらいは治しておかんとの -- 剛善
- さて、粗方草は取り終わったが…ここからどうしたものか。土をならして砂利でも敷き詰めたいものだがなぁ -- 剛善
- …しかし此処まで拙僧一人で石を運ぶ、というわけにも行かんしな。どうしたものか… -- 剛善
- …これはたしか、ブッキョーのテラというやつだね。街の中心部でもいくつか見かけたかな(買い食いしながら立ち寄る) -- ジョーヌ
- おんや?来客とはまた珍しいな。この荒れ寺に何ぞ御用かな?
(真昼間から赤ら顔になった坊主が奥から現れる) -- 剛善
- ああ、人が住んでいたのか…(すまない、と苦笑して) 街ができていく様というのが、珍しくてね。色々見て回っているんだ
このテラもかなり古いもののようだけど、新しくしたりするのかな? -- ジョーヌ
- あぁ、構わぬよ。拙僧がこの無縁寺に勝手に住み着いておるだけでな!
うむ、宗派は違えど仏門の徒として寺が此処まで荒れ果てておるのはどうにも心苦しくてな とは言っても…先立つ物もないし、まずは地道に草むしりから、といった程度だがな? -- 剛善
- 人手が集まればあるいは、だけど…一人だとかなり、時間が掛かりそうだね(破れた屋根を見上げて)
でも、そうした志があるのは立派なことだと思うよ。力にはなれないけれど、応援するよ エルフは…僕の氏族は宗教を信じないけれど、ここがまた人の集まる場所になればいいと思う -- ジョーヌ
- はは、そうだな。何時になるかは分からんが、気長にやろうと思っておるよ
うむ、気が向いたら立ち寄ってくれればそれでよい。誰にも知られずに修繕するよりは、誰かに知ってもらった方がやる気も出るというものだしな うむ…駆け込み寺、とは言わんが。折角再開発されておるのだ。人々が気軽に立ち寄るような場所になれば、とは思うな… してお主、名は何という? -- 剛善
- …西の森牙の氏族、ジョーヌ(問いかけに、僅かに間を置いて) 仕事で森を出てきたエルフだよ
そうだね。たまには立ち寄らせてもらおうかな… このあたりは町の中にしては木が多くて、落ち着くからね(ふっと笑顔に) -- ジョーヌ
- ジョーヌ殿か。拙僧が剛善。ご覧のとおり仏門の徒であるよ
あぁ、気軽に立ち寄ると良い。…と、そうだ。同じ区の中に同じく荒れ果てた社があってな! そこの管理者も修繕に苦心しておるようだ。どうせだし見て回ってみるといいのではないか? -- 剛善
- ヤシロ? …テラとはまた違うのかな。うん、訪ねてみようか(ありがとう。と笑顔で応え)
…それじゃあこれで、失礼するよ。剛善(またね。と一言残して、寺を後にした) -- ジョーヌ
- うむ、仏教ではなく神道によるものであるな。その辺の細かいことはまた興味があるなら教えよう
うむ、ではな、ジョーヌ殿(うむ、と頷いて背中を見送って)…さーて、続き続き、っと…(草むしりに戻った) -- 剛善
- さて、修繕とは言っても何から始めたものかな -- 剛善
- …とりあえずは、伸び放題の雑草をどうにかするとしようかの -- 剛善
- (どこかで見た似たような状況過ぎてかすれた声しか出ない通りすがり) -- 杏
- おぉ?よくぞ参られた!早速手伝いを申し出てくれるとは、感心感心!
ささ、とりあえずは草むしりを終わらせようではないか!(捕獲) -- 剛善
- 誰も申し出て無いわ!私は私で神社の草むしりがあるのでーいや本っっ当に残念で、ってかさわんな生臭坊主!
流石に見て見ぬ振りが出来るほど図太く生きていけませんのでーああでも図太く生きて来たかった…… あそうだ、この前買った鎌があったからこれ使おうと思ってた(切れ味は抜群だ) -- 杏
- ははは!口ではそう言いつつも何だかんだ断り切れぬあたり、やはりお主も難儀な性格だな!
ほぉ、便利なものを持っておるではないか!…では草むしりはお主に任せて拙僧は別の用事を (境内で酒飲みながら昼寝するムーブ) -- 剛善
- はん、こう見えても部下に仕事を押し付けて自分は楽になるクソ上司は星の数ほど経験有るわ
(容赦のない腹パンを見舞う見た目巫女)ちなみにこれで五度ほどクビになりましたが、さー見せ所ですよお坊さん?(疲れ顔にっこりで凄く怖い) -- 杏
- ぅごふっ!!(野太い声があげて悶絶するハゲ)
ぅ、ぉ、ぉぉ…最近の巫女は、中々に武闘派なのだな…! う、む…分かった分かった。言いだしたのは拙僧であるしな…真面目にやるとするか (凄く嫌そうな顔) -- 剛善
- この年で人生疲れ果てるほどには経験詰んで、詰みたくなかったけど……
って言うかこの荒れ寺こそお坊さんに縁のある場所なんでしょ?そこを自分でやらずにどうするのかと(鎌を振るってザクザク刈る杏) -- 杏
- ん?縁なぞ無いぞ?たまたまブラブラしておったら荒れ果てた寺を見つけただけでな
一応仏門の徒ではあるわけだし、掃除ぐらいはーと思っただけなのだ(ぶちぶち草を引っこ抜く。時折腰をさするあたりがオッサン) -- 剛善
- そーれーをー!……普通、私にやらせる……?(がっくり肩を落としてやる気も無くす)
くそぅ、借りさえなければ大手を振って無視できるのにさ(ぶつぶつ毟り毟り) (ともかく手伝ってもらったのと同じ時間だけ付き合ってみる杏だ) -- 杏
- 言ったであろう?何事も縁起であるよ。知り合ったのが運の尽き、ともいうな!
(肩を落とす杏を見て楽しげに笑いながら)ま、感謝はしておるさ またお主のとこの整備も手伝うでな。……そういえばお主、名は何という? -- 剛善
- これで感謝もしなかったら人非人って罵ってやる……あ、私?きょう、むらくもきょう、そう言うお坊さんは? -- 杏
- 拙僧は剛善。知ってのとおり生臭坊主だ
杏殿か…ふむ、村雲とはまた古風な名前であるな! いやしかし、やはり草刈というのは骨が折れるな…いつつ。拙僧も歳かの? (立ち上がり、腰を捻ればゴキゴキと凄い音がする) -- 剛善
- 剛善、ねぇ……私も人の事言えない程度には古臭い名前ですがー、由来があったとしても知る術はもうない -- 杏
- し、知る必要もないかなって
あーそんな腰の音を鳴らして腰を駄目にした同僚を知ってるわ…… -- 杏
- おい、不吉なことを言うでない!腰が駄目になったら色々と困るな…
こういう作業が出来ぬのは勿論女を買えぬのもまた困る…(ぶつぶつ言いながら草むしりに戻る) -- 剛善
- うむ、こんなもんかの -- 剛善
- 荒れておるとは言っても形は一応保っておるでな
地道に修繕しつつ、ここを拠点とさせてもらうとしようかの! -- 剛善
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