施設/合戦場

  •  
  • ビクシュは、その夜、真夜中の城下を歩んでいた。
    新しく生まれたある家の赤ん坊の魔除けを授けるためである。
    祝いもすみ、その家の主人からは泊まってゆくよう勧められたが、思うところがあり城下を巡っていた。

    「陰の気配があまりにも強い。」
    空を観る。
    炎上する屋敷。
    「急がねば。」
    そう思い駆け出し、辻に差し掛かった時。 -- 2011-11-13 (日) 02:53:43
    • (桐箱を抱えた鎧武者が往来を歩いている)
      (面の下の虚からビクシュを睥睨し)なんだ貴様は。
      (後を続くように七ツ目の大入道、そして乾いた死体が足軽姿をしている妖魔)
      (殺戮と略奪の限りを尽くし帰途に着く妖怪集団、物部壱座がそこにいた) -- イチザ 2011-11-13 (日) 03:17:24
      • (これは「ツイてない」百鬼夜行の真ん中にさしあったったようなものだ)
        鎧武者に相対し静かに答えた。
        「この先の屋敷へ行く。」 -- ビクシュ 2011-11-13 (日) 03:28:02
      • ハッ。(その言葉を鼻で笑い)もう誰も生きちゃいねぇよ……
        この俺が。俺たちが。妖怪集団『物部壱座』が皆殺しにした。今から向かえば家人くらいは助かるかも知れないぜぇ…?
        ククク……フハハハハハハハ!!(高笑いをしながら、十分に血を見た満足感からかビクシュには手を出さずに去っていった) -- イチザ 2011-11-13 (日) 03:38:37

      • (長々と続く白壁の塀の内側で炎が燃える、まるで地獄の釜の火だ。燃え盛るほどその夜の記憶が)
        (強く焼きつけられていく。火は夜明けまで燃え続けた。)
        (略奪と殺戮の後、生き残った者たちの話では。屋敷の中で妖怪と戦い殺された退魔師は4人)
        (7尺を越える大男と、浪人風の男、まだ年端も行かない少女、そして・・・長い黒髪の女。)
        (遺体は喰われたものも多くあったため、数が足りなかったとしても誰も不思議がらなかった。)

        (金髪碧眼の女を見たものは生き残りには誰もいなかった。) -- めもり 2011-11-13 (日) 04:40:44
  • ―黄金暦200年代・夏
    回船問屋、鞍卦屋の倉に巨大な大蛇が巻きついていた。という怪事があったのが少し前
    人気の無い廊下で足音がする、夜庭先で鬼火をみた内儀が熱をだして寝込む、
    雨も降っていないのにドス黒い雨漏りが落ちる、首なしのマッチョがのし歩く等々・・・
    あからさまに怪しげなことが続き。家の幼い息子が神隠しにあいかける事態になって、
    退魔師を大量に雇い入れ、屋敷は物々しい雰囲気に包まれていた。

    屋敷の周りを人数を頼んで守らせ。さらに退魔師も多くやとっていた。
    その夜、雇われた退魔師のうち4人が屋敷の中で番をしていた。1人は身の丈7尺を越える雲水姿の大男。
    その横、着流しの浪人風の男が持つ大太刀には何枚も札が貼られている。
    まだ幼い顔立ちの祓師風の着物を纏った少女はなにやら経文を書き付けた巻物を開く。
    そして、金髪碧眼の街娘風の格好をした巨乳女・・・暇そうにあくびをしていた。
    いずれも腕に覚えがあるという触れ込みの者らしい。寝ずの番をしている。
    蒸し暑く風の無い、不気味な紅い月の夜であった。ロウソクの火が音も無く床板の影を揺らした・・・。

    「金髪のねえさん、さっきからその札のようなものを見て何してる」
    素浪人風の男の声だ
    「時間みてんの」
    「その札に書いてあるのか?」
    「うん」
    「じゃあ何時だ」
    「んふふっ・・・丑三つ時にはいって13分経過」
    そのまま、顔を洗ってくるといって席を立つめもり。ちょうど刻限であった。 -- 2011-11-13 (日) 00:14:18
    • (ちりん。どこからか風鈴の音が聞こえてくる。ちりん―――)
      (その音は少しずつ、少しずつ――退魔師たちに近づいてきている)
      (据えた匂いを嗅いだ者もいただろう)
      (妖気を先んじて感じた者もいただろう)
      (そしてそのどれをとっても、妖怪が現れる前兆と警戒するに十分なはずだ) -- ??? 2011-11-13 (日) 00:29:46
      • (その場に居る誰もが気温が急激に冷めるのを感じた。) (どこから来るかしらないが、屋敷の周囲に2重3重と結界と罠が張り巡らされている) (退魔師以外にも手勢は多い。妖怪を迎え撃つ準備は万全である。) (雇われた退魔師達がそれぞれの獲物を手に取り立ち上がる。) -- 2011-11-13 (日) 00:39:37
      • (さて、そんな中めもりさんは、辺りに人の目が無いのを伺うと・・・)
        ぺーいぺりぺりり〜♪
        (お札をはがして回っていた。しかもちょお楽しそうに。) -- めもり 2011-11-13 (日) 00:39:59
      • (壁が突然、その場に立っている力をなくしたかのように崩れ落ちる)
        (いや、違う。土壁は細切れに切裂かれただけだ)
        (突如、部屋に入ってきた鎧武者はその名をイチザ――妖怪集団物部壱座を率いる頭目であり、大妖怪の姿である)
        (雲水姿の大男の足を蹴り、その場に蹴倒すと無造作に首に向けてその太刀を振りぬいた) -- イチザ 2011-11-13 (日) 00:53:37
      • ぬぅっ!?
        (完全に不意を突かれた大男が床に転がった。妖怪に対して絶対の防壁となるはずだった屋敷の壁が札ごと切り裂かれていた。)
        (それが今しがた偽者とすりかえられていたなどと、知る由もない。)
        (驚愕の表情を浮かべたまま、とっさにかばおうとした腕ごと首を切られて絶命する、鮮血が吹き上がった。)
        結界ごとぬけてきただと・・・!
        (屋敷が一気に騒然となる。渡り廊下から庭へ飛び降りた浪人風の退魔師が刀に手をかける、間合いははるかに遠い・・・だが。それがこの男の間合いである) -- 2011-11-13 (日) 01:02:56
      • フン。(切り取った大男の首を後方に投げる。足軽妖魔がそれを拾って主の首級を丁重に扱った)
        知っているぞ、男……お前はその刀に薬を仕込んでいるな。
        知らずに戦えば騙まし討ち程度にはなったやも知れんな……が、所詮は大道芸に過ぎん。
        行け、七ツ目入道!!(鎧武者が吼えると、庭に落ちる月光が陰る) -- イチザ 2011-11-13 (日) 01:13:09
      • (大入道が庭に降り立ち、その轟音と衝撃に怯んだ隙に浪人風の退魔師を掴む)
        いただきまぁす。(たったそれだけの言葉と共に、男の頭を齧り取り、貪った) -- 七ツ目入道 2011-11-13 (日) 01:15:18
      • (着流しの男が持つ刀の柄を持つ手が一瞬固まる。対峙した妖怪は必ず殺してきた。)
        (他の退魔師にもほとんどばらしたことは無い、わざわざ刀の形に仕込んでいるのもそのためだった。)
        チィッ!・・・あがぉ・・・!
        (抜き打ちの形で放たれた毒々しい色の薬が宙にまかれて地面を焼いた、その上にまた血が降って煙を上げた。)
        -- 2011-11-13 (日) 01:29:23
      • こっから先は行かせない!
        (屋根の上に残った少女の姿があった。立て続けに人間が食われるところを見ても)
        (血の気を失わないところはさすがというべきか。)
        (群れを成してやってくる百鬼夜行の前に見下ろし経文を握り、指で印を斬る) -- 2011-11-13 (日) 01:29:30
      • 知ってるぜぇ………ああ、わかっているとも。(屋根の上に残った少女を見て鼻で笑う)
        フッ(それは一息、わずかにイチザが息を吹きかけただけ。それだけで中空を火が奔り、少女に襲い掛かった) -- イチザ 2011-11-13 (日) 01:53:09
      • (毒煙から一歩下がり、浪人風の退魔師の身体を持って大口を開け)
        (バリバリと残った身体も食べつくしてしまい)ごちそうさまでしたぁ。
        (七ツの歪に並んだ目を持つ大入道は汚らしいゲップを一つ) -- 七ツ目入道 2011-11-13 (日) 01:55:33
      • (少女の顔色に焦りが浮かんだ。ばれている。襲撃を予想して屋敷中あちこち、)
        (一見してそれとは分からないように隠しておいた罠の札のことが・・・。)
        (軒下から伸び上がるように炎が踊る。通った跡にに壁や柱に貼り付けられた隠し札が燃えあがった。)
        きゃぁっ!!
        (構える暇もなく、少女の手の中で札が燃えた。炎が小袖に燃え移る。溜まらず屋根から転げ落ちた。)
        (屋敷が燃え始めた、庭の茂みに少女の体が落ちる。)
        (茂みから経文を書き付けた帯が飛び出し、七ツ目入道と、イチザを捕縛しようと周囲を回る!) -- 2011-11-13 (日) 02:04:09
      • 人斬り四郎という妖怪がいた……ま、お前たち退魔師に負けて滅んでしまったがな…?
        (経文が書かれた帯を難なく切り払い)そいつがな……よく言っていたのよ…
        『愉しみで斬るなら女に限る』となぁ……?(少女が落ちた茂みに向けて走り、一刀轟断) -- イチザ 2011-11-13 (日) 02:10:17
      • やっぁ・・・あああッ!
        (血しぶきと供に高い声の悲鳴が響いた。袈裟懸けに体を切られた少女が血溜まりに倒れこんだ。)
        (太い庭の松の木が遅れて斜めにずれて倒れる。それにあわせるように、爆発が上がった。)
        (火があがる、赤々と照らされた土が血を吸い込んでいく。)

        (この爆発は、4人目の退魔師、めもりの仕業だろう。しかも御丁寧にも混乱に乗じて)
        (屋敷の門という門をきっちり閉めておいたらしい、大騒ぎにも関わらず、外から人が雪崩れ込むのに)
        (いま少し間があるというわけだ。本人の姿は見えないが、あとはごゆっくりどうぞ〜あはっ!)
        (とでも言っているかのようだ。) -- 2011-11-13 (日) 02:24:45
      • (血に塗れた太刀。軽く振って血を払い)悪いなお嬢ちゃん。
        遠間から札を出し続けていられれば善戦したろうになぁ………ク、クク。
        そして手筈は十分か。家の人間は残しておけばこの殺戮を喧伝してくれる……
        オイ、略奪を済ませて引き上げるぞ七ツ目入道。いつまでも死体を齧ってるんじゃねぇ。
        (足軽妖魔たちが燃え盛る屋敷から金子を奪っていく。その姿を満足げに見ていた)
        あいつ……中々に有用な奴だぜ。ク、ククク……フハハハハハハ!! -- イチザ 2011-11-13 (日) 02:38:53
  • 合戦場跡 -- 2011-10-29 (土) 03:40:42
  • 妖怪の襲撃に遭い、滅びた村 http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst032968.png -- 2011-10-28 (金) 22:03:29
    • (春風に髪を靡かせながら忍装束の小柄な少女が廃村に佇む。だが、その春風は決して心地よいモノではなく、むしろ血生臭い風だった)
      ……惨い。皆殺しか…これも妖怪の仕業となれば、そりゃあ枡村藩も黙っちゃいないわよね
      酷い血の匂い…それに、妖怪の匂いも混ざってる……まだ遠くには逃げてない、かな -- ミコト 2011-10-28 (金) 22:04:45
      • (長居するのは悪手だ。仏=死者の恨みを買ってしまうかもしれないし、死臭に誘われた別の妖怪が現れる可能性だってある)
        つまり、サクっと犯人の妖怪を追うのが得策…… -- ミコト 2011-10-28 (金) 22:09:26
      • (廃村に悲しげな琵琶の音色が響く)
        (虚無の中から姿を現す琵琶を持った女――いや、妖魔)ふふ。こんなところを嗅ぎ回るなんて。
        退魔師にしては地道ね……?(強い瘴気を纏ったままミコトに声をかけ) -- 五光のお凛 2011-10-28 (金) 22:14:02
      • (犯人の足跡を追うにはあまりに邪魔な匂いが多過ぎる。忍者とは言え、全ての五感が超人的というわけではない
        匂いを追える妖怪を口寄せで呼ぼう――と考えていたその時、聞こえた音はミコトを反射的に構えさせるには十分だった)
        琵琶…? あんた妖怪ね……ぷんぷん匂うわ。この惨状はあんたの仕業? -- ミコト 2011-10-28 (金) 22:21:19
      • いかにも。この村は物部壱座、五光のお凛が皆殺しにさせてもらったよ。
        (女の白く細い手が動く。琵琶の音が悲しげに鳴り響き)
        私たちの頭目、イチザ様は枡村藩の転覆を掲げていてねぇ……もしここに親兄弟がいたとしても恨まないどくれよ。ふ、ふふ。 -- 五光のお凛 2011-10-28 (金) 22:29:52
      • (お凛の言葉を聞き、舌なめずりをしながら脇差を抜く) ふふっ…その言葉、そっくりそのまま返してあげるよ五光のお凛さん
        「もののべ」だか「おののいもこ」だか知らないけど、私は今虫の居所が悪くってさぁ!(言いながら疾駆。一瞬でその間合いを半分に縮め)
        そっちこそ……斬られても恨まないでよねッ!! (跳躍、そして空中からお凛へ斬りかかる!) -- ミコト 2011-10-28 (金) 22:37:13
      • おお、怖い怖い。(琵琶の柄――(じゅう)に仕込まれている刀を抜き)
        子供の癇癪は見苦しいねぇ。(中空から斬り付けてくるミコトと刃を噛み合せ、斬撃を防ぐ) -- 五光のお凛 2011-10-28 (金) 22:49:53
      • (得物と得物の剣戟が響く。そのまま着地して鍔迫り合いへ…)
        つーかさぁ…あんたら悪い妖怪は殺したい時に人を殺して、楽しそうだよねぇホント!
        だったら私だってあんたを殺るよ……? この村に転がってる仏様の慰めにもなろうさっ!(刀を弾き、後ろへ跳んで間合いを取る)
        此処に親兄弟はいなかったけど……それでも、こんなにムカついてる! 嗚呼、今宵の風来小町は気が短こう御座る……
        なんて、夜なら尚更格好ついたところだけど…兎に角!相州嵐波・風魔命、推して参るッ!! -- ミコト 2011-10-28 (金) 22:59:56
      • そう言わないどくれよ。私だって必死なのさ……生きた人間の心臓を使わないとこの琵琶は維持できないからねぇ。
        (鍔迫り合いをしながら艶やかに笑う)退魔師風情が私を殺ろうなんざ二百年早い。
        はっ!(両者の刀が離れ、刃鳴りが廃村に響き渡る)風魔命ね……
        私は五光のお凛。(刀を手にしたまま琵琶を鳴らし)物部壱座の五番手さね……
        ……はっ!(琵琶をかき鳴らし、妖力により衝撃波を生み出しミコトに放つ!) -- 五光のお凛 2011-10-28 (金) 23:08:22
      • 悪趣味なっ……琵琶弾きたきゃ銭で買ってなって話よ! それか枇杷でも食ってろ!(その場から横っ飛び、衝撃波を避けつつ)
        五番手か……偶然ね、私も兄弟姉妹の中じゃ五番ってところよっ!(胸元から火薬のついた手裏剣を出し)
        火遁、曼珠沙華ッ!! (投射!手裏剣は投げた途端に火を纏い、お凛へ向かう) -- ミコト 2011-10-28 (金) 23:18:39
      • とんでもない……この琵琶は必要なのさ。枡村藩の人間全てを殺すためにねぇ。
        ……チッ!(火の影に揺らめく手裏剣、切り払うに難ありと見るや身を翻してそれをかわし)
        すばしっこいもんさね、忍者というのは!(眼に見えて分かるほどに濃く琵琶に妖力を溜め) -- 五光のお凛 2011-10-28 (金) 23:26:37
      • 弾かせるかッ……! (溜めを妨害するために続けて曼珠沙華を左右の手から一発ずつ投射しながら右へ走る)
        枡村藩の転覆とか言ってたけど、そんなでかい舟を目の前でひっくり返されちゃあこっちだって黙ってないっつの!
        (道の橋、民家までその速度で突っ込んでそのまま壁を蹴り昇り、屋根の上に立つ) -- ミコト 2011-10-28 (金) 23:34:33
      • ……ッ!(右手側に跳ぶも手裏剣の一発を左肩に受けて)ええい、忌々しい退魔師め!
        (燃え上がる肩口の布ごと破り捨て)ふん……あんたみたいな小娘にイチザ様の大願を邪魔させはしないよ。
        (刀を足元に突き刺すと琵琶を弾き始め)

        春の都にゃ 今日も今日とて 紅い仇花咲き乱れ 下に往く者 仰ぎ嗅ぎては 世は泡沫の詠をよむ

        人目憚かる想い人らは 花へ誓いぞ云い刻む 咲けよ桜よ我らを糧に されば輪廻も影を成す

        (悲しげな琵琶の音が響くと聴覚から身を蝕まれる呪詛の調べが廃村に響き渡る。聞き続ければ血反吐を吐くことになるだろう) -- 五光のお凛 2011-10-28 (金) 23:46:17
      • (刀を捨てた…? そのまま弾――!?) あ、ぅアアアアアアアアアアアアアアアアッ!?
        (その呪詛に中てられて、折角陣取った屋根の上から戦っていた通りの反対側へと悲鳴をあげながら転がり落ちる)
        っうぅ……ま、まるで牛鬼か飛縁魔の声…厭なもの唄ってんじゃ――ないわよっ!!
        (何かを反対側の通りからお凛のいる方へ投げる。お凛のいる場所へと民家の屋根から落ちてきた物、それは……)
        ジジジジジジ……! (導火線に火のついた火薬玉だ。それも3つ!) -- ミコト 2011-10-28 (金) 23:59:50
      • ふ、ふふ……冥府の調べは人間にはちと辛いかも知れないねぇ………
        (民家の屋根を伝って転がり落ちてきたもの)………? これは――――
        (炸裂。吹き飛ばされて近くの柳に背中から叩き付けられ)
        あぐ……ぅ…この、人間風情がァ……!!(あちこち煤け、燻りながらも刀と琵琶を手に立ち上がり) -- 五光のお凛 2011-10-29 (土) 00:07:15
      • その程度で余裕晒してるからよっ! (爆発で音が掻き消えている間に通りを駆け抜け、お凛の背後の位置から出てくる)
        うおりゃあッ! (そこでたまたま事切れて転がっていた農民の持ち物だったであろう鍬をお凛へと蹴り飛ばす) -- ミコト 2011-10-29 (土) 00:14:17
      • ッ!!(不意を突かれたものの、鍬程度)こんなもの!(刀の一閃にて切り払う) -- 五光のお凛 2011-10-29 (土) 00:18:07
      • そうよっ!それでいいっ! 油断は消えたよね? あんまり舐められるとこっちもムカつくからさあッ!!
        (鍬の牽制を対応する時間さえあればミコトの脚は間合いを易々踏破する。間髪要れずに袈裟に斬りかかる!) -- ミコト 2011-10-29 (土) 00:22:49
      • くっ!(袈裟斬りを刀で受け)退魔師風情と侮っていたことは認める……
        だがしかし!(繰り出すは妖怪の膂力、見かけは女なれど強引に肩でぶつかりに来る!) -- 五光のお凛 2011-10-29 (土) 00:28:45
      • えっ――嘘……! (これは誤算だった。一度切り結べた相手、見かけも女…ならば鍔迫り合いでも不利は無いという早計)
        なッ っうぁぁぁぁ!? (いとも容易く弾き飛ばされて無様に後ろへ倒れる) -- ミコト 2011-10-29 (土) 00:33:26
      • (琵琶を手にし)もう侮らない! チリになれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!
        (姿勢の崩れたミコトに向けて音波攻撃を仕掛ける) -- 五光のお凛 2011-10-29 (土) 00:41:18
      • くゥゥゥ……! (手を足代わりにして倒れた姿勢からバク転。しかし万全の姿勢でもなければ距離があったわけでもない)
        づぅっ――! (避け切れず、衝撃波に軽くお手玉されて不自然な体勢で地面に叩きつけられた)
        こ、こんのぉ…… う、っ……!?(吐血。先程の呪詛と合わせて結構なダメージが蓄積していた) -- ミコト 2011-10-29 (土) 00:50:43
      • さぁ、トドメさ!(刀を足元に突き刺したままバチを手に取り)
        最期は私の唄で送ってあげる……ふ、ふふ…(村を全滅させた妖怪、その技は広域の呪詛念波!)

        幸せは奪い掴むものか それとも ゆく河に身を任すことか ここは 羅生門

        通りゃんせ通りゃんせ あの世とこの世の六道の 通りゃんせ通りゃんせ 帰りは難儀な辻なれど


        (精神を蝕む呪詛が再び琵琶から紡がれていく!) -- 五光のお凛 2011-10-29 (土) 01:01:28
      • しまっ――! (言い終えることも出来ない。怒涛の休み無い攻撃を続けることで防いできたそれを今止めることは出来ず)
        あガァァァァァァァァァァァァァァァァァァアッア、ァ……っ、ーっ…!?
        (耳を両手で塞ぎ身体は弓なりに後ろへ仰け反って悲鳴を劈く。身も心もを苛む呪音に目と口は大きく開かれ、やがて反り切って倒れる
        ガクガクと痙攣し、獣のような声をあげながらのた打ち回る。きっと村民達もこのように死んでいったのだろう…)
        (だ、メ……だ。こんな(うた)、身体が張り裂けちゃう……!) -- ミコト 2011-10-29 (土) 01:14:59
      • 朱雀大路の地平に 諸行無常の陽は落ち はるか艮の母よ 明日我は旅立ちぬ

        あれは鳥辺山の僧 阿弥陀願い我が身焼く


        (悲鳴に薄笑いを浮かべたまま琵琶の音は終劇――ミコトの命を奪う最後の時まで琵琶をかき鳴らす!) -- 五光のお凛 2011-10-29 (土) 01:30:11
      • っつァァァァ……! (何を血迷ったのか、耳を塞ぐのをやめてうつ伏せに蹲る。すると――琵琶の演奏の中に笛の音が混ざった)

        朱雀大路の地平に 諸行無常の陽は落ち はるか艮の母よ 明日我は旅立ちぬ

        あれは鳥辺山の僧 阿弥陀願い我が身焼く


        (音が、まるで幽谷響(やまびこ)のようにお凛へと返される!) -- ミコト 2011-10-29 (土) 01:37:47
      • ………!?(返ってくる音、それは自分の唄そのもの)
        バ、バカな!? こんなことがぁ!!(呪詛をそのまま返される形となり、眼と耳から血が流れ)
        がふ……(刀を取り落としたまま大きく仰け反り) -- 五光のお凛 2011-10-29 (土) 01:45:23
      • (己の呪詛を返され演奏を中断されたお凛に対し、ミコトはゆらゆらとよろめきながらも立ち上がる
        その手には符の貼られた魔笛があった。「音波返し」の妙技を行ったのはその笛だ)
        妖符・天鼠幽谷響(てんそやまびこ)……風魔忍者とは之即ち、封魔。魔を以って魔を封じる術に長ける退魔忍
        ははっ…どうよ? 苦しみ死んでいった人間達の怨嗟が少しは伝わっててくれるといいんだけど……
        (しかしボロボロなのは此方も同じ。口から滴り落ちる血を拭う時に右手の脇差をのたうってる際に捨ててしまったのに気付く
        代わりの忍者刀を胸元から抜きながら、今の状態で相手を仕留められるかを思案する……五分か? 或いは――)
        ……ま、退く気は毛頭無いけどねッ!! (乾坤一擲の気合と共に、お凛へと疾走!) -- ミコト 2011-10-29 (土) 01:56:55
      • (二人は気付いていたか、少し前から両者が相対する地より遙か上空、滑空する黒い影がある事に
        その影は二人の戦いの様子を慎重に見守りながら機会を伺っていた。或いはそれは地上に見える一方を観察していたのかもしれない
        ミコトが駈け出すのとほぼ同時、地に向けて急降下を始めた烏は身に纏わせていた旋風を両者に向けて解き放つ
        身を切り裂くには遠く、竜巻というには余りに小さな風ではあるがその身をたじろかせるには十分な威力を持って、二人に襲いかかる) -- ??? 2011-10-29 (土) 02:20:32
      • く………(『今のままではやられる』琵琶を手にしたまま何とかミコトを押さえる術を模索し)
        (瞬間。風が舞い、つむじ風が逆巻く。小さく吹き飛ばされる形ではあるがミコトと距離を取り)
        なんだい!? 退魔師側の新手……!? -- 五光のお凛 2011-10-29 (土) 02:27:27
      • 風……!?(長い髪と着物の裾が突風に揺れる。咄嗟の判断で飛び退くが、これは敵の術ではない。むしろどこか懐かしいような…)
        だ、誰よっ!! -- ミコト 2011-10-29 (土) 02:31:17
      • (降下してくる影は徐々に大きくなり、ミコトとお凛の間に降り立った烏は風を纏うと人の姿へと変化する)
        (背には黒い羽根を散らす大きな翼、手には風を操る大団扇、顔には真っ赤な天狗面を付けた小さな影はミコトに背を向け、お凛に対峙する)
        二対一ではかの物部壱座、五光のお凛様と言えど不利で御座いましょう…ここはお引き頂けませんか
        (聞けば幼い少年のような声、団扇を持つ手は震えているものの頑としてお凛に向ける視線は揺るがない) -- ??? 2011-10-29 (土) 02:45:42
      • く………(手を伸ばすと落ちていた刀が独りでに浮いてお凛の手に収まり)
        確かにこの勝負、預けたほうが良さそうだ……(琵琶の柱に刀を納めると輪郭が薄くなり)
        風魔命……次はない。(輪郭はどんどん薄れ、そしてその場から消え果てしまった) -- 五光のお凛 2011-10-29 (土) 02:48:43
      • …ハァ?! ちょっと、お引取りって何言ってんの!? ここでコイツ逃がしたらまた人間を……
        あっ、ちょっと待てー!コラ〜!! そっちこそ、次は無いんだからねーっ!!(怒鳴りながら売り言葉に買い言葉を返した)
        ……それで、アンタは何邪魔しに来てんのよタロ坊!? -- ミコト 2011-10-29 (土) 02:51:53
      • (お凛の姿が消えると緊張の糸が切れたのか、がっくりと膝をつく。その衝撃で面はずれ、あどけなさを残す面立ちを顕にし)
        よ、良かったぁぁ〜…引いて頂けましたぁ〜…(情けない声音で大きく息を吐く、そして恨み節を吐くミコトの方を振り返るとまたふるふると震え始め)
        ミコトしゃまー!!!お会いしとうござりましたぁー!!(どう見ても話を聞いてない満面の笑顔で飛びつこうとする) -- 太郎坊 2011-10-29 (土) 02:57:05
      • いや、あのね…お会いしとうござりましたー、じゃなくて〜……ひゃっ!?こ、コラッ!!
        (急に抱きついてくるタロ坊の頭に拳骨でも落とそうかと拳を振り上げるが、彼の調子はミコトの緊張の糸も切ってしまった
        その緊張とは、今の戦いの緊張ではなく……親友が死に、里から出ての数年間張り続けてきた緊張の糸だ
        彼の抱擁はミコトが許せて、且つ故郷を思い出し懐かしさが蘇る珍しいもので…怒りは見事に一瞬で引いていた)
        タロ坊の、ばか……折角人が退魔頑張ってたってのに。久し振り、だね…(ぎゅっ) -- ミコト 2011-10-29 (土) 03:05:01
      • (すんなりと抱き留められた事に逆に驚いた顔をして、ミコトの顔を見上げる。その顔に浮かんだ感情を察して)
        お久しゅうございます、ミコトしゃま…今までお一人で、ご苦労なさった事と思いますー…
        (ミコトの懐かしい匂いに笑みを浮かべつつも、その腕から離れて膝を付き)
        しかしこの伯耆坊が末子、太郎坊が来たからにはもう安心でござりますよー。ミコトしゃまの郎党として手足となって働いてみせまする!
        もうお一人で頑張る事は無いのでござりますよー!(自信満面に胸を張って見せる) -- 太郎坊 2011-10-29 (土) 03:21:52
      • あんたには黙って出てきちゃったもんね。心配かけたかも……で、でも別に一人でも全然苦労じゃなかったし!(抱擁を解いて突き放す)
        だいたい、タロ坊なんか腑抜け腰抜け拍子抜けの三重苦じゃないの! あんたなんか…べ、別に役に立たないんだからっ!(ツンッ
        昔と同じく、私の子分でいりゃそれでいいのよっ……ほら、そろそろ帰らないと日暮れまでに帰れないじゃん
        い、行くわよっ? (フンッと強がってそっぽを向きつつ、帰路へ着くのだった……) -- ミコト 2011-10-29 (土) 03:31:55
  • -- 2011-10-20 (木) 01:31:47
  •   -- 2011-10-18 (火) 00:22:20
    • 英雄町にて火付けが頻発。その噂は界隈を駆け巡った。今宵も巷を騒がす妖怪集団、物部壱座がやってくるとも。
      そしてとある長屋を前に虚無僧が杖を鳴らす。
      -- 物部壱座 2011-10-19 (水) 22:00:16
      • ククク……(虚無僧が念を縛ると目の前の何もない空間に炎が現れ) -- 六部道真 2011-10-19 (水) 22:02:32
      • (チョーンチョーンと拍子木を鳴らしながら、長屋が立ち並ぶ界隈を歩く 木造建築の多い街であるから、火付けとなればその被害は大きい)
        ありゃあ…ええ、来ましたね 件の火付けに違いありませんよ…(いつでも抜けるように刀を握り、火の手へ向かう) -- まゆる 2011-10-19 (水) 22:09:35
      • (杖と共に炎を長屋に向かわせようとし、止まる)む……この気配、退魔師か…
        (周囲を警戒し、杖を構えたまま妖術によって作り出した炎を消す。暗闇に包まれる一帯) -- 六部道真 2011-10-19 (水) 22:16:25
      • おや…(火が消えた… 火避けのためにすっぽり被っていた小袖から顔をだす)
        自由自在っていうなら…やっぱり犯人は魑魅魍魎の類ですねぇ…(ぷつと数本の髪を抜き、ふぅと周囲に吹き、飛ばす 落ちた髪には顕微鏡などで見れば小さな目が並んでいるのがわかるだろう 夜目が聞くわけでは無いので心もとないが、いわば監視カメラである)
        さて、やりますよお前さん…(つづけて刀を抜き放ち、やや重さに振り回されながら右肩に担ぐように切っ先をまっすぐ真上に立てて構える 間合いに入った瞬間に上段から振り下ろす構えで静かにあたりの様子を伺う) -- まゆる 2011-10-19 (水) 22:25:15
      • ククク……この暗闇でも仕掛けてくる、というわけか…面白い。
        拙僧は物部壱座の六部道真……この英雄町を煉獄の炎に包む者の名よ。
        (暗闇のどこかにいるであろう相手へ名乗り)来いッ! -- 六部道真 2011-10-19 (水) 22:28:23
      • 故あって流派を名乗るわけには参りませんが…青南摩夕、お相手いたします
        (声が聞こえた方角に飛ばした”目”で相手の位置を探る 遠間であれば見ることもかなわぬが、”目”の位置からなら、おぼろげな人影をなんとか視認することができた)
        (次の瞬間、風もないのに肩にはおった小袖が翻り…)
        手裏剣が2つ、続けて道真に向かって飛ぶ) -- まゆる 2011-10-19 (水) 22:38:05
      • ム!!(飛んで来る手裏剣を何とかかわす。うち一つが虚無僧の編み笠――天蓋を掠る)
        成る程、どうしてかは分からぬがこの暗闇で拙僧を確認できておるようだ……(杖を構え)
        青南摩夕、いざ尋常に勝負!!(気配に検討をつけて杖からの火炎放射。しかし狙いは火明かりを点すため、まゆる後方の柳の木だ) -- 六部道真 2011-10-19 (水) 22:45:33
      • きゃっ…(飛来する火炎にひるみ、ぐらりと切っ先が揺れる)
        (火炎はそれ、背後の柳の木がぱちぱちと音を立てる 小袖を肩にかけ、打ち刀を構えた娘が炎に照らされる)
        わ、わかってますよぅ!ちゃんと火の流れは見えてましたからっ!(目は風に流されてしまったようだが、柳の炎におぼろげに虚無僧の姿が見える) -- まゆる 2011-10-19 (水) 22:52:09
      • (燃え盛る柳の木、照らし出される敵の姿は――)
        ふむ……このような若さで退魔師を志すとはな…(杖を構える)
        『見えていた』とはまた面妖な…その能力、見極めてくれる!(真っ直ぐにまゆるに向かって走り)
        念ッ!(杖を長く持って振り下ろす) -- 六部道真 2011-10-19 (水) 22:57:05
      • やぁーっ!(杖にあわせて、刀を振り下ろす)
        (が、身の丈の差もあり、杖の方が先に届く 鎖骨を砕いたと思った刹那、小袖が跳ね上がり、杖に絡む その隙間から、男の腕がちらりと見えたかもしれない)
        (一歩前進しながら振り下ろした刀を蹴り上げ、下段から斬り上げる) -- まゆる 2011-10-19 (水) 23:07:39
      • 何!?(杖先には奇妙な感触、小袖に絡みつかれ威力を失う打撃)
        ぐ……っ!(斬り上げを受けて点々と赤く血が滴る)気配で気付けなんだが、貴様…妖怪か!
        妖怪でありながら我らに仇を成すとは!(クルクルと杖を回し)この裏切り者め!!
        (足元を狙った払い打ち!) -- 六部道真 2011-10-19 (水) 23:11:38
      • (今回もまた屋根の上、この者余程屋根の上が好きと見える)
        …術かあやかしか知らんが面白い動きをするな もう暫らく見物させて貰おうか -- 濱谷 2011-10-19 (水) 23:19:36
      • く…(ばれた!)
        (裏切りものになんて)なりたくてなったわけじゃ…ありませんよ!(ぎょろりと太股に眼が開く 横薙ぎに迫る杖の動きは之で手にとるように見える ガッと、杖を踏んで止める)
        (が、体重は軽い、すぐに振り払われてしまうだろう それを懸念してすばやく左手で手裏剣をつかみ、斬りつける) -- まゆる 2011-10-19 (水) 23:21:16
      • 今からでも遅くはあるまい、物部壱座に下れい!
        (杖を踏み留められ、深編笠の下で歯噛みをする)この地は物部壱座頭目、イチザ様の理想により妖怪天国と化すのだ!
        くっ!(手裏剣での斬撃を寸前でかわし)その時に枡村藩の人間共々滅ぼされたくはあるまい!
        蛇ッ!(杖を踏ませたまま横合いからの蹴りが飛ぶ!) -- 六部道真 2011-10-19 (水) 23:25:42
      • 厭ですねぇ 真っ平御免ですよっ!
        何が理想ですか アチキの両親はね、そういう狭量な妖怪にごはっ!(蹴りが胴にあたり、ごろごろと転がる 追撃を防ぐように、小袖が翻り手裏剣が二枚、道真に向かって飛ぶ 杖でなら防ぐことも容易であろう牽制の一撃) -- まゆる 2011-10-19 (水) 23:35:11
      • うっ!(何故か杖で防がず、左手を出して手裏剣を受ける。左腕に突き刺さる手裏剣)
        ふん……ならばせめて拙僧の手に掛かることだな。されば輪廻も影を成そうぞ!
        (杖を握ったままゆっくりとまゆるへと近づいていき) -- 六部道真 2011-10-19 (水) 23:42:24
      • ははぁ… 物部? 人斬り四郎は獲物が本体だったな どれ
        (六部の持つ杖にだいたいの狙いをつけて矢を放つ あたらなくとも構わない) -- 濱谷 2011-10-19 (水) 23:47:39
      • (闇夜に燃え盛る柳の木は、遠くからでもよく目立つ おりしもあやかしによる火付けに街全体が震える中、炎にそれをれんそうするのはごく自然だった)
        (ちょうど虚無僧と少女が争いながら戦闘の真っ最中。がなり立てる内容を聞けばどちらがあやかしかは一目瞭然。長家に積まれた木箱と屋根をあしばに、空高く飛翔する)
        第二十六代霧谷家当主、霧谷礼蓮!参ります!(位置どりは道真の後上方、空中で名乗りを上げれば抜いた太刀を叩きつけんと) -- 礼蓮 2011-10-19 (水) 23:49:57
      • むぅ…(あれはただの牽制のはず…何故防がないのだ…?)
        (違和感を覚えながら、迫る道真に切っ先を向け、這うようにしてじりじりと下がる 違和感の正体を突き止めねば、勝てない) -- まゆる 2011-10-19 (水) 23:50:09
      • (濱谷の放つ矢は杖を狙っているッ!)…しまっ(咄嗟に杖を下げて矢をかわす)
        チッ……(自分から杖が弱点だと露呈させた愚行に舌打ちを一ツ)
        ふん!(名乗りながら飛び出してきた礼蓮の一太刀を半身になってかわし)
        この物部壱座の六部道真、貴様のような小兵に狩られるわけにはいかぬな!
        (杖の柄尻部分で相手の腹部を狙う打ち上げ) -- 物部壱座 2011-10-19 (水) 23:54:44
      • (人が来た! とっさに取り繕う 若者が斬りかかった隙に起き上がり)
        お侍さん、そいつの本体は杖ですよぅ!杖を狙ってくださいな!(手に手裏剣を握る 若侍の剣を”道真”がよけたところがチャンスだ じっとうかがう) -- まゆる 2011-10-19 (水) 23:58:08
      • わかり――くぁ…っ!!(熟練の軽業師の類は、着地の勢いを完全に殺し次の瞬間には後ろにトンボを切るような真似も可能だと思うが……今の礼蓮にそこまでの技量はない)
        (後ろに飛んで多少ダメージを逃すことはできたが、それでも強かに杖は腹部を打ち据え、後ろに吹っ飛ばされる)
        (身軽な分耐久力がないのが、彼の弱点である) -- 礼蓮 2011-10-20 (木) 00:02:11
      • 逢魔ヶ時の神隠し坂 かごめかごめで血色に染まれ(礼蓮の腹部を打ち据えた直後にグルグルと杖を回し)
        闇に融けゆく影法師ひとつ 人の道から外れて伸びろ……ク、クク。
        弱味を知られども屈せぬわ! ゼアァァ!!(礼蓮に遠心力をつけた大振りの打ち下ろし!) -- 六部道真 2011-10-20 (木) 00:05:38
      • (悠長な敵の詩とのおかげで体制を立て直す時間くらいは取れた。その間に考える。どう見ても自分に杖を打ち付けるつもりだ)
        (遠心力のついた一撃は杖が届く限りは外に行けば行くほど恐ろしい。なら、逃げるべきは……内側
        やぁぁっ!!(何も空高く飛び上がるだけが軽業ではない。地を蹴り、地を這うような低い軌道で道真の下半身に飛びつく。あの大仰な動きなら下半身はそう動くまいと、そして多少打ち据えられるのは覚悟の上だ) -- 礼蓮 2011-10-20 (木) 00:11:00
      • 動けるな、礼蓮 (ひとりごちる しかし懐へと飛び込まれては安易に矢も放てず) -- 濱谷 2011-10-20 (木) 00:14:18
      • なっ!(意外、それは剣客が姿勢も低く飛びついてくるという発想)
        くっ!(浅く相手の背を打つことすらできず、そのまま押される形で地面に倒されてしまう)
        ええい、離れよ!!(距離が近すぎて炎も杖も上手くは使えず) -- 六部道真 2011-10-20 (木) 00:14:58
      • 離れろと言われてっ……!(誰が離れるものか。少女から杖が弱点という話は聞いた。所謂マウントポジションのまま、今度は杖を手放させようと 剣客ではない彼だからこそか、あまりにも泥臭い格闘戦) -- 礼蓮 2011-10-20 (木) 00:20:30
      • うぬぬ…(想定していたよりもインファイト 手裏剣を投げるわけにもいかず腰だめに刀を構えてチャンスを待つ) -- まゆる 2011-10-20 (木) 00:23:04
      • このッ!(埒が明かぬと礼蓮を蹴り付け、身を捩って距離を離し)
        貴様らまとめて焼き払ってくれる!!(杖を支えに立ち上がろうと) -- 六部道真 2011-10-20 (木) 00:26:07
      • (屋根からひらりと飛び降りる こうなっては距離をとっていてもやれる事は無い) -- 濱谷 2011-10-20 (木) 00:26:39
      • (彼は単純な膂力だけを見れば非常に弱い。力比べとなれば負けるし、今のようにけりつけられればやはり力負けをする)
        (が、ここに隙はできた。自分も離れた。役割は果たしたとばかり自分からも離れて、伏す。杖にせよ蹴りにせよ、今の彼が耐え切るにはやや荷が重い、) -- 礼蓮 2011-10-20 (木) 00:28:28
      • (いまだ!)ちぇぁーっ!(声を上げ、跳ねる)
        (腰だめに構えた刀を、杖めがけて横薙ぎに振るう 鍔元にたまっていた道真の血が、遠心力で刀身の溝を這う)
        (妖物の血が刀身に彫られた経文をなぞれば、それは唱えたと同じ効果を持つ 魑魅魍魎を滅する、人の敵意に満ちた経文) -- まゆる 2011-10-20 (木) 00:36:01
      • イチザ様から聞いておるわ、高所から矢を射る者に気をつけよとな!!
        貴様は十分すぎるほど物部壱座を怒らせたわ!!(屋根から下りた濱谷に向けて杖を向け)焼き尽くしてくれる!!
        (――次の瞬間)…はっ……(道真の胴体がズレた)
        バ、バカな……人の血にて磨かれた我が杖がこうも容易く…!?(見ればまゆるの一閃により杖が半ばほどで寸断されていて)
        貴様ぁ……どのような手を使った、青南摩夕ぅ…!!(どんどんズレていく胴体を必死に手で押さえ)
        この、この六部道真がこのような場所で……!(胴体が寸断され、上半身が落ちる)
        きれいみにくい みにくいきれい からくれないと 道化は笑う……
        我を造りしこの世の理 振りさけ見れば地獄なる 我の卑しき空ろな魂魄 満た、さん………戦慄……断末、魔…
        (淡い光を放って六部道真の死体が消える。後に残されたものは見事な切り口で両断された呪われし杖だった) -- 六部道真 2011-10-20 (木) 00:42:39
      • (上と下が泣き分かれる虚無僧の姿に唖然となる やがてハッと気を戻し)
        無事か、礼蓮! -- 濱谷 2011-10-20 (木) 00:48:39
      • 元来、物の怪を鎮め神として奉る剣…だったらしいんですが、ね
        アチキにはこっちの…方がぴったりですよ(ピッと血を払い、鞘に収める)
        (しゃがみこんで、切断された杖を拾い、くるりと回す)之にて一件落着…なんですが、分け前はどうしましょうか? -- まゆる 2011-10-20 (木) 00:50:59
      • (顔だけ上げて道真の消滅を確認した後、また顔を伏せて)
        あ……文朱、さん……?安心したら、なんだかこれ、けっこうきつい、かも…… -- 礼蓮 2011-10-20 (木) 00:51:06
      • ええいしっかりしろ礼蓮 とりあえず宿まで片を貸そう
        ん、とどめを刺したのはお前様だ 分け前を寄越せとずうずうしい事を言う程働いてはおらんよ -- 濱谷 2011-10-20 (木) 00:55:42
      • そうですか それじゃあ、ありがたく頂戴しますよぅ(しししと笑ってもう片方の杖も拾い上げる)
        物部壱座…ねぇ やっぱりここも、なんですかねぇ…(誰に語るともなく、問いかける) -- まゆる 2011-10-20 (木) 01:00:42
      • あの最後の剣、お見事でしたし、ね……はぅ(文朱に力を貸してもらってふらつきながらようやく立ちふさがる) -- 礼蓮 2011-10-20 (木) 01:05:40
      • 物心つく前から親父の手ほどきを受けまして、ね(それじゃあお侍様方、しつれいします と、手裏剣を拾って帰っていった いつの間にか雲も晴れ、青い月明かりが道を照らす) -- まゆる 2011-10-20 (木) 01:18:57
      • そうですか、それで……ええ、それじゃあ(文朱に付き添われ、何とか宿まで帰りついたそうな) -- 礼蓮 2011-10-20 (木) 01:20:45
    • (騒然とする長屋の様子をこそこそと物陰に隠れながら、覗き見中。だがその姿はまるで透明になったみたい。)
      (うははっこれよこれ、私が求めていたのはこういうのよ!よしいいぞじゃんじゃんやれ!うっへっへ!・・・しかしステルス迷彩って冷えるな・・・)
      (めもりさんが手帖の記録から呼び出した服は周囲の景色と同化して見えなくなる例のステルス迷彩であった。) -- めもり 2011-10-20 (木) 00:01:16
      • (ここに居合わせてる連中の顔を覚えときゃ、退屈せずにすみそうね!メモっとこ・・・うわっこっちきたやべっ)
        (ダンボール被ってささっと逃げてく) -- めもり 2011-10-20 (木) 00:03:40
      • (物部壱座は要チェック、とこむそーが六部道真、2人羽織?の小学7年生がまゆる、なんか高いとこが好きな和スナイパーと男装少女が霧谷礼蓮、と)
        (いやぁ、いいわ、夜の街に響く剣戟の音・・・シチュエーションは最高ね。しかしー・・・あのコムソーさん強そうだけど3対1じゃきついかしら)
        (死んでもらっちゃ困るのよ、話がおわっちゃうじゃない、がんばれーがんばれー) -- めもり 2011-10-20 (木) 00:29:23
      • 死んだ場合は私が弔いますよ。 -- ビクシュ 2011-10-20 (木) 00:31:20
      • うわっびっくりした!?やめろよなー!人がこっそり覗き見してっときにいきなり声かけんのやめろよなー!
        ああ、いかんいかん、大事なとこを見逃してしまうぅ -- めもり 2011-10-20 (木) 00:38:08
      • とって食べはしませんので、どうぞお平らに。 -- ビクシュ 2011-10-20 (木) 00:42:47
      • おほっなんだあの刀、にくい演出じゃなーい、一瞬マニ車思い出したけど。・・・ああっ!こむそーがやられた!
        っち、連続放火魔事件の犯人あいつっぽいし、1個おっかけるネタ減っちゃったじゃない。 (即観戦に夢中) -- めもり 2011-10-20 (木) 00:49:37
      • (石ころ帽子、説明不要、あの未来道具 Reproduction)
        さて、私は見つからないうちに帰るとしよう、下手に関わると見てるだけってわけにゃ行き辛くなるからな、じゃーな平安っぽい人
        (石ころ帽子ON) -- めもり 2011-10-20 (木) 01:10:15
      • 御機嫌よう。 -- ビクシュ 2011-10-20 (木) 01:13:52
  •   -- 2011-10-16 (日) 23:37:55
    • 英雄町、夜の庄屋通り。ここは昼間は人通りが多いが夜になると暗い往来が不気味だ。
      そこに絹を裂くような悲鳴が響く。
      -- ??? 2011-10-17 (月) 20:27:21
      • (ギラつく刀を手に町娘を追う浪人の姿が一人)
        (それこそは巷を騒がす人斬りの姿。物部壱座の妖怪『人斬り四郎』だ) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 20:29:39
      • (少し離れた路地の先、ミヅキは遊郭にて今日も用心棒をしていた 先日の襲撃に出遅れてからずっとテンションが低いままだ) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 20:36:11
      • (庄屋通り中に響くほどの絶叫。人斬り四郎が女を切り殺したのだ)
        (その凶行に俄かに周囲が騒がしくなっていく―――) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 20:38:29
      • !?(悲鳴が耳に届くと祭りと喧嘩が大好きな野次馬よりも先に駆け出す)
        (不機嫌だった顔が緩んでくる 仕込みの杖を握る手が震える)不謹慎にございますが……拙者はきっとこれを待っていたのでございますね
        (一際濃い血の臭い 迷わず仕込みを抜いてあたりをうかがった) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 20:48:07
      • (剣客が闇夜から一歩、月下の光の下へ踏み出してくる)
        我は物部壱座、人斬り四郎。(返り血に濡れた白い肌、紫の着流しにも点々と血の跡)
        我が名を知り、剣を向ける者は我が道程に立ち塞がる輩と判断する。
        (仕込みを抜いているミヅキに向けて刀を軽く振る)汝は我が敵か否や。 -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 20:51:36
      • 壱座…… 先日の襲撃と同じ物の怪一味にございますね(切っ先を人斬りに向け真っ直ぐ睨みつける)
        その女も剣を向けて立ち塞がったと?(そうではないでしょうと頭を振って) 背を向けても斬りつけるのでございますよね
        ならば問答無用にございます!(先を制しようと仕込みの刀を突き出す 狙いは手元) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 20:59:07
      • 如何にも。(月下に隻眼が鋭く光る)
        ふふふ……泣き叫ぶ女を斬るとな、えも云われぬ満足感があるというだけよ。
        (手元に繰り出された突きを刀の峰で払い)孤介なれどこの人斬り四郎、剣客也……
        いざ、尋常に勝負!!(上段に振りかぶった刀、そのまま唐竹に斬り付ける) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 21:03:32
      • やれやれ ただの人斬りであれば他に任すところだが
        捨て置けない名前を聴いたな さて…(とりあえずは屋根の上から双方の出方を伺う) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 21:05:10
      • (家々の間に間に指す暮らしの明かり。その間をかき分けるように、にじみ出るは大狐。ロングコートの内側から槍にもにた鉄砲を取り、戦場へ足音高く、構えながらに近づいていく) -- 教家 2011-10-17 (月) 21:09:21
      • 人斬りに名乗る名は持ち合わせてございませぬ!(刀を払われた流れに逆らわず横へ飛び退く)
        (受けから攻撃への無駄のない動きにただの辻斬りではないと浮き足立っていた自分を戒める)……啖呵を切ったばかりにございますが改めさせていただきまするよ
        拙者、ミヅキ ただいま売り出し中の退魔師にございます(増えつつある周囲の気配に少しずつ落ち着きを取り戻してきた) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 21:17:11
      • (屋根上の濱谷には気付かずミヅキと切り結び)
        (狐の獣人らしき影が近づくと口角を歪めて笑い)なんと良き夜か。面白いものが斬れる……
        (初太刀をかわしたミヅキに舌なめずりをし)退魔師のミヅキか……その名、覚えておこうぞ。
        (刀を正眼に構えてゆらりと上体を左右に揺らし) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 21:19:03
      • …増えたか (大狐の姿に矢筒から一本、矢を抜き取る まだ弓はひかず様子を見る) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 21:19:04
      • (すん、と鼻を鳴らした。目に見える位置に向かい合う2つの人影)
        ……千客万来だな。頼もしいか……気をつけるべきか。(空気は張り詰めて。引きつらせるものは自分を含め幾つかある。絡み合い、どう転ぶかわからないが)
        ……(名乗りはない。無言のまま向かい合う横に家影から歩き出てくるや、手早く銃剣を構えて四郎に狙いを定め、引き金を引いた。炸裂音。鉄弾が空を飛ぶ) -- 教家 2011-10-17 (月) 21:26:43
      • 生き残ることをしっかり学んできたでございますからね(X科での3年をともに過ごした仕込みの刀を握りなおし、間合いをはなす) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 21:31:44
      • 火縄?ひとまず二対二という事ではなさそうだが… 何処かから見て居るか、イチザ
        (人斬り四郎に狙いをつけ少しずつ力を込め弓を引き絞っていく) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 21:31:55
      • (獣のような容姿にこちらも物の怪か!とまた半歩下がる しかし、狙われたのは人斬り)仲間割れにございますかっ!? -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 21:34:19
      • (銃弾を受けて仰け反る。が、見れば刀の鍔に銃弾は刺さり、鍔が砕けているものの剣客は無事だ)
        (ニィ、と隻眼の男は笑うと教家に向き直る)我は物部壱座、人斬り四郎……名を名乗れ。
        (ミヅキが距離を離したのを見るや教家に向けて距離を詰め)キエエエエエエェ!!
        (裂帛の気合と共に教家に向けて走り、袈裟掛けに斬り付ける!) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 21:36:05
      • (屋根の上には片耳を向け、視界に後退る姿を見れば、おかしげに口の端を歪めた)ここいらでも、そんなもんか。狐もここらじゃ……まあいい。
        (腰を落とす。左手が長柄の尻の方を掴み、右手が先の銃機関部、引き金つきの取っ手を握り直した)
        神無月 教家。狐だ……っ!
        (ロングコートを翻す素早い踏み込み。刀の軌道に合わせて銃剣を掲げる。長い柄にぶつけて受け、至近で銃弾を撃ち込むか前) -- 教家 2011-10-17 (月) 21:44:45
      • 好機! この隙に……(仕込みの魔道器に意識を集中し魔力を込める 刀がほの蒼く光りバチバチと唸りをあげ帯電していく) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 21:47:49
      • 神無月教家ェェェェェェェェェェェ!!(裂帛の気合と共に振るわれる刃)
        (しかしそれは掲げられた柄に阻まれる結果に終わる)
        我と鍔迫り合いでもする気かぁ……!(そのまま強引に刀を押し込み) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 21:50:33
      • ぅむっ!?(見た目以上の膂力。銃口が想定の場所を外れ、引き金を引いても当たる目はない。片足一歩後に退いて、それ以上なるものかと踏ん張りを聞かせた)
        ああいいとも……! そのひょろっこい体でどれだけ出来るか、今しがたから気になってきたからなあ!
        (押し返すように、6尺3寸の体を奮い立たせる。銃口が相手を向きさえすれば……) -- 教家 2011-10-17 (月) 21:54:59
      • 雷か…その打込みに合わせれば…(呟き、弓を引き絞ったままただその瞬間を待つ どちらかが通じなくても片方に気を奪えれば…) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 21:55:45
      • 我も伊達に幾星霜を経てはおらぬわぁ!!(年経た変化の驚異的な膂力が教家を圧す)
        む……(そこは教家筋骨隆々たる偉丈夫、人斬り四郎をぐいぐいと押し返していく)
        ……くぅ!?(そして一際大きく圧され、姿勢を崩す) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 22:00:17
      • うぐぐぐ……むぅん!(怪生の力は並々ならぬ。見た目にそぐわぬものは少なくないが、こちらも伊達に大きいわけでもなし)
        (惜しかった勢いを中途で殺し、銃口を四郎にとどめた。射線は十分。加勢も、期待できると、引き金を引いた) -- 教家 2011-10-17 (月) 22:10:43
      • …今!(四郎が姿勢を崩した瞬間、弓を射る) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 22:12:37
      • (鍔迫り合いから姿勢が崩れればここぞとばかりに飛び込み 攻撃にあわせ先ほどより深く踏み込み突きを繰り出す)
        我が雷の刃、受けることあたわず!秘儀、紫電突き!(貫けば周囲の筋肉を痺れさせ、受ければ放電し刃を弾く) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 22:13:55
      • (教家の銃弾が、額を貫いた)
        (濱谷の矢が、心の臓を正確に射抜いた)
        (ミヅキの紫電を帯びた必殺の突きが、臓腑を抉った)
        (大きく蹈鞴を踏み、二歩三歩と後退り。しかし!)クヒッ!
        クケカカカカカカカッ!!(奇妙に笑うと少なくないダメージを受けたにも関わらず構えを取った)
        我は刀の変化……この刀こそが本体よ!!(肉の身にいよいよ大きな被害を受けた四郎)
        秘剣……虚空裂!!(中空一閃、濱谷に向けてカマイタチを飛ばす!) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 22:19:02
      • やはり物の怪ッ 一筋縄ではいかないでございますね!(先日の物の怪と退魔師の戦いを目撃することができて幸運だったと思い返す)
        (食い込んだ仕込み刀を大根のように引き抜こうと、人斬りの胴に足をかける)くぬぅ!! -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 22:25:33
      • !?(カッと下駄を鳴らし飛び退くも長い赤毛がバラリと宙に散る
        次いで着地を狙われればただでは済まないだろう) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 22:27:10
      • (反動にはねた槍を構え直し、動向を見守る。追いつめられた獣が恐ろしいように、怪生はなお恐ろしい)だが……そうか。(嘘か? 真か? 何れにしても、武器を破壊するのは悪くない手だ。銃口下の短刀で打ち折れるかは怪しいが……肉厚な機関部なら何とかなろう。更に、前へ) -- 教家 2011-10-17 (月) 22:28:42
      • チッ……外したか。(遠目に濱谷を見遣り)
        なぁ、どんな斬り心地よ?(自分の腹に足をかけて刀を抜こうとするミヅキに笑い)我の身は?
        (臓腑にミヅキの刀を突き立てられたまま、振り上げた刀をミヅキに向けて振り下ろし) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 22:30:33
      • う、うぁあああああっ!!(甘美な問いかけが頭の中でこだまし、振り下ろされる刀がゆっくりと流れて見える)
        (力いっぱい握られた仕込みを離すこともできずいたずらに叫び魔力を流し込むしかできなかった) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 22:38:30
      • ぅんぬぁあああああああっ!(正面から刀とぶつかり合う形にして、槍を横に振り抜ける。この場に集った、目的を同じにするもの。それぞれ知らぬ同士とはいえ、それを守るためもあり) -- 教家 2011-10-17 (月) 22:49:07
      • うぐっ!?(流れる電流に体が(こわ)り)だが…斬る!!
        (教家の振り抜いた槍に振り下ろそうとした刀を弾かれる)
        く……この電流さえなければ…!!(刀から左手を離し、その手でミヅキを振り払おうと強引に押し) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 22:52:47
      • (相手にも離れた場所を攻める手があるのならば必ずしも離れていて得策ではなく 四郎のほうへと距離を詰める) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 23:02:29
      • ぐわっ!(人斬りの身体から仕込み刀が引き抜かれ、押し退ける力と引っ張る勢いとが合わさり地面に転がされる)
        (瞳孔が開ききって起き上がることすらままならず無様に這いずる) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 23:04:06
      • (振り抜けば先の相当重い槍だけに、そこから更に続けることは難しい。引き戻して振るにも遅く、このまま逆に回せばミヅキに当たるだろう。銃では刀を正確に打ち抜けるか怪しい。なら、と。動き出した濱谷を意識しながら、左手を握りこんだ。金属の音) -- 教家 2011-10-17 (月) 23:06:44
      • (ミヅキを引き剥がすと荒い息をつく。肉の身は最早襤褸切れのようだ)
        我はッ! 我は人斬り四郎だ!! 名高き剣客なのだ!!!
        それをぉ………貴様らに…貴様らなんぞにィィィィィィィ!!!(月に向かって吼えた) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 23:08:50
      • フーッフーッ(杖を支えになんとか立ち上がるも涙で視界がぼやけていた)今できる精一杯を……(人斬りの刀身に紫電突きを叩き込む それだけを狙い今一度魔力を仕込み刀に込める)
        あと一歩、あと一歩でいい…踏み込むのでございますッ(震える自分の足を叩き己を鼓舞する) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 23:17:39
      • (弓を木刀のように構え、四郎の手目掛け強く打ちおろす) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 23:22:45
      • (いや、すでに大分追い詰められている、ように見える。言い切るのは油断だ。しかし体勢を立て直すには十分。やりを構え直し、構えて、剣に向けて、肉厚な部分をぶち当てるべく振るった) -- 教家 2011-10-17 (月) 23:23:25
      • (自らを鼓舞しているミヅキに対し、克己にて自らの肉体を律し両腕に力を込める)
        (教家を迎撃せんと刀を握り締めた途端、利き腕である右手を強かに木刀で打ち据えられる)
        お前……お前ェェェ!?(次の瞬間、教家の振るう槍が四郎の刀を中ほどから叩き折った)
        …ア、グ………(途端に全身のあちこちから血を流し)ミヅ、キィ……
        (最後の力を振り絞り、折れた刀でミヅキに襲い掛かる!) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 23:27:14
      • (人斬りの呻きに呼応するかのように吼えた)くッ、四郎ォオオッ!!(半ば倒れこむように帯電した刃を突き出し迎え撃った) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 23:31:01
      • (決まった。真っ二つになりながらまだ動いているのは驚いたが、やはり根元でなければ致命には至らぬのか)……
        (それでもこれ以上は必要あるまい。危なければ追撃の余地がある。機関部の具合を軽く確かめて) -- 教家 2011-10-17 (月) 23:32:10
      • ガッ!!(帯電した突きを再び受け、激しく体を跳ねさせる)
        (月下、淡く光が放たれるとそこには一本の古びた刀があるばかりだった)
        (人斬り四郎は滅びた。後には古びた刀―――それを見せれば賞金を受け取ることができるだろう) -- 人斬り四郎 2011-10-17 (月) 23:35:46
      • 果てたか… (呟き、イチザが現れるのではないかと辺りを警戒する) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 23:38:57
      • (構えをといたのは、ことが静まってから幾らかの後。短刀を取り外し、ロングコートの内側にしまい込んで)
        終わりか。で……誰が取る? 揃って出向くのか?(濱谷と……今にも倒れそうなミヅキへ) -- 教家 2011-10-17 (月) 23:39:46
      • どうぞお二人でお持ちくだされ 危ないところを助けていただきましてございますから(もはや立っていられず地べたにしゃがみこんでいた)
        (報酬は生き残れた安堵と討ち払えた喜びで十分であった) -- ミヅキ? 2011-10-17 (月) 23:47:04
      • なら、遠慮なく。(折れた刃の半分を手にして)そちらも、養生するといい。きつい倒れ方をしていただろう……じゃあな。(ゆらりと、その場を去っていった) -- 教家 2011-10-17 (月) 23:53:09
      • (他に気配が無いのを確かめ)…刀を打ち砕いたのはまあ この弓ではなかった筈だな
        金子に興味はあるが -- 濱谷 2011-10-17 (月) 23:54:34

Last-modified: 2011-11-13 Sun 04:40:44 JST (4557d)