名簿/419326?
- さみぃぃぃぃい…!(二月の寒さに震えながら背を丸めて歩いている餓鬼) -- フィンレイ?
- すぴゅー…(そんな少年の行く先、道端に大きな酒瓶を抱き枕代わりに眠る少女が落ちている) -- うらら?
- …?(前方、道端で大きめのものが転がっているのに気付き、首を傾げる)
…!?(そのまま近寄ればそれが人の姿をしていて少々驚き) …ぉーい。酔っ払い、生きってっかー?そのままだと凍死して酔ったまま極楽行きだぞー?(しゃがみ込めば寝転がる少女に声を掛ける、流石にこの季節だと下手をすると死ぬ) -- フィンレイ?
- なんだよう、わたしゃさむくてしぬほどやわじゃ〜……
(眠たげな声で言いながら、しゃがみこむ少年に対しては配慮無く体を起こす。) -- うらら?
- そうやって油断してるとゲスな連中とかに下手すっとマワされっ…ぐあっ!?(顎に頭部が直撃し、のたうち回る) -- フィンレイ?
- ……はーーっ!よーっく寝たぁ!(頭が衝突したことも気にせず立ち上がり、思い切り伸びをして)
おや、こんなとこで寝てると凍死して極楽行きになっちまうよ?(のた打ち回る少年を指差してけらけら笑う) -- うらら?
- ……この石頭め!(しばらく悶えた後、何とか身を起こしたが台詞ぱくられてぶんむくれ、顎を押さえて恨めしげに見ている) -- フィンレイ?
- ……はてな、なんだか知らないけど初対面の相手を石頭呼ばわりは失礼じゃあないかい。
(不思議そうに眉を顰め、首を傾げる)確かにうららは頑固だーとか言われたことが無かったわけでもないけれども? -- うらら?
- そっちの意味じゃねーし!物理的にだ!
麗らか氷柱か知らねーが、道端で酔い潰れやがって! 人が気遣って声掛けたらいきなり頭突き!?罵倒一つくらいケチケチすんな!お互い様だろ! …てか、こっちが一方的に不幸!?(のんびりした口調に対してまくしたてる餓鬼) -- フィンレイ?
- あーあー、忙しないねぇ少年。 もーちょっとゆっくり落ち着いて話したらどうだい。
(やれやれとため息一つ、どこからか大きな杯を取り出して酒を注ぎ) 短気は損気、文句は呑んでから受け付けるよ、名無しの少年。(酒のなみなみ注がれた杯を少年の方に突き出して) -- うらら?
- ……名無しじゃねぇ、オレはフィンレイだ(むすっとしたまま、ぼそりと呟き)
ん?酒、か……って、何か器デカくね!?(薫りと共に差し出された酒器を見て) むー、わーった…きっちり飲んでやる!(両手で受け取り、ゆっくりと口を付け始める) -- フィンレイ?
- ん〜、いいねぇいいねぇ、若いのはそうでなくっちゃ!
(へらへらとにやけた顔でその様子を見届けて) えーとそれで。 結局あんたはわたしに何のようがあったんだっけ? フィンレイ。(もう一つ取り出した杯にまた酒を注ぎ、一息に飲み干す) -- うらら?
- …ぷはぁ!(ぐいぐいと一気に飲み干し、座った目付きで見る)
別に用はねぇ…道端で転がってたんで声掛けただけだ…… -- フィンレイ?
- (既に酔いの回ってる様子の少年をよそに自分は更に杯を傾け)
んんー……?(更に首を傾げて) あ、はいはい。 わたしが酔っ払って寝転んでてフィンレイが起こしてくれたわけだ!(得心した様子で頷き) 心配してくれたのは有難うだけど、わたしゃもともと路上が寝床だからねぇ。 寒さで死ぬほどやわにできてもいないしね、あんた達人間と違って。(自分の頭部から生える二本の角を指差して) -- うらら?
- うん、そんな感じだ……(満足気に頷き)
野宿か…腕節に自負があっても油断すんな、弱い奴は弱い奴なりに知恵を絞って強い奴を狩るんだからな… んん…?瘤…いや、ツノ?(いきなりぐいっと顔を寄せて角を凝視し、無造作に先端に手で触れる酔いどれ) -- フィンレイ?
- まあ単純にこっちに来たばっかりで金もツテもないし、酒と足場があればそうそう死にはしないって理由でそこの荒れ寺を縄張りにしてるんだよ。(近くに見える荒れ寺の入り口を指差し)
にゃはは、あんたもなかなか心配性だねぇ、或いはよっぽどの好事家か。 初対面の妖怪向かってそんな心配するだなんて。 (腰に手を当ててからからと笑い声をあげ、角に手が触れると飛び上がり)うひゃぁい! お、鬼に角がついてるのは当たり前のことだろ?(再度触れられないように二本の角を手で隠すように) -- うらら?
- 新年の挨拶の回覧板が回ってきた、新年ならではで普段よりちょっと豪華に飾りつけられてある
(次に回す場所が書いているが、回さずに玄関に置いていても問題ないかもしれない) --
- およ、なーんじゃこりゃ?(寂れた寺には明らかに場違いなそれを拾い上げる)
かいらんばん。 国が違えどこういう風習はどこにでもあるもんなんだねぇ。 とはいえ、住所なんか書いてあったってその住所までの道のりが…… (腕を組み、首を傾げて唸り声をあげる) -- うらら?
- SEX --
- うぇい?せっくす?(杯片手に首を傾げ)
この街の挨拶はなんだかよくわかんないねぇ…こっちの人間に言葉がちゃんと通じるか心配になってきたよ。 (言い切ってからへらへらとにやけ顔で杯を傾け)郷に入ってはなんとやら、だね。セックス!(満面の笑顔を浮かべて) -- うらら?
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