- 経歴
エルフの魔導技師。
40年以上前にこの街で冒険者となり、消息を絶った魔導技師職人が故郷に残してきた助手(自称)
物心ついたときには既に独りで、小さな森の中でひっそりと暮らしていた。
50年ほど前、とある貴族に悪戯に矢を射られて右手足を負傷し、そのまま彷徨っていたところをユージーンに拾われ、壊死の始まっていた手足を魔導義肢へと交換してもらっている。
名前も姓も、彼に倣ってつけたもの。
彼が出奔した後は、彼が遺して行った技術を軍事転用される事から守るため、同時期に国を後にしている。
その後、男装して彼のゴーストとなり、辺境の町で義肢屋を営んでいたが、数十年経っても容姿が変わらないことを流石に怪しまれて再び出奔。
最終的に彼の墓が残るこの街を突きとめ、同じ冒険者となって生きる事を選ぶ。
彼が目指した、「庶民の役に立つための魔道技術」という理想を実現すべく……
- 外見
身長は160cmほどで一見スレンダーだが隠れ巨乳。エルフなので耳は長い。眼鏡を使用。
外見の年齢は16,7歳の頃から変わっていない。
髪は黒く染めていたが地毛は銀。後ろで一本に纏めている。
右腕と右脚はそれぞれ肩口と腿の半ばで失い、魔導義肢に換装。
長らく男装してきたため、普段着はやはり男装のまま。
しかし、一見して男装と分かるそれである。
- 性格
今までの人生の大半を男として過ごしてきたため、男勝り。
男装を解かないのは「男物しかないし、しっくりくるから」という理由による。
少々アバウトでそそっかしく、普段のクセで冒険者登録も男として申請してしまった。
アトリエ内は大抵散らかっている。ゴミ屋敷ではなく、良く使うものを手の届く位置に置く事を繰り返すうちに散らかってゆくタイプ。
- その他
- 以前ユージーンが使っていた町外れの小屋を修繕し、そこをアトリエ兼住居としている。
- 魔導技術を応用したマジックアイテムや義肢などの作成を行っており、販売もしている。
- 魔術、医術の心得はあれど、あくまでも職人であるため、造詣は深くない。
- 種族的な特性で、生きてゆくのにはあまり多くの食物を必要とせず、食生活による体型変化もほとんど無い。
木の実のようなものを一日数個食べるのみで十分に生きてゆけるが、食べ物を贈られたり、他人と食事をしたり、もてなしたりする場合はその限りでは無い。
普段の食事はオートミールのようなもの。得意料理はチリビーンズやミートローフのような、北米系の料理を得意とする。
- 過去編SS
ただしSSと言うほど短くない気がする。
アトリエの扉 †
&color(#cc0000){}; &br; ユーリィ>名簿/365296
魔導アイテム †
魔導義肢 †
- 魔導義肢とは
通常の義肢とは違い、魔導機関を内蔵しているため装着者の意思に合わせて自由に稼動するように出来ている。
早い話が魔力で動く義肢。
魔力の供給方法には「装着者に内在する魔力を吸い上げるもの」と「魔力結晶を電池として使用するもの」の2種がある。
前者は装着者がよほど疲弊しない限り動かなくなる事は無いが、魔術師にとってはキャパシティの一部を食われる事になる。
後者は魔力のキャパシティを食われる事も無いが、結晶の魔力が切れたらそこで動かなくなる。
※RPやデスペナなどで失った手足のための義肢作成を請け負います。
声をかけてもらえばOK。仕様は前述の通りで、基本的に注文通りのものが出来上がります。
ただし、あくまでもRP上の整合を取るためだけのもので、絵などはつきませんので悪しからず…
早い話が義肢になるための「過程」が欲しい人のためのスキマ産業です。
- 戦闘用義肢
繊細な動きよりも耐久性と出力を重視した義肢。
パワーがあるため日常生活で用いるには不適なレベル。
動きを妨げないよう、外装は金属剥き出しの無骨なものとなる。
内部にスペースがあり、ここに武装を組み込む事も可能。
- 日常用義肢
出力よりも、滑らかで繊細な動きと人肌の質感の再現を重視した義肢。
外装は特殊樹脂で覆い、生身の手足に近い質感を再現している。
日常生活で用いるには不足無い性能だが、近接戦闘などをこなすのには耐久性と出力に不安がある。
ユーリィも普段使用している。
魔導機器 †
やはりRP上でファンタージーかつ現代的な小物が欲しい人のために…
- 炎石コンロ
空気に触れると高熱を発する魔術鉱石を応用したコンロ。
ガスコンロのように、ツマミで流入させる空気の量を調節して火力を変化させる仕組み。
鉱石は劣化してゆくので定期的に魔力を浴びせるか交換すればOK。
- 光石ランプ
蓄光性を持った魔術鉱石を応用したランプ。ガスランプ型。
日中に日当たりのいい場所に置いておくと、暗いところで10時間ほど発光する。
スイッチでのON、OFFが可能。
- 魔導冷蔵庫
魔力結晶をバッテリーとして内部に冷気の魔術を発生させる冷蔵庫。
食料保管に便利なアイテム。
結晶は一度の充填で3ヶ月ほど持つ省エネ設計。
ユーリィの戦闘用義肢 †
- 義手
- ブレード
前腕に仕込む近接用ユニット。
二枚の刃が拳を挟み込むように半回転して展開する、格納式のジャマダハル状の剣。
- スタンガン
魔導器(雷)を応用して組み込み、電流を発生させる機能を追加したユニット。
電撃を飛ばす事は出来ないが、帯電させたまま触れることで電気ショックを浴びせる事が出来る。
ブレードと併用可能で、刀身に電気を帯びさせる事も可能。
- キャノン
火薬を用いて小型の榴弾を撃ち出す射撃用ユニット。回転式弾倉5連発式。
腕の内部を弾倉と銃身で占有するため、他のユニットとは排他装備となる。
- 義足
- エッジ
踵、爪先、足裏部分に装備された近接用ユニット。
それぞれ独立した飛び出し式の刃で、蹴りと共に斬り付けることが出来る。
これを主軸としているため、彼女の近接戦法は蹴打を重視した型となっている。
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