12歳頃、親の商売敵が放った刺客に家族で旅行していた道中を襲撃される。
両親はそこで暗殺され、兄姉は同行していた馬車の御者その他何名か共々行方不明、
シェンマは逃げ出した所を刺客に協力していた技能盗賊団「一万腕(いちまんかいな)」にさらわれる。
商売敵の計画では家族皆殺しだったのだが、技能盗賊団は刺客からの支援協力を受けただけの立場であったので計画は無視した。
(商売敵にその事がばれれば面倒になる事は勿論承知していた)
技能盗賊団一万腕は小規模ながらそれぞれが特殊な技能を持つ面子で構成される謎の多い盗賊団。
そこでシェンマは3年間の調教もとい訓練を受けさせられ、一万腕の腕の一つとして成長する。
(変態泥棒スタイルはこの調教もとい訓練の賜物)
技能盗賊団自体は積極的に隊商を襲撃するような荒事を起こさないものの、増え続けるモンスターやそれに対抗する冒険者達の動きは気になっていた。
そこでこの街育ちのシェンマが調査員として送られる事となった。(調査といってもモンスターの動きや依頼傾向を月に一度報告するだけだが)
それ以外の生活は基本的に自由なので、現在は街を使っての泥棒修行を行いつつ兄姉の行方を探ったりしている。
自分の事を卑しい痴女泥棒だとちゃんとわかっていて、実はしっかり恥ずかしがっている。らしい。
16歳頃から1年以上技能盗賊団の元で再修行してきた結果、露出癖がエスカレートしている。
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