剣技 †
レビルムの民に伝わる伝統剣技。
対人の型と、対魔物の型がある。バディンは後者の方がやや得意。
質実剛健な剣筋で、時に豪快さを備える。
炎魔術 †
レビルムの民に伝わる伝統魔術。
一般的な魔術に比べかなり独特な体系で構築されており、言語に例えると『訛りが強い』。
火山という土地柄、強い炎のマナの影響により、特別の資質がなくとも強力な火力が得られるため、レビルムの民は戦士であっても魔術を併用して戦う。
アカデミーの地では特別強力なものとはならないが、実用に耐えうる程度の火力を残す。
剣士の呼吸を乱さぬよう詠唱は圧縮されており、単純で短い。
火炎属性付与(エンチャントファイア) †
'''我が言葉は鞴、汝を鍛えしは炎'''
武器に炎を纏わせる、剣士用の補助魔法。
付与された剣自体には炎熱の影響を及ぼさない。
アカデミーの地勢では、鉄を溶断するような熱量は得られない。
対人戦では、炎の光と熱により恐怖を呼び起こし、切り結ぶ相手を怯ませうる。
また、鍔迫り合いの局面では剣より伝わる熱量が相手の手元を脅かす。
魔物との戦いでは特に狼やゼリー系との戦いで有利に働くだろう。
炎熱解放(エミットファイア) †
'''炎、汝を縛めるは無し。いざ轡を破り怒号せよ'''
『火炎属性付与』の効果を解除し、強力な爆炎を発生させる。
付与魔術の維持に使われている魔力を一気に熱量へと転化することで、爆発的な火力を得る。
当然ながら、使用すると『火炎属性付与』の効果は消える。よって連発は出来ず、使いどころをよく考える必要がある。
炎の矢(ファイアボルト) †
小さな炎塊を矢弾のように発射する、ありふれた攻撃魔法。
軽〜中程度の火傷を負わせる程度の威力がある。
対人戦では牽制程度の役割。大蝙蝠程度なら命中すれば撃ち落とせる。
火球(ファイアボール) †
'''夜を裂く火神の落とし子'''
バスケットボール大、あるいはそれ以上の大きさの炸裂する炎塊を投射する、ありふれた攻撃魔法。
広範囲かつ高威力の攻撃ではあるが、魔力の消費は大きい。
燈火(トーチ) †
小さな炎を空中に維持する照明の魔法。
火を熾す種火、暗所での陽動など地味ながら応用が利く。
火柱(フレイムピラー) †
地面から火柱を噴き上げて攻撃する。
着地際を狙った対空迎撃、回避先を狭める、足を焼いて機動力を削ぐなど、用途は多岐に渡る。
生命の活性(アクティベーション) †
'''我が生命の内なる、第一の門を開ける'''
生命力を高めて、身体能力を強化する魔術。
運動能力に加えて耐久力や回復力も向上するが、発動中はカロリーを勢いよく消耗する。
効果量は他の身体強化系の魔術に比べて少々マイルド。
|