名簿/457704?
- ジェースさん、いますか?(ペンシルハウスの前で)…スラムの空気というのは独特ですね。 -- 彼方
- おう、こんな治安の悪いトコに何の用だい彼方。ま、ともかくあがんな(狭い玄関の奥を親指で指しながら) -- ジェース?
- どうも、失礼します。いえ…久しぶりに会ったんです。土産話の一つも頂こうと思いまして。
では失礼します。(旧知の仲ゆえに遠慮なく家に上がり) -- 彼方
- (通されたリビングはソファーとテーブルを中心にして狭いなりに整えられている。妹の手によるものだろう)
土産話か、面白おかしいことの一つや二つはあるがな…好き好んでこんなとこまで来てくれるのはお前さんくらいのもんだよ。 (熱い紅茶を卓に置いて) …そうさな、巡礼騎士として3年歩き回ってきた訳だが…存外楽しい旅ばかりだった。いい女に旨い食い物、見たことない武器に魔物とかな。何の話から聞きたい?(昔なじみを前にして相好を崩す) -- ジェース?
- (ほう、と息を吐きリビングをきょろきょろと見回す)
それはどうでしょうね、他の皆さんもジェースさんが帰って来たと聞けば話を聞きたがりますよ、きっと。 いただきます。(紅茶を手に取り、口にし)…良い女の話をされても困ってしまうので。 (穏やかに笑って)では見たことのない武器や魔物の話を。貴重なデータですから。 -- 彼方
- 世辞はいらねえよ、俺ぁそんなに人望のあるクチじゃないんでね。(口端を吊り上げて)
そうかい? まぁいずれ興味を持てるときもくるだろうさ、それよか今はリクエストにお答えして… 流通の要になる街にゃ必ずといっていいほど魔剣の類がゴロゴロしてんだ。刀身が凍り付いている刀とか、炎を帯びた剣とか。その中でも飛びきりのもんが、『魔神殺しの爪』って奴でな。 なんでも、どこぞの英雄が魔神を殺すために竜の爪を使って鋳出したとかで、その威力は次元を切り裂くほどだとか……とんだ眉唾話だろ?(あまりにも下らない話、だが旅物語とはそういうものだといわんばかりににっと笑う) -- ジェース?
- 謙遜も要りませんよ。全く、その年で老け込んだみたいな話し方をするんですから。
……魔剣『魔神殺しの爪』……… いえ、眉唾だなんて。それこそ伝説です、僕が求める「絶大な力」ですよ! …僕、造物主である「室長」から強くなるように命じられてますからね。(紅茶を半分ほど飲み)とても興味深い話でした。 -- 彼方
- 心が老け込んでんだよ、ほっとけ。(はっと笑うそのタイミングは、それこそおっさん臭く)
ずいぶんと食いついてくるな…御伽噺じゃねえが、過ぎた力は身を滅ぼすってのがテンプレだろ? あんまり夢見すぎんなよ、誰に命じられたにせよ、な。 そんなことより、まずは冒険で力をつけてったらどうだよ。俺の経験から言わせてもらえば、よその魔物相手にするよりよっぽど腕が磨けるはずだぞ(やや冷めつつある紅茶を飲み干して) -- ジェース?
- 全く……(ふふ、と笑って返して)
それは………(窘められると肩を竦め)そうですね。あまり急激に強さを求めても… そうですね、まずはゴブリン退治から。僕の力に見合った依頼をこなしていけたらと思います。 (紅茶の残りを一気に飲み)…ジェースさんも冒険者ですよね。同行できたらよろしくお願いします。 それでは僕はこれで。紅茶、ごちそうさまでした。 -- 彼方
- そうだよ、のんびりとまではいかねえでも地力つけながらやってきゃあいい。同時進行的に他の「力」を求めるのは悪くないと思うが…
おうよ、そんじゃあな。(投げやりにソファに脚を放り出して、後姿を見送った) -- ジェース?
- 騎士は色小姓とセックス! --
- あーあー、相変わらずだなこの街は…つーか小姓たぁ畑違いもいいトコだ。俺の仕事は護衛だぜ? あくまでも。
つっても、美味しい目を見ることはよくあったけどよ… -- ジェース?
- 美味しい目? 美味しい目って何かしらね兄さん? -- カロリーネ?
- ……なんでもござんせん…(道中の土産話は選んでしねえと命が足らんなあ) -- ジェース?
- うぉっしゃ、久方ぶりに帰ってきたぞっと…いやはや、相変わらずしけた家なこって。 -- ジェース?
- 帰ってきて早々イヤミなんてたいそうなご身分ね、兄さん? …ともかく、おかえりなさい。 -- カロリーネ?
- おめーも大概じゃねーかよ! ったく、見てくれはいいのにキツい物言いはかわんねえたぁ…これから先が思いやられるわ…(荷物をどっかと放ると、ソファに腰を下ろした) -- ジェース?
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