それは眠れる一握の影、現に浮かべる形成す夢
気ままに暮らせる人々の、気ままたり得る所以の気まま
確かに見えるものながら、在らざるようにひっそりと立つ
海星荘 †
本部・他支部 †
墓所本部 静脈支部
支部長 †
- シルトリア
- シルトリア・セルンヘルスト 支部長
- スターズ海都支部の支部長。長い銀髪に褐色の肌を持つ若い女。
ギルドマスターである★☆★☆★の趣味によって就任したらしいが、支部長としての手腕は確かである
普段は自室に篭ってゆったりと時間を過ごしており。香と釣香炉と観葉植物をコレクションし、それらを楽しみながら読書している
物静かな性格で、自分から積極的に話しかけたりすることはあまりないが、喋る時はきちんと喋ったりする
種族は人間
支部員 †
- ウィントリス
- ウィントリス・マルアントラ・サルロンタイエル サーファー
- ほぼ常にウェットスーツを着ている赤毛の若い女。支部に居ないことが多い
水と風の魔法の名手であるが、それらは大抵サーフィンの練習に使われている
そしてあくまでもそうした練習は練習に過ぎず、本当にサーフィンを楽しみたい時は天然の風と波でなければいけないというこだわりを持つ
得意とする魔法の性質が性質でもあるため、擬似的な氷の魔法も得意らしく、対生物の戦闘では支部内でも上位の実力を持つ
無論のことだが、相手が氷の性質を持つ怪物である場合はさほどでもない
また、サーフィンの練習なども相まって海上の戦闘もかなり得意である
種族は人間
- 黄昏
- タソガレ 剣客
- 支部の用心棒も務める虎刈りの中年男。四角い顔に幾つもの傷がついた東方風の顔立ち
身につけている着流しの着こなしや、刀の見事な扱い、本名かも定かでない名前などから、東方の者であると考えられる
どうやらあちらで裏稼業の用心棒を務めていたらしいが、情勢が変わったために国を逃れざるを得ず、このあたりに来たらしい
死して潔しとする東方の一部に見られる精神性は彼に見られず、しかしそうした文化圏に生まれ育ったらしいので
そうしたものに反発するようなところに属していたらしいのは信憑性が高い
基本的には堅い男であり、快楽の類にうつつを抜かしたりということはあまりないようだ
種族は人間
- ソニア
- ソニアンサマトシア 漁師
- 支部に出入りしている赤毛に褐色肌の漁師の少女。一応構成員とみなされているが、まだまだ実力不足。見習い程度の立場
近隣に存在する島の一つの生まれであり、海中の地理に関しては支部内でも詳しい方に類する
料理番も務めていて、施設利用がセルフサービスでない時は大抵の場合彼女の料理が饗される
その漁は銛を用いて行われるものであり、いわゆる突き漁
大型の魚類に対しても引けを取らぬ水中の動きを心得ていて、現時点でも弱い海獣や海魔とは戦える
しかし見習いという立場もあるので、そうした仕事を回してもらえているわけではなく
一般的な漁師が漁場の浄化をする程度にしか戦いは許されていない
種族は人間
- ミキリ
- ミクキリエ・シシル 学者
- 海竜、魚竜に類する竜類の竜人。青紫色のつるりとして弾力のある肌を保ち、体の前面が白くなっている。竜頭、手足にヒレ、尾を持つ
学者肌であり、スターズにはその方面への助力を当てにして在籍している。専門は文化人類学
種族的な理由もあって、泳ぎに関しては支部の中でも一番の実力を持っている。しかし海竜人としては並程度
陸上での活動にも特別支障をきたしたりするようなことはないが、基本的には水場を好む
支部員としてはその知識の広さでもって寄与する事が多く、戦闘能力はさほどのものでもない
種族は海竜人
外部協力員 †
- クローシス
- クローシス 水上機乗り
- 名前は知る人ぞ知るが、よくよく空を飛んでいたり水上を滑走しているので、存在は知られている水上機乗り
支部の構成員というわけでもないが、それなりの頻度で応援要請を出しているので支部の中でも顔が通っている
とはいえ、それはスターズ支部に限ったことでもなく。他の組織にも顔が効くため、一種の窓口になっているらしい
種族は人間
詳細 †
ハブと称される海都に存在する支部。極めて日当たりの良い、都市南部に存在する高層建築
燦々たる日を浴びて建物は白く輝いて見えるが、遮光が行き届いているらしく中は薄暗い
魔力灯その他の設備は整っているはずであるが、外が極めて明るいこともあり、そうした環境が好まれているようだ
建物裏、と定められている箇所は一種の舟屋作りとなっており、そこから水路へ出ることもできれば、建物に入ることも可能
一般的な福利厚生施設は凡そ備えており、他に酒場なども存在はしているのだが
人が多くなると騒がしくなるため、支部長、支部員の意向もあって凡その場合セルフサービスになっている