クレア フェル

  • (買い物の帰り、いつものように二人で買い出しを終えて帰宅途中。ふと気づき、口に出していた)そういえば、俺はお前のことを全然知らないな……(フェルの方を見ながら思わず口から言葉として出る) -- クレア 2012-12-02 (日) 23:07:22
    • ほえ……?(突然向けられた言葉に首を傾げる)
      そんなことないと思う……! 私は……私だよ?(よく意味がわかっていないのかムスッとした顔で曖昧な答え)
      -- フェル 2012-12-03 (月) 22:44:08
      • ああ、いや、そうじゃなくてな(顔の前で手を横に振り)なんといっていいか……そうだな、剣の状態のお前の特性とか、名前とか、人見知りなとことか、菓子が好きなとことか? そういうのは知っているけど……
        なんというか、色々のことが……わかってない? 駄目だな、俺自身ぼんやりとした考えだったようだ。要は、お互いをよく知らないな。ということだよ。俺が俺で、お前がお前なのは知っているけど、特に滞りもないわけだけど、よく知ってはいなかったな、と思っただけだ
        (その理由の一つは多分、いまだにクレアの中では彼女を相棒として見れず、あくまでも保護対象というものが起因しているのだろう)
        -- クレア 2012-12-04 (火) 16:16:00
      • むー……?(一体どういう意味なのか、把握できずに首を傾げる)
        (フェルに取っては少々難しい話のようであった)
        えー……っと、マスターは……私のこともっと知りたい……?(顔を見上げて問いかける)
        -- フェル 2012-12-12 (水) 01:29:03
      • 端的に言えば、そういうことだな。よりお互いを知れば、すれ違いや行き違いなどは起こりづらい。今はそんなことはなくとも、これからそうなるかもしれない
        だから、俺はフェルの事をもっと知っておきたい。人の機微には疎いからな、知っていればどうにかなることもあるだろう。だから、知りたい。フェルはどうだ? 俺の事、知りたいか?
        -- クレア 2012-12-13 (木) 00:47:55
      • 私は……その……マスターとはケンカ、したくない。
        それにはマスターのこと知っておく必要がある?(まだまだといったところだが、大事なことなのだというは理解できた様子)
        だったら……私もマスターのこと、もっと知りたい!(力強く頷いた)
        -- フェル 2013-01-22 (火) 23:24:11
      • 俺だってしたくない。かも、だ。知っとけば、仲直りだってできる。(その言葉は、したくないと思ってても、やはりなにかしらのいざこざは出る、と思ってはいるようだ)
        そういうことだ。(フェルの頭をくしゃ、と撫でて)
        ありがとう。じゃあ、とりあえず一つずつ質問でもしてくか。お互いひとつずつ質問して、答えてく。交互にな。パスをしたら、今日は終わり。(どうやらゲームのようにしたつもりのようだ)
        とりあえず、言った俺からで……そうだな。うん、そうだなぁ……フェルは……好きなものってあるか?(眉根を寄せて、絞り出すように言う)
        -- クレア 2013-01-22 (火) 23:53:34
      • ん……!(頭を撫でられると嬉しそうに目を細める)
        しつもん……交代で……わかった! 私の好きなもの……もちろんマスター!
        (元気いっぱいに答えるがもちろん親愛的ないみである)
        -- フェル 2013-01-28 (月) 22:38:19
      • ………ありがとうな(目をぱちくりさせて、微笑みながら礼を言う)ちなみに俺は……そうだな、なんだろ……静かな時間とか、好きだな。(若干ずれた回答。物にこだわりが特にないからきたものだろう)
        それじゃ、今度はそっちから。なにかあるか? 聞きたい事
        -- クレア 2013-01-28 (月) 23:50:17
      • ん! それじゃあ私からは……えっと……うーん……むむむ……。(頭を抱えるようにして質問を考える)
        あ!(少しの間悩んでいたが思いついた様子) マスターはなんで鍛冶屋?
        -- フェル 2013-01-29 (火) 21:51:24
      • ……それが、クレア・クローバーの夢だった。そうしたかったんだ。だから、そうした。とはいえ、畑違いのものを覚えるのはだいぶ苦労したけどな。
        前にも言ったけど、剣を打つことなんてできないから、鍛冶屋というより修理屋みたいになってるけど、いずれはもっと覚えていこうと思うがな。(ありのまま言った、筈だ。肝心のところを言っていないが、そこを言っても混乱するだろうし、詮無いことだと思ったからだ)
        っと、こんな感じだな。じゃあ、今度はそうだな。無難に無難に……嫌いなものとかあるのか?
        -- クレア 2013-01-29 (火) 22:13:47
      • 鍛冶屋がマスターの夢……マスターのこと少しわかった!
        私の嫌いな物……えっと……。(もじもじとするように顔を背けながら)
        えっとね……お、おばけ……が嫌い……というかこ、こわい……。(なんとも子供らしい、逆にそれが彼女らしさではあるが)
        えっと今度は私から……えーと、じゃあマスターの嫌いな物は……?
        -- フェル 2013-02-03 (日) 22:38:04
      • ………(話した事は真実だ。だがそれでも、真実ではあれど、彼本人はその夢に乗っかったに過ぎない。それが心のどこかで引っかかるのを感じていた)
        なるほど、それはまた、うん(これくらいの子であれば、そういうものか、という風に納得。意思のある剣。しかし、その心は、見た目通りなのか、と得心する。それと同時に、彼女を制作した人間はどんな人間だったのか、興味は尽かない)
        おばけなんて、俺がなんとかしてやるから、安心しろ。(任せろ、と自分の胸を叩く。安心させれるなら、と安請け合いをする)
        で、嫌いなものか……そうだな……(頭にはひとつのヴィジョンが浮かんでいる。それ以外に、今の俺に嫌いなものと呼べるものはない。だがそれは、きっと、目の前の彼女を傷つける)
        まぁ、争いごととかかな、無用な争いというのは苦手だ(だが、嘘はつきたくない。だから、絞り出すように自分の考えを言葉にする)
        -- クレア 2013-02-03 (日) 23:25:00
      • ありがとうマスター! マスターが居るなら……安心!(バンザイするように手を上げ)
        争い……そうだね、むやみにケンカするの……よくない!(これまた彼女らしい解釈)
        -- フェル 2013-02-04 (月) 22:38:43
      • 多分な、絶対とは言い切れないけど……言った以上頑張ろう。護るさ、この身に変えてもな
        そういうことだ、争ったって、いいことなんかないからな(脳裏によぎる映像。それを首を振って消して)そういう事態には、なるべく遭遇したくないもんだ(しかし、彼女といるのなら、その限りではないだろう。争いは、好んでこちらにやってくるのだ)
        それで、次は俺だな……えっと……(思案する。なかなか思いつかない。が、そろそろ本題でもいいか)お前の……(言葉はそこで途切れて、無言でフェルを自分の後ろに隠すように)……離れるなよ、でないと、護りきれない(視線をフェルには向けず前に。夕暮れの街、買い物や仕事帰りの人々の喧騒がそこにはあった。だが、今はもうない。人払いの魔術を施されたようだ)
        -- クレア 2013-02-06 (水) 21:30:00
      • え……どうしたのマ……。(クレアのただならぬ様子に口をつぐむ)
        ……。(体をこわばらせ、クレアの背後に隠れると不安そうに服の裾を握り締める)
        -- フェル 2013-02-09 (土) 19:08:04
      • (クレアとフェルの目の前の景色が歪み、一人の男と少女が滲むように現れてくる)
        (男は長身痩躯。黒いコートに赤地の派手なスーツを着込み、クレア達に対して獲物を見つけたとでもいうような笑みを浮かべている。一方、少女は男と比べるとみすぼらしい、と言える服装で付き従うようにそこにいた。その顔は無表情で、しかし視線はフェルをまっすぐ見つめている。)
        間違いないんだな、フー。あの子がフェル・ミュール。僕達が探している「剣」で。(その言葉に、フーと呼ばれた少女は小さく頷く)
        間違いない……彼女が……そう、マスター(その視線はフェルから離れることはない。それはまるで、睨んでいるようにさえ思えるだろう) -- 2013-02-22 (金) 02:45:20
      • あっ……。(男と現れた少女に目が釘付けになる)
        マスター……あの子……私と同じ……。(少女が自分と同じ剣であることに気がついた)
        -- フェル 2013-03-04 (月) 21:33:42
      • 同じ……? ということは、まさか……(目の前の少女と男は、意思を持つ剣とそのパートナー、なのだろうか)
        (しかしわからないことがある。俺を探していた男というのは、情報の通りの見た目をしているこの男で間違いないだろう。つまり、こいつから護衛をすることを俺は頼まれている、のだろうか……)
        (そう思っていたのだが、次に男が話す言葉で、大きく一転する)
        -- クレア 2013-03-05 (火) 22:38:27
      • 君がクレア・クローバーくんだね。お疲れ様。仕事は終了だ。彼女を僕に渡したら、護衛の仕事は、終わりだ。よかったねぇ
        (眼鏡の奥の目を弓なりに細めるそいつが、喜ばしい事だと言うように、そう告げた―――) -- 2013-03-05 (火) 22:51:33
      • っ……!?(思いもよらない言葉に眉根を寄せる。目の前の男は、フェルを奪いに来たわけではないというのか。仕事は終わり。つまりそれは……)
        (自分の後ろにいる彼女を見る。仕事の終わりは、彼女との別れだ。それは仕方ない、だけど……なにか腑に落ちないのだ。)
        (ゆえに、答えることなんて決まっている。俺には聞きたいことがある、だから)お前が、依頼主なのか? こいつの護衛を依頼したのは、お前なのか?
        -- クレア 2013-03-05 (火) 23:10:15
      • (渡す……つまりクレアと別れることになる、だが心の中では嫌だと思った)
        (それは単純に別れたくないからでもありもう一つ、依頼人を名乗る男を信用出来ないと直感で感じたからだ)
        -- フェル 2013-04-13 (土) 19:22:05
      • (ふん、と頷くように鼻を鳴らして)いいや、違うよ。僕は君と同じで請負人さ。その武器を、渡してもらって、依頼人様に届けるのが僕の依頼さ。
        (それと、と続けて)依頼の意味については僕は知らない。そして依頼人様は君に顔を見られたくないそうだ。理由なら、言わなくてもわかるだろう? その額に刻まれたものが知っている。そうだろう?(クレアの額を指差して)
        さ、やることやって終わろうよ。君だって、うんざりしてたんじゃないかい? そんなものの護衛なんてさ?(クレアを見ていた視線は、背後のフェルを射抜くように視線を投げかける) -- 2013-04-13 (土) 20:13:23
      • ……!(鋭い視線を浴びせられると萎縮するようにクレアの背中に引っ込む)
        嫌……。(怯えるような声を漏らし後ろで震える)
        -- フェル 2013-04-13 (土) 22:31:27
      • ははっ、武器の分際で拒否かい? でも考えてごらん? 君の所為でこの人は危険を被る。そのわがままでね。
        来るんだ、フェル・ミュール。お前がいれば、彼は不幸になる、確実にね。だから、そこから離れてこっちに来るんだ。そこは君がいていい場所じゃない……(フェルに向けて手を差し伸べる。その顔には歪んだ感情がこもる笑みがあった) -- 2013-04-14 (日) 01:47:45
  • う……。(不幸になると言う言葉に戸惑いを見せうつむく しかし離れることが正しいのかという迷いも有り)
    マ、マスター……。(不安そうな顔をしてクレアの顔を見る 今何を思っているのか知りたかった)
    -- フェル 2013-04-14 (日) 22:37:30
  • 頭越しに会話した上に、強要するのはやめてもらおうか。(視線を感じ、フェルの方を見る。その顔に浮かぶ表情を見て、思う)少なくとも、今お前にこいつを預けるのはありえない、信用に値しない、信頼に足らない。そんな奴に、こいつを預けるなんてありえないな。それが俺の選択だ。(期待していた答えとは、違うだろうな……フェルに対してそう思う。だが、どうであれ、渡すにはなにか不吉なものを感じる。それゆえの判断だ)
    依頼主に言っておけ。お前が取りに来い、そう言っていたとな。言いたいことが山程あるからな、そいつには……
    そういうわけで、お帰り願おうか。大した準備をしてきたようだが、その意味はないし、今後もいらない。失せろ(蔑むような視線を投げかけつつ、一歩前に立ち、次の行動に備える)
    (こんな大がかりな事をしてきて、これで終わるわけがない。勘ではなく、経験から出てくる思考。こんな状況を作っておいて、会話していることがそもそも異常なのだ。どんな考えがあるにせよ、起こるのは一つだけ。いわば今までのやり取りなど前座に過ぎない)
    -- クレア 2013-04-16 (火) 01:25:23
  • (渡さないという返答に少しだけ安心する)
    (クレアの行動に反応して戦いは始まるのかと予感し一瞬目を瞑るが覚悟をして備える)
    (顔は前は前を向いていた)
    -- フェル 2013-04-21 (日) 21:40:40
  • ここが彼のハウス…ごめんくださいナリなーっ!(お店の玄関をノックして) -- フォルテシア 2012-12-09 (日) 17:50:36
    • (ガチャリと扉を開けて迎え入れる)ようこそ、鍛冶屋クローバーへ。武器防具金物などなどの修繕お任せあれ。ただし、武器の販売だけはしていないからその辺は勘弁してほしい(常套句のように言葉を並べ、下手な笑顔を浮かべる)
      それで、どんなご用件だ?(溜息をつき、無愛想を張り付けたような顔になる。どうやらこちらが素の顔のようだ)
      -- クレア 2012-12-09 (日) 22:47:09
      • 修理専門という事ナリな!了解いたしたナリ!(笑顔に敬礼で返して微笑む、ジャージに帯刀というアレなファッションと妙に高いタッパには見覚えがあるかもしれない)
        本日は氏に挨拶に伺ったナリ!ワガハイはエルフのフォルテシア!先日の冒険の同行感謝ナリ!(ただの挨拶だった)
        これはお近づきの印に…(手に抱えた段ボール箱を手渡す、中身はバナナ) -- フォルテシア 2012-12-09 (日) 23:32:51
      • あー、そういえば一緒の冒険に……怪我して復帰第一回目にそういえばいた……な(申し訳ない、と謝る)
        客商売だというのに人の顔を覚えられないというのは、本当に恥ずかしい限りだ。
        これは……挨拶に来てもらって、その上物までもらうとは申し訳ない限りだ。(段ボールをテーブルに置き)武器がもし破損したり、何か防具が必要だったりしたらいつでも言ってくれ。すぐに用意するし修理しよう。物で返すことができないが、せめて心意気で返したい
        -- クレア 2012-12-09 (日) 23:58:01
      • ワガハイもその復帰一回目で、しかもこの町に在住していると聞いたのなら挨拶しないわけにはいかないと思い参上した次第…しかしながら本来アポなしで急に上がり込む方が責められて然るべきナリな!
        (前にも客商売の冒険者にアポなし挨拶に向かったところ不興を買い、挨拶どころか喧嘩売って帰った事があると失敗を語りつつこちらこそ申し訳ないと頭を下げた)
        あはは…ワガハイは美人というわけでもないナリから…そう気に病むことでもないナリよクレア氏(残念なことに父親に似たせいでよくて並み程度の顔のエルフ、男性は美人ならば一発で顔を覚えるものだと考えているため苦笑い)
        ほんの気持ちナリ!それにひとりでは食べきれないナリからして、バナナを好きになってくれれば幸いナリ(実家からいっぱい送ってくる!と田舎の農家の娘であることなどを話して世間話)
        オオ!それは願ってもないこと…「サキ」が「ケガ」をしてしまったら大変ナリからな…転ばぬ先の杖ナリ!(武具の話をしているのにまるで医者が見つかったとでも言いたげな言動、不思議に思うかもしれない…その間ずっと帯刀した刀に手を当てている)
        それでは!ワガハイはこれにて…また依頼でご同行の際は頼りにしているナリぞっ!(ウインクをして華麗にさらば!…しようとしたところよそ見+無駄に高いタッパで戸に頭をぶつけ悶絶しながら帰っていった) -- フォルテシア 2012-12-10 (月) 00:13:23
  • (2匹のロバを連れて鍛冶屋を訪れる)すまんのー、主人はいるかの -- ファル 2012-11-24 (土) 21:43:21
    • いらっしゃい、鍛冶屋クローバーにようこそ。(どう見ても愛想がよくないが、本人は限界まで愛想よくしている)
      本日はどんな用件だ?
      -- クレア 2012-11-24 (土) 22:12:13
      • (職人はこれくらいが丁度良いだろうと特に気にせず)ロバの蹄鉄が外れてしもうてのう、ちと付け直してくれんか?
        (そう言って外れた蹄鉄をぶらぶら揺らしてみせる) -- ファル 2012-11-24 (土) 22:22:19
      • なるほどな、見せてくれ(どれ、と蹄鉄を受け取り、調べながら)
        少し待っていてくれるか。これくらいならそこまで時間もかからんだろう(そういって蹄鉄を打ち直して、装蹄させていく)
        -- クレア 2012-11-24 (土) 23:11:43
      • すまんのう、買い物途中にまさか外れるとはのう(ロバの頭を撫でて大人しくさせる) -- ファル 2012-11-24 (土) 23:20:56
      • そういうことも、あるさ(丁寧に蹄に蹄鉄を付けていく)
        しかし買い物か、お使いの途中か何かだったのか?(上手くいかなかったのか、もう一度蹄鉄を打ち直しながら)
        -- クレア 2012-11-25 (日) 00:17:48
      • 冬じゃからのー、週に一度の買いだめじゃよ(ロバの背中にワインや香辛料の詰まったビンなどたくさん積まれていた) -- ファル 2012-11-25 (日) 00:20:20
      • その途中でこれとは、災難だったな(ようやく蹄鉄を打ち終わり、今度こそ蹄鉄を装蹄させる)
        これで終わりだ。無事に歩けるようになったぞ(ロバを一撫でして)
        -- クレア 2012-11-25 (日) 02:09:04
      • ウム、すまなんだの!また外れてしまったときは頼むぞえ♪(そう言って金貨を手渡しロバを連れていったそうだ) -- ファル 2012-11-25 (日) 20:46:50
      • ま、仕事だからな。またの来店をお待ちしているよ(受け取った金貨を指ではじいて机の上にある金貨の詰まった袋に入れながら、お決まりのような文句を言うのであった) -- クレア 2012-11-27 (火) 16:32:07
  • (共同生活が始まってからは、実は一度も鍛冶屋は営業していなかった)
    (必要なこと、ものが多くあったというのが原因ではある。ほかにも様々な手続きをしていたのも休業する原因であった)
    (――とはいえ)開店したからと言って、人が来るわけでもなし、か
    (そもそも一日で数人来るかどうかというものだ。閉店していたからと言ってそこまでの影響がなかった、と言える)
    だが、仕事がないわけじゃないからな……(頼まれていた防具や武器の修繕に取り掛かる)
    (そうして、家中に金属を叩く音が響いていく)
    -- クレア 2012-11-13 (火) 02:44:58
    • ……ちら ……ちらちら。(鳴り響く音が気になったのかこっそりと仕事場へと忍び込み様子をうかがう)
      ……ぉー。(鍛冶仕事は生みの親、つまりは作り手を連想させるのか小さく声を漏らしてその姿を眺める)
      -- フェル 2012-11-13 (火) 23:12:06
      • ふぅ……(流れる汗を手で拭い、小休止)……だいぶ慣れてきたかもな(預かっている剣を握り、持ち上げる。持ってこられた時は刃こぼればかりの剣だったが、その影はまるでない)
        (剣を握って吐いていた頃よりは、それはまぁ、マシにはなるよな……4年だ。マシになってくれなければ、困る)
        (と、物思いに耽るも、すぐに意識は戻る。自分の背後に誰かがいる。といっても、客とかのものではなく、ここ数日で見知った気配だ)
        どうした、こんなとこに。もしかして、腹でも減ったか?(こっそり忍び込んだフェルを、難なく見つけ出す)
        -- クレア 2012-11-15 (木) 15:50:29
      • ……!(ビクリと驚き姿を引っ込めるが、恐る恐る姿を見せる)
        んん……。(首を横に振る、お腹が空いたわけではなさそうだ)
        マスターも……武器作ってるの?(修復か制作かは判別できないようだ)
        -- フェル 2012-11-24 (土) 20:36:47
      • 武器は、作らないな。俺はどっちかっていうと直すほうだな。武器専門のお医者様というもの、だろうか。
        他にも、金物の雑貨くらいなら作れないことはないけど……でもそうか、お前を作った人間も俺と同じ鍛冶屋……だったか?
        ま、お前の親よりも俺はだいぶ劣るからな。見劣りするような姿だったろう、すまないな
        -- クレア 2012-11-24 (土) 21:27:48
      • そ、そんなこと無い……! 武器を直すのも大事! お、劣るだなんてことない!(身振り手振りでフォロー?をする)
        もし……私が傷ついても……マスターなら、直せる……?
        -- フェル 2012-11-24 (土) 21:37:05
      • (目を丸くして言動に驚く)ありがとな。そんな風に言ってもらえると嬉しいよ(タオルで手を拭いてからくしゃりとフェルの頭を撫でる)
        ……どうかな、お前はほかの剣とは少し違うから。自信はないな(きっぱりと断言する)
        -- クレア 2012-11-24 (土) 22:10:22
      • ん……!(頭を撫でられ目をつぶって笑顔をこぼす)
        そうなの……む……(困ったような顔) それじゃあ傷つかないように気をつけないと……ね!(何やら張り切るように)
        -- フェル 2012-11-24 (土) 23:06:55
      • 俺もまだまだ修行中の身だからな。できるかもしれないが、そして傷つかないようにするのもいいが、傷つけないようにするのも俺の務めだ。気を付けていかないとな -- クレア 2012-11-24 (土) 23:38:05
      • マスターならいつか出来るようになるよ! 私……信じてる!(ガッツポーズ)
        ありがとうマスター……でも私もマスターを守るからね!(力強く頷く)
        -- フェル 2012-11-25 (日) 00:11:25
      • ああ、約束通りにな。寄りかかる関係ではなく、支えあう関係でいこう
        というわけで、フェルにはやってもらいたいことがあったんだが、いいか?(ぎこちない笑顔を浮かべる。ニコリというよりはニヤリという感じに見えるだろう)
        -- クレア 2012-11-25 (日) 01:17:47
      • やってほしいこと……?(首をかしげるが)
        うん……マスターがいうなら……やる!(笑顔で頷く)
        -- フェル 2012-11-26 (月) 23:04:04
      • いい返事だ。なに、難しい事じゃない。覚えるのは容易いだろうからな(言いながら奥からゴソゴソとなにかを探し、持ってくる)
        何度か出かけていて気になっていたが、どうにも俺とは普通に話すのに他の奴とは距離を取る傾向がみられる。同じ様にとは言わないが、逃げないようにはならないとな(言って手渡したのは店の名前が入ったエプロン)
        客がいないときは好きにしてていい。だけど、客が来た時は元気に挨拶をするんだ、いらっしゃいませとか、こんにちはとかな
        色んな人と接するのは、悪くない事だ。きっとお前を成長させてくれる。改めて聞くが、できるか?
        -- クレア 2012-11-27 (火) 16:29:27
      • ん……えっと……。(もぐもごと口ごもりながらエプロンを受け取る、あまり気乗りではない様子)
        んー……んんー……。(難しそうな顔をして悩むが)
        わ、わかった……マスターが言うなら……やる! あ、挨拶する!(ぐっと拳を握り締める)
        -- フェル 2012-11-27 (火) 22:18:51
      • 挨拶というか、店番というか、マスコット……なのか?(自分で言っていて首を傾げつつ)
        とりあえず、手伝ってくれると助かる。頼んだぞ(渋りながらもやってくれると言った姿に喜びを感じながら、頭を撫でておく)}
        (そこへ、扉が開くと同時に野太い声が響く)よう、クレア! 依頼してたもの、できてるか!?(現れたのはスキンヘッドに傷だらけの顔、そして2mに近い巨体の男だった)
        (……駄目かもしれないな。思わずそう心の中で呟く) -- クレア &new{2012-11-28 (水) 04:00:31
      • ……っ!?(こころ の おれる おと が した)
        (いちもくさん に かけだすと みせ の おくへと にげこんだ ぶるぶる と ふるえて ようす を うかがう ほかに てだてが ない)
        -- フェル 2012-11-28 (水) 21:38:29
      • なんだぁ? おいクレア、もしかして、あのちっこいのがお前の同棲相手か?
        間違っちゃいないが、なんとも誤解を受けそうな言い方をやめろ。ま、その顔じゃびびられて当然だろう。よくあることだし、ましてやこいつは人一倍なんというか、怖がりだからな(奥にいったフェルのところへと行き)
        おーい、さっきのガッツポーズはどこいった? 大丈夫だ、顔のレベルは最高に怖いが、至って普通の人間だ。噛まないし、吠えないし、なにもしなけりゃなにもしない。最初にしてはハードルが高いように思われるけど、このハードルを越えちまえばあとは楽なもんだ。こいつよりもごつい奴なんてうちの店には来ない。多分な。どうする、今日はやめておくか……?(励ましつつも心配しながら、そう呼びかける)
        -- クレア 2012-11-29 (木) 16:24:21
      • ……ちらっ。(物陰から顔だけだして様子を見る)
        ……い……いらっ……。(声に出そうと頑張ってみたが、最後にはぷるぷると首を横に振る)
        (最初のミッションはものの見事に失敗を迎えた)
        -- フェル 2012-11-29 (木) 23:20:22
      • ……ま、しょうがないか。次頑張ろうな(くしゃ、と頭を撫でて)
        ほら、依頼したもんはできてる。待たせてすまなかったな(修理を頼まれた斧を渡しながら)

        ひと月も遅れたわけじゃないからな。気にするなよ。それよりも、お前休んでる間に何してたんだ、一体?
        別に。ただの休暇だよ。たまには休むのも悪くないと思っただけだが、それがどうした?
         どうも、お前の周辺を嗅ぎまわってる奴がいるのさ。俺の鼻が利くのは知っているだろう。といっても、この街でじゃない。どうにもわからないことに、ここよりも距離にして1日離れた村々でそいつはお前を嗅ぎまわっているのさ。心当たりあるか?(その目はわかっているんだろう?とでも言いたげで)
        さぁな。皆目見当もつかない。が、何か進展があったら教えてくれ。言い値で構わない(知っている。とは言わないし、言えない。しかし今の言葉こそが知っていると相手に伝えるには充分だろう)
        ……了解だ。とはいえ、俺とお前の仲だ。安くしといてやるよ。ついでにこの斧の代金をちぃっとばかし安くしてくれると、ありがたいんだがなぁ?(にんまりと笑いながら)
        ……安くしろよな(代金はいらない、とばかりにしっしっと手を振る)
        おう、もちろんだ。やっぱり持つべきものは情報と友達ってな。それじゃあな、クレアに……フェルだフェル!!またな!!(クレアに小さな紙を渡した後に、でかい声を店中に響かせるように発してから店を出ていく)
        (渡された紙の内容に目を向ける。そこにはどこどこの村でクレアと剣の状態のフェルの事を訪ねる男がいたという事。その男の風体(金髪にサングラスをかけ、貴金属類のアクセサリを身に着けている男性、とだけあった)などが書かれていた)
        終わってないのはわかっているが……大事にならなきゃいいんだがな(いまだ震えているフェルを見ながら、改めて、自分の心に誓う。今度こそは護りきる、必ず)
        -- クレア 2012-11-30 (金) 00:58:54
  • 発情薬が撒かれた -- 2012-11-04 (日) 17:21:48
    • (この街には長く暮らしている。その上で、撒き物というものがこの街でのしきたり、もしくは行事となっていることは知っている)
      (それに対しての対策は講じている。実際に体験しているのだ、どんなものであろうともできる限り被害を被らない。それが一番だ。)
      (素早く口元にタオルを巻く。次に素早くゴーグルをかける。それと同時に窓へと近づき一気に換気)
      これで、大丈夫か?(ふぅ、と一息つく)
      -- クレア 2012-11-05 (月) 03:19:58
      • もまむー……ももまいもうむー?(言われた通り口を服で覆い様子を覗きこむ) -- フェル 2012-11-05 (月) 22:33:57
      • 多分な。とはいえ、念には念を押して少し換気もしないといけないな。街に食材でも買いに行くか……(冷蔵庫には覚えてる限りでは数日分も残っていなかったはずだ) -- クレア 2012-11-06 (火) 02:12:02
      • 買い物? ……いく!(街に出かけるのが楽しみそうに目を輝かせる) -- フェル 2012-11-07 (水) 00:40:17
      • ……だとしたらまずは、服屋からだな。俺が捕まる前にさっさと買って、食材選びだ
        (鍛冶屋の扉に少し早いが「CLOSE」と書かれた札を掛けて)財布取ってくるから外で待ってろ、いい子にしてれば菓子くらい好きなの選んでいいぞ} -- クレア &new{2012-11-07 (水) 02:45:13
      • マスター……捕まるの?(意味をよく知らずに首を傾げる)
        うん……! いい子にして待ってる!(お菓子という言葉にわくわくしながら扉の前で待つ)
        -- フェル 2012-11-07 (水) 23:27:36
      • ぼけっとそのまま歩いていれば、いずれ、な(通報されないだろうか、という不安を抱きながら部屋に戻り財布を持って出てくる)
        よし、それじゃあささっと行って服を決めて、食材の確保といくか。それじゃ、出発、と(先導して、フェルの歩幅に合わせつつ歩き出す)
        (目的地である服屋までの道のりは凄まじかった。知り合いに出会う度に説明しなければならない。とはいえ、実は思っていたほど視線の類は降り注がなかった)
        (街には様々な種族がいる。そのおかげもあったのかもしれないし、もはや気にしなくなっていたのかもしれない)
        -- クレア 2012-11-08 (木) 00:51:57
      • (楽しみにしていた割には街を歩いている間はおっかなびっくり背後にくっつくかのように歩く)
        (誰かに合うたびにクレアの背後に隠れて様子をうかがうようにしていた どうやら人見知りをするようであった)
        (服屋についてからは物珍しそうな顔をしていろいろな服を触っている)
        -- フェル 2012-11-09 (金) 00:52:26
      • (ひとまずは近くで自分も服を見ながら物思いに耽る)
        (思っていたよりはしゃぎまわるような事を、目の前の少女はしなかった。そういう性格なんだろう、最初にあった時も警戒されていたわけだし)
        (そう考えると、背後に隠れてもらえる程度には自分は警戒を持たれていない。そういう事に少しだけ安心を得ているというのも、なんだかな、という気もするが)
        とりあえず、好きなだけとは言えないが、必要な分だけはちゃんと選んでおけよ(とはいっても、女の衣服でどれがどれだけ必要なんて、さっぱりわかりもしないのだが)
        (そもそも、まるで人のように俺はあいつと接しているけれど、人であり、剣という存在)
        (どうであれ、護るべきものだということに変わりはないし、感情があり、意思の疎通ができるのなら、せめて滞りのない付き合い方をしていきたい。それが、現状の考え方だった)
        -- クレア 2012-11-09 (金) 18:07:35
      • (ひと通りの服を物色するといくつかの服を抱えて戻ってくる)
        マ、マスター……これ!
        (それは普段着と言うよりも動物の着ぐるみパジャマ というかそれしかない、どう見ても可愛いと思った服しか選んでいないようだ)
        (それが全て着ぐるみパジャマ、今回の目的の一つパジャマはあるものの普段着として使えるものは皆無であった)
        (その様子からしてまだ精神的に幼いことを実感せざるを得なかった)
        -- フェル 2012-11-09 (金) 23:14:34
      • うん、なるほどな(ポンポン、とフェルの頭に手を置く)
        まぁ、パジャマという観点ではありだな。つっても、パジャマひとつでなにからなにまでやるわけにもいかん。とりあえず、それらは少しだけ減らしてだな……
        ともかく、俺も手伝うからほかの服も選ぶぞ。これはこれで歩かせていたら若干アウトだ……
        (あんまりこういうのには知識がないんだけどな……と言いながら、店員の助言を頼りにしつつ無難な、少なくとも元の服よりも露出をだいぶ減らした服を選び、その店を後にするのであった)
        (その後、服屋を後にしたクレアとフェルはあらかたの買い物を終了。後は帰路につくだけだった)さて、と服選びもだいぶかかったけど、菓子選びも難航して、気づけば夕暮れだな……こんなにたくさんの買い物したのは、生まれて初めてかもしれないな
        -- クレア 2012-11-09 (金) 23:35:39
      • (服にお菓子、色々買ってもらって満足したのか笑顔を浮かべながらあと追う)
        か、買い物初めてだった……色々あって面白い!
        (純粋な笑顔、まるで剣であることを忘れさせてしまうかのように純粋な)
        -- フェル 2012-11-09 (金) 23:55:23
      • そか、そいつはよかった。来てよかった、そう思える(意思のある剣。どれだけ目の前の少女が人間らしさを出したところで、それは変わらない)
        (――だけど、それが悪いわけじゃあない)さて、この時間帯ともなると人通りは来た時より多くなる。はぐれたら、帰れなくなるかもしれない
        (どのような関わり方をしていくのか。どう変わっていくのか。だけど、その笑顔を護れればいいそれだけは、きっと変わらないだろう)
        さ、買い物は、帰るまでが買い物だ(手を差し伸べて、はぐれないようにな、と付け足して)
        (たとえ、それが剣であれ、人であれ、だ)
        -- クレア 2012-11-10 (土) 00:37:28
      • はい……マスター!(差し出された手をギュっと握る、小さな手は簡単に手に収まってしまう)
        (きっとこれからも変わらずあることを願うように)
        -- フェル 2012-11-10 (土) 01:09:56
  • (鍛冶屋の屋上。普段は洗濯物を干すスペースとして使用されるそこに、小さな明かりが灯る)しかし、マスターときたか……(明かりの正体はクレアの咥えた煙草のそれだった)
    (とりあえず風呂入ってこい、と風呂場にフェルを押し込み、その間にベッドメイキングやとりあえずの着替えを諸々用意した)
    (部屋はとりあえず隣に、まぁなにかあっても隣であればなんとかなるだろうという部屋割りだ)
    ふぅ……(色々とあった一日だった、と振り返る。おそらく自分の人生の中でも1はないが2、3を争うだろう忙しなさというか、慌ただしさというか)
    (どうなるか、はわからない。ただ自分の中にはどうにかしなければという思いがある。その理由は――)なんでだろうなぁ……(ぽつりとつぶやく言葉はそのまま闇に消えていく)
    どうにかなるといいし、どうにかしていかないとな……-- クレア &new{2012-11-03 (土) 23:10:11
    • (そんな悩みを浮かべるクレアをよそにお風呂から上がったフェルはベッドではしゃいでいる。
      その様子は屋上にいるクレアにも聞こえる しばらくすると今度は走り回る音が聞こえる)
      マスター?(どうやらクレアの姿が見えないことに気が付き探しているようだ)
      -- フェル 2012-11-04 (日) 00:27:34
      • (階下から響いてくる声。2年前の自分に話したら信じられるだろうか、この状況を)
        (やがて声だけではなく足音が聞こえてくる。その足音はどこか焦ってるようにも聞こえて)やる事なんて、他にないしな(携帯用の灰皿に煙草を押しつぶす)
        (階段を下りて二階へ)どうした? ドタドタして、ムカデかなんかが出たのか?
        -- クレア 2012-11-04 (日) 01:24:45
      • マスター!(クレアの姿を見ると顔を輝かせて近づいてくる)
        (用意された着替えは少々大きかったようで袖を余らせている)
        ムカデは出てないです……出る、の!? ……じゃなくて、お風呂から出たらマスターがいなかったので探してました。
        マスターが居なくなると……困りますし……。
        -- フェル 2012-11-04 (日) 20:47:52
      • ふむ、やっぱりちゃんとした寝間着も買わないと駄目だな(ぶかぶかの姿を見て唸りながら)
        たまーに、な。見ればわかるけど、結構古いからな。っと、ん?ああ、上に少しな。(天井を指して)
        今日は遅いが、夜にでも上に行けば星が綺麗だぞ。今夜は曇っててあんまりだったけどな
        そうか……そうだな(不安そうな声に、思わずこちらも言葉に詰まる。けれど)
        お前は俺の保護対象だ。つまり、護る必要がある。だから、俺はいなくならないし、お前が呼べばすぐ駆けつけよう。約束だ(目線をフェルに合わせるように少し屈み、小指を立ててフェルに向ける)
        -- クレア 2012-11-04 (日) 21:31:57
      • うえぇ!? それは……ちょっと怖い……。(ふるふる首を横に振る)
        星……見てみたい! 今度いつ晴れるかな……?(期待するように目をキラキラさせて)
        うん……マスターは私を護ってくれてる……私もマスターを護る! ……約束!
        (小指を差し出すと嬉しそうに絡め、指切りをする)
        -- フェル 2012-11-05 (月) 22:31:26
      • たまに、だ。出たら俺の事を呼べばいいさ。
        さぁなぁ、とはいえそう遠くない日に晴れるから、その時にな。
        (自分を護ると、目の前の少女はそう告げる。デジャヴのような光景に思わず息が詰まり、だけどそれを顔に出さないように努めながら)
        ……ああ、約束……約束だ。今度は破らないように、しなくちゃな(ぼそり、と付け足すように言ったその言葉は何に対しての言葉だったのか)
        (なにもかもの始まりの日は、こうして幕を下ろした)
        -- クレア 2012-11-06 (火) 01:43:45
      • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp023398.jpg -- 2012-11-07 (水) 16:41:39
  • (街に戻ってきた頃には夕方で、ひとまず落ち着く為にも自宅の鍛冶屋まで戻ってきていた)
    (鍛冶屋の二階。生活スペースとなっているそこのソファに向かい合うように座る)それじゃあ、そうだな。ひとまずは自己紹介といこう。改めて、俺はクレア。クレア・クローバー。ここの鍛冶屋をやらせてもらってる。
    それと、そうだな……信用されるかどうかは知らないが、言うだけ言っておくとしよう。家まで連れてきておいてこんなことを言うのもなんだが、敵じゃない。一応味方だと思ってくれると助かるよ(両手を上げて、敵意はないとでもいうようなポーズを取る)
    -- クレア 2012-10-30 (火) 22:19:17
    • (落ち着かないようにきょろきょろと周りを見渡す、初めて見るものばかりのような目で)
      えっと……あの……フェル……フェル・ミュール……。
      (おどおどとした様子で名前を返す、そもそも名前自体は契約時に伝わっているものだが。
      敵ではないとの言葉に小さく頷く)
      -- フェル 2012-10-30 (火) 22:26:47
      • 珍しいものでもあるか? 言っちゃあなんだけどそう珍しいものなんてないと思うけどな(少しはリラックスしてもらおうと立ち上がり、茶菓子とインスタントのコーヒーを淹れて持ってくる)
        さて、とりあえず、聞いておきたかった事があるんだが、何であんなところにいたんだ? まぁ隠すには丁度いいにしても最初からってわけじゃあない、だろ?
        -- クレア 2012-10-30 (火) 22:43:44
      • (お菓子を見るととたんに目を輝かせる)
        たべて……いい?
        (すでにお菓子を手を伸ばして)
        えっと……気が付いたらそこにいて……その……一緒に居たけど……居なくなって、それからずっと独り……。
        (拙いがゆっくりと話す、しかしあまり正確なことは覚えていないようだ)
        -- フェル 2012-10-30 (火) 23:10:47
      • 好きなだけ食え。甘いものは苦手でな(茶菓子にと持ってきたクッキーを美味しく食べる姿に安心し)
        なるほど。それじゃあ、一緒に居たって言ったが、それは「誰か」でいいんだよな? それとも、お前と同じで剣だったりするのか? ゆっくりでいいから、思い出せるだけの事を話してくれるとこちらも助かる(そう言ってコーヒーを啜る)
        -- クレア 2012-10-30 (火) 23:33:57
      • ……よくわからないの。
        (クッキーを食べながら首を横に振る、それ以上のことは覚えていないようだ)
        あとは……いつも何か……何かを気にしてた……。
        (何を気にしていたのだろうか、思いつくのはやはり襲撃してきた男たちのこと)
        にが……。
        (コーヒーが苦かったのか、砂糖とミルクを大量に入れる)
        -- フェル 2012-10-31 (水) 22:29:29
      • ふむ、そうか……(依頼主の手がかりでも、と思ったが当ては外れたようだ)
        ま、保護しろって依頼が来るくらいだしな。追手なのか、なんなのかがわからないが、それの事かもな。
        落ち着いたらいずれ思い出すかもな、たぶん(頬杖をついてコーヒーに砂糖とミルクを入れる姿を見ている)
        こんな風に誰かと話すのも久しいもんだな……(ぼそりと呟く)
        まぁ現状の確認からわかる事と言えば、「わからない」ってことくらいだな。そして、大事な話をするぞ、フェル・ミュール(座りを直し、まっすぐフェルを見る)
        -- クレア 2012-10-31 (水) 23:28:45
      • (甘い甘い飲み物と化したコーヒーを美味しそうに飲む、その姿は見た目通りの子供のようだ)
        ……ん!(真剣な表情につられて背筋を伸ばして見つめ返す)
        -- フェル 2012-10-31 (水) 23:35:00
      • ここまで連れてきといてこいつ何言いだしてるんだ?と思うかもしれんが、これからのお前の住まいについてだ
        誰からの依頼か知らんが、俺はお前の保護の依頼を受けた。だから、こうしているわけだが……(道中にそれは話している。確認と念押し、二重の意味を込めての発言だった)
        想定外は、剣であり、人だったってことだな。流石に予想できるわけがない。意地が悪い依頼だぜ、一番大事なとこが抜けてやがるからな。話はずれたが戻すぜ。
        住まいというのはだ。まぁ見た目的には一応年ごろ?の女? ……言ってて無理があるな(目の前のフェルの姿と言葉のギャップにむぅ、と唸る)
        ま、貰った報酬は正直俺にはあぶく銭でしかないし、保護対象に使うというのもありだろ。それを元手に一人暮らしというのも悪くないだろう
        それでもう一つは、この家は広いからな。一人で暮らすにはでかいくらいというか、もともと一人暮らし用じゃない。だから、空き部屋が何個かある。
        さて、どっちがいい?(提示する選択肢。ふざけているわけではない)
        -- クレア 2012-11-01 (木) 00:05:03
      • えっと……。
        (困ったような顔をして顔をキョロキョロさせる、突然の選択肢にどうしたら良いのかというような様子だが)
        ん……わかった。
        (しばらく考え込んだ後、答えを決めて頷いた)
        こ、この家で……い、一緒!
        -- フェル 2012-11-01 (木) 00:27:44
      • そうか……じゃあ、決まりだな(一緒、という言葉に頷いて)
        流されてってのが嫌いでな。こういう確認を取らせてもらった。どうせなら、自分で決めた方がいい、どんなことであっても、後悔することであってもな
        というわけで、どうぞ好きな部屋を使ってくれて構わない。明日には生活用具や服でも買いに行くとしよう。その服で仮に接客中出てこられると……率直に言おう。確実に俺は捕まる。
        ああ、それとだな(すっ、と手を差し出して)よろしくな、フェル。ひとまず、よろしく(照れくさそうに顔を背けながらそう言った)
        -- クレア 2012-11-01 (木) 01:38:21
      • うん……後悔しない……!(力強く頷いて)
        買い物……楽しみ!(だんだんと子供らしい一面が表に出てくる) ……捕まる?(最後の言葉には首を傾げた)
        ……よ、よろしくマスター。(差し出した手を握り返した、ようやく二人の共同生活がスタートした)
        -- フェル 2012-11-02 (金) 21:18:13
      • おう、しないでくれ。させないように、俺も頑張ろう
        ああ、番屋が飛んでくるな……(想像してげっそり)
        おう(小さく握り返された手を、護る事が出来ればいい。強く、そう思った); -- クレア &new{2012-11-03 (土) 22:05:45
  • その封筒が届いたのは3日前。差出人は不明で、持ってきたのも渡すように頼まれただけのその辺の子供からだった。
    書かれていたのは端的に言えば剣の保護。一緒に封入されていた地図の場所にその剣はあって、俺のところで保護してほしいという事だった。非常に意味が分からない。何故俺が? ただの鍛冶屋だぞ。
    とはいえ報酬も封入されていた。大した金額が入っていたが、額が問題ではない。要は、受け取ったからにはやらなければならないという義務感が俺を動かした。
    場所自体もそう遠いものではない。精々歩いて一日、馬で半日くらいで着く距離だ。それが尚更、躊躇いをなくさせた。

    そうしてここにいるわけだけど……ここで本当にあっているのか?(廃村となった小さな村。そこの小屋のひとつを地図は指していた)
    金持ちの家かなにかかと思ったのに、これはこれで拍子抜けだな……まぁいい。やるべきことを、やるだけだ。
    (扉に手をかける。それはただの扉だが、開いたその先にある出会いが、彼のこれまでを変えていく)
    -- クレア 2012-10-27 (土) 22:41:37
    • (小屋の中には依頼主が居るといったことはなく、ただ一人の少女が佇んでいた)
      ……!
      (青白い髪、どこかしら不思議な雰囲気を纏う少女、クレアの存在に気が付き目と目が合う。
      途端に逃げるかのように小屋の隅へと隠れてしまう 隠れるといっても部屋の隅でうずくまるだけのものであったが)
      -- フェル 2012-10-27 (土) 22:54:49
      • (扉を開けた先にあったのは剣ではなくて)……子供? 何でこんなとこにいるんだ……?(溜息交じりに呟く。そして視線が交差し、目の前の少女は身を隠すように部屋の隅へ)
        ………(内心で怯えられたことにショックを受けるも、よく考えたら毎度のことでもある。無視して剣を探すのもいいのだが、どうしたものかな。そう思いながら頭を掻く。)
        (思考から戻ったのはすぐで)俺はクレア。わけあってここに来た。お前が何者かは知らないけど、迷子だというのなら家まで送っていくぞ?(うずくまったその背中に、我ながらなんて怪しい台詞なんだと思いつつも、ぶっきらぼうだが、怖がらせないように声を投げかける)
        -- クレア 2012-10-27 (土) 23:11:08
      • (クレアの問いかけに恐る恐ると言った様子で振り返る)
        ……。
        (目に涙を浮かべおろおろとした表情で返す言葉に困っているかのように見える)
        (このままでは会話もままならない、クレアにとってもこの状況は困ったものである どうしたものかと悩んでいたところに怪しげな気配を察知する。
        小屋が複数の気配によって包囲されている 突如現れた気配は今まで隠していたのであろう。
        気づかせるために気配を隠すのをやめたのか、小屋からの逃走経路を塞ぐかのような配置だ)
        -- フェル 2012-10-27 (土) 23:25:57
      • ………。どっちに対してなんだかな(手の中の地図をぎゅっと握る。目の前の少女を巻き込んだのか、目の前に少女に巻き込まれたのか。)
        どちらにしろ難儀な話だ(溜息ひとつ。躊躇している暇もない。少女のそばに無造作に立ち寄る)いいか、この小屋は囲まれてる。誰に、というのはわからない。何で、というのもわからない。俺はひとまず様子を見ることにする。だからとりあえず〜……泣くなよ(ぽん、と軽く頭を叩く。それと同時に、男たちが入ってくる)
        -- クレア 2012-10-27 (土) 23:55:33
      • ……剣を渡してもらおうか。
        (リーダー格の男が脅すように言葉を投げかける 渡さなければ命はないと言ったように剣を向ける。
        当然、剣を手に入れていないクレアにとっては答えようもないことである)
        ……っ!
        (緊迫した空気が満ちる中、少女は不安そうな顔でクレアの服の裾を掴む。
        少なくとも敵意を向けている相手と向けていない相手の区別はついているようだ)
        -- フェル 2012-10-28 (日) 00:32:15
      • (最悪の展開だな。と、頭の中で呟く。目の前の男の一連の行動を見れば嘘ではないのもなんとはなしにわかる)何のことだかわからないな。俺もこの子も、旅の途中でここに寄っただけだ。剣の事なんて言われてもわからない
        (両手をあげて降参の意思を見せる。どちらにしろこの状況で武器を持っていないのではなにもできない。とはいえ盾替わりにはなるさ、と少女を少しでも自分の背中に隠すように身じろぐ)
        何なら隈なく探してもいいさ。隠してもいない。本当に、知らないんだ(あくまでも怯えたふうを装いながら相手に語る。だが、そんな言葉も意味はなかった)
        -- クレア 2012-10-28 (日) 01:10:15
      • そうか……それは不幸だったな。
        (剣は振り上げられ、クレアに向かって振り下ろされる 躊躇のない殺意、どちらにしろ命はないとの宣言だ。
        間一髪で避けるものの、少女を庇いながらましてや狭い小屋の中では限界は速い)

        出来れば苦しめたくない、動かないでくれると助かるんだがね。
        (追い詰められた二人に剣が振り下ろされる、もう逃げ場はない。
        刹那、諦めと後悔、その他の感情が入り混じれるも終わりは訪れなかった。
        剣先が目の前で停止している)
        あ、あの……っ!
        (困惑するクレアに初めて少女が口を開いた)
        -- フェル 2012-10-28 (日) 01:27:45
      • (振り下ろされる殺意を背中の少女を無理やり抱えたまま避けた。とはいえ左腕が熱い。避けはしたもののかすりはしたのか)
        それでもツイてる方か……!(少女を再び隠すようにして剣の前に)動くさ。死にたくないんだ、しょうがないだろ。
        (強がるように言葉を吐くが、避け続けるにも小屋を出なければどうしようもない。後ろの少女だけでも逃がしてやりたいが、気配は複数だった。おそらく小屋の外にもまだ何人かいるだろう)
        (あっけないものだな、と思う。自分を生かしてきた様々な出来事が、ここで意味をなくす。最低すぎる。だけど)
        (目の前で振り下ろそうと構える男の姿。最後に見るものがこんなものだというのも最低だ。俺にはお似合いの死に方かもしれないけれど)こんなとこで、死なせたくはないよな……(それが最後の言葉になるはずだった)
        (振り下ろされる剣。その剣先は確実にクレアの顔面を叩き割り、命を掻き消すだろう。だが、剣先は目の前で止まっている。)何が、起きてるんだ……?(止まる世界の中で、背後から声をかけられ、思わず振り返る)
        -- クレア 2012-10-28 (日) 01:48:16
      • (少女が淡い光を放ちながらすがるように)
        あ、あの……その……!
        (意を決したように、勇気を振り絞って)
        わ、私……使って……! 死ぬの……だ、駄目!
        (クレアを見つめるその目は訴えかけるような強い意志 突然のことで意味もわからないだろう)
        (だがここで何もしなければ終わるであろう、そして何よりこの少女には何かしらの強い力が感じられる)
        -- フェル 2012-10-28 (日) 18:30:45
      • (不可思議な光景の連続。ああ、俺はついに狂ってしまったのだ、とでもこの状況でなかったら言うのであろうか)
        死ぬのは、駄目……か(頭の中のなにかと被る。その感覚と目の前の少女から伝わる力)
        信じるには充分だ(何よりもその瞳がクレアを動かす)
        (少女へと手を伸ばして)力を、貸してくれ(目の前の光景が白く光った)
        -- クレア 2012-10-28 (日) 20:44:38
      • (まばゆい光の中、仮初の契約が行われる 光が収まった次には時は戻り再び振り下ろされる剣)
        ……! やはり剣を隠し持っていたか!
        (クレアの手には神秘的に青白く光る一振りの剣が握られていた)
        (少女こそが剣であったのだ、掴んだ剣からは不思議な力が感じられ同時に契約したことにより剣の扱い方が頭の中に直接流れこんでくる)
        -- フェル 2012-10-28 (日) 21:21:11
      • (視界が戻った時、手の中に何かを握っているのがわかる。そして本能的に、それで目の前の剣先を弾いて後ろへ)
        (男の言葉は届かない。握っているそれは、手紙に書かれていた情報通りのものだ。確か名前は―――そこで思考が止まる)
        (思考を停止してまで流れ込んでくるのは情報の波。その使用法、能力、それらが叩きつけられるように頭に入ってくる)
        (逡巡はどれくらいだっただろうか、しかし剣をはじいて停止したクレアを見て、男たちの一人が切りかかってくる)
        (絶好のチャンスにも見えたのだろう。だが、結果からすればそういうものではなかった。正面から挑んできたそれを半身で避け、その勢いを利用して後ろの壁に激突させる。それと同時に、床と男の足を浅く斬りつける)
        (リーダー格の男が息を呑む。斬られた男の足が、床もろとも凍りついたのだった)心配するなよ、すぐに溶かして病院にでも行けば大丈夫だ
        他にも仲間がいるんだろう? そいつらに全員、連れてってもらうんだな(そうして、その場には足を地面と接地するように凍らされる集団が残る)

        (その場を急いで後にし、駆けて、駆けて、ずいぶんと遠ざかった場所にある森の中でようやく足を止めた)ふぅ……ここまで来れば、しばらくは大丈夫だろう。警戒しながら街に戻ればいいだろうし……問題があるとすれば(握ったままだった剣を見る。よく考えれば剥き出しの剣握ったまま走ってきていた。完全に変質者だな、と一人落ち込む)
        多分、もう大丈夫だと思う。よければさっきみたいに人の姿をしてくれると助かる。剣に話しかける馬鹿だと思われたくないからな(両手で奉納するかのように持った青白く光る剣に、できる限り優しく話しかける)
        -- クレア 2012-10-29 (月) 00:57:55
      • (言われるがままに剣は淡い光を放ち人の形に、そして先程と同じ少女の姿に)
        あ、あの……!
        (そう言うと素早く木の幹に隠れてしまい顔だけを覗かせる)
        そ、その……ごめんなさい……む、無理矢理みたいにけっ、契約してしまって……。
        (なにやら契約をしたことについて気負いをしているかのような雰囲気。
        とはいえあの状況では仕方がなかったこと、剣の能力を使わなければあのまま死んでいたのだ)
        -- フェル 2012-10-29 (月) 01:10:35
      • 気にするな。むしろこっちが文句を言われてもおかしくない。保護対象に守られるとは、なかなか情けない話だ。
        とはいえ、そちらこそ俺みたいな奴と契約させてすまないな。すぐに契約を解除してくれて大丈夫だぞ。保護してる間に俺よりちゃんとした使い手も現れるだろうからな(特に気負った様子に対して妙だと思わず、思わずそう口走る)
        -- クレア 2012-10-29 (月) 01:21:23
      • (契約解除と言われてひどく困ったかのような顔をする 解除が嫌だとかそういうものではなくもっと別の)
        あ、あの……その……ごめんなさい……。
        (口ごもってなかなか言葉が出てこない)
        えっと……契約の解除って どうやるんでしょう?
        (解除の仕方がわからない、もしくはそもそもそんなもの無いのかもしれない ともかくしばらくは離れることは出来なさそうだ。
        これがクレア・クローバーとフェル・ミュールの出会い、そして始まりである)
        -- フェル 2012-10-29 (月) 01:36:11 new{2012-10-30 (火) 22:26:47};
      • color(#9370DB){えっと……。color(#9370DB){(言われるがままに剣は淡い光を放ち人の形に、そして先程と同じ少女の姿に)

Last-modified: 2013-04-21 Sun 21:40:40 JST (4037d)