この胸に刻みながら

  • 戦いの終わり -- 2024-05-18 (土) 00:12:31
    • ナインザーガーのブレス。
      それがルネリンデとネーヴェのブレスが拮抗する。
      「どうしたゴミどもッ!! お前らに……」
      言葉は途中で途切れる。ブレスが押し切られたのだ。
      「がぁッ!!」
      全身を貫くように親子のブレスを受けて存在が揺らぐ。
      「バ、バカな……」

      エーミルの言葉に、龍が硬直した。
      「だ、黙れ……黙れ黙れ黙れッ!! オレ様を否定するんじゃねぇッ!!」
      エーミルとアウリとの精霊合一は成された。
      「これが……この世界の神秘…!!」
      太陽と共に在る彼の……いや彼らの光の大鷲は。
      「ぶぎゃああああああああああああぁ!!?」
      切り裂き、彼の龍体を燃やし尽くす!!

      グオカの言葉に、心にヒビが入る。
      ちっぽけな人間に。カスのような存在に。
      オレは、どうして負けるんだ。

      メルスが後方に下がると、ナインザーガーは安心した。
      その安心が、龍の魂を殺した。
      「オレ様が……人間のガキを恐れるだと…」
      「あっていいはずがない!! オレ様はディアスポラ・マルスなんだ!!」
      その否定を。10メートルにも及ぶ長大なるマナの刃が。
      斬った。
      「うぎゃああああああああああああぁぁ!?」
      その勇敢なる戦いを人は、勇者と呼ぶのかも知れない!!

      ナイトフォールの突撃は、ブレスを抜ける。
      そう、攻撃力という一点に置いてナイトフォールはナインザーガーを上回っているのだ!!
      「ぎッ!!」
      振り下ろされた手刀は龍体を破壊し尽くし───
      「あ、ああ………オ、オレ様の心臓が…」
      脈打つそれが露出するまで切り裂いたのだ!!

      「ベ、ベレグリエル……!!」
      姿を見せたベレグリエルは、恐らくずっと“見ていた”のだ。
      最初から勝ち目などなかったのか?
      そう考えた瞬間、龍の心が軋んだ!!

      ミオソティスの手足が黒く染まる。 そして、ミオソティスの姿が消えた。
      いかに龍の反射神経を持ってしても。
      閃駆を見切ること、能わず。
      「ぐ、」
      拳でブチ抜かれて、その破壊の力は龍体を浮かせたのだ!!
      地面に頭から落ちるナインザーガー!!
      「ぐえええぇ……!!」
      再生力が働かない!! それは人の技と龍の力、そして。
      ミオソティスという個が成した生命究極の一撃(アルティメット・アタック)であるがゆえに!!

      「何故だ……何故、カスみたいな龍のブレスがオレ様を上回る…」
      そして見たのは、ポテチがマナを放出する姿、だった。
      「そうか、オレ様は計算違いを……!! クソッタレぇぇぇ!!」
      それでもポテチに届く手はない。

      カーツの持つ火熊の骨槍、それがナインザーガーの体に突き立てられる!!
      燃え盛り、突き、貫き、引き裂くその一撃は!!
      「が、ああ……」
      龍の生命力であっても致命の一撃たり得るのだ!!
      「カ、カーツ……てめぇ…!!」

      サーマイト・ブレス。それは人知である。
      人が成した計算式であるがゆえに、天然理心にあるものを上回る!!
      「げぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
      アシェのブレスが体を融解させていく!!
      「な、なんでオレ様が……こんな奴らに……!!」
      衝撃、熱、全てを持ってそれは生命を終わらせる!!

      そして光は、力は収束する。ネルが歩くと大地が揺らいだ。
      ひび割れ、痕跡を残す地面。それは理を超えた──そう、超越の力。
      巨大金属結晶刃、煌めいて。
      轟音と共に龍に振り下ろされる。
      「わっああああああああああああぁぁ!!」
      多くの龍殺しの物語は誇張されたものであっただろうか?
      一部の真実は伝えるのだ。龍を上回る力で龍を殺す、そのような物語(ストーリー)が存在することを。

      ルミナの魔術に後ずさる。
      あってはならない術だった。
      「や、やめろ……それだけは」
      そのような言葉で止まる人間ではないことを、記憶を覗き見て十分に知っていたのに。
      その矢は龍に着弾する。
      滅びは成る。ここに在る。
      「いでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」
      龍の絶叫。全ての運命は彼を裏切った。
      人はそれを因果応報とも呼ぶのだが。

      「要らない、だぁ……!?」
      ココナの言葉は、そのまま実現されるだろう。
      白い光の柱はナインザーガーという群れの異分子を排除する。
      世界の意思が、人類の言葉が。
      彼を否定するのだ。
      「な、ぜ…………!!」
      龍の問に答える者はいない。そうであろう。
      そうあれかし。

      フィーネの極大爆裂呪文に、後ずさる。
      「オレ様ごと山を消す気か!?」
      その言葉を意に介さず放たれた最期は。
      自然を害することなく、ナインザーガーだけを溶断破砕していく!!
      「ぶ、がぁぁぁ……」
      焼け焦げた体を、なんとか動かそうとして。

      「オレ様が……どうして…」
      「絶望した龍…絶望した龍はどこだ……」
      「体を寄越しやがれぇ…」
      その時、フィーネの瞳に映った自分の姿が見えた。
      「そうか、絶望した龍は…オレ様じゃねぇか……」
      龍は倒れ、二度と動かなかった。
      -- “白”のナインザーガー 2024-05-18 (土) 00:13:04
      • ああ あの望みは 貴殿のモノでも あったのだろうの
        (倒れる龍に 黙祷を捧げ) -- グオカ(会) 2024-05-18 (土) 00:20:03
      • ルネリンデ、ネーヴェ。(スタッフを下ろして呼吸を整え、自分の血に汚れた外套を翻して言う)
        祝福を。(そう、これからの親子のために。それが必要だった) -- フィーネ 2024-05-18 (土) 00:22:23
      • 龍の体から様々な色の、抱えるほどに大きなシャボン玉が次々と出てくる。
        それは奪われた絶対であり、奪われた者の前に出てくるのだ。
        そして、それを拒否した場合、シャボン玉は破れる。そういう風にできている。
        -- 2024-05-18 (土) 00:23:55
      • ……(油断せずに残心を取る。パーティコールの声と共に、仲間達の力が収束し悪龍が滅びたことを確認すれば……)
        (一瞬だけルネリンデとネーヴェに視線をやり、健在を確認。その前途に祝福あれ、と声をかける事もなく)
        (その場に背を向けて立ち去っていく。泡も、彼の前には現れないからだ) -- ナイトフォール 2024-05-18 (土) 00:25:22
      • (ボクの前に浮いてきたシャボン玉は、青紫──外装の色をしていた)
        ごめん、ボクは拒絶するよ。人の姿で生きていく。
        キミはボクなんだ。ボク自身で、生きてきた証。でも……(胸の前で両手を握って)さようならだ! -- フィーネ 2024-05-18 (土) 00:25:40
      • カーツの主張は奪った物を返す、ただそれだけだ。それだけを守れば命までは奪わなかった。(半ば崩れた足で倒れた龍の上に立ち、看取る)
        (そして湧き出たシャボン玉の内、自分の前に来たものを手にすれば)・・・
        (感動と安堵に震える様なマナ信号がカーツの体から発せられる・・・感じる、遠きグト島の仲間の存在を、周囲に溢れるマナの気配を、そして光輝く太陽の内に神の存在を)
        ・・・(太陽に向け、静かに太陽賛美のポーズをとっている) -- カーツ 2024-05-18 (土) 00:29:44
      • (ブレスを吐き終わり、還元された酸化軽銀と鉄の煤を残った呼吸と一緒に吐き出した)
        (そして鋼色のシャボン玉に向き合い触れるとその身に失われていた神秘全てが立ち戻り、髪色も元の火のマナを宿す銀と赤のツートンに)
        (しかしそれよりもっと喜ばしいのは)新しい親子竜。守れたんだね(ルネリンデとネーヴェの親子の改めての触れ合い 親を殺した子と子に殺された親ではなく、真の親子として歩んで行ける日が来た) -- アシェ 2024-05-18 (土) 00:30:00
      • ナインザーガー!お前の敗因はただ一つ!一つの命を奪い一つの命を辱めそれを何一つ誇りとも罪とも思わなかった事!
        竜とは常に誇り高くなければ竜足り得ない!奪う事すらも誇り高く在ればボク達に負ける事なんてあり得なかったんだ!
        …勝利!ウオオオオオオ!!!(竜の雄叫びを上げた、ルネリンデからすればそれは…古い時代の愚かで凄絶に争った者達の姿に映る事だろう)
        (そうして己の絶対を取り込めば全身から溢れていた血は黒く染まり甘い香りを放つ)お帰りアルプトラウム、ボクの強き力よ -- ミオソティス 2024-05-18 (土) 00:30:00
      • 結局手を出してしまったな……(手出し無用で、世界の危機が防げるかどうかを見届ける 介入してしまえば彼らだけの力とは言い切れなくなってしまうものの)
        けど、まあいいか 君たちになら安心して後を託せる そのことを疑ったことはないから(弟子たちは立派にやり遂げた 今はただ、そのことだけを言祝いで)
        …おや、これは…………ふふっ、君も見守っていたんだね おかえり、ウィル(シャボン玉へと手を伸ばす そして再び彼に出会った) -- ベレグリエル 2024-05-18 (土) 00:31:59
      • …ふっ、ふっ…(荒い息をつく。身体のあちこちに傷が。そして光玉に目も眩む程に輝いていた白い光は今はなく)
        (理外の力は少女からは消え去っていた、未だかつて感じたことの無い力。それを疑問に思う間もあればこそ)
        (ふわり、と自らの前に漂ってきたシャボン玉。それはなんだか…あの日の雨雲のような色をしていた)
        (決してそれは、心地よい記憶ではないのだろう。なくなってもむしろ良いものでさえあるかもしれない。でも)
        ……とおさま、かあさま。あるじさま、おくさま。…ネルは、また会えて、嬉しゅうございます。
        (そのシャボンを受け入れ…彼ら、彼女らの命の終わりの記憶を取り戻した)
        (そうして…今を生きる親子を、守れたことを…とても、嬉しく思い、深い笑みをその顔に浮かべた) -- ネル 2024-05-18 (土) 00:32:09
      • し、しんどい…(全力を封じられた状態での悪神…それもかの滅びの神の魔術…更にばれないため無詠唱ともなれば相当消耗したのか近くの岩に座ってぐったりしている…)
        それはそれとして取られた力を回収しないと…(這うようにして真っ黒な泡に近づき回収、取り戻した力の分のおかげで持ち直す)
        …あ〜、ようやく戻ってきた…しっかしこれうっかり全力であの魔術使ったら泡まで壊してたんじゃ…(今更気づいて青くなるアホ
        そういえば、あたし等以外から奪ったりしたモンとかあるのかこの泡?だったら返さないとだが… -- ルミナ 2024-05-18 (土) 00:34:00
      • (高高度から乗っていた大鷲を攻撃に突撃させたので見事に自由落下する)
        (落下中に四工程法で浮遊魔術を発動、軟着陸してから)
        (取り戻した『絶対』を受け入れる。半精霊たる種族を取り戻し、高度なマナ感覚と異種族会話が蘇る)
        おかえり、僕の半分。(そうして静かに微笑んでから、その場に座りこんだ)つかれた。(はー、と大きく息を吐く)
        でも、すごいな。本当に奇跡を起こしちゃった。(生き残った親子竜を眩しそうに見て、ほんの少しだけ寂しそうに) -- エーミル 2024-05-18 (土) 00:35:22
      • 大丈夫。(シャボン玉は各地に飛んでいく)みんな、帰る場所を知っているみたいだ。 -- フィーネ 2024-05-18 (土) 00:36:17
      • (ナインザーガーが倒れ伏すのを見届けて、その体に触れ、間違いなく死んでるっぽいのが分かるとぐーっと背を伸ばす)
        (色々と使っちゃったけどまあいいよね、と子供をいたわる親竜の姿を見て、そしてナインザーガーに触れた自分の手を意味ありげに見る)
        んー……終わったねー、取られた絶対も出て来たみたいだし……あ、やっぱりフィーネちゃんは受け取らないんだね、うんうん
        ルネリンデおねーさんも、ネーヴェちゃんもお疲れさまー、あとは親子仲睦まじく過すんだよぉ?折角奇跡が起こったんだからネ?
        さて、また新聞のネタが増えたけど、これそのまま使って問題ないやつだと良いな……(メモ帳を片手にずっと悩んでいたと言う) -- ポテチ 2024-05-18 (土) 00:37:02
      • (二度と動かない竜を前にもう一度瞳を閉じ、開いた)
        ふう。 あなたが否定した。 あなたが拒絶した。 どうして自分は大丈夫だと、思ったの?
        (呟きは誰にも届かない 真っ白な雪に吸われて消えた)
        (ふんわりとココナの前に降り立つ七色のシャボン玉)
        (くるりくるりと色を変えるソレはまさしく)私の錬金術。(手を伸ばし、大事にそっと抱きしめる)
        (ああ満たされる 失っていた自分の一部が戻って……)
        ちょっぴりキモチワルイ。 しかも半精霊治ってない。
        (あれぇと首を傾げたが、仲睦まじく寄り添うネーヴェとルネリンデを見れば笑顔が溢れた) -- ココナ半精霊 2024-05-18 (土) 00:38:06
      • 「どうして」と来た……それが分からぬ貴様だからこそ、負けるべくして負けたのであるよ。
        (力を使い果たし、その場に膝をつく)ネーヴェ達親子を救えただけでも、満足であるが…(目の前に現れた、金と銀のマーブル模様のシャボン玉)
        …遅かったではないか。私は、新たな私を見つけてしまったであるぞ…(そう言って、シャボン玉を受け入れる)
        だが、これで……ようやく本当の私であるな…(戦い終わって、主張し始めた傷の痛みと全身の疲労に苦い表情で)
        …うむ、これ以上は無い結果を出せたであるな。(精一杯、笑った) -- メルス 2024-05-18 (土) 00:38:15
      • 冬の陽光を浴びて煌めきながら、ゼイムの各地に飛んでいくシャボン玉。
        それはカラフルで、儚くて。どこか切ないようにも見えた。

        調査によると、絶対の概念は三割ほど拒絶されたようだ。
        人は新しい性別や、性格や、種族なんかを。受け入れて生きていったんだ。

        春が来る。でも……この雪は消えない。
        -- 2024-05-18 (土) 00:39:34
  • 今日も雪は降り続く -- 2024-05-17 (金) 23:24:27
    • 「返せだぁ? ゲヒャヒャヒャヒャ!! テメェこの状況でイカれ…ぶ」
      腹の中で何かが動いている。
      「ぶげえあぁぁぁ!?」
      苦しむ龍の腹の中を突き破り、クレイゴーレムが姿を現す!!
      「龍の体の中のモノを操作だとおぉぉぉぉ!?」
      体内からの破壊に苦しみ、グオカへの反撃ができない!!

      ミオソティスが後方に跳ぶと、それを嘲笑う。
      「テメェごときのブレスで……な」
      もろともに圧し潰せると思っていた相手の。真雷のブレスが直撃した。
      「グゲエエエエエエエエエエエエェェ!?」
      弾かれるように前に出て、相手の顔を掴みにかかる。
      「な、なんだその力は……アルプトラウムの弱点を知っていやがるのかぁ!!」
      掴むことに成功したなら、そのまま相手を岩壁に投げつけるだろう。

      ココナがネーヴェとルネリンデを癒やすと、その行動を鼻で笑う。
      「その親子を助けて何になる? 龍が人のすることに泣いて喜ぶとでも?」
      「無意味だッ!! 無価値だッ!! 必要性を感じられねぇぇぇぇ!!!」
      否定の言葉が嘲笑と共に浴びせられる。しかし。

      「そんな……嘘だ」
      信じ難いことが起きている。
      「アルプトラウムの……オレ様の龍言語魔法が!!」
      アシェの冷気に押し負けている!!
      そう、人が言語を使う存在であるならば。
      龍言語魔法の本質をより捉えることができるのは。
      「ひげええええええぇぇ!!」
      極低温を全身に浴びて、傷も龍体も区別なく半身が凍りつく!!
      「こんなの……ありえねええええええぇ!!」
      否定の言葉と共に氷を砕くと、アシェに向かって血液を固形化させる即死魔法を速射した。
      防御の難しい黒い球体が襲いかかる!!

      「だったら誰もテメェを信頼したりしねぇ……テメェは死ぬまで一人だッ!!」
      龍の呪言は氷の大亀に圧し潰される形で途切れる!
      「ぶげえええぇ!!」
      そして回避し、空を征くエーミルに。
      「た………」
      「太陽ッ!!」
      冬の陽光が視線を遮った!!

      「何が真の勇者だッ!! 何が在りようだ!!」
      「凡人が気取った言葉口にして調子こいてんじゃねぇ!!」
      だが。彼は。 「………!!」
      バルカンフレアを切り裂きながら、前に出る。誰よりも勇敢なる姿と共に!!
      「ぐ……」
      左の前肢が斬り飛ばされる。黒い龍血が雪を汚していく!!
      「来るな……来るんじゃねぇ!!」
      真の勇者を語る者の姿は。悪しき龍の心に恐怖を植え付けた。

      ナイトフォールはバルカンフレアを殴り壊しながら前に出る!!
      「軍記モノの英雄気取りかッバカがぁ!!」
      残った右前肢を振り上げ、振り下ろす。
      しかし。
      「う、が、ああああああああああああぁ!!」
      全ての攻撃が弾かれ、相手の全ての攻撃が尽く急所を抉るのだ!!
      それは至純なる悪夢!!

      カーツの槍は、ナインザーガーの正中線を貫いた。
      そこは……
      「いぎゃああああああああああああぁ!! オ、オレ様の逆鱗!!」
      悲鳴を上げて痛苦に龍が転がる。
      くだらないと断じた存在の、槍の一撃に!!
      龍が地に伏している!!

      ミオソティスの真雷のブレスを受け、怯んだ瞬間。
      「ギッ!!」
      鋼の砲弾が。ぶち当たった。
      「ぎぃやああああああああああぁぁ!!」
      それは並の魔物ならひき肉になってもおかしくない、ネルのアックス・シールド・バッシュ!!
      「お前……お前ぇぇぇ!!」
      ギリギリと後ろ足で崖から落ちるのを辛うじて防ぎ、龍翼を広げる。
      「死ね!!」
      龍翼での飛行、右前肢の一撃。
      「死ね!! 死ねぇ!!」
      連ねて翼、尾と振り回す三連撃だ!!

      ポテチの石弾を鼻で笑ってサイドステップを踏む。
      「てめぇの攻撃は芸が無ぇんだよ!!」
      そして全ての石弾を回避し、相手の喉元へ爪を振るおうとした瞬間。
      「ぐ、が」
      増幅が重ねがけされた石塊が。
      狙いすましたかのように、頭部を直撃した。
      「う、あ……」
      龍の意識が一瞬、途切れる!!

      ルミナの龍体にも似た一撃と尾撃が拮抗する!!
      「なんだ……」
      恐怖する。こいつは規格外だ。何もかもデタラメだ。
      「なんなんだお前はぁぁぁ!!」
      そして詠唱される呪文は───
      完全詠唱されれば、理を超越し、確実な終焉を刻まれる。そう感じた。
      「やめろカスがぁぁぁぁ!!!」
      岩壁を切り抜き、ルミナに向けて落石を落とす!!

      フィーネの氷の槍の砲撃を受けて怯む。
      「たかが人間が……人間になりたてのガキがぁぁぁ!!!」
      全身が迸る冷気と裂傷に切り裂かれる。
      「痛ぇ!! ちゃんと痛ぇじゃねぇかッ!!」

      そして後方に跳ぶ。
      「てめぇらはもうおしまいだ!!」
      「ブレスで消し飛ばしてやる……いいや、それだけじゃ足りねえ!!」
      「てめぇらを皆殺しにしたら後ろの火山を噴火させてやる!!」
      「世界に黒い雪が降るぞ……寒くなって餓死者が何万人か出るかもなぁ!!」

      「その時にはひとひらの(ネーヴェ)なんて誰も見向きもしねぇ!!」
      「全部てめぇらが悪いんだぁぁぁぁぁ!!!」
      龍種のブレス。それは存在に干渉し、粉々に分解していく白のブレスだ!!
      -- “白”のナインザーガー 2024-05-17 (金) 23:24:40
      • パーティコール!!(破滅のブレスを前に、叫んだ)
        この攻撃を乗り切れば、必ずあいつに勝てる!! みんな、力を合わせて!! -- フィーネ 2024-05-17 (金) 23:25:35
      • 「守られてばかりでは……いられません!!」
        ブレスを放つ。完全なる破局、それは破滅のブレス。ナインザーガーのブレスに向けて!!
        -- ルネリンデ 2024-05-17 (金) 23:28:59
      • 「お前なんかキライだ……大嫌いだ!!」
        母のブレスに合わせて、初めてのブレスを放つ。それは合流し、蒼き破滅の力をナインザーガーに浴びせる!!
        -- ネーヴェ 2024-05-17 (金) 23:30:13
      • (白のブレスを食い止めるのは大質量を持った氷の大亀。最後の仕事とばかり、エーミルとその仲間を身を挺して守るだろう)
        それでも、僕は僕だ。お前はどうだ。
        奪った力、借り物の姿、お前には自分というものがひとつもない。
        他を否定することでしか己を表現できない哀れな空白――否定論者。何も持たないお前にはお似合いの名前だ!!
        (光の鷲は天空を大きく旋回しながらなおも加速、加速、加速)
        そして、僕はひとりじゃない。
        われらもろともにあゆむもの、ともにたましいをあずけあう(アルバトート・カイスティア)。』
        精霊アウリとの真素絆紐を拡張。憑霊実行、限定三秒。
        (アウリのマナと魂をその肉体に受け入れたエーミルは、アウリの特徴を備えた獣人めいた姿に変貌する)
        (精霊憑依。強く絆を結んだ精霊をその身に受け入れ、肉体とマナとを完全に共有する精霊魔術の奥義)
        (精霊の権能により周囲に広がる自然のマナを利用することが可能となり、魔術出力が爆発的に向上する)
        (高高度にて天より降り注ぐ光のマナを掌握、光の大鷲に注ぎ込めば)
        (太陽の裡より、太陽よりなおも眩しく。閃光の速度で大鷲は舞い降りる。悪龍の命を瞬きの間に狩り奪うべく) -- エーミル 2024-05-17 (金) 23:35:29
      • (凍らされ炎弾を受けボロボロと崩れ落ちる巨大ゴーレムの中より 現れるのは一足先に絶対を取り戻したグオカ)
        (その身体はもう小さくは 無い)
        (竜の腹より帰還したクレイゴーレムを抱きとめながら)
        最期に一つ問おう
        我が輩は貴殿の敵 たりえたかのう?
        (最後の攻撃には参加をしなかった) -- グオカ(会) 2024-05-17 (金) 23:37:08
      • なるほど、汚らわしい竜に相応しい、汚らわしい血が流れているのであるな…剣が汚れた。(一振りして、黒い血を払い落とし)
        来るな…であるか、ではそうしようなのだ。(素早くバックステップし、距離を取る)
        感謝であるよ、ルミナ先生…これで今しばらく戦える!(バフと防御魔法の効果を確認し、サーベルを構え直す)
        ちょうど、間合いが近すぎると思っていたところであるよ…!(全身を流れるマナが、剣先に集まって行く…濃度と密度、鋭さを増しながら不可視だった筈のコーティングは金色の光となって伸びる…伸びる!)
        真の勇者とは、その姿を以て、行動を以て、周りの者に勇気を与える者…それが、今の私の答えだぁぁぁぁッ!!
        (それは、蛮勇ではない。仲間を信じるがゆえに。ただ前へ…斬り込む!ブレスごと両断せんばかりの勢いで、10mはあろうかというマナの剣がナインザーガーに向け振り下ろされた) -- メルス 2024-05-17 (金) 23:40:14
      • !!(ルミナの強化魔術がかかる。黒鎧はさらに速度を上げる!)
        (強化魔術の影響を受け、ナインザーガーの前で高速回転……真空が発生するほどに!)
        イヤーッ!(斜めに跳躍! 切り揉み回転! そして音速の壁を破った蹴りは白い粒子を纏い、白い破滅のブレスと激突、対消滅。)
        (前に進む! 白のブレスを突き破る!)
        俺は英雄じゃあない
        (そして飛び掛かる、ついに振りあげるのは聖なるガントレットに包まれた手刀!!)

        悪龍よ、お前の死が来たぞ!

        (白銀の手刀は、流星めいた速度でナインザーガーへ振り下ろされた) -- ナイトフォール 2024-05-17 (金) 23:41:50
      • (戦場の片隅に腰かけ、杖を肩にたてかけてさらさらと筆を走らせている 天を揺るがし地を震わせ、人心を突き崩す咆哮と威容を生き生きとした筆致で記録し)
        北の大地を荒らすのだけはやめてほしい ゆく当てのない者たちが集まって、貧しく瘦せた凍土を一生懸命に耕したんだ そんなことをしたら……
        彼が悲しむだろう(語られざる諸神の血肉たる常若の聖骸から純粋魔力の原液たる黄金の雫が滴り落ちて、荒涼たる大地に立つ者たちに繫栄の加護を約した)
        構わず進め、ウィルの子供たち! 君たちもまた、北の勇者の旅の仲間(パーティ)だ 英雄の介添え人がここにいる 私たちの旅路は尽きず、どこまでも続ていくのさ
        《エルフの魔法使い》が見届け、記録し、伝えよう―――私の可愛い弟子たちの、血沸き肉躍る冒険譚を!(筆の運びも軽やかに、弾む声音は歓喜と快哉を叫ぶ) -- ベレグリエル 2024-05-17 (金) 23:45:09
      • ったりまえだあ!!ボクは天竜の子だぞ!何より忘れてるんじゃないかナインザーガー!お前のその力は!ボクの力だ!!
        (啖呵を切る、とはいえブレスを吐いた直後の一瞬の隙を突かれて掴まれればそのまま岩壁へと投げ込まれ…)
        (巨大なクレーターを作るもそれでも死へとは至らない!邪魔な岩を蹴り飛ばして起き上がり)いいかっネーヴェ!見てるんだ!
        フウウウッ!!!(深く息を吐けば黒い気配を纏う、自身の中を溶かしその力を手足へと巡らせる)
        これが真の竜の力!まだまだ完成には遠いけれど!それでも本当に強いって所見せてあげる!
        (手足が竜化したかと思えば今度はそれが黒く染まる、それは万色の色、かつてゼイムの錬金術師も生み出した至高の結晶)
        (瞬間姿が消える、それはある女剣士が得意としている奥義。それを天の竜はこの少女へも与えたのだ。技の名は『閃駆』)
        (現れるはナインザーガーの腹の下、黒い右拳が竜の知覚すら追い越す速度で叩き込まれる)
        ぶっちまっけろおおおおおおおおおおおおおおお!!(そのまま体格差など物ともしない圧倒的な膂力を以て突き上げようとする) -- ミオソティス 2024-05-17 (金) 23:45:38
      • (狙い済ました一撃がナインザーガーに入ったのを見届ける、あたしがとどめを刺す必要はない、その隙を作れたのならそれでいい)
        パーティコールりょーかい!(とフィーナの言葉に合わせ、魔力を開放する)貰った者は全部返す、それが礼儀だからね
        これで、皆から奪ったものを返してもらって、そして元居た世界に帰るといいよぉ(神隠しの空間が開き、ナインザーガーから隠した膨大なマナが溢れる)
        (それはルネリンデとネーヴェが放ったブレスに混ざり溶けあい、その力を幾倍にも増幅させるだろう)
        結局あたじゃこの世界は滅ぼせなかった、ってコトだね(勝ちを確信するようにそう呟いて) -- ポテチ 2024-05-17 (金) 23:47:31
      • 良いの悪いの、それは竜の価値観ではないだろう。今更つまらない事を言うな。
        (存在に干渉し、粉々に分解するブレス、それにルネリンデとネーヴェのブレスがかち合う。分解と破滅がぶつかり合い、打ち消し合う、その余波の中)
        ネーヴェ、少し借りるぞ(走り、跳ね、白龍の身体を駆けあがって高さを稼ぐと…)
        っ!!!(ブレスがぶつかり合い、荒れ狂う衝撃に乗って跳ぶ。破滅と消滅、二つの力を蹴り、足が傷つく事もいとわずナインザーガー目掛け一直線に)
        そろそろ返してもらおう!!(火熊の骨槍が炎を帯びる、燃え盛るその切っ先をナインザーガーへと叩きこむ) -- カーツ 2024-05-17 (金) 23:49:28
      • (霜の竜言語魔法は爆裂炎に打ち勝ち、辺りを凍てつかせナインザーガーを封じ込めようとする)
        (完全凍結には到底至らなかったものの、悪竜の体力は大幅に削れて行っている ロートガルデの精鋭達が揃えば竜殺しすら奇跡でなくなるのか、と冷や汗を流す)
        (それでも七悪竜の一角を名乗るもの 古代魔術による死の呪文は避けるのをしくじり、)ぐっ!(左腕で受けるのがやっと この手のおぞましき呪いに耐性がなければそのまま命を落としていた それでも左腕の血液が凝固し動かない 腕を使った追撃は不可)
        (そこへ迫るナインザーガーの否定のブレス)上等。(受けて立つ、と大きく息を吸う 心臓が高鳴り、アシェ・カリュプスと言う炉が熱を帯びる)
        (そして)酸化鉄、酸化軽銀(アルミニウム)、加えて燃料を適切に化合すればおよそ二千度で燃える
        その熱は考えうる全ての防壁を溶かしうる(まるで魔術の詠唱 それを持ってブレスの要素を転換する 人の技術を、人の言葉で語り、竜の息吹とする)
        サーマイト・ブレス。 焼き切れるがいい(ルネリンデの破滅とネーヴェの蒼き滅び、それを追って吹き付けられるのは人の極地の息吹 あらゆる鋼を焼き切る熱線) -- アシェ 2024-05-17 (金) 23:50:17
      • ぬおお…!(前足の一撃を大戦斧の盾で受けて耐える。弾かれて浮いた横に、翼の打撃。それをとっさに片手を斧から話して腕鎧で受ける、がみきり、と骨にヒビが入る)
        がっ!(そして尾の攻撃は…ギリギリのところで両足の足鎧で、踏むように受けた。全身を衝撃が貫き痛みが走り、遠くへ飛ばされ)
        (ナインザーガーが口腔を開いたのを見た。あれは危険だ。直感でそれを察する。流石にあれは斧では受けきれない、と歯噛みするも)
        (ルネリンデが…そして、ネーヴェが叫んだ。親子の力が高まるのを感じる。それを…少し、場違いに羨ましく思いながらも)
        ……私の記憶。ささやかなものですが返してもらいましょう(そう。かけがえのない記憶。両親の、そして敬うべき方々の、最後の記憶)
        (そうだ、ピリオドを取り戻そう。それは幸せの記憶ではないけれど、自分にとって無くてはならないピースの一つだから)
        う、おおお…ぉ!(更にマナを回す。腕鎧の光玉が黄色く強く輝く。そうだ、フィーネが言っていた。ハッピーエンドを掴み取るのだと)
        (それは、未来だ。輝ける未来。人となった彼女が、そして人である自分が掴み取るべき、己が選ぶ未来。それを、思う)
        (身体の底から力が湧き上がってくる気がする。マナとも違う何かが。まだ見ぬ何かを願い、胸いっぱいに溢れ出す)
        (その時…白銀の腕鎧『パルメムブラム』の光玉がいまだかつてない光を放ちだした。それは白光。清廉な雪のような)
        (走る。身体が軽い。ルミナの魔術もあるのだろうが、今の自分の力は竜種にも匹敵するか上回っているのではという確信がある)
        (今なら撫でるだけでもで龍鱗をもへし折れる気がしそうだ。未だかつて無い力の高まり。それを示すように走る一歩一歩が、大地を割る)
        (飛んだ。ただそれだけで小さいクレーターを作り、竜骨大戦斧を高く高く掲げる。魂のリンクを起動。大戦斧の金属結晶が大きく広がり家をも叩き斬れそうな刃に)
        貴方のピリオドはここです!幸せの結末には…必要ない!(叫び、何もかもを縦に分かつような巨大金属結晶刃を、大上段から、真下へと振り抜いた) -- ネル 2024-05-17 (金) 23:50:34
      • 言葉が分からないだけでアンチマジックもできない奴に凄まれてもなあ…
        (術式が完成する、現れるのは蒼白のマナでできた、長大な槍のようにも見える矢)
        じゃあな後輩、地獄でお仲間とうじうじ泣き言いってろ…魂が残ってれば、だけどな
        『■■■■■=■■■■■』
        (術式の完成と共に放たれた蒼白のマナで作られた矢は、意思を持つかの如く否定論者へ一直線に向かっていく!)
        (滅びの悪神…その神聖魔術により作られた魔法の矢はあらゆる防御を無視する)
        (時間も、空間も、絶対防御も蘇生も意味はない…当たればその存在、魂までも滅びに侵され)
        (死に、朽ちてゆく…抗えば抗うだけ死ぬまでの苦痛は長引き、自身が滅びゆく様を味わわされる、悪辣極まる魔術) -- ルミナ 2024-05-17 (金) 23:53:56
      • 意味を他者に求めるのは子供。(15歳の小娘が竜種に対して子供と呟いた)
        助けたいから助ける。 こうありたい、こうあって欲しい、私が決めること。 あなたの否定は私には響かない。
        (煽るような言葉に何一つ激昂せず淡々と返した)
        私は決めた。 あなたは要らない。
        (ナインザーガーの白色ブレスに立ち向かうネーヴェとルネリンデの蒼色ブレス 竜種の争いは荘厳の一言)
        (瞳を閉じて集中すれば、風を、光を、精霊の息吹を感じる)
        (さらに深く、強く 神代から蓄えられたマナをアーティファクトから引き出せる)
        (現代とは比べ物にならない神秘を宿し、荒々しく荒ぶるマナ(自然そのもの)を制御するのではなく導いて)
        (瞳を開く 狙うはナインザーガー)
        (詠唱も仕草も必要ない ただ見据えるだけ)
        (ナインザーガーの周囲に一瞬ふわりと暖かく春の陽気が訪れる)
        (穏やかな前触れは一筋の光に破られ、次の瞬間天を衝く光の柱が立ち昇る!!)
        (白き柱はナインザーガーの存在(この世界の異物)を決して許さない自然の意思だ)
        (ナインザーガーがこの世界を否定するように自然の意思はナインザーガーを否定した) -- ココナ半精霊 2024-05-17 (金) 23:54:32
      • 餓死者なんて出ない。出るのはお前という死者だけだ!!
        (相手に向けてスタッフを向ける)
        古代魔術や魔族の魔術ならアンチマジックできないみたいだな……
        (敵味方識別をした上で、ナインザーガーのみを敵と断じる)
        エンシェント……エクスプロージョン!!
        (極大爆発呪文、それは雪の一欠片すら溶かすことなく)
        (ナインザーガーのみを溶断破砕させる!!) -- フィーネ 2024-05-18 (土) 00:07:16
  • 今日も雪は降り続く -- 2024-05-17 (金) 22:29:20
    • 首の急所にミリ単位の誤差もなく炎を纏う亜音速の蹴りが着弾する!!
      殺戮者のエントリーだ!!
      「痛ぇぇぇぇ!? なんだテメェ……どこから来やがった!! ゴミどもの仲間かぁ!!」
      「こんなだいそれた事してタダで済むと思ってんのかぁぁぁ!!!」
      首が急速に再生しながら、右拳を振るった。
      風圧拳だ!! もうこの存在に距離など関係なく人を殺す!!

      「無理してんのはアンタだろ生徒会長さんよぉ!!」
      「テメェの攻撃が一番なまっちょろいぞ、愚鈍がぁ!!」
      巨大ゴーレムの一撃を胴体に受けて。
      「いてぇな……死んでろぉぉぉぉ!!!」
      ゴーレムに向けて大規模凍結魔術を放つ!! 無詠唱だ!!

      カーツの言葉に激昂して。
      「創造性だぁ? 誰もそんな話はしてねぇんだよ!!」
      「この場でてめぇらが無様に死ぬだけのシンプルな話だぁぁぁ!!!」
      走ってくるカーツにブレードを振った。
      風圧が刃となり、巨大な風刃となって雪を舞い上げ、襲いかかる!!

      「殺す事しかできねぇ不毛な生き方にピリオド打ってやるってんだよ!!」
      その時、十六連斬が次々と弾かれていく。
      「何ィィ!? オレ様のリミテッドカルネージを!?」
      イオン臭、空気が爆ぜる音、まずい。
      しかし思考に体は追いつかず、強烈な打撃に顎を跳ね上げられてしまう。
      「畜生痛ぇぇぇぇこのカスがぁぁぁぁ!!!」
      ミオソティスに剛腕を振り下ろす、至純の暴力だ!!

      「なに!?」
      物陰から飛び出したアシェへの反応が遅れる。
      暴風が如き“指”での薙ぎに成すすべもなく切り裂かれる!!
      「うおおおおおおおぉぉ!!」
      そして人竜鋼を全て引き抜かれ───
      「よくもオレ様の力を!!」
      砕けた鱗が空中に散って、刃となってアシェに降り注ぐ!!

      「ヘドが出るのはこっちの方だクソガキッ!!」
      十六連閃に重ねるように放たれた攻撃は。
      龍鱗を切り裂き、前肢から肩口まで血を噴き上げた。
      「そ、そんな剣一本で……!!」
      「オレ様はディアスポラ・マルスだ……!!」
      「てめぇみたいなガキに負けるわけがねぇぇぇぇんだよぉぉぉ!!!」
      彼の足元を三連続爆破!!
      「ゲヒャハハハ、死んだかぁぁぁ!!」

      「…………!!」
      ココナに音を吸収され、連閃を打ち消され。
      「……………ッ!!」
      されど怒りは尽きることなく!!
      真空の刃に全身を切り裂かれ、それでも龍の生命力でその場に立つ!!
      否定論の力で喋れないという概念を否定し、叫ぶ。
      「こざかしいんだよッ!! ブチ撒けられてぇかぁぁぁぁぁ!!!」
      ココナへの剛爪での二連に及ぶ惨撃だ!!

      「オレ様が余所者ならテメェはなんだ、言ってみやがれクソガキッ!!」
      エーミルの氷の亀はその巨体での体当たり、いや。
      質量攻撃で龍の生命力を削り取る!!
      「ぶげええぇ!? クソっ痛ぇぇぇぇぇ!!」
      「てめぇぇぇぇ!! ぶち殺してやるぅぅぅぅ!!!」
      眼が光ると同時に氷の亀とエーミルのいる場所で爆発が起きる。
      「龍の攻撃に予備動作はねぇッ!! くたばりやがれ!!」

      「ルミナッてめぇぇぇぇ!?」
      襲いかかる破壊の奔流、それは否定のできない魔族の言語の魔術。
      「グボッ! てめぇそれは一体……!」
      「オレ様のアンチマジックが効かない魔術なんて、あっていいはずがねぇ!!」
      尻尾がしなる、風を切り横一文字に振り抜かれる!!
      当たれば常人なら即死、それが龍の持ち得る力なのだ!!

      鋭く、シャープに形を変える斧に攻撃が弾かれていく!!
      「なッ!!」
      そしてネルの大戦斧、それは防御の意味がない大質量攻撃だ!!
      「グブッ」
      短く呻いて龍の巨体が揺れる!!
      「龍を物理で押し返すんじゃあねぇ!!」
      剛爪の生えた前肢を手刀のように鋭く振り抜く。
      全身鎧を着た兵士を貫くことさえある龍の致命撃だ!!

      「オレ様はてめぇみたいな悪龍を舐めたガキは必ず拷問するって決めてんだよッ!!」
      その時、頭上から石塊が落ちてくる!!
      「ぶっ!? ゲ!! がぁ!!」
      三連続で当たった龍が咆哮を上げる。
      「どこにいても関係ない攻撃で捉えてやらぁ!!」
      初級爆破魔法を当たり構わず速射した!!

      「オレ様が哀れだとッ!! どこまで舐めたことを!!」
      フィーネの光の槍を受けて短く呻く。
      「な、なんだ……龍の力が、暴走する…!」
      受けた部分の肉体が膨れ上がり、破裂するように裂けた。
      「グギャアアアアアアァァ痛ぇぇぇぇぇ!!」
      「悪しき龍を殺すためだけの魔法か!?」
      血が刃になってフィーネに全方位から襲いかかる!!

      「てめぇらッ!! 殺してやる!!」
      体が機械のような異形に覆われていく。
      「最強のディアスポラ・マルスであるアルプトラウムの力だ!!」
      「こいつぁいい、龍言語魔法で消し炭にしてやらぁ!!」
      ミオソティスから奪い取った絶対の概念を使い、詠唱を始める。
      「バルカンフレアッ!!」
      全員に向けて追尾する火炎弾が速射される!! 一発一発が中級爆裂魔法級だ!!
      -- “白”のナインザーガー 2024-05-17 (金) 22:29:48
      • 氷壁を連続錬成し、辛うじてネーヴェを守りきった。 -- ルネリンデ 2024-05-17 (金) 22:31:59
      • うわはは! であるか!
        ではそろそろ返してもらおうかの!?
        (ナインザーガーは感じ取れるであろうか?)
        (グオカが近づけば近づくほどに 激しく より激しくと)
        (その身の中で暴れ回る何かを)
        (それは以前飲み込んだであろうクレイゴーレム!)
        (それはまさにナインザーガーのお腹を食い破らんと腹の中でドリルのようにぐりぐりと回る)
        それは 我が輩のモノである
        (一方巨大ゴーレムは真正面から凍結魔術を受け止め がちりと凍り付きその動きを止めた) -- グオカ(巨大ゴーレム) 2024-05-17 (金) 22:39:16
      • 喜べえええええええええ!(竜の一撃を少女は頭上に交差した腕で受け止める!耐えきれぬ岩盤は割れ裂けていくも…耐える!)
        (強大な腕力により皮膚は裂け肉は剥き出しになり血を吹くが竜種にとってこの程度は当たり前の傷!故に少女は笑う!)
        ボク達は至高ッ!最強ッ!故に世界ですら痛みを与えられぬ超越種ッ!!!
        (それどころかその細身の何処にそんな力があるのかという勢いで跳ね除ければ勢いのままに後方へと跳ねて)
        (四つん這いで着地をすれば少女は口をパカリを開く、集うは雷のマナと炎のマナだ…それらが混ざり合えば理を壊す竜の力へと至り)
        それを待っていたあああああああ!!(ブレスとして放たれたそれは渦を巻いて炎は炎と相殺しあう、そして…)
        (突き抜けた雷のブレスがナインザーガーへと向かう!最強の竜アルプトラウムが唯一苦手とした雷電の力!) -- ミオソティス 2024-05-17 (金) 22:41:58
      • (迫りくる凶爪に爆裂魔法、避ける視界の片隅にルネリンデとネーヴェが写る)
        …いけない。 あの2竜を守れなかったらこの戦いは失敗になる。
        (ナイトフォールの実力も正体も遺跡探索で知っている…であれば)防御は任せた!(短くナイトフォールへ叫び)
        (無防備にも一直線にルネリンデとネーヴェの元へ駆け寄り、上半身のほとんどを固有空間に突っ込んで巨大なエリキシル剤の瓶を取り出す)
        しっかりして。 あなたたちにこれ以上傷ついてほしくない。
        (状態保存の魔術付与のため繊細に装飾された巨大な瓶を倒し、ルネリンデとネーヴェへエリキシル剤をシャワーのようにかける)
        (澄んだ青緑色の薬剤は2竜を癒すことだろう) -- ココナ半精霊 2024-05-17 (金) 22:44:54
      • (ずず、と音を立てゆっくりと人竜鋼が引き抜かれていく 神秘の引き抜き合いは元の主に軍配が上がった)
        (ナインザーガーの刃を成していた鋼はアシェにとっては鎧と斧を生成するに足る 着地する頃にはフルアーマーの竜の騎士の姿が)
        (降り注ぐ鱗片の刃に斧を振り回し防御を成す 神秘を奪い返せてなければコレでずたずたになったかも知れない)
        (だが、人竜の神秘は七悪竜のそれに対抗し、アシェの身体にいくつか切り傷を作るも致命傷には遠い)
        (そして次はミオソティスの『絶対』 それも又貸しのような形の機械竜の竜言語)
        (バルカンフレアを斧を盾にして防ぐ 煮立つ斧と熱の鍔迫り合い 防ぎきれぬことはない 熱を扱う人の竜、竈門の熱と向き合うのと同じ)
        (ならば対抗するのは)Itztlacoliuhqui(全ては寒さにより曲がる)(同じ竜言語 そして炎と対となる冷気の魔術)
        (冬のナシュレイ休火山の寒さを更に凍えさせる竜言語の霜が降り来て白龍を凍てつかせる)
        (竜言語魔法での勝負に持ち込んだのはナインザーガーのそれが借り物であるからだけではない 己が人間竜、つまり言葉を語る竜であるからこそ) -- アシェ 2024-05-17 (金) 22:48:13
      • まがいものだよ? でも、紛れもなくこの世界のものだ。
        (氷の大亀は全身に罅を入れながらも爆発を耐え、ナインザーガーに食らい付く。致命打を狙うというよりは押し倒して動きを封じようとする行動だ)
        動作はないけど敵意はある。マナが敵意に『揺らぐ』のを、精霊アウリは見逃さない。(炸裂した爆炎の中から、光の障壁に包まれたエーミルが無傷で出現し)
        (地に向けて手を翳す)翔べ、大鷲よ!!
        (高密度の光のマナで形成された光の大鷲が舞い上がる。それはエーミルを乗せ天高く飛翔し)
        (追尾する火炎弾を高速の空中機動で振り切り、光の鷲はさらに加速を続ける) -- エーミル 2024-05-17 (金) 22:49:27
      • …どうした、我が勇者の一太刀は未だ未完成であるぞ。それも、狙いを付けず適当に振るったにすぎん!
        真の勇者であるならば、その竜鱗の隙間を的確に狙い…剣への負荷も最小限に留めるであろうからな…未だ、その領域には至らぬよ。(道はまだ遠い、と語る)
        ぐ、ぅっ……!!(足元が揺らぎ、その爆風に焼かれながら弾け飛ぶ だが…空中で受け身をとって 剣先を地面に刺して勢いを殺しながら再び立つ)
        うちの執事に散々やられ、受け身だけは上手くなったであるよ…役に立つこともあるのであるなぁ。(満身創痍、それでも闘志は尽きずに燃え上がる一方)
        勇者は何をもって勇者とするか…勇気があるから?…否!(火炎弾を、両断した)強いから?…否!(火炎弾を、両断した)
        私も真にその答えには辿り着けていないであるが…その在りようを見たものが、勇者と…そう呼ぶのであるッ!!
        先程の礼である!(機械と化した竜の身体。竜鱗の隙間を狙うよりか幾らか楽になったとばかりに、足元に疾駆…マナの刃で接合部を斬り付ける!) -- メルス 2024-05-17 (金) 22:51:14
      • (その風圧拳は早い。着地し、挨拶した後の攻撃を……)
        (『真空を押し出す風竜めいた攻撃よ! 並の相手なら至近距離まで近づけば使えぬが…今は下がれ!』古竜の魂のアドバイス!)
        (仰け反る! ブリッジ回避! そのまま後転し立ち上がればさらなる……)
        イヤーッ!(ココナに向けられた剛爪での二連をガントレットが弾き、受け流す!)
        (さらに迫りくるアルプトラウムの炎、しかしココナとルネリンデ達との射線に割って入っている!)
        (気合の声と共に、炎と聖なるガントレットが激突。しかし、熱に溶かされる事なく炎を破壊!)
        イヤーッ!
        (バルカンフレアを迎撃しながら近づいたナイトフォールが、正拳突きを連打する!) -- ナイトフォール 2024-05-17 (金) 22:51:27
      • 品のなさは否定しないと見える、だがごもっともだ。ならばこれ以上の問答は不要。
        (襲い来る風の刃が雪を巻き上げる…雪煙でカーツの姿が掻き消えて・・・)
        !!!(飛び出る。風の刃の直撃を気合で耐えて突き進む)
        (加えて発射される火炎弾…それを、更に前へ前へと走る事で潜り抜け、爆裂の衝撃を前進の後押しとする)
        っ!(跳ぶ、加速の勢いを槍に乗せ、ナインザーガーの正中線目掛けて突き出す) -- カーツ 2024-05-17 (金) 22:51:58
      • (大戦斧の一撃に龍が揺れた。皆の攻撃もその数々が突き刺さり、確実にナインザーガーにダメージを与えている、が)
        (足りない。異界の悪龍とはこれほどまでに強大か。悪竜は怯むことなく爪を振るい…)…がっ!(とメイドの肩から血が舞った)
        (とっさに白銀の腕鎧を迫りくる巨大な手刀の先端に当て、反らしたのだ。しかし彼の悪辣なる龍の力は恐るべく)
        (反らしきれずに吹き飛びながら負傷を負ってしまう。足りない、まだ力が足りない。マナを回し、腕鎧の光玉の光が強まっていき)
        (みきみきと全身の筋肉が鳴る。戦斧を握る手に力が籠もる。その力は人を超え、尋常ならざる膂力を少女へもたらしていく、が)
        くっ!(大量に放たれる火炎弾。ひと目見ただけで分かる。その一発一発が人を丸焦げにして余りある威力だ)
        (だが…ああ、ミオソティスが吠えた。彼女の口腔から放たれるは竜の吐息。己が奪われた力を最も知る彼女が放つ、ブレス)
        (それで幾つもの火炎弾がかき消えた。そして残る雷はナインザーガーへと一直線に。そして、その後を追うようにして…奔る)
        (大戦斧を縦に立てて、前へと。その竜骨を操作しその広い斧腹へ金属結晶を纏わせ盾とし、残る火炎弾の直撃を受けとめ凌ぎ、それでも前へ)
        ふっと、べぇぇ!(走る。走る。走る。大戦斧も合わせればゆうに大人三人分はあろう重さを備えた少女が、凄まじい勢いで走る)
        (それは、巨大な斧で行うアックス・シールド・バッシュ。200kgに近い竜骨を弾頭とした大砲の弾に等しき固まりが、ぶつかり合わんとする) -- ネル 2024-05-17 (金) 22:55:34
      • (竜族の魔法防御にはやはり物理が効果的だね、岩弾を受けて多少なりとも怯んだ様子を見てそう思う)
        別に舐めてないよ?だからあたしも出し惜しみはしてないし、って言うか、性格はともかくその力だけは認めてるからね
        (逃げ場などない爆発と衝撃、初級と言えど竜の魔力で放たれたそれは人が使うものと比べ物にならない)
        (更にアルプトラウムの力とミオの火炎弾での追撃、しかしそれらは全て虚空の裂け目に吸い込まれて、隠されていくのを見るだろう)
        けど、皆から奪った絶対の概念を使うのはちょっとね、それ、さっさと返して貰うからね!(またも石弾の魔術を放ち、その内の一つにだけ増幅の複写を重ね掛ける)
        (しかしナインザーガーはそれの一つを識別できるだろうか、隠匿でそ存在を隠されたそれは最後の一撃として龍の真上にあることを) -- ポテチ 2024-05-17 (金) 22:56:19
      • 何だ?まさか言葉が分からないから否定できませんってか?
        (全員に強化魔術のバフと防御魔法を張る…怒れる竜の一撃ともなれば気休めにしかならないかもしれないが、無いよりはましだろうと)
        おっらぁぁあああああ!!(そして当の本人は、まるで鱗と結晶で覆われた竜のような腕で巨木の如き尾の一撃を防ごうと試みる!)
        …やっぱちゃんとした触媒さえあれば部分的な竜への変化何て滅茶苦茶な術でもやれるもんだな…
        (無数の口を使った多重詠唱による強固な防御魔法を張り、竜言語魔法とやらの威力と術式を観察しつつ)
        異界の竜の魔法なんていいもん見せてくれたんだ、こっちもお礼しなきゃな…(聞くだけで怖気の走る未知の言語、術式が起動される…隠蔽の術が並列で起動されるが、それでも隠し切れない程に)
        『喜べよ、お前等の大先輩、同じく世界を滅ぼそうとした悪神■■■■■=■■の神聖魔術だ…しっかり食らって学んどけ…』
        (術式が組みあがる度に悪龍自身に死の恐怖が、滅びの恐怖が否応なく湧き上がる…それは、悪龍とその仲間達自身が散々振り撒いてきた…「終焉」の気配とよく似ていて) -- ルミナ 2024-05-17 (金) 23:02:06
      • (全身に血の刃を受けるも、すぐにエリキシル剤を飲んで回復し)
        (バルカンフレアは左右に動きながらヘイルストームの詠唱をする)
        (一発、一発バルカンフレアを回避しながら)
        (回避に成功すると同時に上級氷魔法を相手に向けて射出する)
        どうした、狙えよ!! チャンスはゴールじゃねーぜ!!(周りの防御と、ルミナの魔術的増強で強引に回避し切る) -- フィーネ 2024-05-17 (金) 23:18:38
  • 今日も雪は降り続く -- 2024-05-17 (金) 21:33:11
    • 「舐めるなボケがぁ!!」
      クレイゴーレムの巨拳を龍の膂力で弾いて。
      「あーあ……そこのネーヴェちゃんに寄生して便利な体ゲットと思ってたのに」
      「痛みで粘るし、正直大失敗だ。不意打ちして何人か殺して絶望した龍を乗っ取る計画もパァ」
      「正攻法なんて面倒なことをよぉ……なんでオレ様がしなくちゃならねぇ!? ええ!?」

      「オレ様が小悪党だと、ウジ虫が!!」
      ポテチに激昂して叫ぶ。
      「ディアスポラ・マルスの七悪龍を侮ったんだ、腕の一本で済むと思うなよ!!」

      「てめぇと話してたのは気取ったネーヴェちゃんだよ、メルスぅ」
      へへへと笑ってゆっくり右手側に移動する。
      「てめぇら、オレ様が入ってる体にベタベタ汚ぇ手で触りやがって!! 気持ち悪ぃんだよクズども!!」

      「ネルてめぇこのアマ……」
      「真っ先にてめぇからズタズタに切り裂いてやってもいいんだぜ!! 口の利き方に気をつけな!!」

      「わかったような口叩いてんじゃあねぇぜカーツちゃんよお」
      前肢で彼を指してがなり立てる。
      「太陽神だぁ? くっだらねぇぇぇ!! くっだらねぇんだよこのクソムシがぁぁぁ!!」
      「偉大なものは我が創造主と、このオレ様だろうがぁぁぁ!!!」

      ココナの言葉を笑い飛ばし。
      「罪悪感だぁ? なんでオレ様がそんなもん感じなきゃいけねぇんだよ!!」
      「この世界に呼んでくれてありがとなァ!! すぐにこの世界の絶対を喰らい尽くしてやるからよぉ!!」

      ミオソティスに牙を剥いて吠える。
      「うるせぇな、てめぇに何ができる? 今からでも天竜に泣きついてもいいんだぜ」
      「まとめてぶち殺して腸を人間どものコミュニティにばら撒いてやるよ!!」

      ルミナの術は発動前に打ち消される。
      「バカが!! 否定論者(ナインザーガー)のアンチマジックを舐めやがって!!」
      「オレ様は寄生虫呼ばわりが一番ムカつくんだよクソアマ!!」

      フィーネを睨みつけて。
      「ネーヴェ、ネーヴェとうるせぇんだよゴミども!!」
      「てめぇは指先から炙ってやる。人間の体になったことを後悔しながら死にやがれ!!」

      「まずはこの力からだ……」
      両腕に生えている刃が金属に覆われて伸び、長大なブレードとなる。
      「アシェ・カリュプス!! てめぇの神秘をオレ様が使い潰してやらぁ!!」
      瞬間、ナインザーガーの姿が掻き消える。
      その速度は、まるで人竜の。

      限定虐殺(リミテッドカルネージ)。一行に最速16連閃が放たれた。
      -- “白”のナインザーガー 2024-05-17 (金) 21:33:39
      • ナインザーガーの攻撃から、身を挺して我が子を守った。 -- ルネリンデ 2024-05-17 (金) 21:35:14
      • (ずっと遠くから見守っているだけにしていた。奪われなかった、そして激怒を持ってネーヴェを迎えた自分にあの場にいる資格はない。)
        (あの場は許しと愛をもってネーヴェを支え続けた者の場だ。親を奪われた子が、親と愛を取り戻す物語だ。そこに居る理由がない。)
        (だが、地を蹴り飛び出した。その時が来たからだ)

        (不意打ち。仲間達を飛び越え、黒鎧の騎士が攻撃を放ったナインザーガーめがけて炎をまとった亜音速の飛び蹴りを放った!)

        (殺意を物語る漆黒の全身鎧。怒りを物語る赤いマフラー。そして、腕に輝くは銀の聖なるガントレット、いつぞやリーヴがつけていた物と同じ)
        (そして、名乗る……両手を合わせ背を曲げる得異な姿勢で)
        ドーモ、はじめましてナインザーガー=サン。ナイトフォールです。底が知れたな、異界の竜。
        (ルネリンデとネーヴェの親子と、ナインザーガーの間に一線を引くように決断的に告げる!)

        悪龍滅ぼすべし 慈悲はない -- ナイトフォール 2024-05-17 (金) 21:36:48
      • (拳を弾かれ 最前線でその連閃をいくつか受け止めれば その身はげしげしと削られて行くが)
        (しかし)挙動に問題は無し! である!
        よい! もうそれ以上無理に悪態づくで ない!
        (弾かれた拳に さらにもう一方の腕を加えては ぎりぎりと指を組み合わせ もう一度)
        (ハンマーの如く振り下ろす!) -- グオカ(巨大ゴーレム) 2024-05-17 (金) 21:41:59
      • お前の発言を聞いてカーツは自分の認識が正しいと確信する。お前は実に竜らしい竜だ。
        (神速で放たれる長大なブレードによる連続攻撃…竜の巨躯で放たれたそれはまさしく暴の嵐。それを・・・構えた槍で受け、吹き飛ばされながらも致命的な損傷は避ける)
        だが品がない。創造性も。よもや偉大なる者が他者から奪った物だけで偉ぶるつもりではあるまいな。
        (最速16連閃をやり過ごす・・・吹き飛ばされた事で反撃をするには距離がある、槍を手にナインザーガーへと走って) -- カーツ 2024-05-17 (金) 21:45:20
      • おおー言うじゃないか!けどねーそういうのは相手を選んで言うべきだよナインザーガー!ボク達の闘争では内臓が吹き飛ぶぐらい当たり前の事だ!
        ただごめんね何も出来ないのは確かさ、だってボクは力を理解しきれていないせいで殺す事しか出来ないから!
        (ズンッ!!!と震脚一つ体幹を練り上げる、この相手に出し惜しむつもりは更々無い!)
        (メキリと脚から音を立てて踏み込めばまず最初の一撃を雷鳴纏う手で血を流しながらも弾く…雷はまるでトリモチとなり鋼の刃に纏わり付けばただただ片手でその即殺の一撃を弾いていく)
        (如何なる魔技によるものか?種明かしは実にシンプルだ、ナインザーガーの刃を電磁石と化しただ竜の激烈な出力で反発させあっているだけ)
        (そして16を凌ぎきった直後に現れるはナインザーガーの顎元へと続く雷の線、腕を乗せて雷鳴の速度を以て寄れば強烈な炎の拳を以てその顎をカチ上げんとする!) -- ミオソティス 2024-05-17 (金) 21:47:17
      • (ル・コンセルトを不在にしており現着は遅れる形となったが、ナインザーガーが己の姿を現す瞬間には間に合う)
        (そして白龍が刃を伸ばし、皆に切りかかった瞬間、物陰から飛び出す)
        出したな、私の神秘を。人竜鋼を(十六連の死の刃に対抗すべく飛び出したのはその神秘を最もよく知る少女)
        (対抗するは指先だけを人竜鋼で覆い爪にした儚いもの だがそれで十分と、腕を大きく開き指も開いた構え)
        (……ネルに拳術を習った時、彼女の技は「故郷」を体現するものであると教えられた。故に見て盗んだ技はネルの故郷であり、アシェの故郷ではない)
        (では己の故郷、己のルーツを拳に生かすとは。竜とは自然の脅威を体現するもの 故に竜の故郷を体現するとは、己が身で自然を体現するということ!)
        しぃっ、やぁぁあぁぁぁっっっ……!!(ナインザーガーの高速斬撃に身体を捻り、開いた指で切り裂くように薙ぐ それを形容するなら「嵐の構え」)
        (最後の一閃に十本の指で強引に抑え込み)返してもらう それは人の神秘 竜の神秘じゃ、ないッ!!
        (突き立てた指先からナインザーガーの人竜鋼を鋳造能力の逆転で引きずり込もうと図る 全てを出しているわけではあるまい だがそれでも奪い返せば優位に立てる) -- アシェ 2024-05-17 (金) 21:48:00
      • なるほど、ではもはや最低限の敬意を払う必要も無くなった…という訳であるな。反吐が出るであるよ
        そして、私は貴様に一度たりとも触れた事は無い…そして、この先も触れる事はなかろうな。(汚物でも見るかのような目をして見上げ)
        …悪龍よ、一つ問う。(目にも止まらぬ16連閃。それが繰り出されるさ中)勇者と呼ばれる存在は、たとえ数打ちのなまくらを手にしようと…伝説の名剣に劣らぬ切れ味を見せる。
        …それは何故か?(喋っている間もズタズタに切り裂かれ、赤い飛沫が舞う。だが、そのいずれも致命的な箇所を裂く事はできていない)
        私なりの答えを、見せてやるのであるよ…!(ただ一太刀、16発目の攻撃に重ねるように振り下ろす!)
        (それは、サーベルの刃の上からごく薄くコーティングされた…いわばマナの刃。鋼鉄よりもさらに薄く、精密なそれが常にサーベルの上から覆っているのだ)
        その不格好な武器、あと何発持ち堪えられるであろうかな? -- メルス 2024-05-17 (金) 21:50:39
      • 聞くに堪えない。 これはネーヴェに悪影響。
        その口をまず封じる!!
        (ざわざわと風がココナの髪を揺らす 半精霊の身になってからは感情の高ぶりが周囲に影響を与えることがある)
        (振動を伝える空気がなければその声は聞こえない、真空の刃を無数に生み出しナインザーガーへと放つが連閃によって打ち消される)
        ……! それは、それはアシェの! アシェの力を、こんな風に使うな!!!
        (怒りに呼応するように消え去った刃が再び形成され音を吸い込みながらナインザーガーへ飛来する) -- ココナ半精霊 2024-05-17 (金) 21:51:24
      • 『われはかのものでなきがゆえ、ともなるをのぞむことができる。』
        精霊アウリと真素絆紐を構築―― 僕のは大したものじゃないけど、みんなの『絶対』は返してもらわなきゃ困る。
        邪悪な外来種(よそもの)は、ここで狩る!
        (精霊魔術。権能にも似た直截的なマナ操作により、氷の大亀が出現。大きさは小山のようだ)
        (分厚い装甲に包まれたそれは、幾重にも斬撃を受けながら怯まず、地を滑走して突進し)
        (ナインザーガーにその大質量をもって体当たりを仕掛ける!) -- エーミル 2024-05-17 (金) 21:51:58
      • ちょっとやり返した程度ではしゃぎ過ぎなんだよ寄生虫…にしてもメンタルチンピラ過ぎだろ
        あたしの知ってる竜は野蛮だが品格はあったが…それすら無い辺りやっぱ寄生虫だわ
        (言いつつ、ルネリンデら親子への被害を防ぐ防御の術式を発動しつつ)
        …言ったな?じゃあ(四工程法、無詠唱、一部飲み会の部族しか知りえないような特殊な術式…様々な術…それだけではない)
        ■■■■■・■■■■■・■■■(人間の世界には恐らく伝わってないであろう、魔族の言葉、魔族の術式による魔術の数々…影から現れた口が一斉に唱えるそれは)
        (もはや魔術でできた破壊の奔流とでもいうべき勢いで否定論者に襲い掛かる) -- ルミナ 2024-05-17 (金) 21:52:26
      • あら、アマだなんて帝都に来る前に野盗に襲われた時以来に言われましたね。…程度が知れますよ。貴方は、野盗以下です。
        なにせ野盗の方は、人間以前の類人猿のアマなどと言っておられましたからね…!(そうして、白の悪竜が、動いた)
        …!?(伸びるブレード。その力は、知っている。あれはアシェの)くっ!(その速さも、また。その事実に僅か、反応が遅れた、が)
        ……あな、たは…!?(割り込んできた姿。漆黒の鎧。ああ、だけれど、その腕に輝くは煌めきし銀のガントレット、それは)
        ふふふ…、ええ、ええ!貴方などよりよっぽど礼儀正しい方がいらっしゃいました!(なんと頼もしい姿か。初めて見るその姿に背中を押され)
        (魂の紐付けを持って竜骨大戦斧を起動。刃を持たぬ斧だったその斧の刃に当たる部分からめきめきと金属結晶が成長。そしてそれは広く、鋭い斧刃となる)
        この刃は…アシェ様の神秘にも劣りません…よ!(がっ、と自らへも飛んできた高速の閃光のような斬撃へ大戦斧を振り上げ弾き)
        (その最中、見た。今まさに自らの神秘を使われたアシェが、彼女自身の拳を振るうのを。それはまさに、嵐のように)素晴らしい…!
        せぇ、いっ!!(彼女の技に笑みを洩らしながらマナを回し腕鎧に光を灯しながら踏み込む。前へと。そして…技の終わり際を狙って大戦斧をぶおんと振るう) -- ネル 2024-05-17 (金) 21:52:42
      • ほらぁ、そう言う所だよ?ウジ虫だって思うなら無視するなりすればいいのに、一々反応しちゃうから小物って思われちゃうんだよね
        (とは言え、最初に放たれた一撃、いや一撃に見える程に早い多重連撃!戦士ならまだしも、戦闘態勢が整っていない魔術師を殺すには十分のはずだ)
        でも、無視されちゃうのは悲しから、ちゃんと相手してくれるのは嬉しいかも?じゃあ今度はこっちの番だよー!ストーンキャノン!
        (16連撃を神隠しの能力で凌いだのだ一切の手ごたえを感じなかったであろう。無傷で立ち、天に掲げた杖を大きく回せば、見る間に人の大きさほどに膨れた岩の塊を無造作に放った、その数3)
        -- ポテチ 2024-05-17 (金) 21:53:51
      • (首を左右に振り)お前は哀れだ、ナインザーガー。(スタッフを使い太陽の光の槍を詠唱して)
        実はこの攻撃、一度も使ったことがないんだ。(悪龍に向けて光の槍を放ち)
        あとで感想、聞かせろよなぁ!!(古代魔術(エンシェントマジック)で攻勢に出る!!) -- フィーネ 2024-05-17 (金) 22:23:58
  • 今日も雪は降り続く -- 2024-05-17 (金) 20:23:46
    • 呪われた名前に苦しめられている白い龍がまた頭を岩壁に叩きつけている。 -- 2024-05-17 (金) 20:33:37
      • 「お止めなさい」
        優しい声でそれを止め、粉雪を舞い上げながらナシュレイ休火山に降り立つ。
        「痛みで悪龍を止め、体力を休火山の龍脈から得られる陽の気で補っているのですか」
        泡のようなフィールドが弾けると、乗ってきた全員がふわりと着地するだろう。
        -- ルネリンデ 2024-05-17 (金) 20:36:15
      • ネーヴェ、分かるか?ルネリンデだ(頭を打ち付けているネーヴェに声を掛け) -- カーツ 2024-05-17 (金) 20:39:50
      • (泡のようなフィールドより とうっ と飛び出せば自身の身体を核として土を纏い その姿を巨大なクレイゴーレムの姿へと変じさせて)
        (ずしんっ とその巨体を地面へと降り立たせる)
        すまぬの! 待たせたのである!  -- グオカ(巨大ゴーレム) 2024-05-17 (金) 20:40:06
      • (危なげなく着地して)ネーヴェ、お待たせ。 約束通りまた来た。 -- ココナ半精霊 2024-05-17 (金) 20:41:45
      • 「お母……さん…」
        白く濁った左目と紅い右目が信じられないという風に見開かれる。
        「どうして……ううん」
        母に謝りたいという願いはここに叶った。奇跡は起きたのだ。

        「カーツ、グオカカコ、ココナ……ありがとう。やっぱり僕の勇者たちだったんだね」
        少し躊躇って、母と向かい合う。
        「お母さん……ごめんね、殺しちゃって……僕のこと、憎んでるよね…」
        「ごめんね、僕、死ぬから……」
        -- ナインザーガー 2024-05-17 (金) 20:42:34
      • (泡から降りたメイドは、その肩に巨大な戦斧を背負っている。広い斧腹を持つそれは、一見しても分かるような鋼で作られたものではない、骨が変形し作られたかのような、骨斧)
        (古龍たる結晶龍の頭骨を利用し作られた、ボーンバトルアックスだ。ただ…その斧には刃が付いていない。強い魔力を秘めているが)
        ……強い方ですね。自らを傷つける事厭わず戦っておりましたか(尊敬の念を滲ませた視線をネーヴェへ向ける) -- ネル 2024-05-17 (金) 20:43:31
      • (雷鳴と共に地に降り注げばズダン、と着地して)良く頑張ったね、キミは悪龍との勝負にこの時点で勝ったと言っていいよ
        キミは何も失わせなかった、何も失わなかった。正直ボクも人間が竜をここまで完全に蘇らせるとはびっくりだけど…
        後はキミを救うだけだ、だからちょっと痛いかも知れないけど我慢してねー?(ガンガンと拳と拳を叩き合わせる) -- ミオソティス 2024-05-17 (金) 20:44:17
      • 「許しません」
        「死ぬなんて許しませんよ、貴方が清らかな心を持ち続ける限り私は貴方の罪を無限回赦します」
        「悪龍に負けないで、私の愛しい仔………」
        まるで生まれた時にそうしたように、触れて力を分け与えた。
        -- ルネリンデ 2024-05-17 (金) 20:44:22
      • あの時とは違う…今回は話をしに来たのではない、そなたを救いに来た。ネーヴェよ
        その為の紆余曲折は、今は話すべきでないやもしれぬが…きっと、うまく行くのだ。
        (以前と異なり、緊張の色はそこにない)…よく、持ち堪えたであるな。 -- メルス 2024-05-17 (金) 20:44:43
      • ネーヴェ、ルネリンデ……(どうなるかわからなくて二頭の龍を交互に見て) -- フィーネ 2024-05-17 (金) 20:45:15
      • 涙を流すと、大声で叫んだ。力強い咆哮だった。
        彼の絶望に寄生していた龍が黒い靄になって離れていく。
        -- ネーヴェ 2024-05-17 (金) 20:47:14
      • (巨大ゴーレムは普段のグオカの振舞いままに)
        見よ! その心配はまさに杞憂であったぞ!
        悪いが 貴殿の誇りは今ここに踏み躙られるのだ! -- グオカ(巨大ゴーレム) 2024-05-17 (金) 20:47:37
      • (蘇ったルネリンデがネーヴェに赦しを与えるのを静かに見守っている)
        (ネーヴェはルネリンデに愛されている ネーヴェに何よりも必要に思えた母の愛が今渡された) -- ココナ半精霊 2024-05-17 (金) 20:48:42
      • やれ、頑張れネーヴェ。お前は強い!
        (咆哮と共に黒い靄が離れて)来たか。 -- カーツ 2024-05-17 (金) 20:49:06
      • 母親の愛、か。羨ましいなあ。(誰に聞こえるわけでもない声で、そう呟いて)
        ……とにかく、奇跡は起こった。うん。本当によかった。 -- エーミル 2024-05-17 (金) 20:49:51
      • 白い巨躯が縮んでいき、体中に生えた白銀の鋭利な刃が落ちていく中。
        黒い靄が収束し、ごく小型の白龍がその場に現れた。
        「この世界の皆さん、申し訳ない……」
        「儀式に魂を惹かれ、想定しない体に入り込んでしまった」
        「オレはもう何もしない、できないんだ。見逃してはくれないだろうか…」
        小型の龍は蹲るような姿勢でその言葉を口にした。
        -- “白”のナインザーガー 2024-05-17 (金) 20:51:17
      • (ルネリンデの言葉を目を細め聞く。これが、母というものなのだろうかと思う。その最後の記憶こそネーヴェに喰われたが、自らの母を思い起こしながら)
        …そう、貴方は、まだ何も失ってはいないのです。何も(彼の力強い咆哮と共に生まれ出た黒い霧を睨みつけ)
        ………ん?(ていたが、後に残ったのは小さな龍)……え。これは…ネーヴェではなく、ナインザーガーなの、ですかね?(きょとん、とした顔をした) -- ネル 2024-05-17 (金) 20:54:02
      • (ネーヴェから黒い霧が出ていった後に駆け寄ってエリキシル剤をかける)
        ネーヴェ頑張ったね、偉い。
        (ホッとする間もなく小型の竜が姿を現し)む? あなたも本意ではなかったと? -- ココナ半精霊 2024-05-17 (金) 20:55:17
      • 見逃せ、というのであれば…奪った物を返すのが筋であろうよ。何も出来ぬ、というのは返す事も不可能という意味だと困るのであるが…
        (分離させられたナインザーガーに対し、困惑気味にそう告げる) -- メルス 2024-05-17 (金) 20:55:59
      • うむり! (見逃すかどうか)それを決めるのは我が輩では無いのう?
        (ルネリンデとネーヴェを見やる) -- グオカ(巨大ゴーレム) 2024-05-17 (金) 20:56:04
      • ココナのエリキシル剤で傷が塞がり、体力が戻ることで辛うじて声を出す。
        「騙されないで、そいつは……」
        -- ネーヴェ 2024-05-17 (金) 20:57:15
      • (ネーヴェを殴らなくていいのか…と握られた拳を見る、とはいえナインザーガー自体は現れた…が)
        ありゃちっちゃい…けど、んん?今想定しない身体って言った?それってつまり想定をしていた寄生先が居るって事になるんだけど
        うーん…とはいえ弱い竜を殺すのもなぁ(そう言いつつも少女の目はぎょろりと瞳孔を変えてじっとナインザーガーを見ている、竜の瞳が嘘を一つも零さぬように) -- ミオソティス 2024-05-17 (金) 20:57:56
      • (前に出る)間違ってたらごめんなさい、ナインザーガー。
        (悪魔のような表情でその大魔術の名を呟いた)裏切りの真名。
        (罪悪感に比例して重力がかかるその大魔術をナインザーガーにかけたのだ) -- フィーネ 2024-05-17 (金) 20:58:22
      • (新たに現れた小さな白龍の前に立つ)ナインザーガー、お前の降り立った地にお前の居場所はなかった。これは不幸な行き違いだった。
        奪った物を返すのなら、カーツはお前を追う理由がなくなる。 -- カーツ 2024-05-17 (金) 20:58:36
      • 「へ、あ? なんでしょうか、それは……裏切りの…?」
        なんら変化なく諂う表情でフィーネを見上げている。
        -- “白”のナインザーガー 2024-05-17 (金) 20:59:23
      • (何度見ても立派な体格の竜が子供みたいな精神性と喋り方するの慣れないな〜と思いつつ)
        (とりあえずこちらは後は親子で済む問題だろうと、出てきた白い竜へ冷めた目線を向ける)
        そうだなあ、まずは奪ったもん返してもらおうか、話はそれからだな
        (とりあえずどういう理由にしろまず返せるなら返せ、と告げる) -- ルミナ 2024-05-17 (金) 20:59:51
      • (悪龍のことのほか殊勝な態度に逡巡していたとき、フィーネの大魔術が発動する)
        (なるほど、と思った。セクエンツィアはこのことを見越して術を与えたのかと思うほどに) -- エーミル 2024-05-17 (金) 21:00:41
      • (ネーヴェがだまされるなというのであれば何か裏があるに違いない)
        ……!(ナインザーガーへ向き直り臨戦態勢)
        って、あれぇ…?(大魔術が発動しても特に苦しむ様子が見られない) -- ココナ半精霊 2024-05-17 (金) 21:01:59
      • (そう言う使い方するんだなるほどねー、とこっそり後ろで様子見中) -- ポテチ 2024-05-17 (金) 21:02:16
      • ああ…なるほど。フィーネ様は大変知恵が回っていらっしゃる(聞こえるネーヴェの忠告。そして自身も受けたその魔術)
        (体躯を鉛の如くにしたそれを受けても何の負い目も感じていなそうなナインザーガーを見て…巨大な戦斧を握る手に力を籠める) -- ネル 2024-05-17 (金) 21:02:25
      • (ナインザーガーに近づいて耳元で声を出す)
        今の術は罪悪感に比例して重力がかかる魔術だ。本音を言ってみなよ、キミ。 -- フィーネ 2024-05-17 (金) 21:02:41
      • (フィーネが前に出れば顎に手を当てていた手を少しずらしてフィーネの方を見る、確かその魔術は…)
        へーーーえーーーーーー?ああでも分かるよナインザーガー、まずは表面上とはいえ謝らなきゃいけない事ってあるよね
        でもこうして内面が暴かれてしまうと…次は内面で謝らなきゃいけないとボク思うんだ、うんキミの本当の気持ちを知りたい! -- ミオソティス 2024-05-17 (金) 21:04:33
      • あの悪辣な術に、このような使い方あるとは…なるほど、使いよう次第であるな…(金色の目を細めて、じっと成り行きを見守る) -- メルス 2024-05-17 (金) 21:05:31
      • 「……ハメやがったなゴミクズがぁぁぁ!!」
        即座に巨大化し、前肢から伸びる鋭利な刃でフィーネを引き裂く。
        しかし手応えはない。
        「幻影か、どこまでもナメやがってぇ!!」
        その体が巨大化し、先程までのネーヴェの姿と同一の存在に変化する。
        -- “白”のナインザーガー 2024-05-17 (金) 21:06:30
      • 便利な術だなそれ…(嘘発見器のような使い方をするフィーネに意地の悪そうな笑みを浮かべ)
        ってわけで茶番はここまでみたいだぜ -- ルミナ 2024-05-17 (金) 21:06:31
      • 幻影(シャドウサーバント)だよ。(後方から防塵クローク装備で本体が出てきて)さて……なんか話すことがあるなら聞いておくけど? -- フィーネ 2024-05-17 (金) 21:07:44
      • なんの呵責もなく倒せそうな相手で安心したよ。(うわあ、という表情を隠せない)
        あんなものがずっと頭の中にいて、よく耐えられたね、ネーヴェ。うん。本当によく頑張った。 -- エーミル 2024-05-17 (金) 21:09:06
      • 避けよフィーネ (ナインザーガーの傍にいるフィーネに警告をしつつ)
        (ナインザーガーを敵と認識すれば判断は早い)
        (巨大化する白龍を目掛け クレイゴーレムのその大きな拳が降り下ろされる) -- グオカ(巨大ゴーレム) 2024-05-17 (金) 21:09:18
      • うわぁ……よくあるような小悪党ムーブしてる、でもこれで何の遠慮も要らなさそうだねー -- ポテチ 2024-05-17 (金) 21:11:42
      • 本性を現したであるな…私と話した時の風格はどこへやら、である。貴様も悪龍のはしくれであるなら、覚悟を決めよ。
        あの時の会話に免じて、相応の敬意は払ってくれよう。(静かに、左手でサーベルの柄を握り…引き抜く) -- メルス 2024-05-17 (金) 21:11:58
      • はぁ、お下品でいらっしゃる(実に口の悪い罵倒に、少しため息を)騙すならばもう少し上等に騙して欲しかったものですね。
        (安々と悪龍の爪をいなしたフィーネをお見事、と口元だけで称え、肩に担いでいた戦斧を下ろし、ゆるく構える。さあ、もう遠慮は要らぬだろう) -- ネル 2024-05-17 (金) 21:12:37
      • ナインザーガー。お前は竜だ、人ではない。
        竜は人に迎合しない。気高く横暴で、それ故に自由だ。お前がカーツ達を謀る事をカーツは責めない。
        (刃を振るい、変貌して叫ぶナインザーガーに槍を構える)これは取り返す為の戦いだ。カーツはお前からクン族の証と信仰を取り戻す。
        (手にするのはネルと同じく骨を変形させて作られたかの様な骨槍だ…火を噴く熊の骨から作られたそれは、火の気配を帯びていた) -- カーツ 2024-05-17 (金) 21:12:54
      • (薄目でナインザーガーを見据える)つまり一片たりとも罪悪感はないと。
        ネーヴェとルネリンデを苦しめた分、皆の大事なものを奪った分、きっちり落とし前をつける! -- ココナ半精霊 2024-05-17 (金) 21:14:07
      • よし!宣戦布告ありがとう!じゃーボクからも!(火と雷が両手両足へと蛇のごとくに纏わり付けばその瞳と光輪を以て竜と神を示し)
        我が名はミオソティス!天の鋳造せし竜祖へと至る新たなる形!人の無限を以て至高を超えるモノ!
        ディアスポラ・マルスよ!この世界に貴様の喰らう糧は無し!されどこの世界で死ぬ事を許すっ!
        ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!!(ビリビリと声が響く、それは竜のモノ。真に誇りある闘争の中を生きる者の声だ。) -- ミオソティス 2024-05-17 (金) 21:14:43
      • 本音見透かされた位でギャーギャー騒ぐなよ…
        そんなだから生後一年未満の赤ちゃんドラゴンにすら根競べで負けるんだろカスドラゴンが
        ああ、竜じゃなくて寄生虫だもんな…ごめんなクソ雑魚寄生虫さんよ
        ってわけでさっさと死ねよ、「炎の弾」(煽って平静を取り戻させないようにしつつ、無詠唱での術式を発動、しかし発動するのは炎の弾丸ではなく)
        (足元の泥沼にさせ、行動力を削ぐ妨害魔術…徹底的にイラつかせる方向で攻めるつもりだ) -- ルミナ 2024-05-17 (金) 21:19:48
      • ボクがゴミクズならお前はなんだ、ナインザーガー。(悪龍を冷たい眼で見て)
        すぐに黙らせてやる、ネーヴェの心の傷の万分の一でも味わえ。 -- フィーネ 2024-05-17 (金) 21:23:13
  •   -- 2024-05-17 (金) 20:23:31
  • 世界は耳を澄ませた -- 2024-05-15 (水) 19:19:25
    • 休火山の岩壁の近く。血塗れの龍が倒れ込んだまま星空を見上げている。 -- ナインザーガー 2024-05-15 (水) 19:21:48
      • ギャッ 死んで…ない。 よかった。
        元気…そうではない、その怪我治してもいい?(自傷していることは聞いていた だからこそ大量の回復薬を持ってきたのだ)
        それとねお友達もたくさん。(やたらと長いねこのような生き物や眼力が強い魚のような生き物)
        (1匹1匹をネーヴェの前に並べる 不思議生物たちは不思議そうにねーヴぇを見上げている そこには嫌悪も憎悪もない、中立な視線) -- ココナ半精霊 2024-05-16 (木) 23:41:43
      • 「君は………」
        声に体を起こそうとして、再び雪を舞い上げて倒れ込む。
        「おくすり………それと、おともだち……いいの?」
        特に暴れることもない。白く濁った左目と紅い右目で彼らを見ている。
        -- ナインザーガー 2024-05-16 (木) 23:47:03
      • 今は半分精霊になったけど、ココリアーナ・プレスティア。(特に気にした様子もなく緑になった髪を揺らしている)
        もちろん。 薬は使うために、友達は合わせるために、連れてきた。
        (倒れ込んだネーヴェへそっとエリキシル剤をかけていく 巨体のネーヴェ用に用意したものなので瓶からして巨大だ)
        (不思議生物たちは舞い上げられた雪に埋もれていたが各々這い出てきてネーヴェに近寄った)
        (ふわふわの身体で擦りよるもの、ぷるんとした身体を揺らすもの、色々だ)
        この子たちもネーヴェのこと怖くないって。 もう友達。 -- ココナ半精霊 2024-05-16 (木) 23:53:39
      • 「ごめんね……僕が絶対の概念を食べちゃったせいで…痛かった? 苦しかった?」
        体に薬剤が染み渡ると、龍の生命力が活性化されて傷が塞がっていく。
        「ありがとう、ココナ……夢で見た通り………優しいヒト…」
        自分に擦り寄ったり、興味津々に乗ってくる“友達”を見て。
        「かわいい……それに、フワフワしてたり、プルプルしてたり」
        「世界って色んな生き物がいるんだね……」
        -- ナインザーガー 2024-05-16 (木) 23:57:09
      • ん、赦します。 痛みも苦しみもなかった。 ただ錬金術ができなくなった。 対策は考え中。 諦めないから、大丈夫。
        (ただただ前を向いている錬金術士の顔)
        (薬が効果を発揮して安堵の息をつく) よかった、これでネーヴェも痛くない?
        世界には様々な生き物がいる。(ひとつ頷いて) かわいいのもこわいのも綺麗なのも。
        まだまだ誰も知らないような生き物もいるはず。 世界にはたくさんの出会いがあって、たくさんの喜び、楽しみがある。
        私はネーヴェにそれを知って欲しいと思う。
        ナインザーガーに負けないで、ネーヴェ自身の目で、楽しい、を知って欲しい。 生きていたいって思って欲しい。
        (妖精のようないきものがきらきらと鱗粉を散らしながらネーヴェの目の前を飛び回る) -- ココナ半精霊 2024-05-17 (金) 00:08:49
      • 「あのね、ココナにはもうひとつ謝らなくちゃいけないんだ」
        「体……痛くなくなったけど…痛くない時にナインザーガーが体を奪いに来るから…」
        呼吸で体を上下させていたけれど、申し訳無さそうに。
        「また岩に頭をぶつけなきゃいけないんだ。おくすり、無駄にしちゃう。ごめんね、ココナ…」
        残った右目から涙が流れた。あまりにも優しい言葉に。
        「うん………うん…」
        「僕、がんばるね。僕、いっぱいがんばるね。僕………いーっぱいがんばるね」
        眼の前で鱗粉を散らす妖精に、笑って。
        「キレイだなぁ……雪みたいにキレイ……」
        -- ナインザーガー 2024-05-17 (金) 00:13:35
      • ううん。 気にしないで。 薬はいくらでも作れる。 足りないかもしれないと思って予備も作ってきた。
        それよりもネーヴェの方が心配。 痛みでナインザーガーが引いたとしても、痛みはネーヴェの心をも削るかもしれない。
        ネーヴェがナインザーガーから解放されてその身体の傷を全て治せたら、きっとネーヴェもとても奇麗。 私はそれも見たい。
        (涙を流すネーヴェに心配そうに不思議生物たちが集まってきた)
        (励ます様に飛び跳ねるもの、周囲をくるくるまわるもの、びちびちと跳ねるもの 今ばかりはネーヴェの周囲はとても賑やかだ)
        (この思い出が少しでもネーヴェの希望になるように)
        それじゃそろそろ帰るね。 次もみんなで…もっと多くの仲間とくる。 きっと大丈夫、いい方に進むはず。
        待ってて。(最後にネーヴェをそっと撫でてその場を後にした) -- ココナ半精霊 2024-05-17 (金) 00:21:26
      • 「痛いの嫌だけど……これが僕の戦いだから…」
        「えへへ……僕も雪みたいにキレイになれるかな…」
        周りに集まる不思議生物たちを怯えさせないように、できるだけ穏やかな声を出して。
        「みんな…ありがとう……次に会ったら……僕と遊んでね」
        最後に撫でられると、その手の温もりが龍を奮い立たせる。
        「うん……待ってるね、僕の勇者たち」

        「来るなら来い……ナインザーガー」
        「僕は“紅き都の鐘打ち”ルネリンデの息子なんだ……」

        「お前なんかに、絶対に負けてやるもんか」
        -- ナインザーガー 2024-05-17 (金) 00:29:58
  • 錆びついた鎖、砕いて -- 2024-05-15 (水) 21:46:34
    • 竜の祭壇。死したる龍の聖骸を祀る祭祀の場だ。
      急遽造られたにしても、荘厳な気配で満ちている。
      -- 2024-05-15 (水) 21:47:31
      • ルネリンデ……(腹を食い破られた痛々しい姿を思い出す、彼女の遺体は今は修復され安らかなように見える) -- フィーネ 2024-05-15 (水) 21:54:16
      • ここには山野の獣も、鳥たちさえも近づけない 力ある竜の亡骸はあらゆる害毒から遠ざけられて、気が遠くなるような時間をかけて朽ちるに任せることになってる
        彼女の力だけじゃない……何ひとつとして、誰にも奪わせないためだ(封印を解かれて顕現した朱色の巨体を静かに見上げる 手筈通りに支度を始めて) -- ベレグリエル 2024-05-15 (水) 22:02:12
      • ……ボク一人の力じゃない。警備に来てくれた人がいる。祭壇の建立に力を尽くしてくれた人がいる。
        だから……これは、みんなの力だ…(スタッフを構えたまま左手で魔術触媒を落とす)
        ダルカセリム……メデルダウサビ…(詠唱、そして)龍種蘇生魔法、サンサーラ!!
        (力ある言葉と共に指の毛細血管が破れて血が噴出した)ぐ……失敗………
        (ルインオーバーロードスタッフを置いて)依代のスタッフがなかったらフィードバックで死んだかも。 -- フィーネ 2024-05-15 (水) 22:10:19
      • 君が再び火を灯す、最初の火花にならないといけない そして竜にとっての小さな火花は……(人にとっては制御不能の大爆発にも匹敵する)
        (死せる竜種になお残存する莫大な量の魔力を利用する機序は理解の及ぶところではあるものの、理屈が通ったからと言って実際にできるかどうかは別の話だ)
        フィーネ、無理はしないで……旅の仲間がここにいる(応急的に傷を癒して、鮮血にまみれたその手を自身の杖へと導く)
        (弟子とルネリンデの間に突き立てた杖が接地面から根を張って、土地の龍脈と接続を果たした)少しだけ、手伝わせてもらおうかな
        前に話したと思うけど、これはただのいい感じの棒だ 昔旅先で拾った 記録によれば、ウィルと一緒に語られざる諸神の聖所を訪ねた折のことだ
        (古木の枝に刻まれた亀裂から金色の雫が噴き出し滲んで滴り、暗緑色の帯を濡らして足元に溜まってゆく)其はとこしえに不死なるもの、当時の私が名付けた鑑定名は……《常若の聖骸》 -- ベレグリエル 2024-05-15 (水) 22:33:23
      • 上等だよししょー! ボクが奇跡を起こしてみせる!!(サムズアップ)
        あ、ありがとう師匠。(指の傷が塞がり、彼女の杖に手が導かれる)ししょー?
        (龍脈を確かに感じる、金色の雫が足元を優しく濡らしていく)
        常若の……聖骸…!(ルインオーバーロードスタッフがひとりでに飛んで手に収まる)お前も諦めてないのか?
        よし……(精神統一)ダルカセリム……メデルダウサビ…(詠唱、そして)
        (念じた)坊やよい子だ……蘇り……!!(彼女が安らかな表情で仔龍と共にある姿を思い描く)
        ししょー、一緒に術の名前を言ってくれる?(振り返って彼女に笑った) -- フィーネ 2024-05-15 (水) 22:38:37
      • 其は尽きせぬ繁栄を約するもの、ミネラ神の誕生と共に姿を消した原初の神性……語られざる諸神の一(杖から金色の葉が芽吹き、生命力に満ちて脈動する)
        魔軍の四天王に即死技を連発してくるやつがいてね 聖骸の力を借りて……ウィルが殺されるたび秒で連れ戻して、無茶苦茶なゴリ押しでやっつけたんだ
        (思いのほか明るい反応に安堵した様子で)あっ、私がやらせたんじゃないぞ 彼の思いつきだって書いてあった ふふっ、本当に無茶苦茶なやつだろ
        さしもの私も竜を連れ戻すのは初めてだ 人生何があるかわかったものじゃない……だから面白いんだけどね(師弟がそれぞれの杖を手にして並び立つ)
        人の願いが君の背を押す 君は今日この時に、世界で最も新しい伝説になる…大丈夫、やれるさフィーネ 君は私の弟子だもの(片目をつむって)
        龍種蘇生魔法……(息を合わせ、心を合わせて、声を重ねて、その名を唱えた)サンサーラ!! -- ベレグリエル 2024-05-15 (水) 22:54:20
      • 四天王討伐がゴリ押しって、バードが聞いたら泣くよ。(今伝わっている歌は二転三転する激闘ばかりだ)
        そうさ、そしてししょーはボクの師匠だ……!!
        龍種蘇生魔法……(声が重なった)サンサーラ!!
        (力ある言葉が、煌めきをレッドドラゴンに注ぎ込んでいく) -- フィーネ 2024-05-15 (水) 22:57:21
      • 術式が収束する頃、レッドドラゴンは無造作に起き上がった。
        「私は貴女です、貴女は私です」
        その視線は定まっていなかった。
        「私はかつて、フィーネであり、ベレグリエルであり、アシェであり、エーミルであり、ミオソティスでした」
        「因果は巡る糸車と申します」
        「これは私がココナだった頃の話です」
        意味の通らないことを一人で喋り続けるルネリンデ。
        蘇生までに時間を経たことが原因だろうか、数週間はこのままだろう。
        -- ルネリンデ 2024-05-15 (水) 23:01:01
      • そん……な……(曖昧になっている)
        ルネリンデ!! 起きて、ルネリンデ!! 貴女の子供が今、助けを待っている…
        母親を待っているんだよぉ!!(その叫びは竜の祭壇に虚しく響いた) -- フィーネ 2024-05-15 (水) 23:01:56
      • 詩人たちも歌ってる通りだよ 「何度倒れても立ち上がった」って……あれはそっくりそのまま、文字通りの意味だ 誰も嘘は言ってない
        (血潮が騒ぎ、心躍る冒険の気配に胸が痛みさえ覚えるほどに高鳴ってゆく)本当に、奇跡がここにがあるのなら……はじまりの神秘が未だ世に在るというのなら
        もう一度君に会いたい 戻っておいで、ルネリンデ(遠い日の記憶の彼方、いつかどこかで旅路を共にした友の名を呼ぶ そして―――)

        やった……生きてる? 本当に……?(ぽかんと口を開けて、半ば信じられないような気持ちで見守っていたが)
        大丈夫、フィーネ、落ち着いて(肩を掴んで、軽く揺さぶった)寝惚けてるんだ まだ夢を見てる……みたいに見えるかな 少なくとも、今はまだ
        上出来だ、うまく行ったんだよフィーネ! 私の知る限り、君は歴史上初めて竜を蘇らせた人間だ とんでもないことをやってのけたんだぞ これで次に進める -- ベレグリエル 2024-05-15 (水) 23:13:31
      • (肩を揺さぶられると、振り返って)し、師匠……でも。(無垢に笑うレッドドラゴンを見上げて)
        奇跡は……起きた、のかなぁ。(実感がまるでなくて)……一旦、戻ろう。
        このまま竜守りさんに様子を見てもらって……(スタッフを握ったまま、切なげにルネリンデを見上げていた)
        (もし、本当に世界が円環の中で、自分もあらゆる存在に転生しているのだとしたら)
        (顔を左右に振った、そんなわけがない。ボクは師匠と共に竜の祭壇を後にした) -- フィーネ 2024-05-15 (水) 23:17:35
  • 世界は耳を澄ませた -- 2024-05-14 (火) 20:15:32
    • 白い龍が自分の血に汚れながら岩壁に頭を打ちつけ、その度に周囲に衝撃が走る。 -- ナインザーガー 2024-05-14 (火) 20:16:38
      • (厳冬期のナシュレイ山に小さな影が一人、杖を片手に雪を吹き散らしながら雪山装備でえっちらおっちら登って来る)
        うーさぶさぶ……そろそろ言われた場所だ、って、んん?地響き?(導かれる様にそちらへ向かい、そしてガンガンと頭を打ち付ける白龍を見つけた)
        ちょ!ま!ストップストーップ!自分で自分を傷つけるのは良くないよー!(と大声を張り上げてその懐に駆けていく)
        あ、そうだ、多分あたしの事は食べてないから知らないよね?名前はポテチだよ、みんなとは友達かな!ちょっとねーお話に来たんだけど(話せるような状況だろうかと、白い龍を見上げる) -- ポテチ 2024-05-14 (火) 20:24:34
      • ゴウン、とひときわ大きな音を立てると、駆け寄ってくるポテチに気付いた。
        「あれ……ポテチ………?」
        幼子の高い声音で彼女の名前を呼んで。
        「そっか……新聞部の………フィーネの、記憶に………よく出てくる、よ」
        血塗れの龍はその場に蹲った。
        -- ナインザーガー 2024-05-14 (火) 20:26:38
      • そうそうロートガルデ学園新聞の主筆とはあたしの事!そっかぁ、フィーネちゃんの記憶に……どんな感じに思われてたのかちょっと興味ある
        まあそれはそれとして、今日はあなたの事が知りたくてお話に来たんだよ?もしよければ新聞にも載せたいなって!それに龍を間近で見るのは初めて……いや、アシェちゃんとかミオちゃんとか
        ディノクおにーさんも竜だけど、こう、龍!って感じなのは初めてだし(真っ白なその体をまじまじと見る、しかし今は傷だらけだ)
        そう言えば、なんで暴れてたのかな?折角の真っ白な体が傷だらけで勿体ないよね(鼻先にそっと触れて見る) -- ポテチ 2024-05-14 (火) 20:38:40
      • 「すごく温かい記憶だったよ……ポテチ、あんな風に優しく人と接しているの…?」
        「そう、人間は記録を作る生き物……なんだね…」
        鼻先を撫でられると、穏やかな気配が満ちて。
        「温かい…………」
        「僕の中に……悪しき龍がいて…僕の意識を乗っ取ろうとしてくるんだ…」
        「でもね……痛い時には、表に出てこないから………僕は岩に頭をぶつけてるの…」
        -- ナインザーガー 2024-05-14 (火) 20:42:05
      • あたし的には普通に接してるつもりだよぉ?それを優しいって感じて貰えるなら嬉しいけど、でも多分……友達だからじゃないかな!
        ふっふふ、そう、白龍ちゃんもあたしの記録の一ページとなるのだ!(なでなで)……もしかして、優しくされた事ってあまりない感じ?
        (話を聞くに、生まれてすぐ母親と死に別れ、混乱のままここにいるのだ、愛情も注がれたことも無いだろう、と)
        そっか、だから悪い竜が出てこない様にわざと自分で自分を傷つけてたんだ……それは痛ましいし、寂しいよね
        ね、今までここに何人もあたしの友達とか知り合いがお話に来たと思う、そのみんなの事、白龍ちゃんは信じられてるかな? -- ポテチ 2024-05-14 (火) 21:07:37
      • 「ともだち………? 友人、ってこと…?」
        「ううん、みんな優しくしてくれたよ。でも、僕は呪われた魂だから……」

        そして信じているか、と問われると両目を開いた。
        濁った左目と紅い右目が彼女を見る。
        「信じている………よ…僕の、勇者たち、だから………」
        -- ナインザーガー 2024-05-14 (火) 21:14:02
      • (びしっと白龍の鼻をチョップする)それ、それがダメ!僕は呪われてるからとか、駄目だからとか、そう言うのはひとまずどうでもいいんだよぉ
        自分がどうしたいか、それが大事!いやまぁ悪いことしたい!とかだと困るケド……少なくとも白龍ちゃんは優しいからね
        ほらほら、ここにはあたししかいないし?正直に言っちゃって良いんじゃないかな?今、一番何を求めてるのか!
        そしたら、何とかしたいってここに来た勇者たちにも伝えておくよ!(両目を見つめ返してから、ばちーんとウインクする) -- ポテチ 2024-05-14 (火) 21:33:11
      • 「う……痛いよお」
        「僕の願いはね。それはね、それはね」
        「死んじゃったお母さんに謝りたい」
        「ずっとずっと、それが望みだよ」
        -- ナインザーガー 2024-05-14 (火) 21:37:16
      • あ、ごめんね?(さすりさすり)そっかぁ……ずっとそれを考えてたんだね……(普通なら叶うはずのない願い)
        うん、わかった!ちゃんとみんなに伝えておくからね?きっと大丈夫だよ、勇者って言うのはいつだって奇跡を起こす存在だからね!
        (けど、何故か自信満々でそう言い切る、だからフィーネちゃんは魔族の力を借りようと思ったのか、と一人納得して)
        だから白龍ちゃん、それまで待っててよ?勇者たちの事を信じて、ね?(最後にひと撫でして背を向ける、何度も後ろを振り返りながら山を下りていくのでした) -- ポテチ 2024-05-14 (火) 21:46:33
      • 「奇跡……?」
        「奇跡が起こったら……陽だまりがあったら……お母さんに謝れたら」
        「僕の罪を償い切れるのかなぁ」
        幼子が口にするには、あまりにも重い言葉だった。
        「ありがとう、ポテチ……またね」
        撫でられた感触を僕はまだ、覚えている。
        その手の温もりが、あの優しい励ましの言葉が。

        僕をまだ、生かしている。
        -- ナインザーガー 2024-05-14 (火) 23:58:07
  • 世界は耳を澄ませた -- 2024-05-13 (月) 22:47:08
    • 白い龍は自分の血に濡れたまま昏々と眠り続けている。 -- ナインザーガー 2024-05-13 (月) 22:51:04
      • よお最も新しき兄弟、見てたぜテメエが生まれるその時をよ(声の後にオゾン臭、直後に白竜の前に現れるは黄金の巨竜)
        (力が漲る、とはこの事だろう。声には傲慢さと自信が満ちており全身から紫電と炎を迸らせそれらが口より漏れ出る油を蒸発させ甘い香りを周囲に漂わせる)
        (その気配は明らかな変質を伴うもののアルプトラウムであり…この世界の魔炎竜ヨルダインであり天竜ドゥクであった)
        我が名は破界竜ドゥク・ル・ケラウノス!神意裏切りし邪竜の結晶体!されど遺されし愛守るために汎ゆる世界の敵を喰らう滅びの竜よ!
        (ビリビリと音が響く…だがその音に敵意は無い)おう、まあだが今回はテメエとやり合うつもりはねえ。そいつぁ娘のやるべき事だろうからよ
        (その姿に覚えがあるかも知れない…夢の中、時折少女が拳を交わした男のもう一つの姿だ。名をクォー・サー・ディノクと名乗っていた筈) -- ディノク 2024-05-13 (月) 23:48:08
      • 僅かに目を開いて、意識が覚醒していく。
        「ドゥク・ル・ケラウノス………?」
        その声、そして娘という言葉に記憶が。夢で見た姿を手繰り寄せる。
        「ディノク………?」
        白く濁った左目と、右の紅い瞳が巨竜を見た。
        -- ナインザーガー 2024-05-13 (月) 23:52:30
      • ふん?(絶対的な敵対者としての宣言に対して自身のもう一つの名を告げられれば巨竜は光体と化しそのまま人の形となる)
        その名で呼ばれたんならこの体で応えよう、テメエの頭がもう少しボケて襲ってくる可能性も考えて竜体で来たんでな
        (とはいえ自信に満ちた様子は変わらない、そして男は人の形で残酷な言葉を紡ぎ出す)
        で…どうしても最も新しい兄弟に聞きたくてよ?親を自分が原因で死なせるってのはどんな気分だ?出来るだけ胸の内を吐き出してくれると有り難いぜ
        (片手を上げて何処か皮肉げな様子で)オレぁその辺自覚がねえ古さなのよ、生前はそりゃもうぶっ殺してぶっ殺してぶっ殺してよ
        親が嘆いて失う痛みを兄弟に与える前にぶっ殺された、だからどうしても知りてえ。親を失ったばかりの兄弟の声がよ
        (…まるでこの竜はナインザーガーをこの世界の竜の様に告げている、アルプトラウムに対した時とはまるで違う態度だ) -- ディノク 2024-05-14 (火) 00:05:00
      • ああ。そうか。これは、罰なんだ。
        いい夢ばっかり見て、優しい手ばっかり当ててもらって、自分の罪を忘れていた。僕への。

        「最低の気分だよ………?」
        右目から涙が溢れてきた。
        「自我ができたら、足元に自分が殺しちゃったお母さんの死体があったんだ……」
        「約束があるから……今は、まだお母さんのところにはいけないけど………」

        「辛いんだ……そのことを考えると、苦しくて、頭を壁にぶつけた時の何倍も痛いよ」
        -- ナインザーガー 2024-05-14 (火) 00:09:55
      • ほおお…(感嘆の声が竜から漏れている、これは極めて貴重で価値のある情報だぞという音。竜との会話でコレほどまでに意味があると感じたのは久方ぶりだ)
        痛えか?痛えよなあ、その辺はそう感じて当然だ。まあオレぁその辺ねえがな、オレの中にあんのは只管に親の誇りを軽んじる神々への怒りのみよ
        そういう意味じゃあオレから言わせて貰えばテメエは生きなきゃいけねえ個体だ、辛い?良いじゃねえか生きてる証だぜ
        (酷く上機嫌で男は語る、幼い竜の苦痛の声を聞きながらその声はその悲しみを胸に抱けた竜を祝福するかのようだ)
        (思考回路が違うと感じるかも知れない、これは幼い竜からすればアルプトラウムなどとも類する邪竜の類とすら言えるだろう)
        その痛みってなあ恐らくは愛情の類だろう、テメエが真に我等悪龍の類ならばそんなモンを持ってる筈がねえ
        ならばそいつをいつか死ぬまで抱えとけ、生きて親の事を想えるのは幸いな事だ。…我等はそれを持たぬから滅びたのだからな
        (年長の竜から幼い竜へ嗜めるように語る…今は苦痛を感じる事こそが親を想うという事なのだと) -- ディノク 2024-05-14 (火) 00:23:06
      • その言葉を聞くと。胸がチク、とした。
        この感情はなんだろう。胸を刺すこの気持ちは。
        そうか、これは怒りだ。邪竜に対する怒り────
        眼の前の龍に決して勝てなくても。言い負かすことなんてできなくても。

        僕は力を振り絞って立ち上がった。
        弱々しく咆哮すると、残った眼でディノクを睨んだんだ。

        「僕は“紅き都の鐘打ち”ルネリンデの息子だ……」
        「お前に……僕の痛みも、母さんの死も理解なんか………できるもんか!!」
        そう言ったのが限界で、僕はその場に蹲るように倒れ込んだんだ。
        -- ナインザーガー 2024-05-14 (火) 00:34:42
      • ガハハハハハハ!ガキが言うじゃねえか!若えのはそうじゃねえとな?
        生きろ、抗え、力を支配しろ。我等竜は全ての種を超えるモノであり全ての力を支配するモノでもある
        既に死んで骨一つしか残ってなかったジジイがテメエになろうとしてる奴のお仲間を食い殺して糧にしてんだ、今どきの若えのが舐めた事言うんじゃねえぞ
        (ミオソティスがあの時叫んだのとそっくりな事を言う、間違いなくあの竜はあの少女に己の教えを与えたのだ)
        テメエは見所がある…もしも乗り越えてやる事がねえならオレんとこに来い。
        オレの身一つじゃ足りねえ仕事がまだまだあるんで竜の手は幾らあっても良いからな
        (そう告げれば男は再び竜体と化す、天にも似た紫電のようで、太陽の光のような竜は一つ笑い)
        分からねえな、オレはアリウスの子でありながら親より先に死んだ親不孝モンよ。オレとは違う幼き竜よ…想ってやれルネリンデを
        (竜は最後に酷く穏やかな声で言うとそのまま現れた時と同じく瞬時に消えた) -- ディノク 2024-05-14 (火) 00:43:27
      • 「はぁ………はぁ……」
        荒い呼吸をして、去っていく龍がいた場所を見ていた。
        「負ける……もんか………」
        そう、彼は確かに僕に生きる力を与えた。
        そのことが、悔しくて仕方なかった。

        どうしてこんな気持ちになるのか。幼い僕はまだ理解できていなかったんだ。

        雪山にまた夜が来る。この世界にある優しさは、このまま雪のように消えちゃうんだろうか。
        -- ナインザーガー 2024-05-14 (火) 00:48:06
  • 世界は耳を澄ませた -- 2024-05-12 (日) 20:44:02
    • 巨大な白い龍が何度も岩壁に頭を打ち据えている。 -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 20:44:57
      • (息も凍りそうな冬の夜、ナシュレイ休火山を登っていく影が一人。)
        (人竜は寒さに震える事なく登頂を遂げ、白龍の偉影へと向き直る 竜と対峙する誇りとして、減じていた神秘から火のマナを起こし常のように纏って)
        白龍。名もなき白龍よ。(頭を打ち付ける白龍に対し呼びかけた 敢えて七悪竜の名を呼ばなかったのは「否定論者」の名を否定するためか) -- アシェ 2024-05-13 (月) 21:12:23
      • 山に頭を打ち付ける轟音が止まる。
        「あ、ああ……夢………じゃなくて、これは…」
        意識が朦朧としている中で呼びかけに答えて。
        「アシェ・カリュプス……」
        自分の血で汚れながら、その名を呼んだ。
        -- ナインザーガー 2024-05-13 (月) 21:21:06
      • (白龍が向き直ったのを確認して、アシェは膝をついて頭を下げた)
        私、人竜 アシェ・カリュプスは名もなき白龍に対し謝罪を表明する。(竜に向き合う敬意をもって、言葉を紡ぐ)
        生まれて間もない幼い魂に対して刃を向け、初めて覚える感情を怯えとしてしまったことを。(仲間のため、などという言い訳は効かない行為だった と、重い声色で告げ)
        (最後に)ごめんなさい。(人らしい謝罪の言葉で締めくくった) -- アシェ 2024-05-13 (月) 21:39:52
      • 相手が頭を下げたことに、血塗れの龍は口元を歪めることで無理やり笑って。
        「いいんだ……僕、アシェが優しい人だって知っているもの」
        「いつも、ミオソティスの記憶やフィーネの記憶に出てきて……キレイに笑っているんだもの」
        足の踏ん張りが効かずにその場に倒れ込んで。山の雪が舞い上がった。
        -- ナインザーガー 2024-05-13 (月) 21:42:54
      • (最後の謝罪を述べ終わった所で立ち上がり、倒れ伏した白龍に)自分を傷つけていたの?(酷い血塗れと頭蓋をぶつける行為にそう問うた)
        良くないよ、そういうの。自分を嫌いになっちゃいけない(それでもそれは己に巣食う七悪竜ナインザーガーとの戦いなのだろうが)
        今の私に貴方を癒やしてあげられるほどの力が残ってないのが口惜しい……(倒れ伏した白龍の顔の前まで歩み寄って、少し屈んで)
        ねぇ。(一度言葉を区切って、夜空を見上げた)貴方は何がしたい?貴方の願いは?(燦然と瞬く星空 孤独に戦う竜の魂にどう生きたいかを問うた) -- アシェ 2024-05-13 (月) 21:54:05
      • 目を開くと、白く濁った左目と紅い右目がアシェを捉えた。
        「痛みがあると……ナインザーガーが体を奪おうとしなくなるんだ……」
        「だから……僕の勇者が来てくれるまで…僕の戦いを……」

        何がしたい、と聞かれると。右目から涙が溢れて。
        「お母さんに謝りたい……」
        幼子の切なる願い。星空に一つ、流星が落ちた。
        -- ナインザーガー 2024-05-13 (月) 22:02:22
      • そっか……(己に潜む悪意を縛り付ける為に、白龍はずっと痛みを纏い続けている その壮絶な思いにアシェは俯いた こんな小さな魂に課していい業ではない)
        (それでも今は)長い旅路になるね。負けないでね(そう声をかけるのがアシェに出来る精一杯 なんと無力な竜なのだろうと、己の弱さに憤りを覚えた)
        (流れ星一つ、願いを乗せて駆け抜けた)……そうだね。君はそういう子なんだ(すりすりと龍の顔を撫でた 子供をあやすように)
        (出来るかどうかわからないことを口走る程愚かではない でも)君の願いは背負っていくね。(その思いだけは今でも汲める)
        辛いこと、苦しいことがあったら言って。また誰かが会いに来てくれると思うから(そのつながりが彼を正気に繋ぎ止めるだろう、と) -- アシェ 2024-05-13 (月) 22:16:24
      • 「大丈夫……ボク、負けないから………」
        そう言うと聞く者が安心すると、どこで覚えたのだろうか。悲痛な言葉だった。

        顔を撫でられると涙がまた流れて。
        「アシェの手、温かい……よ…」
        「たくさんの人の心に……勇気を灯してきた…………そんな人の手…」

        「ありがとう、アシェ……」
        「最後の最後の最後まで、いっぱいいっぱい、いっぱい頑張ったら」
        「お母さん、許してくれるかな……」
        -- ナインザーガー 2024-05-13 (月) 22:22:04
      • (気遣わせてしまったようで、無表情の中に悲しみが満ちる 小さな命を弄んだ悪竜の手先に対する怒りが灯る)
        お母さんはきっと、怒ってないよ。戸惑ってただけだと思うから。(憶測でしかない言葉を投げるしか、今の自分には出来ない 嫌な気分になるが頭を振って)
        今度は皆で会いに来るよ。「絶対」はないけど、君を助けに。(銀の尾を翻して、維持していた火のマナが髪から失せたところで下山していった) -- アシェ 2024-05-13 (月) 22:35:18
      • 「アシェ、優しいな………嬉しい……温かい……」
        「うん、待ってるね。僕の勇者たちを、ここで待ってるね。……待ってる」
        彼女が下山する頃に、龍は眠りについた。
        安らかな夢を。穏やかな夢を。
        -- ナインザーガー 2024-05-13 (月) 22:46:16
  • 世界は耳を澄ませた -- 2024-05-12 (日) 18:28:42
    • 返り血があちこちに付着した岩壁の近くで、まるで死んでいるかのように意識を失っている。 -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 18:29:31
      • (頂上付近まで知人の飛竜に乗せて貰い、山を登頂する・・・一息つくように太陽賛美のポーズをとって)
        ・・・(周囲を探る、白い龍の姿が見えない)・・・?(同時に血の匂いがして探し回る)
        (そうしてやがて岸壁近くで血に塗れて気を失っているその姿を見つける)ネーヴェ(近づき、怪我がないか確認している) -- カーツ 2024-05-12 (日) 18:38:25
      • 「カ、カーツ………」
        記憶の中で仲間から呼ばれていた彼の名前を呼ぶ。
        「痛い……苦しいよ…」
        存在を蝕まれることへの苦しみに、自我が薄れつつある。
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 18:42:01
      • 生きていたか(顔の近くに座り込む)怪我はない様だがとても苦しそうだ。何処が痛い?どこが苦しい?カーツには今のお前の状況が分からない
        (クン族にとって『触れ合う』という事はとても特別な意味を持つ、通常ならマナの交信で事足りる為だ。クン族が触れ合う時は誰かを弔う時、死にゆく同胞の記憶と力を継承する時・・・それは転じて、相手を思いやりつつも本当どうしようもない時になる)
        (苦し気にしているネーヴェの顔にそっと触れ、撫でる) -- カーツ 2024-05-12 (日) 18:48:36
      • 「えへへ……怪我してもすぐ治っちゃうみたいだ……痛みだけ、残して…」
        頭を撫でられると、目を瞑って。
        「温かい……カーツが誰かを想う気持ちが」
        「温かい………よ……」
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 18:50:47
      • しっかりせよネーヴェ。カーツにはお前が今直ぐにでも消えてしまう様に見える、それはまだ早い。カーツはお前に消えて欲しくないと思っている。
        (こんな時、皆ならもっと強く思いを伝えられただろうか・・・苦々しい思いを抱えながら「しっかり」「大丈夫だ」と声を掛けて) -- カーツ 2024-05-12 (日) 19:02:55
      • 「カーツは僕のことネーヴェって呼んでくれるんだ……」
        「嬉しいな……それってどんな意味の言葉なの…?」
        巨大な龍は幼子のような声音で問う。
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 19:05:06
      • あぁそうか、まだ知らされていなかったのだな。フィーネや皆と決めたのだ。ネーヴェは雪を表すのだそうだ。お前の鱗は雪の様に美しい。
        それでネーヴェは何故苦しんでいる?体についた血と関係があるのか? -- カーツ 2024-05-12 (日) 19:14:16
      • 「雪……そっか、雪……」
        「僕ね、雪が大好きなんだ。白くて、綺麗で……本当の、本当の、本当に真っ白で…」
        「僕も雪みたいに真っ白な……キレイなものになりたかったなぁ…」

        目を開く。白く濁った左目と、紅い右目が岩壁を見た。
        「僕が岩壁に頭をぶつけると、体を乗っ取りに来た悪龍を追い払えるんだ」
        「あいつ、痛いのキライみたいなんだ……」
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 19:17:39
      • 諦めるのは早い、ネーヴェ。お前はまだ生まれたばかりで、何より気高い龍なのだ。世界を知り、自分を見つめ、成りたい自分になるのだ。それだけの力がある筈だ。
        そうか、悪龍は存外痛がりのようだな。(という事は、この血液自体はやはりネーヴェの物らしい。直ぐに治るというのも事実の様だ)
        行為自体は褒められた事ではないが・・・龍であれば直ちにどうなるという事もなかろう。それでネーヴェを保てるのであれば一先ずの対処療法として奨励しておこう。
        だがいずれ、その悪龍は完全に追い払わなければならない。何か気づいた事があれば言って欲しい -- カーツ 2024-05-12 (日) 19:30:32
      • 「カーツ……優しい、ね…」
        「でも僕の魂と悪龍の魂が固着していってるんだ……」
        「僕が………僕でなくなる前に………」

        「どうしよう」
        口元を歪めることで無理やり笑って見せて。
        「優しいカーツに、僕を殺してなんて頼めないや」
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 19:33:50
      • カーツはネーヴェに酷な事を言う。カーツはネーヴェを殺したくはない、殺す事があるとすれば、それはネーヴェが悪龍に塗りつぶされ、完全に消えてしまった時だ。
        ネーヴェ、カーツは最期まで諦めるつもりはない。お前を呼び続ける。だからネーヴェにも、意識ある限り抗って欲しいと思う。
        固着しつつある魂を切り離さなければならない。だがそれはカーツの手に余る。方法を考えなければならない・・・待てるか? -- カーツ 2024-05-12 (日) 20:00:45
      • 「うん、待ってる」
        「ずっとずっと、待ってるね」

        「だから、早く来て……僕の、勇者…」
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 20:02:51
      • カーツは約束する。必ず方法を見つけてくる。だからそれまで耐えてくれ、ネーヴェ
        (もうひと撫ですると立ち上がり・・・少し考える)カーツからとったクン族の力、使うといい。太陽神を、クン族を感じる。竜であれば他の竜の存在を感じたりできるかもしれない。
        自分は一人ではないと思える。それはきっと、ネーヴェの支えになる。(もう一度「必ず助ける」と約束すると下山していった) -- カーツ 2024-05-12 (日) 20:09:32
      • 「ありがとう、カーツ……」
        撫でられると、体を起こして。
        「僕は誇り高いレッドドラゴンの子だ……」
        「絶対に負けてなんか、やるもんか……」
        その心を蝕む何かと。彼は今も戦っている。
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 20:34:20
  • 世界は耳を澄ませた -- 2024-05-11 (土) 23:32:34
    • 白い龍は降り積もる雪に体を覆われながら、微睡んでいる。 -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 23:34:23
      • (本格的な雪山登山は久々のことで、今回は万全の装備と準備を整えて臨んだ 気を抜けば命を落とすことへの緊張感を保ちながら、一歩一歩を確かめるように踏みしめて)
        (世界中を旅した日々も今は昔、このごろは帝国の地方を回るくらいで体力の衰えも感じている 得も言われぬ虚無感に抗い、ひたすらに天頂を目指す姿は敬虔なる巡礼者にも似て)
        (生命そのものを拒絶するような凍土の高みに、その竜はいた 時間をかけて息を整え、同じ孤独の影を見上げた)私もね、時々一人になりたくなるんだ 頭は冷えたかい? -- ベレグリエル 2024-05-12 (日) 14:04:59
      • 薄く双眸を開く。そして雪山装備のエルフを見る。
        「一人か。せいぜい人数を揃えて我に戦いを挑むがいい」
        気怠そうに首を持ち上げて。
        「……おぬしは“忘れている”。その意味を確かめる機会を永遠に喪失するぞ」
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 15:43:27
      • 戦う?(何のことかわからずに首を傾げた)何だい君、誰かを怒らせたのか 憎まれ口ばっかり叩くからそうなるんだよ まったく何してるんだか……
        (冷気は肺が痛みを覚えるほどで、空気も薄く声を出すことさえままならない それでも吹き荒ぶ風切音をかき消すほどに声を張る)
        私の一番輝かしいものを持っていったんだってね たしかに、たくさんのことが思い出せなくなってる ただの物忘れじゃない、はじめから存在しなかったみたいに
        でも、私は歴史家だ 図書館ができるくらい……は大袈裟か、「ベレグリエルの部屋」ができるくらいの記録を残してきた 他の人たちが残した記録もあったし…
        人の歩みを振り返るのは得意中の得意だ そういうわけで、一体何を持っていかれたのか私なりに調べてみた……君には申し訳のないことをしたね -- ベレグリエル 2024-05-12 (日) 16:06:19
      • 「……?」
        会話が通じていないのか、と小首を傾げて。
        「我は悪龍でありいずれこの世界を覆う闇であるナインザーガーであるというのは覚えているのだよな?」

        そして彼女は申し訳ないことをした、と言った。いよいよもって意味が通らない。
        「それは我が、勇者の記憶を……それに対するおぬしの感情の履歴を奪ったことに対してか? 何故だ」
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 16:11:12
      • 何を信じるのも勝手だけど、ちょっとは自分の頭で考えてごらんよ 私にとっては、大切な友達がやっとの思いで産んだ子だ それとも……そうか、叱ってほしいんだね
        私の当たった記録の中には、“紅き都の鐘打ち”の名が記されていた 残念ながら、思い出せないことの方がずっと多いけど……彼女と私は友達だった
        お互いを助けあえる存在だった、ということだ 歴史を学ぶ一人の学徒として、一次史料による考証と健全な批判精神の名のもとにそう結論付けた
        (言葉のすべてに困惑の感情が満ちているのが伝わってきた 教師として教え子たちに関わってきた短い経験が、埃被った話術を蘇らせてくれたのだ)
        君が持っていったのは、私の人生そのものだ 他のエルフとは違って、私は人と同じ時間を生きた 10倍の時を生きて、10倍働き、10倍の喜びと悲しみを味わってきた
        人の時間に換算したなら、実に5000年……今は亡き、創世の大神よりも長く生きてる 生まれたばかりの赤ちゃんにはとんでもない劇物だ
        こうなると知っていたら警告できたのに、状況がそれを許さなかった ただでさえ辛いところに、大変な思いをさせてしまった(本当にごめんね、と心からの謝罪を) -- ベレグリエル 2024-05-12 (日) 16:37:48
      • 「そうか……おぬしはルネリンデの友であったか…」
        鼻をフン、と鳴らして。
        「奇矯だな、お前の言う事は…」

        「紅き都の鐘打ち……それが母の二つ名であったか…」
        悔恨と共に瞳を閉じて。
        「確かに重たい食事だ」
        と、僅かに笑ったような。そんな気がするかも知れない。
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 16:48:44
      • 他人事みたいに言ってくれるな 今は君が持ってるんだろ、私たちがこの目で見てきた彼女の記憶を というか、お母さんだ ママでもいいけど、竜は母上っていうのかな?
        記憶の中のルネリンデは君の問いかけに応えてくれない それでも、私の知り得たわずかな言葉と行いからも…どれほど知的で慈愛に満ちた竜だったか理解できるはずだ
        あの日もそうだよ 彼女は子供を身籠っていた 末期の苦痛を味わっていて、お腹の中の子供が無事に生まれる望みは…もう潰えてしまったかもしれない
        そんな状況で、誰よりも賢明な彼女が助けを求める声を発した意味を考えてみてほしい……せめて、せめて君だけは生きられるようにと願った
        切なる願いが始原の大神の御心に届いたのかもしれない 彼女は代償を差し出し、最も若く新しい竜が生まれた……君のことだよ(喉が痛み、極寒の大気を吸って激しく咳き込む)
        ………んんっ、失礼……それから、君が持っていったもののことだけど 君のせいで弟子に叱られて、彼女相当な御冠だったよ まったくとんだ目に遭ったものさ
        でもまあ、悪いことばかりでもない よく眠れるようになったし、頭痛も肩こりもなくなった 毎日うんざりするほど健康で、控えめに言っても絶好調だ
        重たい食事が胃に堪えていたんだろうね そうすると、今度はそっちが心配になる 夜眠れなかったり、倦怠感とか目の奥にずーんとくるような痛みを感じることはないかい -- ベレグリエル 2024-05-12 (日) 17:05:00
      • 「ああ……母は聡明だった。それを踏みつけにして命を奪ったのは、我だ」
        「おぬしも我を憎め、友の命に寄生して生まれた我のことを」
        「我がために苦しみ、我がために憎むのだ……」
        それらの言葉が空虚な響きを持っていることに自分は気付いていた。
        彼女にどれだけそんな言葉をぶつけても、所詮はソラゴトだ。
        彼女は僕の心配すらしているのだから。

        「我は記憶を俯瞰的に見ている、それより山を降りよ」
        「眼の前におぬしの死骸を晒されては不快だ」
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 17:10:50
      • だから、どうしてそうなるんだい(咳き込みながら杖にもたれる)彼女が産んだ子で、しかも私の人生経験まで持ってて出す結論がそれってどう考えてもおかしいじゃないか
        君がルネリンデを覚えてる 私の一番輝かしいものも、今は君の手の中にある それならとっくにわかってるはずだ あとは自分の頭で考えるといい
        (竜は時として、居ながらにして自然環境に干渉することがある 想定を遥かに超えて過酷な環境に身を置き、そろそろ限界が近いことを悟る すでに耳の感覚が消えていて)
        けほっ……ごほっごほっ!! いいかい、せっかくここまで来たんだからよく聞くんだ 君はひとつとんでもない思い違いをしてる……
        私の一番輝かしいもの、勇者ウィルハルトとの旅の記憶…彼と過ごした時間のすべて(胸のド真ん中に空いた途方もなく大きな空隙、その全てを埋める手立ても今はなく)
        そんなものが無くたって、私はまだここにいる この身と心が朽ち果てるまで、北の勇者の旅は終わらない……いいや、私がいなくなったって終わるものか!
        (失ったものを補うために、寝食を忘れ狂おしい勢いで一次史料を読み込んだ この手で記した歴史の影から、もう一人のウィルハルトを組み立て直して出した答えは)
        私たち(・・・)が求めたものは、誰もが自らを救える世界だ(杖に縋る、風雪の暴威に耐えて)神々の思惑なんて関係なく、ただありのままに生きられる場所を求め続けた
        たとえ私が斃れても、私たちの旅は終わらない この国そのものが旅の仲間だ 私が果たせなかったことを継いでくれる旅人が絶対に現れる! だから………

        大切にしてくれるなら、そんなもの惜しくはないさ! 誕生祝いに呉れてやる 君に心からの祝福を贈る…ウィルなら……いや、私はそうする!! -- ベレグリエル 2024-05-12 (日) 17:45:22
      • 「僕は」
        彼女の真っ直ぐで慈しみに満ちた励ましに。
        本心を口にしそうになって。

        ドクン。鼓動が跳ねた。

        「うわあああああああああぁぁ!!」
        岩壁に頭を何度も打ち据えて、血が出ても何度も何度も。
        「僕の中から出ていけえええええええぇぇ!!」
        今。ディアスポラ・マルスの因子が彼を蝕んでいる。自我を、命を、魂を。奪おうとしている。
        「あああ…ベレグリエル、山を降りるんだ。みんなに伝えて!」
        「悪龍の因子は僕が死ぬまで消えないし、悪龍の権能は僕が死ぬことで解除され、みんなに絶対の概念が戻る!!」
        「いいかい、ベレグリエル……うああ、頭が……!!」

        「僕の尊厳を守って………!!」
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 17:50:41
      • やめろ、何してるんだ……!(声が擦れる どんなに声を張っても、大きな声はもう出なかった)本当に、それしかないのか?
        君は私の教えを受けた、一番新しい弟子のひとりだ(懊悩に乱れる巨体を見上げて、片膝をつく)ルネリンデのことも、ウィルのこともよく知ってるんだろ…それなら!
        自分自身を救ってみせろ たとえそれが、どんなに困難な道であっても…諦めるな、絶対に……!(ここが本当の限界だ 忍び寄る死の気配を振り払い、凍てつく山を下りていった) -- ベレグリエル 2024-05-12 (日) 18:16:02
      • 「痛いよ……苦しいよ………」
        泣きながら咆哮を上げた。
        「ウィル……ルネリンデ…ベ、」
        「ベレグリエル……」
        その名を呼ぶ姿は、祈りに似ていた。

        その日以降、時折龍が頭を岩壁に打ち据える音が麓まで響くようになった。


        「勇者…………」

        「はやく、きて」
        -- ナインザーガー 2024-05-12 (日) 18:22:11
  • 世界は耳を澄ませた -- 2024-05-11 (土) 20:23:20
    • 龍はナシュレイ休火山の頂上に佇んでいる。 -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 20:23:55
      • (山頂よりもさらに上空。紺碧の鱗を持つ飛竜が飛ぶ…が、生物としての圧倒的格差ゆえか ナインザーガーの近くまでは寄れない)
        (それゆえに…)うむ、後で迎えに来てくれなのだ カーメルよ!(革製の防寒コートと帽子に、ゴーグル。黎明期のパイロットを思わせる服装で飛竜より飛び降りる!)
        (数秒の自由落下の後、青白い光に包まれて減速…山頂にふわりと降り立った。それは遺物の効果であり、重力魔法の応用と分かるだろう)
        一人は退屈であろう…孤独は、辛いものではなかろうか。
        そなたと…話を、しに来たである。私はその名を好まぬが、今は…ナインザーガーと、そう呼ばせて貰う。 -- メルス 2024-05-11 (土) 22:29:18
      • フス、と龍の鼻息の音がした。
        「孤独が龍を殺すとでも? 戯言だ」
        「よい、許す。我をナインザーガーと呼ぶことをな」
        そう言って目を開く。白く濁った左目と、血のような朱の右目がメルスを見る。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 22:35:56
      • いや、死なぬであろうな…竜そのものは死なぬ。だが、孤独は精神を蝕む…精神の死を迎えた生物は…見るに忍びないである。
        そなたは、自身をナインザーガーと…悪龍であると自らを定義したであるな。そうなる少し前の話をしよう…である。
        (鼻息一つで、強風でも吹いたかのように感じる だがそれに気圧されるでもなく続ける)
        そなたは、自分が何者なのかと…私に問うたのを覚えているだろうか。 主にその話をしに来たのである… -- メルス 2024-05-11 (土) 22:41:59
      • 「精神の死? ディアスポラ・マルスが孤独で心が折れるとでも言うのか」
        そしてメルスが語る言葉に耳を傾けると。
        「許す」
        と短く口にして相手を真っ直ぐに見た。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 22:44:22
      • すまぬな、私は…ディアスポラ・マルスについてあまり詳しくないのである。
        強いて言えば…アルプトラウムを討伐した男を、遠目に見た事があるだけである。
        もし孤独に心が折れぬのであれば、それは「寂しい」という感覚の欠落であろうよ。竜にそれがあるのかは分からないであるが…
        あの後、私なりに考えたのだ。 自身が何者であるか…それを決めるのは、本当は自分自身ではないと…そう気づいた。
        その点において、そなたが他者から貼られたレッテルである悪龍を名乗る事は ある意味において正しいと理解したのだ。 -- メルス 2024-05-11 (土) 22:49:22
      • 「異世界の王が創り出した七匹の悪しき龍の名だ」
        「だが…理解を求めるものではない」

        「おぬしは寂しいという感情をどう思う?」
        「生物が孤立し、自己の保全や子孫を残す命題に問題がある状況で生理的に感じる不安感のことだ」
        「もし、我がそのような状況に見えるのであれば。おぬしが感傷を抱いているだけに過ぎない」

        そして続く言葉には。
        双眸を閉じた。ある意味において正しい。その後に続く言葉があるのなら、と。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 22:54:16
      • あぁ、言い忘れていたのである…私の兄様達も討伐に参加していたのであった。(このまま続けると兄様談義に脱線しかねないので自制した)
        …あぁ、何ひとつ問題がないからこそ、不安の生じる隙も無い。完璧な理論であるな…
        あのようなものを見せられ、感傷的になるなと言う方が酷である。人間は…弱いのだ。脆弱で貧弱で惰弱なのである。
        では、私なりに考えた例えを出させて貰うのだ…勇者なる存在が、何故勇者なのか。それは勇気があるからであろうか?否、それでは足りない。
        仲間から、周囲から…果ては敵まで、彼が勇者だと皆が認めるからこそ 勇者たるのである…
        そうでなくば、どれだけ名乗ろうとも「自称勇者」の域を出る事は出来ないのであるよ。
        つまり…なりたい自分、こうありたい自分。それを周囲に認めさせてこそ…初めて自分が何者であるか、決める事ができるという話である。
        ナインザーガーよ、そなたはどう在りたい?(真っすぐ、金色の瞳が白き竜を見つめる)私の仲間が、そなたに相応しい名を考えてくれた。
        どのような名か、私が明かすべきではないだろうが… もし望むなら、別の名を名乗る事もできる…のである。 -- メルス 2024-05-11 (土) 23:04:07
      • 「我は」
        「我の罪こそがルネリンデと我を結ぶ唯一の絆である」
        両目を開き、メルスと視線を合わせる。
        「悪龍であり、母を殺して生まれたディアスポラ・マルスであることを捨てるのであれば」
        「我は母たる龍とのよすがを永遠に捨てることになるであろう」

        「この罪だけは、誰にも許させはしない……」
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 23:09:29
      • 母との絆、であるか…それは、何者にも侵す事の出来ぬ領域であるな。ようやく、私も共感できる部分を見いだせたのである
        (ふっと、表情を和らげて頷いた)そなたがそう在りたいと願い、己の魂に恥じぬ生き方であると信じるなら…私はそれを肯定したい。
        たとえこの先、刃を交える事になろうとも…である。それが、私に出来る…竜に対する最大限の敬意であるよ。
        (深々と、頭を下げた)貴重な時間を割いてくれたこと、感謝するのである。
        (そう言って、踵を返す。暫く歩いてから)…あぁ、それと。 普通に魔法が使える、というのは…ああも愉快なのであるな。
        そなたに奪われる事で、私はようやく「普通」を知る事ができたのである…(そのまま歩いていけば、飛竜が回収に現れ それに乗って飛び去っていった) -- メルス 2024-05-11 (土) 23:22:52
      • 彼は貴重な時間を、と言った。
        吐き捨てるように日々を生きている自分は。
        本当に貴重な時間などあるのだろうか。そう自嘲した。
        「……フン」
        彼が去っていくと、再び両目を閉じた。
        痛いだけの生で。苦しいだけの命で。名前を変えてもいいと言った彼のことを。

        この世界が闇に覆われようとも覚えておこう。そう思った。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 23:28:04
  • 世界は耳を澄ませた -- 2024-05-11 (土) 19:32:59
    • 休火山の頂上で微睡んでいる。 -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:33:41
      • 我が輩は貴殿に 一つだけ問おう!
        貴殿は我が輩の敵か?
        我が輩は貴殿の敵か? -- グオカ(ミニ) 2024-05-11 (土) 19:38:18
      • 薄く瞳を開く。濁った左目と鮮烈な緋に満ちた右目が彼女を見る。
        「もう……どうでもいい」
        ナインザーガーは否定を返した。どちらにも答えない、という類の否定を。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:40:51
      • むぅ (質問を)二つしたことに突っ込んではくれぬのか?
        (ちょいしょんぼり会長)
        この二つは同じようで全く同じではないのだが
        どうでも良い
        と 本当に そう 思うか -- グオカ(ミニ) 2024-05-11 (土) 19:47:29
      • 鼻をフン、と鳴らして再び双眸を閉じる。
        「奇矯だな」
        そして次の言葉に深く呼吸をして。
        「我は貴様から大切なものを奪った、仲間を集めて死ぬ気で取り返しに来い」
        「その時、貴様はようやく我の敵たり得るのだ」
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:58:26
      • なるほど それが貴殿の 望み で
        それは貴殿の中に まだ 取り戻せる状態で 在る と
        言外に教えてくれているのだな!
        貴殿は優しいのう! -- グオカ(ミニ) 2024-05-11 (土) 20:05:17
      • 目を閉じたまま溜息をついた。
        「龍を揶揄るな、命知らずめ」
        その息で彼の身体に積もった粉雪が少し舞い散った。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 20:07:06
      • 揶揄ではないが? 命知らずでも ないはずである
        ではわかった! その望み! 我が輩が絶対に叶えてやらぬ!
        我が輩が貴殿の敵ではないと その証明として!
        覚えておくと良い!
        絶対に!
        であるぞ!
        (うわははと小さくなったその身を翻し会長は去って行く) -- グオカ(ミニ) 2024-05-11 (土) 20:18:10
      • 「グオカカコ・グカ・グオガ・ガコンゴウ」
        彼女の名前を呼んで。
        「二度と来るな」
        拒絶の言葉を返す。
        これ以上、彼女は惨劇の舞台にいていいはずがない。龍はまた微睡み始めた。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 20:22:56
  • 世界は耳を澄ませた -- 2024-05-11 (土) 00:31:54
    • 夢を。夢を見ていた。色のついた夢は。初めて見る。 -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:26:44
      • ココリアーナ・プレスティアという少女がいた。
        過保護な父と、優しい母に愛された。
        そして不思議な空間と不思議な生き物に囲まれて。
        学園を歩いている……視線はやや低く感じた。
        それでも、周りの人を見上げながら会話する時。

        彼女は笑っていたんだ。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:26:58
      • カーツというクン族の青年がいた。
        彼は随分と背が高い。それ以上に志が尊く感じた。
        ゼイマー器官……これが…彼が太陽賛美のポーズを取る。

        温かい。これが太陽神レヴァクシュルの温もり。
        まるで、揺籃の地にいるかのようだ。母……母さん…どうして…
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:27:22
      • ネル・ファーレントという少女がいた。
        これは……彼女の父親の背中…か。
        隣にいるのは、桃色の髪の令嬢。
        これが人の温もりなのか。あるいは、彼女たちが特別なのか。

        ある日、悲劇により陽だまりが陰る。全身鎧の何者かが振るう血塗れの刃。
        ああ……そうか…僕だけが悲しいわけじゃないんだ…でも、でも。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:27:39
      • グオカカコ・グカ・グオガ・ガコンゴウという少女がいた。
        彼女が生徒会室に入ると、周りの人が笑顔で迎えてくれた。
        たくさんの人に愛されている生徒会長。
        しかし、それは彼女の善性と努力によって成されている。

        見上げた先にある笑顔と、青空。眩い光。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:28:04
      • メルス・レトフ・ヴァーゼルという少年がいた。
        ゼイム帝国第八皇子。継承権とは縁遠い位置。
        それでも、優しい兄たちの背中が見えていた。
        腹違いの弟に、温かなものが確かにあることを教えた存在。

        マナの激流。それは資質か、呪いか。
        少なくとも、僕が持っていていいものではなかった。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:28:27
      • エーミル・アミル・コレフヴォーリという少年がいた。
        人間の父。精霊の母。母親に捨てられたという自認。
        親しいものの死。死……周りの動物と話せたから、なんだというのだろう。
        瞼の裏の乳白色の闇に姉だった人の穏やかな笑みを見る。ああ、そうか。

        君はこうやって彼らのことを思い出しているのだな。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:28:47
      • ミオソティスという少女がいた。
        孤児……? そんな…なんで、お前らが…
        命……命を………やめろ、人間ども…
        差し伸べられた大きな手。死から救われた記憶。

        ディノク。そうか、彼がアルプトラウムを。
        悪夢を倒し、(せかい)を……彼女を救ったのか…?
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:29:21
      • アシェ・カリュプスという少女がいた。
        白銀竜アージェントの第四心臓を受け継いだのか。
        この世界で最も新しい伝説。天の川の使徒の協力。
        それでも何もかもが順風満帆なわけではなかった。

        生きることは、戦いそのものなのだから。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:29:53
      • 眼帯の奥に魔性を秘めた青年……彼の殺意を…
        早く……僕を殺して……
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:30:16
      • ルミナ・ルインフィールドという女性がいた。
        なんだ、この記憶は……前世? 違う世界…
        幸せそうな国…なのに、周りの人間は彼女をいじめている……
        やめろ、人間ども……やめてくれ………

        そして転生した先で彼女は、捨てられたのか。
        神が本当にいるのなら、何故彼女を愛さない……何故…
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:30:47
      • ベレグリエルという女性がいた。
        彼女の視線の先にいる男。勇者……?
        違う、彼は勇敢だったけれど。普通の人間だった。
        どこにでもいるような普通の人間は、その志を剣に込めて戦い、ついには。

        彼は死んだ。彼女は思い出す。何十年、何百年、何千年と。
        彼女の大切な記憶を奪ってしまった。呪われるべきは……僕なんだ…
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:31:14
      • フィーネという少女がいた。
        終焉の名前を持つ彼女は、生まれながらに死を運命づけられていた。
        それでも、生きた。生きて、生きて、生き尽くした。
        彼女から僕は、その意味を奪ってしまったんだ。

        ガス。ガス爺さん。オーガスタス・ブレジン。
        彼女はずっと覚えている。だったら…僕は彼女に殺されたい………
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 19:31:41
  • 世界は耳を澄ませた -- 2024-05-10 (金) 22:49:51
    • 休火山の頂上で白の龍は眠っている。 -- ナインザーガー 2024-05-10 (金) 22:50:29
      • (一頭の大きな飛竜がエーミルを送り届けた。飛竜と御者はナインザーガーの寝床から遠く、話が聞こえない程度の距離に控えている)
        話をしよう。
        (歩んできた少年は静かに、微笑んで言った)ずっとって、どのくらい? -- エーミル 2024-05-10 (金) 23:08:30
      • 白の龍は薄く目を開いた。
        「前の自我が言った戯言だ」
        「お前も忘れることだな」
        そう突き放すように言って濁った左目と血のように紅い右目でエーミルを見た。
        -- ナインザーガー 2024-05-10 (金) 23:10:14
      • そうはいっても、言われたからね。きみはきみとして連続性を持っている以上、それなりにつきあってもらわなきゃ。
        (勝手にその辺の岩にとびのって座る。つれないな、とでもいいたげに、足をぷらぷらさせて)
        ずっといっしょにいる、っていうのはね。よく知らない相手とは出来ないことだ。
        それなりの理解と覚悟をもって、いのちは寄り添うともをえらぶんだよ。
        つまりね。僕は、君と話がしたい。
        ぼくのこと、きみのこと。 -- エーミル 2024-05-10 (金) 23:16:34
      • フン、と鼻を鳴らすと白い龍は体を横たえたまま。
        「好きにするがよい」
        そう言って岩に座る彼から視線を逸らした。
        -- ナインザーガー 2024-05-10 (金) 23:18:47
      • 何から話そうかな。
        (岩の上で、思案するかのように空を見る。山頂の見晴らしはよく、眼下に景色は霞み、空は澄んでどこまでも遠い)
        僕の名前からかな。僕はエーミル・アミル・コレフヴォーリ。
        エーミルはふるい言葉で競争者、そして模倣。模倣って、けっこうひどい名前だよね。
        コレフヴォーリが一族をあらわす。そして、アミルは母さんの名前。
        僕を捨てたひとさ。 -- エーミル 2024-05-10 (金) 23:25:38
      • 「フン、名前には意味があるのだな」
        そう言っていた白い龍が再び彼を見た。
        「母親に捨てられたのか……」
        それに対して何かを言おうとして止めた。
        自分は母殺しであり、それに対する如何なる言及も許されていない。そう思っている。
        -- ナインザーガー 2024-05-10 (金) 23:29:35
      • そう。名前には意味がある。
        キミも悪龍ナインザーガーなんて定義されるから、そんな風にひねちゃうのかもね。
        名前なんて気に入らなければ、自分でつけたっていい。誰かにつけてもらったっていい。

        脱線したね。話を戻そう。(こん、と。踵で岩を打って音を鳴らした)

        それでね。ボクの母さんは人間じゃなくて、精霊なんだ。きっと今も永久氷域にいる。
        ここからずっと北にある、誰も生きていけない険しい土地。
        そこに入り込んだ父さんを保護して、僕をつくった。
        理由なんてわからない。推測することしかできない。

        僕はエーミル。意味は『模倣』。

        きっとね。彼女はためしにつくってみたんだよ。ひとのまねをして。
        でも……それでもね。僕は僕なんだ。
        (エーミルは傍らの彼を見る。空か、それを映す湖畔のような色の眼で。)

        僕がどう生きるかは、僕が決める。
        生まれでも名前でもなくて、僕が僕の意志で決める。 -- エーミル 2024-05-10 (金) 23:38:49
      • 「龍に名前を捨てろとは、傲慢だな」
        その言葉は少しだけ嬉しそうに響いたのは、何故だっただろう。

        「精霊……」
        彼が人の(あわい)にいることの意味を知る。
        「その威勢に根拠はあるのか」
        「おぬしは……母親に会いたいと思ったことはないのか?」

        「もっとも、禁足地であるならばお手上げであろうがな」
        -- ナインザーガー 2024-05-10 (金) 23:42:16
      • (嬉しそうな彼の様子に、ひとつ微笑みを残して)

        根拠ならあるよ。たくさんある。けれど先に質問に答えよう。

        会いたいと想ったことはあるとも。生き物なら誰だって母親は恋しく、大事に想うものだ。
        でも、そうだね。誰一人立ち入れない、立ち入ったら死ぬ領域。
        いつかなんとかそこに行って、うらみごとのひとつも言いながら、育った僕を見てもらうのがひとつの夢ではある。
        (生まれながらに母を永遠に失った彼に、まだ存在する母への想いを語ること)
        (けれど、それを誤魔化すことがあろうか? ともにあろうとして、わかりあおうという気持ちがあるのに)

        根拠の話に戻ろうか。
        (それから、エーミルは言葉を続ける。)
        (祝福されない生まれのこと。祝福してくれた父親と姉のこと。)

        (二人を喪ったこと。)

        (後見人を得たことと、今は学校に通っていること。そこでの生活。出会った人々について。生物部という活動について。)

        (生きてゆくなかで言葉を交わした、数多のいきものたち、幸福なものがいた。誇りを持つものがいた。他人を愛するものがいた。)
        (名前のないものもいた。親に愛されないものもいた。すぐに消えてしまったいのちもあった。)

        たくさんの観察例に基づく、帰納的な結論にすぎないといえばそうなんだろう。

        けれど、僕が話をしたどの『いのち』も、生きることに一生懸命だったよ。
        だから、僕もそうする。ひとつのいのちの、あたりまえのことわりとして。

        (言葉を交わすうち、やがて日が暮れてしまっていて)
        ちょっと寒いな。これ以上は風邪をひいちゃう。(そういって、岩から降りる)
         今度は、君のことを聞かせてほしい。この世界に生まれた君の話を、僕は聞きたい。

        (また来るよ、と。それが当然であるかのように再会の言葉を口にして、少年は去っていく。)
        (そうしてきっと、幾度となく言葉を交わしに来るのだ)
        (大事な話も、他愛ない話も。いのちをうけて、生きていくということの素晴らしさを伝えるかのように) -- エーミル 2024-05-11 (土) 00:06:27
      • なんと人は色んなことを考えるのだろう。
        そして母と向き合うことが死と同義であっても。
        彼は意思を曲げないだろう。いや、死と向き合う者にこそ本当の命が拓かれているのかも知れない。

        「そうか」

        その言葉は相槌であったか、果たして理解を得た時の言葉であったか。

        我は今も内側にある意思と戦っている。
        我は今も母親の熱を覚えている。
        我は今も全てを壊してしまいたくて仕方ない。

        だから。

        龍は夢を貪る。何も見えない夢を。
        -- ナインザーガー 2024-05-11 (土) 00:10:29
  • 聖なる終わりの日が -- 2024-05-10 (金) 21:45:32
    • エーミルとルミナを嘲笑うように語る。
      「絶対の概念を喰らうホワイトドラゴンだよ、ついに降誕したぁ…」
      「全部、全部あの滅んだ世界のようになってしまえ……」
      -- 先覚者 2024-05-10 (金) 21:45:50
      • 世界を滅ぼしたいのなら自分の手で滅ぼしなよ!少なくともボクを育ててくれた竜はそう教えてくれた!
        キミがやっている事は竜に意味分かんない思想押し付けて誘導してるだけだ!!黙ってろ!!!
        (少女はむき出しの敵意で叫ぶ、人間にはこんなにも愚かな存在が居るのかと吐き捨てるように)
        ボクだってゼイムは滅びても良いとまだ思ってるけど一つ一つを見てから滅ぼそうと決めてるんだぞ!!! -- ミオソティス 2024-05-10 (金) 21:56:25
      • ココナの言葉に頭を左右に振って。
        「早く……殺せ…僕を……手遅れになってしまう…」
        「僕は世界の摂理の外にいるんだ……早く、殺して…」
        嘆きは争乱と混乱の中で静かに響いた。

        グオカカコのクレイゴーレムに反応して叫ぶ。
        「近づくなぁぁ!!」
        それは、初めての咆哮。空気が弾けるような、そんな叫びだった。
        「こんな命があっていいはずないだろう!? こんな龍がいていいはずがないッ!! うああ」

        カーツの言葉に右目が爛々と朱に輝く。
        「弁えろ……人間種…!!」
        「僕は…うう…我は、ナインザーガーなり!!」

        メルスの言葉に白い龍は問いを返す。
        「じゃあ僕は何だ?」
        「なんなんだ……僕は…答えられるか、人間ッ!!!」
        悪意が膨れ上がっていく!!

        ネルの言葉に吠える。
        「もう先覚者など関係あるか……」
        「我が生命は悪ッ!! ならば、その通りに生きるまで!!」

        ルミナに牙の並んだ口を開いて叫ぶ。
        「黙れ人間ッ!! 我を憐れむかぁ!!」
        「そうだ…我はナインザーガー……この世界にある“絶対”の尽くを喰らってくれる…!!」

        ミオソティスに獰猛に笑って。
        「ならば我は我の望みを叶えよう。アルプトラウムの力を寄越せッ!!」
        「アルプトラウムこそ最強のディアスポラ・マルス!! その力さえあれば、我が最強だ!!」

        叫ぶ、暴風のような咆哮に雪が舞い上がる!!
        「まずはお前らの絶対を喰わせろ!!」
        口を開くと、何かを吸い込み始める。
        それは個の持つ“絶対”の概念を吸収する攻撃だ!!
        ナインザーガーの向いた方向から逃れなければ、己の中の絶対を喰われ、
        性別や性格、力や術技の一部、記憶や存在の根底にあるものなど
        絶対覆らないはずのものを失ってしまうだろう!!
        -- ナインザーガー 2024-05-10 (金) 21:57:45
      • な、なんだ……!?(吸い込まれる、その場に踏み留まっていると)
        (何かを感じる、冷たい? 寒い? なんだこれは、皮膚感覚?)
        えっ!?(コートの中に外装がない!! 人間みたいな肌がある!!)ボ、ボクが人間に……!? -- フィーネ 2024-05-10 (金) 22:01:58
      • (僕には、君のことがわからない。けれど願わくば、皆の優しさが彼を救いますようにと。そうした願いは、嘲笑のもとに打ち砕かれる)
        『もう遅い』
        『あれは、もはや悪である。——定められた通りの在り方を、選んでしまった』
        (精霊アウリが声を上げるが)
        まだだよ、アウリ。
        世界を滅ぼすもの。それが、君?
        いのちのありかたは、そのもの自身が決める。どんないきものであっても、いきものであるかぎり。
        与えられた定義に従うのも、抗うのも、君の意志だ。ほんとうに、それでいいの?
        ほんとうに——(言葉は半ばのまま。絶対の概念が、喰われる) -- エーミル 2024-05-10 (金) 22:02:42
      • 周囲の冒険者たちも性別が変わったり、種族が変わってしまったり、あるいは記憶を失ったり。
        既に戦えるような状態ではない、村人たちも散り散りに逃げていく……
        -- 2024-05-10 (金) 22:03:36
      • 竜の誕生、そして死か(旧き生命の骸を見上げ、しばし弔いの瞑目を)生まれてすぐに言葉を喋りだすなんて、さすがは竜種……といったところだけど
        私たちエルフは子を生すことに慣れていないせいか、いつも決まって難産でね お産の時に命を落としてしまうことも珍しくはない
        だからこそ、覚悟して臨むんだよ 何が起きてもいい様に、生まれてくる子に言葉を託す風習もある…(杖を振るって、白き竜の子と生徒たちの間に割って入った)
        君のお母上は「助けて」と言った! 君を助けて(・・・・・)、と言ったんだ しっかりしろ!!!(狂乱の暴威を前に、生い茂る樹々の障壁は風に吹き散る塵も同じく) -- ベレグリエル 2024-05-10 (金) 22:05:03
      • 絶対?…確率弄ったり概念攻撃してくる感じか?…めんどくせえな…後テメエには色々聞きたい事がある
        この竜が大人しくなった後は楽しみにしてろよ…?(非常に悪い笑顔
        おいおい不安定過ぎるだろこのメンヘラドラゴンがよぉ…!(他の者より「中身」の容量が多い自分なら盾になるかと、敢えて吸わせに行く!) -- ルミナ 2024-05-10 (金) 22:06:34
      • ならば! 我が輩は許そう! いても良い! 貴殿のような龍がいても良いと我が輩は思う!
        そんな絶対など 無いのだ!
        (咆哮に耐えるようにクレイゴーレムたちは合体し)
        (一回り大きなクレイゴーレムとなって白龍の口へ突進して行く)
        (そしておそらくはそのまま吸い込まれていくコトだろう) -- グオカ(会) 2024-05-10 (金) 22:07:30
      • (白く輝く刃を生やし、爛々と朱の瞳を輝かせる ああ、この竜は本当に悪意に堕ちてしまったのだと)
        (その責は先覚者のみならず、真っ先に飛びかかり彼に怯えを覚えさせた自分にもある ならば自分の手でカタを付けなければ)
        ……ごめんね、怖い思いをさせて。痛い思いはさせないから(悲しみの瞳を決意で塗りつぶし、白竜の首元目掛け飛びかかる)
        (が、それは白竜のアギトの前に己を差し出してしまったことに他ならない 「絶対」の理を喰らう白龍の捕食はアシェを捉え、その白銀に輝く「鱗」を喰らっていく)
        (アシェが腕を振り下ろす頃には大斧すら喰われ跡形もなくなってしまっていた 斬撃を空振り地に落ちる人竜)
        (顔面蒼白で己の状況を見つめていた 奪われたのは鋼の鱗だけではない)わ、私の神秘を……!!(全てではないが鎧と斧に込めた分に加え肉体に宿る人竜の神秘をごっそりと持っていかれた)
        (『ふ、巫山戯るな!!このような如何様があってたまるか!!ディアスポラ・マルスとやらはこれほどまでに理外の存在か!!』 白銀竜すら慄く この竜を止めるすべはあるのか) -- アシェ 2024-05-10 (金) 22:07:33
      • ……?あの滅んだ世界…?(その言葉で、先覚者が何らかの異界よりの知識を持ったものだと気づく)
        (絶対を食らう龍。そんなものは聞いたこともない。だが、異界が関わっているのならば、と嫌に腑に落ちた)
        (そして、これ以上この男が何かをすることがなさそうだということも。刺すような目で先駆者を少しだけ睨み)
        (白く、そして悪しき龍となったナインザーガーへ向き合い、彼が放つ言葉に、悲しそうな顔をして)…生き方を、決めるのは、良いことです。
        …ですが。ですが!それは自分で決めなくてはいけないことです!決して何者かに決められてはいけない!
        (そう叫び、如何にして彼を止めるかを思考した、その時。その顎が開いた。目を見開く。概念を司るそれは知覚の外の攻撃)
        (それでも、何かを感じた。何かが、自分の中の、何かが。失われ…いや、喰われる)
        (ふ、と身体が少し、軽くなった気が、した) -- ネル 2024-05-10 (金) 22:08:03
      • 答えられぬよ、私自身…今もそれを己に問い続けている最中であるゆえな。(静かに、言い聞かせるようにそう返して)
        自分が何者であるか、それを探し求めるのが生きるという事であろうっ 生まれて即座に答えられる者など居ないのであるっ
        (だがもはや、言葉も届かないと感じられ 残念そうに)…分かり合えぬか、私はそなたの敵ではないというのに。
        (あくまで対話を試みたがため、絶対の概念の吸収に対しては反応が遅れた)
        何が……起きているのであるか…!?(だが、自身の外見に、何の変化もない だとすれば、何が喰われてしまったのか…)
        フィ、フィーネ殿!? その姿は…一体……(まるで生身だ コートの下がどんな状態かなんて想像はとてもできる余裕はない) -- メルス 2024-05-10 (金) 22:09:46
      • (奪う。奪うのか。お前も。俺から。それはある種のスイッチであり、リーヴのトラウマでもある)
        お前も俺から奪うのか……!
        (激怒と殺意で視界が真っ赤になる。眼帯が燃え落ち……白い竜を睨みつけている)
        (真っ向から吸収の概念に立ち向かう事になる…!) -- リーヴ 2024-05-10 (金) 22:11:41
      • 無理をするな、似合っていないぞ。カーツの知る龍はもっと気高い、人の言葉に振り回されたりはしないのだ。
        !!(暴風の様な咆哮が吹き荒れる、位置的にカーツは正面にいた事になる。躱せる状況ではない)
        (暴風が吹き荒れた後、カーツは奇妙な感覚に襲われた…否、感じないのだ。ゼイマー器官を通じて感じる筈のマナの気配が、太陽神レヴァクシュルとの繋がりが)何と・・・

        (カーツには知る由もないが、クン族とは群体に進化したレヴァクシュルの一部だ)
        (故にカーツの持つ絶対性とは群れとしての存在、ゼイマー器官を通じてクン族や太陽と同化したレヴァクシュル、封じられた悪性ヴォルンと繋がる力その物だ)
        (カーツは群れから切り離され、個となった)・・・神を・・レヴァクシュルを感じない -- カーツ 2024-05-10 (金) 22:12:54
      • (怒りで我を忘れ叫んだからか直近でその攻撃を受ける、しかし仁王立ちでそのままに受け止めて)
        だったら持って行くがいいさ!それでも尚竜であるだけで力は絶対だとキミに証明して見せる!
        (体から油が抜けていく、メキメキと体が割れて金属製の幾つもの何かが奪われていく、強大な存在が欠けていく)
        そして暴力を以てキミに示してやる!!祝福されない命なんて何一つ無いと!ボクがその証明だと!
        ボクの名はミオソティス!覚えておけ!お前に痛みと祝福を与えてやる存在だ!(骨も肉も欠けて立っているのもやっとな状態で少女は叫ぶ) -- ミオソティス 2024-05-10 (金) 22:13:00
      • 待って! 生まれたばかりのあなたを諦めたくない。
        あなたがあなたの道を諦めないで!
        (白き龍がナインザーガーになっても向き合うのを止めずに言葉をかけた)
        (けれども吹き荒ぶ雪嵐に言葉は飲まれ 届いたのかどうか)

        (大きく開かれたナインザーガーは容赦なく“絶対”を奪っていく)
        (ココナには何が起きているのか分からなかったが、大事なものが失われていくのを感じる)
        (髪の毛先が解けていく 指先が、足先が解けて消えていく)
        (錬金釜の中を満たす七色の液体のように溶けてナインザーガーへと吸い込まれていく)
        (声も出せずに戸惑っていたが、やがて意識も暗闇へ)
        (身体の半分ほどが消え去ったとき、固有空間の入り口が開いた)
        「ちょっと待ってくだサイ! これはさすがにヤバいデスよ!!」
        「ふんぬー!!!」
        (手だけ現界したナニカが固有空間へとココナを引っ張り込んだ)

        (彼女から失われたのは“錬金術”の概念) -- ココナ 2024-05-10 (金) 22:17:48
      • (いのちの言葉がわからなくなる。異種族会話を失う)
        (マナの『色』は、もはや感じ取れない。真素調和を喪う)
        (精霊アウリは――精霊は彼の傍を離れない。精霊愛寵は、喪失しない)
        (エーミルは未だそのことを知らないが、それは彼の生まれいでた運命(ながれ)に宿る祝福であるがゆえに)
        (『ひとつ』の絶対を奪われ、ただの人間となったエーミルは)
        いつでも、君は君を決めなおしていい。ほかのいのちとひびきあうのも、またいのちだから。
        (このように、彼に投げる言葉を締め括る) -- エーミル 2024-05-10 (金) 22:19:07
      • 無理に立ち向かうでないぞ汝ら!!』(突如一行の脳裏に彼方から念話が飛び込んでくる リーヴのみを除いて)
        『其奴は恐らく「絶対」の理……そこに必ず在るべきものを喰らっておる!!己の記憶、技、神々との縁、あるいは生きるに必要な運命力すらも!』
        『それに真っ向から立ち向かえばいずれ汝らの命すら喰らいかねぬぞ!!ヤツの正面には立つな!!』
        『く、口惜しいかも知れぬが撤退を考慮すべきやもしれん……そこの眼帯の男にも伝えてやれ!!』(念話は器用にリーヴを避けて届けられていた 彼の「頭痛の種」を爆発させないがため) -- 白銀竜アージェント 2024-05-10 (金) 22:20:49
      • どうなってるんだ、まったく…出鱈目な真似をしてくれる こんな時君がいてくれたらどんなに助かったか……死んでる場合じゃないだろ、■■■!
        …………■■……■……?(何か途方もない違和感に襲われ、雷に打たれたような衝撃と共に言葉を失う まるで生きる理由や、存在の根底そのものが失われたかのようで)
        わ、私は……なん、だ…おかしい、今…………誰のことを考えていた………?(ずきりと頭がひどく痛んで、杖を取り落としそうになりながら金色の髪を掻きむしる)
        竜種、絶対を奪うと君は言ったな どういうことだ、私たちに…何をした……!?(見開いた視界が滲み、切々と込み上げ滂沱として尽きせぬ雫が頬を濡らしていく)
        どうして、嗚呼………どうして、こんなに哀しいんだ…?(■■■を亡くした時にも味わうことのなかった悲痛に圧し潰されて、膝を折る 心が軋み、悲鳴を上げて涙に暮れる) -- ベレグリエル 2024-05-10 (金) 22:22:26
      • (口吻に触れ、意識を集中しても何も感じない…両手を開き、見つめ・・・ぐっと握る)
        (アージェントの声が聞こえてくる)誰だか知らないが黙っていてもらおう
        我々から力を奪って満足したか。落ち着いたのならカーツは話をしたい。(対話を諦めない) -- カーツ 2024-05-10 (金) 22:25:06
      • エーミルの言葉に、一瞬だけ悪意が凪ぐ。
        「じゃあ」
        次の言葉は、斧のように重たかった。
        「ずっといっしょにいてくれる?」
        幼子のような響きでその言葉をいたずらにぶつけた後、
        「うおおおおおおおおおおおおおぉぉ!!」
        悪龍の咆哮が響き渡った。

        ベレグリエルと母の亡骸を交互に見て。
        「嘘だ……っ、嘘を言うなッ!! 我は誰の許しも乞わない!!」
        「お前らに助けられるほど惰弱ではないわぁ!!」

        アシェの絶対を喰らい、龍は唸る。
        「嫌いだ……嫌いだ、全部全部全部ッ!!」
        否定論者(ナインザーガー)は感情のままに叫ぶ。

        メルスの言葉に泣き叫ぶ。
        「じゃあ僕はお前の敵だッ!!」
        「いや…この世界そのもの……アリウスめぇ…!!」
        純粋なる憎悪。それはどこで仕組まれたのか。

        リーヴの眼帯の下にあるものを視て怯える。
        「お、お前は………………なんだ?」
        「ちくしょう、来るなッ!! あっちに行けよぉ!!」
        恐怖は龍の防衛本能を高めていく!!

        ミオソティスの強い言葉に、涙を滲ませて。
        「嘘だぁぁぁぁぁ!! 僕を惑わせようとしている!!」
        親に約束を守ってもらえなかった子供のような声の色。

        ココナを下から睨めつけるような表情で見て。
        「憎い……神に祝福された全てがッ!!」
        「お前もだろう!! 血以外の温もりを知っているくせに!!」
        「どうして僕は…嫌だ……嫌だぁぁぁぁ!!!」


        白い龍は翼を広げる。

        巻き上がる粉雪が煌めいた。

        「いちばん近い休火山で待つ」
        それだけ告げると、白い龍は空へと舞い上がっていった。
        -- ナインザーガー 2024-05-10 (金) 22:26:31
      • ちっ…(自身の中身の六割ほどを持っていかれ、流石にこれ以上は本体を抑えられなくなると一旦引く)
        よくもまあ見境なしに食いやがって…生きる気満々じゃねえか食いしん坊が
        (奪われたのは中身の六割と転生前も含めた幾らかの記憶、そして魔力) -- ルミナ 2024-05-10 (金) 22:26:54
      • 私の頭に直接語りかけてくるこの声は何者であるか…? 言わんとしている事は分かるのだ…状況がそれを許してくれるかどうか…であるな
        (少なくとも、現状でナインザーガーへの敵意は薄い それ以上に、自分が何をされたのか自覚できていない事が不安で仕方ないのだが)
        ……(ほんの少しだけ、身体が怠いと感じる。いつもより足に力が入らない…踏ん張りがきかない)
        (寝起きのような、血流がどこかで滞っているような… 特異体質であるマナの激流を喰われ、倍返しの加護も喪失した しかし、それを自覚できていない) -- メルス 2024-05-10 (金) 22:30:20
      • ちょ、ちょっと待っ……(あの龍)
        (泣いていた)
        (『おぬしの涙、初めて見るな』という育ての親の言葉がリフレインして)
        ぐ……くそう、くそう…(その場で泣き出した、初めて流した涙だった) -- フィーネ 2024-05-10 (金) 22:30:21
      • (ああ、なんだか重しが取れたような気がする。それは無くてはならなかったものなのに。けれど…合ってはならぬものでもあったから)
        (ざあざと降る雨。崩れた城。ざあざと降る雨。枯れた草花。ざあざと降る雨。動かぬ人体。ざあざと…)
        …ッ!!(突然脳内に響いた声。それにハッとした。そして反射的にその声に従い、出来るだけ最速で、出来るだけ早く横へと飛んだ)
        (身のうちの軽さは、その御蔭かさほどでもない。ただ、ただ…思い出せない。あの城館で倒れていた、自身にとっては絶対にも等しかった、強き二人の大人の姿を)
        ………(着地。歯噛みして翼を広げた龍を見る。もはや。追いつけまい) -- ネル 2024-05-10 (金) 22:31:12
      • ・・・!!(龍が翼を広げ、風が吹き荒れる…素早く太陽賛美のポーズをとるも・・・何も起こらない)
        ・・・(もうマナ信号もでない、表情もなくただ立ち尽くしていた)
        彼は自棄になっているだけだ。皆も奪われたからといって怒ってはいけない。カーツはまだ希望があると思う -- カーツ 2024-05-10 (金) 22:32:15
      • (アシェが再び顔を上げる頃には、白龍は翼を翻しその場を去ってしまっていた 慈悲だったのか?それとも自己の悪意への嫌悪だったのか?……全てはわからないまま)
        (『ふーっ……良かったとは到底言えぬな。酷い有り様ぞ』 己の絶対性を喰われ悲嘆にくれるもの、和解にしくじり失意にくれるもの、あるいは簒奪に怒りを燃やすもの)
        (『……アシェ』)大丈夫、とは到底言えない(立ち上がる体は常より遥かに重い 己の纏う神秘を軒並み持っていかれた 竜の力が僅かに残っただけでも儲けものか)
        なんとかしなきゃ、いけないけど(『殺すのか、諭すのか』)……分からない(一体どうすればあの竜に立ち向かえるのかもわからず、人竜は立ち尽くしていた) -- アシェ 2024-05-10 (金) 22:34:50
      • 待て 貴殿はそこで… (いったい何を待つのか?)
        (その問いはもう白龍には届かなかっただろう) -- グオカ(ミニ) 2024-05-10 (金) 22:35:41
      • (幼子の振るうことばには、果たして言葉を返さなかった)
        (話を尽くすには、あまりにも時が足りなかったから。誰かとそうするには、二つ返事ではいけないから)
        (だから)
        話をしに行くよ。
        (それだけ返事をして、飛び去る彼を見送った) -- エーミル 2024-05-10 (金) 22:38:15
      • あははははははははは!ボクから奪い取ったボクの血が、体が見てきた全てをいずれキミは知る事になるだろうさ!
        精々食らったモノで力を付ける事だね!ボクはキミよりもっともっと強くなって祝福された命とは何かを教えてあげる!
        (飛び去ろうとする竜に盛大に仁王立ちのまま叫ぶ、けれど離れれば離れる程に膝はガクガクと震えて)
        (竜が去り姿が見えなくなった頃に両膝を付いた、ゴボゴボと口の両端から溢れるのは真っ赤な血、体に空いた穴という穴から鮮血が零れ落ちる)
        ふーっふーっ…!けれどアルプトラウムも取り返してみせる…!彼がくれた物は全てがボクだ、ボクなんだ…
        …生まれて、何一つに祝福されなくて…それを救わない存在が居ないなんてあってたまるか…!ぶっ殺してでも救ってやる…! -- ミオソティス 2024-05-10 (金) 22:39:06
      • 一方的に敵と断じられてしまったであるな…そこまで世界が憎いであるか。(眩暈を感じて、その場に座り込む)
        ならば教育してやらねばなるまいよ 世界は厳しくも、残酷なだけではない事を…
        (決意のように、そう小さく呟く。飛び去るその影を見つめたまま) -- メルス 2024-05-10 (金) 22:40:30
      • そうだ、怪我人は? 大丈夫かいみんな……(この場に居合わせた数少ない年長者として、最悪の事態に対する責任を負う立場にある)
        (とめどなくあふれる涙を手の甲で拭いながら、正確な脅威度の査定と状況の把握に努める)………それ、でも……私は君を言祝ごう 最も若く、新しい竜よ
        何を奪ったのかわからないけど、しばらく君に預けておくことにする お母さんのことは……私たちに任せておくといい(熱く冷たい汗が流れ、全身が濡れていた)
        (涙は尽きて、鼻の下をぐしぐしと擦って)生まれたばかりの赤ん坊がしたことだ 目くじらを立てるようなことじゃない………泣いて泣いて、うんと泣いて
        涙が枯れたら眠って、眠って……たくさん眠って、目覚めた君は何を見るだろうね(喪失の痛みに耐えながら、空へと舞った翼を見上げた)この世界へようこそ -- ベレグリエル 2024-05-10 (金) 22:43:14
      • (燃え堕ちた眼帯の奥から見える眼窩にはまぶたが無い。人の目のあるはずの左目に竜の目ソノモノが納まっている。燃えている古火竜の目が。)
        (どのような理由があろうと。その裏にどんな悲劇や高尚があろうと。リーヴは己から大事なものを奪っていく者を許さないと決めていた。)
        (しかし、白い竜が飛び去った先を見る目に、怒りはあったが憎悪はなく……)
        ……クソが
        (己は奪われていない。強烈な殺意が押しのけたのかどうか、抵抗しなかった他の皆のおかげなのかと思えてしまった。)
        (どうするべきなのか。対峙しなくてはならない。あの竜を、俺の怒りはどう扱えばいい?) -- リーヴ 2024-05-10 (金) 22:44:26
      • カーツは大丈夫だ(表情もマナ信号もないのでその感情を推し量る事は出来ないだろう)
        それよりカーツはルネリンデの弔いをしておきたい。遺族は不在だがあのままにはしておけん -- カーツ 2024-05-10 (金) 22:46:00
      • ああ……ルネリンデをそのままには…グスッ…しておけない。
        (彼女を見て)どうして、か……(誰にもわからないよな、と一人で呟いた) -- フィーネ 2024-05-10 (金) 22:48:37
      • …結構持ってかれたな…ってミオソティスー!?(全身から血がビュービュー出てるミオソティスに思わず絶叫する)
        んなこと言ってる場合かアホ!とりあえず止血、!治療!ああクソ、やっぱ結構出力下がってやがる!
        (普段より力の弱まった治癒魔法をとりあえずかけ続ける) -- ルミナ 2024-05-10 (金) 22:49:45
  • 聖なる終わりの日が -- 2024-05-10 (金) 21:10:28
    • ミオソティスの問いかけに白い龍は呻く。
      「どう、ぞく……同族……同じ、龍……」
      「僕は……何者なんだ…どうしてお母さんを殺して生まれてきた…?」
      「どうしてみんな僕を憎む……どうして……どうして…」
      -- ??? 2024-05-10 (金) 21:10:53
      • 「おお、偉大なる龍よ! ディアスポラ・マルスはここに降臨した!!」
        人混みに紛れていたローブの男が姿を見せる。
        「貴方こそ、世界に災いを齎す七匹の悪龍の一匹。白のナインザーガーでございます」
        身振り手振りで大仰に動いて、彼に告げる。
        「儀式はここに成功した!! 終わりの日は近い!!」
        -- 先覚者 2024-05-10 (金) 21:13:13
      • 母 という認識があるのである?
        ならば我が輩らは 貴殿の母上を今すぐにでも丁重に弔いたいのであるが!
        弔う はわかるか?
        どうか共に? (弔っては貰えないだろうかと) -- グオカ(会) 2024-05-10 (金) 21:13:50
      • 誤解がある、まずは落ち着くべきだ。そうだ、何か食べるというのはどうだろう?お腹は空いていないか?疲れていたり眠かったり
        兎に角一度ここから連れ出すべきだ。妙な思想も飛び交っている(先覚者の事) -- カーツ 2024-05-10 (金) 21:17:46
      • (己の内の魂は沈黙している。否、警戒しているのか)
        (まだ何かが欠けている。そしてそれを見つけた)
        あいつは……オイテメェ! 何してやがる!(先覚者の方に向かって大声で怒鳴り)
        (こいつが何かしたのかと先覚者を捕まえようと近づいていく) -- リーヴ 2024-05-10 (金) 21:17:52
      • (幼竜の呟きが聞こえる。明らかに戸惑っている。そしてその声の響きには…危ういものを感じた)
        (だがその早すぎる自問に答えを出せる者は居ないだろう。アシェや、ミオソティスでさえも。ならばまずは人々を止めねば、と野次馬へ視線を巡らせれば)
        ……貴方は、誰ですか。そこで止まり、口を閉じなさい。これは警告です(左手を盾のように構え、右手を剣のように…ローブの男へ突きつけて冷たい声で言う)
        (災いの悪龍?ナインザーガー?嫌な予感はどんどんと膨れ上がる。この男を、自由にさせてはいけない) -- ネル 2024-05-10 (金) 21:17:54
      • (動揺している? 既に母という概念がある。)
        (善悪という価値観がある。憎しみを理解している。祝福されずに生まれ、幼さゆえの無垢を備え、しかるに/されど 悪龍と断じられる彼はいったい――)
        あれは、いったいなに?(興奮するローブの男に問いかけるが、果たして耳に入るかどうか) -- エーミル 2024-05-10 (金) 21:20:02
      • あやつ、以前のダンジョンに居た輩か…!? 竜の時代がどうのと言っていた…質の悪い終末思想である!
        白き竜よ、その者の言葉に耳を貸すな!いきなり悪とか決めつけられたであるぞ!?(多分正論だけど状況が状況だけにうまく説得できない)
        名前どころか生き方まで勝手に決められるなど、滅茶苦茶であるぞ… -- メルス 2024-05-10 (金) 21:20:25
      • (幼い龍になんと声をかければいいのか戸惑ってしまう かける言葉が見当たらない)
        (言葉を紡いだとて届くかどうかは定かではないけれど)
        (急に現れてごちゃごちゃと何か言っている先覚者の対処は他の皆に任せて白い龍をじっと見上げている)
        (憎しみはなく、案じる様に) -- ココナ 2024-05-10 (金) 21:21:26
      • ネルに首元に右手を突きつけられ、止まる。
        「何をしても無駄だ、ディアスポラ・マルスの時代は来るッ!!」
        リーヴに後ろ手に腕を捻られ、苦悶の表情を浮かべながら。
        「がああッ! 私には……いや、もう誰にも止められない……!!」
        先覚者はさしたる苦労もなく捕らえることができるだろう。しかし……
        -- 先覚者 2024-05-10 (金) 21:22:29
      • (不意に後ろから喝采の如き大声がかかり)あの男……!!(『「定義付け」をしおったな!!あれであの白竜は悪竜として在るものになった!!』)
        (アシェが振り返り先覚者に刃を向けようとするが 『捨て置け!!其奴よりまず目の前のものに向き直れ!!』)
        くっ……(かの白竜の中で悪意が育っていくのを感じてしまっている ますます退けなくなった)
        (まだ動くのは早い 一体どのような事を成すのかもわからぬ 斧を正面に構え、動きに対応する形 尻尾は不安と苛立ちでせわしなく揺れる) -- アシェ 2024-05-10 (金) 21:22:31
      • それはキミが…(答えが出ない、かつて竜から与えられた情報の中に此処まで母体を食い尽くす竜は聞いた事が無い)
        ディアスポラ・マルス…?(その言葉を聞いて息を飲む、それは、かつて)この世界を滅ぼそうとした異なる世界の七つの最強種…
        待て、待て、待つんだ(心臓が早鳴る、身体の中の油が駆け巡る)ならばキミは尚更ボクの同族だ!落ち着くんだ!ボクの身体にもキミと同じ血が流れている!
        (慌てた様子で叫ぶ、生まれたばかりの赤子に条件付をされてしまった。だからたった一つではないとせめて叫ぶ) -- ミオソティス 2024-05-10 (金) 21:24:58
      • (先覚者を拘束したまま引きずり移動する)テメーには色々吐いて貰うからな…!
        (竜の対応は、竜の身を案じる者達に任せて余計な先覚者を引きずって一旦白い竜の側から離れていく) -- リーヴ 2024-05-10 (金) 21:27:44
      • 落ち着いてくれ、白の龍ッ!!(落ち着く? 誰が? ボク自身に向けた言葉だろうか?)
        (彼は名前を与えられてしまった。それは本来、親から慈しみと共に与えられるものだったのに!!) -- フィーネ 2024-05-10 (金) 21:27:54
      • クッソタイミング逃したか…!(幾ら個体毎に生態が異なるとはいえこの産まれ方は明らかに異常だ)
        (様子見で少し距離をあけたのが仇となり、到着に遅れる)
        おいそこのキチ野郎、そのナインザーガーってのはどんな竜だ、言え(威圧しながら、情報を手に入れようとする) -- ルミナ 2024-05-10 (金) 21:28:26
      • 白い龍はとても不安定な状況だ、落ち着ける場所に行こう(歩ける?ついて来れる?と手を添えたりしてる) -- カーツ 2024-05-10 (金) 21:29:07
      • 口を閉じろと言ったでしょう…!(ローブの男に首元に更に鍛え上げられた、刃に等しい白銀の手刀を押し付けながら、思い出した)
        (ディアスポラ・マルス。以前、亜龍と化した大蛇との戦いのあと、聞こえたその単語。つまりこの男があの蛇を)
        (か、と目を見開いた。大蛇に内包されていた龍鱗、腹を膨らませ苦しんでいた赤龍。繋がる)…あの蛇はテストケースですかっ!(ぎり、と歯を食いしばる)
        (まんまと利用されていたという訳だ、ならばこの者の企みは既に成ってしまっている。今もっとも危険なのは、先の白い龍)
        (リーヴに先覚者は任せ、そちらへと向き直る。どんな事が起きようとも対処すべく油断なく警戒をして) -- ネル 2024-05-10 (金) 21:31:49
      • 「ナインザーガー……うう、頭が痛い…」
        「僕の中に何かが流れ込んでくる……!!」
        悪龍としての因子が、白い龍を作り変えていく。
        見る間に体は巨大化し、ルネリンデとさして変わらない巨躯となっていく。

        グオカカコに弔う、という言葉を聞くと火傷を免れた右目から涙を流す。
        「ダメだよぉ……お母さんを殺しちゃったらもう僕はおしまいなんだよぉ…」
        「誰からも祝福されない命なんて……あっていいはずないんだよぉ……」

        メルスに問われる間にも体の各所を破るように禍々しくも美しい白刃が生えていく。
        「僕は……ナインザーガー…なんだ」
        「うう、頭が痛い……誰か、誰か…!!」
        頭の中に異世界の王の姿を幻視している……

        ミオソティスの言葉に荒い息を吐く。
        「君は……そうか、アルプトラウムの力を…」
        「アルプトラウム? なんだ、この名前は!!」
        「僕は何を知っているんだ!!」
        白の龍は叫ぶ。存在意義を問うて。

        カーツに触れられると後方に下がって。
        「僕に触るなぁ!! 僕は災厄の龍、ナインザーガーなんだ!!」
        「死んでしまう……みんな死、死…殺してしまうんだ…!!」
        悔恨、混乱、不安、苦しみの中で彼の自我は。

        フィーネの言葉に残った右目から涙を流し、叫ぶ。
        「殺してくれええええええええええぇ!!!」
        -- ナインザーガー 2024-05-10 (金) 21:33:29
      • (先覚者の周囲に向けて)子供が聞いているのだ、この場でこれ以上妙な事を喋らせるべきではない -- カーツ 2024-05-10 (金) 21:33:38
      • ん、そう。 落ち着くの大事。(カーツに加勢) 少し休んで、落ち着いて、お話しよ。 -- ココナ 2024-05-10 (金) 21:34:09
      • 21:45頃にツリーを切り替えます。 -- 2024-05-10 (金) 21:36:30
      • 出産で母が死ねば悪か?
        皆に憎まれた者は総じて悪か?
        それは否! 断じて否である!!!
        産まれ出た罪は貴殿には無い!
        (止めよう 殺してくれと叫ぶ白龍を抑えるために クレイゴーレムたちが散開し 白龍の身体に集まって行く) -- グオカ(会) 2024-05-10 (金) 21:37:40
      • (下がったナインザーガーに敵意がない事を示す様に手を広げ)
        思いつめてはいけない。お前は知っているか?産まれて直ぐに母を喰う蜘蛛がいる、しかしそれは悪ではない。そういう生き物なのだ。
        この場にいる誰もお前という生き物を知らない、お前は母を殺したが、それは悲劇であってもお前が悪であることの証明にはならない。絶望してはならない。
        悪である事を悲しむのならこれから正しくあろうとするのだ。(大丈夫大丈夫と宥めんとする) -- カーツ 2024-05-10 (金) 21:39:32
      • 違う!断じてそなたはそのような名ではない!己の在り方まで、他者に決めさせるでない!!(苦しむ白竜に、そう声を上げるが…)
        何と言う事だ……生まれて間もなく、死を望むなど あっていい筈がなかろう…!
        (言葉は届いても、それ以上の事ができない その悔しさに拳を震わすばかり) -- メルス 2024-05-10 (金) 21:40:29
      • (悪として成ってしまった白龍は、みるみる内に巨大化し、体中から刃を生やし…そして、泣き叫び、嘆いている)
        …落ち着いてください。母上の事は貴方が悪い訳ではありません。全て悪いのは先のローブの男です。
        貴方は、何も、悪く、ない(呟きながらも…無力を感じる。心よりの言葉ではあるものの、嵐のような嘆きを止めるには薄紙にも劣るだろう)
        ですから…お願いします。止まって、ください(これ以上刺激せぬよう構えはせず…しかし即応出来るよう身を張り詰め、静かに言葉をかけた) -- ネル 2024-05-10 (金) 21:41:37
      • 落ち着いて。 落ち着いて。
        あなたは他者を心配できる。 涙を流すことができる。 あなたはあなた、悪ではない。 -- ココナ 2024-05-10 (金) 21:43:00
      • (は〜、とため息)誰からも祝福されない命なんざお前以外にもそこら中にいる、んなこの世の終わりみたいな面するほどの事でもねえよ
        本当に、この手の奴はどうしてこう死にたがるんだか…(昔同じように思い詰めて無茶した同僚を思い出し) -- ルミナ 2024-05-10 (金) 21:43:43
      • (『渡りを為した、祖とは無縁の竜か……』)
        (先覚者をロープで拘束し、竜の方を見る)
        (敵であるならば殺す。己にとって罪があるならば殺す。復讐者であり、断罪者たらんとする自分はあの輪に入る資格があるのかと遠巻きに仲間を見ていた) -- リーヴ 2024-05-10 (金) 21:43:51
      • 違う!!!!(絶叫の如くに叫ぶ、嫌な予感の意味がやっと理解出来た。ディアスポラ・マルスがこの世界に現れる事ではない)
        (この命は、この叫びは)塗り潰されるな!竜は力だ!力を支配するから竜なんだ!望む全てを叶えられる超越種こそが竜!
        ボクは竜からそう教わった!だからキミにもボクは言うんだ!(恐らく届くまいと思う、けれどこの竜は…あの日の自分だ) -- ミオソティス 2024-05-10 (金) 21:44:32
  • 聖なる終わりの日が -- 2024-05-10 (金) 20:30:03
    • 雪に覆われた村、その柵のすぐ外にレッドドラゴンがいる。
      見上げるような巨体、鮮烈な朱の龍鱗。しかし荒い呼吸を繰り返している。
      -- 2024-05-10 (金) 20:31:37
      • あらー、ルネリンデってあんなに大きいんだ。それにしても…
        (周囲には冒険者や見物人、村のヒトが集まって大騒ぎだ) -- フィーネ 2024-05-10 (金) 20:32:46
      • 思った以上に体調が悪そう。(苦し気な巨体を見上げて)
        あれだけ大きいと足りないかもだけど一応エリキシル剤出しておく。(繊細な装飾が施された小瓶を取り出す) -- ココナ 2024-05-10 (金) 20:34:57
      • 大きい。カーツは暴れていない竜を見るのは初めてだ
        (まじまじ観察しつつ口吻にあるゼイマー器官で龍からでるマナを感じ取っている。何か異常があったらわかるかな?わからないかな?程度の気持ち) -- カーツ 2024-05-10 (金) 20:35:02
      • カーツにはルネリンデが妊娠していることがわかるかもしれない。卵が腹の中にあるのだ。 -- ルネリンデ 2024-05-10 (金) 20:36:37
      • …おお…レッドドラゴンなど初めて見ました。凄いものですねぇ(概ね見物人と同じような感想を洩らしながらも)
        しかし…実際危なそうな感じではありますね。医療魔法なりは竜に効くのでしょうか…(ひとまずココナが取り出す薬を見守る) -- ネル 2024-05-10 (金) 20:36:50
      • それで 事情は既に誰か尋ねたのである?
        聞くなら誰か代表を選らんだ方が良いと思うが -- グオカ(会) 2024-05-10 (金) 20:36:50
      • ・・・竜は一人ではない。胎の中にもう一人いる。カーツにはそう感じ取れる -- カーツ 2024-05-10 (金) 20:38:02
      • こんなにも村に近い場所だったとは… なんという巨体…(まるで赤い軍艦のようである、と呟きながら見上げた)
        風邪、などという訳でもあるまいし…竜が病に罹るといった話自体、私は聞いた事がないのだ… -- メルス 2024-05-10 (金) 20:38:34
      • これが本物の古き竜……!!(スケッチを取りたい欲求を我慢する。これだけ見物人がいればやがてそのうちの学者や研究者から出回るはずだ)
        (あまりまごついている時間はなさそうだ。竜の顔前に足を進めようとする)言葉は通じるのは僕だ。行ってもいい? -- エーミル 2024-05-10 (金) 20:38:45
      • えっ!? ひょっとして出産なの!? エーミル、ボクたちが守るからルネリンデに声をかけてあげて。 -- フィーネ 2024-05-10 (金) 20:39:36
      • ん〜?(紅い竜を見詰める蒼い瞳が人の形から爬虫類の形へと変われば何かを見ようとしている)
        なんだろ竜は竜が齎した病でもなければあそこまで苦しむ事は無い筈だけど……出産とか?(てってってと近寄っていく) -- ミオソティス 2024-05-10 (金) 20:39:37
      • もう一人……卵を抱えてる?(成る程体力を消耗しているのも頷ける)
        でもだったらなおさらおかしい。こんな人里に姿を表すなんて……(マナの濃さから考えても、危険から逃れる事を考えても、人目を避ける場所に巣を作るはず) -- アシェ 2024-05-10 (金) 20:40:45
      • (調子が悪そうに遠くにいる。頭痛がひどい。)
        (『今殺せば2匹竜を殺せ……待てリーヴよ』)
        ……あん?
        (内なる声、ダインが竜を殺す事に制止をかけるなどありえなかった事だ)
        (「一体どうした?」『言えぬ。ただ身構えておけ』)
        ……?
        (頭痛が消え、クリアになる。そこでようやくレッドドラゴンの様子を直視した) -- リーヴ 2024-05-10 (金) 20:41:24
      • 妊娠していらっしゃると…?(カーツの声に驚いた顔で)そうなると人間に照らし合わせればただ事ではありませんね…。
        事情を聞くのであればエーミル様が適任かと(ひとまず周辺の野次馬が下手に近づかぬよう見張っている) -- ネル 2024-05-10 (金) 20:41:31
      • エーミル・アミル・コレフヴォーリと申します。(一礼し。しれから、じっとその瞳を覗き込む。時折まばたきをして、ごく穏やかに)
        偉大なるふるきもの、“紅き都の鐘打ち”ルネリンデ。ねがわくば、あなたの玉体に触れることを許されますように。
        そうすれば、あなたのこえは皆に聞こえます。僕にはそういうちからがあるのです。わたしたちはあなたのことを知り、苦しみをやわらげたい。
        (そうして、そっと手を伸ばす。触れることが出来れば、異種族会話が発動し。この場のすべてのものに、彼女の言葉は翻訳される) -- エーミル 2024-05-10 (金) 20:41:39
      • カーツ殿凄いであるなぁ…それならば苦しいのも納得である!と同時に問題解決であるな、心配は無用という事なのだっ
        (これから貴重な竜の産卵シーンが見れるのだろうか、という顔で) -- メルス 2024-05-10 (金) 20:41:43
      • まさか口から卵が?(クン族知識と混ざった) -- ココナ 2024-05-10 (金) 20:42:11
      • ではエーミルに任せるであるかの!
        何故この地を選らんだのか 移動は無理そうか をさりげなく聞いておくれー -- グオカ(会) 2024-05-10 (金) 20:42:49
      • 異種族会話は問題なく発動し、その場の者にルネリンデの声が届けられる。
        「ア、ア…………た……助けて…」
        「私の中に何かがいる……怖い………」
        人間に助けを求める。それ自体が異常だ。既にルネリンデは苦しみの果てに正気を失いつつある。
        -- ルネリンデ 2024-05-10 (金) 20:45:05
      • メルス様、出産は女性にとって命を賭けた一大事にてございますよ(苦笑する。むしろ心配事は増えたと言っていいと)
        とは言っても…人間と同じとは限りませんが(手を伸ばすエーミルを静かに見守る) -- ネル 2024-05-10 (金) 20:45:12
      • そして。ルネリンデがグッとうめき声を上げた瞬間。
        その腹を食い破り、白い龍が産声を上げた。
        まだ自我はないのか、ルネリンデの血で白い龍鱗を濡らしながら、太陽を仰いでいる。
        -- ??? 2024-05-10 (金) 20:47:21
      • (バッと戦闘態勢をとり)
        番までいるのかと期待したのだが どうやら自然妊娠じゃあなさそうであるなぁ! -- グオカ(会) 2024-05-10 (金) 20:48:16
      • (外套が。顔が。龍の返り血を浴びた)な……なんなんだ…!?(心の底から怯えた声を出して) -- フィーネ 2024-05-10 (金) 20:50:32
      • !!(明らかな異常が、この場の全員に伝わった。絶対のつよきもの、古き竜が人間に助けを求めるほどの事態!それは)
        カーツの見つけた卵! たぶん、いや、まちがいなく、意図した妊娠じゃない。何かが彼女のはらに巣くっている!!
        (「なんとかお腹から出さないと……!! かっこうの雛が孵る前に!!」 そう叫ぼうとした瞬間、手遅れになった)
        (間近で、赤き竜の血しぶきを浴びながら 悪意の生誕を目にして固まっている) -- エーミル 2024-05-10 (金) 20:50:34
      • お腹に卵があることをそんな風に言う…?(何かがいるってどういうこと?と首を傾げる)
        (疑問を感じたのも僅か、白い龍が腹から出てきた) え!?
        (こんなダイナミック出産じゃないよね!?とアシェとミオソティスを見る) -- ココナ 2024-05-10 (金) 20:50:37
      • 初産という訳か。カーツもまだ子を産んだ事がない、良い助言は出来ない。
        その身に何が起きているのかを伝え諭し、現状を受け入れさせるのが先だろうか。
        (そんな事を話していると何かが産まれて)・・・!(その異様な誕生の仕方に流石に驚く)
        カーツは何か良くない予感を感じるが、ルネリンデの治療を行うべきだ(そそくさとレッドドラゴンに近づく) -- カーツ 2024-05-10 (金) 20:51:12
      • それでもなんだかおかしい、竜は殆ど完璧な生命さ。次代に全てを注ぎ込む種でもなければこんなに苦しむ理由は無いし…
        (だがルネリンデから助けを求めれば鼻血がたらりと出る)“紅き都の鐘打ち”ルネリンデよ!汝は今人の子らに助けを求めたな!
        ならば竜の子たる我等が助けよう!同胞にすら助けを求められぬ程の事なれば…(ぼたぼたと黒い油が鼻から漏れる)なんだこれ…何が生まれた…!?ええい引きずり出してルネリンデの治療!!!(白い竜に飛びつこうとする、目的は腹からの引き抜きだ) -- ミオソティス 2024-05-10 (金) 20:51:28
      • (はて、お湯を沸かす必要はあるだろうか、あるならば池の如くの量が必要かもしれない、などと考えていれば…)
        ……?これは…(聞こえてくる声、その響き、何よりその内容。恐怖と、懇願。これほど強大な龍が?)
        ルネリンデ様…!お気を確かになさってくださ…(声を上げた、がそれはもう遅く)……くっ!(腹を割いて現れるは、白き龍)
        (迷う。ルネリンデの治療なりを行うか、それとも。彼女の恐怖の対象がこの白い龍ならば…素直にそんな事をさせてくれるか?) -- ネル 2024-05-10 (金) 20:52:27
      • 竜が産卵の際に死ぬ、という話は病に罹る以上に聞いた事のない話である…(ネルの言葉に首を傾げながらも、その後の展開には)
        なっ……ど、どういう事であるか!? これではまるで…(寄生虫か何かのようだ、と言葉を失う) -- メルス 2024-05-10 (金) 20:52:35
      • ミオソティスの言ってた悪い予感はこれか……!?(臨戦態勢、いつでも動けるように身構えた) -- リーヴ 2024-05-10 (金) 20:52:43
      • (ルネリンデの言葉はアシェにも届いた)何かいる……?(まるで肚の中の卵が己のものでないような口ぶり)
        (ありうるとすれば寄生の類だが)竜に寄生なんて、一体何が……?(それはマナの塊であるドラゴンブラッドを受け取り続けることに他ならない 尋常の生き物ではない)
        (と、ルネリンデのうめき声に身構えた瞬間おぞましい光景が 肚を食い破り生まれ出る白き竜)竜が、竜に寄生!?(『おいおいおいおい、何が起きておる!?此奴ただの竜ではないぞ!!』)
        (彼方から見守る白銀竜すら知らぬ「何か」の誕生に、アシェは緊急的に装備を鋳造 全身鎧と溶鋼斧を装備)何をするか、わからないけど(その生まれに悪意を感じたアシェは白龍めがけ飛びかかる 誰か前にいない状況を作るわけには行かない) -- アシェ 2024-05-10 (金) 20:53:34
      • 既に全生命力を失っており、古龍は骸となっている。 -- ルネリンデ 2024-05-10 (金) 20:53:36
      • 薬を使う!(エリキシル剤やらリストレア薬剤やらありったけの薬瓶を出しながらルネリンデへ駆け寄る)
        (いくつかの薬をかけたところで全く反応がない)………これは。 もう………。 -- ココナ 2024-05-10 (金) 20:56:16
      • 死んでる。あれに、全部吸われて。(竜の血でちみどろになりながら、蒼白な表情でその場に立ち尽くしている)
        あれは、何……? こんなマナの『色』は見たことがない。竜をくいつぶして生まれるものなんて、きいたことがない。 -- エーミル 2024-05-10 (金) 20:58:09
      • (ルネリンデに触れる)・・・(既に事切れている事は明白で…同時に、異質な誕生の仕方をしたソレを見つめる)
        産まれたのであれば祝福されるべき・・・とカーツは思う。(そういいながらも自分でも信じ切れていないのか…ゼイマー器官を研ぎ澄まし、生まれいでた物の正体を見定めようとしている) -- カーツ 2024-05-10 (金) 20:59:28
      • 身動きせずに陽光を浴びていたが、アシェが飛びかかると慌てて首を振って回避した。
        「わぁ!?」
        周囲に満ちた人間の言語を学習したのか、そうヒトの可聴域で驚いた声を上げて。
        回避したところに、左目に火炎魔術で生み出された火球が直撃する。
        「いぎゃああああぁ!?」
        悲鳴を上げる白い龍。周囲にいた冒険者たちが攻撃魔術を放ったのだ。
        「あ……あ…!」
        「お母さん………?」

        周囲に満ちる憎悪、足元に転がる母の亡骸。龍は悟る。
        僕は。祝福された子ではなかったと。
        -- ??? 2024-05-10 (金) 20:59:48
      • ダメ… であるか… (既にこと切れているであろうルネリンデを確認してしまい)
        治療は中止である!! 戦えぬ者はアレ(白い龍)から離れよ! -- グオカ(会) 2024-05-10 (金) 21:00:06
      • 21:10頃にツリーを切り替えます。 -- 2024-05-10 (金) 21:00:26
      • あ、ああ……!(周囲に巻き起こる怒号と悲鳴、恐怖と憎悪の只中でボクは)
        (龍の悲鳴を聞いていたんだ) -- フィーネ 2024-05-10 (金) 21:02:19
      • エーミル、呆けてんな!(エーミルの隣までいって背中を叩いてからかばうようにその前に出た)
        おめー後衛だろ、何にせよ一旦離れろって -- リーヴ 2024-05-10 (金) 21:02:42
      • (ココナが高そうな薬を惜しみなく使っているが、ぴくりとも赤龍が反応しない。それに歯噛みしながら)
        …!?皆さん!直ちに攻撃を止めてください!今!すぐに!(放たれた火球に、驚いて野次馬たちへと鋭い声を放つ)
        くっ…!(白い龍がどんな存在か分からぬが、刺激するのは色々な意味で危険だ、と龍と野次馬の間に立つようにして広く構えを取る) -- ネル 2024-05-10 (金) 21:04:03
      • くっ…このような騒ぎになろうとは…まずは見物人を避難させねばならんだろう!?(ぐしぐし、ハンカチで血を拭えば)
        待て、攻撃は待つのだ! あやつに言葉が通じるのならば、まずは話を…!(このままでは最悪の事態を招く、とばかりに見物人に避難を促す) -- メルス 2024-05-10 (金) 21:04:53
      • な…そんなのある訳…!(ルネリンデの身体を駆け上がり引き抜こうと竜の骸に触れた瞬間にビクッとする)彼古竜だよ!?それがこんな簡単に死ぬもんか!?
        (慌てた様子で生まれてきた竜を見上げる、頭を巡らせる。彼から聞いた竜達の中でこんな生態を持つ存在が居たかを)
        (直後の幼竜への攻撃を見れば冒険者達へ振り向いて)待つんだ!!!何かおかしい!キミは誰だ!?何故こうなった!見ろ!ボクは竜である!!同族だ! -- ミオソティス 2024-05-10 (金) 21:05:56
      • 待て、落ち着くのだ皆。一度状況を整理しよう(パニックを起こし攻撃する冒険者やショックを受ける龍という不幸が連鎖してる状況で呑気にそんな事を言っている辺り落ち着けていない。実際慌ててるマナ信号が出てる) -- カーツ 2024-05-10 (金) 21:06:16
      • 無理だ。あれはきっと、殺せない(リーヴに促されるまま、白い竜のような『何かあたらしいもの』から距離を取った)
        (母親をからっぽにして生まれたのだ。すなわちあの白きものには、ルネリンデのちからのすべてが――) -- エーミル 2024-05-10 (金) 21:07:43
      • (斧が当たらなかったのは怯えを感じ取ったからか 手心が湧いたと言える)
        (それでも)……本当に大丈夫といい切れる?(続けて斬りかかるのは止めたが、戦闘態勢は解けない 後ろには仲間がいる 動けなくなったエーミルも) -- アシェ 2024-05-10 (金) 21:08:57
  •   -- 2024-05-09 (木) 20:24:29

Last-modified: 2024-05-18 Sat 13:05:56 JST (34d)