http://notarejini.orz.hm/?%CC%BE%CA%ED%2F475049

  • (電磁石を打ち込みバイクに取り付くピザ配達人。)
    やっほー!しばらく着いてかせてねーお姉さん!(原動力のある車に取り付き移動、これがピザ配達を高速で行う秘訣なのだ!) -- クワトロ 2012-05-19 (土) 09:01:46
    • わふ?(買い物の途中、街道をエアスクーターで走っている途中だった)
      (思わぬ便乗者に驚いた顔で瞳を瞬かせていたが、すぐににっこりと笑みを見せた)
      五番通りに向かうのですけれど、よろしかったですか?
      -- アイリ 2012-05-19 (土) 20:20:16
      • YES!四番通りにニアピンだ!ありがとーお姉さん!お礼に後でクーポンあげちゃう!(サムズアップで笑みに答える)
        私エアスクーターの実物初めて見たわ!乗り心地良さそうだよねー小回り利く?もっと速度出る?(珍しい乗物に興味津々、最速を目指す者としての性で乗物オタク気質なのだ) -- クワトロ 2012-05-19 (土) 20:35:35
      • まあ嬉しい。それなら今度はうちに配達に来てもらわなくっちゃ。(サムズアップにウインクで応えて、川沿いの並木通りへ。新緑の枝葉が美しい)
        ええ、この街では中々見かけませんね。中央の方では随分浸透しているようですけど。
        これは街乗り向けの機種ですから、小回りや乗り心地は抜群ですよ。スピードも出そうと思えばかなり。
        -- アイリ 2012-05-19 (土) 22:02:01
      • まいどー!その時は超特急で配達させて頂きまーす!(川の曲がり方にそって緩やかなカーブ。2人の髪がカーブの外側へと流れる)
        へぇ、良さげだねー。私も乗り換えようっかなー、運転むずかしいかな?(横目に橋の名前を確認して現在位置を把握する。四番通りももうすぐだ) -- クワトロ 2012-05-19 (土) 22:29:17
      • 安くはないですけれど、快適さと利便さは折紙付ですよ。配送業にはうってつけじゃないかしら。
        (通りのナンバーを示す標識を一瞥して、背後の女へと振り返る)
        そろそろですよ。
        -- アイリ 2012-05-19 (土) 22:43:25
      • そっか、値段か……値段がなぁ、店長に掛け合ってみようかなぁ
        お…おお、もうか!だいぶ時間短縮出来たなぁ!(電磁石のスイッチを切り、ケーブルを巻き取る)
        ありがとーお姉さん!かなり助かったわ!お姉さんも気をつけてねー!(最後に自分の脚で加速、エアスクーターに並び座席の後ろにチラシと割引券をマグネットで貼り付ける)
        じゃっあねえ〜!(四番通りへ続く曲がり道に、速度を殺さず入っていった) -- クワトロ 2012-05-19 (土) 22:56:19
      • こちらこそありがとうございます。(貼り付けられたクーポンを一瞥して微笑む)
        今度注文させて貰いますから、お仕事頑張ってくださいね。(手を振りながら、器用な足捌きで路地を曲がる背中を見送った)
        ふふ、元気な人。あのローラースケート、どこの製品なのかしら。(なんとなく楽しい気分になって、鼻歌交じりで道を行くアイリだった)
        -- アイリ 2012-05-19 (土) 23:05:10
  • (落ち着きのない様子で訪ねてくる。合わせる顔がない、とはよく言ったもので目を合わせず)
    ……すみません、試験最後までは進めたんですが……その……(もごもごと言い淀んでアイリの表情をうかがう) -- 夏九 2012-04-29 (日) 21:59:17
    • まあ!丁度いいところに来てくれました。さあさあお入りなさい。
      (浮かない調子の夏九を意に介さず、いつものにこやかな笑顔のまま出迎えた。エプロン着である)
      (アトリエにはおいしそうな料理の匂いに満ちていて、その出所であるキッチンへと夏九を連れて行く)
      丁度手が足りないと思っていたところなのですよ。はい、これを着て。(花柄のエプロンを手渡した)
      まずはそこにある野菜を刻んでください。ジャガイモとニンジンは皮を剥いて一口サイズに、セロリは葉と茎に分けてくださいね。
      -- アイリ 2012-04-29 (日) 23:40:54
      • え? え、はい……(自然すぎて逆に不自然な対応におどおどしつつ、言われるがままにファンシーなエプロンを身に着ける)
        あの師匠、オレの話をですね……(はたと口を噤む。今話を振るのは藪蛇になりかねないと) はい、了解っす。
        (フェリックスの店でのバイトが奏功しているのか、手際よく下ごしらえを済ませていく。包丁を動かす手も小気味よい) -- 夏九 2012-04-30 (月) 00:14:55
      • そうそう、とても上手。(夏九の隣に立ちながら、チキンの下ごしらえを進めていく)
        (刻んだ野菜を鍋で炒めた後に、水を入れて煮立て、さらに野菜を入れて煮込んでいく。コンソメ、ローリエを加え、芳醇な香りが立ち昇る)
        本当はソーセージを入れたほうがいいのだけれど、今日はお肉もあるから抜きます。ほらほら、アクをすくって?
        (夏九が話を切り出そうとするたび、アイリの指示がとび、言葉を続かせない)
        野菜が柔らかくなってきましたか?じゃあここで隠し味。(ポットから紅茶を取り出して、鍋に注ぐ)
        あとは塩と胡椒で味を調えれば、アイリ流ポトフの出来上がり!拍手!
        -- アイリ 2012-04-30 (月) 00:41:01
      • あはは、どうも。(出鼻を挫かれた流れのままに料理を続ける) 厚切りベーコンもいいですよね、塩加減が程よく調整できるし……。
        (矢継ぎ早に飛んでくる指示通りに手を動かす。アクを掬い取る動きに澱みはないが、その実、頭の上には疑問符が浮かんでいた)
        へえ、紅茶をいれるんですか? こりゃ確かに隠し味だ……どんな仕上がりになってるんだろ(ともかく拍手。アイリの手慣れた料理の腕に感服していた) -- 夏九 2012-04-30 (月) 01:04:22
      • わふん♪(拍手を受けてオペラ歌手のように優雅に会釈をしてみせる)
        思えば夏九君には、魔術の事以外に何も教えていませんでしたね。(小皿にポトフを掬って静かに啜る。満足そうに頷いて)
        これからはもっといろんな事を教えてあげます。お料理もそう、園芸のことも占いのことも。何だって。
        それらが全てあなたの糧となり、成長への礎となるのですから。
        (そういって見せた笑顔は、試験の結果や夏九の心情を、全て見通していることを悟らせるに十分な笑顔だった)
        -- アイリ 2012-04-30 (月) 01:22:22
      • (ため息を一つついて、そっぽを向く。いつだってこの人は先見の明を持って、弟子たる自分に気を使ってくれるのだ)
        (だからこそ、尚更アイリの顔に泥を塗った自分を恥じる。理由があったにせよ、不合格は不合格なのだから)
        オレ、自分が無知だっていうのを思い知らされました。魔法だけじゃなくて、生きるために必要なことやよりよく生きるための術を知らな過ぎて……最終試験の結果も、そういう部分の未熟さが露呈したんだと思います。
        ……だから、その、お言葉に甘えていろいろ教えてもらいます。全部を受け止めれる自信はまだないですけど、できる限り精進したいと思います。 -- 夏九 2012-04-30 (月) 01:51:37
      • こちらを向きなさい。(視線をそらした夏九に、優しいままの声で促す)
        負い目を感じる必要などありませんよ。成功も失敗も、あなたにとって躍進の膂力となるのですから。
        そしてそれを見守り、支える事が、師である私の誇りなのですよ。いつも言っているようにね。
        さて、草宮司夏九のこれからの予定は?
        -- アイリ 2012-04-30 (月) 02:17:38
      • (落ち着いた声色の主に、恐る恐る顔を向けて) ……えっと、すみません、じゃねえや。ありがとうございます(謝罪ではなく、師匠の師匠然としたその対応への感謝の言葉を返した)
        オレの今後の予定は……来年度の試験に向けて、基礎と応用の詰み直しと魔術師としての実地訓練に重点を置こうと思ってます。
        世界跳躍の研究も続けたいとは思ってますが、とりあえずは屋台骨作りを済ませてから、ですね(困ったような笑顔を漏らして頭をかく、割とアバウトな方針に呆れられやしないかと) -- 夏九 2012-04-30 (月) 02:54:44
      • 成すべき事を見定めているならば、あとはそれを成すだけですね。
        (夏九の心配を払拭するように、ただ笑顔のまま、満足そうに頷いた)
        でもその前にご飯にしましょう!オーブンに入れたチキンが丁度頃合ですよ♪試験の話を聞かせてもらいながらね。
        (魔術師試験の出来事を肴に、2人で作ったご馳走を楽しんだ)
        -- アイリ 2012-05-02 (水) 19:02:43
  • (文通スイッチを押しながら)卒業後に先生に挨拶に来たのは…これが初めてでしたっけ?
    ああいやもう先生じゃないんだった、となると…あれ、確かアイリ先生俺より年下だったから…
    アイリちゃん?(顎に手を当ててん?何かしっくり来たぞ?という顔で) -- フェリックス 2012-04-20 (金) 01:04:35
    • あらフェリックスさんこんにちは。
      ええ、私もまだ先生気分が抜けなくて。学校行かなきゃ!って朝飛び起きる事も多いんですよ。
      (フェリックスからとても可愛らしい呼称で呼ばれると、きょとんと瞳を瞬かせた)
      あら、まあ。アイリちゃんだなんて。(うふふ、と鼻先に手を添えて、くすぐったそうに笑みを転がす)
      それなら、私はフェリックスさんの事をなんて呼ぼうかしら。(んーと指を立てて、楽しそうに考えて)
      お兄ちゃん?
      -- アイリ 2012-04-20 (金) 20:06:40
      • ハハハッそりゃあ良い、早起きは身体にも良いって聞きますし?まーそう言う俺も偶ーに学校通う夢見ちゃいますけど
        人生から見れば短い時間でも日々を生きれば十分に長い時間ですからね…4年は、多くの事を学べました…
        (驚く様子を見れば微笑んで)特にさんでいいんじゃないっすかねー、アイリちゃんにフェリックスさんで?
        ってお兄ちゃん?(今度はこちらが瞳を瞬かせて、明るい人物だとは思っていたが流石にその解答は想像していなかった)
        お兄ちゃん、お兄ちゃんか…(首を傾げ顎に手を当て大げさに考える振りをして)それじゃあそれで(楽しそうに笑う) -- フェリックス 2012-04-20 (金) 21:02:03
      • フェリックスお兄ちゃーん♡。(蕩けさせるような甘い口調で、小首を傾げつつ上目使い)
        うふふ、冗談ですよ。真に受けちゃいました?(ぺろっと可愛らしく舌を覗かせた)
        (学校で教鞭を振るっていた頃よりも、茶目っ気が増している)
        -- アイリ 2012-04-20 (金) 21:29:09
      • クソッ可愛いな…!大人の女性だと頭で分かっていても胸の辺りが可愛いと思う男の悲しいサガだぜ…!(胸をぎゅっと抑えて)
        いやあメロメロと来そうになりました(やれやれと言うように)けれど何て言うか…アイリちゃん何か良い事でもあった?
        良い事っていうかもっとこう…説明しづらいが肩肘張ってたもんが取れてもっと魅力的になってるというか -- フェリックス 2012-04-20 (金) 21:46:26
      • 本当ですか?(魅力はともかく、傍からもそう見えるのかしら、と内心思う)
        ええ、長年悩んでいた事が解決して…いえ、解決はしていないのですけれど。
        悩みながら進んでいけるだけの、力がついたのでしょうか。ようやく大人になれた気がします。
        (晴れ晴れとした面立ちで微笑んだ)
        -- アイリ 2012-04-20 (金) 22:04:06
      • ああ、前はもう少し生真面目というかそんな所があったというか…あっ今でも真面目さはしっかりあるけどな?
        (腕を組み話を聞いて、聞き終われば満足そうに頷いて)そっか、アイリちゃんも立ち止まっちまうような悩みを抱えてたのか…
        けど進めるのならきっと大丈夫だよな、時には間違えちまう事もあるだろうがそんな時支えてくれる皆がこの街には居る
        勿論俺もその一人で?(からからと笑い)更に今ならなんと舌とお腹の方も支えてくれるお店があったりします
        その名はスウペ・タンドルマン…定食屋開いてね、良かったら今度来てみません? -- フェリックス 2012-04-20 (金) 22:23:30
      • …はい!(フェリックスの言葉は、アイリの心情を総括してくれた。快活な返事と共に頷く)
        パスタとピザが美味しい素敵なお店、ですよね?もちろん知っていますよ。
        いつかお邪魔させてもらおうと思っていたのですけれど、いい機会ですし今度食事に伺わせて頂きますね。
        今の季節だと、何が美味しいのかしら。
        -- アイリ 2012-04-20 (金) 22:34:07
      • …いい返事だ(満面の笑みで返す、生徒ではなく年下の女性を見守る穏やかな笑みで)
        おっ既にご存知でした?地道なクチコミやらが功を奏したかな…嬉しいねえ
        今ならスープがオススメだな、それと秋の内に〆た一年の内で一番上質な肉類が良く熟成されてから出回り始めたから肉料理もオススメです
        (ふと気付いた様な表情を見せて)ありゃ…アイリちゃんと呼びながらまだ俺少し敬語で話してるな、俺も全然生徒気分が抜けてないかも(頭を掻いて苦笑する)
        という訳で今日の所はこれで、それではまた!アイリちゃん!(深々とお辞儀、どうしても目上と思った者への礼儀が抜けないまま去っていった) -- フェリックス 2012-04-20 (金) 22:45:34
      • わあ素敵!それじゃあ今度、必ず伺いますね。ふふ、お洒落しなくっちゃ。
        御機嫌ようフェリックスさん。マリーさんによろしく。
        (手を振ってフェリックスの背中を見送りながらアイリは思った)
        (良き生徒の変わりに、良き友を得た、と)
        -- アイリ 2012-04-20 (金) 23:00:29
  • (五月の終わりごろ。ローブに背嚢、布で包まれた精霊樹の杖を手に。長旅の姿でアトリエを訪れた)
    先生、只今試験から戻りました(伝えていた国家魔術師試験の受験。卒業後の目標として臨んだ試験だった) -- ウルカ 2012-04-16 (月) 21:49:01
    • (アトリエの奥からぱたぱたと足音が響き、木製のドアを開け笑顔を見せた)
      おかえりなさいウルカ君、あなたの帰りを心待ちにしていましたよ。さあお入りなさい、話はそれから聞かせてもらいましょう。
      (テーブルのある部屋へと招きいれ、ウルカと向かい合うように席に着く。香ばしい料理の匂いが漂っているが、テーブルの上にはまだ何もなかった)
      さあ、教えてください。試験の結果を。
      -- アイリ 2012-04-17 (火) 17:13:46
      • お邪魔します先生(ローブから顔を出し一月ぶりにの挨拶を済ませると招かれるままにアトリエへ)
        (試験のときも、滞在のときもある程度は食事に気配りはしていたものの外食が多く。鼻から胃を満たす香りが腹の音を鳴らしてしまう)
        あっえぇ…はい。こほん(席について鳴った腹の音を掻き消すように咳をすれば懐から合金製のカードを取り出してテーブルの上に。そのまま差し出すように恩師の前へ)
        合格しましたアイリ先生。ちょうど国家魔術師として1000人目だそうです。(やりました、と付けつつはにかんだ微笑で) -- ウルカ 2012-04-17 (火) 20:44:40
      • (快報を聞くとぱあっと笑顔を咲かせ、ウルカのカードを手にとって目じりを和ませた)
        よく成し遂げましたね。これで貴方も国家魔術師、私の同胞です。
        魔術の発展と革新を共に追い求めていきましょう。(ぱちんと指を鳴らすと、なにもなかったテーブルの上にできたてのご馳走が現れた)
        さあ祝杯を挙げましょう!合格おめでとう、ウルカ君!(ワインが注がれたグラスを掲げ、カチンと打ち鳴らした)
        -- アイリ 2012-04-17 (火) 21:05:55
      • ありがとうございますアイリ先生。といってもまだ末席ですし、これから自分の分野を伸ばし広げて行きたいと思っています。
        できれば国際司法の方にもと思っていますが…おわっ!(目の前に居る人は本当に魔法使いなんだが、こう絵本の中の魔法使いみたいなことをされるとやはり驚いてしまう)
        はっはい!(ワイングラスを鳴らし一口、早速食事に食いかかるという方が適切な様子で食べ始める) -- ウルカ 2012-04-17 (火) 21:25:21
      • あらあら、食事は逃げませんよ。(がっつくウルカに嬉しそうに瞳を細めて、グラスのワインを傾ける)
        本当におめでとう、貴方なら大丈夫だとは思っていましたけれど、あなたが帰ってくるまで仕事が手につきませんでした。
        (すこしはにかみながらそんなことを言いつつ、食べ進めるウルカの邪魔にならないタイミングで言葉をかける)
        さあ話してください。試験の事を。あなたが何を見て、どう思ったかを。
        -- アイリ 2012-04-17 (火) 21:36:07
      • もうお腹すいて、試験前日まではしっかり食べてたんですが試験後は疲れとか結果が気になってて…それでそのまま発表の後…
        (食べながらだと行儀が悪いから時折飲み込んだ後に話しては食べてを繰り返す)
        (そこから食べて食べて落ち着いたのか一息ついてワインを口に流してから話を再び)
        ご心配をお掛けしました。(深々と一礼してから姿勢を正し報告するように語り始めた)
        試験は闇の街という廃れた街を通って指定された場所に行くというものでした。
        その町は朝、昼というのに夜のように闇に包まれて…不死者や死霊が徘徊し生きるもの全てを喰らおうとするような魔境と化していました。
        そこに集団で放り込まれたものですから、かっこうの餌だったわけで…
        問題はそこを通れたか、ではなくなぜそのようなことになったか。だと感じたんです。
        負傷者も出ましたが調べていくうちにその街がかつて妖槍将軍という領主が治めていた場所で自ら死霊術を学び兵士から町の人まで不死者としたのが原因だったことを突き止めました。
        そこからは彼が施した死霊術を解除することに力を注ぎ無事、囚われていた人々の魂と肉体を開放することに成功しました。
        一歩間違えれば彼らの仲間入りだと思うと今でもぞっとしますね…
        それでそこで見た文献なんですが…当時あの街は国境に面していて隣国との戦争で頻繁に戦闘状態になっていたらしいんです。
        そこで街の人間…当時の女性と子供。若い人間…死霊術に同意してくれた人だけに施術したらしいんです。
        戦争が終わったら施術を行ったものを開放して、人々を呼び戻す予定だったらしいんです。敵国から恐れられていた将軍も、領主としては良い人だったそうなのですが…
        それが叶うことなく戦争は終わった後も何故か解かれることはなく今に至り死を呼ぶ闇の街となっていたのが今までだったようで。
        たとえ始まりがどんなにやむ負えない中の最善の選択で、良い未来のための選択であっても必ずしもその後何者かに捻じ曲げられてしまうし…
        魔術も、最初は未来のため。良いことのためにと作っても見知らぬ第三者の悪意でたやすく捻じ曲げられてしまう。
        実際に目にすることでより自分の考えを深く固めることができました…
        魔術災害や魔術犯罪、それだけではなく国家が隠匿している非道な術法と戦いたい。戦う国家魔術師になりたい…それが僕の志望です。
        義憤もあります。でも在学中に知った世界の理としての魔道もあること…それを知って人が悪意か、そうでなくても歪めて作るものは世界の理を、均衡を歪めるものとなり…
        その歪みは世界も、精霊も、人をも歪めてしまう。だから、それを防ぎたいんです。 -- ウルカ 2012-04-17 (火) 22:29:51
      • (滔々と語られる試験の話を、膝の上に手を置いて真剣な面持ちで聞く)
        (凄絶な経験談を遮らないように、小さく頷きながら長い話を聞き終えると、静かに吐息を漏らした)
        いい経験をしましたね。その思いを大切にしなさい、一生の糧となり、あなたを支えてくれるでしょう。
        魔術の本質は、戦いであると唱える魔術師も多く居ますが、私はそうは思いません。
        確かに魔術には戦いの術が多くを占めますが、それらは全て、大いなる脅威から、理不尽な搾取から守るために生み出されたものです。
        魔術とは、守るべきいとおしいものから邪悪を退けるためのものです。
        ウルカ君、あなたの歩もうとしている道は、魔術の本道ですよ。(ウルカに優しく微笑みかけ、傍らに置かれたままの国家魔術師免許証を一瞥する)
        あなたはきっと素晴しい魔術師になる。私は前にそう言いましたね?
        その思いは今も変わりませんよ。
        -- アイリ 2012-04-17 (火) 23:03:52
      • …はい!(今まで学んできた戦う術は戦うため。戦い続けるためだった)
        (もちろん他のことも研究は続けてきた。それでも、それがこれからのためのものになると)
        (確かな心の実感が沸いてくると静かに震えた。養成校の日々が今を支えてくれているのだと)
        守りたいものを、愛しいものを邪悪から守る…そのために僕はこれからも魔術を研究していきます。
        それもどういう人に、魔術師になりたかを見せてくれる人がいたからです。
        だからあの時も言えましたし、今も今までもこの先もそれが変わることはありません。
        …これからもよろしくお願いしますアイリ先生(一息のために手にしたグラスを掲げこれまでに感謝をこれからに希望を願った) -- ウルカ 2012-04-17 (火) 23:51:35
  • 仰げば尊し、わが師の恩……とはよく歌われたもんで。短い間でしたがお世話になりました。(深々と一礼する)
    先生の見せてくれた澪標を頼りに、手さぐりながらも確かに辿り着けました……。オレの、力の原初に。 -- 夏九 2012-04-13 (金) 03:40:06
    • よく勤め上げましたね。教師としてあなたを導けたことを誇りに思います。
      あなたの誠実さと優しさを忘れません。卒業おめでとう、夏九君。(優しく誇らしげな抑揚でそういうと、満面の笑顔を見せた)
      -- アイリ 2012-04-13 (金) 20:24:20
      • ありがとうございます(少しだけ涙声で、それでもしっかりと) ……あっという間でしたね。
        先生はこれからどうなさるんですか? この街に残る、旨の話は聞きましたけど……研究を続けていくんでしょうか。 -- 夏九 2012-04-14 (土) 02:50:25
      • 本当に。(感慨深くそう言うと、過ぎ去った四年に思いを馳せるように、高い空を見上げる。今後の活動について尋ねる夏九に、小さく頷いた)
        ええ、この街を拠点として魔術師としての研究を続けていきます。成すべき事をはっきりと見定めましたから。(わふん)
        夏九君は?何かの研究を進めていると聞きますが。
        -- アイリ 2012-04-14 (土) 08:36:31
      • よかった(その言葉を聞いて、改めて安堵を覚える。別れはあって然るべきだが、余り多すぎては寂しさが募るばかりだから)
        ……オレは光魔法の研究と、後は世界跳躍術の体系化を目指してみようと思ってます。駆けだしのぺーぺーなんで、ハードル高いかもなんて気もしないではないですが(照れたように頭を掻いて) -- 夏九 2012-04-14 (土) 09:22:01
      • 世界跳躍術?(思わず瞳を丸くして語尾を跳ね上げたが、やがていつもの柔らかい笑顔に戻った)
        素晴しい目標ですね。確かにとても難しい分野ですが、あなたなら成しえる事が出来ると信じています。
        轍無き道を歩むのは難儀でしょうが、私はいつでもあなたの力になりますからね。頑張りなさい。
        -- 2012-04-14 (土) 09:54:31
      • あはは、ちっとばかし荷が勝ちすぎてる気もするんすけどね……(苦笑しながら)
        はい……やっぱりちょっと、心配というか不安はぬぐえないですけど頑張ります。先生……いえ(一度言葉を切って)
        師匠のお言葉にも、存分に甘えさせていただくので……これからもよろしくお願いします! -- 夏九 2012-04-14 (土) 17:32:49
      • あら、まあ。(師匠という言葉に少しだけくすぐったそうに、それでも本当に嬉しそうにはにかむと、佇まいを整えて向き直る)
        あなたの往く道に、陽光と星光があらんことを。弟子よ。(厳かながら優しい抑揚でそう言うと、夏九の首元に手を伸ばし、緩んでいたネクタイを締めなおした)
        「良き魔術師になる為にその一」まずは身だしなみから。(愛嬌に溢れたウインクを贈った)
        -- アイリ 2012-04-14 (土) 19:59:13
      • へへ(関係の変化はいつだって、照れくささが伴うもので)
        オレの道行きが、皆を照らす輝きで満たせるよう……粉骨砕身、努力します。(一旦は引き締めた顔も、タイを直されて恰好つかず)
        えへへ、はい。気を付けまーす。(そんなこんなで、一つの物語は終わりを迎え、また一つの物語が始まるのだった) -- 夏九 2012-04-14 (土) 21:16:13
  • (卒業式の後、背を追いかけるように駆け寄り)
    先生、4年間ありがとうございました。先生からいただいたもの、受けたものは掛け替えの無いものばかりです
    ……あっわかります?背、というか体伸びたんですけど。ウルカです、ウルカ・グランドール(腕輪をからりと鳴らしながら自分の頭へ平手を置き伸びた背丈の差を伝える) -- ウルカ 2012-04-13 (金) 00:17:30
    • ウルカ君?(声の主に振り返り、驚いたように声を跳ね上げた)
      (上から下まで見渡して、また下から上へと視線を移し、顔を見上げる形で止まった)
      ええ、匂いで判ります。ですが一体何があったのですか?
      -- アイリ 2012-04-13 (金) 00:33:19
      • ははっやっぱりわかりますか。えぇと…そうですね、何から話せばいいのか。
        こうして終わった後にお話することをお許しください。なんとか、がんばってみようと思っていたもので
        (ちょっと喫茶店によりましょう。と街のお店に招き)
        僕の身体は元々魔素のバランスが悪くて発育の妨げになっていたんです。それを…故郷で大きな戦いがあったものですから。その折に調整して再構築したんです。
        結構、ハードでしたけどね(そこから本来の戦い。堕天使復活をもくろむ教団との戦いがあったこと等を伝えた)
        (どれも養成校の間、養成校が始まる前からの因果でようやく解決できて卒業式前に帰ってこれたことも) -- ウルカ 2012-04-13 (金) 00:59:33
      • そんなことが…。(注文した紅茶のカップが乾いた頃、ようやく一区切りがついた話に重い息を吐いた)
        右手を見せなさい。(怒りを帯びた口調。黄金になってしまったウルカの右手を、否応無しに引き出して、労るように撫でた)
        …私に知らせてくれたのなら…。(自分の身が傷ついたかのような、痛みを露にした悲しい顔を見せた)
        -- アイリ 2012-04-13 (金) 01:16:06
      • 昔の自分じゃ、乗り越えられなかったかなと思っています(口をつけていたコーヒーカップをおき、遠い目で外を見ていたが)
        あっいやこれは…(撫でられるまま。金属のような硬質でありながらも人の手のような軟質な感触が伝わる)
        右手、駄目になっちゃったもので。僕が持ってた槍で作ったんです。
        先生みたいな魔術師がいれば、楽だったかもしれません。それでも…それでも、自分の因果は自分で断ちたかった。(いいんです、と曇りのない笑顔で答え)
        それに、その時。先生に助けられましたから(黄金に輝く2つの腕輪を指差す。この腕輪が、右手を食らった怪物の脈動を止めてくれたのだと) -- ウルカ 2012-04-13 (金) 01:28:44
      • これは…。(自身が授けた黄金の腕輪とウルカを見比べて、ようやく笑顔をみせた)
        あなたは、大人になったのですね。器を測り損ねていたのは私の方でした。
        卒業おめでとう。あなたという生徒をもてた事を、誇りに思います。
        -- アイリ 2012-04-13 (金) 01:36:11
      • (首を横に振る。そうではありませんと)
        僕はずっと考えていました。「大人になるってどういうことだろう?」と
        僕は大人になって強くなりたかった。攻撃的な魔術を専攻してたのもそれが理由です。でも、一向に見えてこなかった。
        そんな時に友達が言ったんです。自分が正しいと思ったことを選ぶ勇気、例えそれが間違っていてもまた正しいことを選ぼうとする勇気…選び続ける勇気を持つことが大事なんだと
        そこで気づいたんです。あぁ、自分の意志で人生の選択肢を選び続けることができる人が大人なんだと。
        先生は僕に大人の姿を見せてくれました。だから僕は大人になれたんです。(右手に置かれた手を握り返し)
        ありがうございました。先生という師をも持てた事は最高の幸せで、誇りに思っています。今までも、これからも。 -- ウルカ 2012-04-13 (金) 01:45:56
      • (ウルカの言葉に胸が詰まる)
        (これまで過ごした時間が胸に去来し、残照となって、心を駆け抜けていった)
        (涙が目じりに浮かび、頬を伝う。握り返された手にもう一つの手を添えて、満面の笑顔を浮かべた)
        私を大人で在らせてくれたのは、その力を齎したのはあなたです。あなた達なのですよ。
        ありがとう。ウルカ君。あなたを愛しているわ。 (涙をすくい、はにかみを浮かべた)
        そうだ、卒業のお祝いに何か贈ろうと思っていたのだけれど、何がいいですか?
        何でも好きなものを言って御覧なさい。
        -- アイリ 2012-04-13 (金) 02:00:36
      • (今だからわかる。背中を追いかけることがどういいうことか)
        (ずっとずっと追い続けてようやく隣に立てたかな、いやまだだなと笑う)
        (本当にこの人と出会えてよかった。人を導く、いや授けてくれた。そして僕らもまた先生に返すことができただろうか?)
        こちらこそアイリ先生。僕もアイリ先生を…愛 愛!?(涙が零れそうな感動を電撃に撃たれるが如くの衝撃で止まった)
        いえそんなこちらこそ何か先生に送れればと…って違うそうじゃなくて
        先生あー えーと…好きなものって何を…!(今まで冷静だったはずの頭がかき鳴らされるに乱れる)
        (何をもらう?アイリ先生から何をもらう?ていうか愛って何!?ドウイウコト!? 顔も真っ赤になり冷や汗が頭から滝のように流れる) -- ウルカ 2012-04-13 (金) 02:14:05
      • どうかしました?(滝の様に汗を流しているウルカに、可笑しそうに笑う)
        そうですね、例えば魔導器とか、グリモアなんかどうです?貴重な魔術書でも構いませんし、秘薬のレシピでも、私にあげられるものであれば、なんでも。
        (ウルカの心情など意に介さないような屈託の無い笑顔のまま、指折り提示していく)
        遠慮しないで言ってごらんなさい。それともこの場は留保しておきますか?
        -- アイリ 2012-04-13 (金) 02:27:07
      • 違っははは…はは、なんでしょうね!はははは!(落ち着け、落ち着け。広義の意味でだ、きっとそうだ落ち着けと念入りに言い聞かせ平静を保とうとする)
        (そもそも何を先生から貰える?貰うのか?先生を貰う?違うそうじゃない!この場で保留なんていったら絶対心的価値は下がるし…と悩み続けたところ。ふと、右手に目が止まり)
        (新しく生まれ変わった新しい手。先ほどまで握られていた手が。その代償は)
         
        あー…あの、杖を。先生から杖、もらえませんか。魔術師として、ないのは収まりが悪いですし
        (今ある右手がそもそも杖だったから杖は必要ないんだけれど、とも加え) -- ウルカ 2012-04-13 (金) 02:37:13
      • (それを選ぶと判っていたかのように小さく頷くと、携えていた白亜の長杖を諸手で掲げ、ウルカの前に)
        受け取りなさい。
        (アイリがいつも手にしていた白亜の長杖。エルフの神木である精霊樹の大枝を削り出して作り上げたとされる。精霊樹の杖)
        (それを些かも躊躇わず、ウルカに差し出した)
        -- アイリ 2012-04-13 (金) 02:47:13
      • …はぃ!? せ、先生ちょっとまってください。だってそんな、これ先生の大事なものじゃないんですか!?
        いつも持っていましたし…あ、あのそういうのじゃなくてこう先生が作ってくれたらーとかそういうのじゃ…
        (魔術師が杖を手放すときは死ぬときか、魔道を捨てるとき。では先生は…?いや違う。先生は、目の前の人は立ち向かうと言っていた)
        (だから、ためらいの後。深く考えて、受けた。本当は喫茶店じゃなくてそういうきちんとした場所でも良かったんじゃないかなと思ったけれど)
        (今のこの気持ちが大切だから。貰うのではなく 受け継ぐ。そんな気持ちで杖を受けた)
        この身滅ぶとしても貴方の心と志を忘れず。この杖と正しきことを選び、正しきことを選び続ける勇気と共にあることを誓います。 -- ウルカ 2012-04-13 (金) 02:58:28
      • 受け取りなさい。(悩むウルカを後押しするように笑顔のままもう一度言った)
        (捨てるのではない、継がせるために杖を差し出すのだ)
        弟子よ。その意思を持ち続ける限り、私の魂はあなたと共にあるでしょう。
        (杖を携えたウルカを眺め、誇らしげに頷くと、両手を広げて優しく抱きしめた)
        -- アイリ 2012-04-13 (金) 03:09:28
      • いつまでも貴方の魂と共に
        (魔術師の継承とはこういうものなんだろうか。いやちょっと違うな)
        (暖かい優しさに包まれて誓いを胸に。これからも生きていこうと、決めた)
        (もちろん感極まって泣いてしまったのは言うまでもなかった) -- ウルカ 2012-04-13 (金) 03:14:04
  • 乗! -- フェリックス 2012-04-12 (木) 22:26:32
    • さっきから平然と先生の家でも叫ぶ不良ですが敢えて説明の時間を頂きたい…
      今までに出会った皆にメッセージを贈りたい、しかしちょっと変わった方法でやりたい…という事であるメッセージを分解して一文字ずつ叫んでます
      という訳で次はアリエルちゃんの所なので失礼します! -- フェリックス 2012-04-12 (木) 22:27:54
      • まあ、面白い事をしていますね。ふふふ、確かにちょっぴり驚いてしまいましたけれど。
        繋げるとどんなメッセージになるのか楽しみにしていますね。(わふん)
        -- アイリ 2012-04-12 (木) 23:01:35
  • -- 2012-04-11 (水) 23:54:31
  • -- 2012-04-11 (水) 23:54:24
  • -- 2012-04-11 (水) 23:54:11
  • (卒業式まであと残りわずかとなった二月のとある日のこと)
    (学校から帰宅したアイリは、アトリエに踏み入った瞬間にかすかな違和感を覚えた)
    (積み上げられた書物。実験途中の器具。纏めた原稿用紙。出かける前と変わらない用に見える部屋を見渡していく)
    (違和感の正体は机の上に置いてあった一枚の羽根だった。それだけが今朝部屋を出るときには無かったものだ)
    これは…?
    (手にとった羽根を指先で回しながら調べる。どうやらコハクワシの初列風切羽根のようだ)
    (何者かが自分が留守の間にアトリエに入り、これを置いていったのだ。しかし、なぜ?)
    (謎の来訪者の正体は、意外にもすぐに判った)
    (その鋭敏な嗅覚で羽の匂いを嗅いだ瞬間、脳裏に一人の男が蘇った)
    (まだ少女だった頃、コハクワシの生態を少年のような瞳で聞かせてくれた男)
    (どこまでも自由で、気まぐれな風。伝説の魔術師。師と仰いだ男)
    (頭が混乱したまま、アイリは駆け出した)
    -- アイリ 2012-04-11 (水) 21:48:13
    • (二月の大気を裂くように、雪が残る街を駆ける)
      (冷たい空気が肺に痛い。何度も通行人とぶつかりかけたが止まるわけにはいかない)
      (ここで追いつけなければ、二度と会うことが出来ない。そんな気がしていた)
      (駄目。駄目。駄目!)
      (行かないで。祈るように思いながら、駅までの道をひた走る)
      (はちきれそうに脹れ上がった思いは、その視界の先に空色のマントの人物を捉えた瞬間に振り切れた)
      先生!!
      -- アイリ 2012-04-11 (水) 22:04:31
      • (掠れた声で呼び止められた男はぴたりと歩みを止めると、ゆっくりと振り向いた)
        (ボロボロに擦り切れた外套。日焼けした顔。伸び散らかした黒髪と髭。厚手の服に覆われて尚、そのたくましさを主張する肉体)
        (深い知性と、子供のような好奇心を秘めた瞳を持つ男。それがアイリの師。ゲイル・ストレインだった)
        よう。
        (数年ぶりに対面した弟子を前にして、感動を露にするわけでもなく、面倒くさげに手を上げた)
        -- 2012-04-11 (水) 22:15:39
      • 先生…!
        (荒い息と交互に言葉を吐きながら、おぼつかない足取りで歩み寄る)
        (目の前にしてまだ実感が無い。最期に見たときから少しも変わっていない)
        先生…。(あらゆる思いが胸に押し寄せて、言葉に詰まる)
        (会いにきた癖に、直前で面倒くさくなって逃げた事をなじりたかった。会いにきてくれた事を感謝したかった)
        (謝りたかった。何か言って欲しかった)
        ………。(ないまぜになった心情をそのまま表した顔のまま、ただ瞳を見上げるしか出来ない)
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 22:24:28
      • あー…。(壊れかけのガラス玉のようなアイリの瞳に、ばつが悪そうに顔を背ける)
        んーとだな…。(指先で鼻の頭を掻いて、ボリボリと髪をかきむしる。ちら、と端目でアイリを一瞥し、また困ったように頭を掻いた)
        角ンとこのピザ屋、お前入ったことあるか。
        -- 2012-04-11 (水) 22:32:08
      • (師を見つめながらアイリは待っていた。ゲイルが自分の罪を糾弾するのを)
        (先生、私が間違っていました。些細な感傷から先生の忠告を無視して、大変な罪を犯しました)
        (私を叱ってください。怒鳴りつけてください。お願いです。先生。)
        いいえ…。(そんな思いを胸に抱きながら、ゆっくりと首を振る)
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 22:41:10
      • そっか。さっき食ったけどうめえぞ。アンチョビの奴。
        (そんなアイリの心情を全く無視するように、他愛も無く笑う。しばらく沈黙が2人の間を流れた)
        (裁きを待つ罪人のようにただ立ち尽くすアイリに鼻から太い息を吐くと、学校の方角を向いた)
        生徒たちに会ったぜ。面白れぇ奴らばっかりだな。教師やってて楽しかったろ。
        (きょとんとしたアイリに、ひひひ、と白い歯をむき出して笑う。)
        目ェきらっきらさせてよ、いつも全力なのな。ガキの頃のお前みたいだったぜ。
        あいつらの顔を見れば、お前がここでどんなことを教えて、どんな風に過ごしてきたかよーく判った。
        沢山教えて沢山教わったみてーだな。いい顔してるぜ、お前。(笑顔のままアイリに歩み寄り、顔を覗き込んだ)
        -- 2012-04-11 (水) 22:50:34
      • (いつのまに。と声を出しかけて辞めた。この人はそういう人だ)
        (きっといつも自分のことを考えてくれていたんだろう。それに気づかなかったのは自分だけなんだ)
        (期待通りにゲイルが叱る事は無かった。ただ、笑顔を浮かべて自分のことのように生徒たちの事を語った)
        (ああ、そうか、この人はもう全部判っているんだ)
        (生徒たちに悩まされ、生徒たちと成長し、生徒たちに救われた事を。もう怒る必要なんか、無いという事を)
        (笑顔を浮かべて歩み寄ってくるゲイルが眩しくて、ひるむように後ずさる)
        (でもそれじゃあ駄目なんです。私は先生に叱ってほしいんです。そうじゃないと、そうじゃないと先生に顔向けできない)
        (あの時喧嘩別れした時のままの感情。少女のアイリがそう叫んでいた)
        先生!私、私は…!
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 23:00:11
      • アイリ。

        (アイリの叫びを遮るように名前を呼ぶと、大きな手でそっと、肩を叩いた)

        良い魔術師になったな。
        -- 2012-04-11 (水) 23:03:06
      • (その一言が、全てだった)
        (凝り固まった感情の渦が解け、立ち込めていた厚い雲は切り開かれ、さわやかな風がそよいだ))
        (少女の自分が切実なまでに望んだ言葉。何もかもを包み込む魔法の言葉だった)
        せん…せぇ…。(積年の思いが涙となって溶け出し、両の瞳からあふれ出した)
        (ぽろぽろ、ぽろぽろと)
        ありがとう、ございました。
        (長い修行が今、終わった)
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 23:18:12
      • (アイリの言葉に力強く頷くと、もう一度肩を叩いて手を放した)
        じゃ、元気でな。
        (そう告げるとくるりと背中をむけ、すたすたと軽快な足取りで歩き出した。何も背負わない、自由なままの背中で)
        (ただ一度だけひらひらと手を振ると、そのまま街の雑踏へと消えていった)
        -- 2012-04-11 (水) 23:29:38
      • お元気で…。(小さくなっていく背中にそう呟いて、人の波に飲まれるまで見送った)
        (どうやら自分は生徒たちより一足先に卒業を迎えたようだ。随分と遅咲きだったが、ようやく今日から一人前の魔術師ということなのだろう)
        (胸の内にさわやかな風が吹いている。やるべき事、成すべきことが今までにない鮮明さで沸きあがる)
        (そしてそれらを全て解決できるだけの確信があった)
        さてと。
        (そしてアイリは今、無性に生徒たちの顔を見たくなっている)
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 23:41:56
  • せんせー! せんせーせんせー! 卒業も間近なので先生に話したいこととか聞きたいことととか沢山引っさげてきました! -- カイ 2012-04-10 (火) 23:17:49
    • あと少しで卒業だなんて、私もまだ信じられない気持ちですよ。
      ええどうぞ。何なりと。(いつもの柔らかい笑顔と共に頷いた)
      -- アイリ 2012-04-10 (火) 23:41:45
      • えぇと、えぇと、まずはちょっと聞きたいことから。
        こないだの修学旅行で世界樹の種貰ったんですけどこれどう育てればいいんですかね……。 -- カイ 2012-04-10 (火) 23:43:08
      • 世界樹の種?(可笑しそうに語尾を上げる。口元に手を添えて失笑を隠した)
        ごめんなさい。ですがそれは偽物でしょう。観光地にありがちな模造品ですよ。
        お金を取られなくて幸運でしたね。ちょっと見せてくれますか?(どれくらい似せてあるのか、好奇心から尋ねた)
        -- アイリ 2012-04-10 (火) 23:56:01
      • えー……模造品ですか……。折角落ちかけながら花取りに行ったのに。(悔しそうにゲの人からもらった種を渡す) -- カイ 2012-04-10 (火) 23:59:47
      • それも経験ですよ。(諭しながら手渡された種に視線を落とす。口元から微笑が消えた)
        ……。(色合い、形状、重さ、光沢、それらを真剣な眼差しで確かめていく)
        まさか…そんなことは…。(机から拡大鏡を取り出し、つぶさに調べる。鼻先に近づけてスンスンと入念に匂いを嗅いだ)
        カイ君…これをどこで手に入れたと言いましたか?(手の内にある小さな種に視線を注ぎながら)
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 00:08:57
      • 修学旅行先の世界樹の外縁あたりで……変なおっさんが困った困ったぼやいてたので代わりに花を採りに。
        あ、そういえば紋章持ってたから国家魔術師かもしれません。結構ガタイがいい人で……。(数カ月前のことなので頭を捻って思い出すように)
        先生それもしかしてやっぱり……。 -- カイ 2012-04-11 (水) 00:15:16
      • ええ…どうやら本物のようです。(信じられないといったようにかぶりを振って、厳かな手つきで種をカイに返した)
        それにしても信じられません。本物の世界樹の種だなんて。私も実物を見たのは一度きりです。
        それをお礼に差し出すだなんて、よほど自由で気まぐれな人ですよ。私の知る限り、そんな国家魔術師は一人も…。
        (そこでふと口を紡ぎ、脳裏を過ぎった一人の男に思いを馳せた。自由で、気侭で、どこまでも勝手な男)
        そんなこと、ある筈ないわね。(妄想を打ち消すように呟き、苦笑した)
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 00:28:07
      • うぅん、てことはこれかなり大事に育てないといけませんよね。どうすればいいんでしょうか……。(眉根を寄せて困った顔)
        あとあと、話したいことのその1はですね、ノアと籍入れました! 先月婚姻届を国に送ったんで正式に夫婦ですよ! -- カイ 2012-04-11 (水) 00:31:23
      • ああ、それは簡単ですよ。(我に戻って笑顔を見せた)
        とても生命力の強い種ですから、好きな場所に植えれば何れ芽を出します。
        よほどの好条件が重ならない限り、あのように巨大な樹にはならないでしょうが。それでも数百メートル以上の大樹に育つでしょう。
        何百年か、何千年後に…ですけれどね。(婚姻届の話を聞いて、二度目の驚きの顔を見せた)
        まあ本当ですか?おめでとうカイ君!末永くお幸せに。
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 00:36:06
      • うちの国観光名所無いからそれでも十分になりそうです。ちょっと広い場所に植えることにしますね。
        はー、国か長命種の誰かに面倒診てもらうことにしよう。(自分たちが死んだあとも大きくなる樹を想像して笑む)
        はい、それはもう勿論絶対幸せにしますなります!
        女に戻らないことにしましたけど、それを決められたのも先生が色々相談に乗ってくれたからで……。
        あ、そう、話したいことその2が角とかのことで。色々自分の中で整理つきました。前よりは今の自分でもいいかと思えるようになりましたよ。
        でもやっぱり戻れるなら戻りたいんですけど……先生、こないだは有耶無耶になっちゃいましたけどこれからもお願いできますか? -- カイ 2012-04-11 (水) 00:47:24
      • きっと大きく立派な樹に育ちますよ。あなたが植えた種ですもの。
        (カイの言葉にゆっくりと頷き、はればれとした笑顔を見せた)
        ええ、もちろんです。私が最期まで責任を持って取り組みます。
        いつの日か必ず元に戻れるように、全力で頑張りますよ。私はあなたの先生ですからね。
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 01:01:20
      • (答えるその顔に以前見せた迷いはなく、こちらも笑顔を浮かべ)ありがとうございます!(アイリの手を取って礼を言う)
        もう色々開き直りはしたもののやっぱり先生以外の人に診てもらうのは不安で不安で……。
        えと、養成校後の連絡先はここでいいんですか? -- カイ 2012-04-11 (水) 01:10:58
      • (ふわふわの手で握手を交わす。その笑顔も、握手にも、微塵の迷いも無く清々しいものだった)
        ええ、ここを拠点とするつもりです。もしここを留守にするようなことがあっても、連絡がつくように手配しますから心配要りませんよ。
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 01:15:49
      • 分かりました! 国に帰って数年は多分忙しいから顔出したりできないですけど……落ち着いたら絶対に会いに来ます。
        俺はこう、先生に悩みとかを聞いてもらってばかりでしたけど、だから先生が迷ってるのとかなかなか気付けなかったけど。
        でもそれが解決したなら、先生がずっと俺の先生でいてくれるなら本当に嬉しいです!
        まだまだお世話になると思いますけど……とりあえずあと二ヶ月の間よろしくおねがいします!(帽子を取って深々と頭を下げる) -- カイ 2012-04-11 (水) 01:22:04
      • カイ君…。(帽子を取り、頭を下げる生徒に感じ入ったように声を震わせた)
        …そんなことはありません。あなたがあなたでいてくれた事だけで…それだけで私は、とても救われていました。
        (立ち上がり、深々と頭を垂れた)
        こちらこそよろしくお願いします。ありがとう、カイ君。(わふん)
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 01:39:49
      • (先生がそう言ってくれたことが嬉しくて、何故か涙が出そうになるが必死に我慢する、泣くのは卒業式と決めたから)
        じゃ、じゃあ俺はこれで! ありがとうございました! -- カイ 2012-04-11 (水) 01:44:23
      • ええ、また学校で会いましょうね。寒い日が続きますが、体に気をつけて。
        (笑顔を添えてカイを見送った。私には過ぎた生徒たちだ、と胸の中で温かさをかみ締めながら)
        -- アイリ 2012-04-11 (水) 01:47:24
  • 先生、来月は先生の人工精霊さんと同行のようです。間近で拝見するのは初めてなので、実地と研究もかねてよろしくお願いします。
    それと、あの…先生が書かれた本を読んでいて今考えていることがありまして。あっその本は『魔素複合における反作用の制御』なんですけど -- ウルカ 2012-04-09 (月) 20:25:57
    • まあ!それは奇遇ですね。(ぽふん、と手を合わせ、嬉しそうに語尾を弾ませた)
      四年近く実戦を積ませている人工精霊ですから、冒険者のサポートも的確にこなす筈ですよ。
      こちらこそよろしくお願いしますね。あら、私の本を?何かしら。
      (口元まで紅茶のカップを持っていき、傾けかけたところで、ウルカが読んでいるという自著が、よりにもよって曰くつきの処女作と知って咽こんだ)
      きゃふっ、けふっ!そ、それは…!
      -- アイリ 2012-04-09 (月) 20:52:59
      • はい!三年あまり冒険してきて奇遇というか、本当に驚きです。
        先生の成果を直に見れるなんて思ってもいませんでした。今からでも楽しみです。
        先生の本なら全部読んでみようと新しい方から読んでいたんですけど、最後にこれに行き当たりまし…せ、先生!?(咽る教師の目には栞がいくつか挟まれたその本が映るだろう)
        いやぁ著者近影の先生、僕よりずっと若いのに自信が溢れていて才気とはこのことなんだろうかと驚きましたよ…(まさかブイサイン、とはと唸る)
        あ、あぁそうではなくて、はい。魔素複合についてですけどこれを基盤として熱量(エネルギー)を取り出す機能装置(システム)を作ろうと思っているんです。 -- ウルカ 2012-04-09 (月) 21:04:22
      • い、いえ、けほっ、大丈夫です。何でもありません。(んん、と喉を鳴らしてどうにか体裁を取り繕う)
        その本を発行した時はまだ駆け出しの未熟者でしたから、今見ると独りよがりや綻びも多いのですけれど。ふう。
        (視界に入り込む自身の著。写真のことも、若さのこともあったが、何よりその内容に問題があった)
        (魔素複合理論は、「反素兵器」の基礎構築に使われてもいる技術であったからだ。自然と表情が固くなる)
        魔素複合炉…ですか。勉強しているのであれば判ると思いますが、魔素…マテリアルの複合には、正確なバランスと精密な調整を要します。
        それは承知の上ですね?
        -- アイリ 2012-04-09 (月) 21:22:21
      • そ、そうですか…え、いやでも…うーん(写真に写っている姿がかわいらしい、とは言えなかったので話題を戻す)
        はい。先生の本を読みましたが取り出せる熱量と複合させる魔素の量の均衡と複合で最効率を得られる点の調整が聞く以上に精密さを要求しているということは理解できました。
        それも承知して…あぁ、えぇとそれでなんですが。いくつか…といっても二つなんですけどその形式を考えてみたんです。
        魔素を複合させて融合させることでエネルギーを取り出す【魔素複合融合炉】と
        複合の調整ではなく衝突の調整で魔素から生じた反魔素と魔素との反発作用からエネルギーを取り出す【魔素複合対消滅炉】です。
        前者は調整が綿密であれば大気中の魔素を融合するものですから、万が一のときも機能が失われればそれまでで大事に至る可能性がないもので
        後者は調整も難しくて些か以上に危険なんですがエネルギーを取り出す量も多く、使用する魔素の量も少なくて済むんですが… -- ウルカ 2012-04-09 (月) 21:44:18
      • いけません!
        (叫びにも似た声が、ウルカの言葉を遮った。アイリの表情は今までになく固く強張り、その瞳には恐怖のいろすら浮かんでいた)
        ………っ。(痛みを堪えるように膝の上の手を握り、顔を伏せる)
        …ごめんなさい。大声を…。
        (蚊が啼くようなか細い声が、俯いたままの口から漏れ出る。表情は影となり読み取れない)
        -- アイリ 2012-04-09 (月) 21:58:56
      • …ッ!
        (大型の飛空艇となるならこちらの、という寸前だった。しかしその言葉は恩師の言葉で遮られた)
        …先生?(驚愕。いや恐怖が沸いて来る。どれがだめ、どこが駄目ではなくただ駄目と言われたのだ。それも出した二つを否定するように)
        (感情的に叩き出された言葉は今まで聞いたどんな言葉よりも理解しがたく)
        先生、何が…(いけなかったんですか。とも続けられなくなるぐらい目の前の姿が目標とする恩師よりも遠く。脆く崩れ去りそうな、触れてはいけない姿に見えてしまった)
        (どうすればいいかわからない、どう続けて何の言葉を出せばいいか全くわからなくなってしまった) -- ウルカ 2012-04-09 (月) 22:28:51
      • …魔素複合対消滅炉は確かに少量の魔素で莫大なエネルギーを生み出し得る手法です…。
        ですがその調整と制御は非常に難しく、厳重な管理と警戒を要します。万が一システムに不備があれば大惨事を招きかねません。
        …おそらく何らかの乗物の動力に導入することを考えているのでしょうが…
        それならば尚の事、安全面を考慮するべきです。通常の複合融合炉でも十分でしょう…。
        (俯いた視線を徐々に上げながら、静かに、沈痛な面持ちでつらつらと語る)
        (ようやく上げた顔は悪戯をとがめられた幼子の様な、小さくか弱いそれだった)
        対消滅炉は…それだけは…。
        -- アイリ 2012-04-09 (月) 22:49:57
      • (言っていることは解る。もちろんそこは解っていたし、恩師ともなる人から言われれば尚更)
        (対消滅炉は使ってはいけないもので、自分の手に余るものだと理解できた。しかし)
        なんで……どうしてですか先生!
        (今目の前にいる恩師の様子だけが理解できなかった)
        先生はいつも正しくて、立派で…なのに、だったら間違っているなら間違っているって、堂々と言ってくださいよ!
        おかしいですよこんな…こんなの違う…!どうしてそんな風に言うんですか…!?
        (苛立ちと恐怖が混ざったような声が高く響く。本当はこんなこと言いたいわけではないのに、投げる言葉は違うはずなのに涙と共に言葉は吐き出される)
        これじゃ…これじゃまるで…(見えない傷を叩いてしまい、目の前の人が。もう叩かれぬように懇願しているようじゃないか) -- ウルカ 2012-04-09 (月) 23:14:42
      • ウルカ君…。(涙ながらに訴える生徒の声に、ただ悲しそうな声を上げる)
        (暫く身を斬るような沈黙がアトリエを満たしていたが、やがて決心がついたように大きくゆっくりと息を吐き出した)
        (いずれ、明らかにしようとは思っていたけれど、この子には今ありのままを話そう)
        (たとえそれで軽蔑され、唾棄されようとも、この子にはそうするべきだ)
        四年前…東エイジアでの戦争でとある秘密兵器が使用されました…。知っていますか?
        -- アイリ 2012-04-09 (月) 23:31:17
      • どうして…どうしてですか先生…(実際わがまま以上のヒステリーだったのか。すすり泣くような声と沈黙がアトリエを満たす)
         
        (長い沈黙を打ち破るかのように出た言葉。今話している分野を現在学ぶものなら知っている。歴史に興味がある人物でもだ)
        …反素爆弾。知っています。現在国際法で禁止されているもので…資料も調べました。公開されていないものも多いですけど…
        でも、それと先生と何の関係があるんですか(泣き止んだのか袖で目元を何度も拭いながら問いかけた) -- ウルカ 2012-04-09 (月) 23:45:28
      • (ウルカの答えに頷くと、苦々しい記憶をたどるように天井を仰ぐ)
        その当時私は聖賢院で、魔学研究主任として研究に明け暮れていました。
        ただ純粋に魔学の叡智を究めたくて…いいえ…もうその時は既に、道を見失っていたのかもしれませんね。
        (あの日、師の警句が耳の奥に蘇る)
        (「聖賢院はあらゆる権威と国家から莫大な支援金を受けている。その訳を考えてみろ。奴らが何を欲して、聖賢院が何を拵えているかを」)
        (重く沈んだ、しかし静かな意思を秘めた緑の瞳が、ウルカの双眸をじっと見つめた)
        反素爆弾はその聖賢院が開発しました。公には秘匿されていますがそれが事実です。
        -- アイリ 2012-04-10 (火) 00:08:44
      •  
         
         
        は…?(間接的に見れば間抜けすぎる返答だ。歴史的な闇が明かされた瞬間の言葉)
        (違う。そうじゃない。そこがどうとか政治がどうとかじゃない。)
        先生、おかしいです。その言い方じゃ、おかしいですよ(重い静かな瞳を受けきれない。戸惑い、乱れ)
        それじゃ…それじゃ先生が…(違う。そんなはずはない。冗談だろう。)
        アイリ先生が、反素爆弾を作ったみたいじゃないですか(受け入れがたい話に口が振るえ、嘲笑っているようになってしまった) -- ウルカ 2012-04-10 (火) 00:29:43
      • 直接…開発した訳ではありませんが。
        (憔悴するウルカとは反対に、空虚さすら漂わせた悲しい笑みを見せた)
        同じ事です。聖賢院に身を置き、設備を使用し、国家から寄付される資金を得て研究していたのですから。
        初めて…爆発を観測した映像を見て…私はそれが魔素を強制複合衝突した際の反作用である事に気がつきました…。
        それは私が研究を進めていた分野でもあります…。恐怖と…絶望を…抱きました。
        (アイリは全てを告白した。上司に糾弾したが全て徒労に終わった事。聖賢院を辞して、逃げるようにこの地に下ってきた事)
        (逃避のために、教師を始めた事)
        …以上が、この地に帰ってくるまでの私の話です。一切の嘘はありません。
        私という人間は、そういう女だったのです。
        -- アイリ 2012-04-10 (火) 00:51:16
      • (流された懺悔のような言葉が頭に染み渡っていく。歯の根が合わずガチガチと鳴らしてしまう)
        (今すぐ耳を塞いで逃げ出したかった。だからこの人は養成校が閉じた後が決まっていなかったんだ。)
        (思い描いていたような立派な志を持って教鞭をとっていたわけではない。そんな、悪い方向には頭が回っていく)
        (そんな理由で教師を選んだのか?じゃあ。じゃぁ何が正しいんだ。何を信じればいい。)
        (自分が信じていた先生は?隣に立てるぐらいの魔術師になりたいと思っていた相手は)
        (打ち明けられた残酷な真実は嵐の中に立つ案山子を倒すが如く。自らを支える膝を折るのに充分だった) -- ウルカ 2012-04-10 (火) 01:11:13
      • (膝を追ったウルカに一瞬手を伸ばそうとしたが、その手は止まった。今の自分に手を差し伸べる資格は無い、いや、そんなものは最初から無かった)
        (けれど、このままではあまりにウルカが不憫だった。純粋ゆえに傷つきやすいこの生徒を、そのままにはしておけなかった)
        (最期の力添え。再起するための力を、支えを贈ってあげたかった)
        それからの…私の話をしてもいいでしょうか。
        学び舎での日々はとても楽しいものでした。辛い記憶を忘れさせてくれるほどに。
        けれど…それは違いました。授業を行うたび…教鞭を振るうたび、ウルカ君や、他の生徒の瞳が、私の罪を思い起こさせました。
        良心の呵責に毎夜の如く苦しみ、悩み続けたのです。ずっと、ずうっと。
        (自分も膝を折り、床にスカートを広げて、うな垂れるウルカに語りかける)
        けれど…そのうち…あなた達と言葉を、心を交わすうちに、自身の考えが変わりつつあることに気付きました。
        あなた達のひたむきさが、純粋さが、私に罪と向き合う勇気を与えてくれました。
        教える立場である教師がその実、生徒であるあなたたちから多くのことを学ばされたのです。
        …今なら言えます。私は学校が終わっても、魔術師であり続けます。世の為に、持ちうる全てで尽くします。
        あなた達に相応しいだけの…教師でありたいから…。(顔を寄せ、鼻先が触れ合うような距離で囁く。その声はいつもの、優しい教師のそれだった)
        だからもう少しだけ…私をあなたの先生でいさせてくれませんか?
        -- アイリ 2012-04-10 (火) 01:31:44
      • (もう何も考えたくなかった。このまま帰ろうと思った。それでも…言葉は流れていく)
        (大好きだった先生から語られる前と今。その言葉は懺悔ではなかった)
        (言うなれば思い出と、新しい選択。それは前に大事な友が言っていた言葉)
        (間違った選択をしたとしても、次は正しい選択を選ぼうとする意志と勇気を手に)
        (懺悔とも言える話もそうだ。先生は自分に話してくれた。自分で傷を開くような辛いことでも打ち明けてくれて、それでもその苦しみと立ち向かうと言ってくれた)
        (だから、やっぱり目の前の人は。正しくて、優しい立派な。大好きな先生だと。胸を張って言える。誇りに思える人だから、伝えないと)
         
        ごめんなざい…!先生が、ずっと、悩んでたの知らなくて、ひどいこと…!
        (伝えないといけないのに、何も知らないで八つ当たり同然に恩師へ癇癪を起こした自分が情けなさと)
        (目の前の人を一時でも疑ったこと。あまりにもひどいことをしたと理解し、泣いた。声を上げて大泣きした。) -- ウルカ 2012-04-10 (火) 02:00:19
      • 私こそ、ずっと打ち明けられずにいて…。あら、あらあら。
        (声を上げて泣きじゃくるウルカに手を伸ばす、肩口に触れそうになった指は一旦戸惑ったが、しっかりとその肩に触れ、優しく胸に抱き寄せた)
        信じてくれて…ありがとう…。あなたの先生でよかったわ…。さあ、もう泣かないで?
        (ウルカの頬に伝う涙を、暖かい舌先でぺろりと掬った。つい発露してしまった獣人の本能にお互い顔を見合わせる)
        あら、わたしったら。
        (恥ずかしそうに頬を染めて笑った。目じりに涙を浮かべ、声を上げて笑った)
        -- アイリ 2012-04-10 (火) 02:14:17
      • はい…はい…!先生は、僕が尊敬する優しくて…大好きな先生です!
        (抱き寄せられて安心したのか泣き止み笑顔に戻った。気分も良く、全て取り除かれたような安心があった。)
        …?!(頬を舐められれば恥ずかしさで顔から火がでそうだったが、それでも今の晴れやかさや不意打ちのおかしさには置き換えることはできず)
        (笑った。声を上げて愉快な、晴れた笑い声が続いた…) -- ウルカ 2012-04-10 (火) 02:25:49
  • -- 2012-04-08 (日) 18:56:36
  • -- 2012-04-08 (日) 18:56:27
  • -- 2012-04-08 (日) 18:56:17
  • 養成校終了後どうするのかアンケートが届けられた、街を出る、出ないの欄が一番上にあるのでそれを選べばいいらしい
    もちろん何をするかも()で記入できるようになっているが、特にない・面倒なら書かなくてもいいらしい
    答えるのが面倒だったりすれば捨てる(消して)も自由らしい -- 2012-04-07 (土) 10:24:10
    • (暫く用紙に視線を落として、丁寧に折りたたむと引き出しにしまった) -- アイリ 2012-04-07 (土) 16:54:27
  • バレンタインはチョコケーキありがとうございました先生。季節は一つ二つと移り変わりましたがお返しは忘れていません。アイスキャンディー、研究室で作ってみたんです。
    果実酒を使ったものですので大人向けでございます。(保冷箱のようなものを差し出した) それと国家魔術師の試験、来年受けることに決めました。 -- ウルカ 2012-04-05 (木) 22:44:24
    • まあ素敵!冷たいものは大好きですよ。
      (特に夏は。と、もふもふの体毛を揺すって見せた。ウルカから受験という言葉が飛び出すと、にっこりと笑顔で応えた)
      いよいよ挑戦ですね?ウルカ君のことですから、試験についての予備知識は揃えているでしょうが、何か質問はありますか?
      先輩ですからね。ズルにならない程度の範囲でよければ教えてあげますよ。(わふん)
      -- アイリ 2012-04-05 (木) 23:20:38
      • 冷たくて甘いものは人類が考えた至福の魔法ですね(先生暑そうだけど平気なのかなと見つつも受験の話に)
        はい。以前より対策もしていましたし個人で出来うることには大抵手をつけました。
        でも、うーん、不正にならない程度の範囲となると…(うんうん、と唸るように考え込むと一つの問いに行き着く)
        えー…えーっとじゃぁ、先生お勧めの持って行くといいものってありますか! -- ウルカ 2012-04-05 (木) 23:56:27
      • んー、そうですね。(マズルの先に指を添えて、視線を上に向け逡巡する)
        試験は担当する試験官によって毎回内容が変わりますからね。どれが必需とは言いにくいのですが。
        まず非常食。それと医薬品。その二つはあって困るような事はありません。
        私が受験した時には、猛獣が跋扈する密林の真ん中に落とされて、そこから100キロ先のポイントまで規定時間以内に移動しろ、なんて試験もありましたからね。三次試験でした。
        -- アイリ 2012-04-06 (金) 00:08:18
      • 非常食と医薬品って、本当に魔術師の試験なのか疑いたくなりますよ…
        でも、国家魔術師になったらそういう事態に陥ることもありえるんですよね。非常食と医薬品を持てるだけでまだいいのかもしれません。
        他は刃物や一次工作が可能な道具もあればよさそうですね…なんだか、戦争にいくみたいですよこれじゃ。
        傭兵か兵隊の選抜試験に行くみたいです(しかしそれを切り抜けたのが目の前の教師である)
        魔術師が杖と帽子だけでどうにかするというのは、本当にもう絵本の中だけなんですね… -- ウルカ 2012-04-06 (金) 00:28:06
      • 「魔術師とは、魔術に秀でている者ではなく、魔術により全てを成し得る者である」ですよウルカ君。
        あらゆる局面に対応し、順応する事は、魔術師にとって必要不可欠ですからね。
        年々膨れ上がる受験者を、出来るだけ削ろうという意図もある事は否めませんが。
        それと一つ、これは大事な事ですからしっかりと聞いてください。(真剣な眼差しで、ウルカの双眸を見つめる)
        国家魔術師試験は非常に難関で、かつ大変に危険な試験です。何人もの受験者が試験中に死亡または行方不明となっています。
        あなたがとても優秀であり、また努力家であるのは良くわかっていますが
        もし命の危機を感じたその時は、引き返して再起へ繋ぎなさい。それもまた勇気なのですから。
        (わかりましたね。と優しく、厳しさを含ませた口調で説いた)
        -- アイリ 2012-04-06 (金) 00:42:53
      • あっいえそんな、ふざけたわけじゃなくて。先生のイメージとずれていて想像ができなかったっていうか…
        (その弁明も消えるような先人の言葉。彼女はこういっている。)
        死んでしまっては元も子もない。死んでしまってもおかしくない危険な試験…(それは聞いていたし知っていた。しかし本当に、受けた人から聞くのとは違う)
        (そこまでして受けたいか、と問われれば答えは決まっているし。何故なりたいかその理由からすれば)
        はい。実力の伴わない称号を僕は必要としていませんし、必要ともしたくありません。
        本当にその称号に相応しい魔術師になれてこそ、僕が求める魔術師になれるんです。
        (目の前にいる先生に、彼女に近づきたい。隣に立てるぐらいの魔術師になりたい。正しいことをするために。それが理由)
        (優しくも厳しい言葉を受け止め眼差しを返した。真剣な瞳で、真実をそのまま写すような目で。)
        後期の課題が決まりました。残りの半年間、より魔術だけではなく身体の基礎応用力を上げる訓練を行おうと思います。
        それでは先生、また!(そうして今日も試験に向けての勉強と鍛錬に真っ直ぐ向かっていった) -- ウルカ 2012-04-06 (金) 01:01:34
      • ええ、また。(去っていくウルカを見送りながら、自分の杞憂に苦笑した)
        (本当に物分りのいい、出来た子。私の不安を尽く杞憂にしてくれる)
        頑張りなさいウルカ君。あなたならきっと出来るわ。(その背中を眩しそうに見つめながら、静かにそう呟いた)
        -- アイリ 2012-04-06 (金) 01:15:56
  • (険の抜けた顔である。悩みの陰が抜けて、どこかすっきりとした)
    先生。無事に、終わりました。先生の与えてくれた指輪と言葉のおかげです。
    (手には、黒い指輪。紅の脈打つ黒炎の指輪)お返しにあがりました。俺には、多分もう必要の無いものです。
    本当に、ありがとうございました(真摯にそういって、指輪を差し出した) -- オズワルド 2012-04-03 (火) 23:36:46
    • 良い顔をしています。よく成し遂げましたね。
      (差し出された指輪を受け取ると、元の指に戻して微笑んだ)
      辛い過去と向き合い、それを受け入れて前に進むあなたの力になれたことを、誇りに思います。
      -- アイリ 2012-04-03 (火) 23:47:38
      • (誇りだなんて勿体ない そう言いたかったけれど、折角なので素直に褒められておく。言葉のかわりに、照れ笑いを漏らして)
        はい。これでまた、前に進むことが出来ます。先のことも考えられるようになりました。
        卒業しても忘れません、っていうのはちょっと早いかもしれないですが……そのくらい先生には感謝しています。 -- オズワルド 2012-04-04 (水) 00:00:34
      • ふふ、私もですよ。(ふわふわの手でオズワルドの肩をぽふ、と触れて)
        あなたという人を生涯忘れません。何処へ居ても、どんな時でも。
        先のこと、ですか…。(わずかに俯いて逡巡し、微笑を見せた)
        私もオズワルド君を見習わなくてはいけないかもしれませんね。
        -- アイリ 2012-04-04 (水) 00:11:28
      • (年上ルート……いや待て落ち着け!多分天然でこうなのだ、この人は!)
        (飛び出した言葉にどぎまぎしつつ、驚いて暴れた心臓を宥め鎮めて)
        ……先生ほどの人でも、悩まれるんですか?(静かに問いを向けた。自分が問うていいことかもわからないけれど)
        (人間誰しもそういうものだと、笑われてしまうような馬鹿な問い。まだ衝撃がちょっと抜けていないのかもしれない) -- オズワルド 2012-04-04 (水) 00:21:54
      • わふん?(どぎまぎしているオズワルドを見上げる緑の瞳)
        (真意はどうあれ、本心から出た言葉であるということはその瞳でわかるだろう)
        ええ、もちろん悩みますよ。(ほどの人でも、と持ち上げられる事て困ったように苦笑する)
        大人になってから、でしょうか。悩む事が多くなったのは。子供の頃はよく師から怒られたものです。
        お前は頑固だ。自分に迷いを持たないって。(ふふ、と懐かしみを含ませた表情で、それがいけなかったのね、と小声で漏らす)
        でも折角なので、沢山悩んでみようかなって。(照れくさそうにはにかんだ)
        -- アイリ 2012-04-04 (水) 00:39:03
      • (その瞳を理解して、またぐらつきそうになったが、話に集中する)
        (身の程知らずにも、少し心配してしまったけれど)
        (やはりこの人は自分などよりずっと大人で、ずっとしっかりしている人だった)
        (少し漏れた、翳りも、どこかこの人なら平気なような気がして。照れ笑いに釣られて笑う)
        今回のことで思ったんです。前に進むには、絶対に悩まなきゃならない、悩みを乗り越えなきゃいけないんだ、って
        先生は、たくさん前に進めますね。 -- オズワルド 2012-04-04 (水) 00:58:31
      • そうですね…。
        (時々、思う。ありのままの弱さをさらけ出してみたいと。子供のように喚き散らして、自分は弱い人間だと告白したいと)
        (そうできれば楽にはなれるのかもしれない。でも、それは逃げるということだ)
        (自分はもう、逃げる事など許されない。なぜなら今の自分は、教師なのだから)
        …ありがとうオズワルド君。私、頑張ります。(オズワルドの言葉が勇気を分けてくれた。残りの時間を、教師として通す勇気を)
        -- アイリ 2012-04-04 (水) 01:13:40
      • (逡巡するような間。何か悪かったかと緊張した)
        (けれど、その後の言葉では、芯の強さが戻っていたから)
        (俺なんかでも役に立ててよかったと、気恥ずかしげに鼻を擦った)
        お礼を言うのは俺の方です。今日はそれを言いにきたんですから
        これじゃあべこべだ。でも少しはご恩を返せたかな(また笑って)
        長居しちゃいましたね。それじゃあ先生、ありがとうございました!(最後にもうひとつ礼を重ねて、先生の部屋を後にする) -- オズワルド 2012-04-04 (水) 01:32:14
      • さようなら。またいらっしゃい。(去っていくオズワルドを見送りながら、胸に手を当てる)
        (自分にはなかった勇気を与えてくれた。教師である自分が、その実生徒からいろんな事を教わっている事に気付いた)
        (教師の道を選んでよかった。心からそう思うアイリだった)
        -- アイリ 2012-04-04 (水) 01:45:33
  • アイリ先生!来月一緒です!先生と冒険するのはうさくん先生依頼ですが頑張って冒険やりましょうっ! -- 姫美 2012-04-03 (火) 21:48:16
    • まあ姫美さんと?それは奇遇ですね。
      冒険に出向いているのは私ではなくて、私名義の人工精霊なのですが
      冒険者のサポートを優先するように組んでありますので、きっと役に立つと思いますよ。(わふん)
      -- アイリ 2012-04-03 (火) 22:25:18
      • そうだったのかぁ…ふふふっじゃあ精霊さんの助けを借りてすごく頑張れるのかなー、僕しっかりやるよっ
        うーん、でもちょっと残念だなーアイリ先生に抱っこしてもらって寝たかっ…なんでもないっ!です -- 姫美 2012-04-03 (火) 22:30:49
      • ん?なあに?(獣人の優れた聴覚は、姫美の呟きもしっかり聞き取っていた)
        まあ、うふふ。抱っこくらいならいつでもしてあげますよ?ほら。(両手を広げて姫美を抱っこしてもふもふ、もふもふ)
        -- アイリ 2012-04-03 (火) 22:51:59
      • ふわぁ…さすがは耳がおっきいだけあってしっかり拾ってますね…
        (目を瞑って心地よさに身を任せる)ふふふっ、今まで一緒に冒険出来ないのが残念なくらいだよぉ… -- 姫美 2012-04-03 (火) 22:59:57
      • ごめんなさいね。冒険に出るとどうしても時間が拘束されてしまって、研究が疎かになってしまいますから。
        でも、いつでもあなた達の無事を心から祈っていますからね。(母がそうするように、姫美を抱きながら頭を優しく撫でる)
        -- アイリ 2012-04-03 (火) 23:13:39
  • 先生〜、めっちゃ今更ですがバレンタインのお返しですこれ……魔力を物質に変える練習がてら、作ってみました(人形を渡す、アイリを模したものだ) -- 夏九 2012-04-01 (日) 20:52:52
    • こんにちは夏九君。まあ何かしら?(夏九から渡された人形を見るなり、きゃあ、と少女のような歓声を上げた)
      あらあらどうしましょう、私ったらこんなに可愛くなって!(ぱたぱたと尻尾を振りながら、精巧な人形を手の中でふにふにと動かしていく)
      愛らしくて、素敵なお人形です。物質変換に頭抜けた才があるようですね。
      「ありがとう夏九君、とっても嬉しいワン♡」
      (人形を顔の前で動かしながら、高めのトーンでお茶目にアテレコした)
      -- アイリ 2012-04-01 (日) 21:34:24
      • (最初期に作られた人形と比べると、幾分技術も上がっている。とはいえあまり褒められると、やっぱり面映ゆいのか)
        そんな、頭抜けたなんて……先生の授業やテキストあってこその今ですから。
        (その茶目っ気たっぷりな仕草に思わずきゅんと) いえ、いえいえいえいえ! そこまで喜んでもらえたらオレ冥利に尽きます!! むしろありがとうございます!(ぺこぺこ) -- 夏九 2012-04-01 (日) 22:33:42
      • 「お礼の言いあっこだワン、おかしいワン♪」
        (プレゼントを贈った側の方が多く頭を下げている光景に、くすくすと微笑みながら、人形の手で夏九の頭をぽむぽむと撫でる)
        けれど人形作りだなんて、意外な一面を見せてくれましたね。好きなのですか?
        (アイリ人形を胸に抱きながら、柔らかい抑揚で言った)
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 22:55:55
      • あは、あはは……(照れたまま、人形の手のぷに感を頭に受けて)
        好きというか、なんだろ……最初は本当に練習のつもりだったんです。でも、作って持ってくたびにみんなが喜んでくれて……なんかその笑顔が嬉しくて。
        (お人よしすぎる笑顔を浮かべて頬をかく。入学当初の彼はこんな性格ではなく、むしろ利己的であった) やっぱり、先生のあの授業が効いたんですかね? へへ。 -- 夏九 2012-04-01 (日) 23:13:05
      • そう…それは良き道を見つけましたね。
        (この子も、変わった。以前はもっと打算を許さない、強張った印象を受けたように思う)
        (それがこの場所で、ここの皆と触れ合うことで成長し、変わろうとしている)
        (自分はどうだろうか。自分はここで、変わったのだろうか)
        良い魔術師は人を明るく、笑顔にします。師から告げられた言葉です。
        夏九君、あなたはきっと、素晴しい魔術師になれますよ。(にっこりと笑った)
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 23:49:02
      • 道……ですか?(人間としてはまだ四半世紀も生きてはいないし、魔術師としても駆け出し) ……どうなんでしょう、こんな事でも道だって言えるんでしょうか?
        (青二才であることは重々承知で、成長に対して常に疑義を抱く。それもまた3年で培われたあり方) 良き魔術師、かあ……。
        ……それってつまり、先生みたいな魔術師になれるかもって事ですよね? へへ、なんか俄然やる気出てきましたよ!
        (楽しげに笑う。アイリとの関係は師弟というよりはありふれた教師と生徒のそれであったが、それでもあこがれの対象であることには変わりない) -- 夏九 2012-04-02 (月) 01:32:32
      • ええ、とても立派な「道」だと思いますよ。(優しみがそうさせたように頷く)
        人の笑顔のために尽くす道…素晴しいではありませんか。
        (自分のような魔術師になれるのか、と無邪気に笑う夏九に、少し困ったような笑みを浮かべた)
        …魔術師にとって、大切なものは何だと思いますか?(夏九の目を、どこか憂いを帯びた瞳で見つめて、そんな問いを投げかけた)
        -- アイリ 2012-04-02 (月) 17:17:02
      • (たおやかに笑い直截に述べるアイリに対して、思わず照れ隠しに頬を掻いている。どうもストレートな言葉には弱い)
        魔術師にとって大切なもの……(ある人は言う、それは血統と。ある人は言う、それは素質と。ある人は言う、それは飽くなき探究心と。だが夏九にとっては――?)
        自分が何のために力を欲するか、この手に得た力で誰かのために何ができるか……それを常に思考して試行し続ける事、ですかね。(薄らぼんやりとしたあいまいな答え。だが、それは夏九の芯になっている思想でもある) -- 夏九 2012-04-03 (火) 22:41:11
      • (夏九の言葉に、瞼を閉じながら頷く。物思いにふける様に遠くを見ている瞳を、瞼から覗かせて)
        その通りです。魔術は、人が手にした中でもとても大きく、偉大な力です。
        ですが、大いなる力には、大いなる責任が伴います。使い道を誤れば、この世界を焼き尽くす炎と成り代わる事もあるのです。(古傷に触れているような、傷めしい表情を過ぎらせながら、滔々と語る)
        ですから魔術師に必要なもの、それはあなたが言ったように、真を見出す事です。
        真に人々の為となるものなのか、それを考える事が、何より大切なのですよ。かつて…。
        -- アイリ 2012-04-03 (火) 23:06:11
      • (時には人の傍に寄り添って共に歩み、時には世界に仇なし牙を剥く。強大な力はその大きさゆえに些細な傾きであり方が変わってしまうと聞く)
        (だが、目の前の女性の瞳は何か物憂げでいて、そしてどこか辛そうに見えた) 真を見出す、こと。力の粋を求めるだけではなくて、それの向かう先を知る……。
        (続きを促すように黙り込む。表情は至って真摯) -- 夏九 2012-04-04 (水) 00:18:19
      • かつて、ある魔術師が魔術の革新を求めるあまり、真を忘れ、大きな過ちを犯しました。
        もしあなたがこの先、進む道に迷う事があった時には、人々の笑顔を思い出しなさい。その笑顔のために准じた気持ちを思い出しなさい。
        そうすれば必ず真の道は開けます。(いいですね。と、笑う。寂しげでありながら、優しい笑顔だった)
        -- アイリ 2012-04-04 (水) 00:26:35
      • ……はい。(それはとりもなおさず、初心をゆめ忘れることなかれということだろう。そして、それを忘れた先にある災厄を畏れよと)
        肝に銘じておきます、先生の言葉……(その視線は優しくて、とても温かい。些か温かすぎると感じるほどに――彼女の過去には、今語られた以上の物があるのかもしれない。だが、今それをことさら聞ける立場でもないというのは承知していた)
        あの、先生。……卒業した後も、先生の薫陶を受けたりとか……できます?(だからせめて今は、少しだけ未来の話をした) -- 夏九 2012-04-04 (水) 01:11:36
      • それは…。(夏九の言葉に確かに戸惑って、視線を伏せて言葉に詰まる)
        (教師としてこの街へ戻ってきた時には、せめてもの罪滅ぼしと胸の内に蟠る罪悪感を払拭するためだけを考えていた)
        (四年がすぎれば、何もかもを放り出し魔術を捨てて生きていくつもりだった)
        (だけれど今は、この素晴しい生徒たちに、こんな自分を慕ってくれている生徒たちに、せめて報いなければ、と考え始めている)
        (そうでなければ自分は、何のために生きてきたのだ)
        …………。(長い沈黙。ぬいぐるみを抱える腕に力が入る。伏せていた視線を上げて、夏九と視線を交わした)
        …ええ。(小さな声。けれどはっきりとそう言った)
        -- アイリ 2012-04-04 (水) 01:29:43
      • (いかに役職や地位があったとて、本質を突き詰めれば誰しもが「人間」だという事を、この3年半近い学生生活の中で嫌というほど学ばされた)
        (ゆえに、教師という立場から解き放たれたアイリ自身を知りたいというのは少なからず胸の中にある感情と言えた)
        ……(一つの決断を下す瞬間、ぬいぐるみを抱きしめる腕が少しこわばって見えたのは気のせいではないだろう)
        (今はそれをあげつらう気もなかったし、そもそも必要を感じなかった。目の前の「先生」が師となることが嬉しくて――) ありがとうございますっ!
        (めいっぱい礼をするので頭が一杯だったからだ。今しばらく、この関係は続いていきそうだった)
        //長々と申し訳ありませんでしたー(げざる) -- 夏九 2012-04-04 (水) 02:02:26
      • いいえ、お礼を言うのは私の方です。ありがとう。
        (今日一番の笑顔を見せたアイリは、どこか晴れ晴れとしていて、初夏の陽光のなかできらきらと輝いていた)
        //いえいえいえ楽しかったです!こちらこそありがとうございましたあっ
        -- アイリ 2012-04-04 (水) 17:47:42
  • モテモテのアイリ先生なら上は別荘クラスまでホワイトデられるかも知れませんが…
    とりあえず俺としては甘いザッハトルテに対抗して塩味でお返しをしたいな、と…感謝の気持ちは込めてみました
    (籠を差し出せば鮭とほうれん草とホワイトソース入りパイ包み、ベーコンと茸とトマトソース入りパイ包みが一つずつ入っている、基本は短縮調理をする男だがこれはキチンと細かな所まで気遣われパイの網目も細かく綺麗だ) -- フェリックス 2012-04-01 (日) 00:20:33
    • 良い生徒が多いだけですよ。(わふん、と世辞をいなして、差し出された籠に目を落とす。びっくりした)
      まあ、すごい。(心から驚きの声を上げる。フェリックスが料理をこなす事はよく知っていたが、ここまでとは思っていなかった)
      良い香りに焼き色もしっかりついていて、とても美味しそう!
      (ぱたぱたと尻尾が揺れている。本気で感動しているようだ)
      -- アイリ 2012-04-01 (日) 00:34:02
      • (尻尾が揺れる様子を見れば心底嬉しそうに笑みを見せて)いやぁあんな旨いザッハトルテ貰ったら俺も手は抜けませんから
        何より!男にとってはバレンタインのチョコは同じ重さのプラチナより価値があると思ってるんで!(グッと拳を握って力説)
        それと…これはあの腕輪の件で、まだどうなるかは分かってませんが…先生が渡してくれた希望が更に希望に繋がりそうです
        あれで足りない時の為にまだまだ模索中ですが…(穏やかで…慈愛に満ちた笑みを見せて) -- フェリックス 2012-04-01 (日) 00:44:06
      • あらあら、そんなに喜んで貰えたなら作った甲斐がありました。
        (フェリックスの真摯な言葉に佇まいを直し、穏やかで男性的な笑みに笑い返す)
        私は応えただけに過ぎません。希望を繋いだのは、フェリックスさん、あなたなのですよ。
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 00:51:55
      • (照れたように頭を掻いて笑い)いや…応えてくれた、俺にはそれが何よりもありがたくて…
        こうして手を伸ばせば躊躇い無く掴んでくれる、その優しさと力を本当に尊敬してる事を伝えたかったんです
        俺はただ…俺と同じようにあの子を助けたくて走り回っただけですから、だから…ありがとう御座います!(深々と頭を下げて)
        それじゃ俺はこれで…あっそれと抱き締めた時のあの声、凄く可愛かったです!(最後に変な事を笑いながら言いつつ去っていった) -- フェリックス 2012-04-01 (日) 01:06:07
      • それが何よりも尊く、難しいのですよ。あなたは立派です、教師として、人として尊敬します。
        あとはもう少しだけ慎みを持てばいいのですけれど。
        (去っていく背中を見送りながら、眩しい陽光を浴びるように目を眇めた)
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 01:34:39
  • 先生、ホワイトデーなのでお返しに草餅を作ってきた
    それと、やや進展がみられた -- サツキ 2012-03-31 (土) 22:59:52
    • 東洋のお菓子ですか。ハーブを練りこんであるのかしら、良い香りがしますね。
      え?作った?サツキ君が?(信じられないというような顔を浮かべて、ばつがわるそうにん、ん、と咳をした)
      その報告を待っていました。聞かせてくれますか?
      -- アイリ 2012-03-31 (土) 23:20:20
      • 知らなかったろう。実は菓子作りはそこそこできてな。ちなみに去年は桜餅で一昨年は練りきりを作っている。生徒にしか配ってなかったからな
        多分、見せたほうが早い。表へ来てくれるか -- サツキ 2012-03-31 (土) 23:22:54
      • ごめんなさい、でもあんまり意外だったので。(恥ずかしそうにほんのりと頬を染めながら俯いた)
        (サツキの誘いに快く頷き、表の中庭へ。小さなテーブルセットに腰を下ろし、お茶と草もちを置く)
        -- アイリ 2012-03-31 (土) 23:39:27
      • (おそらく最初から報告で実演するつもりだったのだろう。外に持参した巻きわらが立てかけてあった)
        (それをセッティングしながら言う)結局、より早い発動にはより効率的な魔力の集中が必要だが、それに集中しすぎては今度は動きが鈍りかねない。故、どのようにすればより集中をしやすいかを考えたんだ -- サツキ 2012-03-31 (土) 23:51:05
      • (女性らしくそろえた膝の上に慎ましく手を乗せて、期待に満ちた眼差しを向けている)
        武と魔を両立させるには、人並みならぬ研鑽と才能が必要になります。
        サツキ君の修練の成果を見せてもらいましょう。
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 00:01:35
      • (構え、鯉口を切る。溜めの動作を経ることなく)一閃!
        (滑らかな抜刀術から演舞に入る。ゆっくりとした型ではない。明らかに実践を想定した動き。変化があったのはそのさなかであった)
        我が魂は銀である!(突如、よく通る声をあげたのだ) -- サツキ 2012-04-01 (日) 00:16:22
      • (なるほど。実戦を想定した型どおりでない動きに鍛錬を見出せて、感心に頷く)
        (突然声を上げたサツキに、ふわふわの耳をピクン、と震わせた)
        (詠唱?そこにたどり着くなんて!声を上げたい気持ちを抑えて、口元を緩める)
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 00:26:40
      • 闇の中にありて尚!
        曇るを知らぬ銀である!
        諦めを知らぬ銀である!

        (演舞の型は止まらない。動作が速くなっていく中で、詠唱――むしろ口上は続く)
        夜闇を照らし輝ける!
        心意気こそ銀であるッ!
        (言い切った刹那、その身体が輝きを見せる。比喩でもなければバレンタインにアイリが見た淡い輝きでもない。小さな太陽のような目を焼く白光) -- サツキ 2012-04-01 (日) 00:45:32
      • 詠唱…いや、口上?演舞と一体化した魔導術式とでもいうのかしら。
        (裂帛の気合に固唾を呑みながら見守っていると、サツキの全身が百光を発した)
        …!(くらむようなまばゆさに、思わず瞼を眇め身を捩った)
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 00:56:09
      • (目が慣れた時、武芸者の姿はそこに無い。そして、二回目に耳にする中空を刀が閃く音) -- サツキ 2012-04-01 (日) 01:09:58
      • 消えた?(思わず声がでる。椅子から腰を浮かせてあたりを見渡した時、いつかのあの閃きの音を、聞いた) -- アイリ 2012-04-01 (日) 01:15:49
      • (地面の巻き藁のほうを見れば、ちょうど細切れになった半分がぼとぼとと地面に落ち、その傍らで武芸者が納刀しているところだった)
        ……こんなところだ -- サツキ 2012-04-01 (日) 01:17:34
      • お見事です。(惜しみのない拍手を送りながらサツキを労う)
        詠唱と演舞により、集中による硬直を無くし、かつ錬度の高い技へと昇華させましたね。
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 01:29:17
      • 演舞というか、今のは戦闘中の動きでも口上を述べるための訓練でもあるわけだが
        アニメの好きな友人がいて、一緒に見ているとこういう詠唱だの口上だのの場面があって、これは使えるんじゃないかと思ってな
        なんというか…イメージの深化というか、そういうものにとても役立った気がする
        あと、今まではぼんやり光ってて「明らかに何かあるなこれは」って感じだったろう。光るのをやめることはできなかったので、いっそこれを目くらましにできないか、という方向で考えてみたんだ -- サツキ 2012-04-01 (日) 01:43:28
      • 短所を長所に切り替える良い発想の転換です。
        魔術を発動させる際の詠唱や印などには、もとよりそういった効果も併せ持たれているのです。
        ただし、口上はそれだけで相手に身構えさせる要員にもなりますから、そこは気をつけるように。
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 01:57:32
      • だな。いつもと違うことをする以上、その前兆をゼロにすることはできない
        なので、なるべくそれを不自然に思わせない立ち回りというのは、重要だな…… -- サツキ 2012-04-01 (日) 02:04:56
      • それをあえて利用できるかもしれませんよ。(にこり、と安心させるように笑う)
        詠唱や口上が始まれば、魔術を知るものならばすぐさま身構えます。
        反撃するなり防御するなり、まず相手の挙動を見極め集中するのがセオリーです。
        そこにあの目くらまし。牽制としてはこれ以上ないタイミングだと思いますよ。(わふん)
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 02:10:03
      • ……なるほど。その発想はなかった(ぽん、と手を打つ)
        参考になったよ。また修練しないと -- サツキ 2012-04-01 (日) 02:15:59
      • そうですとも、あなたはこの先まだまだ伸びます。教師として見極めさせてもらいますよ。励みなさい。(わふん) -- アイリ 2012-04-01 (日) 02:25:29
  • あ、そうだアイリ先生ホワイトデーのお返しにどうぞ。(採血が終わると鞄からカップとソーサーを取り出して渡す) -- カイ 2012-03-31 (土) 22:48:13
    • まあ、私に?(差し出されたカップとソーサーに驚いたように小さく声を上げて、そっと受け取った)
      ありがとう。今度から紅茶を飲む時はこれを使わせて貰いますね。(わふん)
      -- アイリ 2012-03-31 (土) 23:15:09
      • 使ってもらえるなら嬉しいです!
        それはそうとい、先生が今考えている方法は逆錬成と違って再錬成の場合は男のまま角だけを消すこととかも出来るんですかね? -- カイ 2012-03-31 (土) 23:22:03
      • ええ、もちろん。ずっと大切にします。(にっこり)
        男のまま?角だけを?(不思議そうな顔をカイに向けて、ちょっと考えるような仕草をした)
        もちろん可能です。しかし…カイ君は女には戻りたくはないのですか?
        いえ、もちろんそれはあなたの自由意志ですし、私が口を挟むような事ではありませんが。(理由を教えて?と瞳で訴えた)
        -- アイリ 2012-03-31 (土) 23:36:29
      • あ、出来るんですか!(嬉しそうな顔を浮かべ)
        性別についてはそこまでこだわりがなかったというか……むしろ女に戻る不安感が強かったというか。
        あとは、その、物理部の部長のノアと付き合うことになったので。(少し恥ずかしそうにして頬を掻く)
        ノアはどっちでもいいって言ってくれましたけどやっぱり男のほうが都合がいいかな、と……。 -- カイ 2012-03-31 (土) 23:45:50
      • あらまあ。(この教師が見せる顔の中でも珍しい、ぽかぁんと呆気に取られたような顔)
        (やがてそれがいつもの柔和な顔に戻り、満面の笑顔をかたどった)
        そうだったのですか。それなら確かに男性のままの方が良いかもしれませんね。
        おめでとうカイ君。思い切り恋をして、青春なさい。
        -- アイリ 2012-03-31 (土) 23:55:49
      • えぇと、それでまぁ、はい、そうですね。でも角は、無い方がいいので……角だけを無くせたらなと。
        いやぁでも今までこう、恋愛として人を好きになったことって無くって……。今好きになろうとしてる途中ですかね。
        そういえば先生、再錬成の方はどうですかね、在学中にはやっぱり……無理そうですよね。 -- カイ 2012-04-01 (日) 00:07:54
      • それでいいのですよ。人の心は人とのふれあいで大きく成長するものです。
        あせらずゆっくりと、あなた達だけの愛を育てていきなさい。(再練成の話題に戻ると、わずかに笑顔を曇らせる)
        錬成情報の確定にはどうしても時間が掛かってしまいますからね。特定さえ出来れば後は一本道なのですが。
        一分の誤差も許されない精密な作業なので、こればかりは…。(アンプルを取りだし、カイに差し出した)
        これは途中まで解析が進んだサンプルです。もし卒業までに間に合わなかった場合は、これを信頼できる錬金術師に預けなさい。
        確かな人物なら、それだけで全てを理解できるはずですから。
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 00:21:41
      • ……はい。(アイリの言葉に強く、深く頷いた)
        あ、えっと……。(差し出したアンプルを受け取るかどうか一瞬迷い)先生に診続けてもらうことはできないんでしょうか?
        今までよりも会う頻度とか下がるのは分かるんですけど……。 -- カイ 2012-04-01 (日) 00:29:45
      • ええもちろん。頼まれた仕事ですから、私も分析を続けていきますよ。ですが…。
        (ふ、と差し込んだ暗い影を、笑顔で取り繕う)
        何が起こるかわかりませんから。念のために、ね。
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 00:41:31
      • そういうことを考えないといけないのは分かりますけど……やっぱりあまり聞きたくないですね。(曖昧に笑ってアンプルを受け取り)
        先生は、学校が終わった後にすることをもう考えてたりするんですか? -- カイ 2012-04-01 (日) 00:43:56
      • ………。(その質問をされた瞬間、珍しく戸惑いの表情を見せて視線を伏せた)
        (その様子は大人というより、ただ一人置いてけぼりにされた子供のような、頼りなげで、儚げな姿)
        私は…。(言葉に詰まる)
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 01:02:50
      • ……先生?(本当に覗き込むわけではないが身体を少しだけ傾げ)
        先生は迷っているんですか? -- カイ 2012-04-01 (日) 01:15:05
      • えっ?い、いえ(カイの声に、自分が言葉につまりあまつさえ俯いていた事に気付く。慌てて顔を上げて、困ったように笑った)
        なんでもありません。私のことよりも、ほら!素敵な彼女が居るでしょう?
        一年なんてあっという間ですよ、悔いのないように過ごしなさい。(強引に話題を切り替えて席を立ち、貰ったカップを戸棚に並べていく)
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 01:22:58
      • 彼女のことはありますけど先生のことはそれとはまた別で……いえ、何でもないです。(ウルカが言っていたのはこういうことかと思い)
        先生に心配されるのが生徒かも知んないですけど……生徒が先生を心配したっていいですよね?
        (多くは言わない、きっとアイリなら分かってくれると思ったから)さて、採血もしたしお返しも渡したし今日は帰ります。ありがとうございました。 -- カイ 2012-04-01 (日) 01:42:44
      • ………。(カップを並べる手を止めて、カイに振り返る)
        (口元を動かして、何か言葉を紡ごうとするが、言葉には出ない。)
        ありがとう…。気をつけて、帰るのですよ。
        -- アイリ 2012-04-01 (日) 02:01:44
  • アイリ先生、チョコありがとうございました。これお礼です。頑張ります!
    (ちょっといいお店のキャンディを渡して、結果が出るまでは多くを語るまいと帰宅) -- オズワルド 2012-03-31 (土) 22:55:37
    • (あらあら、と笑いながらキャンディを手にとって、ころころと転がした。)
      とても可愛らしいキャンディですね。ありがとう、オズワルド君。
      -- アイリ 2012-03-31 (土) 23:10:46
  • -- 2012-03-31 (土) 09:54:58
  • -- 2012-03-31 (土) 09:54:48
  • -- 2012-03-31 (土) 09:54:35
  • 郵便でーす
    (//文化祭での当たりくじです 遅くなった上に下手で申し訳ないです…!) -- 2012-03-29 (木) 23:58:19
    • まあ!タロット風ですね?とても綺麗…。(//わーいありがとうございますー!!) -- アイリ 2012-03-30 (金) 00:24:29
  • アイリ先生!来月同行です!(わんこだけど知的美人…!と畏まりつつ)
    アイリ先生って、ゴールドウィザードなんですよね。 -- オズワルド 2012-03-29 (木) 21:23:27
    • あら、奇遇ですね。私名義の人工精霊が、オズワルド君達の依頼をサポートしますからね。
      並みの冒険者以上の性能を持たせてありますから、心配は要りませんよ。(紙に走らせていた筆を置いて、オズワルドの質問に微笑を浮かべた)
      ええ。20歳の頃に国魔連から認定されました。
      -- アイリ 2012-03-29 (木) 21:40:42
      • 人工精霊!?(驚くも、深く聞くことはなく)
        (オズの故郷も一応加盟国であるから、そのすごさは知っていた。頷いて)
        ……ゴールドウィザードなら、こう、俺にでもデカイ炎が出せる方法とか、マジックアイテムとか、ご存じありませんか。もしくは、用意できたりとか。 -- オズワルド 2012-03-29 (木) 22:07:24
      • 炎、ですか?(一瞬怪訝そうな顔つきを浮かべ、語尾を上げた)
        (オズワルド・G・ターナー。元衛兵。ウェール出身。品性素行共に良。炎恐症。)
        (以上がアイリが記憶しているオズワルドの情報だった。炎恐症。顔の醜い火傷が何よりも雄弁にその情報を裏付けていた)
        ………不可能、ではありませんが質問があります。何故、炎なのでしょう。
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 22:20:44
      • (若き天才アイリ・シュセッタ。無学な自分でも、その名声は知っている)
        (故に、己ごときが誤魔化して誤魔化しきれるものではない。正直に答える)
        いい加減、荒療治が必要だと思ったので。在学中にはなんとかしたいんですよ、俺は
        (己の炎恐症、教師ならばその情報は当然知っているはずだと、前提においての回答を返す)
        使ったとして、焼け死なないための手配はしてあります(それは、友人の協力という形で)何とかなりませんか -- オズワルド 2012-03-29 (木) 22:30:52
      • (精悍な眼差しでありのままを吐露したオズワルドに、苦笑を浮かべて息を抜いた)
        わかりました。そういう事であれば協力しましょう。
        ですが、傷と向かい合うのは少なからず苦痛を伴います。克服する勇気は立派ですが、そればかりに囚われる事のないように。
        (いいですね。と優しさだけで出来たような笑みを見せてから、右手に嵌めていた黒い指輪を抜き取った)
        これを差し上げましょう。ドワーフ製の魔法の指輪です。(手の平に置けば、焼けた鉄のようにじわりと重く、地熱のように奥深い熱が皮膚に伝わってくる)
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 22:54:10
      • ……ありがとうございます。必ず、気をつけます
        (傷に向き合うこと、それに囚われること。己の焦りを戒めて頷き、指輪を受け取る。優しい笑みに、少しだけ救われながら)
        ……これは(熱い。火山のようだ、と思った)
        (溶岩を集めて封じ込めたかのように、存在感と量感のある熱が、皮膚を通して感じられる) -- オズワルド 2012-03-29 (木) 23:08:31
      • 黒炎の指輪。
        非常に大量の炎のエレメントが封じられています。魔術の心得があるオズワルド君なら、強力な火炎魔法を行使することも出来るでしょう。
        (黒い指輪の表面に、溶岩の亀裂のような赤いラインが浮かび上がっては消えていく。それは凝縮された火山そのもののようだった)
        魔法とは認識が非常に重要な要素となります。火炎を発現させるためにはその熱さ、唸り、色、痛み…それらを総括した強いイメージが、強い魔法を生み出すのです。
        (そこでオズワルドの赤い瞳をじっと見つめた。「その全てを、あなたは良く知っているだろう?」その瞳はそう言っているようだった)
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 23:20:35
      • 黒炎の、指輪(恐れるべき炎が、己の掌中にある。緊張で手汗が滲んだ。それを握って、説明を聞く)
        (炎の恐ろしきの全て。その全ては無意識下、忘れてしまった記憶の底に)
        明確に覚えていなくても、何とかなるものでしょうか(それを浮かび上がらせるべくの、この度の試みであるのだ) -- オズワルド 2012-03-29 (木) 23:30:53
      • それと向き合うのがあなたの役目です。(オズワルドの手を指輪と一緒に優しく包み込む)
        過去を克服するには、それを受け入れなくてはいけません。
        易しい事ではないでしょう。辛く険しい茨の道です。ですが。
        あなたなら、きっと成しえる事が出来ると信じています。頑張りなさい。(ふわふわの手でオズワルドを握りなおすと、慈母のように微笑んだ)
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 23:44:02
      • (立派な人だ、と思う)
        (その手が、言葉が、おこないの全てが、春の太陽のように温かく)
        (亡き母の記憶が想起させられて、涙がにじみそうになった)
        必ず。実行は5月の予定ですが、終われば、報告に来ます
        ……ありがとうございました。(暖かすぎて、これ以上はダメだ。いっそ振り切るように、礼をして、辞する。決意を新たに) -- オズワルド 2012-03-29 (木) 23:55:21
      • ええ、良い報告を待っています。気張らずに、囚われずに、あなた流で行きなさい。
        (無理はするなと、言いたかった。逃げ出しても誰も責めはしないと言いたかった)
        (だがあえて背中を押した。なぜなら青年は、戦うと決めた戦士の顔で自分を尋ねてきたのだから)
        (せめて帰り道に雪が降らなければいい。などと願うアイリだった)
        -- アイリ 2012-03-30 (金) 00:13:58
  • アーイリ先生ーーー!メリーーーークリスマーーーース!(アトリエをノックしつつ挨拶) -- フェリックス 2012-03-29 (木) 02:04:07
    • メリークリスマス、フェリックスさん。相変わらず横溢としていますね。(わふん) -- アイリ 2012-03-29 (木) 19:49:13
      • それが俺のいい所ですから!若さでカバー出来ない分持ち前の経験と元気さで追いつかないと!(からからと笑い)
        あっこれお土産です、料理部製のケーキ(生地に僅かにシャンパンが使われておりしっとりと、柔らかに焼き上げたチョコレートケーキが入ったバスケットを差し出して)
        そんで今日はクリスマス挨拶以外に二つワケがあって来ました…一つは修行の成果を見せに(真面目な顔になり) -- フェリックス 2012-03-29 (木) 21:42:27
      • まあ素敵なケーキ!料理部のケーキは美味しいって、先生の間でも評判なんですよ。ありがとうございます。
        (バスケットの中身をあらためて、ぱあっと笑う。フェリックスから軽薄な雰囲気が抜けると、笑顔を消して佇まいを整えた)
        そうではないかと思っていました。もう一つは?
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 21:58:56
      • (まずはと言うようにアイリに以前貰った指輪を差し出す、問題無いと言うように軽くウィンクして)
        実際はこっちの方が本命なんですが…ナフィちゃん、ナフィテート・アルテファクトは知ってますか?同級生です
        その子を助ける手立てを探してます、…ナフィちゃんは持ち前の魔力を使いきったら死んじまうかも知れない身体で…魔力の生産が出来てない…らしいんです
        (事実を告げる事さえ辛いのか途切れ途切れに、しかし表情だけは諦めていないといった顔で) -- フェリックス 2012-03-29 (木) 22:17:34
      • なるほど…。(返却された指輪を手の内に握りながら、説明を聞き終える)
        つまり、何らかの手段を以って恒常的に魔力を外部より供給しなければならないのですね?
        それならば、定期的に第三者による魔力の供給を施せば、当面は問題は無いと思います。
        体質の改善が出来ない以上、根本的な解決にはなりませんが…。(机の中から瑠璃色の腕輪を探し出し、フェリックスに差し出した)
        これを。
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 22:42:18
      • 多分…そうなるんだと思います、魔力が俺達で言う栄養になるんなら今ナフィちゃんは貯めた栄養を食い詰めちまってるから…
        (アイリの言葉に目に更に火が灯る)一番大事な奴と生涯を共に出来るだけの時間をナフィちゃんが得られるんなら根本的にじゃなくても…それで!
        (瑠璃色の腕輪を受け取る、美術品の鑑定眼が在る程度持つがそれ以外は分からず…しかし恐らくは魔術的な品なのだろうと判断し)
        こいつは…? -- フェリックス 2012-03-29 (木) 22:53:03
      • 魔吸輪という魔導器の一種です。
        魔力というものは万物に宿るものです。大地、水、大気…当然私とフェリックスさんの周りにも、感知できないほど微量ではありますが、たゆたっているのです。
        これはそういった天然の魔力を吸収し、装着した者に還元するという、いうなれば自動的な魔力回復装置です。
        これを身につけていれば、定期的な魔力の回復が可能になります。ただ…。
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 23:02:05
      • あっ前に教科書で読みました、確か体内になるのがオド、世界に満ちているのがマナで…
        同質な物だけれどマナをそのまま媒介無しに術に使うのは難しいとか何とかそんな感じの内容だったのは覚えてます
        これがその媒介兼術って訳か…ならこれでナフィちゃんも………ただ?足りないか副作用がある、とか? -- フェリックス 2012-03-29 (木) 23:18:46
      • ええ、その通りです。(残念そうな声色で頷いた)
        周囲に存在する魔力…マナは非常に微量です。これでかき集めたとしても気休め程度の供給しか望めないでしょう。
        ナフィさんの魔力の消費と、魔力の回復が釣りあえばそれで問題はないのですが。
        あくまで応急処置としてのものだという事を忘れないでくださいね。
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 23:24:22
      • (前置きでアイリが微量に、と言っていた時点で嫌な予感はしていたがやはり渋そうな顔をする)
        ナフィちゃんの口振りからして魔力の減りは相当な早さだと思います…けど、無いよりは断然マシな筈ですよね(頷き、お礼を言うように頭を下げて)
        (しかしふと何か思い立ったのか顔を上げて)あの、この腕輪…例えばその本来微量な天然の魔力が沢山あった場合はどうなるんすか?あと天然物以外を吸収するように出来たりは? -- フェリックス 2012-03-29 (木) 23:34:22
      • それは…。(フェリックスの発現に、長い鼻先に指を添えて頷く)
        確かに周囲に含有するマナが多い場所なら、自然に回復量は上がるでしょうね。
        魔力を吸収するという作用を持つ腕輪ですから、第三者による魔力の供給を安定させるという副次効果も期待できるでしょう。
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 23:49:13
      • マジでか…まさかおい、答えがもうほぼ出揃いやがるとは…!(グッと強く拳を握る、明るい表情でアイリを見て)
        少しでも、どうにか出来るんなら何処までもどうにか出来る筈だ…おっしゃあ!(拳を高らかに掲げた)
        すみませんアイリ先生!今物凄く嬉しいんで抱き締めても宜しいでしょうか?! -- フェリックス 2012-03-30 (金) 00:00:07
      • きっと良き方に進みます。私も出来る限りの協力をさせてもらいますからね。
        (拳を突き上げるフェリックスに微笑を零す。他者に対してこれほど懸命になれる人間を自分は今まで見たことがない)
        ええ、どうぞ。(抱きしめてもいいか、と聞かれて一瞬目を丸くしたが、すぐに破顔して両手を広げた)
        -- アイリ 2012-03-30 (金) 00:21:20
      • ありがとう御座います!(アイリに駆け寄り抱き締める、単純に嬉しいが為に力強く、しかし相手が痛がらぬようには気をつけて)
        …夜が怖いと、ずっと言ってたんです…孤独なのを実感してしまうからって(何処か悲しげに呟いて)
        そんで大事な人が出来て…眠るのが怖くなくなったと、そう教えてくれたんですよ…
        けどその真実を知って…二度と目が覚めないかも知れない事が怖くなったと…まだまだ未来がある筈の子が言うんです…
        俺はその子に安心して眠れる夜と温かな朝を与えてやりてえ…それが大人の仕事だと思うんです(身体を離す、深々とお辞儀をして)
        もし…まだ足りなければ聞きに来ます、先生も良ければナフィちゃんの事調べて貰えませんか…明日をより近づける為に
        (顔を上げる、と、ふと思い出したように顔を崩し…)あっそれで集中の訓練ですがこんな感じで…(手を包むような形にする、指輪をせずに即座に湧き出る以前よりもずっと強く、本質は変わらぬ風が) -- フェリックス 2012-03-30 (金) 00:32:47
      • きゃあ。(太い腕で抱きしめられれば、少女のように楽しげな声を上げた)
        (背中にフェリックスの腕の感覚を抱きながら、胸元に顔を寄せて、独白のような心情の吐露を聞く)
        何も出来ない事が多すぎて、時々大人である事が嫌になります。そうしたことばかりですから、世界中のどこでもね…。
        (体を離して向き合うと、フェリックスの言葉に頷いた)
        もちろんそのつもりです。私なりに解決方法を模索してみます。
        それとフェリックスさん。あなたは確かに大人ですが、それ以前に私の生徒であるということを忘れないように。
        頼れる大人だって、たまには誰かを頼ってくれてもいいんですよ。先生はそのためにあります。(にこ、と笑うと、フェリックスの風に一番の笑顔を見せて)
        合格です。よく励みましたね。
        -- アイリ 2012-03-30 (金) 00:59:29
      • (アイリのその言葉に強い同感を得たのか頷き)けど…大人が諦めたら涙ばかり増えちまう、だからアイリ先生も諦めずに先生をやってる、でしょう?
        少しずつでも変える事が出来れば…変えていける人達が増えれば…こうして涙を止める方法を持つ人が生まれるかも知れないから
        ありがとう御座いますアイリ先生、まっ俺もまだまだ未熟の塊ですしねー(からからと笑い)
        これからも色々と学ばせて貰います、いつかきっと…今はまだ止められない涙を止められるように(他にも心を痛めている事があるのか僅かに眉を顰めて)
        (合格の言葉を聞けば満面の笑み)けどまだまだ、入り口にやっと立ったばかり…励みますよ俺は!(手の内の風を掴むかのように握り拳を作る)
        それじゃ俺はこれで!また!(手を振り去っていった) -- フェリックス 2012-03-30 (金) 01:13:27
      • はい、いつでもいらしてくださいね。どんな些細な事でも、力になりますから。
        (なぜ、ああも人に尽くすのだろう)
        (まるでこの世の無常さを一身に背負ったような男。あまりに優し過ぎる男に言い知れない不安を覚えた)
        (自分の身を削るような献身さが、やがてその魂すら削ぎ落とすのではないか、と)
        -- アイリ 2012-03-30 (金) 01:35:21
  • アーイリーせーんせ!メリークリスマス!(赤い帽子と白い包みを抱えてサンタスタイル) -- ウルカ 2012-03-28 (水) 23:31:52
    • メリークリスマスウルカ君。ふふ、その格好、よく似合っていますよ。(にっこりわふん) -- アイリ 2012-03-28 (水) 23:44:52
      • ありがとうございます先生。先生もハロウィンの衣装、すごく似合ってました。
        あっあとえーと…これ、クリスマスプレゼントです!以前いただいた腕輪のお礼も出来ていなかったので…西方商船に行った時に買ったものなのですが(白い包みからラッピングされた白い紙袋を差し出す) -- ウルカ 2012-03-28 (水) 23:55:49
      • まあ、私に?(差しだされた紙袋を受け取って、嬉しそうに瞳を輝かせる)
        何かしら、何でしょう。開けてみてもいいですか?(子供のように語尾を上げて、期待を込めてウルカを見る)
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 00:09:40
      • はい。どんなのがいいかな、って選んだんですけど。こうやって人に贈るのは初めてで…基準がわからなかったんですけど、はい…がんばりました
        (紙袋の中には小さい木箱が一つ。開ければ羽毛に包まれた金工細工の髪飾り。西方にある鉱山都市での細工職人が作ったものらしい)
        ど…どうでしょうか?(封が切られれば感想を求めるように期待と不安が混じった目を逸らしては伺うように向ける) -- ウルカ 2012-03-29 (木) 00:19:56
      • うふふ、なんだかワクワクしてしまいますね。
        (紙袋を丁寧に取り除き、中の木箱を手に取ってゆっくりと開く。そこには細やかな細工が施された、金の髪飾りが黄昏色に輝いていた)
        (はっと息を飲んで瞳を瞬かせる。指先で髪飾りを抓むと、掌に置いてまじまじと眺めた)
        まあ…。西の鉱山製ですね。細かな装飾と艶やかな色合いがとても綺麗。
        (感じ入ったような口調でそう言うと、顔を上げて少女のように笑った)
        素晴しい贈り物をありがとう。大切にしますね。
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 00:49:03
      • (袋を開けてからも、箱を開けてからも目の前の人が口を開くたびに心臓が高鳴る)
        (試験の結果を待つ時よりも長い時間に感じられる。苦痛でもありもどかしくもある…期待もある)
        (それでも目の前にいる人が一言、たった一言聞かせてくれるだけで全ては晴れた)
        あぁ…よかった!その、先生の髪の色と同じになってしまいますけど逆にいいかな、とか
        授業とか、普段のときとは別のときにつけるならいいかとなと思って…はい!
        ありがとうございました!(礼に礼を言うのはおかしい話だがそれでも笑顔で笑顔を見つめ三つ編みを振って喜びを表した) -- ウルカ 2012-03-29 (木) 01:06:48
      • こんなに良いもの、高かったでしょう。
        (目の前ではしゃぐウルカに、にこ、と円らかに微笑むと、黄金色の髪飾りを横髪に留めた)
        似合いますか?
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 01:18:28
      • そんな、先生にしてもらったことに比べれば値段がどうこうなんて…
        (えっまさか今つけてもらえるなんてと思ったのも束の間。正解だった、大正解だと思える姿が目の前にある。いた。)
        はい…とってもよく。すごく、はい! -- ウルカ 2012-03-29 (木) 01:32:33
      • ありがとう。(正直戸惑いはあった。教師は生徒に対して無償で与えるものだという認識であったし)
        (生徒の喜びや成長が、その報酬だと心から思っていた)
        (けれど、期待に頬を染めながらあどけなく喜ぶ生徒を前にして、そんな些末に囚われる教師はいないと思う)
        (事実、このプレゼントに自分はとても喜んでしまっているのだから)
        そうそう、クリスマスのケーキを焼いたのですけれど、デコレーションを手伝ってくれますか?
        その後は味見を兼ねて美味しいお茶と一緒に頂きましょう。
        -- アイリ 2012-03-29 (木) 01:49:41
      • (この養成校に来てから一番お世話になった人といえば今目の前にいる人だ)
        (だからこそ何か感謝の気持ちを表したかった。それでも贈る物が言葉だけでは足りないと思うのはエゴであっても)
        (何かしらの形を送りたかった。返って来るものなんて言葉だけで充分。いや言葉も要らない)
        (目の前の人が喜んでくれればそれだけでいい)
        ケーキを…ですか?えっ先生がクリスマスケーキを!もちろん手伝います!手伝いますとも!
        (その後はお茶とケーキの味に一喜一憂しクリスマスのお茶会を楽しんだ) -- ウルカ 2012-03-29 (木) 02:08:39
  • やだ……アイリ先生かわいい……(キュン) あっ、同行お疲れ様でしたー。 -- 夏九 2012-03-27 (火) 19:48:53
    • ありがとう、そういってくれると嬉しいわ。(にっこり)
      冒険お疲れ様でした。当たり前の事だけれど、毎月毎月大変ですね。
      私の人工精霊は上手く機能していましたか?
      -- アイリ 2012-03-27 (火) 20:45:48
      • (笑顔にほだされてデレッデレな顔をさらす) ああはい、最初はさすがに面喰いましたけど……。
        人工的にでも精霊を使役できるなんて及びもつかないっていうか……あれって、召喚術と通ずるところもあるんですか? -- 夏九 2012-03-27 (火) 20:56:32
      • ええ、その領域の技術も使用しています。
        これまで人工精霊を僕として使役する法を研究してきた魔術師は多くいました。
        私はそこから一歩踏み込んだ「成長する人工精霊」の研究を行っているのです。
        人と同じように、経験を詰めば詰むほど自己を革新していく…。そのような精霊を人工的に作成できれば、精霊学に一石を投じられる…。
        なんて、思っていたり。(わふん)
        -- アイリ 2012-03-27 (火) 21:17:26
      • やっぱり……まあ最近の魔法は色んな系統をまたいで当然、って感じですもんね。
        それってつまり……(ちょっとだけ考えて) ! 自律進化の可能性を持った存在を人の力で生み出す、って事ですか。
        もし成功したら、精霊学だけじゃなくて多方面に大反響って感じですねー。うわ、ちょっと楽しみ。 -- 夏九 2012-03-27 (火) 21:57:17
      • 複数の分野の知識を活用するのは基本ですよ。
        尤も、封建時代の隠匿主義が蔓延していた頃には考えられなかったでしょうね。協力するどころか、いがみ合っていたのですから。
        (手を飛び掛る犬のような形にして、おどけた調子で「う〜」と唸ってみせる)
        ええ、楽しみにしていてください。夏九君はどうです?学問をしていますか?
        -- アイリ 2012-03-27 (火) 22:37:22
      • 昔は教会勢力が魔術を禁忌として弾圧したり、魔術師同士でも別学派なら叩き合い謗り合いが普通だった……って本で読みました。
        合理的じゃないっすよね〜、いや歴史があるからこそそういうことが起きたんでしょうが(ニャーとか言いつつ逃げるふり)
        ああはい、もうバリッバリしてますよ。今は自分なりの光魔法を試行錯誤しながら研究中っていったとこですかね。
        つっても、やる気出したきっかけはアイリ先生の魔鏡石の授業だったんですけどネー。(からからと笑った) -- 夏九 2012-03-27 (火) 22:47:04
      • まあそうですか。きっかけを作れたのなら、それ以上を望むべくもありません。(わふん)
        そうそう、これを渡しておきましょう。(用紙の束を夏九に差し出して)
        生徒用に用意した私製の参考書です。要点を出来るだけ纏めておきましたから、多少なりは訳に立つでしょう。
        -- アイリ 2012-03-27 (火) 23:00:10
      • 本当に。自分を見つめなおすターニングポイントになったと思ってます、個人的にですけどね(テクストの束を恭しく受け取って)
        何から何まですんません、助かります! 先生は確か光魔法の権威でしたよね……ありがたやー(へへーっ)
        ……あっ随分と話題はそれるんですけどひとつ、先生にお聞きしたいことがあります。
        仮に、他人を「傷つけてしまう」のを極端に恐れて厭う人がいたとして……その人が普段抱えている悩みや苦しみ、
        深く暗い心の闇を分かち合う事で、その人の傷を一緒に受けてあげたいと願うのは……。押し付けがましいエゴイズム、単なる傲慢でしょうか?
        (妙に具体的で魔法とはまるで関係ない質問。相手の心を少しでも癒すために、あえて相手の心を傷つけなければならない――そんなジレンマに陥った時、アイリという教師はどういう答えを出すのだろうか)
        (自分よりは経験を積んでいるであろう、人生の先輩へ教えを乞うた) -- 夏九 2012-03-27 (火) 23:33:15
      • 生徒に尽くすのが教師ですよ。(それでも夏九が礼を述べると、嬉しそうに目じりを緩めた)
        質問?ええ、構いませんよ。(夏九から切り出された質問は、魔学の教師としては持て余すようなものだったが、真摯な顔つきで最期まで聞き終えた)
        成る程…とても難しい質問ですね。(長い鼻先に指を添えるような仕草のまま逡巡して、ふ、と碧色の優しい瞳を上げた)
        人を傷つけたくないという気持ちは、そのまま自分が傷つきたくないという真理に結びつきます。
        もうこれ以上苦しみたくはない、だから人を傷つけたくはない。あなたの言うとおり、無闇な情の押し付けは、その人にとって苦痛となるでしょう。
        …ですが。
        -- アイリ 2012-03-27 (火) 23:53:03
      • (意識的に誰かに頼るという行為に不慣れであった故に、返事を待つ間思わずアイリから目を背けてしまう)
        (それでも、最初に帰ってきた答えには首肯して) ……はい、正直持て余すくらいの難問です。
        だから、その……いろんな人に意見を聞いてみようと思って(「仮に」と前置きしたことも忘れて、言葉の続きを問う) ……ですが? -- 夏九 2012-03-28 (水) 00:06:19
      • ですが、それはひとえに、その人がとても優しい心を持っているからです。
        他人を傷つけると自分も傷ついてしまう…そういう人ならきっと、自分を救おうと歩み寄ってくれる人の、純な気持ちに気付いてくれる筈です。
        そしてそれこそが、その人をくらやみから救い出す光の手となるでしょう。
        もし、あなたがそうした状況に相対した時には…。(夏九の肩にそっと手を置いて、慈母のように微笑んだ)
        思うまま尽くしなさい。寄り添い支えあいなさい。
        傷は癒さなければなりません。そして傷は触れないと癒せないものなのですから。
        -- アイリ 2012-03-28 (水) 00:17:53
      • ……っ! (アイリの言う事はきっと、正しいのだろう。照らし続ける事、手を差し伸べ続ける事、それはいずれ「彼女」にも届くはず)
        (掌のぬくもりは生徒を気遣う教師の優しさそのもので、そしてその言葉もまるで及び腰の体を押すように力強く、胸の中で息づいていく――そんな気がした)
        (少し弱気になっていた自分を省みて、思わず面映ゆくなる) ……すみません、変な事聞いちゃって。オレ、もう少し頑張ってみます。 -- 夏九 2012-03-28 (水) 00:40:22
      • 何事にも全霊で励む事が学生の本分。そしてそれを支えるのが教師の役目です。
        もしまた迷った時にはいつでもいらっしゃい。(瞳の輝きが前よりも増したような夏九を観て、嬉しそうに頷いた)
        その意気ですよ。応援していますからね。
        -- アイリ 2012-03-28 (水) 00:50:23
      • (胸にぎゅっと、テクストの束を抱きしめて頭を下げる) ありがとうございました! その……問題が解決したら、ちゃんと報告しますから。
        (今しばらくは、茨の道を行くのだろう。だというのに、帰っていく彼の背中はしゃんと力の入ったものだったという) -- 夏九 2012-03-28 (水) 01:38:32
  • こんな時間にハッピーハロウィーン、お菓子をくれないとイタズラにもふっちゃうぞー! -- 姫美ロッテ 2012-03-27 (火) 07:14:47
    • あらあら、可愛らしい小悪魔さんですこと。(わふわふ)
      ハッピーハロウィン!アイリ特製パンプキンプリンをどうぞ♪
      -- アイリ@魔女っ子 2012-03-27 (火) 18:04:23
      • はーい、どうもありがとうございますアイリ先生!せんせいの仮装もよく似合ってるよっ -- 姫美 2012-03-27 (火) 22:09:12
      • 本当ですか?女の子から褒められると嬉しいですね。ありがとう姫美さん。(わふん) -- アイリ 2012-03-27 (火) 23:03:20
  • はろーはろーせんせー はーろーいーん(挨拶)
    髭or鬚?  -- アーニヒゲキング 2012-03-26 (月) 23:48:34
    • まあアーニさん。とても立派なおひげですね。
      ひげの代わりにお菓子はいかが?ミルクたっぷりカボチャたっぷりのパンプキンプリンですよ。(ぽこん、と差し出してにっこりわふん)
      -- アイリ@魔女っ子 2012-03-27 (火) 00:01:40
      • でしょう? 貰ったモノをここまで頑張って育てまして (プリンを貰う)
        ところで先生は割とヒゲは生えるタイプですか?生えないタイプ?(少し横に置いておく) -- アーニヒゲキング 2012-03-27 (火) 00:07:28
      • ヒゲですか?確かに私は獣人ですが、ヒゲは生えませんね。ほら。(鼻先をなでてみる) -- アイリ 2012-03-27 (火) 00:18:34
      • おおおおおお(嘆きつつ先生の鼻先をなでる)
        しょっっくっ 後者じゃったか…   先生は生えている側だと思っていたのに
        ちくそう! (プリンを回収して帰る 帰った) -- アーニヒゲキング 2012-03-27 (火) 00:31:41
      • 生えていた方が良かったのかしら…。 -- アイリ 2012-03-27 (火) 00:33:55
  • アイリせんせー、トリッコァートリート……ッ! お菓子ください。 -- カイ@触手 2012-03-26 (月) 20:55:38
    • トリックオアトリート♪(魔女っ子コスでおで迎えするわんこ先生)
      あら、カイ君。ステキな仮装ですね。(くんくんと鼻が動いている。匂いで判るらしい)
      さあお菓子ですよ。アイリ特製パンプキンプリン♪(小ぶりのカボチャに詰められたプリンを手渡す)
      -- アイリ@魔女っ子 2012-03-26 (月) 21:53:29
      • 先生めっちゃセクシー!(興奮してる触手) いつもの格好もいいですけど魔女っ子な感じも似合いますね。
        さすが先生まさか匂いでわかるとは……。やったー! 先生のお菓子美味しいから大好きー!(深淵穴に放り込んでもぐもぐ)
        \うめぇ!/ -- カイ@触手 2012-03-26 (月) 22:12:58
      • ありがとう、学校の女の子たちに衣装作りを手伝って貰った甲斐がありました。
        カイ君もとても個性的で素敵ですよ。(わふん)
        まあ、器用ですこと。(うじゅうじゅ動く触手にくつくつと笑う)
        -- アイリ@魔女っ子 2012-03-26 (月) 22:23:45
      • やっぱり他の人とかぶると悔しいので誰もやらない方向で頑張りました、結構ドン引きされる率高いです……。
        \触手検定二級ですからー/
        ではお返しにアイリ先生もこちらをどうぞ。(かぼちゃタルトを差し出して) -- カイ@触手 2012-03-26 (月) 22:40:22
      • あら美味しそうな匂い。これはカイ君が作ったのですか?
        焼き色も綺麗で、とても良い出来栄えですね。いただきます。(一口大のそれをパクリ)
        んん!とても美味しいです。カボチャの風味がよく出ていますね、満点♪
        -- アイリ@魔女っ子 2012-03-26 (月) 22:51:11
      • そうですよー、フライパンで作りました! オーブン使わなくていいから楽ですねぇ。
        先生に満点貰えたら本望だ……これは自信を持って他の人にもあげに行こう。それじゃあ他の人からもお菓子ねだりに行ってきます!
        また学校で−。(深淵穴から帰っていった) -- カイ@触手 2012-03-26 (月) 23:08:10
      • ええ、しっかり楽しんで、たくさん貰って来なさい。(手を振って触手を見送る。どんな悲鳴があがるんだろうなと少しだけワクワクしながら) -- アイリ 2012-03-26 (月) 23:16:44
  • ……(あの日以来、定期的に魔力の扱いを教わりに彼女の元を訪れていた。今も瞑想して、活性の魔力を扱う修練を行っている)
    (日々の鍛錬メニューに加える形でやっているらしく、最初の時は10秒前後で消えていたものがずいぶん長持ちするようになってきた) -- サツキ 2012-03-26 (月) 05:00:12
    • (サツキが纏う魔力の輪郭が、以前よりも格段に滑らかに、かつ力強い物になっている)
      (フィジカルは抜群の近接畑。肉体に関するセンスはもとより優れているということだろう)
      右足から右手へ。次は左足に…。集中なさい。そう、良いですよ。
      (数週間前から化している「局所活性」の命令を飛ばす)
      -- アイリ 2012-03-26 (月) 19:51:24
      • 右手から……左足に……さらに……(数週で動作がやや変わった、指定された部位をやや突き出すようになった)
        (どうやら、そうすることでより意識しやすいようにしようという武芸者なりの工夫らしい。おかげで連続した指示が飛んだときなどは何かの型の動作のような印象になっている) -- サツキ 2012-03-26 (月) 22:58:34
      • はい、結構です。(傾けていたカップを置くと、にっこりと労いの微笑を見せた)
        あなたの努力と精進を見せてもらいました。しっかり稽古を積んでいたようですね。
        それだけ感覚を掴めていれば、次のステップへ進んでも大丈夫でしょう。
        それではお待ちかね、治癒魔術の習得を行います。(わふん)
        -- アイリ 2012-03-26 (月) 23:10:32
      • ありがたい。よろしく頼む、先生(光を消して、姿勢を正して一礼) -- サツキ 2012-03-26 (月) 23:15:50
      • 身構える必要はありませんよ。気持ちを楽にして挑みなさい。リラックスリラックス♪
        では。(親指に貼られていたバンドを剥がし、掌をサツキに差し出した。親指の肉球には、まだ生々しい切り傷があった)
        二日前に包丁で切ってしまったのです。(少しだけ恥ずかしそうな表情を垣間見せた)
        今日はこれをサツキ君に直してもらいます。
        -- アイリ 2012-03-26 (月) 23:23:52
      • いきなり実践!? ……いや、俺の場合理屈を長々とやられても覚えきれんな(頭のあまりよくないことは自覚している武芸者)
        先生は言った。治癒魔術とは肉体を賦活させる魔力を相手に局所的に施すことであると。ここ数週間先生が俺にやらせた局所の活性化は、つまるところその二つを結ぶ橋渡し。そういうことだな -- サツキ 2012-03-26 (月) 23:33:00
      • その通りです、飲み込みが早くて助かります。(にっこりわふん)
        魔力における肉体の賦活化と、部分的に魔力を集中させる感覚…。どちらもサツキ君はしっかりと身にしている筈です。
        それを他者に施す事が、今回の命題となります。さあ、手を伸ばして傷にかざして御覧なさい。
        -- アイリ 2012-03-26 (月) 23:36:53
      • つまり……こういうことだ(傷に手をかざす。魔力を集中する。手が暖かくなるような感覚と一緒にかすかに手が光る。ここまではだいぶスムーズにできるようになっていた)
        ここからだ。この魔力を…先生の傷のあるところに、移す…!(視覚もイメージの基になる。この光と一緒に、右手に集中した魔力を、相手に注ぐイメージ) -- サツキ 2012-03-26 (月) 23:45:12
      • ………。(無言。羽ばたこうとする若鳥を手助けする親鳥がいないのと同じように、ただ信じる)
        (サツキの掌から振り降りた光が、アイリの指先に灯り、わずかに熱を帯びて浸透していく)
        …!(肉球を走っていた傷が、徐々に薄くなっていく。切れ目はカメラを逆回しにしたように細くなり、やがて痕跡すらなくなった)
        (指先を見て、完治した傷をサツキに見せる。目と目が合う。破顔一笑)
        完璧な施術です。ただ今をもって、サツキ君を初級魔術療法士として認めます。おめでとう!
        -- アイリ 2012-03-26 (月) 23:56:12
      • うまく、いった……(自分の手と治ったアイリの傷のあった箇所を交互に眺めて)
        先生のおかげだよ。本当にありがとう(うれしそうな笑顔を浮かべて頭を下げた)
        しかし、あれだな。こうやって習ってみると、普段ヒーラーの動作を何気なく見ていたものにもきちんとした意味があるのがわかって面白いな -- サツキ 2012-03-27 (火) 00:03:38
      • あなたの努力があってこその成果ですよ。
        (礼を述べられた時の顔は、とても誇らしげで、そしてとても、嬉しそうに)
        治癒魔術を極めるにつれ、もっともっと多くの真理を知りえる事が出来ますよ。
        あなたならきっと、良い戦士に、ヒーラーになれます。これからもたゆまずに精進するように。さて…。(時計を取り出して時間を確かめる。丁度お昼前だ)
        そろそろお昼ですね。何か食べたい物はありますか?サツキ君のヒーラー認定の記念日です。何でも作って上げますよ。(わふん)
        -- アイリ 2012-03-27 (火) 00:12:53
      • んー……(何でも、といわれると迷う。なにしろ好き嫌いがほとんどないので、そのなかで一番の好物と言われると)
        じゃあ、鶏肉。揚げないほうがいいな(意外とヘルシー嗜好だった) -- サツキ 2012-03-27 (火) 00:22:02
      • はい、わかりました。(息子の言葉を聞いた母のように頷くと、エプロンを通してキッチンに立つ)
        (浮かんだレシピは親子丼。炊き立てのライスに鶏肉と卵をソイソースと調味料で煮込んだ物を載せ、ハーブを散らせば出来上がり)
        (若い頃東方の地で食べたレシピだった。東洋系のサツキにはきっと喜ばれるだろうと思った)
        さあ出来た。アイリ特製親子丼を召し上がれ♪ (ほかほかに湯気が上がるそれを、笑顔と一緒にテーブルへ置いた)
        -- アイリ 2012-03-27 (火) 00:32:27
      • 香草焼きか何かが出てくると思いきや、これは……すごいな先生(いただきます、と手を合わせて早速食べ始めた)
        (そして食事中)
        ……(もぐもぐ、ごくん)ところで、先生? -- サツキ 2012-03-27 (火) 00:34:58
      • 美味しい?(やはり母のようにサツキに問う。料理が趣味なアイリだが、それを食べてもらう方がずっとずっと好きだった)
        (食事の邪魔をしないように黙っていると、生徒から声がかかって)
        なあに?
        -- アイリ 2012-03-27 (火) 00:38:36
      • 懐かしい味だ。まさかこっちでここまで完璧な親子丼を食べられるとは思わなかった

        局所活性の練習をしているうちに思いついたんだが。……こう、光の質というか、イメージを変化させれば、治癒効果のない、一瞬強く光るだけ、というのもできるかな、これ -- サツキ 2012-03-27 (火) 00:41:24
      • 昔ね、師と一緒に旅をしていた頃、極東の地で食べた事を思い出したの。
        気に入ってくれたのなら嬉しいです。(わふん)

        ええ、もちろん。光による目くらましは光魔術の初歩ですよ。きっと今のサツキ君なら、簡単に使いこなせるでしょう。
        -- アイリ 2012-03-27 (火) 00:49:41
      • それだけでこの再現度か……(舌を巻く。この人魔術師引退してもシェフでやってけるんじゃないか)
        分かった。こっからは自力で何とかしてみる。また何か困ったら教えてもらうかもしれないが。……ごちそうさまでした(米粒ひとつ残さずきれいに平らげたどんぶりに手を合わせて頭を下げた) -- サツキ@かぼちゃ頭 2012-03-27 (火) 00:52:24
      • いつでもいらっしゃい。私に出来る事であればいつでも力になりますからね。
        (綺麗に平らげられたどんぶりをみて、今日一番の笑顔が咲いたという。)
        -- アイリ 2012-03-27 (火) 00:58:43
  • 先生、先生!2年。2年間課外授業の修行を過ごせたので熟練の称号がもらえましたよ!魔術師としての称号はまだまだですけどね…! -- ウルカ 2012-03-24 (土) 23:43:05
    • おめでとう。日ごろの修練の賜物ですね。
      (心から喜んでいると一目でわかる笑顔と共に、生徒を讃える。折り返しも過ぎ、そろそろ将来について考えてやらねばいけない時期にさしかかっていた)
      ウルカ君は、卒業後の将来についてどのような考えを持っていますか?
      -- アイリ 2012-03-24 (土) 23:51:47
      • はい!先生からもらったこの腕輪のお陰もあります!魔装の訓練も、前よりずっと安定してきているんです!
        (この2年間で友人らと過ごし語り合う中で解決できた問題もいくつかあった。教師からうける授業もまたその一つで…着実に実力を増すことができている)
        え…卒業後ですか?(今確かにやるべきことはある。しかしそれは卒業までに終わることで…家のこと以外明確なヴィジョンはなかったものだから)
        まだ…決まってなくて、えぇと…先生は学校が終わったらどうされるんですか? -- ウルカ 2012-03-25 (日) 00:00:42
      • そうですか。未だ時間はありますし、じっくり考えるのも良いでしょう。(質問を返されると、珍しくわずかな戸惑いを見せた)
        私ですか?…そうですね…どうしようかしら。まだ決まってないかな。(困ったような、どこか悲しそうな、そんな笑顔)
        そうだ、未だ進路が決まっていないなら国家魔術師を目指すというのはどうですか?
        -- アイリ 2012-03-25 (日) 00:05:22
      • えぇ。でもその間はやっぱり自分を高めたりとか、友達と遊ぶことに傾けたいですね(質問で質問を返してよかったのかなと思いつつ伺うと)
        え…?先生決まってないんですか?てっきりその…いろんなところに旅して困っている人を助ける…とかだと思っていたんですが
        (驚きだった。先生は学校が終わったらこの先も学校に来る前のように続けていくのかと思っていたから…)
        国家魔術師って、先生が席を置いているあれですか!? いえ、でもあれこそそんな…(いくら将来の一つの提案であっても出された言葉が大きすぎたのか戸惑いは隠せず) -- ウルカ 2012-03-25 (日) 00:28:26
      • (困っている人を助ける)
        (ウルカのその一言が原因かどうかは定かではないが、ふっとその顔を窓の外に逸らした。その横顔は、瞳は、深い色の悲しみを映しているような…)
        (一瞬浮かんだそれは、いつもの笑顔にかき消され、またウルカに向き直った)
        確かに競争率は高いですけれど、それに見合う資格だと思いますよ。
        取得してしまえば申請に何ヶ月もかかる貴重な資料をすぐに閲覧できますし、危険地域や隔離地域へ自由に入出可能
        その他諸々の特権と絶大な信用を得られ、研究費も毎月数万Gは支給されますしね。
        私が試験を受けた時の応募者総数は一万三千人程で、年々受験者が増えていますから…
        今は二万前後という所かしら。(わふん)
        -- アイリ 2012-03-25 (日) 00:41:42
      • (当然です。)
        (そう返してくれると思っていたから。出そうと思っていた言葉が口に出せず)
        (戸惑いは差し込まれた笑顔を見ても変えられず、顔に出てしまう)
        (それでも話題が変われば、考えを整理しようと口を開く。開き続ける)
        2万人前後!?でも先生はそれでも合格したんですよね…
        (やりたいことをやる…春、友と語った『正しい選択をするために。正しい選択ができる勇気を。』…それを成し続けるならやはり)
        (巨大な関門を突破し、少しでも今の自分の力になることならやるべきだ。しかしその資格でやはり気になるのは)
        あの…その資格、国家魔術師になれば先生みたいな魔術師になれますか! -- ウルカ 2012-03-25 (日) 00:56:36
      • ええ。14の時に運良く合格する事が出来ました。
        (袂から薄い合金製のカード大サイズのプレートを取り出して、ウルカに差し出した)
        (国際魔術師連合所属特級国家魔術師証明書)
        (細やかな文字が印刷されたそれには、叡智と栄誉と栄光がみっしりと詰まっていた)
        (希望、若さ、情熱。それらが溢れたようなウルカの表情を眩しそうに見つめ、ゆっくりとかぶりを振った)
        いいえ。もっと素晴しい魔術師になります。私より、ずっと、ずっと。
        (本心だった。ウルカには自分にはないものを兼ね備えている。奢らず、固執せず、真摯に物事に向き合う柔軟さ、そして優しさ)
        (けして、自分のような過ちを、犯さないだろうという、確信があった)
        -- アイリ 2012-03-25 (日) 01:12:31
      • 14って僕が学園に入る時が15だから…そんな時にもう習熟されていたんですか!?
        (恐る恐る手に取ればわかる。その小さい一枚のカードにどれだけのものが施されているか)
        (ただの権威の表れではない…これは今目の前にいる魔術師が持つべきしてもったもの)
        (小さくも輝くその一枚に魔術師としての全てが刻まれているようにも思えた)
        あ、いや違うんです。その…位とかじゃなくて、先生のように正しいことをしたいんです。
        魔術師として人として…正しいことを。もし間違っても、次は正しい選択ができる勇気を。
        そうして自分が正しいと思うことを選び続けて生きたいんです。魔術師として…人として、自分として。
        僕は先生が教師になってくれたことが本当に嬉しいんです。こんな言い方も偉そうですけど…
        魔術師とか研究者って一子相伝とか、自分だけにわかるもので高めて研究していく人たちばかりじゃないですか
        それでも先生は先生になることを選んでくれて、僕らに教えてくれて…
        だから僕はそんな先生みたいな魔術師になりたいんです。
        あぁ、これなら…そうですね。卒業後の将来はこういうことです。
        それじゃ先生、また授業で!次の授業楽しみにしています!(そう告げるだけ告げると三つ編みを大きく揺らしながら駆けて行った) -- ウルカ 2012-03-25 (日) 01:28:35
      • え…?(ウルカの口から出た言葉は予測すらしていないものだった)
        (やめてくれ、と声を上げようと思った。自分は本当は、誰かに物を教える事など出来ないような人間なんだ、と)
        (けれどウルカの言葉は、不思議に心に沁み込み、温かな熱を帯びて納まっていった)
        …。(ウルカを見送ったあとも、暫く席を立つ事が出来なかった。胸のうちで投げかけられた言葉が蘇る…)
        「先生のような、魔術師に…」
        (アイリの瞳には、薄っすらと涙が浮かんでいた)
        -- アイリ 2012-03-25 (日) 01:55:51
  • アイリ先生。今、よろしいだろうか(魔術科の授業は何一つ選択していない、近接一本の生徒が彼女のもとを訪れることは非常に珍しい。いっそ顔を覚えていなくても無理はない) -- サツキ 2012-03-23 (金) 22:40:09
    • あら、サツキ君。どうかしましたか?(パールホワイトのクロスで拭いていた眼鏡をかけ直し、そこでようやく誰か判ったというように微笑んだ)
      (たとえ他科の生徒であろうとも、在校生すべての資料を閲覧し、一人一人の姓名と略歴を暗記しているアイリにとって)
      (自らの元を尋ねてきた生真面目そうな生徒の名前を思い出す事など、極自然な事だった)
      ええ、構いませんよ。何かしら
      -- アイリ 2012-03-23 (金) 22:58:22
      • 先日、これを手に入れた(取り出したのは、取り立てて高価そうには見えない指輪。)
        先日……とはいってももう半年前だが、冒険先で手に入れたものだ。酒場の人間には光属性の魔導器といわれたが、間違いないだろうか -- サツキ 2012-03-23 (金) 23:10:43
      • 拝見します。(にび色に輝く指輪を宝石商がするような手つきで受け取ると、肉球の上にそっと置いた)
        ふむ。(じっと光沢を見つめ、鼻先を近づけてフスンフスンと匂いを嗅ぐ。やがて、顔を上げるとにこりと微笑んだ)
        ええ、間違いありません。形状からすると白銀歴中期のドワーフ製ですね。(サツキに指輪を返して)
        -- アイリ 2012-03-23 (金) 23:25:24
      • ありがとう、先生。それなら(声色が変わる。ここからが本題なのだろう)
        この指輪を使えば、俺にも治癒魔術の初歩くらい使えるか? -- サツキ 2012-03-23 (金) 23:29:20
  • 本人の適性にもよりますが、可能だと思いますよ。(そこで、サツキの訪問の訳に気付いて得心がいったように頷いた)
    なるほど、それで私に治癒魔術の師事を頼みに来たというわけですね?
    -- アイリ 2012-03-23 (金) 23:37:27
  • 話が早くて助かる
    冒険のパーティーで、いつも治癒術の使い手がいてくれるとは限らないからな。せっかくこれがあるのだし、俺も初歩の治癒術を身に着けておいたほうが何かと役に立つのではないかと思ったんだ -- サツキ 2012-03-23 (金) 23:42:02
  • 良い心がけですね。魔術に通じている戦士はとても重宝されるものです。
    では早速始めてみましょうか。まずは初歩の初歩から。指輪を嵌めなさい。
    (着席を促して、腰を下ろしたサツキの背後に立ち、背中に話し掛ける)
    魔術の経験は?
    -- アイリ 2012-03-23 (金) 23:49:48
  • (言葉どおりに席について、左手の人差し指に輪をはめる)
    一切ない(少しだけ振り向いて断言。ここで取り繕ってもどうにかなるものではない) -- サツキ 2012-03-23 (金) 23:57:57
  • でしょうね。(振り向いた横顔にわふん、と笑顔)
    (さてどうしたものか、と一考する。ウルカのようなタイプとはまた違った真面目さを持つ生徒である)
    (理屈をこねて噛み砕いて説明するより、武技だけに生きてきた野性的なセンスに響かせるやり方の方がいい気がした)
    それでは、今から私があなたの魔力を起こします。少し荒っぽくなりますが、大丈夫ですか?
    -- アイリ 2012-03-24 (土) 00:06:09
  • ああ、構わない。やってしまってくれ(そう言ったあと、顔を正面に戻して背筋を伸ばす)
    (整息。椅子に座っているというのにまるで座禅のような雰囲気) -- サツキ 2012-03-24 (土) 00:06:52
  • では。(す…と掌をサツキの背に当てる)
    深呼吸。四肢の力を抜きなさい。いきますよ?(小さく気合を上げると、衝撃がサツキの体の中心を貫いた)
    (背中を中心に魔力の奔流が全身を駆け巡り、サツキに備わっているオーラを開花させていく)
    (それは立ち昇る蒸気にも似た形となって、全身から湧き上がった)
    今、私の魔力を注ぐ事によってあなた自身の魔力を開花させました。平静に!魔力の流れを抑えて、全身を緩やかにまとうイメージ!
    -- アイリ 2012-03-24 (土) 00:15:59
  • これ、は……そうか、これが、か……(今までに経験したどんな感覚とも違う、不思議なもうひとつの力の流れ。確かめるように握ったり開いたりする目を見つめているところにアイリの指示が飛ぶ)
    あ、ああ。…こんな感じか(目を開いて、呼吸を努めて穏やかにする。見えない力の流れが自分の体表を循環していく) -- サツキ 2012-03-24 (土) 00:26:44
  • 素晴しい。(やはり…!立ち昇る魔力が緩やかになるのをみて、自分の判断が正しかったと確信した)
    (通常なら数段階に分けてこのレベルにまで到達させるが、それをすっ飛ばしたサツキの才能にドキドキと胸が高鳴った。尻尾もふわふわと揺れている)
    全身の細胞を意識しなさい。体の隅々まで魔力を沁み込ませて、強く、強固に、力を汲み上げるように。
    (施しているのは肉体強化の概要。これを発展させれば、回復魔法習得への近道となるだろう)
    -- アイリ 2012-03-24 (土) 00:38:22
  • 魔力を、しみこませて……難しいな(イメージしているのはスポンジ。自分というスポンジの隅々にまで水がいきわたっていくのをイメージしているおかげで魔力の浸透はうまく言っているのだが、そこから強化、というところでなかなかつながらないようだ) -- サツキ 2012-03-24 (土) 00:45:14
  • 光をイメージしなさい。(困惑を支えるように肩に手を添えて、ゆっくりとなめらかな抑揚で囁く)
    全身に染み入った魔力を沸かすのです。陽光に火照りを覚えるように。水が湯になるように。
    -- アイリ 2012-03-24 (土) 00:50:49
  • 光で、魔力を、沸かす……か(少し俯き気味になる。脳裏に思い浮かべるのは初夏の日向。光の熱が自分に活力を与えてくれるさまをイメージすると、身体の熱くなる錯覚に襲われて) -- サツキ 2012-03-24 (土) 01:00:03
  • そうです!(サツキの体が淡く輝き始めた。魔力を燃焼し、身体能力が大きく向上している)
    その感覚をしっかりと覚えておきなさい。魔力により肉体を賦活化させる…それこそが治癒魔術の原理です。
    今、あなたの肉体は魔力を消費する事で肉体そのものが強化、活性化した状態にあります。
    それを相手に局所的に施し、肉体の損傷の回復を促進させる事がいわゆる治癒魔術なのです。
    ですが魔術に離れていた今のあなたでは、その状態の維持は極めて困難でしょう。何しろ常に魔力を消費しているのですからね。
    (離している間にも漲る力はその輝きを失い、迸る魔力は消えうせた。残ったのは大きな疲労感と、脱力感)
    -- アイリ 2012-03-24 (土) 01:14:32
  • そう、だな……なんというか、一里くらい全力で走ったあとみたいだ(けっこうきついな、と毛皮に覆われた背後の教師を見上げながら苦笑する)
    鍛錬して、これを長持ちして使いこなせるようにするのがこれから、ということだな。……さっきのはさっきので肉体強化の、最後の切り札に使えそうだ -- サツキ 2012-03-24 (土) 01:21:40
  • 自分を誇りなさい。サツキ君。(わふん、と朗らかな笑顔を見せる)
    あなたはこの数十分で、何段階ものステップを跨ぎ越してしまったのですよ?
    では今日はここまで。治癒魔術への発展と応用はまた次回としましょう。
    それまで今日行った事の復習を毎日行う事。宿題ですよ。(ぱちん、とウインクを贈った)
    -- アイリ 2012-03-24 (土) 01:27:01
  • 分かった。先生、助かったよ(立ち上がるのにふらつきかける。無言で気合を込めてしゃんとした姿勢を維持した)
    鍛錬メニューが増えたな。それじゃあ先生、今日はこれで失礼 -- サツキ 2012-03-24 (土) 01:47:10
  • 数時間は疲労感が抜けないと思います。しっかり休んでたくさん食べる事が大事ですよ。(立ち上がるのを手で支えて)
    あなたならすぐに実践的な治癒魔術を習得できると思います。楽しみにしていますよ。
    -- アイリ 2012-03-24 (土) 02:02:01
  • (夜も遅いので勢い良く文通スイッチを叩く)
    (魔術師の家だけに必要無いとは思ったが幾つかの魔術の参考書とバスケットを手にアトリエの扉を叩く)
    どうも!アイリ先生のご好意に甘えて俺とアイリ先生のドキッ♪ステキ素敵な個人授業を受けに来ました! -- フェリックス 2012-03-22 (木) 01:54:59
    • どうぞお入りなさい。(カチャリとひとりでにドアが開く。古書と実験器具と東西様々なアンティークに囲まれた部屋の中、机に向かい羽ペンを走らせるアイリがいた)
      あらあら大荷物。やる気は十分なようですね。(顔を上げ、フィリックスを認めるといつもの角のない笑みをみせた)
      散らかっていてごめんなさい。すぐに片付けますから。(机の上の山積みの書物を抱え、本棚に戻していく。重そうだ)
      -- アイリ 2012-03-22 (木) 19:47:57
      • 失礼しまーっす(部屋に入ればほお…とため息を吐いて辺りを見渡す)凄いっすねえ、正しくアトリエーって感じで格好良いっす
        勿論!美人な先生に教えて貰えると来れば?(こちらも普段の軽い笑みを返すとバスケットと魔術書をその場に置いて軽く早足で駆け寄り)
        あっ手伝います手伝います、こういう時は男手頼っちゃって下さい(笑いながらアイリの持っている本を抱えようとする) -- フェリックス 2012-03-22 (木) 20:33:39
      • あら、この位平気ですよ?こう見えても体力にはちょっと自信ががあるんですから。
        (胸の前まで詰まれた本を持ち直そうとした時、上の本がずるりと滑り落ちそうになり、あ、と小さく声を上げた)
        (そこにすかさずフェリックスの体が本を支えたことで、崩落の危機は去った。本の影から恥ずかしそうな微笑で見上げる)
        助かりました。ありがとうございます。
        -- アイリ 2012-03-22 (木) 20:54:30
      • (微笑に対して穏やかな笑みを返して)いえいえ…女性を助け支える事が俺の生きがいですから
        (アイリが本を戻しやすいよう本を抱えて一冊ずつ差し出す、流石に筋肉質なのと手先が器用なのか片手でもバランス良く抱えて)
        しっかし凄いっすね…先生は傍から見ても凄い魔術師ですけど…そこまでにこんなにも本を? -- フェリックス 2012-03-22 (木) 21:05:45
      • ええ、魔術とは様々な学問の総括のようなものですから。(てきぱきと書を棚に戻しながら)
        それとは別に、私自身本を読むのが好きなんです。
        小さい頃は夜中にこうして布団に包まって、こっそり本を読んでいて怒られたりしました。(言葉に懐郷の響きを乗せながら、眼鏡を指先で調えた)
        そのツケはしっかり払うハメになったのですけれど。さあ!始めましょうか。(椅子を引いてフェリックスに着席を促す)
        魔術はどこまで習得されていますか?
        -- アイリ 2012-03-22 (木) 21:19:57
      • つまり勉強が出来てこそ、って事だな…うーんカンタレラ先生も言ってたが日頃の積み重ねは大事だねえ…
        (思いの外早く終わる整理を手伝いながらその懐かしさが混じった言葉の響きに微笑みつつ)いいお母さんっすね、俺もガキの頃遅くまで漫画読んでて良く叱られました
        俺の方はそこまで真面目じゃなかった分大丈夫でしたけど…ウィーッス、お願いします(お辞儀をした後座る)
        以前の通りの基礎段階で…難度の高めの奴は唱えてる途中で魔力足らなくなって集中途切れる感じですね -- フェリックス 2012-03-22 (木) 21:42:38
      • なるほど。とするとまずはイメージの修練から始めましょうか。
        魔術において、イメージするということはとても重要な要素を占めています。たとえば炎ならその熱さ。水ならその冷たさ、風ならその音…。
        これを指に。(白い石製の指輪を差し出す)
        手製の簡易魔導機です。何もないよりは魔術の発現が容易になります。
        フェリックスさんの故郷は確か…西方でしたっけ?(唐突に、そんなことを質問する)
        -- アイリ 2012-03-22 (木) 21:56:18
      • イメージ…まだまだ頭の中凝り固まってなきゃいいんだが…(そんな事を言いつつ指輪を受け取り人差し指に嵌める)
        熱、冷たさ、音…目に見えるもんじゃなく感覚的なもんか…何時もデートのイメージはしてるんですが…(それじゃあねえと苦笑いを見せて)
        あっはい、西の方にあるんすけど…朝は煌びやかな海が綺麗で…海から吹く潮風は少し涼しくも何処か肌に優しく吹いて、美女も多くていい所ですよ、本当(言葉の節々から温かみのある望郷の響きが聞こえる事だろう)えっとそれが? -- フェリックス 2012-03-22 (木) 22:13:07
      • 食べ物も美味しい土地でしょうね。(にっこりと相槌を打ち、すこし身を乗り出してフェリックスの手を包み込むような形に整えた)
        その風を、ふるさとの風を思い出して御覧なさい。海から吹く風、あなたが小さい頃からずっと感じていた風。
        その風はあなたの体の中に今も流れているはずです。それをイメージしなさい。
        手で包みこむように。記憶のままに。(ふかふかの手の平でフェリックスの両手を支え、その掌の間の空間に注視する)
        -- アイリ 2012-03-22 (木) 22:29:44
      • ええ、故郷の料理が食べたくなったら是非ともご一報を、作りますよ?(ニッと笑みを見せた)
        風を?…風か…それなら時々故郷を思い出す時に…(手を支えられれば僅かな間心乱すが一つ息を吐けば瞳は座り)
        (風を思い出す、肌に当たる何処か重みのあるような…撫でられたような感触を与えるあの日々心地よく感じていた風を)
        (その想像は想像を越えて確かに男の手の内にあの日感じた穏やかな風が沸き起こる、かつての授業で湧き出た風よりも確かに強く) -- フェリックス 2012-03-22 (木) 22:53:21
      • (フェリックスが起こした風はその言葉どおり、海から吹き上がる潮風のような、情熱と郷愁を誘う生きた風だった)
        (その風鳴りにアイリはある男を思い出した。奔放で、とらえどころのない、自由で、気侭な男。師と仰いだ男の背を)
        とても良い風ですね。(生徒の目覚しい進歩に嬉しそうに笑う)
        この鍛錬を毎日欠かさずに行いなさい。そうすることで徐々に大きく、複雑な魔法も扱えるようになる筈です。
        -- アイリ 2012-03-22 (木) 23:15:02
      • (集中を敢えて途切らせると風はふっと消えて、確かに風が起きていた事を確認するように手を幾度が閉じては開いた)
        ありがとう御座います(まるで自分の故郷を褒められたかのような照れた笑いを見せて)こういう鍛錬の仕方もあるんすね…
        分かりました、じゃーしっかり頑張ってアイリ先生が惚れちゃうぐらい頑張るんで宜しく!
        (先程の落ち着いた状態とは打って変わって明るい笑みを見せる、深々とお辞儀をしてから立ち上がり)
        あっこれお返しした方がいいっすかね…?無くても集中すれば大丈夫っすかね?(指輪を指差して) -- フェリックス 2012-03-22 (木) 23:30:27
      • 魔術は、理詰めばかりだと思われがちですけれど、その実こうした感情にゆだねられる部分も多くあるのです。
        フェリックスさんのような人には、この方が向いていたようですね。(フェリックス十八番のナンパなセリフにもなれたように笑う)
        ええ、惚れさせてくれるのを待っています。
        それは差し上げます。よく学び、よく修練なさい。それと女性関係はもう少し慎ましく。
        (指を立てて鼻先にちょんと添えると、愛嬌たっぷりのウインクをしてみせた)
        -- アイリ 2012-03-22 (木) 23:45:29
      • おっとぉ!(心底嬉しそうに笑顔で)わっかりましたぁ!こうなると俄然気合が入ってくるぜ…!
        何時かこの指輪を使わずに、俺が出来る限り…出来る以上の結果持ってアイリ先生の心に風を吹かせてみせますんで!
        (ウィンクを見せられれば僅かに苦笑いしつつ)女性関係の方は…まあ出来るだけ?努力はしてみます
        それじゃ俺はこれで…ご指導ありがとう御座いましたアイリ先生、またいつかお願いします(堂に入ったお辞儀を見せた後立ち去っていった) -- フェリックス 2012-03-22 (木) 23:59:44
      • その時がくるのを楽しみにしています。
        冒険にはくれぐれも気をつけてくださいね。御機嫌よう。
        (フェリックスを見送ってから、懐かしさを含ませた微笑で、机の上に伏せてあった写真を立てる)
        やっぱり、風使いの人っていうのは、みんなあんな感じなのかしら。
        -- アイリ 2012-03-23 (金) 00:07:42
  • (コンコン)アイリせんせーアイリせんせー、キルミ生徒お願いがあります -- キルミー 2012-03-20 (火) 23:49:23
    • あらキルミさん。(ドアを開ければ、自身のそれよりも緑が深い碧眼があった。微笑を浮かべて家に招く)
      それなら立たせたまま話をさせるわけにはいきませんね。お入りなさい。(年代物の木製のテーブルへと通して、椅子を引いて着席を促す)
      紅茶でよかったかしら?
      -- アイリ 2012-03-21 (水) 00:00:26
      • (失礼します!と元気よく。招き入れられた邸内はアイリのイメージに沿った上品なもので、格調の高さに少し実家を思い出しました)
        いただきます!……な、なんだか、とても丁寧にしていただいて冷静になってきたんですけど、今さらですがこの用事、教員の職務を超えてるなって私思いました…
        (椅子の上で身を縮めるキルミ) -- キルミー 2012-03-21 (水) 00:09:38
      • 良いところへ尋ねて来ましたね。普段はもっと散らかっているの。
        (丁寧に紅茶を淹れて、可愛らしいカップに注いでキルミに差出し、対面に腰を下ろす)
        それなら、尚の事教えてもらわなければいけませんね。どうぞ遠慮なくお話なさい。
        (恐縮するキルミを解きほぐすような口調と微笑)
        -- アイリ 2012-03-21 (水) 00:24:57
      • (両手でカップを持ってふーふーと吹きそっと口をつけます。いつも通り柔和なアイリにそれではと思い切って)
        実は私、寮住まいなんですが、このたび部屋にピアノを置きまして。あっ、学校に申請して許可は得ました
        なんですけど、やっぱりちょっと音は何とかした方がいいかなーって…そこでですね
        魔法で壁に減音、とか防音、を、施してもらえないですかなー…って(紅茶を半分ほど嚥下しておずおずと様子を伺います) -- キルミー 2012-03-21 (水) 00:34:01
      • まあピアノ?それは良いですね。古来より魔術師は音楽を良き友として愛してきました。
        良き魔術師は、良き奏者である。という言葉もあるほどで…ああ、ごめんなさい。(あやうく話の腰を折りそうになって、恥ずかしそうに紅茶で口元を隠す)
        音、ですか?隣人がピアノを煩わしく思うかどうかは、腕前にもよると思いますが。
        ええ、構いませんよ。こんど寮へ赴いて施術しましょう。(にっこりわふん)
        -- アイリ 2012-03-21 (水) 00:45:03
      • (ほうほうと感心して聞き入ってた生徒。そんな因果ちっとも知りませんでした。音楽は、好きです)
        (温もりの遠い家の中で、八つ当たりの様に音を打ち鳴らしたり、寂しさを自分で慰めるように陶酔して弾いたり、音楽は家族の中で孤独なキルミの友でした)
        (特筆するほどの腕前ではなくとも、です)いや〜聞き惚れさせるほどの自信はちょっとぉー…
        ほんとですか!わあいお願いしますありがとうございます!(いつもの笑顔から更に弾けるように笑って、気楽になるとお茶菓子も少し摘みました)
        お茶、ごちそうさまでした。キルミ生徒失礼します! -- キルミー 2012-03-21 (水) 00:57:59
      • お安い御用ですよ。ついでに魔術の上達具合も見てあげようかしら。
        (屈託のない、といった言葉が良く見合うキルミの笑顔。アイリは、優しく明るいこの生徒をとても好ましく思っていた)
        あら、ちょっと待って。(キルミの肩に糸くずがついていたのをみて、手を伸ばした)
        (指先が触れた瞬間、キルミが内包する魔力が火花のように伝播した。暗い海に漂っているような虚無感すら感じるほどの、底のない魔力の淵)
        …っ。(一瞬で脳裏に広がった情景から我に返り、驚きを隠せない瞳でキルミを見た)
        あなたは…。
        -- アイリ 2012-03-21 (水) 01:07:59
      • (驚いたアイリに驚いています。いつもと違う真剣さが飛び出た顔にビクッと身をすくめて)はっはい!?…はい?な、なんですか…ごめんなさい
        (よくわからないけど謝りました。困惑の表情は裏表を感じさせません。キルミの背後にも何もいません)
        (ただ国家魔術師ならば。キルミの家の神の奇跡の時間と同じだけ生きた黄金の賢人ならば。次元を隔てた神の感触に、その毛が爪が届くやも知れません)
        アイリ先生…?(深い碧眼は子犬の様に不安に揺れて) -- キルミー 2012-03-21 (水) 01:15:58
      • (なぜ、今まで気がつかなかったのだろうか。眼前の生徒の、日中のタンポポのような穏やかさに覆い隠されていたのだろうか)
        (キルミの魔術士としての才は、確かに優秀と呼べるだろうが、それも人の範疇を出る事はない)
        (だがその魔力の量は、どんな一流の魔術師であろうとも、足元にさえ及ばないほど、莫大なものに感じた)
        (天才の中の天才と称された、自分ですら)
        〜〜〜〜〜…っ。(険しい顔で脳裏を飛び交う幾多の推測を処理していたが、不安げな表情がアイリを引き戻す)
        あ…あ、ああ。そう、何号室だったかしら?寮ですよ、聞き忘れていたでしょう?
        (固い顔を笑顔で覆う。もう一度触れれば、確信的な何かがつかめるかもしれない。だが、それをしなかったのは、キルミがとても怯えた顔をしていたからだろうか)
        -- アイリ 2012-03-21 (水) 01:28:45
      • な、なんだぁ〜…いま先生オオカミみたいになってた(オオカミって言ったのになぜか両人差し指を自分の頭に角の様に立ててみせるアホ生徒)
        ×××号です。お時間ある時でいいので、それではお願いしますね〜(ふかぶかー。と頭を下げて、特に何か引き摺ることもなく。あまりにも自然に、影など無いように去って行きました) -- キルミー 2012-03-21 (水) 01:40:07
      • ええ、折を見て伺いますからね。御機嫌よう。
        (背中を見送りながら腕を組み、思考を再びめぐらせる。その時はたと思い当たった憶測を、アイリはゴミ箱へと放り投げた)
        (いくらなんでもばかげている。どう見てもキルミは人間だ)
        (神でなんてあるわけがない)
        -- アイリ 2012-03-21 (水) 01:49:53
  • アイリ先生今日はー 先生のお手製お守り買ったんだけど、これどういう効果があるんですかー?
    (キーホルダーのお守りを掲げながら) -- 鳳釵 2012-03-19 (月) 19:26:27
    • 今日はホウサさん。あら。(掲げられたキーホルダーをみてにっこり)
      文化祭で買ってくれたのですね?それの中には「とこしえの樹」の種が入っています。
      古来より魔よけの効果があるとして、重宝されてきたものなのですよ。
      -- アイリ 2012-03-19 (月) 20:55:59
      • はい! 魔導研究会って所で見かけて、綺麗だったし珍しかったから買っちゃいました
        へー魔除けなんだ お部屋に飾ったら厄除けになるかな? 種と毛糸を織り込んでるって聞いたけど、どうやっておりこんでるんですか? -- 鳳釵 2012-03-19 (月) 21:03:37
      • ええ、もちろん。(にっこり)
        それ以外にも、たとえば身に付けていてもそれなりの効果が得られると思いますよ。(わふん)
        作るのに難しい技術は必要ありませんよ。少し手芸を嗜んでいれば誰にでも。(編み物用の針と、壷から取り出した赤い種を手にとって見せる)
        こうして、こうすれば…。(フカフカの指先で、ちくちくと器用に種を包むように編みこんでいく)
        -- アイリ 2012-03-19 (月) 21:15:21
      • じゃあお部屋用と身につける用と二つ買えば良かったかなー じゃあ無くしたらいけないので玄関に飾っておきます!
        う、私、あまり手先は器用じゃないから…繕い物も下手で(器用に編まれていくそれを見て感心しつつも、この指先でどうやってここまで器用に? と不思議そうに見つめている)わー…やっぱり先生は上手だねー -- 鳳釵 2012-03-19 (月) 21:22:06
      • そうかしら?女の子からそう言われるなんて嬉しいわ。
        (微笑を浮かべつつ、更に針を進め、やがて赤い種はクリーム色の毛糸で包み込まれた)
        これにストラップをつければ出来上がり。ね、簡単でしょう?(出来上がったそれをホウサに手渡す。)
        -- アイリ 2012-03-19 (月) 21:31:01
      • やっぱり手先が器用な人は憧れちゃうなー 先生ならお料理も上手そう(フカフカな先生を見てほわほわな気持ちになりながら見守る)
        すっごく早く完成しちゃった 可愛い可愛いー(自分なら絶対に無理だと思いつつ、完成品を見つめていると渡されて驚きに目を見開く)え? いいんですか? -- 鳳釵 2012-03-19 (月) 21:45:02
      • ええ、料理もいくらかはこなせますよ。家庭料理ばかりですけれど。
        (ホウサの女の子らしい可愛い連呼に、瞳を細めて笑う。驚きの視線を投げかけられれば、笑顔のまま頷いた)
        どうぞ♪差し上げます。 ああ、そうそう。ケーキを焼いたのを忘れていました。
        チェリータルトは好き?
        -- アイリ 2012-03-19 (月) 21:57:05
      • 先生をお嫁さんに貰える人は、きっと幸せになれると思います(羨ましいなーと見つめて)
        あ…ありがとうございます!(笑顔にこちらも満面の笑みで返し、丁寧にお辞儀をして大切に受け取り懐に仕舞う)
        チェリータルト? 食べたことないけど、ケーキは大好きです 甘くて美味しいからー(子供のようにあどけなく微笑んで頷く) -- 鳳釵 2012-03-19 (月) 21:59:37
      • あら、おませさんね。(お嫁さんのくだりに照れくさそうなはにかみを浮かべた。それにはどこかあどけない少女の面影が残っている)
        ああ良かった。食べた事がないなら、比較される心配はありませんね。
        (冗談を交えつつ、切り分けたタルトを可愛らしい器に乗せてホウサの前へ置いた。お揃いの柄のカップには紅茶が湯気を立てている)
        どうぞ召し上がれ。
        -- アイリ 2012-03-19 (月) 22:07:22
      • だって本当にそう思うんだもん 家庭的な人の方が望まれるしー(照れる先生を見て可愛いなぁと微笑ましくなり)
        先生のならきっと美味しいよー わーい 頂きます(目の前に出されたタルトと紅茶に目を輝かしながら、合掌して一口口にする)
        ん…美味しい! さくらんぼが甘酸っぱくて美味しいー(勢いづけてはむはむと食べ、紅茶も息を吹きかけて冷ましながらこちらも美味しそうに頂く) -- 鳳釵 2012-03-19 (月) 22:12:54
      • ありがとう。(ホウサがケーキを食べ進むのをとても嬉しそうに眺めている。喜んでくれるのが何より好きなわんこ気質)
        学校生活は、この土地での生活にはもう慣れましたか?(食事の邪魔にはならないタイミングで話し掛ける)
        東国と比べれば随分文化圏が異なりますから、苦労も多いでしょうね。
        -- アイリ 2012-03-19 (月) 22:28:04
      • (もくもくと食べながら、こくんと飲み込み)はい、皆よくしてくれて楽しくやれてます!
        色んな珍しいもの見れたり、色んな人に会えたり、こうして食べたことないもの食べられて、嬉しいことが多いかな?(微笑み、おしゃべりの合間にタルトを口にして綺麗に平らげ)
        ふー、美味しかった ごちそうさまでしたー(もう一度合掌して一礼)色々とありがとうございました それじゃあそろそろ失礼します(お辞儀をしてご機嫌で帰って行った) -- 鳳釵 2012-03-19 (月) 22:33:19
      • ええ、本当にいい人たちばかりです。何か相談に乗れるような事があれば、いつでもいらっしゃい。
        (元気良く去っていく後姿を見送りながら、遠い異国の情景を思い浮かべたアイリだった)
        -- アイリ 2012-03-19 (月) 22:47:26
  • お見舞いありがとうございました、もうすっかり体調も良くなりまして。
    そういえば先生は騎士団に所属していたって前に聞きましたけど、どんな事件とか扱ったりしたんですか? -- カイ 2012-03-16 (金) 23:08:13
    • カイ君!あらあら、もうすっかり元気になったようですね。(ぱたぱたと歩み寄り、健全そうな姿に満足げに微笑んだ)
      ああ、その事ですか。(ポットから紅茶を注ぎながら、思いをめぐらせるように目線を移す)
      そうですね。あまり長い間身を預けてはいなかったけれど、いろんな事がありましたよ。
      魔獣と戦ったり、テロ組織に対抗して事件を未然に防いだり…。(カイにカップを差し出しながら)
      -- アイリ 2012-03-16 (金) 23:24:08
      • あ、いただきます。(頭を下げ紅茶を受け取ると一口飲み)美味しい……。
        へぇ、魔獣ですか。そんなに色々あったならやっぱり先生でも苦戦するような相手も中には? -- カイ 2012-03-16 (金) 23:33:12
      • どういたしまして。(ふふ、と微笑みながら腰を下ろし、自分もカップを傾ける)
        ええ、毎日激戦の繰り返しでした。一人だけでは打破できない状況に陥った事も多くありましたね。
        (立ち上がり、アルバムを探し出すと、中ほどのページを開いて写真を示す)
        けれど大勢の仲間と一緒でしたから。今のあなたたちと同じように。(そこにはまだ少女のアイリが凛々しい騎士達と共に写っていた。今と違いアラレちゃんのような大きな眼鏡をかけている)
        -- アイリ 2012-03-16 (金) 23:42:34
      • いたんだ……世の中広いですね。(おそらく自分がやられたムカデよりも強いその相手を想像して顔をしかめる)
        へー、アルバムですか。(どれどれと覗き込むとまずは騎士たちに目がいった)
        仲間かぁ……ブッ。(そして若い先生の姿、その大きな眼鏡に口にしていたお茶を吹き出しそうになる) -- カイ 2012-03-16 (金) 23:51:46
      • あの頃はまだ未熟だったから、いろいろ迷惑も掛けたっけ。懐かしいです。
        (写真の中の若い自分と、当時の仲間を見下ろしながら思いを馳せていると、噴き出す音が聞こえてジトっと睨む)
        あら、そんなに可笑しかったかしら?失礼しちゃうわ。ケーキはおあずけですね。(ぱたんとアルバムを閉じてつーん)
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 00:02:03
      • ち、違うんですよ、今とちょっとイメージが違ったといいますか……!
        ほら、アイリ先生と言えばその赤いフレームのメガネが似合ってるなーって思ってて。(あたふた)
        ご、ごめんなさい……。 -- カイ 2012-03-17 (土) 00:09:48
      • つーん。(もう遅いとばかりにそっぽを向いていたが、カイの釈明に一層悲惨さが増した頃合で我慢できずに笑い出す)
        冗談ですよ。この頃は見た目に気を配る余裕なんて無かったから、笑われるのも仕方ないわね。(苺タルトを取り出してカイの前に差し出す)
        召し上がれ。
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 00:20:51
      • はぁ……。(からかわれていたことに気付けば安堵の溜息が出る)
        やったー! 苺タルトだー!(諸手を上げて喜び、早速食べ始める)
        もぐ、う、うまっ、もぐ……! 先生はいつごろから料理とか、もぐ、やってるんですか? -- カイ 2012-03-17 (土) 00:30:24
      • おいしい?(組んだ指に顎を乗せるようにして、カイの食べっぷりを微笑ましく見守る)
        料理は母から教わりました。といってもきちんと習ったのは基礎だけで、あとは我流ですけれど。
        カイ君は料理の心得は?
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 00:41:03
      • 美味しいです!(笑顔をアイリに向け)
        お母さんからですか、なんかそういうのいいですね。俺は一応出来ますけどー……ほとんどレシピ通りにですね。 -- カイ 2012-03-17 (土) 00:46:25
      • ありがとう。(美味しいという言葉を本当に嬉しく思っているようで、それは笑顔に見て取れた)
        あら、それで十分ですよ。自炊は自立を促します。そして自立している男性に、得てして女性は引かれるものですから。(意味深な笑顔と目線をカイに振る)
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 01:00:49
      • そうだと嬉しいですけどね、残念ながらそういう話はあんまり無いですよ俺。(その笑顔と視線に笑いながら答える)
        同居人と付き合ってると思われてますし……それに自分が好きじゃないのに人のことを好きになるだなんてとてもとても。 -- カイ 2012-03-17 (土) 01:09:57
      • カイ君。(自虐めいた言葉にはピクリと耳が動いた。カップを置いて目を見る)
        それは、自分の体が理由ですか?それとも、他に何か?(立ち入るべきではないのかもしれないが、なんて寂しい事を言うのか。と、心が痛んだ。聞き流せはしなかった)
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 01:24:03
      • 身体が、ですかね。やっぱり違和感があるんですよ、これは自分じゃないぞって。(アイリの視線に気付き目を逸らした)
        あるものをただあるままに受け入れることって、結構難しいですよね。俺はどうしても、それができないんです。(タルトの残りを口に放り)
        元からそういうものだったり物心つく前だったらまだ納得はいったんでしょうけど。(腕を組んで頭を90度近くひねる) -- カイ 2012-03-17 (土) 01:35:10
      • …。(気持ちは判る。とはいえない。自らの体を弄られた気持ちというのは到底推し量れるものではない)
        その気持ちは大切です。無くしてはいけないものです。妥協は足取りを鈍らせますから。
        けれど、そのことであなた自身を否定してはいけません。それではあなたの心があまりに可哀想。
        肉体はどうあれ、魂は何人にも穢されません。器が歪であったとしても、その中の清水が濁る事はないのですよ。
        (そっぽを向いたカイの背中に手を伸ばし、そっと肩に触れてみる)
        私は誠実で優しいあなたが大好きです。今までもこれからも、それは変わりません。
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 01:48:01
      • 分からない事ばっかなんですよね、どうすればいいのかとか、どうするべきなのかとか。(触れるアイリの手に振り向き)
        先生みたいに皆が思っていてくれれば嬉しいですね。(その表情は笑顔)
        タルト美味しかったです、ごちそうさまでした。少し、自分について考えてみようかと思います。(頭を下げて帰っていった) -- カイ 2012-03-17 (土) 02:04:44
      • カイ君…。(何か、もっと何か言わなければ、伝えなければ、と口を開くが、ぺこりとお辞儀でそれを断たれて口を紡ぐ)
        (自分は彼の力になれたのだろうか。あの人なら、師ならなんていっただろうか)
        (そんな思いを巡らせながらカップに残った紅茶を呷る。すっかり冷めていた)
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 02:12:43
  • ぶべっ!?(突然開いたワープホールから落ちてくるじゅじゅちゅち)あいたた・・・ここは?(むくりと起き上がってきょろきょろ) -- マギー 2012-03-16 (金) 23:02:34
    • ( 続けて出てくる眼鏡 ) おや、マギーさん。…このポータルは貴女が? ( 出てきたばかりのワープホールを指差して//ワープ先が被ったので相乗り ) -- セデス 2012-03-16 (金) 23:11:53
      • (様々なマジックアイテムと古書の山。天井からはドライ処理された薬草の束が干されている)
        マギー先生?(本の塔からひょいと顔を出すわんこ先生)あらあら、大丈夫ですか?(ぱたぱたとマギーに駆け寄り、手を差し出して助け起こす)
        -- アイリ 2012-03-16 (金) 23:13:08
      • あらアイリ様・・・助かります・・・(よたよたと助け起こされて)ここは・・アイリ様のお部屋・・・?ワープポータルが開いておりましたのね
        (続けて降りて来たセデスを見て)セデス様?い、いえ私にはこの様な物を開く力は御座いませんわ・・・おそらく誰かの悪戯かと・・・ -- マギー 2012-03-16 (金) 23:17:23
      • わふ?(知らない人物がもう一人出てきて流石に目を丸くする)
        空間魔術による転移…。誰かのイタズラかしら。
        -- アイリ 2012-03-16 (金) 23:18:06
      • 魔術師が作ったものにしては粗雑でしたから、あるいは自然現象かもしれませんね ( 少し着衣を整えて )
        そちらは、アイリさんですか。西方商船の船医をしています、セデスと申します ( かっちりとした一礼 )
        …どこかで、お会いしましたかね? ( 眼鏡の奥、かすかに眉根を寄せて ) -- セデス 2012-03-16 (金) 23:23:47
      • 困った物ですわ(あいたたたとフードの中に手を突っ込んで鼻をさすりながら)・・・セデス様が来られたという事はどうにも複数個所からランダムに繋がっている御様子
        ・・・少なくとも此処だけは閉めておきませんと・・・(窓に歩み寄って開く)■■■■・・・(呪文を唱えながら窓を閉める・・・と天井に開いたワープポータルも閉じる)
        嫌ですわこんな自然現象・・・あら?お二人は知り合いでしたの?(二人を見て) -- マギー 2012-03-16 (金) 23:26:23
      • え?(セデスとマギーの言葉に記憶を手繰る。セデス、セデス…)
        R5機関の…?(魔術師連合が主催する国際魔導会議での記憶が蘇った。あの時に見た顔だった)
        -- アイリ 2012-03-16 (金) 23:35:48
      • …やはり、ゲイル師のお弟子さんでしたか。今は特級国家魔術師だとか ( 改めて、姿勢を正す )
        R5はもう随分と前に辞めたんですが、憶えていて頂けたとは驚きです ( R5として会ってるならギリで14歳のころかと )
        今はこの街を拠点にする商船の、船医をしています。気軽な身分ですよ ( 微笑む。顔だちのせいか不敵な笑顔だが、声はいたって穏やかだ ) -- セデス 2012-03-16 (金) 23:47:17
      • (置いてけぼりを食ってる呪術師)R5?ゲイル?・・えっとその・・・失礼、物を知らぬもので・・・ご説明いただいてもよろしいかしら・・・? -- マギー 2012-03-16 (金) 23:48:26
      • こちらこそ、お会いできて光栄です。(ふわふわの手で握手を交わすと、マギーに釈明を向ける)
        ああ、ごめんなさいマギー先生。昔、セデスさんとある会合で顔を併せていた事があって。
        ゲイルは私の師です。R5機関というのは王都ベルチアに本部を置く魔術研究機関で…。
        そのことについては、セデスさんから説明を受けた方が良さそうですね。
        -- アイリ 2012-03-16 (金) 23:57:07
      • すみません、マギーさん。R5というのは、僕のかつての勤め先です。故郷では魔術研究が盛んで、R5は国が司る研究機関の略称なんです
        それに所属していたとき、上司に連れられて参加した会合でアイリさんをお見かけした…というわけです
        かの「風の魔術師」ゲイル師のお弟子さんが、裏方同然の僕を覚えていてくれたいうのは本当にびっくりですが…
        アイリさんのほうは、その後も順調に魔術師としての高みに昇られたようで ( ふと、言葉を切り ) …そういえば、この街で何を? -- セデス 2012-03-17 (土) 00:08:52
      • そういえばアイリ様は以前魔術に関する研究機関に所属していらしたのでしたわね・・・なるほど、その関係で・・・
        (ふと)という事はセデス様は魔術の研究を?ふふ、以前魔術はそれ程得意でないような事を言っていらしたのに・・謙遜なさってらしたのね -- マギー 2012-03-17 (土) 00:16:40
      • え、ええ。(過去のことについて話題が及ぶと、どこか気まずそうに言葉を濁す。アイリとしては珍しく見せた「うろたえ」)
        今は、故会ってこの街で教師をしています。
        養成校開校の折りに、教師を募集していたので、これも経験かと思いまして。
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 00:24:32
      • どうやら、研究に着いていけなかったようで ( マギーに苦笑してみせる ) 暇を出されました
        教師を… お二人の話からするに、マギーさんもですか。なんとも、豪華な教師陣ですね
        ( 内心舌を巻く。魔術の最古典たる呪術の講義と、おそらくは最先端たる特級国家魔術師の講義となると )
        …これが開かれた学校であれば、名のある魔術師でも講義に並んだことでしょう -- セデス 2012-03-17 (土) 00:32:55
      • ふふ、本当にそうなのかしら?・・
        (アイリのうろたえた様子を見て)・・・さぁさセデス様、古い話は良いではありませんの・・・話に混ざれず寂しゅう御座いますわ・・・
        えぇ私も(実は講義をしてないじゅじゅちゅち、言わない、言えない)・・・・・魔術関係の講義もそれなりにあり、傍から見るだけでも大変勉強になるのですわ・・・ -- マギー 2012-03-17 (土) 00:36:17
      • あら。(R5機関を追放されたと聞いて素直な疑問を顔に浮かべる。それほど無能だとは思えなかったが)
        ええ本当に。教師として身を置きながら、日々新たな発見に気付かされる毎日です。
        マギー先生の呪術式の展開と発想には、魔術師では及びつかぬものがあります。(心から敬意を表した口調で微笑む)
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 00:49:41
      • 互いに研鑽されているんですね ( 二人の言葉に目を伏せ、頷く。少し…いやとても、羨ましい。その感情を悟られまいと )
        臨時講師にでもなれば、僕もお二人の講義を聞く機会に恵まれるかもしれませんが… さすがに長期間船を空けるわけには行きません
        なにか上手く理由をつけて潜り込めないか、考えてみましょうか ( 不敵に笑う。悪戯小僧のように ) -- セデス 2012-03-17 (土) 00:56:48
      • ふふっあれはただの文化人類学に則った統計・・忘れ去られる古い思想でしかありませんわ・・・アイリ様のしっかりと系統だてられた属性論こそ魔術の歴史の厚さを物語る大変素晴らしい代物ですわ・・・
        セデス様は商船の船医様ですものね・・・中々難しい物もあるでしょうが・・・(ふと見上げる)先程の物のようなポータルがあれば・・・
        (くすっと笑って)もしくは課外授業と称して生徒の方を商船に招いてしまうというのも面白いかもしれませんね -- マギー 2012-03-17 (土) 01:06:01
      • まあ、何か企んでいらっしゃいますね。(ふふ、と大人の余裕の笑みを見せて)
        教師としては、熱心な聴衆が増える事には歓迎こそすれ、反対する理由はありませんわ。
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 01:14:39
      • さて、上手くいくかどうか… ( ふと、懐中時計を取り出し )
        不可抗力とはいえ、突然お邪魔して済みませんでした。そろそろ僕は船に戻らなくては ( お先に。とマギーに微笑み )
        …それでは、機会があればまたお会いしましょう ( 二人にまた、かっちりとした礼をして去っていった )
        //ツリーに便乗でややこしくしましたね… すみませんでした -- セデス 2012-03-17 (土) 01:25:22
      • えぇ、それではまた、セデス様・・・
        (ばさばさと窓の外で鳥の羽ばたく音が聞えて)あら?・・・ふふ、私も迎えが来てしまいましたわ・・・(名残惜しげに扉に向かって)
        それではアイリ様、私もこの辺りで失礼させていただきますわ・・・(軽く膝を曲げて一礼し、去っていった) -- マギー 2012-03-17 (土) 01:27:05
      • ええ、いずれまた、御機嫌よう。
        (手を振って2人の識者を見送った。忌憚の無い意見を酌み交わすようなこの空気は、アイリに昔所属していた地の事を思い起こさせた)
        (そしてそれは、自身が尤も触れたくない、暗い部分でもあった)
        -- アイリ 2012-03-17 (土) 01:32:38
      • //(いえいえ!楽しかったですっおきになさらず!) -- 2012-03-17 (土) 01:36:16
  • 先生先生!すごいですよこの腕輪!今月の冒険までつけて練習していたんですけど、体に薄く安定して魔力を流せるようになったんです!
    最初は魔力を出しながら息をするのも辛かったんですけど、細く薄く丁寧に意識して染み出すようにゆっくりと流したら全体をムラがなく流して満たすことができて…持続する力も長くなったんですよ! -- ウルカ 2012-03-15 (木) 23:22:46
    • それが魔力を御するということです。(ウルカの報告に、満足と喜びの笑みを浮かべて頷く)
      やがてその腕輪無しでも容易にコントロールできるようになりますよ。やはり見込んだとおりでしたね。
      よく頑張りました。これからも精進なさい。
      -- アイリ 2012-03-15 (木) 23:52:07
      • …今まで行使していた魔法の制御も格段に楽になりました。操作、意識の流し方…今なら火球を放っても目を瞑って相手に当てられるかもしれません
        ありがとうございます!この腕輪がここまで枷になるなんて思っていませんでしたけど…今では調整、調節や静を制するということを…なんでしょう、蛇口に捻り方から捻った後の調節、流れの安定でしょうか。
        自分がどのように魔力を流すか、どのくらい流すのが今ちょうどいいのか…腕輪がなくなるときそれができると思います!(犬の尻尾のように三つ編みを揺らし興奮を隠しきれておらず)
        あ、あーえーと…先生、それでそのこの腕輪はいつまでお借りしててもよいのでしょうか…? -- ウルカ 2012-03-16 (金) 00:19:38
      • そんなに喜んでいてはこの後身が持たないですよ。あなたはこの先もっと、もっともっと伸びるわ。
        (ぶんぶん振っている尻尾が見えるようで、なんだか可笑しくて、ついついクスクスと笑いが零れてしまう)
        (なにより、今のウルカが過去の自分と全く同じで、それがとても可笑しかった)
        (あの時の自分も、こんな風に尻尾を振っていたのだろうか。先生は「よかったな」の一言で済ませてしまったけれど)
        ん?ああ、それですか。それは差し上げます。好きなように使いなさい。
        -- アイリ 2012-03-16 (金) 00:28:22
      • はい、もっともっと長い時間安定させられるように、がんばります!
        い、いいんですか?いただいても?やった!大事にしますね先生!(本来大事に付け続けるものではないのだが、修練道具から意識が変わったのか興味は深まり)
        (何が刻まれているんだろう?というところに移り)
        先生、先生。これはどこで見つけたんですか?以前聞きそびれたんですけど、文字が今普及している文字ではなく古代のもののようで…お店に並ぶようなものじゃないと思うのですが -- ウルカ 2012-03-16 (金) 00:40:05
      • 気になります?(好奇心旺盛な生徒に上体を寄せて)
        それはね、私が魔術師として修行中だったころ、先生からもらった物なの。
        私もあなたと同じようにそれの出自に興味を持って先生に尋ねてみたんだけれど
        結局はぐらかされて教えてもらえなかったわ。奔放な人で、世界中を放浪していたから
        どこかの遺跡から手に入れたんでしょうけれど。(思い出に浸るように目線を遠くにやった。口元には微笑がみてとれる)
        -- アイリ 2012-03-16 (金) 00:49:07
      • はい!内包する魔力を操作する魔道具はそうそうありませんし(教師に向かい合い目を見て話を聞く姿勢に)
        それじゃ先生の先生が?じゃぁ、先生の先生が旅先の遺跡とかで見つけたものなんでしょうか?
        一体どこの文明がこんな道具を作ったんでしょうね…魔力を制御するなら魔力を持たない文明…?それとも…魔力や生命力を純粋に伸ばすことで神に近づこうとした思想とか…
        …先生?(どこか今でない場所を見るような。確かこんな雰囲気は以前別の先生で見たことがある)
        先生の先生は、先生にとって特別な人だったんですか?素敵な人、というか -- ウルカ 2012-03-16 (金) 01:13:46
      • わふ?(突然グイと押し込んできた質問に、思わず素っ頓狂な声をあげた)
        素敵…そうね、とても憧れていた人ではあったわ。
        私なんか及びもつかないほど素晴しい魔術師で、いつも何かを求めていた。そんな先生を私は…。
        (ふっと瞳を閉じ、感慨深げに頷くと、ギラッと面相を変えてぎゅっと拳を握った)
        大っ嫌いだったわ!
        私のやることになんでもケチをつけるし、そのくせ肝心なときにはなにも教えてくれないし!
        まともに褒めてくれた事なんて一度も無かったし、無神経で!無計画で!無頓着で!(きー!と手足を振り回して苛立ちを表現する)
        -- アイリ 2012-03-16 (金) 01:35:03
      • え…え…?(前に似たようなことを聞いた教師とまったく違う方向の答えが返ってきた)
        せ、せんせい…?先生?(よく考えれば途中からどうみてもおかしい語尾だったりとかなんとかとりあえず)
        (触れてはいけないものに触れてしまったらしい)
        先生、先生…あ、あのアイリ先生…?(普段冷静で落ち着いた大人の先生、理想の先生がここまで怒り取り乱す事態に流石に動転して半ばなみだ目になっている) -- ウルカ 2012-03-16 (金) 19:01:15
      • でも…。(掲げた握りこぶしを膝の上に置き、いとおしい記憶をなでるように穏やかな面持ちに変わる)
        不思議ね、先生の言葉はみんな胸に残っているのです。大嫌いで、大好きだった。
        ごめんなさいね。驚かせてしまって。どうも昔の話をすると、私も子供になってしまうみたい。
        (恥ずかしそうに、首を傾げて笑う。少女のように)
        -- アイリ 2012-03-16 (金) 20:28:23
      • …はい、えぇと…急に変なこと聞いてごめんなさい(ただ好きなだけではなく、嫌いでもなく。学問ではなく人の心は複雑なんだと中身は理解できずともそういう雰囲気は伝わった)
        (それがきっと聞いたり見たりしただけでは到底解らないものなんだということも)
        あ、あーえーと、でもそうです、僕は先生のこと好きですよ!きちんと教えてくれますし、どこが悪いか教えてくれるし褒めてくれるし…それじゃまた!
        (長い三つ編みを棚引かせながら走っていった) -- ウルカ 2012-03-16 (金) 20:45:01
      • …。(ウルカの言葉は何気ないものだったかもしれないが、深く胸に響いた)
        ありがとう、ウルカ君…。(その背中にそう囁いた。この気持ちを何時までも忘れないようにしよう、と思いながら)
        -- アイリ 2012-03-16 (金) 20:57:20
  • -- 2012-03-15 (木) 22:46:38
  • -- 2012-03-15 (木) 22:46:30
  • -- 2012-03-15 (木) 22:46:22
  • アイリ先生ー、先生は合成獣とかって詳しいですか? -- カイ 2012-03-12 (月) 00:01:27
    • 専門ではありませんけれど、一応の知識は知り得ていますよ。(にっこりと微笑む)
      修行時代は生み出したゴーレムでよく遊んだりしたものです。何か作りたいゴーレムでも?
      -- アイリ 2012-03-12 (月) 00:09:50
      • あー、いえ、作りたいって言うよりはちょっとした興味というか。
        キメラってのはあれって生きたまま別の生き物をくっつけるんですか? それとも生まれる前からそういうものとして作るんですか? -- カイ 2012-03-12 (月) 00:12:14
      • 前者は倫理的な問題で昨今では禁止されています。
        いま生み出されている魔導合成獣…いわゆるキメラは後者が殆どですね。
        個体Aの肉体サンプルとBのサンプルを掛け合わせ、新生物であるCを生み出す…概要はそういったものになります。
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 00:24:44
      • あ、禁止されてるんですか、なるほど。てことは出来るんですね。
        合成獣って個体のいいところをかけ合わせるのが基本ですよね、素材はやっぱりかけ合わせたい部分を? -- カイ 2012-03-12 (月) 00:31:27
      • いいえ。旧世代はそのような術も行われていましたが。(微笑のまま首を振る)
        サンプルは何でもいいのですよ。個体にダメージを与えない血液や体毛などが一般的ですね。
        そこから術式により遺伝情報を分解摘出し、融合、合成して生体を生み出す…。
        これが大まかな手順になります。複雑なキメラを錬成しようと思えば、非常に高度な技術が要求されるという訳です。
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 00:38:37
      • 遺伝情報……ってのは魂の記憶とかそんな風に呼ばれたりもするやつですよね。
        重要な部分を綺麗に引き出せるかどうかは術者の腕次第ってことですね。
        じゃあよく話とかに出てくる魔法使いが失敗して創りだした異形の怪物とかっていうのはその摘出か融合か合成のどれかが上手くいかなかったから、と? -- カイ 2012-03-12 (月) 00:49:57
      • そういう事になりますね。
        錬成師は国家資格としても難しい部類に入りますから。(ええと。と机を探り、二等錬成師の証である首飾りを取り出して見せる)
        恐ろしい話ですが、非常に良く聞く事例です。錬成術は神に背く術として、長らく弾圧を受けていることもその証左ですね。
        私は昔、ある騎士団へ身を置いていていたことがありますが…。そのような怪物と、幾度と無く交戦しました。
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 00:57:25
      • 先生でも二等なんですか、こりゃ相当難しそうですね……。(興味津々に首飾りを見る)
        宗教によりけりですけど神により万物は創られた、に真っ向から喧嘩売ってますもんね。
        それは分解してもとに戻すとかは出来るんですか? -- カイ 2012-03-12 (月) 01:08:25
      • 十四歳の頃、ふらっと取ってみてそのままだったのを思い出したの。
        (どこか照れくさそうに、首飾りをしまった)
        分解…逆錬成ですか…。(ふむん、とマズルに指を添えて考える)
        理論上は、不可能とはいえません。ですが生体錬成の場合、非常に困難であると言えます。
        混ぜ合わせた二種類の絵の具をまた別々により分けるようなもの、ですからね。
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 01:16:27
      • 十四歳の時って……先生やっぱすげぇや!(尊敬の眼差し)
        気の遠くなるような時間と技術があればもしかしたら出来ないこともないってレベルですか。
        あとサラっと流しちゃいましたけど先生騎士団に在籍とかしてたんですね。結構バリバリの戦闘要員? -- カイ 2012-03-12 (月) 01:20:10
      • いや、そんなすごい事じゃないのよ。なんと言うかあの頃は色々と、若くて。
        (ほんわりと高潮しながら視線を泳がせる。何かそれなりに若気の至りがあったようだ)
        そうね。一流の錬成師が全力を賭して、成し得られるかどうか、といったところでしょう。
        ええ、若い頃、星辰の騎士団に二年ほど。どうしても実戦を経験しておきたくて。ええと、あれはどこに行ったかしら?
        (がちゃがちゃと机をかき回し、豪奢な勲章を取り出す)
        一応騎士の称号と、こんな勲章(もの)も貰いました。
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 01:35:24
      • (先生にも人に言えない過去があったんだな……という顔)
        はー、そうですか。(一瞬だけ表情が曇るがすぐにいつもの顔へ)
        そんなすごいものが机探し回らないと出てこないんですか!?(勲章を見て感嘆のため息)
        他にもなんか色々持ってそうですね先生……。 -- カイ 2012-03-12 (月) 01:42:25
      • こ、これもそんな大した物じゃなくて。
        (すぐに机にしまいこむ。カイの表情の変化に気付いたのかは定かではないが、ヒクと鼻を動かして、碧色の瞳でじっと見た)
        誰か、何か、事情があるのですか?
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 01:49:53
      • え、事情ですか?(んー、と少し考えて)
        俺の友達の話なんですけど、悪の組織につかまって人体改造されたから何とかできないかなーと。(笑いながら) -- カイ 2012-03-12 (月) 01:58:00
      • そんな事が…。(姿勢を正してカイと向き合う)
        わかりました。私も出来うる限りの情報や手段を探りましょう。どれだけ掛かるか判りませんが、きっと何らかの解決策が見出せるはずです。
        カイ君。相談してくれてありがとう。その人は貴方にとって大切な人なのね
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 02:10:45
      • (あっ、どうしよう本気にしてる……コレまじめに言ったほうがよさそうだなと思い)
        あの、先生、あれです、ごめんなさい。本当のこと言うとそれ友達のことじゃなくて俺のことなんです。(ぱっと帽子を脱いでを見せ) -- カイ 2012-03-12 (月) 02:17:44
      • わうっ?(帽子の下から現れた、黄色、黄金色の角に、思わず目を丸くして、獣人らしく吃驚した)
        これは……。(カイの嘘に怒るでもなく、顔を寄せて角をまじまじと見つめた)
        触れてみてもいいかしら?
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 17:51:05
      • ええ、どうぞ。(触れれば非常に硬く、ひんやりと冷たいのが分かるだろう) -- カイ 2012-03-12 (月) 20:58:15
      • (許しを得ると、硬質の角に肉球で触れて、つつーとなぞる。鼻先を近づけて、フスンフスンと匂いを嗅ぐ)
        なるほど…確かに錬成融合を施されていますね。どんな事があったのか、話せる範囲で良いので教えてくれますか?
        もちろん誰にも口外しません。
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 21:56:05
      • うちの方だと魔法使いってよりは錬金術士の方が多い土地柄なんですけど、結構生命に関する研究って厳しくて。
        違法にそういうのを研究してる錬金術士に親が酔った勢いの賭けで負けてそっちに引き渡されて、7歳の時にこうされたんですよ。
        で、8歳の時に今の親に助けてもらって……現在に至るって感じですかね。 -- カイ 2012-03-12 (月) 22:24:14
      • なんという…。(二の句を失った。錬金術が盛んな地方と言うのはハイラーグだろうか)
        (普段そんな素振りを見せない明るい生徒が、過去の出来事と割り切るにはあまりに重い荷を背負っているなどとは思いもよらなかった)
        打ち明けてくれて、ありがとう。辛かったでしょう。
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 22:34:42
      • 誰でも一つくらいは持ってるコンプレックスと割り切れればいいんですけどね。(へへへ、と曖昧に笑い)
        難しいけど不可能じゃない、ってことだけでも知れてよかったです。 -- カイ 2012-03-12 (月) 22:43:25
      • すぐにとはいかないかもしれませんが、必ず。(円らかに微笑むと、帽子をカイに差し出した)
        私も出来うる限りの努力をしてみます。きっと良い方向に進みますよ。前に進んでいる限り。
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 22:55:01
      • ありがとうございます、先生。(帽子を受け取り深く被り直す)
        先がわからなくてもとりあえずは前に、ですね。この学校頼りになる先生が多くて助かります……。
        次は宿題とかふつうのコト聞きに来ますね、それじゃあまた学校で……。 -- カイ 2012-03-12 (月) 23:05:46
      • いつでもいらっしゃい。私に教えられる事であれば、何でも教えてあげますから。
        そうそう、こんどは私のケーキやお茶も食べてもらわなくっちゃいけないわ。ちょっと自信があるの。
        (手を振ってカイを見送りながら、ある想いが胸に去来していた)
        (辛い過去を受け入れながら、なおも前に進む強さ。それが今の自分にはあるのだろうか、と。)
        -- アイリ 2012-03-12 (月) 23:15:23
  • はひぃ…(魔術書の解読の手ほどきを受けてから少しずつ技術を見て学ぼうとしたり独学で比較的近い時代の魔術書の解読を行っていたりで今日も聞きに来た)
    と、いうことでこの時代の思想から見てこれも他の系統からの亜流だろうと考え進めていたのですが、そうなると途中から読解防壁の意味がなくなったりで…(ページをめくりながらそこの節を指差していく) -- ウルカ 2012-03-11 (日) 21:28:01
    • 発想を展開させて御覧なさい。(ふわふわの指でウルカの後から書をなぞる)
      枝葉を見て樹の大きさを測る事はできません。文章の流れを見極めれば、防壁がフェイクだと判断できます。
      (顔を上げて若き生徒の硬い表情に微笑を向ける)
      リラックス。楽しむ事が一番ですよ。
      -- アイリ 2012-03-11 (日) 21:41:43
      • 端から解読のきっかけを得ようとするよりも、広く通してみてから流れを…その全体を見てから
        そこからどのような意図で書かれたか、何故かを感じ取り違和感のある部分を取り除いていく…でしょうか
        本のように一つをみて読み進めていくのではなくこの本が如何にして如何にあるかを…読むというより感じるということでしょうか
        どちらにせよ意気込みすぎても詰まってしまいますよね。体育祭の時によくわかったんですが、これと集中すると考えが固まってしまうときがあるんです
        そういうときってどんな風に気分を切り替えたらいいんでしょうか?何かいい方法があるんでしょうか -- ウルカ 2012-03-11 (日) 22:39:20
      • 「完璧などない。好い加減で行け」
        私の師の言葉よ。魔学なんていまだに未知な部分が殆どといっても良いわ。
        自由に、気楽に。そのくらいが丁度いいのかも知れませんね。とりあえず…。(紅茶のポットをひょいと取り出した)
        気分転換にはこれが一番♪(可愛らしいカップに真紅の茶を注いで手渡す)
        -- アイリ 2012-03-11 (日) 22:50:13
      • 義務や責務、仕事ではなく楽しんでみる、なら別に完璧じゃなくてもいい…
        何事も完璧にこなそうと思っていたのが余裕をなくしていたのでしょうか…そうですね、人が書いたものですしファジーなくらいでちょうどいいのかもしれませんね
        あっそれは同感です、温かいお茶を飲むと内側から暖かくなりますよね…(頷いてカップを受け取るとゆっくり飲み干した。後日ゆっくり時間をかけて気軽に遊ぶようにやったためか一月かかったが解読を終えたとか) -- ウルカ 2012-03-11 (日) 22:59:27
  • この薬を浴びてから最初に目にした人にほれてしまうほれ薬が振りまかれた -- 2012-03-09 (金) 15:58:06
    • きゃうーん!けふけふけふ!だ、誰です!こんなイタズラをしたのは!
      なんだったのかしら…妙な薬じゃなければいいけど…。(分析にかけるべくサンプルを採取しながら)
      -- アイリ 2012-03-09 (金) 16:57:17
  • 尻尾の邪魔にならないローライズ下着のカタログが届けられた! -- 2012-02-29 (水) 20:53:34
    • あら、夏の新作が出ているのね。今度買いに行こうかしら。(パラパラ) -- アイリ 2012-02-29 (水) 21:07:19
  • ♪(ぱたぱたと廊下を歩きながら上機嫌)
    「いーかアイリ、面倒な時は逃げるのが一番だぜ」
    (恩師の言葉が胸に蘇る。あの時は最低だと軽蔑したけど、今はとても、共感できる)
    -- アイリ 2012-02-27 (月) 22:46:31
  • おや、ベジマイトとケミカルXの化合物かと思ったら先生が……(隣同士の)挨拶に来たのだがね。
    えぇと、アイリ教諭でよいのかな? 養成校新入生のショーテルと言うものだ、魔術に関して学ぶことがあればよろしくお願いしたい。 -- ショーテル? 2012-02-26 (日) 01:31:10
    • こんにちはショーテル君。同じく新入教師のアイリです。(にこっと円らかなほほえみを見せる)
      私でよければ、魔術の一抹を教えします。これから四年間よろしくお願いしますね。
      -- アイリ 2012-02-26 (日) 01:39:28
      • ええ、こちらこそ(丁寧な様子に若干敬意を払った様子で会釈を返し)僕も召喚術を能くするもの、学べる知識と技術はぜひとも体得したい。
        同じ獣人としても、なにかあればぜひよしなに。それではまた学校で、ごきげんようアイリ教諭。 -- ショーテル? 2012-02-26 (日) 01:44:17
      • その時は是非聴講しにきてね。基礎からの魔術を教えていくつもりだから、予備知識無しでも大丈夫ですよ。
        ええ、また学校で。(手を降り返して、笑顔を添えて見送った)
        -- アイリ 2012-02-26 (日) 01:53:10
  • …やっぱり、間違いない。(職員室の入り口、確認をするようにその席の人物を伺う。教員紹介の欄見てたときどこかでと思っていたが)
    失礼します。アイリ・シュセッタ先生でよろしいでしょうか。養成校、魔術魔導具専攻のウルカ・グランドールと言います。お時間をいただいてもよろしいでしょうか(神妙な面持ちで緊張の色を隠せずに口を開いた) -- ウルカ 2012-02-26 (日) 00:12:56
    • ええ、構いませんよ。(羽ペンを走らせる手を止めてウルカを認めるとふわりと微笑んだ)
      どうぞ。(緊張している様子のウルカをほぐすように着席を促すと、体の向きを合わせた)
      -- アイリ 2012-02-26 (日) 00:26:09
      • ありがとうございます(一礼してから薦められた席に腰を下ろすと 落ち着いて考えを纏めることに努めた)
        では…課外活動で魔導研究会を立ち上げたのですが…
        (養成校という開かれた場で魔術等を習い高めていこうとする人たちと共に、お互いの知識や技術を聞いて見て学ぼうとするために立ち上げたこと)
        (しかし課外活動として生徒だけで活動するには危険が付き纏うものであり、魔術であるなら尚更であり、顧問が必要であったこと)
        (といっても魔術や魔法等を使うクラスメイトをみて、千差万別のため研究会であるなら専門分野が一色強い先生を招くより幅広く強い人に見てもらいたいと思ったことを何とか伝え)
        アイリ・シュセッタ先生、魔導研究会の顧問になってください。お願いします(椅子から立って深く頭を下げた) -- ウルカ 2012-02-26 (日) 00:38:36
      • (訥々と語り出したウルカの言葉を、優しい眼差しのまま聞き始める)
        (緊張を帯びたままの硬い声には、若さならではの情熱と強さを感じた。眼差しを緩めながら、感じ入るように相槌を打つ)
        判りました。引き受けましょう。(下げた頭にそう答えると、同じように立ち上がりそっと肩に手を置いた)
        さあ顔を上げてグランドール君。これから忙しくなるわよ?(ウルカが顔を上げると柔和な微笑があった)
        新米の顧問だけれど、よろしくね。
        -- アイリ 2012-02-26 (日) 00:50:09
      • (一瞬が長く感じるというのはこのことなんだろうと後で思い出した。幅広く強く、文字にすると短いもの)
        (しかしどんな技術の世界でもそれほどのものを、分野を習熟する者など稀だ。今目の前にいるのはまさに稀代の魔術師なのだ)
        (その人が引き受けてくれるかどうか…いや、引き受けて欲しいと願って聞こえた声。肩に伝わる暖かさに緊張を超えて胸が一気に高鳴った)
        …はい!(見上げた先の微笑みが優しく頼もしかった。この人がいれば大丈夫だと)
        こちらこそよろしくお願いします! あっそれでですね。部室ですが校舎外の図書館のような建物?があって空いてたのをお借りしてそこに…(搬入したもの、中の装飾やいくつもある部屋や内装から声をかけたクラスメイトについて話せるだけ話すと止められていた羽ペンを思い出し慌てて頭を下げて去っていった) -- ウルカ 2012-02-26 (日) 01:11:10
      • ええ、わかりました。。部員が多く集まればいいわね。あ、それと。(去っていく背中に声を掛けて)
        フルネームで読んでくれなくても大丈夫よ。アイリで構わないわ。(職員室の扉が閉まると、腰を下ろしてウルカの言葉を思い返した)
        せんせい、か…。
        (昔は自分がその言葉を口に出すほうだった。初めて他者から投げかけられたその響きに、しばし感慨に浸るアイリだった)
        -- アイリ 2012-02-26 (日) 01:24:47
  • そう、この雰囲気、この街はいつもこう雑多で煩わしくて。(ちょっとズレた眼鏡を治すと、懐かしそうに苦笑した)
    ほらほら皆さん、あんまり大声で叫んではいけませんよ。お静かに。(にっこりわふわふ)
    -- アイリ 2012-02-25 (土) 20:32:28
  • ハンター協会副会長っクス! -- 2012-02-25 (土) 20:25:22
  • セックス! →アイリ -- 2012-02-25 (土) 20:25:07
  • ケモックス! -- 2012-02-25 (土) 20:24:57
  • わふん -- アイリ 2012-02-25 (土) 19:50:17

Last-modified: 2012-05-30 Wed 20:50:30 JST (4341d)