ARA/0019
- (テンバーと外で落ち合ってから、あらためてエシオトロット先生を訪問する)
エシオトロット先生。医薬科4年、オリヴェール・ウム・ゼイムです。 折り入ってご相談があるのですが、お時間よろしいでしょうか。 (よろしければ食べてください、と、手土産の高級なリンゴをそっと研究室の机(たぶん低い)に置く) -- オリヴェール
- やぁーーーーーー・・・(「やぁオリヴェールくん、テンバーから話は・・・・」のんびりとした挨拶を中断して置かれたリンゴを貪ってる)
(「軽くは伝えたけど、一応改めて説明してくれ」と助手が横から声をかける) -- エシオトロット
- (偉大な知性体のはずだが話の途中でリンゴにむさぼりつく動物性に面食らう)
はい。破滅のツェアシュ=ヴァによって作られ、不滅性を与えられた強力な魔族『スヴィーカリ』。 これが今、この世界を秘密裏に脅かしています。我々探検部を中心とした有志は、通常の手段では滅ぼせない彼を『封印してしまおう』と考えています。 そのための手段を探しているのですが、お知恵をお貸しいただけませんか? -- オリヴェール
- (すすすっと横に助手が経つとひそひそと「ほら、お茶目な一面を見せる事で生徒の心をつかむ教員テクニックって奴だよ」滑ってるけどなと加えて)
(ふぅむと唸って)じゅぅーーー・・・(「柔軟で良い発想といえますねぇ」) (少し思案するように首を巡らせる)ほぉーーーーー・・・(「滅びの定義が気になる所です・・・場合によっては動きを封じられる事すらも・・・」そこまで考えたらキリがないかと言葉を止めて) ・・・いーーーー(「いかに強力な魔族であろうとマナがなければ何かを為す事は出来ないかと」滅びの否定もまたマナによって為されたのだから) うぅーーーーーー(「内側にマナを喰らう光蟲を放った檻に閉じ込めますか」) (あとはーっと考え)ツェーーーーー・・・(「ツェアシュ=ヴァに連なる者であるのなら、膝に難があるやもしれませんね・・・善神の力でそこを叩ければあるいは」カメ先生は自分以外の力に頼る事を嫌うので嫌そうな顔) -- エシオトロット
- (そうなのか、と助手に返答してから、スロウリィな会話を辛抱強く続ける)
定義に関してはかなり曖昧で広範、と思うべきではあるでしょうね。何しろ悪神の権能ですから。 ただ、動きを封じたまま保存されるのは、通常滅びとは呼ばない気がします。 そういう意味で、マナを奪った状態で閉じ込めるのは効果があるでしょうね。光蟲の容量と吸収速度が心配ではありますが……。 膝を挫く、ですか……確かに理屈は通りますが。通らない可能性も同じだけありそうです(難しそうな顔をして) やはり光蟲とともに閉じ込める、方向がよいかと。最悪でも消耗は強いられる。 -- オリヴェール
- (ちなみにここまでで30分くらいかかってる)
(オリヴェールの考えを嬉しそうに聞く・・・言われたままではなく、自分で考え、表現できる者を好むようだ) (「・・・【貪る光蟲】は周囲のマナを喰らって際限なく増殖する魔術だ、吸収力と速度は数と密度に、限度は空間の広さに依存する・・・大丈夫だろうな?」そう問う助手には「十分な広さを確保します、あれを埋め尽くして尚吸いきれないのなら何をしても無駄でしょうなぁ」と応えて) うぅーーーー(「上手くいく事を願いましょう」そう言うと深く深呼吸をする・・・その直後、周囲の空気が止まったような感覚を得る事だろう) (エシオトロットが考案した汎魔呼吸法・・・マナとの同調を高めるその力は、極めて行く事でマナの隷属と呼べるほどの高い支配力を有するようになる) (何もかもがノンビリな癖に魔術の扱いは恐ろしく速い、一瞬にして幾つもの術式が浮かんだかと思えば砕け、後には手のひらくらいの大きさの宝石が残る) まぁーーーーー・・・・(「魔族に触れさせれば発動します」) (「・・・因みに、光蟲の自壊条件は?」「結界外壁及び外気に触れると3秒で滅びます」とか補足で話している) -- エシオトロット
- (精密にして巧『遅』そんな言葉で彼を形容するものがあるが、まるで違う)
(その魔術行使は精妙にして淀みなく。恐ろしいほど敏速であった) ――ありがとうございます。(手の内に残った宝石の重みを、しっかりと確認しながら。礼を述べてから、それを丁寧に仕舞い込んだ) 仕様は理解しました。後は通用することを祈りましょう。 これほど素早く精密な、結界魔道具の形成――感服しました。正直なところ、ここまでとは……。 ついで、というわけではないのですが、用件がもう一つ。 ウナ・アルシノア先生のことです。ファセット先生とも相談したのですが、やはりエシオトロット先生のお知恵を借りるべきかと。 あれに付随している守護霊のことはご存知でしょうか。それと対話がしたいのです。……その手段について伺いたい。 -- オリヴェール
- (『外気に触れると』って壊される事想定してないかコイツ・・・って顔で見てる)
(ウナちゃん先生の話になればそこも気になる所だと静観し) わぁーーーーー・・・(「私としては早い所ロボ氏の案を補強する形で進めるべきだと考えますが・・・確かに守護霊の思惑は気になる所ですねぇ」) (少し考える様にして)きぃーーーーー・・・・(「気になるのであれば直接会話するのが良いでしょうね」そう言うとのっしのっしとオリヴェールに歩み寄る) (首を伸ばすとオリヴェールにそっと触れて)とぉぉーーーー・・(「時には歩くより先に走れです、少々荒っぽいですが、まずは体験する事が大事ですよ」) (「あ!?ちょっま!!?」甲高い音を立て術式が発動し、オリヴェールの精神が肉体の外に放り出される、30秒で元に戻る) (助手はオリヴェールの体が倒れないように支えつつカメに「何やってんだバカ!」とキレているが、実際に体が抜け出るのを経験する事で術式のイメージがしやすくなる事だろう) -- エシオトロット
- ええ。そこを確認してからでなければ、我々の側に納得できないものが残ると思うのです。
(それは泳ぎを覚えさせるために、池に突き落とすような所業であった) (臨死体験、というのは経験がある。今回の、言ってしまえば幽体離脱、精神体として遊離する体験からはそれに近い感覚を覚えた) (ものの30秒であったが、一時間にも感じられるような。生き物としての周波帯から、たましいとしての周波帯へ移ってゆく感覚) (そこには異なる時間が流れており、生命体としては知覚しえなかった、様々な神秘的な存在がマナの燐光を纏って明滅していた) (揺蕩うように落ち着いてから、初めて自分の肉体を知覚したときのように、少しずつ、動きを確かめて。その貴重な時間から、学ぶべきことを学び取っていった) (やがて、ぱちりと目を覚ます。きっかり30秒後のことであった) (先ほどの感覚のズレから、一瞬ふらついたが、すぐに持ち直して) ……ありがとうございます。感覚は掴めたので、あとは練習を積むことにします。(微笑して礼を述べる) では、私はそろそろ。ありがとうございました、先生。テンバーも。 (丁寧に礼を述べ、有形無形の収穫物とともに研究室から去っていく) -- オリヴェール
-
-
- エシオトロットセンセイいますかー(研究室のとびらがらがら)
テンバーから話があったかもしれないのですが、エシオトロットセンセイなら私の過去が見えるかも?ということできました ずばり可能でしょうか!? そして協力していただけるでしょうか!? -- アルベルティーナ
- (無表情で後ろからついてきている)
(著しく説明の足りないアルベルティーナを捕捉するように、下記の説明を行った) (アルベルティーナが出自不明でありソレを探るために過去を見たいこと) (アルベルティーナの出自はその本質に大きく影響する可能性が高いこと) (アルベルティーナの外見を固定させる…ひいてはアルベルティーナの未来を決めるために過去を知る必要があること) (荒事になる可能性があるのでライブラは研究室の外に控えること) -- ライブラ
- やーーーー・・・(「やぁこんにちはアルベルティーナくん、待っていましたよ」とのんびり挨拶)
えぇーーー・・・(「えぇ聞いていますとも・・・過去を見たいと・・貴女の体に刻まれた、あるいはこの世界に残された貴女に関する記憶を抽出し、過去の情景を再生する・・といった形になりますねぇ」) せぇーーー・・・(「生徒の願いであれば、無下にはしませんとも」うんうんと頷いていたが・・・ライブラの補足を聞けば『え?荒事?』っと戸惑う) (荒事?とテンバーに目線を送るが、当の本人は「って事だ、よろしくなぁ先生」と軽い調子で任せてライブラと共に部屋の外へ) (荒事・・・?となりつつティナに向き直ると)え、えぇーーーーー(「えぇ、では早速始めますが・・・問題はありませんか?」) -- エシオトロット
- 何が出てくるのか自分でも怖い部分はありますが……それでは早速お願いします! -- アルベルティーナ
- おうっエシオトロット先生、ちと聞きてえ事があるんだが構わねえか?テンバーのドラゴン云々の話なんだがよ
リーリエ曰くテンバー自身に聞いても応えてくれねえってな事でカメ先生…エシオトロット先生に聞くといいって話なんで聞きに来たのよ 答えらんねえならまあいいが我等竜種が人に執着してるってのを聞いて妙なと思ってよ(ゆったりしたエシオトロットに対してパパパッと矢継ぎ早に男は問う) -- ディノク
- やーー‥‥(「やぁディノクくn・・・・・」ディノクの言葉はあまりにも早く、エシオトロットは暫くフリーズした)
あーー・・・・・(「あぁ、ノガードの事ですね?私も20年程彼女のそばにいましたが・・・あれは彼女の趣味みたいなものですよ」うんと頷いて) ひーーーー・・・(「人に限りませんよ、私も含め、動物や武具宝石・・・興味を引いた物を持ち帰って愛でるのが習慣だったのです・・・大抵はすぐに壊してしまいましたが」うんうんとかつてを懐かしむ様に言って) --
- (急いでるかのような勢いの男だが腕を組み静かにそのゆったりとした喋り方を聞いている)
(ソレはそういうものなのだろうという事を素直に受け止める性質、竜としては珍しいのかも知れないがそれでも時間間隔が人とそれとは異なる事を示している) ノガード、それが兄弟の名前か。財宝に興味がある類ってえ事は地に属するか数世代後なのか…壊すってえ事はそこまで重要性がねえって事か? 実際先生から見てノガードは世代的には何処に類すると見るよ、オレみてえに第一世代か?それとも以降のモンか?話ぐらい聞いてねえか (この男は酷く奇妙な事を口走る、当然の如く自分は竜であると言っているのと変わらない、あまりにも狂人だがしかし精神を見れるエシオトロットなら話は変わってくるかもしれない) -- ディノク
- まぁぁーーーーー・・・(「マーヤには彼女以外の竜がいませんでしたから・・・まさに傍若無人、唯我独尊・・・思うがままに力をふるい、奪い、笑いたいときに笑い、怒りたいときに怒り、眠りたいときに眠る・・・あの山において、彼女は誰よりも自由でした」)
よぉーーーー・・・(「要するに、竜としてはまだまだ若かったのですよ・・・幼いと言ってもいい‥‥たしか歳は300・・・には少し届かないくらいでしたか・・・卵から孵る様を遠目に見守らせていただきました」具体的な世代数まではエシオトロットも認知していないようだ) ・・・ぎぃーーー(「疑問の答えとしては、些か拍子抜けでしたでしょうか?」) -- エシオトロット
- 若えな…(そう呟きながら拍子抜けかと問うエシオトロットに同意を示す頷きを返した)
古き竜であれば何故人に寄り添ったかと問おうとも思ったが若き竜であれば求める答えは持つまい 生まれた頃より目に付く命を認識する事は何もおかしくあるまいとな、まっそこん所はしょうがねえやな老人の戯言よ やはり聞くなら北方の兄弟か……ああだがだが一応聞いときてえな、ノガードはどういう執着をしてた? -- ディノク
- かぁーーー・・・(「彼女にとって我々はいわばペットでしたから・・・愛するというよりは愛でる対象、執着心は、己を満足させる。所有物に対するそれと同じでしょう・・・」)
テェーーーーー(「テンバーは、「彼女は寂しがっていた、愛されたがっていた」と言いますが・・彼は少しロマンチストの気がありますね」) ・・・あぁーーーー・・・(「貴方はどうです?貴方は竜としては既に死んでいるのに、何ゆえ竜である事にこだわっているのですか?」) -- エシオトロット
- ガハハハハッ!そりゃそうだ!如何に幼き竜とはいえ生まれし時より完全である以上並ぶ生命などあるまいッ!
だがそれでも上と下、対等の生命以外は無とするオレとは視点が異なっている。そうした視点に近き竜も無くは無かったがな、我等の神祖の真似事をして命を作る竜も在ったからよ 果たしてそれが孤独を感じていたからか手慰みかは理解の及ぶ所じゃねえが傍らに何かを求める心はあるんだろうさ (他人事の様に男は語る、そういった竜の在り方はまるで理解出来なかったのだろう…天の竜は常に天に一つという意思が強すぎるからだ、それでも尚男はその光景を心に留めたようだが) ああ?確かに竜にとっても血肉は重要よ、それが精神に影響を及ぼしもする。だが我が魂は祖アリウスの手に依るモノ、これが在る限りオレがオレである事に変わりはねえ 我思う故に我ありだ(男は自身の生命を血肉と称する、そういう意味でも竜にとって命とは何か…手の届くモノ程度の価値であるとでも言うようだ) -- ディノク
- (対等な者が近くにいれば、あるいはノガードも他の生き物に興味を持つという事はしなかったのかもしれない・・なんにせよもう判らない事だ)
こぉー・・・(「これは愚問でしたねぇ」とのんびり応える、分かり切っていた事だというように、その言葉を聞いて喜ばしく思うように) とぉぉーーー・・・(「ところで・・・その血肉を与えた者についてはどうお考えで?」血肉が精神に影響を与えているとなればやはりそれを与えた者の思惑は気になる) -- エシオトロット
- あ?(エシオトロットの質問に少し考える様子を見せる)オレが見た限りになるがよ
恐らくぁコレを編んだ奴ぁそこまで深く考えちゃいねえ、オレにこの世界を見せて竜という存在は最早親御殿の愛から離れたと言いてえんだろう それについてぁ特に否定するつもりもねえ、既に主権も二度に渡り継がれた…ってのぁ分かってたからこそオレの兄弟もごっそり奴の言葉に乗ったんだろうさ (それはあまり笑えない事実だ、エシオトロット程の技量があるものならばこの男の体を作ったモノはこの世界を極めて理解している事が分かるだろう) (強度の低い物質で超質量の魂による悪影響すら封殺し受け止める器を編めるのならば古き竜体を編む事すら不可能ではない筈だ) 戦力を求めてるってな事を言ってたからそのまんまだろうな、オレが渡るかはその限りじゃねえがよ?(皮肉げに笑う、何か詐欺的な事を言ってこの体を得たのだろう) ただ、そうだな…(少し引っ掛かる部分があるのか男は首を傾げた) -- ディノク
- (なるほどと頷く・・・すでにこの世界の主役から退き、されど十分な力を持て余す竜種だ、戦力として引き抜きを行うのは道理と言える)
(すでに多数の竜が渡っているのであれば、ディノクが渡らずとも向こうの目標は達されている可能性は十分にあるだろう・・・カメの身にとってはすべてが早すぎた) ・・・なぁぁ(「何か気になる事があるのですか?」) -- エシオトロット
- テメエ等に自分の技術をひけらかすだけなら人の身体にするにももうちょいやりようってモンがあるだろうよ
少なくともオレの身体は北の奴等やら南の奴等やらの特徴も混ざってやがる、それも含めて技術を見せてんのかも知れねえが… 何らかの意図がある気はしやがるな、そいつにとっちゃ無意識かも知れねえけどよ (そう言うと男は質問も終わったようで深々と頭を下げて)ありがとよエシオトロット先生、お陰で知りてえ事は知れたぜ やっぱ古き竜から聞くんなら北の連中か…(そう言うと男は去っていった) -- ディノク
- (意図ですか…とディノクを見送りながら呟いていたとか) -- エシオトロット
- 亀先生、生きてるー?凍えてますます遅くなってたりしないー?
(等と言いつつ、エシオトロットの準備室に、手提げ袋持参でやってくる) こないだの皮のこと心配してるって、なんかチンピラみたいのから聞いたんだけど あれ、コートの一部にして先生のファンにあげちゃったわよ。 -- リーリエ
- やぁーーーー・・・(「やぁリーリエくん、テンバーから聞きましたよ。」と応えるカメ、研究室は暖房が効いていて暖かい)
えーーーー・・・・(「えぇ、『コートにする』とは言っていましたからね、どのように使っても良いのですよ」穏やかな事言っているが彼を知る者が見れば落ち込んでいるのはわかる事だろう) (「どーもチンピラみたいなのです」と端の方で授業の資料を纏めてるのもいる) -- エシオトロット
- そうそう、そのテンバー。悪かったわね、わざわざ使いを出してもらって。
(部屋にはいればぬくぬくと温まっていた)あ、これお土産ね。一度湯通しして柔らかくあったかくしてあるけど、問題なかったわね。 (手提げ袋からさらに包みを取り出し拡げる。キャベツなどの葉を茹でた温野菜だ) (亀の表情はわからないにも程があるが、先生の纏うマナの表層、その色で感情はなんとなーくわかる) あ。あら、だめだったかしら?まあでも先生の大ファンのためだと思って許してちょうだい。 (それからテンバーの方へ顔を向け)うわ、本当に助手っぽいことしてる…。 ねえ先生、なんでアレが助手なの? -- リーリエ
- だーーー・・・(「ダメじゃないですとも、えぇ・・・魔術だけがこの世の全てではなく、人の営みもまたマナの導きによるものなのですから」)
(生徒がどんなマジックアイテムを考えるのか楽しみにしていたのは事実だがそれは手前勝手な期待でしかない・・・わかってはいるけどさぁ・・・って感じでもしもしお野菜食べる) (すっごい嫌そうな目を向ける助手を尻目に)えぇーーー・・・(「縁があったというのもありますが、それ以上に優秀で期待できるからですよ」と応える) -- エシオトロット
- まあマナが万能の力っても、手作業のほうが早い事も多いからねー。アレとか(テンバーの資料整理作業を指さし)
(リーリエは標準魔術のみの専攻、それも遅れているという体たらくだ。付与魔術など出来ようわけもない…) ふーん、優秀なんだ?意外だわ、人は見た目によらないものなのね。 (しかし、だとすると…と考える。テンバーは商業科生徒だが、目をかけているのは魔術科の先生だ。だとするとッ優秀という言葉は…どちら側の話なのだろうと) アイツも先生みたいな、あやしい踊りが使えたりして? -- リーリエ
- (「何ができるか」じゃなくて「何をしようとしたか」を大事にしたい先生だ)
とぉーーー・・・(「とても根気強いのですよ。初対面から私の話をよく聞き、汎魔呼吸法を8年も続けられる子は彼だけです」竜に飼われて生き延びる生存能力も良いですねぇなんて笑って) (『あやしい踊り』には)さぁーーーーー・・・(「流石にマナの『隷属』にはまだ届いていませんが、『同調』は出来ているのでそろそろ『操作』ができるんじゃないですかねぇ」とも) -- エシオトロット
- ああ、なるほど。先生のもとで働くのならそれは何より大事な才能だわね。
(あまりにもスローペースな会話。せっかくな人物には耐えきれないだろうと納得) 呼吸法ねぇ…って8年!?1年なのに?しかも竜に…飼われる…?(なんじゃそりゃって顔) ふーん、アンタ、竜のペットだったんだ…?(テンバーの砲を肩越しに振り返って、珍妙なものを見る目を向ける) その竜は今どこで何してんの? -- リーリエ
- (リーリエの視線を受け苦々し気にしつつ「口が軽すぎるぜ先生」と声を掛けてくるテンバーに「いいじゃないですかぁ」とノンビリ返している)
(諦めた様に「ガキの頃に覚えがないか?山で見つけた虫とか動物を連れ帰って飼おうとするの、それと同じだったんだろうよ」と続けて応えるも、そこから先は何も言わない) かぁーーーー・・・・(「彼女はもう亡くなりましたが、今も姿を変えて我々の傍にいますよ」と続けた) -- エシオトロット
- 亀なのにね(くすりと笑う。亀は硬い、すなわち口も堅いイメージを持っていたのだ)
あー、わかるわ。アタシも何度猫を拾ってかえって怒られた事か…(はぁー…と溜め息)って、マジで飼われてたの!?なんかの比喩だと思ったわ! (そして2人の反応を見るに、虐待などされていたわけではないと察する)ふーん、竜ってもいろいろなのでしょうけど(ちょっと不満そうに口を尖らせた) まあいいわ、アンタ自身が竜だってわけでもないのだし。人間の生活もできてるのでしょうし、ね。 -- リーリエ
- ちぃーーーーーー・・・(「ちなみに私も20年程ペットでしたよ?まさかフィールドワーク中に攫われるとは」笑う声までのんびりなカメ)
(暫く悩む仕草をした後観念するように、思い出話をするように「竜に攫われて、もう死んだかと思った・・・でもその先で先生と出会った時は助かったと思ったよ?・・・だってのにコイツ自分だけ『授業がある』ってちょくちょくいなくなるんだからひでぇよなぁ・・・探し回るノガードを宥めるのはいつだって俺の役目だったんだぞ?」) (「よい運動になったでしょう?」と笑うカメ)ふーーー・・・・(「不服そうですねリーリエくん、未来のドラゴンスレイヤーには面白くない話でしたか?」と問う。奥から「悪ぃ、それも話した」とか言ってくる) -- エシオトロット
- 人攫いとか亀攫いとか流行ってるんのこの辺は…?って、はぁ?竜のとこでも先生がいっしょだったの…?
(もう何が何やらって顔でやれやれポーズ)まーね、竜なんてドイツもコイツも狂暴で傲慢、そうあってくれた方が楽だもの。 って、そう言えば伝わってる…!ま、まあいいけど。そのうち、すんごい竜を倒してきてやるツモリよ。 (話のキリがよくなったところで、二人に背を向け)そんじゃね。まあ、生きてさえいれば人生仕切りなおせるし、良い事だってあるわ。 (振り返らずにそう言うと、研究室を後にするのでした) -- リーリエ
- (凶暴で傲慢という評価に「そりゃ全面的に同意」と笑って)
えぇーーーー・・・・(「えぇそれではまた」と見送るカメ) とぉーーーーー・・・・(「ときにテンバー」) 「あん?」 かぁーーーーー・・・(「彼女は竜を倒したい、きっと訓練もしたい事でしょう。そして我々は竜を所持している」) 「ダメだ」 しぃーーーーー・・・(「しかし・・・」) 「竜の剣は人に向けない。でなきゃ、何のために封じたのか分かんないだろ」 --
- --
- --
- --
- カメェェーーーーッ(出会頭ヘイスト付与。しかし倍率型の強化である。もとの値が低いものには効果が低い。だが天才はせっかちなのであり少しでも時間を短縮できる手段は積極的に講じるのである。) -- ウナ
- ・・・・・・(エシオトロットは加速した!分速1歩が分速1.5歩くらいに!1.5倍だすげぇ!)
(そしてこの超加速の領域にエシオトロットの意識はついてこれない・・・不意に動きを止めた!何故?つんのめって転んだのだ) (ゆっくりとウナに首を向けて)やぁーーーー・・・(「やぁウナ先生、出合頭に魔術を浴びせるのは感心しませんよ?」とのーーんびり、でも心なしかちょっと早く訴える) -- エシオトロット
- (うんうん。うんうん。うん。)――やっぱりこっち系統は効きが悪いな。カメ先ちょいレジストした?(カメ先:カメの先生。)
そもそも生物的な時間感覚を合わせるのなら、肉体に直で働きかけるほうが――あ、うん。それでさー。 カメ先って信仰呪文……アー、神聖魔術も使えるってウワサ聞いたんだけどマ? -- ウナ
- わーーーぁ・・・・(「何か呪いめいた制限が掛かっているのかもしれませんねぇ・・・のろいだけに」)
えーーーぇ・・・(「えぇ使えますよ?とんちというか児戯の様な形で、ですが」) -- エシオトロット
- そっかー。うーん。町の神官が使うようなやつじゃない感じかー。ヒトとカメじゃ加護の科目が違うんかね?
まいっか。身近に信仰呪文使えるヒトがいるのはたのもしいねー。(甲羅ぺちぺちぺち) ……カメ先、ポーションとかスクロールつくれる? てかいくら? -- ウナ
- きyーーーーー・・・(「教師として、生徒の治療ができる程度の物は修めておきたいですからねぇ」とゆっくり頷く)
・・・(少し考えるように)わーーーー‥‥(「私個人としては、術式を残す事への興味は薄い物で、作った事はありませんねぇ」) (マナ探求の過程における閃きを形にした物がエシオトロットの魔術だ、予め作って必要な時に使う便利な道具としての発想は思想の段階から存在しない) でぇーーーーーー‥‥(「ですが。教師として、それが必要であるのならば尽力いたしましょう」それはそれ、これはこれの精神である) おぉーーー・・・(「お金の話には疎い物で、その辺りはお任せしますよ」騙される奴だこれ) -- エシオトロット
- まじでー……?
カメ先道具作成いける系? 手ないのに? カメが道具作って扱えちゃうんじゃ人類文明おわりじゃん。こわー。そういうのイカタコの役目だと思ってた。しってる? 寿命問題解決したらヤバいよねあいつら。てか連中の支配的な異界あったし。 で――だ。 まあ一般的な治療薬……治癒魔法の籠もった道具なら町で買えるわけだけど―― わたしが研究したいのはもっと高位の信仰呪文……奇跡なんだよねー。 ……ってさすがにカメ先でも専業じゃないしそこまではムリか。 ねぇーえー、長生きしてるならそういうコネクションないー? おじいちゃーん。いいでしょー。ねぇー。 -- ウナ
- (エシオトロットが深く、ゆっくりと呼吸する・・・吸って・・吐く・・・ただそれだけで周囲の空気が制止したような感覚を得るかもしれない・・・マナが彼に従い、服従しているのだ)
(キキキキンっと音が連続し、中空に複数の、精緻で高密度の術式がいくつも浮かび、連鎖的に発動する) (現れたのは青い燐光で象られた人型が二人分、それぞれ神官と職人の姿をしている) わぁーーーー・・・・(「私にないのであれば、ある者を創ればよいのです。信仰心にしろ、道具作成の腕前にしろ」) さぁーーー・・・・(「幸いこの地には様々な人々がいましたから、彼らの記憶を抽出し(追憶の残滓)、最大公約数としての精神を作り(寄生する従者)、作り上げた体に宿してやればよいのです(傍に立つ者)」魔術仕様の圧倒的スピードに対して解説は恐ろしくゆっくりだ) (ゆっくり説明する間に神官が祈りを捧げ、職人がそれをスクロールの形に封入する・・仕事を終えれば二人は消失し、後には回復祈祷が封入されたスクロールだけが残る) (ふぅっと一息ついて)こーーー・・・(「コネでしたか、であれば卒業生に何人か心当たりがありますよ」これいらねぇなっとスクロールを廃棄する) -- エシオトロット
- (スクロールを。
すらいでぃんぐきゃっち。) ……えへへ。いらんならもらうね。(異次元ポーチにしまう。) だいたいカメ先のやってることはわかった。そんなら場所を選べばコネ以外でもなんかできそうじゃーん。 おじいちゃん、遺跡とか興味めっちゃあるよね? ……へへぇ。 でもそれはそうと紹介はして欲しい。わたしこっち来たばっかで頼れる人少ないから。 -- ウナ
- わぁーーーーーーー・・・・「私にとって術はその場で発想するものですから」
(「興味がないと言えばウソですけどねぇ」とそんなでもないって感じだったり) (えぇいいですよと頷くと先ほどと同じ要領で人型を作ると神官やスクロール術師、錬金術師の卒業生たちに向けた紹介状を書かせていく) -- エシオトロット
- やったぁー。おじいちゃんだーいすき。(紹介状をお年玉のぽち袋のように嬉しそうに掲げ、くるくる舞うように。)
……。(ぴたっと止まり。) なんか代わりにたのみごととかあったりする?(返さないからね?と紹介状を異次元バッグにいれて、バッグの口をしっかり抑えて) -- ウナ
- (うんうんと微笑まし気に頷いていたが)
(暫く、ほんとに暫く考えて)いーーーー・・・・(「いやぁ失礼ながら今の所は特に・・・肩たたき券くらいでしょうか」肩はどこ?) -- エシオトロット
- カメ先肩埋まってるじゃん。
そこはせめて甲羅洗いとかじゃん。 まあいいけどー……。(ジジジ……ピッと、ウナちゃんマークの描かれた『天才券』をつくってわたす。紙質は天才的。) よしよし。それじゃ、この卒業生のひよっこどもに順番に因縁つけてくる! じゃね! ありがとおじいちゃん! -- ウナ
- (光の魔法で、『おそらく 犬』っていたずら書きをトロ先生の横に書くいたずら学生)
あ、そうだ先生 今回のマナ論は手ごたえバッチリでしたよ! トロット先生の論文復習したんで! (えっへん) -- リーフ
- おyーーーーーーー・・・・(「おやリーフ君。ははは、それは採点が楽しみですねぇ」)
マァーーーーー・・・(「マナは世界中に満ちている、いわば魔術の基礎。その理解を深める事は貴女の魔術探求の大いなる助けとなる事でしょう」なんて言いつつエッヘンしてるリーフを満足気に見てる) -- エシオトロット
- 初級魔法しか使えないけど、その分ガッツリ基礎やり込んでるんで、トロット先生の理論はすっごくボク向きなんですよー
トロット先生話すのゆっくりだけど、論文とかで読むとやっぱわかりやすいんですよね……話すの早くなったらもっと講義人気でそう ……トロット先生、空間と時の魔法も専門って学問書で呼んだんですけど、早送りの魔法とか自分にかけたらボク達速度ではなせたり、しないです……? (わくわく) -- リーフ
- (基礎を重んじるリーフの姿勢をとても嬉しそうに見るカメ)
しょーーーー(「初級であれ上級であれ、術式の基本的な構造は変わりません」) (「基礎をしっかりと積み重ね、マナを完璧に己の物とすれば、貴女はもっと自由に、柔軟に魔術を作り、振るう事が出来る様になる事でしょう」) (早送りの魔法をかけたら?)・・・・・・・・・・・・・・・じyー・・・(「授業の時はかけているんですけどねぇ」と遠い目) -- エシオトロット
- …… …… …… (あれで!?って驚きを必死で飲み込んで)
……トロット先生の講義、ボク好きですよ……? (甲羅を撫でて励まして帰ったのでした) -- リーフ
- (何故かはわからないがとにかくカメ先生を見ると巻物や書物をぐいぐい押し付けたくなる、押し付けている) -- シデル
- (ぐいぐい押し付けられて)おー・・・(「おやこれは・・・良いですよ共に学びましょう、本来禁忌などありはしないのですから」なんだかこう言わないといけない気がしたカメ先生だ)
(書物の内容を教えてくれる・・・・・・・が、本家と違って致命的に遅い) -- エシオトロット
- なるほど……使えるかどうかはさておき一通り買……履修できた気がします(瞑想により時間感覚を合わせて)
……エシオトロット先生は服を着る文化がなくてもそのままで通せて、いいですね -- シデル
- ・・・・(「私もたくさんのル……経験を得られた気がします」とゆっくり頷いて)
はーーーぁ・・・(「ははは、こればかりは種族の特権としか言いようがありませんな」) ぶぅーーーー・・・(「文化の差異に悩みを抱えているのですか?」と問うて) -- エシオトロット
- 正確には文化ではなく私の魔術流派にとっての実利なのですが……まあ、文化と言っておくのがわかりやすいようですね
悩みという程深刻でもないんですけど、意味あって裸になっているのに注意されてしまうので困りますね ……服を着る文化を知らない訳ではないんですよ?(裸族なの?とかよく突っ込まれている模様) -- シデル
- (肌にしろ呼吸にしろ、魔術師は様々な形でマナを感じようとしてきた・・・彼女のいう実利もその一種なのだろう)
(ほーほーほーとのんびり微笑みながら頷くカメ)そぉーーーーr・・・(「それを受けて、貴女はどう思いましたか?どうなればいいと思いますか?」) -- エシオトロット
- 魔術師でなければそんなものだろう、くらいですね。魔術師だとしても流派が違えばマナへのアプローチ法は色々あるなって。魔術の研究と実践をしている人で出で立ちに気を使っていない人はいないと思います
まあ、普段は制服姿で問題ありませんし……実技の時にだけ許可が下りたらいいなって。実力をちゃんと発揮する為にも -- シデル
- まぁー・・・(「まったく顧みず、己を変えようとする姿勢を見せないのは珍しいですねぇ」歯に衣着せぬ物言いだが責めている口調ではなかった)
あぁーーーーーー・・・(「貴女の歳でそこまで確固たる芯を持つ者はそういません。ぜひその気持ちを大事にして下さい」楽しそうだ) でぇーーー・・・(「ですが私は教師なので、貴女に社会性についての話をしなければなりません、そこはご了承ください」そこまで行ってからなんかつらつら話しだすが明らかに面倒くさそうだ) -- エシオトロット
- なるほどなるほど(とはいえ一応外国について一通り調べてきたので、わかってはいることなのだ。だからこそ普段は制服を着ている)
(ただそのままでは魔術師としての本領を発揮できないという問題と、魔術師としての探求は手を抜きたくないという思いがあるだけで……) ふむ、とても勉強になりました。ありがとうございます(しかし今いる国でどういう行動がまずいとされるのか、改めて知っておくのは良い事。解説をしっかりメモにとり、満足して別れの挨拶を済ませ帰っていった) -- シデル
- (なんとなく動物にも好かれやすい(という設定な)祝福を約束されたニェ族)
(知性溢れるカメ先生がいかなる反応か確定させるべく) ・・・・・・ (無言のままそっとカメ先生の背中に乗る祝福を約束されたニェ族) -- にぇ
- (エシオトロット教授は動かない)
(嘘、にぇが乗ってから数分後くらいにのっそり動き出して)やぁーーーーー・・・・(「やぁニェくん、どうかしたのかね?」なんてのーーんびり問うてくる) -- エシオトロット
- (間延びしたセリフをおそらく最後まで聞いていない祝福を約束されたニェ族)
このまま乗っていたらお邪魔ですかにぇ? -- にぇ
- (「やぁニェくん」のセリフを言い終わる前に注がれる次のセリフにエシオトロット教授は対応できない!)
(早い・・・このカメにとってにぇのスピードはあまりにも早すぎる!) ・・・・・・・(応える事も出来ず、緩やかに前に向き直るカメ先生。嫌がってない様に見えるしお邪魔じゃないんだろう多分) -- エシオトロット
- ・・・・ 完璧なる黙認! というコトですにぇ!(にぇい)
(とカメ先生の行動の阻害しないように努めながらもしばらくそのまま乗っていたという) -- にぇ
- (のっそのっそと歩いたり休んだり、のんびりとしたひと時を過ごす、にぇはやはり動物に好かれるのだ!きっとそうだ!) -- エシオトロット
- せーーーーーんーーーーーせーーーーーー…(要約「センセイ、今日も今日とて魔術ダメです」)
(エシオトロットもご存知、魔術科の講義で実技を全て落第している問題児アルベルティーナだ まじで6大属性の適正がない) げふぁっ(先生と同じペースでしゃべってみる実験をしていたが1文で力尽きてやめた) 想像以上に喉がやられるのです -- アルベルティーナ
- あー・・・(「焦る事はありませんよアルベルティーナ君、始めは誰でも初心者なのですから」)
そーーーーぉ・・・・(「それに、学院を卒業したとしてもそれで貴女の学びが終わる訳ではありません。学んだ事をしっかりと心に留めて置き、その後の人生で少しずつ消化していけばいいのです」人生これ魔術なり、問題児には中々キツイ言葉かもしれない) (嬉しそうに笑って)むーーーぅ・・・(「無理に合わせる必要はありませんよ、それでもあなたの優しさが嬉しく思います」) -- エシオトロット
- そうですね…学びは終わりのないものですね
でも………どうしても素質がないのではないか、素質がなければ学んでも無駄なのではないかと、思ってしまうのですが…………… センセイは、どう思いますか? (学ぶことを辞めたいわけではないし、学ぶことが学生の間だけだと思っているわけでもない) (ただ成果を焦っていて、何も芽吹かない現状に不安になっている) -- アルベルティーナ
- ・・・・・・・(少し考える様に首をもたげて)じーーーー・・・・・「自分に素質があるのかないのか、それが分かるのは明日かもしれない・・・10年後か、20年後かも・・・・・・それは誰にも判らない事です」
そーーーー・・・(「『それでもある』と信じて努力し続ける事は、『ない』と断じて諦めてしまう事より、きっと難しい」) まーーーー・・・・(「魔術が貴女の人生のすべてではありません、それに振り回される事は、あるいはとてももったいない事かもしれません」) そーーーー・・・(「・・・それでも私は貴女に、出来る事をすべてやりつくしてから決めて欲しいと願っていますよ」) -- エシオトロット
- (のんびりとゆっくりと話すエシオトロットの言葉をひとつひとつ受け取って)
(何年後に芽吹くか、誰にも分からないしそもそも芽吹かないかもしれない、か…) (それでも、無駄なことをしていないで奇蹟の修業をしなさいとは言われなかったことが今は嬉しい) (魔術でも、科学でも、何でも知って、小さな自分の世界を広げてから、したいことがあるのだ) ……ありがとうございますセンセイ。 できることをやりつくしたなんてまだまだ言えませんし、それにまだほんの1,2ヶ月しか試していないのです 諦めるには早すぎますよね! 元気でてきました!! もっともっと頑張るのです!!(むんっと気合を入れるとエシオトロットにもう一度お礼を言ってから訓練場に向かいました) -- アルベルティーナ
- カメ先生、ちょっといいかしら。…先生って――
(ある日の夕方、校内をのそのそ歩くエシオトロットの前にザッと現れるないなや、こんな質問をぶつける) ――脱皮ってするのかしら?するとして、いつになる?出来れば5回くらい連続でしてほしいのだけれど。 -- リーリエ
- (立ちはだかるリーリエに向かってのっそり顔を向ける教授)えーーーー・・・(要約「えぇ、脱皮しますよリーリエさん」)
(思い返す様に首を巡らせて)だぁーーーーーーー(「大体、年に一度くらいの周期でしょうか?」) (ぐー…っと首を横に向けて)ちーーーーーy(「丁度よい時期に来ましたね、ほらこの辺りが今捲れていますよ」そう言いながら見せる首の付け根辺りの皮が日焼け後みたいに剥がれかかっている、因みにリクガメは甲羅の脱皮はしないって話だ) -- エシオトロット
- そこを何とかぽぽーんと脱皮してもらえない?ほら、そのための栄養とか用意してきたから!
(大きな風呂敷包みをどさり、とその場に置いて拡げる。中身はたっぷりのキャベツにたっぷりのオレンジだ) ちー…?(示されるままに亀頭の付け根あたりを見る)おー…脱皮ってこういう感じなんだ…でも肝心の甲羅は皮ってわけじゃないのねぇ。 (ぺしぺし、掌で頑丈な甲羅に触れる。それが髪や爪の類だとはわからず)不思議な感触だわ。 これがファムのやつを夢中にさせてるのね…。 -- リーリエ
- (ぐーっと鳴く、どうやら笑っているらしい)
っはーーーーー・・・(「っはっはっはーリーリエ君は面白い事を言いますねぇ・・・」) でーーーーー・・・(「ですがおかげで一つ思いつきました、貴女の役に立てばいいのですが・・・」) (ノンビリ話す、因みにここまでで30分くらい経ってるので日は落ちてしまった) (不意に・・・周囲の空気が制止する・・・否、制止したと錯覚する事だろう)・・・(エシオトロットが深く息を吸い、吐く・・・彼の一挙手一投足に、周囲のマナが付き従う・・否、そんな生ぬるい表現ではない、服従している) (一瞬にして複雑かつ高密度な空中に浮かんだと思えば、空間が揺らぎ、まるで合わせ鏡の間に立ったかのようにエシオトロットの姿が多重に浮かびだす) (時間と空間に作用し、幾つものエシオトロットを並べたのだ) さーーーーーーー・・・(「さぁどうぞ、どの『私』も拒否はしないでしょう」術のスピードに反して喋りは相変わらずゆっくりだ) -- エシオトロット
- む、むぅ、授業中もそうだけど本当におっそいわね喋るの!まあいつもの事だけど――…ん?
(周囲を見回す)流れが変わった…(どこかで聞いたようなセリフを呟く) (実際、リーリエにはその流れが見えている。大気中にうすーく漂う靄の様なマナ、それがエシオトロットのゆったり動作に合わせて踊り) (操られる様に一定の規則的な流れを形作り、そして魔術と変換されていく様を)う…。見えるのに何でそうなるのかサッパリわかんないわ…。 って、増えてるー!!?え、えーと、頂いちゃっていいのって言うか、本物の複製ってわけじゃないわよね? (創り出された?コピー亀を指でつんつん)どういうことなの。これ生きてるの…? -- リーリエ
- えー・・・「えぇ、いずれも本物ですよ。少し違う時空の私を引っ張り出した、と表現する事が正しいのでしょうが」
(ここでパラレルワールドの説明を長々説明しはじめる、まともに聞いていたら夜が明ける!とっとと取ってしまうのが吉だろう) -- エシオトロット
- え…なにそれこわい。ていうかそれ別次元の先生が行方不明になるってことじゃん!
帰して、帰してあげて!?(パラレル亀先生をもらっていくのは流石に気がひける) まあそのかわり、先生がどんな感じの感触なのか、たっぷり確かめさせてもらうわ! (爬虫類のものの価値観に内心おののきつつも、エシオトロットのカメ皮や紅蘭をなでまくり) なるほど、川にいる亀なんかと違ってぬめぬめはしてないのね。むしろすべすべだわ。 でも毛はないし、やっぱり先生の皮使っても防寒にはならないか…。 (さんざん触った後でそんな事を呟き)ありがと先生、だいたいわかったわ。引き止めちゃってごめんね!…朝までに帰れる?敏捷強化しとく? -- リーリエ
- (「リーリエ君はやさしいですねぇ」なんて笑ってる、質問の答えになってない!)
(でも大丈夫だ、パラレルカメ先生もカメ先生なのでちょっと異世界に行ったくらいなら自力で戻れる、多分。はがれかけの皮を取るくらいどうってことない) ぼー・・・(「防寒に欲しかったのですか、残念ながらそれには向きませんねぇ」と返す言葉は流石に間に合わないので) ・・・・(強化は必要ないという様に緩やかに首を振って応えた) -- エシオトロット
- いや、パラレルとはいえ自分を切り売りするほうがヤバイだけよ…。
なるほど、そういう事なら少しもらっていくわね。コートの一部に飾りとして縫い付けるくらいは出来そうだし。 (ぺりぺり。なるべく皮を傷めないようにそーっとそーっと丁寧に、脱皮する皮をはがせてもらう) まあ、教師の皮を貼った服っていうと猟奇的だけど、着るのはアタシじゃないし…(と呟いた) 先生みたいに大きな亀って暑い地方に住んでる事が多いものね。まあでも、そこは自分でなんとかするわ。 そう、じゃあアタシは帰るわね。寮の門限に遅れちゃうわ!ありがと亀先生!あ、これはえーと、持って帰れる様にしとくわね! (キャベツとオレンジを満載した風呂敷を手提げ状に包みなおすと、亀の首に下げさせる) (それから手を振って、寮の方へとてててっと走っていくのでした) -- リーリエ
- (うんうんと満足げに頷くカメたち、なんとなしに顔を見合わせ、頷くと)
(キキキキンッと再び多重の術式が展開し、勝手に帰って行った) ・・・・(カメ先生自身もまたゆっくりと歩き出した) -- エシオトロット
- ……亀だ おっきい亀だ 角帽付けてる! かわーいい!!!!!!!! (見つけて駆け寄って甲羅に抱き着いた)
こんにちはー! 君可愛いねー、どこ住み? ペットやってる? 水草でも食べる? -- リーフ
- (カメ先生はクソデカいので抱き着かれても微動だにしない)
‥‥(カメ先生はカメなのでこの世界のスピードについていくことができない) (緩慢な動きでゆっくりとリーフの方を伺って)やーーーーーーーー… 「やぁこんにちは、君はリーフ君だね?ははは、そんな一度にわっと話されても聞き取れないよ。でもそうですね、水草は頂きましょうか」 (みたいな事を15分くらいかけてゆーっくり喋る) -- エシオトロット
- (抱き着いたまますやぁ……日向の温かさを孕んだ亀の甲羅あったかーい……)
……はっ (起きた) ごめんごめん、聞いてたよ! って、ボクの事知ってるの? 亀の知り合いはあんまりいないけど……あ、はい、水草どうぞ (近くの池から積んできて口元に持っていってあげる) -- リーフ
- (この子…寝ながら聞き取っている!?などと驚く様子もなく、返事に応える間もなく差し出された水草をもしゃもしゃする)
(暫くもしゃもしゃと食べて・・・‥‥‥‥) せー‥‥‥「生徒ですからねぇ」 わーーーー「私はエシオトロット」 こーーー・・・「この学園で魔術教授をしています」 (とまたゆーっくり応えていく) -- エシオトロット
- (もしゃもしゃしてる……かわよ……) たーんとたべなー (小さい頃庭の池で飼ってた亀を思い出し甲羅なでなで……)
えーーーーーーしーーーーーーーおーーーーーーとーーーーーーーーーーろーーーーーーーーっーーーーーーーーとーーーーーーー…… エシオトロット! あなたエシオトロットって言うのね!!! (エシオトトロ……とか妄想しつつも) ……先生なの!??? ご、ごめんなさい!!! 知らなくって!!!!!! (大慌てだ) -- リーフ
- (大慌てな様子を楽しそうに見守っている)やー・・・「いやいや、よくある事ですよ」
しー・・・「初めからすべてを知る者はいません、貴女は多くの事を学ぶ為にこの学院に来たのでしょう?」 「精進なさい」(文章が無駄に長い分、言い終わるのにまた時間がかかる) -- エシオトロット
- (めっちゃ理知的だ……でも水草食べるの可愛い……)
は、はい、頑張ります! って、魔術教授……ボクも魔術科なんですけど、エシオトロット先生の授業もあるんです? …… …… ……授業だとスピードアップするとか……? -- リーフ
- ぇー・・・「えぇもちろん、履修すれば誰でも学ぶことができます」
じーーーーy・・・「授業ともなれば私も張り切りますので」 ふぅーーー・・・「普段よりも幾分早くなりますとも」(ダウト、早くならない) -- エシオトロット
- ……予習がはかどりそうですよぉ (何とも言えない感想を漏らしつつ、もうちょっとお喋りしてから帰ったのでした) -- リーフ
- えい -- エシオトロット
|