名簿/479163

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  • ピンクチラシが投げ込まれた -- 2012-08-01 (水) 17:24:33
  • (魔物も眠る月無き夜 暗闇に浮かぶ黒衣の巨体 男は野良犬の様にただ街をさ迷う
    暗闇さ迷う事はもはや習性だ 片手に杖を付きながら歩くその姿は幽鬼の様だった) -- メイヘム 2012-05-18 (金) 23:49:53
  • (闇の中を剣片手に疾駆している途中、前方に見知った影を見つけて舌打ちをする。しかし状況が状況だ、やむを得まい)
    吸血鬼狩り! 仕事だ。個人の舞踏に誘うは癪だが宴に招待しよう!
    (ヴィクターに追いつくや振り返り、剣を構える)獲物だ、個々は大したことはないが数が多い、運が悪かったと思い付き合ってもらうぞアルハイムの寵児。
    (一瞬で闇が膨れ上がり、およそ5体程の下等吸血鬼が二人を取り囲む) -- ハリウカ 2012-05-12 (土) 21:53:55
    • バチスカーフのハリウカ
      (闇から現れ、剣をひるがえした女の名を呟いて、吸血鬼らを睨みまわした)
      運が悪いだと?俺は狩人だ (鞭を一振り 空気が裂けて烈風が舞う)
      狩る事以外の幸運など無い!(鞭が大気を叩き、破裂音が闇を劈く それが熱闘のファンファーレとなった)
      -- 2012-05-14 (月) 22:00:39
      • (ヴィクターの裂帛の気合いに押されるようにして獣性を剥き出しにして剣を構える)その矛先がこちらに向いていないところを鑑みるに、不運は私の方かもしれんな。
        (数を以て狩るべき対象が二人に増えたことで、数体を犠牲にしてハリウカを追い詰めた闇の眷属が色めき立つ)
        (その動揺の間隙を突くように踏込み、駆け、白銀の一閃で一体の翼を、切り飛ばす!)
        (地面に落下する同胞を見て、背中を晒しているハリウカに向けて、吸血鬼の二体が同時に襲い掛かった!) -- ハリウカ 2012-05-16 (水) 21:00:50
      • (夜の大気に鞭の軌跡が光の筋を描く 迂闊に距離を詰めた夜族の肩から先を消し飛ばす)
        (その隙に背面より飛び掛ってきた吸血鬼の首を豪腕で掴むと、筋肉にものを言わせて背負い投げる)
        ぬうぅぅぅん!(地響きと共に地に埋まった吸血鬼の顔面に、聖なる鉄拳 悲鳴を上げる暇もなく灰と化す)
        (残り四匹)
        (視界の隅にハリウカの背面を襲う二匹を認めると、振り向きざまにボウガンを正射した)
        (悲鳴を上げて地に落ちる2匹)
        -- ヴィクター 2012-05-17 (木) 20:04:19
      • (背中を晒す愚を以て敵をおびき寄せたが、思った以上に今の片腕たる狩人の性能がいい)
        (地響きのような一撃に、嗤いが出る。なんという剛腕。そして膂力だろうか。この程度の相手には得物すら不要に見えた)
        (自身が翼を切り飛ばした一匹に剣を刺すと、振り返りヴィクターが撃ち落とし地面に落下した二匹の首を切り飛ばし、トドメとする)
        どうやら、本当の不運は誰か、決まったようだな。(空を舞う、残りの1匹に視線をやる)
        (闇の眷属はそれを挑発と見なし、勢いよくハリウカに向けて飛来してくるが、傍らの狩人が成す暴力をその目で見る為に、剣はギリギリまで抜かぬ覚悟で嗤った) -- ハリウカ 2012-05-18 (金) 00:43:47
      • (よくもやる─── 瞬く間に三匹を屠り去ったハリウカの技量に、この男にしては珍しい賛嘆の念を抱く)
        (そんな女に悲恋の特攻を敢行した最期の一匹 当然、一刀の元に葬られるだろう、と思っていたが…)
        (何をしている── 当のハリウカは、飛び掛る吸血鬼など見えていないかのように、剣を下げているではないか)
        (馬鹿な──!避けるにせよ向かい撃つにせよ、もう遅い そのような間合いにまで吸血鬼は迫っていた)
        (その首に牙がかかろうとした瞬間、吸血鬼の眉間に銀の楔が立った ハリウカの肩越しに投げはなった手裏剣だ)
        (駆け出しざまに振り上げた右拳を、その楔の尻に打ち込む 頭蓋を貫通した楔が土壁にめり込んだ)
        何を考えている!(灰を浴びた乱れ髪の奥から、野獣のような唸り声を発した)
        -- 2012-05-18 (金) 21:31:21
      • (炸裂する土壁、その破片の一つ一つまで見て取れる。破砕して飛ぶ吸血鬼の爪の破片が頬を浅く裂くのも顧みず、両の眼でその破壊を堪能した)
        (単純な破壊はかくも美しく花を咲かせるものかと嗤う。自身が首を刈った相手は三体だが、うち二体はこの狩人に無力化されていた。実質、この男は一人であの包囲網を抜けうる力を持っていたということになる)
        (怒号を受け、肌が震えた)……何。交えることが叶わぬなら、その猛りを間近で見たいと思っただけのこと。(自分の頬の灰を払って嗤う)
        いや、この場合は「助かった」と、そう礼を言うべきか、狩人。退屈な舞踏が愉しき武闘に代わり、感謝をすると。
        (自身の行為に全く悪びれもせずに目を閉じ、女は傷顔で肩を竦めた) -- ハリウカ 2012-05-18 (金) 21:43:22
      • 貴様の狂奔に付き合う暇など俺には無い!
        (一向に悪びれないハリウカに、いよいよ怒号は苛烈さを増し、その乱れ髪がざわざわと逆立つ)
        (愉悦、快楽、狂気、眼前の女の戦い方には、そういった類のもので満ちていた)
        (それをとやかく言うような男ではないが、付き合わされるのではたまったものではない)
        (その顔に張り手の一つでも見舞ってやろうかと詰め寄った時、顔に走る傷に気付いた)
        ・・・・(逆立った髪が元に治まる)よく怪我を作る女だ
        (軟膏を取り出し、許可を得るようにそれを突き出す)
        塗るぞ
        -- 2012-05-18 (金) 22:04:44
      • (成程、相容れないわけだ。吸血鬼狩りというものは皆この手合いだ、戦いに興を介さない銀嶺の剣のような信念で以て闘う)
        (興じ、輝き、闘争自体を愉悦とする金色の剣とは、どうあっても食い合わせが悪い)
        ……博愛主義だな。それともフェミニズムか?(頬を打たれることを覚悟していたので、拍子抜けをして呟く)
        (無骨な指が頬に触れる)……つくづく、難儀な生き方をしているな、狩人。近くで見て、ようやく理解できた。
        ここまで微塵も戦いそのものに愉悦を介さない人間も、珍しくあるがな。……何に突き動かされる、狩人。やはり、アルハイムの血か……?
        (それは、自身の中に芽生え始めている『血の誇りそのもの』への不信を、形を変えて問うた言葉だった) -- ハリウカ 2012-05-18 (金) 22:20:16
      • 減らず口が叩けるなら問題は無いな
        (聖水で灰を洗い流し、傷が浅い事を確認する 傷が残らなければいいが、と思いながら軟膏を塗る)
        (女の顔に傷は似合わない たとえそれが獣のような蛮女であろうと──)
        (戦士とするにはあまりに優しい── 幼少の頃、稽古をつける父に母が注した言葉を、ヴィクター自身は知らないでいた)
        俺は一振りの鞭でありさえすればいい…そうでなくては、狩り続ける事など出来ない
        (手当てを終えて、夜空に瞳を移した)
        そう思っていたが、それではどうやら俺は真の狩人になりえないらしい 未だに父より認めてもらえぬ未熟の身だ
        お前の欲する答えを、俺もまた持ち合わせていないということだ (まなざしをハリウカに落として、そこで小さく僅かに、困ったように笑った)
        -- 2012-05-18 (金) 22:43:18
      • (手当などという物と人生との距離が遠い身としては、害す目的以外で他人に触れさせる行為がそもそも珍しい)
        (となれば言葉もまた、自分が掛けるには珍しい問いになってしまったのだろう、ヴィクターの返答に小さく嗤い)
        左様か。互いに険しくあるな。愚直に進んでいればいつかは道は拓けると私も思っていた。
        剣に、鞭になるには、互いに余計な物を拾い過ぎたのやもしれんな。この一時も含めてだ。
        (剣を鞘に収め小さく嗤う)あるいは、まだ愚直になり切れておらぬのやもしれんな、剣は、鞭は言葉を介さない。互いに辿り着こうと思う場所は同じでも、やり方を違えてみるのも面白いやもしれんな。
        ではな、狩人。好い夜だった。(地面を蹴るようにして、狂犬は疾駆していった) -- ハリウカ 2012-05-18 (金) 23:00:13
  • 気分がハッピーになる薬が振り撒かれた -- 2012-05-10 (木) 18:01:29
    • (固く閉ざした口は薬の侵入を許さなかった) -- 2012-05-11 (金) 20:28:38
  • (町の中心から少しずれた広間。陽の光に噴水の水しぶきがきらきら光る側を子供たちが笑いながら走っていく)
    (その中でたくさんの子供に囲まれて、日陰で歌っている女がひとり)
    (黒い薄布のヴェールにゆったりとした黒いドレス。全て黒でまとめているその姿は少し平和なこの光景にはそぐわない)
    (道を行くヴィクターの耳に、賑やかな人々の声の中でもはっきりと響いてくる歌声。振り返れば丁度歌い終わった所で)
    …ああもう、引っ張るなって!あたしは眩しいの苦手なんだよ。こらっ!!
    (じゃれつく子供達が黒いヴェールを奪い取って、かぶる真似をしながらヴィクターの横を走っていく)
    あ、ちょっとそこのあんた!その子供から………あ(声をかけて、すぐにいつかの夜に出会った男だという事に気づいた) -- キリル 2012-04-27 (金) 05:15:36
    • (子守唄のようでありながら、どこか物寂しく、胸をかきむしられる様な──)
      (そんな歌声に振り返れば、聞き覚えのある声が──脇をすり抜けていく子供達から視線を移すと、何時かの夜の女と瞳があった)
      キリル (一拍の後、女の名前を呟く 火のような赤毛と青い瞳は、夜よりも一層その色味を増しているようにみえた)
      子供は追えば逃げる (ヴェールをマントのようにして駆けている子供らに向かってしゃがむと、大きな手を差し出す)
      (ヴィクターがそうすると、子供らはこまっしゃくれた笑顔で、その手にヴェールを返して、また元気よく駆けていった)
      元気そうだな、あれから何かあったか (あの日のようにヴェールをキリルに羽織らせる) 
      -- ヴィクター 2012-04-27 (金) 20:10:04
      • (名前を呼ばれるとあからさまに嬉しそうな顔。覚えてたのか…そんな風に口の中で呟いて)
        (子供達は「またね」と手を振って親の元へと帰っていく。それに手を上げて応えていると赤い髪がヴェールに隠れる)
        (片手でヴェールを持ち上げる。見下ろす顔はあの夜よりとても穏やかな気がして、別人のように見えて少しどきっとした)
        (彼の何を知っているわけでもないのだけど、なんだか意外で)
        …まったくいつもあたし相手だという事一つも聞かないんだあの子達…ありがとうヴィクター。
        店はオーナーに警備も強化してもらって、平穏な日々だよ。あの時助けてもらったおかげで今日も歌えた。
        …たまにここで歌ってるんだけどさ、なんか子供が集まってくるんだよね…ふふ、おかげであんまり商売にはならないんだ。
        (そう言って噴水の側においてある楽器のケースを指差す。お金が少し入っていた)
        あんたは?あれからもああいう魔物をおいかけているのかい? -- キリル 2012-04-27 (金) 21:28:37
      • そうか (言葉少なに頷く 相変わらずの強面だが、その響きには柔らかいものがあった)
        (言われるままに楽器のケースを見る いくらかの硬貨が散らばっていた こちらの方を本業にするには、些か心もとないだろうと思われた)
        それが俺の使命だ (答えるまでも無い、というように言い放つ もう一度楽器のケースを見て──)
        歌が好きなのか
        -- ヴィクター 2012-04-27 (金) 21:57:56
      • …相変わらず愛想がないね(くすっと笑って噴水の淵に腰掛けて)
        (怪我をしてないかとか、気をつけてとか、当たり前のことしかうかばなくて、何を言おうか悩んでいると、歌の話)
        そ、あたし娼婦の他に夜の酒場でも歌っててさ。本当は歌だけで生活していけたらって思うんだけど…まあなかなか難しいね。
        いつか妹のピアノに合わせてあたしが歌って、世界中をまわるのが夢なの。
        (好きなことの話、饒舌になっている自分に気がついてちょっと恥ずかしくなる)…こほん。
        そうだ、こないだのお礼に何か歌おうか?…これでも酒場では売れっ子なんだよ?どんな歌がいい?
        (照れ隠しもかねて、なにかできないか尋ねてみる。固い表情をじーっと猫みたいな瞳が見上げて、答えを待つ) -- キリル 2012-04-27 (金) 22:15:42
      • (妹がいるのか、と口の中で呟く キリルの口から、つらつらと明るい未来の話が飛び出してきた)
        (キリルに良く似た妹がピアノを弾き、キリルが歌う、客席は客で満員だ)
        (そんな情景が心に浮かんで、それはいい未来だ、と思った そうなればいい、とも願った)
        前にも言ったが、礼は要らん (それは譲らないと首を振ったが、代わりに懐から金貨を取り出して、キリルの手に落とした)
        だから頼もう、これで歌ってくれ 曲は・・・そうだな、最初に覚えた歌を
        (一歩下がると腕を組み、瞼を下ろして拝聴の体をとった)
        -- ヴィクター 2012-04-27 (金) 22:28:07
      • (…妹と自分が同時に存在する事はない。それがとても遠い夢なのは誰にも言えないこと)
        (だから「歌で生計を立てる」以上のことは人に言ったことがなかったのに、ついぺらぺらと。なんだか調子が狂う)
        (…男を手玉に取るのが自分の仕事なのに。見上げながらそんな事を考えていると、ぽとりと落ちてくる金貨)
        …あら気前のいい。ふふ、頑固で愛想がなくて…生きるのに苦労しそうだねあんた。
        (親指でコインを弾いて高く上げて楽器ケースに落とすと同時に立ち上がる)
        ……では、ご注文どおりに。

        (……そして陽の光の降り注ぐ広間の中心で、息を吸い込み……)
        その唇が奏でるのは、どこか遠い異国の言葉の歌

        (消して声を張り上げているわけではないのに、雑音の超えて届く歌声が、人々を振り向かせる)
        (羽ばたく鳥すら静かになって、賑やかな広場には、彼女の歌だけ)

        (時間が止まったような中、歌い終わるとヴィクターの前で優雅にお辞儀をして見せて)
        (拍手と、ざわめきが戻る広場の中、ヴェールの下に少女のような無邪気な笑顔)
        旅の人に教えてもらって歌ったらえらく妹が喜んでね…それで歌手になろうなんて思い始めたんだよ。
        歌詞の意味はわからないけど…多分恋の歌なんじゃないかな…なんとなく、そんな気がする。
        どう?金額に見合った歌だったかな?ふふ。 -- キリル 2012-04-27 (金) 23:07:51
      • (異国の言葉で紡がれていく歌が、閉じた瞼の裏で絵を結ぶ)
        (まだ幼き頃、よく母に連れられて野原で遊んだ日々──母が小さな声で囁くように紡ぐ歌が、好きだった)
        (歌が終わると同時に開けた世界に母はいなかったが、あどけない少女のような、キリルの笑顔があった)
        (周りから湧き上がる拍手にあわせ、惜しみの無く両手を打ち鳴らした)
        いい歌だ 久しぶりに昔を思い出した 俺は歌には疎いが…今まで聴いた中で一番だ
        (飾らない実直な言葉だったが、本心だった)
        きっといい歌い手になれるだろう
        -- ヴィクター 2012-04-27 (金) 23:38:21
      • (噴水の音と拍手の音、人々のざわめき、沢山の音の中でも彼の低い声はよく聞こえて)
        (固い褒め言葉がなんだかくすぐったい。初めて歌を褒めてもらった時みたいな、そんな気分)
        (酒場で歌えば男達は沢山の言葉で褒め言葉を飾り立てて伝えてくる。それに比べたらとても短いのに)
        (笑顔と同じ、少女みたいに、胸に響き揺れてしまう)…ありがとう。
        夜はもう少し声が響くから、よかったら今度聞きに来て。
        見た目は派手な店だけどね。中のホールのバーカウンターは結構いい雰囲気なんだよ。いい酒もあるから、うん。
        (顔が熱い。小娘じゃあるまいしなに本気で照れてるんだと自分に言いながら、少し早口)
        (住む世界が違うんだってわかっているのに、なんとなくまたあえるような理由を探してしまった)
        …あーでも、あんたはああいうとこ行かないよね。ふふっ。
        (そんな自分に苦笑して、コインの投げ込まれていた楽器ケースに蓋をする)
        (そろそろ妹に体を渡さないと。あの子は昼しか存在できないのだから)
        (……名残惜しいけれど)
        ……ん、じゃあ帰るね。
        …ヴェール、取り戻してくれてありがとうヴィクター…またね。
        (そう言って手を振り、笑顔で人込みの中に消えていくのだった) -- キリル 2012-04-28 (土) 00:03:10
      • 無理はするな (後姿に声をかける 人ごみに重なっていく姿は、とても希薄で儚く見えた)
        (またあの、爛れた世界に戻っていくのだろう そう思うと胸のどこかで、ちいさく痛みを覚えた 夜に鳴く鳥)
        ──体を厭え (出来るはずもあるまいが─ 我ながら馬鹿なことを言った、と思いながら、反対の方へと歩き出した)
        (娼館に吸血鬼が潜んでいる、との情報を得たのは、その日の午後であった)
        -- ヴィクター 2012-04-28 (土) 00:33:30
  • (ヴィクターがまた一体の闇をさまよう不死者を滅した、月も出ない夜のことである)
    (別邸へと戻るヴィクターの眼前に、見知った男。その姿を認めれば、相手はにやぁ、と下卑た笑みを浮かべた)
    見つけたぜ、アルハイムの若造……よくも俺のことを滅ぼしやがったな、えぇ?(いかにも、男は以前ヴィクターが滅ぼしたはずの吸血鬼の姿をしている!) -- やせ細った男? 2012-04-24 (火) 08:37:05
    • お前は・・・!(多少の事では驚かない男であるが、このときは厳つい顔に驚愕が見て取れた)
      (夜道に立ちはだかった痩躯の男は、いかにも自分が以前に滅した筈の吸血鬼だった)
      (ヴァンパイアバスターの一閃により灰と化した筈の)
      滅したはずだ、何故ここに居る (コートから白銀の鞭を取り出す 鷹の瞳には些かの油断も無い)
      -- ヴィクター 2012-04-24 (火) 20:24:39
      • (剽悍な顔立ちが驚愕に歪んだのを見れば、対する吸血鬼の凶相は笑みに歪んだ。嗤笑である)
        ケケケケ、てめえを殺すために決まってるだろうが! おっと、それとも「俺」はお気に召さなかったかな?
        (おどけたように言った男の風貌が「ぐにゃり」と歪み、今度は豪奢な格好に身を包んだ酷薄な淑女へと変貌する。これもまた、ヴィクターが滅ぼした吸血鬼の一人だ)
        私ならお遊びいただけるかしら? ホホホ……(ハンター達の噂に意識を向けているなら、知っているはずだ。姿を変える暗殺者のことを) -- やせ細った男? 2012-04-24 (火) 20:46:54
      • ぬう!(痩躯が不定形の如く姿を歪ませ、冷たい微笑みの女の形となると、太い喉から唸りをあげる)
        (若い女を自邸へと招いては、その生き血を啜っていたドラキュリーナだった 銀の杭を見舞って冥府へと叩き返した筈だった)
        (危うく混乱に支配されそうになった時、とある噂話が脳裏を過ぎった)
        (自在に姿を変化させる暗殺の者の噂を 「これ」が「それ」であるのならば、全て納得がいく)
        なるほど、貴様が変幻自在の殺し屋という訳か・・・ 姿を現せ!(一閃 聖なる鞭が銀の流星となって、女へと奔った)
        -- ヴィクター 2012-04-24 (火) 21:13:43
      • オホホホ、どうなさったのかしらアナハイム卿? 端正なお顔立ちがなんとも可愛らしくなっておられましてよ?
        (焦燥する様子に微笑。紅い瞳を蠱惑的に細めながら、女が迫る。一歩、二歩、ヴィクターの隙を突きとどめを刺そうというわけだ)
        (だが。論理的思考と、伝説の一族に名を連ねるものとしての精神が真実にたどり着く。名誉的退魔兵装が、唸りを上げた!)
        あら、つれないこと(女はくすりと笑い、右手を振るう。「バチィ!」と音を立てヴァンパイアバスターが弾かれ、女……否、男の手にはレイピアが一振り)
        騙されたまま殺されていればいいものを。苦しむことになるぞ、ヴィクター・アルハイム(無個性な風貌の暗殺者が、うっそりと呟く) -- 酷薄な貴婦人? 2012-04-24 (火) 21:18:53
      • 随分と素っ気無い姿になったな 幻影を纏うには似合いだ
        (弾かれた鞭を自身を中心に旋回させながら、闇の殺し手を睨みつける)
        巷を随分と騒がせているようだが、目的は何だ 金か、それとも只の狂人か
        -- ヴィクター 2012-04-24 (火) 21:31:01
      • 目的だと? フン、全ては我が主・メダロスと我が神アスモデウスのため(鼻を鳴らして一笑に付す。その高慢な振る舞いも"模倣"だ)
        貴様が知るのは"欺きの"ヴェイルの名だけだ。死ね!(レイピアで虚空を撫でる、すると剣閃が黒い刃となってヴィクターに襲いかかった!)
        (さらに暗殺者本人は宙へと翻り、ヴィクターの背後を取ろうと跳躍する。好機を与えてしまったなら、次に後ろから襲い来るのは脇腹を狙った刺突だ) -- ヴェイル? 2012-04-24 (火) 21:52:34
      • ならば良し!(鞭が唸りをあげて闇夜に一筋のきらめきを走らせた 月無き空にそれは煌々と輝いて)
        貴様はアルハイムの名の意味と、己の愚かさを知るがいい!(黒き刃を鞭が弾く それと同時に宙へ舞った暗殺者の軌跡を目で追いながら、体勢を整える)
        (だがその動きよりも、ヴェイルの刺突が僅かに勝った!──が、突き出された刃がヴィクターを貫く事は無かった)
        (冷たく輝く切っ先を、熊のようなヴィクターの手ががっしりと握り締めている 万力のような膂力である)
        なるほど、模倣だけが芸ではないようだが、ヴァンパイアではないのが不運だったな
        (吸血鬼が触れれば即座に灰となる聖なる鞭も、銀の矢も、人にはありのままの効果しかもたらさない)
        一瞬で散る事が叶わないのだからな!(豪腕が唸りをあげ、ヴェイルの顔面を殴りつけた)
        -- ヴィクター 2012-04-24 (火) 22:14:59
      • (まるで己が月光を、闇を切り裂くしるべであるかのごとく。伝説の聖装が光の帯となった)
        (邪悪な信仰によって生み出された不浄の刃は、その陽なる力に敵うことなく砕け散る)
        (しかしそれは囮。すでにヴィクターの巨躯を軽業師めいて乗り越えたヴェイルは、死角を取っている)
        (次いで命を獲るため繰り出された一撃、しかしそれは岩のような手によって完封! 類まれな反射神経である)
        ……ッ(引くこと能わず、押すこと能わぬ拘束に声なく呻く。そこに渾身の殴打!)グゥッ!
        (覆面の下からぶしゅっ、と鼻血が噴き出す。だが信仰の鎧によって守られたヴェイルには、素手の一撃は昏倒ほどの威力は齎さない。吸血鬼ならばいざしらず)
        戯言を……ッ(空いた左手で懐から厳しい黒ずんだ聖印を取り出す。それは邪悪な神、アスモデウスを祀るもの!)誓約の神の名において、貴様を裁く!
        (「バチッ!」聖印から噴き出すように黒い稲妻が闇を伝い、ヴィクターの巨体を這い回ろうとその鉤爪を伸ばした) -- ヴェイル? 2012-04-24 (火) 22:21:11
      • ふん、何にでも化ける割には硬い面だ
        (ならばもう一撃、と砲丸のような拳を握り締めるが、そうはさせじと黒き殺し手がいかづちを放つ)
        (レイピアを放し後方へと飛ぶが、黒い稲妻はそれよりも早く夜を奔った──が、暗黒のきらめきを聖なる鞭が阻む)
        (結界のように張り巡らされた鞭が、光の加護となり邪悪な雷を尽く弾く、まさに鉄壁の結界である)
        これはどうだ?(こちらから撃つぶんには問題ない、とばかりに取り出した、ドラムマガジンが備わった異形のボウガン)
        (銃口を突きつけると、銀の矢弾が凄まじい勢いで放たれた 圧縮空気の作用によって、秒間に8発という高速連射を可能にした名銃が咆える)
        -- ヴィクター 2012-04-24 (火) 22:38:26
      • 貴様とて口は立つようだな、木偶の坊!(模倣に過ぎない減らず口を返し、聖印を掲げる)
        (善と悪、聖と邪、魔と人の力がぶつかり合い、拮抗し爆ぜた)
        チッ、腐っても聖別済みか(聖印を懐に引き戻し、リピーティング・クロスボウよりも強力、凶悪な外見の異形に目を剥く)
        (銀閃を銀剣が迎え撃つ。8発のうち6発が切り払われ、二発が左肩と右足に突き刺さった!)……ッ!
        (続けざまの連射は地に深く身を屈めて回避。さらにそこから発条仕掛けのように接近し、足を薙ぎ払おうとレイピアを魔法の力で変形、ロングソードに変えて横薙ぎに振るう) -- ヴェイル? 2012-04-24 (火) 22:44:11
      • そういうこともするか!(レイピアから長剣へと変化を見せた武器に瞼を眇め、足払いを跳躍により回避する)
        (金属使用の靴底が乾いた音を立てて火花が散る 鋭い剣先である)
        ぬぅうん!(中空から鞭を振るい、地にはいつくばっているヴェイルへと斬撃を見舞う)
        (ヴァンパイアバスターは一振りで巨岩を砕き、鋼を断つ その必殺の軌跡が幾重にも重なり、光刃の乱舞と鳴り振り降りる)
        (爆発にも似た破壊が発生し、巨人が鉄拳を振り下ろしたかのように大地が抉れ、瓦礫と粉塵が飛散した)
        -- ヴィクター 2012-04-24 (火) 22:56:56
      • (ヴェイルがレイピアを愛用するのは、剣閃を悟られにくいこと、そして刺突は暗殺に適したやり方だから)
        (こと剣技ならば全般を能くし、ましてや近接武器の一切を扱うこの暗殺者にとって、自在に形を変える得物は天稟とも言える)
        (だが刃は靴を舐めるにとどまった。さらに同様に自在変化する聖鞭の振り下ろし!)ッ!!(罪人のごとくに背を打たれ、信仰の鎧さえも砕かれ声なき苦悶をあげる)
        (さらに破壊、破壊、破壊! 光の裁きが砕いたあとには瓦礫と粉塵が残るばかりであり、あの暗殺者の姿はすでにない)
        (だが地面に残った夥しい血痕が、重傷と生存を同時に知らせている。今後、同胞たるハンター達に目を光らせる必要があるのは明白だ) -- ヴェイル? 2012-04-24 (火) 23:02:14
      • (立ち込める粉塵を鞭で払い、破壊の跡地を見回して男の姿を探す)
        逃したか・・・・ (だがヴェイルの痕跡は、血痕のみに留まった 四散したにしては量が少ない)
        我が鞭の結界より抜け出るとは・・・ヴェイル、恐ろしい男だ (本気の一撃であった にもかかわらず仕留め切れていない事に驚愕を覚える)
        (暗い夜に鋭い一瞥を残し、コートを翻して走り去った)
        -- ヴィクター 2012-04-24 (火) 23:07:26
  • 発情薬が振り撒かれた! -- 2012-04-23 (月) 16:50:54
    • (それを回避できないようではハンターとはいえない) -- 2012-04-23 (月) 20:25:44
  • (それは満月の夜だった 闇の者達が最もその力を表し、血を高ぶらせる夜 暗いスラムの路地裏に一つ、悲鳴があがる
    そして同時に、無数の蝙蝠たちが夜空に、逃げるように舞い飛んで行った・・・・) -- 2012-04-22 (日) 23:58:00
    • (この月を彼奴らもどこかで見上げているのだろうか 月光に瞼を眇めながら、そんな思いが胸を過ぎったときだった)
      (闇を劈く悲鳴 すわ、とコートを翻し路地を駆けた 鋭敏な聴覚は悲鳴の出所を正確に推測する)
      (風のように路地を駆け抜ける あの角を曲がれば、そこが───)
      -- ヴィクター 2012-04-23 (月) 00:07:36
      • (耳障りなモーター音が路地から響く そしてまた悲鳴が上がった 路地の角から勢いよく、何かボールのようなの塊が跳ね飛んでくる
        それは首だった 恐怖の表情で叫びの形に口をあけたその首に異常に巨大な犬歯 紛れも無く吸血鬼のそれだ
        まもなく、吸血鬼の首は灰の山と変わっていく・・・ そして路地の奥には一人の男の姿があった・・・・) -- メイヘム 2012-04-23 (月) 00:18:55
      • (奇妙なボールに目を剥いた 灰と化した首が転がってきた方へ振り向くと──)
        (濁った街灯に裏汚れた男の背が浮かび上がっていた その手にはヨーヨーの化け物のような武器が握られ、刃を血で染め上げている)
        ・・・ハンター、か? (浮浪者めいた服装が判断を鈍らせた 歩み寄り、声を掛ける) 
        -- ヴィクター 2012-04-23 (月) 00:31:57
      • (男の腕からぶら下がっていたチェーン付きの丸ノコが巻き上げられ、その手に戻る 男は背を向けたままだが、威圧的な殺気が、狭く暗い路地の中に充満している
        巨体の周りにはいくつもの灰の山、そして地面に壁に血しぶきの跡)
        近寄るな (男は背を向けたまま「警告」した) ・・・・お前も同業か? -- メイヘム 2012-04-23 (月) 00:38:32
      • そうだ 安心しろ、俺は人間だ (寄るもの全てを拒むような殺気を纏わせている男に答える)
        (ゴス、と靴音を鳴らし、距離を詰める 近づけば男の異様さがもう一つ明らかになった)
        (巨体──六フィートを越える自分が完全に見上げる形となるほどの、怪物じみた体格である)
        ここに居た吸血鬼はみな、始末したのか
        -- ヴィクター 2012-04-23 (月) 00:47:04
      • 殺す・・・吸血鬼は皆、殺す (呪詛のようにつぶやくと、男は振り返り、ヴィクターに向き直る ハットの奥、ひび割れた眼鏡の先には酷く濁り、黄疸の浮いた目が暗い光を放っている)
        ・・・・(男の目がぎょろりと動き、ヴィクターを観察する 鋼のごとき肉体に、神経質なほど張り巡らされたいくつもの武器を見て取る)
        ・・・・(男は無言で歩み寄る 男のすぐ脇を、剣呑な殺気を放ったまま通り抜けようとする) 邪魔はするなよ、若造 -- メイヘム 2012-04-23 (月) 00:57:13
      • 酒か (血の臭いに混じる濃厚な体臭から、男を蝕んでいるものを看破する)
        (黄色く濁った瞳と、開き気味の瞳孔からは、明らかに正常とは呼びがたい物がめらめらと燃えている)
        何?(威圧感を纏わせたまま、傍らを通り抜けようとした男が放った言葉に、眦を吊り上げる)
        酒に溺れ、薬に毒されている者が良くも言う そうでもしなければ恐怖を忘れられないのか?
        -- ヴィクター 2012-04-23 (月) 01:07:22
      • (ヴィクターの背後でその足が止まる ハットを乗せた首がが90度真横に動く 一触即発な危うい空気が狭い路地に濃密に流れ
        だがそれは弾ける事は無かった 男はまた歩み始める 路地の向こう、闇の中へ 男は名も告げずに消えて行った) -- メイヘム 2012-04-23 (月) 01:13:59
      • (男の背中を睨みつけたまま、その姿が闇に消えるまでその場にたっていた)
        (今まで屠ってきたどの怪物よりも、暗く歪なものを感じた それを恐怖と呼ぶのならそうなのかもしれない)
        (あれをまともに浴びせられたのなら、おそらくただではすまない そういう確信があった)
        何者だ・・・・・
        -- ヴィクター 2012-04-23 (月) 01:17:43
  • (凍り付くような夜気の中、季節外れの蝶がふわりふわりと、路地裏を漂っている) -- 夜行蝶 2012-04-21 (土) 20:24:56
    • (周囲の闇をその羽根に溶け込ませたような黒い蝶だった)
      (しばし無言でその蝶を眺めていたが、やがてコートから白銀の鞭を取り出すと、その蝶に一閃を見舞った)
      (蝶は夜に飛ばない、そのことをヴィクターは知っていた)
      -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 20:33:33
      • (ヴィクターの鞭を受けて空中で散り散りになり、夜の闇に溶けて霧散する蝶)
        (不意に、ヴィクターの頭上から声が降ってくる)可哀想な事するのね。生き物の命は大切にしなきゃダメよ。
        (家屋の上から路地裏を見下ろす漆黒の瞳。コートを着た男の周囲には先程の黒い蝶が何匹も舞っている)
        (その内の一匹をポケットから出した指先に止まらせ、ニコリと微笑む)こんばんは、ハンターさん。今日は一段と寒いわね。 -- エデュー 2012-04-21 (土) 20:40:12
      • (やはり── 刃物のように研がれた視線を頭上に飛ばした 屋根の上の人影)
        屍が命を語るか、吸血鬼!
        (蝶を纏わせたその影に咆えた 女言葉だが男のようである その微笑みと、言葉を聞いた瞬間に、それが吸血鬼だと本能が悟った)
        いい夜だな、これから食事にでも行くつもりだったか (獅子の咆哮の如き、底から響きあげる声を蝶の屍鬼に放つ)
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 20:57:05
      • (突き刺さるような殺気の篭った視線を涼やかに受け流し、コロコロと笑う)
        ええ、そうよ…と言ってもアナタの考えてるのとは少し違うけどね。でも、アナタに会って気が変わったわ。
        (手先に止めた蝶を舞い上がらせると、その手をポケットにしまう)折角いい男と出会えたんですもの。…どうかしら、これからデートでもしない? -- エデュー 2012-04-21 (土) 21:07:51
      • (唇を吊り上げ、ぎしりとたくましい歯がかみ合った 餓狼のような形相が顔に刻まれ、黒い髪が逆立つ)
        いいだろう!(どう、と闇夜に疾風が舞った ヴァンパイアバスター、吸血鬼を滅するために作られた神の鞭が、闇を裂いて銀の輪を描いていく)
        我が名はランスロット・アルハイムが第二子、ヴィクター・アルハイム!
        この鞭と、アルハイムの名にかけて!(月に立てた指をエデューに指し示す)
        貴様を地獄の底へと送り返す!いくぞ!(銀の流星の如き鞭の一閃が、エデューに奔った)
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 21:29:33
      • (二人の間に充満する殺気を無視して嬉しそうに微笑む)アナタは名前を教えてくれるのね。嬉しいわ。アタシはエデュティロス…『共食いエデュー』…。
        (名乗り終わると同時に、ヴィクターの手にした鞭が蛇の如くうねり、夜気を切り裂いて襲い掛かる)
        (しかし、銀の鞭によるしなやかな一撃はエデューの残した黒い残像だけを切り裂き、家屋の屋根を打ち砕いた)
        (遥か頭上に浮かぶ月に、黒いシルエットの切れ端が移りこむ。そしてその影は、音も無くヴィクターの背後に着地した)
        (ぶわりと、黒いコートの内側から放たれる漆黒の蝶の群れ。ヴィクターが振り向くよりも速くポケットから手を引き抜くと、白い指をパチンと鳴らした)
        (同時に、エデューの周囲に放たれた無数の蝶たちが一斉にヴィクターへと飛び掛る。各々の鋭く尖った口針が夜気の中で妖しい輝きを見せる) -- エデュー 2012-04-21 (土) 21:49:44
      • 共食いエデューだと?
        (聞いた名である 一瞬思考に淀みが生じ、反撃を制止する事は出来なかった)
        (漆黒の蝶の群れが、口に生やした棘を振りかざして襲い掛かってくる 一歩も怯まずに、豪腕を振るった)
        滅したのではなかったのか!(鞭が旋風のように渦まき、蝶の群れを夜に散らす 間髪入れずエデューの足首に鞭を絡ませると、筋肉を唸らせて引きずり倒した)
        ぬうぅぅぅん!(剛力である エデューを石畳の上で引き摺りながら回転させ、壁に叩きつけた)
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 22:03:29
      • (肩越しに蝶の群れを一気に打ち払うヴィクターを見て、ひゅぅと小さく口笛を吹く)
        (そして次の瞬間、足首を襲う激痛を伴う圧迫感。しかしそれを表情には全く見せずに)あら、捕まっちゃった。
        (セリフの終わらぬ打ちに力任せに引き倒され、人間離れした凄まじい膂力によって家屋の壁面に叩き付けられる)
        ぐぅっ…!(エデューの叩き付けられた箇所を中心に、石壁に無数の亀裂が走る)
        (叩き付けられた本人の口元からは赤黒い液体が垂れ、白皙を伝って落ちる)…フフフ、やるわね。これでおしまいかしら? -- エデュー 2012-04-21 (土) 22:16:20
      • 共食いエデュー・・・ (鞭を結界のように周囲に回転させながら、エデューに向かってゆっくりと歩み寄る)
        吸血鬼でありながら、吸血鬼の血を喰らう下手物食い・・・それが貴様だというのか?
        (追撃を行わなかった理由はその疑問にあった)
        人に仇なし、同属に忌み嫌われる貴様はなんだ?どこに行こうとしている
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 22:24:41
      • (壁から身体を離し、コートの汚れを手で払う。指先で口元から垂れた血を拭い、それを舌でペロリと舐める)よく知ってるわね。この街でも知ってる人間がいるなんて…意外だわ。
        (もう片方の手をポケットから抜き出す。両腕を広げると、周囲に再び現れる夜行蝶の群れ)
        (少しずつ距離を詰めてくるヴィクターに対して、目を細め、哀しげに微笑む)
        アナタたちと同じよ。寂しがりやで、欲張りで、我儘で…愛に、飢えている…同じ、生き物よ。 -- エデュー 2012-04-21 (土) 22:37:37
      • それは違う (月光を背負い、黒く影がさした顔から響くテノール)
        貴様は血を喰らい夜に跋扈する化け物だ、生を冒涜し、死を伴侶とする化け物だ
        (影がさした顔に鋭い瞳が輝く 儚げなエデューに比べると、よほど化け物じみている気さえする)
        もうどこへも行かなくていい (銀の鞭が冷たく月光を煌かせた)
        俺は狩人だ、貴様の路の行き止まりは俺だ!(コートからガラス瓶のような球体を取り出し、地面に叩きつけた 炸裂──)
        (真昼の陽光の如き閃光が広がり、夜の蝶をかき消した それと同時にヴィクターの鞭が唸りをあげて、エデュー目掛けて煌いた)
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 22:48:49
      • (クスクスクスと小さな笑い声が喉奥から漏れる)そう…なら止めてもらいましょうか。
        …!(指を鳴らそうとした瞬間、ヴィクターが何かを床に叩きつけようとするのが見える。過去に何人かのハンターに使われた事があるアレか)
        (咄嗟に片手でコートの裾を掴み、顔を隠す。次の瞬間、強烈な閃光を浴びて霧散する周囲の蝶たち。そして顔を隠したエデューを打ち据えようと迫る鞭)
        来なさい、グレイスワンダー。(閃光の中、コートの奥から昏い声と、指を鳴らす音が響く)
        (突如、エデューの顔を隠すコートの内側から銀光が煌いた。何条もの光…銀色の刃がその身に迫る鞭の先端を音も無く切り裂く)
        (閃光が収まり、破れたコートの裾を手放す。ゆっくりと顔を上げると、前髪に隠された左目が血の色のような光を放っている)
        …なかなか面白い余興だったわ。そろそろ終わりにしましょうか。(薄く笑うエデューの周囲に現れる真紅の蝶。今度はエデューの周囲だけはない)
        (エデューの視界の中、ヴィクターの周囲にまで、闇の中から真紅の蝶が現れて宙を舞い始める) -- エデュー 2012-04-21 (土) 23:16:30
      • ぬぅ!(鞭の先端が何かの斬撃により切り払われた エデューの髪から覗く真紅の瞳に唸る)
        (闇から血のように滲み出した赤き蝶 先ほどの黒いものとは格段に危険なものということを悟った)
        (囲まれるのは避けなければ 素早く鞭を伸ばし屋根に巻き付けると、跳躍し頭上に飛び上がった)
        (懐から機関銃のようなボウガンを取り出し、眼下のエデュー目掛けて銀矢の雨を見舞う)
        くらえ!
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 23:32:29
      • (月明かりを背負って跳躍するヴィクターの身体。ボウガンに組み込まれた機械仕掛けが銀の矢を雨あられと降らせてくる)
        (対するエデューの周囲には、既に100や200ではきかない、無数の真紅の蝶が漂っている)
        (襲い掛かる銀の弾幕と、その向こうにいるヴィクターを、不吉な光を放つ目で見つめ…再度、指を鳴らす)
        (虚空を漂っていた真紅の蝶がその場で動きを止め、空間が捩れるようにして真紅の渦と化す。そして、その中央から、幾条もの銀閃が撃ち出された)
        (エデューの銀とヴィクターの銀が中空でかち合い、ヴィクターの銀を軽々と斬り落としていく)
        (そして、跳んだヴィクターに追いついた真紅の蝶も渦状に姿を変え、ヴィクターに向かって銀色の刃を撃ち出す)
        (回避の難しい空中で放たれた集中砲火。その内の一発が、ヴィクターの腹部を抉った) -- エデュー 2012-04-21 (土) 23:49:28
      • ぐうっ!(腹部に鋭い痛みが走り、空中で呻く 鞭の先端が緩み、派手な音を立てて屋根に転がった)
        (常人ならばそれだけで大怪我を負いそうな勢いだったが、素早く体を起こすと脇腹に手を添えた)
        (分厚い腹筋を貫くには至らなかったが出血が多い 赤く染まった手に舌打つ)
        長引けば不利か・・・!
        -- ヴィクター 2012-04-22 (日) 00:04:15
      • (屋根の上で身を起こすヴィクター、見上げるエデュティロス。最初に会った時とは逆の状態だ)
        (腹部から出血をするヴィクターを見て眉をひそめる)あらあら、そんなに血を流して………勿体ないじゃない。
        (ヴィクターの周囲を取り囲もうとする真紅の蝶たち。再度『グレイスワンダー』を放とうと指先を向ける。その時…)
        「キャァァァァァァッ!!」(絹を裂くような女の悲鳴が別の路地から響いて来る)
        …出たのね。(指先を下ろすと左目の光も消え、周囲の真紅の蝶たちも闇に溶けて姿を消していく)デートの続きはまた今度にしましょう。
        じゃぁね、ヴィクター。(最後にヴィクターに向けて笑みを見せると、人知を超えた跳躍力で悲鳴の聞こえた方向へと跳んで行った) -- エデュー 2012-04-22 (日) 00:22:49
      • (四肢に力を注ぎこんで立ち上がり、赤い蝶を睨みつけるように見渡すと、白銀の鞭を唸らせる)
        (いくらでも来るがいい アルハイムの戦士はこの程度では参らない そう思った矢先だった、闇夜に劈く悲鳴)
        (それに誘われるように、エデューが別れを告げて飛び去っていく 何!? 思わず屋根より乗り出した)
        待てエデュティロス!逃さん!(屋根伝いに駆け出し、後を追ったが、悲鳴の主も見つける事が出来ず、その晩は明けていった・・・)
        -- ヴィクター 2012-04-22 (日) 00:31:01
  • …(ヴィクターの拠点はここでしょうか…と訪ねてくる)…あの…ロレナです…(とドアをノックしてから気づく、この前名乗って居なかったことに)
    (人付き合いになれていないと、あとからこういうことに気づき、恥ずかしくなって俯きがちで)…えとその…この前の教会の…その…また連盟から…吸血鬼のリストが…送られてきましたので… -- ロレナ 2012-04-21 (土) 17:56:18
    • てっきり名前が無いのかと (トレーニングの最中だったのだろう、薄手のシャツを被せただけの上半身からは熱気が立ち昇っている)
      (名乗ったロレナに唇で笑って、頬を伝う汗をタオルで拭った)
      それは助かる わざわざ足を使わせてすまない
      -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 19:39:10
      • …名乗り…忘れてました…申し訳ございません…(恥ずかしそうに考えてたこと読まれたような気がして余計に俯く)
        …(トレーニング姿のそれはもうなんというか男くさいというかロレナが見たこともないような人種なのでどう対応していいかとばかりにオドオド)
        …こ、これです…(半紙に書かれたのを見せる。前と同じように名前だけ羅列されているが…その数はかなり増えている)
        …それとこちらも…(吸血鬼狩りとして登録されたハンターの名前。それに一部には住所も書かれている)
        吸血鬼の名が増えたのは…ハンター自体も増えて…潜んでいた吸血鬼達との遭遇や発見が…多くなったからのようです… -- ロレナ 2012-04-21 (土) 19:48:06
      • (ギリシャ彫刻のようななだらかな筋肉ではない、凶器とすら錯覚するほどの尖れた筋肉が、ロレナを圧倒する)
        (腕周りなどはロレナの腹周りよりも太いようにも見える すばやく半紙を見渡すと、感心したように唸った)
        ありがたい、狩りも捗るだろう ところでロレナ (鋭い視線がシスターに落とされる)
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 20:01:02
      • (冒険者をやりはじめて数ヶ月ともなるが、冒険者の中でもこれほどの肉体は見たことがない)
        (それほどに鍛えこむ理由は全て吸血鬼を狩るためなのだろうと…やはり自分のようなものでは吸血鬼の相手などと思っていると名を呼ばれてビクっとする)
        は、はい!…な、なんでしょうか…?(鋭い視線に怯えるように目をそらしながら) -- ロレナ 2012-04-21 (土) 20:14:02
      • 吸血鬼狩りに参加しているんだったな 武器は?習得している武技はなんだ?
        (あまりにも戦士に不向きな貧弱な体を見下ろしながら、鋭い目を眇めた)
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 20:19:55
      • …え、えっと一応は斧を…(薪割りとかによく使っていたのでこれが一番手に馴染むといいますか…剣や弓も使えなければ魔術も使えない)
        今は持ってませんけど冒険には斧をです…(ヴィクターが想像する通り、実際に見ればそれはもう斧をふっているというよりは振り回されている姿) -- ロレナ 2012-04-21 (土) 20:27:51
      • (呆れたように額を押さえ、鼻から太い息を抜いた)
        吸血鬼狩りは、そんなものでどうにかなるほど甘いものではない (腰から皮製のポーチを取り出すと、ロレナに手渡す 中には銀製のナイフやダガーなどが無数に収納されていた)
        法儀式済み浄銀製の武器だ、吸血鬼に遭遇した時にはそれを使え その小瓶には聖水、そちらはニンニクを蒸留した液体が入っている
        これは閃光弾だ、目くらましになる 決して油断するな、奴らは狡猾で、残忍だ
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 20:45:32
      • …はぃ…(怒られたような気がしてビクっとするがそのあとに差し出されたものを見て)
        …えっ…良いのでしょうか…(それらは実際に使われてきたものであろう、そして銀製品ともなれば値段も相応であろうことに)
        こんな高そうなものを…えとその…(どうしようと受け取りながらも戸惑う)
        (しかし…これがあれば自分でも多少なりとも吸血鬼に対抗できるかという…安心感なども)
        ………で、ではありがたく…い、今は持ち合わせがありませんが…いつか代金を…払いますので…
        (じっと道具をみたあと…勇気出すようにヴィクターを見上げて)…あ、ありがとうございます…その…大事に使わせて…もらいます…っ! -- ロレナ 2012-04-21 (土) 20:50:09
      • 礼など不要だ 恩を着せたつもりも無い (にこりともせずに、ロレナの言葉に首を振る)
        ただ、あえて言うのならば生きて本願を遂げてくれ それだけだ
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 21:02:50
      • …はい…(本懐と言われれば大きく頷いて)…生き抜いて…教会をしっかりと再建したいと思います…
        (ありがとうございましたともう一度頭を下げると)では今日はこのへんで…また情報入りましたら…持ってきます… -- ロレナ 2012-04-21 (土) 21:04:56
      • それでいい (成人前の、まだ若さが残る笑顔が厳しい顔によぎった)
        頼りにしている ありがとうロレナ
        -- ヴィクター 2012-04-21 (土) 21:09:41
  • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp019699.jpg -- 2012-04-21 (土) 20:23:28
    • 【ピチピチの、の方がよかったかな】 -- 2012-04-21 (土) 20:27:02
      • ごめん、それは見逃したっぽい -- 2012-04-21 (土) 20:28:40
      • 【いやこれも中々・・・、ありがとう(?)ございました】 -- 2012-04-21 (土) 20:37:04
  • すいませーん!アルハイムさーん!ご在宅ですかー?(屋敷の戸を叩く者が居る) -- パルフェ 2012-04-19 (木) 22:13:46
    • (分厚い覗き穴がスライドし、鋭い瞳がパルフェを見下ろした ややあって、重厚な音を立てて扉が開く)
      パンの出前を頼んだ記憶は無いが、何の用事だろうか
      -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 22:23:24
      • 確かに頼まれてはいませんけどもー、これから頼みませんかー?っていうお誘いですよー
        ご注文いただければ毎日の食卓を彩るパンを、日替わりで毎日お届けしますけどもー!
        (威圧的な外見のヴィクターを見ても動じる様子はない。一貫してニコニコと笑顔のままでバスケットの中のパンを「いかがですー?」と見せて) -- パルフェ 2012-04-19 (木) 22:39:53
      • なるほど、では見せてもらおうか
        (威圧的ながら、育ちの良さを感じさせる抑揚と言葉使いである バスケットの中のパンを見比べながら)
        確かにうまそうだ 最近越してきたばかりだから、この街には不慣れでね
        クロワッサンは焼けるかな
        -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 22:53:20
      • あら、そうだったんですかー?この街、色々と変な所で驚かれたんじゃないですか?
        勿論クロワッサンもございますよー!当店のクロワッサンはそこらのとは一味も二味も違います!
        手抜きしてパイ生地を使ったモノではなく、ちゃーんとデニッシュ生地にたっぷりのバターと卵を使って焼き上げたものですからねー
        しっとり、もっちりした歯触りがお楽しみいただけますよー? -- パルフェ 2012-04-19 (木) 23:00:50
      • ああ、異国は大抵情緒が異なるものだが、この街は格別なようだ
        ふむ、それは楽しみだ いいだろう、それでは毎朝、焼き立てを届けにきて貰おうか
        代金はとりあえず一月分を前払いしておこう 幾らかな
        -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 23:16:32
      • うふふ、色んなとこから色んな人が集まってますからね!何かこう…ごった煮、って感じがします
        わ、ホントですか!?やったー!(わー、と嬉しげに飛び跳ねる)
        えっとですね、それじゃ割引しましてー…こんなもんでいかがでしょ?(と、金額を書いた契約書を広げる)
        (普通の相場よりも少し安めの値段設定。十分良心的であると言えそうだ) -- パルフェ 2012-04-19 (木) 23:21:33
      • うむ (契約書にスラスラとサインを走らせる 達筆であり、高い教養を思わせる筆跡だ)
        これでよし 朝の楽しみが一つ増えたな (指定された値段どおりの貨幣をパルフェに手渡し、さらに銀貨をもう一枚上乗せした)
        昼食がまだだったのでね (バスケットからフランスパンを抜き取ると、精悍な微笑みを見せてドアを閉めた)
        -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 23:31:52
      • はい、確かに!それではこれから一か月、どうぞよろしくお願いしますね?(ぺこりと笑顔のまま頭を下げて)
        気に入りましたら、ぜひぜひ継続してのご契約をお願いしますー!(閉まるドアに向けて元気よく声をかけて屋敷から立ち去って行く)

        ……さて、取り敢えずの接触は完了、と。すぐに事を起こしたりはしないでしょうが…
        (ふむ、と色々と思案しながら家路につくのだった) -- パルフェ 2012-04-19 (木) 23:42:35
      • (その様子を窓から見下ろすヴィクター 手には先ほど買ったパンが握られている)
        (それを一つまみ千切ると、籠で鳴いている鼠の前に落とした)
        (鼠は細長い鼻をひくひくと動かし、パン屑を器用に食べ始めた・・・)
        -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 23:47:36
  • (のそのそ散歩中) -- ミカエラ 2012-04-18 (水) 21:58:31
    • (重い靴音を鳴らしながら、隆々たる男がミカエラの前からやってくる)
      (高貴なる佇まいと蛮性を併せ持つ風貌は狼のようで、鋭い瞳は真っ直ぐに前方を見据えている)
      -- ヴィクター 2012-04-18 (水) 22:21:52
      • ……(前方からの靴の音。周囲のものとは、異質なそれに気づき…髪の隙間から、その音の主を伺う)
        (随分な偉丈夫が視界に入る。冒険者の街においてやはり、どこかしら異質なものを感じさせた) -- ミカエラ 2012-04-18 (水) 22:42:32
      • (靴音に混じる金属音、コートの奥に相当な獲物をぶら下げているようだ)
        (太い首にさがったロザリオが、光をきら、きらと反射している ミカエラとすれ違う際に、切れ長の瞳がその横顔をぎろりと捉えた)
        冒険者か (太い声が精悍な唇から放たれた)
        -- ヴィクター 2012-04-18 (水) 23:03:35
      • (聖職者…?ロザリオの輝きに一瞬目を細め(見えない)。 通り過ぎる際、声をかけられ) …うむ(頷く) ……そちらも同業…のように思えるが。 -- ミカエラ 2012-04-18 (水) 23:09:26
      • (ミカエラの質問を黙殺しつつ、脚を止めて半身だけ振り返る 髪の奥にあるミカエラの素顔を探るように輝く瞳)
        最近、この地方に吸血鬼が多く蔓延っていると聞いたが、それについて何か知っていないか?
        俺はこの街に就いて日が浅い 情報が欲しい
        -- ヴィクター 2012-04-18 (水) 23:21:27
      • (こちらも足を止め、応対するように。髪の隙間から、血のように赤い瞳が覗くかも知れない)
        …さて、な。蔓延る、というほどではないが、居るのは確かだ。中には、冒険者として活動している者も居る……
        …この街の者じゃないのか。道理で…(対面する男を、上から下まで眺めるように) -- ミカエラ 2012-04-18 (水) 23:39:08
      • 成る程、噂どおりというわけか (さして驚きもしない素振りで頷いてみせる)
        (男の体は全身隙が無く、それでいて獣のような攻撃性を秘めているようだった 今にも丸太のような脚が跳ね上がり、ミカエラを蹴り飛ばしそうですらある)
        ところで・・・(髪から覗く赤い瞳に気付いたのか定かではないが、眼光を一際するどく輝かせた)
        面白い髪をしているな
        -- ヴィクター 2012-04-18 (水) 23:45:38
      • どんな噂か知らんが…まあ、たいてい合ってるだろうな(同様に頷き)
        (こちらはまるで隙だらけ…といっても、初対面の相手と急に会話、ということもあって緊張の色もあるが。それでも、自然体に近い)
        ん…? あぁ…よく言われる(肩を竦めて) -- ミカエラ 2012-04-18 (水) 23:52:11
      • まるで・・・そうだな・・・何かから隠れるような髪だ
        (ずい、と一歩ミカエラに歩み寄る 声色は変わっていないが、雰囲気がピリ、と張り詰めてきた)
        俺の姿を眺めていた 目は見えている ならなぜ視界を隠す? 暗くて不自由だ、ファッションにしては納得がいかない
        何かを見たくないのか?なんだ?常に顔を覆わなければいけないものはなんだ?常にあるもの、日の光か?
        (鋭い洞察を見せ付けながらミカエラにもう一歩踏みこむ、その口調はもはや尋問に等しい)
        顔を、見せろ
        -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 00:06:54
      • ……(どこか呆然とした様子。ついで、言葉をつむぐ) ……大抵は、初対面では気味悪がられるだけなのだが…(何故か感動を覚える赤毛であった)
        …まあともあれ、言っていることは概ね合っている。 ほれ(見せろ、といわれれば、短時間であれば見せるのは構わない。平然とガラッ、する) -- ミカエラ 2012-04-19 (木) 00:13:37
      • ・・・!(赤い瞳を睨みつけるブルネットの瞳 胸元のロザリオを取り出し眼前に突きつける)
        これを見ろ!
        -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 00:19:54
      • ……いい装飾品だな(日光には弱いが、特に信仰もないので十字架に対しては何もなかった) -- ミカエラ 2012-04-19 (木) 00:26:23
      • ・・・・・・・・・・・・ (長い沈黙 ややあって狼の唸り声のような音を喉から出してロザリオをしまう)
        質問に答えてもらう (間合いを離し、両手をゆるりと下げた 空気が張り詰め、ガラスのように固く結晶していく感覚があたりに広がっていく)
        お前は吸血鬼か?
        -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 00:31:51
      • ……ふむ。答えられることなら (空気が、変わる。模擬戦のそれとは違う。依頼先で感じるようなそれ)
        ……先刻の話。 吸血鬼でありながら、冒険者としても活動する者…の話だが(直立したまま、悠然と構え)
        ……俺がそうでない、とは言っていないな。 -- ミカエラ 2012-04-19 (木) 00:41:46
      • (ミカエラの耳に鋭い風を斬る音が響いた)
        (いつの間にかヴィクターの手には十字を模した柄が握られていて、そこから白銀色の鞭が生き物のように撓っていた)
        吸血鬼でありながら人に与するというのか(腹のそこから揺るがすような声がミカエラを叩く)
        なるほどお前は純血ではないかもしれない 人と交じり合い、血への渇望も薄いのかもしれない
        だがそれでも呪われた血統には変わりない!(きらりと一閃、ミカエラのつま先の一寸先が見えない大剣で抉られたように割れた 目にも留まらない鞭の早業)
        我が名はヴィクター・アルハイム、貴様ら吸血鬼どもを微塵も残さず撃滅するのが我が使命だ!
        牙を剥け!獲物を手にとるがいい!(白銀の鞭があたりを覆いつくすように伸びかい、結界を作り上げていく)
        -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 00:54:55
      • 与する…か。言い得て妙だが…あながち間違いではないか(突然の豹変振りに、若干戸惑いつつも、平静を装うように)
        …………言ってくれるな(足元の地面が抉れる。牽制か…捕捉するのは少々困難だな、とぼんやり考え)
        …スットン、だ。 ………… …得物なら、とっくの昔に抜いている(ほれ、見えないのか?とヴィクターのすぐ後ろに目配せするよう、首を動かす) -- ミカエラ 2012-04-19 (木) 01:07:56
      • なにッ!?(馬鹿な、と驚きながら振り向く そんな隙は与えなかったはずだ、と思いながら──) -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 01:13:25
      • (その隙に、脱兎よろしく逃げる //追うのは任せます) -- ミカエラ 2012-04-19 (木) 01:15:23
      • (振り返ったそこには当然何も無い 謀られたと気がついたのは視線を元に戻した後だった)
        おのれ!!(怒声を上げて後を追うが、不慣れな街の所為もあって、ついにスットンを捉える事は出来なかった…)
        【ありがとうございました】
        -- ヴィクター 2012-04-19 (木) 01:19:52
  • (散歩の途中、視界の中にいかつい雰囲気を放つヴィクターを捉える
    あーいう強そうなのも居るんだ(そう小さく呟き、足を止め観察するようにその対象を見つめる -- イトマキ 2012-04-18 (水) 00:00:42
    • (六フィートの長躯に、コートを羽織っていてもわかる鋼のような肉体)
      (まるで存在そのものが一振りの剣のような男 イトマキの視線に気付いた様子も無く、歩いている)
      (時刻は昼頃、道を歩く通行人も多い)
      (ヴィクターの姿がその一人に遮られて、歩行により再び視界が開けると、なんとヴィクターは消えていた)
      動くな (低い声がイトマキの背後からかけられる イトマキが先ほどから見ていた男、ヴィクターだった)
      何者だ、何故俺を見ていた
      -- ヴィクター 2012-04-18 (水) 00:14:28
      • ……(その体、目つきからやはりそこらの通行人とは違う雰囲気に惹かれ。つい見るだけのつもりが後を軽くつけてしまう)
        (人通りの多い中でもその巨体を見失う事は無く、ただ相手だけを見ていたが、ふとしたときそれが忽然と消えているではないか)
        ありゃ…別の道にでも行ったかな……(不思議そうにあたりを見渡すが、その直後背後からかけられる声に体を少し強張らせ
        ……やだなぁ兄さん、僕はただそのガタイのいい体に見惚れてただけですよ?べーつに後ろから刺そうなんて考えてませんって
        (微妙に誤解されそうな言い回しで両手を上げつつ)それより兄さん、もしかしてあんたなにかを狩るような人間じゃないかい?
        (かまかけ) -- イトマキ 2012-04-18 (水) 00:24:29
      • どうかな(手にしたダガーを油断なく背中に添えながら、自分を尾けていた男の正体を看破するべく服装を見渡していく)
        (そんなとき、イトマキからいきなり確信的なセリフを語り掛けられ、思わずうろたえた)
        何っ!何故それを知っている!
        -- ヴィクター 2012-04-18 (水) 00:33:02
      • いやぁ……ほら、いわゆる同業者の勘っというやつでして(ナイフの感触に冷や汗を流し
        なのでその物騒なものを収めてくださいな。同業者同士仲良くしたほうが、僕はいいと思うなぁ……?(体を強張らせたまま横目で相手を見る -- イトマキ 2012-04-18 (水) 00:44:39
      • (ダガーを降ろすと、熊のような手でイトマキの肩を掴み、ぐるんと向き直らせた)
        これを見ろ(首に掛かっていたロザリオをイトマキの目の前に突きつける 五秒、十秒、張り詰めた時間が流れた・・・)
        人間のようだな (太い息を鼻から抜くと、ロザリオをしまい込む)
        手荒な真似をしてすまなかった 俺の名はヴィクター・アルハイム 察しの通り吸血鬼ハンターだ
        -- ヴィクター 2012-04-18 (水) 00:50:46
      • ……ほっってうおうぅっ(ダガーをおろされ安堵する暇も無く向きを変えられ、驚きに目を見開いて
        (ロザリオを見るめる、光が反射し眩しかったがそこで目を背ければ疑いが深くなるため必死に我慢し
        相手が息を吐くと同時にこちらも息を吐いて)
        兄さん疑り深いね……まぁ吸血鬼相手にすんなら当たり前だけど……
        あぁ、俺はイトマキ、イトマキ・サンサ。さっきも言ったとおり同じく吸血鬼ハンター。よろしく
        いやぁしかし兄さんみたいな強そうな人がハンター側でよかったよ
        ほら吸血鬼って一人じゃ対処しきれない時あるからさ?最近ここに越してきたこともあって
        やっぱり他のハンターさんとも仲良くなっといた方がいいと思って見てたってわけで(緊張が解ければ一気に言葉が出てきて
        そういえば兄さんここらに住んでからは長いんで? 良かったら他のハンターさんも紹介してほしいなぁ -- イトマキ 2012-04-18 (水) 00:59:28
      • 用心深くなければ生き残る事は出来ない 俺はそう教わった
        (堰を切ったように喋り出すイトマキに、少し驚いたように眉根を動かしたが、話を聞かされるのは嫌いな男ではない)
        俺も先月この街に就いたばかりだ ハンターが集まっているとは聞いていたが、俺がであったハンターは、お前が初めてだ、すまないな
        ハンターが多数居るなら、情報収集を円滑にするために、じきに集合場所が設けられるだろうとは思うが
        -- ヴィクター 2012-04-18 (水) 01:13:10
      • ありゃ、兄さんも最近来た方か。いやいや謝ることじゃありませんて、むしろ最近来たもの同士なら助け合いなんてのもありですし
        あ、兄さんが孤独を愛する方でしたら別ですけど……なるほど、集合場所なんてのも出来るんですね。それは良いことを聞いた……
        まっ、名も名乗りあいましたし。よろしければよろしくやらせていただければと僕ぁ思ってますんで、以後お見知りおきを
        それにその集合場所っていうのが出来たらまた会うかもしれませんしねぇ、っと…すいません今日はこの辺で(最後に挨拶を交わし、手を振れば人ごみへと消えていく -- イトマキ 2012-04-18 (水) 01:22:48
      • いいや、俺も仲間が居れば心強い 死ぬなよ
        (力を込めた握手を交わし、その場で別れた)
        -- ヴィクター 2012-04-18 (水) 01:29:37
  • あんたがヴィクター?仕事で同行するから挨拶に来たわよっ!(日も暮れた頃、妙に露出度の高めな少女が訪問しにやって来た) -- ミリア 2012-04-17 (火) 22:27:21
    • そうだが、お前は?
      (黄昏もとうに過ぎたころに尋ねてきた少女に、狼のように鋭い視線を投げかける)
      (少女の言う仕事とは、吸血鬼狩りの為に登録した冒険依頼の話だろうか それならば話は早いが)
      -- ヴィクター 2012-04-17 (火) 22:49:47
      • (男の視線に、蛇に睨まれた蛙の如く硬直する)
        あっ…あたしはミリアってーのよ。こんなナリでも一応戦えるから安心してよね?(震えそうな声を絞って言葉を返す)
        (ハンターには先手を打って友好的に挨拶!そうする事で少しでも安全を確保する、我ながら完璧な作戦ね…) -- ミリア 2012-04-17 (火) 23:01:33
      • ・・・(切れ長の瞼に輝くブルネットの瞳が射抜くようにミリアを見定める)
        (室内ゆえに、胸のロザリオを外していたのはミリアにとって幸運だっただろう 手にしていた書物を閉じ、硬い靴を鳴らして歩み寄ると、無骨に大きな手を差し出した)
        あらためて名乗ろう、ヴィクター・アルハイムだ よろしく頼む
        -- ヴィクター 2012-04-17 (火) 23:09:08
      • (緊張した面持ちでヴィクターを見つめる紅の瞳は僅かに涙で潤んでいる)
        うわっでかっ…じゃなくって、こっちこそよろしく頼むわね。(相手の大きな掌に自分の華奢な掌を差し出し、不器用な握手を交わす)
        そ、それじゃ挨拶終わったから今日はこれで!じゃあの!(早口で捲くし立て、半ば逃げるように背を向けて歩いていく) -- ミリア 2012-04-17 (火) 23:21:06
      • (無骨で大きな手だが、ミリアの手を握る際には信じられないような繊細な優しい動きを見せた)
        待て (逃げようとするようなミリアに声を掛ける 分厚い胸の奥から発せられる声には問答無用の響きがある)
        -- ヴィクター 2012-04-17 (火) 23:26:09
      • !!!!?(制止を求める男の声は彼女を否応が無しに立ち止まらせた)
        ふぁい!な、ななっ、なんでしょーか!(振り向いた少女の顔は今にも泣きそうである) -- ミリア 2012-04-17 (火) 23:32:19
      • 夏とはいえ依頼では寒い地へと赴く事もある
        (あられもなく白い肌を露出させているミリアの格好を見下ろしながら、太い声を発する)
        仕事の折にはコートの類を羽織るのが賢明だ 風邪を引くぞ
        -- ヴィクター 2012-04-17 (火) 23:40:57
      • そ…そーデスネ…。(唖然とした顔で間が少々、やっとこさ気の抜けきった返事が出てくる。)
        (何事も起こらず安心すると共に、服装を気にかけてくれたハンターに気持ちは温かくなった) どうもありがと、ヴィクターさん!次に会う時は何か着てくるわ。 -- ミリア 2012-04-17 (火) 23:55:12
      • (ミリアから感謝の言葉を聞かされると、凛々しく引き締まった口が笑った)
        ああ、また依頼で会おう (軽く腕を上げて別れの挨拶とした)
        -- ヴィクター 2012-04-18 (水) 00:03:22
  • モリモリっくす! -- 2012-04-16 (月) 21:19:44
    • ここが目的の街か… (異国の挨拶に情緒を感じながら、豪奢な門をくぐった) -- ヴィクター 2012-04-16 (月) 21:42:58

Last-modified: 2012-11-06 Tue 19:45:17 JST (4188d)