闇が怖くってどうする? あいつが怖くてどうする?

http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp018545.gif

  • //仁義はまだ生きてるのだろうか -- 2012-06-09 (土) 22:10:51
    • //生き返りました。中の人が。 -- 陽月 2012-09-08 (土) 02:21:32
      • よかったよかった。めでたしめでたし(上の人ではない) -- シオン 2012-09-08 (土) 02:27:55
      • わーいめでてぇー。
        己怒らないから、コメントページに目の光る己を貼りつけた子は名乗り出なさい。 -- 陽月 2012-09-08 (土) 03:05:29
      • //何気なく見たらめっちゃ吹いたので謝って欲しい視線 -- 花珠 2012-09-08 (土) 04:04:16
      • はい。 -- バンシー 2012-09-08 (土) 04:33:44
      • 死ぬほど久々にみたこのひと
        おかえり!! -- デジャヴ 2012-09-08 (土) 04:45:23
      • 謝罪は己ではなくいっこしたの人に求めてください! 己は好きでキラキラしてるんじゃありません!
        やあ……いろいろあったんだよ、いろいろ。ただいま。実に3ヶ月ぶりのwikiで己少々戸惑っております。 -- 陽月 2012-09-08 (土) 04:56:57
      • 誰かに責任を押し付けるのはよくないことですよ?(おしおきとしておとめちっく☆仁義を用意しようとしながら)
        ブランクはのんびり埋めるといいです! -- 花珠 2012-09-08 (土) 05:02:03
      • そうそう、ゆっくり埋めればいいの、花珠のいうとおり
        ともかく今は帰還を祝いましょう、やったー -- デジャヴ 2012-09-08 (土) 05:22:03
      • おかしいな、花珠の言ってることは至極もっともなはずなのに言いようのない理不尽を感じる。
        はい、仁肉マンゆっくりブランク埋めます……。幼馴染が進行してるみたいだし本登録のあたりで戻れたらいいなあなんて。
        よし寝よう。おかえりとか言われたり嬉しかたですよ。はい。 -- 陽月 2012-09-08 (土) 05:39:35
      • 理不尽じゃないでーす
        私からもおかえりなさい! そしておやすみです -- 花珠 2012-09-08 (土) 05:45:47
      • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp022508.jpg -- レトミ 2012-09-09 (日) 19:22:25
      • …………(スッ)(おもちゃのビニール剣を差し出す) -- 陽月 2012-09-10 (月) 23:42:40
      • (人妻介錯の構え) 時世の句を・・・ -- レトミ 2012-09-11 (火) 12:03:50
      • ねえほら……レトミ? ちゃんと吸盤の弾丸が飛び出すだけで危なくないやつだから、な……?(旦那白刃取りの構え) -- 陽月 2012-09-11 (火) 23:09:26
      • かっこ悪 普通の漢字と あと短文 代理で詠んでおきましたよ。いざ!
        (エプロンの端っこ握り締めてる子供にビニール剣を握らせました) ごはんまだだから遊んであげてて。お父さん
        ぽこすっ (振り下ろす子供) -- レトミ 2012-09-11 (火) 23:17:02
      • 望むところよ(チャキ)
        (片手白刃取り失敗)(抜き射ちされたバネ銃の吸盤弾が虚空へ飛んでいく)グワーッ!(刀脳天ヒット)
        この太刀筋……フッ、血……か……。(バタリ) -- 陽月 2012-09-11 (火) 23:37:23
      • お父さんみたいな血の気の多い子になったら困りますぅー。もー、この子は優しい子になるの!
        (背中を向けてるレトミの言葉と裏腹に、ビニール剣を倒れてる陽月にポイする子供。ぽこんっ。手に取るは木のプラレール。こちらの方が好きみたい)
        (味見をしたら完成、鍋の火を落とします。エプロンで手を拭いて膝を付きレトミが子供を抱っこしました)
        私とあなたのはんぶんこ、二人分の優しい人よ -- レトミ 2012-09-11 (火) 23:50:13
      • (英才教育大作戦は只今を持って失敗、即時撤退を余儀なくされた)
        (ゼンマイ仕掛けで捩子を巻くと剣を振るう騎士人形はギリギリ喜んでくれたのでもしやと思ったがやっぱり駄目だったらしい)
        (半身起こして妻を見やる。主婦も板についてきて、子を抱える様も全く危なげがない。胡坐をかく)
        (幽かな草の空気満ちた、幸福な春の陽溜まりを連想させるこの場所に、俺が居る。全く絵に画いた嘘のようだが、どうも現実らしい)
        (明らかに自分の血を引いている目元をした子をじっと見ながら。走る木造列車は、あのとき乗った長距離列車を思い起こさせた)
        あっはは。……優しいとそのぶん苦労をしそうだ。けど、俺らの子だから、安心だな。(どんな人生を歩むのか、非常に楽しみな次第である) -- 陽月 2012-09-12 (水) 01:04:33
    • (良かった…中の人が亡くなったとか大怪我をしたとかじゃなかったようで本当に良かった…と親友の生還に涙するピンクの) -- レディング 2012-09-12 (水) 00:04:57
      • (いろいろ……いろいろあったねん。でも体はじゃっかん寝不足である以外はいたって健康よ。ふふふ、ただいま、ただいま親友(とも)。) -- 陽月 2012-09-12 (水) 01:05:49
  • ファンレターが届いた -- 2012-05-10 (木) 18:13:42
    • 何のファンだよ!!(床にベシィー) -- 仁義 2012-05-10 (木) 23:17:56
  • (孤児院に飛空艇完成しましたと連絡。9月、21時から完成パーティをスウペ・タンドルマンでする予定ともある)
    (//忙しそうだけど誘っておきました。行間で居てくれた事にしてもいい、いいのだ…) -- シオン 2012-04-29 (日) 23:11:20
    • ついに竣工か。なァに今月はお休みで暇だし、あとは眠気にさえ敗北しなければ顔を出せるはずさー! -- 仁義 2012-04-30 (月) 08:07:56
      • 旅に行ってくるわ、またな仁義。お土産はリクエスト制だ!(孤児院まで来て、携帯用の通信機を投げ渡していった) -- シオン 2012-05-03 (木) 23:36:14
      • じゃあ今リクエストしとこうか。飛切り愉快な土産話を、一晩ぶんほど頼むぜ。じゃあなシオーン! 旅路の安全を祈る! -- 仁義 2012-05-05 (土) 13:40:33
  • ピピッ(この国の外って事は遊びに行くのは厳しい感じの距離?) -- フェリックス 2012-04-25 (水) 20:53:28
    • ビロビロビービロビロ(いいえ、その気になれば一ヶ月で往復できる距離です。高速船を使えば一週間もせずにつけます) -- 仁義 2012-04-28 (土) 09:46:40
      • ピピッ(って事は遊びに行く事自体は無理じゃないんだな、了解了解!一安心だ)
        ピピッ(それじゃ仁義が良ければ行間で何かそういう船乗って遊びに行くわ!と伝えていくマダオ) -- フェリックス 2012-04-29 (日) 22:15:24
      • - - -(温暖湿潤な気候をしていて、大きな霊山が目立つ場所でございます。魔術的なスポットとなっているよ。れっつえんじょいさいとしーいんぐ!) -- 仁義 2012-04-30 (月) 08:05:40
  • あんまりにも忙しそうなので質問をまとめてきました(フリップを掲げる)
    (1 おめぇ今どこに住んでんの)
    (2 おめぇの昔居た国ってどこら辺にあんの) -- シオン 2012-04-22 (日) 00:50:06
    • お前気配りの達人だな。1.孤児院。 2.この街から西南へ行ったところにあるよ。西方諸国とはちょっと離れ気味だね! -- 仁義 2012-04-22 (日) 00:58:32
      • おめぇが生きてて本当によかった(河童っぽいポーズ)
        連絡先は孤児院。例の国はここから西南ね、西方諸国とは離れてる。飛空艇出来たらめっちゃ行ってみるからな! したらな!(謎が解明されたので帰る) -- シオン 2012-04-22 (日) 01:02:07
      • シオンのそんな躊躇ない帰宅が好き。あ、名物は向日葵の蜂蜜とか、アップルパイとかだよ。国民全員甘党。 -- 仁義 2012-04-22 (日) 01:08:28
  • 足元の影の中から出てくるexp019347.png -- バンシー 2012-04-14 (土) 05:32:44
    • すみません。バンシーってそういう精霊でしたっけ……? -- 仁義 2012-04-22 (日) 00:47:15
      • いやー学校が無くなった影響かな? なんだか一層妖精の性質が強まってきたというか、こんな芸当もできるようになったの。
        私も日々成長しているというわけですよ。 (影の中でまるで泉で水浴びをするかのごとく、くつろぐ) -- バンシー 2012-04-22 (日) 08:33:50
      • 学校がなくなった影響……? 養成校が力場を形成していたというなら肯定けるけど、その戒めがとけた? うん??
        どちらにしろ、成長というより進化のような気がするけれどな……。
        -- 仁義 2012-04-28 (土) 09:51:31
      • 誰の影でも潜めるってわけじゃなく、やっぱり絆が強い人のところじゃないと無理っていうか。

        それにしても学校が消えると同時に制服も消えてきたときは焦ったわー。
        いろんな意味で解けてた。戒め。 (いまのバンシーの姿はどうやら裸同然らしく、肩からしたは影の中からでてこない) -- バンシー 2012-04-28 (土) 11:25:28
      • 絆云々は納得するけどな。それ以降が凄く反応し辛い……。じゃあなんでここ来たん。怒るよ? -- 仁義 2012-04-30 (月) 08:03:09
      • いやむしろ私達妖精は裸がユニフォームであって、それを咎められるのは差別というものですよ。
        生まれながらの姿のなにが恥であろう・・・。
        むしろそれを見て興奮したりほうが変態。
        いや、むしろ見るがいい。
        この私のびゅーてふぉーぼでーを!!
        そして讃えるがよい!
        (輝きながら全身が現れる) -- バンシー 2012-04-30 (月) 11:20:26
      • そんなの絶対おかしいよ!! ここは人間の世界なんだから人間の不文律に従うのが常ってものだよ!
        人間のルールを押し付けるなというのなら妖精らしくどうぞご勝手に! でも、少なくとも己の部屋は人間のルールに則っているんだから!
        そういう面倒なコト言わないで欲しいぃいーー!!!(そのへんにあったタオルを投げつける)
        -- 仁義 2012-04-30 (月) 20:33:38
      • なんつってなー、ちゃんとワンピース着てますー。 (ニヤニヤとしながらスカートを翻しクルリとまわる。)
        やーい、騙されてやんのー。
        (確かに服はつけているが、身体は半透明にすけて見える)
        (投げつけたタオルは空を切る) ―――・・・・。
        でね・・・―――。

        (彼女はしゃべり続けている、だが少しづつ)
        ―――。
        (声は遠くなる)
        ―。 -- バンシー 2012-04-30 (月) 21:09:52
      • 心臓に……心臓に悪い…………ってこういう時に遣うんだね……。やめてくれよな!!(どっと疲れる己)
        …………? 今……なんて言ったんだ……?
        -- 仁義 2012-04-30 (月) 21:22:10
      • (自慢の服はひどく曖昧)
        (姿もぼやけ、散る)
        (それでもバンシーはそれに気がついていない)
        (口だけは、動かしつづけて)

        (手を伸ばし、楽しそうで微笑んで)

        (しかし、掻き消え、覆い隠され)
        (そして消えた) -- 2012-04-30 (月) 21:27:33
      • (いつか“妖精らしさ”を己の目の前で発揮したように、今の己の目の前に広がるこの光景もきっと、妖精らしさの発露なのだろう)
        (突然現れては消えゆく。霧が霞と消えゆくように、青天蓋に映る虹のように、移ろいやすい存在であるとゆうコトだ)
        (夜霧に月光が当たって虹がほんのひととき見えた。それは霧と一緒にすぐさま真夜中の帳へ溶けて消えゆく)
        (それを見定めたのは自分一人で、他に確かめた人は誰も居らず、そうだとするのなら自分が夜の虹を捉えた確かな証拠はどこにあるのか)
        (要するに、ミーミルが作っていた今の笑顔も格好も、己以外に見た者は居らず、儚い幻にすぎない)
        (“真夏の夜の夢”だ。哀しむ事も無い。目の前に見えていたのも幻なら、目の前から消えたのもまた幻で、)
        (どうせ、きっと、また幻のように現れてきやがるのだろう)
        …………。(手を握ったり開いたりする)勝手な奴だな。(部屋に一つ溜息を落とすと、それも空気に混ざって消えていった)
        -- 仁義 2012-05-06 (日) 13:51:11
      • ―――何ページも費やしたお話はここで、最後のページ、そして栞が一枚、挟まれるのでした。 -- 2012-05-06 (日) 14:15:13
  • (卒業後暫くして、ふらりと旅支度を整えた格好で仁義の元を訪れる)
    うぃーっす。(リュックサック一つにギターケース、そんな簡単な出で立ちで手を挙げる) -- レディング 2012-04-13 (金) 22:53:01
    • (四季の風の匂いを染みつけてゆっくりと古びた木造の建物、その門の前で春の心地を上の空に感じていた)
      ……あ。(桃色髪が葉桜から落ちる桜吹雪に混じり、歩いてくるのを見付ける)レッド! ……ああ。…………。お別れにきたんだな。
      -- 仁義 2012-04-14 (土) 00:09:55
      • あっはは、なんか久々に感じるなぁ寮出てまだ一ヶ月も経たへんってのに。
        (花びらの吹雪が舞う、それはもう桜の季節は終わりに近づいているという事だ
        舞い散る桜と共に髪を風に棚引かせて、にっと笑う)まぁ、そういうことや。最後に挨拶するんは、やっぱ仁ちゃんかなって思ってな -- レディング 2012-04-14 (土) 00:16:28
      • 4年も一緒に居たのだから。慣れるにはきっと、4年かそれ以上かかるよ。
        (藍微塵の花が、花壇へ咲いている。小指の爪ほども小さな花が、散らばった硬貨のように沢山咲いている。物悲しい薄紫だ)
        (笑ってサヨナラが一番だと知れども、今は表情を作れそうにない)……そりゃ、有難いけれどもさ。……。
        なあ、目的地はどこだ?
        -- 仁義 2012-04-14 (土) 00:35:24
      • そら難儀そうや、俺なんかこんな長い事一緒におった奴等なんて初めてやったし、どんだけ引き摺ったらええんやろうなこれ
        (仁義とは対照的に、普段と変わらぬ笑みを浮かべながら呟く。まるで、ちょっとそこまで出掛けてくる。そんな軽さすら感じるような)
        もう先に出てった奴の追っかけ。言ってなかったっけ?俺、ファルの手伝いすることになってんのよ
        あいつが地元で大仕事を始めるって言うんでな、直々に頼まれてしまったら、そら断れん。それがなかったらまだここらにおったかもしれんけどなぁ -- レディング 2012-04-14 (土) 00:50:01
      • ふうん……聞いてたけど、上の空だった。今しか考えたくなったんだな、あの時は。ガキっぽい話だよ。(目を瞑る)
        ……なあ、頑張ってこいよ。きっとな、できっこないような大きな仕事であったって、お前たちなら絶対に出来ると思うから。
        頑張れよな……。そんで、終わらしたら、またこの街に遊びにこいな。
        -- 仁義 2012-04-14 (土) 01:22:23
      • 当然。ちゅうても、実際に頑張るんは俺やなくてファルの仕事やけど。俺はあいつの出来へん事を、ちょちょっと手伝ったるだけや
        (こくり、頷いて)そういう仁ちゃんこそ、こっちに来た時に死んでましたーなんて事無いようにな。気張って冒険者続けとけや?
        (唐突に、強い風が吹いて積もる花びらを舞い散らす)…なぁ、入学式の時。覚えてるか?グラサン先生に二人でビンタ貰いにいったやん?
        俺、初めてだったんよああいう風に同年代の誰かとバカやるの。せやからやろうな。俺、仁ちゃんを最初の友達やって思ってる
        (少し照れくさそうに笑い)そんでもって、仁ちゃんと、ファルと、ラッくんと、同じ部屋で過ごせて良かった
        本ッ当に楽しかったわ…せやから、ありがとう。これだけ言っときたくってな -- レディング 2012-04-14 (土) 01:43:27
      • (//ぐぁー今日中に終わらせたかったけど眠くて駄目だ…文通スイッチ、よろしいでしょうか) -- 2012-04-14 (土) 01:45:49
      • //よござんすよー!! なんでって、己もすごいあたまのはたらきが、にぶい……。…ごふぅ -- 仁義 2012-04-14 (土) 01:47:07
      • //おはようございます己です。弁明のしようもございません!!(土下座) -- 仁義 2012-04-19 (木) 08:53:21
      • (春風が頬を擦り抜けて、若草の薫りと陽光の温度を染みつけて去ってゆく)
        (居心地がとても良くて、空気に擁かれているように心の休まる季節だけれど、今日は少しだけそれが違っている)
        (花冷えにも似通った、寒さが心の芯に宿るのだ。心地が良いのに、心の奥が震えない。寂しさがじわりと感じられる)
        (堪らないくらいに心配なのに、いつもの調子であっけらかんとのたまって、剰え俺の心配までするのだから、)
        (頷く以外の事ができなくて、「大丈夫」だと心の底から思ってしまうのだ)……ん。
        (寂しさと嬉しさが、春の陽気に温んだ水の冷たいようで温かいあの心地を感ずるよに、一緒に湧いてきた)
        (その短な言葉だけで、4年間が小さな渦を巻いて頭蓋の裡側へ踊るのだ。瑞風が心へ滑りこんで、四度の春を再現する)
        …………。俺は、最初っからずうっと阿呆だったんだなぁ……。(眦から頬を伝って地面へ、涙が転がり落ちる)
        お前と出逢ったその時から嬉しかったのに、俺は心の上澄みの下でいつでも孤独を沈殿させていた。
        友達が居て嬉しい気持が心の表面で大きく波打つのに、心の底はしんと静まりかえって、シニカルに孤独を思い続けた。
        けれども、俺は最初から独りぼっちなんかじゃなくて、友達が居たんだな……。(笑い涙を落として、ゆっくり微笑む)
        同じ気持ちだよ、俺も。……ああ、今になってから、気がつくなんて、阿呆だったなあ……。
        ありがとう。……ああ、なんだか、思い出の輝きが増したようだ。根本から、始まりから本当に嬉しくなってしまった。
        (笑ってさよなら。時間を置いても涙は収まらない。だけれど、泣きながらも笑っている。笑顔の別れに涙は無いと誰が決めたのだ)
        (「これで良い」顔を上げて、右掌を挙げる)……またな!!(絶対にまた逅える確信があるから、これだけを元気よく言い放った)
        -- 仁義 2012-04-21 (土) 21:24:51
      • (肌に感じるのは暖かな陽光の熱と、微睡みを誘うような春のそよ風)
        (瞳に差し込むのは眩ゆい程の日差しと、自分の髪と同じ色をした舞い飛ぶ花弁。そして涙を滲ませる親友の姿)
        せやなぁ、仁ちゃんは俺の知る限りずぅっと、ドの付く阿呆やったで?いきなり筋肉がどうのだとか、ドン引きされかねんような事言い出したりな
        (涙の代わりに、くっくっと思い出し笑いを零す)今だってあんな、何時何処の場面を思い出したって馬鹿笑いしてるのしか思い出せんような部屋におって、孤独とか言い出したりするしな
        (目を閉じれば瞼の裏に浮かぶ、共に過ごした四年の歳月。下らない冗談を飛ばし合い、おどけて、バカばかりやって)
        (四人で過ごした大部屋は何時だって笑いに包まれていた。巡り合わせは単なる偶然でしかない)
        (何も知らないのに誰よりも悟った様な面をしていたと思う。父と呼ぶ人の模倣でしか無かった心を、あの部屋にいたからこそ自らの物に出来たと思える。繋ぎ役の自分)
        (一番年下だというのにあの部屋で最も大人びていて、最低な冗談ばかりが口をつく癖に誰よりも皆を確りと見ているまとめ役であったファル)
        (きっとあの部屋で一番成長したのは彼だっただろう、最初は何処か怯えているようにも見える常識人。勇気と愛情、二つを育み暴れがちな大部屋を宥めた良心、ラッド)
        (冷静そうな顔をして、一度火さえ付いてしまえば後は大炎上。誰よりも熱くって、その実誰よりも冷めていて。何時だって何かと戦っていた、大部屋の懐刀、仁義)
        何時だって一緒だったやん。孤独やなんて、水臭い事言わんといて。(それを味わう暇さえ無かった、それも目の前にいる男のお陰だと思っているから)
        類は友を呼ぶってな、俺も阿呆やし。だから、こんなにも楽しかったって、嬉しかったって言える。
        せやから、俺の。(溢れる涙を収めない、その顔に食い縛るように歯を噛み締めて。無理矢理にだって、笑顔を作る)
        この街で暮らしてきた、思い出の最初と、一先ずの最後を仁義に託す。
        (挙げられた右掌に、自らの右掌を痛む程に思い切り叩きつける。風の音しか聞こえない静かな街並みに小気味の良い音を響かせて)
        せやな、さよならと違う。またな、や!(置いていた荷物を抱え、背を向ける)
        最後に、一言だけ。この街来て、仁義に『逢えて良かった』
        (背を向けたままそれだけ言うと、振り返ることはせず、歩き、去っていった。また、必ず会えるから) -- レディング 2012-04-22 (日) 12:39:21
  • はじめまして。駆け出しのカレン・クラフトと申します。本日はご挨拶に上がりました。いつか一緒に冒険できると良いですね。 -- カレン 2012-04-13 (金) 10:46:23
    • (「挨拶……」つい数カ月前の、冒険者登録を思い出す。あれで新人名簿に載ったのだろう)
      これはご丁寧に。仁義・人情と言う。主に探検依頼を希望してるんで、もしも同じ依頼を希望する時があるのなら、その時はよろしく。いやはや、養成校も終わったと思ったが、冒険者の稼業は続いていくらしい。賑やかにもなるものだ。
      -- 仁義 2012-04-13 (金) 21:04:21
  • ごきげんよう仁義君。生徒会で、大部屋で……キミに助けられた場所、局面はとても多かった。
    キミ自身も、とても成長して。ふふ、最初は《みたまのふゆ》のことも喋りたがらなかったっけ。あの頃のキミは、冷たい鉄のようだった。
    でも、そうじゃない。……そうだよね? 僕が「ショーテル」になれたように、キミも、キミだけの姿を見つけられたはずだ。
    卒業おめでとう。これからもよろしく、キミの進む道が善きものであることを。 -- ショーテル? 2012-04-13 (金) 01:42:41
    • やあ、“元”会長、ショーテル。(目を細めて手を挙げ、挨拶を交わす)
      (言葉の端々に思い出が鏤められていて、どうも聞いているだけで面映い気分になる)
      (たかが二三年前の事だというのに、四つ這い歩きの幼き頃を聴かされているような、遠い思いがそこにある)
      お前もそう。小さな躰へ大きな赤外套を背負って、王を冠る。その他にも人の思いや、自分の思い。
      沢山のものを背負うショーテルはとても大きく見えた。だけれど今は、お前自身がとても大きく見えるよ。
      ありがとう。吾友。そして、卒業おめでとう。吾友。俺たちの進む道は違えど、どちらも違わず明るい光に満たされていることを望むよ。
      -- 仁義 2012-04-22 (日) 00:42:33
  • (春風中、卒業式の後、仁義の部屋を訪ねる)
    (特に遠慮とかはないので勝手に上がりこみつつ)
    やっほ仁義。卒業おめでとう -- デジャヴ 2012-04-13 (金) 01:29:15
    • ……デジャヴ。そちらこそ、卒業おめでとう。(阿呆らしい遣り取りだ。なんだか嬉しいのが癪に障る) -- 仁義 2012-04-13 (金) 01:30:48
      • 仁義、卒業したらどうするんだっけ? 聞いたような気もするけど忘れたから聞きなおす -- デジャヴ 2012-04-13 (金) 01:33:53
      • 孤児院。(卒業証書の入った黒筒を手先でくるくる回しながら)テメノス孤児院に住まいながら、冒険者を続ける。 -- 仁義 2012-04-13 (金) 01:54:36
      • そっか(生まれ故郷。仁義をここまで『鍛えた』場所)
        ……僕はネーアと旅にでるよ。暫く戻らないつもり
        お別れだね。今生ってわけじゃないけど -- デジャヴ 2012-04-13 (金) 02:30:12
      • (デジャヴとの会話は空気にまで血が通っている。言葉の一つ一つが、脈動するようだ)
        (言葉の数を普段よりもずっと少なくするのは、言えば言うほど、暖かくて、暖かくて、辛くなって仕舞うからだろう)
        ん。いいじゃないの。ハニー・ムーンを楽しんできなよ。……清々するな。最初に刃を交えた時から、もう、お別れだ。清々する。
        -- 仁義 2012-04-13 (金) 02:38:35
      • (長く共に過ごせば、言葉は自然に必要なくなる。ネーアと一緒にいてそれは理解した)
        (仁義もそれに近かった。だから、多くを語る必要はもうない)
        (だからこそ、その居心地のよさが、もうすぐ消えてしまうそれが、今は辛い)
        ……そっか。清々するか……僕も清々(いいかけて)
        (いいきる前に、涙が流れる)
        あれ? あ、あれ?
        (そんなつもりなかったし、前兆すらなかったのに)
        (言葉にしようとした瞬間に。思ってもいないことを言葉にだそうとした瞬間に)
        (自然と零れてしまう)
        ……あはは、かっこつかないな、最後なんだけどな…… -- デジャヴ 2012-04-13 (金) 03:39:42
      • (涙が涙を呼ぶのはどうしてなのだろう? 頬を伝う熱い水が、止め処なく湧いて、デジャヴと一緒の表情になる)
        (真似るでもない。鏡合わせでもない。同じ表情と感情を共有する)
        (胸が熱い。それからとても切なくて、胸へ穴が空き、そこへ冷たい風が吹き抜けて体温を全部奪ってゆくようだ)
        …………阿呆。(後ろ頭へ手を添えて、強く抱きしめる)…………最後なんかじゃ無い。
        絶対にもう一度、また何度でも会うだろうが。こんな腐れ縁が、簡単な事で途切れるものか。
        -- 仁義 2012-04-13 (金) 04:23:19
      • 仁義……
        (仁義も、泣いてくれている。僕の為に)
        うん……そうだね、また何度でも会いにいくよ。だから
        (少し恥ずかしいことに、僕はそれがとても嬉しくて)
        幸せでいてね。僕の大事な親友
        (振り向いて、つい抱き締めてしまう)
        (あーあ、だめなんだけどな、あんまり依存しちゃうのは)
        (でも、まぁ、いいか)
        (仁義だもの)
        (仁義になら……少しくらい心の片隅を独占されたって、まぁいいかなと思えた) -- デジャヴ 2012-04-13 (金) 04:44:36
  • 卒業おめでとう。そして、今までありがとう。俺からの最後のホワイトデーは、花見団子
    この4年間で俺の人生はきっと大きく変わった。みんなのおかげ
    ありがとう。本当に、本当にありがとう。……達者でな -- サツキ 2012-04-12 (木) 21:49:59
    • おまえも達者でな。ていうか、このタイミングですらホワイトデーやるお前の気概に感服だわ。
      じゃあな、それじゃあな。またな。
      -- 仁義 2012-04-13 (金) 01:26:32
  • 々! -- フェリックス 2012-04-12 (木) 21:23:44
    • ハッ、今頭にハテナが浮かんだだろうとは思うのでこれだけ…
      ナツクのコメントに理由が書いてある!さあて次は風斗だな -- フェリックス 2012-04-12 (木) 21:24:22
      • なんとなく解った。粋なことするねえフェリックスのおっさんも。と、思ったんだけど、踊り字ってどう発音してんの。ねえっ……!? -- 仁義 2012-04-12 (木) 21:26:16
  • exp019127.png 仁義おにいちゃ〜ん♡♡♡、ミミたん今年はチョコレートちゃんとできたお〜♡♡♡ -- バンシー 2012-04-12 (木) 00:46:45
    • 言葉のサイケデリックさと裏腹になんてまともなんだろう。あ、はい。ありがとうございます。いただきます。(甘い) -- 仁義 2012-04-12 (木) 02:22:07
      • 「ご主人さま」のほうが良かったかい。呼び方。 -- バンシー 2012-04-12 (木) 02:25:06
      • 己はご主人様でもお兄ちゃんでもない。 -- 仁義 2012-04-12 (木) 02:25:49
      • 『パパ』『お父様』も候補に上がっていますが。 -- バンシー 2012-04-12 (木) 02:27:47
      • 名付け親だからある意味それはアリかな……。 -- 仁義 2012-04-12 (木) 02:29:35
      • ではお父様、ここにハサミが御座いましてございます。 -- バンシー 2012-04-12 (木) 02:30:56
      • …………髪切れって? -- 仁義 2012-04-12 (木) 02:32:56
      • (大きな布を2枚取り出し、一枚は床に敷きもう一枚は体にまとう。そして、つい、とお下げを根本からつまみ上げて言った)
        うん、髪、切って。バッサリとね。 -- バンシー 2012-04-12 (木) 02:35:03
      • (解かないのはつまり、そのまま切れということだろう。複雑だ。女の髪を切る。その意味を考えれば、己の心情は複雑極まりない)
        (「鋏も刄か……」これも因果だと想い、手にした鋏を入れ、さらりと刈取る。刃は己の意志如実の通りに動いた)
        -- 仁義 2012-04-12 (木) 03:59:06
      • ンフ・・・、軽くなった。
        切り取ったそれ、家宝にしてイイよ。 -- バンシー 2012-04-12 (木) 04:04:37
      • 持っててどうすんのよ!? なんの家宝!!? 家宝やーゆーって髪束出てきたら驚くでしょう!? わかる!? -- 仁義 2012-04-12 (木) 04:10:25
      • えー?妖精の髪とかバリバリのマジックアイテムじゃん?横綱級じゃん? -- バンシー 2012-04-12 (木) 04:15:43
      • 一理あるな……具体的には効果どんな? -- 仁義 2012-04-12 (木) 04:18:26
      • 加工次第で回復系、バッドステータス、補助、攻撃なんでもかんでも触媒として使える優れ物!
        箱に入れて仕舞っておくだけも持ち主を守護しちゃいます!!

        ただし――― -- バンシー 2012-04-12 (木) 04:25:38
      • 恋のおまじないには全く効きません♡ -- バンシー 2012-04-12 (木) 04:26:27
      • だってミーミルさん、バンシーだもんな! -- 仁義 2012-04-12 (木) 04:27:16
      • exp019142.jpg そーだよ、バンシーだもん。アハハハハハハハ!!(ツッコミの間が壷にはいって兎に角笑い転げる) -- バンシー 2012-04-12 (木) 04:39:51
  • (こんこん、と、控えめに扉がノックされる) -- 2012-04-11 (水) 17:53:19
    • (導火線に背を炙られるようだ。思えばはやふた月しかこの学舎に居れる期間が残っていない。時間を意識すればするほど時は嘲笑い早駆けをしてゆく)
      (走馬灯。振り返ると今までの光景があまりにも広く大きく色彩豊かに折り重なって拡がりすぎて、それだけで時間も過ぎる)
      (大した事も出来無いまま、冒険後にカレンダーを見て2月になっている事に気がついた。最期の節の境目だというのに全く風情のない迎え方をしてげんなりだ)
      (そんな頃合いのノックだから、正体が誰とも掴めない)……? どうぞ?
      -- 仁義 2012-04-11 (水) 22:17:28
      • (扉の向こうから誰かがびくっと身動ぎしたような気配が伝わる)
        (ガチャっと音がする。ドアノブに手をかけたようだが……扉が開かない。あけようとして躊躇しているらしい) -- 2012-04-11 (水) 22:29:41
      • (焦れる。急いては事を仕損じるの格言を知っておきながら、これから先を一秒ごとに命懸けで生きようとしている)
        (さすれば、このようにやきもきさせられると焦れる。殊に焦れる。ゆえに、待ちの姿勢ではなく先手を打つ)
        (扉の向うの顔が、頭の中でシャボンのように浮かんでは消えゆく。残る泡は少ない。己の声を聴いてドアノブを鈍らせるのは……)
        (扉を先んじて開く)
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 22:56:27
      • (勢いよく扉が外側に開き)
        あぐっ!?(ゴツっと鈍い音がして扉の前の人物が仰け反る。真っ赤な髪と真っ赤な瞳。そして鏡合わせのように右目に傷をもった少年)
        (数ヶ月前に、最後の別れの言葉を投げかけたはずの少年が)
        (すこしきょとんとした、顔で、仁義の顔を見返していた)

        え、えと、そのえーと……
        た、ただい……ま -- デジャヴ 2012-04-11 (水) 23:00:11
      • (己が口を開かぬというのに、己が喋繰るような違和感がある。扉越しの声音は己のものと同じく、微かに緋色を帯びたものであった)
        (様変わりしてもその下地は変わらず、表情といいなんといい見覚えがある)…………あ゛?(すごい勢いで青筋が浮かぶ)
        どの面下げて帰ってきた……? お前…………?
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 23:06:43
      • (そう言い返されると少し申し訳無さそうにしょぼんとしつつも立ち上がり、声を出す。ネーアと仁義の声が程よくまざったような声色。それにさらに他の何かがまざったような……とにかく1ついえることは、似ていても別の声ということで。最早それは筆談を必要としない声であった)
        (不機嫌そうな仁義の顔をみれば、少し拗ねたようにこっちも顔を逸らし)
        ……うるっせーな、お前のお陰であのあと暫くして……人の理性でうろついてたからネーアにとっつかまって色々あんなことやそんなことあって……
        そんでまぁ……戻ってきたんだよ! 悪いか!(半べそかきながら抗議する) -- デジャヴ 2012-04-11 (水) 23:32:16
      • (噂が大体の概要を伝えてくれたので、識っている。己が期待を寄せた通り、ネーアはデジャヴを包める程に強い娘だ)
        (余計な差し水が加わらないようにとタキへ血戦を仕掛けたりした甲斐もあるというものだ、果してデジャヴはここに居る)
        悪くない。(ただ、ちょっと待たされたり心配させられたりしたから揶揄ってやっただけだ)
        いい面構えになったじゃないか、デジャヴ。下げる面としちゃこれ以上、上等なものは無い。(屈んで目線を合わせる)
        おかえり。(創は鏡合わせ。つまり、同じ顔ではない。鏡面に違えた、別の顔。微笑んでやった)
        -- 仁義 2012-04-12 (木) 01:43:57
      • (叱責でも降ってくるのかと心配していたら……降ってきた言葉は温かい春雨のような善意で)
        ……やっぱり、お前って無駄に詩的な奴だよな
        (目の前にある仁義の顔を見て)
        うん……ただいま(つい、ほろっと涙が溢れそうになって)
        (泣き顔を見られるのが嫌だったから、そのまま両手を伸ばして)
        (ぎゅっと抱きつく)
        ……時間かかったのはごめんな
        まぁでも、滑り止めセーフってことで、勘弁しろよな -- デジャヴ 2012-04-12 (木) 02:00:10
      • (“再会”と、同じ望みを擁いていれば、上辺だけだって怒りや苛立ちなんて作れない。簡単に歓喜は溢れてくるのだ)
        (阿呆な事に己は最近になって涙腺が弱ったようで、“いつも通りより、少し良い”という状態に成っただけで、この様だ)
        (その両手を受け容れてやれば顔を向きあわせずに済む。熱くなる眦なんてなかった。涙を落とさないようにして、背を敲く)
        それを言うなら「滑り込みセーフ」じゃないのか。止まってどうするよ……阿呆だな、お前……。
        -- 仁義 2012-04-12 (木) 02:21:18
      • (少し、肩肘が張った、男の子の背中。少し汗臭いけど、どこか落ち着く仁義の匂い)
        (一杯コイツとは喧嘩したい、殺しあったし、最後には喰って野郎ともおもったけど)
        (つまるところ結局、僕はこうしたかっただけだったような気がする)
        滑り止めで、いいんだよ……だって、滑り出して、そのまま滑り落ちてしまいそうだった僕を無理矢理寸止めしてひっぱりあげたのは……仁義とネーアだもん
        (今までずっと、照れくさくていえなかったことをいってやろうと思う)
        (言葉は喋らなければ伝わらない)
        (だから、はっきり言葉にして……言霊にして送り出す)
        不覚なことに大好きだよ仁義。また会えてすっごく嬉しい
        (自分を好きといえる今の自分だから。仁義にも自分を好きになってもらいたくて)
        (きっと、大丈夫なんだろうけど。それでもついつい念押ししてしまう)
        (その程度には、そのくらいには……コイツのことが好きだから) -- デジャヴ 2012-04-12 (木) 02:33:24
      • (要は、二人共近づきあったから衝突した。骨を挫き、身を裂いて、血を流し、心へ創を負った。強く正面衝突しすぎたらしい)
        (似たもの同士も考えもので、それからも引き付け合ったり反発したり、忙しい。秋の空のほうがまだ落ち着いている)
        (この最期の冬と最期の春の境目において、悴みもするが煖かい未来を望む事が出来るような、そういう距離へ漸く落ち着いた)
        俺も阿呆なことに親愛を深く覚えてしまった、デジャヴ。……何しろ、親友なのだ。会うのなんてちっとも不自然じゃナイ。
        (この純粋さだ。恐らく、それが本質なのだろう。純粋だからこそ、外の刺激を取り込みそのまま真似られて、)
        (自分の欲望の波へ容易く翻弄される。注がれた真水のそれのような、この純粋さこそが本当の本質なのだろう)
        (ともあれ とにかく こうしていて悪い気はしなかった)
        -- 仁義 2012-04-12 (木) 04:39:17
  • 仁義。物凄い、悩んでそうな顔の所悪いが話がある。大丈夫か?(珍しく、人形のような15cmの姿に顕現しているリップルを肩の上に乗せて訪ねて来る) -- シオン 2012-04-11 (水) 00:26:24
    • (物凄い悩んでそうな顔)来た理由はなんとなくわからないでもない。あ、リップル。(眼前で手を振る) -- 仁義 2012-04-11 (水) 00:39:49
      • 悩み多そうだよな仁義は…分からんでもないとな。とりあえず当ててみたまえ、俺からは2つ。リップルから一つ
        (手を振り返す15cm。愛想が増したものである)『ん。左目。もう一度。話せる? 聞きたい事ある。』(じっと、仁義の左目を見つめるリップル) -- シオン 2012-04-11 (水) 00:45:53
      • 多いな!? ……一つは見当も立ったようなもんだ。シオンは人情・仁義に未だ聢りとした勝利を収めてナイ。(こめかみに指を当てながら)
        ……。(“太刀の意志”は侮り難い。今更ながら感づかれている様子で、食えない)多分、この黒鞘に触れりゃ、なんとか。話せるかもしれない。
        ただちょっと待ってね。話すと己の意志が随分薄くなるみたいでナ。(ベッドに腰掛けて膝に《神祇之恩》を鞘ごと載せる)
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 01:14:29
      • (ニヤリと笑い)そういうこと。出来れば、お互いの迷いが晴れた後でやりたいが…最悪、卒業式の後にかな(ま、時期の詰めは後にしようと手を振り)
        『ありがと。ん。待つ。シオン。ちょっと外す。』(ベッドに座った仁義を見てから、主にそういうリップル)
        しゃーなしだな。飲みもんでも買ってくるわ(と。袋に包まれた太刀を大部屋に残してシオンは一時退出。リップルだけが残る) -- シオン 2012-04-11 (水) 01:18:53
      • (シオンに手を振り、リップルと向き合う。頬杖をついて、含みのある微笑を浮かべながら)シオンに聴かせられないような事を訊くつもりかい。リップル。 -- 仁義 2012-04-11 (水) 01:22:13
      • 『ん。』
        (仁義をじっと見る視線の焦点はやはり、左目に合う。そこに何がしかの存在を感じ取るが故に。声をかけられると。肯定のためか頷いた)
        『鞘も綺麗。話。主の事。』(こくこく。拙く単語を続けて。訴えは真摯に)
        『主。諦めてる。余りよくない。可能性閉じる。なんとかしたい。でもうまくいえない。』
        『前。左目言ってた。剣。障害を斬り倒し、光を呼び込む、人の強い力。覚えてる。』
        『…でも。リップルは終点を司る。斬る相手を終わらせる。けど。前向きの道は開けない。主の道を切り開く剣になる。どうしたらいい?』
        (曖昧で分かり辛い問い掛け。だが、必死さだけはそこにある。魔剣は、己に課された意味を超える術はあるのかと問いかけた) -- リップル 2012-04-11 (水) 01:42:30
      • (朧の霞が思考にかかる。睡る直前に見る光景のような、現実とも脳の幻想とも、どっちつかずのぼんやりした景色を見る)
        (意識が抜けてゆく。リップルの指先が黒鞘へ触れる。黒ながら、それの作りだす陰翳は全くもって気持の良い、寢床の闇にも似た黒だ)
        (そこから声が響いてくる。仁義のものではない、優しい声が響いてくる。明るい深霧の中から響いてくるような、潤った煖かい声である)
        「『斬る事が到達点なんかじゃない。刀は、刃は、人が振るうものだよ、リップル』」
        「『考えてご覧。お医者様の振るうメスは人を斬っておしまいじゃない。包丁だって、食材を刻んだりして、斬って形を変えてゆく』」
        「『剣や太刀でも同じ事。“なんのために斬るか”という、それだけの事なのさ。なんの考えもない剣は、ただの暴力でしかない。理由を持って、振るわれて初めて剣は剣足りえるんだ』」
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 02:18:57
      • (鞘に触れながら「仁義」から「左目」の意識になっていくのを感じる)
        (残念ながら、手早く話をまとめて負担を減らす…ということまでは至らない様だが)
        『……斬る。絶つ。終わらせる。違う?』
        (違うという。剣として、一つ高みに感じる仁義の刀とは違う気配の言葉を。不思議と魔剣の意思は無視できない。重きを感じる)
        (考えるのは苦手だが。考える。自分は主の為の魔剣なのだから考える)
        『斬る……形変わる。斬る事で。変える。』
        (素直に言葉を受け取る。主より余程方向性が明確な意思は、スポンジに水を染み込ませる速度で言葉の意味を受け取る)
        『ん。暴力違う。主のために。斬る。』(その言葉だけは一片の迷いも無く)
        『んー…主に。斬る理由を変える。進言する。問題ない?』 -- リップル 2012-04-11 (水) 02:30:42
      • 「『樵の斧はどうだ? 数十年生きた樹のいのちを終わらせるけれど、その樹は沢山の人を生かす礎となる』」
        「『最たるものは冒険者……彼らが振るう刃がどれだけ、刃が血に濡れる度に、どれだけの人が安心して暮らせる事か』」
        (素直さに嫌味のない声は響く。流れ出さずに、全てが吸い込まれてゆく)
        (深い深林へ雨が降っても、雨水は土や葉へ落ちて、地面を流れてどこかへ行かないように、ゆったりと)
        「『可能性は、その刃の強さ、大きさと同じ。君ぐらいに強い刄なら、なんだって出来る。できっこないをやれる』」
        「『だから大丈夫だよ、心配をしなくても。そうやって、一言だけ伝えれば変わるはずさ』」
        「『リップル、君とシオンが今まで過ごしてきた時間。振るわれてきた時間は、絶対に嘘じゃないだろう? だから大丈夫だよ』」
        (諭す口調は優しくて、結構饒舌だ。脈動する黒鞘は、声を潜めてゆく。すると、己の意識は少しずつ表層になる)
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 02:46:33
      • (銘の通り、斬る事を「終わらせる」事であると認識してきた意思に染み込むその教えは。とても暖かいものであった。それは拙い、幼い剣の意思の心を急速に成長させる)
        (冒険者。自分の主も生業とし、学舎にてそうなる為の術を学んでいた…自分も聞いていたか分かる。彼らは、奪う一方である種の救いも与えていたのか)
        『可能性。刃の強さ。』
        『うん。ちゃんと。リップル。主と斬ってきたよ。ずっと。』
        (15cmの体の更に小さい瞳。理解を得た深みが宿る)
        『ありがと。リップル。上手くやる。昇華して、主を助けるよ。』
        (声が薄く、仁義の意識が持ちあがるのを感じる。その前に最後の問いを投げてみた。それは、余禄のような。でも、恩師に名を問う様に)
        『左目……名前。何?』
        //今日はここまでで沈ませて貰う…! すまん! -- リップル 2012-04-11 (水) 02:55:12
      • 「『偉い』」(雨声点滴の優しい声音がぽつりと落ちて、池に波紋を作るのと全く同じように、緩やかに搖蕩う響きを作る)
        「『私の名前はアスク。アスク=K1・テメノス。“人のはじまりを知っている人”を模して作られたもの……』」
        (余韻は何故だか嬉しげで、長くそこへ漂っていた。名残惜しいけれど、この感覚は消えてゆき、普段の己が微睡みから目覚める)
        (墨汁を視界へ落とされたような、目眩いの闇が少し広がり、ゆっくりと熔けて、元の世界の光景を取り戻してゆく)
        ……答えは出たみたいだな、リップル。そろそろシオンも戻ってくるだろ……。(微笑んで扉を見遣る)
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 14:38:12
      • 『はじまりのひとをしるひと…アスク。ありがとアスク。さよなら』(左目に焦点を合わせて、別れの言葉を口にする)
        (仁義の意識の再浮上を感じ取ると、仁義の顔に焦点を移す)
        『ん。もう大丈夫。』(こくこくと頷きを入れ)
        (タイミングよく、ばぁんと扉が開いた)
        すまん、スポーツコーンスープは売ってなかった!!(カルピスを二つ買ってきた人) 話終わったみたいだな? -- シオン 2012-04-11 (水) 20:19:51
      • (進んで空気を読んだのか。それとも結果的にそうなったのか。「まあいいや」と、タイミングのよろしいシオンへそのまま微笑む)
        あー、ならスポーツおしるこでも良いって言っとけばよかった。ま、この時期のカルピスも白さが雪に映えてよいよい。あー終わった終わった。
        あれな。両の目で見ても、一人分の視野なんて存外狭いもんだな。(手をひらひら)
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 22:20:17
      • (魔剣と主はある程度の共有感覚を持つ。会話の経過が内容は分からないがそれとなく、空気を呼んだのだろう)
        スポドリで小豆を煮込んだアレを食べたがる奴がまさかいるとはな…!! ほい(カルピスを手渡し)
        …確かにな。自分ひとりで理解できる事って、本当に少ないんだろうな…さてと。俺の2つ目の要件と行こうか(勿体ぶって、手を仁義に伸ばす。掌は上を向いていて)
        金を寄こせ(居直り強盗が現れた) -- シオン 2012-04-11 (水) 22:24:15
      • どうぞ。(指でカルピスの代金である四半金貨を弾いてシオンへ飛ばし、カルピスを開封て飲む) -- 仁義 2012-04-11 (水) 22:31:43
      • (空を舞う金貨を受け取る)
        ちゃうねん(スパーンと仁義に受け取った四半金貨を投げ返す。標的。額)
        今、飛空艇作る為に資金集めしてるんだよ俺。カンパセヨ、カンパセヨ(大事なことなので二回言う) -- シオン 2012-04-11 (水) 22:37:35
      • あ痛ァッ!!(ビシィ)……何をするか! まったく、このままカルピスを零したら大変だったぞ。字面が。(口元を拭く)
        ちょと待て。…………飛空艇? 飛空艇って、あの、修学旅行の、空飛ぶやつのこと?(両手で羽根のジェスチュア)
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 23:11:52
      • ツッコミ道に妥協なし。ここテストに出ます 絵面的にもヤバイね…
        そう。まさしくあれだつってもさすがに俺達が乗った規模のは無理だけどな? こんな感じの予定(ウルの作った草案を見せ) -- シオン 2012-04-11 (水) 23:15:34
      • (雄大な竜骨を構えた中〜小型船だろうか。遊び用のやタグ・ボートの様なチャチなものではなく、画図からも頑健さが伺える)
        十分立派じゃないか。……こりゃ、資金が湯水だな。…………出資者には、航空の先を教えて貰いたいものだね?
        -- 仁義 2012-04-12 (木) 00:21:19
      • ウル…ウルカに設計して貰ってるんだ。高速ガレオン船…になるのかな? これからの仕様次第ではあるけど
        ははは、冒険で稼いだ金を最近は全部突っ込んでるよ。ついでに、名前も何かに彫らせて頂く。後押しの記録、お礼に…かな(行き先は、と聞かれ)
        広い世界のどこか。俺の手が必要な人の場所だ。具体的に目的地決めるなら、ここで出来た友達の故郷に行ってみる、ってのもあるが -- シオン 2012-04-12 (木) 00:31:03
      • あいつなんでもできるな。ベタな表現だが大空を翔ける船になるってワケだ。様々な国の空を廻る。良い話じゃないの。
        (行く先の宛ては無くとも、目標は定まっているらしい。シオンの瞳が空を越えた虚空を捉えて、離さない)
        (鍵付きのチェスト下段を探ると、よく揉まれた柔らかい革袋を手に取り、シオンに投げる)ほれ。
        (めっちゃ重い)今月の依頼の報酬全額。……折角見つけた前途は、祝福してやらんとなァ。(喉奥で笑う)
        -- 仁義 2012-04-12 (木) 01:58:05
      • 無闇やたらに勤勉だからな…ベタな表現大好きです。ああ、一応、俺の見た答えの先にあるものはそれだったからな
        (迷いは薄く残るのみ。最後の答えを見つけるのは、もう少し先の事になるが…革袋をキャッチする)
        …重い(両手で抱え直し)…いいのか? お前、孤児院に金を入れてるんだろう?
        正直、金貨1枚でもよかったんだ。ただ、お前には飛空艇を作る目的を認めて、後押しして応援してくれたらなって思っただけで
        (その気持ちは、伝わった。祝福して貰えたのだ。十分である)…ま、どの道言う事は一つだ。ありがとう仁義 -- シオン 2012-04-12 (木) 02:04:37
      • 実を云うとだ。アメール院長、孤児院の院長だな。から、「無理をして金を入れなくてもいいから、自分の事に遣いなさい」と口を酸っぱくして普段から言われてるんだ。
        “自分の事”として、これ以上気持の良い使い方はナイ。(すっきりと笑って、設計図を指さす)親友の門出の後押しなんて、初めてだ。
        (礼には「どういたしまして」と軽い手振りで返す。それから、シオンへ向き直る)……で、シオン。3月、空いてる? ワケねーよな。でも、時間を作れるかい。
        -- 仁義 2012-04-12 (木) 02:15:24
      • …ほほう。いい院長さんじゃないか…なんというか。本当に家族で「親」なんだな
        …ハハハ。そう言われたら受け取るしかないじゃないか。ありがとうよ、親友。お前の名前も、俺の船に刻ませて貰う(自然と、笑みが零れる)
        …ま、門出っていってもな。金を集めて、船が完成するまで下手すりゃ1年くらいかかるかも知れんのだが
        残念ながら卒業式に告白されるサプライズは俺の人生にはなさそうだ。故に、開けておく。仁義は無理するなよ? お前の悩み、卒業式って区切りに解決する事祈ってるしな(前置きはそこまで)
        時間は必ず作る…養成校で、最後の勝負をしよう(敵意でも、害意でもない、純然たる闘気でもない。そんな物より遥かに、力のある強い眼差しを向けて答えた) -- シオン 2012-04-12 (木) 02:29:12
      • (あの人らには全て話した。己の脳皮質の裏側へ隠れて、視床の下へ封印されていた記憶を全て話してやった)
        (礼儀でありけじめであり、何より誰かに聴いて欲しかった。この人らに話せなければこの先誰にも話せないのだと)
        (なんてことはない。微笑み一つで受け容れて呉れた。大物揃いで、頼もしい事だ。だから、子供の己はのびのびと出来る)
        (新しい第一歩としてシオンへの支援というのは、悪くない)……待つ楽しみが増えたと思えばいいさ。落成の時は知らせろよな。
        さて…………。その勝負、承った。己の養成校最期の仕合を、勝利で飾って見せる。無理はしないさ。なんとかなる。
        (“悪い熱”、害意が抜ければそこにあるのは暖かな焔の熱である。炉の火へ手を翳したような、温もりがそこへ生まれる)
        (静かな戦意である。男のサガとして、魂の底に根付く戦意が、ここへ穏やかに搖蕩っている。気持よく微笑んだ)
        -- 仁義 2012-04-12 (木) 02:57:50
      • 当然。仁義はここに残るんだろう? 必ず伝えるさ、時間があるなら乗って行ってもいい
        (了承の意を得れば、笑って頷き)…残念だが、勝つのは俺だ。男の第一原則。裏切らない…俺は俺の言葉を違えて裏切る気はないぜ
        (遠慮する間柄ではない。はっきり相手を否定する。好敵手なのだから当然だ)
        (どんな妥協も、遠慮も持ち込まずに。決着をつけるのだ。そう思えば、やはり微笑みで返して)
        場所は、せっかくだから桜の樹がある場所にしようか。代わりに、時間の都合は合わせるぜ。昼の桜でも、夜桜でも。好きな方を選んで、俺に伝えてくれ
        じゃあ、またな(置いていた太刀袋を掴み、受け取った想いと重い金貨袋を持ちそのまま部屋を去った) -- シオン 2012-04-12 (木) 03:04:25
  • (12月だと言うのにしとしと振りそぼる雪でなく雨。まあ小雨小雨と出てきた仁義をあざ笑うように)
    (これで傘を差していないとは失恋でもしたのか撮影かと、道行く人に思われそうな勢いになってきました) -- 2012-04-10 (火) 01:06:08
    • 山茶花時雨……。(失色の冬は白と灰色が敷き詰められている。枯葉にならない深緑も、大した色気は無い。雨の灰色が添えられるとそれも加速する)
      (山茶花の紅色が露へ濡れていた。冬へ健気に色を添えているのに、天は斯くも厳しいもので、容赦がない。せめて雪なら色彩りにもなったろうに)
      走ったら濡れ鼠だ……雨宿り、できる場所ないかな。
      -- 仁義 2012-04-10 (火) 01:18:43
      • (直立不動なら何とか収まれそうな雨宿りスペース) -- 2012-04-10 (火) 01:20:38
      • (意地の悪い天泣だ。こういうふうに、気候が苛めて来るから、樅の木を飾り立てて蝋燭を燈し、ご馳走で祝いなどして乗り切るのであろう)
        (生憎とながら縁もなく、最近は上の空だ。外の空気を吸って、冬のひらけた景色を見ようとすればこうなのだから、気が滅入ってくる)
        おお、誂えたように……。(駆け込む。滅入っていた気が少しだけ立ち直り、肩の雨粒を払う)
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 01:26:03
      • (雨脚が強まったストリートはいよいよ人通りも少なくなり。時間の感覚を曖昧にさせていく単調な雨音)
        (雨粒に意識が溶け出しかけていた時、青い傘がストリートを通りました。上等な白いトレンチコートが仁義に向かってきます)
        (傘の縁を上げるとのぞいた顔はパツキン巨乳。少し首をかしげて)……罰当番?廊下に立たされてるみたいだよ。直立不動でぼーっとしてて -- キルミー 2012-04-10 (火) 01:38:01
      • When I look out of my window ♫ All I ever see is cloudy grey skies ♫
        (空は真っ更な灰色で、雨粒は一体あの雲のどこから降るのだろうと考えさせてくれる。望遠鏡でも持っていて覗けば解るだろうか)
        (止まない雨が連綿と続いて、曇天を地に降ろすようで、またまた気が滅入る。空を見上げすぎて、立眩みを起こした)
        (口遊んだ拙い歌も、雨粒に掻き消えて、人の波から独りだけはぐれてしまったかのようだ。相当哀しくなった)
        (青い花が見える。近づいて、覗く金髪は、曇へ晴れ間が一人分だけ差したようだった。が……)
        誰に叱られて、立たされてるんだ、己は……。(運命は悪戯者だ。訳が分からない。なんでこういう時にばっかり、キルミを己の傍へ寄越すのか)
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 02:04:03
      • 私。えへ(とても久しぶりな気がする自然な微笑で突拍子もなく。子供っぽく自分の顔に指まで指していました)
        (ほうっと吐き出した息は白く、ピーチミントの香り)おでかけですか?
        私は寮に帰ろうと思ってたところなんだけど(青い傘は空のよう。二人の身長差ゆえにどうしてもこの角度で見上げることが多くなります)
        ううん、私の部屋じゃなくて。男子大部屋に -- キルミー 2012-04-10 (火) 02:10:50
      • (キルミのせいで気を揉んで、肺の空気の入れ替えと眼球の中の景色の入れ替えをしようなどと、散歩をしていたのだ)
        (微笑が小憎たらしい。確かにそうだ。その通りだ。そのせいでこうして、名も知れぬ所で廂を借りている)
        (吐息から春めいた薫りがする。死んだ空気が活性されて、突然草原にでも放り出されたようだ。手を揉んで、気を紛らわした)
        (上目遣いへ視線を下ろして、聞いてから尚も首を傾げる)……は? ……。耳が遠くなったかナ。
        男子大部屋に帰るって聞こえたような気がするんだけど。
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 02:26:41
      • クリスマスが近いからね〜、一緒に過ごすの待ち切れなくて
        ん?私ね
                 レッドと付き合うことにしたの


        …いや冗談ですけど。100%スパーキンで冗談。つっこんでよ仁義くん
        (こちらはいたずら子供のような、嫌味無いおかしそうな顔。含み笑いをクスクスと漏らして)
        嫌、だった?そうなってたら。んふ?ふ、へへ。でも大部屋行こうとしてたのは本当だよ〜 -- キルミー 2012-04-10 (火) 02:34:43
      • (言葉を耳から押し込まれて、頭蓋から弾き出された表情は一口には言い表せない)
        (胡椒と唐辛子と山葵を刻んで混ぜたものを口に含んだ様な顔で、歯を見せて笑い顔を作りながら、喉から声は出ない)
        (瞳は緩んで強ばって、呆れとも怒りとも言える、訳の解らない形へと変わっている)
        (「嫌悪感?」嘔吐を散らかしたとして、その中に入ってる未消化の料理の種類を気にする奴がどこに居る?)
        (この交ぜこぜの感情へはあえて名前をつけまい。ただ、その波が通り過ぎて暢気に笑ってやがるキルミを見ていたら苛立ってきた)
        へえ。目出度いから、祝いにチキンでも奢ってやろうと思ったんだが。冗談だとは、残念。
        (レッドの名前を出した事にも腹を立てているあたり、己も四年で随分変わった。同レベルの冗談を眼の前に突きつける)
        で、なんで大部屋に。(しとしと、雨が地面を叩いている)
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 03:03:20
      • (キルミは冷静。見越した反応だったから。冷静にほんの数十秒の変化をまじまじとその眼で捉え、そこから滲み出るものを拾い、そして裏を思考します)
        (その間は雨の音も聞こえないほど頭の中に集中できて、頭の中を血が涼やかで淀み無くめぐり仮答と導きます)
        (苛立ちと八つ当たりを含んだ冗談を受けても、もうキルミの顔は普通にほころぶのでした)
        はー…私もまだまだ。まだまだまだまだ。同レベルだよ仁義くん、私たちさ(その言葉の含むところは冗談が、ではなく)
        なんでって、あなたと話すためですよ。あなたとだけ。話したかったの(傘を持った手を少し上げて仁義に向けて伸ばします)
        帰ろう。お願い。一緒に帰って、お話したいです私(もう一度白い息とピーチミント)
        もう嫌いになっちゃった?(表情に今冗談はなく、静かだが心から懇願する、碧の眼) -- キルミー 2012-04-10 (火) 03:22:05
      • (黒くべったりした雨雲(ニムバス)が鬱陶じらしくて厭になる。曇り空から晴れ間が覗いたり驟雨が降ったりして忙しいのに、)
        (キルミはどうして己の心へ気圧を当てるような真似をするのだろうか。「焦れているのだ」「……」何も言えない)
        (ともかく、冷静に人を揶揄うのはよして欲しい。精一杯の皮肉も流されると、心がなんだか無残に恥ずかしい)
        お前から仕掛けたことだろうに、キルミ。(語意は伝わるけれど、なんとも腑に落ちない。喉で蟠っている)
        (景色は霜の経露の緯の、ある種瑞々しい、ある種湿っぽいものである。言葉にも水が乗っている。それは両方の意を秘めている)
        だからっ。嫌いになるわけないだろ。俺だってずっと話したかったんだ。(双眸を見開いて、言葉を口から滲ませる)
        (青傘の柄をついとキルミから取り上げて、一歩踏み出し雨樋から離れ、傘の面を雨に打たせる。キルミのほうへ傘を傾けた)
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 03:53:38
      • えへ。えへへへへへ…(ずっと話したかったなどと言われれば、取り澄ましていても締まり無い笑いが止められずご機嫌です)
        (好意を示すとは、出来てみれば単純な事なのかもしれません。相合傘で歩きながら)情の区別がつかないって言ったでしょ?
        だから私考えました。私も、そういうところ未熟だから
        本当はね忘れてなかった。あなたがコインを投げたこと
        私のために(…だよね?と一応確認の流し目を仁義に向けます)びっくりしたけど、何度思い出しても嬉しかったの。ハイ…あの晩にベッドの中で何度も思い返してました…
        (少し頬を染めて話を続けます)そのコインを思い出しててティンときました。コインって、切っても切り離せない裏と表があるものだよね
        「好き」がわからないなら「イヤ」から導き出せるんじゃないかなって(もう寮が見えてきました)
        だから試すようなことしてごめんなさい。仁義くん、私が他の男子と付き合うの想像してどう思った、かな
        (今度は視線は上げずに…上げれずに仁義の声を待ちます) -- キルミー 2012-04-10 (火) 21:35:01
      • (相合傘など初めてだ。雨の中で陽気を感じられるようで、実質かなり気を遣う。右手が自然と右側へ傾いて左肩を濡らすのだ)
        月光だけに一月さらした蜂蜜飴を、決して噛まずに舐めきれば、願いが一つだけ叶うそうだよ。一度だけやった事がある。
        それくらいには、たった一つの願いを求めていた時期が己にはあった。たった一つだけでも歯車が綺麗なものに変われば、
        これから奏でられるものも全部綺麗になるのではないかって。……だからお前にも一つだけの願いがあるのでないかと思ったのだ。
        そしたらああしたくなった。放っておけなかった。だから、どうしたってお前の為だよ。
        (己に似つかわしくないロマンちっくだ。酷く気恥かしくて、湿った冬の寒風が頬に有難い。赤みは直ぐに引いてしまった)

        はぁ……。(ここでスムースに流れてゆかないのがキルミと己である。その答えは真っ白く重たい溜息で返された)
        正直に言うぞ? 実際、かなり嫌ではあったさ。心臓が縮こまって、胸元から熱の消える心地がした。したのだが……。
        (もいちど溜息)……相手にレッドを選んだのが失敗だったな……。複雑すぎて感情の正体が頒らなくなって仕舞った。
        嫌だけど、どこか認められるような所もあって、殊更どうしたらいいのか解らなくて。頭が破裂しそうになった。
        (遠い目をして、見えた寮の大部屋の窓を見る。己の心へあの連中がかなりスペース広く陣取ってしまっているのだ)
        (それと恋心が交ぜこぜになった。心の波は乱流と化して、その正体を見つけられなくなってしまったのだ。呆れる話だ)
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 01:56:42
      • (乙女みたいなおまじない知ってんなこいつと思わなかったといえば嘘になります。それはどうでもよくて)
        たった一粒で世界が変わる願い、か。うん、私あなたのそういう言葉好きです。好き。とっても好き
        (その言葉に慣れようとするかのようにあえて選んで使い、繰り返す。好き。こんな掠めるような使い方でも、口にするたび頭の奥と舌がむずむずと疼く)
        (だからどんな思いにも眼を覚ませと言わんばかりに冷やしてくる気温にも関わらず、キルミの頬からはずっと桜色が消えません)

        …それ大部屋のみんなが聞いたらまたレッドくん盗られたくないゲイだってゲイだって面白がられるよ。私もみんなが居たら言う。言ってやるからなー!
        しかし仁義くんの言ももっともだ、失敗失敗。ね、私まだまだでしょ?(ここまで。女子寮と男子寮はもう別の道)
        ああ、私は誰かとの幸せをあなたに祝われたくなんてないからね。これっぽっちも(さらりと言い捨てます)
        (自分は仁義が他の女子と…認められるだろうか、そうなったら、どんな顔でその話を聞けるだろうか。考えたくもありませんでした)

        もう一つ情の知り方(恥ずかしい)あるんだけど(恥ずかしいな。やだな)あ、今度も考えるだけね?実演は無しでお願いします
        (視線を仁義に上げます)
        ………その相手と。その。だから。き
        キスとか。それ以外とか
        自分からしたい、と思うなら
        友情とか親愛とか   同情っとかではっ
        ない、
        なく、ない、ですか

        (噛んだし。つっかえまくりだし。いよいよ寒いからでいいわけ出来る頬の赤みではなく)
        (そして一体自分は何を口走っているのか、穴だらけの話を振りかざして相手に何を言わせたいのか。これではただの欲求不満女ではありませんか)
        (傘を差しているのに羞恥心と自己嫌悪が自分に降り注ぐ心地で、ここまで何とか保ってきた喋るための心のバランスが、崩れていき黙ります)
        (耐え切れず唇を噛んだ赤い顔は伏せられて立ち尽くしました) -- キルミー 2012-04-11 (水) 02:52:32
      • (「阿呆」「阿呆」「阿呆!」左手の指先が目頭を抓む。降り注ぐ雨がみいんな熱湯に変わるような羞恥が満ちる)
        (端無い。乙女というのはもうちょっと貞淑だと思うのは、己の願望なのだろうか? この学校では何を今更という話だ)
        (直ぐ様、この傘をすいと閉じて二人共頭を冷やせばマシになるだろうか。この寒い中で茹蛸とは全く景気の良い事だ)
        (「阿呆……」呆れ返る。いっくら焦れたからってそれはないだろう。それは。落ち着いてきたが、熱は消えない)
        (本人も後悔してるようだしそこに突っ込むのは野暮というものだろう。冷たい空気を深呼吸して胸底へ落としてゆく)
        (雨粒をひとつひとつ耳で数えて、雨が落ちる時に起こる小さな風を頬に感じて、ゆっくりと心を落ち着ける)

        じゃあ言おうか。(傘を止めて向き合う。厚い雨のカーテンが傘の周りには掛かっていて、抜け出す事は出来無い)
        (声はみいんな雨音がかき消してくれる。傘の下にふたりきりだ)……“そういうの”は階段を飛ばし過ぎて解らない。
        だけれど。(恐怖が瞼の裏へ、写実の様子で映し出される。歯の根が浮いて、恐怖が指先へ嫌悪を作りだす)
        (「何もしちゃいけないんだ」という、自責から来る硬直や麻痺が、皮膚を伝って全身へ行き渡ってゆく)
        (理性を振り切って、キルミの手を左掌で包んだ。──俺が触れたから蕁麻疹が起こった事など、識っている)
        触れたい。ただ、触れたい。お前の身体が嫌がって、お前の心が拒絶しようとも、一方的に触れてしまいたい。
        俺の身に生える刃がお前を斬り裂いてしまっても、蕁麻疹がその皮膚に浮いても、この熱を感じていたいのだ。
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 03:33:59
      • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp019084.jpg -- 2012-04-11 (水) 05:19:51
      • (その声に耳を撫でられて。眼差しが目に吸い込まれて。手が肌に重ねられて。想いは胸に解き放たれて)
        (蕁麻疹がじくじくと前兆を見せようとも心は限りなく凪いだ海のようでした)
        (全ての意味が頭蓋の中で幾度となく反射して完全に脳に染み込む頃にやっとキルミは手に痛みを覚えます。けどそれももういい)
        今やっと感じた。感じられた。仁義の気持ち
        幻滅しないで聞いてくれる?
        いいよ、奪ってよ。あなたが欲するだけ私の全てを奪ってよ。気持ちの手触りを感じられるなら、どこにでも触ってよ
        この気持ちが伝わるならどこでも…好きなだけ私をあげる…嫌がるわけ、ないじゃん………
        (蕁麻疹は肘の上まで広がり続け、しくしくと細かい針で刺すような痛みが上ってきます。なのにどうしてかそれで満たされた気持ちになる)
        (傷をつけてさえも自分が欲しいと目の前の男は言った、まるでその証のようで)
        あったかいね…

        (半身…無論顔にも蕁麻疹が広がった頃に手は一度離れ、その顔を隠すことなく仁義を見つめます)
        今度私の部屋に来て。そこで全部話します。私と、私の家と、私の神様のこと   あなたのことも聞かせてね
        (全身にかけめぐる、我慢ギリギリで神経をすり減らしてくる痛みを堪えながら傘から出ました。体に走る震えは寒さとも恐怖とも何か違う)
        (最後をどんな形であれ迎える為の武者震いか。自分にもそんな、立ち向かう者だけが持ちそうなものがあったことが、キルミは今さらにまた小さな驚きでした) -- キルミー 2012-04-11 (水) 05:20:10
      • (冷えた掌の奥へ地下水の様に流れゆくこの熱を、繋いで感じられる。立ち消えそうな温もりが、掌の中にある)
        (大地へ寐転び、空の雲を見分けて青さを眼に宿した時と同じ、胸の熱さが産まれてくる。溜息をするような充実がある)
        (太陽に恋焦がれてそれを直視すれば、瞳を焼け付かして何も見えなくなる。そんな一途さならまだ良いが、)
        (俺なんて相手側を傷付ける。こうしていれば壊れて仕舞うかもしれないのに、それがどうしたって頒らないし、)
        (痛みも伝わってきやしない。だけれど、無遠慮にこの熱を求めて近寄りたい。全く、俺も変わったものだ)
        (ひとを傷付ける事を怖がって、踏み込む事も踏み込まれる事すら敬遠してばかりいたのに、望んでひとを傷つけている)
        (この気持の正体は知れない。けれども、若葉に透かされた光のように綺麗で純粋な感情だというのが解る)
        …………あのね。(呆れて意識を取り戻すと、緊張していた眉から力が抜けて、惚とする)
        この暖かさだけが、欲しいんだって。(冬露に濡れて温度の無い世界の中では、この熱さがどうしても尊い)
        (掌が離れる時に、途轍も無く苦い気分が胸へ奔る。そして、顔に浮かんだ蕁麻疹を見ると、今度は辛さが湧いてきた)
        (「この想いは二人いずれかどちらもを、滅ぼすものではないのか」恐怖を、言葉がかき消して呉れる。話して変わる事はある)
        (手を繋ぐ位でいい。並んで歩くくらいでいい。それすら危ういから、これぐらいでも良い筈なのに、話してみたい自分がある)
        (自棄っぱちだ。なんとも)……わかった。(短く呟くと、握っていて未だ温もり残る傘の柄をキルミへ手渡す)
        さっきから、なんか可愛いな、キルミ。(微笑んでそう云う。左肩が随分と濡れて、降り頻る雨が頭上に落ちてくる)
        (背を向けてさあと駆けてゆく。どうも嬉しくて、充実している)じゃあな!
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 14:24:48
  • (口笛を吹いて、手で拍子をとりながら、ステップを踏んで、全身で音を紡ぎながら、やってくる)
    (声を失ってもこの天使から音楽を奪うことは出来ない)
    (きっと光を失っても、何を失っても、音と共にある)
    『こんにちはジンギ、こうしてお話するのは久しぶりですね?』
    (ボードに文字を書くのも随分と慣れた) -- 花珠 2012-04-09 (月) 21:33:06
    • (冷え切りすっかり冬である。立樹も色をなくして、幹の奥へ寝静まっている。そんな時だからこそ音楽はよく響く)
      (声や言葉なんて枷を外れれば、鳥の口遊みや雨音の一定した調子のように、音の色彩がいっそう引き立っている)
      (花珠はきっと、やろうと思えば音だけで遍く感情を表現できるに違いない。まあ、それはさておき)
      (文字を書く時も楽しげに、コツコツとペン先でリズムを刻むのだから見ていてこちらも愉しいが)
      はろ、花珠。色々な事が起こり過ぎていたからな。時間に押し流されるままで、おちおち話しもできなかったな。
      (「細かい事を考えるが、筆談は話に入るや否や?」デジャヴを彷彿とさせる。談笑できるならそりゃ話なんだろう。気にしないでおく)
      声が出なくなったー、と耳に入れたからちょっと心配だったが。存外、上手くやれてるようじゃないか。
      ……そのままで、平気?
      -- 仁義 2012-04-10 (火) 00:33:46
      • 『旅行とか、色々で忙しかったですね でも、楽しかったです』(きゅっきゅと流れるように文字を連ねていく)
        (最後の問いに笑みを浮かべて)『平気では、ないですよ?』
        (そこでボードを置いて、鞄から素朴な竪琴のような楽器を取り出した)
        (初めは全てを包み込む優しい音色…大きくて、それでいて身近にいる存在 続いてそれよりも幼い音が後を追う 違う音色を一つの楽器から同時に奏でる技巧は、天から賜った技能のひとつ)
        (さらに音色は続いて二つの音は弾むように絡むが……ぱらぱらと別の、多数の音が交じり合う)
        (それらは強調しているようで、全く同じではない………………)
        (演奏此処で終わり。 再びボードを手に取る)
        『どう、ですか? 意味は伝わりましたか………?』
        (確かにこの天使は音だけで全ての感情を表すだろう)
        (だが、受け取る側にも違った感性というものが存在する限り、どこまで伝わるのか)
        (尤も それは音だけの問題ではなく言葉でも同じことが言える)
        (だからこそ不確定な音を組み合わせて、伝える歌とはなんと素晴らしいものか)
        『花珠は全てを使って皆に思いを伝えたいです』
        『………声が出ないのは、つらいですね?』 -- 花珠 2012-04-10 (火) 08:25:08
      • (天まで残響して届く音に、大地へ染み込む甘い音。この音楽は、爪弾く花珠の手を離れても生きているかのように瑞々しく響く)
        (大樹の陰に居るようで、小さな花を見下ろすようで、一人きりで鳴らす音楽なのに、森林の芳醇さを秘めている)
        (手繋ぎで歩く二つの音に、様々な感情が波立つ。けれども、その音の間に言葉は無い。それはとても寂しい事のように思えた)
        そりゃ、そうだよな。(ぱち、ぱち、ぱちと間の置いた拍手を贈る。とても素晴らしかっただけに、そのぶん哀しい)
        辛いよな……。(花珠が小さくなった時の事を思い出す。あれは、望んでそうなって、けれど、今回は自分も辛いようだ)
        心当たりとか、ある? 声の出なくなった理由。
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 01:02:10
      • 『切欠は冒険での怪我だとは思いますが…』
        (もう見た目にも怪我などどこにも残っていない)
        (それでも声が出ないのは何故なのか)
        (ゆるやかに首を振った)『わかりません』
        『このまま治らなかったら、っておもうと少し怖いですね?』&br:(//みみうち) -- 花珠 2012-04-11 (水) 21:48:45
  • (ごろごろ転がってくる)なんか本貸して。 -- カイ 2012-04-10 (火) 00:50:35
    • はい。(パツキン巨乳ものの本をスムーズに手渡す) -- 仁義 2012-04-10 (火) 00:57:17
      • え、仁義こういうのが趣味なん? いや俺もボイン好きだけど。(金髪ウェーブ巨乳グラビアを眺めながら)
        じゃねぇよ! なんかもっとこう、普通の本貸してくれよ! 小説でも指南書でもなんでもいいぞ!(床に叩きつける……訳にも行かず丁重に返す) -- カイ 2012-04-10 (火) 00:59:21
      • フェリックスのおっさんに貰ったものだ。4年ものぞ。思えば遠くまできたもんだ……。
        うぇー。(嫌そうな顔)己の蔵書量を考えてみろよー。本読むタイプに見えるかこの野郎。わりとします。
        云うても、図書室で借りるぐらいだしィー。あるものといえば《スポーツ・トレーニングの基礎理論 第二章-発展-「これであなたも腸腰筋マスター」》ぐらいしか。
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 01:03:48
      • 四年物……情念こもってそうだ……。
        あぁそれでいいわ。最近自分で気になるもん大体読んじゃったから人の本読むの楽しい。(眼鏡を掛けて読み始める) -- カイ 2012-04-10 (火) 01:14:05
      • (『君にも出来るアウフバウ・トレーニング!』股関節と膝関節を曲げ伸ばしして体幹部を鍛えるトレーニングが凄い事細やかに書かれている)
        んでー……。なんだい、どうして読書家になってる。晴耕雨読ーなんて言うのなら解らんでもないけど今日晴れてるしィー。寒いけど。
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 01:29:04
      • (うおーすげーとか言いながらトレーニングをやって覚える)
        さみぃし運動しねぇなら外には出たくねぇし、特に用なくたって来てもよかろーもん。(本からは目を離さずに) -- カイ 2012-04-10 (火) 01:36:11
      • (『より捷いサイドレッグレイズを目指してっっ……!!』イラストが暑苦しい)
        ……。何。…………(カイの視線が本へ縫いつけられているのをいいことに、バツの悪い表情を隠そうともしない)もしかして、部長と喧嘩、でもしたとか。
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 01:42:54
      • (ヒートスマイルってやつだろうかこの暑苦しさ……とか思ってる)
        喧嘩してたら即謝るわ、むしろ関係は良好すぎて困ったもんだわ。
        あんま口に出して言いたくねぇけど修学旅行後からなんか元気ねぇからちょっと見に来た。(本からまだ目を離さない) -- カイ 2012-04-10 (火) 01:53:32
      • そ、そうか……。そうだよな。さっぱりと水に流せるような奴だもの、あいつは。大空みたいに気っ風の良い奴だ。
        (膝を抱えてベッドの上へ坐り、「阿呆らしい事を訊いたな」と、顔を埋める。その直後にそんな事言われたもんだから動揺する)
        な、何がっ。己は至って普通だ。(語気を強め、言い放った後にまた沈黙して、自分が厭になって膝へ額をつける)
        …………そんな、見て解るぐらい、落ち込んでるように見える?
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 02:09:13
      • うん、そういうところが俺にはないから好きになったんだと思う。
        あー、もう俺くらいの仁義ウォッチャーになると一発だわ。(ペラペラとページをめくる音が響く)
        さて何があったんだろうか、自分の内面のことか自分以外の誰かのことかそれともそのどっちかかー。 -- カイ 2012-04-10 (火) 02:15:58
      • (「ウォッチャー!?」この調子だと、大部屋連中にはバレていそうだ。何気なく出された茶にクッキーが二枚ついていたのはそのせいか)
        どっちもかなあ……。もう、なんか、己は己が解らんようになってしまった。……自分にない場所があるから好きになるっ、かー……。ううん、解らん。解らんぞ……。
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 02:32:13
      • 俺も自分のことは分かんなかったけど、今の自分こそが自分って思うことにしたよ。
        本当の自分は求めるだけ離れるもんだなーって思った。ていうかなんでそこ食いついた?
        (好きに食いつくとは思わなかった、小学生マインドの仁義がまさか恋愛絡みのことで悩んでいるとは思ってなかったのでつい視線を上げる) -- カイ 2012-04-10 (火) 02:41:40
      • 好きっちゅーもんがどういう事なのがわからなくて……。肺の底、横隔膜のあたりに重く蟠る感情は、羨望なの、憧れなの、好きなの、嫌いなの。解らん。
        なんで食いついたかってなあ。(頭を抱える)説明、めんどいな……。なんだろな。好意を? 向けられたのか、あれは。で。己はもうなんか、頒らなくて? ??
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 03:08:36
      • (眼の前にいるのはちょうど一年くらい前の自分だったので吹き出しそうになった)
        (ノアに告白されて、好きというものがよく分からなくて何故、どうしてと首を捻ってばかりいた。あの時の自分はどうしたんだったか)
        そうなー……でも、そればっかりは自分で考えるしかねぇよ、俺は夏の日の朝にぼんやりしてたら急に好きって何か分かったからな……。
        それはまぁ、好きにさせてやる! ってノアの意思があったからかもしんないから仁義にそのまま当てはまるとは思わんけど。
        (床に座ったままベッドに顎を乗せ、頭を下げたままの仁義をじっと見る) -- カイ 2012-04-10 (火) 03:21:00
      • どうやら己には冬しか残っていないんだよう! 夏まで心を整理して、蝉時雨の混じる風を窓から取り入れ、埃を洗い流してしまうなんて、悠長な事やってらんないんだよう!(ジタバタ)
        (暴れても徒労するばかりでいっこうに感情が収まらないので、諦めてベッドへぱたりと倒れこんで動かなくなる)
        言葉のキャッチボールってあんだろ。もう、こっちにいっぱいボール飛んできて、足元まで白球がごろごろしてるの。それに足をとられて、増えれば増えるほど、返せやしないんだ。返したいんだけど、暴投しかできなくて。
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 03:32:23
      • 時間に余裕が無いのは色々後回しにしてたツケかもしれない! そうじゃないかもしれない!
        なんにせよ自分自身で自分自身の悩みの落とし所を見つけないとドツボにはまっていけないよねって話。(動かない仁義をつつく)
        何その例え、言いたいことはわかるけど。
        暴投だからって投げ返さない理由にしてると足元に球が溜まっていく一方だぞ。向こうだってキャッチボール続けてるうちにおめぇがノーコンだって気付くだろ。 -- カイ 2012-04-10 (火) 03:44:17
      • 後回しも、なんも。己としては殆ど青天の霹靂なんだよ。他人に好意を向けられるという事自体が。
        ……そんで、ノーコンって解ってるはずなんだけどなー。なんだろうなー。難しいな……ほんとな……。もう、わっけわっかんないんだよ、己。あっははァー。
        無理矢理にでもひねり出すわ。それでも本音は出ると思うし。
        -- 仁義 2012-04-10 (火) 04:18:02
      • 色んな奴に好意は向けられてると思う、自分のことに精一杯だから無意識に気づかないふりしてただけじゃねー。
        俺がそうだったってだけだから仁義はどうか分からんけど。
        うん、まぁとりあえずひねり出した方が本音に近いかも知んないから頑張れ。
        あれだからな、用もないとかマジ嘘だからな! 友達がヘコんでたらそら気にもするわ!
        友達とか面と向かって言わせんなよな! そーゆーとこ分れよな!
        で、ちょっと前向きになったならそれはそれで嬉しいわ。俺はいつでも仁義の味方だよ。(ニコッ)
        ……帰る、またな。(本を返すと恥ずかしくなって帰った) -- カイ 2012-04-10 (火) 04:28:47
      • じゃあな。(深呼吸三回)…………。うわああああああ!! あの馬鹿!! あの馬鹿!!!(レッグライトカールからの腹筋からのバック・エクステンション)
        (オーバー筋トレで斃れる)……救われてるのは、確かなんだよなァ。
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 00:33:04
  • Pomf = 3  -- バンシー 2012-04-10 (火) 00:25:17
    • Wah! -- 仁義 2012-04-10 (火) 00:35:16
      • What are we gonna do on the bed?(訳:お布団で何するの?) -- バンシー 2012-04-10 (火) 00:40:29
      • 知らぬ。(曇天が声を投げ掛けた。「知らぬ」そう、誰も知らぬのだ……) -- 仁義 2012-04-10 (火) 00:41:20
      • こたつだしてきた。 -- バンシー 2012-04-10 (火) 00:41:53
      • そりゃ大部屋ですしこたつぐらい常備してますよ。(みかんを食う) -- 仁義 2012-04-10 (火) 00:45:09
      • そうやって仁義がみかん食べてたら、ファルとかがみかんの皮で果汁飛ばして目潰しとかしてきそう。 -- バンシー 2012-04-10 (火) 00:48:34
      • あいつはそんなに回りくどいことはしない。みかんの白い皮の部分向いてる時に意味もなく頭をハタかれたりしそうなだけだ。(剥く) -- 仁義 2012-04-10 (火) 00:55:21
      • ひでえ。じゃあ、お茶飲んでる時とかもちょっかいを出される事とかおおいんじゃない。(口を開けて剥いた奴を頂戴の目線) -- バンシー 2012-04-10 (火) 00:59:22
      • ねーよ。四六時中己にちょっかい出してるわけでもねーし。なにこの会話。なんでファルが主人公なの? あと自分で剥きたまえよ。 -- 仁義 2012-04-10 (火) 01:06:58
      • どうでもいいような今のこの感じがむしろ、なんか、こうね。もうすぐなわけだし?卒業。 -- バンシー 2012-04-10 (火) 01:10:08
      • この年の瀬を過ぎれば、見えたようなものだ。長い事楽しんできたけれど、4年過ごしてもまだ短い気がする。 -- 仁義 2012-04-10 (火) 01:32:11
      • ほんとにあっという間に過ぎてったにゃあ・・・gfsdkl。 -- バンシー 2012-04-10 (火) 01:48:13
      • !? ああ゛!!? 何事!!? 泥酔!!? -- 仁義 2012-04-10 (火) 02:12:01
      • exp019019.png 
        まだ泥酔状態はないぞッ! -- バンシー 2012-04-10 (火) 02:32:09
      • “まだ”じゃねーよ!! 飲んでんじゃねーよ!! なんでだよ!! -- 仁義 2012-04-10 (火) 03:10:30
      • exp019020.jpg 
        (特に意味のないコスプレコーナー) -- バンシー 2012-04-10 (火) 03:15:46
      • (あ、これ、酔ってるな…………) -- 仁義 2012-04-10 (火) 03:17:08
      • exp019022.jpg -- バンシー 2012-04-10 (火) 03:55:54
      • なんやその顔。 -- 仁義 2012-04-10 (火) 04:19:02
      • 仕返しじゃい! -- バンシー 2012-04-10 (火) 04:23:24
      • 吟じます。 -- バンシー 2012-04-10 (火) 09:13:42

      • ☆☆☆好き☆☆☆☆☆好き☆☆☆
        ☆☆大好きよ☆☆☆貴方の事☆☆
        あなたの髪が一本の地平線
        あなたの瞳が一つの太陽に
        ☆☆朝覚えた歌は夜に忘れる☆☆
        ☆☆あなたのことだけ考える☆☆
        ☆☆☆好き好き好き大好き☆☆☆
        ☆☆☆貴方の言葉は星の光☆☆☆
        ☆☆☆☆私の胸の中には☆☆☆☆
        ☆☆☆☆☆星影で一杯☆☆☆☆☆
        ☆☆☆☆☆☆大好き☆☆☆☆☆☆
        ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
        ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
      • ありがとうございました。(拍手)Newシングル、「スターライトニングラブ」全国小売店にて絶賛販売中です。 -- 仁義 2012-04-11 (水) 00:29:05
      • 反転したら☆がでてくるのがポイントです。 -- バンシー 2012-04-11 (水) 00:30:02
      • 仁義。 -- バンシー 2012-04-11 (水) 00:42:02
      • スペースだと、一文字ぶんにならないものな。しゃーなしだな。なんですか。 -- 仁義 2012-04-11 (水) 01:19:45
      • 好き。 -- 名簿/474780 2012-04-11 (水) 01:28:24
      • (避けられえぬ言葉であり、頭をバリバリ掻いて考える。聞き返す野暮はしないけれど、返答に困る事この上ない)
        あのなぁ……なんつったらいいか、己にはわかんないんだけど。己、きっと、好きな娘いるんだわ……。
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 02:09:15
      • うん、でも、好き。 -- バンシー 2012-04-11 (水) 02:13:32
      • そりゃ嬉しいけど。全く、応えられないぞ……? -- 仁義 2012-04-11 (水) 02:20:29
      • いいよ、もうたくさん「嬉しい」とか「あったかい」とか、そういうの貰っちゃったもの。それに――― -- バンシー 2012-04-11 (水) 02:29:01
      • それに。己がつけた名前か、ミーミル。 -- 仁義 2012-04-11 (水) 02:35:53
      • 私は―――、わたしは――― -- バンシー 2012-04-11 (水) 03:58:21
      • (精霊だから純化した愛を向けられるのだろうか? ひとの体液で一番綺麗なものは涙だというのは広く知れた事だ)
        (己惚は無い。ただ、愛されるに足る理由がどこに存在するのか皆目見当がつかぬ。ただ適当に話しただけだ)
        (名前こそつけて、それは感謝されるに足る。然し、その前から愛されていたのだとすると、もう、全く解らない。ゆえに、その感情の受け取り方を知らない)
        (けれども、有難いとは思った)ありがとう。(これだけしか、返せまい)
        -- 仁義 2012-04-11 (水) 04:41:06
      • ちゅっ♡(―――でもキスくらいはしたい、した。) -- バンシー 2012-04-11 (水) 04:55:27
      • (「ほっぺである」という確定RP)だから……なんも返せないんだってばさ……。はぁ、もう。 -- 仁義 2012-04-11 (水) 05:19:42
  • おい仁義。生きてるか? -- サツキ 2012-04-07 (土) 17:48:09
    • 全身打撲に左肩を脱臼し、出血多量が後を引いて未だに安静状態を続けなければいけないし、切創で縫った場所は廿五箇所に及んだよ。
      更には、右眼の周りが爛れたようになってしまった。痕は残らんようだけどな。(繃帯やギプスで塗れて、顔は右眼側が繃帯や眼帯でぐるぐるである)
      これが生きてるってんなら、生きてるんだろう……。(取り敢えず、自分を苦笑できる程度には回復したらしい)
      -- 仁義 2012-04-07 (土) 23:56:05
      • 生きてるじゃないか。大丈夫、回復するさ(とりあえず自分の対処できる切傷のうち、一番重傷に見えるところに手をかざす。いつの間にか左手には武芸者に不似合いな指輪)
        (左手が淡く光る。暖かい光。切傷に移ると、痛みが消えていく。傷がゆっくり消えていく) -- サツキ 2012-04-08 (日) 07:10:06
      • “死にかけた”んだよ。人より治りは早いからいいものの、気軽に言ってくれる……。
        (光の顆が舞う。「魔導器か……」癒えてゆく。少なからず)……世話かけるね。
        -- 仁義 2012-04-08 (日) 15:20:17
      • 会う奴会う奴に深刻な顔されてもそっちの気が滅入るだろう。俺くらい能天気なのがいたほうが釣り合いが取れるさ
        こっちのせりふだ。お前には早いところ元気になってもらわねばならん -- サツキ 2012-04-08 (日) 19:09:32
      • (「眼前におはす男が能天気だと謂うのなら、己は一体なんだ……」黙して揺がず、鏡面の湖かの示寂ぶりを、あの戦地で見せたのだ)
        (活火して、噴き上げるぐらいに魂を乱れさしていた己からすると、そんな言葉で説明づけられても困るが、治癒の集中を乱す事になるしで言うに言わなかった)
        ……どうしてだい。己の元気が何かに繋がるのか……。
        -- 仁義 2012-04-08 (日) 19:16:53
      • (仁義の見た自若ぶりもある種能天気の行き着いた姿ではあった)
        (事情が飲みこめない。何があったかわからない。むしろ何がなんだかわからない。その状況でこの武芸者は、それらすべてのわからないを「まあいいか」で切り捨てたのだ)
        繋がるともよ。友人が怪我してうんうん唸ってるよりは全快して元気でいたほうがこっちも元気になる。当然の話だろう? -- サツキ 2012-04-08 (日) 19:26:43
      • ……晴れたら花も元気に咲くわ、的な話だな。確かにそれは摂理だ。飛空艇に乗るまでには治しておくと約束しようか。
        (嗚呼、全くもって嘆かわしい。灯台下暗しの談は良く言ったものだと思うが、まず灯台の灯すらなければ、見えるものとて見失うは道理である)
        (己も同様に、笑えば愉快というそれすら見失っていたらしい)……敵わないねえ。笑いあうために戦ったのに、こうして笑いを忘れてちゃ世話かけるも何も、世話ないって話だ。(可笑しげに微笑んだ)
        -- 仁義 2012-04-08 (日) 19:55:31
      • そういうことだ
        ひとまず奴は討った。ノアの奴にも言ったが、また何かあったら相談してくれ。協力を惜しむつもりはない -- サツキ 2012-04-08 (日) 19:58:28
      • ……もう、“何か”なんて起こって欲しくはないんだけれど。そっちもなんかあったら連絡するとイイ。助太刀ぐらいする義は貰ったからな。
        己は、平和に……ただ、平和に、日々に流されてゆきたい。あと、数カ月しかないのだものなあ……。
        -- 仁義 2012-04-08 (日) 20:33:26
      • そうだな……
        あと数ヶ月で思った。仁義。お前は卒業したらどうするんだ? -- サツキ 2012-04-08 (日) 20:37:10
      • は? いっこうに冒険者になってこの街にとどまりますが? ……そも、己は立派な冒険者を目指してここに入学ったのだ。
        今更その志は変わりもしない。孤児院の事もあるでな。……そう言うサツキはどうなん? 国へ帰る?
        -- 仁義 2012-04-08 (日) 20:43:52
      • そか。立派だな仁義
        ……俺か。俺はまだ決めてない。ここで冒険者として修行するか、もしくは旅に出るか。国か。俺の国はもうない -- サツキ 2012-04-08 (日) 20:45:13
      • ……。(むつかしい顔をして指を額に当てる)ん〜……当てずっぽうはいけんな。予期せぬ場所に中って仕舞う。悪い事を聴いた。
        (流派を確かに修めた者ともあらば、その源流があって然る可き。と、思っていたが、事情は複雑らしい)
        早めに決めてしまうと、その決定の枠にとじこめられてしまうよ。どちらでもいいと思い、自由に決めるとイイ。何しろ、こんな校風だからな。それでも良い筈だよ。
        -- 仁義 2012-04-08 (日) 20:48:34
      • 構やしない。特に隠してるわけでもないからな
        そうなると今度はなし崩しになってしまうかもしれない危険が付きまとうけれども。目標というのはある種の枷ではあるけれども、逆に碇のように自分をつなぎとめてくれる側面もある。難しいところだよ -- サツキ 2012-04-08 (日) 21:02:16
      • 四年も過ごして、得たものはお前を導き、また繋ぎ止めてくれる筈だよ。なら、そこから重ねて態々、出る出ないの言葉で縛ってしまう必要はないだろう?
        正しい経験をしてきたのだから、その露が結実して、最期に出る答えだって正しいよ。惑わずやってけば良い。
        -- 仁義 2012-04-08 (日) 21:10:33
      • それは仁義のおかげでもあるが、な(友人の押す太鼓判に、笑って返して)
        どうしたいか、しばらく俺の心を静かにして聴いてみるとするよ。それこそ世話をかけるな、仁義 -- サツキ 2012-04-08 (日) 21:35:57
  • 『仁義くんへ
     あなたのイメージで選んだレコードを贈ります。SOUL'd OUTのVOODOO KINGDOMです。
     ―なぁ…俺は今脳髄に邪悪な鼓動を感じている 今夜の俺はいつもと違う 血の雨の中を歩き、世界は俺を中心と して動いている―
     ―見よ、この邪悪な眼を 鮮やかな時間と疲れた奴 飼い慣らされた殺人鬼 誅殺―
     ―囚われたまま災いから お前は逃げるのか、死にたいのか? 今、サディスティックな愛に支配されて 最高に ハイってやつだ!!!― この辺にティンときました。
     仁義くん………………
     もう負けないでね。これからも。ずっと。』
    (//コメント欄がすごい長くなってるので歌詞・対訳は私の名簿の下の部室に置いておきます。よかったら見てください ) -- キルミー 2012-04-07 (土) 16:33:30
    • (言葉の詩篇の一片一片が熱く黒い蛇になって、己の身へ巻き付くようだ。更には噛み付いて毒を送り、熱による高揚すらも生む)
      (地から足を放し、空へ浮かぶ月と同等の狂気をこの小さな人の身へ抱えたようだ。あの、“悪い熱”の如く……)
      今の俺にとっては、脆い。儚い。山火事と同じく突発的に湧いては収まりやらぬが、結局、消し炭を残してどこぞへ影も残さずに消え去る。
      この詩篇の中身に、果して、この眼と同じくらいの暖かさは含まれているのかね……? 形の無い熱さだけではなく。
      (レコオドを外して黒い面を眺める)嘗ての己を俯瞰して見るようだな。こんな事が出来るのも、打ち勝った証左かい……? まあ、いいや。
      怪我してて暇だし、身の奥が痛みに疼いてる。嘗ての己に寄り添って貰うのは悪くないな……。(また蓄音機に戻して針を咬ました)
      -- 仁義 2012-04-07 (土) 23:50:50
  • 卒業後どうするかの進路調査の紙が配られた、街を出る、出ないの欄が一番上にあるのでそれを選べばいいらしい
    もちろん何をするかも()で記入できるようになっているが、特にない・面倒なら書かなくてもいいらしい -- 2012-04-07 (土) 09:44:13
    • 石神・陽月 「冒険者になりこの街の孤児院に留まる」 っと……。 -- 仁義 2012-04-07 (土) 23:24:50
  • 負け犬お見舞い(いつもの様にニコニコとはしておらず、かといって睨んでるわけでもない、なんとも言えない表情で果物の入った袋を掲げます)
    上がっても? -- キルミー 2012-04-03 (火) 11:32:12
    • (心は未だに晴れぬまま。哀しい背中の影法師が瞳の底に巣食っていて、入る光が濁るのだ)
      (キルミの姿もそうして濁る。我武者羅に自分を掴もうとして、キルミへ投げ掛けた最後の言葉の木杭へまた焔が燻り始める)
      (影と黒い煙とで、己の心は冬の暮れ方の様に濁々として仕舞う)……好きにしたらいい。
      -- 仁義 2012-04-03 (火) 12:08:45
      • 誰も居ない日もあるんだね(靴を揃えて上がり、白いソックスが仁義の前まで歩んできます)
        (背中に苛立った嘆きをぶつけて以来事務的な会話以外を交わすのは、本当に久しぶりな気がします)
        (座り込んで身じろぎもしない相手にキルミの目が細められて。死んだ魚どころじゃないな…仁義の目は黙して語らない口よりはるかに雄弁でした)
        りんご。剥きますから。ナイフ貸してください。あの刀でもいいですよ -- キルミー 2012-04-03 (火) 12:21:19
      • 四人共違う道を歩いている。随伴する事のほうが少ないな……。(言葉が上滑りしてゆく)
        (己の心は深き暗澹であり、茫洋としている。その先に何があるかも見通せぬ場所へ、誰かに脚を踏み入れられるのは怖い)
        (近づけば近づかれる程に、解らなくなる。ぼやけた水晶体はピントを合わせる事すらも忘れてしまっているらしい)
        (形振り構わぬと云うのは難儀なものだ。時間がないからと朝方に部屋を荒らしてまで用意して出掛ける事がたまにあるが、)
        (帰ってみれば散々の有様へうんざりしてしまう。前回己がそうしたのは他人の部屋だと云うのだから罪悪までも心へ燻るのだ)
        (同じ語調で淡々と言われているのに、語気を強められたと解る。咎められる怯えと、それから苛立ちが混じって巻き上がった)
        …………。長物じゃ剥き難くてかなわないだろうに。(巻き上がるのに水面下で揺れ動くばかりで、顔を出そうとはしない)
        (結局何を言われようが鬱屈をしたままなのだと、己を少し諦めて立ち歩き、果物ナイフを取手側をキルミへ向けて差し出した)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 12:37:34
      • 何言ってんだきみは。ナレーターか
        ……(みたまのふゆが出てきたら窓から投げたろうと思っていたキルミ。ナイフを受け取ると、さりさりと皮を剥く音が三人目の会話として加わりました)
        (手を動かしながら視線はちらりと仁義へ。口を開こうにも自分に自信がありません。何を聞いたものか、何を聞いたところで今この男は)
        (きっと自責のフィルターを通した言葉を言う気がして、聞きたくありませんでした。聞くのがつらいです。聞いたところでまた何も出来ない、劣等感が疼きます)
        (剥いて切り分けたりんごを持参した紙皿に盛り付けると、ちゃんと楊枝まで挿して出して)…負けたんだ?
        何かは知らないけど。何ですその顔?勝ち負けじゃないっていうの? -- キルミー 2012-04-03 (火) 13:11:16
      • (苹果は皮を赤々とさしている。黄緑の綾も差して、止まっている模様なのに血の流れる様であった)
        (剥かれて螺旋を描いて落ちてゆくのがどうも空々しい。血氣の残る己の心を冷やすようである)
        (智慧の果実なんぞと持て囃されているが、是迄に食べて己の残念なおつむが上手くいった事などない)
        (さりとて碌に物を口にしていない身としては、甘いそれが求められる。楊枝を指先で摘み、口へ運んだ)
        (薄らかに果汁に濡れた淡い金色を含むと、細やかな噛み応えが伝わる。この時期にしては中々旨くあった)
        ……負けたのは確かかもしれないな。嵐に吹かれた樹の枝が挫かれたら負けだというなら負けだ。
        流れに棹差して、己はそのまま流されて溺れて、帰ってきたというのだよ。そうだな、負けと言わずしてなんと言うだろう。
        己が戦ってたのは運命か宿命か因果の誰からしいから、敗者の己はそいつらの好きにされるらしい。
        (呆っとして取り留めもなく、皮肉るような自嘲するような、ちゃんとした格好のつかない事をつらつら言う)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 13:29:31
      • 相変わらず人に話すのが上手いんだか下手なんだかわかんない人だね。望んだ手応えが得られなかったというのわかりました
        (自分も一つ摘みます。しゃくりという歯ごたえがちゃんとある、キルミの好きなりんごでした。もさもさのは悲しい)
        …シャクシャク…(運命宿命因果。今のキルミには耳が痛い言葉ばかりが並び、それと戦ったとは。そしてこの有様とは)
        敗績は生きながらえてそうして腑抜けてること?あのね
        打ちのめされた時にその人の真価がわかるんだよ。絶好調の時に元気なのは当たり前
        なにもかも落としたり盗られたりして身一つになった時が。あなたの身の丈が正確に測れるときなの。…仁義くん、ねえ
        (駄目だ。言葉が耳には通っても頭まで通ってないという仁義の顔に小さくため息が出ます)
        …まあ私に何相談しても無駄なんでしょうけどね。枕と話すのとどっちがマシかな?(キルミがナイフを握りました) -- キルミー 2012-04-03 (火) 13:49:31
      • (「皮を剥いた林檎が不味かろうと、文句は言えまい」己は訊かれたから返したいように返答をしただけだ。文句は筋違いだ)
        (そしてその有難い説教もまたお門違いで、全部一遍に吐き出して真っ更な己の身の丈など測られたくもない)
        (蹲ったまま座高を調べられて、背中を丸めたまま背を測られて。だからどうと言うのだろう。そんな事は知らない)
        (様々の運命の糸が綯交ぜで、デジャヴの安否を思ったり、己自身への失望をしたりしていて忙しいから、背を伸ばして前に歩けない)
        (第一、往く場所すら見失った気がするのに、このままどうしろと云うのだろうか)
        ……壁や枕に話せば、己の話したネガティブな言葉がそのまま跳ね返ってくるから、余計に曇り心地になっていけない。
        だけれど、キルミに話していても少々耳が痛いな。五十歩と百歩の違いかもしれないが、口を噤んでいれば0歩でマシだな。
        (上の空で、何にも気を取られない。曇の雲を心に浮かばして、荒れる海原を隠しているのだから、仕方が無い)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 14:06:04
      • (何も話してもらえないし気が紛れる相手でもない。壁程度の存在と言われようとも、覚悟していた分涙は出ませんでした)
        (さすがに表情はもう悲しいものに変わってしまったけれど)
        私だって耳が痛いどころじゃないですよ…(心が痛いよ)仁義くん
        仁義くん(なんとか視線だけでも自分の方に向けるまで呼びかけます。そして立ち上がると少し離れました)仁義くん
        (ナイフを握った手が首の高さにスーッと上がり)
        (キルミの頚動脈付近に当てられた刃が皮膚に食い込んでいきます) -- キルミー 2012-04-03 (火) 19:26:39
      • (普段の己など、グランドに張り付いた血糊と一緒に忘れてきてしまった。体温の熱や暖かさなど、血と涙に混ぜて流してしまった)
        (気遣いなぞ出来る筈もなく、痛いのは己を於いて他に誰も居らぬと考える、全くの自分本位である)
        ……。(視線を不意に戻した。この“名”は己にとって特別だから、向けずにはおれなかったのだ)
        (祈雨の滴り地の底にまで流れると同じく、足の裏側の栓を抜かれて、血がそこからどこかへ流れて消えてしまったような)
        (血の気が引くとはこの事であると、現実に体験する。淡白い首元へ添えられた刃は、どこまでも目立つものでしかない)
        (一瞬にして引き付けられて、いつの間にか離れた距離も直ぐ様埋める事も出来無い。心臓が動きをひととき止めた)
        ば、かっ……なんで!!(弾け上がる様に躰を動かして、キルミへ飛びつき、その小さな刃へ差し手を伸ばす)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 19:44:56
      • っっ
        (心身ともにぼろぼろといえどキルミが仁義の突進を受け止めきれるはずもなく)
        (仁義がそれまで戦ってきた相手と比べれば、比喩でなしに木の葉の様な軽すぎる手ごたえで、揃って倒れこんでしまいました)
        (白い首筋に走る緊張を生む赤い線…しかしそれが噴水になる事はなく、浅い傷は少しだけ血を流すに留まり、押し倒されたキルミは仁義を見上げます)
        ほらね。助けてくれた。そんな様でも目の前でこんなことされたらそういう風に体が動く。あなたはそういう人です。これがあなたの真価
        …測るな、なんて言っても聞かないんだから
        (覆い被さっている仁義に今日初めて微笑みました。微笑みと言ってもそれは諦観も混じった、泣きそうな顔から少しだけ変化したような、弱々しい微笑)
        それとも心と頭の次は身体も流されたから負けって自分で言うの?自分の意思じゃなかったって、思う通りの行動できなかったから、意味が無い、みたいに

        それならそう言えばいい
        真の自分はキルミなんか助ける人間じゃないって、私なんか救おうとしたせいで間違えた、自分は敗者だって(悲しい顔で碧眼は閉じられました)
        言ってみればいいよ…じんぎ -- キルミー 2012-04-03 (火) 21:19:07
      • (血の廻る暖かな安堵が、身を回る。言葉や行動が断片になって、心へ流れ込む。空の心の瓶が裡側から洗われるようだ)
        キルミ、お前は馬鹿者だよ……。(気の緩みが押し留めていた涙を、後から後から降らしてくる)
        (空を知らない涙の雨が、そのままに降り注ぐ。注がれた心のぶんだけ、まなこが洗われる思いがする)
        こんな……女の子なのに、こんな首筋から血を流して……。(震える歯の根を噛みあわして、指先を向かわせて血を拭う)
        ほんの少しでも間違えていたら、死んでいた。己のためなんかに命を張るなよ……。
        (立ち上がる気力も慮る心もないままで、双眸から涙が雨香を伴って落ちてくる)
        力が足りないのに伸ばされた手など、失望を与えるだけにすぎまい……?
        蜘蛛の糸が降りなければ、きっと地獄でも諦めがついたはずなのに、中途半端な希望だけ与えて放っておくのか。
        己だって助けたい人ぐらい居る。だけれど、こんな結果を招いて、どこが優しさなど、どこが真価など。
        (喉から、縊り殺されるような、細い細い乱れた呟きを漏らす)でもな…………俺は、精一杯やったんだ……。
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 21:51:36
      • (心が流す血でキルミの青いセーラーの襟元に清い染みが増えていきます。仁義の指に触れる赤い方の血は、彼にとってよく馴染んだものでしょう)
        (戦いで何度も流し流された、ぬるりとした感触。暖かくて鮮やかな命の残量、魂の銀貨。広がったブロンドにも滴り忌わしい染みが少し出来ました)
        (生き方がどれだけ違っても流れているものは同じ。透明な血と赤い血)
        いくらなんでも死んじゃうかもしれない、くらいはわかるからね?戦ってる時くらいの相手の裏を読もうとする力、働かせて欲しいな
        思ってることを本気で伝えたかったんです。でも、もしじんぎが止めてくれなかったら…そういう人になっていたら
        その時はとても悲しくなるから、そのまま死んでもよかったんだ。…よかったぁ…

        (消えてしまいそうなほど極限まで細くなった声は仁義の存在そのものと被ってひどく切ない)わかってるよ
        (天に伸ばされた両腕は泣き伏せる男の背と頭に回されて。キルミの腕力でも、それほど抵抗を感じずに引き寄せる事が出来ました)
        (目には濃い空のようなセーラーの青、肌には人の体温があるたっぷりと豊かで柔らかい感触、鼻には甘い体臭と淡い香水の混じった香りが同時に仁義に押し当てられています)
        地獄の底を上から眺めて諦めろだなんて言うことが優しさなんて思わない
        あなたが手を抜いたことなんて誰も見たことがない
        未熟は罪じゃない
        ねえじんぎ、あなたみたいに救えなかった人もまた、救われなかった人と同じように救われなかった人なんだよ。きっと今回はみな等しく敗者なの……悲しいね
        悲しいけど、それを自分の全てにぶちまけないで。悲しんでもいいけど自分を責めるのはやめてください
        優しさって、結果じゃないでしょ?行動でしょ?走り出すための気持ちって後に残るものじゃなくて、最初に湧き出るものなんだから
        あなたがボロボロになってまで助けたいと願ったほどの人が、救われなかったことに恨み言しか残さないなんて私信じられません。信じません
        ここまでやった人を罵る人なんて私が叱ってあげます(胸から逃れようとされてもなおぎゅっと抱きしめて。母か教諭のような物言い)怒るんじゃなくて、叱ります
        ………まだまだいくらでもあなたの為に喋れるけど、もういいよね?(黒髪に手櫛が通されて、肩を落としていた背も優しく擦られました)
        (示した事は。今は好きなだけこうしていていい)じんぎ。じんぎ… -- キルミー 2012-04-03 (火) 23:15:40
      • (人がこんなにも柔らかに、海の水のよに人を包み込めるものなのだろうか。風のようで、水のようで、大地のようだ)
        (陶酔した母親に掻き抱かれた記憶が幾つかある。美麗に伸ばした爪の先が己の身へ食い込んで、痛みを伴う抱擁だった)
        (だけれどこれはどうだろう。腕や指の骨一つにつけても、硬い部分で傷つけないよう、細心の注意をした繊細な抱かれ心地だ)
        (暖かくて兎角、柔らかい。朧げな記憶の裡側に擁いていた、優しい母親の幻想は崩れ去り、己は心の中へ母を殆ど失っていた)
        (己を護る陰が立ち消えて、太陽の熱線を一身に浴びて焼かれるような、そういう心地がしていた。己を護るものはない)
        (殻を失った卵のようで、外皮を剥がした種のようで、心が頼りなかったのだ。母が絶命する前に残した最期の抱擁が、痺れついている)
        かかさま……。(洗い流される。清純な水をしとしと細く流して、せせらぎに身を任せるように、心の滓が落ちてゆく)
        (余計な考えは要らず。ただ、ずっと、そうしていた。気の済むまで)
        -- 仁義 2012-04-08 (日) 05:38:08
  • 私はこういう時どうしたらいい物やら。
    今日はその、お願いがあってきたのだけれど。 -- バンシー 2012-04-06 (金) 23:34:04
    • なぜこのタイミングで……。いえ、別時間軸で未だ怪我はしておらぬのですが、さておき。何ぞ。 -- 仁義 2012-04-06 (金) 23:39:39
      • その、えっと、修学旅行のはなし・・・。 -- バンシー 2012-04-06 (金) 23:41:10
      • ああ、そういえば来月に迫っておりますね……生徒会の企画とかはちゃんとなされていますが、修学旅行の何を……? -- 仁義 2012-04-06 (金) 23:42:28
      • ちょいとお耳をそばに。 -- バンシー 2012-04-06 (金) 23:47:38
      • 何を、人の声をはばかる必要が……。(傾ける) -- 仁義 2012-04-06 (金) 23:49:30
      • (高いところとか…飛行艇とか…苦手だから、その、出来れば、一緒に、居て、欲しい、です) -- バンシー 2012-04-06 (金) 23:52:14
      • なーんだそんなことかー。ええてええて別にー。暇なら適当に居ときー。
        なんでこのタイミングで云う。
        -- 仁義 2012-04-07 (土) 00:33:55
      • 約束したからね?嘘ついておいて行ったらすね毛千本むしるからね? -- バンシー 2012-04-07 (土) 00:41:49
      • まあ、実際頼まれりゃ居るよ……。 -- 仁義 2012-04-07 (土) 00:47:03
      • ありがと・・・。 -- バンシー 2012-04-07 (土) 01:06:43
      • 参考までに言うとこれくらいだから・・・ -- バンシー 2012-04-07 (土) 01:07:56
      • けれど己どう反応返しゃいいのかわかんないよ…………。 -- 仁義 2012-04-07 (土) 01:08:12
      • 飛行船乗れるこれ? -- 仁義 2012-04-07 (土) 01:08:47
      • 窓際とかじゃないなら大丈夫だとおもう。窓際とかじゃないなら・・・。 -- バンシー 2012-04-07 (土) 01:12:30
  • (*マジで夢で見たないようなのでクレームは受け付けません。あと全部出力は長くてしてません) -- 2012-04-06 (金) 22:01:11
    • (↑死因:女装死) -- 仁義 2012-04-06 (金) 22:12:11
      • しょっぱなからキツい……だいぶキツいこれ……。 -- 仁義 2012-04-06 (金) 22:21:17
      • あの黒いもじゃもじゃしたのもわりと喜んでやりそうで辛い……。 -- 仁義 2012-04-06 (金) 22:27:11
      • (//ごめんね不快でしたら脳内から捨て去って見なかった事にして下さい
        黒わかめは女装は割と喜びます) -- クリスマスローズ 2012-04-06 (金) 22:33:40
      • 不快ではないけれど、こんな己を描いてる時の心を想像すると申し訳がなくてっ……!!
        ああ……また家庭での立場が冷たくなるなひじき先生……。この夢、得した人が誰一人として居ないね!! ただ一瞬の笑いは提供されたよ!!
        -- 仁義 2012-04-06 (金) 22:36:23
      • (//絵を描くのは楽しいから好きだからいいんだ!寧ろこっちが『こんなもの書きやがって!』状態なものだから申し訳なく思っていたところです。書き終わってロダに乗せて名簿に貼り付けてから(遅い)%br;ヴィーラは元々家族内では最下層だからいいんだ…! ろくでもない夢でした(起きた時のメモも) 仁義君とオズワルド君が不快に思っていなければよかったですーノシノシ) -- クリスマスローズ 2012-04-06 (金) 22:54:42
      • (If空間でオズと女装モードになりながら)そこまで言われるこんぶ先生は一体なんなの? 本当に夫Or父という存在なの……? -- 仁義 2012-04-06 (金) 22:58:20
  • 先生、何だか最近すっかりと気分が疲れてしまっているので、今日は愉快な仁義君を眺めて過ごそうと思います。(じー) -- 林檎さん 2012-04-06 (金) 02:32:34
    • 勘違いされているんですけれど、己は普段から愉快なわけではないんです。 -- 仁義 2012-04-06 (金) 02:35:21
      • 眺められても困るんです。やめろよう。じっとみるなよう。 -- 仁義 2012-04-06 (金) 02:39:23
      • 勘違い何て。そんな事よりも恥ずかしがってないで、早く何かくすりとする事をしてください。
        例えばほら……何か飛び出しちゃう感じ、みたいな……(頬杖をついて) -- 林檎さん 2012-04-06 (金) 02:44:18
      • ……………………。えっと……。
        (金貨を一枚取り出して卓子へ載せる)……。((スゥ)掌をすっと翳すとコインが消える)……。
        (次に手を翳すと2枚になる)
        -- 仁義 2012-04-06 (金) 03:04:06
      • (深い乙女のため息) -- 林檎さん 2012-04-06 (金) 03:07:18
      • くそァ!!(ダンッ)……そんな突然面白い事できるわけないんですよ! 種も土もなく草花が芽を出す事がどうしてありましょう! -- 仁義 2012-04-06 (金) 03:13:48
      • 仁義君が種だとして……、先生が土壌ですか?(指先を唇に考えるしぐさ)
        うーん、じゃあ何か愛情の篭った詩とか、そういう路線で。仁義君は口上を掲げるのがなかなかに得意だと、先生のお耳は覚えていますよ。
        どうでしょう、先生の何処辺りが性的でお月様なのか、らぶってみて下さいよ。……仁義君なら余裕ですよね?(ちらちら) -- 林檎さん 2012-04-06 (金) 03:19:11
      • すっげえヘアピンにハンドル切ってきましたね。これっぽっちもそういう意味は含まれてませんからね林檎ちゃん先生……?
        (渋柿をバケツ一杯噛み締めたような顔)……難しいですね……。
        だって、そんな事をしたら僕達二人共本気になってしまいますから……。一言でも口にしたら、そこからこの空気が崩れてしまう気がして、怖いんです。
        -- 仁義 2012-04-06 (金) 03:28:20
      • ああ、いえ……先生も今割りと普通の意味で言いましたよ。
        種って聞いてそっちしか浮かばないのは仁義君相当に性教育されていますね?
        一体に誰がこんな事を……(心配そうに仁義を見やって)あれですね、逃げ、って奴ですね?結構、ナイーブなんじゃないですか仁義君って。 -- 林檎さん 2012-04-06 (金) 03:38:31
      • (ホッケーマスク被った不審人物が斧を持っていて、樹を伐りにゆくのだとハナから思える筈もない)
        ……ちゃうんです。ちゃうんです。おっさんが。おっさんが己の思考回路に変なウィルスを入れてくるんです……!!(さめざめ)
        (口を尖らす)……そりゃ、己はナイーヴっすよ。他人の一挙一動が己を責めやしないかと、いつだって気にしてる人間です。
        一人は孤独で厭だけれど、誰かと居てもその誰かに嫌われてしまうのが怖いような、面倒臭い人です。
        -- 仁義 2012-04-06 (金) 03:44:33
      • その気なら頬の一つも染めますから……。ああ、でも女の子って奴はなかなか嘘が上手に出来ていますから。
        仁義君くらい予防線を持ってたほうが安心なのかも知れません。……おっさんって、年上の仁義君の性のパートナーか何かですか?
        そういう気持ちは、ちょっとだけ分かります。だから、本当に自分を好き、っていう表現が上手な人ばかりを本気にしちゃったりするんでしょう。
        それで、自分からはこれ。(口の前に罰点)……私もそんな感じだから、だからって嫌ったりはしませんけど。なかなか……難儀ですね。 -- 林檎さん 2012-04-06 (金) 03:55:17
      • ……ええっと、表現が難しいんですが。魚介ベースのスープに背脂を浮かせた縮れ麺が、そのおっさんてところでしょうか……。
        (口を噤んで、耳に痛い話を聴く。鏡に映る姿を疎ましく思うのと同じく、自分の性質を言葉で模写されると、それを聴くのが心苦しい)
        難儀ですよ。……何の臆面もなく、他人を好きだとゆったり、友達だとゆったりできる人間が羨ましい……。
        己は己がどうしたって嫌いだから、その口から出る言葉もまた穢いものの気がして、他人の耳にそれを入れるのが心苦しくなる時がある。
        これだけは3年と少し経っても、どうしても変わりませんや……ちゅーか、林檎ちゃん先生なんか真面目。なんかあったんすか……?
        -- 仁義 2012-04-06 (金) 04:12:20
      • ああ、ラーメンおじさん……。仲の良いお友達を、そんな言い方しちゃあ可哀相ですよ。(くすりと笑って)
        ……どうなんでしょうね。私は好きとか愛って言う言葉を安売りにするものじゃあないですって、教わって生きて来ました。
        だからとは言わないですけど……余りにも重い言葉として、し過ぎるのも困り者です。必要な時に、言葉に出来なくなってしまいますから。
        変わらないのはしょうがない……けど、甘えすぎると私の様になると、そういう事です。仁義君。……ごめんね、仁義君にも少し甘えようとしてました、私。
        そりゃあ……女の子には色々あります(片目を閉じて微笑んで見せる) -- 林檎さん 2012-04-06 (金) 04:23:44
      • ふうん……。(深く聞けば心に波風を立てる。所在なさげなふうで、聞き流す)……男の子にも色々あるんですけれどね。わりと。
        甘えるっていう言葉、いいように使われていますよね。どんな形にせよ、他人に縋るのがどうしていけないことのように言われるのか……。人は、すべからく一人で立つものと思ってる人が云うんでしょうかねえ?
        別に、折り合いつけて変わらずに生きてても、他人がそうそう口を出したり不快に思ったりせんでしょう。
        甘えっていうのは、自分に向けられる言葉なんでしょうね。変わりたいと思ってる自分が、変わらない事に腹を立てて云う言葉ですよ。
        でもね、人って突然変わりはしませんから。ただ、目標に近づけない、自分の遅い歩行速度が、甘えだと感じてしまうんじゃないですかねえ。
        何を言ってるのか、ちゅーと、別に普通でいいと思いますよ……甘ったれた己でも、それなりにいけてるから。自然に変わっていけたらよいなって。話まとまってないな、これは。
        -- 仁義 2012-04-06 (金) 04:47:10
      • 自制心とか、良心だとは言っては下さらないんですね。頑張って、甘えている事を我慢しているんですねって。
        人は本質を変えない、でも沢山の嘘で塗り固める事はできます。中には純粋な嘘もありますけど……。
        もう、あんまり先生の嘘を肯定しないであげてください。本当に甘えると、私だってただの困った子になってしまうんですから。
        ……でも、なんとか励まそうとはしてくれていると、もしくは共感をしようと試みてくれているとは判ります。話がまとまらないのも、どうにかして心を読もうとしてからですね。
        見えない物を形容しようとすれば、きっと難しいでしょう。……だから接触したり、体温を分け合う様な行為で、人は愛を感じて、孤独を抜け出そうとするんですから……。
        仁義君はその辺りの事で、どうにも寂しいと思ったことはありませんか?それとも……学業に打ち込んでいれば、あまりそうと思わないのでしょうか。 -- 林檎さん 2012-04-06 (金) 05:05:54
      • (掌を握ったり開いたりして、指紋や手相でもなぞるように、じいっとそこを見続けている)
        この掌を握ってくれる人たちが居る……この熱は、骨髄まで染み渡って、血になって、躰を廻るようなんです。
        暖かさがいつまでも消えない。大人になっても忘れられないぐらい、記憶が薄れても消えないぐらいに煖かい……。
        遠い遠い、他人の掌だからこそ、その遠い遠いどこかの熱までここに運ばれてきたようで、力が溢れてくるんです。
        それがあんまりにも嬉しくて、寂しいなんて思えませんよ……。
        -- 仁義 2012-04-06 (金) 06:22:24
      • (目を細めて仁義青年の掌を手に取る。その仕草は彼の言う熱を確かめようとするようでもある)
        (仁義の手をなぞる女の手は冷たい)……なるほど。仁義君は今この時も養成校の皆さんと一緒に生きているんですね。……分かりました。
        ただ、先生としては。何時しかやって来るであろう孤独の日に、このあなたを支え鼓動する血脈が、健在である事をお祈りするばかりです。
        ……すみません、長居をしてしまって。それではまた御機嫌よう。(かすかに微笑んで帰って行った) -- 林檎さん 2012-04-07 (土) 01:30:48
      • 手の冷たい人は心が煖かいと言います。己なんかは、血の抜けて痺れる程冷たくなってしまっていましたけれど、誰かが熱をくれました。
        きっと、手の冷たい人が心の煖かい事は、他人の熱を感じやすいからという意味なのでしょう。……この手は他人に縋る事を憶えてしまいました。
        養成校を出ても、この甘えは消えますまい。誰かの手を捕まえようとするでしょうよ。それで、よいのです。では、また。
        -- 仁義 2012-04-08 (日) 00:06:56
  • こないだは、すいませんでした。(ぺこり) -- カナリア・オウル 2012-04-05 (木) 00:04:52
    • ええねん、気にしんとき……。なんも憶えてへんから。 -- 仁義 2012-04-05 (木) 00:05:52
      • 本当、調子こくと色々……あれ。やりすぎる……(ホホがめっちゃ腫れてるところを見るに、イーグルにブン殴られた様子)
        まあそれはさておき、チンコ君。(名前は覚えてなかった)なんか、最近大変だと聞いたの……だけど。 -- カナリア・オウル 2012-04-05 (木) 00:07:43
      • あの、その名前かすりもしてないんですけど……仁義なんですけど……。
        大変だよ。外道が幅をきかしてるのを、傷心の暇もなく討たねばいかんというのだから……。
        -- 仁義 2012-04-05 (木) 00:25:11
      • 「ン」があってたね、換気くん。(ちょっと近づいた)ふんふん……なるほどなー……そこで視聴者の皆さんにプレゼント。
        おくすり、いる? -- カナリア・オウル 2012-04-05 (木) 00:27:05
      • 地面から5cm浮いて、世界が凄い広がって見えて、夜の冷たい空気が気持ちよくなってしまうようなおくすりはちょっと……。(NoThankYouの手と顔) -- 仁義 2012-04-05 (木) 00:29:40
      • いやいやピンキー君。私は……割と真面目に聞いてる、よ?……罪悪感、なくなる、お薬。新米の、暗殺者、飲ます、薬。
        殺し、世界、広がる。やるなら、あげるよ?(にこ、と歯を見せて笑う どこまで本気なんだろうか) -- カナリア・オウル 2012-04-05 (木) 00:36:33
      • 仁義です。……。(薄っすらと気がついている。カナリアの表情の禄に作られた影の奥に、黒い世界が潜んでいる事を)
        (純粋悪の黒ではない。必要悪として影の世界へ君臨する、高潔たる悪の薫りである)……いらない。
        己は、己の意志で人を「刄る」から。そっちのほうが、気が軽くて、力が籠もる。(調子佳く、笑顔を返した)
        -- 仁義 2012-04-05 (木) 00:52:37
      • うーん……そっかあ。残念、ムネン。……オウル様の、セールストーク?みたいには……いかないねえ。ふふ……
        でもね。自己意思……だけで、殺し続ける……それはね、えーっと。おじいちゃんが言ってた……「しゅら」だって。何よりもこわい、バケモノだってさ。
        この薬なら、「薬のせい」に、できるよ?(ぴ、とポケットからカプセルを取り出す)ほんとーに、いらないの?ふふふ…… -- カナリア・オウル 2012-04-05 (木) 01:00:04
      • 要らない。……修羅でいいんだ。ほんの一時だけ、己は己を修羅と化す。誰かのために刀を振るえる存在が、己の目指す存在だからな。
        薬のせいになんか、したくない。遠慮しとく!
        -- 仁義 2012-04-05 (木) 01:12:56
      • ……そう?(はぁ、とため息)一時だけ、修羅、なんて……そー、都合よく行くかなあ。ずーっと、ずーっと修羅になって、戻れなくなるんじゃないかなー……
        誰かのための誰かまで、勢い余ってザックリ……なーんて。(薬を、自分の口に放り込み、がり、と噛む)……ンッ、はっ……(ぶるる、と体を震わして)
        ……欲しくなったら、いつでもね?サンボ君。(に、とさっきより冷たい笑みを浮かべて、踵を返した)ら〜♪らら〜……♪(そうして、去っていった) -- カナリア・オウル 2012-04-05 (木) 01:17:55
      • 戻れるさ。手を引いてくれる人たちが、沢山居るもの。だから、己はあそこに戻る事ができる。いつまでも修羅道には落ちないさ。
        御節介ありがとうな、ヤクを啄ばむ、危ない金糸雀さんよ……。(手をひらひらと見送る)
        -- 仁義 2012-04-05 (木) 01:24:11
  • 差出人不明の手紙が仁義の元に届く
    内容はある廃墟の場所を指し示す地図と、一言「さあ、パーティーの時間だ」とだけ、書かれていた…
    //帰るの遅くてごめん…。わかりやすく話し合えるよう、コメント欄下部に相談場を作りましたので、まずはそちらへどうぞ -- ??? 2012-04-04 (水) 23:25:45
    • (手紙を取り、女子寮棟のほうへ歩いてゆく) -- 仁義 2012-04-05 (木) 00:53:13
  • 夏フェスイベントのいいアイデアがさっぱり浮かびませんでした。なにかネタないかな。 -- バンシー 2012-04-04 (水) 19:52:29
    • 何故己のところへききにくるのか!! -- 仁義 2012-04-04 (水) 20:27:37
      • なんでかなー、なんでだろー。なんでかなー、なんでだろー。 -- バンシー 2012-04-04 (水) 20:30:13
      • もうあれよ……アイデアもなんもなくても好きな曲歌ったらええんと違いますか? -- 仁義 2012-04-04 (水) 20:30:58
      • メイン組がおわったらフリータイムでステージ開放らしいので、その場合はそういうのでいいみたいだけど・・・。ゴールデンタイムに出る場合は、尺も短いからひねったほうが良さ気?みたいな。 -- バンシー 2012-04-04 (水) 20:35:03
      • 真面目だ! どうせなら、尺が短い事を逆手にとって、一枚絵だけ置いて、曲のリンク貼るという一レスで歌うの終りましたよ戦法とかどうですかね。あの聖歌隊のときみたいな感じで。 -- 仁義 2012-04-04 (水) 20:43:53
      • えー、じゃあこれになっちゃうな・・・ -- バンシー 2012-04-04 (水) 21:01:27
      • どうしてこうなっちゃったの? -- 仁義 2012-04-04 (水) 21:03:48
      • 考えてから作るのではなく・・・、できてからそれが何か考えるのだ・・・。
         なんだこれ。 -- バンシー 2012-04-04 (水) 21:05:13
      • わかんねーよ……さっぱりわかんねーよ……。己の顔になんの怨みがあるというのだ! -- 仁義 2012-04-04 (水) 21:08:52
      • 怨みとかないし?す -- バンシー 2012-04-04 (水) 21:12:33
      • (すッテナンダヨー・・・) -- バンシー 2012-04-04 (水) 21:18:35
      • えっ……(ドキン…☆)(「好き……? 駄目、ソンナハズナイ……」) -- 仁義 2012-04-04 (水) 21:20:08
      • 夏フェスの話題どこいったんですか…… -- 仁義 2012-04-04 (水) 21:20:40
      • あーいや、そうだな、フリータイムにはまだ余裕があるのでなにかマトモなネタを考えよう。 -- バンシー 2012-04-04 (水) 21:26:20
      • それがいいですね。 -- 仁義 2012-04-04 (水) 21:41:26
  • (ある日の、月の綺麗な夜。青白い月光に照らされた瓦礫の上に、それはいた)
    よお、お仲間。家出した彼氏は見つかったかい? -- タキ 2012-04-04 (水) 01:30:10
    • (月光は耀い。然し、それは陰陽の陰の側を示す、不吉な明るさでもある。毒を持ち、人を狂気に誘う青い月だ)
      (月影に悪鬼は登る。果してそいつはそこに居た。己は、それを自然に受け容れて害意を跳ね返し、純粋に敵意を向ける事が出来る)
      ……タキ。御託は要らん。……デジャヴの往くべき道の障害となる、お前を討つ。
      (右眼の緋色が深まり、闇の中でも煌々と輝く。炉の火のような、強い視線が、瓦礫の上へ向けられた)
      -- 仁義 2012-04-04 (水) 01:43:19
      • やれるのかい?(無手のまま、瓦礫から跳躍、仁義の元へ飛び下りてくる)
        はは、ひっでえ様だな、その調子じゃレミオとノアちゃんの事も知らねえ感じか? -- タキ 2012-04-04 (水) 01:51:49
      • やるのだ。(目には隈で、生氣は溢れぬ。然し、その身の奥底へ、身すら焼き焦がす極大の焔が宿っている)
        レミオは識っている。……そして、ノアも大体予想がつく。楽しんでるな? お前。
        -- 仁義 2012-04-04 (水) 02:13:25
      • あったりめえだろ。楽しくなきゃやらねえよ。(にしし、と、意地の悪そうな笑いを上げて答える。)
        (身に余る、ともすれば己を滅ぼしかねない欲望と同じ位、その中には深い深い闇が広がっている。)
        いい返事じゃねえか、けどま、悪いが今はまだ駄目だ、今はまだ、仕込みの段階だからな…
        (更なる禍々しい雰囲気を纏いながら、男は語る…その身に余る欲望に適応するかのように、その体は、心は、魂は、会う度に醜く歪み、変異していっている。)
        ま、準備ができたら連絡してやるよ、お友達と一緒に是非来てくれや -- タキ 2012-04-04 (水) 02:27:19
      • (泥濘の闇へ引きずり込む魔手が、月明かり揺れる上で、嘲笑をしている。その姿は魔物に他なる事はない)
        (罪を憎んで人を憎まずの格言も用に足りない。罪の意識などない、滾々と湧き続ける欲望がタキの腑でドス黒く渦巻いている)
        (躰が化物となり頭もそれに呼応して、心まで侵されかけたデジャヴが心を辛うじて保ったのとはまるで反対に、)
        (心に闇を抱えたがために魂から身の隅々までもを、この男は魔物へと変えつつある)
        (起き上がりざまで蹣跚ける躰、不調子たる己では、悔しいけれどたかる蝿程度にしか扱われまい)
        髪と顔は整えて、人当たりの良い表情を浮かべる準備をしておけよ。その首をかき馘る時に、せめても最後は綺麗でいたかろ。
        ……冗談でもなんでもない。征かせて貰う。連絡の手紙には六文銭も同封しておけ。己等が届け返してやるからな。
        (闇に殺気は消えゆく。白く砥がれた己の光は、未だその陰翳には届かぬまま)
        (今は素直に養生につとめて、万全を期して臨む事を考えるようにした)
        -- 仁義 2012-04-04 (水) 20:23:08
  • (落ち込んでいる様子を見ればポケットから大蒜を大量に取り出し皿に反対側のポケットからアルミホイルとオリーブオイル、塩コショウを取り出す)
    (もしも見ていたら明らかにポケットに入れられる量ではない事に気づくだろう) -- フェリックス 2012-04-04 (水) 01:20:37
    • (氣力は上向く。しかし、燻る熱はあれど燃料は足らぬ。薪がなければ狼煙は立たず、檄の声すら飛びはしない)
      (とどのつまり、腹が減っては戦は出来ぬと言うのだ。この時間帯に外に出る気にもなれず、困り果てたところへ……)
      フェリック……? ……!? (質量保存の法則を気持ちいいぐらい無視した振る舞いに、目をこする)
      -- 仁義 2012-04-04 (水) 01:37:03
      • なんかこう…あれだな、何があったかは知らねえが背筋に通るべきもんが足りてねえぜ仁義?
        ちょいと台所借りるぜ(仁義の疑問をまるで無かったかのように無視しつつアルミホイルに大蒜を載せてオリーブオイルをかけ塩を振り包み焼きにする)
        (火にかけて暫くすれば男ならば誰しも涎を垂らす男らしい大蒜の焼けた香りが漂い…アルミホイルに包まれたそれを仁義の前で開き胡椒をかけて差し出す)
        火は通したから胃は炒めねえ筈だ、食っとけ -- フェリックス 2012-04-04 (水) 01:44:13
      • (持ち直した心算だが、躰はそうはいかない。氣力は早々変わりはせず、緩やかに熱を帯びてゆくものだ。今の己は、小さな火種にすぎない)
        (その冥闇さを見透かされたのだろう。疑問はさておき「そういうもの」ととり、大蒜の薫りを鼻へ嗅ぎつけた)
        (喉奥から胃に張り付き、重く食欲を唆る薫りである。そこで深呼吸をするだけで、腹が満たされるような、濃厚さを感じられる)
        これは……。(フォークを手に、アルミホイルの裡側でオリーブオイルにグラグラ浸かりながら塩を吹き、胡椒の黒い彩りを載せる大蒜を見る)
        かたじけない。いただきます。(突き刺すと、ほくりと先端が埋まる。よく蒸した芋でもこうはいくまい、ねっとりとした触感がある。口へ運べば、止まらない)
        (苦さと熱さを混ぜて軟膏にし、精力そのものを加えたような味がする。鼻から喉から胃まで抜けて、それを噛み締める。旨いというと確かにそうだが、それ以上もっと止まらない)
        -- 仁義 2012-04-04 (水) 02:08:59
      • (やっぱりな…と頷いて)飯食って無かったか…それじゃあ足りてない筈だぜ…
        人間背筋をビッと伸ばすのは気力じゃねえんだぜ仁義?…栄養だ!
        けど普通は飯を食うもんだ…そうなるのは余程身も心も疲れるような真似しなけりゃならない
        (苦味やほくりとした食感だけではない、仁義ならば気づくだろう…この大蒜は僅かに甘いのだ、良く出来た大蒜特有の甘味…それはより味を引き立てる)
        …(その勢い良く食べる様を嬉しそうに見て)背筋にビッと走ってきたか?熱いモンが -- フェリックス 2012-04-04 (水) 02:31:21
      • (しっかりと頷き随ら、口の中にものを入れたまま喋らない。単に大蒜の触感を咀嚼して味わっている)
        (石焼芋のあの様にほくりとほぐれるのに、芯はしっかり野菜の新鮮味が残っている。呑み込むのが愉しくなる口当たりだ)
        (苦味と熱さの後に流れる甘みを感じれば、それは大蒜の芯から出たものと知る)
        (噛みゆけばゆくほど、味の奥底へ浸るようである。後味は、胡椒がすっと流してただ充実感のみが残るのだ)
        ごちそうさまでした。(手を合わせ、フェリックスを見る)
        熱い湯を背骨の管へ流されたようだ。もう、曲げていてはいられない。(背筋が伸びる)
        ……人間って単純だな。美味い飯を食べると、急に元気が出るんだ……。(微笑む)
        -- 仁義 2012-04-04 (水) 02:56:15
      • お粗末さま(仁義が手を合わされれば頷いて)何が在ったかは聞かないぜ、お前なら大抵の事は乗り越えられるだろうからな…
        けど今回知ったように飯だけは食うのを忘れないように、心と体、どっちが足りてなくても体は動かねえ(仁義と同じく手と手を合わせて)
        そして食うんならなるべく手作りの料理を食え…手作りには出来合いにない熱がある、その熱は更に心を元気にする熱だ
        この学校の奴らは若いのに色々抱えすぎだぜ…それにお人好しもな、お前みたいな(からからと笑い)どうせ誰かの為に疲れたんだろ?
        まっこれからも頑張れ、それがきっと沢山の笑顔に繋がってく…それと最後に
        大蒜めっちゃ食うとその後こう、あれ、男として凄い事になるから皆が帰ってくる前に頑張れ!(シュッと指を振り帰っていった) -- フェリックス 2012-04-04 (水) 03:06:55
      • (緑茶タイム:共に緑茶を飲みながら話をする時間の事。緑茶は大蒜の臭いを抑えてくれます)
        豪く買いかぶられたものだけれど、己は眼の前のこの状況を乗り越えられずにはいられない。出来るか否かなど別にしてだ。
        ……それは、確かに誰かの為だけれども、誰かの為だなんて、思ってやってなかった。お人好しっちゅーか、前しか見えないだけ……。
        (笑顔へ繋げる事。己が見たいのは、ただあの二人の笑顔のみだ。その笑顔は他の誰かを笑顔にする。それは、信じられる)
        うむ。……とにかく、暖かい料理をしっかり食う事にする。……孤児院で学んでたはずなんだけどな、団欒の大切さは。
        思い出したから、余計に覚えた。もう、きっと忘れない。ありがとうな、フェリックスのおっさん。
        (強張りの抜けた笑顔は、雑味が無い。気持の良いものである。それは、それとして)……What……。
        感謝してるけど……感謝するけど、今度会ったら絶対胸毛を毟る!!!!!!!111(大変だった)
        -- 仁義 2012-04-04 (水) 20:42:19
  • ヒゲられてもらってますなぁ、コンビで。 -- バンシー 2012-04-03 (火) 21:30:28
    • 今の己の状態でバンシーさんにどう反応したらいいのかわからないの……でもひげは可愛いと思う。 -- 仁義 2012-04-03 (火) 22:32:37
      • ・・・いつもよりヒゲくしてればいいと思うよ。 -- バンシー 2012-04-03 (火) 22:57:00
      • 悲劇してはいますけれども。ヒゲだけに……。 -- 仁義 2012-04-03 (火) 23:03:24
      • ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 -- バンシー 2012-04-03 (火) 23:10:34
      • 後で、アーニにお礼を言いに行こう。 -- バンシー 2012-04-04 (水) 04:04:17
      • それがいい。(そういうことになった) -- 仁義 2012-04-04 (水) 20:28:15
  • ・・・何をしておる 立ち止まったか(夜、後ろからの声である 何度も聞いた、あの暗殺者の声である) -- ? 2012-04-03 (火) 21:10:28
    • (人混みに出歩いた。橙色の灯りに満ちて、声の染み付いて枯れた木造で、人々が一様に生氣に溢れて燥ぐ場所である)
      (ごった返す酒場は存外楽しかったが、酔える気分でない場合に呑む酒は、ただ不快を脳へじりじりと伝えるばかりである)
      (毒の酒精を喉に落とした己は、のた打ち回りたい気分になりながら、真っ白い月を見上げて帰路へついていた)
      (憶えのある声には、へべれけにもなれえぬ涙声にも近い口調で返答する)……膝から、崩れ落ちた。
      今なら苦無を一つ、第二頚椎へ深く刺し入れるだけで己の命を取れるぞ……?
      -- 仁義 2012-04-03 (火) 21:28:00
      • 私が奪うと決めていた命は、『戦う力を持つ者』の命だ 酒に溺れて身を崩そうとする『弱き者』の命ではない
        (足音も無く気配が近づき、そのまま通り過ぎる 仁義の前、狐の面を押し上げる女である それは、クラスメイトの)
        デジャヴの事であるな?(顔を隠そうともせず、問う) -- ? 2012-04-03 (火) 21:34:44
      • (淡々として、指差しをするかの断定で「弱き者」と烙印を押されて、その苦味と痛みへ怯えが回る)
        (唯一の誇りである、剣技すらも今では鈍っているのだろう。全くの鈍らで、人を傷付ける事もあたわぬ話だ)
        (眼の前に移動した気配にも、突然現れたかのように思えて、余り見知らぬ人物の顔に、夢でも見たのかと)
        (胡蝶の夢がどうのうと、どちらが蝶で人かの論理も頭に浮かぶ暇なく、次に出た人物の名前へ己の意識は引き寄せられた)
        (光を潜めた筈の眼へ、浮かぶのだ)……香澄……何故、お前が、それを?
        (在るは混沌を呼ぶ彩雲である。雨を降らすか、ご来光を見せてくれるか。疑いを半分と期待が半分)
        (藁にも縋る己にはどちらとてどうでも良い。藁でも単に沈むのみだ。今と変わるまい)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 22:30:11
      • 縁があってな(胸元の合わせに面を差し入れ、腕組み 仁義の目に浮かぶ濁りに目を細める)
        (そして、ぎりりと口の端をあげる その腑抜けた顔と濁りに)奴を殺そうと思うてな 良かろう?なぁ、貴様では何も出来やせなんだからなぁ? -- カスミ 2012-04-03 (火) 22:36:20
      • (燃え盛り、己の隅々までを満たすような熾りが湧き上がったのは、“野狐”がデジャヴを討つべく理由があるからだ)
        (化物と揶揄されるではなく、あいつは躰も思考も化物そのものになり、人を傷付けない等保証できよう筈もない)
        (然れども、心は人の暖かみを見せているのだ。それは包み隠されて見えないものだけれど、確かにそこにある筈なのだ)
        (慍りを顕にすれば、その燻りは表情の隅々まで行き渡り、左眼の陽光が真っ直ぐ香澄を射ぬく)…………ふざけるな……っ!!
        良いわけがあるものか、デジャヴは、あいつは、あいつはなあ、己等のために自ら孤独を望んで、隠れまでして……!!
        救われなければ、いけない奴なんだ……。そんなふうに、根本から断ち切るような真似は、許さん。この、俺が。
        神祇之恩(みたまのふゆ)へ手をかける。義憤でも、正義でもない。人としての義が、意識に拠らず手指を動かすのだ)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 22:53:04
      • そうか、許さぬか カカカ、ならば、私を止めて見せよ その剣で、その刀で その意志で
        (笑い、笑い、その顔を狐の面で隠した 抜き払う、忍者刀 姿勢は低く)
        さあ!さあ!その酔うた太刀で止められるか?止められるか、人情・仁義っ!(切りかかる!) -- カスミ 2012-04-03 (火) 23:03:58
      • 酔狂の夢なら、もう醒めた。((金ッ)高い音を鳴らして、神祇之恩の鯉口が切られる)悪夢より、万倍マシだ!!!
        居合道────陰陽進退!!!
        (下方に降される神速の抜き付けが、忍者刀を旋風のように払い除ける。業に乱れは無く、思いの乗る刀は余計に冴え冴えとする)
        (熾りが震えている。右眼の奥底が燃えている。左眼が疼く。痛みではない。ただ、強い熱さが轟々と沸き上がっている)
        疵付けさせて堪るか……あれ以上、自傷や他傷で一杯のあの身に、これ以上……ッ!!
        (払いし刀はきゅんと微かな音だけ残して、陽炎の立ち上りを魅せ、大上段へと構えられる。真向から諸手での斬り下しが野狐へ放たれた)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 23:45:26
      • 本当か?しかし、まだ、まだよっ!(怒りに吼える仁義にの闘気に負けぬ、張った闘気 ぶつかり合う夜の街 歪む風景)
        (跳ね上がる仁義の刀と同じく、弾かれた刀は既に次の構えにたどり着く 切り下ろしに返すのは、切り上げっ)
        (狂犬の断末魔のように耳障りな音がした 火花が散る、かみ合った刃がそのまま、鍔競りに鎬を削る 仁義の顔の前、狐の面 燃える仁義の目をにらみ返す、面の奥の光)
        その大言、酒に溺れて成せる物かっ?その思い、自虐に濡れて晴れるものかっ?答えろ、人情・仁義っ!!
        (鍔競り、跳ね上げる 其処から放たれるのは、剣術を納めた者だけが出来る、綺麗な胴打ち 横一文字! しかし、仁義の目通いから覚めていれば、避けるに容易い綺麗すぎる太刀筋!) -- ? 2012-04-04 (水) 00:13:36
      • (睨み合う。神祇之恩の白刃は決して揺るぐ事はない。上天の月に手を伸ばそうが跳ねようが、どうにもならない事と同じ)
        (瞳もまた火花を散らす。この野狐の瞳の輝きは、醜悪なる腐敗した殺意のものではない。剣気がそう伝えて来る)
        否、否、否!!! この俺にのみ成せる事だ!!
        (柄から外した左手をホルスタへ落とし、黒鉄の銃身ルガー・ブラックホークを早抜きにて前方へ掲げる)
        ((銀ッ)その銃身はさながら十手の如く、横一文字の剣戟をさらりと流してのける。刃の理を知ればこそ成せる神技!)
        駕ぁああっ!!(銃口が香澄を向く。訳など無闇に詮索せぬ。ただ、この戦いを渾身にて切り抜けるまで)
        ((豪!)44口径が爆ぜる。忍びの膂力ならば十分に躱せる銃撃を放つと、銃・刀ともども収納・納刀を行う)
        -- 仁義 2012-04-04 (水) 00:43:28
      • 成らばっ!!(受け流される刃 しかし、外さぬ視線、問う声は強く!)何故貴様は、此処に居るっ
        (銃声であった それは、重々に避けられた物であった しかし、其れを避けては、男の目は見続けられない 成らば、と動かなかった忍び)
        (爆ぜる赤 肩の服を弾かせ、鎖帷子を破壊し、肉を抉った44口径 それでも、目を外さずに、忍びは問う)
        こんな場所で燻って居るのが、貴様の本意ではなかろうよ 目を覚ますが良いさ(言い、面を外す 肩傷に手を当て、よろけながら身を引く)目は、覚めたか -- ? 2012-04-04 (水) 00:57:20
      • はぁー……はぁ……。(瞬間の殺陣は終わる。ただの一二合が、濃厚に響き渡り、肘から肩までこの衝撃を味わった)
        (香澄の視線は銀花の如く清明としている。己の奥底を見透かされる。おかげで、酔いも悪夢もさっぱり頭から晴れてしまった)
        ……妙な因果だの。だが、礼を言う。手荒いが、それだけによく醒めた。心の波も静穏だ。もう、呑まれる事はない。
        お前も、成長したものだな。……これ以上の駄弁りに成果は無いか。手や肩を焼いてくれたぶん、脚を動かさねばな。
        すまんが言葉だけを掛ける、養生しろ。俺は、ゆかねばならないからな。じゃあな、香澄。(微笑、早歩きでどこぞへ向かっていった)
        -- 仁義 2012-04-04 (水) 01:19:07
      • 貴様も含めた、皆のお蔭よ(眉を挙げて笑う 銃創が疼くが、去る男の背を眺めて)
        だが、養生は後に回すとしよう さて、アレを追いかけるのが、彼女の願いを果たす近道か
        (面をつけ、気配を消す 痛み消しの麻薬を飲み込めば、闇に溶けて仁義を追ったのであった) -- カスミ 2012-04-04 (水) 01:37:18
  • ……(農園部で戦った後の事からすれば、考えもしなかったような顔の仁義がいた)
    酷い顔してんな、仁義(何があったのかは分からない。何かをして、望まぬ結果になったのは分かるが) -- シオン 2012-04-03 (火) 19:56:21
    • (「腑抜け」と表題をつけて辞書に載せれば喝采を食らうような、血氣の抜けて落ちきった顔である)
      (持てる全てを発揮しても、通じる事が無かった。されば、気落ちとてする。これ以上をどう望めと言うのだろう)
      (扉の開閉の音も遠い。耳に面白くない雑音としてしか、その音は聞き入れられなかった)
      ……なら、解るだろう、シオン。話せる気分ではないんだ……。
      -- 仁義 2012-04-03 (火) 20:22:21
      • (農園部での対峙前に見た仁義が、泣き出す前の子供だとしたら)
        (今は泣いている最中なのだろう。外の、梅雨の天気くらいには晴れる様子がない)
        見りゃわかる。けどな、はいそうですかで帰るんならここまで着てねえよ
        何か、失くしものでもしたか?(とりあえずは、問い掛ける。黙っていても察せられるようなスキルはない) -- シオン 2012-04-03 (火) 20:27:59
      • 己はもう己が解らなくなってしまった。様々なものを失った心地なのだ……。(肩から力が抜けて、だらりとして動かない)
        (ベッドの禄へ腰掛けて項垂れるばかりで、続く言葉の調子だって、外れていて要領を得ない)
        救えなかったんだ……。
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 20:51:05
      • 様々な、ものをね…昔の事を思い出して。それについて何かしらの答えを得ても?
        (立って、見降ろしているのもなんなんだ。勝手に仁義の隣に座る)
        (消え入るような響きから、己を責めと深い悔恨を感じる)
        誰か、死んだ奴でもいるのか。生命を失って。取り返しのつかないそんな「喪失」があったのか?(問い掛ける事は、確かめておかないといけない事に限定しておく。気になる事は無数にあっても) -- シオン 2012-04-03 (火) 20:57:37
      • 今迄は、足元が覚束無かったんだ。産れがなんなのか、己がなんなのか知らないままで……。それでもどうにか生きてきた。
        そして、足元にあるは奈落と知れば、最早腰を落ち着ける事も出来無いまま、恐怖に震えて見下ろし続けるまで。
        碌でも無かったけど、あの時の己にとっては力に他ならないから、縋って受け容れたよ。けれど……。
        (隣に人の体温を感じても、それに火傷してしまいそうで、本性のしれない寒さに躰を震わせる)
        そんな事はどうでもいいんだ。……死んではいないけれど、死ぬより辛い目に遭わせたかもしれないな。己のせいで……。
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 21:18:26
      • 自分が何者か。何を望んでいるものなか…分からない恐ろしさ。そういうのなら俺も分かる
        お前には、奈落に見えたのか…誰も居そうにないという意味じゃ俺と同じだな(溜息を吐く)
        (仁義は、それを受け入れ力として戦ったのか…)
        (どうでもよくはない。がそこで話の腰を折る事はしなかった)
        …俺も。大事な…家族に消えない心の傷を押しつけた事がある。今も、それは挽回できてない…それで俺は色んな物を諦めた方がいいかなと思った
        …でも。違うだろう。お前も、自分のせいで傷を心の傷を負わせた相手がいるのかもしれなくて…そこで終わるのか。それで蹲って泣くだけでいいのか
        相手が生きているなら、お前にはまだ出来る事があるんじゃないのか?(不意に、仁義の襟首を掴んでこちらを向かせた。目を見て、そう問い掛ける。強く) -- シオン 2012-04-03 (火) 21:28:53
      • (半天使の身の上は、半神とは剰りにも違う部分が多すぎるだろうけれど、言葉の奥底に通じるものの響きを感じる)
        (声は音であり、シオンの声はこんな時でも心へ響く。頑なな心も、ほんの少しぐらいは和らげられる)
        (氷を陽溜まりに置いた所で突然に氷解なんていかないけれど、少しは外見を瑞々しくさせられえるだろうから)
        ……家族に……? 家族に。(最初はしっくりこなかった。過去の幼い記憶は殆ど、家族を否定するものばかりだった)
        (孤児院に住まう同輩に、刀を向けかけた事がある。今でも、その娘は先端恐怖症を患っているが、命に別状はない)
        (さりとて、己が己に科した罪は消えず、罰をどこかで受けてしまいたいと思って、人とかかわるのを尚更敬遠したのだ)
        …………解っているさ……。けれども、通じないんだ。己の心も、何もかも……いや、通じているんだ。
        通じてなお、駄目だった……。(首にも力は入らずに、黒と緋色の双眸は、光を湛えず眼窩の中へ浮かぶようにしている)
        通じてなお、駄目だったんだよ。心と心は通じたのに、其れ以外が反発するんだ……。
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 22:01:53
      • (目を見て話す。光があるか、諦めが心に食い込んでいるのはどれほどものか)
        (仁義の悔恨は、どこにある? 光を感じない。どこまで沈んでしまったのだお前は)
        家族に。二人の責任はないはずなのにきっと俺の両親は自分を責めているんだ…そういうのは、本当に辛いんだ…見てる側はな(自分の話はここまででいいだろう。と切る)
        …通じた、のに…か。心が通じてもって…辛いな。なんだろう、事情が分からなくても…やるせなさすぎるな。何でそんな事に…!(聞くだけで、無力感を煽られる言葉だった…でも)
        それでも(他人の悲しい諦めは、気に入らない。己の動く理由はそれだけでもいい。だから「それでも」だ)
        …それでも。失敗しても。他の誰かに解決を投げなきゃいけないんだとしても。それでもお前にしか出来ないことが残ってるんじゃないのか仁義。責任があるんじゃいのか…聞いているのか人情仁義!(襟首を掴んで動かす、瞳にどうか、僅かでもいい。光よ浮かべと声をかけて) -- シオン 2012-04-03 (火) 22:12:56
      • 頒らぬさ。兎角人の世は住みにくいと申した、過去の文豪は正しいということ。世界に棹させば流されるの必定だ。
        (響く、響く。奥の奥まで響いてゆく。神祇之恩(みたまのふゆ)が揺らいで曰く、未だ諦めるには足らぬと、熱を吐く)
        (涙乍らに水滴を目へ湛えて、己の名を聴くのだ。最早、それは己の名に他ならないお前だ。聞き逃せなどすまいよ)
        一つだけ……一つだけ、希望はあるのだ……ただ、それは、己が手を出してはいけない領分である気がするのだ。
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 22:43:01
      • (全く救いのない話で無くてよかったと思う。住みにくかろうと、悲しい、やりきれない事ばかりでも…それだけの世界ではなかった)
        …出来ること。あるじゃないか。希望が残っていて、仮にお前の手ではそれに触れてはいけないんだとしても…関わったんだろ。救いたいと思った誰かは、自分の手からは落ちてしまっても、消えてないんだろ?
        その希望の行く先を見届けに行きなよ。今は腐ってここで泣いてるのもいい、辛い時は、立ち直れないくらい辛い時はそれでもいいけれど。
        俺の信じる人情仁義は、涙が止まった後に立ち上がれる人間だ(だから、泣けとは言わない。きっと、もっと優しい誰かが、こいつを泣かせて痛みを吐かせて、癒してくれているだろう)
        (俺は、手を伸ばして、光の欠片でも引きずり出してやれれば十分だ)
        一度の失敗で嘆かなくていいんだ…その希望が果たされて。お前の救いたかったものが救われるなら…お前の中に手を伸ばした価値は残る
        何も知らない俺だって、お前が、そこまで必死になって伸ばした手の価値を信じるよ
        (他者の行為に、意味は与える事はできない。でも、価値を信じてやることは出来るから) -- シオン 2012-04-03 (火) 22:55:29
      • 俺は太陽になれない……せめて、せめてその輝きを受けて光を帯びる月でしかない……。
        その陽光を月食のように遮ってしまうことが怖いのだ。だから、俺は夜へ引っ込んで、せめても明るく輝いている。
        (涙の熱に浮かされる。滂沱と流れはしないが、しとしとと流れ、言葉もまた流れゆく)
        だけれど、見守る事ぐらいはできるかもしれない。露ぐらいは払ってやれるかもしれないな……。
        それから、他人の決めた価値を己は覆せないから、やっぱり、己はそれに甘んじてしまうな……。
        少しぐらい前を向いて、罰が当ったらそれまでだ。どうにかこうにか、やれば良いか……。(初めて、微笑を浮かべた)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 23:12:34
      • 太陽の輝きの方が眩しいし、遍くものを照らすけど。暗い夜中に月がなかったら困るだろ? 月の居場所は、世界に確かにあるんだ
        重なって、消し合わない事だけ気をつければいい。太陽も届かない夜闇を照らす主役はお前って事なんだから
        (結局泣いてる。こんなに人間らしい感情で…大丈夫だと、だからこそ思えた)
        それでいいんだよ。誰も彼も、過不足なく救ってやれる奴なんていないんだ…くよくよすんな
        俺が信じるお前を信じろ。お前を信じるお前の大切な友達を信じろ。自分が信じられなくなった時だけは、それでいいだろ、辛い時には甘えろ
        (微笑を浮かべた仁義に頷いて)親友(ライバル)がそんなんじゃ迷惑するんだ。さっさと立ち上がれ…待ってるからな
        (肩に手を置いて、それ以上に告げずに立ち去る。多少は、あいつの心を軽くしてやれただろうか?) -- シオン 2012-04-03 (火) 23:22:23
      • (黙って去る背を黙って見送る。礼の言葉なんて、言わなくても伝わっている。口下手な己にはそれが堪らなく嬉しいのだ)
        (己は恵まれている。「人情・仁義」の周りに差し伸べられた手はこんなにも暖かく、掌の骨までもがぬくもりに包まれる)
        ……俺を泣かしてるのは、お前らなんだからな……責任とれよな……。
        (炉の灯の熱に焦れて、黒く煤けた己の心は、光を佳く受け止められる黒へと変わり、人の心を受けて熱を憶え、強く輝く)
        (独りで輝けない。だけれど、お天道様のそれよりも陽々と、白い光を湛える事の出来る月となれる)
        (己はひとでなしで、人斬りの、碌でも無い男だけれど、そうできたのなら何よりも嬉しいのだ)
        ……。(己はいつまでも地の底に隠れてなどいられない。どうしても、前に進まねばいけないのだ)
        -- 仁義 2012-04-05 (木) 23:57:44
  • あー暇だなー (大部屋の前を通りがかる)
    暇だ暇だ (大部屋のドアを勝手に開け放つ)
    暇。 (大部屋の一角、仁義スペースにどかりと陣取る) -- ユレイ 2012-04-03 (火) 16:19:32
    • (己は、裳抜けの殻で上の空である。人同士の関わり合いというのは、頻繁にキャッチボールへ譬えられる)
      (されど深く深く突き詰めてもみれば、その様に生半可なものではないと解る)
      (身を削り魂を削り作った言霊を相手に投げかけ、受け取り相手もそれを返してくるような、心へ密着したものだ)
      (忘れていた幼き過去も擲って、心の総てを尽くしても、それは返ってこなかった。故に己は裳抜けの殻だ)
      (従って、己は非常な程に心へ鬱を孕ませて、胸を重く重くしている。そうしている矢先にこれであるから、ユレイを力なく睨めつけた)
      (ベッドから半身を起こし、気怠げに語る)……卯の花くたしの雨が来ていれば、それは暇にもなろうよ。
      そんなに暇なら、こんな湿っぽい所を離れて、長靴でも履いて外の水たまりに踏み込んでくればよろしい。
      -- 仁義 2012-04-03 (火) 16:35:31
      • 話相手になれって意味だったんだけどなー。まぁいいや
        (バタバタとラッドのスペースまで(勝手に)侵入して雑誌を奪ってくると、ベット近くに適当に寝転がって)
        (岩戸が開くのを待つわけでもないが、足でパタパタと空を蹴りながらぼんやりと雑誌を読み始めた) -- ユレイ 2012-04-03 (火) 16:56:06
      • 心の全部を言葉にして、本音のままに幾らでも伝えても、届かぬ事があるというんだからな。
        ぼやかしてゆっても、今の己には通じんよ……。(寝台に腰掛けたまま、去る気配が一向に現れないユレイへ溜息をつく)
        (哀れラッド。ナフィが為に最近の雑誌をしっかり読んでいる事が徒になったか、良い餌食である。月ゴルは見咎られなかった事を祈った)
        (さて、騒ぐでも無し踊るでも無し。適当と云うふうに雑誌をぺらぺら捲るユレイである。珍しく静かなので邪魔にはならぬ)
        (孤独に怯えているのに人に怯える矛盾を抱えた今の己には丁度良い距離である。仕方がないので放っておく)
        (“話し相手”の“話”抱える余裕など己にあるのだろうか。まあいい。根競べだ。好きにすると良い。と、瞑目した)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 17:19:18
      • (何時にもまして、コイツは何と言うか。拗ねた子供のようだなと感じる)
        (雑誌に目を通しながらも、耳の後ろで仁義の気配を探り様子を窺うが)
        (段々と、イラつきが沸き始める。何か私悪いことしたっけ?してねーよな。)
        (早くも根競べに負けそうになりつつも、別にケンカしに来たわけでもなし 雑誌を睨んでおいた。) -- ユレイ 2012-04-03 (火) 17:33:17
      • (己は未だ寝台の禄へ座して動かぬままである。眼を瞑れば見た事か、ユレイの姿なぞパッと消えて意の棒にもかからなくなる)
        (気を紛らわす為に適当に話を聞き流してやるのも良いと心にふと浮かぶのだが、黙ってしまっては意地である)
        (突慳貪に対応しておいて、今更何かを話そうとしても、口が動かない。女々しくて猶且つ意地っ張りとくれば、)
        (女と男の悪い部分を食いあわせたような者に成る事は理解できていても、どうしても根競べは続けて仕舞う)
        (どうせ、このまま呆っとしている算段だったのだ。ユレイ一人居た所で何も変わりはしない)…………。
        (どうにも長期戦になりそうな予感である。しかし、時計を見ても精誠10分程度しか経っていなかった)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 17:48:33
      • (30分経ったころには雑誌も読み飽きており、挿絵を眺めるだけになっていた)
        (パタリと音を立てて閉じるとストレッチを始める。ジッとしているのは苦手ではないが嫌いなのだ)
        (背伸びをしながらも、目の端でちらちらと拗ねたワンころの方を見てみるが依然拗ね男君である)
        (我慢の限界は近かった。) -- ユレイ 2012-04-03 (火) 18:05:01
      • (45分程経過してもう、黙っている意味を考え始めて厭世感すら漂い始めた。ここまで無駄な時間はきっとそうないだろう)
        (先刻から視線がこちらに度々来るので、おちおち脚も組み替えられない。身動ぎ一つすら意識するようで、窮屈である)
        (走梅雨の音は止まない。それだけにぱらぱらぱちぱちとずっと単調な響きだけが窓から聞こえて、かえって静寂なのだ)
        (そして己も維摩の沈黙とはゆかぬ。頭の中では物事が右往左往して、猫も杓子も騒ぎ盛りである)
        ……己なんかと話す事なぞ、何もあるまいに。(沈黙を破る呟きは、この空気に耐えかねて顔をあげた証であり、)
        (さりとて、声を出しても拗ねた心地は変わらない。空気も依然、雨音に晒されるのみである)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 18:18:40
      • (ピシリ。沈黙を破った言葉は、何かを押さえ込んでいたダムに小さな穴を開けたのだった)
        (こうなれば後は決壊するしか無く、すぅっと大きい息を吸い込むと立ち上がった)
        お〜ま〜え〜は〜こ〜ど〜も〜か〜!!
        デカイなりしてめそめそしやがって!!ああそーだよ元気の無い犬が居たからお節介しに来たけど
        私には話せることは全然ねーし、お説教すんのも下手だ!!慰めんのもな!!
        だったら何だよ!!関係無いね!!細かいことはいいんだよバカが!
        いつも一緒にバカやってるお前が何時までもそんな顔してたら気持ち悪いんだよバーカ!!
        お前は不器用だけどいつでも真っ直ぐだったろーが!!
        それが何だ!くねくねくねくねめそめそめそめそしやがって!!女か!!お前は!!
        シャキッとしろシャキっと!! -- ユレイ 2012-04-03 (火) 18:45:47
      • (まるで入道雲の立ち上がるようであった。入道雲が立ち上がれば相場は決まっている。夕立だ。瞋怒雨が降るのである)
        (それを浴びたからと、洗い流されて「そうだな」なぞと爽やかな声を掛けられるようなら此程落ち込んではいない)
        (これでは、恥かしくて穴掘って蹲っている所に水が流れこんで藻掻く事になるだけだ)
        (落ち込みは晴れぬけれど、黙って等居られぬ。面に水を中てられて、泰然自若としているような落ち着きは持ち合わせていない)
        (腰掛けた己を見下ろされたのが癪に障り、負けじと立ち上がる。すると、苛立ちも胸から騰るものだ)
        ……真っ直ぐに打つかったからこうして捻くれ曲がったのだ! 芯が挫かれてしゃきりと背筋等伸ばせられるか!
        細かい事などと切り捨てる気にもなれない。総て重大事だから、背に抱えて腰を曲げる以外に出来無いんだ!
        そしたら、こんな顔にもなる。いつでも己が阿呆でいると思うなよ。こんな顔のほうが、ムカシは自然だったんだ。
        (迷い小路に突き当たり、独りきりのままつき放された幼子の顔と称すれば正しいだろうか。兎に角、情けのない顔だ)
        (鬱々した心は安々火の熾る事も無く、少し声をぶっつけ合っただけで消沈してしまい、握りこぶしもややと解かれる)
        (沈黙が一瞬だけ戻って、瞼へ力が入らずに、顔から覇気が抜けてゆく)
        …………心からの友人が、本当に困っている時なのにな、手を差し伸べても、それが届かなかったのだ……。
        本当にな、己の全てを尽くして、身を切る程に手を近づけたのに、届かなかった……。届かなかったんだ。
        助けられなかった。無力感がどうしても拭い切れない。ホントに、心の底から助けたくて、それも満足にできない。
        駄目な奴じゃないか、そんなのは……。
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 19:16:49
      • (その鬱々とした表情は、前に何処かで見た顔で。心の底から腹が立った 抑えきれず、掴みかかる)
        ああ、ダメなやつだな!お前はダメなやつだよ!こんな私にバカにされるくらいな!
        そんなままでいいのかよ、ダメなヤツのままで。躓いて折れ曲がって 痛いからって泣いて蹲って
        終わっちゃうのかよ、そこで。ふざけんな…!!
        怪我しながらでも立ち上がって、曲がっちまったなら打ち直して
        少なくとも私はそうしてきたよ、こんな小娘でもだ。お前は違うのか!?
        違うっつうなら、真っ直ぐになるまでぶん殴ってやる!! -- ユレイ 2012-04-03 (火) 19:48:55
      • (襟首を掴まれて、下から来る視線に見下ろされて威圧される。心が竦んで弱くなる。己は怒られる事に慣れてなぞいない)
        (陰鬱の雲の下にひた隠していたものが溢れそうだ。無力、劣等、挫折とばかり、自分を貶めるものばかりが満ちている)
        (右眼の赤が戦慄いて、部屋の温度が少しだけ増した。歪な霊性が、心の熾りを通して力を垂れ流し始める)
        (それ以上に、涙ぐんでいた)…………己の過去も魂も全て吐き出して、それですらあいつは撥ねのけてしまったんだ。
        己の出来る全てをやって、通じたんだ……届いたんだよ、一度はっ……!! 指先があいつの心の暖かい所へ触れた!
        本当に、全力で、何もかもを……。己は己自身へ触れて、その奥底にあるものを掬い出して……。やっと通じたんだ。
        でも、そうしたらデジャヴは、本当の孤独へ落ちてしまった。誰かを求めながら誰も傍に居ない孤独ではなく、
        自ら人を求めぬ真なる孤独へ……。本当に、心が通じ合ってしまったからこそ、そうなってしまったんだ……。
        俺の何がいけなかったっていうんだ!! 何処を叩き直せば俺はもう一度あいつと笑い合える!!?
        (眥から涙が零れ落ちる。産まれて初めて心から友と言いあえる大切な者と出会えたのに、それが手から離れてゆくのだ)
        (産まれた頃から孤独を噛み締めて、求めても手に入らず、得体の知れない己が嫌いになってゆく)
        (そうして、幸せを願い前に進めると思った矢先にこれなんて、あんまりではないのか)
        問うなら、答えろよ……。己は何をどうすれば良いか、もう解らないんだ……忘れていた幼い自分を呼び戻して、
        己の駄目な部分を叩き直して、鍛えて、友にも協力して貰って、砥いで、砥いで、研ぎ澄まして……。
        俺はこれ以上何をどうすればいいって言うんだよ!! わかんないよ、もう!!
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 20:11:45
      • ( 正面からぶつかれば、ケンカして。思ってることを伝え合えば あとは笑い合えると思っていた
        だけど 仁義の問いの前に、私は…… )

        うるさいっ そんなの、私だってわかんないよ……!

        ( やっぱり私は無責任で、無鉄砲で言葉知らずな小娘で。目の前で答えを求める友人が求めて已まない
        台詞が何一つ浮かばなかった。それでも黙っていられなかったのだから、救いが無い
        拙い自分では、手を貸して 立ち上がらせるどころか、ただいたずらに傷に触れただけだと気がついて
        堪えきれず、抑えきれず、零れれ落ちるまま。同じように涙を流す
        悔しくて、悔しくて。目の前の友達を助けることが出来ないのがひたすらに悔しくて。 ) -- ユレイ 2012-04-03 (火) 21:32:10
      • (吐き出した、身を裂く弱音はもう口元から戻らない。どうにもなりはしない、運命や宿命や因果への怨嗟である)
        (これはある種の呪詛でもある。無力感に苛まれた俺自身が、挫折感も含めてそれを煮詰めたようなものだから、)
        (解法など見当たる筈もないのだ。こんなものは、八つ当たり以外の何者にもならず、それはユレイの胸中へ食い込む)
        (真っ更で、己という存在を棄てた俺は違わず阿呆であるらしい。駄々を捏ねる赤ん坊よりも性質の悪いものだ)
        (いっそ愚直であれば良いのにと、後悔を腹へ満たした。そして、それはだんだんと響きあって、大きくなって)

        ユレイ……お前が、泣くなよ…………。己だって、もう、人前だから泣いちまうよ、そんなことされたら。
        (抑えていた涙が吹き出して、水廉の様に零れてゆく。少しずつ、少しずつ、これ以上泣いてはいけないと、留めながら)
        ユレイが言ったんだろ。いつも一緒に馬鹿をやってるお前が、そんな顔をしていたら、いけない、って……!
        う、ぁ……?(思考の違和感。頭が透き通ってゆき、引っ掛かりへ、思いを向けさせる)
        (これはユレイが出来る精一杯を俺にぶつけた結果で、心は通じ合っていても、ただ、現実はそうもいかなくて……)
        あ、あ、ああ…………。(既視感を覚える。これは、俺があの時感じたものとおんなじ、無力感だ)
        (認識すると泣かずにはいられない。声もなく、ただ、左の瞳の黒きから零れて、右の瞳の赤きから零れてゆく)
        (涙腺の弁が外れて仕舞ったようだ。手で押さえても、どうやったって止まらない)
        (「解るまい」と投げつけた言葉が、そのまま理解へと継ってしまって、同じ悔恨の色に染められまでしてしまった)
        …………。違うんだ……違うんだ……!! そうじゃ、ないんだよ……!!
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 22:18:01
      • 違うって何が……っ 私には仁義の力になれる物が無くて
        偉そうな言葉で また傷つけるだけ傷つけて…… 目の前で泣いてるのに慰められなくて… 何が違うんだバカやろー…!
        (気を落としてる相手に慰められて、自分のぶつけた言葉がそのまま返って来て
        できればこのまま消えてしまいたかった。思い始めたら涙が止まらずに、頬を伝って落ちる。
        もうダメだ。これ以上こいつの負担になってしまう前に帰ろう。身体が出口の方へゆっくりと向き直る) -- ユレイ 2012-04-03 (火) 23:00:59
      • (無理矢理に、ユレイの左手首を右掌で掴み取る。抜けようとしても、引こうとしても、放さない)
        (さざ波のように涙は止めど無くて、ユレイも自分も涙に塗れて、格好なんて間違ってもつきはしない)
        ほんっ、とは……判ってるんだ…………最初に、ユレイに言われたように……。ひっ、……判ってるんだ。
        世界の摂理だとか、論理だとか、過程だとか、運命の流れだとか、因果や因業なんか、全部投げ捨てて。
        何も考えずに、失敗も成功も知らずに、立ち上がればよいのだと……こうして、正当な理由にうじくれていても、仕方がないのだと。
        世界の果てまで纏めて喧嘩を売るぐらい強く、何も考えず愚直に立ち上がれば、何かの行動だけは絶対に起こせるのだと。
        俺は……知ってるんだ……。でも、理屈と……経験っ、がぁ……邪魔してくるんだ、怖い、怖いって……。
        ずっと独りで、怖くて、でも、死ぬ気で手を差し伸べても、それを撥ねのけられたのが、死ぬより怖いんだ。
        ひとりぼっちは、さみしいからな……。でもな、でも……勇気がほんの少しだけ。もう、俺の中にない勇気が少しだけ、
        それだけあれば、一歩だけ前に進めるんだ……。(自らの言葉に力尽きて、右掌をほどく。涙は未だ、止まりはしない)
        それだけがあれば、理論や理屈や経験へ、喧嘩を売ってやれる……!!
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 23:35:34
      • ・・‥。
        (後ろを向いたまま、袖で顔をぐしぐしと拭くと 振り返って、ほどかれた右手を握る
        撥ね退けたりしないと言わんばかりに。強く強く)
        バカ、お前は一人ぼっちじゃないだろ、友達だと思ってたの、私だけかよ…?
        勇気足りねーなら、貸してやるから。だから全部やっつけて さっさと立ち上がっちまえ。
        (まだ少し涙が残って、赤い目のまま 微笑んだ) -- ユレイ 2012-04-04 (水) 00:24:55
      • (掌が暖かい。手を伸ばせば、血が通う。ただ時が違うだけで、こんなにも簡単に届くのだ)
        すまないな。俺は、弱虫だからな……怖くなってしまうんだ。すぐに……。でもな、もう大丈夫だ。
        (最後に零れた涙は清らかで、底知れない瑠璃の水である。悲しみや悔しさから流れる事は決してない、嬉し涙だ)
        ……。俺は、“悪い宿命”へ喧嘩を売りにゆく……。多分、できるのはそれだけだ。
        有難う、俺の勇気。二度と、ああなりはしない。もう、迷わない。惑わない。膝をついたりなんかしないな。
        (泣腫らして晴れた笑顔は、どうも壮快で気分が良かった。これがあるのなら、きっと俺は幸せだ)
        -- 仁義 2012-04-04 (水) 01:06:41
      • へへっ… 今度は掴み取れよ、私の勇気。
        ほんと もう泣かせんじゃねーぞ、みっともねー…
        (こいつはもう大丈夫だからと、握り締めた手をゆっくり離して)
        (鼻を啜りながら、照れくさそうに自分の部屋に帰っていった) -- ユレイ 2012-04-04 (水) 02:16:11
  • よしよし(よしよし)これでいいのかい?(頭撫でながら) -- ショーテル? 2012-04-03 (火) 09:57:10
    • (撫でられながら即落)……本当に、何もかも尽くしても、届いて、届かなかった。……結局、己は己でしかないとゆう事かな。
      去りゆく背中に声も掛けられず、あいつは独りのままだった。……己はどうしたらいいんかね……。(赤い目の下に隈作って蹲りながら)
      -- 仁義 2012-04-03 (火) 10:02:55
      • わぁあああんショーテルぅぅうう……!(そして落ちたので泣きつく) -- 仁義 2012-04-03 (火) 10:03:33
      • うんうん、キミはよくやったと思うよ。けどだからこそ、彼はそれにしがみつけなかったんだろうね。彼には"彼"があるから。
        それでいいんだと思う。届かないからこそ、届かせようと手を伸ばせられる……そうして若者たちは互いに切磋琢磨して育つんだからね。
        ああ、よしよし。キミは頑張った、十分すぎるくらいに頑張ったよ、だからよおく、お泣き(よしよししてあげる国王) -- ショーテル? 2012-04-03 (火) 10:06:06
      • (己の心を奥底まで掬い、記憶のひと粒ひと雫まで流れるさまをずっと見つめて、川の始りの雨を一滴まで指先へ落として、)
        (運命の上流を見れば己が如何に本性のしれない源流を持っているかが解り、今生きて流されているこの身すらも随分色を違えて見えて、)
        (それでも、それでもと自分の根底から手を伸ばしても、届かない事が悔しくて悲しい。肩の千切れる位、手を伸ばしたのに届かない)
        (やりきれない気持が大きすぎた)…………。なんで、人生って上手くいかないようにできてるんだろうな……。(あんまり声を上げても恥ずかしいので、静かに涙を溢した)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 10:28:37
      • そのほうが楽しいからだよ、仁義(ふっ、と。声の質が変わった。もとのそれが小川のせせらぎだとすれば、今のものは路端の水たまりのようなものか)
        (己では流れを産まず、されどそこにある。叩けば水面に波紋を映し、空が青ければ蒼を返す。ぽすんと隣に腰掛けた少年の表情は、仁義の涙を映したようにゆるく笑んでいて)
        壁の10や20が当たり前のようにあって。思い通りにいかないで、懸命に賢明に、ましてや剣命を賭してなお、届かないものがある。
        ……けれど、キミは手を伸ばしたんだろう? 「これでもか」ってくらいに、手をさしのべてあげたんだろう? それでいいんだよ。彼にそれを示せた。それだけで、いいんだ。 -- ショーテル? 2012-04-03 (火) 10:33:53
      • (今日の大気は随分湿っていて、冷たいヴェールを身に掛けられたようにそれを感じて、心が弱る思いがしていた)
        (天気一つとて思い通りにいかぬ事が否応なく感じられてくる。されど、潦は湿潤の中でも澄み渡るままである)
        (溢れて濁流になりなどしない。優しく照り返すのみである)そうなんかなあ……。(己の前から去る時あの背は何を思ったのだろう)
        より、孤独に追い込んでしまった気がしてならないな。……でもな、それで良いって言われるとな、なんだか泣いてしまうな……。(歪んだ微笑のままに涙を眦から落とした)
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 11:12:55
      • キミにだって、孤独な頃があったんだろう? ……でも今はどうかな? 今もまだ、キミは「刃傷・神祇」のままなのかな。
        (生徒会長である。ガウィンド、仁義両者から相談を受け、かねてよりデジャヴの動向について懸念を抱いていたゆえ、事の次第については凡そを把握していた)
        キミは「人情・仁義」だろう? なら、彼も「デジャヴ」なんだ。もし一度孤独に追い込んでしまったとしても……大丈夫、彼は必ず戻ってこれる。ね?
        (疵を溢れる涙を拭ってやる。通り雨も已む無しとばかりに、雲一つない笑顔が水滴に映った) -- ショーテル? 2012-04-03 (火) 11:19:33
      • 解らない。己は人情・仁義として真っ更になってみて、果して己が孤独なのかそうでないのかすらも、曖昧なのだ。
        (創を撫ぜられると、自分がデジャヴの傷痕へ伸ばした指先が震えるようだ。ショーテルはよく解ってくれている)
        与える事の出来る存在になれれば良いと思った。……これは傲りでは無く、手を差し伸べられたら良いと思ったまでなのだ。
        握っては呉れず、孤独の闇へ深く深く沈むばかりで、あれでは嘗ての己のようで見ていられない。
        「信じて待つ」なんて聞こえがいいけれど、戻ってこれる保証など何処にもない以上は、諦めに近いものなんじゃないか。
        (笑顔に絆されて、揺れた溜息を床に落とす)判っているんだ……。
        水を与えすぎれば根腐れを起こし、光で照らし過ぎれば萎れて、窒素を土に含ませすぎればそれは毒となるように、
        出来る限りを尽くしたのなら、もう手を啣えずそうっとしておくのが良いのだと……。(最後の涙の一雫が落ちて、眼を瞬かせた)
        ……「独りで泣いちゃいけない」って云われているから、来てくれて助かった。ありがとうな、ショーテル。
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 11:50:25
      • それが当然だ。括弧をつけて確固と己は己であるなどと言えるものはいはしないよ。そんなものは格好つけだろうね(肯定する。だがそれは、王としてではない)
        (ただ一人、己の全力を出しきって、それでもなお求めたものを掴めなかった友を慰め、認める少年としてのもの。その気持ちが、よくわかるから)
        嘗てのキミのように見えるならばこそ、わかるんだね。嘗てのキミのように思えればこそ、そうして涙してしまう。うん、自然じゃないか。
        (あげられ、瞬いた両眼に映ったのは、笑顔ではなく赤い外套で。疵から黒髪へ、そのまま後頭を支えてやれば、ほんの一瞬小柄で抱きとめる)
        (きっと、彼にそうしてやりたかったのだろうと。ならば、僕がおまえにそうしてあげよう。そんな風な想いを込めて)
        (ぽん、ぽんと軽く頭を叩いてやって離れれば、そこにはやはり笑み)こちらこそ。キミを励ますことができてよかった。
        ああ、怪我をしているなら、冒険に出なくて済むよう、代理捺印で届け出ることもできるからね。気軽に僕の権限を使うといい。
        (冗談めかすように言って笑えば、立ち膝の様子だったのがすす、と立ち上がり。水たまりは乾いて空へと消えた)
        キミは、彼の手をつかむことは出来なかったかもしれない。でも、言葉と、想いと、刃を与えることができた。
        悪しきを「刄」り、善きを「来」ってみせたんだ。大丈夫、あとは彼と……きっと、彼女次第さ。
        さて、それじゃ僕はこれで失礼するよ。私闘にかまけて冒険でヘマをこかないようにね? 仁義君。
        (ふぁさり、と外套を翻して言えば、最後にふと振り向いて)
        僕はそうやって、誰かのために泣くことのできるキミを、友として誇りに思うよ。親友とさえいってもいい。
        ……それじゃあね。またいずれ、人情・仁義(一瞥をくれて手をはためかせれば、去る姿は王としての背中を残し、雲の如く空の向こうへ流れていった) -- ショーテル? 2012-04-03 (火) 12:04:58
      • (赤い外套の裡側は、王のしるしの裡側は、父母のものでもなにもなく、心水を澄々と満たした友の思いが溢れていた)
        (受け容れるでも慰めるでもなく、唯唯共感の思いだけがそこに詰まっていて、顔を埋めるに足る場所である)
        (ほんの短い抱擁の間にどれだけ大粒の涙が零れただろうか。己の心の響きが吸い込まれて少しだけ休まる気がしたのだ)
        (喉が声をしゃくり上げるから、最後のその時まで巧く言葉は返せない。幾度も単なる頷きを返して、背を見送る)
        (結びの言葉はどうしても、萎縮をしてしまう。己はそんなにご大層な人間でもない。そのような価値の無い人間だ)
        (誰とて、あの思いに触れれば涙だって流すだろう。己が特別心を暖かにしているとは思えない)
        (けれど、価値は他人が決めるものなのだ。そこに己の意志など介在しない。なればこそ、その言葉は尊い)
        泣かすなよな…………。(手首の辺りで眼を拭う)……じゃあな、ショーテル……。またな……。
        -- 仁義 2012-04-03 (火) 14:27:30

Last-modified: 2012-09-12 Wed 01:05:49 JST (4244d)