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だるそうな 鬼が ごろつく
鬼が血だらけになりながら歩いていく 傷だらけになりながら巨大な鬼の首を引きずって歩いていく 目指す場所は街の近くの山の頂上 街を見下ろせる山の頂上だ
辿り着くと持ってきた巨大鬼の首を適当に放り投げ、頂上の大きな木の下に腰掛ける そこから見える景色は彼が過ごした街を見下ろすのにちょうどよかった 海の近くの神社も街の近くの森も、そして街に入ろう人々も鬼の目なら見通せるだろう これで小生意気なあいつが来てもわかるだろう、口の端を吊り上げて笑う
そして、どうせ時間もあることだと鬼は一眠りする事にした 深く息を吐き、目を閉じると疲労もあってかすぐ眠りに落ちていく 眠りに落ちていく前に浮かぶのは街での思い出 柄でもねぇ、と最後に笑った鬼のこうべが垂れた 眠る鬼の顔は、とても安らかだった
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