冒険者/RE0009

      • そうしてしばらくの時が過ぎ、窓から明るい日が差し込み初める。
        何本か追加された酒はとうに切れ、つまみの皿もあらかた空になった。
        「…ん、そろそろ朝か。馬車の時間だな。よし、それじゃ俺はもう行くわ」
        赤ら顔で、同じく赤ら顔になっている壮年の男へそう言い残し、席を立つ。
        「じゃあなマスター。こっちに来て早々に雇ってくれて感謝してるよ。…ん?」
        荷物を肩にかけ、酒場のドアへ手をかければ、壮年の男がその背に声をかける。
        「…良い顔になった?夢から醒めたような顔だ?…はは!確かにそうかもしれんな!」
        痛快そのもの、といった風に笑いつつ、片手をあげて男は酒場を後にする。
        寝ぼけ眼とは違う…時折見せるようになった開かれた瞳に写した世界を、
        一年前とは比べ物にならぬ輝きに満ちた生き生きとした物として写し、
        晴れ晴れとした胸のすくような気持ちと共に…歩んで行った。
        -- 2017-08-10 (木) 00:26:36
  • -- 2017-08-08 (火) 00:02:03
  • -- 2017-08-08 (火) 00:01:57
  • -- 2017-08-08 (火) 00:01:53
  • -- 2017-07-30 (日) 23:04:55
    • 【宣言】 -- 2017-08-03 (木) 23:16:16
      • アルエットは隊商護衛依頼を受けた。冒険成功!
        筋力が5上がった! 耐久が8上がった! 敏捷が6上がった! 器用が6上がった!
        知力が1上がった! 魔力が2上がった! 感応が4上がった! 幸運が7上がった!
        高級なサーベルを手に入れた! 報酬として金貨7000枚を受け取った! -- アルエット 2017-08-04 (金) 00:02:12
      • 寝ぼけ眼のクロトは珍しい茸捜索依頼を受けた。冒険成功!
        筋力が6上がった!耐久が2上がった!敏捷が5上がった!器用が2上がった!
        知力が9上がった!魔力が5上がった!感応が9上がった!幸運が7上がった!
        よくわからないモーニングスターを手に入れた!報酬として金貨10000枚を受け取った! -- クロト 2017-08-04 (金) 00:04:47
  • -- 2017-07-30 (日) 23:04:51
    • 【決闘】 -- 2017-08-03 (木) 23:16:59
      • (痩身の男がふらりと現れる。幾度も足を運んだ決闘場を感慨深そうにしみじみと見回しながら)
        (その男の腰にはいつもの古ぼけた剣は帯びておらず、手にあるのは男には不釣り合いな上等な籠手…伏竜鳳雛のみ)
        (それをゆっくりと装着しながら、対面の…よく知る同僚であり、仲間であり、競い合った好敵手でもある相手に話しかける)
        や、すまんなアルエット。付き合ってもらっちまって。……そろそろ、一度故郷に戻ろうかと思っててよ。
        その前に…総仕上げを、とな(のんびりと語るも、その身に纏う空気は世間話のものではなく、ぴん、と張り詰めたもの)
        ああ…剣か?あれは今は要らねぇ。…これが今の俺の…全力だ(一つ一つ、留め金を止める。その動作によりコンセントレーションを高める)
        (そして、最後の留め金を止め…)さあ、アルエット。楽しく行こうぜ(薄く微笑みを浮かべ、ゆるく握った拳を右手を顎の前に置き、左手を腹の前に置き)
        …クロト・コルヌ。いざ、尋常に。(呟き…構える。一足一刀の間合い、その少し外側で寝ぼけ眼から…射抜くような眼光を飛ばしながら)
        -- クロト 2017-08-04 (金) 00:39:20
      • (いつからそこで待っていたのか。少女は決闘場のど真ん中で、足を投げ出し地面に座り込んでいた)
        (視線の先は空一面に広がる青。待ち人の気配に、空から地上へと視線は転じた)
        (ゆっくりと立ち上がってスカートの土埃を払い、男の口上へと耳を傾けながら思いっきり身体を伸ばした)
        (その表情は普段と変わることなく、うっすらと微笑みを浮かべている)
        (視線で剣のことを伺うような素振りはしたものの、男が現れてから今まで一度たりとも口を開いていない)
        (相手が準備を進める間もそれは変わらず、世間話の聞き役のように、緊張感は欠片も見られない)
        (対手が構えを終えた瞬間、銀閃が走った)
        (一息で間合いを詰め、右で短剣を抜き放ち、懐へと深く入り込みながら牽制を交えた連撃を放つ)
        (名乗りも前口上も全て剣で語るとばかりに、口を噤んだまま短剣は振るわれる)
        (「殺す気でやるから」「殺す気できてくれると嬉しいなー」──蒼い瞳と剣筋は雄弁に物語っていた) -- アルエット 2017-08-04 (金) 01:10:40
      • (けれんもてらいもない、まっすぐな攻め。嬉しくさえなってしまうようなその太刀筋に目を細める)
        (これだ、この刃をもう一度見たかった。そう思いながらも次々と繰り出される銀閃に立ち向かう)
        (なんの躊躇もなく胸を刺し貫かんとする刃を籠手で払う、その勢いのまま今度は斬りつける刃を下から腕ごと押し上げる)
        (翻って押し上げた腕へ振るわれた刃を空いていた手の籠手で受け止め、絡め取ろうとするもひらりと躱される)
        (上手い。一見では見抜くのが困難な牽制を幾つも交えた攻撃は本命への対処を遅らせる。しかし…)
        (視点を広く持つ。刃に囚われては全てに囚われる。彼女のしなやかで強靭な体全体を捕らえ、まるで自分自身を背後から見るように)
        (そして…幾度目かの虚実入り混じった牽制の斬撃に引っかかった…と見せかけ、実の一撃を引き出させ)
        ふっ!(『ラブリュス』。迫り来る短剣を持つ伸びた腕の関節、肘…更にその腱だけを正確に手刀で狙う。それは枝の節を断ち切る斧の如く)
        -- クロト 2017-08-04 (金) 01:39:43
      • (捌かれれば流された力をそのまま回転力に変え、止められればその反発力を続く斬撃へと転換し)
        (右の腕で振るわれるダガーは力の流れに逆らわず、順手と逆手をくるくると入れ替えながら縦横無尽に刃が踊る)
        (剣と拳は組み手のように互いの一撃を打ち合わせながら、速度を増して場の空気を震わせる)
        (組討の間合いで両者の腕が舞う。攻めと守りが渾然一体となった動きは舞踏を思わせた)
        (己の剣筋は軽い。ゆえに速度に任せて急所と崩しが狙いとなる。『それゆえ』に相手に読まれやすい)
        (手の内が知れた彼ならば猶のこと。速さなどまやかしに過ぎず、予定調和の攻撃が届くことなど万に一つも無い)
        (振るう刃に殺気を滲ませ、総身には薄絹一枚の気を張り巡らせて、決定的な機の訪れを待つ)
        (繰り出す斬撃が今までよりも深く入り込んだ刹那。相手が何かを仕掛けてくると直感が走り抜ける)
        (頭で理解するよりも早く、何がくるかも視界で捉える前に、身体は半ば自動的に動き出す)
        (転瞬、左の腕が走った。納刀していた長刀を逆手に持ち、柄頭が相手の脾腹へ目掛けて繰り出される)
        (『蟇ノ舌』──納刀からの柄頭打ち。刀身は鞘の半ば。ダガーを持つ右腕を強引に引いた勢いで放った一撃)
        (迫る手刀への対処は考えず、窮地と好機が入り乱れる状況で、瞳は不敵に輝いていた) -- アルエット 2017-08-04 (金) 02:38:24
      • (最短の道を最短の速度で突き出される柄頭。本能的でさえあるその一撃は手刀とほぼ同時に放たれ)
        (刹那の距離先んじて見事なカウンターとなっているそれはもはや捌きも受けも対処不能…ならば耐えるしかない)
        (それでも、肋の隙間を突かれぬよう僅か身を捩り、なおかつ腹筋を瞬間的に締め、歯を食い縛る)
        ぐっ…!!!(肉を打った鈍い炸裂音、重い痛み。それと同時に襲い来るは…鮮烈な鋭い骨の痛み)
        舐めん…なっ!!(第九肋骨にヒビが入った。瞬間的に頭脳はダメージを計測、しかし、だ)
        (それでは止まれない。止まるはずもない。痛みに耐え自分から前へ半歩踏み込み、柄頭へ腹を押し付けるようにして重心を前へ)
        (これ以上の抜刀を封じると共に、彼女の左手を一瞬だけ、封じる、さすれば残るのは右手)
        (流石に強烈な打撃に手刀の狙いは振れ、アルエットの前腕部を打つに留まったが、これでいい)
        (しゅらりと左の手刀は獲物を食らう蛇の如く開かれ、その腕を捕らえ握り食らいつき)
        (彼女自身の力で右手が引かれるのに体ごと任せ、するりと彼女の右後方へと移動して入り身し、身を反転する)
        (柄頭は開放されたがこの位置では斬りつけること敵わず、そのまま彼女の右手を捻りあげるように持ち上げる)
        (強引な突きの代償に、彼女の重心は僅かだが既に振れている。むしろこの程度でしかないことに感嘆できるレベルだが)
        (それを両手で右手が曲がらぬ方向へ誘導し、崩れを増幅させ、下手に立ったまま耐えようとすれば…)
        (右手の関節、肘、肩いずれかが破壊される形へ持ち込む。…すなわち彼女は、彼女自身の力で倒される)
        (『グロスベ』かつて彼女を一度退けたその術理が、形を変えて再び襲いかかった)
        -- クロト 2017-08-04 (金) 23:38:13
      • (柄頭を放った瞬間、頭と身体は既に次の手を考え始めていた)
        (これで決まらねば……投げか極めでくる。こちらの刃を封じつつ、更に組討に入れば、膂力と技量で対抗する術は無い)
        (ほーらやっぱり。耐えてる耐えてる。戦士は簡単に倒れないわよねえ)
        (打突の手応えを感じる間も無く、右手に纏わりついてくる手刀からの変化を目にし、内心で微笑を散らす)
        (窮地転じて好機から、また一転して窮地。そんな状態だというのに、澄んだ心はある一点に集中し、急速にイメージを形作っていく)
        (視界から対手が消え、右手が捻り上げられると、得物の短剣は手から零れて地に落ちていく)
        (右手には相手の両腕の感触。背中側へと引き付けられる様な力の流れを悟った瞬間、右足が動いた)
        (まだ倒れるわけにはいかない。右足は右後方に居るクロトの胴へ巻きつけるように絡めて力を篭める)
        (コレで決められるのならば、右腕の一本が圧し折られようと何ということは無い。心と思考は滾る炎で満ちていく)
        クロト、絶対に離しちゃダメよ♥
        (ここに至って初めて口に出た言葉は、場違いなほど暢気。だが続く言葉は刃を抜くように鋭く放たれた)

        燃えよ(イグニス)
        (右腕から逆巻く炎が地に落ちたダガーへ絡みつく。短剣の刃は炎蛇の牙と化し、クロトへ向けて襲い来る)
        (さらに左手からも渦巻いた炎が長刀を抜き放ち、熱を噴出しながら伸びゆく炎がその刃を振るう)
        (生身の腕では到底届くはずも無い刃。炎を手の延長として繰り出された短剣と長刀が、クロトの両側から襲い掛かる) -- アルエット 2017-08-05 (土) 01:13:07
      • (型はハマった、後は自分自身の力で倒れたアルエットへと追い討ちの当身を入れればひとたまりもあるまい)
        (そう考える間もあればこそ、背中側から何かが胴に巻き付いたのを感じた。まさか、と思ったその瞬間)
        (短く、鋭く、力ある言葉が続けて放たれれば極めた右手から炎が伸び、視界の端の左手からも炎が伸びる)
        (なんという暴挙、なんという豪胆。持ち前のしなやかさと柔軟さで足を絡めたのだろうが、それにより右手は更に極っているに違いないのに)
        (男に手を取られ、片足で立ち、炎の螺旋を周囲に纏わせるその姿は舞台で舞う踊り子のように、自らの腕を犠牲にする滅びの舞いを舞わんと)
        …酒場のマスターによ、言われたことあんだ。悪い女に引っかかったときゃあとにかく真っ先にすることぁ、手を切れ、とな。
        (こうなってしまっては捕らえたのはこちらではなく、アルエットだ。右手に拘泥してはまさしく命取りとなる)
        (そう判断し、彼女の右腕から両手を離せば、迫り来る炎の蛇へと対処する。刃そのものよりもこの場合、厄介なのは炎だ)
        (単純に受けるだけでは、続く蛇に巻きつかれ身を焼かれることもあり得る。軌道を見極め、左右から獲物を食い尽くさんとする牙を睨み)
        (『キルクルス』。籠手を外周線とした鮮やかな円軌道を描く軌跡が宙へと描かれ、炎の刃はそれに弾かれ、敢え無く跳ね飛ぶ)
        はっ!(続けて胴を締めるアルエットのカモシカのような足へと左肘を落とし強制的に外し、背中合わせのまま前方へと飛ぶように踏み込み脱出)
        足癖も悪ぃとはな。お嬢様が聞いて呆れるな?(振り返り、ふっ、と一瞬で息を整え構え直す。彼女の覚悟と機転、それらに喜悦にも似た感情を感じながら)
        -- クロト 2017-08-05 (土) 01:52:54
      • (炎は武器を操るのに特化させ火力はそれほどでもないが、複数の得物を振るうために精神の疲労は凄まじい)
        (長期戦は自滅を招く。この機を逃すわけにはいかないと畳み掛けるように第三の得物へと集中をはじめる)
        ……っ!
        (太腿に走った肘鉄の衝撃と痺れに苦痛の息を漏らす。叩き落された得物には目もくれない)
        (──流石に判断が早い。離脱したか)
        (するりと抜け出た男の気配を背中越しに感じると、振り返ることなく外套を翻し、炎と銀閃が煌いた)
        (痺れの残る右腕と右足の調子を確かめる間も惜しい。速攻で決めねば後は無い)
        (外套の下からは炎を纏った数条の鋼糸が飛び出す。クロトが飛んだ後を追うように宙を走る赤い銀光)
        (鋼糸は自身とクロトを結ぶ直線上の地面へと突き刺さる)
        (ぐっと鋼糸を手繰り寄せて地を蹴り、振り子の要領でその身は引っ張られて宙を舞う)
        (クロトが振り返った時には、脚甲を纏った足で飛び蹴りをかます少女の姿があった)
        あら、ごめん遊ばせ?
        (僅かな間で通常は有得ぬほどの加速力を宿した直線的な蹴り足が軽口と共に見舞われる) -- アルエット 2017-08-05 (土) 02:33:03
      • (もはや油断はとうに消えた。生来の無精からか、甘い判断を下しがちな脳みそはそんな認識では彼女には勝てぬと思い知った)
        (炎を照り返しきらきらと輝きながらふわりと広がる金髪と、外套の元から現れるは新たな銀閃)
        (リゾーム戦でも使われた、彼女の敵を燃やし引き裂く爪だ。しかしそれは、今は男の痩身を引き裂くためではなく…)
        …むっ!?(振り返った瞬間、とんでもない加速と共に突っ込んでくる少女の姿を男は目撃する)
        (鋼糸の反発力を利用した弾丸のような蹴り、今から横や後ろへ飛ぼうにも確実に間に合わない。であれば)
        踏まれる趣味はねぇっての!(左手の籠手で受ける。籠手は衝撃を軽減はしてくれたが…)
        (丸々アルエットの全身そのものを弾と化した一撃を押さえ込むは敵わず、腕ごと弾かれ、びりびりと吹き飛びながらも軌道を逸らすことに成功)
        (そうして弾かれた左半身の勢いをそのまま右半身へと変換しながら未だ宙にあるアルエットの肢体へと突き上げるように右のアッパーを繰り出した)
        -- クロト 2017-08-05 (土) 02:59:48
      • (体術において両者の技量の差は比ぶるべくもない。受ける技術、反らす技術も)
        (そして間合いの内から瞬時に反撃する技術も、想定を遥かに超えてくるのがクロト・コルヌという男だった)
        (腹部に突き刺さった拳が肺の空気を絞り上げる。声も無く、ただ気を失うまいと必死に奥歯を噛み締める)
        (尾を引くように付いて来る鋼糸を、回避や防御に使う考えはない。ゆらゆらと宙を舞う糸は、獲物を仕止めるためだけ蠢く)
        (飛びかける意識を離すまいと目に闘志を宿す。その意に呼応するように僅かな炎を纏って鋼糸が走った)
        (対手の動きを封じるように、男の腕へ足へ身体へ、数条の糸が独立した意思を持つように絡み付こうとする)
        (その最中、着地した瞬間に紐で吊るしている長刀の鞘を左の逆手で持ち、クロトの胴目掛けて斬打を放つ)
        (鋼糸を操りながら鞘の打撃を放つ中、遅れて身体を走り抜ける痛みの信号)
        (右手を中心として電撃が走り抜けるような感覚を意識の外へと追いやるように、凄絶な笑みを浮かべて犬歯を光らせる) -- アルエット 2017-08-05 (土) 03:31:00
      • (肉の塊を殴打する鈍い音が響く。深くアルエットの身体を穿った打撃に手応えは確かにあった)
        (だが、それでは終わらない。彼女を止めるにはそれでは不十分なことはよく分かっている。彼女の戦いを、幾度なりとも見たこの目には)
        (強かに蹴り飛ばされた左腕は前腕部からが痺れ、感覚が薄い。すぐには抜けないだろうことは即座に分かった)
        (壁として使うならともかく、もはや繊細な技法を使うのはこの戦闘中には難しいだろう)
        (守りは半分、捨てなければならない。…何、簡単な話だ。要するに倒される前に倒せばいいだけのこと)
        (そう、目の前で修羅の笑みを浮かべる彼女のように)
        (だから、腕や足に絡みつこうとする鋼糸は、無視する。如何に糸が鋭かろうと、操る腕が右手一本では即座に致命を与えることはできまい)
        (動きを止められない程度ならば問題ないと、切り裂かれる肌に構わず、前進。胴を払おうとする動作と拍子を見極め)
        (『パリエース』。鞘を食らうのとほぼ同時、身を捨てたカウンターで右の裏拳がアルエットの顔面めがけ弧を描いて襲い来る)
        (第九肋骨、粉砕骨折。第八、第十も持って行かれた)
        (それでも、己が止まる理由など無い。何故ならこんなにも高ぶらせる相手が、目の前にまだ立っているだから)
        -- クロト 2017-08-05 (土) 04:06:12
      • (アルエットが振るう鋼糸。その要諦は、鋼糸で相手の肉を食い破り、内部に炎を直接流し込むことにある)
        (効率的に炎魔術で焼き殺すことが主眼であり、鋼線はいわば魔術を操りやすくするための飾りに過ぎない)
        (必然、魔術で操る造りであり、手先指先のみで振るうには相応の熟練が求められる代物であった)
        (炎の魔術は今にも消え入らんばかり。指先が痺れて剣を握ることも覚束ぬであろう右腕では、荷が勝ちすぎる)

        『コレ、魔物の群れ掃討用だから人に向けて使っちゃダメだよ?』
        『傭兵時代に甲冑被りの集団相手に使ってたけど、相手は確実に死ぬから』
        (鋼糸を借り受けた相手の言葉がふと頭を過ぎる。そーいえば対人戦で使っちゃダメだったんだっけ)
        (左の打突が当たる前から、頭と身体は次の攻撃の手を捜し求め、雑多なことがいくつも過ぎ行く)
        (鞘から伝わる手応えは確かなものだ。だが目前の相手を倒す為にはあまりにも不確かだ)
        (鞘を反転させて次なる打突に繋げる時間は無い。その間に彼の手足が避けようの無い致命打を完成させる)
        (鋼糸も攻めには使えない。糸を手繰る時間、炎を生み出す時間と余力、そのいずれも有りはしない)
        (短刀も長刀も今や手からは遠く離れ、その身に潜ませた得物はもう無い。であるならば答えは明確だった)

        (鞘打ちの直後、裏拳の軌道が視界に入った瞬間。右手の指先を解いて炎に命じる。ただ外側に向かって飛べ、と)
        (炎が鋼糸を巻き込んで、クロトに数条食い込んでいた鋼線が僅かに彼の身を反らす)
        (裏拳の軌道に綻びが生じた。外側に引かれる様に弧の円周が広がる。拳によって金髪が数本、宙に舞い散った)
        (鞘すらも左手から離れ、無手の少女は抱擁するかの如く体面の男の首筋へ鼻先を埋めた)

        『刃物なんて上等なモノ無くてもなァ、人間サマには自前の爪と牙があるだろうが』
        (辿り着いた回答は師の言葉と得意技。八重歯が不吉な光を放つ)
        (見ようによっては……艶かしく開いた女の唇が男の首筋へと吸い付く情事の一幕)
        (だがここで交わされるのは睦言の類ではない。女の牙は死へのいざないを囁いた)
        (頚動脈を狙ったバイティング。容赦なく急所を食い千切ろうと、犬歯は突き立てられる) -- アルエット 2017-08-06 (日) 02:15:00
      • (次の手は、無い。後は眼前の喉元を喰い破るのみ。大丈夫大丈夫、クロトなら死なない)
        (根拠の無い妙な確信は別の形で果たされることとなる。その端緒は波打つような衝撃)
        (クロトの囁きが耳に触れたかと思いきや、その意を飲み込む前に全身から漣が押し寄せる)
        (神掛かった技巧の冴えが、両者を地に縛り付ける重みを一点に開放し、そこから雪崩をうつように運動エネルギーが炸裂した)
        (腹部を襲う初撃で意識が闇に呑まれる前に、続く二打三打が全身の血液と水分を震わせ、肉と骨は軋み、音の洪水で強制的に意識は引き戻される)
        (須臾の間で体内を駆け巡る衝撃の波は、無限とも思える苦痛の時をもたらす)
        (程無く、身の内で充填し許容量を超えた運動力が快音と共に弾けた)
        (水風船が破裂したような音と共に、意識と身体は吹き飛ばされ、口から血を垂れ流しながら地面へと叩き落ちる)
        (数秒して目覚めるなどといったレベルはとうに超えている。敗戦後の見慣れた空を拝むことすら叶うことはない)
        (それでもなお。血に塗れた八重歯が突き出す唇は。どこか笑みを思わせる色に形づくられていた) -- アルエット 2017-08-06 (日) 04:26:51
      • (技の反動で倒れそうになりながらも…残る力を振り絞り、両足を踏ん張る)
        (未だ痺れ抜けぬ左腕と、肋骨の下半分を壊された左上半身の分、威力は落ちていたろうが)
        (それでも振るわれた魔拳の威力は体内で小規模な爆弾を爆発させられたのに等しい)
        (耐える間もなく少女の意識を鐘の音と共に持ち去っていった)
        (ゆっくりと近づき、仰向けに倒れ…それでも笑みを浮かべるような表情のアルエットの元へと膝を付く)
        ありがとうよ…お前さんのお陰で…誰のものでもない、俺の、俺だけの『戦士』クロトの拳が見えたよ。
        (完全に意識を失った彼女の手を取り、感謝の念を込めるように、祈るように握りしめる)
        (そして、彼女をこのままにしておく訳にもいかないと、半ば背負うように担ぎ上げ、闘技場の出口へと)
        (ふらふらと歩きだす二人の影の先には、先程の破裂音に集まってきた騎士たちの姿。ちらほらと医療班の姿も見える)
        (二人の…前へ進み続け、止まることのない二人の若き騎士の姿は今も前へと、進み、舞台から降りていった)
        -- クロト 2017-08-06 (日) 04:48:55
  • -- 2017-07-30 (日) 23:04:47
  • ちゃんとお返事書いた? -- アルエット 2017-07-24 (月) 23:46:52
    • ………え?(何の?と問い返そうとして流石に気づく)……あぁあー親父の手紙かー…(かつて無くもんのすごい面倒くさそうな顔) -- クロト 2017-07-24 (月) 23:54:06
      • (//そして慎ましやかに押されるお布団スイッチ) -- 2017-07-24 (月) 23:54:49
      • 「ドーモ、ドミヌス・リゾーム=サン。クロト・コルヌです。ハイクを詠むがいい。」
        そこにいたのは寝ぼけ眼の男ではなかった。
        左手に闇を。右手に光を。
        相反する色を宿したその身は、闇と光が合わさって最強に見える。
        「イヤーッ!」
        「グワーッ!」
        目を見開いた戦士の腕が紅い光を打ち砕く。
        「イヤーッ! イヤーッ!」
        「グワーッ! グワーッ!」
        ゴウランガ!
        神速で放たれたボンパンチの三連打にドミヌス・リゾーム=サンは爆発四散!
        光と闇が踊り、禍々しき紅光は無に塗り潰された。
        1000年の妄執は戦士のカラテにより塵一つ残さず消滅した。
        払暁を招く戦士は静かにその場に佇む。
        「ショッギョ・ムッジョ」
        振るった力を誇示するでもなく、その瞳を閉じたまま男はその場を後にする。
        朝焼けの光に溶けていくように、影はゆっくりと消えていった……。



        ……どお? 代わりにお返事書いてみたわよ。出来るだけカッコよく。 -- アルエット 2017-07-25 (火) 01:59:21
      • (//おやすみんこー、と布団を掛けていく) -- アルエット 2017-07-25 (火) 02:01:27
      • (元々が筆不精というか手紙を書いたのもこの前のが殆ど初めてというレベルの怠け者だ)
        (騎士団に入ってからは報告書だけは嫌な顔をしながらも流石にそれなりには書くようにはなってはいたが)
        (仮に手紙に前回の手紙からの出来事をきちんと詳細に書いていればそれは分厚い紙の束になろうこと必死であり)
        (…要するに面倒くさかったのである。そんなことを思っていればアルエットがさらさらと何やら書き出したのを見守り…)
        ぶわっはっはっはっ!いいじゃねーかこれ!まー俺一人で倒したわけじゃねーからちっと間違えてるが大体あってる(あってる)
        よし、これで行こうぜこれで。いやぁアルエット代筆屋なんてのもやれんじゃねーの?ぜってー受けるぜ?(大いに受けつつ腹まで抱え)
        (笑いまくりながら悪乗りここに極まれり、という風に魔物スレイヤーな手紙をそのまんま封書にしようとする)
        (封筒など部屋から探し出すその様子はほっとけばマジでそのまんま送る勢いだコレ、という雰囲気)
        -- クロト 2017-07-25 (火) 21:53:00
      • そうでしょそうでしょ。手紙はウィットが大事だし、これなら家族円満大爆笑ってすんぽーよ。
        あっはっはっはっはっはっはっはっはっ……………んなワケあるかーーーーーっ!!!
        (手紙をビリビリに引き裂く)
        おまえもこの手紙みたいにしてやろうかーーーーーー!!!

        んもぅ! ほんとクロトって手紙のことを全っ然、分かってないのね!
        手紙はね、拙くても自分の言葉で気持ちを伝えてナンボなのっ!
        どーせクロトのことだから、なんて書いていいか分からないとか、カッコつけて書こうとしてるんでしょ!?
        「倒した! やった! 嬉しい!」
        こういうのでいいの! 親相手に格好つけようとしてもすぐにバレるから! -- アルエット 2017-07-26 (水) 23:40:00
      • はっはー!だよなだよなー……ううぇっ!?(超ビビる)……ダメなの?ううーむ悪くねぇと思ったんだがなぁ(かなり本気だったようだ)
        ノー引き裂きノー…。クールになれ、クールになるんだアルエット…!(刀が飛んできそうな気合だったので後ずさり)

        …いや分かんねぇよ!?実際この前はちっと色々盛って書いちまったが…まあ、今回のは盛るまでもなく結構頑張ったのはあるからなぁ…。
        いやすいません盛りません普通に書きます普通に至ってノーマルに(彼女の剣幕にこくこく素直に頷く男)
        え、えーと……素直に…気持ちを…(と紙とペンを取り出して、少し頭を捻って、ともあれペンを走らせて…)
        『倒した。ザマを見よ。跪け。詳細は家で』…とりあえず必要最低限はこんなところか…!(騎士団の顛末は一旦はいいかと、一仕事終えた風にふう、と息を付いた)
        -- クロト 2017-07-26 (水) 23:57:39
      • ……うん。いいんじゃない♥
        (詳細は家で、という部分でにっこりと満面の笑み)

        ねぇ、クロト? 自分のこと『戦士』になれたと思う?
        (問う様子には答えを期待するような風も試すような風もない。ただ静かに問いかけている) -- アルエット 2017-07-27 (木) 00:11:22
      • いいのか…(割と素直に書いたつもりだが、親になんてことを!なんて台詞が出てくるかと思ったので拍子抜けして)

        (そうして静かに、かつて話した『戦士』ついて問われれば、片眉をひとつ上げて)
        (続けて自信を込めた…いつもの寝ぼけ眼ではない、見開いた瞳で…いつだって快活だった金髪の少女を見やる)
        ああ、俺はもう『戦士』だ。あの糞根っこを折ったからでもない、親父に任された仕事をこなしたからでもない。
        …俺自身が、俺は戦士だと決めた。俺は戦士でありたいと思った。誰に何を言われようと、な。
        (そうはっきり言う様に、いつか見た不安や焦燥は微塵もなかった。自分の進む道を目を見開き、力強く見据えた男の姿がそこにはあった)
        -- クロト 2017-07-27 (木) 00:25:20
      • いいのよ。家族の男同士は万年ケンカしてるくらいが丁度良いってお母さんも言ってたし。
        (私には良く分かんないけどねー、と他人事のように軽く。実際他人事ではあるのだが)

        (その答えを聞けば眩しそうに眼を細める。見開かれた瞳の奥。彼の魂の輝きに)
        (瞑目し、目映い光を己の内に刻み込むように深呼吸してから肩を竦める)
        あーあ……まーた先を越されちゃったかー。あーあー……いーな、いーな、いーなー。
        んふふ。まー、いっか。追い駆け甲斐があるじゃない。越え甲斐があるじゃない。
        (羨ましそうにグルグルとクロトの周りを回っていたが、不敵な笑みを浮かべてクロトの胸をポンっと叩く) -- アルエット 2017-07-27 (木) 01:01:07
      • (こちらを羨むような様子の様子のアルエットに、少し不思議そうな顔をして叩かれた胸を見下ろして笑い)
        はっはっはっ、なーに言ってんだこのお転婆弾丸暴走娘。俺はようやく俺が走る道が決まっただけさ。
        その道をとっくに決めて走り続けてたお前さんの方が、きっとずっとずっと先に居るだろうよ。
        だから…そうだな……アルエットがいつか…山の頂上で何かすごい物を見れるようになった時にゃ…。
        (それは思ったよりも近いのかもしれない。あの時の剣技の冴え、それは彼女が秘める可能性の剣を垣間見るには充分だった)
        …俺も精々頑張って、別の山の景色が如何に絶景だったか教えてやるよ。たっぷりとな。
        (楽しそうに微笑む。多分、それはとても素晴らしいことのように思えたから。心底楽しそうに…その日を夢見るように)
        -- クロト 2017-07-27 (木) 01:13:53
      • あー、そっかー (驚くほど素直に。クロトの言葉が胸に落ちて、うんうんと頷く)
        私が登りたい山はいくつもあるみたい。一つの山しか登っちゃダメなんて道理はないし、全部踏破していくわ。
        (心の赴くままあっちこっちに飛び回る。二兎追う者は、といったことはまるで頭に無い)
        んふふ。クロトが見た景色のお話に負けないように、私も精進しなくちゃね。
        (もはや両者が山の頂に至ることを前提とした口ぶりで。自信たっぷりに少女は微笑みを返した) -- アルエット 2017-07-28 (金) 22:23:27
      • ははっ、一つ極めるだけでもどーだかってんのに、幾つもとか…気楽そうに言いやがるな。
        お前さんの先生達もさぞかし胃痛薬と目眩薬が必要になるなこれは…。あんま心配かけちゃダメだぜ?
        (苦笑しつつも、しかし…その良い意味での向こう見ずな所に学ぶ所も多かったのは事実)
        (彼女は己ではない、そして己は彼女ではないとは思いながらも、彼女がそうしていれば、自分もまた進み続けられるとそんなことを思い)
        ま、そんときお前さんが歯ぎしりして羨ましがるような驚天動地な武勇伝をたんまり聞かせてやるから覚悟しとけ。
        (その酒席で相手の話の方がすごかったと思った方の奢りな、などと言い始める。もはやそれを前提の賭けなど考え始めた)
        -- クロト 2017-07-28 (金) 23:21:07
  • -- 2017-07-23 (日) 22:42:08
  • -- 2017-07-23 (日) 22:42:03
  • -- 2017-07-23 (日) 22:41:58
  • 街を襲う根の魔物討伐依頼
    ちょいと離れた土地に緑豊かで自然の溢れる街があるんだが、
    その近辺の土地が急激に荒れ果てて大地が腐っているらしい。
    原因が分からず、手をこまねいていたらしいが、
    危機感を覚えた街の住人が周囲を調査したところ…
    大地を腐らせていたのは根っこの魔物だったことを突き止めた。
    しかし、原因が分かったのはいいんだが魔物は強靭で到底素人じゃ倒せない。
    更には蜂の巣を突いたのが良くなかったのかとうとう住人まで襲われ始めているらしい。
    今はどうにか守りを固めて凌いでいるようだが時間の問題だ。
    速やかに街へ急行し、魔物を退治してほしい。
    何やらどっかの騎士団にも要請が行ってるらしいが…まあ、うまく連携してやってくれ。
    期間:無し
    最大参加人数:無し
    難易度:1〜3人・◆◇◇◇◇ 4〜6人・◆◆◆◇◇
    場所:暗く深い地の底で -- 2017-07-22 (土) 20:33:53
  •   -- 2017-07-22 (土) 20:32:24
  •   -- 2017-07-22 (土) 20:32:21
  •   -- 2017-07-22 (土) 20:32:16
  • ちゃんと手紙書いた? -- アルエット 2017-07-21 (金) 20:49:55
    • おーうきっちり書いたぜ?…めんどかったがな!(嫌そーな顔してそんな事を言う) -- クロト 2017-07-21 (金) 22:21:00
      • うん? ちゃんと週一で出してる? もしかして1回だけ? -- アルエット 2017-07-21 (金) 23:27:50
      • そん、なに。…え、一回だけだが…?世の一人暮らしの子供はそんなに連絡やり取りしてんのか…?(驚愕する。めんどくささに)
        い、いいんだよ!どーせあっちも返事なんざ全然返して来なかったし!来たのつい昨日届いた一回だけだし!(力強く拳を振って主張する寝ぼけ眼だ)
        -- クロト 2017-07-21 (金) 23:36:24
      • は? (信じられないものを見たという顔をし、なぜか軽くキレ気味で)
        お話できない代わりに手紙を出すのよ? ホントなら毎日でも足りないくらいだわ。
        そ・れ・で。んっふっふ。ちゃーんと返信きたんじゃない。お返事くれたのはお父様? 破って捨てられたりはなかったみたいねー? どんなこと書いてあったの? 『愛しの我が息子』から始まってた?
        (返事があったと聞けば一転して機嫌を取り戻し、質問攻めが始まる) -- アルエット 2017-07-21 (金) 23:56:21
      • え?(ビビる。文化の違いにビビる)ちょっと待てよ!?毎日じゃ流石に返事来る前に次のが来るじゃねーか!?…え、まさかそれも見越して出すの?マジ?
        (親子仲が悪いのは自覚しているが、それでもそういう関係の親子も居るのだと思うと驚きつつ、机から届いた郷里からの封書を取り出す。それは封も真新しく、父親からのもので)
        ………まだ読んでねぇ。いやだってどーせ飯はちゃんと食ってるとかとか酒は飲むなとか仕事は怠けずやれとかそういうことしか書いてねぇもんよ!
        こっちくんだりまで来て親父の小言なんか見たくねーし!(と手に持った封書をさっきよりもっと嫌そーな顔でぷらぷらさせて)
        -- クロト 2017-07-22 (土) 00:09:05
      • ハァ………………………(深く深く長い溜息。返事を読んでいないとのことばに、また信じられないものを見たという顔)
        どうもクロトのお父さん評ってアテにならないのよね……例え小言ばっかりだとしても息子を心配する親心なのに。
        それともなぁに? クロト実は返信の内容にすごい期待してない? もしかして返事を見るのが怖いの?
        お姉さんが一緒にみてあげましょうか? (小さい子供に向けるような慈愛に満ちた眼差し) -- アルエット 2017-07-22 (土) 00:33:38
      • うっせ!うっせ!お前さんみてーな姉が居たら心労で死ぬわ!(今まで見たこともないような菩薩スマイルにしっしっと手を振って牽制)
        別にこわかねーわ!!どーせぐちぐちみちみち説教のオンパレードだろうしな!(実のところ相当に盛って書いた自分の手紙の内容に対する反応がちょっと怖かったのだが)
        (ぐっと覚悟を決めレターナイフを手にとり、ぴっと開けてざっと広げ…目を通す。最初こそ恐る恐る、という顔だったが…その表情は次第に険しくなり)
        ………(無言。後半に差し掛かり真剣そのものの瞳で文面を追う。そして、最後の一文を読めば…瞳に浮かぶ少しの疑問の色)
        -- クロト 2017-07-22 (土) 00:46:00
      • そーお? 刺激的で退屈しない毎日が送れるわよ(心労うんぬんは良く言われるので、慣れた調子で軽口返す)
        〜〜〜♪ 〜〜♪ 〜〜〜〜♪ (クロトが手紙を読む間、ハミングして様子を伺う。流石に手紙を覗き込むなどマナー違反はしない)
        …………(クロトの様子が変じれば鼻歌を止め、目をすぅっと細める。何かを察する様に静かに口を開いた)
        クロト、大丈夫? -- アルエット 2017-07-22 (土) 00:58:32
      • ……あ、ああ。すまんな。俺は大丈夫だ。俺は…(返事はしたものの心ここに在らず、という調子で呆けていたが…手紙を丁寧に畳み、少し考え込み)
        ………親父が、負傷したらしい。命には別状ねぇがそれなりの深手だそうだ。あの親父が…(言いつつ、自分の言葉に驚くように)
        そして……どう言っていいか分からんが…、俺達の身も、危険かもしれねぇ(その硬く重い表情は、もはやここが戦場と化したかのようで)
        …俺の故郷は、他には居ねぇ強力な魔物が居るんだが…そん中でももっとも危険な部類の奴が、この近くの土地に…潜んでる可能性がある。親父はそれを、教えてくれた。
        -- クロト 2017-07-22 (土) 01:10:43
      • クロト。全然大丈夫には見えないわ。クロト。
        (彼の混乱した口ぶりと平素の余裕が失せた様子から、とても良くない事が起きたことは分かる)
        (つかつかと歩み寄り、クロトの顔をそっと両手で挟み込む)
        (そのままぎゅーっとクロトの両頬を引っ張り、淡く微笑む)
        大丈夫なら笑いなさいクロト。ニヤリと笑って深呼吸。眠たげな目で笑う。おっけー?

        まず一つ。お父様は無事なのよね?
        そして二つ。クロトの故郷にしかいない魔物のことで怪我はしたけど、そこで何か手掛かりを掴んだ。それが、今この土地にその魔物が居る可能性だった。
        三つめ。なぜお父様はそれをクロトに教えたの? -- アルエット 2017-07-22 (土) 01:33:17
      • (脳裏は常に無い感情が渦巻き、俯いたままアルエットが無造作に近づくのにもろくに反応ができなかった)
        (彼女がその繊細で、しかし鍛えられた細く白い指先を伸ばしても半ばそれをただ機械的に視界に収めただけで絵画を見るよう)
        (しかし、そのたおやかな両手が頬を挟めば、彼女の暖かさ、優しさがあった。そして続き彼女のもたらす痛み、厳しさがあった)
        (それに、どうして呆けてなどいられようか。彼女の彼女らしさに…瞳の焦点が合い、閉じかけていた目を半目に開き…自分を取り戻さずにいられようか)
        …OK。万事問題ねぇ。…ちっとほっぺた引っ張りすぎて痛えのは問題だがな(笑う。ひりひりとする頬を釣り上げ、へらっと、いつものように)
        ああ、親父は無事だ。しばらく安静にしてりゃ普通に回復するようなレベルらしい。ま、元々頑丈だったしな。
        その通りだ。その魔物は少し特殊な方法で版図を広げるんだが…この近くにも居る痕跡を見つけたらしい。
        ……それは…分からねぇ。……いや、違うな。分かってる。だが…あの親父が…(自問自答するように言い…首を振り)
        最後にはこうあった。『おまえに任せた』と。…俺のことを、ずっとずっと認めなかった親父が…(呟いて、じっと手の平を見つめた)
        -- クロト 2017-07-22 (土) 01:55:15
      • (なんと不器用な親子模様か。内心で呆れとも感嘆ともつかぬような溜息が出る)
        (自分自身の親子関係は極々良好だったが、クロトの感じているであろうアンビバレンツな感情には覚えがあった)
        (3人の剣の師に思いを馳せてから、それを振り払うようにクロトの背中を思いっきり引っ叩く)
        そこは『やったぜ!』でしょ? 何を悩むことがあるのクロト? 『戦士』の出番よ。
        (嬉しくないの? とでも問いかけるように、挑戦的な形で口の端をつり上げてみせる) -- アルエット 2017-07-22 (土) 02:09:00
      • (今度は呆けているというより、故郷での日々を思い起こしているような様子であったが、ばんっ!と力強く背中を叩かれ)
        いってえな!?もちっと手加減ってもんしてくれよ!?(などと叫んでいれば、それもまた遠く過去へと消えていき)
        …そうだ、そうだな。…やってやろうじゃねぇか。こいつはドでかいチャンスでもある。親父に立派な吠え面かかせてやる、な(と獰猛な笑みを浮かべ)
        それに…俺らの騎士団のあるこの国を好きにゃさせん。…折角お偉い騎士様をやっつけてここからだってのにな?
        (などと冗談めかして言ったその笑みはいつもの軽いものだったが…ふと)…そいや、分からねぇっていやさっぱり分かんねぇこと一つだけ書いてあったな。
        『家から持ち出した剣は、肌身離さず持て』とかなんとか。もう使い慣れちまったから言われなくともずっとこれ使ってるけどよ(首を傾げ、自らの持つショートソードをぽん、と叩いた)
        -- クロト 2017-07-22 (土) 02:21:06
      • 今まで聞いた話だとクロトのお父様は無意味なことを手紙に書いたりする人ではないでしょ。
        ……少しだけ気にかかることがあるの。すっごく強いクロトのお父様はその魔物に怪我を負わされたのよね?
        そしてその中でも『最も危険な部類の奴』が、こっちに居る。それをどうにかしろ。
        ……勝算はあるの? 幾らなんでも可愛い息子に勝ち目の無い戦いはさせないわよね?
        (そして視線は件のショートソードに移る。暗にそれが勝算ではないかと、無言で訴えている) -- アルエット 2017-07-22 (土) 02:32:02
      • 前にも言った通り親父と俺が勝負すりゃ大体は俺が勝つ、が…それは対人だからっつー話でな。例の技のおかげだ。
        対魔物に関しちゃ親父の方が上手いことやれることも多い。…だから一概に俺がそいつに勝てるとは言えねぇが…。
        (可愛い息子、の言葉に苦笑を浮かべながら右のショートソードを抜き放つ、それは手入れがされておらず刃もほんの少しだが欠け)
        (曇りもまばらにあり、だが錆びてはおらず、剣身の根本に複雑な形状の文字が一文字分、浮かび上がるようにある)
        (アルエットに刀剣の目利きが敵うなら、その剣身がただの鉄でないことは分かるだろう。鋼に近く…しかし金属とは少し違うような)
        こいつが…かぁ?確かに家の蔵の奥の奥にだいじそーに仕舞われてたから持ってきたが…ただの剣だぜ?やたら頑丈だから便利に使ってるがよ。
        まあ…勝算っつー意味なら…そうだな…アルエット(と、彼女の瞳を真剣な眼差しで見つめ、そして頭を少し、下げ)
        そいつの捜索はこれから行うが…見つかった場合、俺は酒場へ依頼を出すと共に騎士団にも助力を仰ぐつもりだ。…危険な戦いになるだろうが、助けてくれないか。
        -- クロト 2017-07-22 (土) 02:53:05
      • んー。どういう魔物なのか、どういう風に危険なのか分からないと何とも言えないわねぇ。クロトはその魔物と闘ったことあるの?
        (言葉を交わしながら抜き放たれた刃を見遣る。刀身と刻まれた文字を交互に見つめ)
        レオスタン鋼に近いように見えるけど、性質としてはベルチア鋼やブラックストーン寄り……?
        コレ、感じとしてはコマンドワードとか『何か』に反応して、力が出るタイプの武器じゃないかしら。
        (自身の剣を設えてくれた恩人の蔵の武具をを思い返してブツブツと)

        ??? (助力を請われたことに意味が分からないといった様子で小首を傾げている)
        え? 皆で魔物をやっつけるんでしょ? クロトなんで頭下げてるの? 危険な魔物が居るんだから何とかするわよ?
        (顔に疑問符を浮かべながらも、ごくごく当たり前のようにさらりと)
        (クロトだけの問題ではない。既に自分たちの問題である。そういう風に心の内はとうに決まっていた) -- アルエット 2017-07-22 (土) 03:22:24
      • 俺は戦ったことはねぇ…っつーかここ千年以上戦った奴を聞いたことはねぇな。元々…数千年前の伝説の魔物だったんだよ。
        一言で言っちまえばそいつ…『リゾーム』は…"根"だ。その土地に根付けば辺りの栄養やマナを全て吸い尽くして不毛の地に変えちまう。
        ただし地面に生えてるだけじゃなく…その上を這い、歩き、そして…生き物を捕食する(かつて読み聞かされた伝説を思い起こしながら)
        伝説によりゃ…一番被害がデカかった時期にうちの国…『シルワ』の土地の三分の一の大地を荒野に変えちまったらしい(苦虫を噛むように言い)
        (言いつつ、剣を検分するアルエットを不思議そうに見る。剣の扱いや手入れにはそれなりに通じているものの、素材までは疎い男にとってはその姿が珍しく)
        (正しく見抜く目を持った少女の碧眼には、金属よりの鉱物に見えたろう、それは魔法金属にも似て非なる更に古い古い何か)
        ……そうなのか?でもんな話は一度も聞いたことねーしそれが普通に分かるようならそれこそその事を書いてくんじゃねぇかなぁ。たぶん。
        (言いつつ、ちん、と剣を鞘に仕舞う)ま、ああ書いてあったってことは確かに無意味じゃねぇんだろうからちゃんと持つようにはすっけどよ。
        …ん?(と答えを聞けば)…はっはっはっ!こいつは一本取られたか!(と額に手をあて、楽しそうに、実に楽しそうに笑い)
        くっくっくっ…愚問だったみてーだな…。そんな頼もしいお前さんと…皆が俺の勝算だよ(疑問符を浮かべる彼女に、口角を上げて言い放った)
        -- クロト 2017-07-22 (土) 03:50:11
      • 千年以上前、下手すると神代から存在する魔物……ねえ。単純に焼き払ってハイお終いとはいかなそーねー。
        (何か思うところがあるようで暫し考え込むように口元に手を当て)
        ま、なんとかするしかないし、皆がいれば何とかなるでしょ! クロトの勝算を100%にしましょうか。
        それじゃ私も準備とかあるし行くけど……『肌身離さず持っておけ』ってことは、その短剣、『剣』じゃなくってお守りかもしれないわね。
        じゃあクロト、お守りなくさないようにねー? バーイ♪
        (一大事を前に緊張した風も無く、いつもの調子で部屋を後にする。その足取りは軽い) -- アルエット 2017-07-22 (土) 04:07:56
      • 国が興ってから何度か戦って…千年前にようやく、全部殲滅したって伝承には残ってたんだがな…。
        もしかしたらその時から…いや、それはもう誰にも分からんか。ああ、でも魔物とは言っても根っこは根っこだからな、炎は割と効くみてーだわ。
        (アルエットの思考の邪魔をしないよう、考える様を静かに見守る。出会った頃はそうとはとても思わなかったが、今は違う)
        (彼女は普段のその口ぶりとは裏腹に聡明だ。考えなしでいるようでいて、考えることはきちんと考えている)
        ははっ、私が居れば勝算120%に決まってる!なんて言ってもいいんだぜ?(もはや完全に普段の調子に戻った様子でそんなことを言い)
        …お守り…?これがかー…?(どうにも煙に巻かれたかのような顔で頭を捻り)…おーう。こんなデカくて物騒なお守り無くさねーわー。んじゃな。
        (軽い調子で去っていくアルエットの揺れる金髪を見送って)…まったく、頼りになるよ(嬉しそうに笑って手紙をそっと仕舞った)
        -- クロト 2017-07-22 (土) 04:27:12
  • 寝ぼけ眼のクロトは貴重な薬草捜索依頼を受けた。

    冒険成功!

    筋力が3上がった!
    耐久が9上がった!
    敏捷が4上がった!
    器用が4上がった!
    知力が1上がった!
    魔力が8上がった!
    感応が7上がった!
    幸運が1上がった!

    よくわからないバスタードソードを手に入れた!

    報酬として金貨10000枚を受け取った!

    道中、寝ぼけ眼のクロトは 忌むべき巣の中のもの を撃退し、三本角の獣の印 を手に入れた!!

    寝ぼけ眼のクロトは 勇者の籠手『伏竜鳳雛』を手に入れた!!! -- 2017-07-21 (金) 00:11:47
    • こいつは…なんかすげぇもん手に入れちまったな…。ははっ、こんな上等なもん、俺にはちっと勿体無ぇわ。
      (そう言いつつも、籠手を掲げ、眩しそうに、輝かしいものを見るようにしばらく見つめていた)
      -- 2017-07-21 (金) 00:17:06
  • (群像劇)頑張れ♥頑張れ♥ -- マロー 2017-07-17 (月) 22:42:19
    • こっちに!?お、おう頑張るわ…(苦笑しつつ嬉しそうな顔して)
      (一応誰でも参加自体はOKなように発端自体はよろず酒場からのイメージ) -- クロト 2017-07-17 (月) 22:52:26
      • (騎士企画にもキャラが居るので参加するならそちらから…ただし今のところ予定があって不参加なので応援だけ。とメタい思念をとばす器用貧乏) -- マロー 2017-07-17 (月) 23:09:58
      • (割とドキドキだけど頑張る!しつつなるほどそういうことかー、委細承知致したって念返す) -- クロト 2017-07-17 (月) 23:16:07
  • -- 2017-07-17 (月) 21:48:27
  • -- 2017-07-17 (月) 21:48:24
  • -- 2017-07-17 (月) 21:48:21
  • 暑いだけなら良いけど蒸すのちょっとキツいよねー。あ、冷たいお茶頂戴(そう言いながらやってきて馴れ馴れしい) -- シェレア 2017-07-14 (金) 01:05:03
    • 森の夏は場所にもよるが居所選べば結構快適だったりすっからちとこっちの夏は辛いわなー。
      (特に気にした様子もなく水出しの氷の入ったプーアル茶などお出しする)東国の茶だが行けるかい?
      -- クロト 2017-07-14 (金) 01:21:51
      • (//といいつつお布団スイッチ) -- クロト 2017-07-14 (金) 01:22:13
      • こっちは地元山が主だったからなぁ…盆地は死ぬほど辛かったけど。木陰に入って風で涼むっていうのも出来ないのが厳しいよ
        ありがとうね、いただくよ(そのまま一息に飲み干して)…独特な風味だね、ちょっと後引く感じがする。…ところでちょっと聞きたいんだけど、この間見せて貰った依頼。何か進展あったりした?(と、捜索依頼に付いて尋ねて)
        (//了解しましたー) -- シェレア 2017-07-14 (金) 01:34:08
      • あんま木も生えてねぇ山なのか?そいつぁちっと厳しいなぁ…(言いつつ自分も茶を飲み)茶葉を発酵させて作るらしいぜ、発酵させんのは紅茶も一緒なのにここまで味が変わるのは不思議なもんだな。
        あー…例のアレか。俺も気になったんで色々調べてみたが…まずは結論としてまだ依頼は止まってない。つまり件の捜索女は未だどっかにウロウロしてて見つかってねぇってこったな。
        それと、情報の精度が全体的に増してる(机の引き出しをごそごそして)前はどーやって見つけんだって程度のもんだったが…金髪の長髪なんてアルエットにメイベルにシェレア、うちだけで三人も居るのにな?(くつくつ笑い)
        …お、あったあった(とぺらりと紙を出し)孫請けのもんでも『人間種女性、金髪長髪中背中肉、年齢18歳』程度にはな(これだとメイベルは外れるなー色々でかいし、とのんきに言い)
        それと大きいのは…『レーアリティ承認』…確か、それこそ山岳地帯の国家だったか。きちんとした後ろ盾がついたってはデカいな、依頼さえ成功すりゃ取りっぱぐれがねぇ。
        -- クロト 2017-07-14 (金) 21:38:45
      • いや木が生い茂ってる部分もあるけれどね、首都とか私が住んでた辺りなんか。…単純に盆地がやたら熱いだけとも言う。ふーん…?茶葉自体に違いがあるのとか、発酵させかたで変わってくるのかな。
        (そうしてクロトの話に耳を傾けながら、まだ継続中なのには特に驚く様子はない。)…迷惑かけてるのも居るもんだね(と、あえて他人事の様に言いながら)&br:だいぶ雑な特徴だよね、5人に声かければ1人はそんな感じだし。…男女比問わずで思い当たる騎士団の面々ですら、私含めてそのくらいかな?
        …孫請けでそれくらいの情報になってくるか。それでも結構居るものだけども…(クロトちょっとデリカシー無いわー、と冷ややかな目)
        (そして続く言葉に補足するように)……そう、山岳地帯の騎士国家『レーアリティ』。建国からかなりの歴史があり、いくつかの家より選任された騎士団長が王と兼任となる形式。(勿論議会はあるけどね。と、やけにその国に詳しく語って)
        その捜索依頼だけどね?孫受けだから…という訳じゃなくて、詳しく書けない事情があるのよ。(それだと承認がギリギリってラインかな、と続けて) -- シェレア 2017-07-15 (土) 04:07:59
      • んー?どうだろうな?俺たちにとっちゃ食い扶持をもたらしてくれる女神様とも言えるからな。単純に迷惑とも言えんぜ?(へらっと笑いつつ言い)
        子受けになるとここに『黒色の瞳』『弓を扱う』とか更に情報が増えて…んん、もっと上流のもあった気がするがどこだっけな(これでアルエットも外れるなーと言いつつまたごそごそ)
        …お?詳しいじゃねーの、やっぱ山のことなら任せとけって感じか?(とは言え政治形態まで知っているとは、と片眉を上げて)そいや王様が女王なんだったけか、不思議なことじゃねぇが珍しいよな。
        …ん?どういうことだ?ただ単に伝言ゲームで情報が劣化してるだけじゃねーの?(この手の大規模な依頼ではよくある話だ、てっきりそうだと思いこんでいたが、と頭を捻った)
        -- クロト 2017-07-15 (土) 21:15:01
      • 食い扶持っていっても本人としたら勘弁願いたい物だと思うだろうけどもね、女神扱いはなおさ…なんで女神…っ!?(言いかけて流石にそれはと引っかかった様子)
        …もう少し上流と言うか…そう、例えばレーアリティの国の名で出されてる依頼とか無い?あったとして、多分閲覧や開示に制限があるものと無いものの2パターンあったりとか。(まるで見てきたかのように続けて)
        女王とは言えその逸話は事欠かなくて、噴火した火山を剣圧だけで鎮めた…とか妙な噂が流れてるっていう…結構な武闘派のね。(…どうしてそこまでなってるのやら、とか僅かに思いながらも)
        …で、ちょっと脱線したけど…今回のその依頼…そのまま出す訳にはいかない理由は、その捜索依頼出されてる人物が問題な訳。 -- シェレア 2017-07-16 (日) 00:53:23
      • …例えば、国の跡取りが居なくなりました。そこにもし名前と見た目が…ってつらつら書かれた捜索依頼が出回ったらどうなる? -- シェレア 2017-07-16 (日) 00:55:02
      • え、金をくれるならそれは女神じゃね?くらいの話だぜ?なんでお前さんがそんな焦るんだ?(と少しぽかんとしながらそんなことを言い)
        そーそー、それだ。確か元請けっつーか依頼者直々の奴があったんだよ確か。んで、そう、依頼出す側と一部の信頼してる奴にしか出てねー…詳しいな?(ごそごそを続け、お、あったとか呟き)
        うわー嘘くせーめっちゃ嘘くせー。高位の魔術使いならともかく剣士で噴火はねーだろー(笑いながら依頼書を取り出す。それは依頼者…つまりこの場合はレーアリティ直々の発行となる依頼だ)
        んー…そらー…そいつ目掛けて冒険者が殺到、街をそいつが逃げ回り、どったんばったん大騒ぎってことになるだろーな?(とか言いつつ先程の親依頼書を机に広げる)
        これこれ。俺もこの間見つけたばかりでちらっとしか見てねーんだが…(『シェリル・M・レーア』とはっきりと下部に名前の書かれた肖像画がそこにはあった)
        (絵師の腕は以前の孫請けのものとは段違い、多少の癖はあるもののこれ自体が壁に飾りとしてあってもおかしくはない出来)
        (そしてそこに描かれていたのは…如何にも楚々とした気品のあるドレスを身に纏った少女の姿。身分までは書いていないが明らかに位が高いことはすぐに分かる)
        んー…?あれ?んんー?(と違和感。何故その違和感を自分が覚えるのかそれ自体が違和感となり首を捻る)
        -- クロト 2017-07-16 (日) 01:23:31
      • え?あ、ああそうか…そうだよね、ごめんちょっとぼんやりしてたよ(と、苦笑いして誤魔化し)
        仮に私が同じ立場だったらそうするからかなぁ…大きく情報を広めつつ、本当に大事な部分は信頼出来る筋に任せるって効率良いし?
        流石に噴火は眉唾物だけど山くらいは消し飛ばせるよ?…ちなみに目掛けて冒険者が殺到するのはまだマシ、あまり良く思ってない国や組織が狙う可能性もあるから…
        (と、話を続けつつ広げられる依頼書…僅かに「ああ、やっぱり」と心のなかで呟いて)
        (肖像画の中の少女はロングヘアで、微笑みを向けている。一方で、普段から軽口を言い合う少女と何か重なる様に思えてくるかもしれない)
        (違和感を覚えているクロトの目の前で髪を解いて見せてよく付けているゴーグルも外して)…どうかした?まるで捜索依頼が出てるお嬢様に心当たりがある、みたいな顔してるよ? -- シェレア 2017-07-16 (日) 03:02:24
      • あー…なるほど。どう見たってこいつぁ有力家の令嬢かなんかってところだろうからな…。敵対国や組織がありゃそっちが先に狙うか。
        (納得しながらも、これは思ったよりも大事なのかもしれない、と顎に手をやり考える。動く額も相当大きくなっている、事態は深刻なのかもしれない、と)
        (考えていれば、シェレアが髪を解きゴーグルを外す。一瞬何をしているのかと思ったが…その姿を改めて見た時…)
        (欠け落ちていた幾つかのパズルのピースが、浮き上がってきてぱちり、とハマった、そんな光景を幻視した)
        ……(そうして少しの間…シェレアの問いには答えず、沈黙を守っていたが)
        (ゆっくりと、机の上にあった肖像画を持ち上げ、シェレアの横へと並べる。そしてまた、少しの間を置き、ふう、と息を付き)
        ………一つ、一つだけ聞きたい。
        この放蕩娘は誰かに強要されることなく、誰かの陰謀でもなく、自分の意志で家を出たと思うか?
        その道が己に取って正しいと信じて、選んだと思うか?
        (静かで落ち着いた口調で訥々と男は語る。それこそが、もっとも重要なのだと、そんな風に)
        (シェレアの黒い瞳を、寝ぼけ眼の瞳が射抜くようにして、見つめる。その瞳の奥に宿る色を、見極めるようにして)
        -- クロト 2017-07-16 (日) 03:28:10
      • それに限らず、良からぬ事を思いつく人も居るかもしれないからね。(魔が差すってやつかな?とか言いつつ)
        ……(目の前で深く考えているのをじっと見つめて、何か色々と考えさせてしまってるのではと内心で少しハラハラとしながら)
        (沈黙を保ち、目の前で確かめるように肖像画を並べて見比べる様子。混乱をさせてしまったのでは無いだろうか…とにかく、返答を待とう)
        (そうして、問われる言葉に)…さて、どうだろうね?その放蕩娘じゃないから分からないけれど、私は自分で抜け出したよ。それに、その道が…少なくとも多大な迷惑をかけてると言うのも自覚しているだろうね。
        …ただ、その道の先…何かに、誰かに…危機が迫っている状況なら、彼女は足を止めない。私も、止まるつもりはない。止めさせない。(再び、髪をまとめ直し。ゴーグルも付け直す。…その目に宿るのは、力強い意思が色濃く映って) -- シェレア 2017-07-16 (日) 04:30:21
      • (彼女の…その瞳に映る色に揺らぐ何かは無い。迷いはそこに無く、不安もそこには無い、ならば)
        そっか(にかっと相好を崩し、笑う。それならばいい。それならば…いずれ遠い未来、後悔はあるかもしれない、苦悩はあるかもしれない)
        (でも、思い返した時…その少女の歩んできた道行きはきっと、かけがえのない物だと思えるだろうから)
        さーて、んじゃどうする?とりあえず手っ取り早いのは誤情報の追加だな。あんま大げさなのや突拍子もないのだと効果がねぇからなー(と腕を組み考え)
        お嬢さんがしそうなこと…髪染めたりとか髪切ったとか、ああ、偽名増やすっつーのもありかな。言葉の響き似てる奴増やすのもいい…。な、"シェレア"よ(などと悪戯げに笑い)
        -- クロト 2017-07-16 (日) 04:42:50
      • ふふ…っ(クロトの笑みにこちらも微笑み。きっと自分で選べた事だ、忘れられない事になるのは間違いないだろう)
        …今日の本題はその件かな。(と、依頼を出す側にいるクロトに相談を持ちかける事が目的の半分だったりする。もう片方は既に済ませた)
        逆に誤情報が出回ってるとなると、この街の酒場の評判が落ちるかもしれないから長期的に見るとちょっとね。なので、一部依頼を留めてくれれば十分かな。具体的には黒い瞳周り辺りの。(該当者多数の方が報告する人もあんまり多く無いでしょうと)
        ……偽名を増やすのはちょっとね。何の拍子に間違えるか分からないし似通ったのを一つで今は十分。それに………騎士王が直々に探しに来る可能性もある(だから時間稼ぎ位で丁度良いと思うな、と)
        …少しだけ迷惑かけるかもしれないけれど、"シェレア"としてお願いするよ。(そしてお茶ご馳走様、とお礼をして帰っていく) -- シェレア 2017-07-16 (日) 05:00:08
      • …なるほどね(と納得する。確かにいいタイミングだったかもしれない。何しろ包囲網は狭まりつつある、これを止めるにはギリギリのタイミングだ)
        らじゃーらじゃー、ま、うちん所は信頼度の低い依頼も結構多いからちっとばっかし誤情報が増えても問題ねーっちゃねーが…。
        …確かに撹乱する勢力があるって思われると話が更にややこしくなってご本尊のお出ましとなると具合が悪い。……山吹き飛ばすよーなのが来るとなるとな(そこは冗談と思っているのか、苦笑しながら言い)
        しかし国の跡取り、ねぇ…まさかそこまでの話だったとはな…(改めて見慣れたシェレアの顔を見るもイマイチ繋がらないが…そんなのものなのかもしれない、と)
        …少し?はっは!しばらく前の肩揉み忘れたのか?もう多大な迷惑がかかってるさ!なら…加えて一つや二つ、どーってことねぇだろ?いいぜ、任せな。
        (ぐっと、もはや氷が溶け切り、常温になった茶を飲み干す。そうして帰っていくシェレアにひらひらと手を振って見送りながら、忙しくなって来やがったな、と呟き…にやりと男は笑っていた)
        -- クロト 2017-07-16 (日) 05:13:47
  • (『負け犬』と書かれた看板を首から提げながら)騎士団のメンバーは強い!ということが判って、わたしは感動しているよ、兄者よ -- チェルシー 2017-07-12 (水) 23:52:45
    • (犬部分を狐に書き換えて『負け狐』にして満足しながら)うむ…!俺も色々見られて学ぶ所は多かった!チェルシーも思い切り良い戦い方で面白かったぜ。
      ま、最終的にはローザスにやられちまったが…ありゃ相性が悪かった。ああいう繊細で鋭い攻撃を凌ぐのは苦手そうだもんなぁお前さんは。
      -- クロト 2017-07-13 (木) 00:04:44
  •   -- 2017-07-11 (火) 22:34:18
  •   -- 2017-07-11 (火) 22:34:15
  •   -- 2017-07-11 (火) 22:34:11
  • 第六回の4日クエスト告知がギリギリになってしまいましたので、団員の皆様に直接お知らせしようとお邪魔して回っています
    今回は各自の診断結果でなく同時に開催される突発企画のトーナメントを使用して、その日の試合で勝利するキャラを1名予想していただきます
    組み合わせの確認、試合結果の参照、次回ぶんの予測の宣言 は全てこちらのページで行っていただきます
    どうぞ気になる試合の勝者を予想し、予測申告所にご記入ください -- ブンスターセ 2017-07-10 (月) 11:31:51
    • ああそうだ。第一試合、よろしくお願いしますね(にっこり) -- ブンスターセ 2017-07-10 (月) 12:02:30
      • …えっ?…俺ブンスターセとかよ!…いや団長よりかマシだが…戦う相手としちゃお前さん表情読めなくて苦手なんだよ(と苦笑し)
        何しろいつもどんなときでも笑顔だしな…ま、やるからにはもちろん勝つつもりで行くぜ?(ぐっ、と拳を見せつけたとか)
        -- クロト 2017-07-10 (月) 22:38:27
  • ねぇねぇクロトー。クロトの好きなものってなぁに?
    好きな食べ物とか好きな飲み物とか好きなコトとか好きな人とか好きな動物とか好きな猫とか好きな場所とか好きな花とか好きな季節とか好きな本とか好きな音楽とか好きなお芝居とか……(止めるまで続きそうな勢いで喋り続けている) -- アルエット 2017-07-07 (金) 01:12:41
    • んっ?お……?(アルエットを見つけこの前は一瞬やってくれたなって顔したものの、怒涛の勢いに押されてしまい)
      いや…ちょ…ま…(怒る間もなくあっけに取られたが、それはそれで少々悔しく)だから……その……あー!もー!(ちょっと切れた)
      好きな食べもんは肉だよ肉、柔らかく煮てある奴なんか最高だな、好きな飲み物は酒だが酒が違うのならレモネード辺りがいいね。
      好きなことってなんだ真っ昼間の昼寝なら好きだがそういうのか、好きな人は別に居ねぇがどういう意味でだ、女の好みって意味なら…。
      (ここまで一息に言って、アルエットの服の上から胸元を一瞬見つめ、少々下品にニヤリと笑い)……胸がデケェのがいいね。細すぎなのはちとなぁ?
      んで好きな動物は猫より犬派、スマートな中型犬辺りかね。好きな猫は…猫限定?あー…あんま知らねぇが…三毛猫とかいいんじゃねぇか。
      好きな場所は木の上かね、高い上の枝でする昼寝は極上だ。好きな花か、特に意識したこたねぇなぁ、んーアネモネとかかね、敢えて言うなら。
      好きな季節は春一択。惰眠を貪るのに最適だ。好きな本…んー、人並みに英雄譚は好きだな。だがあんま小難しいのは眠くなるからパス。
      好きな音楽は踊りに使われるようなテンポがいいのだな。ゆったりとしたのも寝るのにいいが。好きな芝居…は…そもそもあんま見たことねぇ。
      (がーっとアルエットの勢いに負けぬようここまでまた一息。ふう、と深呼吸してなんだかやり切った顔)
      -- クロト 2017-07-07 (金) 23:06:37
      • (軽く怒られたのは良く分からないが、丁寧に答えを返してくれるのを嬉しそうに頷きながら聴いている)
        そうねぇ……それじゃ春になったら、アネモネの花が咲く丘か森にでもピクニックに行きましょっか。
        中型犬と三毛猫を連れて道中は痛快な英雄譚を語らいながら。
        お弁当は牛肉のビール煮込みとサンドイッチね。レモネードと一緒に頂いたら、樹の上でお昼寝しましょう。
        起きたら夕日をバックに謡いながら軽快に踊ってシメね。
        (言い終えると腰に手を当てて胸を反らす。マントと重ね着した服に遮られ、上半身のボディラインは判然としない)
        クロトみたいな目付きの男の人は同じようなコト言うのねぇ (珍しく呆れたように嘆息)
        『Gカップ未満は胸と呼ばない』って女性の8割以上を敵に回すわよ? -- アルエット 2017-07-08 (土) 01:25:16
      • なんのデートプランじゃーーい!!(対抗しているうちにモヤモヤは晴れたものの、言ったことが見事に統合されれば思わず突っ込みを入れざる)
        …割とそれっぽい感じになってんのはびっくりしたが、こうなんだそのそれこそ短い時間の昼寝で夢見てしまった脳内お花畑なアリスちゃんっぽいお出掛け計画は。
        せめて犬と猫は連れてかんでいいだろ!(そこが地味に一番気になったらしいが、意外にも今まで見たことのない呆れ顔など見れば)
        はーやっぱそんな殊勝なタマじゃねぇわなぁお前さんは。いや効くとはあんま思ってなかったが(などと苦笑しながら言いつつも)
        ……一応言っとくが流石にそこまで基準はデカくねーからな?っつーか村に数人居るかってレベルじゃねーか!あー…まー…、Dくらいあれば充分かな(ちょっと照れ入ってきた)
        -- クロト 2017-07-08 (土) 01:47:01
      • デート? これってデートなのかしら? クロトの好きなものを集めたらこーなったのよ?
        まだクロトにちゃんとお礼してなかったし、やっぱり本人が好きなもの尽くしなのが喜ばれるでしょ?
        結構素敵なプランじゃない (気に入らなかったのかな? と合点のいかない様子で首を捻る)
        ペチャパイとかまな板とか枯れた大地とか言われ慣れてるもの。耳たこ、耳たこ。
        Dカップなんて中途半端で箸にも棒にもかからないって。
        (憮然とした面持ちであるが、あまり気に病んだふうも無く。すぐに思考はお礼の事へと)
        ……んー。春まではちょっと待たせすぎかしら。ねぇクロトー。何か欲しいモノ無いのー?
        もしくはして欲しいコトとかさー (どうしたものかと小首を傾げて問いかける) -- アルエット 2017-07-08 (土) 02:20:44
      • 割とデートっぽい行程に思える…(とおいめ)いやまあやる人間がそうと思わなきゃ違うんだろうが。
        ……へ?お礼?(とかその言葉に間の抜けた声を漏らす)なんか一気にワッと来たからそもそもなんでそういう質問が出たのか
        さっぱりわからんかったが…あー…そういうことか(得心するも、枯れた大地とか言う単語が出てきてそりゃ流石にひでぇと思ったが本人気にしてないのでそれは言わず)
        して欲しいもなにも…前に決闘してた時にあれがお礼だっつってなかったか。実際久しぶりに手強い手練とやりあえて、あれで充分礼になってると思ってたが…。
        (ただ、あの言葉を忘れてないのであれば、あれでは足りぬということなのかもしれない。それならば、とこちらもうーん、と首を傾げて考え始め)
        -- クロト 2017-07-08 (土) 02:31:01
      • やーね。決闘の時のはエスプリ効いた小粋なジョークってヤツよ? それに私だって強い相手と闘えたんだから得してるじゃない?
        『強くなるなら格上と殺す気で闘り合え。どっちも生きてりゃ儲けモノ』て先生も言ってたし、私儲けちゃってるのよ。
        ……ははーん (閃いちゃったとドヤ顔気味) それともなぁに?
        か弱い女性と決闘するのが一番のお礼になるのかしら? サー・クロトは再戦をお望み?
        お礼参り? お礼参りしちゃう? -- アルエット 2017-07-08 (土) 02:56:43
      • はは、良いこと言うねぇその先生は。そいつには割と同意だ。……ま、安心安全がモットーの俺にゃ実践出来るかは微妙だが(などとへらっと笑い)
        って、お礼参りって勝った方がすることじゃなくねーか?あとか弱いってそれなんの冗談だ、偽証罪で円卓裁判にでも提出できるぜそれ(くつくつと含み笑いをもらし)
        再戦自体は全然アリなんだが、そうだな、どうせなら…(と、先程から考えていた様子を見せていたが、何か決めたようにして)…ひとつ、アルエットに聞きたいことがある。
        -- クロト 2017-07-08 (土) 03:16:44
      • 活殺自在の腕前があれば苦労もしないけど、それを身に着ける為に死闘を経なきゃってゆーのがツライわねー (合わせる様に笑みを返す)
        なんだかさっきからお礼お礼言い過ぎて良く分かんなく……あら、そお?
        私はまだまだヒヨッコで、飛べない翼を震わせるヒナドリっていうのが、キョーツーニンシキだと思ってたわ。
        (冗談か本気か。あっけらかんと言ってのけるその顔は、どちらとも取れるようにけろりとしている)
        どうせなら? なにかしら? 剣はやめて、あつあつネバネバ掛け合い対決の打診とかかしら? -- アルエット 2017-07-08 (土) 03:38:14
      • 最初から達人の腕前が転がり落ちてくるなら、そいつが一番楽なんだがなぁ…ま、無い物ねだりするほどガキじゃねぇが(と肩を竦め)
        俺が格上なのかはどうなんだろなーって感じだがな?実際、この前も一手間違えば充分俺の負けだ。運も流れも俺に向いてただけってな。
        へーへーそういうことにしとくぜ。そいつが本当かどうかはいずれ分かるこったしな。それにもしそうだったとしてある種そういうやつのが怖ぇ。
        遠い背中を目指すより、並べた肩と走るより…自分の背中を追われるのが、一番ゾッとねぇことだからな(などとからから笑い)
        ん、そうだな。ある意味一つではねーかもしれんが…アルエットはどうして騎士団に入ろうと思った?…俺はそれが聞きたい。
        -- クロト 2017-07-08 (土) 03:49:29
      • 勝利と敗北。それは技量の差と人の運と天の運と時の運で別たれる。勝った方が全部ひっくるめて格上なの。
        もちろんこれから先はどうなるか分からないけどねー? 私、追うのは慣れっこだから得意なの。
        (『いま』もどうかは分からないけど、と勝気で不敵な笑顔を見せる)
        騎士団に入った理由? 手っ取り早く強くなれそうかなーと思ったから。それに団名も良かったし。
        ……んー、こーいう答えで良かった? なんだか充分じゃなさそー。
        (応える言葉と態度に偽りは無い。ただ語る理由の因果がごっそり欠けている事に当人は気づいていない) -- アルエット 2017-07-08 (土) 04:12:28
      • (答えるアルエットに苦笑を向ける。思ったままを言っているのだろう、それがよくわかったから)
        あー…俺の聞き方が悪かったな。それもそれで間違いじゃないんだろうが…そうだな、アルエットは何故急いで強くなろうとしたのか。
        師匠もちゃんと居て、今も、あの決闘の時も、そしてこれからもその強さに磨きをかけようとしている。
        あのときの気迫、そしてその腕前。キツい鍛錬も充分にこなしただろう、生半可な覚悟でそう考えてるようには俺には思えん。
        …なぜ、強さを求めるんだ?(と問いを深める。その答えにアルエットがどう反応するか、それをじ、と観察するようにもしながら)
        -- クロト 2017-07-08 (土) 04:36:21
      • (問われれば頬に手を当てて中空を見遣る。この少女に隠し立てするような事情は一切無い)
        (ただ相手に分かり易く説明するにはどうしたものかと、それだけに腐心して頭を悩ませている)

        私、剣聖になりたいの (考えた結果、まず結論から口にする。当たり前の事のようにさらりと)
        私には先生がいっぱい居るけど、一番強い先生は滅多に相手してくれないし、面倒見の良い先生は何かにつけて私が剣を振るの止めさせようとするし、それで結局マダム……偉い人が『剣聖になりたいなら、まず冒険者になりなさい』ってことで、この街に来たの。
        2〜3年は紹介された冒険者ギルドで依頼を請けてたのよ? そこでも剣を教えてくれるスパルタの先生は居たし、みんな親切で優しいから私はそのままでもいいかなーって思ってたけど、マスターが『身内の中に居ても真の成長は見込めない。可愛い子に旅をさせろだね』って言うから、ギルドを出て、どうしよっかなーって思ってたトコロにこの騎士団が募集をかけてたから入団したの。
        それでなう。入って良かったわー。色んな人に会えたし、依頼もハードスケジュールでガンガン舞い込んでくるし、まだ入って3ヵ月も経ってないのに毎日がすっごく充実してるの!
        (溢れんばかりの喜びを表情と仕草に。手を広げて満面の笑顔。そこではたと気が付く)
        あ、『なぜ強さを求めるか?』って質問に私答えたっけ? -- アルエット 2017-07-09 (日) 00:14:03
      • …ほう?(単刀直入。まさにナイフで差し込んだが如く単純に…だがそう語るには遠い目標を語るアルエットを片目の眉を跳ね上げて見る)
        剣聖…か、剣を極めた達人の更にその先。簡単なことじゃたどり着けないどころか…その足元にも到れるか怪しい目標だなオイ。
        ……ふむ、さっき言ってたのとはまた別の師匠か。……って多いな!?(話に出ただけでも恐らくは4,5人、下手をすればそれ以上は居そうな口ぶりだ)
        うーむー…個人的にゃ船頭多くして船山に登る、あんま師を多く取るのは結果的によくねーこともありそうな気がするが…。
        まあ、本人がきちんと取捨選択出来るんならいいのかね…実際見たあんまアルエットの動きは歪んだモンには思えなかったしな。
        はは、その点については俺も同意だ、めんどいにはめんどいが…学ぶ所も多い。…ちーとたまにサボりたくなるけどな(などと実に楽しそうな彼女にへらっと笑って)
        んー…だが…絶妙に答えからは外れてるな。強くなりたいってのは剣聖を目指してるからだろ?…もう一つ踏み込もう。なぜ、剣聖になりたいと思った?
        -- クロト 2017-07-09 (日) 00:30:12
      • そうそう、大変大変。だからゆっくりなんてしてられないの。急がないとあっという間にお婆ちゃんになっちゃうもの。
        剣を教えてくれるのは3人よ。他にもお勉強教えてくれる先生、料理を教えてくれる先生、愛を教えてくれる先生、詩を教えてくれる先生……(指折り数えてふと気づき) あっ、ライは投げナイフを教えてくれた先生だし、クロトだって体術を教えてくれる先生になるかもしれないわよ?
        (先生になってもらいたい人がいっぱい居て嬉しいわー、と衒いも無く大真面目に)
        クロトの言う通り、先生達の教えを生かすも殺すも私次第ね。だから頑張らなくっちゃ。

        (なぜ剣聖に? だってカッコいいじゃない! 普段ならそう答えるだけだったろう。もう少し。クロトが言うように考えを進める)
        私ね、小さい頃に身代金目的で誘拐されたの。私の家それなりにお金持ちだったし、故郷のサイレントヒルって都会なんだけど、大通りからちょっと外れればフテーの輩がゴロゴロ居て、治安に問題があるのよね。
        それで捕まった私を颯爽と助けに来たのがシューちゃん……あ、面倒見の良い先生ね。誘拐犯を容赦なくスパッと。
        太刀筋は全然見えなかったし、結構ド派手に血飛沫が舞ってて、そりゃあもうグログロな光景が広がってたみたいだったんだけどさ。
        その時の一瞬の剣戟と先生の静かな佇まいだけが、ずーっと私の目に焼き付いているの。
        あぁもぉカッコいいなー、私もこうなりたいなーって。心にも焼き付いちゃったのね、きっと。
        インプリンティングって言うんだっけ? 物心つくかつかないかの頃だったし。
        それでそれでー、その面倒見の良い先生は『ソードマスター』だったんだけど、その人がずーっと目標にして叩きのめしてやりたいって思ってるのが、一番強い先生。その人が『剣聖』だったんだって。
        なんだか先生、先生、言ってて良く分かんなくなってきちゃった。図にするとこうね。

        (『私→ソードマスターの先生→剣聖の先生』と図解)
        それで、こうなるのが私の人生計画ね。
        (『ソードマスターの先生「すごい、えらい」→私(剣聖)←剣聖の先生「ぎゃふん」』と図解)

        でもこの事を言うと、ソードマスターの先生はすっごく悲しそうな顔するし、剣聖の先生は鼻で笑うだけだし、お父さんとお母さんは「失敗して挫折するなら今の内」って諦め顔だしで、不評ばっかりなのよねー。笑ってニコニコしてくれるのはギルドのマスターだけ。
        (腰に手を当て、やや不満げに口元を結ぶ。自身の目標が童心にまみれた夢であることなど、端から考えてもいない)

        私の事ばっかり話しちゃったけど、クロトのほうはどうなの? どうして騎士団に入ったの? それに前から冒険者もやってたんでしょ? なんでなんで? -- アルエット 2017-07-09 (日) 02:18:34
      • 気が早ぇなオイ(苦笑して言ったが、ある種…その発言こそがアルエットの本質をもっとも端的に表していたのかもしれない)
        (アルエットは…生き急いでいるのだ。真っ向から、脇道に目もくれず、自分の人生を。危なっかしいと以前思ったのもあながち間違いではないと内心納得した)
        身代金、か…アルエット意外にも育ちは良さそうだもんなぁ(そうしてずらずらと師を上げていったのにもまた納得する。直接は関係ないのかもしれないが、それだけの師を持つには金もかかろう)
        (雇う形でなくとも、教えを受けることに人生を専念できるのは、自らが必死には稼がなくてもいい家柄の証でもある)
        はは、そいつはその先生も罪なことをしたもんだな?アルエットみたいなお転婆に偉いもんを刷り込んぢまってよ。
        (軽く笑うように言ったが…恐らくはそれが最善の処置だったことは想像に難くない。実際、アルエットに強烈過ぎる印象を刷り込んでしまっているが)
        (それが、彼女の口ぶりから恐怖の記憶でないことは明らか。手間取り、迷いでもして、そんなものを抱えさせるよりはマシだろうから)
        (そうしてアルエットは地面に突然、落書きのような図を書き始めたが、稚気に溢れるそれとは裏腹に真面目な顔をして覗き込み)
        ……なるほど、なるほどな。よくわかった。
        (その『私』の横に『最高に強くて格好いい私』などと書き加え)つまりこういうこったろ?アルエットにとって剣聖こそが目指す頂点であり、理想…と。
        (以前聞いたローザスの騎士道を思い出す、それは人々の概念の集合体、物語の象徴へと自分自身を引き上げる苦難の道)
        (これは…それに似ている。剣を目指すものの究極、そこへと…下手をすれば更にその先へとたどり着こうというのだから)
        …ありがとうな、良い礼を貰った。充分過ぎるくらいに(そう言ってアルエットの碧眼へと視線を合わせ、微笑んで礼をする)
        …って俺か?あー…俺はアルエットにちょっと似てるな。…俺はな、戦士になりたいんだよ(などと、苦笑して言った)
        -- クロト 2017-07-09 (日) 03:04:53
      • あと、こうなればいーなーっと(『最高に強くて格好いい私』の横に『かわいい』と書き足す)
        私は剣聖になるけど、多分頂点ではないのよね。剣聖の称号自体に価値なんて無いって当の本人は言ってるし、自分の腕前に不満げでどっか遠いところを見てるしで、何考えてるか全然分かんないの。
        きっと剣聖になれば今までとは全然違う景色が見れると思うの。目指す道の先には未だ想像もしない何かが待ってると思うとすごくワクワクするわ! 大人しく待ってなんていられない! だから私は全速力で突っ走るの!
        (なれるかどうかなど微塵も考えていない。進んでいけばいつかは辿り着くのだという根拠の無い確信が、言葉と所作の端々から滲み出ている)

        ? どういたしまして? (視線が交われば笑みを返すが、礼を言われた理由に思い至らずキョトンとした顔)
        戦士になりたい? クロトはもう戦士でしょ? どーゆーこと? 私が思う戦士とクロトが思う戦士は違うのかしら? -- アルエット 2017-07-09 (日) 13:48:26
      • 「なるけど」と来たもんだ。くっくっくっ…既に決定事項になってる辺り、やっぱ大物だよお前さんは。
        …あー、やっぱそうか。剣聖ってのが今おまえさんに見えてるてっぺんだから、今ん所はそこを目指してるだけか。
        お前さんはきっと…"止まれない"奴なんだな。良い意味でも…多分悪い意味でも(楽しそうに、でも少し複雑な顔をして言う)
        (剣聖だけでも果てない夢なのに、それさえもが通過点なのだと全身で彼女は示している。しかし、人には限界がある、神ならぬ身、人はいつか止まってしまう)
        (その時…彼女がどう思うのか、少しだけ…憂いを覚えてしまった。そこで気づく。ああ、ソードマスターの先生とやらの気持ちが分かった、と。だが)
        ……いいじゃねぇか、そんだけ高い頂上からの眺めは格別だろうさ。そりゃ絶対に面白ぇ。越えちまえ、行っちまえよ、その先へ。
        そうすりゃ俺は剣聖をも越えた女に一泡吹かせた男として酒場で自慢できらぁ(無根拠に応援の声をかける。だって、仕方ないではないか)
        (この童心のままに人としての極みを目指す少女の、その走り往く姿を自分も見てみたくなってしまったのだから)

        んー、こっち基準じゃそーかもなー。俺が言ってんのは俺の故郷の代々続く家の『戦士』正確に言うなら…俺の親父が認めてくれるような…戦士だな。
        俺ぁこれでも田舎じゃ神童とかって言われたこともあってな?身体が出来た頃にゃ腕っ節だけじゃ街の大人にだって引けは取らなかった。
        っつーより…親父以外に殆ど負けたことねぇ。その親父も…国を追い出される直前まではめったに負けやしなかった。
        それでも…俺はまだ親父に言わせりゃ戦士じゃねぇ。ってんだ(と言えば、そこまで軽い口調で話していたものの、少しだけ悔しそうな表情となり)
        『倒すだけであれば銃にも出来る。殺すだけであれば毒にも出来る。剣を持ち振るう意味、それを知らぬお前は戦士とはなれん』
        …なんて言われたのはいつだったかな。もう覚えちゃいねぇや。随分前だった気がするが…(そうして男は懐かしむように視線を上げ思い起こした)
        -- クロト 2017-07-09 (日) 21:38:51
      • 超えるわよ? いつになるか分からないけど、クロトが早く自慢できるように頑張るから。
        (軽く言ってのけるが、その無意識下で悟っているのかもしれない。辿り着けないことを考えた瞬間に道は潰えるのだと)

        そっかー、戦士ってそういう意味かー (クロトの話を頷きながら聞き終えると、心に既視感がよぎる)
        (初めて見た彼の悔しそうな表情。それはきっと、かつて、そして今でも、自分が時折浮かべるものだ)
        (『剣を持ち振るう意味』 そこには誰しもが納得する絶対の正解はあるのだろうか?)
        ねえ? クロトはお父さんに認められたいの? それともお父さんみたいになりたいの?
        それともお父さんみたいになって認めてもらいたいの? -- アルエット 2017-07-09 (日) 22:35:20
      • んー?親父に?んんんーーー(腕を組んで頭を捻る。自分の中にある思い、それを探るように)
        …それもある…とは思う。親父のようになりてぇとは思うし、親父にも認められてぇ。それは素直にそう思う。
        …でもな、少し違う。アルエットにかけたあの技、あるだろ?ありゃ家の家系に伝わる技なんだが、
        ここ数百年くらい実戦での使い手は居なかったらしい。それを俺が再現して、使えるようにしたんだが…。
        俺はな、割と色々器用なんだよ。大体のことは見ればなんとなくどうすればいいか分かるし、実際やってみりゃ概ね覚える。
        まー魔術だきゃムリだが、副業先の仕事なんかも入って一週間で見て分かるようなことは出来るようになった。
        …でもな。そんな俺が、何年も何年もかけてその当の親父を何度も倒して、何度も投げて、一度は危険なレベルまで追い詰めちまった俺が。
        …親父が言う戦士にゃどんなに強くなってもなれないと来た(肩を竦めて…しかしその眼差しは真剣な輝きを見せて、そんなことと言う)
        俺ぁな、たぶん…納得したいだけなんだ。『戦士』になって、ああ、こんなもんなのか、って思いたいだけなんだよ…多分な。
        (口ぶりとは裏腹に、その表情、声色には焦燥感が滲んでいる。それは、もしかすれば一生理解できないのかもしれないという焦りからか)
        -- クロト 2017-07-09 (日) 22:58:11
      • (クロトの話を聞いて過去の記憶が呼び覚まされる)
        (『くだらない拘りの行き着く先は棺桶と相場が決まっている』)
        (そんなことを言っていた当の本人は、何故か剣を使い続けている)
        (どうも師という人種は弟子にとって簡単には理解出来ないことを叩き付けて来るものらしい)
        (考えを巡らせながら疑問に思ったのはただ一点だった)

        ねえクロト。クロトのお父さんは自分自身のことを『戦士』だと思っていたのかしら? -- アルエット 2017-07-09 (日) 23:22:30
      • (何か考えている様子のアルエットをしばらく眺めていたが、ぽつんと出てきた疑問には、今度は頭を捻ることなく)
        そりゃもちろん。親父はもう引退済みだったとは言え人間としちゃ国にも認められた国一番の戦士だったし、本人もそれを自認してた。
        俺から見ても…いやまあ『戦士』ってもんを理解しきれてなくて言うのもなんだが…戦士だったと思うぜ。
        -- クロト 2017-07-09 (日) 23:29:45
      • (思考で眉根を寄せていた顔から一転、ぱあーっと顔を輝かせて満面の笑顔)
        じゃあ話は早いわね! クロトはお父さんみたいになればいいのよ!
        クロトのお父さんはどんな人なの? 毎日ちゃんとお話してた? 今でも手紙の遣り取りはしてる? 聞きたいことはちゃんと聞いてるかしら? お母さんいわく、男の人って『言わなくても分かるだろ、分かれ』なんてことばっかり考えてるからしなくてもいい苦労をしちゃうのよね。もっと気軽に何でも言い合えばいいのに! (一気にスケールダウンした話を怒涛の勢いで) -- アルエット 2017-07-09 (日) 23:39:51
      • (花開くようなその笑顔に、どこかあった焦燥感はふっと消えてしまう。こんな可憐で可愛らしい笑顔を見せられてそうならない男が居ようか)
        コラコラ、そー単純な話し………でもあるのかもしれねぇなー…。実際ぶっちゃけちまえばどんなに悩んだってある意味親父の舌先三寸でもあるし(ぽりぽりと頭を掻き)
        いやぁ、話は普通にしてたがそういう話になっと自分で考えろの一点張りだったからそっからはムリだなー、答えを教えるどころかヒントさえ出さねぇって類だ。
        それに…家追い出されてんだぜ?手紙もムリムリ。かーちゃん相手なら運良く親父に見つかんなきゃいけっかもしれんがー。見つかった瞬間ビリィ!だ。
        (苦笑しつつも、なるほどアルエットの言う通りかもしれない、と思う。いずれ…家に帰れたら、もっと話をしよう、そんなことを密やかに誓い)
        -- クロト 2017-07-09 (日) 23:54:46
      • そっかー。クロト、家出してたんだ (物凄く軽く言う。じゃあ顔見せに帰ったら?くらい言いそうな空気)
        戦士のことをお父さんから直接聞くのは難しそうだけど、他はムリかしら?
        今の話を聞いた感じ、クロトが今すぐ『戦士』になるより難しいことなんて、そうそう無いと思うわ。
        子供に手紙貰って嬉しくない親なんて居ないわよ? 例え破られたとしても手紙出さなきゃ同じことよ?
        目標も大事だけど、クロトはまず義務を果たすべきだと思うの。親に元気でーすってお知らせする、子供の義務。
        私も義務を果たしに帰るわ (一度部屋を出てから、ひょいとドアから顔を覗かせ)
        ……ちゃんと手紙書くのよー? じゃねー♪ -- アルエット 2017-07-10 (月) 00:24:53
      • 家出…だったらまだもちっとマシなんだがなぁ…(と苦笑して言う。実際追い出されなかったらやりかねなかった可能性もある)
        ええー…手紙ぃー…?あの親父が手紙貰って嬉しいとはとてもとても…かーちゃんなら割と喜びそうな気がするけどよ。
        …義務とか俺が出来るだけ人生で回避したいものの一つだが!権利はもちろん行使するけどな!(すごい嫌そうな顔してたが)
        ………わーったよ。たまにゃアルエットを見習うか(返ったと思ったら念押しまでされて諦めたようだ)
        (自分に足りないのは何よりもあの愚直にも通じてしまうような真っ直ぐな素直さなのかもしれないな、などと思いつつ紙とペンを用意し)
        (…やっぱり嫌そうな顔をしつつも、インクにペンをぽちゃりと浸け、まずはどんな書き出しにしようかと頭を捻っていたとか)
        -- クロト 2017-07-10 (月) 22:35:12
  •   -- 2017-07-03 (月) 22:32:57
  •   -- 2017-07-03 (月) 22:32:54
  •   -- 2017-07-03 (月) 22:32:51
  • クロ兄には必殺技とかあるのか? あるんだろう? ひとつやふたつくらい! -- チェルシー 2017-07-01 (土) 22:39:41
    • ん…?必殺技?そりゃ…こう…キラッとしてどっかーん!!って感じの奴か?はは、俺に出来るのはじみーな技だけよじみーな。
      …っていうか兄継続なんだな、いや面白ぇからいいけども(とか軽く笑いつつ言い)
      -- クロト 2017-07-01 (土) 23:10:13
      • そうそう、身体か武器が光って、顔がアップになって、台詞と共にばーん!!!てきはしぬ。みたいな……無いのかあ(本当に残念そうに肩を落とし)
        うん?叔父貴とかの方が良かった? -- チェルシー 2017-07-01 (土) 23:13:38
      • そんで最後にまたアップになって成敗!みてーなな!(笑ける)魔法とか使えりゃそういうのも出来たかもだがなーすまんなー(苦笑しつつ落とした肩をぽんぽん、と軽く叩き)
        じみーのでいいなら見せられなくはないが…って叔父貴は絶対にノゥ!そんな歳じゃねぇ!(力いっぱい両腕で×を作る。むしろそのポーズがなんかの必殺技みたい)
        -- クロト 2017-07-01 (土) 23:20:33
      • http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst020455.jpg -- まろ? 2017-07-01 (土) 23:23:02
      • 稲妻なんとかなんとか刃ーーッ!!(突如腕を組んだまま飛んでみる)
        (「これを破った格闘者は過去一人としていないッ!!」みたいな感じの幻聴が響いたり響かなかったり)
        -- クロト 2017-07-01 (土) 23:31:34
      • じゅうぶん派手だこれ!!(飛んでいくクロトが巻き起こした風でまたスカートがめくれ上がりながら。…今日はリボン付き純白でした)
        やっぱりオジキはダメね。そんなに年上でもないしね。ならしょーがない。兄貴にしておくわ。うん -- チェルシー 2017-07-01 (土) 23:38:39
      • 派手か!?これ派手なのか!?前座も前座で即破られそうな気配しかしないが!?(下りは×字拳で降りてきた。そして卓越なる動体視力はちょっと幼い感じのチェルシーに合い過ぎてるな…とかの感想をもたらしたのであった)
        そうしてくれ…というかもしそうなった場合俺は姪って呼ぶことになるが人のこと姪って呼び辛すぎるからな…つーか実際兄貴とか居そうだがその辺どうなのよ(んんー?とか言って聞いてみる)
        -- クロト 2017-07-01 (土) 23:46:05
      • 叔父さんはいいけど姪っ子はね。呼びづらいね本当。んんん? お姉ちゃんが2人と妹が5人いるよ。オスのきょーだいはいない。 -- チェルシー 2017-07-01 (土) 23:52:43
      • oh...子沢山家族…というかその辺りは獣人ゆえなんかね、メスしか居ないってのもちょっと特殊な気はするが…。
        猫たぁ少々違うとは思ってたが…チェルシーはなんの獣人なんだ?(耳の形に特徴があるようなーないようなーと首を捻り)
        -- クロト 2017-07-01 (土) 23:57:32
      • うん。国の人口が減っちゃって減っちゃって……だから産めよ増やせよ政策実施中なんだ。たぶんまた妹増えるよ。あたしも将来たくさん産まなきゃ!
        狐の仲間だね。猫というより犬に近いらしいんだけど……。クロトは100%人間? -- チェルシー 2017-07-02 (日) 00:07:58
      • マジか…個人意志をさておいて政策で増やさにゃいかんって結構ヤバい状態だな……となりゃ俺が初兄貴ってことだな?光栄だぜ(からからと冗談っぽく笑い)
        狐…ふむ、確かにこりゃ猫より狐に近い…俺か?俺は完全混じりっけ無しの人間だよ、俺が知ってる限りじゃな。うちの故郷じゃ森の仲間の亜人と交わるのも多いからそうでないのも居るが。
        -- クロト 2017-07-02 (日) 00:14:09
      • トロウルとの戦争でたくさん死んじゃったし、疫病も流行ったしで…そう、初兄貴!よろしく兄!やっぱり男手欲しいって思うときあるし、頼れる兄貴は大事だよ本当に!
        そうかそうか。先祖を遡るのも面白そうだなー。家系図残っていれば、だけど。
        では妹は風呂に入って寝ることにする。またな、オジキじゃなくてアニキ。 -- チェルシー 2017-07-02 (日) 00:22:18
      • そんなにか…アンもそうだったがどこの国でもキツい事情ってやつはあるもんだな…(少し厳しい表情を見せていたが、直に兄と呼ぶ声にへらっと破顔して)
        はっは!こちらこそよろしく妹よ!……いやー…この歳で妹なんて呼ぶことになるとは思わなかったマジで。絶妙に男の人手目的な気がするのはこの際目ぇつぶっておこう(とひらひら手を振り)
        ま、ともあれ風邪引かねぇようにな?泥だらけになったらすぐに洗うこと!…姪よ。…うわやっぱ呼びづれぇ。妹よ(苦笑しながら訂正し、大きな耳の背を眺めて見送ったそうな)
        -- クロト 2017-07-02 (日) 00:49:04
  •   -- 2017-06-30 (金) 23:13:28
  •   -- 2017-06-30 (金) 23:13:21
  •   -- 2017-06-30 (金) 23:13:16
  • お礼参りにきたよ。…何かニュアンス違うかな?(物騒な事を言いながらやってきた) -- シェレア 2017-06-30 (金) 00:59:06
    • ああーん!?ヤんのかコラァ!?(ドスの効いたお返事)…となっちまうなそれだと。流石に病み上がりの奴にイキっちまう野郎とは思われたくねぇなぁ(とからから笑い) -- クロト 2017-06-30 (金) 01:02:47
      • ガラ悪いな!?まあいいや、おかげで助かったのは確かだし。…効果覿面過ぎてちょっと怖いくらいだったんだけども。(そう言って右手を見せる。指が問題なく動かせるくらいに回復してて)
        とりあえず先にこれを…(焼いた芋ケーキ(こんがり焼けてるけれど味無し)を差し出す。大体ハッシュドポテトの味無いもの)いやね、料理どうしようかなーとか考えて試作したんだけど…
        折角なので改善案とか貰えないかなーと? -- シェレア 2017-06-30 (金) 01:19:45
      • はっは!うちのババァの薬は効くからな!客はあんまいねーが!(と少し真面目な顔をして手を見れば)良くなってるようでなによりだ(経過は良し、と微笑み)
        ん?お、ケーキか?いい感じに焼けてるじゃねーの(受け取り、早速一口食べる)………(更に一口食べる)…………うむ。芋だな(芋である)
        生焼けじゃない分マシだが…これ味付けしてねぇな?芋の味しかしねぇ……右手がアレだったから大変だったのかもだが、こう…せめて塩とか…(苦笑して言いつつ)
        -- クロト 2017-06-30 (金) 01:30:41
      • どんだけ効くの…みるみるうちに、ってほどじゃないけどそれでも治りが早くて大丈夫だよね?ってちょっと焦るくらいだったよ(苦笑い気味に応えながら)
        ……芋だよ。芋(ギギギと顔を背けて視線を逸らす)そ、素材の持ち味を活かして……うん、塩入れ忘れました…。(素直に認めて)
        右手治ってから作ったんだけどね?だけどね?…で、こういう状態の芋に何が合うかな―と思って相談に来たんだよ。やっぱりチーズとか卵とかかな? -- シェレア 2017-06-30 (金) 01:45:20
      • あのババァ魔女とか言われってからなぁ……おっと、今のは企業秘密ってことで(などと悪戯げに笑って)
        芋だな!(力強く追い打ち)これ活かすっていうか持ち味しか無いよな?オンリーだよな?芋オブ芋だよな?(によによしながら更に追い打ち)
        そ、そうか…(右手関係ないと知ってちょっと目逸らし)あー…どういう方向性にしたいかによるな…甘く作りたいか、辛く作りたいか、どっちも行けるのは芋の利点でもあるな。
        -- クロト 2017-06-30 (金) 02:02:13
      • 少なくとも私にとってはいい魔女だったということで改めてお礼を伝えといて貰いたいっていうのもある。(企業秘密の部分も了解しながら)
        うぐぐ…!い、いや本当はもうちょっと塩とか入れて、バターも効いた感じにしようかなと思ってたんだよ。思ったんだけどねぇ…焦がさない事を重視して入れ忘れた調味料が、私の横にありました…(恥ずかしそうに顔を覆いながら)
        方向性…朝食用かな?朝の訓練を終えたりとか、遅めの朝食で朝昼兼用とかそういうポジション。…そう考えるとこれに添える主菜が必要かな?(あれ、作ったけど付け合せになっちゃったぞ) -- シェレア 2017-06-30 (金) 02:14:24
      • 承知した。しっかり伝えとくよ。シェレアみてぇなのは好みだろうから喜ぶと思うぜ、なんかちょっと真面目な雰囲気するとことかな?(へらっと笑って言って)
        あるある…一つのことに集中しすぎるとそういうことある…(すごく分かる、みたいに言いつつも顔を隠すシェレアが可笑しげでぷぷーとちょっと吹く)
        本末転倒過ぎる…それならそれ単体でしっかり食えるように芋餅にすっといいかもしれん。芋に片栗粉を混ぜて練って塩コショウで味付けして、焼くんだ(なんか練ってるポーズ)
        お好みでシェレアが言ってたようにチーズを入れてもいいし、昼も持つようにがっつり食いたければ中に挽肉なんて入れれば充分パンチの効いた料理にもなる。
        -- クロト 2017-06-30 (金) 02:35:54
      • よろしくお願いするよ。って、私が真面目とか無いわー、全然無いわー(顔の前で手をひらひらと横に振って)
        だよね、たまにあるよね…だから私が抜けてるわけじゃ無いんだ…いや味は確かに抜けてたけれど。…くそう!(笑われても仕方ないので軽く地団駄)
        いももち。ああ、そうしたらつなぎ代わりにもなるし油少なく焼いて持ち歩くのに良さそうかも(どこからかメモを取り出して、アドバイスをうんうん頷きながら書き留めていく。)
        なるほど…自分だけだと出てこないアイディアだよ。ありがとう、お陰で凄く参考になったよ(メモを閉じて笑顔でお礼。いい結果出るように頑張るよと告げて帰っていった) -- シェレア 2017-06-30 (金) 02:52:15
      • そっかぁー?(こちらの言ったことを聞き逃さぬようしっかりとメモする様は、まさに真面目な学生のようなのだが、とは言わず)
        ま、一つ一つしっかりこなせばいいんだ、冒険と違って失敗したところで材料が無駄になるだけだしな。…それも勿体無いと言えばそうだが。
        そうそう、そういうことだ。口当たりは悪くなるがきちんと焼き締めれば日持ちもある程度する。クルミやらの豆類を入れればカロリーも高まるから非常食なんてのにも向くな。
        いえいえ、お役に立ったようで恐悦至極でございますよ、シェレア卿。お互い頑張ろうぜ(元気な笑顔に笑みで返し見送る。その馬の尻尾のような髪がゆらり揺れるのを眺めながら)
        -- クロト 2017-06-30 (金) 03:04:26
  • つーわけで材料の買出しにいくぞークロトー (さも確定事項かのように自然に言うエルフ) -- ライ 2017-06-29 (木) 20:26:06
    • ぐぬぅ…こいつ俺が狩りに失敗したって分かってやがる…へーへーしゃーねぇーな。…しかし相変わらず派手だな(とかライの私服見て) -- クロト 2017-06-29 (木) 23:39:44
      • キシシ、エルフの情報網を舐めちゃいけねえぜ。(単に依頼結果の結構詳細なところまで騎士団内で共有されてるだけなのだけれども)
        えー、いまどきのシティーボーイって感じでイカす着こなしだろ?緑色が基調でエルフとしてもバランスがいいし… -- ライ 2017-06-29 (木) 23:48:30
      • (そうとは気付かず、むぅって顔で)…実際耳聡そうだもんなぁライは。そいつも生き抜く知恵って奴かい?(ともあれ出かける準備など済まし)
        いやかっこ悪ぃって訳じゃねーんだが…上着が若干明るすぎてこう…どうにも遊び人感が否めん。どちらかと言えば普段から見てるライ自身の印象が強いのかもだが。
        -- クロト 2017-06-29 (木) 23:57:40
      • 物陰なんかに身を潜める実用性考えると、仕事着は暗い色がベースになっちまうからなー
        正面から斬り合うのが得意なマインラートやローザスなら違うんだろーが………
        ってかアイツらが明るい色の服着ても遊び人ってカンジしないから、やっぱそれクロトの俺に対するイメージが偏ってるんじゃね?
        (そんな雑談をしながら市場の方へ………) -- ライ 2017-06-30 (金) 00:09:29
      • (そこは騎士団駐屯地にほど近い市場。活気に溢れ物売りの声高く辺りは人が行き交う。原色の野菜売る屋台、軒先に吊るされた解体された肉)
        (そんな人々の活気で満たされた雑然とした通りを客引きなど飄々と軽い調子で躱しながら二人の男が往く)
        ……実際イメージはあるかもしれんな。偏見つっていいかもな?(へらっと笑い)しかしライの戦い方はちったぁ想像してたがやっぱ搦め手が得意なんだな…勉強になることも多そうだし一度拝んでみてぇもんだ。
        そいや、ライはもうどんな料理を作るかは決めたのか?(はた、と道で足を止めて。目的があるのならそれなりの店を探さねばなるまい、と)
        -- クロト 2017-06-30 (金) 00:20:12
      • (雑踏の中でありながら、人とぶつかるでもなくさほど歩を止めることも無く進むのは、二人の身のこなしの良さゆえもあるかもしれない)
        ま、ヤバいイメージが浸透して団長たちに目ぇつけられるよりはマシかね (片眉上げて軽口で返し)
        んー…こないだみたいな「手品」はとにかく、人前で披露することはそうそう無ぇからなあ…ま、考えとくわ
        ………そうそう、そこなのですよクロト殿。兵站がしっかりしてれば戦場でも用意できるもの、くらいのコトしか決めておらず…料理に慣れた貴殿の助けが欲しいと思いましてな?
        (揉み手でへつらうようなキシシ笑い。もちろんかなり演技とわかる仕草だが) -- ライ 2017-06-30 (金) 00:34:37
      • くっくっ…今はまだ大丈夫だろうが薬物は控えとけよ?馬に飲ませようとしたの他の団員も知ってたぞ?(などと笑って言い)
        はは、まさにあの手品辺りも参考になりそうな所だったがな…察するにそれこそ"タネ"がバレりゃ使いづらいモンもあるだろ?ま、機会があればな。
        ほほう…それはちと高いぞ…(じろりと睨み)よかろう、酒一杯で指南して進ぜよう!(などと仰々しく言いつつも)
        …そーだなぁ…ぱっと思いつくので簡単に手早く失敗し辛いものとなると、鍋の類いがいいが…(少々頭を捻って考える)
        -- クロト 2017-06-30 (金) 00:47:40
      • 騎士サマたちには刺激の強いお薬でしたかねぇ…へへ、クロトのそーやって察してくれるトコ、やっぱ好きだぜ (にっと笑顔を返す)
        ごくり…(つばを飲む、演技)………おお!何と慈悲深いお言葉!貴殿の名は施しの騎士として後世まで語り継がれ………ぷっ、ははっ!
        やっぱ俺は演劇役者にゃなれそうにないな (こっちも仰々しく返そうとしたけれど、つい笑いが漏れてしまう。ともあれ楽しそうではある)
        …鍋、鍋か。なるほど。 戦場でも、食える野草と干し肉適当に放り込むだけで形になりそうだし、何より一度にたくさん作れる………
        ってコトは、肉と香辛料と、必要があれば何か穀物…ってくらいかな。必要な物 -- ライ 2017-06-30 (金) 01:01:56
      • 施しの騎士ってびみょーじゃねー?僧侶かなんかっぽくねー?…そいやライはパラディン様だったな。お前の方がそれっぽいわ(けらけら笑い合いつつも辺りを見回し、店に目星をつけ)
        そうそう、味付けに失敗してもリカバリし易いし、水分も合わせて取れるし内容もその場のありあわせでアレンジし易い。一品だけしか用意できなくてもいいしな。
        そだなー、肉と香辛料だけでも食えるもんにゃなるし穀物もあれば腹に貯まるが、行軍の体調管理も考えると野菜もほしい。お勧めは…(大きな籠に色とりどりの野菜を出す屋台の前へ行き、何やら赤い粉のような物を一摘みして)
        …コレかね。グヤーシュっつーある地方で農民たちが野外で食うためのモンだ。このパプリカをメインにして味付けをする鍋料理だな(合わせてトマト、玉ねぎ、にんにく、じゃがいも等も指し示し)
        それこそメイベル辺りが似たような料理知ってそうな家庭料理だよ。あとは…牛肉やラード、塩に少々の香辛料ってところかね(ちっと安くしてくんない?などと店主に早速値切りとかしつつ)
        -- クロト 2017-06-30 (金) 01:17:51
      • でもパラディンの称号貰ったの俺とサヨリじゃん?二人で名乗ったらパラディン(笑)って言われかねんわ
        …なーるほど、粉末にした野菜と香辛料のあいのこみたいなコレと、ラードは保存性もそれなりに高い…
        他の野菜も日持ちするか近場で確保できそうなモンばっかりだしな。パーフェクトだ!(いつもの軽い口調だけど、かなり感心した様子でもある)
        ………こりゃ日の当たる所の店での交渉はクロトに任せた方がいいか?(とか呟きつつ、自分も値切り交渉に加わって)
        (特に香辛料の類は薬物知識と被る所が多かったらしく、いいものをなかなかお安く手に入れられた模様) -- ライ 2017-06-30 (金) 01:41:08
      • うける(笑)(サヨリとライが綺羅びやかな黄金の鎧纏い剣盾構え並ぶ様を想像しにやにや)
        (口だけは回る二人に責められあたふたとする店主、原価ギリギリまで値切られてしまい自分も予定してる料理に必要な材料など買い)
        そういうこったな。そもそもが農作業の合間に手間なく飯を済ませるための料理だから野戦料理としてもぴったりって訳だ。
        何より簡単なのがいい、肉や野菜を切って炒めて煮るだけ。赤ワインなんか入れても味が深まるしな。パプリカも入れすぎない程度にざーっと入れりゃいい。ざーっと。
        (アバウトな手つきでざーっとする真似。をしつつ今度は肉屋の前に)干し肉でも戻せば普通に食えるはずだし別に鳥や豚でもいいが…おーいおっちゃーん(と声をかけ)
        あー…騎士団のモンなんだが…いい牛肉あっか?ほらここ巡回先に加えるしちょっと勉強してくんね?あ、あと豚とかもねぇかな子豚をまるっと(とか言いつつ自分のも買う)
        -- クロト 2017-06-30 (金) 01:54:49
      • メイベルだかが言ってた、騎士としての実力は民の中での日々の生活でも鍛えられてうんぬん…てのと通じるトコがあるかもなあ
        ははっ、簡単だってのは一番ありがてぇ。手に入った材料によって色々応用利きそうだしな
        (店主に フフ…スマンがこれも仕事なんでな…みたいな一瞥を送った後、肉屋の前につけば なるほどと笑い)
        …うん、団長にゃ戦場料理を再現しろとまでは言われてない。いい肉が手に入るんなら使わなくちゃ損ってワケだ
        おっと、こっちでも手際がイイねぇ。口八丁手八丁だけじゃなく、利用できる肩書きもちゃんと使ってるし
        (ある程度自分でモノの目星はつけつつも、ここは慣れた様子のクロトに任せ) -- ライ 2017-06-30 (金) 02:10:57
      • あーあー、そうかもなぁ、地に根差した経験はまた地で生きるっつーことかもだなぁ(そんなことを言いつつ肉屋の店主を攻める)
        (最初は二人を見てええーホントに騎士でござるかぁーみたいな顔した店主もいつのまにか渋々と納得させられてしまい、値下げに応じ)
        はは、副業でそれなりにこういうのはやってっからな、鍛えられたよ。っつーことでまあ材料はだいたいこんなとこだなぁ。
        鍋とかも買ってもいいが…普段から料理しねぇなら騎士団の備品借りればいいかね。…そいやライって普段どこで何食ってんだ?騎士団の食堂?
        -- クロト 2017-06-30 (金) 02:24:34
      • (肉屋の店主の疑いの目にはキシシと笑って同意せざるを得ない。まあ後日仕事着で訪れて多少は納得させられたかもしれないけれど)
        副業ねえ。それも含めて、いつかもっと詳しく聞いてみたいもんだ。クロトのこと。………俺じゃなくて可愛い女の子に言われたい台詞かもだが
        ん?普段? そーだなー騎士団に来て(ここから小声)失敗続きの(ここまで小声)最初の頃は食堂ばっか使ってたけど、
        調子が戻って金に余裕が出来た今じゃ、それなりのトコで、ね (いつもひょいと抜け出すので周囲からも把握されてない模様) -- ライ 2017-06-30 (金) 02:35:09
      • 聞きたきゃいつでも聞かせるが…はっは!ちげぇねぇ!耳元でそっと囁かれてぇもんだな!……おっと、やるなよ、絶対にやるなよ?(振りじゃないぞ?と念押し)
        うむ…有り難いよな食堂…ホントに…(しっかり聞いてた部分に激しく同意)俺も結構失敗続いたことあったからなぁ…金が無いのは辛い…(とおいめ)
        ほほう?さっき日の当たる店でーとか言ってた気がするが…その分だと騎士団近くの店もだいぶ開発してるみてぇだな?(キラーン、と目が光る)
        よし、そんじゃこの後早速報酬の美味い酒を奢れ!なーに酒ならなんでも行けるぜ?(副業柄の勉強を置いても美味いものは知りたいのだ、とそんな勢いで)
        -- クロト 2017-06-30 (金) 02:47:06
      • 安心しろって!流石の俺サマも、そういうネタはノッてくれるギャラリーのいる所でしかやらねえよ!(つまり騎士団の広間でなら…やりかねん!)
        まー俺たちだけじゃなく全体的に依頼失敗も増えて来たから…そこまで見越してあの食堂なのかもな
        安定した食事を供給して、金欠によるバクチ依頼には走らせない って意味で
        …やっぱ耳ざといなクロトは!とはいえ今日はマジで世話になったし、俺も美味い酒は飲みたい。 …うん、これで利害一致だ!
        よーし、お前がびっくりするような酒を飲ませてやるよ!(そんなワケで、一度団に戻って買い込んだ材料を置いたら、また飲みに繰り出す二人であった)
        (………ちなみにライが案内したのは、隠れ家的というか何か密談にも使われそうな雰囲気すらある静かなバー)
        (酒代もクロトの予想の五倍くらいで、ライの意外な一面…っていうか浪費癖?が明らかになったかもしれない! ※それでもお代は全部ライが払いました) -- ライ 2017-06-30 (金) 03:08:34
      • なるほどなー、最低限のセーフティーネットっつー意味合いはありそうだな(納得したように腕を組み)
        どん底になっちまっても衣食住がなんとかなりゃ無茶はしねぇし再起も効く。住む所まで用意してあっしなぁ。
        流石ライ、話が分かるじゃねぇの!よーし飲むか!……びっくりする酒って妙な薬入ってないよな?合法ので頼むぞ?
        (などと行った先は中々雰囲気があって落ち着くいい店であったのだが、普段の店からは考えられないような高い酒がずらりと並び)
        (あまつさえぱかぱかライがそれを飲み干すので、金欠なのは失敗だけが理由じゃねーじゃねぇか!と静かな店にクロトの声が響いたのだとか)
        -- クロト 2017-06-30 (金) 03:22:16
  • ねぇねぇクロトー。クロトから貰ったお薬セットだけど、どれが痛み止めなの? 飲み薬のある?
    寝る時に腕が腫れて痛みで眠れなくなっちゃうの (骨折した左手を包帯でブラブラさせながら) -- アルエット 2017-06-28 (水) 23:17:31
    • あー痛み止めはなー…(と大小様々な瓶の入った箱をごそごそして、青い小瓶を出し)これだな。飲むときは食事の後が良いが痛むようなら直ぐ飲んでもいい。
      それと…(もう一つ、水色の小瓶も出して)腫れ留めはこれだ。合わせて飲んどくといい……ってオイオイオイそんなぶらぶらさせて大丈夫か?固定甘くなってないか?(ちょっとハラハラ)
      -- クロト 2017-06-28 (水) 23:25:25
      • わーありがとーーー! (説明を聞くや否や、痛み止めと腫れ止めを一気飲み)
        え? だいじょーぶだいじょーぶ。痛いけど前腕がばっきり綺麗にイッたから痛いけどちょっとくらい動かしてもへーきへーき痛いけど。
        なんだかクロト、おかーさんみたいね。シェレアにもお薬あげてたんでしょ? お母さん力たかいわー。
        もしかして次の課題の料理関係もお手の物って感じ? -- アルエット 2017-06-28 (水) 23:42:58
      • 即かよ!?いや直に飲んでもいいっつったのは俺だが!?(だいぶ痛むのか…?と眉を顰めたが軽いノリにそうでもな…やっぱ痛いのか…?と連呼に困惑)
        ま、まあ綺麗に折れたんなら治りも早いだろうからそこんとこは不幸中の幸いだが………ああシェレアも火傷がひでぇみてえだったから…ん?おかー?え?リピート・アフタ・ミー?
        (明らかいい年の男が呼ばれるべきでない呼称に耳を疑う)んんーそれなりに料理にゃ手慣れてっから自信無くはないがー…別に家庭料理は得意じゃねーぞ!?(男としてそこは主張しとく。男として)
        -- クロト 2017-06-28 (水) 23:53:48
      • (クロトの反応を楽しげに笑顔で)何だかんだ言ってあれこれ世話焼きさんだし、おかーさんみたいでしょ?
        あー、おかーさんの手料理食べたいなー。ねーえ? 料理課題の出来上がったら食べさせてよ、おかーさん。 -- アルエット 2017-06-29 (木) 00:05:28
      • おおう…俺も寝ぼけ眼やら常時春眠暁を覚えず野郎やら瞼に重りを付けた男なんて妙な呼ばれ方をしてたがお母さんなぞ始めて言われたわ…(がっくり肩を落とす)
        くっ、そのおかーおかー言うのをやめたら食わせてやんよ!(と言いつつも、元より食べたい者が居れば供するつもりではあったが、悔しいので。悔しいので。)
        そ、そういうアルエットはどーなんだよ?料理ができそーには思えねーがー?女がそれはいかんのじゃないかー?ああん?(などと当てずっぽでささやかな反撃などして)
        -- クロト 2017-06-29 (木) 00:14:07
      • じゃあクロトママのお料理楽しみにしてるわ。あっ、料理が完成したら皆で持ち寄って試食会してみるのも楽しそうね!
        (僅かなやりとりの内にアルエットの中ではクロトのポジションが既に固まりつつあった)
        ? わたし? できるわよ? お鍋に水とテキトーな材料と塩とカレー粉をぶち込んで煮込めばいいんでしょ? -- アルエット 2017-06-29 (木) 00:57:17
      • 呼び方変わっただけで意味が同じだコレ!?あーもー好きに呼べ好きに(ひらひら手を振りげんなりとした顔で諦めた)
        実際ちゃんと品目を決めさせる所から出来たらそうなると睨んでるが…どうなんだろうな。団長だけが食べるってのでも目的は果たせるが。
        って…こ…こいつ…出来ねぇって言い切れねぇレベルじゃねぇのがタチが悪ぃ…!だが…だが敢えて言おう!それは料理じゃねぇ!(ズバッっと指差し)
        -- クロト 2017-06-29 (木) 01:21:02
      • (そしてお布団スライドinスイッチを押す) -- 2017-06-29 (木) 01:22:17
      • え? マズイ素材でも食べられるようになる超万能料理法でしょ? 戦場料理の華よ? (カレー粉が決め手よね、と笑顔で付けたし)
        そーいえば、この騎士団って色んな国の人が集まってるじゃない? 料理ってお国柄が反映されるし、そこから団員の相互理解が進むかもって団長は考えてるんじゃないかしら? -- アルエット 2017-06-29 (木) 01:34:17
      • …くぅ…!割と合ってるから絶妙に反論しづれぇ…!それでも…料理ってのはなー…もっと繊細で……あ、俺めっちゃ適当だったわ。目分量マンだわ(諦めた)
        あー…それは確かにあるかもなぁ、立場によっても作る料理は変わるし…そういう意味じゃお互いの文化っつーか寄る所の共有をしたいのかもしれんなー。
        -- クロト 2017-06-29 (木) 23:36:38
      • 料理の作法は美味しく作ることと、美味しく食べることの2つだけって言うし、目分量でも美味しければいいじゃない。
        食べたものが私たちの血となり肉となるんだから、食事ってやっぱり重要よね。あー、皆がどんな料理作るのか今から楽しみ!

        それじゃクロト、お薬ありがとね♥ 怪我が治ったらお礼するから楽しみにしててねー。
        (痛みも引いてきたのか、来た時よりも幾分顔色は良く、笑顔で帰っていった) -- アルエット 2017-06-30 (金) 00:23:11
      • そ、そうだよな!結局は出来るもんがうまけりゃいいよな!過程なんぞ忘れてな!(むしろロンパされた。悔しいでもびくんびくん)
        それに同じ釜の飯食うなんたら、とも言うしなぁ。食堂は皆普通に使ってっけど自前で作ったもんならなおさら効果はあるわな。
        ……俺はアルエットが何作るのかちょっと心配だがな!(脳裏に浮かぶはドロドロのカレー)って気にすんな気にすんな、仲間のよしみだろ。
        んじゃなー(若干生気が戻った花のような笑顔を見送りつつ、ちっと危なっかしいなぁ、とか思っていたとか)
        -- クロト 2017-06-30 (金) 00:32:53
  • レースが終わって暫く旅に出ていたらミスタ寝ぼけ眼がサー寝ぼけ眼になっていましたー
    ずいぶん出世しましたねー -- マロー 2017-06-26 (月) 10:29:07
    • お、マローじゃねぇか。旅ってどこ行ってたんだ、里帰りか?(とか言ってたがちょっと苦笑し)
      あー…まぁ確かに騎士にゃなったが…出世っつーのはどうなんだろうな。まだ新人も良いところだから下っ端の小間使いみてぇなもんだぜ?
      -- クロト 2017-06-26 (月) 20:37:24
      • 従騎士というやつでしょうか?俺の出世街道はまだ始まったばかりだぜー、みたいな?
        旅は、旅ですよ(はぐらかすでもなく、ふふふ笑い) 南のほうを回ってきましたー -- マロー 2017-06-26 (月) 20:51:10
      • そーそー、まだまだ従者みてーなもんよ。いやまぁ下手に偉くなりすぎっと面倒そうだから別に出世せんでもいいっちゃいいんだがな?……成績も微妙だし(めそらし)
        んー、そうやってのんびり旅ってのもいいもんだな。マローはゆったり南の国なんかで泳いだりしてるのが似合いそうだ。照る太陽そよぐ風、波のざわめき…ってな。
        -- クロト 2017-06-26 (月) 20:56:54
      • 出足は不調でもいずれは騎士団長。…じゃないんですか?ミスタ大器晩成(ニコニコ笑顔)
        暖かい海は精霊の力に満ちていて、英気を養うには最適でしたー(うっとりと) -- マロー 2017-06-26 (月) 21:01:27
      • …冗談じゃねぇ、稼ぎは知らんが、んな責任重大なもんやってらんねぇ(渋面作りつつ)うちの団の団長とか常時目の目の間がシワシワなんだぜ、顰めっ面しすぎて!
        ま、でも下っ端らしく前に武具の手入れなんてのをやってたんだが、後半にドカンといい成績残せたぜ、サー大器晩成の面目躍如だな?(くつくつと笑い)
        ……割と最近副業含め仕事浸けなんでなんか一気に羨ましくなってきたんだが?いーなートロピカルビーチいいなー!(水着とか着たのだろうか、とちらりと均整の取れたワンピースから伸びる手足を見たりして)
        -- クロト 2017-06-26 (月) 21:11:12
      • 似合いそうですよ。そういのもー(両手の指で自分の眉間に深いシワを作って見せる)
        …武具の手入れはいいですね。どんな仕事であれ、仕事に使う道具を大切にする他人は大成するものですからー
        (ひとしきり、バカンスを羨む声に耳を傾けつつドヤ顔) 励んでくださいな。騎士団長になったころ、ごはん奢ってもらいに訪ねて行きますから -- マロー 2017-06-26 (月) 21:20:05
      • あぁ?俺がぁ?……なんかそれ、親父みてぇになりそうで嫌なんだが。うちの親父も頑固でよー……ぷっ!(更に渋面を作っていたが、マローが形の良い眉を歪ませてシワを作る様は、幼子のようで思わず吹き出し)
        あ、はい、そうですね、はい(期間中は一応真面目にやっていたものの、終わったらまたサボってるので貧相な腰のショートソードをそっ隠し)ご、ごほん、やー日々の手入れこそが重要だよな!うん!(ごまかした)
        くっ…負けた(ドヤ顔にぐしゃぁ)あー…ほどほどにな?まー騎士団長とは行かなくとも輜重兵とかにはなってっかもしれんから、そしたらまたたっぷりと食わせてやんよ(騎士団の食堂の味の良さなど自慢しつつ)
        -- クロト 2017-06-26 (月) 21:29:09
  • -- 2017-06-11 (日) 22:46:52
  • -- 2017-06-11 (日) 22:46:50
  • -- 2017-06-11 (日) 22:46:46
  • いちまん…にまん…ば…ばかなまだまだ上がるわ…!(五マン4000だと…!?とスカウターがボンッ!するごっこをしにくるJK) -- JK 2017-06-10 (土) 22:28:24
    • 俺の冒険力は54000です。ですがもちろんフルパワーであなたと同行する気はありませんからご心配なく…(オカマ口調になってるクロート様) -- クロト 2017-06-10 (土) 22:39:05
      • くっ…!お花畑のおっきな木にブラ下げたくなるようなこと言いよる…!(あわわわ…と鼻のない地球人顔になる) -- JK 2017-06-10 (土) 22:46:54
      • やめろォー!いくらなんでもボスを酷すぎる絵面にするんじゃないー!(周囲を飛んでる妖精の幻影にSAN値削られまくりながら) -- クロト 2017-06-10 (土) 22:52:03
      • しかしやな…解き放ってもうたら宇宙がマジでやべぇぞ!になってまうし…(十人の選手にしようか悩むごっこで焦らすJK ) -- [[JK ]] 2017-06-10 (土) 23:37:10
      • もっとヤバイ奴がもっと大量に居る気がしてならない…(TV版は見てないのでスゥーっと青いオーラをしまいながら)
        (JKよ…何か大変そうな予感がしますJKよ…焦らず落ち着くのです…生きとし生けるもの全てはバグるのですよ…と脳に直接念波を送る)
        -- クロト 2017-06-10 (土) 23:44:08
      • いま!なんかやばい気配が!?(神様的ななにかが!?とあちこち首をふる)
        (くっ!すまほから焦って語りかけてしまったのが裏目に出たか!すまない…とあたふたしつつ撤退!するのだ…) -- [[JK>冒険者/RE0004 ]] 2017-06-11 (日) 00:00:22
      • 神は全て全ては神…遍く空そのものが神であり貴方であり私なのです…(めっちゃトランス状態)
        (大変でなければ良いのですが大変なのであればまた今度です…神は全てを許します…とふわーっとしながら見送った)
        -- クロト 2017-06-11 (日) 00:09:35
  • (参りました、と奥ゆかしくお辞儀) -- ホイップ 2017-06-10 (土) 03:25:01
    • ふふーんこれが大器晩成型『寝ぼけ眼』の俺の実力よ!……マローってやつの受け売りだが(偉そうに胸を張りつつも苦笑い)
      そっちこそなんか面白そうなとこ見つけたみてぇじゃねぇの。レアエネミーも討伐したって聞いてるし、結構持ってんじゃねー?
      -- クロト 2017-06-10 (土) 03:28:48
      • すごーい!(パチパチパチ、と惜しみ無い拍手と尊敬の眼差し。そんなに悔しがってなさそう)
        まぁね。それでも「祟り神」みたいに危なすぎる相手じゃなかったから〜運が良かったんだねあたし(胸を張れば大きなバストが悩ましく弾む) -- ホイップ 2017-06-10 (土) 03:34:50
      • はっはっはっ!讃えろ崇めろ!(更に調子に乗る。いい角度でイケメンっぽいポーズも決める)
        そうかぁ?忌むべき巣のものなんてのの方が得体知れなくて怖ぇぜ?それに運が良いってのは冒険者にとっちゃ何よりも重要よ。…うむ(目が滑る。そりゃどうしたって目が行く。男の子ですから)
        -- クロト 2017-06-10 (土) 03:40:40
      • (男の視線を意識しているのか、いないのか。そしてもっと調子に乗らせるためなのか、バンザイしてそのまま体を曲げ、礼拝するような大げさな礼賛。もちろんすべすべキレイなワキしてました)
        怖かったよ〜。名状し難いのが出てきてよく生きてたな〜あたし!って感じね! そうそう、やっぱり最後は運が良いか悪いかだよねっ -- ホイップ 2017-06-10 (土) 03:52:51
      • 大義である!…うむ!(手入れもきっちりな脇に気を取られつつも大きな上下運動に↑↓する豊穣の大地は人の心を捉えて離さない。グレェイト!)
        (窓が!窓が!って想像しつつ)正体が掴めねぇ奴ほど恐ろしいからなぁ…こっちのはゴーストの強力なのって感じだったしよ。物理メインの俺としちゃちょっと辛かったがどうにかなった。
        -- クロト 2017-06-10 (土) 04:03:05
      • 解からないモノって本能的にコワイんだよねえ…。ゴースト系?それなら、あたしの闇魔術でもナントカなったかも……って、無理だわ。あたしの術、全然強くないし
        同行した人たちの陰から嫌がらせみたいに怪物に撃ってただけだもの。うん
        (どれどれ、物理ファイターの逞しい筋肉触らせて、と男の腕などぺたぺた触ってみる) -- ホイップ 2017-06-10 (土) 04:08:01
      • ほほう?確かにそいつは相性がいいかもしれんな。光魔術使えりゃそっちのがもっといいんだろうが…何にしろ魔術はさっぱりだから羨ましいぜ。
        (えばっていたのが目逸らし)…俺も同行者にまさに魔術上手ぇ奴が居てそれでどうにかなったから同じだわ。人のこと言えねぇわ。ホワイトカラー様最強だわ。
        …お?(僅かに仰け反ったが、なすがままに腕を任せる。感じられるのは細身だがしなやかで強靭な筋肉と、張りがあり柔軟な腱の感触だろう)
        -- クロト 2017-06-10 (土) 04:23:58
      • ホワイト、なのかな。ま、あたしも本当は肉体労働者なんだけどね〜肉体労働(口元を掌で押さえ、笑っている。艶めかしいというか生々しいというか、そんな獣のような眼光を湛える小豆色の瞳)
        ……う〜ん? やっぱり、硬っ。かたぁい。かっちかちで長くて……細マッチョってやつね!
        で、これからどうするの? 企画(キャンペーン)は終わっちゃったけど、まだ冒険を続けるの? -- ホイップ 2017-06-10 (土) 23:19:16
      • 冒険者自体が魔術師だろうがまぁ肉体労働者だろうが……どうもその口ぶりは違うみてぇだな?なんか本業があるのかい?(その瞳に映る色は知らぬ色、どこか本能に根差した…原始的な色)
        身体が資本だからな!面倒で仕方がねぇが珍しく筋トレはあんまサボったことねぇぜ(はっはっはっとアメリカンな笑いをあげつつ、ぐっぐっと力を入れたり緩めたり。ゴリゴリと肌の下で筋繊維が蠢くのが感じられるはずだ)
        …あー…そうだなー。あんま考えてはなかったが…色々得るものも多かったしまだ続けるつもりだ。ま、結構な儲けも得られたし、少しは休むかもだが(稼いだ金はどうするか…とか考えつつ)
        -- クロト 2017-06-10 (土) 23:31:33
      • (男の筋肉の蠢きを心行くまで堪能してから、酒場でグラスを運ぶ真似をする。ウェイトレスだと言っているらしい。しかしその直後にタダでさえ大きなバストを寄せて上げて舌をチロチロ淫らな笑みを浮かべるので、娼婦だと判るかも)
        あたしは冒険はもう充分かなぁ……すっごく稼げるけど、ハイリスクすぎるわ〜。稼いだお金の使い道は……そうねえ。とりあえず飲み食いに使いましょ!! -- ホイップ 2017-06-10 (土) 23:49:24
      • あー…なるほどね(古今東西、三大欲求は近くに結びつくものだ、宿屋、飯屋、そして。淫靡に舌なめずりするその動作に何も気付かないほどウブではない)
        納得したわ。そいつぁ確かに肉体労働だ、ある意味この世でもっとも肉体を活かして酷使する、な。こいつなんぞ屁じゃねぇわ(照れ隠しに先程まで触られていた腕をぽんぽん叩き)
        …だなぁ。この間もダチがそれで九死に一生だったわ。まー…でもリスクがなきゃリターンってのも、ねぇしな(金の事だけではない、そんな風に呟いていたが)…それもいいな。ホイップは美味いもん食い慣れてそうだがお勧めは?
        -- クロト 2017-06-11 (日) 00:04:09
      • あははは、お腹いっぱいになってむらむらしてきたら、あたしにお金使うと良いよ。すっきりさせてあげるからね〜病気も持ってないから安心安全(普段の調子であっけらかんと言い放ち、腕組み仁王立ち)
        最近嵌ってるのはBBQとか冷やし中華そば?とかだね。麦酒、エールにも合うし -- ホイップ 2017-06-11 (日) 00:17:21
      • そいつはえらく魅力的な選択だが、その手の遊びはまだ俺にゃ早い気がしてなぁ、ただでさえ自堕落なのにハマっちまったら目も当てられねぇ(からから笑い、その陽気さに目を細め)
        ほう…バーベキューはともかく冷やし中華っつーのは始めて聞くな。東国の料理か?どうせなら高くていいとこのを教えてくれ、何せご存知の通り金なら割とある(と冗談めかして言いつつ)
        -- クロト 2017-06-11 (日) 00:24:25
      • (気が向いたらいつでも来てねと連絡先、会える場所を共通交易語で書いた紙片を渡し)
        そうそう、東の方で暑い時期に食べるぶっかけ系ヌードルよ。おすすめの店は酒場から南にちょっと行ったところの路地裏の熊男飯店とか
        あと最近酒場でも裏メニューで出すようになったんだよ。カットトマトが新鮮でおいしいよ -- ホイップ 2017-06-11 (日) 00:34:58
      • (うーむと頭を少し捻ったものの一応紙片はきっちりと懐にしまい込む。そりゃ目の前でたゆんたゆんしてる物は気にならない方がおかしいってものだ、健全な男としては)
        ああ確かに最近暑くなってんもんなぁ、なるほどだから冷やし、ね。ほほう、熊男飯店ね、ふむふむ…。あそこ気になってはいたんだが、口に合うか心配で入ってことなかったんだ。
        それじゃ折角だしこれからそれ、食いに行かねぇか?作法とか出来るかちっと心配だしよ。なぁに情報料代わりに俺の奢りさ。ま、それに勝者は施すものだしなー?(などと余裕たっぷりな様子で言ってみたり)
        -- クロト 2017-06-11 (日) 00:47:05
      • (ガシッ!と両手で男の両手をとる。ご馳走になります!の意思表示であった!!) -- ホイップ 2017-06-11 (日) 00:59:37
      • よっしゃよっしゃ、いっちょこーい!(とホイップを同伴して夜のネオン街へ連れて街角の中華屋へ消えていく男の姿があったとか) -- クロト 2017-06-11 (日) 01:10:47
  • そいじゃあ、仕事も一段落したという事で……カンパーイ!(酒場の一角、テーブルにはたくさんの料理や酒が並んでいる)
    (あの日、依頼を請けた次の日から行動を開始した。ほとんどの痕跡は残っていなかったが、問題はその後の行動にあった)まぁ人間である以上、金が手に入ったならやることは限られてくるってわけだぁな
    (ここ最近で急に羽振りがよくなった冒険者、だが決して依頼の成功率が高くない者に絞り情報屋に聞いて回り数名の冒険者がそれに該当した)
    あとはほんっと、地道な作業だったなぁ……そいつらの依頼になんとか捻じ込んでもらって一緒に依頼を請ける。そして事が起きるまでを待つってぇのは本当にしんどかった……ああ、酒が沁みる…… -- エドワード 2017-06-08 (木) 22:58:25
    • この瞬間のために生きてるってなもんだな!カンパーイ☆(高らかにぶつかり合う二人のジョッキ。ワッハッハとか言いつつぐいっと)
      うめぇ…ほんっとうめぇ…これまでの苦労が報われるってもんだ…(一呑で一気に半分くらい飲んでる。しみじみと呟きつつ同じくらいしげしげとエドを見て)
      …いやー、しっかし流石だなエド。俺らは正面からばっか探そうとしてたが…ああいう手があったか。まさに裏から、っつー訳だ。
      (それはある種の盲点、細い糸を辿って蜘蛛を見つけるのではなく…まず蜘蛛がいる場所を、という事だ)良く奴らの心理ってもん知ってるじゃねぇの。ベテランって奴だなオイ(肘で肩をうりうり)
      -- クロト 2017-06-08 (木) 23:11:09
      • よせよ。まぁ蛇の道は蛇、ってほどでもねぇけどな…(そうして絞った中から実際の現場に辿り着くまでにはそう時間がかからなかった)
        だが上手く行き過ぎたんだよなぁ……勘付かれてたのか紛れ込んだパーティの俺以外が全員共犯だったとは思わなかったぜ……まぁ、あれだけの比率で冒険成功させてなんか運が良くていいの揃いまくったからな。目をつけられたんだろうな……(並んだ料理をばくばく食べつつ、寄ってきた冒険者や店の客にもふるまいながら)
        でもまぁそこは、外にいたクロトのおかげで窮地を脱せた。本当に助かったぜ。流石に出口をふさがれてはお手上げだったからなぁ(中の連中はどうとでもなったが、まさか外の連中までは無理だ。最悪、使いたくないものまで使ってしまう可能性まであったのだから) -- エドワード 2017-06-08 (木) 23:54:43
      • 手伝った俺だから分かるがエドの仕事は丁寧だった。バレてたとは考えにくい。追っ手っつーよりもカモだと思われてた可能性のが高ぇんじゃねぇかな。
        (早くも一杯開けて勝手知ったると即おかわり。エドのジョッキにもだくだく注ぎ)もしもの時に詰めてて正解だったぜ。なあに外の奴らは金魚のフンみてぇな雑魚よ。
        数だけは多かったから疲れたがね(苦笑して肩をこきこき鳴らし)…むしろ、手練の連中は全員中だったが…よく一人で無事で。人探しの腕も良いが…腕っ節の方も相当だ。
        (回りの客に店の奢りだから遠慮しなくていいと告げれば、その中の一人がエドに頭を下げ礼を言う。どうやら餌食になった冒険者の一人のようだ)ふ、仇?取ってくれて感謝してるってよ。
        -- クロト 2017-06-09 (金) 00:13:01
      • おう、ありがとよ(注がれたジョッキを一息に飲む)ぷはっ、ふぅ……そうは言うがよ、流石の大立ち回りだったと聞いてるぜ? どこがねぼけ眼だよ。二つ名に偽りありだぜクロト
        まぁそこは年の功、なぁにこんなしょうもない方法で金掴む奴らだ。しょっちゅう相手にしてるモンスター共の方がまだ強いって程度だよ。俺とお前さんの役どころが変わったって大して変わらなかったさ(そういって返盃とでも言うようにクロトのジョッキに酒を注いで)
        やりたくてやっただけだ。まぁこういう性分だからな、今回は成功したからよかったよ(と、チャラけるような口振りを見せれば周囲の客からは普段もそうしろと笑って返される)うるせ、おじさんになると省エネが必要なんだよ。今日のメシもたらふく食わんといかんしな! -- エドワード 2017-06-09 (金) 00:38:25
      • (そう言われればいつもの眠たげな眼を更に半眼にして)うっせ。俺だって好きでこの二つ名じゃねーんだ。勢いでてきとーに決めやがった田舎のじじいが完全に絶対に悪い。
        くっくっくっ…年の功っつーほどジジイでもねぇだろ?まーでも俺の倍近くははあっか?(赤くなった顔で茶化すように言いつつ、おっとっとと注がれる酒をこぼさぬように受け、ぐいっと傾ける)
        …にしても、あんたほど腕前立つ銃使い始めて見たからな(ジャケットの奥にちらりと見える拳銃に視線をやり)うちの故郷じゃ旧式のショッパい銃しかねぇしなー。後学のためにもひと目見たかったぜ。
        (銃の知識は浅く腰の封印はそもそも銃として気づいているか怪しい)はっはっ!おうよたんと食ってくれ!この街じゃいつ誰もが明日まともに食えなくなるか分からねぇ!そうだろ?(笑って自らもぱくぱく食い)
        -- クロト 2017-06-09 (金) 00:53:42
      • ははっ、目つきだけならあながち間違いでもねーけどな。いいんじゃねーか、下手に強そうな名前よりもよ。敵を寄せるようなもん背負うよかマシだろうよ
        あん? ん〜……(指折り数えて)まぁ流石に自分の事をおじさんと言ってもじじいとまで呼ぶのもな。説得力がない見た目だしな(こちらは顔色はわからないが口振りは普段がまるで酔ったような茶化し方をするから判断しづらい)
        まぁ、人より鍛錬する時間があったからな。そこで差をつけただけだぁな。大したことでもねぇよ(ジャケットを叩いて)それに、あくまでも俺のは威嚇用さ。見たろ奴らの傷口を。まともなダメージは入っていないよ。(実際に、連行された者のほとんどが足や腕などといった箇所しか撃たれていなかった)
        応ともよ! なんせ本業も冒険者も赤貧続きだからな! 今はいいけども、今後がこえぇってな!
        しかしそういやクロト、お前さんはなんだってこんなとこで冒険稼業をしてんだ? どうにも、しっかり訓練積んだ奴の、冒険者の駆け出し共のような動きではないのが気になってな。詮索するのはあれだが、酒飲み場だ(酒のつまみに、と付け加えて)
        (//そしてここで自分からきといてあれですが文通スイッチを押させてください) -- エドワード 2017-06-09 (金) 01:24:13
      • へっ、そらそーだ。俺ぁ近所にそんな派手な服来てるジジイ居たら絶対避けるね、確実に面倒事持ってるにちげーねぇし(からから笑って、よっナイスミドル!とか言い始め)
        だからこそ、よ。俺の知ってる銃使いは精々がデカい的の胴体に当てるのが精一杯。ヘッドショット決めれれば上出来ってのしか知らねぇ(そうして、犯人たちの傷を思い出しながら)
        それがエドの倒した奴らは…足もそうだが動き回る腕を狙うなんて、俺にしてみれば曲芸師しか思えねぇ技よ(その腕もだが…行動自体も少し気になる。普通に考えればもっと楽に、そう、もっと簡単に"処理"出来たはずだ)
        ふはははは!俺は最近冒険稼業絶好調よ!最初の頃が嘘みてーに!おっさん指南してやろーか!(我を崇めよってポーズをしていたが)…ん?あー、ざっくり言っちまえば金稼ぐためだが…(ジョッキを傾ける。…が、それは空で)
        チッ(とジョッキを置き、一拍の後考え)…そうだな、俺はたぶん、強くなりてーんだ。それがどういう強さなのかまだ分かんねぇんだけどよ。冒険っつー色んな戦いの場を経験して…それを知りてぇのかもしれねぇ。
        -- クロト 2017-06-09 (金) 01:48:30
      • (//いえいえお気になさらず!おやすみなさい!) -- 2017-06-09 (金) 01:50:43
      • 引っ張るねお前も! 一張羅だし、これ以外だって着るんだぞ!! 見たろうが!!(実際パーティ潜入中は衣装は違った。髭も剃っていた、だが髪だけは後ろで結んだだけだったが)
        別に殺すだけならそれでいいだろ。その点、俺は誰かに死なれると迷惑だからな。躍起こいて下手打ちながらも殺さない技術って奴を学んだわけだ。(手痛い授業料も払いながらな、と自分の右腕を叩きながら)
        うるせ! 俺だってそう、これからだし!? まぁったく、糞、大したもんだよほんと(そう言って首を振り)
        そいつはまた、なかなか青少年らしい、らしい動機でおじさん大層気に入っちゃったよ。いや、茶化してんじゃねぇよ? ただな、そういうのを追い求めてどこまでいけるのか。興味は尽きないってことだ(自分はできなかったから、とでも言うように。彼の話ぶりはふざけていても、言葉に乗る感情は決してふざけてはいなかった) -- エドワード 2017-06-09 (金) 22:23:53
      • 見たけども!いやぁなんつうか普段見てたのが改めておかしいんだってのを痛感したね。……いつもからもっと抑えりゃいいんじゃねぇかな…(ニヤニヤしつつ笑う男)
        ま、そりゃ誰も好き好んで殺しをやりたかねぇのは分かるが(実際、今回の件ではクロトも誰も殺してはいない。ただそれは相手が数だけのチンピラに毛が生えた程度の相手だったからだ)
        (これがもっと危機的な状況であれば、躊躇いはしない、が)俺ぁそこまでは相手には優しくしてやれねぇなぁ…。おっさん、良い奴なんだな(感心する。それは意図して相手を傷つけ過ぎぬ術を学んだということなのだから)
        何処まで、か。いや…そいつは決まってんだ。まだ俺に見えてねぇだけでな(と言いつつ、酒を補充、一口つけ)なぁ…エド。一人前の戦士…ってなんだと思う?(どこか禅問答を問い掛けるような口調でそう問う)
        -- クロト 2017-06-09 (金) 23:17:21
      • うるせぇ!これが俺の正装だぁっ! ったく、時代がまだ俺に追いついてないなぁ……もう何周したかわかんねぇっつーのに
        はっ、まぁそう簡単なもんじゃねぇけどな(あくまでも相手に優しいわけではない。自分にとって都合がよく、あくまでも自分の為の行為だ。それが巡り巡ってそう思われる)いい事なのかなんなのか、わからなくなるなぁ(マスター、もっときっつい酒くれ!と叫び、それ以上のは有料だと断られて)ったく、いい酒場だよほんと。
        さぁな、ただまぁ俺が見てきた奴での範疇と……長生きして見てきた奴らから学んだのは……何と相対しても、心折れずに自分を支える信念、それを持ち合わせているか否か。俺はそう感じたね。(戦士と呼ばれるのに必要な強さは、力ではなく心。それが、現時点でのエドワードが学んだひとつの答えだった) -- エドワード 2017-06-09 (金) 23:43:34
      • 良いことなんじゃねぇの?悪党だろうがなんだろうが、命あっての物種だ。……ま、殺されなきゃどうしようもねぇ屑が居るっつうのも否定はしねぇが。
        (打算あっての事であれば、それは今回の犯人も同じ。しかしその打算が)ん、さっきの奴が奢ってくれるってよ(こう繋がったりもする)
        (先程礼を言った冒険者が30年モノのウィスキーをストレートで持ってきて)おっほ、こいつは奮発したねぇ(くい、と傾けそのふくよかな味わいを楽しみ)
        どんなのと戦っても折れない奴、か…(静かにそう呟いて自らの胸に染み込ませるようにし)…なるほどな。それがエドの考える一人前の戦士か。
        …いやね、俺ぁ田舎じゃちょっとした戦士の一族だったんだが、色々やらかして追い出されちまってよ。まーそれで立派な戦士になるまで返ってくるな!とな?(苦笑しつつ
        -- クロト 2017-06-09 (金) 23:58:19
      • まぁな、殺しとかなきゃいけない奴もいる。自分の手を汚してでも守らなきゃいけないものがある時は……(撃つのであろう。この男は、それこそ躊躇もせずに)
        おう、ありがてぇ限りだぜほんと(手を上げて酒をよこした相手にこたえる。こちらもまた、グラスに注ぎ口元に持っていって一口味わう)……まぁ、誰かを救って誰も死なせなかった報酬としては最高の部類だな。今日のはよ
        まぁ俺もオツムの具合が決していいわけじゃあない。長く生きてきて得た所感がそういう事って話だ。(経験則、というのとは違う。だが今まで戦い、その中でも一際強かった連中に共通してあるのは根っこの強さ。抱える、こだわるものへの執着。そういったものだった)
        そいつはなかなかの無理難題だな。ともすればするっと解決できる問題でもある。とはいえ、そういう問題を出されるってんだからお前さん、才はあるのになんともかんともいかんし難い奴だぁね。嫌いじゃないけどな、そういう奴は -- エドワード 2017-06-10 (土) 00:18:43
      • ああ、そうだな…(その言葉の続きは容易に察せられた。ただ殺したくないだけの甘いだけの男ではないことは、よく理解できた。それが、この男の生き様なのだろう)
        …ふーむ?いや下手に頭で考えるよかテメェの身体で感じたことのがよっぽど信頼出来る。ならエドの答えも信頼できるってこった(く、とウィスキーを傾けてその言葉の意味を噛み砕き飲み込み)
        しかし…微妙に気になってたがエドは一体いくつなんだ?亜人種にも見えねぇが…(その口ぶりは長く長く戦ってきた者のモノだ。十年やそこらではない、それこそ老人が語るような)
        (如何ともし難いと聞けば苦笑いを深めて)腕っ節だけなら国の大人にも引けは取らなかったからなぁ…敵を倒すだけの"強さ"がありゃいい、そんな話じゃねぇってのは流石に解ってきたんだが…難しいモンだぁな。
        -- クロト 2017-06-10 (土) 00:35:59
      • 多少は若人の力になれてよかったよ。(再びウィスキーを呷る。表情は特に変化はないが、酒を飲んでいても変わる様子はなかった)
        はっはー、ざっと300歳を超える!とでも言ったらお前さん信じるかね? まぁこの街にゃあそんな輩もいるにはいるけどな(かっははは、と笑う。冗談だよ、と口振りはいつも通りだった)ま、年齢不詳の方がおじさんの魅力高まっていい感じだろ。唯の人間だよ、俺ァな(それでこの話は終わりだ、と言わんばかりに酒を呷って)
        心技体はどこでも言われる言葉だが、先に技も体もできちまうと心の作り方ってのは難しい。だが難しいだけで出来ない事じゃあないさ。お前さんならできるよ、俺が保証してやる。
        (その後も酒盛りは続き、テーブルに山盛りだった料理や酒も尽きて)ふぅ、そいじゃあごちそうさん。楽しい仕事ありがとさんってな。またおじさんが必要になりゃあ遠慮なく呼びな、クロト。仕事でもなんでも、まぁ力になれるようなら手助けしてやろう。仕事は金で、私用はタダでな。それじゃあまたな(そう言って酒場を後にするのだった) -- エドワード 2017-06-10 (土) 00:51:20
      • げほっ…三百!?(驚き、咽る。とても見た目ではそんな風には見えない)確かに風の噂じゃぁそういう奴も居なくはねぇとは聞くが…(それでも本当にその目で見ればにわかには信じがたく)
        ……ああ、だな。例えおっさんが出かけるときゃ杖手放せない要介護ジジイだったとしてもエドはエドだ(同じく酒を煽って茶化して言う。そんなことでこの軽薄で口が軽く服の趣味が悪い、だが芯の通った男の価値が変わる訳でもないと)
        はは、あんたにそう言われるとどっか出来ちまいそうな気分になってくるな。…でもよー、うちの親父ってよー…(酒の勢いもあって愚痴愚痴と故郷の文句を次々と吐き出していれば)
        (その内にテーブルの上は寂しくなっていき、回りの客も減り閉店時間が迫り)くっくっ、タダでなんて言っていいのか?んじゃ今度は店の壁の落書き消しでも依頼するかね?
        (くつくつと笑いながら手を降って冗談を飛ばしつつ、先程の話を思い出しながらその派手なオレンジ色の背中に似合わぬ年月の深さの影を思い…静かに見送った)
        -- クロト 2017-06-10 (土) 01:19:02
  •   -- 2017-06-07 (水) 22:53:36
  •   -- 2017-06-07 (水) 22:53:33
  •   -- 2017-06-07 (水) 22:53:29
  • お仕事順調でしょうか?こちらは新製品ですがいかがでしょう?(がらがらと割と大きな荷台と機械を引っ張って歩いて宣伝してる牛、新製品はアイスの模様) -- ミルルク 2017-06-06 (火) 23:28:38
    • や、牛乳屋の姉ちゃんか。……いや…まぁ順調過ぎてどうにも(苦笑しながら言う。最近はボーイやキッチンの仕事が増えてることをぼやき気味に話し)
      おお、そんなのも作れるようになったんか。そちらさんも順調だねぇ。ふーむ、アイスか…あんたの牛乳なら美味そうだな。大体お幾らだい?(荷台の機械を見て問う)
      -- クロト 2017-06-06 (火) 23:45:38
      • 牛乳だけの売り上げだと中々でしたから、元手は掛かりますが冒険者は自分の体一つでどうにかできるので割と気にせず投資してます(それでもかなり値が張る機械)
        カップサイズで値段はこちらに(所謂バレルサイズまであるが牛乳アイスのみなので値段は控えめ) -- ミルルク 2017-06-06 (火) 23:53:21
      • …俺も冒険やってて言うこっちゃねぇが、大丈夫かそんなバンバン使っちまって?いや金はあるとこに集まるもんだが(金銭に関しては割と石橋を叩いて渡る思考の男)
        (値段を確認し)ふむ、なかなかのお値打ちモンだな。…なぁ、あんたの牛乳見込み通り評判良くてな、追加購入したいんだが…次は10リットル。それとセットで30%引き。…どうだ?(強気の笑みを見せ言う)
        -- クロト 2017-06-07 (水) 00:06:39
      • いきなり1万枚分以上の貯金が増えてしまいましたから、使い道を考えるとどうしても設備投資になってしまって……
        お買い上げありがとうございます、そうですね、10リットル購入していただけるなら、牛乳も前と同じ物でよろしいでしょうか?(カップアイスを差し出し、冷蔵庫部分から大きなタンクを引っ張り出して) -- ミルルク 2017-06-07 (水) 00:12:11
      • ぐっ…俺ぁ全部合計してそこまでも行ってねぇ…(がっくり)まぁ、あんたん所の牛乳と同じで、持ってるだけでも腐らせちまうしなぁ。先見据えての投資はアリだよな。
        お、太っ腹だねぇ。…いやお前さんの腹が太いって意味じゃないぞ?(牛部分眺めつつあっさり通って上機嫌)ああ、牛乳に関しちゃそれでいい。
        この調子で行けば搾り立てのリクエストもありそうだから、そん時はまた頼むわ(アイスを受け取り、一口)おお…なかなか(口の中に広がる甘み。これは砂糖の分だけではない、牛乳の甘みも濃く)
        -- クロト 2017-06-07 (水) 00:38:42
      • 報酬はかなりばらつきありますからねぇ、はい、使わないと持っている意味がありませんから
        まあ胴回りはかなりのものかと(牛の胴体なので3サイズは冗談みたいなサイズ)
        そうですねぇ、出来るだけリピートしていただきたいものです、暑い時にはやっぱり冷たいものが欲しくなりますから、需要はそれなりにありそうです -- ミルルク 2017-06-07 (水) 00:45:48
      • にしても最初のあんたと比べたら俺の最初五倍だぜ?五倍。噂じゃ一度に三万なんてのも聞いたがよ、格差ありすぎねぇか?(肩をすくめてお手上げだ、という風に)
        ボン・キュッ・ボンじゃなくてボボン・ドン・ドカンって感じだもんなあんた…。あんだけの牛乳出すんだからそれでも足りなそうなくれぇだが。
        (瞬く間にアイスを平らげれば満足そうに)あーそうだなー、夏はこの手のモンの正念場だしなぁ。増産、どのくらい効くんだ?(場合によっては雪と炎の少女にも頼むかと考え)
        -- クロト 2017-06-07 (水) 01:12:20
      • 三万、私の冒険した総額よりまだ上ですね、凄いです
        種族自体が違いますからねぇ、まあ増産はまだまだいけますよ?食べた殆どがミルクに変わる体質なので、そうですねぇ、一晩寝た後なんかは色々増えてかなりの生産量です(胸が数倍のサイズになるぐらい溜まる体質) -- ミルルク 2017-06-07 (水) 01:25:06
      • 酒場の情報によりゃレアモンスターなんてのを倒せばそんだけ稼げるらしいが…ちぃとリスクが高そうだな(少々悩ましげにして)
        (店にあったリットル缶を思い出し)…え、あれでも余裕あったのかあんた。大丈夫か?身体に負担かからねぇか?乳牛の寿命は長くねぇって聞くぜ?
        -- クロト 2017-06-07 (水) 01:48:56
      • 光秀、というのもあったそうですからねぇ、悩ましいところです
        はい、種族的なものなので全然大丈夫ですよ、母はもっとあふれ出てたりしましたから、成長すれば生産量も上がりますし -- ミルルク 2017-06-07 (水) 01:50:39
      • おお、ありゃあ驚いた。まさか伝説でだけお目にかかれるミツヒデがこの時代に蘇るたぁな。…まあ俺も二日目は怪しかったんだが!
        なら良いが…え、溢れ…?溢れるのか?ヤバくないかそれ、許容範囲越えちゃうのか?うっかり2日くらいぐっすり寝たら寝床が牛乳の海に沈まないか?
        -- クロト 2017-06-07 (水) 02:03:43
      • 二ヶ月!もあって俳優さんが亡くなられたとか、やはり冒険は危ないですね
        なので定期的に搾っておかないと大変な事に、搾っても捨てるだけなのは勿体無いのでこうして売り歩いてます(実際乳肉とミルクに沈みかねない体質) -- ミルルク 2017-06-07 (水) 02:06:11
      • 俺もあいつが映画で見れるのを楽しみにしてたんだが…ああいう形で実現しちまうと、複雑だな…(窓から遠く空を見上げながら包拳)
        なるほど対策が実益を兼ねてる訳だ。しかしそうなると稼ぎが減るだろうが抑えることも可能なんじゃねぇか?出来るだけ食べないようにするとかで。
        -- クロト 2017-06-07 (水) 02:11:30
      • 悲しいですが冒険者をしている以上可能性を排除できない事案ですからねぇ
        一応食事制限で生産量も制限できますが……都会って美味しいもの多いですよね(目を逸らしながら) -- ミルルク 2017-06-07 (水) 02:20:39
      • そういうこともあるからこその収入だしな。あんたも気をつけろよー?うちの夏の売上はあんたの肩にも伸し掛かってんだからな!
        ああ…うん(同じく眼を逸らす酒量が増えてる用心棒)こっちは誘惑多いよな…いや俺らは悪くない、この都会という魔物がいけねぇんだ!(力説)
        -- クロト 2017-06-07 (水) 02:27:23
      • //(そしてそっと文通スイッチを押す用心棒) -- 2017-06-07 (水) 02:27:47
      • はい、まあ安全路線なので多分大丈夫だとは思いますが、気をつけます
        色々とお金が掛かりますが、その分は稼げているので冒険者っていいですね、それでは今日はこれで、またのお買い上げをお待ちしております(荷台を引いて去っていく牛) -- ミルルク 2017-06-07 (水) 02:42:40
  • (用心棒をしているクロトを横目に、冒険依頼の張り紙を眺める清掃員 ヘルメットが視線を隠しているがそれでも『裏』の依頼に興味があるように見え) -- 『掃除屋』 2017-06-06 (火) 22:59:52
    • (ひと目見た時から要注意のフラグは立っていた。いくら白いの黒いの亜人に魔物、なんでもござれなこの街でもその格好は嫌でも目を引く)
      (全身鎧ならまだいい。雰囲気は若干近いもののそれとは確実に一線を画するその容貌は…用心棒としてはとてもとても面倒くさいが気を払わねばならない)
      (ましてや)……なあ…兄…さん?もっと安全な依頼なら隣の壁に張ってあるぜ?それとも…"安全じゃない"のがお好みかい?(そんな物ばかり見ているのなら、なおさら)
      -- クロト 2017-06-06 (火) 23:18:17
      • (クロトが声をかければ、ややあってからそちらへ顔を向ける 思案か、警戒か)
        (清掃員はその姿に似合わぬ古びたカセットテープを取り出し、音声を発しだす)「こちらはアッシュ清掃です。誠に申し訳ありません、清掃業務は予約が埋まり受付をしておりません」
        「『特殊清掃』業務は枠が空いており、募集を行っております」(無感情な女性オペレーター調の声が告げるそれは、正に裏の仕事を探していることを暗に示す内容) -- 『掃除屋』 2017-06-06 (火) 23:26:58
      • (見慣れぬ奇妙な四角い物体を扱うその仕草を用心深く見守れば)おおう…?え、あんた女?なのか?いや…でも…(どこかおかしい鎧の骨格はそれでも男のものだ)
        ああいや…確かに街角空き缶拾いキャンペーン依頼はもう満員で終わっちまってるが…(音の出処は不明。どちらにしろどこかズレたその返答に頭を捻るも話の通じない相手ではなさそうだと)
        特殊、ねぇ…(じろじろとヘルメットを見る。その奥は見通せないが)…あんた、腕に覚えはあるのか?そこの壁の依頼は冒険依頼以上に命の保証はしてやれねぇ。それでもいいんだな?(と言い含めるように確認する)
        -- クロト 2017-06-06 (火) 23:41:04
      • (男か女か、問われても答えは返さない 業務には関係のないことであるが故か 録音音声か通信音声かはっきりしないまま会話は続く)
        「当社の清掃員は職務規定に基づく訓練を受けております。ご依頼に沿うスキルを取得し、業務を承っております」
        (返答は相も変わらずズレているが、問われた内容に対する解答としてはみ出す物ではない すなわち、鉄火場に飛び込むだけの力量はあるということ) -- 『掃除屋』 2017-06-07 (水) 00:07:53
      • (更に頭を捻り、どこか壁と話しているかのような独特な感覚を覚えつつ一旦忘れる、意思疎通ができるのなら問題は無い)
        そうだな…それじゃこれなんかどうだ(裏の依頼書の一つを親指で指す)7ブロック先のケミストリー通りにタチの悪いごろつきが最近群がってるらしい。
        それだけならまだ良いんだがどうもそいつら、そこを通る人間から金を巻き上げてやがってよ(依頼書には地図と通りの位置が示されていて)
        だが…。力づくじゃねぇ。これが公務員さんに賄賂を掴ませたんだか正式な許可証を何故か持ってやがる。通行料を取る、な(大雑把な構成員、容姿も記載されているのが分かるだろう)
        -- クロト 2017-06-07 (水) 00:30:42
      • (クロトの対応にはきちんと反応している 投げる弾が変化球でこそあるが、会話のキャッチボールはしている方だ)
        (そして示された依頼書を見れば)「公道の清掃業務」(おおよその概要を噛み砕き、そして彼なりの解釈をテープレコーダーが呟く)
        「依頼内容にはバックヤードの『清掃』も含まれますか?」(あくまでも清掃と言い張るそれは、公の場で言質を取られないためのものでもあるかもしれない 示唆する内容は黒幕の排除の可否か) -- 『掃除屋』 2017-06-07 (水) 00:41:04
      • …まあ、そうだな…これも清掃だな。うん(だんだん慣れてきた。泥酔した酔っぱらいよりは遥かに楽だ)
        (だが、続く言葉を聞けばその意味を察し、口笛を一つ吹き)…なんだ、思ったより気が利くじゃねぇか。あんた…確かにご依頼に沿ってるぜ。
        そいつはむしろ依頼者の方がどうにかしてくれるはずだったんだが、あんた自身で出来るならボーナス追加って所だ(依頼者の名は…一見人名にしては奇妙な偽名が載っている)
        "清掃"に成功すればその隙を突いて依頼者がその腹が真っ黒の公務員を片付ける。失敗すれば…受注者はめでたくお尋ね者の仲間入り、それがこの依頼だ。
        (その偽名は、知る者が居れば分かるであろうあるマフィアが使う偽名だ。つまりこれは、社会の爪弾き通しの縄張り争い)
        -- クロト 2017-06-07 (水) 01:05:49
      • (裏の勢力図と言うものに興味を示す素振りはない あくまで業務を遂行し、依頼料を受け取る まさしく傭兵然とした態度だ)
        (依頼者名に目を通しても何か察した風ではない この街に疎い流れ者なのか、そもそも知らないだけなのか)
        (ともあれ、概要を全て掴んだところで)「業務内容を承認、受諾しました 契約書を発行します」(手を翳すと羊皮紙が転送されてくる そこへサインを加える デザインを想定される依頼主に合わせた故か)
        (そうしてクロトへ契約書を差し出せば)「清掃箇所の調査等、準備に時間が掛かることを先方にお伝え下さい 準備ができ次第、清掃に移らせていただきます」
        (そう告げ、清掃員は酒場を後にしていく それからしばらくの間、嵐の前の静けさとでも言わんばかりか何も起こらない日が続く)
        (しかし一週間後、ケミストリー通りはチリ一つ残らず綺麗になっていた 散らかったゴミも、『社会のゴミ』も それは役所の一室も同様であったという) -- 『掃除屋』 2017-06-07 (水) 01:23:52
      • (その出現方法に驚きを覚えたものの確かに羊皮紙の契約書を受け取りしばしの時が経った)
        (注意事項についても依頼者に伝わっていたが余りにも静かなその時間に依頼者が痺れを切らし強引に排除を試みようと考えたその夜)
        (…後日、その顛末を確認したクロトと店主は顔を見合わせた。通りを占拠したゴロツキは腕に覚えがあれば倒すのは難しくない)
        (しかし二人を驚かせたのはその手際。ゴロツキを倒すだけではなく悪徳公務員も綺麗さっぱりと消息を絶ち、あまつさえ公務員の隠し口座さえ消滅していた)
        (それは全容を知るものにとってみればまさに徹底的に"掃除"されたように。ケミストリー通りに巣食っていた、犯罪という汚れの跡形もなく)
        (しばらくの後…契約書に記載されていた業者へ、ボーナスを含めた指定の倍額──通常の依頼の十倍を越えようという額だ。それが、確かに届けられた)
        -- クロト 2017-06-07 (水) 01:43:44
  • 今晩和、ミスタ用心棒(時折厨房に入っているのも知られてるぽい常連)今日のお薦めは何でしょうかー? -- マロー 2017-06-04 (日) 22:25:15
    • (席には座らず壁にもたれかかり今日も店を適当に見張っていれば)ん?…俺ぁウェイターじゃねぇんだがな…(最近良く見るエルフがそんなことを言うのを聞きつけ)
      オススメ…オススメなー(流石に彼女が頼んでいた料理までは覚えておらず、さて売上に貢献できるかと頭を捻る。一見、彼女は故郷にも多く居た『森の隣人』に見える)
      (となれば好みも似通ってる可能性も高く)まだ駆けつけ一杯って所だろ?早めにさっと出来るのでいいな?(確認しつつ厨房に目を走らせ今日の店主の様子と今日の仕入れを伺う)
      -- クロト 2017-06-04 (日) 22:49:34
      • 知ってますよ、ミスタ用心棒(にっこり笑顔)でも、ウエイターしてたこともありますよね?
        …はい。最初はあまり待たなくていいもののほうが嬉しいです
        季節の感じられる、新鮮なものがあれば何よりですねー(厨房に目をやる姿に頼もしいものを見る目で) -- マロー 2017-06-04 (日) 22:59:47
      • 糞ッ、またかよ(ダメだ。本日はそれなりに盛況で店主からの視線はお前がやれと力強く主張している。後で追加賃金を請求しようと硬く誓うと)
        …仰る通りだよ、ったくホント俺ぁ用心棒なんだかなんなんだか…(ぶちぶち言いながらエプロンも着けず厨房へ回ると各種材料を取り出し)
        (まず水切りを済ませてある豆腐。歯ごたえが感じられ、かつ食べやすい厚さにスライスし、表面に独特なポーズで腕を突き出し肘を経由し塩を普通に軽く塩を振り刷り込む)
        (次に朝摘みの新鮮なトマト。夏野菜でおなじみの赤い果実だが実のところ旬は春の今頃でもある。それを豆腐と同じ大きさでスライスし、大葉を半分にカットする)
        (そうしてトマトと大葉、豆腐を交互に挟み込み、皿へと盛り付け、全体にムラの無いようオリーブオイルと黒胡椒を振りかけて完成だ)
        ほらよ、今日は東国の素材があったんでチーズ代わりのトーフを使った。軽く食べられる割に結構なコクがあるぜ?(そして赤ワインを一杯注ぎ、それと合わせて卓へ運ぶ)
        -- クロト 2017-06-04 (日) 23:15:29
      • これもまたお店のピンチを救うため。ミスタ用心棒は用心棒の鑑ですよー(厨房に向かう後ろ姿に手を振る)
        …わ♪ 美味しそう(お出しされた一皿に青灰色の目を輝かせ) 赤と白の彩りが素敵ですねー
        (さっそく肉厚な紅白の層を口元に運び、がぶりと)トーフとトマト、ふたつの食感が、ひとつになっていきます…(もぐもぐ)オリーブ油のコクと香りもよく絡んで…(もぐもぐ)下拵えの丁寧さが伺えますねー(うっとり)
        (ワインをひと口)黒胡椒が終始、ふたつの味を引き締めてますね。ピリリと残る辛さも後を引きます。ひと皿ペロリと食べちゃいそうですよー(幸せそうに、ワインと交互に)…お任せして正解でしたー -- マロー 2017-06-05 (月) 00:19:00
      • そうこれも店自体を守護るという用心棒の務め…な訳あるか!そんなら最初っからその分も含めて金払えっつーんだ!
        (などと文句を言いつつも、幸せそうなマローの表情を見れば口端が少し上がるのは抑えられず)しかし…華奢そうな割に食うなお前さん。
        そうなると腹に貯まるもんもあるといいかね(楽しんで食べるマローの姿に気を良くすると、またも厨房へ引っ込み)
        (種付けの時期をずらし、下拵の済んだ皮の剥いてある春じゃがいもを数個全て細い千切りにし、全体にオリーブオイルと塩コショウ加え味が均一になるようよく混ぜる)
        (その間に小さめのフライパンを火にかけ熱する。ここで本来はバターを使うが…ちらりと席のマローを眺めマーガリンを投入。ちろちろと白い固まりが小気味良い音をたて溶ける)
        (じゃがいもの千切りをフライパンに入れ、ゆすりながら回し、平らな円形にまとめていく。そうして香ばしい匂い漂い、片面が焼けた頃に)
        よっ、とお!(左手で握っていたフライパンの柄を右手で叩きつつ、オムレツの要領でまとまったじゃがいもの固まりを軽快に宙に舞わせ、ひっくり返し)
        (綺麗な狐色に焼けているじゃがいもに満足すると、もう片面も同じように焼き…頃合いを見てパセリを添え皿に盛り付ける)
        外はサクサク中はもちもちのじゃがいものガレットでござい、と。…そいや一応聞いておくんだが。あんたやっぱ肉や魚はダメな口かい?(田舎の亜人種の事を思い出し、一言聞き)
        -- クロト 2017-06-05 (月) 00:36:46
      • //(文通でおねがいしますの栞をはさんで霊圧とだえる) -- まろー? 2017-06-05 (月) 00:40:58
      • //(実はこちらも丁度そろそろだよのサイン。やたら長くなってすいませぬー。おやすみなさい!) -- 2017-06-05 (月) 00:46:50
      • 腹が減っては冒険はできぬと言いますからー(よく食べる、と言われても照れる様子もなくモグモグと…再び厨房へ向かうクロトを小さく手を降って送り出す)
        働き者ですねー。ミスタ用心棒は(厨房を眺めながらゆったりとワインを傾ける。一瞬目が合うかも)
        …あは、お待ちしてましたー(皿を手に戻ってきたクロトを小さな拍手で出迎えて)ジャガイモのガレット、ですか
        まるで熱々のお月様みたいですねー(可愛い。と呟いて、フォークでザクザクとひと口ぶんを切り取り、ぱくり)…あら、甘い
        ジャガイモさん自身の甘さですね…揚げ物っぽい見た目なのに、思ってたより軽い食べ応え。使ってる油が違うのでしょうかー(サクサク。ひと口食べ終えて、思い出したように)で、何でしたっけー?
        お肉や魚…。食べられますよ?むしろ好きですね(言ってから、少し照れた様子で)…毎日食べたいってほどじゃないですけどー
        (やっぱりダメな口なのか、の部分がようやく引っかかって)…意外でした?(微笑んで、質問を返した) -- マロー 2017-06-05 (月) 18:00:32
      • (そうしてじゃがいものガレットを小気味よく食べるマローの姿を眺めつつ、その答えを聞いて軽く天を仰ぎ)
        かーっ!……俺ぁやっぱ未熟モンだな、どうしても俺の小さな常識ってやつに囚われちまってんなぁ(などといつの間にか持ってきていたグラスにワインを入れ)
        …意外だったわ。お前さん、多分エルフだろ?俺の田舎にもエルフは結構居るんだけどよ、そいつら大体は肉も魚も、牛乳さえやらねぇのよ。
        (そうしてワインを煽る。多重労働の報酬にこのくらいはいいだろう、と)だからそれ、ホントならバターで焼くはずなんだがマーガリンを使ってる。
        その分軽く食べられたろうからそれはそれでアリなんだが…俺もまだまだ修業が足りないねぇ(と苦笑しながらまたワインを一つ傾け)
        …しゃーねぇ、俺の負けだ。姉ちゃん、肉と魚ならどっちが好きだい?こっからは俺が奢ってやるよ(くるくると手の内でグラスを遊ばせながらそんなことを言う)
        -- クロト 2017-06-05 (月) 22:00:34
      • …ああ!(合点がいった様子で手を打つ)そういえば、そうしたエルフも居るとは聞いています。なるほど、それで気を使ってくれたんですね。ミスタ用心棒はー
        私達は弓の扱いにも長けた狩猟民族ですねー。森の恵みは余さず頂きますし、海の恵みにも臆するところは無いですよー(にこにこ笑顔)
        …でも、奢って頂く理由はないですね(きっぱりと)ミスタ用心棒は私の望んだ通り、こうして美味しい料理を勧めてくれてますし…こちらがチップを弾むべきところでしょう。マーガリンのガレット、とても好みですよー?(食感を堪能するように縁から少しずつ齧るスタイル)
        お代はきちんと払いますので、魚。今日いちばん良いお魚でひと皿、お願いします(あとワインのおかわりも。と、ほろ酔いなのかクスクス笑った) -- マロー 2017-06-05 (月) 22:21:02
      • ははっ、敵わねぇな。ま、俺の勉強代金のつもりだったが、別に意固地になるでもないか(それじゃ奢りは撤回、と笑ってワインを飲み干し)
        なるほどねぇ、エルフにも色々居るもんだ。そういうことなら獲った命にゃ食べないなんて冒涜以外の何物でもねぇからなぁ(言いながら厨房へ)
        (そして材料を見回し、少々頭を捻れば、取り出したるは朝一番の仕入れの活きのいい真鯛。既に切り身になっているそれを数切れ取り出し肘から普通に塩コショウを振る)
        (大きめのフライパンをコンロにかけ、その間に小玉ねぎ、アサリ、プチトマト、ブラックオリーブ、アンチョビ、にんにく、赤唐辛子を取り出す)
        (にんにくを包丁の背で潰し、プチトマトはヘタを取り、赤唐辛子は小口切りにして最後の下拵を終え)
        (オリーブオイルをフライパンに入れ、鯛を投入、じゅわ、と香ばしい匂いが広がるのを楽しみつつ、皮目をしっかりと焼き、続けてアサリを投入)
        (磯の香りが漂うそこへ白ワインを入れ、フライパンを傾けアルコールに火をつけフランベ。ぶわっと広がる火。香りよく白ワインの炎が鯛を焼く)
        (そうして残る材料を入れてオリーブオイルをかけ回ししっかりと混ぜソースを乳化。蓋をしてしばらく待ち、最後に塩で味を整えれば…)
        うし、鯛のアクアパッツァ、おまっとさん、と。アンチョビの塩と材料の出汁が効いてっから塩は少し薄めだ(と深皿にソースごとよそい卓へ置いてワインを継ぎ足す)
        そいや…ミスエルフ。そちらのお名前は?…まさかミセスじゃねぇよな(亜人種はいくら慣れても歳は読めない。この見た目でもしや、ということもある)
        -- クロト 2017-06-05 (月) 22:58:19
      • …そう、エルフにも色々居るんですよねー。私たちトラッドエルフ(細身の種族)からしたら信じられないくらいムキムキなのとか、ぼいんぼいんなのとかー(おかわりのワインをグイッと)…ふー
        (ひと息ついて、気づけばまた一人)…楽しみですねー。お魚料理(足をブラブラさせながら待つこと暫し、芳醇な海の香りのひと皿が届けられ息を呑む)
        うわー…!おいしそうです!匂いも、見た目も。賑やかで、刺激的でー…(それなりに食べた後だというのに、ニンニクやアサリの織りなす香気が食欲を煽る…)
        「マロー」です。人間式に名乗ると「マロー・ブルゥ」(耐えきれず、ここでスープをひと匙すくって口に運ぶ。「んー!」という心の声が聞こえんがばかりの歓喜のオーラ)&by;故郷には結婚という制度がありませんでしたが、ミスで結構ですよ。ミスタ。(形よくほぐれた鯛の身をぱくり。溢れる笑顔)
        …クロトさんのお名前は、このお店でも何度か耳にしていますがー(尖った耳がピクピクと)ミスタでお呼びするのは家名のほうですよね(確か。人間界では。みたいな間をおいて)
        お伺いしても? -- マロー 2017-06-06 (火) 19:20:59
      • マロー・ブルゥ。…ふむ?(彼女の名を聞いて少し何かを考えるようにし、無意識に厨房の方へ視線を寄せたが、鯛を口にするマローへすぐ視線を戻す)
        (やはりどうしても気になってしまう味だが、アクアパッツァを食べるマローを見れば、出来は聞かなくても分かろうと言うものだ。作った側としても嬉しくなる)
        お口に合ったようで幸い…?あー…(しかしマローが家名を問えば何か苦味走ったような、焦ったような微妙な表情を見せて)俺にゃ家名は…ねぇんだ(と苦笑して呟いた)
        ……ああいや、そいつぁ正確じゃねぇな。うちにゃ『コルヌ』って立派な家名はある。あるんだが…俺には名乗ることが許されてねぇ(そう肩をすくめて)
        故郷の国じゃ一人前の大人にならねぇと家名を名乗っちゃいけねぇしきたりがあってな。だから未熟な今の俺に、家名は無い。
        俺に許されてるのはマヌケな二つ名だけ。ミスタ寝ぼけ眼、それが俺の呼び名っつーことになるのさ(笑えるだろ?などと言いながら笑ってワインを傾ける)
        -- クロト 2017-06-06 (火) 21:00:34
      • …似たような風習は、故郷にもありましたねー(クロトの話を聞き、ひとつ頷いて)でも
        悪い二つ名とは思えませんよ。「寝ぼけ目」はー(アサリの殻を持ち、身をついばんで)
        裏を返せば「未だ覚醒せざる大器」とも取れますねー。ミスタ用心棒に二つ名を贈った人は、ミスタ用心棒がまだまだ力を秘めていると確信していたんじゃないでしょうかー
        ミスタ用心棒を伸びしろがない、ここまでの男だと思っていたなら、別の…もっと当たり障りのない名を贈っていたかもしれませんねー(こまめに、スープを口元に運びつつ。…というか、美味しくて手が止まらない)
        …なので、私としてはむしろ積極的に「ミスタ寝ぼけ目」お呼びしたいです。…お嫌でなければですけどー…(匙を置く。いつのまにやら、深皿は舐めたようにピカピカ) -- マロー 2017-06-06 (火) 22:01:13
      • おいおい…マジかよマロー。そのポジティブシンキングは賞賛に値するぜ(真剣に何か輝ける物を見たかのようにマローを見つめる男)
        俺らの二つ名はそれなりに育った頃に命名師のじっちゃんが適当に付けるんだが…そんな深いこと考えてたようにゃさっぱりきっぱり見えなかったな。
        だってよ、俺の顔見るなり三秒で付けたんだぜ?三秒だぞ三秒(念押しするように言いながらまた一口。しかしその口元には自然な笑みが見えている)
        …でも、ま、そう言われりゃ悪い気はしねぇ。おお、いいぜいいぜ、好きなように呼びゃいい。ああは言ったものの、俺もそう呼ばれるのにゃすっかり慣れてる(と苦笑して言い)
        (そして、こうも見事に、と感心しつつ深皿を他の空いた食器と重ねると)くっくっ…まるで洗ったみてーだな、良い食いっぷりだ。マロー。
        さて…(大体食器をまとめると脇に避け、少し間を置いて視線を宙に彷徨わせ)食後の茶は要るか?いや、腹ぁいっぱいならいいんだが。
        -- クロト 2017-06-06 (火) 22:21:28
      • 三秒ですかー…「老いたるものも一見すれば大器と知れるクロト」ですねー(満足そうな笑顔。ごちそうさまでした、とエルフ語で囁く)
        では、ミスタ寝ぼけ目にお願いしますねー?(特に意味はないが真似でもするかのように間を置いて)
        お茶は濃い目でお願いします(クスクスと笑う。その後、ゆったりお茶を頂いてから会計を済ませ、店を後にしたという) -- マロー 2017-06-06 (火) 22:41:27
      • //寝落ち失礼 アンド お付き合い感謝ー -- マロー 2017-06-06 (火) 22:42:08
      • 長くね?なんかその二つ名長くね?(苦笑しながらも思わず吹いてしまう。もしそうだったら絶対名乗らないだろうな、言うのめんどくて、とか思いつつ)
        了解した。割とここの茶は評判いいんだぜ?(長めに蒸らした紅茶を一杯、じっくりと抽出して砂糖の小瓶を添えて出し)
        しっかし…そうかこれからに期待できる、とも考えられるんだな……悪くねぇ。俺の名前ぁあんま好きじゃなかったが、ちったぁ好きになれそうだぜ。
        (そんなことを笑って言いつつ、マローを見送り片付けをし、大変大義そうに壁際に立ちしぶしぶ仕事の続きを再開したとか)
        -- クロト 2017-06-06 (火) 22:56:50
      • //こちらこそ感謝感謝です!おやすみなさーい -- 2017-06-06 (火) 22:57:37
  • う〜〜〜〜む……。 場末の酒場の依頼は掘り出し物が多いゾ!と聞いとったが、そんなでもないのう……
    (壁に目一杯顔を近付けて、張り出された冒険者募集のチラシを覗き込んでいる、硬そうな角の生えた女が一人)
    (あまりに近づき過ぎて、ときどき二本の角が「ゴッ、ゴリッ」と壁に当たって小さな傷をつけている……) -- ヒノユキヒメ 2017-06-02 (金) 21:45:30
    • (店主が厨房へと引っ込んでいる隙を突き、まるで十年来の常連のごとくいつの間にか卓に座りこっそり酒を煽りいい気分になっている)
      オイオイオイ(壁が)死ぬわアイツ(とか笑って壁にぶつかりそうな雪姫を見ていたが、いよいよ本当にぶつかりあまつさえ傷をつけ始めると)
      オイオイオイオイオイ俺の(給料が)死ぬわコイツ(と少し慌てて近寄り薄衣を羽織ったその肩を背中からガシッっと掴み引き寄せ)姉ちゃん姉ちゃん?ちぃーと近眼が過ぎるようだな?(にこーっと少々引きつった営業スマイルである)
      -- クロト 2017-06-02 (金) 23:31:30
      • ほう……炭酸抜きオーク討伐依頼か。大した物じゃの。(クロトが近寄って来る間も、それに気づかず募集を読みふけって壁をごりごり)
        (ちなみに炭酸抜きオークってのが何かはわからない。大した物ですねとか呟いてるこの妖怪もよくわかっていない。つまり、ぜんぜんわからん!)
        にょわっ!?なんじゃ!(そうして壁からぐいと引き離されると、声の方に向き直り) むぅ、妾は近眼などではないわ!このモノクルは伊達眼鏡ぞ!(片眼鏡をクイッてやる例の仕草)
        まったく、珍しく妾が真面目に仕事探しをしておったのに邪魔しおってからに……ナンパならお断りじゃよ?(ぷんすこってカンジの表情で) -- ヒノユキヒメ 2017-06-03 (土) 00:52:59
      • 伊達かよ!?結構な主張してやがんのにそのメガネ伊達なのかよ!?…メガネ要らねぇんじゃねえかな…(禁忌の呪文をぼそり)
        そいつはご生憎様、俺ぁ絶賛仕事中でね、安給料だってんのに責任問題になっちゃたまんねぇ(ジョッキを片手に持ちながらそんなことをのたまい)
        はぁ?ナンパぁ?(などと言いつつ改めて向き直った雪姫の薄布の奥へ無遠慮に視線を向けじろじろと見て)
        …なかなか良いカラダしてんのは認めるがね、女にゃ別に不自由してなくてな。まさか娼婦って訳でもあるまい?
        -- クロト 2017-06-03 (土) 01:08:48
      • えー? 針の罠が仕掛けられとるかもしれん鍵穴を覗くときとか、毒を吹くかどうかわからん生物を調べるときとか、結構便利じゃよ?(わりと真面目な理由の伊達眼鏡だった!?)
        仕事じゃと?(青年の片手のジョッキに注目) 昼間から酒を飲むのが仕事か……妾の故郷と同じじゃな!(笑顔で納得!古代エジプト人昼間から酒飲む。げげる)
        ほほ、お褒めに預かり光栄じゃ。(大人の余裕か深く考えてないのか、じろじろ見られても臆する様子もなく、片手で後ろ髪をふぁさぁとやってキメポーズ)
        だが妾は娼婦ではないぞ?見ての(?)とおりの冒険者じゃ! そして妾が依頼を物色してるところをそなたは邪魔した。これは有罪(ギルティ)ぞ?(再びぷんすこ) -- ヒノユキヒメ 2017-06-03 (土) 01:22:31
      • あー…なるほどなー…(ちょっと納得しかけたが)待てよ!?毒は片目だけ防いでも意味ねぇんじゃねぇか!?ああでも片方瞑ればいけるか…?
        そーそー仕事仕事!物分りが良くて大変結構!(こちらもにっこり)にしてもあんたの故郷も大分優雅だなオイ…良いところじゃありそうだが。
        (ひゅう、と口笛を吹く。健康的な褐色の肌をさらりと流れ広がるその独特な色の髪は、なかなかに艶かしく見た目の歳に似合わぬ貫禄と色気を感じさせ)
        わーったわーった、俺が悪かったよ悪ぅございました(両手を上げて降参)詫びっちゃなんだがなんか探してんのでもあれば俺も協力してやるよ(まだ壁に張ってないチラシを取り出し卓に並べる)
        -- クロト 2017-06-03 (土) 01:37:27
      • えっ……もう片方の目……? そっちは……ほ、ほら!これじゃ!このちゃーみんぐな泣きぼくろ!これできみたちのこうげきはふせぐぞ!なのじゃ!(ふせげません)
        ふふふーん、わかればよろしいのじゃ。(降参のポーズを眺めてにーっと笑うその顔は、先ほどと打って変わってあどけない少女のようでもあり……まあ、年齢不詳なところは妖怪めいているのかも)
        んー、そうじゃのー。こないだ受けた貴族護衛はけっこう実入りがよかったんじゃよね。 じゃから今度はもっと金を持ってそうな……隊商護衛なんかがよいかのうー。
        (クロノの隣、肩と肩が触れ合いそうなくらいの距離でひょいと覗き込み、あれやこれやと物色する)
        (チラシを指差したりなんだりする度に、薄手のキモノの袖や裾が灯りを透かしながらひらりひらりと舞う様子は、何とも不思議な温かさと涼やかさを同時に感じさせる、かもしれない) -- ヒノユキヒメ 2017-06-03 (土) 02:01:04
      • ほう…そのほくろにそんな効果が…。そいつはあれかなんかの加護か魔術かい?それとも姉ちゃんも亜人みてぇだし種族特性?(信じた)
        あー貴族なー、あいつら金持ってやがるからなー。商人どもは当たり外れデカいぜ、太っ腹な奴は太っ腹だがケチな奴も結構多いからな…。
        (またも酒を片手にやいのやいのと。肩を寄せ距離が近くなれば気のせいかどことなく感じる香水とも違う氷菓子のような自然な甘い香り)
        (雪姫の行動に一拍遅れ、ゆらり揺らめく薄手の衣の動きは動と静を想起させ、彼女の一挙動一挙動をエキゾチックに飾り立てどうしても目を引く)
        お前さんなら踊り子なんてのも行けそうだがなぁ…ま、稼ぎが良いかは知らんが(これも良い肴とそんな雪姫を眺めつつ自分も依頼を探せば)お、こりゃ割り良いぜ。宝石採掘依頼だとよ。
        -- クロト 2017-06-03 (土) 02:22:28
      • そ、そうそう!妾の故郷では天空神の目とも呼ばれておって……とにかくスゴイのじゃぞ!(よし!ごまかせた!と内心安堵)
        踊り子じゃと?考えたこともなかったが……そうよのう、西域の巫女はその舞で神を呼び、妖と人を導くとも聞く。未来の妖怪王たる妾には悪くないかもしれん。
        (くすりと笑いそんな雑談を楽しみつつ、さらに色々目を通し) 宝石採掘か!そうそう、こういうのがいいんじゃよこういうのが!
        あとは、コレとか……コレも悪くないぞよ。 (クロトの助力のお陰で、なかなかの依頼が四つ五つほど見つかった)
        いやー、助かったのじゃ! ……これはあれかの。そなたに礼として、斡旋料か何か払うべきかの。それとも妖怪らしい礼のほうがよいか?
        (まず金貨の小袋、次いで大きな箱と小さな箱を見せながら問う。その様子はさながら泉の女神や舌切り雀の昔話を思わせる) -- ヒノユキヒメ 2017-06-03 (土) 08:27:39
      • ふむ…妖怪王?あー妖怪ってのぁ東洋の魔物のことだっけか…お前さんがその王、ねぇ?(明らかにほら話か何か聞くような様子で笑いながら酒を煽り)
        志が高いのはご立派だが王なんてろくなもんじゃねぇぞ、何しろ王なんて奴はその国で一番の働き者だ、疲れるだけでいいことなんてありゃしねぇ。
        良いってことよ、俺も実のところ冒険者でな、依頼探しは俺もしてる(言葉通り、自分用の依頼も見繕い)…だが、何かくれるってのを断るほど懐が暖けぇ訳でもねぇ。
        (そうして未来の王によって提示される幾つかの『お宝』。古今東西この手の逸話は欲をかいたものが痛い目を見るというのが定番中の定番)
        ほほう…面白い趣向じゃねぇの。俺の信条としちゃぁ博打はしねぇが…(痩せた男が求めるのは安定。余計な手間を発生させぬリスクヘッジだ、しかし)
        神……いや、王、様、の、言う、通り、とぉ(呟きつつ一つ一つを順繰りに指差して運任せにする振りをして、それぞれを示した時の雪姫の表情を見る。たまにはこういうものも、良い)
        (とはいえ本当に運任せにするには勿体無い。雪姫の反応を読み、その裏をかこうと思考を巡らせ……呟きが終わるのと全く無関係に…、大きな箱を指差した)
        どうだ!?これが当たりだろう!?(笑って言う。酒に浸った頭では雪姫の顔を見抜けたか、意図の裏を突けたかは微妙な所だが、そこには一応男なりの自負があった)
        -- クロト 2017-06-03 (土) 21:20:32
      • そうじゃ。雪と火を自在に操る大妖じゃぞー?(多少笑われようがこちらも笑顔で返せるのは、火之雪姫の器の大きさか、それともクロトの心地よい人懐っこさゆえか)
        ま、だからこうして真面目に依頼を探して、王らしく勤勉に働こうというわけじゃな。 そしてもちろん、褒美をとらせるのも王の務めぞ。
        (そんなこんなで、クロトが選ぶ様子を楽しげに眺める女妖怪。 基本は微笑を湛えているが、青年が指差すたびに割とわかりやすく表情が変わり)
        (金貨袋はフツーって感じ、小さな箱はちょっと残念そう、大きな箱は「にぃーっ」といい笑顔。 ゆえに、大きな箱が選ばれたときはとっても嬉しそうで)
        おおあたりーなのじゃー!はーい!(目の前で箱を開くと、ぽわっと白い煙が!そして中には……) 賞品はアイス一週間分じゃよー! (と、みつしり詰まったアイスクリームが!)
        (ちなみに箱は魔法のクーラーボックスであり、このままでもアイスは一週間以上日持ちします。何気にこの箱の方が貴重なアイテムかもしれん……) -- ヒノユキヒメ 2017-06-03 (土) 21:59:57
      • (ころころと変わる雪姫の表情に思わず頬が緩む。余りにも分かり易いそれにブラフも疑ったが…杞憂だったようだ。裏の裏は表、という訳だ)
        おおっ!(派手に広がる煙にびくっとなる。この手のアレは煙が晴れた後が少し怖いがそこにあったものはアイス。ほっと一息ついたが)
        多いな!?いや嬉しいがこの量は一週間アイス浸けになっちまいそうだな…(生まれて初めて見る量のアイスに圧倒されたが、その辺の空いた皿にアイスをひとすくい)
        お、なんだこりゃ結構美味ぇじゃねぇの。これなら歓迎するが…逆にちっと貰いすぎだな(一口食べて広がる嫌味のないまろやかな甘味に舌鼓を打ち、少し考え)
        (皿に一塊アイスを取ると、厨房の奥に居る店主に気付かれないようにさっと大きめのグラスを取り、そこにストロベリーリキュールと牛乳を入れればピンクの液体が出来て)
        (クラッシュした氷を入れ撹拌。程よく冷えるとその上にアイスを乗せ、砂糖浸けにした青紫色のラベンダーの花弁を一輪添える。そしてチョコ味の黒いシガレットクッキーを見立てて二本加えれば)
        ん、こんなもんか?(バレぬよう手早く済ませ亜人の少女の元へ戻り、即席のそのカクテルをすっと差し出す)過大なる下賜を感謝します王よ、願わくばせめてもの貢物を受け取り頂きたく、この…この…
        ……そいやお前さん、名前なんて言うんだ?(澄まし面で大仰に台詞を言ってたが急に素でそんなことを言う)
        -- クロト 2017-06-03 (土) 22:42:18
      • おぬし、男の子(おのこ)にしては細っちいからのう。 このくらい食うて、少しは肉をつけてもよかろうて。(青年がアイスを口に運ぶのを見ながらにこにこ)
        (そうしてクロトが何をするのか、最初は頭の上に「?」を浮かべて眺めていたが)……ほう。……おぉ……おー。
        (手際がよくカクテルが作られていく様子に、思わず小さな拍手とともに感嘆の声が漏れた。何より、赤と白からの桃色、次いで青紫、黒、と彩りが増えていくのは、見ているだけでも楽しい)
        ふむう、さっきは「酒を飲むのが仕事」と言うたが、作るほうも見事な腕前じゃのう。 (ではこちらもと、微笑で答えて優雅にカクテルを受け取り)
        ヒノユキヒメ。それが妾の名じゃ。我が祖先の言葉で“炎と雪の申し子”を意味する、由緒ある名じゃぞ?
        して、献身的で多芸な青年よ。そなたの名は? (真似をして、同じく大仰な調子で問うた) -- ヒノユキヒメ 2017-06-03 (土) 23:13:02
      • うっせ、俺ぁ食っても太らねぇんだよ。戦うのが仕事の身としちゃウェイトがもちっと欲しいとこだが…確かにちったぁつきそうだな。
        (返事を待つ間、少々頭を捻り厨房へと手を伸ばし、並んだクリーム絞り袋の中から一つを取り出し、カクテルへ着色された水色のクリームを絞り出す)
        くっ、素材の色だけで行きたかった所だ…まあでも一番目立つしな、あんたのそれ(と雪姫の頭を見ながら、その名をしかと耳にする)
        おほん、それではその『プリンセス・キング・スノゥ』をしかとご賞味あれ。炎と雪を統べる姫王よ(と悪戯げに笑いながらうやうやしげにカクテルを渡し)
        あ?ここの酒場ぁバーテンの真似事もやらすんだよ。過重労働だっつーの、ま、こうやって役に立ったから許すけどよ(そうして名を問われれば)
        …俺か。俺はクロト(少し苦笑いを浮かべ)…この矮小なる身は寝ぼけ眼のクロトにございますよ、おーさま(茶化すように告げた)
        -- クロト 2017-06-03 (土) 23:29:43
      • (最後のクリームで加わる水色。そこで気づき、「あ」と小さく声をあげて片手を口元に)……なるほどのぅ。
        何がしかの物で王の姿を模して讃えるのは、古くからある手法とはいえ……見事であるぞ、寝ぼけ眼のクロトよ。褒めてつかわ……
        (と、言葉の途中で小さく頭を振り)……あーもう!王とか妖とか関係なく、ここまでして貰って嬉しくないはずがなかろうが!
        ありがとうなのじゃー!クロト!!(嬉しさと、ちょっとの恥ずかしさとで褐色の頬を染め、飾らない言葉で心からの礼を言う)
        (思わず抱きつこうとしたけれど、手に持った『プリンセス・キング・スノゥ』を零すまいと思いとどまったのは、クロトにとって不幸だったのか幸運だったのか……)
        (代わりに、クロトの飲みかけのジョッキと小さく乾杯をして) それにしても、ほんに見事、そうとしか言えん。これも、クロトの多才さも、な。
        冒険の依頼そのものではなかったが、この出会いはまさに掘り出し物じゃよ。 (そんな話をしながら、その見た目を楽しむようにゆっくりとカクテルを口に運んだ) -- ヒノユキヒメ 2017-06-04 (日) 00:03:40
      • ミントアイスがありゃ良かったんだがなー。なにせ大量にありやがるからあるかないかも分かりゃしねぇ。はっはっはっ!
        (けらけらと笑い、やべぇそいやうっかり放置したと思って箱を見ればこの一連のやり取りの間も大量のアイスはまったく溶けていない)
        (どうやら箱に仕掛けがあるようで、うわっ…俺ホントに貰いすぎ…?とか思いつつも、喜ぶ雪姫にまあいいかと満足げに微笑みを浮かべ)
        お気に召したようなら幸いだ。ま、昔っから器用ではあったからなぁ、見様見真似でも割りと行けたな(キンと涼しげな音を立てたジョッキを傾け飲み干し)
        (空いたジョッキを縦横無尽に指を使い手の平を使い、くるくるとバトンのように廻しあまつさえ腕に這わせて蛇の如く纏わせたりもし)
        くっくっ…褒めてもなんもでねぇぞ。俺こそ美味ぇアイスに出会わせてくれて感謝だよ。しっかしこんな美味いアイスは久しぶりに食ったが何処で買ったんだ?
        このあたりにゃこんな気の利いたもん出るような店もねぇが…(そもそもアイスもどこかの店の既製品にも見えない。どこか手作り感が漂うがまさか、と)
        -- クロト 2017-06-04 (日) 00:26:31
      • あはは、妾が踊り子になれるなら、そなたは大道芸でも食っていけそうじゃなー。(楽しそうに笑って眺めているが)
        (「酔ってなおこれならば、きっと冒険者としての剣さばき体さばきも優れているのじゃろうな」などと内心さらに感心している)
        そうじゃ。これをこうして……(テーブルの上の木苺を一つ取り、手の上に極々小さな吹雪が舞ったかと思えば、皿の上にアイスクリームが出来上がり!……細かい仕組みは謎である)
        ……とまあ、材料さえあれば幾らでもな? 言うたじゃろ、妾は雪の申し子でもあると。
        まーそんなに美味い美味い言われると、流石の妾も照れてしまうぞい!(と言いつつ割とドヤ顔)
        (ちなみに箱の中身はミックスマーブルアイス!一週間飽きることなく違う味が楽しめます!飽きることもある。崩拳) -- ヒノユキヒメ 2017-06-04 (日) 00:44:34
      • 芸の道は険しいって聞いたぜ?ユキヒメなら異国情緒も相まって行けるかもだが、俺のこんな程度の手慰みじゃなぁ。
        (回転を増したジョッキは、よっ、と軽い掛け声と共に腕から脱し男の真上へ、そして落ちてきたジョッキがあわや卓へぶつかるかという瞬間持ち手を握りぱしっと止め)
        む?(数刻前までのように置かれていたのと同じように置かれれば、雪姫が木苺を取り出す。何をするのやらと興味深げに見ていれば)
        ……すげぇな!?いやちょっとこっちの方がガチですごくねぇか!?まさに手に職、濡れ手に粟ならぬ濡れ手にアイス、しかも美味ぇときた!
        (驚きのままに見守り、皿のアイスを一口食えば舌にとろけるそれは瑞々しい木苺のフルーティな味わい。二重に驚く細身の男)
        こりゃまいった、確かに雪の申し子だわ…(おー、とパチパチと拍手をして讃えたが)……ん?となると炎の方は?(となれば自然に湧き出る疑問だった)
        -- クロト 2017-06-04 (日) 01:02:05
      • ほほ、燃料代わりのアルコホルも入ったことじゃし、そっちも見せてやろうぞ。(ちょっと名残惜しげにカクテルを飲み干してグラスを置くと、すっと立ち上がり)
        ……そぉーれ♪ (火之雪姫がくるうりと一舞いすれば、それに合わせて数本の細い炎の渦が身体の周り包んで、薄衣を、褐色の肌を、赤と青の混じる髪を照らし、そして消えた)
        (衣服や床、その他周囲のものも一切焦がしていないあたり、火力調整は完璧な様子) どうじゃ?妾もなかなかイケてるじゃろ?
        (そしてすとんと椅子に座り直し、自分も皿の上のアイスを一口) ……まあ、こっちは雪を出すのに比べると、ちょいと燃費が悪いのが玉に瑕、じゃな。
        氷菓子屋は兎に角、花火師になるのは無理じゃと思う。(そんな冗談とともにからりと笑う) -- ヒノユキヒメ 2017-06-04 (日) 01:26:47
      • (何をするのやらと立ち上がる雪姫を見守る。先程の雪の術を見る限り随分手慣れているようでそこまでは心配していないもののモノが炎だ)
        (今更本来の仕事をするような気分でもなし、一応周囲の客と物に気を配り何事も…何よりも雪姫に怪我なりがないよう注意を払う)
        お…おおー……!(しかしそんな心配はまたもや杞憂であった。その容貌や衣装も相まって貧相な店内が一瞬、舞台の上にも感じられるような幻想的な温かい光に照らし出された)
        (その中心にて舞うは異国の舞姫。揺らめく炎と揺らめく衣。静かに広がり閉じる炎と雪の色をした艷やかな髪。儚げでいてそれでいて強い生命力を感じさせるその姿は御伽話に聞く妖精にも思え)
        …いやいやいや、こりゃ花火にゃ勿体ねぇ美しさだ、これ本気で踊り子やったら売れっ子になるんじゃねぇか?(拍手も忘れ噛み締めるように言う。完全に心からの本音だ)
        -- クロト 2017-06-04 (日) 01:47:20
      • んー……(自分のあごに指を当て、しばし考えるような仕草) それでも妾は、踊り子として偶像(アイドル)になるより、妖怪王を目指すほうが柄に合ってる気がするのじゃ!
        とはいえ、こうして褒められるのも悪い気はせん。 気が向けばそなたの、クロトの前でなら……まあ、時折は舞ってやろうぞ。(そう言って、はにかみ笑い)
        さて、冒険の依頼探しも、その手伝いの礼も終えた。そなたとの良き出会いもあった。 そういうわけで、後ろ髪引かれるところはあるが、今日はここらでお暇しようかのう。
        同じ冒険者として、そして友人として、今後ともよろしく頼むのじゃ! (そして立ち去る前に、クロトにハグ。先ほどの氷菓のようなほのかな甘い香りと、肌の熱とが青年を包む)
        ……ふむ。やっぱり冒険者としては細っちいのう。(と、身体を離して再び笑い) 男子三日会わざれば、の言葉どおり、次に会うときまでにしっかり食べて肉をつけておくんじゃぞ?
        妾は、細身のそなたも嫌いではないがのー。 (そう言い残して楽しげに酒場を後にするのだった。いつの間にか、クロトの酒代を店主に支払っておくというサービス込みで)
        (……なお、壁の傷を補填するには足りなかったかもしれない) -- ヒノユキヒメ 2017-06-04 (日) 02:20:06
      • おーう、一緒の冒険することもあっかもしれねぇからな、その時は宜しくな(やー良いもんみたなーと食器を片付けようとしていれば)
        とっ…おおぅっ!?(抱き締められて硬直。柔らかな褐色の肢体が薄い絹ごしに感じられ自然な甘い匂いと先程の炎のような温かい体温が痩身を包む)
        い、いやっだから体質なんっ、だっ、てっ(どうにも心臓が跳ねるのを押さえ込みつつ、どこか母親のように諭すその笑みに続く言葉も無くし)
        …わーったよ、とりあえずこのアイス、大事に食わせてもらわぁ(やれやれと頭を掻いて雪姫を見送り卓を片付けた)
        (そうしてその後、チラシで隠していた壁の傷はあっさり見つかり、タダ働きで壁をぶちぶち言いながら修繕する細身の男の姿があったとか)
        -- クロト 2017-06-04 (日) 02:39:32
  • なんや兄ちゃんまたセックスのこと言うとんのかいや!溜めっぱなしじゃ仕事ンなれへんでー!(と、昼間から酒場に入り浸る自称JKが声をかける) -- JK 2017-06-01 (木) 23:14:32
    • …あ?こっちじゃこうやって挨拶すんじゃねぇのかよ。もはや常識、知らない奴はモグリって聞いたぜ?あーあー、本日はお日柄も良くセッークス?
      (こちらは席に付かず立ったままの痩身の男。油断なく仕事場である小さい店内を見回して…いる振りをしつつ亜人の少女へ訝しげに返事をする)
      -- クロト 2017-06-01 (木) 23:24:32
      • セーックス!(一方でいえーい!とそちらにハイタッチをしにいくJK、絡みにいける相手と見るやかなり馴れ馴れしいタイプのようだ)
        ちゃんとアンちゃんが仕事してくれへんとかよわいJKとしては死活問題やからな!よっ!大統領!(などと酒場に入り浸るにあたって警備員を頼りにしてるふうなセリフを口走る、確かにかなり場違いな少女ではある) -- JK 2017-06-01 (木) 23:33:48
      • 大分回ってんな姉ちゃんよー…っと!(軽くハイタッチに応じてパンパンパン、とリズムよく手を打ち合わせて居たら店主がじろりとこちらを見る)
        …やっべ。いいぞいいぞ、姉ちゃんもっと言えもっと讃えろ。この俺の実用性を声高らかに歌い上げろ!(などと煽り)……出来次第じゃ一杯奢るからよ(こっそりと付け足した)
        -- クロト 2017-06-01 (木) 23:41:57
      • ほほほ…(じろりと店主の視線と合えば口に手を当て上品に笑うフリ)
        なんやて!ちょっと調子のっとんのと…いやーんカッコイイー!色男ー!女殺し油地獄ーっ!(お姉ちゃんは現世利益、もっと具体的に言うとワイロにとっても弱いんだ!思わず思いつく限りのワードでアンちゃんを称えるぞ!) -- JK 2017-06-01 (木) 23:48:52
      • 性的な実用性を強調するんじゃねぇよ!?(思わず常に半目だった目を見開いてJKの声を遮ろうとする。ますます店主の視線がこちらを向く)
        だ、だいたいなぁ、お前その服こっちの学生の服だろ?こんな時間に飲んだくれてるとか親ぁ知ってんのか?そもそも金あんのか?…あー!ちょーっと仕事したくなってきたなー!!(かなーり白々しい声)
        -- クロト 2017-06-01 (木) 23:56:47
      • やぁんそんなこというて天井のシミをかぞえとるあいだにもごもご(男の子が照れてるところってかわいい…JKも年頃の女の子だからつい悪乗りしてしまったんだ!ゆるしてくれるかなゆるしてくれるねぐっどなんたら)
        うぐっ…そこはほら…JKいうたらこう…街をぶらぶらしたりチョコパフェとかイケメンにうつつをぬかすのが仕事で義務みたいな?…ああ待って!待って話せばわかるて!おちついて!(強制退場は困るとあたふた) -- JK 2017-06-02 (金) 00:00:34
      • ここのシミで終わるほど俺ぁ遅くねぇよ!(見上げれば割とボロい店内の天上はシミだらけだ。ともあれJKの強制停止に成功し慌てるJKにニヤリと笑みを浮かべ)
        パフェを食いに酒場に来る女ぁこっちじゃ普通なのか…?…ま、そうやって遊ぶ金があんなら文句はねぇよ。俺は警察じゃねーし補導なんて面倒なことしたくもねぇ。つーかなんだお前、男漁りでもしてんのか?
        -- クロト 2017-06-02 (金) 00:08:58
      • あん…お姉ちゃんどっきどきやわ…(その手の猥談が好きなのかもしれない)
        お姉ちゃんが聞いた話だとむかしは馬のションベン飲んだり極まってたらしいで!(酒場にまつわる都市伝説トークにのっかるJK、実際どうだったのかは解らない)
        そうそう!細かい事気にしたらハゲる言うしな!(潤沢なお金の出どころや素性をうまくはぐらかした!という顔だが…)おっ…お姉ちゃんそんなことせえへんよ!?こうみえても一途で〜尽くすタイプやん!(猥談は好きでも経験がない事がバレバレな反応を返す、アンちゃんのペースだ!) -- JK 2017-06-02 (金) 00:14:44
      • ……たぶんな(目を逸らしつつぼそっと。おおっとこれは実戦経験ゼロの汗が垂れ落ちる。この勝負、イーブンだ)
        マジかよやっぱこっちは進んでたんだな…っつーかむしろ文化的には後退しまくってる気も……(悩ましげな顔で奇妙な慣習に頭を痛めていたが)
        一途?お前が?(じろじろじろ)見えねーな!(断言)お前はこうなんつーか美味しい餌ぶらさげられたらあっちこっち行くタイプと見た!(と見る目も無いのに言い切ってみる)
        -- クロト 2017-06-02 (金) 00:24:49
      • この街で暮らしとるだけでそのへん冒険するより冒険って…お姉ちゃん思うで!(いろんな文化や生物が無秩序に存在してるという状況はそう確信させるのに十分である!たぶん)




        !?
        (一途っていうのを真っ向から否定されればそう言わざるを得ない、JK魂の叫び)
        ちがいますぅー!男の子はどーか知らんけど女の子はこれや!と思った男の子を育てたり立てたりするんですぅー!(子供のケンカレベルである)
        そーいうアンちゃんはどないやねん!男の子しとるんとちゃうん!?(罠だ!そういう自分は奔放な性活してるのか!と逆に聞き返されてしまったぞ!実戦経験ゼロでは厳しいかもしれない) -- JK 2017-06-02 (金) 00:32:09
      • (ぐ、と声を飲む。反論されればそうなのかもと思ってしまう、が)ばばば、ばっかお前!ばかお前!お、俺ぁ遊びまくりよ!もうこの辺の娼館全部制覇したわ!!
        あーあー、えーと風呂!そう!角の店の風呂すごかったなー!10メートルはある滝があったなー!(眼が泳いでいる。泳ぎまくっている。大海原を往くシャチの如くダイナミックに)
        (その時、店の奥で二人の男がガタンと大きな音を立てて席を経つ音がした。二人の顔は酒精でない色で赤く、その卓は穏やかでない空気を漂わせている)
        ん?……おーっと…(助かったとばかりにそちらへ向き)すまん、したくもねぇが仕事の時間みてぇだわ。おおーいそこのお兄さん方ー?ちぃーっと席に座ってうち特製のヌルい水でも一杯どうだい?
        (JKに手を振って店の奥へと歩いていく痩せた男、その去り際)ああ、姉ちゃん名前は?俺はクロト。…(少し言い淀み)寝ぼけ眼のクロトだ(そう、声をかけた)
        -- クロト 2017-06-02 (金) 00:45:04
      • うそこけー!アンちゃんの安月給でそんな回れるわけないやろ!(二重にひどいディスをかますが店長からの視線を感じて口に手をあててしーのポーズでトーンダウン)
        あっ!こら待…(と、追おうとするもののいわゆる仕事モードに流石に空気を読んだか黙って後ずさり…)
        お姉ちゃんはJKの紗陽莉ちゃんやで!アンちゃ…寝ぼけ眼のクロトはん?(にひっとイタズラっぽくそちらを見るとくるりと背を向け)
        ほな!お仕事頑張ってや!(手を振って昼の町に繰り出す…JKの行く先は今日も未定である) -- JK 2017-06-02 (金) 00:51:39
  • そんじゃ、ま、セックスセックスっとぉ。 -- クロト 2017-06-01 (木) 22:50:25
  • 寝ぼけ眼のクロトは狼討伐依頼を受けた。

    冒険成功!

    筋力が8上がった!
    耐久が7上がった!
    敏捷が2上がった!
    器用が5上がった!
    知力が10上がった!
    魔力が7上がった!
    感応が10上がった!
    幸運が3上がった!

    出来の良いロングボウを手に入れた!

    報酬として金貨2000枚を受け取った! -- 2017-06-04 (日) 02:45:09
    • ふーむ…ま、初陣はこんなもんかねぇ。失敗しないで無事終わっただけマシとすっか。
      …しかしロングボウとは。弓なんぞ何年ぶりに持つか…、折角だしサビ落としと行くかね。
      (しばらく練習にロングボウを使っていたが、飽きると売り払って生活費の足しにしたとか)
      -- 2017-06-04 (日) 02:45:31
  • 寝ぼけ眼のクロトは隊商護衛依頼を受けた。

    冒険失敗……

    筋力が10上がった!
    耐久が8上がった!
    敏捷が8上がった!
    器用が6上がった!
    知力が3上がった!
    魔力が4上がった!
    感応が8上がった!
    幸運が5上がった!

    壊れたクロスボウを手に入れた! -- 2017-06-05 (月) 22:02:13
    • ぐえー!……二回目にして失敗かよ!まあ大事にならなかっただけ良かったとも言えるが…。はぁ…貧乏生活はそのままか…。
      それよりもまたクロスボウってなんだよ!しかも壊れてるとか馬鹿にしてんのか!!(ぶん投げて完膚無きまでに破壊したとか)
      -- 2017-06-05 (月) 22:05:17
  • 寝ぼけ眼のクロトは洞窟探検依頼を受けた。

    冒険成功!

    筋力が1上がった!
    耐久が4上がった!
    敏捷が9上がった!
    器用が8上がった!
    知力が6上がった!
    魔力が1上がった!
    感応が6上がった!
    幸運が1上がった!

    壊れた光の指輪を手に入れた!

    報酬として金貨4000枚を受け取った! -- 2017-06-06 (火) 00:08:32
    • うっし!!やっとまともな報酬だ!…その分なんか前よりも鍛えられてねー気がしないでもないが…些細なことだな。
      ……ってまた壊れたアイテムかよ!!全然これは些細じゃねぇよ!!(両側から指輪をメキャァして完全破壊)
      -- 2017-06-06 (火) 00:10:56
  • 寝ぼけ眼のクロトは鉄鉱脈捜索依頼を受けた。

    冒険成功!

    筋力が4上がった!
    耐久が1上がった!
    敏捷が4上がった!
    器用が3上がった!
    知力が2上がった!
    魔力が8上がった!
    感応が9上がった!
    幸運が7上がった!

    質の悪い帽子を手に入れた!

    報酬として金貨9000枚を受け取った!

    道中、寝ぼけ眼のクロトは 祟り神 を撃退し、ぼろぼろの瓦 を手に入れた!! -- 2017-06-07 (水) 02:18:47
    • いよっしゃ!くくく一度謙虚になったのが良かったか…強敵だったが当たりの上に大儲けだ!(しかし戦利品を見て)
      ………なんでなんかこう…壊れてたり質が悪かったりぼろぼろだったり……ま、まあこいつは記念品にとっとくか。
      (帽子はさくっと売り払ったがぼろぼろの瓦は一応取っておいたという)
      -- 2017-06-07 (水) 02:23:01
  • 寝ぼけ眼のクロトは巨大ムカデ討伐依頼を受けた。

    冒険成功!

    筋力が3上がった!
    耐久が7上がった!
    敏捷が9上がった!
    器用が9上がった!
    知力が5上がった!
    魔力が2上がった!
    感応が10上がった!
    幸運が7上がった!

    出来の良い闇の魔法書を手に入れた!

    報酬として金貨9000枚を受け取った! -- 2017-06-08 (木) 22:24:37
    • いいねいいねぇ、良い風が吹いてきてんじゃねぇのぉ?戦利品も出来が良いし…(魔法書をぺらぺらめくり)
      …あ、無理。わかんね。やっぱこの手のはさっぱりだな…ま、いいか(上機嫌で魔法書を売り払いに行ったとか)
      -- 2017-06-08 (木) 22:27:06
  • 寝ぼけ眼のクロトは貴重な薬草捜索依頼を受けた。

    冒険成功!

    筋力が5上がった!
    耐久が10上がった!
    敏捷が8上がった!
    器用が4上がった!
    知力が9上がった!
    魔力が4上がった!
    感応が6上がった!
    幸運が9上がった!

    高級なクロスボウを手に入れた!

    報酬として金貨9000枚を受け取った! -- 2017-06-09 (金) 23:03:04
    • 順調過ぎる…!なんか揺り戻しがこぇえなオイ!…で弓か。ここまでお高そうなのだと売るのちっともったいねぇな(うーんとか言ってた) -- 2017-06-09 (金) 23:05:52
  • 寝ぼけ眼のクロトは巨大ムカデ討伐依頼を受けた。

    冒険成功!

    筋力が8上がった!
    耐久が3上がった!
    敏捷が6上がった!
    器用が5上がった!
    知力が1上がった!
    魔力が10上がった!
    感応が2上がった!
    幸運が10上がった!

    質の悪い闇の指輪を手に入れた!

    報酬として金貨3000枚を受け取った! -- 2017-06-10 (土) 00:16:06
    • またムカデか…こんなでっけぇのがうろちょろしてっとか大丈夫なのかこっちは…。貰えるもんもらえりゃ文句はねぇけどよ。
      (そしてまた闇か!とか言いつつ道具屋に指輪を華麗なスリーポイントで放り込んで売り払ったとか)
      -- 2017-06-10 (土) 00:16:42
  • 寝ぼけ眼のクロトは商人護衛依頼を成し遂げた!

    筋力が9上がった!
    耐久が4上がった!
    敏捷が9上がった!
    器用が1上がった!
    知力が8上がった!
    魔力が3上がった!
    感応が10上がった!
    幸運が5上がった!

    上質な護符を手に入れた!

    報酬として金貨3000枚を受け取った! -- 2017-06-11 (日) 22:51:34
    • …ふむ。簡単な方の冒険も試してみたが当たり前だが一回じゃ大差ねぇな。
      まー上等なもんも出るっつーことは戦利品も特に関係なく一緒ってことか…(まじまじと護符を眺めてたとか)
      -- 2017-06-11 (日) 22:57:51
  • 寝ぼけ眼のクロトはゴブリン討伐依頼を成し遂げた!

    筋力が3上がった!
    耐久が2上がった!
    敏捷が3上がった!
    器用が6上がった!
    知力が9上がった!
    魔力が6上がった!
    感応が10上がった!
    幸運が7上がった!

    ごくありふれた闇の杖を手に入れた!

    報酬として金貨6000枚を受け取った! -- 2017-06-13 (火) 22:00:55
    • (手堅く冒険を終えた帰り道、同行者に風の噂を聞く)…ほう?騎士団だと?へぇ…そんなことが。平民から集めたりもすんだな…。
      にしても騎士団ねぇ。修業には良さそうではあるが…うーむ…騎士ねぇ…規律とか誇りとかモロモロがとてつもなく面倒そうだなオイ。
      でも騎士なー…(考え事をしたりしなかったりしつつ、帰途についたとか)
      -- 2017-06-13 (火) 22:09:19
  • 寝ぼけ眼のクロトは古文書捜索依頼を受けた。

    冒険成功!

    筋力が1上がった!
    耐久が9上がった!
    敏捷が2上がった!
    器用が4上がった!
    知力が9上がった!
    魔力が10上がった!
    感応が6上がった!
    幸運が3上がった!

    ネバネバしている氷の魔法書を手に入れた!

    報酬として金貨9000枚を受け取った! -- 2017-06-17 (土) 22:46:12
    • くっ…とうとう来たかネバネバシリーズ!しかも魔法書とか即廃棄以外の何者でもない…(ぽいす)
      んでこっちは…と…鶏鳴…騎士団?…なんか楽しげだなオイ。おはよう朝からコケコッコーってか。…朝ぁ弱いんだがなぁ。
      (などと調べ物の書類など見ながらぼやくように呟いていた)
      -- 2017-06-17 (土) 22:51:52
  • さて、騎士様の装いってのはこんなもんか?まあ細かい所は後で直すか…。 -- 2017-06-20 (火) 23:04:18
  • ++++++++++++++++++++++++++++++
  • 何処までも密集し立ち並ぶ木々、鬱蒼として茂る木々の向うは太陽の優しい光が漏れ下草を緑に染めている。
    見上げれば昼時の明るい空は幾重にも折り重なった枝と葉と蔦に切り取られ、少々狭く感じられるかもしれない。
    辺りに漂うは深く涼やかな薫り。木の薫り、花の薫り、草の薫り、枯れ葉の薫り、土の薫り、水の薫り、重なり合い心を安らげる森の薫り。
    森に響く小鳥が囀る声、風が木々を揺らすざわめき声、そして…そこに混ざる異質な、硬質な木同士がぶつかり合う音。
    -- 2017-06-25 (日) 22:16:53
    • 「おりゃ!」浅く突いた左手の木剣は囮。本命は対手から見え難いような軌道を描く右の木剣。歪んだ弧を描いて空を切り裂くが。
      「甘い」最小限の体捌きのみで左の攻撃をいなし、完全に見切った動作で両手持ちにした大ぶりな木剣を右の攻撃に合わせ打ち据える。
      「うわっ!…ってー…」かぁん、と一際大きな音が響く。次の瞬間、攻撃を繰り出した歳の頃十程の細身の少年の右手にあった木剣は消えていた。
      「…小手先の策に頼るからだ。馬鹿め」返す刀で壮年の男性が少年の頭を木剣でぱかん、と打つ。これまたなかなかいい音をさせ、少年はうずくまる。
      「いってぇ!!!もう決着ついてんだろこれ!?んなマジで打たなくたっていいだろ!?」少年が非難の声を上げるが。
      「もう一度言う。馬鹿め。俺が本気で打っていればお前の頭なぞ西瓜の如くだ」壮年の男は呆れたように返す。
      「ちっくしょう…あー負け負け!俺の負けですよ!!」投げやりにそう言えば、少年は手足を投げ出し寝転んでしまう。
      -- 2017-06-25 (日) 22:17:09
      • やれやれとため息をつき、木剣を収める壮年の男。飛んでいった少年の剣を回収し戻れば。
        「…誰が休んでいいと言った?立て。今日は俺から一本取るまでだ」そう、低く重い声で寝たままの少年に告げる。
        「無理だろ!?いっつも一日やって一回できりゃ珍しい方じゃねぇか!むーりー!むーりー!」
        「はぁ…立て、クロト。あと十秒以内に立たねば飯を抜くぞ」繰り返し告げる男、今度は少年の剣を差し出して。
        「えっ、やめて。この前も抜いたじゃねーかネグレクトだネグレクト!断固抗議する!」
        「ならば、立て」
        短く言い放つ男、しかし立てば地獄の修業が再開されることは必死、どうしたってそれは避けたい少年は頭を回しある一言を捻り出す。
        「…えー…えーと…あ!そうだ急用思い出した!ほ、ほらなんか村にどっかの騎士団が来てるらしいじゃん!?今見に行かないと帰っちまうかも!」
        苦しい言い訳を放つ少年。しかし、それを受けた男性は顎に手をあて何かを考えるようにし。
        「…騎士、か」ぼそり、と確かめるように呟いた。
        -- 2017-06-25 (日) 22:17:38
      • あれ?意外に行ける?と顔を輝かせる少年。駄々をこねていた今までが嘘かのようにがばっと起き上がって。
        「そうそう!結構強い騎士らしいし!話とか聞けるかもだし!ほらこれも修業だろ?な?」畳み掛ける。ここが正念場とばかりに。
        「…よかろう。では本日の鍛錬はここまでとする」厳かにそう言い、持っていた剣を荷物にまとめ始める。
        「さっすが!話がわかる!」身体の草を払い同じように帰り支度をする少年。
        「彼奴等は俺達とは違うが…しかし学ぶべきこと、教えられることは多い。漫然とただ見るだけではなく…」
        「わーってるわーってる。万事万全まるっと承知だ、んじゃ!」
        男性の話を遮り、一息に言い切って足早に少年は駆けていく。まるで逃げるように…というより逃げた。
        「…まったく。才能はある癖に…いつまでも身を入れようとせん。…騎士、か。それも…いいのかもしれん」
        細く小さなその背を肩を竦め見送り、ゆっくりと歩きだす男性。
        少年も、男性も今はまだ知らない。その小さき背がある騎士団の名を背負うことに。
        深き森を明るく照らす、暁の時に吠える騎士の一員となることに。
        -- 2017-06-25 (日) 22:17:58
  • ++++++++++++++++++++++++++++++ -- 2017-06-30 (金) 00:05:48
  • そこには、赤い岩と砂と乾いた風しかなかった。
    地平の果てまで続く荒涼な風景。雲さえも殆ど無い青空は遮るものがない大地を苛烈に照らし続ける。
    時折、草一本も生えぬ岩山がびゅうびゅうと吹き付ける風にもはや耐えられぬとばかりに自壊して削れた。
    そこに存在する音はそれだけ。風と岩の砕ける音、それだけ。
    生命の息吹など欠片も感じられず、砂漠よりもなお死んだ世界。はるか星の海の向うの大地のような、命の無い世界。
    だが、そこに今、確固たる一つの命が存在していた。
    ボロ布を全身に纏い、太陽と風に耐え、歩み続ける一人の人間。たった一つのその生命を抱え、何かを目指している。
    幾つもの昼と夜が過ぎた。自身にもその数が分からなくなったころ、人は背程の高さのある岩の前にたどり着いた。
    -- 2017-07-09 (日) 23:38:01
    • 岩は、周囲の崩れ行く赤い岩石とは違い、金属のような硬質的な輝きを見せている。
      遠目から見れば銀色の石碑にも見えなくはなさそうなそれは、表面には何も刻まれておらずただ荒野に突き立っていた。
      人はその岩の前に立ち、しばし立ち尽くすと、ある時口を開き声を上げた。
      すると、答えるようにその石碑からふわりと2つの影が浮かび上がる。

      それはかたや一点の曇りなき純白の毛並みを手足の末端と胴体に僅か纏い、頭に耳持つ少女。
      それはかたや一筋の光も返さぬ漆黒の毛並みを手足と末端と胴体に僅か纏い、頭に耳持つ少女。

      石碑を挟むように宙にあり、人を挟むように左右に位置した少女たちは、
      毛並みと同等の白と黒の輝き持つ瞳で、透徹するような眼差しを向けていた。
      その少女たちを見て、人は一瞬ひるむ様子を見せたものの、顔のボロを脱ぎ捨てまた一声をあげる。
      「「肯定する。我はお前たちが神と呼称する存在。少なくともそう定義された存在」」
      僅かな間も開けず完全に同時に二人の少女が口を開き、発音する。
      どちらが放った声が判然としないが、その言葉に瞳の奥に燃やす何かに火をくべられた人は口を開く。
      「「……検討する。12.47秒の思考時間を消費予定として設定。待機せよ」」
      じりじりと身を焼く太陽の熱に耐え、人はその場で待つ。
      一秒一秒が無限にも感じられるその時間を微動だにせず過ごし…。
      「「承認。…お前の願いを、叶えよう」」
      神託が下る。不動の石の如くだった人は思わずその身を乗り出した。
      「「ただし」」
      -- 2017-07-09 (日) 23:38:24
      • 二人の少女が動く。右の白き少女は右手を、左の黒き少女は左手を同時に振り上げた。
        その瞬間、石碑を中心とした半径数十メートルを円とした縁から青々とした新芽が芽吹き、瞬く間にそれは木となり、
        次の瞬きをする間に見上げるような大木となり、あれほど熱かった灼熱の日差しを遮り木陰を作る。
        命の存在は例え種のみでさえ何もなかった大地から、次々とまるで爆発するように木々が生え、蔦が伸び、花は咲き誇る。
        たちまち辺りに漂う草いきれ、青々とした木々の香り、混ざるは花弁が放つ甘い香り。
        世界が変わっていく光景に呆然とした人が、慌てて周囲を見回す頃には、そこは深緑の世界へと形を変えていた。
        「「盟約せよ」」
        弾かれたように少女へと振り向く。先程の呆けた様子など一瞬にて消える。
        「「違えることなき、約束を守れ。それがお前の願いの代償だ」」
        続けて少女たちの口元だけが動き、唇の間から人ではあり得ぬ長さの犬歯が覗いたが、声は響かず。
        ただ、盟約が直接、魂に刻まれたかのように人の内側へと送られてくる。
        「「…少々、我はこの在り方に飽いてきた所だ。人よ、斯く在れかし」」
        ボロを脱ぎ捨て、少女たちへと向かい合い、人は力強く頷きを返す。
        盟約は成った。そうして人は踵を返し鬱蒼とした森の中へと消えていく。
        少女たちはしばらくそれを眺めていたが、ふ、といつの間にか消えていた。

        後には、つい先刻まで存在もしなかった木々がざわめく音だけが残されていた。
        -- 2017-07-09 (日) 23:39:09
  • ++++++++++++++++++++++++++++++ -- 2017-07-11 (火) 23:48:06
  • ある部屋の中、岩を削って形作ったような髭面の男が紙の束を手にして普段よりも厳しい顔をしていた。
    手紙の主がその様を見れば、『ああそういやここにも団長みてぇなのが居たわ』などと寝ぼけ眼を苦笑の形に歪めながら言ったかもしれない。
    男は深く椅子に腰掛け、真面目に書いたら負けだとばかりに殆ど殴り書きで書かれたような勢いのある文字を一行一行ゆっくりと読み進めていく。
    時折、手紙を読みながら深く入れたコーヒーに口をつけていたが、読むのに時間をかけすぎてそのコーヒーが冷めた頃。
    「あらあら、クロトから手紙が来たの?やぁねあの子らしくない」
    などとどこか柔和な声を響かせながら妙齢の女性が男の背中越しに手紙に目をやりつつ現れる。
    そうして冷めたコーヒーに熱々のお代わりを継ぎ足せば、男へと興味深そうな視線をやり。
    「今あの子は何をやってるの?ごはんちゃんと食べられてるかしら」
    頬に手をやり少々困ったような顔をして呟く。
    「…大事無いようだ。俺も驚いたが、お前も驚くぞ。…なんとあいつは騎士団に居るそうだ」
    低い声で語られた我が子の現状を聞けば女も目をまんまるに見開いて驚く。
    「過酷な冒険をなんなくこなし、数々の輝かしい功績を上げ、騎士の栄誉をほしいままにしている…と。
     ……九割は話を割り引いておいた方が良さそうだな」
    男の厳つい顔つきに苦渋の色が滲んだのは心労からか。
    「あらあらあら、すごいじゃないの。一応信じてあげましょうよ…その方が多分帰ってきた時楽しいし?」
    くすくすと笑う女性。楽しげなその笑みには安堵の表情が混じっている。
    「少なくとも、元気そうなのだけは間違いないのだし。にしても…あの子が騎士ねー…似合わないわね」
    「似合わんな。…俺は騎士になれだのと一回たりとも言った覚えはないのだがな」
    「まあまあまあ、いいじゃないの。きっと精々従者でしょうけど盗賊か何かになるより百倍マシだわ」
    はあ、と深い溜息をついて沈黙こそが同意だという風に熱さを取り戻したコーヒーを傾ける。
    「…そういえば、新しい手紙が来てたわよ?見る?」
    男は首肯し女から手紙を受け取ると、それまで読んでいた手紙と違い流すように目を通す。そして読み終わると口角をきつく結ぶ。
    「…何かあったの?」
    「ああ、良くない知らせだった。今夜は戻らん。飯はすまんが一人で食ってくれ」
    「はいはーい。引退したのに暇にならないものねぇ」
    「仕方あるまい。サボっていたとはいえ今はあいつの人手もないからな。それでは…行ってくる」
    残っていたコーヒーを胃に流し込み、席を立ち壁にかけられていた大剣を取り背負う男。
    部屋をどかどかと歩き重いドアを開けたその時にはもう、男の瞳は『戦士』のものへとなっていた。
    -- 2017-07-11 (火) 23:49:06
  • ++++++++++++++++++++++++++++++ -- 2017-07-15 (土) 21:29:11
  • 深い森の中、木々は風にざわめき揺れている。見るものが見ればそれらの木々に疑問を抱いたかもしれない。
    それらの木々はどれも樹齢数百年の立派な物、なのだが…逆にそこまで、なのだ。
    若い木々はいい、しかし大量に生える古い木々はどれもがある程度の樹齢しか見せていない。
    自然な森ならばもっとバラつきがあるものだ。少なくとも線を引いたように上限が一律にはならない。
    それは、つまり…数百年前に突然、この森が生まれたかのような。
    その木々の合間に、僅かな喧騒が流れる。
    それを聞いたある好奇心旺盛なリスが居た。リスはよせばいいのにそれに耳を澄まし近寄っていってしまう。
    近づけば近づくほど大きく響くそれは、何か硬質な金属的なものが、別の何かを切り裂いている音。
    合わせて草花を荒々しく蹴散らす音、人間の吐く荒い息…一人分のそれだ。
    -- 2017-07-18 (火) 00:56:26
    • 幸か不幸か…リスにとっては幸運だったに違いないが、少し開けた広場にたどり着いた時、喧騒は止まっていた。
      辺りは何故かぽつぽつと古木が枯れ、草花も所々が萎れ、地面に歪なまだらを描いていて。
      そこに残っていたのは未だ止められぬ荒い呼吸を繰り返す女性、ただ一人のみ。
      いや…残っていたのはそれだけではない。長剣を片手にぶら下げた女性の周囲には夥しい…根。
      一本一本が人間の腕ほどもあり、中には子供の胴体程もあろう太さの根まである。
      長剣には深緑の汚泥のような液体がこびりつき、辺りの草花にもそれは撒き散らされていた。
      争いがあったのだ。リスには詳細を察することもできようもないが、ここに確かに争いがあった。
      「終われない…私たちはここで終われないんだ」
      女性が…絞り出すようにぼそりと、呟いた。
      そうして呼吸を整えたのち、剣を振り液体を払い鞘に収め森の奥へと踏み込んでいく。
      リスは、がっかりしていた。どうやら見ものになるようなことはすでに終わっていたらしい。
      諦めて小さなその身体を翻し、リスも森の中へと消えていく。
      たった今…自らの小さい命が、間接的に護られていたことに気づきもしないで。
      -- 2017-07-18 (火) 00:56:46
  • ++++++++++++++++++++++++++++++ -- 2017-07-21 (金) 03:43:52
  • ある晴れた穏やかな日の早朝、物干し台の前に立つ妙齢の女性が一人。
    パン、と洗濯物を張って皺をとる心地いい音を響かせながらも、女は浮かぬ顔をしていた。
    夫が家を出てからしばらく経つ。今までの例からすれば珍しいことではないが、ここ最近は少なくなっていたこともあり、
    どうしても胸によぎる不安は拭えない。それに、あれほどまでにはっきりと凶事であるということを告げるのも
    また少ないこと。常から慎重であり、その言動も口数少なく言葉を選ぶ男であるからこそ。
    それでも、戦士の家の妻として、不安に駆られ日々の生活を崩すようなことはしたくない。
    そうでなければ…誰が彼の帰ってくる家を護るというのだ。
    「でも…やっぱり少し遅いわね。長くなることも考えなきゃかしら」
    待つのは自分の役目でもあるが、場合によっては助けになれるかもしれない。
    そんなことを最後の一枚を干し終えた時に静かに考え始めていれば…。
    -- 2017-07-21 (金) 03:45:41
    • がたん、と家の入口付近で物音がした。
      洗濯籠を放置して急いで駆け寄れば、そこに居たのは待ち望んでいた男の顔。
      少しやつれたように見えるだろうか、だが、紛れもなく生きて帰ってきてくれた、それだけで十分だ。
      「おかえりなさい!」
      満面の笑顔で帰宅をねぎらい、思わず女は抱きついてしまう。
      「…今、帰った。…つっ」
      男は苦笑を浮かべながらも女を抱きしめたが…思わず声が漏れる。それは痛みによるもの。
      「…ごめんなさい!怪我したのね…、痛むの?」
      「問題無い。…が、軽い怪我とは流石に言えんな。早速で悪いがベッドの用意をしてくれるか」
      「ふふ、貴方がいつ帰ってきてもいいように、もうしてあるわ」
      「ありがたい。…いつも苦労をかけるな」
      「今更なに言ってるの、もう何年経ったと思ってるんだか」
      そうして夫を支え、家の中へ。男は装備を外しさえもせずどかりといつもの定位置の椅子に座り、深く息をつく。
      「…そんなに今度のお仕事は大変だったの?」
      手早くコーヒーを入れ、いつものように出す。男は嗅ぎ慣れた香ばしいその香りに目を細め、一口すすり。
      「『根』が現れた」
      簡潔にして重々しい一言。女の顔に驚きの色が乗る。余りにも簡潔すぎて事情を知らぬものには意味がわからぬだろうが、
      シルワの国の戦士の家に生きる女にはそれで十分だった。
      「……確認出来たものに関しては殲滅したが…既に国外へと広がった形跡があった」
      「千年以上も前に居なくなったはずじゃ…それ…大丈夫なの?」
      「分からん。…恐らくは風か水に乗り遠方まで届いている可能性が高い。今の所考えられるのは…」
      窓の外を険しい表情で見やる。それはこの半年間ほど、幾度も幾度も見やった方向。…己の息子が向かった先。
      「あいつは…あの剣を持っていったのだった、か」
      こくりと、女は頷き、同じように窓の外を見つめる。
      「休む前に…手紙の準備をしてくれんか。伝えねばな、あの馬鹿息子に」
      そうして、二人の夫婦はそっと手を重ね遠く遠く遥か空の向うを望む。
      長く深い闇を抜け、暁の空を望んでいる男と、距離はあれど同じ、日の昇る空を。
      -- 2017-07-21 (金) 03:46:36
  • ++++++++++++++++++++++++++++++ -- 2017-07-23 (日) 22:42:33
  • 穏やかな時の流れる森に建つある家の中、物が少なく、有るものはどれもが実用一点張りという雰囲気であり、
    しかしその少ない物が尽くきっちりと整頓されている部屋。壁に掛けられた大剣と、その質実剛健な様の部屋が主を示している。
    窓際に飾られた質素な花瓶の一輪の花だけが唯一の潤いか、その花もほんの少しだけ萎れているように見えるが、
    厳しい顔つきの偉丈夫はベットに折り目正しく横になり、目を閉じてそれには気付いていない。
    しばらくの時が流れ…ドアを開けて一人の妙齢の女が静かにやってきた。
    女は音を立てず花瓶の水を変え、ベットに寝る男を見ていかがしたものかと首を傾げたが…。
    「……すまんな」
    いつの間にか男は目を開き、女の方を見ていて。
    「あら、ごめんなさいね。起こしちゃったかしら?」
    「いや、いい。そろそろ起きねばとは思っていた。傷もほぼ治ったしな」
    そう男が言えば、ベットから起き上がりその端に腰掛ける。そうして、女の方を見て。
    「…手紙か」
    「そ、だから起こそうか迷っちゃってね。…あの子よ、今見る?」
    女は少し安心したような素振りで封をされたままの手紙を差し出す。手紙が届くのであれば、
    少なくとも我が息子は安全であるという証でもある。内容次第ではそうも行かなくなるが…それは、男と一緒に確認したかった。
    「ああ、そうする」
    そうして封書を受取り、封を取れば中の手紙を取り出す。
    女も男の横に座り、手紙の内容に目をやれば…そこには実に短く、簡潔な報告と威嚇の言葉。
    「あらあらまあまあ。上手くやったのね…よかった…ん?」
    ほっと胸を撫で下ろせば、無言の男が気になり手紙から目を話して表情を伺う。

    その表情は…岩のような顔つきだった男の顔は、柔らかく、微笑んでいた。

    「……驚いた。あなたが笑ったのなんて何年ぶりに見たかしら」
    珍しいものを見た、と目を丸くしていれば、どうにも嬉しくなり女も微笑む。
    「…む?そこまでではあるまい。俺だってたまには笑う。…たまにはな」
    心外だという風に答える男の顔つきは、既に普段の通り厳しいものだが女には分かる。内心、喜んでいるのは。
    「どうなることかと思ったが…あいつを追い出して正解だったな」
    「あらあら?狙ってやっていたのかしら?そうでもないように見えたけどねぇ?」
    くすくすと笑いながら女は答える。あれは半分くらいは普通に怒っていたように思えたが、と。
    「…もういいだろう。…ああ、そうだ。蔵に保管していたとっておきの酒を出しておいてくれんか」
    「ああ、あの何十年ものだかって言う?あはは、あの子、あれ飲みたがってたわねぇ」
    「……酒は飲むなと腐るほど言ったんだがな…。まあ…こういう時くらい良いだろう」
    呆れるように…だが嬉しそうに言いながら、手紙が一枚ではなく、二枚あることに気づく。
    まさかこれほど短い手紙に続きがあったとは、と二枚目を見れば…。
    『おもしれーこと思いついたから、見せてやる』とだけ書かれた手紙。
    「…あいつめ。まったく何を考えているのやら」
    渋面を作る。息子の軽口に反応するその様はいつもどおりのこの家の姿で。
    何を企んでいるかわからないが、息子が帰ってくるのを決めたということは…そういうことだ。
    遠くない未来、『戦士』となった息子の姿が現れることを表にはなかなか表さぬ高揚感と共に思いを馳せ、
    そっと静かに…手紙を仕舞った。
    -- 2017-08-04 (金) 02:17:13
  • ++++++++++++++++++++++++++++++ -- 2017-08-08 (火) 00:01:48

Last-modified: 2017-08-10 Thu 00:26:36 JST (2451d)