オプス冒険保険

“オプス冒険保険”は、
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冒険保険とは? Edit

憧憬の篝火たる英雄、人理の及ばぬ未踏の地、怪物達との飽くなき死闘、喪われた旧時代の遺物、金銀財宝一攫千金……。
求めるものは違えど、他では得がたい貴重な成果が、めくるめく冒険の果てに待っています!
しかし冒険にはリスクが付き物!

負傷、急病、呪い、所持品の破損、依頼失敗時の無報酬……。

冒険はしたいけど、怪我や病気で働けなくなったらどうしよう……。
依頼を請けたは良いけど、失敗したら無収入で路頭に迷っちゃう……。
装備や道具を新調したいけど、今は手持ちのお金が無い……。
この依頼は頭数が必要だけど、ぼっちだしコミュ障だから人が集まらない……。

でも大丈夫! そんな時こそ冒険保険です!

傷害疾病時の治療費や生活費! 全滅前の緊急レスキュー!
依頼失敗時の生活補償金! 冒険必需品のリース&レンタル!
ぼっちなアナタには心強い用心棒が同行!

オプス冒険保険は様々なニーズに合わせた各種保険を取り揃えています!

安心して冒険したいアナタ!
相談着手金は無料ですのでお気軽にご相談下さい!
各個人の状況に合わせて、柔軟かつ最適なプランを提示致します!

保険内容の一例 Edit

  • 全滅防ぐよヤッタネ安心プラン
    +  詳細

  • イケイケドンドン初心者応援プラン
    +  詳細

  • 馬小屋バイバイプラン
    +  詳細

  • 薬箱保険
    +  詳細

  • 他にも安全安心の保険を各種取り揃えています☆ まずはお気軽にご相談下さいネ♪
    • ※正確な保険金支払いと不正防止の観点から、多くの保険で調査・監視用の使い魔が冒険先に同行しますが無害です。

ちなみに Edit

現在オプス冒険保険では一緒に働いてくれる従業員を募集しています。
がっつり稼ぎたい正社員、ちょっとしたお小遣い稼ぎのパートタイマー、特定業務を請け負う外注業者。
雇用形態はご希望に合わせてお選びいただけます!

業務内容は多岐に渡るので、アナタのスキルに合わせたお仕事をお任せしちゃいます☆

簡単な書類作成の事務作業、清掃整頓お買い物といった内勤業務、来客窓口対応、
冒険者ギルドへの伝達や折衝、冒険者の同行・救出・回収作業、掛け金の回収取立て……

優しい先輩達が手取り足取り優しく教えてくれるのでご安心下さい!

給与・待遇は応相談ですが、労働基準局も笑顔でニッコリな超絶ホワイト雇用契約をお約束します☆
ちょっと働きたいんですけど〜、という方は窓口までお気軽にお声がけ下さい♪

窓口 Edit

社長>FA/0042#j545f316   常務>FA/0042#g179a650
ナディ>FA/0042#qdb6d7bc   ユーノー>FA/0042#r8f36ad3
カルディナ>FA/0063
&ruby(){};  SIZE(){}  &ref(,100x100);
  • 指定らしきものがあれば、該当する人が出てきます。
    • なければ適当な人が出てきます。
  • 保険会社以外のシチュエーションでもご随意に。
    • 特に指定が無ければ事務所内のシチュエーションと想定して対応します。
edit/refer
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顧客リスト Edit

名前性別年齢加入保険備考
久世男性13歳全滅防ぐよヤッタネ安心プラン「若くして大望を持つ。そういう人にこそウチの保険は必要なんだよネ」(社長)
「礼儀正しいし、私とほぼ同い年なのに立派な志があって凄いと思う」(ユーノー)
「ぐぬぬぬぬぬぬぬぬ………………調子に乗るなよ若僧ッ!」(社長)
リッキー男性23歳馬小屋バイバイプラン「どうして全滅防ぐよヤッタネ安心プランに加入しなかったのかしら……」(ユーノー)
「備えというのは弊害もある。単純な損得勘定だけで人は動かないものさ」(社長)
人生は人間に大いなる苦労なしには何も与えぬ。逆境こそ魂を強く彩る」(部長)
「ハハハ、お客さんの前じゃ絶対言っちゃいけない事だねコノヤロー」(社長)
ハロリータ女性9歳全滅防ぐよヤッタネ安心プラン「リッキー君からのご紹介だネ」(社長)
「ふむ。保険を要するとは思えぬが」(部長)
「さて、それはどうかな。保険に入ったという『事実』が必要なのかもしれないしネ」(社長)

社員 Edit

名前性別年齢業務内容備考
久世男性13歳主に部長と組んで回収・救助・護衛に類する業務。
(非常勤)
「内勤や営業も含めマルチに活躍して欲しい人材だが、当人の希望もあるし、部長付きが優先カナ?」(社長)
「つまり荒事の無い間は、私の代わりに掃除や書類整理という難解な作業を任せても問題ないという事か」(部長)
「Exactly! マァ、ウチはあくまで副業扱いだし、そういう時はお休みにしていいんじゃないカナ……」(社長)

特別枠 Edit

名前性別年齢内容備考
ダイアたぶん女性不明金貨五千枚の融資を頂く。
サービスとして店先に止り木を設置。
「部長の謎采配で斯様な結果となり誠に遺憾に思う」(社長)
「彼女、冒険をしているようだし、もしや保険加入のつもりだったのでは?」(常務)
「ないわー。マジでないわー」(社長)
ダー・フェンザー男性不詳薬箱保険で使用する薬の納入契約「需要と供給を客観的に把握し、かつ実行する能力を併せ持つ。
個人事業主としてある種の究極系じゃないかな彼は」(社長)
「旦那がそこまで言うのも珍しいな。だが確かに学ぶべきところの多い御仁だ」(常務)
「学ぶのはあくまでビジネスの手腕だけにしておきなさい。信用出来るが心酔は禁物だ」(社長)
トゥリパ女性9ya部長の回収作業に運び屋として同行契約
(トゥリパ嬢の手が空いた時のみの臨時契約扱い)
「……彼女、妊娠しているのでは?」(常務)
「……いくつかの懸念を勘案しても、彼女の能力ならば問題は無いと思うヨ」(社長)
「確かに部長が同行するのならば大抵のことは問題にならぬと思うが……」(常務)

済リスト Edit

名前性別年齢保険契約見込み備考
ネピェ女性不詳なし「まさか一般企業用の保険を求めた客人が来るとは」(常務)
「同じ事業主として切実な悩みだけに、お力になれず大変申し訳なかったね」(社長)
ビデスト男性不詳なし「合理主義者に保険は不要という好例だね。彼の様に割り切れる人はそう多くない」(社長)
「広場で二言、三言交わしただけだが、立ち居振る舞いに隙の無い御仁だったな」(常務)
「兎角、魔術師というのは己が力に溺れがちだ。真の賢人は危うきに近寄らぬものさ」(社長)
ビスコ男性13歳なし「冒険して無いからネ。契約見込みは当然無いよネ」(社長)
「私の絵の先生」(ユーノー)
「別な意味で冒険しやがったら許さんからな!」(社長)

創設メンバー Edit

exp032655.jpg

社長 Edit

qst087882.jpg名前エドモンド・コーンスス種族人間
性別男性年齢60オーバー
(黄昏暦1029年生まれ)
身長・体重181cm/63kg性向お茶目
役割代表取締役兼社長兼CEO兼(中略)雑用モットーラブ&ピース。
好き孫娘(お嬢)
嫌い孫を害するありとあらゆるもの
・オプス冒険保険の代表者。スタートアップ企業でありがちなトップ依存の典型例。
 要するに「やらなくちゃいけないことを何でもやる人」である。
・以前は魔導の研鑽に血道を上げる典型的な魔術師だったが、孫娘の誕生により只の孫バカに変転する。
・「絶対零度」の称号を冠する高位魔術師。かつては血も涙も無い冷血漢と恐れられていたが、今や見る影は無い。
外見
・白髪碧眼。夏場でもスリーピースやダブルのスーツで過ごす老紳士スタイル。
・常に黒眼鏡を着用している。眼鏡で隠れている右目は、過去の出来事で失っている。
・薄く伸ばした口髭と顎髭。毎日手入れは欠かさない(一時期伸ばし放題にしたら孫にだらしないと怒られた為)
・上背があり体格もガッチリしている。服装と相まって威圧的な風貌をしている。
社長年表
・黄昏歴1087年:孫娘を抱っこした瞬間、顔面崩壊。社長の妻曰く「あんな顔初めて見た」
・黄昏歴1090年:孫娘に「じいじ、くさい」と言われ一週間寝込む。快復後、人生初めての禁煙を断行。
・黄昏歴1092年:孫娘に「じいじ、目が怖い」と言われ一週間寝込む。快復後、常時サングラス着用となる。
・黄昏歴1096年:孫娘が自分よりも常務に懐いているのに気づき、一週間寝込む。快復後、鍛錬の名目で常務をボコボコにする。
・黄昏暦1097年:孫娘に「お爺様」と呼ばれるようになり取り乱す。妻も「お婆様」と呼ばれるようになったことに気づき、正気を取り戻す。
・黄昏歴1099年:会社設立後、孫娘が「社長」としか呼んでくれなくなったことに気づき、寂しさで枕を濡らす日々が続く。

常務 Edit

qst087884.jpg名前青(セイ)種族人間
性別男性年齢26歳
(黄昏暦1075年3月生まれ:正確な生年月は不詳)
身長・体重192cm/84kg性向謹厳実直
役割社長付秘書兼業務執行取締役モットー報恩報復。人の長所は素直に褒めろ。
好き社長。社長が大事にしているもの。
嫌い社長に仇なすもの。
・13歳の時に社長に拾われて以来、常に社長に付き従う忠義者。
・社内ポジションは社長補佐であり、「やらなくちゃいけないことを何でもやる人2号」である。
 本来は荒事を得手としているが、内勤作業が壊滅的な部長をカバーする為、事務所内に居る事が多い。
・徒手空拳で大熊を屠る剛の者。東国由来と思しき拳術を駆使し、その腕前は若くして絶人の域に達している。
外見
・黒髪黒目。社長に倣って、夏場でもスリーピースやダブルのスーツを着用。
・しなやかな筋肉の付いた偉丈夫。表情に乏しいため威圧的な印象を与えることが多い。
・右腕には竜が巻きついたような刺青が施されている。青(セイ)という名前の由来ともなっている。
エッチな巨乳になっちゃう薬被害時

部長 Edit

qst087844.jpg名前ナディ種族死神
性別女性年齢不詳(3千歳以上)
身長・体重160cm/42kg性向マイペース
役割対暴要モットー善悪は魂の薄絹。
剥ぎ取れば醇乎たる煌きあり。
好き多様な彩りを見せる魂
汎人類種の文化
嫌い魂を冒涜するもの
・単身でドラゴンを撃破する力を持つ女。通称「竜殺し」。得物が大鎌であることから「死神」の異名を持つ。
・その正体は本物の死神であり、自身も隠してはいないが、大抵の人からは冗談と思われて本気にされていない。
・死神の中でも収穫神の色合いが強く、無差別に死をもたらす存在ではない。
 魂の輪廻を円滑にすべく、滅した肉体から安らかに魂を解き放つことを本分としている。
・過去の縁から社長に乞われ、会社の従業員として働いている。
 前述の通り内勤作業が壊滅的なので、主に冒険者の救出や回収業務を行っている。
外見
・紫髪碧眼。褐色の肌。髪は後ろで纏めて一本に流している。
・豊満な体つきでブラックスーツをきわどく着こなす。業務外ではスーツ以外も着用。
右目の下に泣きホクロあり。一見すると冷たい印象を与える顔立ちだが、存外に表情は豊富。
+  設定を発言から抜粋し解説

お嬢 Edit

qst087843.jpg名前ユーノー・コーンスス種族人間
性別女性年齢14歳(黄昏暦1087年3月生まれ)
身長・体重148cm/38kg性向真面目
役割非常勤・内勤全般モットー自主独立。一念通天。
好き褒められること
嫌い子供扱いされること
身内を侮辱されること
・社長の孫娘。両親は物心付く前に冒険先で死亡したため、祖父母である社長夫妻に引き取られて育てられる。
・社長にべろべろに甘やかされた反動か、非常に独立心が強く、万事において自身の力で遣り通そうとする頑固者。
・大人びてはいるが年齢相応の少女であり、特別な力は一切無い。
・普段は学校に通学しており、休みの際はちょくちょく会社で手伝いをしている。
 本人曰く「常務と部長が働きすぎで可哀想だから手伝っている」のであって、「社長の為ではない」と強弁しており、
 社長の哀しみの涙は今日も加速する。
外見
・黒髪黒目。ロングのストレートヘアー。業務時に帽子とサングラスは着用していない。
・年相応の体つき。社内で唯一スーツを着ず、ブラウスやセーターを中心に落ち着いた服装をしている。
・業務時は努めて無表情にしているが、仕事外では年頃の少女らしい表情や仕草を見せる。

old days Edit

お名前:
  • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp033510.jpg -- 2018-11-04 (日) 22:02:15
    • ……ああ、その写真か? もう30年近く前のものだな。
      渋面なのが私で、その隣でチャーミングに微笑んでいるのがアーデルハイドだ。
      結婚してすぐに撮影した写真だ。でなければ私はこんな顔をしていない。
      なに? なぜこんな酷い顔をしているか? 右目にも傷が無い?
      その二つの疑問は一つの思い出によって解消されるが……そういえばお前にはまだ話したことが無かったな。
      良い機会だ。お前も所帯を持ったのだから、その有難みが分かる話をするとしよう。
      なに? 私には言われたくない? ならば反面教師としろ。そういう話だ。
      さて。話は私とアーデルハイドが結婚することになったところまで遡る。ちょうど写真に書かれている年のことだ。 -- エドモンド 2018-11-04 (日) 22:02:50
    • 当為(ゾルレン)と意欲があるが、能力がない。
      即ち、なすべきことを欲しはするが、それをなし得ない。
      それが父という男だった。
      その父が失意のうちに死を迎え、なんとも厄介な置き土産を残していった。
      家同士の取り決めで知らぬ間に決められていた婚約者。
      魔術師界隈ではそれなりの家格を持つフェーローニア家のご令嬢。
      彼女は父の葬儀が一通り終わった後になって、慎ましやかに我が屋敷を訪れた。
      「初めましてエドモンド。かねての約定により、今日から貴方の妻になるアーデルハイドです。よろしくね」
      佇まいこそ慎ましやかだが、その言葉には力があった。
      顔も知らぬ男の妻になることに対して、一切の惑いも感じられぬ響き。
      そうであることが、さも当たり前のように言い放つ彼女の視線は、まっすぐに私の瞳を捉えていた。
      ──こちらこそ。
      さて如何にして丁重にお帰り頂こうか。
      口にした言葉とは裏腹な思考が頭を巡っていた。 -- 2018-11-06 (火) 00:51:30
      • そも、フェーローニア家というのがよろしくない。
        彼女との婚姻に否定的な理由はいくらでも浮かんできたが、まず第一はソレである。
        何かにつけ己の非才に嘆いていた父らしく、自家より力を持つ家格から嫁を迎え入れる発想が気に障る。
        他の界隈は知ったことではないが、古より連綿と真理の探究に血道を上げる魔術師家系において、結婚は実利と政略によって成されるものだった。
        力の優れる家が相手であれば救いの手とし、同等以下の相手であれば危急の際の保険とする。
        気に食わない、気に食わない、気に食わない。
        己が身を以て真理の探究を成そうとするならば、その手の小細工は不要であり、負け犬の思考でしかない。
        それだけで理由としては充分過ぎるほどであったが、更に承服しかねる事態が存在していた。
        ──なぜ死別した妻の家から、息子の嫁を迎え入れようとしたのか?
        この婚姻がどちら側からの申し入れかは分からない。
        だがどちら側であろうと、フェーローニア家から当家に対して憐憫の類が垣間見える采配であることは疑うべくもない。
        そうかそうか。前の嫁は残念なことだった。今度は息子に寄こしてやるから次は上手くやれよ、と。
        まったくクソ喰らえだ。
        他人のお情けに縋るような生き方など御免被る。
        私は私の手で事を成す。
        当為と意欲に能力が見合っていないならば能力を磨くだけだ。
        能力に合わせて、自らの望みに添わぬ当為と意欲に鞍替えすることなど我慢ならない。
        ましてや父のように、当為と意欲を捨てきれず、己の能力に悲嘆する生き方など以ての外だ。
        与り知らぬうちに決まっていた婚姻など認められるものか。 -- 2018-11-06 (火) 00:52:32
      • 「エドモンド。そなた結婚したらしいな。いかような御仁か興味がある。見せよ」
        「ふざけるな。失せろ死神」
        酒場で食事にありついていると、厄介極まる女が野次馬根性を隠そうともせず話しかけてきた。
        無視したところで、こちらの都合などお構いなしに勝手に屋敷に押しかけてくるのは必定だ。
        口惜しいことに実力行使でこの女を止めることは出来ない。
        誠に遺憾ながら、この女の興味が尽きるまで、フェーローニア家の令嬢の話をするしかないのである。
        「なぜ斯様な場で夕餉を口にしているのか? 奥方はご不在か?」
        健在だからこの場にいるのだ。
        厄介なことに、当家に来てから朝昼晩の食事を用意しているのは使用人ではなく、彼女であった。
        それだけでに留まらず、彼女は使用人の半分ほどに暇を出すと、彼らが行っていた家事一切を自らの手で取り仕切るようになった。
        真に良家の令嬢ならば、家の全てを差配できるように家事諸々についての教育を受けるものだが、彼女は度を超していた。
        本来メイドが着るような仕事着を身に着け、掃除・洗濯・食事の用意などといった主要な家事を、彼女は完璧にこなしていた。
        監督役ならいざしらず、自らが日々実務にあたるなど、魔術師家の令嬢なら考えられないことである。 -- 2018-11-07 (水) 01:16:38
      • 「なんだ。では奥方の手料理が不味いから、ここで食事をしているのか?」
        「完璧にこなしていると言っただろうが」
        何度か口にした彼女の料理は文句のつけようがなかった。
        味、分量、バリエーション。朝昼晩と供されるメニューの使い分け。
        嫌味なほどに隙が無い。
        「先ほどから理解に苦しむ話だなエドモンド。美味い料理を口にする機会をみすみす逃すなど考えられぬ。そこまで偏屈な男だったか其方は」
        「人には人の数だけ事情と機微があるって事をいい加減学んだらどうだ粗忽者」
        家で食事をする際、必ず彼女は同席してくる。
        まめまめしく給仕をしながら話しかけてくる彼女に、気のない生返事を繰り返す作業は苦行に近い。
        私は可能な限り彼女との接触を断とうとしていた。
        前以上に研究に打ち込み、食事や睡眠は極力屋敷の外で行う日々が続いていた。
        「ふむ。では子供はいつ産まれるのだ?」
        「臆面もなく恥知らずが。その『いつ』が訪れることは永遠に無い」
        なにせ彼女には今まで指一本も触れていない。
        これからもその機会はないだろう。
        離縁する女を抱くのは愚策の極みだ。 -- 2018-11-07 (水) 01:18:02
      • ──寝室を共にするのは互いの事を良く知り、合意を得てからにしたい。
        私が結婚にあたって彼女に要求したのはこの一点であった。
        この要求は受け入れられ、その結果として初夜に結婚の証を示すような悪習を回避することは出来た。
        時代の流れで効力は弱まってきたとはいえ、夫婦の営みをもって結婚の成立と見なす文化は生きている。
        結婚の成立・不成立が、離婚調停の決め手となることは古今のケースを見れば明らかである。
        「エドモンド様。いい加減、奥様の事をお認めになっては如何ですか」
        父の代から務める家令の言葉に一瞬耳を疑った。
        奥様。奥様と言ったのかコイツは?
        今までは私に同調して「フェーローニア家のご令嬢」「アーデルハイド嬢」などど呼んでいた家令が。
        奥様と呼んだのみならず、私を諫めようとしていることに眩暈がした。
        「奥様は立派に務めを果たしておられます。エドモンド様もそれに倣うべきでしょう」
        「不当な状況下に置かれて尚も務めを果たそうとする。そこに何か裏があるとは思わんのか?」
        「ほう。では何も裏がなければ奥様をお認めになると?」
        家令の反駁で、ぐっと言葉に詰まる。
        彼女の真意が那辺にあるのか?
        それを確かめた結果どうなってしまうのか?
        考えぬようにしていた問題だ。得も知れぬ漠然とした思いが胸中に漂う。
        「……たとえ彼女の真意がどうであろうと、私は私の為すべきことを為すだけだ」
        「斟酌いたします」
        その斟酌は誰の何に対してなのか?
        詰問したい気持ちを堪えて私は言葉を飲み込む。

        ああ、そうだ。
        誰が何を思おうと、口出しさせない結果を見せつければいいだけだ。
        こと魔術師界隈での話ならば、魔術師として圧倒的な力を見せればよい。
        力と道理が伴えば、互いに望まぬ婚姻など容易く覆せるのだ。 -- 2019-01-14 (月) 22:44:38

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裏口 Edit


Last-modified: 2019-01-20 Sun 14:00:43 JST (327d)