名簿/500651
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- (使用人室を貴族の青年が訪れる。仕事が少なそうな時間帯を選んで。)
ナルツィスはいるかな。君の母上たちに昔の話を聞いて見ようと思うんだが……いらっしゃるかな。 (ナルツィスよりもさらに『使用人』であるといわれた二人だが、果たしてどのようなものであるのか) -- クラウス
- (すっ)祖母と母はお客様の接待で昨日から出払っております。そろそろお帰りになる頃ですが、呼ぶことは難しいかもしれません
しかし、話をしても恐らく満足できるものではないかと --
- やはりそうか……君の言っている通りのようだな。(大体は予想していた通りのことである。)
接待、か……いや、まあいい。 話したかどうか忘れたが、俺は家督の相続を狙うつもりだ。そのためにも、何か聞いておきたかったが……。 ……このままいけば、誰かしら別の当主が就くことにはなると思うが……君達使用人は、特に依存などはないのかな。 俺の父がどういう当主だったか覚えていないが…… -- クラウス
- そうですね──「存じ上げません」か「メイドの私からお話できる事はございません」の二つぐらいではないでしょうか
賃金で雇われている使用人は賃金を支払う方についていくでしょう。職のあてが他にある方は給金次第でやめてしまわれるかもしれませんが 私共のように帰る所のないメイドはその時の当主に従うのみですね……前当主ですか?手の早いお方でした --
- ……なるほど、確かに「使用人」だ。
まあ、それもそうか。家族でもなければ、職場に愛着など持つまいよ。 ……そうだろうな。その手の早い結果がこれだ。(どれだけ使用人との間に子供を作っているのか) 俺が仮に当主となったのならば、そうはなりたくないものだな。ありがとう、参考になった。 家の経営のためには使用人の数も大きな問題だからな。あまり数を減らしてもさらに権威が失墜しそうではあるがね -- クラウス
- 参考になりましたのならなによりです(一礼)
事情があって安い賃金でも働かねばならない使用人も多いのですが…口減らしにやめてもらう事も増えそうです。お家の再興が成るまでは一人当たりの仕事が増えて厳しくなるでしょう 収集がかけられても応じなかったご子息ご息女もおられますし、相当の人数のようです。子供や孫にもお手を出されていますし --
- ……そうなるな、君達にも迷惑をかけることになるだろう。俺が当主になろうがなるまいが、そこは変わらないだろうしな。
ああ、家系図を見るだけでも頭が痛くなるな……ああ、子供や孫にまで……。 そりゃあ、没落もするわけだな。だが、逆にそれだからこそ、ここまで発展したのかもしれない。 ……そのやり方を踏襲するわけにはいかないが。 ……どのみち、俺が当主になっても君達には働いてもらうことになる。俺も、俺自身の過去を取り戻さなくてはならない。 同じ家族、として。よろしく頼む(最後の言葉はあまりに感情のこもらないものだった。記憶喪失のためか、跡目争いの影響か。まだこの家への帰属意識は戻らないようであった。) ……俺たち一人一人が金を出せば復興もできそうな気がするんだがね。 -- クラウス
- ああ──そうでした、クラウス様はお忘れになっておられますが、私がそのお手つきになった子供から産まれた孫です
その身分は捨てておりますので、アーロンデルク家に名を連ねていませんが。いわゆる公然の秘密というものなので、お教えいたします……かつてのクラウス様はご存知でしたでしょうし はい、私共は当主となられたお方とこの家について参りますので……資産問題がたとえ解決しても、次代の当主は決めないとなりませんから…… --
- ……そうだったか。(本人から公然の秘密という者を聞かされ、ばつの悪そうな顔をする。)
いや、すまない。好き勝手なことをいってしまったな……君がその当人とはな。いやはや…… ああ、君達のことがどうなるか気にはなっていたが、それならばこの家にいるしかなさそうだな……ありがとう、使用人の件は参考にしよう。俺が当主になれるかどうかはまだわからないがね。 では邪魔をした。それでは。(そういって部屋を後にした) -- クラウス
- //よく見たら売られてた…! お疲れ様でした…! -- クラウス
- いえ、これも何かの参考になれば幸いです。記憶を思い出される手がかりの一つになるかもしれませんし
はい。それでは失礼いたします(お辞儀をして部屋に戻る。それが彼女の姿を見た最後となった) --
- (//短い間でしたがありがとうございました) --
- ねえねえ、この前も言ってたけれど、メイドの基本技能って一体何があるのよ? -- ふみ子
- (すっと現れて礼)どのような種類のメイドでも家事能力は必要でしょうし、物品の管理もよく任されますね
それから呼ばれると現れたり、呼ばれずともグラスが空になった頃に現れたり……心を空にしてどのような発言にも突っ込みを入れない事も必要かと アーロンデルク家における特殊技能となってくるとかなり踏み込んだ内容になってしまいますのでご容赦下さい --
- 呼ばれると現れるとか2秒で!?2秒でよね!?なんか他にも基本技能おかしいわよ!?
っていうかなによそのアーロンデルク家における特殊技能って!それ気になる!それ教えてよ!! -- ふみ子
- 意外と家の秘密を握っていて連続殺人の最初の犠牲者になるのも基本かもしれませんね(お辞儀)
過分に性的な話になりますがお聞きになりますか?(子供を作りまくっている当主からして予想されるアレコレ) --
- そんな推理モノの犠牲者にまでならないといけないのメイドって……
って何!?性的!?せ、せせせ、性的ってどういう意味よ!?! -- ふみ子
- それ以外は役職に従って求められる技能も変わります。──ただ、今は人手不足もあってみなハウスメイドの様に色々な仕事をこなしておりますけれど
……ずばり性的な意味ですが……お聞かせしてもよろしいのですが、口にするには大変恥かしい内容でございます --
- ずばり!性的な意味なのね!?!はははっは、恥ずかしくないわよ!!ふ、ふん!どうせ大した話じゃないんでしょしょ!!(顔を真っ赤にしつつも強がる) -- ふみ子
- ……そんなに聞きたいのですか?(割と困った顔で)
──例えば私共家族のエプロンは酒場の街特製の乳袋型ですが、この下には何も着けておらずボタンを外すだけで胸を露出できる様になっておりまして……(様子を見ながらゆっくり話す) --
- ボンッ!シュ〜〜〜〜〜………(謎の爆発音の後、頭から煙が出始める…) -- ふみ子
- (とりあえずお辞儀をして冷えたおしぼりを渡す。限界が早くて助かった……という安堵の表情) --
- (こんこん、と二回ノックを叩いて)す、すいません! 誰かいらっしゃいますか!?
(背筋をしゃんと伸ばして緊張した面持ちで扉が開くのを待っている) -- 卯月
- (扉を開き、顔を確認すると一礼してから出てくる)御用でしょうか卯月様。なんなりとお申し付け下さい --
- (畏まった対応にこちらもぺこぺこと頭を下げて)は、はい こんにちわナルツィスさん!
え、えっとですね 今日の用事は今から何をしてくださいーとかじゃなくってー……その (うー、とかあー、とか言葉を選ぶようにうなり声をあげて)こ、これからしばらく時間がある時に私に貴族としてのマナーを教えてほしいんです!! ……私、この間までずっと平民の家で育ったから 畏まった席のマナーとかよくわかんなくって これから貴族として生きるんだったら、そういう知識が必要かなって!(こくこく) -- 卯月
- ナルツィスで結構です、卯月様
(黙って全てを聞き終えてから)──卯月様。私は家政婦や女家庭教師ではなく元客間メイド…現ハウスメイドでございます。御主人様、ご子息ご息女方、お客様に粗相が無い様メイドとしての作法は十分心得ておりますが…… 貴族としての立ち振る舞い、マナーを御側で見てはいるものの、誰からも学んではおりません。教養ある家政婦や女家庭教師…あるいは乳母であればお教えできるでしょうが…… 私にそこまでの学はないのです、申し訳ありません(深々とお辞儀) 貴族としてのマナーであれば、執事のアリステア様にお伺いしては如何でしょうか? --
- や、これは「年上は呼び捨てすんなバカ!」って母の教えで! さっきも言ったけど、今までずっと普通の市民として暮らしてたので、ナルツィスさんがメイドだから、とかそういう理由で呼び方崩すのは何か違和感というか…
(ナルツィスの言葉を聞いて、お辞儀を見届ければ)メ、メイドさんと家政婦さんって違うものだったんだ……!(慣れない文化のニュアンスの違いを知ってなるほどと頷き) いえ、知らなかったとはいえ急に無茶ぶりした私が悪いんだから気にしないでください! アリステアさんっていうと、えーっと 執事長?の? (ちょっと考えて)分かりました、じゃあ今度はアリステアさんに頼んでみます ありがとうございました、ナルツィスさん。(深々と頭を下げ) それとこれ!(可愛いお弁当箱を出して) いつも学校行く時、朝早いからってエヴァリンさんがお弁当持たせてくれるんです 今日もとっても美味しかったって伝えてください! (笑顔で弁当箱を渡すとそれでは、と踵を返して去っていった) -- 卯月
- ……なるほど。では無理にとは言いません、お好きな呼び方でお願いいたします
家政婦(ハウスキーパー)は女性使用人の監督、と説明すると良いでしょうか…家庭教師(ガヴァネス)はそのままです。もっとも、今のアーロンデルク家は人手不足で役割分担はほぼ無意味になってしまっていますが… アリステア様なら貴族のマナーについて詳しく教えて下さるでしょう。お役に立てず申し訳ありませんでした──母がお弁当を?(学校へ通学となると昼食も持参する必要があるのかと、今更ながらに気がついて)お口にあいましたようで何よりです 母も光栄に思うことでしょう。いってらっしゃいませ卯月様(見送りのお辞儀) --
- 日に日に人が増えますね 頭の痛いことも次から次へと そろそろ二ヶ月になりますが、疲れが出てはいませんか? -- アリステア
- 少し前に予想もしていなかった世界を垣間見て、少々精神的なダメージを負った気がしましたが……大丈夫です。体力には自信がありますので
勿論やせ我慢ではありません。人手は減ったとはいえ、まだ余裕はあります --
- 疲れ知らずとまでは行きませんが、何とか調子を崩すこともなくやれている こればかりはあの人の血に感謝ですかね
くれぐれも無理などしない様に 身体を壊してもつまらないですし なるべくこちらから声がけしていきますが、いつでも相談に乗りますよ 往時の勢いがなくとも、急場に五人十人増やすくらいなら何とか工面しますから マーサとエヴァはどちらに? -- アリステア
- 私はその血筋と自ら名乗る事はできませんので…しかし、メイドとして良い待遇で迎えていただいております、そういった事もありましょう
限界を感じた時には、ご迷惑をおかけする前に手を打つつもりです。祖母や母もおりますし…しかし、お気遣い感謝いたします 今わかっている限りの予定では大丈夫でしょう…さらにご子息が増えた時にはわかりませんが。母…エヴァは明日が早いので先に寝ております。マーサはお客様の寝室です --
- 兄だ妹だと名乗れなければ同じこと 大した違いもありますまい 血を分けた者を主人と仰ぎ、仕えることに抵抗は?
私は…整理を付けたつもりでいます、一応ね 自分のあり様は自分で定めるもの 周りがどうとかじゃなく、あくまで個人の問題だ とはいえ、嘆いてみて何かが変わるわけでもなし やるからには楽しまなければ そうだ、月に一本好きなボトルを持っていくといい 私は飲みませんから、この恩恵はマーサとエヴァと、ナルツィスのものに さて、今は寝る時間が惜しい おやすみ、ナルツィス、いい夢を -- アリステア
- (少し考えてから)私はその主人に既にお手つきとなった身ですよ(珍しく微笑んで。その笑みに暗い陰は無い)
祖母と母から続く…これも血かもしれませんね。ですが私は今満足していますよ。仕えるべき方々も良い人ばかりですし、彼らの助けとなる事に喜びも感じています だから…そう、普通なら嘆き悲しむような「仕事」であっても、楽しむ事すらできているのかもしれません──ありがとうございます。私も飲まないのですが、祖母と母には楽しみの一つになるでしょう お休みなさいませ、アリステア様 --
- 今月はご苦労様、ナルツィス。教会の新しい手伝いとしてあんな事をするとは思わなかったのだけれども
運良く、ローディお兄様やアーリラ姉様…それからナルツィスと同行したことで途中でフォローしてもらったおかげで随分と助かったわ(ありがとう。と、伝えるためにやってきた) -- ルート
- お疲れ様でした、ルート様。冒険などという危険な仕事をせずとも済むのならよかったのですが…
私の仕事の一つでもありますので、お気になさりませんよう。むしろ皆様たくましくなられて、私の方こそ足手まといになっていなければ良いのですが --
- そうも言ってられないもの、教会での手伝いであればシスターの私は断ることは早々できませんし
お兄様お姉さまならともかく、私はそこまでたくましくはないですから。…ところでナルツィス、お風呂は入りましたか?これからですか?(そわそわと、お風呂に入れたがる) -- ルート
- はい…いずれ次代の当主様がお決まりになれば、この状況も好転する事でしょう(と願っていた)
入浴ですか?使用人が入浴を許されるとすれば当面の仕事を終えた一日の終わり頃ですので、まだですが…? --
- そうですね…きっとそうなりますね。(と、思いながらも今後どうなるのでしょうかという思いもある、渦中に巻き込まれる可能性が高い)
そう、まだ…………でも一仕事を終えた後の入浴と言うのも何事にも代え難い心地よさがあるので強いる訳には行かないですね。(と、一人納得して) ええ、此方の話です。(と、言ってる所で思い出すだろう。そういえば普段はおっとりしているのに、同行してる最中にはやけに風呂に対して熱く語っていた事を) -- ルート
- はい?ええまあ、確かに入浴で汗と汚れを洗い流すと心地良いですが…身を清める為に入浴が許されている事は、メイドとして実に幸せで──強いる?
(しばし考えて)そういえばルート様は冒険の際にもお風呂のお話をよくなさっていたようですが、入浴に並々ならぬこだわりをお持ちなのですか? --
- よくぞ聞いてくれました…!10歳の頃より修道院にて日々を過ごしていた時に私は気づいたのです。入浴、なんと尊く、そして暖かく包み込んでくれるのであろうと…
3時間程の入浴の後に意識を失って、目が覚めた時に私は気づいたのです、清潔な身体には清らかな心が宿るのではないかと…!そう、神に近づくためには入浴が不可欠なんです そして日々の生活を終えて最後に入浴で身を清めることによって、その体は火照り…そして心地よさは神に抱かれた状態も等しい…つまり、入浴とは信仰の形であると私は考えました。 (昔から浮世離れしていたとは思ったが、変な方向に吹っ切れた様に思えるかもしれない)…お風呂、良いですね -- ルート
- そんなに!?(珍しくめっちゃ引いていた)……え、あ、いえ、そうですね?体を綺麗に保つことはとりわけパーラーメイドだった私にはよくわかる…3時間!?それは…?え、いえ…
にゅ、入浴が信仰の域に達しているのですね…宗教によっては、身を清める神事は珍しくありませんが……はい、入浴──良いですね(そう言うしかなかった) --
- そう、私は3時間に渡る入浴によって神からのお告げを受けました。「汝、入浴を適度にせん」と…(仮に本当のお告げ出会った場合、のぼせる前に上がれという意味だろうが)
ええ、そうして私は既存の教義に入浴を組み込んだ物を分派として布教してます。…ええ、入浴はとても尊い… …と、教会へと向かう時間ですね。行ってくるわねナルツィス(そう告げて歩いて教会へと向かって行った) -- ルート
- それはまた……珍しいほどはっきりとして的確なお告げでしたね……状況的に…
ま、まあ入浴自体は良いことですからね…特にこの街では入浴文化も広まっていて、市井の人達も楽しんでいると── はい、私も失礼いたします。いってらっしゃいませ……(普段の仕事以上の疲労を感じてがくりと膝を突いた) --
- ナルーナルー ナールツィスーいるかー(階段裏の使用人室をノックしながらドンドンバンバン、ノックらしからぬ音立てながら) -- アーリラ
- (扉が開く。その向こうの顔を確認して、部屋の中が見えないように扉を閉じる)御用でしょうかアーリラ様 --
- おう!今月はお疲れさん、ナルも冒険でてたんだな、メイド仕事と平行でなんて大変だよな(今月一緒だったのでそれついでに)
マーサやエヴァも元気してっかー、アタシがちっこい頃は世話なったしなー…しっかし暫くみないうちに、ナルもデカくなったなぁ!色々な所(などとケラケラ笑い) -- アーリラ
- 冒険のお話でしたか。お疲れ様でした、使用人の身ながら冒険ではお世話をおかけしました(一礼して)
二人とも元気です。二人とも若く見えるらしく50、30とは思えないとよく評価をいただいて──大きくなりました、か?(背丈をみる) アーリラ様の方がやや大きいと思われます。ご立派になられましたね --
- そうそう、ローディやルートも一緒だったしなーいやー家族でいくピクニックみたいなもんで楽しかったな(ゴブリンをくびり殺すピクニック)
元気なら良かった、まぁナルも元気そうだし二人共わっけーから大丈夫か(うんうんっと頷きつつも) …いや身長だけじゃねーよ?ほらほら(並んで、身長だけでなく、胸も比べる)……筋肉ない分、ナルのほうがデカそうだな(胸筋も結構あるアーリラ) -- アーリラ
- 皆様強くなられて、このお家の危機にも少し安心いたしました
それでしたら次の機会にはランチボックスを持参いたしましょう。冒険で休憩できる時間があればよいのですが── はい。後でアーリラ様が気にしておられたと伝えておきます。きっと喜ぶ事でしょう……?(怪訝な顔で並ぶ) ──胸の事でしたか…エプロンで少し押さえつけているので何とも言えませんけれど。これは祖母マーサからの遺伝のようですね --
- んだなー、アタシが家督つぐなんてこたーないと思うから、逆に安心だな、皆、立派なってっから誰が継いでも安心っちゃ安心だしな!
おーいいねいいね、卵多めに使ったサンドイッチとか、鶏肉のからあげとか頼むぜ!…酒は…まぁ冒険先では諦めッか(酔っ払ってやられちゃ元も子もねぇやと笑い) …マーサすげぇもんなー…(え、エプロンとったらもっとでけぇの?マーサみたいになるまで成長すんの?って顔) …(ヒソヒソとナルに耳打ちをする)…なぁ、小さい頃から気になってたんだけどさ…マーサってしょうみの話…バストサイズあれいくつなの…(ヒソヒソ) -- アーリラ
- はい、今囁かれている苦難も、次の当主様がお決まりになればきっと乗り越えられる事でしょう
わかりました。しかし献立は日持ちがする様に考えさせていただきます(礼) ……気になるご様子ですので答えますが、祖母の次に私、そして母の順です。お許しいただければお見せしますが──(立場上言われれば断れないという感じの微妙な顔) ……身体測定の機会など少ないですから、正確にはわかりませんが……(なぜ小声で?と思いつつつきあう)最後に聞いた数字では130後半だったかと── --
- …ま、金の問題だったら、皆が皆冒険にでてるみてーだし、そこらへんでもどーにかなるだろーしな!
おーう!次一緒するとき楽しみにしてるぜー、若いやつも多いから、比較的年長の奴どうし組むだろうしなー20くらいだと丁度両方といけそーだよなぁ …あーいいよいいよ、なんかほら、女同士なのに、見せろとかいうのも…スゲェなんていうか…勘違いされそうじゃん?(アタシはそんな気ないよ?って笑い) …………(耳元で囁かれる驚愕の数字)…130はこえてんだ…後半なんだ……もう50代だよな?マーサって…まだ30半ばに見えるもんなー… …今度若さを保つ秘訣でも教えてくれって伝えておいてくれね?(30も近くなって、ちょっと気になる年頃) -- アーリラ
- 私共もお給金がなくても十分生活できるだけの貯えはございますし、少しずつ良くなっていくと信じております
次の機会にも足手まといになりませんよう、尽力いたします。当主候補様に万が一があってはいけませんから… 見せると勘違い…?そういうものなのですか…確かに、確認したいと申し出られるのは男性が多いのですが(と言いつつやや安心した様子) はい、53歳になります。肉体的には30に見えるとはよく聞かされます──若さを保つ秘訣ですか…あるのかどうかわかりませんが、聞いておきます。しかしアーリラ様は十分若くて瑞々しいお体かと? --
- あ、そうなんだ?…それだったら家族揃って別にメイドなんてやんなくても大丈夫なんじゃねーの?(なんでメイドしてんだろ?っと不思議な顔をする)
…あぁ男はあれだ、単純に乳が見てぇだけだよ、男ってのはな乳と尻さえあれば生きれるくらい、乳が好きなんだぜ。ってあっさり見せるもんじゃねーからな!?メイドだからって拒否していいんだぞ! (クールに凄いことを言ってたのを見ながら)…53かー…53…それで30代…すげーなーすげーなー…いや、今はまだ若いぜ?まだ28だかんな!! …だけど50代になっても、若々しいとは限らないだろ?…エヴァも若いしマーサも若いし……食事とかか?(家族で一緒のもの食ってそうだしと) -- アーリラ
- 私共はメイドになる事を条件にこの世に生まれる事が許されたようなものですので…祖母は最初だけあって、少し違ったはずですが…それも聞いておきます
はい、ご覧になりたいそうですね。…あっさりといいますか、ご命令とあらば見せなくてはならないと思うのですが…?(すごく不思議そう) 私はその辺りさっぱりわかりませんが、50代で若い肉体の熟女燃えだとかなんとか?(首を傾げる)アーリラ様はなにかわかるのでしょうか… なるほど…将来を見据えて。そういえば、社交界のご令嬢様方は常に美しさを追い求めるものと耳にした事があります…なるほど… 食事は使用人にしてはよいものをいただいておりますが……いえ、申し訳ありません。実際の所祖母や母がなぜ若い体なのかなど考えもしなかったもので…これは、よく聞いておかないといけませんね --
- …あーあーあー…そういうことかー…それはそれで大変だなー…うーん(そこらへんの事、あんまり深くいうのもなーっとこの話題はココで切り上げるくらいの空気は読めるアーリラ)
…あーそれじゃあれよあれ、あんまりホイホイっと見せるんじゃねーぞ!っていうアタシの命令だと思ってりゃ…男はそれに、焦らされるほうが喜ぶぜ? そうそう、アタシだって一応女だからなー、若くはいたいもんだからね …熟女なのに若いから燃える…なんか親父がいいそうなセリフだな(遠い目をしながら)…っと夜も遅いし帰るわ!今度若さの秘訣きいたら教えてくれよなーんじゃなーナル! -- アーリラ
- しかし、お客様からのご命令の場合は…いえ、アーリラ様のご命令、ご忠告?もありがたいのですが。焦らされる方が喜ぶというのは初耳です…
はい、私も失礼させていただきます。お休みなさいませアーリラ様…確かに、当主様がおっしゃっていたような記憶があります(そして、若さの秘訣を祖母に聞く為部屋に戻っていった) --
- (廊下をカラカラと車いすが走り、メイドの前で止まった)
失礼、トイレットペーパーはどこだい?トイレットペ-パーだよ、部屋のがないんだ。場所を教えてくれれば自分で――――ん? ・・・・・君は・・・エヴァリンさん? ・・・・・・ いや・・・違うな、若すぎる。ひょっとして、ナルツィスじゃあないか? -- カディア
- 部屋の備品は部屋の清掃の際にチェックして補充を行うはずですが……担当メイドの怠慢ですね、申し訳ありません(深い礼と共に謝罪する)
それは私共に与えられた『仕事』なので、お手を煩わせるわけには──はい、私の名前はナルツィスです。エヴァリンは母で御座います --
- ・・・・・・ 急に住人が増えたこともあるし、しょうがないんじゃあないか? こんな広い屋敷だし・・・次を気を付けてくれればいい
そうかい・・・じゃあ、頼むよ。僕の部屋は玄関ホール近くの部屋だ ・・・・・やっぱりそうか「覚えて」ないか・・・僕はカディアだ。君の母上には怪我したとき世話になった 8年も前だがね・・・その時、少しばかり話した同い年の子がいたはずなんだが、覚えていないかな -- カディア
- 申し訳ありません、私も含め全使用人に仕事での見逃しが無い様、今一度注意しておきます
存じ上げております。お屋敷にお戻りになられる方のお名前は、使用人全員に知らされておりますし──幼少の頃の記憶もございます しかし私はメイドですので、久方ぶりの再会とはいえ馴れ馴れしく名を呼ぶことは出来ませんでした。お許し下さい (昔からメイドとしての教育は受けてはいたが、子供の頃の面影は消え、すっかり使用人色に染まっているようだ) --
- あんまり厳しく叱るんじゃあないぞ・・・・僕はそういうの嫌いなんだ
ムッ・・・なんだ、覚えているんじゃあないか。だったら名前くらい呼んでくれてもいいと思うんだが 「馴れ馴れしく」とかじゃあない、覚えられていることは「幸福」なことだ・・・主人を幸福にするのも、「仕事」だろう? しかし・・・・もったいないな。昔はあんなに可愛かったのに -- カディア
- わかりました……幸い私は家政婦(ハウスキーパー)ではございませんから、もとより叱りつける様な身分ではないのですが
(少し考え)──なるほど。そのようなご注文は初めてですが……幸福にする、楽しませる事もまた仕事、というのは…その通りです。ご指導ありがとうございました(深く礼で返す) と、申しますと?身なりに至らぬ点がございますでしょうか --
- ならいいんだが。さっきの君の張り詰め具合はミスった人間を追い込みかけようって勢いだったからな。実際スゲー焦った
ご指導なんて大したもんじゃあないけど・・・そうだな「馬」知ってるよな?動物の「馬」 あれは繊細な動物なんだ。近くにいるやつが不安になると、それが移ってミスをする生き物だ・・・・・ 「人間」もそうだと思う・・・・「家」もな。だからいる人間が、「幸福」である様に務めないといけない ・・・・・ご高説が過ぎたな・・・すまない。家を出された僕が言えるようなことじゃあない 身なりじゃあない。「顔」だ、その張りつめた「顔」・・・昔はもっと柔らかかったぞ、表情が 美人が台無しだ、そういってる -- カディア
- いえ、追い込みなどと執拗なことはしませんが……ミスが続いて使用人の信用問題になっては、私共全員が困りますもので…
いえ……8年ほど前にもこうして優しいお言葉をいただいた記憶を思い出しました。……ご立派になられましたね 幸福……(暫く考えて)…幸福なのだとは思うのですが…祖母と母も働かせていただいている訳で…… しかし、馬の例えはこのお家の危機によくわかるお話です。よく心に刻んでおきます(一礼) 表情ですか……?(困った顔に変わる)自然にしているつもりでしたが…仕事中はこの顔のままだと思いますけれど── --
- 君が幸福ならいいんだが・・・・まあ、二転三転してつまらない長話が過ぎたな
肝心の用事はなんだっけ?トイレットペーパーだ・・・・なんでこんな話になったんだ・・・?
まあいい、自分では顔はなかなか分らないからな・・・張りつめた顔もいいが、それだけだと婚期逃すぞ (憎まれ口を一つ、じゃあなと手を挙げて去って行った) -- カディア
- いえ、お気になさらず…トイレットペーパーは後でお届けに伺います
婚期…?(目を丸くする)……考えた事もありませんでした…ありがとうございます。私も失礼いたします(丁寧にお辞儀して見送った) --
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