名簿/484875

  •  
  •  

  • 黄金歴225年夏 ローディア領内
    大量破壊兵器だの竜化だので戦争がどっちらけになったって噂でもちきりの街中

    すいません、あなたがネーナさんですか?

    真夏の炎天下で外套を頭まですっぽり被った挙動不審の男が声をかけた
    身の丈2mを超える大男なあたりも怪しさに拍車をかける -- 2012-08-14 (火) 22:16:17
    • ふぁ、はいっ……そうですけど、私に何か…………なに、か……?
      (表情が固まる、こんな誰しもが薄手の服装になるような季節に、こんな町中で、厚手のマントから覗く、双眸を光らせる巨漢に声をかけられたら)
      ひっ、ひぃいいいいいっ!!だ、だ、っ……誰かっ……!(取り敢えず助けを求めた)
      -- ネーナ 2012-08-17 (金) 22:33:00
      • …あの…(さてこまったぞ、ヘルガさんのことを聞きまわってやっと隊員だというネーナさんのところまでたどり着いたのにここで騒ぎを起こしては全て水の泡だ)
        (傷つけないよう、火急的速やかにクロロホルム!のポーズで後ろから口を塞がせてもらい路地裏へ。顔を近づけて『しー』のジェスチャーを取る、外套の奥のその顔は狼…の仮面)
        すいません、びっくりさせてしまって…(彼女に落ち着いてもらおうと宥めるようにゆっくり語りかける) -- 2012-08-17 (金) 23:42:40
      • んーーーっ!んんーーーっ!(口をふさがれ連れ込まれた路地裏、剣を持たない状況では男女の力の差は明確、これが敵の刺客ならば…と考え青ざめる)
        ひ、ひっ、こ、殺さないで……(マントの下の仮面が見えれば更に恐怖は増長され……ブンブンと頭を振るう、自分は騎士なのだ。街を守らねばならない)
        な、何が目的なんですか……何処の国のものですか……まさか帝国……っ(もう今にも泣き出しそうであるが一応、騎士としての努めを果たそうと)
        -- ネーナ 2012-08-18 (土) 22:11:10
      • 静かに…その、追われているので…あまり騒がないで(必死に抵抗をする彼女におとなしくしてもらおうと語りかける、既に手は離しているし武器の類も持っていないと外套を脱ぎアピール)
        (治安維持にあたる騎士である貴女ならば知っているかもしれない、追われていると言う男の罪状を)
        (狼の鎧を身に纏った男が富裕層の家に侵入しては食料や金品を奪っていくという話、飢えた民の中にはおこぼれにあずかる者も模倣犯を行う者もいるらしい…戦時下の混乱ではよくある事件だ)
        お話を伺いたい、それだけです(酷く怯えた様子の彼女に危害を加える意思はないと身振り手振りで伝える、共通言語で話しているが若干帝国訛りがあることに気付くかもしれない)
        ……どこの国の者か、それを知るために(おちょくっているのか、本気なのか、質問に質問で返すような言葉)
        『狼姫』ヘルガがどこにいるのか、教えて頂けませんか(鬼気迫る表情、男に取って是が非でも会わなければならない理由があるのは説明がなくても明白だった) -- 2012-08-18 (土) 22:46:54
      • 追われて……その鎧……。そういえば、黒い狼の面……あぁ!巷で噂になってるお金持ち専門の空き巣!ま、まだ罪は軽いですよ、大人しく……
        (相手が何者かわかれば、落ち着きを取り戻しつつ。少なくとも殺しを行うような相手ではない、ということは報告で知っていたからだ。)
        なんなんですか……記憶でもなくしたみたいな言い方ですね……
        (その名を出されれば表情は固まる)ヘル、ガ……。隊長に……何をする気ですか。犯罪者の…それも信用のならない相手に教えられる情報なんて……
        (尻込みしつつも、精一杯虚勢を張って。此の男からは、この仮面の奥から何も見えてこない、だからこそ判らなく、怖くも思う)
        -- ネーナ 2012-08-18 (土) 23:03:02
      • そんな…余っている所から少し、貰っただけですよ(悪びれるでもなく、さも当然のように言い放つ 現にそこに住む人が飢え死にするような貰い方をした覚えもないし強盗をした覚えもない、『盗みに入られたことにすら気づかなかった』という噂の通りちょっともらって帰っただけだ)
        ええ、実際その通りで…(説明する手間が省けてほっと胸をなでおろす、『彼』とはぐれた今、口下手で機転の利かない自分では余計なトラブルに巻き込まれかねないと危惧していたからだ)
        僕の記憶の手がかり、『狼月』という人について…知っている事すべてを聞きに(何をする気か問われればはっきり、ゆっくり、よく聞こえるように)
        (奥に何も見えてこない、というより『何も無い』のが正解なのだろう その欠落したピースを持っている狼姫に会うためなら多少の無茶も辞さないと視線を返す) -- 2012-08-19 (日) 00:28:45
      • それが犯罪なんですってば……(思ったより単純な思考の人なんだな、と冷静さを取り戻しつつある思考で、その姿を見つめて)
        えっ……今時本当に記憶喪失……(彼は仮面を着けてはいるが、心に『仮面』は着けては居ない。きっとこれは本心なのだろう。そもそも記憶もないのに何を偽れようか)
        それで、私に……?ヘルガ隊長は多忙の身です、たとえ場所を教えたとしても取り合ってもらえるかはわかりませんよ……
        あなたが怪しいのは変わりませんし……何者かの答えもわからない。ならばあなたが誠実であることを、私に証明できますか?
        何も隠し事はないと、言い切れますか。せめて仮面を脱いでからこういう問答は行なって欲しいですけど……(見上げる、視線に合わせるように、負けじと)
        -- ネーナ 2012-08-19 (日) 01:05:33
      • おかしいな…きちんと書置きもしましたよ(被害者が一様に『気付かなかった』と証言する中、なぜ足が付いたか…それはご丁寧に『書置き』を残していくからだった)
        (自分が何者かと盗んだ物品の数、感謝の言葉で締めくくられた書置きは挑発と取られたが、実際は『もらった事を報告すれば問題ない』という認識のずれから来るものだ)
        …この仮面は脱げないんです、鎧も…(癒着しているのか、呪いなのか…俯き、申し訳なさそうに弱弱しく語る 本人の意思でどうにもならない部分だからだ)
        今すぐ証明できる証も、貴女を納得させられるだけの言葉も、僕は持っていません…でも、僕はヘルガに会わなければならない…どうしても!
        (前科持ちの下手人で顔も明かせない、素性も本人含めて誰も知らない、確かなのは記憶を求める心だけ、その一点に関しては嘘偽りなど一つもないと問いに答える) -- 2012-08-19 (日) 02:08:05
      • (少なくとも、嘘をついているようには見えなく。見えてしまうという、自分を偽るかのような仮面を被っているわけでもなかった)
        ……分かりました。では、逢えるかはわかりませんけど場所は教えます。ヘルガ隊長なら私より人を見る目があるし何より強い人です。
        あなたがもしも、例えばの話ですが連続殺人強盗犯だったとしても何ら問題はないでしょう。
        (こほんと咳払いしつつ住所を教えて。)……素顔と記憶、元に戻る日が来るといいですね……
        -- ネーナ 2012-08-23 (木) 03:24:54
      • ありがとう…!なんとお礼を言っていいのか(ぐっと手を握って見つめる、両手によるハンドシェイク)
        (しばらく潜伏していた甲斐あってこの辺の地理には明るくなっていた、住所を教えられればピンと来たようで)
        ……思い出したら連続殺人強盗犯…じゃないといいな(冗談めかして笑った…ような言葉で答えるとまた外套を纏い、往来を風のように駆け抜けていった) -- ? 2012-08-25 (土) 23:21:59
  • (情勢は悪化の一歩を辿るばかりだった。毒による汚染を疫病と誤解され、浄化を歌い人々は村ごと鏖殺されるという憂き自体にまで発展)
    (帝国側からの侵略もそうだが、内部の抗争も何時起こってもおかしくはない、そんな危うい情勢が続いている225年2月)
    (世間が世間なら、バレンタインデーと呼ばれる日だった)
    ぉ。もしかしてネーナじゃね?
    (そうネーナに呼びかけたのは、いつぞやの蛾の騎士、ヨノ)
    久しぶりじゃん、生きててなによりだよ! -- ヨノ 2012-08-09 (木) 23:11:41
    • あ……ヨノさん。そうですね、生きてて……なんで生きられたんだろうって、思うような事は多々ありましたけど……
      ヨノさんも無事な様子で……。他の騎士団の方たちも元気で……?
      それにしても本当に久しぶり、一年とちょっと前くらいかな……何だかあっという間……; -- ネーナ &new{2012-08-10 (金) 04:41:05
      • はは、その様子だと大分死地を歩いたみたいだね。でも生きてるってことは、それなりに武功を上げたんだろ? 大したもんじゃないか!
        んー……一人帝国に攫われた。ダチのアベルも帝国に取られっちまったし、有能な奴がどんどん消えて行く……状況は、宜しくないねえ
        はは、もうそんなに経つかい? あれから一年、居場所は守れそうかい? -- ヨノ 2012-08-10 (金) 04:58:12
      • いえ、その……生き残るので精一杯で……大それたようなことは何一つ……(罰が悪そうに目線がそれる)
        そう……ですか……。やっぱり……何処に行っても辛いことばかりなんですね……
        (複雑な事情もあるだろうし、深くは言及せず)
        そちらの方も……あまり、芳しくはない、かも……。私の力を認めてくださるお方が居まして…それでそのご期待に沿おうと頑張っているんですけどね……
        どうにも、ほら、私ってこんなですし……あんまり役に立ててるって実感できないっていうか……
        -- ネーナ 2012-08-10 (金) 21:41:49
      • 何言ってんだい。生き残れたことそのものが大それてるんだよ。帝国相手にね、ふふ。
        そうだね……挙句敵として戦うぐらいだ。……早く戦争なんて終わって欲しいよ、全く。
        へえ、凄いじゃんか! 誰かは知らないけど、それでもまだ仕えられてるってことはその人はあんたを必要としてるってことだろ?
        手柄を焦るんじゃない。焦った先には死しか待ってない。死ぬのはサイテーだ、クソだ。それ以上何も進まない、停滞するだけだ。生きてこその物種だよ。
        生きてりゃいつか役に立てる日も来るってもんよ!
        (豪快に笑い飛ばす。――ネーナが仕えてる人間がどういう人物かも知らずに) -- ヨノ 2012-08-10 (金) 23:13:38
      • そう、なんでしょうか……たまたま、運が良かっただけですよ……
        戦争が終われば、また……再び手を取り合うことが出来るんでしょうか……そうだといいのですけれど……
        生きていれば……そう、ですね……。死にたくはないです。私の本当の居場所を見つけるためにも……。
        ありがとうございます、少しだけ……気が楽になりましたよ(弱々しくとも笑ってみせた)
        -- ネーナ 2012-08-10 (金) 23:49:03
      • 運も実力の内ってね。今後ますますの活躍を期待しますよ、騎士ネーナ?
        さあて……そいつは戦争の終わり方次第だね。もしこっちが帝国を完全制服する形で終わるんなら味方に戻せるかもしれんけど……
        はは、そうかい。まあ、なんか悩みがあったらいつでもあたいんとこに来な。解決できるかどうかはわからんけど、相談ぐらいなら聞いてやるよ。
        じゃあな、死ぬなよネーナ。あたいも死なない。次会うときもちゃんとこの世でだぞ!(後ろ手に手を振りながら去って行った) -- ヨノ 2012-08-10 (金) 23:55:45
  • ・・・・・・街の様子も、随分と様変わりしている。新年を迎えた所だというのに、こうも侘しいと、な・・・・・・
    (黄金暦 225年 1月────西ローディアの多くの街では、現在戦時中につき倹約令が出ているようだ。本来なら賑わう新年の催しも、目に見えて減っている)
    (さらに帝国軍の水銀兵器による汚染が深刻化し、水不足が慢性化。人々の余裕がなくなるのも無理はない)
    うーん、依頼のついでに王国の城下町に寄れると思って楽しみにしてたのに・・・・・・(と、いいつつ目に付く屋台の料理を食べ歩く) -- エルサ 2012-08-08 (水) 23:39:45
    • わぷっ(短い悲鳴と尻餅をつく音、どうやらぼーっと歩いていた所をぶつかってしまったらしい)
      あ……ご、ごめんなさい……。お怪我は……っ(立ち上がるとすぐさま相手の心配をして、更に落ち込む)
      うぅ、ダメダメですね……こういうめでたい日だからこそ警備の仕事をしているのに……
      (腰の帯刀を見るにこの赤髪の女性は騎士であることが見受けられる)
      -- ネーナ 2012-08-09 (木) 14:48:59
      • ん?(誰かにぶつかって相手を跳ね飛ばしてしまった事に気付く)
        私は、平気・・・・・・貴女こそ、大丈夫?(転ばせてしまった女の子に対し心配する言葉をかけつつ)
        ・・・街の警備、か。御苦労様・・・・・・戦時中でなければ、もう少しノンビリしたものなのに、ね。
        (こんな年端も行かない女子まで借り出されているのか・・・と思いつつ。本来は自分もその範疇の筈だが) -- エルサ 2012-08-09 (木) 22:57:19
      • あっ、いえ、この位はなんとも……(心配される言葉を受けてすぐさま首を振る)
        でも……そうですね、折角一年に一度の祭典なのに……こんな時にこそ警戒してないと何が起きるかわかりませんから……
        あなたは……旅人のようですけど……何処の出身で……?あ、いえ、旅人なんて珍しいなぁって……
        -- ネーナ 2012-08-10 (金) 03:42:15
      • 旅人・・・・・・うん、いいね、それ。(少し物思いに耽った後、少し弾んだ声で応えた)
        今は、スリュヘイムの方に住んでる、かな。・・・・・・「依頼」は終わったし、折角だからお祭りを見ようと思って、ね。
        貴女は・・・・・・・・・・・・うーん、自警団の人、かな?(まじまじと見つめながら) -- エルサ 2012-08-10 (金) 21:05:27
      • (その反応に、小首を傾げたが、それ以上追求することなく)
        依頼…?お使いか何かですか?大変ですねぇ、旅人さんなのに……、でもそういうことなら、お祭り、楽しんでくださいね……
        とはいっても今年はこんなですけど……何だか申し訳ないです……。(眉が下がる)
        って、自警団じゃないですよちゃんと騎士です……!……最近自信が無くなって来てますけど……
        -- ネーナ 2012-08-10 (金) 21:45:03
      • お使い・・・・・・まぁ、そんなようなもの・・・かな。そこら中を渡り歩くから、結構向いてはいるよ、「旅人」は。(ほんの少しだけ、微笑む)
        ・・・・・・そう、「騎士」・・・なんだ。(その言葉を聞き、表情は元に戻る)
        大丈夫・・・・・・己の信じた道をゆけばいい。いかに時代が変わろうとも、人がどう変わろうとも。自らが後悔しない道を選ぶ・・・・・・それだけで、いい。(そういうと、背中を軽く叩いた) -- エルサ 2012-08-10 (金) 22:49:43
      • いいですよね……旅人。自由に思ったままに世界を歩いて。私にもそういう生き方が出来れば良かったんですけどね……
        はい…!とはいっても見た通りダメダメなダメ騎士ですけど……(あはは…、と苦笑して)
        なんだか……良い人なんですね。初めてあったのに元気づけてくれるなんて……。あ、ええと、私はネーナです。ネーナ・ロックニー。
        (握手を交わそうと手を差し出し)
        -- ネーナ 2012-08-10 (金) 23:52:32
      • ふふ・・・・・・私も、もっとそういう生き方が・・・したかった。(聞こえないほどの小声で、呟く)
        そうやって自戒できるのなら、大丈夫。・・・・・・自分を責めすぎちゃ、いけないけれど、ね。(再び、微笑み)
        「知り合い」も騎士で・・・同じように悩んでいたから。・・・・・・私の名は、エルサ。(優しく、差し出された手を手を握る)
        それじゃあ、ね。縁と命があれば・・・・・・また。(手を翳し、去って行った) -- エルサ 2012-08-11 (土) 01:27:40
  • 第一次バルトリア会戦が収束してから間もなくの王都ローランシア
    王都自体は先の戦いで被害を受けたわけではないが、統一連合においては軍の再編等で人の出入りが慌しい日々が続く
    そんな折、報告を終え前かがみに椅子に腰掛けぐったりしているネーナの視界に小首を傾げたような影が見えた
    その影の頭の部分についてる三角の何かがピコピコ動いたかと思うと「どうかしたですかね?」と不思議そうな声がかかる -- アリシア 2012-08-07 (火) 04:29:55
    • あ、いえ……大丈夫です……けど……
      (声に振り返る、どこか窶れたような印象のある赤髪と疲れ気味の表情。全然大丈夫なようには見えなかった)
      (フリストフォン侯爵の城からの帰り、最近一人でいることが多かったせいか誰かから声をかけられるとは思っても見なかったようで)
      え、ええと……わ、私になにか、御用でしょうか……(吃る口調、怯えたような目付き。誰かと目を合わせるのが怖いのか、他人とは一定の距離を保とうと口元に手を持ってきて)
      -- ネーナ 2012-08-07 (火) 04:49:19
      • 大丈夫には見えないですよね、こんな情勢なので分からなくもないでありますが……
        (傭兵さんでありましょうか?と、水の入ったコップを二つ持ってくる、片方を有無を言わせず握らせながら)
        用事と、言われると少し困るのでありますが、こう……誰かと話しをしたい気分、と言いますかー、一人でいると滅入るのでありますよ
        (とは言え、流石に怯えさせてるのは分かったのでバツが悪そうに「駄目なら良いんです」と呟き頭をかく) -- 2012-08-07 (火) 05:01:56
      • (コップを握らされて、俯く。人から優しくされているというのに、どうしてこんな、信じられないのだろう。以前の一件は相当に堪えていたようで)
        (しかし、このままではダメだ、というのも判っている。皆がみんな、ああではない。自分と年も変わらないような子にまで心配させてしまっている現状が恥ずかしくも悔しくもあった)
        ごめん、なさい……心配してもらっているのに……。ありがとう、ございます……(近くの公共の椅子に腰掛けて、水を一口啜って、弱々しく微笑む)
        ちょっと……最近、ひどい目に合っちゃって……それで、かな……。だから体調が悪いとかそういうのでは、ないんですよ……(だから、大丈夫なんですよ、と付け加えて)
        -- ネーナ 2012-08-07 (火) 05:14:29
      • こんな状況ですから、戦場に出るのであればどこも酷くない所なんてそうそうは……無いでありますからね
        (ネーナの隣に腰掛けながら、弱弱しい顔を覗き込んでなにやら難しそうに考え込む)
        何があったのかは分からないでありますが、あまり暗い顔をしていると良い事も逃げるでありますよ?ちょっと失礼(ほっぺ引っ張ってむにむにする)
        私も騎士なんてしてるでありますが、一応人の上に立つ以上は辛さを顔に出すとみんな辛くなるでありますから -- アリシア 2012-08-07 (火) 05:29:30
      • ひゃうぁ……!?はぅはぅ……ご、ごめんはひゃい〜……(頬を引っ張られるも無抵抗に伸ばされるまま、何となく謝って)

        騎士……騎士なんですか、……私も、騎士、なんですけどね……ちょっと自信がなくなってきちゃって……
        (ヘルガ隊長のスレイプニル部隊に配属されながらも後援部隊が主な任務だったり、一人で頑張ってみようとすればするほど自分の無力さを噛み締めたり)
        (知らずとはいえ悪の手助けをしてしまい、無実の人間を手にかけてしまった しばらくは毎晩悪夢を見続けるほどに心に影を残していった)
        私もそんな風になれたら、いいんだけどな……。あっ……自己紹介も、まだでしたね……私はネーナ、といいます、一応……一応ですがスレイプニル隊に所属して……いるんですよ、ほんとですよ……
        -- ネーナ 2012-08-07 (火) 05:46:20
      • ネーナさんでありますか?私はアリシアです、アリシア・フロフレック(手を差し出して握手する)
        まだまだ半人前でありますけれどね、たまたま生まれついた家が騎士の家系だったので上に立ってはいるですが……ん?スレイプニル……
        もしかして、いやいやもしかしなくてもヘルガ殿の部隊でありますよね!?
        なるほどなるほど、ヘルガ殿が部隊員として認めたのでありますればネーナさんに見所があると言う事でありますよ
        ひとまず空元気でも良いでありますから、気をしっかり持つであります -- アリシア 2012-08-07 (火) 05:54:36
      • (握手を受ける、完全に受け身、受動的、自身でも情けないと思いつつもいまいち治るきらいがない)
        アリシアちゃん……アリシアちゃんはいい子なんですね、私なんかのためにこうして接してくれてるんだもの……優しいなぁ…
        あ、あれ、ヘルガ隊長と知り合い……?というかもしかして同じ部隊……うっ……。全然知りませんでした……前線部隊にも一回しか出てませんし……
        でも仲間のことを知らなかったというのもほんと情けないですよね……
        (またも落ち込みそうになっている所に活を入れられ)ふぁ……っ!か、カラ元気ですか……え、ええと……こ、こう……でしょうか?
        (両腕をぐっとガッツポーズを取ってみせるが、表情はいつも通りの弱々しいものでなんとも不似合いであった)
        -- ネーナ 2012-08-07 (火) 06:07:56
      • 良い子、ではないと思いますよ?私が誰かとお話したかっただけでありますし……優しいでありますかね?
        (アリシアはアリシアで辛い事を抱えてはいたが、素直にそういわれればはにかむ様な表情を返して)
        いえいえ、もう二年位前になるでありますがずっと南の町で会った事がありまして、そういえば戦場ではお会いしてないですね
        ネーナさんもし良ければヘルガ殿にお伝えください、またどこかでお会いしましょうと武運を祈りますと
        そうそう、そうであります、まずは形から入る事も重要でありますよ(真似してガッツポーズしながら)では私も公務がありますのでこれで、ありがとうでありますよネーナさん -- アリシア 2012-08-07 (火) 06:20:41
      • あっ、そういうことか……びっくりした……前線部隊のメンバーが知らないうちに変わっちゃったのかと……
        ……はい、では隊長からではないうえに私から、ですけど……アリシアちゃんも……頑張って……。……そして、今度はスイーツでも食べに行きましょう……もっと明るい所で……
        本当に……ありがとう、アリシアちゃん……(彼女を見送り、手を振る。久々に人の優しさに触れた気がした。)
        (それは、闇の中へと沈みかけていた彼女の心を救う、一筋の光、蜘蛛の糸となり得たのか。それはまだ誰にも分からない)
        -- ネーナ 2012-08-07 (火) 06:28:27
  •  
  •  
  • 黄金歴224年 ローディア連合王国 とある集落 -- 2012-08-01 (水) 00:50:51
    • 侯爵からの依頼を受け、スパイ容疑者が潜伏するという集落に、旅人として捜査に来たネーナ
      だが、その集落は運悪く帝国との交戦に巻き込まれたのか、既に家屋は破壊され
      生存者の姿も見当たらない。奇妙なのは、これだけあちこち破壊されているにも拘らず、死体が殆ど見当たらない事
      不審に思ったネーナは調査を進める内、人の気配のある、比較的無事な家屋を発見する -- 2012-08-01 (水) 00:56:38
      • 可怪しい……ですね……こんなんじゃスパイどころじゃ無いような気もするんですけど……
        村に行ったら誰もいませんでした……なんて報告したら怒られないかな……。
        (などと辺を探るように歩き、一人ごちていると)
        あれ……ここだけ、変ですね……。もしかして生き残りの方がいるのかな……ええと……
        (室内に普通に声をかけようとして、これが依頼であったことを思い出し)
        (そうだった、中にいるのが帝国兵とかだったら危ない……一応……こっそり確認して……)
        (窓のあたりまで移動すると壁に隠れながら内部を覗きこむ)
        -- ネーナ 2012-08-01 (水) 01:09:14
      • (中を覗けば、そこには数人の人間、バルバランドの人間、ウラスエダールの蜥蜴人…様々な人種がいるあたり、傭兵の一団といったところか)
        「俺は…だな」
        「俺もそっちかなー」
        (何れも神妙な面持ちで何か相談しているが、なかなかその全てを聞きとれない)
        「じゃあ俺はやる方だな」(その中で一人、はっきりと聞こえる大きな声で喋る青年の姿。低い身長に幼い顔つきは、女性と見間違えそうなほど)
        (黒い髪は一瞬帝国の者を思い出させるも、傭兵に紛れているという事は西の者なのだろう)
        (何より、四つの腕を持った異形の姿は、帝国よりも真っ先にスリュヘイムやアルメナを想起させる)
        (未だにネーナには気づいていないのか、男達は何やら話し合っている) -- 胡久美 2012-08-01 (水) 01:23:47
      • (傭兵団……?どうしてこんな所に……今は冷戦状態で殆ど戦もない状態なのに……)
        (息を殺し、静かに聞き耳を立てる、彼らが何者なのか判断する材料が欲しく、山賊、野党まがいの集団であれば相応の処置をしなくてはいけない)
        -- ネーナ 2012-08-01 (水) 01:28:23
      • よ、どうしたんだい?(不意に、ネーナの隣から聞こえる声。横を向けば)
        やっほー(先程まで家の中にいた筈の、四つ腕の男の姿)
        いやーあんまじろじろ見られてるから気になっちゃってさ…(陽気に笑う男からは、今の所敵意や害意は感じられない) -- 胡久美 2012-08-01 (水) 01:33:54
      • ひゃわっ!(おもわず情けない声を上げてしまう、いつの間に、と言うより注意を払って居たはずなのに気が付かれていた事にショックを受ける。まるで千里眼でも持っているかのような芸当である)
        あ……いえ、その……ちょ、ちょっと旅の最中によってみた村がこんななってて、不思議に思ってですねー……
        ほら、なんか無事そうな家があったので、その、気になっちゃって……?あはは……(乾いた笑い、敵意も害意もないのが逆に不気味だ、一般家庭の人たちだって不審者には厳しい視線を送るというのに)
        と、ところで、何かあったんですか……この間の戦争でも出てきたっていう巷で噂の巨人でも現れたとか……?(適当な話題を流す、正体がわからない以上此方も下手に動けない、ならば、と当たり障りのない会話をしてみる)
        -- ネーナ 2012-08-01 (水) 01:48:11
      • (運の悪い偶然だった、偶々視線を感じ、ちらりと窓を見やった際にネーナの赤い髪の毛が微かに見えていた)
        まあほら、俺可愛い子見つけるの得意だし?(が、そこは敢えて言わない。)
        ああこれか…何の事はねーよ、多分帝国の連中が来て逃げたんだろ。俺等が来た時からこうだったし
        (悪意を持たないのは青年の性分か、それとも狙いか、或いは戦の中で感覚がマヒし、同じ西の者に見えるネーナに警戒心が働かないのか…)
        ああ、ちょっと、な…(何かあったか聞かれれば、表情を曇らせ)
        なあ、もしよかったら一つ…頼まれちゃくれねえか?(先程との変わり様は、頼み辛い内容である事を言外に滲ませている) -- 胡久美 2012-08-01 (水) 01:55:54
      • か、可愛いだなんて……(こほんと咳払いしてから)
        それじゃあ、村人は……(結局依頼は失敗に終わりなのか、と少し落胆する、先日の報告では生きていてくれた事を喜んで褒めてくれたというのに)

        (よくわからないけれど、頼まれると断るのが苦手な性分である。とりあえず、と、断ることもせずその内容を尋ねてしまう)
        頼みごと、ですか……あっ……でも、でも……私なんかで、お手伝いできそうなことがあるんでしょうか……(そう、今の彼女はしがない旅人。騎士としても線の細かった彼女がそれらしい服装を着ればまたこれ一際弱そうな外見の旅人少女が出来上がるのだった)
        -- ネーナ 2012-08-01 (水) 02:06:15
      • ああ、すげえ頼み辛い事なんだけど…俺の友人がさ、水銀毒にやられちまって
        アレにやられた奴を見た事ある?体中に激痛が走って、骨が折れる程暴れてのた打ち回って、最後にゃ苦しみながら死んでいくんだ…
        そいつもさ、ずっとそんな感じで…とうとう耐えきれなくなったのか俺達に殺してくれ、って懇願するようになったんだ。
        でも、ずっと仲間として戦ってきた俺等にはそんなこと出来ない、できる筈がねえんだよ…!(悔しげに壁を殴りつける。それは己の意思の弱さか、友をそんな姿にした帝国への怒りか)
        ここまで言えば、予想つくかもしれねえけど…頼みってのはそいつの介錯を、あんたにして欲しいって事なんだ…
        勿論、最大限の配慮はする。布を被せて、見えないようにするし、やってくれるなら報酬だって出す。
        (地面に手をつき、頭を下げ)頼む、無茶苦茶な事言ってんのはわかってるが、この通りだ!(頭を地につけ、懇願する青年) -- 胡久美 2012-08-01 (水) 02:16:44
      • (水銀毒、散々帝国と戦ってきていればそれは嫌でも知ってしまう。同僚も、一時の仲間も、私を逃してくれた兵隊も、東ローディアで介護を行なっていた時にも散々に。)
        (対策も対処法も確立されていないこの水銀毒に対して取れる最終的な策とは、結局のところ安楽死程度のもので。麻酔で体を動かなくしてから眠るように息を引き取らせる)
        (しかし、この様な廃村寸前の場所にそんな機材も薬品もなく。次善策として考えられるのは彼が言うとおり介錯してあげる事くらいである)

        旅人であるから、っていうことですね……確かに、見ず知らずの私ならご友人を楽にしてあげる事ができるかもしれません……
        ……わかりました、やります……。これも何かの縁だったのかもしれないです……麻酔くらいあれば良かったんですけれど……仕方ないですね……。
        ただ、報酬なんていらないですよ、私は此処に偶然立ち寄ってたまたま頼まれただけなのですから……
        (肩に手をおいて頭をあげるように言う。眼の前に困ってる人がいるならば助けてしまう、彼女はそういう人間なのである)
        -- ネーナ 2012-08-01 (水) 02:31:05
      • ホントか!?(ネーナの手を握り、感謝の涙を流す。)
        ありがとう…すまねえ…!!それじゃあ案内するよ、友人はこっちだ…
        (先程の小屋の中に案内されれば、窓を覗いた時には見えなかった部屋の奥に、白い布を被された何かが立っている、時折蠢くそれは、恐らく彼のいう友人なのだろう)
        …暴れて骨折らねえよう、この家の柱に括りつけたんだ…まあ、もう衰弱しきって声も出せねえみたいだが…(言いながら、部屋にいる男から剣を一つ受け取ると、それをネーナに渡し)
        …悪いな、こんな事…本当に…(俯くその姿からは、その顔は覗けない、余程悲しいのか、肩を震わせている)
        (周りの者も目を伏せている…) -- 胡久美 2012-08-01 (水) 02:38:54
      • (室内の状況に異常さを感じはした。だが、それを薄めてしまうほどに沈痛な空気に歩を進める)
        この方が……(受け取った剣を少し悩んで、両手でぎゅ、と握り胸元に構える)

        こんな戦争さえ起こらなければ……。ごめんなさい、せめて、安らかに……
        (心臓の位置に剣を宛がうと一気に押しこむ。痛みは一瞬で、済むようにとせめてもの慈悲だった)
        -- ネーナ 2012-08-01 (水) 03:00:03
      • (ぞぶり、とネーナの手に伝わる、骨と骨の間隙を縫い、柔らかいものを刺し貫く感覚。名誉のため、栄光のため日々鍛え上げ)
        (戦争という場において、更に磨かれたその技は、苦もなく心の臓を貫く)
        …ありがとう(静かに、礼を述べる青年。そして、白い布を被せた柱へ近づき…)
        本当にありがとう、これで…
        (剣を引き抜き、赤の滲む白い布を剥ぎ取る、そこには、彼の友人では無く、この村の住人であろう、女の姿が―)

        賭けは俺の勝ちだ

        (絶望の表情で、柱に括りつけられたまま死んだ女性、対し、先程まで悲壮な雰囲気を出してい青年は、この上なく邪悪な笑顔を浮かべていた) -- 胡久美 2012-08-01 (水) 03:09:23
      • えっ……(おもわず情けない声が出る、ただし今回はそれに困惑の感情まで追加して)
        (彼が何を言っているのか理解できない、目の前の女性は、とても傭兵仲間には見えなくまるで村人のような出で立ちで)
        (水銀毒にやられているとは思えないほどに肌は健康的であったらしく、一突きで殺されたその表情は、絶望の涙で濡れ切っていた)

        わ、わたし……な、何をして……いったい何が……(蒼白な様子でカラン、と血に濡れた剣を床に落とす)
        -- ネーナ 2012-08-02 (木) 00:19:25
      • (肩を震わせ、俯いていた傭兵達が、我慢の限界という様に嗤い始める、そう、全ては最初から、この者達が仕組んだ悪意に塗れた罠だったのだ)
        俺等な、賭けしてたんだよ。次に来るやつが、今縛ってるこの女を殺すかどうか。
        (舌を出し、嘲るような顔でネーナを見る、その目は先程までの軟派でありながらも親切な青年のそれでなく)
        俺以外皆殺さない方にかけたから、意地でも勝とうとあれこれ小細工したんだが…いやー、あんたのおかげで無事大儲けできたわ!サンキューな!あ、これ報酬、ほい
        (投げ渡された革袋には、そこそこの量の連合国の通貨)
        ああ、その女?あんたより前にこの村に迷い込んだ、カップルの片割れだよ。男はほれ、そこ
        (指差す先には、猿轡をされた青年の姿。塞がれた口から涎を垂らし、血走った目で何かを訴えるも、口から出るのは言葉にならない唸り声) -- 胡久美 2012-08-02 (木) 00:29:57
      • (革袋を受け取る事も出来ず呆然と立ち尽くし、放心した表情で周りを見渡し、最終的に床に転がされている男と目が合った)
        違う……違う、違うの……私は……こんなこと……
        (首を振って誰に対してか否定の言葉を紡ぐ、身体が寒い、震えが止まらず、一歩二歩と後退る)
        -- ネーナ 2012-08-02 (木) 01:08:56
      • (青年がにやついた顔を浮かべ、男の猿轡を解くけば)
        貴様等、よくも、よくも彼女を…!!!この鬼共め!貴様等一人残らず、地獄へ落ちて永劫苦しみ続けろ!!
        返せ!!俺の彼女を返せ!!!(泡を吹きながらまくし立てる男、その視線はネーナにも向き)
        お前もだこの悪魔め…!!俺の彼女を刺した時の顔、見ていたぞ…うすら笑いを浮かべて、人の大事な物を奪うのが、そんなに楽しいか…!!!!
        見ていろ…例え俺がここで死んでも、お前と、お前の家族、子供に至るまで、お前等の血筋が滅ぶまで恨んで、恨んで、恨み続けてやる…!
        (復讐に曇った瞳は、事実すら曲げてしまったのか、男にはネーナが女を刺した時、嗤っている様に見えていたようだ…)
        お前等のような屑共、いずれ必ず滅ぼぐぇっ!!
        (男の怨嗟の叫びは、唐突に終わる。見れば、男を押さえていたバルバランド人らしき巨漢が、男の首をあり得ない方向へねじ曲げ)
        『お、お前…ウルさい…』(巨漢は短く、一言だけ呟く。この場に残るのは既にネーナ以外はこの悪鬼の群の様な傭兵達のみ…出口は、駆け出せば手を出される前に辿りつける距離だ) -- 胡久美 2012-08-02 (木) 01:25:59
      • ち、違う!違うの!私笑ってなんか……っ!あ、悪魔なんかじゃ……(じわりじわりと涙を溜め、此方に向けられた怨嗟の視線に首を振りながら叫び返し)
        (た所で青年はあっけなく殺されてしまう。それを見た瞬間身体は出口へと駆け出していた)
        (ただただ怖かった。戦場以外で人が無意味に殺されてしまうのが、自分に向けられた恨みの言葉が、周りのまるで人と思えない心を持った人間たちが)
        (果たして逃げ切れるのかも分からない、それでも今はひたすら走るしか無かった。振り返ることも出来ず)
        -- ネーナ 2012-08-02 (木) 01:45:18
      • おいおいどうしたんだよ、腹でも痛くなったか?折角の報酬なんだから大事に使ってくれよなー!!
        (ネーナを追いかけもせず、笑いながら見送る悪鬼の群)
        (走り抜けるネーナの鼻に、つんとくる刺激臭が不意に襲いかかる)
        (前を見れば、この集落の広場であったろう場所、そこにはかつてこの集落で平和に暮らしていた者達の)
        (屍の山が築かれていた。流れ出る血はどす黒く変色し、死体の色は灰色に腐敗し、一部が溶けて混ざり合ってしまっている)
        (周りは蠅が群がり、その山を周囲には、尻から口へ槍で串刺しにされた屍が、周りを囲んでいる…)
        (その様は幼い頃目にした、疫病を題材とした絵画の様な、この世の終末を思わせる光景であった) -- 胡久美 2012-08-02 (木) 02:02:39
      • (言葉は出なかった。帝国兵ならこんな無意味なことはしない、彼の民族は死体すら糧として使う者たちであると聞いたから。つまりあの傭兵団がこの村を襲ったということは明白で)
        (そしてそんな彼らを批難することももう、出来ない。私の手も、汚れてしまったから。知らなかったから、気が付かなかったから、彼らの悪虐な行為に手を貸してしまった)
        (追い詰められ、歯の根の合わない歯を無理やり食いしばる そしてまた駆け出す、その場から逃げ出すように、怖いものから逃げる子供のように)
        (村を抜け、走る。依頼のことも忘れて、走る。やがてローディアの門を潜ると、自分が大泣きしながら走っている事に気がついた)
        (家に帰ってからも、その日は誰にも合わず、自室に篭りきっていたという)
        -- ネーナ 2012-08-02 (木) 02:27:07
  • 黄金暦224年 4月 ローディア連合王国国境線 バルトリア平原 -- 2012-07-31 (火) 00:11:02
  • 侯爵フリストフォンからの依頼を受け、若干数十名の小規模の増援部隊として戦地に送られる
    それが捨て駒にすら成らない、何の意味も持たない、死ぬための軍勢であるということも知らず -- 2012-07-31 (火) 00:15:53
    • (戦況が圧倒的に違いすぎる。ローディア軍の残兵は国境沿いの砦に負傷者込で数百名、敵方帝国軍の部隊はその倍、下手をすれば其れ以上に数で押しているという状況)
      (此方の軍勢が最初から数で負けていたというわけではない、ここまで削られてしまったという事実だけが其処にあって)
      (私達の軍勢が加わった所で焼け石に水というのは目に見えて明らか。伝達によれば他の部隊も帝国軍に押されており戦術レベルでの差を感じられずには居られなかった)
      -- ネーナ 2012-07-31 (火) 00:24:53
    • (断続的に放たれる毒の矢、先の東ローディアの戦いでも見た怪物を用いた戦場の蹂躙、此処の戦闘力でも勝利のみを目指した非道的な戦法が際立っている)
      此方側……国境線だけは守らなくちゃ……。(侯爵様より派遣されたというのに。期待をかけてもらったというのに。もう弱気になりかけている自分が居て、パシンと頬を叩いて気合を入れる)
      隊長、ここは、私達で陽動に出ます……守るためにも、此処で頑張らなくては……
      (隊長に部隊を一部、借りることを提言する。砦を守る部隊と別に遊撃隊を出し、攻めては引いてを繰り返し地道に敵兵を削るつもりである)
      (砦の援護射程範囲から出ないように戦い続けるのが味噌であり、うまく敵を誘導できるかが問題であったが……)
      (砦内からマスケット銃を持ち出し腰に装備するとバスタードソードを抜き、愛馬にまたがると数名を連れ劣勢気味戦場へと向かう)
      -- ネーナ 2012-07-31 (火) 00:48:00
    • (西軍において軽装であるネーナは此方では珍しい赤毛の女性であることも加えて其れだけで戦場では目立っていた)
      (後ろには弓を従えた騎馬弓兵を数騎。敵をおびき出すために自ら囮となり、弓兵の攻撃と砦からの援護射撃で帝国側にちまちまと軽傷を与える。うっとおしいことこの上ないと思われればそれで良い)
      皆、私に力を貸してください…っ!続け!(馬上から指揮を出し、前線で戦っている兵士に後方支援をしながら入れ替わるように前に前にと出る)
      (帝国側の弓兵の毒矢はかするだけでも致命傷となりかねない、云えにロングボウを用いた弓兵は向こう側の弓兵の射撃のジャマをするのがメインの仕事となる、騎馬弓兵は前線の敵兵士を足止めし)
      (後方からの投石、射撃、バリスタによる長距離射撃などで出てくる本隊を少しずつでも削っていく)
      (実際、少なくとも初戦では見事に功を奏し、劣勢に立たされていた味方を一時引かせ、敵兵を押し返すほどの戦績を上げた)
      -- ネーナ 2012-07-31 (火) 01:00:14
    • しかし数を出されてしまえば、力の数が違えば、数対の巨大生物を出撃させられ、押し返し始めていた戦況はあっと言う間にひっくり返される)
      (こちらには圧倒的に力が足りていなかった、搦手だけでは時間稼ぎにしか成らず。バリスタを受けてなお進撃してくる巨大サソリを前にすれば前線など瞬時に瓦解する)
      っ、撤退…皆下がって!(マスケット銃を用い、正確な射撃をしてみせる。元来彼女の武術の才能は高い。それが普段発揮できていないだけで兵士として騎士としてその腕前は十二分評価できるものなのである)
      (侯爵からの期待を背負って、という今回の出陣はそれを発揮させるだけのメンタリティを備えられるものだったということなのだろうか)
      (マスケットの弾はサソリの感覚器官へと丁度打ち込まれる。ある程度学が在るというのも間違いではなく、それはサソリの暴走をおこし、周囲の敵歩兵を巻き込み味方に撤退する時間を与えた)
      よし……私も……(砦からの籠城戦へと転換しようとこの隙に一時撤退を考えたその時、馬が矢を受け倒れる、この距離は、馬がなくては逃げ切れない。迫る、数匹の巨大サソリ、数十の敵兵)
      -- ネーナ 2012-07-31 (火) 01:15:11
    • (慌てず、再度装填していたマスケット銃の射撃で威嚇をしつつ近くの岩場まで走る、諦めたら終わり、それが判っているから、死にたくないから死ねないから走る)
      (だが、それも、無駄な抵抗だったようで) がっ……あ……っ
      (巨大なサソリのハサミに背中から殴り弾き飛ばされ、荒れ果てた平原を何度も転がる)
      (まだ息があるのが不思議だと自分でも思う。剣を支えによろりと立ち上がる、だがもはや、歩く力も残っていなかった、視界は赤くなっている、頭部から血が流れているのだということが分かった。)
      (それでも、砦まで戻ろうと一歩二歩と歩く、無駄な行為だとは分かっていても、それでも)

      (虫の息となったネーナへと迫る敵兵が、矢による射撃を受ける。なんと、先ほど撤退を指示した弓兵が数名、まだ残って援護をしてくれたのである)
      (岩陰から奇襲のように射撃を行い、サソリと歩兵の足を止める、2名ほどがネーナの元へと走り救助を行おうとする)
      -- ネーナ 2012-07-31 (火) 01:28:02
    • (撤退間際の奇襲はネーナの命を繋ぐ、兵に抱えられ、援護射撃を受けつつ後退)
      (しかし、追撃のように今度は数十名の敵騎馬兵が押してくる。援護してくれていた弓兵たちを盾部隊の援護をつけた敵弓兵たちが射抜いていく)
      (元々、此方の砦にはそれほどの戦力は割かれてなく、物資も底をつきかけている、砦からの援護射撃が段々と回数を減らさざるを得なくなっているのもそれが原因で)
      (砦に辿り着く前にネーナを救出してくれた兵士が一人矢を受け、倒れる、既に前線に戦力はなく。万事休すかと思われた)

      (その時だった、戦場に腐敗臭が立ち込める。瘴気とも呼べるそれは帝国の水銀の害よりも早く戦場を飲みこむ)
      -- ネーナ 2012-07-31 (火) 01:36:01
    • (それは死体だった。巨大な、柱のように巨大な。足元のサソリを踏み殺し、握りつぶし、兵士たちを蟻のように蹴散らして、ゆらりゆらりと戦場を歩く、壊す)

      (味方も敵も関係ない破壊であった、だが幸い此方の戦力はほぼ撤退しており、被害を主に受けているのは帝国軍側。正体もわからない化物……侯爵から聞いていた此方の戦場の状況と一致する、ならあれは一体なんだというのだろうか)
      (がむしゃらに暴れ、まるで駄々をこねる子供のように理性も知性もない、唯の一体で戦場は混乱と悲鳴の渦に巻き込まれた。帝国側の将は数で優っているというのに、もう1歩で砦を抑えることも出来たというのに撤退を指示せざるを得ず、蜘蛛の子を散らすように敵兵は引いていく)
      (それと同時に、私達もこの砦を放棄せざるを得なくなっていた、近くに現れた怪物に対処する手段は何もなく、今は敵兵を襲っているそれが此方にその暴力を向ければこんな小さな砦など一溜まりもない)
      (隊長の指示の下、戦線を後退させることとなり、ネーナ含む、数十名のローディアの兵士たちは上部から絶死と言われていたその砦での戦闘を生き延び国へと戻ることとなるのだった……)
      -- ネーナ 2012-07-31 (火) 01:47:48
  •  
  •  
  • ある時、一通の手紙が届いた。何故か封筒に血がこびり付いていたりとこの手紙が辿ってきた道を想像させてしまうが…
    差出人を見れば、ヴィクトリアという名前だった。

    『 東西の戦いが激化して久しいが、実は私は帝国領に居る。
      この手紙を出すのに色々手を回したが、ちゃんと届いているだろうか。
      届かぬと諦めて出すものでもないので届く前提で筆を取る事にはしているがやはり不安ではある。

      私がこれを書いている時点では帝国領の塩州という場所に居るのだけれども
      この場所に来て、この光景を誰かに、とても、とても伝えたくて手紙を書いた。
      しかし正直、表現しきれる気がしなかった。それだけ現実離れした光景をだったのだ。
      一言で表すのならば、『 鏡面世界 』とでも言うべきか、そこだけ世界が変わって見えたよ。
      今は戦争で国境越えも難しいと思う。だが、この戦争が終わったのならば君にもこの光景を見て欲しい。

      私はしばらく帝国を旅するのでいつ西側にいけるかわからないが、いつかまた会おう。
      そういえば、傭兵だと言ってたな?    死ぬなよ 』 -- ヴィクトリアより 2012-07-24 (火) 21:11:12
    • これは……血ぃ!?って差出人ヴィクトリアさん!?な、なになにごと!?
      (ガサガサと急いで封を切って、手紙に目を通して)

      (読み終えると、目を伏せて)……とりあえずは、無事そうですね、ヴィクトリアさん……。
      けど、鏡面世界、かぁ……私の故郷に、酒場の街、西ローディア、東ローディアって割りと回ってきたけど……まだこの辺りは違うって言ってもお金も文化もちょっとは通じる文化圏内だったものね……
      それと全く違う、帝国……確かに戦争のやり方も武器も技術も、何もかも違ってた……
      いつかは、そんな何もかも違う文化の人達とも普通に会話できる日が来るのかな……戦争が、終われば……終わらせることが出来れば……
      侯爵様はどう考えているのかな……戦争、終わらせられるのか……それとも……(唇を噛んだのは、自身の無力感ゆえ、ちっぽけな自分がいくら悩んだ所でこの戦争は始まったばかり、終わりはまだ見えない)
      ……そうだよね、その前に、生きなきゃ、生き残らなきゃ……折角助かったんだから……少しでも誰かの役に立てなきゃ、私は……
      (手紙をそっと畳み、机の引き出しの中に仕舞った)
      -- ネーナ 2012-07-26 (木) 01:36:01
  • 黄金暦223年 9月 -- 2012-07-24 (火) 00:02:48
    • (9月、ゾルドヴァの戦いも東方有利のまま帝国の西進を許し、敗戦ムードの漂う中)
      (とある思惑を以って案内役(ヴァイド)と別れ、王は東ローディアの一時避難所に身を置いていた)
      (施政者の義務として避難民の名簿を捲り、いないであろう西ローディア所属の兵がいないか確認したところ、一人だけ、西ローディア所属の兵の名を見つける)
      ……歩兵が、単騎で……? 
      (名簿を閉じ、避難所の係兵を呼び、その西ローディア兵を呼び出してもらった) -- フリストフォン 2012-07-24 (火) 00:09:58
      • (一ヶ月、怪我も治ってきてある程度は動けるようになっていた。お世話になった方々にせめてもの恩返しと負傷兵の治療などを手伝っていた所、急に係兵に呼び出される)
        (返事に答え、その後をついていく。呼び出されるなんて思っても見なかった、東ローディアで私を?なぜ……。とぐるぐると思考は周る)
        (もしかして、ヘルガが迎えに来てくれて……なんて有る訳もなく。そこには20代後半くらいの青年が立っていて)
        ……あの……私に何か、御用でしょうか……(恐る恐る尋ねる、あまり他人を受け入れるような雰囲気の人物ではない、というのが第一印象であった)
        -- ネーナ 2012-07-24 (火) 00:27:02
      • (現れた相手が予想外だったのはこちらも同じで……部隊の生存者かと思ったが、これではむしろ、迷い込んだと言ったほうが納得しやすい)
        (小さく嘆息して)西ローディアの西方候の立場として、自国民を無視することはできなくてね。
        ここでの君の立場は遭難兵だ……良ければ、自国までエスコートしよう。不慣れな身で悪いけれどね。
        (なるべく穏やかに言うと、一つだけ、目の前の女性兵のことを棚上げし、尋ねる)
        衛生兵、というわけではないだろうが、手当をしていたようだね……輸血のパックのようなものを所持しているかい……?
        できれば、一つ分けてもらいたいのだが。 -- フリストフォン 2012-07-24 (火) 00:36:06
      • せ、西方侯……え、あ、ひゃ…!?(な、なんでそんな人がこんな所に!?物凄いまた上のランクの人物じゃないですか……、と奥目に見てもテンパってるのが判るくらいに驚いて)
        え、ええっと、その……お心遣い、感謝、いた、いたします…… あは…、私もその、数日前までここでお世話になっていまして……
        あ、はい、輸血パック、ですか……御座いますけれど……(何に使うのでしょう、とは口に出せず、物怖じしながらも、バッグの医療キットから輸血パックを取り出して手渡して)
        -- ネーナ 2012-07-24 (火) 00:48:22
      • (輸血パックを受け取り、穏やかな笑みを浮かべ)生きていてくれてありがとうと、今はそう言おう。
        ……事情の説明は、帰途の道すがらしてもらおうかな。多少込み入った事情もありそうではあるし、私もそれには興味がある。
        (手元で輸血パックを揉みながら)少しの間、ここで待っていてくれるかな。ええと……ネーナ・ロックニー君、でいいのかな。 -- フリストフォン 2012-07-24 (火) 00:57:31
      • (そういう優しい言葉をかけられるのも労われるのも、あまりない経験で、褒められ慣れてないゆえに言葉をつまらせながらも照れたように頭を下げて)
        え、は、はいっ!!(名前を読んでもらえたのが嬉しかったのか元気の良い返事をしてしまう)
        (しかし、待て、とは……先程からその行動にまったくもって想像が付かず。大人しく、手で揉まれる輸血パックを見ながらその挙動を見守ることにした)
        -- ネーナ 2012-07-24 (火) 01:09:48
      • (にこりとネーナに笑うと、避難所へと入っていく)

        (傷つき、志気を失った東ローディアの遭難兵や民を前にし、息を吸う)
        東ローディアの民よ、聞いて欲しい。私は西ローディアが王の一人、フリストフォン・ラヴェル・フォランだ。
        東西の遺恨、西ローディアへの不信、察して余りあるが此度の戦乱の同盟に於いて西ローディアの専守防衛指示を以って、清聴で答えていただきたい。
        帝国軍は東ローディアを蹂躙し、西侵を続けている。これはもはや東ローディアだけの問題ではない、西方諸国全体の危機でもある。
        私もまた、西方の将が一人として、この目で、この耳で戦乱を見聞し、その凄惨なやり口と無慈悲な暴をその身に受け、識った。

        (その時、どろりと、弁に熱が入ったことで傷口が開いたかのように額から血が滴った)
        exp021819.png

        傷つき、志半ばで敗走を余儀なくされた貴殿らに、私が望むことは一つ。
        今は、この戦乱の中、自らが生きることを考えてくれ。忠を以ってこの国と心中をする必要など、どこにもない。
        帝国の戦いに誇りや栄光などない、彼奴らは自らの欲望を満たすために侵略せしめるただの蛮族だ。
        例え東ローディアという地が奪われようが、貴殿らの血や魂の中に東ローディア人としての誇りがまだ息づくのであればその誇りは受け継がれる。
        西ローディア西方領は、過去の遺恨を洗い流し、諸君らをこの戦争の難民・難兵として迎える心構えもある。
        けして、命を無駄にしてくれるな。そして、今という困難を、生き延びてくれ。……以上だ。清聴を感謝する。

        (話が終わると、どこか呆然としている東ローディアの兵や民をそのままに、ネーナのところに戻ってくる)
        待たせたね。ここでの用事は以上だ。 -- フリストフォン 2012-07-24 (火) 01:14:51
      • http://notarejini.orz.hm/up3/img/exp021851.png
      • (高らかに演説をし、演出まで加えて兵や市民を引きつけるさまは、まるで演劇そのものであった)
        (演出のタネまで知ってしまっている自分自身でさえも、その姿を同じく、呆然と眺めていたが)
        (声をかけられれば、はっと気づき)は、はい……(言葉は正しく、心地よく、されど残ってしまった幾分かの不信感、それを顕にしないようにと努めてはいたものの返事は弱々しい)
        (しかし、今時分、頼ることが出来るのはこの西ローディアの王のみなのも事実であって、自分自身もそれに例外でなく)
        あ、あの……ハンカチ……お使いになられますでしょうか(額の輸血パックの血をそのままにしておくのも、と医療キット内のハンカチを取り出して)
        ……これも……お仕事なんですよね……、あの、やっぱり、この国……ローディア共和国はもう……、私たちは……(愚問だったな、とは思ったが、それでも聞かずにはいられなかった、既まで迫っている崩壊を感じ取りながらもこの国の、引いては西方の先の事を)
        -- ネーナ 2012-07-24 (火) 01:38:56
      • ……ありがとう。(ネーナからハンカチを受け取り、額を拭く)
        ああ……戦況は逼迫している。それは、君も肌で感じたろう。
        少なくとも、東ローディアは陥落の危機にある。一時とはいえ西を西ローディア、東を帝国に挟撃された形になり、戦力が分断されたのが仇となった。
        遠からず、東ローディアは少なくとも盾としては機能しなくなる。彼らも、どこかそれを悟ってはいるだろう。
        その上で、西ローディアの封建気質と同じ物を持つこの国は、自らが開拓したという自負もあり、土地、そして国と心中しようとする者も少なからずいるだろう。
        それは……あまりに無意味だ。……自らのそこに存在する理由も知らぬままに、目の前の安易な道に縋る生き方は、王として見過ごせない。 -- フリストフォン 2012-07-24 (火) 01:52:42
      • (戦場で見てきた、無謀にも戦死していく兵士たち。圧倒的な力量差を理解していながら、誇りの為に引かず戦い続ける騎士たち)
        (逃げてしまったとはいえ、それでも一度敵対した彼らの事を嫌いにはなれなかった、こうして怪我の治療も施してもらい、避難もさせてもらっている、自国民でないにもかかわらず。)
        (私自身も、この国の人たちが無事に生き残って欲しいと思っている。だから先程の演説も、受け入れて欲しいと願ってしまった)
        それで、先ほどの演説を……。確かに、西ローディアなら、多少の受け入れはできそうですけど……(果たして、どれほどの者が、その言葉に従ってくれるのだろうか、と)
        結局、今は、見守ることしか出来ないんですよね、きっと……。私も……何か、お手伝いできることがあればなんでも言って下さい。騎士の一人として、私は、私自身の出来ることをやりたい、です……。
        -- ネーナ 2012-07-24 (火) 02:21:25
      • あとは、彼らがどうありたいか、それに委ねられている。どんな道であろうが、選ぶのは彼ら自身だからね……。
        彼らが自分から剣を取り、誇りを胸に立ち上がることができれば、それは西ローディアにとっても大きな力となる。
        そういう意味では、一人の西ローディアの施政者として……彼らには立ち上がってもらいたいと、心から願っているよ。
        (出来ることがあればという言葉に笑い)……そうか。それは有難い話だ。
        では、さしあたって西ローディアまでの護衛を頼もう。前線は抜けたとはいえ、まだ戦乱の最中にある。
        道すがら、戦況も報告してもらいたい。よろしく頼むよ、ネーナ・ロックニー女史。(言いながら、小さく頷いた) -- フリストフォン 2012-07-24 (火) 02:34:09
      • 護衛……はい、喜んで…!この剣にかけて、侯爵様の身はお守り致します!
        (と、腰の剣を掲げようとして、その場所には今、医療パックのセットが陣取っていることに気が付き、これ以上ないほどに赤く、涙目になりながらも)
        (そのまま準備を終えて護衛に着き、西ローディアに向け、出立したのだった)

        (道中、戦況報告も当然、行ったのだが、最前線まで出て、帰還したことを告げた時、妙に驚いていたのが、特に心象に残ったという)
        -- ネーナ 2012-07-24 (火) 02:48:06
  • 黄金暦223年 8月 -- 2012-07-23 (月) 00:53:58
    • ヘルガより、まだ前線は早かったのだろうとの言付けを受け、キャンプへの補給物資配達や、後方支援に周るようになって数ヶ月ほど
      ヴィクトリアとの邂逅で解れた筈だった自分の内なる思いは、東ローディアと帝国の激突、という情報を聞き再び燻り出す。
      これは焦りか、後悔か。前線へ出るのは怖いと思ったはずなのに。どうしても居ても立っても要られなくなっていた。 -- 2012-07-23 (月) 00:59:11
      • (私は、西ローディアから東ローディアに渡り、情報を集めていた。)
        (勝手な行動、ヘルガちゃんにはこんどこそ失望されちゃうかな、と暗い顔で苦笑し、資料を読み耽る)
        (酒場の伝手で情報屋界隈からのできる限り正確な情報を入手しつつ、それを元に自分の出来ることを探していた)
        -- ネーナ 2012-07-23 (月) 01:06:56
      • (出来る事ならば、再度戦場へと赴き、名誉挽回と行きたい所であるが、そこまで高望みはしていない)
        (西ローディアからもいくつかの義勇軍が出撃し、戦場の後方にて支援を行なっていると聞いた、だが半ば命令違反でここまで来ているのにこれに混ざるのも難しいだろう、とため息を一つ)
        (そもそも、帝国1万5千に対し東ローディアは三万の軍勢である、圧倒的有利な状況。東ローディア軍とは戦ったこともある、軽装騎兵、アサシン、名を馳せた騎士の数々)
        (それらを思い返しても自分の出る幕はないんじゃないかとたどり着く思考の海に沈みそうになる)
        (でも、ここまで来て何もしなかったらそれこそ、もう何処にも顔は出せない。居場所は何処にもなくなってしまう。それだけは、避けたかった)
        -- ネーナ 2012-07-23 (月) 01:17:07
      • (ならば、傭兵としての立場を利用し、一旦東ローディア軍に協力を申しこめば、と思い至る、至ってしまったというか)
        (きっと仲間から何も考えてないバカだと、無知無能だと、ひどく罵られるだろう。……でも何もしない、出来無い状況が耐えられなかった。)

        (以外にも、あっさりというかすんなりというか、傭兵としての私は簡単に受け入れられてしまった。どうせ兵士は足りてるだろうし、後方支援でもできればと思った。)
        (というか、そのつもりだった。動きやすい軽装の鎧に救急パック、愛用のバスタードソードは忘れずに所持していたが、後方支援だろうということでほぼ使うこともないだろうな、と思っていた、思っていました。)
        -- ネーナ 2012-07-23 (月) 01:25:30


      • 黄金暦223年 8月 《  ゾ ル ド ヴ ァ の 戦 い  》 -- 2012-07-23 (月) 01:26:44


      • (私は、何がどう間違ってか、最前線送りにされていました。塹壕で敵の弓矢をやり過ごし、巨大生物と勇猛果敢な騎士たちが戦っているのを眺めて)
        (訂正すると、戦ってるのではなく、良いようにあしらわれて巨大なサソリに突き刺されなぎ払われ、毒矢を受ければ激しくのたうち、集団で押し寄せる帝国兵にボロ雑巾のように蹴散らされる東ローディアの半壊状態の軍隊の姿を眺めていました)
        (ド素人の私の目から見ても、これは無理ですね、って断言できるくらいに力量差が圧倒的でした)
        (西ローディアの重装騎兵ならまだしも軽装騎兵では火力も防御力も乏しく、期待されるべき騎馬による展開力、殲滅力ですらも向こうの騎馬隊に圧倒的に劣っています。無理です。)
        (援軍として連れてこられたけど、これ、無理です。少なくとも、こんな軽装備ではどうしようもないです。)
        (他の新規加入者さんたちも同じ考えに至っているらしく、突撃命令を繰り返している部隊長さんからどうやって逃げようか算段を立てているようでした)
        -- ネーナ 2012-07-23 (月) 01:38:00
      • (ついた頃にはまだ、遠くに見える戦火だったのに、段々とその火の手は私達の居る塹壕まで迫ってきているようでした。)
        (物凄い、部隊長さんから罵られてますけど、ここで突撃してもまともに戦ってすらもらえず意味もなく死ぬのが落ちですよねって、この絶体絶命の状況においてなぜか冷静なままでいる自分の頭の中でツッコミを繰り出したりしてました。口に出したりはできません、怖かったので)

        (まぁ、他の傭兵さんとどうやら、揉め始めて口論が始まったようで物騒なやり取りが私の後方で繰り広げられ始めました、私は参加してません、遥か彼方に見える血塗れの大サソリがグロテスクなまでに大きくて気持ち悪かったので後ろの喧嘩に関わろうと思う気力すら失せてました)
        -- ネーナ 2012-07-23 (月) 01:45:53
      • (バスン、と乾いた音がしました。マスケット銃の音であるのは分かりましたが、部隊長がそれを手にして、口論相手の傭兵さんを撃ってしまったようでした。)
        (即座にもう一発の乾いた音響。今度は部隊長さんが撃たれ、見事に小さなクーデターが起こってしまいました。)
        (迫る敵軍を前に、かかる呼び声。「逃げるぞ!」 撃たれながらも意識を保ち、脱走のためのルートを提示しています。私も勿論参加します。救急パックでその傭兵さんの傷を応急処置し、統制乱れまくっている周りの軍から気付かれないようにこっそりと山手の方へ寄せ集めの部隊は逃げ出します)
        -- ネーナ 2012-07-23 (月) 01:54:29
      • (勿論、そう簡単に全て上手く行くわけは無いというわけで。あれよあれよというままに味方はどんどん減っていって、迂回ルートの半ば頃には十数名いた部隊は残り数名となっていました)
        (後に聞いた話では、最前線に居た部隊はほとんどが壊滅。最後にはほとんどの残存兵が逃げることすらままならなかったようです。)

        (運良く、と言っていいのでしょうか、もう少しで戦場を離れ、とりあえず東ローディアの領地まで引き返せる、といった所で最後の仲間も力尽き、私一人となってしまいました)
        (居場所もなく、味方もなく、ただただそこには孤独がありました。いつ、敵兵に見つかってしまうのかわからない恐怖、散っていった仲間たちから見せられてきた迫る死の恐怖)
        (軽装で、救命パックを所持していなければここまで来られたかわかりませんでした。最後の食料を口にして、休息を終えると、更に逃げます。)
        -- ネーナ 2012-07-23 (月) 02:04:48
      • その後、食料が切れて、一人でないと逃げ切らなかったな、とか思ったりしましたけど特に何事も起こらず、ローディアの国境まで逃げ切りました)
        (幸い、前線部隊の細かい状況など、部隊ごとにコチラまで伝える手段はこの国には無いようで、私も負傷兵ということで治療を受けさせてもらいました。悪運だけは強かったです。その時多分、ぐしゃぐしゃに泣いてましたけど、しょうがないですよね、頑張りました私。)
        (数日をそこで過ごして9月を迎える頃には、先の戦線が完全に崩れたという報が、この避難所まで伝わってくるほどに国力、その他諸々ガタ落ちな状態でした)
        (私はこの先、どうすればいいのか。西へ戻るにも負傷具合からして長距離の移動は無理ですし……そもそも、もう居場所も無くなってるかもしれませんし……そう、居場所。ようやく、そこで本当に後悔しました)
        (短い間だったけど、西ローディアでも友達が数人できたんですよね、もう、こんなんじゃ、合わせる顔も無いですけど……本当だめだめだな、私……。此処まで帝国軍が迫ってきたらどうなるんだろうな、それはその時に考えることにして……)
        (今は、一旦休息を取るために、筆を置こうと思います。まだ、もう少し生きていたいな……。)
        -- ネーナの手記より 2012-07-23 (月) 02:40:49
  • です
  • ─ 黄金暦223年3月 西ローディア ─
    (北方震災後、北から山を越えてまでやってくる難民がかなりの数出てくる。幸い、この西ローディアとバルバランドは交易により、良好な関係を保っており、その影響からか難民の受け入れもすぐに始まり……)
    (西ローディアの北東にその難民キャンプは作られた) -- 2012-07-17 (火) 23:14:00
    • (結局、竜害の影響もあってか、ひどく怒られたりするようなことは無かった。無かったのだが、傭兵として新しい仕事を押し付けられた)
      (難民キャンプの支援物資の配達、その護衛であった。立派な仕事だというのは解ってはいるのだが、それでも彼女の表情は何時になく浮かない)

      ……はぁ、竜害のあとは震災……泣きっ面に蜂、なんてことわざありましたけど……
      (まるで私みたい、と心のなかで呟いて、荷馬車に積載された物資を両手に持ち、キャンプの中へと運びこむ、力仕事は辛い、辛かった)
      -- ネーナ 2012-07-17 (火) 23:28:57
      • ………(とんとん、とネーナの肩が軽く叩かれた。振り向けば、肩に食料の入った樽を担いでいる背丈の高い者が伺えるだろう。ネーナと同じくそんな力仕事に従事しているものの、奇妙な事に巨大な大剣を背中に携えているのがわかる) -- ヴィクトリア 2012-07-17 (火) 23:37:11
      • ひゃっ!?
        (びく、っと体を震わせて、その拍子に落とした荷物で足を打ちもんどり打つという、とてもはかなげな美少女とは思えない芸風のいいリアクションをみせる)
        いた、いたたたた……え、えっ……あ、あなたは……?(くすん、と目に溜まった涙を拭いながら後方の女性へと視線を送り)
        …………(なんで片手で荷物運んで、更に背中に剣まで背負ってるの……それより私、なんか邪魔になることしちゃったのかな、ずっとこっち見てるし……どうしよう、どう謝ろう……)
        -- ネーナ 2012-07-17 (火) 23:43:25
      • 私は………、このキャンプに冒険者としてのツテで来た者だ(樽を担ぎつつ大剣を背負っているが、まるで重さを感じさせない動作をしていた)
        ………すまない、邪魔をしたか…?…気分が悪いように見えたからな、調子がよくないのなら休むといい(と、肩を叩いた理由はそれを言う為だけだったようだ) -- ヴィクトリア 2012-07-17 (火) 23:51:03
      • (謝罪形式を思案していたら先に謝られ)
        はぇ……あ、いえっ!そ、そんなことはないんです、ちょっと色々考え込んじゃってて……ご心配おかけしてしまって…申し訳ないです……
        冒険者……ってこんな依頼まで請け負っちゃうんですか…あ、護衛依頼……。
        わ、私は西ローディアの傭兵として、先の戦線の協力国であったバルバランドの難民を助けるべく……ここまで……
        (もう一度荷物を抱えると痛む足を引きずりながらもなんとか、キャンプへと資材を運んで)
        ふぅ……、でもまた、どうしてそんな仕事を?そんな大剣背負ってるのに……(どちらかと言えばその姿は戦場の中でこそ輝けるように思えた)
        -- ネーナ 2012-07-18 (水) 00:04:21
      • ふむ、傭兵にしては若い……な(ネーナの全身を上から下まで眺める視線、多分外見でそう判断したらしい。続いてこの女も樽をキャンプに運び終えた)
        ………他人からよくそれと同じような事を言われる。…お前はきっと、私の事を戦においてのみ存在し得る人間だと思っているのだろう…?
        だがな、私はこんな剣を持ちながら戦を避ける事もある…何故だかわかるか? -- ヴィクトリア 2012-07-18 (水) 00:16:43
      • わ、若い……ですか……。そりゃ、周り男の人が多いし、同い年かな、って思ったら年上ばかりだったりですけれども……

        (何故、と問われれば顎に手を当て思案する) 戦いを……避ける……
        ……よく、分かりません……。私みたいに臆病でダメダメなようにも見えませんし……それでも、戦場に出なくちゃいけないって思いは変わりませんけど……
        戦争に関わらずにここまで来る、理由……戦いたくなくても巻き込まれちゃうかもしれないんですよ……わからないですよ……
        -- ネーナ 2012-07-18 (水) 00:27:19
      • …… ………ふ(悩めるその姿を見て、一瞬優しく笑ったように思える。そして口を開いた)
        それはな、『他にできる事がある』からだ。剣持ってたら戦わないといけないのか?両の手があれば他に出来る事があるだろう?
        今のお前のように、難民を助ける事もできる。私も、冒険者の前に一人の人間なのだからな -- ヴィクトリア 2012-07-18 (水) 00:36:07
      • それは……(そうで、あるけれど。でも、剣術を鍛えて、戦士として誇れるようになったのならば、それを生かさないのは勿体無い、そんな風にも思えて)

        (……わたしって、視野狭くなってたのかな……。心に余裕が無いから、こんな事ばかり、考えて……)
        (反省するように眉を下げ、肩を落とし、彼女を見上げる。背が高く、凛々しい顔立ちの彼女は、そうして見上げるととても勇ましく美しく、素敵な女性に見えた)
        そう、ですね……戦争だ戦争だ、ってどこでも一色に染まってるから、私までそんな風になってたのかも……ありがとうございます、えっと……
        (そういえば、自己紹介もまだ済ませていなかった)あ、あの、私はネーナといいます。ネーナ・ロックニーです……。
        (名乗りとともに握手を求め、手を差し出して)
        -- ネーナ 2012-07-18 (水) 00:47:02
      • (差し出された手に、少し驚いた顔をしつつもこちらの手も差し出して、軽く握った)
        私はヴィクトリアだ。……中々どうして、真っ直ぐ(・・・・)だな(自分の顔に向けられた視線に気付いたのか、そう付け加えた)
        子供は怖がって私の顔を見ようともしないんだけどな…(自嘲気味に笑って) -- ヴィクトリア 2012-07-18 (水) 00:59:29
      • ヴィクトリアさん、ですか……(こういう人物も、自分の周囲には余りいない、国を出て此処まで来てよかったな、と思える瞬間でもあった)
        あ……もう、私だってもう16ですよ、子供じゃありません。身長も少しずつ伸びてますし……(少し膨れた後、クスッと笑って。ここ最近の緊張と自責の念が少しだけ薄れた気がした)
        ……よし、休憩終わりです……。キャンプの皆さんのために残りの分も頑張りましょうヴィクトリアさん!
        (その顔には少しだけやる気が点った、今はこれしかできないけれど、生き延びてやれることがあるのだから、やれるだけやってみよう、と)
        -- ネーナ 2012-07-18 (水) 01:09:19
  • 黄金暦223年 1月  《  第 十 三 次 ロ ー デ ィ ア 大 戦  》 -- 2012-07-17 (火) 02:39:11
    • ネーナ・ロックニー、これが彼女の初陣。

      仄かな憧れすら有った。この世に名を響かせ真なる英雄となるための一歩をようやく踏み出せるのだから──

      ヘルガの食客として部下として彼女の隊の後列に配備してもらい、騎士としての本領を見せるはずだった -- 2012-07-17 (火) 02:44:35

      • (……ここは……、皆さんと逸れて……どうしたら……)
        怒号、咆哮、剣に槍、弓矢飛び交う戦場を、赤髪の女騎士は単騎で駆けていた
        放たれる弓矢をギリギリの体で躱しながら、馬と共に走り抜ける、ここが戦場でなければ泣いていた。騎士でなければ、仲間の名前を呼びながら家に帰りたいと叫んでいた。
        それでも教育として培われ、努力で伸ばしてきた能は生き残るために冷静な頭を用意してくれる -- ネーナ 2012-07-17 (火) 03:29:49
      • 向かってくる敵兵、殺気の篭った瞳、怒号、正直怖かった。
        敵意と悪意なら向けられ慣れていると思っていた、だが、そんな程度のものではなかった。
        一歩間違えば、少しでも油断すれば、即座に死んでしまう。味方も、敵も、そういう命のやり取りの場にいるのだ。

        「ひ……うぅぁああああああっ!」

        向かってくる敵兵の武器を馬乗から叩き落とし、駱駝の足を狙い機動力を削ぐ
        剣にしては長柄であるバスタードソードを巧みに使い、戦力を奪い、戦場を駆ける姿は正しく騎士──

        「いぃいいやああああああ!!もうこないでぇ〜〜〜〜っ!!」

        ……訂正しよう、騎士は涙を目に溜めながら戦場をかけたりはしない。情けない叫び声を上げながら安全地帯を目指し疾走したりしない。 -- ネーナ 2012-07-17 (火) 22:44:18
      • まあ、当然といえば当然ながら、戦場でそんな目立つような事をしていれば──

        「あ……あぁ……か、囲まれ……」
        はい、このように容易に窮地に陥ってもしかたがないことだというのは明白に自明の理とも言えよう。
        単騎で戦場を掛け小賢しい動きをする敵兵がいると敵の部隊に伝わったのだろう。東ローディアのアサシン部隊に音もなく包囲されていた
        馬をナイフで止められ大地へと叩き落されれば正しく絶体絶命。 -- ネーナ 2012-07-17 (火) 22:51:07
      • 迫る、敵兵。ナイフを構え四方から瞬時に攻撃し息の根を止めようと。

        馬に振り落とされ、尻もちを付きそうになったのだが、なんとか着地し、剣だけは構えることが出来た。それでも言い訳できないくらいに泣き顔だった、多分敵兵にも馬鹿にされている。
        余りの情けない姿に嘲笑をされてもおかしくないような雰囲気でもあった(このままやりあっても……勝てっこ……ない……。)

        本来、彼女は騎士としての戦い方しか知らなかった、が冒険者をしていたお陰で伏兵への対処、混戦での剣術などを体で覚えていくことが出来た
        だが、それでも、と言うよりは。その程度の付け焼刃では、こういう圧倒的な状況はどうしようもないのだ。
        だが、それでも、ここで全てを諦め、敵にむざむざ命を明け渡すようなことは。

        (絶対に嫌!死にたくない……こんなとこで、始まったばかりなのに、死にたくない!)

        一触即発、泣きながらも剣を構え、生き残るために剣を交えようとその足で戦場をかけようとした その時── -- ネーナ 2012-07-17 (火) 23:07:46
      • 伝令が、戦場を走る。

        竜害が発生した、と。戦場の先、遙か前方の空は既に赤く燃えていた。こんなに離れているというのにここにまで熱気が伝わるような
        否、実際に、ここにまで衝撃波が伝わってきていたのだ、全てを吹き飛ばしながら自身もアサシンも、味方も敵もなく。
        転げ、呻き、叫び、各々が其々、個性豊かに散り散りに逃げ出す。戦場で敵と剣を交え死ぬのと、災害で死ぬのでは全く意味が異なってしまう
        だれもそんな無駄死を望むものは居ない、という話で有ったのだろう。

        (死ぬ……!死んじゃう!死んじゃうから!無理無理無理!竜害ってお伽話だったんじゃな……とにかく逃げ……!)

        彼女の脳内で様々な思考が周り、偶然に起きたこの好機を逃さないよう必死に走る、奔る、疾走る。一心不乱に。風を切って。今までで一番真剣な表情で戦場を駆け抜けていたと自身でも思ったという。

        味方の軍勢と合流できるくらい走った頃には、すっかり疲労困憊し、なんとか近くの兵に肩を貸してもらい、命からがらの初陣を終えたのだった…… -- ネーナ 2012-07-17 (火) 23:18:24
  • ……うん?(その燃えるような赤髪と、対照的に儚げな物腰には見覚えがあった。そう、それは酒場の街で、ちらりと)
    ちょっとあんた、いいかい? もしかして南の方の街で冒険者やってたりする? -- ヨノ 2012-07-14 (土) 00:34:00
    • あ、え……?わ、私ですかっ!?あ、っは、はい!や、やってます、隔月ですけど……
      (急に声をかけられて悲鳴にも近い声を上げつつ、それに答え振り返ると)
      ……な、なんだか声の印象と違って小さい……ような……あ、いえ、失礼致しました!わ、私に何か御用でしょうか……
      (なにか怒られるようなことをしたかなと、最近の自分を振り返りつつ、恐る恐る訪ねて)
      -- ネーナ 2012-07-15 (日) 03:28:06
      • なんだよ、そんなに驚かなくてもいいんじゃないか(けらけらと笑って)ああやっぱり。なーんか向こうで見た気がすると思ったんだよね。
        小さくて悪かったね! まだ成長期なんだよ! いや、御用って程のもんでもないけど。ただ、向こうとこっちを出入りしてる奴があたい以外にもいたんだって思っただけさ。
        しかも冒険者と来たもんだ、なんか親近感を感じちゃってね。あたいはヨノ、あんたは? -- ヨノ 2012-07-15 (日) 03:34:48
      • えぁっ、そ、そんなつもりは……っ!?ご、ごめんなさいっ!(狼狽した様子で自分の発言を訂正し、謝りながら)
        ……あぁ、なるほど……それで、私に声を……。えっと、私はネーナ……、ネーナ・ロックニーといいます。
        ヨノちゃん……うぅん…ヨノさん…?(しばし悩みつつ)えっとヨノちゃんは、どうしてまたローディアに……?もうすぐ戦争が始まってしまうんですよ……?
        -- ネーナ 2012-07-17 (火) 02:11:17
      • ……いや、そんなマジになって謝られても困るけど(なんかまろんの奴に似てるなあ、と苦笑を零す)
        ネーナな、宜しく。……そりゃあたいが聞きたいぐらいさ。あんたみたいな気弱そうなのがこんな戦争の起きそうな場所に来る理由がわからないね。
        あたいは戦争ってもんを知りたくて来たんだ。傭兵っていう体でね。今は聖少女騎士団ってトコに厄介になってる。……ちょっと名前は恥ずかしいけど。 -- ヨノ 2012-07-17 (火) 02:42:10
      • そ、そんな事無いですよ!私だって騎士として育てられてきたんですから……理由も……
        そう、大体の理由は…ヨノさんと同じです。私も、傭兵として……ここへ……。でもそれだけじゃなくて……私は此の戦争で名を上げなくてはいけないんです。
        聖少女騎士団……そういえば……なんだか不思議な力を使う女の子たちの集まりだと聞いたんですけど……ヨノさんも……?
        私にもそういう力があれば良かったんですけどね……ちょっと良い家系に生まれた、ってことだけでも十分、贅沢ですよね……
        -- ネーナ 2012-07-17 (火) 02:52:38
      • 本当に? (じぃーっとネーナの顔を覗きこんで)人を殺せそうな顔してないけどねえ……
        傭兵として、そして武功をねえ……差し支えなければ理由を教えてくれないかい? あんたみたいな子がどうして戦うのか、興味がある。
        まあ、あたいは武具結晶とやらは使わないけどね。一応魔法とかは使えるよ。でも基本は剣術さ。入ったのも、寮が魅力的だったからだしね。
        なんだ、ボンボンなの? じゃあどこかしらの騎士にはなれるもんじゃないのかい -- ヨノ 2012-07-17 (火) 02:57:58
      • わ、私は冒険者としてもちゃんとやってきたんです!大丈夫です……!
        (一連の質問を聞き終えて、少し憂鬱そうに眉をひそめつつも)……その為の居場所がないからですよ。
        有り体に言っちゃえば、私はいらない子なんです。(自嘲気味の笑みを浮かべつつ)仕方ないからと使われてきた代用品……そして、その役目も終わりました……。
        だから、せめてこの戦争で武勲を得なければ……私の事を認めてもらわなくちゃ、本当に何処にも居場所がなくなってしまうから。
        だから、戦うんです。あまり人に言えた理由ではありませんから……言いたくはないんですけれどね……(恥ずかしそうに頬をかいて苦笑い)
        -- ネーナ 2012-07-17 (火) 03:10:37
      • ふーん……じゃあいいけど。精々おっちんじまわないように気をつけな
        要らない子って、お前……そうか、居場所を。悪かったね、言いたくないこと言わせちまって。
        居場所がないって大変だよなあ……(自分にも、王を死なせてしまったことにより国に居場所がなくなってしまったことを思い)分かるよ、そのキモチ。
        んなら、月並みだけど頑張るしかないね。あたいはあんたのこと、応援してるよ。同じ国で戦う身だ、協力し合おうぜ!
        そんじゃま、あたいはそろそろ訓練でもするかな。なんかあったらウチの寮に来な。部屋番はこれな(と、数字の書かれた紙を渡して)そんじゃな、ネーナも強くなれよ!(そう言って、飛び去っていった) -- ヨノ 2012-07-17 (火) 03:26:49
  • (大勢の人々が忙しなく行き交うローディアのある市街 
    また一人馬車から旅人が降り立つのだった 娘の顔立ちは東洋系でこのあたりでは珍しい
    彼女もまた物珍しそうに街の様子を眺めている) -- カサネ 2012-07-11 (水) 22:40:21
    • ひゃ、わっ、わわわわっ、あ、あぶなっ!!きゃっ!?
      (素っ頓狂な声を上げて買い物かごがぶつかって来た。否、山程詰め込まれた買い物かごが本体ではなく、それは赤毛の少女であった)

      いたた……あっ、す、すみませっ…!お、お怪我は無いでしょうか!あの、新しい街にきてちょっとテンション上がって私買いすぎちゃって……!ごめんなさぁい!
      (周囲に散らばる食料品を集めることもせずひたすら謝る少女)
      -- ネーナ 2012-07-11 (水) 23:50:21
      • (ウカツ!風景に見とれていたカサネは迫り来るバケットを回避できずにクラッシュ!
        きゃあっ!?あ、あわわわっ!ごめんなさいっごめんなさいっ!私、新しい街に来てつい余所見を……
        (こちらもペコペコと体を90度に折り曲げてオジギ!謝罪と謝罪の応酬である) -- カサネ 2012-07-11 (水) 23:59:57
      • (途中、何かに気がついたように顔を上げて)
        あ、あれ……あなたも同じ……なんですね…!来たばかり仲間……なんちゃって……
        えと、私はネーナと言います。ネーナ・ロックニーです……北のアイスフェリアという小さい国から来たんですけど……知らないですよねぇ、さすがに……。
        でも珍しいですね、ローディアで……あ、いえ、別に悪い、とかではなくって、戦争始まりそうなのに危なくないのかなとか……えっと……はい……。
        (周りの食材を集めつつ、苦笑いで言葉を繋いで)
        -- ネーナ 2012-07-12 (木) 00:12:17
      • ドーモ。カサネと申します(改めて、奥ゆかしくオジギ) はぁ・・・ええと(北方の小国アイスフェリア もちろんカサネはそれを知るべくもなく)
        私も、ずっと東の・・・補陀落という小さな国から参りました ああ、、お手伝いいたしますっ(慌ててこぼれた果物やなんかを拾い集め)
        フフッ・・・お互い様なのではないですか・・・? イクサ・・・ 私は、イクサのためにここに参りました -- カサネ 2012-07-12 (木) 00:22:07
      • あ、いいんですいいんです!ちょっとご先祖様が頑張ったくらいで、国としては結局小国のままですし……北の雪国みたいな大きい交易も行なってませんし……
        あ、有難うございます…… イクサ……いくさ、えっと戦争ですか…?え、戦争!?
        あ、いえその、私も実は……スカウトされて、こっちで兵士を……あはは、こんなところまでお互い様なんですね。
        (拾い集めた食料をかごに纏めて、もう一度お礼をして)
        そうであるなら、これからも仲間として……一緒に戦って行きましょう!……とはいっても同じ部隊に配属されるのかは分かりませんけど……。良い上司に恵まれたらいいんだけどな……。
        -- ネーナ 2012-07-12 (木) 00:34:56
      • まぁ、ネーナ=サンもなのですか? お若いのに、大変なのですね、お察しいたしますわ(自分の事は棚にあげて)
        私は・・ええと。こちらローディアの貴族のお方の食客という所でございまして・・・  -- カサネ 2012-07-12 (木) 00:44:51
      • カサネさんも同い年くらいですよね……?私ちょっと年齢当ては最近自信がなくて不安ですけど……(遠い目をしながら)
        貴族の……私はローディアの騎士の方から声を掛けてもらって……もうちょっと名前を売るにはいろいろコネを作っておくべきなのかな……。
        (後で、挨拶して回ってみようかな、などと考えつつ)でも貴族の方なら、しっかりしてそうだし、いいですね……私も頑張らなきゃなぁ……。
        -- ネーナ 2012-07-12 (木) 00:55:23
      • ・・・ええと、17です・・・ハイ (ネーナの語る言葉に 少しづつ表情の曇り始め それは咎めるような目付きに変わる)
        つかぬ事を伺いますが・・・ 実際にイクサに出た事はございますか? イクサとはどのようなモノなのか・・・ 目の当たりにした事がございますか? -- カサネ 2012-07-12 (木) 01:01:56
      • (楽しく会話していたつもりだったのに、なんだか変なことを言ったのかな、あれ…と苦笑いを浮かべつつ)
        え、、ええと……その、騎士としての教養は受けてきたんですけれど……戦争自体にはまだ参加したことはなくて……えっと、私なんか変なこと言っちゃいました……!?
        (あわあわと焦ったような表情で)
        -- ネーナ 2012-07-12 (木) 01:11:29
      • ・・・・わたくしは イクサで功を得るためではなく・・ イクサを終わらせるため、この力を奮います(少し顔を伏せ、視線を外したまま つぶやくように言った)
        私の国は、イクサで滅びましたゆえ・・・ -- カサネ 2012-07-12 (木) 01:19:58
      • (あ。と声を出してしまった。正直、ここまで順調に物事が進んでいた事に浮かれていたというのもあったのだろう)
        そっ、その……ごめんなさい……。わたし……。
        (続く言葉が見つからず、口をつぐんで俯いてしまう。初めての街だったから?新しい友だちが出来そうだったから?もうすぐ始まってしまうのであろう戦争に、何処か浮ついた気持ちを持ってしまったから? 相手のことを知らなかったから?どれも、言い訳にもならない)
        ごめ……なさ…い………(ただ、謝るしか無かった、自分の不甲斐なさと短慮さと軽率さ、傷つけてしまったのだろうかという申し訳なさで涙が浮かんでくる)
        -- ネーナ 2012-07-12 (木) 01:29:56
      • (ここまで言ってからハッと顔が青ざめる 一体自分は、何を偉そうに説教めいた事を語っているのだ そんな資格などありはしないのに)
        も、申し訳ございませんっ! 私、つい、つい変な事を・・ 今のは忘れてくださいませっ!(がばっと地面にひれ伏して頭を下げるのであった) -- カサネ 2012-07-12 (木) 01:54:45
      • (言葉をかけられ、相手を見ると頭を下げて謝っていた)
        っ……わ、悪いのは私ですし……そんな、駄目です…!(涙をぬぐいつつ、頭を下げる彼女を起こしあげて)
        ……でも、私も頑張らないと……もう、居場所がないんです。結局自分の為、なんですけど……それでもやらなきゃいけないから戦うんです。
        カサネさんみたいに立派な意思じゃないかもしれないけれど……一生懸命戦おうって気持ちは一緒のはず、です……きっと……
        (なんか、いいことを言おうとしたのだが、結局自信がなくなってきて、最後は声も小さくなってしまう)
        ……ともかく、こんな目立つとこで話すことじゃなかったですね……(通りすがりの人たちからジロジロと見られていることに気がついたのかもう一度苦笑いを浮かべて)
        -- ネーナ 2012-07-12 (木) 02:47:15
      • ほ、ほんとにっ申し訳ございませんっ!私ったら、エアーが読めなくて……
        そ、そうですねっ こんな所でイクサとかなんとか、おかしいですよねっ
        私、この先のお宿に部屋を借りておりますので、もしよかったら来てくださいねっ それではっ -- カサネ 2012-07-12 (木) 23:08:59
      • あ、そのっ、おかしいとかエアとかそんなことはないと思うんですけど
        こ、この先、って近っ!?私も割と近所だったんですよね……ってもう行っちゃいましたよね……
        カサネさんかぁ…不思議な人だったなぁ……
        (お前が言うのか、と誰となくツッコミを受けそうな感想を口にしながら、自分の宿へと歩いて行くのだった)
        -- ネーナ 2012-07-15 (日) 03:24:26
  • (買い物袋を抱え、酒場の街の大通りを歩く)
    (えーっと……トマトに玉ねぎ、サワークリームと……お肉は買ったし、これで今晩は大丈夫かな……)
    (今晩の料理の材料を指折り数え、袋の中身と照らしあわせて、忘れ物がないか再度確認)
    (……けど、ここの街も人が多いなぁ…… 人ごみ、苦手……)
    (肩を狭め、街路の端を歩くようにして人を躱し宿へと戻る)
    -- ネーナ 2012-07-06 (金) 02:45:34
    • ネーナ・ロックニ−、ただいま戻りましたぁ……って、一人だから普通にただいまでもいいんだった……
      (部屋に入ると、自分以外誰もいない空間で、自分自身に苦笑する、もうお屋敷での暮らしではないのだ。一人で生き、居場所を作らねばならない)
      (安い宿屋の硬い椅子にギシ、と腰を下ろすと、ふぅ、と溜息を一つ)
      初めての依頼……なんとかちゃんと出来たけど……この先もやっていけるのかな……
      (次回の依頼に目を通す、二人旅であった。先が思いやられる、と眉間を抑えて)
      -- ネーナ 2012-07-06 (金) 02:50:38
      • (自分の目的は、冒険者ではない、依頼を受けるのもその日の暮らしを取り敢えず繋ぐため。)
        (家に大手を振って帰るためには戦争で手柄を立てなくてはいけない。誇り高きロックニー家の騎士として、認められなくてはいけない)
        (そうであるのならば、冒険なんかで音を上げていては駄目なんだ。ぽかぽか、と自分の頭を数回軽く叩いて自分を戒めると)
        (すーはーと、その場で大きく深呼吸をして、気を落ち着かせる。取り敢えずは、生き残らなくちゃいけない、生き延びなくてはいけない。)
        (そのためにも出来ることを精一杯やるんだ。幸い、初めての依頼のお給金は安かったけれど数日、質素な暮らしをするくらいなら問題はなかった。)
        次の依頼も頑張らないとなぁ……よし、御飯つくろう。とびっきり、美味しいのを……
        (今は、それがもっぱらの楽しみでもあるから、気持ちを切り替え、椅子から立ち上がりご飯の準備をしに台所へと向かうのだった)
        -- ネーナ 2012-07-06 (金) 02:58:58
  • ふぅ……これで、ちゃんと出来てるのかな…… -- ネーナ 2012-07-05 (木) 02:11:39
    • セェーックス!! -- 2012-07-05 (木) 02:18:25
      • ひぃ、ち、違うんですあのっ、わた、私、そういうのは全然……っ!(困った表情で酒場のマスターに助けを求めるのだった) -- ネーナ 2012-07-05 (木) 02:25:56

Last-modified: 2012-08-25 Sat 23:21:59 JST (3756d)