HNH/0074

  • 一先ず青 -- ターゲス 2019-02-08 (金) 02:11:43
    • 問題は無さそうだな…細かく詰めるとしよう -- ターゲス 2019-02-08 (金) 02:13:56
      • 何を詰める? -- イグナ 2019-02-09 (土) 23:06:50
      • 主に設定をな…それとも指という答えがお好みかな?(爽やかに微笑む) -- ターゲス 2019-02-09 (土) 23:11:11
      • 指?(手袋に包まれた自分の手を眺め)指をどこに詰めるの・・?? -- イグナ 2019-02-09 (土) 23:15:56
      • 魔界のジョークは通じんか…詰めるとは短くするという意味も持つ
        問題が起きた時身体の一部を失う事で詫びとする風習が地上の東国にあってな…勿論問題は起こしていないが
        そして君はイグナ君だな?どうかしたかね
        -- ターゲス 2019-02-09 (土) 23:28:11
      • 指を短くしたら不便よ、石ころを投げたりできないもの イグナのこと知っているの?どうして?
        あれ、イグナはどうしてここに来たのかしら… まったくわからない… あなたはだぁれ? -- イグナ 2019-02-09 (土) 23:35:02
      • だからこそ責任足りうる…最も魔族に於いては切った所で生えてくるもの、その場凌ぎという冗談だが
        知っているとも、私はターゲス…この学園の教師の一人だ
        目的を持っていたが忘れたか…それとも自由に歩いていたのか、よくある事だ、私の部下にも度々やらかされるよ
        -- ターゲス 2019-02-09 (土) 23:42:57
      • セキニン…?(イグナには難しい言葉だったようだ よくわからないので聞き流すことにした)
        ターゲスそれがお名前?キョーシ?キョーシターゲスって名前なのね イグナは覚えました(ぐっと親指を突き出すようなサムズアップ)これはアイサツ
        あなたは何をしている人なの? -- イグナ 2019-02-09 (土) 23:49:31
      • 教師というのは教える人の事を言う、私の名はターゲスだけであり教師は名前ではないよ
        つまりそういう人だ、君にこれから沢山の事を教えていく事になるだろう
        アイサツ、挨拶にはそれ以外にもこうした物がある…覚えておくといい(そう言うと男はイグナの手に手を伸ばす、握手をするつもりのようだ)
        -- ターゲス 2019-02-09 (土) 23:54:49
      • 教える人… イグナにも教えてくれるの?それはとても嬉しい!
        これは知ってる、教わったもの(小さな手できゅっとターゲスの手を握り返す)これはアクシュね すごいなーよく知ってるなー -- イグナ 2019-02-09 (土) 23:59:09
      • 勿論だとも…君達を教え導く事こそが教師の務めだからね、多くを知り多くを得そして大きく育って貰いたい
        (一方の大きな手でしっかりとイグナと握手をする、穏やかに微笑む…魔族ながら善良な部類に見えるだろう)
        君にはまだまだ未知が多いようだ、ならば友達を沢山作るといい、その過程で様々な事を知れるだろう
        勿論私も君に沢山の事を教えるがね、疑問に思えばどんどん聞くといい
        -- ターゲス 2019-02-10 (日) 00:05:31
      • イグナは何も知らない…石ころしかないところから来たから… 世の中にこんなに色々なものがあったなんて知らなかった
        うん!それじゃぁまずターゲスを友達にしよう!そうしよう!いいよね? -- イグナ 2019-02-10 (日) 00:13:23
      • であればこの世界は君にとっては宝石箱の様なものだろうな、素晴らしい事だ…そうした感性を私はいつ失ってしまったかな
        そういった発想もだ、勿論構わないとも…校則に於いて教師と友人になってはいけないという物は無かった筈だ
        しかし友人であるからと手を抜くつもりもないので授業ではきちんと学ぶように、授業…学ぶ時間さ
        -- ターゲス 2019-02-10 (日) 00:26:06
      • えーそこは手加減して!イグナは子供だから加減して! でも学ぶことはしたい 人間のこと知ったら同じようにできるかしら…
        (もう一度ターゲスの大きな手を握り)よろしくね!また遊び来るよ! -- イグナ 2019-02-10 (日) 00:29:16
      • 奔放に見えて中々強かだが残念だな、私はそこまで優しい男ではない(僅かに楽しげに鼻で笑い)
        ああそれではまた会おう…そうそう、ヒトと同じ事が出来ればという夢はいずれ乗り越える事だ
        目指すならばヒトを超える事を目指すべきだ、そうすればあらゆる事は君の望むままになる
        (弱肉強食の世界から訪れた者らしいアドバイスをしつつ向かうべき教室を指さし見送る)
        -- ターゲス 2019-02-10 (日) 00:40:44
  • 〜学園敷地内〜
    (薄暗く穢れた路地裏に僅かに開かれた一画、双方を高く囲む建物の窓は全てに板が打ち付けられて無人を意味するかそれとも何かが在る事を恐れて光すらも拒んている)
    (かつてそこに当てもなく流れ着いた者達が居た事を意味するのか薄汚い布や木箱など様々な物が散乱しゴミの山を築いていた)
    (夜空には不吉を告げるように赤く輝く月が鎮座する…獣か、狂人か、未来をも閉ざすような霧の中何かの遠吠えが響いた)
    (この地で唯一の正気を保証する物は中央に置かれた狭い空間をか細く照らすランタン一つだけだろう)
    (少なくとも何が潜んでいるかも分からぬ闇を背に木箱に腰掛け課題を確認するこの男もまた)
    -- 2019-02-11 (月) 20:36:44
    • ふむ…つまりはHOLYには努力を、NIGHTMAREには発想を奨励するという訳か
      敢えて高い壁を用意する事でそちらへ思考を誘導させようとするのは見事だが高すぎるのも考えものだな
      エリクサーに知恵の実は我々には見慣れた物だが賢者の石とななつさやのたちは私でも数度見たに過ぎん
      そしてこの惚れ薬だが…長命種同士の何らかを動かし結び付けるのは並大抵の事ではない
      知恵を以てという事だろうが果たして全てを揃えられる生徒は出るのか、興味深いな
      -- ターゲス 2019-02-11 (月) 20:45:28
      • 「ターゲス先生」はそう見るか(フラリと傍らに現れる)…斬ってくれるなよ?確認したいことがあって来たのだから -- ルーベル 2019-02-11 (月) 21:32:28
      • 友好的な魔族というのは稀なモノ、それも思想異なる者が集う地上に於いて貴女程のとなれば斬る理由が見当たらない
        (無事な木箱を寄せると内ポケットから比較的大きめの上質なハンカチを取り出せばそこに敷いて)如何か?
        さて確認したい事とは…何か伝え忘れていたかな、そうであれば許されよ…無骨者故時折至らぬ事がある
        -- ターゲス 2019-02-11 (月) 21:50:45
      • 時に嫌味かと訝りたくなるコトを真に他意なくやってのける。どうにも、ウチのクソメガネを思い出させるな(色々と入り混じった複雑な表情で着座を辞して)
        …大したことではない。私は以前、校長の齢を耳にしたことがある。…「ターゲス先生」は、果たして何歳だろうかと気にする理由ができてしまっただけだ(ターゲスが確認していた課題の控えをチラリと見る) -- ルーベル 2019-02-11 (月) 22:07:13
      • ふむ…これは失礼を、やはり貴女用に質の良い椅子を用意すべきだったか
        (複雑な表情のルーベルに対しこちらは常に極めてシンプルに考えているのか申し訳ないと頭を下げる)
        (この男は自他共に過去ではなく今を見ようとする類なのだ、嘲りなど無く真っ直ぐ見詰める表情がそれを暗に物語っている)
        校長先生は私より100程若かった筈だな、私は…闇の坩堝より出て魔の胎を借りたのが丁度430年前だったか、フッ確かに私も効くやも知れん(愉快そうに笑う)
        -- ターゲス 2019-02-11 (月) 22:16:53
      • やはり、身をもって課題を採点する役目か…(ターゲスよりほんの少しだけ校長との付き合いの長い魔神は再度様々な感情を内包した目を向けるだろう)。効いてしまった場合は仕方ないと諦めるとして、魔族にも効く腹痛の薬くらいは用意したほうがいいだろう。金曜の店で手に入る。…大事に至らぬと良いな(灯火がかき消えるように場を辞したとか) -- ルーベル 2019-02-11 (月) 22:30:36
      • (魔神の瞳に映る幾つかの感情の内どうにも自分を思い遣る物が見て取れる為魔人は思考を巡らす)
        (元よりこの男の居る魔界であっても男女の営みは自然な物だがこの男自身は彼の魔界でも稀な身と育ちを持つ、その為少し気付くのに遅れるが)
        ん…成る程、これは気遣い痛み入る…腹は鍛えているつもりだが魔神ディアマンテの世話となる時は笑い話として伝えよう
        ハハハッ地上とは愉快なものだなルーベル先生(消えゆくその背に男の朗らかな笑い声が響いたという)
        -- ターゲス 2019-02-11 (月) 22:40:17
  • やあターゲス先生、少々聞きたい事があるのだけれどいいだろうか?
    全くもって学業に関するいたって真面目な質問さ!いくつかあるのだけど…先生は430歳でいいかな? -- マキナ 2019-02-11 (月) 22:44:22
    • マキナ君か、君の意図する所は理解している…私自身は430歳で概ね問題無いだろう
      厳密には魂そのものはもう少し遡ると思うがな、それらは魔人として生まれる過程で零れ落ちた以上誤差と言える
      (マキナに不安を持たせないようにか穏やかな笑みを向けて)それで成果が出たのかね、それとも単なる確認か
      -- ターゲス 2019-02-11 (月) 22:51:06
      • 狙われる当人として課題の話は既に耳に入っているようで何よりだね
        さて惚れ薬と言って飲む、塗る、嗅がせる色々あるかもしれないけれど形にとらわれない、思いついた薬は使えるのかそのための調査…かな?
        では第二、第三の質問だよ、ターゲス先生は恋人や気になっている女性はいるかな?そして校長先生は恋愛対象としてストライクゾーン内かな?
        ターゲス先生の女性の趣味などもわからないからねえ、デッドボール待ったなしのアウトコースだったらこちらを目指す事はやめておくのさ -- マキナ 2019-02-11 (月) 22:57:05
      • 私自身気付いたのは同僚想いの御仁のお陰だがな、魂の固化を終えた者に通じる薬品作りが主眼と考えていた
        (マキナの質問に対し真摯に考えているようでマキナをじっと見詰めつつ答えを噛み砕いているようだ)
        まず恋人は居ない、異性という意味で見ている者もな…王に我が剣を捧げる事だけに生きてきたのが実状だ
        それもありあくまで婦人を助けるのも騎士として在ってきた、であれば…難しいと言わざるをえない、考えた事も無いからな
        ただ良い母親になれる女性は良い、とは思う…その程度だな、役に立たぬ答えですまない
        -- ターゲス 2019-02-11 (月) 23:08:45
      • 薬品による強制的な束縛も一つの答えかと、ボクは和を持って良しとする考え方をしてみてねえ
        今はフリーで狙うには問題なし…と、ただし女性関係はまだ深く考えていない具合…かな
        良い母親になれるかどうか!なるほど…参考になりましたよ、どうもありがとう!
        場合によっては校長先生を磨いてみたり、お見合いをセッティングしてみたり…ラブ育成形式を現在思案中さ!若者の間を取り持つ仲人…は経験が無いから難しそうだけどねえ、あはは -- マキナ 2019-02-11 (月) 23:14:55
      • 役に立てたのならば何よりだ、君はHOLYながらに柔軟な発想を好むようだな
        成る程カオス部の部長だけはある、しかし柔軟さが過ぎれば本質から外れる事も時にある…それが真に君自身の道である事もあるが、この二つを忘れないように
        一応既存の惚れ薬には強固な耐性がある事は伝えておこう、かつて淫売四天王の一人血戦のアキレアとの戦いで必要に駆られ磨いた過去がある
        -- ターゲス 2019-02-11 (月) 23:27:39
      • あはは、他者と協力して達成を望むというのなら…まずは心を繋ぐことが一番だと思っただけさ!
        柔軟過ぎも問題アリと…ボクの進む道はどうなる事やら、平穏な将来へ向かえればよいのだけどねえ…
        淫売四天王って凄いんだか凄くないんだか判断に悩む称号…!ま、まあそちらは心しておくとするよ…当人の意思無くして惚れるというものはナイトメア寄りのような気も、それなら意思を後押しするホーリー式惚れ薬と言うのもね
        それでは僕はこれで、ありがとうございました! -- マキナ 2019-02-11 (月) 23:35:23
      • ほう…(その言葉に感じ入る所があったのか素直に声を出し)確かにそれはHOLYらしい
        将来、それは君の魂が決める事だ…もしかすれば不穏な未来であろうともそこには満足があるのかも知れない
        (生真面目な男からすればマキナのこの発想力は中々刺激があるようで楽しそうに頷いている)
        いやこちらこそ教師として何たるかの糧となった、私からも加点を申請しておくが良い結果となる事を祈ろう…祈るべきか?
        -- ターゲス 2019-02-11 (月) 23:46:07
  • (学園近くの眼鏡屋の前に人だかりができていた 半径30mの空間を置いて群集が恐る恐る見守るそれは、ショウウィンドウの向こう側の眼鏡を覗きこんでいた)
    ほう? これは興味深い……枠の赤いのもあるのじゃな(店内の恐慌状態は推して知るべし、といったところで) -- ヴァール 2019-02-11 (月) 22:47:57
    • 失礼…学園の者です、通して頂けるかな?(群衆の内ですら凛として通る声が響く、それは事実を伝えまるで場を収めるかのようだ)
      (声の持ち主は群衆の内をするりと歩み抜けてヴァールの傍らにまで寄り)そこな姫君…
      どうやら君に惹かれ人が集っているようだ、卒業前からあまり外に混乱を持ち込まない方がいい…加点はしたくなるが
      -- ターゲス 2019-02-11 (月) 22:58:09
      • む?(振り返ると群集が一歩引き、二歩引いて押し合いへし合いの総崩れで逃げていく)童が泣いておる……己の子すら捨てて逃げるとは浅ましきことよな
        其方らが勝手に騒ぐものを、我が収めねばならぬ道理もあるまい(魔軍の将が現れるなど滅多にないことらしく、嘆息して店の中へと入っていく)店主よ、待て逃げるな!! 一歩でも動けば命はないものと思え -- ヴァール 2019-02-11 (月) 23:15:37
      • (男は極自然と子供に寄ればポンと頭に手を置いて微笑み肩に手を置いて親の居る方向へそっと押し出す)
        (泣いて動かなかった子はそのまま親の元へと駆け出す…何気ない動作の一つ一つが僅かな勇気を子供に与えたのだ)
        (店内まで男は追い)その意見には異論は無いが自身を弁える事だ姫君よ、獅子の温情を暖かく感じる野兎は居ない
        失礼、私達はHN学園の者です…教師で、こちらは生徒、彼女はまだこちらの情勢に疎く(男は努めてにこやかに語る、場の空気を和ませる独特な声だ)
        素直に見たい物があると言うべきではないかなヴァール君(その動きを抑えようと肩に触れようとする)
        -- ターゲス 2019-02-11 (月) 23:38:26
      • 妙案あらば具申せよと申したまでのこと 気障なことを申すだけなら従僕にも務まろう(街に出るたび大騒動になるのはさすがに困る 目立たなければならない理由も別にあり、悩ましいところで)
        (一人だけ置いてけぼりにされた店主は地面に両足を縫い付けられた様にぴたりを動きを封じられ、男の声を聞けばかろうじて吐息を漏らす)この様子では役に立つまい
        其方が案内(あない)せよ 人界の眼鏡はよいものであると聞く 普段愛用しておる「こんたくと」も人界の品よ 我が目に適う品あらば、この場で仕立ててもよい -- ヴァール 2019-02-11 (月) 23:51:08
      • 姫君の言う通りだな、教師としての本分を果たすとしよう(大丈夫です、と周囲に声を掛けていき)
        その場に合った姿というものがある、種族は変えられずともその文化を肯定する意思を見せる事は出来るからな
        眼鏡を見繕うついでに納得が行けば君自身が着るべき服も見に行くとしよう
        (どうやらこの混乱を抑えるべくヴァールが望む限りの案内をするつもりのようだ)
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 00:03:23
      • (黒々とした瘴気が少しずつ濃くなっていく店内で、陳列されたフレームを試しにつけては鏡を覗く)やはり、視界に枠が入るのだな
        これでは魔将姫たる装いに相応しきものかどうかもわからぬ(はじめての眼鏡はどれも似合っている様な、似合っていない様な 何がいいのかもわからないまま次々と試して)
        其方の見立てで構わぬ いくつか見繕ってみせよ……其方とて衷心より申しておるのであろうが、この装いは譲れぬな 人界の装束に袖を通すつもりもない(こだわりポイントは譲れない、と先に言明しておく) -- ヴァール 2019-02-12 (火) 00:12:47
      • 君を羨ましく思う(常識に沿う魔族としてその振る舞いは眩しくも映るのかふとそんな事を呟き)
        (同時に男が籠もった瘴気に向けて軽く手を振れば本来相容れぬ浄化によって定期的に店内の環境を戻す)
        魔術的に欺く事もか?光学的にでも幻覚でも構わないが(そう言いつつ男は言われた通りに選んでいく)
        生憎と私もこうした事には疎い…身近な者を参考にするがフレームの無い物、フレームが薄く黒の物を使え(男はそういった物を手に取り差し出す)
        そうした装いには過度な色は合わぬ…と言っていた、それだけ見目が良ければどの様な色も問題無いだろうが
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 00:26:20
      • 何が羨ましいものか 其方のように巧く繕えぬだけよ(黄金の瞳をちらりと向ける 魔性の気配はこの場にふたつ、男の落とす影の色濃さに気づかぬ体でいたものの)
        この装いは我が王の信の証じゃ これに勝るものなどあるまい ましてや人の子らの目をはばかり、隠さねばならぬものなど何もない むしろ異界にあっては易きに流れ、節を曲げることをこそ恐れねばなるまい
        (差し出された見本をかけて鏡の中の自分を睨む 黄金の瞳を囲む白目の部分が真っ黒であるため、フレームとの境目が曖昧に見えた)色が被っておる
        (ターゲスに近づき、よく見えるように顔を覗きこむようにして)ほれ、どうじゃ 其方のように白目があれば似合うておったのであろうがな -- ヴァール 2019-02-12 (火) 01:16:16
      • 先程も言った通りだ、言わんとする事は理解出来るが己が獅子であるという事を貫けば苦労は増す
        であれば他者を噛み砕かぬ獅子であると示さねばなるまい…言葉遣いなど細かに注意していく事だ、王への信であれば口煩くは言うまい…私自身この服はそうした意味合いを持つ
        (色被りを指摘されればうーむと素直に唸る)そうでもありません、お似合いですよ姫君…とここで言える腹芸は持たんな
        赤か敢えての白か…そう言われては徹底して選ぶとしよう、やはり受け売りというのは性に合わん
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 01:36:27
      • であれば、あの者らの畏怖も甘んじて受けるより他にあるまい 無論、無用の諍いは招かぬように心しておるが……魔将姫ヴァールここにありと知らしめねばならぬ理由もあってな
        正直は美徳であろう 悪魔は嘘がつけぬ、とも申すがの 其方の申す白とは白銀のことか? 赤はこの装いにも通じる色じゃ なるほど好ましかろうな
        (同じモデルの色違いで赤と銀をそれぞれかけてみる)初めから其方の見立てで構わぬと申しておろうが ひとつ選ぶとすれば、このアンダーリムであろうかの
        (赤いアンダーリムの眼鏡をかけて見せる)少々の不遜は許してつかわすゆえ、感じたままに申してみよ -- ヴァール 2019-02-12 (火) 01:56:05
      • 敢えて暴虐を振るわず魔の威容を知らしめねばならぬか、聞いておきたい所だが今は無粋か…後日としよう
        (美徳と言われれば強く苦笑を浮かべるがその嘘がつけない性分の中でもより正直で生真面目な部類なのだろう、眼鏡を掛けるヴァールを真剣に見ている)
        似合っている、目に注意が行き見つめる事になるな(赤のアンダーリムに対し感じたままに言えと言われたので脊髄反射で答えた)
        白銀は少々寒々しく感じるしぼやける印象を受けるか(そこまで言って男は腕を組み悩むように瞳を瞑る)
        今まで剣と魔術に生きてきた男でな、私の感性はかなり稚拙と言わざるを得ないが…役に立っているか?
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 02:08:04
      • この身が人界にあることが寛容なのじゃ 我が王の威徳をいたずらに触れて回る考えもない 王者の威容は語るに及ばぬものゆえな 其方にはいずれ折を見て話そう
        ……この装束と物言いゆえ、我は何かと年かさに見えるのだ 魔界にあってはそれも良かろうが、教師に間違われては笑ってもおれぬ ゆえに少々装いを変えねばならぬのじゃが
        おそらく眼鏡が決め手となろう これは人界の道具ゆえな(生真面目さでは負けず劣らず、鏡とにらめっこして)何、構わぬと申したであろう 我は謹厳にして実直なる勇士を好ましく思う
        では、これにしよう(赤いアンダーリムにした)実作の前に目の良さを測るのであったな 店主よ……むっ? 静かすぎると思えばこやつめ、立ったまま気絶しておる ええい器用なやつめ
        誰ぞある! 其方、この者をどうにかせよ(出来上がるまでの小一時間も近くで買い物をして、衝撃と畏怖を撒き散らしながら眼鏡を作っていったそうな) -- ヴァール 2019-02-12 (火) 02:37:26
      • こんなのができました) -- ヴァール 2019-02-12 (火) 02:46:31
      • (眼鏡を求めていた理由に関しては思っていたよりも砕けた理由に柔らかな表情を浮かべ)
        思っていたよりも君は皆と打ち解けるのは早そうだ…教師としても安心した
        んっ意識を感じないと思ったがそういう事か…忍びの手とも思ったがそういう訳ではなかったらしい
        (そうして少女の行く先々で教師としてHN学園であり実際問題ないと説明して回ったという)
        (出来上がった眼鏡に関してはよく似合っていると女性に対する語彙の少なさを披露したとか)
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 02:53:09
  • ターちゃん、おるかの〜?(つい最近見かけた少女が声をかけてくる、様子を見るにまた酔っ払ってるようだ) -- ユミル 2019-02-12 (火) 01:01:00
    • ここに(声を掛けられれば古めかしい騎士の如くそう返すがユミルの様子を見れば首を傾げ)
      また随分と酔っているように見受けられるが、酩酊の世界は狂気の入り口…過ぎれば我等の側に堕ちますよユミル先生
      -- ターゲス 2019-02-12 (火) 01:05:54
      • なあにこれ位が長寿には丁度いいんじゃて(酔ってはいるが受け答えは正常に出来るようだ)
        いや〜ざっと見て回ったが今年は特に個性的な連中が多いの〜!発育のよい者も多いようじゃし、水泳や身体測定が楽しみじゃのう…グフフ
        ターちゃんはどうじゃ?ワシより積極的に関わっておるようじゃしもういい感じに仲を深めた子とかおるんかの?ん? -- ユミル 2019-02-12 (火) 01:20:37
      • そういうものか、概ね斬る事ばかり考えて生きてきたので酒精に酔う事に深くなくてな
        確かに最近の若者は発育が良い、エリック君やムツキ君はまだ相応だが中々鍛えている者達も居るが…
        私はあくまで一教師として彼らを見分しているに過ぎない身だ、彼らと殺し合うような事は極力避けねばなるまいよ
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 01:43:50
      • あ、ふ〜んそういう感じなのなお主…(ほんのちょっと残念な人を見る目、同僚は浮いた話は厳しそうな相手だった)
        ま、わしも言っといて難だがその辺り適当だからの!或いはとうに狂っておるのかもしれんのう
        普通の人間が千年も生きよう等と思わんし、生きられたとして正気を保っておられるとも思えん(そう言いながら、ふざけつつも微塵も狂気は感じさせない)
        主はどうじゃ?人間から魔族になって、長く生きてみた感想は? -- ユミル 2019-02-12 (火) 02:03:33
      • (そう言われればああ、と納得した様子)剣を振る事が忠義とした400年だからな、ユミル先生からは文化面を大いに学ばねばならん
        (ユミルの言葉に思う所はあるのか静かに微笑んで)正確には人間であった頃の記憶は無くてな
        そのためユミル先生とも感覚は異なるかも知れんが…充実はしている、確かに過程で人として削ぎ落とされた物もあるのだろう
        それでも今ある物で十分と言える…ただそこで歩みを止めてはならんとも思っている、尽きず求めてこその魔族だ
        (その語り口は魔族というよりは求道者のようであり正道を歩んでいるようにも聞こえるだろう)
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 02:20:12
      • お主は何というか…校長風に言うなら実にナイトメアっぽくないナイトメアじゃのうお主は
        もっとも、それがお主の魅力でもあるがな!ほう、そうなのか…(一瞬ばつが悪そうだったが充実している、と聞けば普段とは違う柔らかい笑みを浮かべる)
        まあ、お主がよければそれでよしじゃ!ふふ、強さを求めるのは大いに結構じゃが、余りやり過ぎてうっかり道を踏み外すでないぞ?
        主なら平気だろうがな!さて、そろそろ戻らんと…ではまたのー!! -- ユミル 2019-02-12 (火) 02:42:51
      • 魔族とは自由な種族であるという、であれば私の様な生き方もまた自由に在る姿の一つと言って良いさ
        (ユミルが微笑みを浮かべればそういう事なのだとこちらも頷いて見せて)
        少なくとも私にとっては我が王と私が守るべき民、そして頭痛の種である部下達は誇りを持つに足るモノである
        であれば言うに及ばず…それでもその言葉には感謝しよう(見送るように小さく手を上げて)
        しかしユミル先生の酒精の量は多いな…確か呑み続ける者の為の魔界があったが、案外合うやもな
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 03:02:37
  • (人々が寝静まる真夜中の事)どっこかな〜♪(ターゲスを探して飛び回る霊体がいる) -- ??? 2019-02-12 (火) 21:31:44
    • (夜の帳の中を駆ける真紅の少女の耳に指向性を持った声が突如響く)
      例えば、邪眼。例えば狂声。そして極めつけは害意。
      (こちらに居ると示すその声は静かな声量でとてもではないが届く筈が無い、であればそれは異能であり少女にだけ聞こえる声なのだろう…もしくはただの幻聴か)
      それを向けるだけで他者を傷つける術がある、極めつけは方向性の無い害意だが…対処すべき術も当然持ち得るものだ。
      (その声を幻聴と切って捨てなければ声の持ち主が学園の屋上から語りかけている事に気付くだろう)
      無論例えだ。闇の中興味を差し向けられれば気付くといった体のな(金と赤の瞳が向けられている)
      -- ターゲス 2019-02-12 (火) 22:41:54
      • (元より体のない少女だ、肉体の束縛に捉われない少女だ、そこにいると気づけば)
        はぁいせんせっ♡(テレポートするかの様にターゲスの目の前に出現する)
        お手数をおかけしましたっ(ふわふわ浮かぶままにくるくる回りながら訪ねてくる)ねぇねぇ?せんせぇにちょっとお願いがあるのだけれど・・・ -- ??? 2019-02-12 (火) 22:48:27
      • ふむ…学生リストには無い者の様だな、しかし君が常にこの学園の何処かに居た事は私の感覚が肯定している
        であれば生徒として君に接しよう…気にするな、教師とは時間外の仕事も多いと聞いている
        (魔界にはそうした者も多いのか男は自然体なままだ)内容に依るが言い給え、出来る範囲で善処はするつもりだ
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 22:59:52
      • ふふっよかった・・確かに、「私」は生徒として登録はされていない・・・でも、確かにここの生徒でもあるの(ありがとうっと笑うとふわりと床に降り立って)
        では単刀直入に・・・せんせぇの、血か、汗か、涙か・・髪でもいいわ、何かしら体の一部が欲しいの・・・ある女性からのラブコールを受け取るのに必要な呪い(おまじない)の為よ(ねぇいいでしょ?お願いっと小首を傾げて) -- ??? 2019-02-12 (火) 23:11:59
      • ほう…採点されるかも分からぬ身でその姿勢は見上げた真面目さだ、行く行くはHOLYで登録する事を勧めておこう
        ただ私は基本的にかなりの節穴なのでNIGHTMAREが向いている事も否定すまい…さて私の一部だったか、構わんぞ
        これが魔界であれば戦って奪わせる所だが…(少女に寄れば男はその手などへ視線を向け)容れ物を、それとも吸い上げていくか?見た所そうした種に近いな
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 23:23:03
      • だって必要な物なのですもの、誰かとお話をしたかったというのもあるけれど・・(肩をすくめて)あら?私がHoly?・・ふふっ実力を試してみたかっただけなのだけれど
        (やったっと嬉しそうに手を合わせて)いいえ・・私の糧にする為ではないもの・・(そういうといずこからか高速でケースを引き寄せて・・・そこから容器と注射器をふわりと浮かばせる)
        なにがいいかしら・・・定番なのは精液なのだけれど・・・ -- ??? 2019-02-12 (火) 23:34:46
      • どうやら外見に違わずまだ若いようだな(言動一つ一つから少女を読み解こうとするかのように真っ直ぐに見詰めてそう呟く)
        (値踏みをすると言うよりはきちんと理解しようという態度が伺えるだろう)保存用の空間を体内に持つ事だ、吐き出せて便利になる
        安定性という面では精液よりも血液の方が安全だ、工場の精液タンクが揮発していく魔素と魔力により爆発した例もあるからな
        ただ血液の場合はそれでは通らん…必要であれば私自身で身を裂こう
        -- ターゲス 2019-02-12 (火) 23:48:53
      • そうね・・・年齢って、記憶がある分でいいのかしら? それとも意識が芽生えた時からかしら?・・自分でもよく分からないわ(どちらにしろまだまだ生まれたばかりだ)
        保存用の空間を体内に・・・?どうやるのかしら?・・・体を消して別の場所に出現させても保持させられるのかしら・・・(癖なのか考え込むとふわふわ浮いてくるくる回ってしまう)
        (淡々とした調子にぶーっとむくれて)ちょっとは照れてくれないとつまらないわっ・・(振るりと首を振り注射器をふわりと近づける)これで採血でいいでしょ?あんまりグロテスクなのは好きじゃないの -- ??? 2019-02-13 (水) 00:01:39
      • 個体に依るようだが体内という極めて魔術的に修正を行いやすい空間を利用し物理的に袋を作り時間流を操作する者…
        血液の高い魔術特性を利用しエーテル体やアストラル体等の半物質化させ貯める者などは居るな、脱線したが必要であれば追々講義しよう
        (むくれる少女を宥めるように涼やかな笑みを見せて)どうにも堅物でな、その辺りは許せ…しかし注射器となると相当に力を弱めねばならん
        ここか?(そう言うと男は服を捲り逞しい腕を見せる)出来る限り体の強度を下げるが十分力を込めてくれ
        -- ターゲス 2019-02-13 (水) 00:12:12
      • 体内は魔術的に修正が行いやすい・・・物を反物質化・・・この場合、私という存在を強く自覚して・・・そこに別の次元軸を設定する感じ?・・・(むむむーっと唸ってる)
        つまり普通にやったらダメって事ね?(逞しい腕に注射器を宛がい・・・そこに手を添える・・十分に力を籠めろと言った・・単純に念動力の出力を上げるだけだと針が折れてしまうだろうか?針や注射器その物を強化する必要がある)
        (強化の魔法の術はまだ知らない・・・でも風を操った時、大気に魔力を通したのと同じ要領だとしたら・・・)ちょっと待ってね?
        (そういうと試しに容器の方に魔力を込めて、ぱしゅっと屋上の端に射出・・・壁に当たると鉄の様な硬質の音を立てて跳ねるが・・ガラスの容器には傷一つつかない)なるほどこういう事ね
        (要領をつかめばこっちのものとばかりに魔力で強化された注射針をターゲスの腕に突き立てていく)〜♪ -- ??? 2019-02-13 (水) 00:23:19
      • (少女が感覚的に魔術を修めていく姿を見ればやはり、と呟いて)君のそれは魔族の在り方だな、精神性ではなく種族的な物だ
        魔力によって為せる事を身体を動かす事と同じ様に把握し理解している、良い魔剣士になれるぞ
        (男の姿形は人間のそれだが注射針を刺す時異様な抵抗を感じるだろう、簡単に言えば硬い)
        (ただそれでも針が通り血液を採取する事は可能だ)一つ聞こう、これから正式に入学する気は?
        -- ターゲス 2019-02-13 (水) 00:34:28
      • やっぱり?ふふっ・・パパは魔族だったって話だし、私はきっとそちら側なのだと思っていたわっ・・・(事実、霊体を動かすように・・・否霊体を動かす以上に魔力という物を身近に感じている・・それはこのような体だからというだけではないという、ある種の実感があった)
        魔剣士ね・・(考えた事もない未来だ・・・あの子に縛られる事の無い、私の為に拓かれた未来・・・そこにはたまらない希望があふれていた)いいわね
        あはっ♡硬くて逞しい・・でもダァメ♡(嬉しそうに採血を続ける、十分な量を取り終えれば引き抜いて)・・うん?・・・・素敵な提案ね?・・できれば乗りたい所だけれど・・・私は夜の間しか出てこれないの・・・ママも私の存在を知らない・・・授業に出られなければ学費も払えない、名前すらない者をどう登録するのかしら? -- ??? 2019-02-13 (水) 00:47:34
      • 何故夜の間だけなのか、何故君が霊体なのか…これらはオリバなら一目で読み解けるのだろうがな、私もまだまだ修行が足りん
        (針を抜けば男はそのまま服を戻す、この程度の穴であれば抑える必要も無く抜いた時に癒えているのだろう)
        この学園は夜間はどうだったか…そうでなければ昼にも動く方法を得れば実に単純な答えを私は提示出来る
        私が後見人となりそれらの些事を済ませよう、君は才があり行動力がある…であれば見過ごす道理などあろうはずも無い
        安心したまえ君は母に知られていないというが私など両親すら存在せん身だ、この世にターゲスという個があるのみでもこうして在る
        -- ターゲス 2019-02-13 (水) 00:59:06
      • いいのよ、言わなかったのは私だもの・・行ってみれば、私は普段は妹の中にいるの・・・あの子が寝ているときにしか、私は出てこれない
        (霊体のなかに注射器をとどめてああでもないこうでもないと魔力をこねくり回している)
        昼間に寝る様な子じゃないし、日光の正常な空気の中でどれだけ行動できるかも分からないの・・でもそうね・・・後見人・・・そう言ってくれるのはすごく嬉しいわ(素直な笑みを浮かべ、想いを抱くように胸に手を当ててくるくると回る)
        ねぇせんせ?・・・そういう事なら、私の家庭教師になって下さらない?・・夜はいつも出歩いているから・・・今日みたいに声をかけてくれると嬉しいわ・・こちらから会いに行く事もあるだろうけれど・・・(廻った拍子にさかさまになったまま、どう?と小首を傾げて尋ねて) -- ??? 2019-02-13 (水) 05:44:03
      • 間借りの関係…ある意味で肉体を持つ、霊体にしては生きているような快活さを感じていたが正に生霊という訳か、存在を感じていたが目にしない理由に納得がいった
        (常人の物とは違い魔族の血液であるため苦労は一入だろう、溢れる生命力と強すぎる魔力はそれだけで別種の生命体の様だ)
        (だが幸いと言うべきかこの男の血は他の魔族と違いかなり人に近い分そのまま暴れる様な事は無くその内制御出来る筈だ)
        良い笑顔だ、君はその笑顔で居る方が魅力的に映る…分かったそうした事情であれば君の提案を受けよう
        しかしだ(男の手が少女の顔に伸びる、その動きを止める事であやふやにせず確かに伝える為)それだけでは君は謙虚に過ぎる、もっと貪欲に求める事だ
        何時か君を日の下で教えられる日を期待する…必要であれば力を貸そう、無論妹御に負担の掛からない方法であれば存分に(嘘偽りのない男の声)
        -- ターゲス 2019-02-13 (水) 13:41:17
      • ・・・?・・んー・・むつかしい・・・この子元気すぎるのよっ(むすっとしながらああでもないこうでもないと・・・別次元に移動をするのであって物性を変えてはならない、あくまで収納なのだからと呟きつつ・・・やがて空中にゲートを生み出してそこからいずこかへと出したり入れたり)うんっまぁこんな感じね?
        ふふっやだもう・・・女の子にそんな事を言ったら、勘違いされちゃうわよ?・・・うんっそれじゃぁよろしくね?せんせっ
        (手を添えられればゆっくりと回転を止める・・・幽体に感触も温もりもない、空をつかむ様な頼りない感覚)貪欲に?
        ・・優しいのね?・・・でもダメよ、妹は私からすべてを奪った・・・産まれる前の私を殺して、ママを独占して、なにも知らずに幸せな顔をしている罪深い子・・・私の敵・・やるのなら、あの子に負担を掛けないなんてあり得ない -- ??? 2019-02-13 (水) 20:53:09
      • その感覚を忘れない事だ、キャパシティを増やせばいずれ君にとっての行動の選択肢や余裕も増えていく事だろう
        (あくまで教師として少女の為になる事を考え続けているのかそうした助言も含め男には他意が無いのが見て取れるだろう、だからこそ性質が悪いとも言えるが)
        (それでも尚触れようとするのは男が眼前の少女に対し真摯だからか、魔族故触れる事も叶うからか、それとも単に考えなしな可能性も高い)
        そうか、では憎しみを司る魔に仕える身としてその思考の中に納得の行かない憎しみは混ぜぬ事を警告しておこう
        妹御を傷つけた後にも後悔や晴れぬ怒りを抱くようであれば君はその後の生を楽しむ効率が落ちる…それは君にとって大きな損失だ、看過出来ん
        (先程の言葉も妹ではなく少女の事を第一としたモノだったようだ、何処か常識がズレたそれ)しかし名が無い、か…魔術的にも個の確立が弱まるので良くは無いな
        -- ターゲス 2019-02-13 (水) 23:01:16
      • そうね・・ふふっありがとせんせっ今日だけでまた色々学べたわっ(にこにこ)
        納得の、いかない憎しみ?・・・・・・分からないわ・・私には何を言っているのか分からない(ぷいっと、むくれるように顔をそむける)・・・兎に角、今は時期じゃない・・まだまだあの子の方に主導権があるもの
        (拗ねた様な態度はとるが、この男が純粋に自分の事を想ってくれているのははっきりとわかっている・・だからすねはしても嫌いはしない)
        やっぱり、良くないと思う?・・・(でも今更ママに会いに行くのもちょっと気が引ける・・・パパはどこにいるか分からない・・)後見人になってくれるとまで言ってくれたんだもの・・せんせぇが考えて下さらない? -- ??? 2019-02-13 (水) 23:18:50
      • 今の内はそれでいい、君がこれから数々の事を学ぶ内でどう捉えていくかも変化していくからな
        (その感情を咎めるような真似はまではしない、魔族というのはそうした負の感情もまた糧であり友である)
        (だが名を考えて欲しいと言われれば初めて難しい顔をする)む…まだ知見の浅い私が君をか、こうした物は愛情か野心か…どうあれ親の感情がある事が望ましいのだがな
        (そう言いつつも夜空を眺める)あくまで仮名としてだが…そうだな、ポトロというのが浮かぶ。連星の一つでありこの世全ての生き物ですら持てぬ重さの金属を持つ小さな星だ。
        その星だけが持つ事を許された究極の一の名はサガラであったか、神を殺す事ばかり求めるとこうした知識ばかりが増してな。
        -- ターゲス 2019-02-13 (水) 23:37:06
      • (難しい顔をすればちょっと嬉しそう)してやったり、だわっ(くすくすっ)・・・今更貴女の娘ですなんて言ったって、困らせちゃうもの・・・それに、(母に会って名前を貰うという事は、妹と並び立つという事だ・・・同じ位置に立つ、平等に扱われる・・・向こうには積み重ねがあるのに、こちらにはそれがないままに・・それは、なんだか嫌だった)
        ポトロ・・他に誰も持つ事の出来ないサガラを持つことを許された者・・・ふふ・・いいわ・・ちょっと男の子っぽいかなって思ったけれど・・・声に出すとなんだか・・・うんポトロ・・ポトロ・・・
        (目を閉じ、幾度も呟く)それが私の名前・・例え仮でも・・確かに、誰かが私の為に考えて私の為だけに捧げてくれた名前っ・・私だけの大切な・・・ふふっあははっ・・・(心の底から嬉しそうに笑うと、その気持ちを発露するかのようにぎゅーんと空を飛び回る・・・個の確立とターゲスは言ったが、なるほど、ポトロと呟くだけで全身に力が満ちる気がした)
        (ひょいと舞い降りると)素敵な名前をありがとう・・空腹が満たされるのとは違う・・・心が満たされるという気持ちを、初めて知れた気がするわ・・ありがとう、先生・・・(それじゃぁねと手を振ると、白み始めた夜空を駆け、消えていった) -- ポトロ 2019-02-13 (水) 23:53:19
      • ふむ…(少女の葛藤を目にすれば大凡近い予想はする、その自信の無さは礎の無さの裏返しだが…成長と共に妹を超えるという発想もあるだろうと口には出さず)
        …あまりそうした感性は求めてくれるな、名付けを求められた経験も無くは無いがそれ以前の教養という物に欠けているのだ
        (それでも飛び回る少女を目にすれば悪くは無かったと自分を納得させて)名は霊体の維持に役立つだろう、自身という存在を把握しやすくなる
        その感覚は事実君自身の本来の力だと言えるが…(果たして真実の名もあるのではという言葉もここでは飲み込んでおいた、今はこの笑顔を守るべきだ)
        あらゆるを満たす強欲を知る事だポトロ、ではまた会おう(去り際に軽く手を上げて見送る)
        -- ターゲス 2019-02-14 (木) 00:08:56
  • (放課後、廊下を歩くターゲスの後ろから呼び止める)
    先生…ターゲス、先生 ちょっと…宜しいで、しょう、か? -- ミンファ 2019-02-14 (木) 20:39:53
    • (呼び止められれば金色の瞳がミンファへ向けられる、魔性に染まった者が持つ闇の中でも良く見える色)
      ん…如何したかな、次の授業で必要な物か?それとも課題に関わる事だろうか
      -- ターゲス 2019-02-14 (木) 20:48:51
      • はい…後者、です(二色の瞳に臆することなく、ゆっくりと頷き)
        もう……散々、聞かれたかも、しれません…が、先生の、個人的な…好みのことで、少々
        (袖に隠れた両腕は身体の前に 袖で隠れているが、その手に何かが握られていることは勘の良いモノなら気づくかもしれない)
        (それは通常ならば俗世で作られることのない、仙気を帯びた小ぶりな銅鑼であった) -- ミンファ 2019-02-14 (木) 20:56:20
      • 気にする事は無い、課題の中でもそれに関しては形があるようで実の所最も無形に近いモノだからな
        生徒により必要な情報も違えば解釈も異なるものだ…であれば君が求める限りを問うがいい
        (銅鑼に関しては仙気には気付いたが特に言及するつもりは無いようだ、悪意や害意があるならば話は別だが)
        とは言っても所詮は剣を振り生きてきた無骨者…あまり参考にはならぬだろうが
        -- ターゲス 2019-02-14 (木) 21:05:19
      • …ありがとう、ございます
        では…出処については、言えません、が、先生の好む、女性像は…母親になれる、ような人と、聞きました
        間違い…ありません、か?
        (一見するとただの銅鑼で、使えば異性に対し命令を聞くよう操れるという道具である)
        (ただ対象が使用者よりも強い精神力の持ち主であれば、簡単に跳ね除けられる代物であり、彼女もまだそれを使う様子は見られない) -- ミンファ 2019-02-14 (木) 21:14:35
      • (その出処に対し思い当たる点はあるものの口にはしない、隠したいのなら隠したいなりの理由はあるものだ)
        間違い無い、そこに含まれる母親という意味には生物学的なモノだけでは足りぬがな
        付け加えるならば私には両親に関する記憶も知識も無い…その為子を設けるならば良き未来を、といった考えの下だな
        他にもそうした女性を求める理由はあるのかも知れないが言語化は出来ていない
        (男と会話していけばその銅鑼を使うのは少々難しいと感じるかも知れない、気を張っている訳ではないが油断そのものも見せていないのだ)
        -- ターゲス 2019-02-14 (木) 21:27:11
      • (ここに来た理由は、母親像を求める理由を聞きに来たのだが、訊ねる前に言われてしまう)
        先生も…親が、いないの? 私達と…同じ、ですね(自身も家族は兄しかおらず、親の記憶もないことを付け加える)
        でも…いい母親って…なんでしょう、ね?
        子供に、優しい? 料理が、上手? お部屋が…綺麗? 先生は、どう思います、か?
        (思ったよりもスイスイと答えてくれるので、銅鑼の出番はなさそうだと思い直す)
        (それと、兄に言われたとおり、目の前の人物にそもそも通用しそうにないと早くも白旗を上げそうになっている) -- ミンファ 2019-02-14 (木) 21:36:29
      • 私達も、確かに君には兄が居たな…それぞれがHOLYとNIGHTMAREに分かれている為印象に残っていた
        (良い母親の条件に関しては考えるように顎に手を当てる)あくまで書物に載る様な内容では君の助けにはなるまいな、であれば私自身の言葉でなければ
        料理や掃除であれば私が担当すれば良いだけだ、であれば求める要素は子供に対してになるだろう
        魔族が言うのも妙な言葉だが子を健やかに育ててくれる者である事、だろうか…難しいな、欲求に無い言葉を紡ぐのは
        私の部下であればビビッと来るなどと下らなくも何か本質に迫った事を言えるのだろうが
        -- ターゲス 2019-02-14 (木) 21:46:36
      • はい…せっかくだから…それぞれ分かれて…みようかって…(印象に残っていると言われ無表情ながら喜んでいる)
        じゃあ…別に、料理が下手でも…お掃除嫌いでも…そこは問題ない、と?
        魔族の…子供って…どういう風なのが、健やか、なんでしょう… 先生は…私達と、あまり変わりません…が
        おお…部下…部下と、聞くと、先生が…とても、偉い人、に見えます
        その人…人? からも、お話、聞けません、か?(そもそも普段どこにいるんだろうと疑問に思いながら勢いで訊ねてみる) -- ミンファ 2019-02-14 (木) 21:52:49
      • 良い判断だ、兄妹とは最も身近な比べ合う立場と言える…であれば対象にある事で互いに足りぬ者も見えてこよう
        問題ない、結婚とはそういう物と捉えている。我等の健やかさとは…私が住む階層では地上とそう変わらんな
        ただ弱肉強食の気が多少地上よりは濃くはある(外見に関しては魔人だからな、と付け加え)
        部下に?それは私の都合よりも部下の都合になる以上即座には頷けんな
        今現在私は有給の身であり私の仕事は全て部下達に放り投げている、が、まあ何とかなりはするだろう(涼やかな表情に僅かに残酷な笑みが混ざる)
        -- ターゲス 2019-02-14 (木) 22:05:08
      • お互い…足りない、もの 私が…足りない、モノは……………やる気?(自分でも自覚はあるようだ)
        ううん…少なくとも、私では、そちらで暮らせそうに、ないです、ね 物騒…
        ああターゲスってそういう…(そういうって顔)それじゃあ部下の人も…あまり暇は、とれないかも、ですね
        ではまとめると、子供を、逞しく育てられる…そういう母親が、いいんでしょう、か? -- ミンファ 2019-02-14 (木) 22:14:20
      • であれば日々を楽しむ事だ、気力が充実すれば気の乗らぬ事であっても片手間には行えるものだ
        都市部であればそうでもないがな(ゲスと言われればフハハハッと珍しく楽しそうな笑い声を上げる)否定はすまい
        自由奔放に拳や斧を振るえる事がどういう事か帰った時連中が理解している事を楽しみにしているぐらいだからな
        (主に中間管理職に必要な事を担当してきた事を匂わせながら)ああその理解で良いと思う
        曖昧な返しになってしまいすまなく思う、所詮はこの歳まで一人やもめの騎士に過ぎん
        -- ターゲス 2019-02-14 (木) 22:28:07
      • 楽しむ…日向ぼっこや、お昼寝は、楽しい、です(お昼寝の為ならたしかに頑張れると納得する)
        おお…これは、ぶらっく上司な…予感(笑い方がそれっぽいなと感心しながら)先生も…色々と、大変?
        (何だかんだと必要な情報は得られたので頭を下げて)充分…です ありがとう、ございました
        それだけ…生きてれば…もう結婚とか、別にって、なりそうだけど
        いつか、いい人が…見つかると、いい、ですね(お時間取らせましたと一言詫て、衣をひらめかせながら去っていった) -- ミンファ 2019-02-14 (木) 22:46:32
      • 気遣い感謝する…いや事実結婚など考えた事も無かったので良い経験をさせて貰っている
        あまり役に立てた気もせんでもないが…役に立つ事があれば幸いだ
        ミンファ君の課題が良き結果となる事を祈る(その背を見送った)
        -- ターゲス 2019-02-14 (木) 23:15:13
  • やあ先生、ご都合のほどはいかがかな?専用のスタジオの予約が取れたのだけど都合が良ければ…撮影をと思ってね -- マキナ 2019-02-14 (木) 21:19:54
    • 問題ない、深夜帯に少々出歩く為一晩を明かす程は時間を取れんがそれで構わなければ
      (まだ明るい内だが撮影に関して知識がまるで無いのでそう伝えておく)着替え等はこちらで?用意があるならありがたいが
      -- ターゲス 2019-02-14 (木) 21:33:34
      • その辺りはフワッと軽く…あまり時間をとらせてもいけないしねえ
        どちらかと言えば場面の方が大事…かな、あまり衣装を替えると先生の持ち味が生かしきれないだろうからねえ、一つだけだけど用意しているさ
        (そうして撮影会場へと案内していく…) -- マキナ 2019-02-14 (木) 21:41:04
      • であれば滞りなく済ませられよう、部下の一人にグラビアを室内に貼る者が居るが場面が随分と移り変わっていて手間と時間を感じたからな
        (マキナの後を付いて行った)
        -- ターゲス 2019-02-14 (木) 21:48:54
      • // -- 2019-02-14 (木) 23:49:51
  • ターゲス先生。あらためて顧問のお願いに上がりました(いいところの羊羹を持参しつつ)
    あのようにご縁もございましたし、何よりこの学園では剣術の指南を仰ぐにターゲス先生をおいて他にはおられません。
    是非お力添えをいただければありがたく。 -- 一華 2019-02-14 (木) 21:44:44
    • 承知した、それと羊羹に関しては皆で口にするといい。甘味を嫌う訳ではなくそこまでの気持ちは要らぬだけだ
      私にとって日々邁進する若者の力添えが出来る事は喜ばしい限りだからな、喜んで受けさせて貰う
      -- ターゲス 2019-02-14 (木) 21:55:33
      • ありがとうございます、先生。(丁寧に礼をして)
        これはその……何も持たずではいまひとつ形にならないかなと。(くすり)お言葉通りに皆でいただきます。
        それでつかぬことをお聞きしますが。先生の使う剣技というのはどのような?
        というのも、相当使われるのは所作を拝見すれば分かりますが、何分実際に目にする機会となると、家庭科の授業では包丁捌きが限度ですから。
        指南を仰ぐ以上、概略程度は拝聴したく。 -- 一華 2019-02-14 (木) 22:07:31
      • (頷く、事実甘味が嫌いな訳ではないがそうした物を最も好むのは一華達若者であるのは違いないからだ)
        私の剣技か…師と呼べる方が居ない訳ではないが厳密には我流の範疇に入るだろう
        ただそれでも分類するのならば聖剣技と魔剣技と呼ばれる物を見様見真似で習得している
        魔剣技は今や地上でも振るう者は少ないが聖剣技であれば教会に通じていれば知る者も居る筈だ
        (それは奇妙な矛盾を孕んでいる、もし一華が聖剣技に通じていれば魔性を滅ぼすそれを魔族が用いる事は難しいからだ)
        -- ターゲス 2019-02-14 (木) 22:23:46
      • 我流といえど、ある域に達すれば一流と呼んで差支えないでしょう。
        聖剣技、に関しては知識があります。西洋流の退魔剣術ですね。私のものは東国流ですが、根底のところに通ずるものがあります。
        しかし聖なる技ゆえに魔族が振るうとなると困難、というより不可能に近いはずですが……ふむ。
        そのあたりのからくりがどのようなものであれ、教えを乞うに変わりはないのですから、ひとまずおいておきましょう。
        今日のところはこのあたりで失礼いたします。顧問の件、あらためて感謝を。(一礼を残して去ってゆく) -- 一華 2019-02-14 (木) 22:34:01
      • その点に関してはいずれ語る事もあるだろう、君達の在り方に関してとも縁が無い話ではない
        無論座学ではなく道場でとなるだろうが…座学で語るも一興かも知れんな、道徳の話になるが
        ああそれでは…君達の糧となるべく努力させて貰う
        -- ターゲス 2019-02-14 (木) 22:48:06
  •   -- 2019-02-15 (金) 03:26:38
  •   -- 2019-02-15 (金) 03:26:41
  • 〜学園の敷地内〜
    (標高数kmを誇る断崖絶壁とも呼ぶべき巨大な台地、そこから降り注ぐ激烈な滝の中男は居た)
    (淫魔狂人そもそも思考体系すら違う別次元の生命体からの好意に経験あれど色恋沙汰に思考を回した事が無し)
    (部下達のモテカワファッション等々の会話についても防具は装備しないと意味が無いぞと助言をする日々)
    (脳に存在せぬ思考回路を巡らせた事で間違いなく普段ではありえない判断の低下を齎していた事は明白であった)
    (であればこそ男は別名ヘルフォールの異名持つ大岩すら砂へと変える恐るべき滝行にて頭を冷やしたのだ)
    -- ターゲス 2019-02-15 (金) 03:27:34
  • (釣竿を持って滝の近くを歩いていると)ヌウ!?(教師があの激烈な流れの滝で滝行をしている)
    って……ターゲスセンセーじゃねぇか………修行にしたって苛烈すぎねぇか、そこはよォ……… -- 川添孝一 2019-02-16 (土) 21:33:42
    • 孝一君かっ!(滝の爆裂音に掻き消されぬ良く通る声を腹を張り叫ぶ)
      (岩から岩へと天狗の如く飛べば少年の前へと降り立つ…滝行を前提とした為かサーフィン用のスパッツに近いスポーティな水着姿だ)
      いやどうにも煩悶とした感情が頭の何処かにあったらしいのでな、冷水と圧によりて砕き流す事に専念していた…君もどうだ?若い身にはそうした悩みも多い
      -- ターゲス 2019-02-16 (土) 21:48:08
      • (目の前に降り立つ教師を見て、どこも怪我をしていないことに驚愕する)
        いや、悩みがどうとかの前に死ぬからな。(クーラーボックスを置いて)
        ところでこの辺で釣りするとしたらどこがいいだろ? 素材採取の一環で、滝を登る直前の力ある魚を釣りてぇーんだ。 -- 川添孝一 2019-02-16 (土) 21:58:05
      • 未だ若き身である以上他にも学ぶ事はあるのだろうが鍛え方が足りぬな
        剣術部に入れば多少の助けにはなるだろう(地味に勧誘しつつ近くに置いてあったタオルで身体を拭い始める)
        釣るのならばあの滝の近くの岩の多い箇所が流れが少なく食事の為に魚が寄る事が多い
        滝に挑む直前の魚はこちら側の…目には見えぬかも知れないが大岩の転がった跡を利用し僅かに緩やかな流れを利用する魚は良く居るが釣る事は難しいな…しかし素材とは?
        -- ターゲス 2019-02-16 (土) 22:12:34
      • ケッ、俺は不良だよ? 木刀握って体鍛えるだの、かったるくて続かねーよ。
        でも内心では戦闘に限界を感じてるからどっかで学びたくはある。(正直者)
        オ、いいねぇ。サンキューセンセー。(釣竿に糸と餌をつけて)竜種学の授業で使うんだよ。
        (竜種学。鱗一枚でも優秀な素材となり得るドラゴンに関する学問。人と竜との関係性や歴史なども平行して学ぶ)
        滝を登った魚は龍になるって考えが極東にはある。だったら、挑戦する魚にも龍に等しい力があるんじゃねーかと思ってな。
        実際、素材としてまぁまぁだし? 釣れたら適当に仲間内で分けるつもりだ。 -- 川添孝一 2019-02-16 (土) 22:21:58
      • そういう時は野心を口にする事だ、良心のみが剣を持つに非ずとな(生真面目そうだが不良特有のでも…に理解があるのか笑って助言)
        成る程竜種学か、確かに地上では竜種の姿を見る事も随分と減ったからな
        直接捌く事も困難な以上こうした地の魚などで調べるのも当然と言える…事実何かを強く成し遂げる事で変質する事はままある
        竜種に於いても悪竜と呼ばれる類ならば人間でも可能だがな
        -- ターゲス 2019-02-16 (土) 22:38:48
      • 野心………(その言葉は、肺腑を突き抜けるように口を突いた)…今度、練習に参加してから考えるぜ。
        亜龍なら結構見かけるんだがな。ワイバーンっつーの? ああいうのの卵膜でろ過して薬液の不純物取り除いたりするしな。
        ……え。(その言葉はさすがに驚く)人間が、竜になるのか……? どういう魔術だ、そりゃあ。
        (釣竿を握ったまま息を呑む。この男の言葉は毎度のことながらスゴ味がある) -- 川添孝一 2019-02-16 (土) 22:44:15
      • フッそうか(色よい言葉に頷いて見せ)
        亜竜は成竜と比べれば環境の変化にはかなり強い、所謂ドラゴンと呼ばれる種は個としては強靭だが魔力や神秘性の薄い土地では代を重ねると弱りやすいのだ
        ほう…人が竜種になる伝承は耳にした事が無かったか?あれは事実だ、人も人という箍を外せば怪物へと転じる
        精神が肉体を凌駕するとは言うがその度が過ぎれば肉体そのものがその事実に耐えきれず世界と共に在るべき修正を行う
        神話にある怪物へと至る腕輪などはその変化を起こりやすくする代物だ、純粋な技術としても無論存在する…比較的人と近い存在である鬼へと至るそれだがな
        (嘘ではないのか男の表情に特に笑いも無ければごくごく普通の世間話の如く話している…魔界では身近だとで言うように)
        -- ターゲス 2019-02-16 (土) 23:06:48
      • オウ。そん時ゃ夜露死苦頼むぜ……(眼力で誤魔化した)
        そういうことでドラゴンなんか見なくなってんのか……竜種学の勉強をもうしてるみてーで話が早ぇ。
        マジかよ………!(悪竜。なれれば無敵だろう。だが、だが)……アジ・ダハーカとかよ。喫茶店(サテン)でスイーツ喰うには窮屈そうだな。
        (一年の頃はあれほど渇望した力も、今は指向性を考えるようになった)
        ターゲスセンセーはよ。(釣竿を両手で持ちキャスティング)長生きするタイプなんだよな。多分……
        それってどういう気分なんだ?(釣り糸を垂らしたまま聞く) -- 川添孝一 2019-02-16 (土) 23:18:51
      • その為ワイバーンを複数見た場合は成竜ではなく亜竜から女王が発生した場合が多かろうな、稀に敢えて亜竜を無数に生み周囲を荒らす悪逆の竜も居るが
        時代を降り蛇王ザッハークとして討たれた悪竜、確かに両肩に大蛇と在ればまず店に入るも身体を横にしなければなるまい
        (ジョークとして言っている訳ではなく素で言っている、だが言っている事自体は滑稽な見た目ではあるだろう)
        長寿に興味があるのかね?(概ね乾いてきたので孝一の事を考えタオルを巻いて下着を着つつ)自覚した事は無いな、目的があれば考える要素でも無い
        ただ定命からすればそれが答えとも言えるだろう…悩む事は無くなる、だがそれは命の使い方に終始答えを出せなかった者にだけ魅力的な物と言えるだろう
        -- ターゲス 2019-02-16 (土) 23:33:11
      • ……ワイバーンに女王がいるのか? 剣呑なこった……亜竜を生み出せるレベルの悪竜ってのもぞっとしねぇ。
        ……マジに答えてくれなくていいから。(釣竿を刻むように揺らして)でも、人には人相応ってもんがあらなぁな。
        ………なんだよそりゃあ。(ターゲスの答えは明瞭なのに、自分に置き換えると不快感があった)
        命の使い方なんてなぁ……俺は………妹が幸せになれりゃあそれでいいんだよ。これも答えなら、長寿なんて要らねぇ。
        (釣竿に反応があり)で、でけぇ…!(釣竿を引き始めて) -- 川添孝一 2019-02-16 (土) 23:38:38
      • 善き答えだな、他者の幸福とは自身からすれば限度がない…無限に求め無限に突き詰められる物だ
        であれば君の生き方とはそういうものとなるだろう…それは私からすれば中々大層な道だと言えるよ、皮肉ではなく大きな夢という意味だ
        何故なら君は最低でも二人、君の妹が結婚等すればそれらが妹の悩みとならぬよう力を尽くす事となる
        (ただそれはNIGHTMAREか?と思うもそのタイミングで釣り竿に動きがあった為そちらに視線を戻す)
        むっ気をつけろ…相手が全力で逃げれば耐えきれん、であれば短期で寄り切る事だ(流石に余裕があるまいと魚を捕まえる手伝いをする)
        -- ターゲス 2019-02-16 (土) 23:55:19
      • ……そこまで大それたことも考えられねー。妹はな、ちゃんとした奴だよ。自分の幸せは自分で掴める。
        だったら…!!(釣竿を引き)あいつが幸せになる手伝いをちょっとしたら兄としての仕事は終わりだ……!!
        (ターゲスの助力もあり、なんとか陸に魚を釣り上げて)デ、デケぇー!(今もビチビチと抵抗している)
        ……はは、サンキュー先生。(それは釣った魚の礼だけでなく)口に出したら色々まとまった。
        (クーラーボックスに収まりきらない魚を強引に詰めて)このお礼参りはいつかしてやっからよ……覚悟しな。      !?
        じゃあな、ターゲスセンセー。風邪ひかないようにな。(そんな普通のことを言って去って) -- 川添孝一 2019-02-17 (日) 00:05:10
      • 君にとって彼女はそれだけ誇りに思える人物という訳か…であればやはり善き答えだよ
        (陸に上げた魚の生きの良さにうんうんと頷いている)いや見事だ孝一君、あまり釣りは嗜まぬが素晴らしい勝利なのは私でも分かる
        それに素材としても一級品かも知れん…鯉の滝登りとは立身出世の例えでもある、優れたる者が天へと至るのならばこれは竜へ到れる逸材だろう
        そうか役に立てたのならば何より…そちらも手洗いはしっかり(マガジン流挨拶を爽やかに返しつつ見送れば男も着替えを終え去っていった)
        -- ターゲス 2019-02-17 (日) 00:19:37
  • 先生が剣術部の顧問になってくれたお陰で、部も賑わってきてよかったよ…(職員室に訪ねてきた黒狐)
    ところで、先生を家庭科教師と見込んで頼みたいことがあるんだ…初心者にでも作れて、健康的な料理って無いものかな… -- ムツキ 2019-02-19 (火) 18:48:16
    • 元より君達にやる気が満ちているからこその結果だ、私はそこに多少の緊張を齎したに過ぎないさ
      やり甲斐と達成感に緊張は切っても切り離せない関係だからな(次の授業は裁縫の為か生徒に配る実技用の簡単な縫い物セットのカタログを手にしている)
      簡易で健康的な料理か、であればポトフなどがいいだろう。健康とは一つ食せば得られる物では無い…継続にこそ健康の秘訣がある
      添え物の汁物は飽きが来にくく肉を一種と野菜を複数煮込むだけでいい、味を変える面でも栄養面でも調整が楽だ
      必要であればレシピを用意したり実際に作ろう、…今回の課題の不死鳥の様に絶大な効果を持つ食材もあるがそれはそれだ
      //今日は帰りが遅いので文通をば!
      -- ターゲス 2019-02-19 (火) 20:45:51
      • 何かする時に緊張感がなければ、できて当たり前…自然と達成感は遠のいていくね
        針の穴に糸を通すのも、最初は失敗だらけで焦るよね…今は便利なものがあるとはいえ(例の糸を通すアレを思い浮かべ)
        料理くらい、できた方がいいって言われてしまってさ…ポトフ、食べたことなかったなぁ…(レシピ以前の問題だ。簡単に要点をメモにまとめ…)
        健康を、得られたことが無いからね…まず。継続は力なり、と同じような事なのかな…?
        正直言って、剣術以上に素人も素人だから…それこそ実際に作るところを見せてもらいつつが、一番有難いよ
        今の課題にある討伐対象を素材にとか、家庭的な方向から遠ざかってしまうしね…(豪勢だが手に余る、と苦笑い)
        //了解です!ゆっくりで大丈夫ですので… -- ムツキ 2019-02-19 (火) 21:19:20
      • 緊張感が無ければ失敗を限りなく軽く捉え出来ずとも良いという考えも蔓延る、無論意欲を奪う程の緊張感も無意味だがな
        そうか、では実技と共に教えるとしよう…古くは人が鍋という物を作り出してから共にある単純な料理だ、難しく捉える事はない
        君のそれは見た所容易く拭い去れるものではないだろうが日々の僅かな積み重ねが抗する助けにはなる事だろう
        (話している最中にカタログの用意を全て終えれば机の中に仕舞い)さてそうなれば行動するが吉だ
        今日の夕方から予定は?
        -- ターゲス 2019-02-19 (火) 22:47:41
      • 失敗から何も得られないのは、同じ場所でぐるぐる回ってるようなもの…適度な緊張感の匙加減って、面倒そうだね
        宜しくお願いするね…そんなに歴史の深いものだったのか、今なお残り続けているのにはそれなりの理由がある…(先程自分が提示した条件がまさにそれなのだろう)
        いつか完全に抑え込める…そう信じていられなければ、僕は何もかも諦めてしまいたくなるよ
        だね…善は急げ。ナイトメアだから悪は急げかな…? 今日は部活の予定もないし、大丈夫…家庭科室に行けばいいのかな? -- ムツキ 2019-02-19 (火) 23:04:04
      • フッ変わろうと思っても変われぬ物もあるという事だ、それは在る種の美を伴った完成とも言えるだろう
        それと君の健康に関して信じる必要は無い…それは為されるであろう前提だ、もしもの余地など不要と考え給え
        君は必ず努力の末に抑え込める(何の信憑性も無い事をさも平然と言い放つ、それは少年を勇気付ける為の詭弁にも思えるが…真っ直ぐに見つめる様はその様な欺瞞を感じさせない)
        そうだな、今日の授業が終わり次第家庭科室へ向かってくれ…後から食材を持ってこよう
        (そうして約束を取り付ける、家庭科室で待っていればこの男が違える事は無いだろう)
        -- ターゲス 2019-02-19 (火) 23:15:23
      • 初心者向けでありながら、完成されていて不変のもの……あぁ、そっか…基礎なのだから、そういうものか…(納得がいった、という口調)
        …ありがと、先生。(根拠はなさそうに思えたが、素っ気無くそう答えた。抑え込むことが出来ても、完全に消し去ることはできないのは分かっている)
        (能力のピークを過ぎれば衰えが待ち、いずれはゆっくりと病に蝕まれ終わりを迎える…それが自然で、当然だとも思っている その遠い未来が見えないよう覆い隠されるだけでも、充分だ)
        って、食材こっちで用意するのかと思ってた…じゃあ、放課後にまた。(ゆっくりとした歩調で、職員室を後にした) -- ムツキ 2019-02-19 (火) 23:44:20
  • チーッス、ターゲス先生、課題のことでちょっといいか?一つ助けてほしいことがあんだけどさー。
    (などと何やら小脇に板のような物を抱えてやってくる宝貝屋) -- シャオロン 2019-02-18 (月) 21:28:02
    • シャオロン君か、兄妹共に優秀と聞いている…それで?ああ、私が出向き素っ首を持ち帰るといった願いは校長先生より直接止められている為頷くのは難しい
      特にカラドリウスなどは今の所は我が王も望まん、それ以外の願いならば一先ず聞こう(板に一度視線を移してからシャオロンの顔を見る)
      -- ターゲス 2019-02-18 (月) 23:08:32
      • ははっ、耳痒い噂だな!(マジかよって顔しつつ)ほほう…既に釘が刺されてっとはねぇ。…でも、釘が無くてもそれ、多分ターゲス先生自身が断るだろ?たぶん。
        って…王使えなんか。それっぽいが…なんでカラドリウス限定で(不思議そうにしながら、大きめの板を取り敢えずその場の机の上に置く。ターゲスならば分かるだろう、それは仙気を放っている)
        ま、でも楽をして課題達成しよーっつーのはナイトメアっぽいけど、それじゃねぇな。まず聞きたいんだが、課題の対象の奴の、どれかを倒した事や遭遇した事はあるか? -- シャオロン 2019-02-19 (火) 22:53:05
      • (断る事に関し言及されればフッと穏やかに笑みを浮かべ)無論だ、諸君らの成長を阻む事は私も良しとしていない
        特に前回と比べても此度は個々の力そのものを問われる課題だからな、武であれ知恵であれ
        カラドリウスに関しては単純だ、将来滅ぼす勢力ではあるが現在はそうではない(何か猛烈に不穏な事を口にしつつ)妹御の宝貝を作っていたのは君だったか
        さて質問に対してだが…未見がケツァルコアトルとアジ・ダハーカ、それと妖怪二種だな
        小豆洗いと砂かけばばあは記憶にあるがその上位と思しき種は無い…斬っていないモノはそこに加えカラドリウスだ(淡々と、血腥さを感じさせぬ口調で血腥い事を語る)
        -- ターゲス 2019-02-19 (火) 23:07:57
      • ……カラなんとかは兎も角……ひとつの聖獣じゃなく勢力と来たか。それは聞かなかったことにした方がよさそうだな…(すごいとおいめする)
        むう……剣術部でひと目見た時ターゲス先生ならと思った…が…!考えてたより多いな…!どんだけだ…!
        (戦慄する。神話に名だたる聖獣、魔獣が多く含まれるあれらを斬っただけでも凄まじいことであるのに…その、語り口の冷静さに)
        んじゃ…その中で更に、戦利品とか…何かそいつに縁のあるモンを今でも持ってるとかってヤツは?この際無くてもどうにかならなくもないが…
        その場合…先生の"記憶"を借りることになる(そうして、板をぱかっと開く。折り畳まれていたその中空には…どこか、チェスを思わせるような駒が幾つか) -- シャオロン 2019-02-19 (火) 23:39:24
      • そう深く考える必要はない、単に私が魔族の騎士であり治安維持の下多くの種を斬り続けているだけだ
        (さも珍しくなさそうに語る姿は今も何処かで神話の世界が存続しているのだと語る様だ、事実かは兎も角)
        縁か…あまり斬った後に興味を持たぬ故戦利品の類も無い、戦乙女ならば呼べはするが
        それ以外となるとやはり私の記憶か?いや全てに縁を持つ物が一つだけあるな
        (そう言うと男は何処からともなく…分かるのならば空間を何処かに繋げて一振りの鞘に入った剣を取り出した)
        (かつて大昔勇者の剣と呼ばれ地上に在った筈のそれ、スルリと引き抜けば刃こぼれ一つ無い古の名剣をシャオロンの前に)
        (縁という意味ならばこの上なく纏わり付いているのを感じられるだろう、聖魔問わず無数に絡みついている)
        -- ターゲス 2019-02-19 (火) 23:54:47
      • ……戦乙女呼べるっつーのもまた大概だな…(とおいめ)ありゃ神さんの所にスカウトにくる奴だっけ。もう眼をつけられてるとか?
        (半ば呆れ顔で見守っていれば…空間を越えて現れる一振りの剣。それ自体は不思議でもない、似たような機能を持つ宝貝を自分は作っている、が)
        (その剣を見た時…全身に一瞬でびっしりと鳥肌が立った。戦慄か、恐怖か、畏怖か…あるいは、憧憬か。この剣は…凄まじい。剣としての完成度、それが高すぎる)
        ……………(しばし、言葉も無く見入ってしまう。これほどの完成度の剣、今まで数えるほどにしか見たことが無い。それはまるで…己の師匠が打ったかのような…)
        ………(…到れるか?)……あ、悪ぃ。ちょっと考え込んじまった…。…なるほどな。これが先生の相棒って訳だ。いい…剣だ(呆然としたように言う、が、己がここへ来た目的を思い出し)
        この板…仮闘盤/かとうばん は、対象の縁を取り込んで、仮想的にこの盤上にそいつを再現する。あくまで縁を基礎として仮定に仮定を重ねて演算した結果だから
        本物とは似ないことも多いが……つまりは、模擬戦がこれで出来るんだ。いやね、課題提出した時に校長に健康に気をつけろって言われちまったんで、そんならってことで
        引っ張り出してきた……"完全に安全な討伐"が出来る宝貝ってところさ(と、笑って言う)そこで…ターゲス先生に、その縁を、幾つか使わせてもらいたいって所だ。
        (そして剣を見る。道眼で観察すれば…恐らくは、課題の生物、それ以外の気配も多々あるだろうと推察される。全てを取り込むのは完全にキャパオーバーだ) -- シャオロン 2019-02-20 (水) 00:43:17
      • 正確には堕ちた戦乙女、故に神ではなく魔王や魔神に仕えている者達だ…能力と習性は変わらん
        我が王の配下にも幾人か居るのでそれを呼ぶ分には問題無い(僅かにため息を漏らす、その習性とやらに現在進行系で苦労しているかのように)
        (シャオロンが剣に見入っていればそれを咎める事も無く静かに見ている、むしろ少々感嘆しているようだ)
        (分からぬ者から見れば僅かに黄みがかった鋼の剣だ、しかし理解が及ぶのならこれは古の技法で打たれた神の金属による物)
        (凡そ常人が目にする事は無いであろうそれをシャオロンは一目で見切ったのだから)
        構わん、命を預けた物を評価され悪い気はせんからな(微笑んだ後そして宝貝について説明を聞けばふむふむと頷いている)
        つまり知恵を巡らせ討伐を果たすと…確かにNightmareらしい良い方法だ、無論君の望むままに
        ただし闇深き存在を再現する際にはあまりその瞳に映し続けぬ事だ…例え贋作であろうともそこから深淵が君を覗くだろう
        (男の声がいつも以上に厳かな声でそう告げる、そこに間違いなく全てを狂わせる災禍があるのだと戒めるように)
        -- ターゲス 2019-02-20 (水) 01:05:43
      • そして本来じゃそいつ以上の力を持って力押しで倒したりや、神話にあるような方法じゃなきゃ太刀打ちできねーような相手でも、違う方法を設定して闘うことができる。
        そんで強さ自体も調整が効く…と。あくまで仮想的な再現だからこそ色んな融通が出来るっつーこったな。……ありがとよ、先生。
        (それは縁を使う許可がおりたことへか、それとも……類稀なる宝剣を眼にする機会を与えられたことへか…珍しく、軽く頭まで下げて礼をし)
        (慎重に板を持って剣へと近づける。下手に触れれば武具でない宝貝では紙の如く切れてしまってもなんの不思議もない)
        (ある程度近づけば、ずず、と剣が持つある種の気配が、音も無く、風も起こさず、板へと幾つかその一部が吸い取られていくだろう)
        …うし、これで登録完了と。なあに、精々ヤベーやつを構築するときゃ気をつけるとするさ。なんせ安全を目指して厄災を招くんじゃ意味がねぇ。
        十重二十重に防御術式を張って、それでもヤバそーなときは…ターゲス先生でも呼ぶかね(冗談めかしてそう言うが、その眼は真剣そのもの)
        (尋常なさざる力を扱う者として、彼の忠告は身に染みる。それは、この剣に限らずとも、腹の中にいつでも持っていなければならない教えだ)
        さて、んじゃそろそろ失礼するわ。すげーもんも見せてくれた上にご協力あんがとな!(心底良いものを見た、といった顔で軽く手を振ってその場を後にしたという) -- シャオロン 2019-02-20 (水) 01:30:04
      • ほう、ならば調整次第では今までにない程の強敵とも戦えるという訳か…それは中々心躍らせてくれる
        安全面に気を付けている以上はあくまでスポーツとして楽しめる程度だろうが…それでもな(戦闘狂としての側面を特に隠そうともせず感心している)
        (剣から縁が吸われれば用は終えたと鞘へと戻し収納した)そうしてくれ、私としても生徒が酷く傷付くのはあまり好ましくは無い
        だが挑まねばならぬ壁というものもあるだろう…限度を良く見極め己を高める事だ
        (だがこの瞳を出来る若者であれば要らぬ心配でもある、時に大きな失敗をする事もあるだろうがそれでも成果を為す者の目だ)
        いやこちらこそ珍しい物が見れた、結果の次第を楽しみにしているぞ(こちらも軽く手を上げ見送る)
        -- ターゲス 2019-02-20 (水) 01:51:53
  • ターちゃんは平和そうでいいのう…こっちは土石流がけババアとして毎日生徒共に追い掛け回されとるわい
    (大き目のシャツにハーフパンツというラフな格好の少女がやって来る) -- ユミル 2019-02-20 (水) 01:12:07
    • む…これは我が目の不甲斐なさに呆れよう、ユミル先生をただの不死なる人間だと思い続けていたとは
      確かに土石流がけババァであれば1000年の時も容易いというもの、そして私は未だその様なあやかしを斬っておらず…一つ如何か
      (そこまで静かに淡々と語り猛烈に不穏な空気を放っていた男は一つ笑い)お疲れ様です、一休みが欲しければ人避けの結界でも用意しましょう
      -- ターゲス 2019-02-20 (水) 01:17:48
      • ターちゃんお主もか(絶望の表情)ええいこうなりゃあまりやりたくは無いが…って冗談か…
        お主の冗談は心臓に悪いのう…ま、生徒位ならどうとでも撃退するなりいなすなりできるんだがの…酒を飲む暇がないのが問題でな…
        この学校の生徒共はどうにも人避けの結界が効きにくかったりそもそも効かなかったりでのう
        主なら何とか出来そうか? -- ユミル 2019-02-20 (水) 01:29:24
      • 魔界流の冗句故、しかし飲めぬとあらば私としては喜ばしい所ではある
        適度に動き酒を断ち緊張を持って暮らすのは身体には極めて良い、今暫くは続けるが良かろう
        (わざとらしく何とか出来るかにははぐらかしていたが頷いて)此度の縁を斬れば暫くは襲われずに過ごせるかと、ただ先程も言いましたがこの状態は中々好ましい
        -- ターゲス 2019-02-20 (水) 01:45:30
      • お主酷いな!?まあ別にしなくても最悪自分で何とかなるが…あ、ちょいと失礼するぞターちゃん
        (少女が視線を向けた先で突如何も無い空間から土石流が起き、隠れて近づいてた生徒達を押し流していく)
        やれやれ…近頃の生徒共は本当にやる気に溢れておるのう…いい事ではあるんじゃが出来れば別の奴を狙ってほしいのう
        (今度は見もせずに集まっていた生徒達を土石流で押し流す、他にも地面から天へ土砂を噴射し、一人一人打ち上げるなど器用に無力化していく)
        はー…早く終わってほしいのうこの演習(防御陣で狙撃を防ぎつつ遥か先の生徒を打ち上げる)
        そういえばターちゃんは海に行く予定あるんかの?ティマ先生が張り切っておったが
        (その後も生徒達を会話の片手間に傷つけず無力化していく、やはり言うだけの実力を持ってはいるようだ) -- ユミル 2019-02-20 (水) 02:02:12
      • フッ事実彼等の期待を裏切るまいとそうして努力をなされているではないか
        生徒を想うユミル先生の姿を直に見ていられるのならばこの剣を振るう事もあるまいと思う次第です(ハハハッと軽く笑いながらその光景を見ている)
        一応の人員として海にはついていくつもりだが、そう問題が起きる事も無かろうが人数が人数だからな
        それに家庭科の教師としてバーベキューなど手伝える事もあるだろう、そう言うユミル先生は?
        //そしてここで文通スイッチをオン!
        -- ターゲス 2019-02-20 (水) 02:25:15
      • わしも行くぞ!あの連中で海とか絶対楽しいだろうしな!
        ただ討伐対象でもある以上のんびりしてばかりもいられなさそうなのがな…何か海の生き物で討伐対象いたかのう
        ターちゃんそういえば担当家庭科じゃったもんな…わしにもいい肉を回してくれるのを期待しておるぞ…!
        (//了解なのじゃー) -- ユミル 2019-02-20 (水) 02:30:59
      • 存分に楽しまれるが良かろう、何なればマリンスポーツなりで競い討伐の機会を与えれば良いかと
        バハムートの対となるレヴィアタンが海の生き物故発情期に入ると交わる事があるがその程度か、あれ等は食肉の為の獣で味も悪くない
        (そもそも地上の海に居るのかという問題もあるが少なくとも魔界には生息しているようだ)
        承知した、串焼きにするので望まれるならば肉のみの物も焼き上げよう…しかしこの姿で海は初やも知れぬな
        -- ターゲス 2019-02-20 (水) 12:48:39
      • ははは!素潜りも結構いけるぞわし!あーそんな生き物もいたのう…人間界に果たしているのか
        おお、流石ターちゃん話がわかるのう!!
        ほう、ターちゃん海に行ったことがなかったんか?意外じゃのう…滅茶苦茶アウトドアっぽい体しとるのに -- ユミル 2019-02-21 (木) 00:06:26
      • 海其の物には仕事上度々足を運ぶのだがこの軽装では一度も無い(ジャケット姿を指している様だ)
        慰労旅行でも海辺で鎧を脱いだ記憶が無いな、何かしらが起きた時部下の手を煩わせる訳にはいかない…慰労なのだから
        泳ぐ際にも鎧で特に困る事も無し脱ぐ理由が思い浮かばなんだ(真夏に海で鎧は余程暑い筈だが特に言及する様子が無い)
        -- ターゲス 2019-02-21 (木) 00:18:06
      • うーむ流石ターちゃん…タフじゃのう
        ま、とりあえず鎧を着たままよりは楽しいはずじゃろうし、期待しててよいぞ!
        さあて、わしはそろそろ帰るとするかの、ではなー! -- ユミル 2019-02-21 (木) 00:35:06
      • 期待させて貰おう、少なくとも魔界に比べれば行儀の良い臨海学校となるだろうからな
        それではまた…良き眠りとなるよう精々生徒を楽しませてあげて下さいユミル先生
        (見送れば一つ頷いて)やはり生徒を良く思うだけはある、口ではなんと言おうと楽しそうではないか
        -- ターゲス 2019-02-21 (木) 00:44:31
  • 味は・・分かる様になったのだけれどね?(ふわりと浮かべた唐辛子から精気を吸って萎れさせる)
    うん・・農家さんが込めた丁寧な愛情が伝わる・・・とても優しい味・・・でも、唐辛子の味ってこうじゃなかったって思うのよ(こくこく) -- ポトロ 2019-02-20 (水) 17:14:16
    • (萎びていく様を眺めた後ポトロからその味が語られれば男はふむ、と納得した様子)
      野菜の精気はどうしても収穫後均され更に時間と共に味が薄くなると聞く、そこにポトロ君の感情面に発達した味覚が塗り潰すのだろう
      一先ず焦る事は無い、むしろ味を感じられた事は何よりであり此処は喜ぶべき所だな(おめでとうと微笑んで)
      少なくとも君だけの好きな味というものを見つけられる様になったと言えよう…勿論好き嫌いは程々に(まるで幼い子に向ける様な何処か年嵩を感じさせる口調)
      //暫し文通めのゆっくりです
      -- ターゲス 2019-02-20 (水) 19:43:19
      • (くすりと笑って)ありがとうせんせっ・・・そうね、この、好きだって思える味は大事にしたい・・・って・・もーっ子供じゃないのよっ(ぷんすかむくれてみせたりして)
        ・・・でも今のままだと不十分だわ、私が好きだと思える味が、人が好ましいと思える形と乖離しすぎているもの・・折角作っても美味しく食べて貰えないのは不幸だわ
        //はーい -- ポトロ 2019-02-20 (水) 19:51:26
      • フッどうにも距離感と言うものを測りかねているらしい、君は生徒ではあるが名付けた者でもあるからな
        (宥めるように涼やかに笑っていたがその目的意識を聞けば緩みの無い表情へと戻る、それは尊ぶべき志だ)
        君の味覚の鍛錬と共に味見は私が行おう、エナジードレインは専門外だがそちらは問題無い
        必要であれば専門家も紹介しよう、淫魔などだが話の分かる御仁に当てが在る
        -- ターゲス 2019-02-20 (水) 20:23:44
      • ふふ・・いっその事パパって呼んだ方がうれしい?(なんて悪戯っぽく笑ってくるくる回る)
        私から見て同じ味でも、先生から見て違う味では判別も難しいわ・・・毎回先生に見て貰う訳にもいかないし・・何かもう一押しきっかけがいるわね?
        専門家・・・ふふっちょっと興味あるわっどんな方なのかしら?(わくわく) -- ポトロ 2019-02-20 (水) 20:36:36
      • さて、意地の悪い事だが質問を質問で返そう…呼びたいかね?ポトロ君には真にそう願う人物が在るように思えるが(どうやら実の父親の事を指しているようだ)
        共通の感覚を得る上で最も手っ取り早い物は私が君に贈る事だろうな、もしくはポトロ君が他者に沿う形の舌を持つ事…肉体を得るかか
        魔界最深層の一つ色欲界を支配している太母リリスだ、常日頃抑えては居るがあの方は世界を含むあらゆる存在からの搾精…いや献精を受けている
        尚且通常の食事も可能な存在だからな、今の君と感覚を合わせる上では適任だろう。ただ霊的存在である君には毒かも知れん
        -- ターゲス 2019-02-20 (水) 22:19:22
      • んー・・・(少し考える・・・母からの話、その記憶だけで、ぶっちゃけあった事もない父親である・・情はない・・・無いと思うが・・・・・・)ま、やめておくわ、ターゲス先生は先生の方がしっくりくるものっ・・だからやっぱり、子ども扱いは無しよ(何ていってウィンクしたり)
        肉体を・・ね・・・一華にも言われたわ・・・興味がないかって・・・最初はあんまりちゃんと考えてなかったけれど・・そういうのも悪くないのかしらね・・・
        リリス・・・聖書にもある名前ね・・・世界から・・・それはすごいわ・・世界が相手だから、一つ一つは気づかれない程に小さくてもいい・・といった所なのかしら
        毒・・私が飲まれてしまうかもしれないっていう事かしら?(そこまでされるとちょっと怖いわねぇなんて笑って) -- ポトロ 2019-02-20 (水) 22:48:34
      • そうか、承知した…であれば婦人として扱おう。騎士として君を不快にせぬよう努力する、教師として厳しい事は言うがな(ウィンクに一つ微笑んで)
        どう在るかは君自身が良く考え決める事だ…霊的存在である事を望むのも良いだろう、人の如き者でもその中間である我々の様でもな
        聖書にあるアダムの伴侶その者ではないがな、あのお方自身は別の世界の存在と聞く。だが過去は良く似ている…世界にとって負の面、それも魔王を名乗る程の者となれば似た名と形を取りやすいのだろう
        (静かに頷いた、彼女の毒性を示すように)私も剣を向けた時僅かに鈍るかも知れぬ、ただそれは異性に対し特に強く働くからだが…
        女性であるポトロ君ならばそれも軽かろう、彼女には淫売四天王との一件で二つ貸しがあるので必要であれば言ってくれ
        (距離感を測りかねている、と言ったが実際に名を付けたポトロに対しかなり甘くなっているようで魔王との繋がりを提示する)
        -- ターゲス 2019-02-20 (水) 23:12:04
      • えぇ、それでは改めまして宜しくお願い致しますわせんせっ(頷けばふわりと降り立って改めて丁寧にカーテシー)・・・ぷっ・・ふふっ(真面目は長続きしない)
        ・・ありがと先生・・・そうね・・もう少しよく考えてみるわ・・・今のままだって楽しいしね?
        別の世界の・・・世の中どこも似たような話で溢れているのかしらね・・・・あら・・先生をも誘惑しちゃうんだ?・・・ふふっそれはちょっと楽しみね?(色々学べることが多そうだなんて笑って見せて)
        うん・・味覚については自分でももうちょっと頑張ってみたいけれど・・・でも折角だもの、逢ってみたいわ、そのお方・・・(機会は逃さない性質なのか提示されれば素直にのって) -- ポトロ 2019-02-21 (木) 01:37:17
      • 礼はいい、大事なのは君がどう望むかなのだからな。そして君が選んだ道を私は応援し手助けする用意がある、それだけだ
        (魅了について興味津々な様子が伺えれば難しそうな表情)あまりそちらの習得に精を出されても困るので程々にな
        異性との交遊は構わんが教師と生徒というのは周囲に示しがつかん、無論生半の魅了であれば防ぎ切る自信はあるがね
        承知した、後日君との予定を取り付けるとしよう…恐らくリリスとはある種の精神世界を介し対面する事となる筈だ
        彼女が地上に出れば何らかの概念汚染が起こる事と君が直接逢えば魂に淫魔の魔素が刻まれる危険がある、その辺りをかなり気にするお方だからな
        (その毒性に対しどうやらかなり人間寄りと呼ぶべきか人間社会そのものに対し融和的な魔族の様だ、だからこそこの男も紹介したのだろう)
        -- ターゲス 2019-02-21 (木) 01:58:16
      • 望みを叶えるのを助けてくれる人にはお礼をいうものだわ先生っ(堅物なのねと肩をすくめて)
        (難しそうな表情を楽しそうに見つめて)先生・・私ね?新たな物を学び身に着けていくのが楽しいの・・・でも、自分の血の理解を深める事も同じくらい大事にしたいって思ってる・・ふふっ大丈夫、ちゃんと線は引くわ・・・術で相手の心を自分に向けてもむなしいだけだもの
        精神世界・・・そう・・それ程の物なのね・・・でも、そんなに気を使ってくれるだなんて、ずいぶんお優しいというか・・・人間より?な感性の型なのね? -- ポトロ 2019-02-21 (木) 03:08:54
      • それもそうだな、だがまあ、教師と勇者というのはそんなものだ(否定はしない、と付け加えて)
        そうか、どうやらまるで要らぬ心配をしていたらしい。魅了の果てにある虚無感に気付いているのならば真の孤独へと至る事もあるまい
        何よりこの出会いは君の血を知る上でも新たな術、感覚を身に着けていく上で役立つ事だろう
        (ポトロの感想にだろうな、と呟き)その辺りは彼女自身に問うてみる事だ、私が彼女の過去を語るは不敬に当たる…
        我が王も淫魔の血を引く御方、であれば遠かろうとも淫魔の祖たるリリスに縁が無い訳ではないからな(案外魔界の上下関係が複雑な事を漏らす、リリスを敬称したりしなかったりもそういう事のようだ)
        -- ターゲス 2019-02-21 (木) 03:37:16
      • (「ちょっと考えればわかる事だわ」とくすくす笑う・・・人の中から生まれ育った、この辺りは魔性ならではなのかもしれない)
        (うんうんと頷きながら話を聞き)それもそうね・・ふふっ楽しみだわ(なんてこぼしたりしつつ今日の授業を受けようとしたが・・・)
        そうだったんだ・・・ターゲス先生が仕える王様が淫魔・・・で淫魔の祖がリリス様・・・なんだか呼び捨てなんてできそうにない関係だけれど・・・先生の王様ってどんな方なのかしら・・(それはそれでやっぱり気になった) -- ポトロ 2019-02-21 (木) 03:55:55
      • 正しくは甲殻種の鎧魔族の父と淫魔の母を持つのが我が王落涙のカレンジュラ様であらせられる、だが単純なハーフという訳でもない
        あのお方の種はある事情から憎魔という名の通り憎しみ…愛と怒りを以て力と為す特殊な魔族でな、そこに加えカレンジュラ様は大魔王様直属だ
        そして太母リリスは大魔王様とは盟友の間柄(友好的ではあるのだがしかしリリスの配下という訳ではない、王は血筋はともあれ忠義はアキベドルへ、当然その配下のこの男は微妙な態度となる)
        王としては善き王だ、弱者の存在を許し努力を奨励する在り方は魔界では狂人と言われる事もあるが少なくとも我が剣により誅する様な方ではない、勝てるかは置いておいてな
        (何やら酷く物騒な事を言っているがそれはそれで魔族なりの忠義の形なのだろう、そう語る男の表情は誇らしげだ)
        君の生き方によっては縁もあるだろう、良い国だぞ。さて…それでは授業に入ろう、今日は包丁の基礎の基礎、サラダ作りだ…指を怪我しないように(真顔で言う為冗談だと気付き難い事を告げつつ少女を授業へ)
        -- ターゲス 2019-02-21 (木) 04:34:10
  •   -- 2019-02-21 (木) 22:24:32
  •   -- 2019-02-21 (木) 22:24:36
  • 〜学園の敷地内〜
    (真円の大きな月が二つ、片や空に、片や湖面に)
    (風一つ無い湖上の塔の最上部にて男は篝火に薪を投げ込めばその淡い灯りに照らされながら椅子に身を沈める)
    海か…課題にリヴァイアサンの名でもあれば未だ為せぬ生徒の為に一匹放つのも助けとなったやも知れぬが
    校長先生であればそうした動きも加味しあれら神魔の獣などを定めたのだろうな
    (薪の弾ける音だけが響く世界で臨海学校での己の役割に思慮を巡らせた)
    -- ターゲス 2019-02-21 (木) 22:35:17
  • そういや、臨海学校だなァ、センセー。(剣術部の練習の休憩中、話しかけて)
    (汗をタオルで拭いながら)ターゲスセンセーは来るのかよ?(夏場の水分補給に麦茶を飲む) -- 川添孝一 2019-02-21 (木) 22:37:09
    • (練習の最中にバテ気味であった一年生達にレモンの蜂蜜漬けとよく冷えたタオルを配り体力の回復に努めさせながら)
      ああ私も参加する予定だ、生徒の安全面を考えるならば我が剣が役立つ事もあるだろう
      夜半にはバーベキューなどでも行おうとな、海辺というのならばそうした物も向いているだろう
      -- ターゲス 2019-02-21 (木) 22:50:13
      • ……家庭科の教師とかガチで忙しそうなのにこういうの用意してくれんの流石だな…
        (レモンの蜂蜜漬けをアーンと口に持っていき)そうかい。ま、バーベキューの技術を勉強するってのも悪かねぇ。
        今回の討伐課題もしんどかったろうに、海で遊ぶ元気がみんな残ってりゃいいがな。(そう言いながらも楽しむ気満々で) -- 川添孝一 2019-02-21 (木) 22:53:36
      • 何、この程度は片手間に用意出来る。むしろ身体に熱が籠もり続ける方が彼等の時間が奪われる事となる。
        (疲労という概念を持っていないかの如く男は汗一つ掻いていない、単純に魔界の環境と比べ地上の夏は苦労が無いだけだが)
        フッ山であろうと海であろうと…そして野営に於いても役立つ技術は多い、良く見良く味わう事だな
        その点は問題あるまい、期待に胸を膨らませれば自然と疲れが取れる年頃なのだから
        むしろ過ぎたる体力で問題を起こさぬかが問題よ、少なくとも似た様な事で部下に鉄槌を下さねばならん事があった
        -- ターゲス 2019-02-21 (木) 23:01:51
      • なるほどなァ…甘酸っぱい。(染み渡る酸味と甘味に首をぐりぐり動かして)
        ウッス、ダンジョンでの飯の時の参考にさせてもらうぜ。(顎に手を当てて)思えば、あのサバクオオトカゲの肉ももっと美味く料理できる余地があるな…
        ホウ。(思えば、あまりターゲスの過去を聞いたことがない)何の問題起こしたんだよ、そいつぁよ。
        (興味本位、と言えば聞こえが悪いが。知らないことが多いこの男の口を突いて出た過去話を聞きたい気持ちはあった) -- 川添孝一 2019-02-21 (木) 23:13:33
      • 長期間人里に戻らず活動する場合で重要なのは細やかな楽しみを見出す事、君のその観点は重要だ
        (幾人か水分補給が足りていないように見えたのでもう少し飲むようにと指示しつつ戻ってきて)
        いや死者が出る様な真似ではなかったがな、観光客の多い海で巨大甲殻種を引き上げるという騒ぎを起こした
        いくら慰労旅行とはいえ我等は落涙の王に仕える騎士よ…弁える節度というのはあるものだ、結局その甲殻種は食したがな
        -- ターゲス 2019-02-21 (木) 23:23:24
      • だろォ? 三層は結構美味いモンあるからなァ……(学園ダンジョン三層、それは隠れ美食階でもある)
        (指示を眺めながら、真面目に顧問やってるな、くらいの軽い感想を持って)
        いや喰ったんかーい。(ツッコミ)騒ぎを起こしたけど自分たちでケツ持ってるじゃねーか。
        節度ってのはワカるけどよぉ……で、その甲殻種の味は? -- 川添孝一 2019-02-21 (木) 23:36:18
      • 流石に打倒した後そのまま放置する訳にも行かぬ、何より迷惑を被った他の客への補填も必要だ
        そういった訳で捌き周囲の者含め口にしたが…中々美味ではあった、巨大な分薄くスライスすると程良い噛みごたえと甘みのある肉質でな
        火を通すとカニの旨味に満ち満ちた鳥の胸肉のようで中々評判であった、幸い魔界でも通常の海で毒も無かったのもある
        (魔界の海にも種類があり毒の海やら酸の海やら魔族の種類によっては泳げない海があるのだという、酸の海は特に魔界の竜種が好んで泳ぐのだとか)
        -- ターゲス 2019-02-22 (金) 00:01:10
      • (生唾を飲む。ちくしょう、美味そうに語りやがるッ!)
        魔界の海にも色々あんだな……地上にも塩分濃度が極端に高い海とか赤い海とかあるもんなァ。
        ターゲスセンセーにとって珍しいかはワカんねぇけどよ。(木刀を持って立ち上がり)
        うっし、サンキューセンセー。もう一丁いくぜぇ!(気合を入れて練習に戻っていった) -- 川添孝一 2019-02-22 (金) 22:56:47
  • (白い砂浜の向こうに紺碧の大海原と夏の雲海が広がっている そんな絶景に背を向け、海の家の前で頬杖をつき物思いにふける)判じ物は好かぬ、好かぬが…ふむ…… -- ヴァール水着 2019-02-24 (日) 22:57:17
    • (その海の家で男がバーベキューをしている、出店を出している生徒が居たりレクリエーション含めた火元の管理の為に出向いているのだ)
      如何したかな姫君、何やら悩まれている様子だが口に出せば多少は整理が付くやも知れぬ。無い知恵を貸せるかは兎も角な
      (肉と野菜を交互に刺した鉄串をくるりとひっくり返している、良い香りだ)
      -- ターゲス 2019-02-24 (日) 23:06:19
      • 其方が差配しておったか、ターゲスよ(食欲を誘う香りに嗅覚が疼いて)なれば問う 無人島へ参るのに一冊の書を携えてゆけるものとする
        ただの一冊のみじゃ 其方ならば何とする?(視線の先には色とりどりのシロップが並ぶかきごおりコーナーがあり) -- ヴァール水着 2019-02-24 (日) 23:13:36
      • 成る程答えの無い問いだなそれは、各々の中から答えを掬い出す事を前提としている
        神に仕える者であれば聖書を、音楽を嗜む者ならヒットチャートを…其の者の根幹に食い込んでいる本を持っていく者が多いそうだ
        私は枕に足る高さの書ならばどれでもいい(その視線を見てどれにするか問う、いちごから抹茶までオーソドックスな所は全て揃っている様だ)先に言っておくが小豆はあるが白玉は無い
        -- ターゲス 2019-02-24 (日) 23:25:21
      • なるほど、書に愛着なくばさもあろう 其方の申したことをなぞるならば、このかきごおり……とやらの味などには拘泥せぬ 涼さえ取れればそれでよい、という話になろうか
        あずき? しらたま……? 否、我にはこのブルーハワイとやらがわからぬ 何ぞ人界の馳走の味であろうが、この青には言いしれぬ魅力を感じる……我らの青き血潮とよく似ておるのだ -- ヴァール水着 2019-02-24 (日) 23:33:20
      • 私の多くは行動と言葉から学んだからな、書から学んだ事も多いがやはり血肉となるのは実を伴った物だ
        君にとってはこれがそうであるように(男はとても大きな氷をかき氷機にセットすると気持ちの良い氷飛沫を散らしながら器にかき氷を注いでいく)
        (そして掛けられていくブルーハワイ、ストロー兼スプーンが刺されれば差し出される…味はいちごと共通)私も由来は知らぬ、余程青い空と海を持つ土地があるのだろう
        -- ターゲス 2019-02-24 (日) 23:44:39
      • 青き空と海の味とな 騎士殿は無骨な荒武者を自認しておるわりに詩をたしなむと見える……見目に涼しく海の行楽を象るがごとき味覚、興味深きことである
        (かきごおりができるまでの工程を興味津々に眺め、出来上がったそれを両手でそっと持ち上げる 大輪の花にそうする様に香りを嗅いで)………うむ? 香りはせぬのか
        まあよい、大儀であった(ひとくち口へと運んで舌の上で溶けていく感覚を味わった)氷の冷気に打ち克つほどの甘味……ああ、何と爽やかなことであろう… -- ヴァール水着 2019-02-24 (日) 23:59:59
      • 私は思った事を口にしているに過ぎん、猿が奇跡的に文豪の作品を描き上げるが如くそうして音を紡ぐ事もあるのだろう
        ああ、光栄の至りだ(海の家らしからぬ返答をしつつ男はその姿を見守っている、うっすらと微笑んで)
        臨海学校を楽しんでいるようで何よりだ、色々と肩肘を張る事も多いだろうが今は存分に食べ遊び楽しむといい…私はこの行事をそう捉えている
        -- ターゲス 2019-02-25 (月) 00:12:35
      • 己は裏方に徹し、影ながら支えることを佳しとするか なるほど其方らしき有り様である……臣下たる者らの振舞いを見れば王の器も知れよう 其方の王もまた佳き王なのであろうな
        (何口目かのブルーハワイを味わいつつ、こめかみを抑える)っ………話は変わるが、当地にも旧知の者を見い出した もとは母の知己の子でな すっかり様変わりしておったゆえ、一目では気づかなんだが……
        我は佳き時代を思い返す縁(よすが)を得た 思いがけぬことじゃ 其方にも昔日を共に過ごせし者らがあろう 忘れえぬ日々、逝きし世の面影が(浜辺で遊ぶ生徒たちを眺める) -- ヴァール水着 2019-02-25 (月) 00:35:23
      • 我が王への賛辞は有り難く受け取っておこう、事実私も王が為にそう振る舞う事を覚えてはいるが…やはり剣を振るうのが最も性に合っている
        (頭痛に苛まれたヴァールに温かな煎茶の入った紙コップを渡す)口に含めば痛みも消える、しかしそうか、遠き地でも…いやそうした地だからこそ縁というのが働くのやも知れぬ
        良縁であれば何より、良き思い出は己が在り方を正しく定めるものだからな。だが私の縁となれば難しい話だ
        地上で人間として生きていたのは400年以上も昔の話…魔族として在ってからならば問題なく答えられるがな、それが私を形作っているのだから
        (まるで過去が無いとでも言うように男は静かに呟く、そこに感傷などは無く事実をただ述べるように)
        -- ターゲス 2019-02-25 (月) 00:56:34
      • 多くの者らはそう考えぬやもしれぬが、魔に生きるとは人界の理に背くことではない 事実、我が王のしろしめす魔界にも人間の居留地ができておる……逆もまた然りじゃ
        何となれば、この世は元より分かたれてなどおらぬがゆえに……極言するならば、人界も魔界もさして変わらぬと申せようか 今日の世であれば頷くものもおろう
        じゃが、400年前はそうではない 少なくとも、互いの理解も今ほど進んではおらなんだ 斯様な昔に、其方は魔王に忠節を捧げた……何ぞ、余程の決心があったのであろうな
        (手間をかける、と茶を受け取り口にする)人として生を終えておれば苦労も無かろうものを、とこしえの自ら安寧を手放そうとは 狂おしき忠義よな それほどまでに惚れたか、ターゲスよ -- ヴァール水着 2019-02-25 (月) 01:20:44
      • 善き考え方だな、不敬と思うかも知れぬが純粋な賞賛だ。君は確かに君の両親の心を継いでいる(細める瞳にはそれを喜ばしく感じているのが見て取れるだろう)
        …忠義に足ると感じたのは事実だ、だが事細かに語るのならば私は生きている内に魔族へと為った訳ではない
        (腕を組めば思い返すように目を瞑り)私は一度無念の内に死んだのだろう、大魔王はそうして死した無念の魂を時折集め再度の機会を与える事がある
        闇の坩堝という名の通りに闇が満ち天へと光の階段が伸びていく世界がある…そこへ投げ込まれた魂は天へ登りきれば蘇るのだという
        だが登れば登る程に圧が増していき強き自我、執念、望み、それらが無ければ足を進める事叶わず諦めと共に闇へと還る事になる
        私はそこを登り切った、光に充てられる程に内から弱き願いが零れ落ちながら…それでも光に手を伸ばし気付けばこの身を得ていたのだ
        その伽藍堂の肉と魂でも我が王は佳き者に見えたのだ…まあ、そのまま手近にあった結晶を折り襲いかかりはしたが(フハハッと楽しげに笑う)魔族は倒さねばとな
        -- ターゲス 2019-02-25 (月) 01:39:48
      • ほう? 人の身でありながら魔王に善性を見たか ならば尋常の縁ではあるまい……其方らはしばしばとこしえに変わらぬ忠義を口にするが、其方らの「とこしえ」は百年(ももとせ)の年月に限った話よ
        元より人として生れ落ちたる魂が、真なる永劫に耐えられようか? 我には与り知らぬことじゃが、もしも変わらぬ日々に倦むことあらば我が王のもとを訪ねるがよい
        我が王は数多の魔界より客将を迎えておる……人界の言葉で申すところの「駐在武官」のごときものじゃが、諸方の連絡には役に立つ 人界との往来にもな
        今はこの時を楽しむがいい 我はそうする 其方は「これでよいのだ」と申すのであろうが、もそっと若者らしき遊びもあろう……佳き語らいであった さらばだ、ターゲスよ(かきごおりを抱えてビーチパラソルの方へと向かっていった) -- ヴァール水着 2019-02-25 (月) 01:59:48
      • 無論耐えられまい、こうして地上に在る者達と言葉を交わせばやはり己が欠けている事は実感する
        だがそれは元より在ったモノなのかこの身を得てから埋めたモノが再び失われているのか…後者であれば残るモノもあるだろう
        覚えておこう、もしこの魂が数千年の忠義に耐えられぬ様であればこの剣を捧げる事もあるやも知れん、もしくは剣其の物を失うかだ
        若者らしき…か、此の方剣と魔に生きてきた身でさてどう楽しむかだが…考えておく、ではなヴァール君(去りゆくその背は確かに相応の少女だな、と感じつつ見送る)
        -- ターゲス 2019-02-25 (月) 02:22:05
  • -- 2019-02-26 (火) 03:03:53
  • -- 2019-02-26 (火) 03:03:57
  • 〜学園の敷地内〜
    (学園地下に広がる洞窟の中、ヒカリゴケにより照らされた空間で青黒い鎧の騎士の姿がぼんやりと照らされている)
    (僅かな光源ばかりで人の眼では松明が無ければ満足に動けない坂道を男は平然と歩みを進めていく)
    (そして無数のヒカリゴケとそれを主食とし発光する幻想的な空飛ぶクラゲが満ちた大空洞へと騎士は辿り着いた)
    (そこには青黒い騎士と対となるかの如く黄金の鎧に身を包んだ女が一人)
    (際立った紫色の瞳と漆黒の角、そして魔神とでも呼ぶべき邪悪な魔力が彼女の正体を包み隠さず現していた)
    (青黒い騎士にカトレアと呼ばれた女はその鎧が穢れる事を気にする事無く片膝を突き男に傅く)
    (そして魔界での現状報告、書類仕事に幾人かが文句を言っているものの達成量としては問題無い事等々が語られる)
    (その報告に対し騎士がご苦労と告げれば一度女の身は軽く沈みそのままその姿は掻き消えた)
    (残るは空飛ぶクラゲのポコッポコッという飛行音のみ、そこに安堵のため息が一つだけ混じった)
    -- ターゲス 2019-02-26 (火) 03:04:05
  • というわけで遊びに来たぞターちゃん!!(どばーんとやって来る) -- ユミル 2019-02-27 (水) 00:12:15
    • 承知した(いつの間にか男は剣を手に持っている、青と金で飾られたそれは永くある者ならば一度はお伽噺で眼にした事がある勇者の剣)
      ん…ついそう判断してしまったがそういう意味で良いのか?魔界ではその言葉に闘争とさして垣根がある訳ではないからな
      -- ターゲス 2019-02-27 (水) 00:20:47
      • うんうん、やる気に満ち溢れてるのう!こうまで熱烈な歓迎を受けたら
        (それは、生徒たちの前では決して見せない顔…獰猛な笑みを浮かべたそれはまさしく悪鬼のようで)
        こっちも滾ってしまうわなあ…(普段から押さえつけてた魔力が、嵐のように少女を中心に吹き荒れる…おそらく魔力の無いものでもこれだけの密度なら目視できるだろうほどに)
        というわけで、ちぃと付き合ってもらうぞ、勇者様
        (暢気な言葉とは裏腹に、少女の意思を反映するように嵐は大きく、激しく…獲物を見つけ、涎をたらす捕食者のように荒れ狂う) -- ユミル 2019-02-27 (水) 00:35:35
      • 私にとって強者とは地上も魔界も境は無く喜ばしい存在だ、何よりそうした者と競えるのはこの上なく価値がある…であれば歓迎せざるを得まい
        (男は物質界にまで影響を及ぼす魔力を見れば驚くでもない涼やかな笑みでそれを見ている、やはり楽しみにしていたのだろう)
        だが先日も告げたが地上では全力を出す事は禁じられている…場所を移そう(男はその剣を何気なく振ればそこからまるでテクスチャが剥がれていくが如く空間が裂け風景が変わる)
        (同時に男の姿が闇に包まれると青黒い鎧に身を包んだ騎士の姿がそこには在った)
        (舞台は荒れ果てた荒野、だがそこが地上ではない事は神代の如く濃密な魔力が隅々まで満ちている事が証明していた)
        -- ターゲス 2019-02-27 (水) 00:51:41
      • おー、凄いもんじゃのう…(一瞬にして変わり行く世界を、まるで手品でも見てるかのような感想を漏らす)
        わしとしても願ったりじゃよ、できればこういうとこは見せたくないしのう(完全に変容する世界、同時に、魔力の密度が変わったせいか嵐が止む)
        魔界か…来るのは初めてじゃが、思ったより居心地よさそうな感じではないか、もっと地獄みたいなとこかと思っておったぞ
        さあてでは、始めるかのう…(虚空に浮かぶ魔法陣の色は、輝く金色…扱う魔術は容易に想像できるだろう) -- ユミル 2019-02-27 (水) 01:02:31
      • 此処ならば地上と比べ世界の強度も高い、貴女の鬱憤も存分に晴らせよう…だが誤解めされるな
        此処はあくまで魔界の中層でも採石場として用いられている精霊しか住まわぬ土地、文明豊かな土地は数多くあるので終わり次第紹介しよう
        (和気藹々とそう語っていたが始めようの言葉と共に男はシームレスに剣を横に構える、距離を詰めるでもなく)
        (どうやらまずは見に入るようだ、それも魔術に対し剣を以て…赤い燐光の如く兜より覗く赤い瞳は油断が一切含まれていない)
        -- ターゲス 2019-02-27 (水) 01:17:11
      • (その顔に、先ほどとは違う嬉しそうな笑みを浮かべ)
        一つ、我侭を言わせて貰うぞ
        (次の瞬間、無数の魔法陣が視界の端から端まで、まるで眼前を埋め尽くすように展開される)
        折れてくれるなよ?
        (そして、視界を埋め尽くす程の魔法陣全てから、一度に光線が放たれた) -- ユミル 2019-02-27 (水) 01:22:06
      • 無論(言葉少なに身体を深く沈み込ませれば光線が放たれる直前に距離を詰める)
        (目的はユミルへ近づく事と共に光線の収束手前に至る事、即ちこの男の狙いとは)
        我が身は剣の鬼、求道の果て!(叫びと共に男の気が異常に膨れ上がると無数の光に対し剣によって打ち払うという尋常ではない光景を見せる)
        (余程自らの鎧に自信があるのか角度によって弾ける光線はそのまま鎧に任せ光の弾幕を抜ければ剣を上段に構え)
        人の心を束ねて星の光と為す!(剣が煌めいた直後に振り下ろされれば巨大な光の奔流がユミル目掛けて放たれる、聖属性の技だが空間が歪んで見える程の熱量を持っているようだ)
        -- ターゲス 2019-02-27 (水) 01:39:40
      • (その光を避けもせず、直撃を受ける…否)
        成程…勇者を名乗るだけはあるのう、まさかこっちの属性まで使えるとはな(その一撃は、少女を包む光の球体に見事に防がれていた)
        (遥か先まで大地に亀裂が入る威力にもかかわらず、少女の建つ場所だけは一切被害が無いのがその証拠)
        うむ!さあて…それならこれではどうか、な!!
        (先ほどと同じく無数の魔法陣から光線が放たれる、しかしその一本一本の威力は先ほどより断然早く、そして強い)
        (何より、ターゲスが避ければ、それは追尾し、防ごうとすればまるで光線は意思があるかのように散開、全方位から襲い掛かる!)
        (これだけの光線をまるで自身の手足のように操り、顔色一つ変えない…どころか、ターゲスがどう出てくるかを楽しみにすらしている) -- ユミル 2019-02-27 (水) 01:50:06
      • そちらも見事だ、さしたる城でなければ十分に破壊しうる技なのだがまるで問題無いとはな
        (内心でのユミルへの対処を上方修正すると男は剣を肩に掛けて袈裟の構えを取る、そして男から今まで学園内でも隠し通してきた尋常ではない魔力が溢れ出したかと思えば)
        天よ!(叫びと共に青天から突如雷鳴が鳴り響き浄化を伴う強烈な雷光がユミルへと降り注ぐ)
        地よ!(男を中心に地面がひび割れていけばその隙間から無数の穢れた黒い雷が溢れ出し光線を喰らいながら天へと登っていく)
        (だがそれらはただの音と光を用いた目眩ましだ、膨大な魔力の嵐を引き起こしながら男が魔力を吹かせ弾丸の様にユミルへと突進していく)
        (先程の球体を見て斬れると判断しているのだろう、男の剣は光は淡いが先程以上の聖なる気が満ちた状態で振り下ろされる)
        (不用意に受ければ一段目を聖なる力で破壊し二段目を剣に依って為す暗殺技に類する聖なる技だ)
        -- ターゲス 2019-02-27 (水) 02:12:27
      • (意図に気づいているのだろう、派手に相殺されていく光線には目もくれず、楽しげな顔でターゲスを見ている)
        (そしてターゲスなら気づくだろう、目に見えぬほど極小に展開された、光の糸とでも言うべき光線が)
        (それが、彼女を守るように無数に張り巡らされているのが)
        わしとて、主のような手合いは腐るほど相手をしてきた…無論、対処の仕方も心得ておる
        (剣をそのままの勢いで振り下ろせば、球体は斬れるが鎧ごとズタズタにされる)
        (そして、その一瞬の間に両の手に展開された魔法陣から、無数の光弾が発射されるだろう) -- ユミル 2019-02-27 (水) 02:28:34
      • であれば勇者たる者どう動くかご存知の筈!
        (例えそこに罠が在ろうとも好機を逃す様な真似はしない、むしろ罠を踏み越えるからこそ想像を超えた結果を齎す)
        (剣が光線に触れる直前男のユミルへの戦意が強烈な殺意へと変じた瞬間その殺意は一本の線となり球体とユミルに重なる)
        (剣の鬼の如き気とユミルを斬るという殺意が重なった時男の剣が明らかに常識の外にある加速した、光線により全身をなますにされても一切止まる事が無い)
        (死にたがりの剣とも違う、何故なら光球を斬り裂いた直後男の剣は光が転じドス黒い闇に満ちているからだ)
        そして魔界の勇者は知らぬ筈!(求道の果て得る己が為だけの魔剣技吸精剣、光弾による攻撃を加味してでもそれ以上の精気を吸い上げる算段なのだろう)
        -- ターゲス 2019-02-27 (水) 02:47:47
      • ぬ!?(光の弾丸の嵐を超え、迫り来る剣が少女へ伸びる…剣先は吸い込まれるように少女の肩へ刺さり、その精気を吸収…)
        驚いた…そのドレインの強力さ、貴方淫魔の眷属か何か?
        (普段と口調こそ違うものの、力を吸収される自分…の分身を見るその姿は、間違いなくあの少女)
        (ターゲスが歴戦の勇者であるならば、こちらもまた悠久の時を生きた魔術師)
        (魔の力を持って全能の神の如く振る舞い、敵を殲滅し世の理すら曲げる者)
        いやー、久しぶりにここまで押されたわね…おかげで酔いも完全に醒めたわ…
        (ターゲスへ向けられる魔力の圧が、尋常でないほど膨れ上がる…それこそ先ほどの嵐がそよ風に感じるほどに)
        (そして気づけば、無数の光弾が彼女とターゲスの周りを極めて不規則な動きで漂っていた…丁度、酩酊しているかのように) -- ユミル 2019-02-27 (水) 03:03:31
      • むっ!?(剣先より来る異質な手応えに対し男は謀られたかと至る、だが事実は違った)
        (膨大な魔力を誇る本体を見れば僅かに冷や汗を流す、だが焦らないのは格上との戦いを幾度も経た身だからだろう)
        否、我が王は淫魔の系譜なれど私はあの御方の血を一滴たりとも受けてはいない
        これなるは只管に剣の道に酔った鬼のみが行き着く修羅の技だ(鎧は既にボロボロだがそこから覗く男の瞳から戦意は消えていない)
        望むのならば更にその先にある技もお見せしよう…生憎と切れる手札はあと2枚だけだがな
        (砕けた兜から男の笑みが見える事だろう…この絶体絶命の状態を楽しんでいる)
        それと一つ、それがユミル先生の素面か?であればそちらの方が魅力的だぞ(軽口を漏らすのもその証左)
        (だが何時でも攻撃が来てもいいように剣は既に正眼に構えられている…万能すら斬らんとでも言うように)
        -- ターゲス 2019-02-27 (水) 03:20:54
      • (なおも闘志を滾らせる魔界の勇者、自然と笑みが零れる)
        ふふ、是非見せてもらいたいものね…そ、これが私の素面
        (普段の親しみやすさは微塵も無く、代わりに他を寄せ付けない圧倒的な魔力と冷たい超然とした雰囲気を纏うその様は、もはや別人のようだ)
        …ただの人間の癖にこんな力を持ってて、更にこの口調でしょ?生徒が怖がっちゃって近寄ってくれないのよ
        それで普段はああしてるわけ、お酒は集中や魔力を散らすためだったんだけど…今じゃすっかり趣味になっちゃったわ
        ふふ、それじゃあ本気を見せてもらうためにも…私も本気、見せないとね(先ほどよりも更に強力な光線の嵐、だが違うのは…目の前の少女は一切魔力を使っていない)
        伊達に昔は神域に至った者とか言われた訳じゃなくてね、さあ、頑張ってよ勇者様!!
        (そう言いながら、更に光線は密度と激しさを増し、もはや魔界ですらその威力に極小規模な次元崩壊を起こし始めている…) -- ユミル 2019-02-27 (水) 03:55:07
      • 成る程、理解の至らぬモノへの恐怖は弱き者にとっては捨てきれぬ感情ではあるのだろう
        だがこの剣を振るう理由がもう一つ出来た…貴女は貴女自身を恐れている、恐れは伝播し人を遠ざけるのだ
        我が剣を以てその嘆きを地に堕とそう(切り札の一枚目が切られる、先程見せた常識外の加速)
        (それこそが己が限界を超え世の理をも超え運命を逸脱した個へと至る究極の魔剣技因我の先触れ)
        (その領域へと恒常的に至れば光線を切り裂き、構える事無く放たれる聖なる本流が男の道を紡いでいく)
        おおおおおおっ!!!(至らねば更なる限界を超え足りねば光線より魔剣を以て吸い上げていく)
        (遅々としているが鎧が砕け耐えられぬ勢いに身体が血飛沫をあげようとも徐々にユミルへと勇者が迫ってくる)
        -- ターゲス 2019-02-27 (水) 04:15:26
      • …少し、思い上がりすぎね(冷たい視線がターゲスを射抜く、殺意の篭った目は己の真実を告げられたがゆえか)
        じゃあ、私からもこれでおしまい(そういうと、指を天へと翳す、そうして現れるのはあの魔法陣…違うのは、空一面を覆い尽くすほどのその規模)
        正直、校長以外でここまでさせられるとは思ってなかった、そこは褒めてあげるわ…でも
        (天より強大な光の柱が放たれる、もはや考えることすら馬鹿らしくなるほどの規模の大熱量が全てを蒸発させ、消滅させていく…魔力とも違う超常の法則の力で)
        さ、貴方の剣が届くか、それとも蒸発するか…勝負よ、ま、死んですぐなら復活位させてあげられるから心配しなくていいわよ -- ユミル 2019-02-27 (水) 04:33:54
      • (光線が途切れた一瞬の空白、だがそれでも女の動作から攻撃が止んだ訳ではなく…尚足元を照らす光源がある事に気付けば空を仰ぎ見る)
        …ハッ(笑いが漏れる、今や上半身の鎧の大半は散り光線と限度を超えた酷使により肉体は熱傷と出血を以て悲鳴を上げている)
        (まともに考えれば光線のみで此処まで追い詰められた男があの規模の力をどうこう出来る筈が無い)
        (だがしかしその笑いは絶望によるものではない…どちらかと言えば楽しげで、感謝の籠もった笑み)
        承知した、人が貴女を孤独にはしない事を証明しよう
        (まず一撃、剣を振り被り今までの比ではない聖なる奔流によって光柱に触れるが無残に散る)
        (だがそのまま散った光が黒く濁れば吸精の奔流となるが埒外の存在を吸える事無く砕けてゆく)
        (そして最後の一瞬…男が剣を振った事は確認出来ただろう、しかしそのまま光の柱へと消えていき…着弾と共に空間が捻れ極大の崩壊を引き起こす)
        (そして幾つかの概念崩壊や重力場の崩壊を伴う空間の中浮いた瓦礫を足場に…男が歩み寄ってくる)
        (全身から血を吹き出しその熱量により煙を吹き上げながらも笑みと共に剣を掲げて)
        (斬ったのだ、埒外の法則を神を斬る為の技を以て…精々が生き残るのが限度の範囲ではあるが)
        これで納得して貰おう…もう一撃はあと数年勘弁願いたい(向けられた剣は男とは違い刃毀れ一つ無い、まるで人の強さを示すように)
        -- ターゲス 2019-02-27 (水) 05:00:47
      • 嘘でしょ…(神や高次元の存在相手を想定した魔術とは違う力…天使や悪魔ですら直撃すれば消滅は免れない程の威力のそれを)
        (目の前の存在は耐えるだけでなく斬ってみせた)
        (余程の衝撃だったのだろう、剣を向けられたのにもかかわらず、呆然としている)

        ふざけないでよ!確かに届けばって言ったけど当たったわけじゃないからね!あたし負けてないからね!!
        (さっきまでの様子が嘘のようにむきになって反論する、口調こそ違えど、そこにいるのは間違いなく普段の少女)
        …で、でもまあアレを斬ったのはホントに予想外だったわ…(不服そうな顔が、笑顔に変わる)
        そうね…それくらいならまあ、待てなくもないわ…生徒に先を越されないよう注意しなさいよ?
        ま、その頃には私ももっと強くなってるつもりだけど(意地の悪そうな笑みで -- ユミル 2019-02-27 (水) 05:16:40
      • いや勝ち負けではなく…(ユミルの気を晴らす為のモノ、と言おうとしたが目的は果たしたようなので笑みを漏らす)
        (どちらかと言えば、いやむしろ完全に負けていたのだが彼女がそう判断してくれたのならば有り難い話だ)
        ああ、生徒達にも前途有望な者は多い…何より此度は自身の未熟を強く痛感させて貰った
        貴女に置いていかれぬよう、いや超えるべくこの剣を更に昇華せねばなるまい、我が目的である神々を斬り捨てる領域を超えてしまってもな
        (軽口の様でいて嘘を吐かぬ男の最終目標をサラリと口にする、何処から乏なく鞘を取り出せば終いと言うように剣を収め)
        ああそうだ、今のその在り方の方が貴女は気安い。時折は酒を抜く事を勧めよう…それでは帰るとしよう
        魔界を紹介すると言ったが文字通り骨が折れた、栄養を摂らねば(来た時とは違い手を翳して石の扉を出現させる、既に空間を斬る余力も無い)
        (その扉が空間転移の扉である事が分かるだろう…目的地は学園だ)実に楽しかったですよユミル先生(最後に本当に楽しそうな笑みを向けた)
        -- ターゲス 2019-02-27 (水) 05:36:09
      • 正直、剣の腕で貴方以上ってのは見たことないわよ私…フィジカルならまあ、一人心当たりあるけど
        神を斬る…ね、何かあんただとその内本気でやれそうだから怖いわ…
        う、そ、そうかしら…頑張ってはみるけど、お酒入ってた方が気が大きくなって楽なのよ…
        (ターゲスの笑顔に何故だかちょっと赤くなる)…私も、まあ、楽しかったわ…色々すっきりしたし
        (戻るとき、聞こえないくらい小さい声でありがとね、と言ったのは果たして伝わったかどうか)
        //遅くまで本当にごめんなさい…!久々で楽しくてつい…(土下座 -- ユミル 2019-02-27 (水) 05:46:52
      • //文通スイッチではなくそのままやるって事はこちらもそういう事なんだ
        //むしろ大丈夫かな?こっちのレス遅くて申し訳ないな?とかそっちの方があったり
        //兎も角楽しかったのでご安心をば、有難うございました!
        -- ターゲス 2019-02-27 (水) 05:50:48
  • (後日粉々に砕けた勇者の鎧を袋に詰め魔界の鍛冶師ドゥエルガーのガムルに見せた所)
    (「ブルーメタルの買い取りはあっちだわい、おい待てこれ勇者の気配がしねえか?」)
    (「は?修理じゃと?付与されてた再生力もねえような状態のモンを元通りに?」)
    (「新調した方がええじゃろが!!!無茶クソ言いよるな!!!!」)
    (と快諾してくれ壊れた鎧は元通りになりました)
    -- ターゲス 2019-02-27 (水) 06:08:57
  • (ターゲスの個人授業を受けているが・・・今夜はちょっと集中出来ていないようで)・・・ぁ・・(細かなミスが目立つ) -- ポトロ 2019-02-28 (木) 20:14:31
    • (学園で受け持っているのは家庭科だがポトロにだけは他の科目も担当しており今日の授業は魔力の精密操作だ)
      (使用出来る魔術は単純な物のみ、魔力量も制限されており距離が離れれば離れる程減衰と拡散により的に当たらなくなる)
      (その為高い集中力により収束させる事が重要なのだが…)気が散っているようだな、普段の君ならば倍の距離でも外す事は無い筈だが
      体調か、悩み事か…どちらであれ対応しよう、ポトロ君が問題無ければだが
      -- ターゲス 2019-02-28 (木) 21:10:48
      • (魔術の授業はとても楽しい・・・これをしている間は余計な事を考えずにいられる・・・いつもであれば)
        (しゅんと肩を落として)・・・ごめんなさい先生・・
        (ターゲスが相談を促す様にすればやがてぽつりと)・・・近々、妹と決着をつけようって思っているの・・・今のまま、ずっとあの子の陰に居続けるのは・・・もう嫌だから・・・(呟く声には決意があるが・・・同時に不安や恐れを滲ませている) -- ポトロ 2019-02-28 (木) 21:21:14
      • 謝る事は無い、君ぐらいの年頃であれば悩み事などというのは星の数程あって当然なのだから
        だが…ふむ、それはつまり彼女を食い殺すという意味で良いのか?
        (それを問う声に咎める意図はない、淡々とした物だがそれが逆に妹の居場所を奪う事の残酷さを際立たせている)
        それとも別の方法か、まあ概ね意味は変わるまい…君の事だ、熟考の末であろう以上止める理由は無いが…それでも全てを考え抜いた上か?
        -- ターゲス 2019-02-28 (木) 21:37:19
      • ・・・・・・食い、殺す・・(違う、そこまでじゃない・・・今の自分と同じ気分を味わってもらうだけ・・自分の存在を認めて、やった事を悔やんでほしい・・・でも・・・その考えは甘いのかもしれない・・彼女も言っていた・・やれば、朝になる頃にはもう手遅れ・・・)・・・
        ・・・・・(問われると答えに詰まる・・違う・・そんな事を言って欲しい訳じゃなかったのに・・・・・それでも、絞り出すように答える)
        ・・・・・・そうよ・・そう・・・今はこうして夜に出歩けているけど、あの子が起きればあっさりと引き戻される・・・多分、どれだけ力を付けてもあの子が一言拒絶すれば、私は押さえつけられる・・そんなの理不尽よ・・・釣り合わない
        私が今後・・何処で何をしようと思っても・・・いつか必ずソティスの存在が障害になる・・・なのに、あの子は私の力を嫌ってる・・・いつかはぶつかることになるなら・・・まだあの子が私の事をちゃんと知らない今が好機だわ(口調は強いが、握った手は震えている) -- ポトロ 2019-02-28 (木) 22:06:12
      • (真夏でありながらまるで真冬の如く冷たい表情で男はポトロを見ている、敢えて魔族であると振る舞う様に)
        (だがポトロが言葉を紡ぎ終えればその表情は解け少女の震える手をそっと握る、体温だけでなくその在り方そのものを示すように男の手は熱い)
        君に詫びねばならん…残酷な事を敢えて語らせた、だが覚悟した事について真に自覚して貰わねばならなかったのだ
        今君の胸の内にある痛みこそが君が伝えまいとする想いなのだ、…確かに君は妹御に痛みを、水底の冷たさを、孤独を教えねばなるまい
        だが全ての痛みを与えるならば今感じている痛みまでも与えねばフェアではないからだ、…それを隠せば君の喜びはいずれ後悔に駆逐される
        やるなとは言わぬ、主導権を奪った後でもいい…だがソティス君にその想いを伝える事だけは諦めてはいけない…それともう一つ
        (男の声を聞いていると不思議と恐れが薄らぐのを感じるかも知れない、迷わぬ、堂々とした者の声は人の心に芯を与える力があるからだ)
        -- ターゲス 2019-02-28 (木) 22:31:50
      • (告白は懺悔の様な気分だ・・・答えつつもターゲスの事をまっすぐみる事が出来ない)
        (されど、熱くしっかりと手を取られればハッとして)先生・・うん・・・うん・・(霊体の癖に・・思わず涙があふれ・・こぼれてしまう・・・・それを抑える事も出来ないままに言いつけを聞いて)
        (彼の声を聞いていると、段々と心に勇気が湧いてくる・・これなら、きっと大丈夫だと思えた)分かった・・・ちゃんと・・伝える・・・・?・・それと・・・・?(もう一つと聞けばしっかり聞く姿勢になって) -- ポトロ 2019-02-28 (木) 22:50:39
      • 何があろうとも私は君の味方だ(それは悪魔の囁きでもあるのだろう、少女の罪を後押しするという…)
        (だがそこにはこの男も少女の罪を背負うという意図が明らかに含まれていた、男は残る手で少女の涙を拭い)
        もし君が主導権を得た事を後悔しそれを手放したいと願うのならば私が何とかしよう、彼女と、そして君を必ずや救ってみせる
        だから何も恐れる事は無い、安心したまえ…私はこれで永く勇者を続けている。婦人の涙を止める事など造作も無い事だ
        (冗談なのか本気なのかどちらとも取れぬ砕けた口調でポトロに語り掛ける、だが確かにその未来を想う気持ちが込められていた)
        -- ターゲス 2019-02-28 (木) 23:06:08
      • あぁ・・・(言葉が、まっすぐな想いが心に染み入ってくるのが分かる・・・涙をぬぐわれながら気持ちが安らいでくるのを感じて)
        不安・・だったの・・・あの子の居場所を奪う事もだけれど・・・奪ったあとのことも・・私にも友達はいるけれど・・それでも・・・きっといい顔はされない・・
        私は糾弾されるかもしれない・・どんなに助けを求めても、周りは皆、あの子の方を選ぼうとするかもしれないって・・でも・・・(先生は・・先生だけでも味方でいると言ってくれたから・・迷わずに行ける)
        ふふ・・ありがとう・・・せんせ・・(しっかりと強く握り返す・・・その体が・・徐々に確かな物になっていく・・・精神世界から半物質となった体をこちら側へ引っ張りだしている・・リリスから学んだ実体化の術だ)
        (学んだ対象が対象だからか、あるいは彼女自身の淫魔の血がなせる業か、その身体は魔性の艶めかしさを帯びている・・が・・それでも未熟なポトロの魅了であれば、ターゲスが惑わされることはないだろう・・そう言う信頼の上での実体化だ)
        (焦がれ、乞うようにそっと見上げて)・・少し・・頂いてもいい・・?・・貴方の精気を・・・勇気を・・ -- ポトロ 2019-02-28 (木) 23:48:16
      • 時に誰かを傷付けなければならない選択がある…その時自身が傷付けば良いと思う者も居るだろう
        だが今の君の様に傷付けた先にある物を見なければならない者も居る、そして君ならばそこから多くの事を学べる筈だ
        (そこには事態をより良い方向へと進める道もあるのだろう、しかし今は何よりもこの少女は太陽の暖かさを知るべきなのだと)
        (無論この男に魅了は通用していない、未熟であろうと男の耐性を感じられる事だろう…だからこそ少女の願いに対してはこの男自身の本心からの反応だ)
        勿論だ、我が勇気が尽きる事は無し…望むだけ持っていくといい(爽やかに笑みを見せれば吸いやすいようその背を曲げて顔を近付ける)
        (半人半魔であるポトロには同じく人の魂と魔の肉体を持つこの男の精気は良く馴染む事だろう、ただ勇者を名乗るだけありとても濃い、その生き様を示すように)
        -- ターゲス 2019-03-01 (金) 00:13:25
      • (自分から発せられた力が、男に染みわたらずに弾かれているのが分かる・・・だからこそ・・その言葉を真に支えとする事が出来た・・・)
        ありがとう・・せんせ・・(屈んでくるその口元に唇を寄せて)・・・・・(恥じらうように頬にキスをして精気を吸う・・・その際駆け抜ける快感も、この男の前では通用すまい)
        (頂いた精気はよく馴染んだ・・・胸の奥で確かな存在感を持っているのを感じる・・・それが勇気になると思えた)えへへ・・・うんっもう大丈夫っ・・・さぁっ授業に戻りましょう?(そう言って晴れやかに笑うと、もう迷うことなく集中出来ていたって話だ) -- ポトロ 2019-03-01 (金) 00:40:40
  •   -- 2019-03-01 (金) 20:49:05
  •   -- 2019-03-01 (金) 20:49:08
  • 〜学園の敷地内〜
    (深い深い森の中…闇は深く月で照らされている筈なのに篝火すら飲み込んでしまうのではないかという程)
    (だがその闇の中で尚鮮烈に輝く淡黄蘗がかった刀身、そしてそれを見詰める赤色と金色の瞳)
    (男は岩に腰掛けその剣をまるで月を斬るかの如く掲げ眺めている)
    天を斬り、地を斬り、八百億の余剰を以てこの世に住まう者達の未来への礎を創り出す
    必ずや成さねばならん…我が剣よ、共にあの未知なる力を切り開き未来を紡ぐとしよう
    (声無き剣は応える事は無く、だがその輝きが陰る事は無かった)
    -- ターゲス 2019-03-01 (金) 21:04:44
    • 剣術部の顧問は剣に熱く語りかける癖(へき)があると噂には聞いていたが…(理解できないものを見る目)
      …で、なんと答えた?その剣は(篝火のような気配を振り撒きながら、何を照らすこともない黒衣の女が闇から問う)
      必要ならば地上を守るのが仕事と言っていたが、大仕事の予定でもできたか? -- ルーベル 2019-03-02 (土) 21:04:15
      • おやルーベル先生には聞こえませんか?(冗談めかして男は微笑む)さて、なんとも
        剣にはそれぞれの癖がある、その癖をどう掴むかは剣士に依るが私はこうして語り掛ける様にしているのだ…稀に実際に返してくる魔剣も在るが
        (大仕事について問われれば少し考える素振り、だが話しても構うまいと頷き)地上を征服した後に我々は神々を滅ぼす作業へと入る
        だが今の私の実力ではあまりに足りぬと猛省を促していた所よ、只管に勇者として自身を極めねばとな
        -- ターゲス 2019-03-02 (土) 21:12:07
      • 神々か…たしかに、よく分からん連中だ。人や森羅、なんなら魔のものたちさえ作り出した造物主のことであったり、高次の異界からこの世界を見下し干渉する存在のことであったり、しばしば女子衆の脳裏に現れてはその胸元に関する評を残して行く怪異であったり…まあそれは戦友の娘婿のことだが。
        太陽、月、星、奇妙な形の岩に森に住む獣。人が拝めば連中は何にでも宿る。節操のなさでは魔に勝るだろう(歪な笑み、すぐに真顔に戻って)…剣で絶やすのは難しいのではないか?(ぶっちゃけアレさあ、みたいな軽いノリ) -- ルーベル 2019-03-02 (土) 22:11:25
      • であろうな、だが私は大魔王様程には神々について思う所がある訳ではない…
        その姿を隠すというのならば剣を向けはすまい、だが目に映るのならばどれ程の困難があろうともやり遂げよう
        一つ振るも千振るもそう違いがある訳ではないからな(非常にシンプルな思考を垣間見せながら剣を鞘へと仕舞う)
        そうして得た高次のエネルギー達を元にこの世界の熱量を尽きぬ物へと作り変えるというのが我が王の願いでもあるのだ、…失われた楽園の再建とも
        -- ターゲス 2019-03-02 (土) 22:43:09
      • (嘘偽りのない恭順。盲信とは明確に異なる忠義。それだけならば生粋の魔族にも彼のような者は稀に居る。だが)…熱の尽きぬ楽園か。あまり期待をするのは辞めておこう(少し寂しげに微笑む)私は老魔王殿をまだ存分には知らない。
        神魔の最終決戦…いつかはその日が来るという希望は、たしかに私を支えてくれる。今はそれで充分だ。
        聞きたいことは聞けた。これ以上は鍛錬の邪魔になるな(言って闇に溶け込み、くすぶる炭の如き気配は消えた) -- ルーベル 2019-03-02 (土) 23:48:24
      • …私が言うのも何だが貴女は少々真面目に過ぎるな火曜の。魔としての在り方を貫く姿は美しいが今少し享楽的に在るべきだ
        若しくは大魔王様と永く言葉を交わすか、今の貴女には…魔族らしくはないが希望が必要に見える
        (勇者を名乗る者だからか他の魔族が聞けば戯言にすら聞こえる様な事を真面目に語りつつ)
        だが少なくともだ、その時貴女を落胆させる事は無いと約束しよう(その背にそう声を掛ければ一人闇の中へと残った)
        -- ターゲス 2019-03-03 (日) 00:05:26
  • (剣術部にて)なーなー、ターゲスセンセーよォ。そろそろ大剣振ってみてーんだけどよォ。
    いつまで基礎と素振りやんだよォー。日常に変化が欲しーよー。(それは駄々っ子のように) -- 川添孝一 2019-03-05 (火) 21:29:02
    • ふむ…全ては基礎より始まり基礎より終わるのが武道の常とはされているのだがな
      孝一君の言う通り変化というのは重要だ、新たな視点によって今までの行いの意味を理解する事もあれば良きカンフル剤となる事もある
      (ギャンベゾンという布の鎧を身に纏って正座していた男は立ち上がると極小規模の転移術によって幾つかの大剣を取り出す)
      (一般的なツヴァイヘンダー、まるで横広の剣を半ばから折った様な四角形の奇妙な大剣、その刃をそのまま伸ばしたかの様な人に扱うには困難な程重い極大の剣)
      (サーベル型の大剣など様々な剣が鞘に入った状態で顕れた…そのどれもが魔法剣の類だ、男の所有物なのだろう)
      まずは手に持ち感覚を確かめた後軽く振ってみる事だ、己の身に合う剣でこそ掴めるモノがあるからな
      -- ターゲス 2019-03-05 (火) 22:51:21
      • 基礎で終わったら三年だから発展性がねーんだよォ……
        (大剣を取り出す教師を見て目を見張り)オオ、こんなことできたんだなセンセー。
        オオー。(手をぱん、と叩いて)やっぱこれだろ。(極大の剣を手に取り)威力が違うぜェ!!
        (しかし)ク、オ、オ?(力任せに振ろうとして落としてしまい)な、なんだこりゃあ! 力には自信があんのによォ… -- 川添孝一 2019-03-05 (火) 22:55:59
      • フッ就職をした後でも剣を振る事は出来よう、只管に純粋な一撃を磨くというのも良いものだぞ
        (剣士らしい大変楽しくなさそうな将来設計を楽しげに語りつつ)身に合った術式ではないので基本的な事ばかりだがな
        (孝一が落とした剣を拾えばコン、と剣の横腹を軽く指で叩いて)これは所謂竜殺しと呼ばれる類の剣、竜種の鱗を魔術的な力無く叩き斬る事を目的としている
        そのため超重量によりただ振ろうとすれば遠心力が全て握力へと伝わり落とす事となる…若しくはこの剣種が君を選ばなかったかだ
        (男は少し退いて極大の剣による演舞を見せる、それは他の剣とは違い完全に円を中心とした動きだ)
        (男の身体に注目すれば振る度に全身の関節の一つ一つが拗じられ振り回す為の力と速度が生まれているのが分かるだろう)
        単純に見えるがしかし奥が深い剣だよ、これにするかね?(もう一度孝一の前に剣を差し出す)
        -- ターゲス 2019-03-05 (火) 23:09:25
      • 剣道なら社会人の趣味としちゃ普通か……? まぁ、いいかも知れねーな。
        竜殺し………(教師の説明を聞きながら、力強い演舞を見る)
        いいね、気に入った。(剣を持ち)俺はこういう、無骨なモノに男を見るんだよなァ………
        (円を中心とした動き、すなわち力任せではなく重量を利用して力を添える)
        …うるぁぁぁ!!!(横薙ぎに巨剣を振る)…っとぉ。(僅かに姿勢が崩れるが、今度は振り切って)
        ……なんだ、剣術の素振りも結構役に立つんじゃあねぇか……(額の汗を拭う) -- 川添孝一 2019-03-05 (火) 23:48:54
      • (演舞をただ一度見ただけで取り落とさぬ程度に習熟したのを見れば男は頷いている)
        早速新たな視点が功を奏したようだな…君の中で練り上げられているモノがある事を実感出来ただろう
        それにどうやら君とその剣の相性は悪くはないようだ、完全に息が合う日もそう遠くは無いだろう
        ただし先程見せたモノはあくまで対集団及び対怪物の為の動きだと思って欲しい、対人では相手の得物に応じた動きが必要となる
        例えば細剣や槍などだな…そうした武器を防ぐには直線的な動きも交えねばならん、そう…筋トレだな
        (真顔だったが直ぐに冗談だと笑い)大剣での模擬戦は極めて危険を伴う、実戦も今は人を相手にする場合は別の手段を用いる事だ
        -- ターゲス 2019-03-05 (火) 23:58:50
      • オウ……毎日、毎日…素振りしてヨ………そのおかげでコイツが振れたとなりゃ、嬉しくなっちまうじゃねぇか…
        なるほど……(対人を意識すれば、小回りの差で武器の相性がモロに出るのは目に見えていた)
        わかったぜ、大剣はここぞという時にしか使わねぇ。自分で大剣を作るとなりゃスゲー量の骨を消費するだろうしな。
        しかし……センセー、あの演舞は見事だったぜ。どれだけ練習すりゃああなるんだ? -- 川添孝一 2019-03-06 (水) 00:35:02
      • それがいい、仮に対人で振るいたい場合は私との模擬戦となるだろう…魔族のこの身体でもなければ取り返しのつかん事になる
        大剣の練習をこれからも行う場合は道場にそうした専用の木剣もあるので使うといい
        (それと、と孝一の持つ大剣を指して)君が望むのならばそれを貸そう、古に打たれた剣でな…傍らに在れば火山や雪山であろうと穏やかに安全に眠れる加護を持つ
        (演舞に関してはいや、と首を横に振り)私は只管に実戦だ、気付けば剣の類であれば概ねあの様に振る舞えるようになっていた
        剣の声を聞くと言うと妙に思うかも知れんがその剣が振るわれるべき形が自然と分かるのだ、日々命を預けた末の技術なのだろう
        -- ターゲス 2019-03-06 (水) 00:50:20
      • //楽しいところだけど! 文通スイッチおーん! -- 川添孝一 2019-03-06 (水) 01:01:12
      • //了解いたした! -- ターゲス 2019-03-06 (水) 01:20:30
      • ターゲスセンセーが直々に鍛えてくれるたぁ、先行きが明るいじゃあねぇの……         !?
        ああ、使わせてもらうぜ。(貸そうと言われれば驚いて)オイオイ、暴力を標榜してるヤンキーに貸していいシロモノかぁ?
        でも借りてみっか。魔道書に入れてていいか? さすがに持ち歩きがしんどくてよォ。
        実戦か……そりゃア、普段からスゴ味があるってもんだぜ………
        俺もその境地とまではいかなくても、こいつの望む力くらいは出してやりてーもんだな。 -- 川添孝一 2019-03-06 (水) 20:48:07
      • さて野趣に溢れた我が剣から学べる事があるかは君次第だがな、武器だけでなく師も合う合わないはある
        (驚く孝一に対し不思議そうにしている)暴力などというモノは振るおうと思えば素手であろうと歯であろうと上限は無いものだが
        それに道具に酔った所で未熟な内では酔いが覚める事など多々あると君ならば気付いていよう(孝一ならば節度をきちんと知っていると認めているようだ)
        無論だ、むしろ学園内で不用意に持ち歩かれても困るからな…帯剣に慣れぬ内は鞘が備品に触る事も多い
        それとこの剣の力を引き出したくばやはり良く振る事だ、乱雑にでも良い…数をこなす毎に手に馴染み身体の不要な力みを理解出来る様になるからな…特に大剣は重い分それが顕著だ
        -- ターゲス 2019-03-06 (水) 22:33:24
      • そういうモンかね。ターゲスセンセーはなんだかんだで教えるのがうめーよ?
        ……そうかよ。(むず痒いといったジェスチャーで魔道書に剣を『折りたたみ』の魔術で収納した)
        ああ、振るぜ。練習は欠かさねー。それで、なんだ、センセーよォ………あ、ありがとな。
        (カー!と体をかきむしって)面と向かって礼とか痒くなる!(そう言って木刀の素振りに戻って) -- 川添孝一 2019-03-06 (水) 22:45:55
      • (礼を言われれば爽やかに笑みを返し)慣れぬ言葉を紡いで貰えるとはな、謹んで受け取るとしよう
        何…そうした痒みも汗と共に流れていくものだ、幸いまだ一汗流すのに良い時期だからな
        (頑張り給えと告げれば立木打ちの為の新しい柱を立てに向かった)
        -- ターゲス 2019-03-06 (水) 22:56:00
  • 先生。先の約束通り、一手お手合わせをお願いしたく。
    (普段通りの和装に帯刀。アミュレットを2つ提げ、その眼光は常よりも僅かに鋭いもので) -- 一華 2019-03-07 (木) 22:00:37
    • 承知した、此度の一戦が君の助けとなるよう我が剣の真髄をお見せしよう
      (一方で男の様子は普段と変わりない、常在戦場の構えという訳ではなく臨戦態勢ではないだけだが)
      望む場所はあるか、無ければこちらで用意しよう。学園から離れておいた方が何かと都合が良い
      -- ターゲス 2019-03-08 (金) 03:01:04
      • //すまぬ…!すまぬ…!花粉症の市販薬を普段飲まない物に変えたら眠気が凄まじくて寝てました…! -- ターゲス 2019-03-08 (金) 03:02:46
      • 私としては剣術部の裏山など想定していましたが……。 周囲を気にせず戦える場所が他に思い当たらなかっただけですので、よりよい場所をご存知ならばそちらで。
        //花粉はつよいので…!!お気になさらず…!!花粉はつよいので…!!!! -- 一華 2019-03-08 (金) 21:15:29
      • では魔界で剣を交えるとしよう、君に見せておきたい技があるがこれを地上で用いると少々制約に触れるのでな
        (男はそう言うと何処からともなく鍛え抜かれた古の剣を取り出すとそれを何かを撫でるように軽く横に振る)
        (すると空間に奇妙な裂け目が出来たかと思えば視界はぐにゃりと歪み一面が淡い桃色の艶やかな世界へと変わっていた)
        (舞い散るのは桃の花だ、それも神気を纏う…だが同時に風の中に僅かに邪気が混ざっている事も感じられるだろう。どちらにせよ現世では無さそうだ)
        ああそれと一つ、そのアミュレットは二つとも一華君が身に着けるように…意味は理解出来よう?
        (普段通りの淡々とした語り口、だがそれこそが一切の冗談を抜いた言葉である事を意味していた)
        //ありがとう…!そして未だに出先なので文通をばー!楽しみが目の前にある時ほどこうなるー!
        -- ターゲス 2019-03-08 (金) 21:48:37
      • 魔界とは。いえ、あまりに意想外でした故、少々驚きました。
        (驚きも覚めやらぬまま、遷移する世界を茫然と見つめた)
        なるほど美しくも妖しく……現世(うつしよ)ではありえない。
        (桃源郷。楽園と同義のそれではなく、人心を夢見のうちに絡めとるような、絡新婦の住まいのような――)
        一太刀も受けずに二度ころす、とおっしゃいましたか。(くすり)よいでしょう。お手向かい致します。(言われたとおり、二つともを首に提げた)
        //了解いたした。焦らずじっくりいきましょう!じっくり! -- 一華 2019-03-08 (金) 21:55:53
      • (一華の感じたモノは正鵠を射ている、もし香る邪気を追えば遥か遠方にその元凶である強大な鬼気を感じる事だろう)
        (そしてその気配はこの地に二人が訪れてから意識を向けている…敵意は無いようだが)
        流石にそこまでは言わぬさ、二度殺すというのは確かだがな…それと今から見せるモノからすると君の言う不純となるのもある
        では始めるとしよう…(ジャケットを脱ぎ捨てれば男は剣を横に構えゆっくりと歩み寄ってくる)
        (寄ってくれば男の身体からメキメキという音がするのが聞こえる事だろう、呼吸も人のそれではない奇妙なリズムを描くと共に男の身体から膨大な気と魔力が漏れ始める)
        -- ターゲス 2019-03-08 (金) 23:08:23
      • (遠景にこちらを覗き見るだけのそれとは、重圧と実在感が比較にならない)
        (鬼気迫る、とはまさにこのこと。一華の頬に、知らぬうち一筋の汗が滲んでいた)
        小手調べは要らぬご様子。まずは全力で参ります
        (対するこちらの呼吸は静かだ。清澄な、凪いだ水面を思わせるそれ)
        (――内なる力を引き起こす、という目的の一点においては、男の遣うそれと同一の技法ではあった)
        (戦いの口火を切る一歩。間合いに入るや否や、斬撃が幾重にも男を襲う)
        (ただ一歩。それ以外の動きは見えもしない。不可視不動の剣。抜く手も見せず、納める刃すら見せはしない)
        (『不抜剣』。加賀智一華の辿り着いた、異能の域にすら踏み込んだ境地、果たしてどこまで通じるものか) -- 一華 2019-03-08 (金) 23:18:38
      • シッ!(掛け声一つ、結果のみを齎す一華の魔剣だがそれらが明確に弾かれたのを鞘の内で感じた事だろう)
        (それは当たったという因果そのものを弾いた証拠、一華とは正反対の野趣に満ちた構えだがその剣は間違いなく研ぎ澄まされ頂きへと近付いたものだ)
        (今度は小手調べとでも言う様に一華が放った斬撃を鏡写しで放つ、だがそれらの一つ一つはより重く強い殺意が載せられていた)
        君は君の在り方が不純であると言ったな、それが剣を曇らせているのだと…では問おうか
        (言葉の合間にも斬撃のリピート、それも威力は更に上がっていく)そも剣とはなんだ?その行き着く先は?
        -- ターゲス 2019-03-08 (金) 23:32:21
      • (防がれた。なおも追撃がくる。それに対し受け、払い、流す一刀一刀が、こちらの神経を削いでいくようだった)
        (それほどに精密かつ精妙な受けが要求された)
        剣とは和です。傷つけるものでなく、和心を養い、調和や平穏をもたらすものです。
        ――それが、私が『かくあれかし』と願う答えです。
        しかし、剣とは武でもある。武とは力です。
        あやめるもの、あらそうもの、きずつけるもの。行き着く先は、死です。相争い、彼我のいずれかが斃れる。
        私心を以て、仇敵を斃さんとする心。私が『かくなさん』とする答えです。
        この二つの交じり合いが濁りです。曇りです。迷いです。
        (答える間にも、致死的な一合が幾重にも繰り返される。やがて押され、弾け、こちらが飛び退く形で彼我の距離が開く)
        (一刹那。致命的な隙となりうる) -- 一華 2019-03-08 (金) 23:54:56
      • 成る程それが君の答えか、では私からの返答を…否、剣にはその様な在り方は含まれん
        剣とは只管に切り開くモノ、ただその為だけにあるモノだ(言葉と共に男の殺意が収束されていく)
        和の為に剣を以て心を整える事、将来を閉ざす仇敵を切り倒す事、それらが草木を刈り取る事と何が違う?
        (まるでその一瞬を待っているかの如く、そして一華が飛び退いた瞬間に男の殺気は一本の線を描く…それは剣の鬼こそが為す精妙の一撃)
        (男の剣が僅かに煌めいた後届かぬ筈の位置から袈裟斬りが放たれたかと思えば光の斬撃が一華目掛けて放たれる)
        (聖剣技に属するそれは浄化の技ではあるが熱量と斬撃を含む複合的な技だ、そのまま受ければ致命傷となりかねない)
        -- ターゲス 2019-03-09 (土) 00:10:50
      • (『不抜剣』――『累・耀風』。剣気による斬撃の強化拡張。足りない)
        (『重累・大海神』(さらにかさねること・おおわだつみ)――水属性の付霊式(エンチャント)。)
        (水属性を伴った超高速の飛ぶ斬撃が、光熱の斬撃と真っ向から激突する)
        (その技の鋭さで斬り割れれば――無理だ。斬撃以外の出力が違いすぎる!ある程度の分割、相殺、それが限度)
        (即座に、無詠唱にて結界が展開される。地脈の理を吸い上げた山神祓(やまがみのはらえ)、その数、九重)
        (それだけやってなお――一度死んだ。アミュレットのひとつが砕け散る)
        それだけ、なのですか。剣とは、鋭くさえあればよい。切り開く道具でさえあればよい。
        そうおっしゃるのですか、貴方は。
        (それでも剣は杖のごとく。視線は鋭く保たれて、戦う意思は折れていない) -- 一華 2019-03-09 (土) 00:34:31
      • 然り、だが私を見よ、この姿を見よ、ただ斬る事にのみ執心する姿に正しさが在るか
        (赤と金の瞳からは殺気すら超えた剣気とでも呼ぶべき恐るべき圧が一華へと向けられている、それだけで心を切り裂かんとばかりに)
        (常人であれば斬る事にのみ飲まれこうして語る事すら不可能だと感じるだろう、ならば男がこの状態を御するのは何か)
        ただただ鋭く切り開くだけを求め続けて至るはこの様な鬼でしかない、であればこそ心を以て目的を持って切り開かねばならぬ
        では何を斬る…目には見えずされど然と在るモノだ、剣はその為に生まれた
        (男は正眼の構えを取る、あらゆる攻撃に対し対応出来るその構えを打ち崩すには先程以上の一手が必要だろう)
        -- ターゲス 2019-03-09 (土) 00:56:21
      • こればかりは、使いたくなかったのですが。
        (古事記の一節に、次のような記述がある)
        (『彼の目は赤加賀智(かがち)の如くして、身一つに八頭八尾有り。
        亦其の身に蘿ち檜椙と生ひ、其の長は谿八谷岐八尾を度りて、其の腹を見れば、悉に常に血爛れたり。』)
        (『加賀智』一華の、輝く血の紅に染まり輝くその瞳はまさしく――)
        私の迷いを断つには、開陳の必要があるでしょう。八岐大蛇の邪眼。蛇神としては最上級の神格です。
        これが狙われて私の家族は殺されました。家族はこれを守るために皆死にました。
        であれば、私は正しき道理を以て此度の悪因悪果を断ち切りたい。
        剣をもって世に和をもたらすのはその次でよい。剣がただ断ち切るものだというのならば、私は私の心をもってそのように剣を振るいたい。
        (瞑目し、奏上する。邪眼の持つ魔力の根源(リソース)は、並みの技量と集中では扱いきれぬ)
        ひとふたみよいつむゆななやはここのとをなりけりやふるべゆらゆらとふるべ――
        秘するの剣がひと柱。十種神宝の一。十握剣、『天羽々斬』
        (視えぬはずの剣が視えた。白黒入交り輝く一太刀として。正邪入り混じる、因果すら断たんとするただ一刀の斬り下ろし)
        (そこに込められた理力、踏み込み振り抜く技量、そして心の在り様。渾然一体となって男の構える正眼を打ち破らんとする) -- 一華 2019-03-09 (土) 01:15:11
      • …その過去を経て尚憎悪に剣を委ねずそう願えるのならば何も言うまい、今は偏に剣を重ねるのみ
        (そして少女の刀と男の剣がほぼ同時に交差すれば…先に届いたのは少女の刀だ)
        (それを示すように男の黒シャツは切り裂かれ確かに脇腹の表皮を斬り裂いている)
        (だが同時にそこまでしか斬れぬ程に男の肉体の強度が高まった事を刀から感じた事だろう、先程の身体能力向上にも似た謎の技)
        (鬼の先へと至る魔剣技の片鱗を持って行けと見せたのだ)…見事、そしてそれこそが正解なのだ
        剣とは即ち切り開くモノ、その在り方を以て未来を切り開くのならば君の求める和も仇敵を倒す事もその一端と言える…濁りではなくどちらも為すべき事だ
        無論これは私の持論だ、勇者として只管に前へ進む事を自身に課しているが故のモノ…だが多少なりとも参考にはなれたか
        (男は何処から乏なく剣の鞘を取り出せば仕舞おうとする、此度はこれで終わりだと告げるように)
        -- ターゲス 2019-03-09 (土) 01:46:45
      • なんと。(一華に放てる最大の強さ、鋭さをもった斬撃であった)
        (しかしそれは男の表皮を破くに留まり――交差した男の剣が、一華の首に提げられたアミュレットを叩き割った)
        奥義、未だ成らず。勉強になりました(しかと見た。蛇神の魔眼をもって、未知なる魔技のひとかけらを)
        (そして得た。求めるべき答えを。ただ言葉で教えられるのではなく、全霊をもって感得したがゆえ)はい。(と、答えは端的ながら明瞭として)
        ですが、ええ……本当に二度死ぬとは。剣の道に果ては無し……精進します。
        (負けながらもすっきりとした表情で、此方も刀を納め、戦いの勢を解いている)
        ご指導、ありがとうございました。(心よりの感謝のこもった、丁寧な、きわめて綺麗な所作の一礼だった) -- 一華 2019-03-09 (土) 23:31:04
      • (少女の内にて確かに糧となるものを見た男はその短い言葉から確かに意図を受け取ったと頷いて)
        (対する男の一礼は騎士の流儀に乗っ取った無骨ながらも礼儀に満ちたモノ、だが何処かその雰囲気は似ていた…剣の道はやはり似通うモノなのだろう)
        此度は得物の差も十分に在った、君も気にしていたようだが十全にその技量を載せられる刀剣であればまた違った結果であっただろう
        以前も言ったがもし今の君に技量に足るモノを求めるのならば言うといい、その道の助けとなる者達を紹介しよう
        (そう告げると男はジャケットを拾い来た時と同じく剣を以て空間を撫でれば…景色はいつもの学園へと様変わりしていた)
        (…最後に、一華の耳に童子の如き声でありながら酷く艶かしくそれでいて怖気立つ声が届く)
        (「愉しき一幕に感謝致しましょうや、またのお越しを…」と)
        -- ターゲス 2019-03-10 (日) 00:36:00
  • 先生は精神を鎮めるとき、どうなさいますか? -- マナ 2019-03-10 (日) 20:28:33
    • 基本的にはその前に対策を取るようにはしている、心身一如を心掛ければ大凡心が粟立つ事も無し
      さてそれでも尚精神が乱される事はある、淫魔の類や外なる世界より来た連中はそれを当然と行うからな
      そうした時だが…一つの事に集中する、他は余分な要素とし思考より弾き相手を斬る事のみを残すのだ
      (勇者らしい極めて脳筋一筋な理屈、だが他の事を考えないようにするというのは思考のキャパシティを作る上でも必要な事ではある)
      -- ターゲス 2019-03-10 (日) 20:39:23
      • マインドフルネス……一種の瞑想法ですね……一つのことに極限まで集中する……であれば…………
        これだと……どうですか……? (時代にそぐわない拳銃を構えて銃口を向ける……どこか冷たい表情で)
        先生の強さはリサーチ済みです、私もそろそろ動かないといけません。この世界の人間がどれくらいの強度と生命エネルギーを持つのか……確かめるには貴方しか居ない……
        …………(そう言って一拍だけ押し黙る……引き金に指は掛かっているが……) -- マナ 2019-03-10 (日) 20:44:42
      • (銃を向けられても特に反応する様子が無い、男の言う事前に平静を保つ方法が良く練られているという証拠なのだろう)
        多少の覚悟は表情から見て取れるが殺気も意志の射線も無いな、敢えて消しているのならばその歳で驚くべき才能と言うべきだが
        引き金を引きたければ引くがいい、君の知りたい事とやらの片鱗程度は掴めるだろう
        (そう語る男の表情も変わらない、少女に殺意を向ける事も無い…逆にこれがこの男の日常でもあるかのようだ)
        -- ターゲス 2019-03-10 (日) 21:02:58
      • (眉間に皺が寄る)構えもしないのですね……確かに……私は弱いです。ですが……この銃は……甘くありませんよ
        ……いきます…………(もう片手を支えるように添え、震えを抑えて引き金を……)
        ──(引いた!)
        (弾丸は貴方の頭部目掛けて放たれる……一瞬の判断が出来ればこれが通常の弾頭ではないことが判るかもしれない) -- マナ 2019-03-10 (日) 21:06:48
      • (少女が覚悟を決めた瞬間ですら男が動く様子は無い…が、その指先を動かした瞬間感じるだろう)
        (常人であれば斬り捨てられたかと実際に苦痛を感じてしまうであろう程の殺気、だがそれすらも少女に向けたモノではなく余波でしかない)
        (男は一つの事にのみ思考を使うと言った、つまりはこの弾頭に対して集中した結果であり…)
        (着弾する瞬間男の強度と生命エネルギーが指数関数的に跳ね上がったのだ、このサイズの生命体が持つには有り得ない領域へと)
        (マナは人間の強度を試すと言ったが実の所この男はそうした類の生物ではない、魔族であり、勇者なのだ)
        -- ターゲス 2019-03-10 (日) 21:27:39
      • ……!? (きゅっと瞼を強く閉じる……それほどに彼の放つエネルギー派が強かったことを示す)
        (その不可解なほどの強大さを知らず放たれる弾丸は彼女の血液と水銀から作られたものであり……流体であった)
        (弾けば纏わりつき避ければ跳ね返りそちらへと向かう……そして着弾と同時に拳銃につけられたモジュールにより炎上する……)
        (避けることも受けることも敵わない弾丸であったが……) -- マナ 2019-03-10 (日) 21:31:55
      • (凡そ人体から発される筈の無い硬質な物に着弾した独特な音が響いた直後男の顔が燃え上がる)
        (それをまるで顔に水が付着したかの如く手を下から上へ、髪を撫で付ける様に持っていき強引に鎮火した)
        (男の顔に傷跡は無い、それが少女が試すには平均値を明らかに逸脱した個体である事を示していた)
        知りたい事は知れたかなマナ君、さて幸い君自身の口から目的は語ってくれたからな…細かに問う事はすまい
        だが君はあまりに下調べというものが足りていなかった…まず私の人となりを確かめるべきだったのだ
        生徒である君が望むのであれば私は出し惜しみはせん…つまり事前にアポを取るべきだったな(この場にあまりに似つかわしくない事を語りだす)
        (単純に地上の人間とは常識そのものが異なっているのだろう、今の行為を攻撃ではあれ敵対行動と捉えていないようだ)
        -- ターゲス 2019-03-10 (日) 21:53:19
      • (己が血液……生命力を消耗して作った貴重な弾薬……それすらも容易に揉み消されて明らかに動揺し)
        嘘…………そんなことが……全く効いてないなんて…………こ、こ…………殺す……つもり、だった……のに……(覚悟はしていたようで)
        調べはついていますよ……異国から来た人間、強大な力を持ち、文化や意識も違う……だからこそ知らなければいけない……!
        フシーッ…………シーッ! (瞳孔が縦に伸び牙を剥き出しにする……興奮状態にあるようで、どこか焦燥感のある表情で)
        私は……私は……!! (間髪入れずに4発の弾丸を叩きこんだ……! 正確に狙ったはずのそれはまた貴方目掛けて飛んでくる……) -- マナ 2019-03-10 (日) 21:59:49
      • 君は…思っていたよりも遥かに練られているな、だが何処か僅かに噛み合っていない…仮想訓練の類か
        (だがその様子を見ればこちらの言葉はほぼ届くまいと気付く、少女が落ち着くには相応に必要な手段が必要であろうと)
        …流石に服が燃えては困るな(少女が銃を放つ直前男の身体を闇が覆えばその姿は青黒い鎧に包まれていた…その片方の手は何やら奇妙な光に包まれている)
        (魔術に詳しい者であればそれが眠りを引き起こす物である事が分かるだろう)
        (鎧もまた水銀という鉛よりも比重の重い弾頭を受けて尚傷一つ無く既存の金属と比べると明らかに異質な強度である事を示していた)
        (そして鎧が燃え上がる中青黒の騎士は素早くその光る手を少女の頭部に向けて触れようとする)
        -- ターゲス 2019-03-10 (日) 22:18:00
      • なっ……!? (着弾するまでの僅かな間……硝煙で視界が遮られていたが明らかに異質な光景……)
        (鎧に包まれた彼を見てその異能の強大さを理解し……歯を鳴らした)くぁ……………………
        (まさかこの時代にこんな存在が居るとは……少しだけ油断していたのかもしれない、だからこそその刹那、光に包まれた手に自らの頭部を差し出すことになる……が……)
        ……(唇を食む……強く、強く! 血が滲み出て流れ出すほどに……その魔力に抗うにはこうするしかなく……しかしそれでも足らずに……)
        (残った弾丸を……自らの肩口に撃ち込み……)フーッ……フーッ……私は…………寝ちゃいけないんです……!! いやだ……や……やだ……!!
        貴方の情報を持ち帰る……! まで……! (やけっぱちになって振りかぶった拳はあまりにも脆弱で……) -- マナ 2019-03-10 (日) 22:25:06
      • (少女の油断は正確には落ち度ではない、何故ならこの男が所属する魔界はこれまで強力な魔族が存在している事を隠蔽していた)
        (認識しても尚まるで薄布を幾枚も掛けられていくかの如く世界から噂が消えていっていたのだ…そしてマナの眼前に在るのはその真実だからだ)
        …むっ!(少女が自傷に走れば珍しく男の声が強くなる、こちらに害意が無い事を示してきた上でのこの行為)
        眠る事が君の任務の妨げになるという事か、君の覚悟は分かったがその方法は私にとっては見過ごせんな
        (少女が拳を振り下ろす中その言葉と共に頭に触れていた男の手の光が今度はとても温かで穏やかな物へと変わった)
        (すると銃弾により抉れた筈の少女の肩口が、硬質な鎧に振り下ろされた手が、傷と痛みが消えていく…治癒魔術だがかなり高等な領域の代物だ)
        もう一度言おう、君の覚悟を理解した上で私は君が情報を得る事を忌避せん!…我が魔界は!大魔王は外なる敵を歓迎する!
        -- ターゲス 2019-03-10 (日) 22:44:33
      • (力なく拳は空を切り)ぅ……ぁ…………(みるみる傷が塞がっていく……痛みは消え、残るのは……惨めさで……)
        …………私、何やってるんですかね…………成果が出ないからって焦って……ターゲス先生に迷惑をかけて……
        魔界…………文献で読んだことがあります……異世界……人間を超越せし物の存在……
        科学を越えた……いや……人知を超えた魔なる存在……それを統べる王たる存在……
        御伽噺では無かったんですね……となると……彼が……目覚めさせようとしているのも……実在……する…………?
        すみません…………本当にすみません……(ぺたんと座り込んで……震えた声で) -- マナ 2019-03-10 (日) 22:50:46
      • (少女が力なく座れば男の鎧は霧散する、マナの前に片膝を突いて癒えた肩にポンと手を乗せて)
        言った筈だぞマナ君、君の行為は…いやまずその前に言うが私の属する魔界は少々地上とは常識が違う
        恐らく君の属する世界とも常識がかなり異なる事だろう…なので先程の行為は君達にとっての握手ぐらいの感覚と捉えてくれ
        (気にする事ではないと言いたいのだろうがその例えの時点で若干狂っている、ただこの男は真顔だ)
        私はこの学園の教師となった以上生徒である君達の日常に関わるまで助けとなる事を決めている、だからむしろ喜ばしいぐらいだ
        …成果を出さねばならぬ身の辛さは多く目にしてきた、だから気兼ねなく頼って欲しい
        (男の声はとても優しい、気負うなと告げるように)…しかし彼、とは?(お伽噺と思っている世界の少女が口にするには奇妙な人物な為気になったようだ)
        -- ターゲス 2019-03-10 (日) 23:05:01
      • (視線は伏せたまま複雑な表情で話を聞いて)私は咎人であり罪を軽減する為にこの世界の情報を……(少しだけ口ごもって)また罪が増えましたね……
        まぁ……えっと……私の世界では争いごとは日常であり、少ない物資を巡って戦っているのです……
        私はそれが嫌で……こんなスパイみたいなことで刑期を減らそうと……
        その中の一部……そう……一部の組織がそのような存在を復活させ、私の世界をリセットしようと企んでいて……
        とにかく複雑なんです……確かに酷いところかもしれない……でも……守らないといけない。だから私は……少しでも情報を…… -- マナ 2019-03-10 (日) 23:10:16
      • 聞かなかった事にしておこう、と言う訳にもいかんな…ではその分減刑されるよう努めよう
        (マナの言葉を真剣に聞いているようだ、幾度か頷いた後僅かに首を横に振り)悲しい事だな、双方に世を想う気持ちがありながら争うのは
        相分かった、その様な事情があるのならば私としても躊躇う要素は何一つ無い
        何よりも御婦人がこうして嘆いている姿を見過ごすは騎士としても勇者としても在りえん事だ
        が、今は取り掛かるにも事の入り口過ぎて一つ一つ整理しなければな…剣で済めば容易いが言葉では色々と教えねばならん
        (そう語る男の表情は明るいものだ、それは少なくとも少女に対し協力的であるときちんと伝えたいからなのだろう)
        -- ターゲス 2019-03-10 (日) 23:26:05
      • 大真面目に勇者なんて言ってるんですから不思議な人ですね……先生は……! (きょとんとした表情で見つめていたが少しだけ打ち解けて)
        はい……ありがとうございます…………そう言っていただけるだけで……大分救われます
        ……ですが……今日はこれくらいにしておきます…………先生のようなとてもお強い方が居るというだけで充分です……先ほどの姿も含めて、ね……
        お邪魔しました……お邪魔ってレベルじゃないですけど……ははは…………失礼しました……(ふらつく足取りのまま何とか立ち上がって誤魔化すように腕を振って歩いて去っていきました) -- マナ 2019-03-10 (日) 23:31:27
      • そうか、だがそれはあくまで気持ちの問題だろうな…事実君の助けになる事を語らねば
        ああまた後日、あまり語るに優れた男ではないが世を滅ぼす存在に関しては語れる事もある…持ち得る限りを与えよう
        ではまた…フッ先程も伝えたがアイサツを交わしたと捉える事だ、素っ首を落とす程度魔界では日常だよ(無理をしてでも帰っていく少女の背を見送る)
        まずはその存在がどちらに属しているかだな…こちら側であれば対処は出来るが、ふむ…(男は水銀で頭を撫で付けた事に気付けばそれを流しに浴場へ向かった)
        -- ターゲス 2019-03-10 (日) 23:43:07
  • -- 2019-03-11 (月) 02:47:54
  • -- 2019-03-11 (月) 02:47:54
  • 〜学園の敷地外〜
    (剣道着に身を包んだ赤髪の女が道場内にてうぇーい!と叫びながら現れる)
    あの世に急転直行!そんな超高速に生きる若者達の為のサフィリア道場ァーーーーーーーーーー!!!
    オット!学園モノだからって死人が出ないなんてお思いでないかい?
    残念!学生職なんで死んでナンボジャイ、なんてこったい!
    そんな訳でー明日を夢見る若人達へ一言!これを胸に刻めーーーーい!

    「鍛えれば何とかなる!」

    以上!弟子一号が「これは…ちょっと…」と古式な体操服を着てくれなかったサフィリアさんでした!
    皆もドラゴンと戦う時は逆鱗なんて狙うんじゃない!鱗をぶち破れば何処でも弱点!ブレスに耐えればただの吐息!さらばー!
    -- サフィリア 2019-03-11 (月) 02:49:37
    • (テレビを消す)…孝一に関しては事実確認をしなければな -- ターゲス 2019-03-11 (月) 02:50:41
      • ターゲス先生は捜索隊には加わっていなかったのか?(消えたテレビの画面を見たまま) -- ルーベル 2019-03-11 (月) 06:23:44
      • 単なる電波ジャックです、お気になさらず
        残念ながら…土地勘が無い為不用意に彼の痕跡を消す危険を考え初陣からは外れる事にした
        鮮度の高い情報は出揃った事だろうしシラミ潰しの第二陣から参加しようかと(諦めていないのか単純に慣れているのか男に動揺は無い)
        -- ターゲス 2019-03-11 (月) 11:09:32
      • 私が同行すれば痕跡もダンジョンそのものも壊しかねない。破壊しかできない身を呪うばかりだ。…大掛かりな捜索になるだろうが、宜しく頼む(なおもテレビ画面を見ていたが、言い終えるとフラリと立ち去った) -- るーべる? 2019-03-11 (月) 21:32:11
  • ターゲス…先生、お菓子、下さい(直球でぬ手々を突き出す) -- ミンファ 2019-03-12 (火) 23:02:42
    • (ミンファの可愛らしい格好とその要求に対し男は暫し考える)ああハロウィンか、魔界でも浅層ではその起源を忘れて似た様な事をしているな
      クッキーの類ならば即座に渡せるが今暫く待てるのならばかぼちゃの類の品を出そう、如何にする?
      -- ターゲス 2019-03-12 (火) 23:11:02
      • こちらの…宗教や、行事は、詳しく…ないのですが、お菓子を、貰えると聞いて
        じゃあ…待ちます(正座して待つ) -- ミンファ@ハロ猫 2019-03-12 (火) 23:15:04
      • 承知した、では時短で作れる物にしよう(そう言うと男は買い出しに出掛ける…戻ってくればかぼちゃやらチョコクッキーやらが入った袋を手に)
        ハロウィンとは元来魔物が世に溢れ出る日を言う、そうした魔物から家を守る為に特別な日をかまどに入れるのだ
        (袋からマスカルポーネやら生クリームやらを取り出していく)つまり我々が地上に這い出る日だな
        -- ターゲス 2019-03-12 (火) 23:29:30
      • (着ぐるみに感化されたのか、ゴロゴロしている)溢れ出る…東だと、あれっぽい、お盆に、死者が、帰ってくる、みたいな
        (期待いっぱい美味しそうな材料を眺める)なんで、溢れて、くるんです…普段は、制限でも、あるん…ですかね(そういやこの人魔族だったなと思い出す) -- ミンファ@ハロ猫 2019-03-12 (火) 23:37:58
      • それに関しては人々の冬に対する意識が原因だな、冬には収穫が無く病があり生命育たぬ雪と共に死が常に付き纏う
        そうした想いが悪しき精霊と魔女を呼び寄せる事となったのだが…都市で冬も豊かに過ごす君達には縁遠い話だな
        (かぼちゃを蒸す、生クリームを立てる、メレンゲを立てる、といった工程を手慣れた様子でこなしていく)
        -- ターゲス 2019-03-12 (火) 23:45:00
      • ああ…なるほど、私達の、故郷も、冬は、死の季節と…いいました、ね
        外の、国の…気候は、あまり、知りませんから、雪国とか、暮らせない…かも
        (見事な手際をゴロゴロしながら見つめ)…そういえば、先生は、家庭科の先生…でしたね
        なんで、そんな、上手…なんですか? ここに…来る前も、そんなに、上手…だったんですか? -- ミンファ@ハロ猫 2019-03-12 (火) 23:51:50
      • (蒸し上がったかぼちゃを冷気の魔術を織り交ぜて急速に冷やしながら潰していく)
        良き時代に生まれたよ、神秘が濃い時代であれば地上には寝ている合間に吐息を盗む冬の死神が闊歩していた事だろう
        (タッパーに牛乳に浸したクッキーを潰しながら敷いていき)これは私が所属する魔界…その中でも私が忠誠を誓う王の方針に依るものだ
        我が王カレンジュラ様はあらゆる面に於いて強者でなければ真の強者足り得ぬと仰られている
        それは文化面でもだ、であればあの御方の騎士を名乗るなら一通り料理は出来て当然(マスカルポーネ、かぼちゃ、生クリーム、メレンゲをざっくりと混ぜて)
        -- ターゲス 2019-03-13 (水) 00:00:51
      • 今は…人が、安心して、住める、良い時代…なんですね
        昔だと…こちらなら、色んな神々も…まだ地上にいて、もっと…ややこしい、戦いとか、あった、そうです…ね
        (潰され綺麗に敷かれていくクッキーをつまみ食いしたいと思いながら)つまり…なんでも、出来る様に…なれと?
        騎士って…戦うのを、要求…されるだけかと、思ってました…が、違うん…ですね それとも…魔界だから、違う…? -- ミンファ@ハロ猫 2019-03-13 (水) 00:10:40
      • そうだな、今では神を斬るのにも一苦労する時代となってしまった…その点だけは惜しく在る
        (クッキーの土台に更にコーヒーシロップを塗っていく、そしてその土台に混ぜ合わせたかぼちゃクリームを乗せて均していけば更に上に砕いたクッキーを)
        (そうして同じ工程でクッキーとかぼちゃクリームを三段重ねて最後に上からココアを掛ければ時短かぼちゃティラミスの完成だ)
        (だがすぐには渡さず手の内で冷気魔術で良く冷やしている)魔界だから、というよりも我が王の弱肉強食への解釈だな
        いずれ地上を飲み込む者が地上の文化よりも劣っていては仕方がないという御考えなのだ
        さ、出来たぞ…かなりの量があるので友人や兄と食すといい(どっしりとしたかぼちゃティラミス入タッパーを差し出す)
        -- ターゲス 2019-03-13 (水) 00:22:08
      • 昔は…神様同士が争って、人は…ただの被害者、だったのに…今は、そういう時代…なんですね
        (段重ねになっていく美味しそうな素材を無表情でワクワクと待つ)地上の文化…以上の、文化も、ありそう…ですね
        何をもって、以上かは、判りません…が(わぁいとタッパーを両手で大事に持つ)
        ありがとう…ございます 思った以上に…物凄く、凝ったお菓子、でした
        では…まずは、ターゲス先生と、一緒に、頂く…というのは?(この重みならば多少減っても問題ないと判断) -- ミンファ@ハロ猫 2019-03-13 (水) 00:35:49
      • さて…その点に関しては我々に征服されてから御覧じろといった所だ
        そうならぬよう君達地上の者達にも弛まぬ努力を求めている(使用した器具を洗い始める、その手付きも中々慣れたものだ)
        む?ああそれは構わんが…それならば茶の一つでも淹れよう(さてどうするかと少し思案して)
        ほうじ茶にしようと思うが如何かな、和洋の物という事でミルクティーにするつもりだが
        -- ターゲス 2019-03-13 (水) 00:51:37
      • 先生達は…文化を、破壊する…んじゃなくて、受け入れて、昇華、するんですね
        世界が、変わっても…それまでが、無くならないのなら、私は…誰が、支配でも、いいとは、思います…ね
        ほうじ茶…みるくてぃー、ですか? 面白そうな、飲み物…ですね では、それで…お願いします
        (かぼちゃの優しい甘さのティラミスと、ほうじ茶の香り漂うミルクティーと別々の甘さを堪能しつつ、ご機嫌で過ごしていった) -- ミンファ@ハロ猫 2019-03-13 (水) 01:00:43
  • トリックオアトリート・・・なんてね?(くすりと悪戯っぽく微笑む、ソティスの姿をしたソティスあらざる者) -- ソティス? 2019-03-21 (木) 11:30:27
    • その身で訪れる時点で悪戯は達成していると見るが如何か?冗談だ、君は君が手にすべき権利を得ただけだからな
      あまりこうした行事に馴染みが無くてな…急遽用意したかぼちゃのクッキーかかぼちゃチーズケーキの2種しかないが
      (男は特に驚く様子も無く…祝福するように微笑み返す、善であれ悪であれ今この結果こそが前に進んだ事を意味しているからだ)
      -- ターゲス 2019-03-21 (木) 12:00:05
      • ふふっ仮装のつもりだったのだけれど・・・言われてみればそうね?(くすくす笑って)うん・・・成し遂げた・・・いえ、まだまだこれから・・なのかもだけれど
        その二つで十分しっかり用意してあるって言えると思うわよ?・・・そういう事ならケーキがいいかしら?
        (うんうんと楽しそうに頷きながらも、その足取りはまだ少しおぼつかない・・・)体があることは嬉しいけれど・・やっぱり実体化するのとは全然違うのね -- ポトロ 2019-03-21 (木) 12:39:21
      • ああまだこれは初めの一歩に過ぎない、これから君は妹御の代わりに多くの事を知り…同時に妹御に多くの事を教えなければならない
        承知した、ケーキだな…此処で食していくか?珈琲…は合わんな、ほうじ茶か紅茶辺りならば供せる(一先ずケーキを切り分ける作業に)
        (歩く事に不慣れな様子を見ればだろうなと返し)構成要素全てが君の作り出したモノである実体化とは違い生身とはソコにあるモノを君が制御している状態だ
        初めから実体化を知っていると生身とは実に歪な部品が緻密に組み合わさった芸術品であると感じる事だろう…ところで太陽の温もりは感じたか?
        -- ターゲス 2019-03-21 (木) 12:57:50
      • 甲太郎には自己紹介動画でも撮れと言われたわ・・・交換日記みたいね・・・でもいざ何かメッセージを残そうとしてもなんて言ったらいいのかわからないの・・・(しゅんっと肩を落として)
        ふぅん?(少し考えて)ほうじ茶が合うのかしらね?ちょっと楽しみだわ(わくわくしつつ席について)
        そうね・・・実体化の時は良くも悪くもあいまいなままにしておける部分、無駄と思えた部分が、実際にはどれも重要で、とても精密に出来上がっているものだとわかるわ・・・一つ一つはわずかな差異なのに、積み重なると無視できなくなるっていうか
        (不満げに足をぶらつかせていたが、太陽の話になると少し不機嫌そうに)いいえ・・・太陽だからと特別な思いは抱いていなかったけど・・・陽の元に出てからの記憶がないの・・多分ソティスに戻ってる・・教会に踏み入った時もそう・・・気を張っていれば少しはもつけれど・・・(しゅんと肩を落とす) -- ポトロ 2019-03-21 (木) 13:11:26
      • (少ししてほうじ茶と共に切り分けられたかぼちゃチーズケーキが皿に載せられて運ばれてくる)
        (丁寧に裏ごしされたケーキは柔らかで滋味に満ちておりほっとするような味わいだ、それを更にほうじ茶が優しく流してくれるだろう)待たせたな
        (ポトロが肩を落とすのと同じく男も僅かに残念そうにしている)君には生きていく上で味わえる祝福を全て味わって欲しいのだが…
        制御権や操作に慣れれば、という話でも無いのだろう…その身体がハーフにしては魔族の因子があまりにも薄いのが原因か
        ままならぬものだが致し方ない、今は一先ずケーキを楽しむ事だな(そう告げれば対面に座り)そしてその感想を日記に書く事だ、身近な事から一つ一つ…
        -- ターゲス 2019-03-21 (木) 13:41:47
      • ぁ・・・(ターゲスの残念そうな気配を感じれば、自分が陽の元を歩けないという事実以上に強いショックを覚える)・・ごめんなさい・・・
        (折角のケーキにも手を付ける気になれないまま)その日の感想を・・?・・・(反芻する様に呟き頷いて) -- ポトロ 2019-03-21 (木) 14:00:31
      • 謝る事は無い、あくまで私が君の幸せを望んでいるだけだ。それに想定していなかった訳ではないのだ、君がその時必要以上に踏み留まるであろうとな
        君の中にはソティス君への愛情が見て取れた…だから残念であると同時にその優しさを喜ばしく、誇りに思う
        (大丈夫だと告げるように穏やかに語る男の手がポトロの肩に伸びた、ポンと勇気付けるように叩くと共に男は笑顔で頷いている)
        だからこそ素直に過ごし素直に伝えるといった事を躊躇うであろうとも考えてはいた、そしてそれで良い
        こちらから伝えられぬのならば彼女に汲み取って貰う事だ…君は何が楽しく何が悲しく、何が嫌で何を求めているのか
        その後押しを私も手伝おう、なに…太陽の下が駄目ならば月がある、月下のピクニックなども悪くはないが如何かな?
        -- ターゲス 2019-03-21 (木) 14:18:51
      • ・・・っ‥(日光の事だけでなく自分が直前で踏みとどまった事まで見抜かれた・・・それはそうだ、万事うまくいっていればソティスに入れ替わることはなかったはずなのだから・・・)
        (居た堪れない気持ちになりかけたところでぽんっと肩に手を置かれればびくっと跳ねる様にして)・・・先生・・・・・うん・・私・・あの子の事が嫌いなのに・・どうしても・・・それだけでない気持ちを、無視できなかった・・・(懺悔の様に呟きつつも、彼に笑顔を向けられればホっと息をつく)
        素直に・・・・できなければ・・・あの子に汲み取ってもらう・・・(両手を見つめ・・そっと自分を抱く)できる・・・かな・・私、あの子に酷い事した・・・(そうしなければならなかったとはいえ、後悔はどうしても残る)
        ・・・ふふ・・そうね・・それも、きっと素敵・・・日記のはじめとしては、最適かも(お誘いに、ようやく笑顔を見せて) -- ポトロ 2019-03-21 (木) 14:31:14
      • 初めの内は恐怖と不安という薄膜により瞳は曇り素直に君の日記を読む事は出来ないだろうな
        だがそれでも言葉を交わす事は大事だ、例えそれが文字の上であろうとも…君が此処に居て生きているという事を実感して貰うのだ
        そして言葉を交わせたという実感が君達を一歩進めてくれる筈だ、問題は無い…その為の勇気を君には授けたのだから
        (ポトロの笑顔を見れば男は満足げだ)ああ君はやはり笑顔が良く似合う、ならば良き日となるよう準備を重ねなければな
        さっ暗い話で冷えた胸の内を茶で温め給え、これも身体が無ければ出来ない事だ
        -- ターゲス 2019-03-21 (木) 14:49:06
      • 私が・・・生きてるって実感してもらう・・・(一語ずつ噛みしめる様に)うん・・・がんばってみる・・先生(胸に手を当てる・・・熱はまだある・・信頼と・・憧れのこもった目でまっすぐに見つめる)
        うん・・・ありがとう先生・・頂くわ(お茶のぬくもりと、ケーキの甘みをしっかりと味わう・・・そうしてティータイムという肉体がある事の喜びを享受していった) -- ポトロ 2019-03-21 (木) 15:08:55
  • -- 2019-03-22 (金) 01:48:37
  • -- 2019-03-22 (金) 01:48:37
  • 〜学園の敷地内〜
    (鏡の前に一人の女が立っている、金と赤のオッドアイを持つその姿はとある男に酷似していた)
    (女はまるでその姿を初めて見たとでも言うように鏡越しの自身の姿を確認している)
    動作に支障は無し、だが成程流石は太母リリスといった所か…
    世界からの認識そのものを書き換えられれば状態異常耐性を備えていても視覚上はこう出来るとはな
    だが所詮は着ぐるみの様なもの…戦闘力の低下や家庭科の授業に邪魔になるような要素も見られん
    暫くは彼女の口車に乗るとしよう(鏡の向こう側の女が一つ微笑んだ)
    -- ターゲス性別反転 2019-03-22 (金) 01:50:50
  • まおゆうセンセどーもー!(勝手なあだ名を付けたガンマンがやってきた!)
    ゾエパイセンの一件で手に入れたドラゴン肉なんですが学園祭で出してみようと思ったはいいけども処理がよーわからんです!そもそも私そこまで料理得意でもなし!!
    というわけで何かコツ的な物があればご教授頂きたく!(自分用の銃剣型包丁を用意している) -- ベレッタ 2019-03-29 (金) 23:19:01
    • 竜種の肉か、魔界に在る時は随分と口にしたな…こちらに来てからはまだ数柱しか斬っていないが勝手は変わらぬ
      まず大事なのは竜の種類だな、基本的に色鮮やかな鱗の物は口にして問題ないが黒色に近かったり白色に近い物は処理に手間が掛かる
      孝一君の一件であれば緑鱗の竜となるがこれは非常に楽だ、毒性も無ければ神秘性も低い…が、一応神秘性は抜いた方がいいな
      カメラの類は用意してあるか?魔導タブレットでも構わん(料理に非常に関係が無さそうな物を唐突に聞き出す)
      -- ターゲス 2019-03-29 (金) 23:33:00
      • あーやっぱり向こうじゃ割とよくあるんですねぃ 私も本物扱うのは初めて!
        ブラックドラゴンは酸吐きそうですもんねー。……神秘性ってカサゴの針みたいに処理できるモノなのかしらん(料理で聞いたこともないような概念がでてきて首を捻る)
        あいあーい、スマホでよいです?なんか大事な場面?(録画モードでスマホを向けて) -- ベレッタ 2019-03-29 (金) 23:45:54
      • 亜竜に近い物であれば買う事も出来る程度には、私は自主的に狩っていたが
        実際に吐くぞ、さてカメラを用意出来たのならば竜の肉を撮ってくれ…それで神秘が抜け随分と柔らかくなる
        Instagram辺りにでも上げれば更に柔らかくなるだろう(その言葉通りに写真を取った後に触ればガチガチだった肉が常識的な肉質に変わった事が分かるだろう)
        この方法は生きている竜種には殆ど効果は無いがな、それでもドラゴンという存在が幻想の法則で生きているからこその方法だ(説明は要るか?と首を傾げ)
        -- ターゲス 2019-03-29 (金) 23:59:10
      • ワイバーンとかだったらお夕食に最適とかそんな感じだったのかしら……魔界パネーっすね(亜竜肉がグラム単位で切り売りされてる光景を幻視して)
        いやーん黒いやつは相手しないようにしよう……銃錆びたらやだし!(きっとそれどころではないだろうが)
        ふむ?じゃあ写真で……(肉を大きく移しつつピースで自撮り すると) あらま、ホントだわ(銃剣包丁を入れてみると前まで苦戦した肉の硬さが嘘のよう)
        インスタ映えに弱いとかドラゴンさんは地方のイケてるスポットかなにかかな?まあでもコレなら「ドラゴン肉調理なう」とかやってればいいわけで。ありがとーございました!
        ちなみにドラゴン肉は芋煮か豚汁ならぬドラゴン汁にする予定でーす。別のお肉で焼きそばも作る予定! -- ベレッタ 2019-03-30 (土) 00:11:30
      • ブラックドラゴン相手にはそれが最良だ、竜種の中で唯一無為な殺戮と拷問を好むからな…だから酸を得た
        (猛烈に物騒な事を呟きつつも肉を見分していき)内臓などは載せんように、魔界では無いが地上では凍結されるぞ
        一先ず口にしてもらうという点ではその調理が無難で良いと思う、だがグリーンドラゴンは癖が少ないので普通に焼いて出すのもおすすめだ
        喉肉の周りと腹部の肉は柔らかい筋肉質なのでそのまま焼いても問題なく噛める、尻尾や羽の根本辺りは極めて固く煮込まねばならんがな
        他に気をつける事は…まあ多少滋養強壮が強すぎるが問題はあるまい、古竜の肉であればそもそも販売を止めているが
        -- ターゲス 2019-03-30 (土) 00:26:47
      • あー……あーゆー手合の竜が大体黒いのがなんでなのかよく理解できやした マジで避けなきゃだ
        さすがに得体の知れない生き物のモツ煮込むほど頭アーパーではないですよー。牛さんブタさんくらいでも扱いはちゃんとしなきゃなのに!
        テールや手羽先は注意と、ふむふむ(メモを取りながら) 成る程なおのこと元気の出る汁物にはいいね。保健所案件はさすがにご勘弁ですわー!そもそも古龍が相手だったら皆殺しだったでしょーが -- ベレッタ 2019-03-30 (土) 00:43:48
      • 良い考え方だ、例えば地上で身近な生物である羆であろうとも内臓によっては致死量のビタミンが含まれていたりと危険は多い
        ドラゴンも基本的に心臓と肺は危険ではある、高純度の魔力が詰まっていて爆発する事があるからな。その分魔力を抜いてしまえばほぼ全ての内臓は食せる
        だが脳は駄目だ、口にして耐えられれば竜言語を覚えられたりなど利点もあるが基本的に情報が流れ込みこちらの脳に悪影響を及ぼすと覚えておくといい
        (保健所案件には頷いて)そうだな、家庭科を担当する私としても衛生面での問題は困る…ただ古龍であれば、ふむ…君達ならばとも思うがな
        それでなくとも友人の為に竜種に挑めるその気概は素晴らしいの一言だ(男は満足そうに微笑んでいる)
        -- ターゲス 2019-03-30 (土) 01:02:47
      • あー……クマの肝臓はヤバイって聞いたことがあったけどそれだったんだね。過剰な栄養価も時にして毒ってわけだ
        えっ(えっ) 爆発するの竜の心臓……そりゃ魔力莫大だもんな いやでもいいこと聞いた 家庭科とは関係ない部門で役に立ちそうデース!
        そ、そいつぁゴイスーでデンジャラスな……こっそり脳髄を汁に混ぜたりしたら皆の頭がパーンしちゃうワ……
        あの時は割と必死でしたからね。あとあかりんのぶっとび異能に助けられた感もバリバリ。自分にできることをしたってーのはちょっとクサいセリフかもだけどー!
        それじゃ今日はこのところで。ご教授誠に助かりました―!(調理器具や持ってきた肉を片付け、大げさに一礼して去っていった) -- ベレッタ 2019-03-30 (土) 01:24:39
      • ふむ…興味があるのならば死後であれば恐らく残留した魔力が心臓内で結晶化している筈だ、傷付けぬよう丁寧に取り出せば転用出来るだろう
        もしくは竜言語を覚えるか、竜の悪性に影響されるかだが…ああそれと私の様に脳の筋肉を鍛えていればそれらも影響を受けずに済むぞ
        実を伴うのならばそれは臭い台詞ではなく事実だ、十分胸を張って良い偉業だと私は思っている
        助けになったのならば幸い、調理そのものを失敗する事の無いように(一礼に頷いて返せば見送った)
        -- ターゲス 2019-03-30 (土) 01:47:04
  • -- 2019-04-03 (水) 00:31:41
  • -- 2019-04-03 (水) 00:31:47
  • 〜学園の敷地内〜
    (黒煙に満ち灼熱のマグマが吹き出す赤熱の大地の中で女はその剣を二度振るう)
    (一度目にはその姿が世界より消え二度目が振るわれた時には元の男の姿となって世界に姿を現した)
    足元の見えぬ視界というのも良い修練にはなったが違いと言えばその程度か
    さて…次なる課題は迷宮の踏破か、過信を持てば死に臆病を抱けば進めぬのが迷宮というもの
    必要なのはその二つを自信と注意に収め歩みを進める冷静な心だが果たしてどうなるか
    …つい潜りたくなると逸るな、マグマにでも浸かり頭を冷やすとしよう
    -- ターゲス 2019-04-03 (水) 00:32:02
    • (マグマ風呂に先客)軽く散歩をしたことはあるが、課題となると気になるな。私も
      今から生徒たちの報告が楽しみで仕方がない -- ルーベル 2019-04-03 (水) 20:59:44
      • (失礼、と一声掛けてから融解したマグマの中で混浴して)ホーリーは自制という難敵とさてどう付き合うのか見ものですな
        冒険というのはどうにも心躍る…かくいう私も一所に収まるまでは冒険漬けの日々なだけにその愉しさは良く分かる
        無論ナイトメアも逸れば危険な事に変わりは無し、どう挑むか
        -- ターゲス 2019-04-03 (水) 23:13:32
      • 「あこがれ」は止められないさ。分かるものは、どこまでも潜るだろう。…ぬるいな、少し温めて構わんか?(答えも待たず、女教師の柔肌に触れる部分から溶岩が明るい色合いに変わっていく)
        力を持たずとも下層に生きるモノは居る。「やりよう」だな。思わぬ生徒からの深部の報告…私はあると思う(先ほど楽しみと言った顔そのままに、笑う) -- ルーベル 2019-04-03 (水) 23:28:23
      • 憧れであれば良い、そこに郷愁を持たねばな…ああ問題無い
        (人の姿をしているがやはり魔人、赤熱を超え白味が混じり始めた溶岩をむしろ柔らかくなった分満足気に浸かっている)
        (機嫌を良くした分ふと光り輝く灼熱の世界にルーベルはやはり似合うなとも思ったが柄でもないのでそれは口にせず)
        …そして踏破、ですか。いや流石にそれは飛躍か、しかしもし成し遂げたのならば教師としてだけでなく怨敵たる魔族としても喜ばしき事だ…(男もそれを想像したのか実に楽しげだ)
        -- ターゲス 2019-04-03 (水) 23:44:24
  • ここ来るのも何だか久しぶりな気がするわね… -- ユミル 2019-04-09 (火) 23:44:57
    • ユミル先生か…(聖剣魔剣の類が壁に立てかけられ奇っ怪な八本腕の木人が並び一撃虐殺や愛憎無尽といった威圧的なショドーが目に付く謎すぎる和風道場)
      (青い鍛錬用布鎧を着て正座をして何やら精神統一をしていた男が薄っすらと目を開く)
      どうやらシラフの様子、良き事だが何やらお有りかな?
      -- ターゲス 2019-04-09 (火) 23:51:28
      • 私の知ってる四文字熟語と違う…!!(一撃虐殺の字に怪訝な顔をして
        いや、研究で引き篭もり過ぎたからあちこち散歩してるだけよ…後もうそろそろ卒業の時期だし
        3年連中の顔を見ときたいなってね、今日はここには誰もいないみたいだけど -- ユミル 2019-04-09 (火) 23:59:01
      • 連打必殺を初心とし一撃虐殺を悲願とす、魔界の戦士たれば常に心に留めておかねばならん言葉だ
        (ゆっくりと立ち上がれば最後に一つ深く息を吐く…奇妙な空間ではあるがその所作一つで道場の本質たる静謐な空気が保たれた)
        時期が時期、卒業に向けて各々為さねばならぬ事があるからな…それに今は学園の道場ではない
        (男がユミルへと歩み寄れば道場の内装が塗り替わる、ごくごく当たり前の和風の道場に…何処か別の場所にある道場を此処に貼り付けていたのだ)
        三年生に会うのならば個々に会うが良いかと、一華君などは習慣として剣を振りには来るが全員は中々揃わなくてな
        -- ターゲス 2019-04-10 (水) 00:11:47
      • 今日は散歩がメインでそっちはおまけよ
        (男の動き一つで、奇妙な空間に道場本来の空気とでもいうものが戻ってくる)
        流石、といったとこかしらね、私じゃこうはできないわ
        そういえば大分前に聞き損ねたけど、貴方はどうして神を倒そうなんて思ってるわけ?
        見た感じ自分の運命を呪ったりする様な性質でもないから、気になってね -- ユミル 2019-04-10 (水) 00:22:22
      • (二人分の座布団を用意しつつ道場内は大型の暖房器具が置かれており温かいが一応季節に配慮してか熱い煎茶がコップでお出しされる…腹が良く温まる事だろう)
        理由は三つ程ある…大願としては我等が大魔王の目的であるからだ、私個人には神に対し思う所はない
        魔人へと堕ちた身であるが故に人として在った頃に恨む様な生を送っていた可能性は否定出来んが今や詮無きこと
        些事としてはこの身が何処まで育つかを知りたいという欲もあるが…やはりこの世に永劫たる繁栄を齎したいという想いが最も強いな
        (何か繋がらない事を口にする、強者たり得たいという願いはともかくこの世の敵である大魔王の目的、神を殺す事でこの世を繁栄させるというのだ)
        -- ターゲス 2019-04-10 (水) 00:37:58
      • う〜ん、まあどこまでいけるか試したい、っていうのはわかるけど
        神を殺して永劫の繁栄ねえ…実際どうなるかは別として普通大魔王が世界の覇権なんて
        握ったらディストピアまっしぐらだと思うけど…(?マークを浮かべて -- ユミル 2019-04-10 (水) 00:51:44
      • 資源が限られていれば…な、思想的、物質的資源に限りが無ければ堕落さえ選ばなければどうとでもなろう
        …この世界を下位とし神々の世界を上位とした時構造と法則の違いからその熱量には十桁以上もの差があるという
        であれば…そこに住まう者ごと解体しこちらの材料にしてしまえば人類の主観では永遠に等しい糧を得る事となる
        そうしてあの御方はこの宙にかつて人の祖が住んでいたという楽園を再現する、…だが恐らくだがその世界をあの御方が支配する事はあるまい
        -- ターゲス 2019-04-10 (水) 01:13:42
      • ふ〜ん…(ターゲスの話を腕を組みながら聞いている)
        何というか…随分とお人好しなのね貴方の所の大魔王は(少しあきれた様子で
        悪の側に立った事のあるものとして断言するわ
        人間は、ただ何もせず与えられれば間違いなく堕落する
        それすら超えることを信じているのでしょうけど…その数は決して多くはないでしょうね
        それとも、それを見越しての振い落しかしら? -- ユミル 2019-04-10 (水) 01:25:13
      • フッその意見に対し私からどうこうは言えぬな、我が王にとっての王である以上あまりに立場が違う
        (ただ否定をしていない辺りはこの男も堕落の危険性は同意見の様だ)
        …だがその前にも一度篩い落としが起こりはする、天上を滅ぼすのと同時に地上の蹂躙が始まるのだ
        魔界を支配する弱肉強食の則が覆い尽くした後それでも生きようと足掻いた者だけが種の区別無く残る事となるのだろう
        …私の勇者としての在り方はそこで終わるだろうな(珍しく男が葛藤する表情を見せる、人類を魔物より守らぬという事に対しての葛藤だ)
        -- ターゲス 2019-04-10 (水) 01:39:19
      • …ま、貴方に問い質すのも筋違いだしね、しかし何を考えてるのやら…
        狼の生き方を羊にやれって言ってるようなものよそれじゃあ…あの街にいた魔王の中じゃそこまで過激な奴なんていなかった筈だし…誰かしらねそいつ…
        (そこまで考えて、ふとターゲスが珍しく悩んでることに気づく)
        あー…あんたもなかなか大変な立場ね… -- ユミル 2019-04-10 (水) 01:50:31
      • …私の部下の一人に地上の者達に魔王信仰を促す事でその日が訪れた時争わせぬという愚かな真似をしている者が居てな
        かつては鼻で笑ったが数千年後のその時にどれだけ弱者を救えるかと考えれば…正直愚かなのは私であろうとは思っている
        (珍しく弱音を重ねるが直ぐに笑って首を横に振り)いや魔界ではこの様な事は口が裂けても言わぬのだが、地上の空気に当てられたか
        ともあれそれが私が神を殺す理由だ、…ああそれとその一大事業を為そうとしている御方だが…大魔王アキベドルという
        (名を語ればずしりと一瞬空気が重くなる、力のある魔族はその名だけで世界を穢すがその一端だ)
        かつて時代が黄金を名乗っていた頃にこの地に顕れ魔界を興したという、冒険者であった事もあったとか…興味があれば会うのも良かろう
        -- ターゲス 2019-04-10 (水) 02:04:41
      • いいじゃない、勇者だっていつも気を張ってたら疲れるわよ
        そうね…ま、考えたってしょうがないし、あんたは出たとこ勝負の方がうまく転がせるタイプでしょ?せいぜいその時頑張って…
        はあ!!?(珍しく素っ頓狂な声を上げる)
        え、アキベドル!?報告だと好々爺を絵に描いたような爺さんだったけど…まあ流石にこれだけ時が立てば
        心境の変化もありうるか…てっきり矛盾の魔王辺りが減った力を戻そうとでかいこと考えてるとか思ってたわ
        しかしまあ、随分重苦しい言霊だこと…(鬱陶しそうな表情で淀んだ空気を魔力で戻す) -- ユミル 2019-04-10 (水) 02:19:34
      • そうだな、悩むのは私の得意とする所ではない…むっ(その声に驚いたのか僅かに目を剥いて)
        ふむ…若輩たる私からすればかの魔界にて一から己を磨いた以上私があの御方の魔界の一側面であると大言する所だが…ただその評価も事実なのだろう
        私はその時が訪れるのを数千年後と言ったがそれはとある約定を地上の者と結んでいるからと聞いている
        …曰く自分が楽しませる限り地上侵攻などするなと、それが今も守られているからこそ我々は遠き隣人であるという話だ
        …不敬ではあるがそこから推測するに我等が地上の存続に動く事を使命としているのはそれもあるのだろう
        逆説的にその者が居る限りは地上は万全たらねばならぬと…魔の王たる者に対し善く考え過ぎか
        -- ターゲス 2019-04-10 (水) 02:42:14
      • 成程ねえ…私が彼について聞いたのはあの街についてすぐとそれから少しの間だけだし
        いろいろあったみたいねその爺さんも…ま、その時がきたらお手柔らかにお願いするわよ…私痛いのは嫌いだし
        ふふ、それにしても…話を聞いてるとまるで勇者が育つのを待ってるゲームの魔王みたいね -- ユミル 2019-04-10 (水) 02:48:52
      • 君が望むのならば魔界には十分に席があるが、こちらに与すればただ侵攻に加わらぬだけで避ける事は出来る
        弱肉強食であるがこそ強者が弱者に秩序を敷く自由もあり暮らしやすい世界も多い…再就職を考えた時一考するといい
        (ゲームの魔王という単語に対し腕を組み少し考えを巡らせて)もし勇者が現れなければ…
        そうなった時は手早く永遠楽土が生まれる事となる…だからこそ待つのだろうな、目的に対しより深い満足を得る為に
        -- ターゲス 2019-04-10 (水) 03:05:47
      • そうねー…ここをクビになったら考えさせてもらうわ
        そんな考えの奴ばかりならいいんだけどね…所有物や玩具程度にしか思ってない奴に当たったら悲惨になりそう
        なら、まだ見ぬ勇者君には頑張ってもらわないとね…それとももういるのかしら、この学校とか
        さて、長居してごめんなさいね…それじゃあまた -- ユミル 2019-04-10 (水) 03:13:46
      • 何…その為に我々が居る、いやこの言葉もそうした他者を所有物に考えている一端と言えるか
        気を付けたくはあるのだが…どうにも他者の心を慮るのは無骨者には難しいものだな(何か思う所あるのかため息混じり)
        ああ資質を持つ者、花びらかせた者…それら双方を含めれば数名居る。それは未来の為か今の為かは兎も角
        いや良き一時であった、ああそれではまた…出来る限り日に当たりますように(研究肌のユミルにそう声を掛ければ細々と片付けに入った)
        -- ターゲス 2019-04-10 (水) 03:21:42
  •   -- 2019-04-13 (土) 00:23:39
  •   -- 2019-04-13 (土) 00:23:44
  • 〜学園の敷地内〜
    (バレンタインの為のチョコレートの湯煎、そして型抜きの授業を終え校舎に甘い香りを漂わせる)
    (この後周囲で甘酸っぱい雰囲気を醸し出しながら悲喜こもごもの青春が繰り広げられる事だろう)
    (だがしかしそもそものこの日は聖者ヴァレンティヌスによる愛の日である)
    (その様な日に聖者の片棒を担ぐ己に苦笑を浮かべながら男はバスケットを取り出す)
    (中には授業から数歩進んだ応用のキャラメルチョコレートブラウニーとチョコレートパイ)
    (前日に授業内で作れるか否か試したものの時間が足りず授業には基礎が選ばれた悲しき者達だ)
    さてすれ違った者に渡しつつ余れば部下達に渡すか…連中も随分と焼いているとは思うが
    -- ターゲス 2019-04-13 (土) 00:32:27
  • (卒業式の直前、職員室の彼の机にある一通の書置きがおかれていた。内容は二つ、“約束を遂げる”の文字と学園外れの墓所で待つとの文言だった) -- 2019-04-20 (土) 20:50:28
    • (男はその書き置きを読めば酷く厳しい表情でその場を後にする)
      (向かう先は墓所…約束は果たされねばならない、例え望んだ形と違える事となろうとも)
      -- ターゲス 2019-04-20 (土) 21:11:33
      • (刻限は夕刻、夜に差し掛かろうかという黄昏時だった)
        (墓所の奥では一人の修道女が、祈りを捧げながら待ち人の来訪を待っていた)
        …来たか -- トリス 2019-04-20 (土) 21:37:30
      • (日に二度訪れる光と闇の交わる時、その瞬間に人は聖性を見出すのか魔性を見出すのか)
        (その双方を示す瞳はまるでトリスの内なるモノを見透かすかのように見下ろしている)
        …誰に祈ろうと言うのだ、今の君は神など要らぬ身だと判断しているが?それとも死者へ魔へ堕ちよという呪いか
        -- ターゲス 2019-04-20 (土) 21:46:40
      • …染み着いた習慣というものだ。祈るのではなく、追想していたのだ
        …この学園に来ての一年をだ。思えばお前と誓いを立てたのも早い時期だったな
        (振り返る修道女、しかし修道女らしからぬ身なり。それは戦闘の儀礼装束をまとった退魔師としての姿だった)
        …人である誓い、は守れなかったがな (風が吹くと、彼女の隠した右目が赤く輝くのがみえる)
        だが誓いを破棄というわけにもいかない。…いわば、私にとっての通過儀礼だ
        魔を受け入れた私が、魔を持ちながら高潔であろうとするお前に刃が届くかどうか
        (剣を抜き、半身に構える) …届かぬならそれまで。だが届けば、私は進もう。新しい道へ -- トリス@(退魔スーツ) 2019-04-20 (土) 21:57:47
      • …そうか、随分と堕ちたとは思ったが踏み留まるべき線は超えなかったようだな
        だが…それで納得する事は出来ん、ただ一時落ち着きを取り戻した程度ならば君は必ずや全てを失う事となる
        ならば君は魔人である前に魔公の一人である私を超えねばなるまいよ(普段のスーツ姿に突如闇が溢れ包まれるとその闇を引き裂くように手甲が打ち払えばそこには一人の騎士が立っていた
        (しかしその手には剣は無く…鞘の中背負われているままだ)
        抜かせてみせよ、我は落涙のカレンジュラの配下が一人両断のターゲス
        貴公が真に魔人足りうるかを見定めさせて貰う(鎧の騎士の腰が半身に低く落とされる…拳法に通じた構えだ)
        -- ターゲス 2019-04-20 (土) 22:16:00
      • そうでもないさ。…友を泣かし、性に溺れた私はもはや神に仕える修道女ではない
        それに魔人など求めてはいない。…ただ私は、自分に正直になろうとするだけさ
        だから、私は今だからこそお前を超えてみたい。力のすべてで───!
        (腰を落として、足で地面を蹴る。直線的な軌道だが妖魔となった彼女の巾力は凄まじい)
        (一息、いや瞬きという間でその切っ先が鎧姿となった魔人に迫る) -- トリス@(退魔スーツ) 2019-04-20 (土) 22:45:47
      • それでいい…それこそが魔人の在り方なのだ、我々は孤独だ、他に同種族など無い…故にこそ我を貫かねばならぬ
        永劫の孤独を打ち払うのは常にそれを凌駕する自我だけなのだから
        (それは何処か戒めにも満ちた声、望まれざる生を受けたがそれでも尚人の世に生きた女とは根本から異なる生まれが故の強者の答だ)
        (トリスが間近に迫った瞬間、今まで静かな水面の如くであった男の圧が尋常ならざる勢いで高まる)
        (それと共に存在するだけで周囲を穢す程の膨大な量の魔力と瘴気が鎧の中に満ちた)
        (空気は鉛に満ちたが如く淀み死したる者達の影が笑う、骸となった者達が未だ光在る大地に戻ろうと藻掻いているのを足元で感じるだろう)
        (並の魔族であればただそれだけで心を押し潰される程の魔性を放つそれはしかしただただ冷静にその切っ先を僅かに身体をズラすだけで避ける)
        全てを出すと言ったな、では搾り出せ…でなければ臓腑を口より吐き出すぞ
        (そのまま単純な左拳が女の腹部目掛けて放たれる、技は無い…そちらにはあまり習熟していないのだろう)
        (ただし魔力放出を伴うそれは十分な殺傷能力を誇っている、人体程度ならば霧散させる程の)
        -- ターゲス 2019-04-20 (土) 23:09:23
      • (妖魔の身に落ちたからこそわかる。鎧の中に満ちる瘴気の圧というものを、積み上げられてきた土台が違う)
        ぐ、あぁぁっ!
        (左拳が右の脇腹を打つ。空気が破裂し、衝撃で身体がくの字になって飛ぶ)
        (飛ばされた先は墓石、苔むした名も知らぬ墓に背より当たると故人を偲ぶ碑が砕けて割れた)
        ぁあ…く…! (常人であれば肌は裂け肉が爆ぜていたが、退魔礼装と妖魔の身体に助けられ治癒がはじまっていた)
        …は、はは。本当にデタラメだな……一体、どれだけの時間、その魔力を練り上げた…?
        (無事だったとなりの墓石を支えに、身体を起こし再び向き直る) -- トリス@(退魔スーツ) 2019-04-20 (土) 23:25:52
      • 430年(騎士は吹き飛ぶトリスへとゆっくりと迫ってくる、鎧から金属音が鳴らないのは内が完全に満ちているからか)
        (それとも騎士に見えているだけでそういった別種の存在へと変貌しているのか)
        始まりは魔界の深層が一つ、あらゆる記憶を代償としこの身は転生を果たしたが…そこから私の弱肉強食の世は始まった
        漂白された私を糧としようとする無数の有象無象と争い喰らい時に死したるアタゲイレブの声を聞く程に無惨に敗れる時もあった
        だがそれでも私はこうしてこの場に居る…その理由が貴公には分かるか?(問うように男の右手が差し出される)
        (だがそれはトリスに休む間を与える為ではない…上位魔族が故、ただその動作一つで指向性を持った高度な術式が展開されていく)
        (トリスの鼻にオゾンの不快な刺激臭と共に足元に強烈な魔力が発生しているのを感じられるだろう)
        (何らかの対策を行わなければ巨大な漆黒の雷がトリスの足元を切り裂き天へと走る事となる)さあ答えを
        -- ターゲス 2019-04-20 (土) 23:42:21
      • は、はは…
        (気の遠くなるような歳月、灰の時代にすら手が届く感覚は人間では計り知れない)
        ───信念だとでも? 魂の暴風雨に晒されながら自我を保てたのは、矜持や信念なくして出来やしまい
        (足元に生じる雷撃の魔法陣、加減は無しかと…困った相手に挑んだものだと自嘲し、手のひらを握る) -- トリス@(退魔スーツ) 2019-04-21 (日) 00:05:25
      • 大凡正解だ、そこに在ったのは慈悲(開かれていた男の手が握られればそこで術式は発動していたのだろう)
        (だがその手が握られる事は無く答を開示するかの如く開かれ続ける)
        敗者を喰らわず、あまつさえ救い、機会を与える慈悲が強者には許されるのだ
        それは私の孤独に確かな蒙を啓いた…寄る辺なきこの存在が慈悲に依って他者を救うのならば、全ての存在が慈悲を持つ可能性を示す事が出来るとな
        …我々はそういった存在だ、誰にも依らぬが故にあらゆるを示す存在だ
        ならば何故そこで自らを嗤う?…足掻け、それは孤独に敗北したと叫んでいるに他ならん
        (男の手が…握られた、しかし会話により術式に綻びが出たのか…それとも慈悲か、雷撃の魔力量は減衰しているようだ)
        -- ターゲス 2019-04-21 (日) 00:26:52
      • 身の丈を知ることも成長だ。…せめて、お前のようなバケモノには一矢報いて卒業をしたい
        (雷撃の雨が足元より生ずる。スーツを通して身を焼く痛みが走るが、堪えきれないというほどではない)
        (それ故、動くことができた。足元から生じる雷撃を避けるために墓石の上に乗り、その上を飛び石のように跳ねて進む)
        (今度は直線の動きではない、左右にステップを踏んだフェイントを織り交ぜて踏み込んで切り込むが)
        (彼の力に任せた拳をいなし、弾く剣戟。それは剣術部で培い、学び磨き上げてきた技術) -- トリス@(退魔スーツ) 2019-04-21 (日) 00:38:33
      • そうか、では精々私の首に手が届くよう背伸びをする事だ
        (諦めないその様子が酷く嬉しいのか声色に明るいモノが混じる…見下しているとも取れるがそれはどこか、優しさに満ちている)
        (だがそれとは裏腹にベアトリスを待ち受ける拳は強烈な殺意に満ちている)
        (空気の破砕音を響かせる人外の膂力から放たれた豪腕だが…確かに技によって力の流れを逸らされた)
        (だが男には動揺が無い…今度は確かにトリスの刃が男に届く筈だというのにだ)
        (それはこの鎧と魔族自身の肉体の強度を絶対とした自信、無策に切り込めば勇者の鎧とされるそれと上位魔族の強靭な肉体が刃を止める事だろう)
        今を超えろ(刹那、そう呟いた怪物は逸らされた拳を開きトリスを掻き抱かんとする…文字通り掴まれれば掻き出す程の力で)
        -- ターゲス 2019-04-21 (日) 00:57:50
      • (いつか川添が言った、自分よりも大きな怪物を相手とする動き。それは人間が強大な力を持つ存在を相手とするために生み出した技)
        (これまで彼女が相手にしてきた妖魔もまた体皮は固く、その剛腕は脅威だった。…それを思い出す。痛みが彼女の記憶と経験を揺り起こす)
        (手首を返し、振るわれるターゲスの手首を打つ。刃が通るなどとは考えない、彼の手首を打つのは一瞬のひるみと隙を生むため)
        (一華などがみせた東洋の剣術の小手打ちを真似た芸当だったが、踏み込み、動きを呼び起こす。小手打ちからの胴抜きの打ち込み -- トリス 2019-04-21 (日) 01:11:31
      • (硬質な音が二度響く、果たして相手をしているこの騎士は普段女が知っている男かと思う程の人を離れた硬度)
        (だがそれでも積みかねられた年月、新たに受け入れた妖魔としての力、そしてこの学園で培った年月が怪物に刀傷を負わせていた)
        見事…しかしただの猿真似では意味がない、残心の意味を忘れていては一華君が悲しもう…そら芯は残っているか
        (直後尋常ではない魔力が男の頭部に集中すると傷を意に返さず男は身体を僅かに捻り首を僅かに薙ぐように動かす)
        (それと共に鎧の隙間から燐光めいて見えていた男の眼光が…文字通り魔力のレーザーとなってトリスへと放たれた)
        (道中の墓を容易く両断せしめて光刃が迫っていく)
        -- ターゲス 2019-04-21 (日) 01:33:34
      • (猿真似、と言われればぐぅの音もでない。元より一華と剣を交え、彼女の技を思い起こしたもの)
        な───!?
        (再びのオゾン臭、眼光から放たれる光に絶句してしまう。予想だにしない攻撃に戸惑う)
        (だがソティスのソードビットのことを思い起こす。…小さくとも、弾く盾となる)
        (咄嗟的に太ももの短剣を抜き、放たれたレーザーを刃で返す)
        (祝福儀礼されたそれは魔力に対する抵抗を持つが、出力の差もあってぐにゃりと短い刀身がゆがむ。しかし反らすことはできる)
        (逆の手で投じるさらなる短剣が、短剣そのものを犠牲としながら軌跡を歪め男の目を、反らした反射が身を焼くかもしれない) -- トリス 2019-04-21 (日) 01:51:36
      • //と、おやすむ…! -- 2019-04-21 (日) 01:52:09
      • //お休みなさい! -- ターゲス 2019-04-21 (日) 01:55:16
      • (古来より視線には呪術的力がありそれらが発展した物を魔眼として神魔問わず持つ者は多い)
        (それがここまで、愚直なまでに純粋な破壊として用いられている事がこの男の極端さだが…やはり魔性は魔性)
        (聖別された短剣が兜の内へと潜り込めば収束していた魔力は霧散する、そして届いた短剣はというと…刺さっていたそれはどろりと溶けて抜け落ちた)
        (一方でその魔力レーザーの威力を示すが如く反射し鎧へ向けられた射線はその痕跡を赤熱化させる事で残している)
        ………私の出来る限りの不意打ちであったが、猿真似と言った先程の非礼は詫びよう…
        認めよう、君は魔の生、そして人の生と共に歩める事をな。…自覚はある筈だ、今キミは人の縁を以て私の前に立っているのだから
        魔性の身でそう在る君を見られた以上私としてはこの戦いに満足を得たが…君の内の熱はどうだ(そう口にしながら男はその手を背に負った剣の柄へと伸ばす)
        (つまりここからは魔人として相対するという意味だ、癒え始めている瞳がベアトリスの胸の内を探るかのように静かに見下ろしている)
        -- ターゲス 2019-04-21 (日) 02:32:35
      • こう見えても、みなが派手な技を使うから私自身思い悩んでいたこともあったんだがな
        (例え妖魔の身になろうとも、人間として培い磨き上げてきた技術や知識は捨てることはない)
        剣術部の顧問らしく、手品の類は止めてこれで語ろう
        (抜いていた剣を構えなおす。再び半身の姿勢、それは身体へと染み着いた姿勢だった)
        (だが身体が固いといわれた。気負いが、柔軟性を生かしきれていないと)
        (ユミルの言葉を思い出す。生半可な瞬発力では先ほどの二の舞だと)
        (息を吸う。妖魔の新陳代謝を最大にまであげ、体中に血液を行き渡らせる。妖魔としての力を無造作に使うのではなく、人として律すると)
        (呼吸が早まる。体温が火照る。体中が滾るのをぐっと堪え、ユミルの教えを思い起こして…“力はこめない”)
        (ぎりぎりまで脱力をして溜める。呼吸によって高められた体温と血流が最大に達したとき───)

        (紫電が線を描いた。雷光のごとき突きが、ターゲスの剣へと語る) -- トリス 2019-04-21 (日) 18:39:39
      • 承知した(銀の煌めきが世界を分かつ程に鋭く男へと迫ればキン…と澄んだ金属の音が一つ響く)
        (刃を阻むのは刃、男は神速の切っ先に対し刃先を当てる事で止めている)
        (それはこの男の膂力だけではなく剣もまた尋常のモノではない事を示していた、本来であればトリスが属している組織が躍起になってでも確保するであろう魔王を討滅した剣)
        素晴らしいな…自身を受け入れてまだ間もなくここまで人の技を以て引き出せるか
        だがまだだ、魔の肉体は人のそれを遥かに凌駕する強度を誇るが故にあらゆる困難な方法を可能とする
        (会話の最中に男の周囲の空気が歪む、それは男から発せられる熱が生み出しているものだ)
        肉体のままに任せるな、身体の内を通る筋の一つ一つに全力の呼吸をさせろ、魔性の限界を超えその領域すらも人の心で律しろ
        さすればこの様な技とて放てるものだ(せめぎ合っていた筈の剣を男は軽く跳ね除ければ今度は男の左から来る横一文字が)
        (否、それは最後の一振りであり実際は幾度もの斬撃が一息で放たれたのだ)
        (空間による認知が歪む程の超高速剣、唐竹、右袈裟、左切り上げ、左袈裟、そして横一文字の銀光が同時にベアトリスへと襲い来る)
        -- ターゲス 2019-04-21 (日) 20:02:00
      • (乾坤の一擲を止められたことに目を剥く。この一太刀ですら届かないのかと、諦めが過る)
        (だがターゲスの言葉が、折れそうになる彼女を逆に奮起させた)
        分かったような口を───!
        (高められた力が、左目をも熱くさせ赤に染める。妖魔の両眼が多重に迫る銀閃を捉える)
        (息を吸い、溜める。全身に行き渡る血の一つ一つが感じられるようだった)
        (直線の唐竹を身をひるがえし、左右の斬撃を剣を交互に重ねることで弾く。だが完全とはいえず、押されるような形で髪の端やスーツの切れ端が舞い飛ぶ)
        (紙一重、だがその差は埋めがたい。あの男のいる場所に剣を届かせるには、まだ足りない)
        (その横薙ぎを受けきることは…難しいだろう。それだけの圧があった)
        (故に、禁じ手だとは思うがあの男に届くにはこれしかないと口端を噛む)
        (構えを解く。それは横一文字を甘んじて受けるといった様相だった)
        (無論、この男が躊躇して剣を引くということはない。トリスに剣が触れようかというとき───)
        (その姿が消える。ターゲスはその消失に魔力の残り香を感じるかもしれない)
        (あるいは感じたことがあるかもしれない。その波長は、ユミル教員のものだった) -- トリス 2019-04-21 (日) 20:38:13
      • (正しく空を斬る、避ける事叶わぬ筈の最後の一閃が外れれば流石に目を剥くがその残り香を即座に感じ取り)
        …転移か(言葉少なに、眼前から女が消えたその意味を男は理解していた)
        (何故ならば男は既にユミルと剣を交えている…否、それ以前から空間支配を得意とする部下とは無数に手合わせをしている)
        (その経験が男から油断と驚きを拭い去り剣を構えさせた…対策は単純だ、何処に現れようともただ只管に斬るのみ)
        (その刹那を万全を以て迎えるべく剣を正眼に構えた男の魔力は、剣圧は指数関数的に跳ね上がっていく)
        (因我と呼ばれる邪法中の邪法、先程トリスが見せた呼吸法の果てとも言える人の技を以て人を超える術だ)
        (ある意味では奇策に対する最悪の罠とも言える単純がそこには在った)
        -- ターゲス 2019-04-21 (日) 21:00:31
      • (ユミルから譲り受けた魔道具、一度きりだが瞬間的な単距離の転移を可能とする)
        (ターゲスが剣を構えなおした直後、いや剣を振りぬいたときから───“彼女は背後にいたのかもしれない”)
        はぁああああああああああああ!
        (ターゲスが振り向くよりも早く、早くと一矢報いる最大の剣技を見舞う)
        (今の自分に神に祈る資格はない。が、あえてこの男には聖刻を穿とう)
        (魔界騎士のマントを十字に裂き、彼女は聖句を告げる)
        ───灰は灰に、塵は塵に! Devils Never Cry!
        (学園で培ってきたもの、教わったもの、貰ったものをすべて動員した…最後の一突きが背に迫る) -- トリス 2019-04-21 (日) 21:16:06
      • (だがしかし男は振り向かない、それは無防備に弱点を曝け出しているという事だろうか?)
        (だがそうではない事は男を注視していれば気付くだろう…後ろから見えていた筈の剣の切っ先が見えなくなっているのだ)
        (脇も先程より開いておりそこからこそ剣の切っ先が見えている、振り返るよりも早く抗する為のあまりにも見栄えが悪い実戦の一手)
        (そして先程トリスが男の魔力レーザーを弾いた時の様に今度は背に滑り込ませた刀身が会心の一撃を逸していく)
        (そのまま騎士は逸し切ると共に振り向く、背に向けられていた腕は即ち防御だけでなく反撃の為の力を込める為の捻り)
        (そしてその捻りはそのままに開放され…ベアトリスへと剣が触れる直前に静止した)
        …見事だ、この一撃ばかりは他に何を言う事も無い…
        防げたのは偏にその聖句によるものだろうな、…神無き世にこそ人の栄あると信じる私には限界を超えさせるに足る言葉だからだ
        (何処かバツが悪そうに男は呟く…それは女が注いだ想いと同じくこの男もがむしゃらに自身を見せてしまった事を意味していた)
        -- ターゲス 2019-04-21 (日) 21:47:12
      • (予想だにしない、ターゲスの背後を狙った剣戟。脇を通したその一撃に、これまでかと走馬燈が過るが…その切っ先が眼前にて止まっていた)
        は、はは…。いや私も背後から狙うなどとは剣術部としては褒められたものじゃない筈だ
        (もはやこれ以上、交える由はない。この男から、いや魔人から見事の一言を貰えれば卒業にたる資格ともいえる)
        (剣を鞘に納める) …ああ、神など本当はいないのかもしれない。この世は人のみが、人の情が常だ
        (妖魔となる際に得てしまった情欲、学園にきて学んだ隣人への友情。…人を動かせるのは人なのだ、と)

        だが一つ言っておく。…やっぱりお前は教師には向いていないぞ、加減を知らなすぎる -- 2019-04-21 (日) 22:05:54
      • さて…一華君辺りであれば搦手は慢心を招くとでも言うだろうが、私からすれば背後が弱点という事こそが間違いなのだ
        取るべき手は全て取ってこそ真に対等の戦いと言えるだろう…ベアトリス君のその在り方はむしろ好ましく思う
        (男も剣を納める、そして兜を外して見せた顔はなんとも満足げな表情だ…見たい物を見れたとでも言うように)
        (そしてその苦言に対しては苦笑を一つ見せて)であろうな、私もそれは実感している…だが魔界ではこれが茶飯事でな
        それだけ君の才が良きモノであるという事でもあるのだが…もし教会に戻らぬというのなら再就職先の一つに我等が魔界も一考に加えておいてくれ
        弱肉強食の世は力さえあればあらゆる思想あらゆる種を許す
        -- ターゲス 2019-04-21 (日) 22:20:14
      • 殺す気で教える教師がいるか。…教会には戻れぬが、弱肉強食の魔界というのも難があるだろう
        暫くはそうだな…世界を見て回るさ。私が思ってる以上に世界は広い
        また…ターゲス教員、貴方のような強者に出会うかもしれないからな
        (超える、という目標はできなかった。だが届いた、諦めなければ…手は届く)
        (そのことを教えてくれた教員に敬意を払い、握手を求めたのだった) -- トリス 2019-04-21 (日) 22:33:48
      • 殺した程度で死んでいては私の部下は務まらんからな、次があれば首の繋げ方を学んでくる事だ
        そうか、であれば君自身の答えを見つける事だ…私は孤独を是としたが君のその在り方ならば半魔に別の生き方もあるやも知れん
        善き出会いを期待している(そうして握手を求められれば鎧は霧散して普段のスーツ姿に)
        (素手を差し出す、握ればただ只管に剣を振った無骨な男の手が力強く握り返してくるだろう)
        -- ターゲス 2019-04-21 (日) 22:49:57
      • (魔を受け入れた男を敵視していたのも過去、自らも魔を受け入れた少女の行く先はまだわからない)
        (だが交わした握手、この経験が彼女にとって新しい人生の一歩になったことは確かだ)
        (無骨な手のひらだったが、熱がある。…人とは人種的なものではなく、在り方だろうと)
        (時刻はすでに夜、夜天の星が見守る中で一人の少女と一人の騎士は和解し、互いの道を進むのだった) -- トリス 2019-04-21 (日) 22:55:18
    • //というかたちでありがとうだお…! ターゲス先生強すぎる…! -- 2019-04-21 (日) 22:55:50
      • //こちらこそ楽しい一時をありがとう…生徒の手前頼れる所を見せないとね、仕方ないね -- ターゲス 2019-04-21 (日) 23:06:13
  • ・・・ターゲス先生・・その・・こんにちは(ぺこりと挨拶・・後ろを見て)ほらお姉ちゃん・・
     『・・・・・・(ソティスの影に隠れてちらちら見つつ)・・・ふんっ・・解決したから・・それだけっ(ぷいっとそっぽを向く)』
    もう・・・ -- ソティスとポトロ 2019-04-22 (月) 23:16:45
    • ああこんにちはソティス君、そしてポトロ(二人が別個に存在している事を見て取れば事前に察し)
      (男は優しく微笑む、嘘偽りなく少女二人のこれからを祝うように)これで私も安心して魔界へ帰る事が出来る
      ベアトリス君の次第によっては君達の卒業まで残る事も考えていたがその必要も無さそうだからな…予定通りとなるか
      -- ターゲス 2019-04-22 (月) 23:37:55
      •  『え・・・・・?』
        先生・・辞めちゃうんですか?・・・それは・・(ちらちらと姉の方を気にしつつ)・・寂しくなりますね・・
         『・・・(視線を逸らしたまま俯き、しゅんとする)』 -- ソティスとポトロ 2019-04-22 (月) 23:42:16
      • 元より一年の短期的な契約だったのだ、私の目的は地上に可能性の芽が未だ在るかや今後滅びる危険性の有無の確認だったからな
        そのための時間としては十分であったし…何より僅か一年で数名の部下が私の仕事に音を上げ始めた、戻らねばなるまい
        …ポトロ、こちらを見るんだ(諭すような静かな声)互いに望むのなら今生とはなるまい、だがそうでなくばこれが最後となる…伝え合うものは伝えねばならん
        まず家族を大事にする事だ、…それは私には無い感覚だがそれでも勇者として魔界の者達を救う過程で素晴らしい光景を目にしてきた…掛け替えのないものだ
        -- ターゲス 2019-04-23 (火) 00:05:06
      • 『何よそれ・・情けない部下だこと・・・』 お、お姉ちゃんっ
         『うるさいっそんな事・・言われなくたってわかってるわよ、父親みたいに説教垂れないで』
        ・・・(完全に意固地になってる姉に戸惑う・・ただ、心にもない事を言いながらも逃げないのは、それを否定して欲しがっているからだとわかって・・困ったようにターゲス先生を見る) -- ソティスとポトロ 2019-04-23 (火) 00:25:11
      • ハハハッその通りだ、まあ音を上げているのは事務仕事なのだが…永く現場で働かせ過ぎたな
        (意固地になるポトロを見れば男は視線を外し遠くを見る…その視線の先は揺蕩い何処にも向かっていない)父親の様にか、そう感じて貰えるならば幸いだが
        …君達には話していなかったな、私にはそもそも家族という存在が無い…遺伝子上も、過去も、記憶も、全てだ
        記憶は転生の折に削れ落ちこの身は魂の形に沿う様に命無き魔の胎より形作られたからな、家族…それどころか同族すら存在せん
        …だからこそ余計に家族である君達には善き結び付きを願いポトロにはお節介とも言える程にそれを願ってきたのだろう
        (そう語る男の声からは孤独はなんら感じられない、ただただ只管に強い意志だけが存在している…それでも、孤独はそれを言葉に出してしまうのだ)だから安心した
        -- ターゲス 2019-04-23 (火) 00:49:48
      • 家族が・・・ 『それは・・・ご心配をおかけしましたね・・・』 (拗ねたまんまの姉の様子ときっちり線の引いたターゲスの対応にむむむっと唸って)
        ・・・(むんずと姉の首根っこをひっつかんで) 『きゃっ!?』 えい!(ターゲスに押し付けるようにハグをさせる) 『や、やだっ・・ちょっと何すんの・・』
        (真っ赤になって慌てて抗議する姉に耳を貸すことなく、彼女を間に挟むようにハグをして)今まで、ありがとうございました・・・ -- ソティスとポトロ 2019-04-23 (火) 01:16:37
      • (ソティスのその行動に関してはまるで想像していなかったのか少し驚いた様子を見せながらも受け止める)
        (それはこの男と少女達の根本的な違いなのだろう、傷ついたモノを勇気づける事はあってもこの様な平時にこうした行動を取る事が無い)
        (それをこの瞬間に自覚したのか男は苦笑を浮かべつつその左手をソティスの背に、右手をポトロの後頭部へと添えてしっかりと抱き締める)
        こちらこそありがとう、私も君達のお蔭で何かとても大事な事を…分かった様な気がする
        (鋼の如く鍛え抜かれた身体へと押し付けたポトロの耳に囁く)私は君達に…いや俺はポトロに幸せになって欲しいんだ、それはずっと変わらないよ
        あの時は言葉に出来なかったが…俺の強くなって欲しいとは幸せになって欲しいなんだ、だからあの時君をこうする事が出来なかった
        だが…ああ、こうすべきだったんだな(謝罪の意の含んだ優しい声が二人の耳に注がれる)
        -- ターゲス 2019-04-23 (火) 01:33:25
      • もう・・・先生鈍すぎです・・・お姉ちゃん・・ずっとこうして欲しかったんだから・・
         『や・・やだって・・やめて・・・(暫くじたばたもがいていたが・・しっかりと抱きしめられればあっさりとしおらしくなって)』
         『・・・(男の力強さと温もりを感じながら囁く言葉を聞けば、頑なになっていた心が氷解していく)・・う・・うぅ・・・言うのが遅過ぎよぉ・・・ばかぁ・・』
         『(ぐしぐしと涙をこぼしながら離れたくない、まだまだ教えてほしい事がいっぱいあったのにと素直な言葉を漏らして)』
        ・・・(そんな姉の背をそっと撫でて慰める)
         『(やがてゆっくりと離れれば)・・・ありがとう・・今まで・・・・本当にありがとう先生・・・最後に・・・その・・・おとうさん・・・・って・・呼んでも・・・いい?』 -- ソティスとポトロ 2019-04-23 (火) 01:59:21
      • それに関しては諦めたまえ…生まれも育ちも朴念仁の極みだ、そちらは今暫く鍛えねばならん
        (冗談めいて言いながらもその気持をきちんと伝えるように男もポトロの頭を優しく撫でて)
        これからは一人の生徒として…ソティスの姉として学んでいくんだ、私が居なくても十分にやっていけるさ
        (そして離れればその視線を合わせ、その願いに対し…静かに微笑むと頷いた)
        (それと共に両腕を開く、今度はソティスによるものではなくポトロ自身が抱きつけるように)…だが、最後かどうかはポトロ次第だ
        (もし抱き着けばその言葉の意味を知る事となるだろう、記憶への転写魔術…男の居る魔界の入口、会う為の楔、それらが刻まれる事となる)
        -- ターゲス 2019-04-23 (火) 02:15:46
      •  『うん・・うん・・・っ(涙を湛えながらこくこくと頷き言葉を聞いて)』
         『・・・っ・・・おとうさんっ・・・(親の愛に飢えていた少女が初めて人に対してその呼称を使う・・しっかりとしがみ付き、その温もりを感じて)』
         『・・・これ・・は・・・うん・・・わかってる・・必ず会いに行くんだから・・・その時までに、その鈍さ治しておきなさいよ?(くすっと泣きながら悪戯っぽく笑って)』
        ・・・(良かったと胸を撫で下ろす) -- ソティスとポトロ 2019-04-23 (火) 21:58:52
      • うん、ポトロ(そこに込められた愛情は本当の親から見ればあまりにも拙く辿々しいものなのだろう)
        (だが家族も無く同じくする種すら無いままに400年を正義と友愛に費やした男のモノとしては十分に愛情たる感情が込められていた)
        努力はする(一方で鈍さに関しては歯切れが悪い…ただそれもこの場を和ませる為の話術も含まれているのだろう)
        ソティス君も良ければ何時か我等が魔界に訪れてくれたまえ、私達が守る階層であれば胸を張って安全で善き世界だと言おう
        君達と出会えて本当に良かった、…またいつか
        -- ターゲス 2019-04-23 (火) 22:43:22
      • はい・・その時はきっと、お姉ちゃんと一緒に行きます・・(しかと頷いて答えて)
         『(こちらもようやく離れて)うん、またいつか・・・えへへ・・・帰る時は、お見送りくらいさせなさいよね?』
        (兎に角今日は仲直りした事を報告しに来ただけなのだからと頷くと別れを告げて帰っていった) -- ソティスとポトロ 2019-04-23 (火) 22:57:20
  •   -- 2019-04-24 (水) 01:35:56
  •   -- 2019-04-24 (水) 01:35:56
  • (小さめのボストンバッグに教育者として用いたモノを詰めていく)
    (背負えば酷く軽い…家庭科の教員として積み重ねたモノなどこの程度の量なのだ)
    (だがそれでも確かに存在を示すその重さが何処か妙に愛おしく感じる)
    さて…それでは帰るか(魔界へと帰るべく何も無い空間へと手を翳す)
    (しかし直通の門を作り出すのはどうにも味気なく感じたのか開いていたその手を握り)
    …学園が見えなくなるまで歩くとしよう
    (そうして徒歩で学園の門へと向かう、道中生徒や教員達に軽い別れの挨拶を交わしていく)
    (その道中これまでの日々を思い返し…この学園の今とこれからに想いを馳せ微笑む)
    (門へと辿り着けば笑顔のまま振り返り)
    それではお世話になりました
    善き未来を、そして何時か我等が争う時貴方達が生き残れる程に強き命となりますよう
    (永き生の中瞬きの如き穏やかな時間へと男は別れを告げた)
    -- ターゲス 2019-04-24 (水) 01:36:07

Last-modified: 2019-04-24 Wed 01:36:07 JST (1801d)