名簿/476096

  • (一人の女が居た 復讐に燃えた女が居た 沢山の者を傷つけ、沢山の者に傷つけられた女が居た) -- 2012-04-13 (金) 02:35:34
    • (多くは語るまい) -- 2012-04-13 (金) 02:35:45
      • (一人の女が居る 愛を育む女が居る 一人の男を愛し、一人の我が子を育てる女が、その町に居た…) -- 2012-04-13 (金) 02:36:33
  • 卒業おめでとう。そして、今までありがとう。俺からの最後のホワイトデーは、花見団子
    この4年間で俺の人生はきっと大きく変わった。みんなのおかげ
    ありがとう。本当に、本当にありがとう。……達者でな
    うまくいったようで、俺は心残りがなくなったよ -- サツキ 2012-04-12 (木) 21:51:26
    • こちらこそ、だ ・・・最弱の貴様がどれほどまで行けるか、この地に残り楽しみにしている (やつれた顔で少し笑う しかし、それは優しい笑みだった) ありがとう、さつき -- カスミ 2012-04-12 (木) 22:15:30
  • よっす! 俺はレオ・ネームレス!養成校の奴ら全員と友達になる男だ!! よろしくっ!! -- レオ 2012-04-10 (火) 03:53:41
    • ・・・あと3ヶ月だが、宜しく?(きょとんとした) -- カスミ 2012-04-10 (火) 13:21:52
      • そうなんだよねー……そしてそういう反応だよねー! まぁでも自分に課した目標なんでな! ともかく、よろしく! -- レオ 2012-04-11 (水) 01:01:16
  • (ステージで歌ったので満足げ) -- カスミ 2012-04-09 (月) 01:25:21
  • 卒業後どうするかの進路調査の紙が配られた、街を出る、出ないの欄が一番上にあるのでそれを選べばいいらしい
    もちろん何をするかも()で記入できるようになっているが、特にない・面倒なら書かなくてもいいらしい -- 2012-04-07 (土) 10:04:36
    • ・・・(本格的に悩んでいた) -- カスミ 2012-04-07 (土) 17:07:24
      • なんだ、お前も悩んでるのか?(ひょこっと顔を出す。手に何か覆いのかかった皿のようなものを持って) -- サツキ 2012-04-07 (土) 17:10:07
      • も、という事は…貴様も悩んで居るのかえ サツキ? (寮共有のコモンルームに居た女 その手には進路調査の紙)
        どうにもな 元々、この養成校に入った理由も、冒険者になった理由も アレ だからな… -- カスミ 2012-04-07 (土) 17:16:38
      • そういうことだ
        しかしあれだな。なれないことに頭を使うと甘いものがほしくなる。というわけで、食べるか?(皿を机に置いて覆いを取る。中身は黒蜜あんをかけた草餅だった) -- サツキ 2012-04-07 (土) 17:21:33
      • あら、風流ね ・・・秋の初めの草もちは、旬の物だ (嬉しそうに笑えば、素直に好意を頂く 草もちを添えつけの楊枝で刺し、黒蜜をつけて口に運ぶ)
        ん、美味しいわ (微笑んだ笑顔は、始めの頃と違う穏やかな女らしい表情 最近は特に、随分と普通の女らしい所作になってきた) -- カスミ 2012-04-07 (土) 17:32:39
      • 本来なら3月に作るはずだったんだがな。色々あって今月にずれ込んだ、すまん
        …ほら、先月にはあれの討伐もあったことだし。お褒めにあずかり光栄の至り、だ(ニ、と笑い返す) お互い、やりたいことが見つかれば良いんだがな -- サツキ 2012-04-07 (土) 17:40:57
      • 元より、バレンタインで配っているわけでもなし、遅れたからと怒る筋合いでもないぞ?(謝られて眉をあげ)
        あの討伐は骨が折れたな しかし、一先ずは落着か 後は、仁義とノアのこれからを見守らねば(甘味を飲み込めば、首を傾げて しかし、やりたい事、と言われれば、不意に頬に朱が差し込んだ)
        いや、まぁ、やりたい事、は、あるのだがな…進路とは、違うが… -- カスミ 2012-04-07 (土) 17:46:02
      • ほう(片眉を上げる。半ば自分と同一視しているこの武芸者にとって、生きることを見つけたというその言葉はまさしく我が事のように嬉しい)
        良かったじゃないか。差し支えなければ教えてくれないか? -- サツキ 2012-04-07 (土) 17:49:49
      • いや、別にそう、面白い事でもないぞ 人が聞いても、だな・・・(へどもどしながら言葉を返す 段々と赤くなれば、嬉しそうに話を待つ皐月を見)
        その、なんだ ・・・共に、居たい相手が、出来たからな 卒業後は、その者の、そばに、居ようか、と・・・(つまるところ、恋であった) -- カスミ 2012-04-07 (土) 17:59:23
      • いや、それは十分に面白い。……あ、いや、お前を見世物にして楽しもうとかそういうことじゃなくてな。俺にも応援させてくれとか、そういう意味だ(言葉を返してからそれが誤解を招きかねないと思ったか、あわててそう付け足して)
        相手は聞かないが、カスミは魅力的だ。俺が保証する。相手と触れ合って、自分のことを知ってもらって相手のことを知っていったら、あとはその気持ちを素直に相手に伝えるだけだ -- サツキ 2012-04-07 (土) 18:10:21
      • (面白いと言われて、じろりと見上げるが、すぐにまた恥かしそうに目を伏せる)
        そ、そうか ・・・うむ、だが、そのな まだ、言ってしまうと相手を困らせると思うのでな・・・まだ、我慢しておる
        サツキよ、教えてくれ 男は、例えば、女に何をしてもらうと嬉しい? -- カスミ 2012-04-07 (土) 18:44:40
      • 何をされると、か。そうだな……(しばらく考える)
        手料理。これだな -- サツキ 2012-04-07 (土) 18:46:09
      • 手料理か・・・ (ふむぅ・・・) -- カスミ 2012-04-07 (土) 18:50:01
      • 料理は苦手か? -- サツキ 2012-04-07 (土) 18:55:16
      • いや、一通りは出来るが・・・ そう言えば、彼の味の好みも、まだ知らぬ・・・と想ってな
        (しまった、と言う顔をする 情報を集めるに長けていた女も、恋ともなると頭が鈍るようで)
        (すっと立ち上がれば、)調べてくるぞ!有難うサツキ(ぐっと拳を握れば、早速窓を開け、そこから飛び降りようとして)
        ・・・(はっとしてから、気まずい顔をサツキに向け、そっと窓を閉め)行ってくる・・・(ちゃんと扉に向かうな避けない姿) -- カスミ 2012-04-07 (土) 18:58:36
      • (その様を見て思わず苦笑する武芸者)
        がんばってこいよー -- サツキ 2012-04-07 (土) 19:01:04
  • (カスミがふと路地裏に入ったその時、見知った姿が見える。)
    (赤いジャージを着たその姿は、見間違えようもない、あの悪鬼の姿だ。男はにやついた顔で、その先にある廃墟へと姿を消していった。)
    (以前以上の禍々しい雰囲気を纏って)// -- ??? 2012-04-04 (水) 23:57:20
    • … (何も言わず、何も思わず しかし、成すべき事を知るものは、そっと影に沈んだ) -- カスミ 2012-04-05 (木) 23:39:36
  • // -- 2012-04-04 (水) 03:01:14
    • // -- 2012-04-04 (水) 23:22:24
      • // -- 2012-04-04 (水) 23:49:02
  • (当ても無く、養成校の近くの路地裏を歩きまわっている 人探しの為だ)
    (カスミが女子寮を引き払ったと聞いた ちょうど、自分の所に狐面が現れた後の事らしい)
    (この良すぎるタイミングは、恐らくは自分の想像が正しいであろうことを予測させる カスミが養成校の生徒を襲う理由を知りたい)
    (そして、それで苦しんでいるのなら、助けてもあげたい 自分のエゴかもしれないが うさくんは何か知っているようだが口は割らないだろう)
    (それに、人探しをする理由が、つい最近、もう一つ増えたのだ もう一人、行方をくらました自分の大切な人を探す為 今日も当ても無く路地裏をさまよう) -- ネーア? 2012-03-29 (木) 22:15:46
    • (自分を追う者が居ると聞いた それは、人相からして、一人に絞られた 嗚呼、と嘆息する やはり、やはり)
      (逃げられぬ 相手が思う事が判っているから 助けたい、と、そう言ったから その後に、自分は彼女を傷つけてしまった 怖くて、振り切るために)
      (部屋で一人、狐の面を眺める つるりぬるりとした、皹の入ったそれ 人を傷つけていた、己の顔 其れをそっと撫でる 目を閉じる)
      ・・・逃げられない 逃げてはいけない 例え、恨まれても、例え、たとえ・・・(例え、殺されようと それが、せめてもの・・・)
       
      (ネーアは、毎夜彷徨っていた 歩き疲れ、探し疲れ、失意に打ちのめされて その脚が、また虚しく家路を辿るころであった)
      (白面が闇に浮かぶ 一瞬見えた其れは、すっと路地裏に向かう 追えば、まるで導くように奥へ、奥へ)
      (追えば辿り付く、袋小路 三方の建物は全て、窓をそむけている、袋小路 そこに一つ、臙脂の影があった) -- カスミ 2012-03-30 (金) 19:07:37
      • (帰り路、闇に浮かぶその面を見つけて、最初に感じた感情は安心。まだ、カスミは生きていてくれたのだと)
        (だが、当然次に浮かぶは焦心。あの面を持って己をいざなうと言う事は、まだ、救われてはいないのだと 狐面を追う 路地裏に誘われても構うものか)
        (罠が張り巡らされていようが、己の命を狙われようが、追わなければならない。そして、聞かねばならない 彼女の真意を)
        ……(走って乱れた息を整えつつ、袋小路の奥、立つ影に目を向ける)……カスミ…?(確信にも近い相手の名を、呼んだ) -- ネーア? 2012-03-30 (金) 23:49:41
      • (背を向けたまま、ぼんやりと立つその姿は、酷く薄く見えた 名を呼ばれ、遅れて振り返る狐面)
        ネーア・キホーテ (最初にまず、問う声であった) 違うのであったなら、貴様はどうする?
        そして、・・・そうであるならば、どうする?(身を振り返る その手に、刃はない) -- カスミ 2012-03-30 (金) 23:59:45
      • …違わない。(最初の答えに、断言を返す)友達を、見間違えるもんか。あの体つき、そして…問いかけは、お前がカスミだって言ってる。
        (振り返る狐面に、今度は言葉を詰まらせる)……カスミだったら………聞かせてほしいんだ。なんで、こんな事をしてるのかって。
        そして、その理由によっては…(一度言葉を切る どう言ったものか一寸悩んで)……助けてあげたい(漠然とした言葉を、しかし本気で、カスミに投げかけた) -- ネーア? 2012-03-31 (土) 00:04:59
      • (ネーアの否定に、ぴくん、と肩を震わせた 面の奥の表情は見えない しかし、殺気はなかった)
        助ける、と言ったか(揺れる声 少し笑う 嘲る様に言おうとしたが、僅かに声が上ずる) 貴様を殺そうとした者を?
        助けようと伸ばした手が、断ち切られるかもしれない 抱こうとした胸に、刀が刺さるかもしれない それでもか
        それでも、助けたいとそう望むのか、ネーア・キホーテ なぜ…(息を飲み込む)そんなにも、強い -- カスミ 2012-03-31 (土) 00:30:27
      • そうだ…助けたい。友達が困ってるなら、助けたいって思うのは……変か?(上ずる声に、相変わらず本気の色を見せた声を返して)
        殺そうとされたって構うもんか、殺されるのは…怖いけど。でも俺は、カスミを信じる。信じられる。…これは強さじゃない、俺は強くないよ、カスミ(ふ、と笑って)
        俺はただ、友達を信じてるだけだ。学校生活で、少しかもしれないけど。付き合っていれば…少なくとも、俺は感じられたんだ。(そう、カスミは。この狐面の奥の女は)
        ……カスミは、優しい人だって。そう、感じたから…信じられるし、助けたいって思う。これは強さじゃない…友達を信じてる、それだけのことだ(一歩、カスミに近づく) -- ネーア? 2012-03-31 (土) 00:39:06
      • 変だ(きっぱりと言い切ってから、俯く)変に決まっている ・・・この手には、まだ、貴様を切った感触が残っている それなのに、切られた者が、そんな事を言うなんて
        (自分の手を見つめ、其れを面に当てる)優しくなんかない 優しかったら、あんな事はしない 信用に足りるような、人間じゃない 私は…私はっ!
        (足を進めるネーアにあげた顔 外した面の奥、涙を零す) 一人じゃない、ネーア以外にも、沢山の人をこの手にかけた
        今更、今更許されるはずがない!・・・そうだろう、ネーア(ネーアが見る級友の顔は、いつもの優しい微笑でも、暗殺者の険しい顔でもなく、ただ、怯えていた) -- カスミ 2012-03-31 (土) 00:55:21
      • // -- 2012-03-31 (土) 01:00:46
      • 変かな?(んー、と真面目に考えだす)…別にいいと思うけどな。俺だって、本気でぶん殴ったりぶん殴られたりした相手と仲良かったりするし。
        優しいって(安心させるような、優しい、穏やかな声色で)優しいさ。でなきゃ、今やってる事に、そんなに悩んだりしない。
        (また一歩歩み寄る 涙をこぼすカスミに向かって)…俺だって、殺した事くらいはある。許されるかどうかは、俺が決める事じゃない(また一歩)
        …許すのは、きっとカスミ自身だ。カスミが、今の自分を許せないなら…(許せないなら)……死んだ方がいい、って、カスミはきっと考えてたはずだ。
        (そう、彼女の戦い方は、明らかに自分の死を望んでいた)……そんなのは、絶対に違う!(ここで初めて、語彙を荒げる また一歩、近づいて)
        死ぬ事なんかで、許しなんて得られないんだ!もっと、多くの人を悲しませるだけだ…俺とか、カスミを心配してくれる、みんなに。
        だから、許されたいなら…許されるように、カスミが努力すればいい。殺す事で得る不毛な満足じゃない、きっと、助けることで得られる高潔な満足感を…カスミだって、得ることができる。
        ……(歩みを止める 一足一刀の間合い)……きっと、カスミは…辛いことがあって、こんなことをしてるんじゃないかな。俺の勝手な推測だけどさ。
        だけど、もしこんな事をするのが、嫌なら…やめればいい。申し訳ないと思うなら、謝ればいい。取り返しがつかないなら、新しく歩み出せばいい。後悔しても、何も生まれないよ、カスミ(腰を軽く曲げ、視線の高さを合わせて まるで、幼子に諭すようにして、カスミに言葉を投げかけた) -- ネーア? 2012-03-31 (土) 01:04:58
      • ただの喧嘩じゃない! ・・・私は、本気で殺すつもりだったんだぞ?! 悩んだとて、行為は、罪は変わらぬ 私は、傷つけて回った・・・!
        (涙を零しながら強く言葉を叩きつける まるで意地を張る子供のように、拙い拒絶 進む一歩一歩を、止められない ・・・止まらないで)
        私は、冒険者を・・・過ぎた力を持つ者が、いない世界を・・・っ(荒れたネーアの語気に、ビクッと言葉を止める そして、濡れた目でじっとネーアを見る 言葉を失くす)
        ・・・(そして、ネーアの言葉を聞く その言葉の温かさに、優しさに それは、日の当たる場所にもどれと、伸ばされた手であった 其れを振り払って切り付けたあの日を思い出し、1度強く目を閉じて)
        ・・・貴女なら・・・(目を開け、言葉を零した 言葉よりも沢山の気持ちが目に滲んで、零れた)・・・そう言ってくれると、思っていた(目線が逢えば、こちらも微笑んだ 悲しそうな、嬉しそうな、恥かしそうな 子供の笑顔であった) -- カスミ 2012-03-31 (土) 23:53:06
      • (さらに一歩。相手の笑顔に、鏡になるようにこちらも笑顔を見せる それは、16歳の少女が見せるには余りにも、母性が溢れていた)
        (総てを赦せそうな、優しい表情で手を差し出す)…償おうぜ、カスミ。きっと、カスミには辛いことがあったんだと思う。
        でも、その後どう生きるかって選択を一回間違えちゃったんなら、今度は正しい道を選択すればいい。間違えた行動は、償えばいい。
        それにきっと、カスミは、もう充分に…罰は受けているから。襲撃をずっと続けていて、それはカスミにとって、辛いことだったはずだ。
        だから……胸を張って、生きてもいいんだ。カスミ(涙をこぼすカスミの前に、手を差し出す その手は掬いを示すように) -- ネーア? 2012-03-31 (土) 23:59:23
      • (年下のその少女に、母の面影を見た 生きていた頃、母はよくこうして、微笑みかけてくれていたから それは、相手の全てを受け入れる『母性』であった)
        ・・・まだ、どう償えば良いのかは分からないけれど ・・・(その手を取り、握った 泣きながら微笑み、)ごめんなさい そして、ありがとう、ネーア
        (私はきっと、誰かにこうして許して貰いたかったんだと思う そう、心の中で思う 烏汕に諭され、サツキに助けられ、今、ネーアに許された 嗚呼、)
        此処は、この世界は・・・なんて眩しいんだろうな、ネーア(殺意の鍍金がはがれた笑顔は、子供のように柔らかかった) -- カスミ 2012-04-01 (日) 01:09:46
      • (握り返された手を、引いて、カスミを自分の胸に抱きしめる)…いいんだ。許されても、いいんだよ。カスミ
        (償いの方法は、今から考えて行けばいい 少なくとも、この学校にはそんなお人よしが一杯いるから)…眩しい世界の中で、カスミも一緒に生きて行こう。
        俺はまた、カスミと一緒に…学校に通いたいよ(胸の中の、自分よりも年上であるはずのその身体は。今だけ、幼子のような笑みを見せて、まるで生まれ変わったかのように)
        (助けることができた それは、自分ひとりの力じゃなくて、うさくんや、他の生徒のみんなのおかげでもあるけれど。この級友を助けられて、本当に良かったと心から安堵した) -- ネーア? 2012-04-01 (日) 01:15:04
  •   -- 2012-03-29 (木) 21:26:17
  •   -- 2012-03-29 (木) 21:26:14
  •   -- 2012-03-29 (木) 21:26:11
  •   -- 2012-03-29 (木) 21:26:08
  •   -- 2012-03-29 (木) 21:25:54
  • (噂を聞き込み、それらしい場所を探し、午前中から出歩いてもう日も翳りかけて、それでも足を止めない。そもそも、武芸者が忍者を探すことに無理がある)
    (逆に言えば、この身の丈190cmを超える武芸者がうろついているのを見つけることは忍者にとっては簡単だ。とても簡単だ) -- サツキ 2012-03-26 (月) 06:45:42
    • (忍びの事を聞き回っている者が居る 一人ではない 少なくない人数を襲ったのだから、そうだろう)&br ;(そういう手合いは闇に討ち、余計な詮索を切り上げさせていた 興味本意、野次馬根性、蛮勇が故の捜索が多かったからだ 言葉を交わそうとも思わなかった)
      (だが、今回は少し違った 何度も剣を交え、傷つけた上で、なおも己をおう男の噂であった …何故諦めないのだろうと思う)
      (故に、噂を流した ある裏路地の袋小路 その辺りで狐の面を見かけたと 信じるか否か) -- 2012-03-26 (月) 11:31:00
      • (結論から言うと、武芸者の探し方は下手だった。それゆえ忍者からのリアクションを待っていた向きは確かにある)
        (流れてきた噂は待ちかねたもの。噂に流れたその袋小路へ、急いだ) -- サツキ 2012-03-26 (月) 23:02:01
      • (果たして、そこに女は居た しかし、同時に先客も居た 皐月が酒場で見た事がある男たちだ 冒険者 ごろつきに近い人種であった)
        (ぼんやりと立つ着物袴の女を取り囲み、下卑た罵声を浴びせ、卑猥な文句を垂れる 噂を聞いて賞金狙いに来た男達が、女を見て侮っているようだ)
        (女が何かを言う 短い言葉だが、笑っていた男達がぴたりと止まる そして、男達は女に襲い掛かった!)
         
        (サツキは結果、止められなかった 止める間もなかった)・・・(女を中心に、三日月 無手であった女の手には、いつの間にか抜かれた刀があった)
        (サツキには、何が起こったかがわかった 居合い一閃一文字 男達はぐうの音もあげずに地に伏したのであった) -- カスミ 2012-03-27 (火) 17:31:14
      • (一瞬辛そうな顔 それでも、止めない。決めたばかりだ)
        ……カスミ(声をかける) -- サツキ 2012-03-27 (火) 17:59:46
      • (声に、遅れて顔を向ける 浮かべたのは微笑みである 焼肉パーティーや、他の時に見せたような、生徒としての)
        御機嫌よう、サツキさん こんな所でお散歩でしょうか(血が滴る刃をそのままに、首を傾げた) -- カスミ 2012-03-27 (火) 18:04:01
      • 散歩、じゃないな。お前に会いに来た
        いきなり姿を消すんじゃない。最初返り討ちにでもあったかと思って慌てたぞ、俺は -- サツキ 2012-03-27 (火) 18:07:32
      • あら、光栄ですわ 殿方にそんな事を言っていただけるような事をしたかしら、私(頬に手を当てて微笑んだ 返り血で汚れるが、気付かぬのか、気にせぬのか)
        (しかし、皐月の言葉に、光の薄い目を細める)その様なヘマをするものかよ(切り替わる口調 同時に生まれる違和感 この姿で膨らませる、襲撃者としての殺気) -- カスミ 2012-03-27 (火) 18:14:32
      • ……噂が絶えていないところを見ると、そのようだな(殺気に気づく。表情が歪んだ。悲しそうな……もっと言えば、泣きそうな顔)
        ……やる、のか -- サツキ 2012-03-27 (火) 18:18:02
      • 嗅ぎ回って居ったのは貴様であろ? その腑抜けた顔はなんだ そのつもりで来たのであろうよ
        (殺気が剣気に変わる 構え無きまま、構えが成立する それはサツキと同じ居合いの身付 忍びの技とは違う業) -- カスミ 2012-03-27 (火) 18:22:49
      • 会いにきたと言ったろう。何が悲しくて友人と殺し合いなぞ……!!(せにゃならんのだ、と叫ぼうとしたところで気づく。今眼前の少女が発しているのは殺気ではない)
        ……わかった。付き合おう。鳴神抜刀流、蔵原皐月だ(鯉口を、切る) -- サツキ 2012-03-27 (火) 18:32:50
      • (鯉口を切るサツキと同時、鞘元を見せぬように半身に立つ女 きちん、と小さな音をたてて切る鯉口)
        (自然体である 構内で見かけた時のように、少し胸を張りすっと背筋を伸ばした佇まいは、しかし、今ははじけそうなほどに、気が張り詰めている)
        (サツキが動けば、その分、じわりと足の指分の動きで対応する 間合いの切っ先がこすれあい、じりじりと鬩ぎ合う 空間が歪むほどの、気勢の応酬)
        (軽量速襲の忍びの時とは違う、重厚遅狙の間合い取りである ともすれば、こちらの方が・・・純粋の技能としては、忍びの技よりも、上か) -- カスミ 2012-03-27 (火) 19:38:13
      • ……三日会わざれば即ち刮目して見よ、だな(きん、と。音で表現するならそんな気配)
        (どこかに友人を傷つける迷いのあった武芸者の心はその気に洗われるように張り詰めた)
        (なんとなれば、その気勢はまぎれもなく武芸者のものゆえに)
        (となれば、これは友人同士を傷つける類の物ではない。襲撃者と、それに抵抗するものでもない。これは、武芸者同士の技量を競う尋常な勝負であった)
        (唐突にサツキの姿がブレる。静から動へ。いっそ閃へ。体躯からは想像もつかない動きで、男の身体がカスミに迫る) -- サツキ 2012-03-27 (火) 20:01:33
      • (それに返したのは、抜く手も見せぬ抜刀唐竹一閃 大柄な皐月の脳天から真下に走る、殺気 しかし、では、刀身はどうか)
        (半身抜きである 放たぬ居合い、ぶつけたのは闘気 読み合いの中の一瞬のフェイント ぐんと一歩すり足踏み込めば、背を見せる程の溜めを見せ、刀身を納める一瞬の動き)
        飛燕抜刀(目が、疾風を纏うサツキに絡む 皐月の動きが、見えている!)霞斬りッ(『虚』である抜き打ちで惑わせ、放つ『実』は逆袈裟一閃!) -- カスミ 2012-03-27 (火) 20:07:29
      • (真上からまさしく雷のように走ってくる殺気に対し、武芸者は足捌きでもって対応する。殺気はあまりに鮮烈で、武芸者はそれがフェイントとは思っていない)
        (最初の立合の時にも見せた波のような体重移動。迫る中で一瞬右に寄るだけで、彼の身体はひとつ分右にあった。そこでようやく頭上からの殺気がブラフであったことに気づく。本命は……まだ来ていない)
        ――一閃!(すでに右手は左腰の打刀の柄に在り、右の小太刀に防御を担わせていては間に合わぬ)
        (それゆえ、彼は当初からの予定であった抜き打ちの一閃をそのまま放つ……ただし、その軌道だけを変えて。逆袈裟の一閃の軌道を読みきり、そこに自らの一閃をぶつけて防御しようというのだ) -- サツキ 2012-03-27 (火) 20:20:17
      • (獲った、と思う 殺気に導かれるように避けたサツキに迫る一閃 しかし、)!(飛ぶ火花である 互いの顔に、欠けた鉄片が当たる 女の頬に一筋の赤)
        アレを止めるかよ(眼が良ければ、動きも良い 舌打ち交じりの賞賛を漏らす しかし、そのままさらに、ぐっと前に足を滑らせる)
        (普段であるならば、男女、体格の差もあいまって、鍔競では負ける しかし、咄嗟に軌道を変えた皐月の剣には、体重が乗っていない)
        (故に、女の全力を持てば、其れを押しやれると踏む)
        いやあああっ!(気合一閃 返す刃 重なった皐月の刀の刀身を滑りあがるように、刀の命、左腕の握りに突きを放つ!) -- カスミ 2012-03-27 (火) 20:35:18
      • (その動きに対し、サツキからの抵抗は、なかった。むしろその逆だ。脚から力を抜く。自分から倒れこむ)
        (力のベクトルをそらされた刃は上滑りし、左腕を浅く抉るに留まった。そしてその左腕が、カスミの突きの右腕を、掴む)
        (そこで再び下半身に力がこもる。すでに倒れかけている自身の肉体を軸に、横回転。カスミを巻き込んだそれは、変則の背負い投げ!) -- サツキ 2012-03-27 (火) 20:52:56
      • (伸びる突き その下に、傾く皐月の巨体が隠れた 驚きに目を見開いた女の刃に、薄く塗られる血糊 浅い!)
        くぅっ(引く突きは早く しかし、皐月の手はそれ以上に速く 一瞬の硬直 それが隙であった 懐に、男の背中)
        (女にしては重い体であるが、男からすれば其れはまるで抱え荷物の程度 流れるような回転に巻き込まれた女は、背から落される 受身は取るが、息が詰まる)
        かはっ!く、おおっ!(しかし、仰向けのままに振るう右手 その手には、研ぎあげられたクナイ 顔を、狙う!) -- カスミ 2012-03-27 (火) 21:25:48
      • くっ…!(しめたと思ったのもつかの間、振るわれるクナイ。男は女を組み敷いた直後ゆえ、大きな回避運動ができない。とっさに顔をそらすのが精一杯で、クナイは容赦なく食い込んだ)
        (ざす、と音を立てて頬に傷が刻まれる。体重をかけたのは、ちょうどカスミの腹の上だ。いわゆるマウントポジション、というやつで)
        (傷から吹く血がぽたりとカスミの顔面に滴る。それを追いかけるように、左の拳がカスミの顔面に迫り)
        ……許せよ(気づくだろうか、青年の左の人差し指の根元に、カスミに覚えのない、不似合いな装身具……指輪があった。それが、強烈に発光する。薄闇に慣れた瞳の眼前に、熱のない小さな太陽)
        (衝撃はその後からきた。光と拳二段構え。顔面を掠めるような拳は脳を、そして意識さえも強烈に揺らす) -- サツキ 2012-03-27 (火) 21:51:36
      • (返り血が女の頬に落ちる 仕損じたと知れば、その手の中で素早くクナイを回し、2撃目を突き立てんとした)
        (しかし、その眼前に止まるこぶしに、一瞬こちらも動きが止まる 何を、と思うその隙に、)がっ!?(その目を襲う、光 反射的に目を閉ざし、身を固める)
        (その顎に、拳が掠った しまった、と思うまもなく、その意識は昏倒し、手からクナイが落ちたのであった)
        (説得ではなく、実力行使で討ちあげたサツキ 跨られたまま、女は意識を失った 何をしても、抵抗する事はできないだろう) -- カスミ 2012-03-27 (火) 22:00:48
      • (カスミが目を覚ますのは、春の日向のような快い暖かさを全身に感じてのことであった)
        (目を開ければ、薄明るい室内。自分は寝具に寝かされている。見覚えはない。してみるとここは、どこかの安宿である。身体を拘束する類のものは、ない)
        ……起きたか。頼むから暴れてくれるなよ(言葉のあとに、整息。淡い光が目の端に浮かぶ。また、カスミが目を覚ました暖かさが身体を巡る。ちょうど……傷跡のあたりだ) -- サツキ 2012-03-27 (火) 22:08:15
      • ・・・(生きている 其れを確認する 目を開ける 声がした瞬間、飛び退こうとした しかし、)ぐっ(身を起こした所で、脳に走る痛み 脳震盪の後遺症であった)
        ・・・ここは・・・(察する)貴様のねぐらか?は、止めを刺せば良いものを(己の身体を調べる 乱暴の後は無く、)・・・(涙を零す男を、訝しげに睨む)何を泣く -- カスミ 2012-03-27 (火) 22:37:14
      • ん……あ。すまん。目を覚ましたと思ったら、ちょっと気が緩んだようだ。気絶させたのは俺なのにな。……ごめんな、これくらいしかあの状況じゃできることが思い浮かばなかった(頭を下げて、右の袖で乱雑に涙を拭う。その間も、明滅するような左手の光は途絶えない)
        俺の寮じゃない。そこらへんの逢引宿だ。返り血を拭って、背負って入ってきた。……武装した男女なぞこの辺じゃ珍しくもない。俺がカスミを連れ込んだようにしか思われんだろうよ
        (傷のある場所に手を翳すと、それが癒えていく。光魔術による、回復魔術である)
        (ちなみに、自分の頬に残る傷は大判の絆創膏を貼りつけただけだった) -- サツキ 2012-03-27 (火) 22:49:03
      • 何を謝る ・・・私が負けただけだ、貴様が何をしようと止められやせん(軟弱な男だ、と思う しかし、光止まぬ手を見れば、警戒しているな、とも思う)
        ・・・触るな(逢引宿と聞けば、何をされても・・・と言いながらも、身を固める 翳される手に僅か震えた その仕草は、まるで過ぎた躾に怯える子犬のようで)
        ・・・(先の戦闘での頬に散った傷が消える 目を開け、自分の頬に触れてから、サツキをにらんだ)人をやるよりも先に、自身を治せばよいだろう
        善を見せびらかし、私をどうするつもりだ(先に見せた一瞬の怯えは身を隠す しかし、手は着物のあわせを握り、身構える) -- カスミ 2012-03-27 (火) 23:07:32
      • (ふ……と、手のひらの光が消えた。同時に暖かな感触も消える)
        どう……と言われてもなあ。もともと俺はこれが目的でお前に会いに来たから
        お前、養成校にいたころから見るたびに傷が増えてたし、あんまり治療してなさそうだったから。冒険実習でこいつを手に入れたのを幸い、習ってたんだよ。ようやくこの程度の腕になった矢先にお前が消えたんだ。焦ったぞ
        ところで。……俺、そんなに女性に乱暴を働きそうに見えるか?(ちょっとショックを受けている顔) -- サツキ 2012-03-27 (火) 23:14:40
      • 私の為に?は、とってつけたような事を・・・(信じられぬ、と言う事を隠そうともしない)
        男なぞ、そう言う物であろう 負かし、捻じ伏せたら、後はやる事など(皐月の前に話していたあの男達は、そのような事を言ったのだろう それが、逆鱗に触れていたのだ)
        良いさ、別にこの身体など、とうに汚れておる 好きにするが良い(光の無い目で笑い、嘲る様に皐月に言う しかし、不意に顔を顰めて押さえる場所があった)
        (脚である サツキとの戦いでは掠りもせず、傷を負っていないはずの場所 しかし、袴に血が滲んでいた) -- カスミ 2012-03-27 (火) 23:40:26
      • ま、それ以外に実益もあったがな。……すまん。辛いことを言わせた……(独白と、嘲笑を聞くと辛そうな顔になる。が、カスミの様子が変わると彼の表情も変わった)
        大丈夫か? ……分かった。好きにさせて、もらうぞ(ふだんの格好が格好だけに忘れられがちだが、彼とて東国の出、袴は馴染み深いものであった。腰の下に手を差し入れ、可能な限りカスミの身体に負担をかけないようにして袴の紐を解いてゆく) -- サツキ 2012-03-27 (火) 23:52:16
      • 触るなっ(袴帯に手を伸ばされれば、その横面を殴り飛ばそうとした だが、引きつったような声を漏らし、左手で右腕を押さえた)
        ええい、糞 薬が切れたか ・・・くそっ(身を倒す 男に帯紐を解かれれば、右手を顔に当てて表情を隠す 恥辱と怯えに顔が赤くなった そして、隠し切れぬ震えである)
        (袴を下ろされれば、女用の下帯だけの下半身が晒される 練り上げられた筋肉を持つ脚も、女の物らしく、白く滑らかであった みるな、と掠れた声が滲む)
        (その左足には包帯が捲いてあった 布が当てられ、治療のあとが見えるが・・・すでに傷は開いて、包帯を赤く染め上げていた 解けば判る 刀刺し傷であった) -- カスミ 2012-03-28 (水) 00:07:17
      • これか。すまんな(手を伸ばして、宿に用意されていた大判のタオルを取る。必要のあるところ以外を覆った)
        俺を信じてくれ、カスミ。誓ってお前に乱暴はしない。……友人を泣かせる趣味はない(包帯をほどいて、傷に手を翳す。また、先ほどと同じ暖かく柔らかな光。それがカスミに移っていく)
        (みるみるうちに……とはいかないが、それでもゆっくりと確実に傷は小さく、痛みも引いていった)
        (それを見る武芸者の表情は、厳しい) -- サツキ 2012-03-28 (水) 00:14:30
      • まだ、友人などと(鼻で笑う しかし、かけられたタオルを握る手は必要以上に強い トラウマの根の深さが見て取れる)
        (痛みが薄れていくのが判る 時間をかけるうちに、その痛みは我慢できぬほどではなくなった 精々、ナイフが薄く刺さった程度まで 血も止まる)
        ・・・(ふん、と鼻を鳴らし、顔を逸らした)何だその顔は ずいぶんと疲れる術であるのか? 無理に使わなければ良い物を -- カスミ 2012-03-28 (水) 00:23:01
      • やっと、役に、立てる、んだ……これで、俺、も、やっと……こんなの、ものの、数じゃ、ない……(息こそ荒くないが、力のない声で途切れ途切れに答える。泣き笑いのような顔 抱えるものがあるのは、何も忍者だけではない)
        あと……痛い、ところ、ない、か……?(力が抜けたように上体が傾いた。手を突いて支える) -- サツキ 2012-03-28 (水) 00:31:28
      • (脚に力を込める 浅い傷みがあるが、動ける 傾くサツキが何とか身体を起こしている様子を見れば、)・・・馬鹿な男だ(小さな声を漏らし)
        無い(短く答える 先程押さえていた左腕も、薬が切れて酷く痛むが、襲撃者の仮面の如くに、表情を見せず 皐月を一瞥し、立ち上がる 血まみれの包帯を解き、袴を取る)
        ・・・みるなよ(一言言い置いてから、タオルを外し、袴を穿き直す 履きなおしてから)・・・私の傷を治すために、貴様は斬り掛かってきたのか
        (促すような声 先と違い、少しだけ話をする心持ちになったらしい ベッドに手をつく皐月の横ではなく、椅子に座るのが警戒の様子だが) -- カスミ 2012-03-28 (水) 00:36:32
      • 最初は、お前と一戦交えるつもりなぞなかったんだけどな……(ふっ、と腹に力を込める吐息)
        それが大きな目的のひとつ。あとは……養成校の生徒って身分は襲う隠れ蓑として理に適っていたはずだ。それをどうしてわざわざ捨てたのか…それが、気になってな -- サツキ 2012-03-28 (水) 00:43:13
      • ・・・(その言葉に返す言葉は、中々出てこなかった)
        (僅かに逸らす視線 其れから目を伏せ息を吐く)・・・2年居た、もう情報は手に入っておる 後は襲うだけだからだ・・・
        (そしてまた、苦い沈黙 建前上の言葉だけでは、この男は納得しないだろうと思う)・・・居れぬ、心持になったのだ 友を持つ遠野香澄は、もう、友の傍には居れぬ
        今居るのは、ただの暗殺者よ だから、学生の身分自体、無くて構わん そういうことだ -- カスミ 2012-03-28 (水) 01:02:11
      • そうか。お前は遠野香澄だよ。そして今、暗殺者でもある。二つの顔を持って、その間で揺れている
        俺も昔ずいぶん迷ったから、単純にいいこととは言えんけどな。それでも、迷ったから今の俺がある(その返答を聞いて笑う。安堵の笑み。まだ手遅れではない。希望がある。そして、言外に告げる。道が分かたれて、自分も同じだったからこそ、カスミも自分と同じように陽光へ来られると)
        そうだな。じゃあ、今度はカスミの番だ。……そんな顔をするなよ。俺が質問して、お前は答えてくれた。だから今度はお前が質問して、俺が答える番だ。そうだろう? -- サツキ 2012-03-28 (水) 20:42:30
      • (何を笑う、と睨みつける目 しかし、開けた口を閉じ、組んだ足膝に頬杖をつく 絶句である)貴様と一緒にするな
        ・・・どちらも私よ 貴様も烏汕と同じ事を言う・・・(顔を背け、苦い声を漏らした その後、暫くの沈黙 皐月の言葉に眉をあげる)
        何を言うかと思えば、質問しろと?馬鹿馬鹿しい、貴様の何を私が知りたいと思うのだ(鼻を鳴らし、顔を背けたまま目を閉じる)
        ・・・貴様はー・・・(先に沈黙を破ったのは、女であった)卒業したら、どうするのだ 冒険者を続けるのか それとも、他の地に向かい、剣を磨き続けるのか -- カスミ 2012-03-28 (水) 20:57:49
      • んー。まだ決まってないな
        俺のことを必要としてくれている人がこの街に居るのなら、俺は残るつもりでいるよ。……ただ、そういう人を俺が見つけられるかが問題だけどな(最後の言葉。それを唇から滑り出すにいたって、表情が変わる。笑顔の水に灰色に混ざる、空虚のインク) -- サツキ 2012-03-28 (水) 21:15:31
      • 私にさんざ偉そうな事を言うわりに、貴様の未来は人任せの風任せか?
        (見えた空虚 は、と鼻で笑い、また目を閉じる)・・・で、その先は?求める者が居れば、その者の望むままに?居なければ、貴様を求める者に出会うまでは放浪か -- カスミ 2012-03-28 (水) 21:29:06
      • こう見えて二十歳と少しの身空だからな。そう急いて生き方を決めることもないと思っている。……自分で言うと途端に説得力が薄れるな
        カスミは、復讐という目標を見つけたろう? 俺にはそれがなかった。あの時俺は世界中でたった一人にも必要とされなくなったのを実感したからな。存外に根は深かったらしい
        ……多分、まだそのむなしさから抜け出せておらん。抜け出そうと足掻いてる最中なのかもしれん -- サツキ 2012-03-28 (水) 21:43:01
      • ・・・貴様が人を、私を助けるのは、その空虚から逃げるためだな -- カスミ 2012-03-28 (水) 21:51:57
      • ことによると、俺の無意識はカスミを俺の充足のために求めているのかもしれない。失礼な話だと、自分でも思う
        だが、俺はそれを抜きにしてもどうしても放っておけない。俺から見てお前は孤独ではない。遠野香澄には友が居るんだろう。なのにお前はそれを振り切ろうとしている。それを、放っておけない。両方俺の本心だ -- サツキ 2012-03-28 (水) 22:13:06
      • まったくだ 結果、貴様がその様に憔悴して倒れかけている 馬鹿馬鹿しい、今の貴様ならば、一息に殺せる
        (顔を顰めて頬杖を解いた 向き直り、)私を友と呼んだ者は、自身の手で切り倒した 既に、その縁は切れておる 構いはせんだろう 貴様に何の関係がある
        (威嚇するように顔を顰め、立ち上がる 右腕を押さえた 痛む)放っておけ これ以上首を差し挟めば、伸ばした首が落とされるぞ
        一年もせずに忘れるわえ、貴様は、新しい、その空虚を埋めてくれる厄介でも探すが良いさ -- カスミ 2012-03-28 (水) 22:28:03
      • 忘れられればまだマシだ。放っておくかどうかは俺が決めることさ
        ……あと、お前はひとつ忘れてるぞ。養成校の生徒は色々なやつの集まりだ。その友人が誰かは知らんが俺みたいな諦められない底の抜けた何かでない保証はないんじゃないか?
        (おそらくそっちの確率のほうが高い。そう思いながら横合い……武芸者の荷の袋に手を突っ込んで、白い布包みを引っ張り出して、カスミに放る)
        歳暮でも、早めのお年玉でも、好きに取れ。12月だからな -- サツキ 2012-03-28 (水) 22:40:08
      • ・・・勝手にしろ(顔をしかめたまま返し、窓に足をかける そこに、呼ぶ声 振り返れば、眼前で受け止める布包み)
        ・・・(聞くのは癪だったが、)なんだ、これは(其れを眺め、布包みを片手で開く) -- カスミ 2012-03-28 (水) 22:47:26
      • もとより俺だって武芸者の魔力を過信しておらん。魔力が切れたときに備えて用意してあったものだ
        (消毒薬、傷薬、痛み止めと思しき錠剤、包帯、三角巾その他諸々。要するに、応急処置セットだった)
        今日の会話で一番大事なことは、お前は孤独ではないの一点だ。それだけ覚えてくれればいい。……死ぬなよ -- サツキ 2012-03-28 (水) 22:57:25
      • ・・・(馬鹿馬鹿しい、とは言わなかった 言えなかった 皐月の顔も見れず、しかし、布包みだけを胸に抱き)
        (窓から躍る着物の女 姿変われど、身の軽さは変わらず すぐに気配も消えていった)
        (一人、部屋のベッドの上の皐月 手をついた寝具に残るのは、女の温もりと、僅かな血の香りだけであった) -- カスミ 2012-03-28 (水) 23:24:32
      • (それ以上は何もいわずに窓から彼女を見送った)
        死ぬなよ、本当に。友人に死なれると悲しいんだよ、俺は
        (魔力の枯渇からくる疲労感もおおよそ限界である。ばったりと背中から寝台に倒れると、泥のように意識は眠りに沈んでいった) -- サツキ 2012-03-28 (水) 23:34:58
  • (昼の街中、手の中の小瓶を右に左に振りながら歩いている・・・歩みに迷いはあるが確実に彼女の方へ向かっていく) -- マギー 2012-03-25 (日) 19:38:50
    • (其処は裏路地を歩きに歩いてたどり着く、袋小路であった 昼でも日の光が薄らぐ建物の影)
      (じっとりと暗い其処に向ける建物の窓もなく、レンガの壁に囲まれた場所に、一人の女がいた)
      (生徒である 見覚えがあった 物静かで、いつも微笑んでいるような真面目な生徒であった その生徒は今、ぼんやりとそこに立っていた)
      (周りには、物言わずうつ伏せる男達が3人 返り血を受け、頬を赤く濡らしたまま、四角い空を見上げていた) -- カスミ 2012-03-25 (日) 20:39:06
      • (手の中の小瓶・・・あの日狐面の流した血液はその主が彼女であると示していた)・・・(謝罪と話しを聞く・・どころでは無くなってしまいましたわね・・・)
        (瓶を懐にしまい、近づいていく)・・こんにちはカスミ様、休学されていたと聞いておりましたが・・・その方々はどうされたのです? -- マギー 2012-03-25 (日) 20:47:21
      • (声を掛けられて初めて気付いたように顔を向ける その表情は穏やかに、学園で話したときのように微笑んで)
        御機嫌よう、マギー先生 こんな所に御用ですかしら(首を傾げ問いかける 着物袴姿 返り血さえなければ、清楚凛々とした風情であったが)
        この方々は・・・ああ(言われ、思い出したように俯いて眺める)歩いて居たら遊びに誘われたので でも、すぐにねてしまわれました
        (そう言って、歩き出す それ等の男たちに興味をなくしたように 袋小路、自然、マギーに向かう足) -- カスミ 2012-03-25 (日) 20:58:50
      • (肩をすくめて)・・少し物思いにふけっておりまして・・気がついたら此処に・・・随分激しいお遊びなのね・・・こんな所で寝てしまわれるだなんて・・・(男たちの容態を確認したいが・・・その余裕は無さそうだ)
        急に休学されたにしてはお元気そうね・・何か、ありまして?(それが誰のせいなのか、少なくともその原因の一つに自分があるであろう事を分かってて問いかける) -- マギー 2012-03-25 (日) 21:14:12
      • そうですか この辺りは物騒ですから、お気をつけて ねえ、マギー先生(微笑んで忠告を向ける その向こうに、ピクリとも動かぬ男たちの姿)
        いいえ?なにも(気を張り始めるマギーに対し、あっさりと首を振る女 大きな目でマギーを見詰めればにこりと邪気無く笑った)何もありませんわ
        私には、何もありませんの(その目が、不意に歪む 痛みを堪えるように、笑うように 歪に)タッ(一歩、足音)
        (次の瞬間にはすれ違っていた マギーの後方三歩 その手には、振りぬかれた白刃 すれ違い様の縮地抜刀一文字) -- カスミ 2012-03-25 (日) 21:18:35
      • (小さく首を振る・・・彼らの事は諦めた方がよさそうだ・・・記憶が確かなら以前の被害程度は此処までではなかったはずだ・・顔も隠していた)
        (すれ違いざまに放たれた一撃にマーガレットの身体はあっさりと断ち切られ・・・無かった)
        (きぃんと甲高い音が響く・・・打点にあわせて置いたナイフとかち合った音だ・・・振り返り)何もない・・・という方がその様な顔をする物ではありませんわ・・・どうか隠さないで下さいな・・ -- マギー 2012-03-25 (日) 21:38:26
      • (振り返る女は変わらず微笑んでいた しかし、その目ばかりが爛々と輝いていた 映すマギーの姿)
        隠す事すらございませんわ だって、私には何も無いのだもの 今も、こうして貴女すら殺せない ねえ、まったく弱くなってしまった
        魔術師に交わされるこの剣など、不要か(鑑定するように眼前に翳す刀 その切っ先が向く先のナイフが、音を立てて皹入る)
        ソレごと両断するつもりであったのだけれど 嗚呼、ああ(切っ先を下ろし、ぶらりと両腕をたらした その姿が、不意に掻き消える 壁を蹴る音 頭上だ! 降って来る!) -- カスミ 2012-03-25 (日) 21:46:22
      • いいえ、術師に一切の心得がないと思ってはなりませんわ・・・無論専門ではありませんが・・
        (小さく頭を振る、彼女が狐面として襲ってきたのであれば甘んじて切られていただろう・・・だが彼女がカスミとして襲ってきたのであれば・・止めなければならない、その名前と立場まで失わせてはならない・・・もう、遅いのかも知れないが)
        ・・・昔の貴女は強かったのですか?面を被って正体を隠し、陰で未熟な者達をちまちまと刈り取る者が強いと?(彼女もマーガレットが気づいている事を察しているだろう・・なれば隠す理由はない)
        (皹行ったベルチア鋼製のそれを一度しまう・・・代わりに取り出すのは藁人形・・・)・・・ごめんなさい・・・(それに拳を叩き込む・・・同時、呪力が働き上から振るカスミの横合いから衝撃が襲ってくる) -- マギー 2012-03-25 (日) 22:05:01
      • 私は専門ですわ これの為に、これをする為に生きてきたのに・・・それなのに(油染みた獣に似た目に光は無く しかし、その中に殺気を湛える 忍びの目である)
        それの何が悪い?殺さねばならぬ、滅さねばならぬ 手段など、選んでいられるか
        (人形を取り出す女の脳天に向かい、逆手の刀をそのまま、体重を乗せて落す!だが、その切っ先が埋まる直前であった)
        (横合いからの衝撃 まるで大きな拳に殴られたかのように宙ではじかれ、壁にぶち当たる 空気がひしゃげるような声を漏らし、地に落ちる) -- カスミ 2012-03-25 (日) 22:12:01
      • それは失礼を・・・実力に差はあれど来るとわかっている物は受けられると、そういう事なのかしらね・・・
        そう、貴女様にはそれがあった・・・なりふり構わなかったから強かった・・・なれば今の弱くなった貴女様は・・それを失ったの?
        (頭に僅かに刃の感触が残っている・・・後一瞬遅ければ危なかった)・・・呪術師の前で血を流すというのはこういう事ですわ・・・(上空のカラスが片手剣をマーガレットの前に落とし、それを拾い上げて少し歩く)
        (其処はカスミが歩んだ場所のひとつ)・・・あの一件・・私が貴女を恐れ、疑念を抱いてしまったから・・・貴女様は壊れてしまわれたの? -- マギー 2012-03-25 (日) 22:24:42
      • (身体がばらばらになるような衝撃 煉瓦の壁に叩きつけられ、揺れる視界の中、ふらりと立ち上がる女)
        それを知ってどうする?人を呪い、歪が事に染めた手で、私にも何かを教えようと?は、は(傷が何処か開いたか、口を拭えば着物が血で濡れた)
        自惚れるな(刀を納める 捻じ曲げるように、背を見せるまでに捻る腰、上半身 風景が歪むような殺気である 膨れ上がる中、声と視線が向けられる)
        貴様のあの行動が、私を左右するなど は、は、元より、(踏み込む、一歩 それだけでマギーの前、剣即一刀の間合い)何も期待しておらぬわえ(袈裟の居合い抜き打ち) -- カスミ 2012-03-25 (日) 22:31:12
      • 裏切った私が貴女様に一体何を教えられましょう・・・ただ、知りたいの・・・貴女様のことを・・ただそれだけ・・・
        (刀を納めた時何となく直感した、人形の有効射程に入ってからでは間に合わない、この剣では先のナイフの様には防げない・・・これは、もっと速く強い)
        ・・・(飛び出し、踏み込まれる・・・風の如く襲い来る彼女を見ながら此方も既に行動を起こしている)・・・そう・・(剣をカスミの足跡につき下ろす、同時、呪力が働きカスミの足裏に刃で貫かれたような傷が走る事だろう) -- マギー 2012-03-25 (日) 22:52:23
      • 知りたい?嘘を(嘲る声である 彼我の距離が埋まり、刀をその首元に振り下ろす だが、その寸前でまた、異変が起こる 地面に突き立てた剣がそのまま足裏を貫く痛みに変わる)
        (踏み込む足が硬直し、そして意思と関係なく跳ねる 痛み そのまま、無様に地面に転がる 純粋な痛みに苛まれながら、しかし、)は、は、は(笑っていた)
        知りたいなど 隠すな、など 理解者たろう、その甘い言葉を吐きながら、貴様がやっている事はなんだ(身体を起こす 歪んだ笑みのまま、立ち上がる 痛みはまだ残っているが、構いはするものかと)
        避けるのではなく、守るのでもなく貴様が取った行動はなんだ その力を使って、何をしている?(目を細める)呪術であるな?思うが侭に相手を動かす事が出来る その力
        問おう、甘い言葉を吐く貴様(首をかしげる 刀を納める)その人形で干渉できるなら、足止めも出来るだろう 無力化だって出来るだろう 何故、それで私を捉えない?
        今までに二度、襲った 三度、切りかかった しかし、貴様はその全てをー・・・(不信の色は、黒く濃く)害す事で返した -- カスミ 2012-03-25 (日) 23:07:00
      • あら?・・(切っ先を鈍らせる程度のつもりで振るったが・・・また強くしすぎたようだ・・転がるのを見て)
        ・・・失策が多かった事は認めますわ・・ですが捕らえるには貴女様は少々速すぎますの・・・
        (人形を見て)これは元来もう少し落ち着いた場所で使うもの・・・戦闘のさなかでは力加減を間違えてより酷い事にもなりかねない・・・だから頻繁には頼れません
        だから貴女様の気力が尽きて上手く捕まえられる機を伺っていたのですが・・・寧ろ貴女様の疑念を強める結果となってしまいましたわね・・・(はぁと肩を落として) -- マギー 2012-03-25 (日) 23:51:11
      • (落胆する様子を見れば、は、と鼻で笑った)結局、貴様は身を晒すのが怖いのよ 話を聞くにも、己が優位でなくては、不安でならない 矮小よな、呪術師
        (膨れ上がった殺気が、煮詰まったコールタールのようにマギーにまとわりつく)己を危険にさらしもせず、刃に寄り添おうなどどだい無理な事
        (片手を地に着け、片膝をつく 片手を額に当てた)やはり貴様は、(その手で顔をつるりと撫でれば、装着された、狐の面 細い目の奥で、光が灯った)信用ならぬ
        (揺れる影 両足片手を使った特殊な跳躍は、高く、壁を蹴り、さらに高く跳ねる サムライから、また、暗殺者に 放たれる、クナイ!) -- カスミ 2012-03-26 (月) 00:17:07
      • それは認めざるを得ませんわ・・・身体も心も、あまり強いほうでもないもので・・・
        なるほど・・・切られる覚悟無き者に切る資格はなし・・それは確かに道理ですわ・・・
        (まとわりつく殺気の中ふっと微笑んで)・・・ようやくお会いしましたわね・・狐のお方・・・(跳躍し、放たれるクナイを放つまでじっと見ている)・・本当、何をするにもいつも手遅れ・・・
        (上空のカラス達が降りるのを止める・・・僅かに垣間見せた信頼を裏切った、挽回の機会は自分で閉ざした・・・不安定だった彼女は闇の側で覚悟を決めてしまったのだろうか・・)
        (手に握った人形と剣を落とす・・・自惚れと彼女は評するだろうが、やはりそれは自分のせいなのだ・・・一度抗った以上最後まで通さなくてはならない、今更受け入れたところでと思うが・・・判っていても身体が動かない・・・マーガレットは自身の敗北を認めた) -- マギー 2012-03-26 (月) 00:41:24
      • (マギーの肩に、腹に、クナイが打ち込まれる それは重く、深く ・・・しかし、致命傷にはならぬ位置であった この際に立ってもまだ、命を奪おうとは、仕切れない それが、迷い 弱さ)
        (忍びは壁に掴まり、一瞬ためらいを見せる 最後に、全てを受けて見せたマギーに驚いたのか しかし、)!(人が駆けて来る足音を聞けば、身を翻す)
        (高い壁の向こうに消える姿 袋小路にかけ入って来る騎士団員 一人が、倒れ伏した男たちに 一人が、マギーに 意識の確認と、状況の説明を求める声 忍びには気付いていなかったようだ) -- カスミ 2012-03-26 (月) 01:41:04
      • (肩に深々とクナイが刺さる・・・術師という性質、種族的特性、元々対して強くない身体にとってそれは大きな負担となる・・何より心的なダメージが大きかった)
        (ばったりと倒れて空を見やる・・・養成校生徒遠野香澄ではなく正体不明の狐面にやられる事で自らの贖罪をしつつカスミという生き方を残す・・・当初の目的こそ果たせたが・・・その内容は大きく異なってしまった)
        (否、まだだ・・・彼女の首の傷・・・あれがある限りは・・あれこそが象徴なのだ・・・)まっ・・・て・・・(力なく手を伸ばすもその声は聞き届けられない・・駆け寄る騎士団員の声もむなしくマーガレットの意識は闇に沈んでいったのだった) -- マギー 2012-03-26 (月) 01:51:11
  • (狐面の襲撃者の噂は途絶えていない…探せば、誘き出せば見つかるかもしれない) -- 2012-03-25 (日) 12:34:59
  •   -- 2012-03-23 (金) 19:56:39
  •   -- 2012-03-23 (金) 19:56:35
  •   -- 2012-03-23 (金) 19:56:32
  •   -- 2012-03-23 (金) 19:56:29
  •   -- 2012-03-23 (金) 19:56:27
  • おーいカスミ、いるか
    いたとしたらまず俺を見ろ。俺が分かるか -- うん 2012-03-22 (木) 19:11:32
    • (焦燥した顔、見るからに寝込み明けの顔 その顔に浮かべたのは、皐月が最初のころ見た、余所行きの優しい表情)
      ええと・・・申し訳(掠れた声、咳払いして顔を顰める 首に捲いた包帯である)申し訳ありません、ええと、何処かで・・・? -- カスミ 2012-03-22 (木) 23:16:33
      • 分からないか……(ずーん。すっごい肩を落とす) -- うん 2012-03-22 (木) 23:17:13
      • すみません、学校の方は一通り覚えているつもりだったのですけど・・・何処かでお会いしたかしら?
        (頬に手を当て、困ったように首を傾げた からかっている様子もない)・・・ええと、お名前を伺っても宜しいかしら? -- カスミ 2012-03-22 (木) 23:54:53
      • ああ。俺は蔵原皐月だ。お前の正体を知っている、あの蔵原皐月だ(周囲を気にした後、ちょっと声を小さめに) -- うん 2012-03-23 (金) 00:01:17
      • ・・・(目を瞬かせる それから改めて相手の顔を眺め、それからちょっと声を落して)またまた -- カスミ 2012-03-23 (金) 00:02:37
      • 残念ながら本当なんだな、これが
        3月に渡しそびれたから桜餅持ってきたんだよ。去年も持ってきたろう? -- うん 2012-03-23 (金) 00:09:26
      • ・・・そのようね(通りすがったクラスメイトが、皐月を見て中田笑いした 一連のやり取りを眺めれば、なんと見えない顔で)
        気を引き締めぬからそうなるのだ(ぼそ、とサツキにだけ聞こえる程度の声で呟き、鼻を鳴らす それから、声のトーンを戻し)あら、でも、私はバレンタインを渡しておりませんけれど・・・ -- カスミ 2012-03-23 (金) 00:31:40
      • ……お前だって最初の野球拳のとき思いきり負けてたろうが(何もいえないので苦し紛れの体
        それこそ去年と同じだ。あの練りきりにだって当時の生徒ほぼ全員作って渡したからな。せっかくだから全員に、って -- うん 2012-03-23 (金) 00:38:14
      • っ(珍しい表情である 真っ赤になり、目を丸くして それから、目を伏せて)その事は言うな この様な身でも、私も女だ(じっと睨んだ)
        ふぅん(鼻を鳴らして受け取る桜餅、眺めれば)器用ですわね 自分で作りましたの? -- カスミ 2012-03-23 (金) 00:53:55
      • ぅ……すまん(ちょっとしゅんとなって素直に謝った)
        ああ。一応料理部だし。昔ちょっと手遊びに作ったこともある -- うん 2012-03-23 (金) 00:56:06
      • うむ(頬を染めたまま短く頷く その様子を見れば、どうしたの?と目を瞬かせるクラスメイト なんでもありませんわ、と微笑んで誤魔化す)
        男の方なのに、器用ですのね …私はこう言う物は作れないから、なんだか羨ましい(それは素直な賞賛) -- カスミ 2012-03-23 (金) 01:01:53
      • 桜餅も練りきりも、手順さえ覚えてしまえば大して難しいことでもない
        なんなら今度教えるが? 練りきりはアリエルにも教えたし -- うん 2012-03-23 (金) 01:02:57
      • その手順を覚える暇があるならば、私は包丁の代わりに握る物があるわ(善意に返すのは冷えた声 首を振れば、貰った餅を眺め)
        ありがとうございます、サツキさん(話は終わりだ、と言うようにそう言って、にっこりと微笑んだ まるで、踏み込ませないための防御柵のように) -- カスミ 2012-03-23 (金) 01:13:24
      • そうか……まあ、無理は言うまい
        一応、みんなからの評判は良かったから味は悪くない、はずだ。……それと、怪我ちゃんと治せよ? …またな -- うん 2012-03-23 (金) 01:17:11
      • これは、有難く頂きますわ(微笑んで見送った その目の奥には皐月の言葉で薄れていた黒が、再び少し濃くなっていた) -- カスミ 2012-03-23 (金) 01:22:53
  • (窓から、転がるように部屋に入る 押さえた首に熱 冷えていく身体の感覚 痛みは麻薬の酔いに隠されているが、傷は、浅くない)
    (頚動脈は外れたか、)・・・殺す気で振るっていたら、は、私は其処で死んでいた?か、かかっ、それは、それでよかったか・・・
    (窓を閉め、カーテンをかけ、面を床に捨てた 引き出しを乱暴に開ければ、中から取り出す粘土のような塊 それを齧り取れば、よく噛み込み、唾液と混ぜて柔らかくする)
    (苦い、と眉を寄せる 手にそれを吐き出せば、頭巾を脱ぎ、首から手を離す 血が流れる 浅い呼吸をする口、奥歯を噛み締め、その傷に、噛んで含めたそれを押し付けた) -- ? 2012-03-22 (木) 03:25:33
    • ・・・っ っ!!(痛みはわからないが、傷に押し付ける感覚に身体が反応し、ビクンと何度か身体が跳ねる 震えながらそれをさらに押し付けて)
      く、は・・・っ(息を吐く)・・・さて、死ぬか、生きるか 運しだい、か?・・・は、こう言う時に、大人しく医者にかかれぬ身というのが、やはり、悩みか?は、はは(馬鹿なことを言った、と己で笑う) -- ? 2012-03-22 (木) 03:27:40
      • (押し付けたのは、特殊な薬草を組み合わせた傷薬である しかし、浅くない首の傷を放っておくのは、)得策では、無い が・・・
        (立ちあがろうとしたが、膝に力が入らない そのままベッドに倒れる 意識が揺らぐ 血が足りないか、とぼんやり考える)
        ・・・この感覚に慣れてしまうというのも、なんとも ・・・馬鹿な人生を、歩んで居るな はは、は・・・(虚ろに笑う)どうしようも、ない -- ? 2012-03-22 (木) 03:32:19
      • ・・・(ある男の言葉を思い出す 『手ぐらい洗え。俺も洗った』 自分の手を見る 自分の手で濡れていた)
        ・・・サツキ、判らぬよ 信じる事が出来たら、この手を洗うつもりだったけれど・・・また、汚れた は、今度は己の血であるが
        洗えぬよ、この手が 洗えぬ 汚れは落ちぬわ・・・(顔に当てた 流した涙も、血で汚れていた) -- ? 2012-03-22 (木) 03:44:48
      • (そのまま、失血の死か、疲労の眠りか それも判らぬような、混濁とした意識の海に沈んでいった) -- ? 2012-03-22 (木) 03:47:04
  •   -- 2012-03-22 (木) 03:17:49
  •   -- 2012-03-22 (木) 03:17:46
  •   -- 2012-03-22 (木) 03:17:43
  •   -- 2012-03-22 (木) 03:17:40
  • 生徒会長選挙の投票が開始されております、投票締め切りは22日16時迄です? -- 生徒会伝達? 2012-03-22 (木) 00:23:09
  • 生徒会長選挙に関する生徒会通信が届いた? -- 2012-03-19 (月) 22:14:51
    • ・・・(興味がないな、と呟いて、それを捨てたのだった) -- カスミ 2012-03-20 (火) 00:02:44
  • 文化祭、お疲れさん。楽しんだか? -- サツキ 2012-03-19 (月) 02:43:07
    • あら、サツキさん 御機嫌よう(微笑む仮装中の女)ええ、それなりに とは言え、怪我をしているので、元気に参加はできませんでしたけど
      (胸を巻くさらしに紛れ、包帯が体を多く隠していた)一緒に回るような友達も居ない身ですから、マイペースに回っておりました
      サツキさんはいかがでしたか、文化祭(欠片も裏の顔を覗かせぬほど、完璧な微笑である) -- カスミ仮装中 2012-03-19 (月) 03:49:20
      • ん、俺は料理部の大食い大会の運営に回ってた。盛り上がったよ(眉をひそめて)
        ……冒険でついたにしても傷が多すぎじゃないか? -- サツキ 2012-03-19 (月) 03:52:06
      • 大食い大会 ああ言うのは、どうにも 私自身が小食粗食なので、見ていたら目が回ってしまいそう
        (たおやかな仕草で頬に手を当て、困ったように眉を下げて微笑んだ)でも、お疲れ様でした サツキさんのお陰で、楽しめた人が沢山いらっしゃるんでしょうね
        あら ええ、どうにも、修行中にドジを踏む事が多い物で(そう言いながら、そっと上着の前を合わせた そこには、袈裟の傷を治す包帯の流れ)
        (サツキが何処かで見覚えのある、剣筋剣傷)もっと気をつけないといけませんわね、冒険者は、体が資本ですもの -- カスミ仮装中 2012-03-19 (月) 04:03:21
      • そうだな(すっとカスミのわき腹の辺りを指差す。ちょうどカスミが目の前の相手に斬られた、その場所を)
        その刀傷とか、俺にやられたやつだろ?(当たり前のような日常のような、その分確信のこもりきった言葉) -- サツキ 2012-03-19 (月) 04:09:11
      • ・・・何故突然、そんな事を(視線をあげる それから、クス、と笑って見せた まだ、化けの皮を剥さぬ)
        サツキさんは、クラスメイトに刀を振るう人ではありませんし、『私』も、サツキさんに斬られた覚えはありませんわ -- カスミ仮装中 2012-03-19 (月) 04:25:41
      • 悪いが俺は知り合いが養成校の中にしかなくてな(そのシラの切り方では動揺はなかった。踏み込むには踏み込むなりの確信があるのだ)
        あの時俺が刃を交えた狐面の忍の身の丈は概ね五尺と三寸(160cm)、そして面が割れたときにこぼれた黒髪に俺は覚えがあった
        ……残念ながら養成校関係者170余名のうち、身長160cm程度で長い黒髪の女性、というのはな。お前しかいないんだよ -- サツキ 2012-03-19 (月) 04:33:49
      • あら、別に襲うに顔見知りである必要はありませんもの(眉をあげてさらっと返す 言葉の穴も知らぬまま)
        養成所の中に居なければ、他の人ではありませんの?ここは冒険者の町 戦闘に狂う人も居るのでは?
        (そうして、御機嫌よう、と微笑んで立ち去ろうとする女 すれ違う) -- カスミ仮装中 2012-03-19 (月) 04:37:09
      • // -- 2012-03-19 (月) 04:49:22
      • そうだな。戦闘に狂う人間もいるだろう
        ところで……俺が斬ったとしか言ってないのに、なんで俺が襲われたのを知っている? -- サツキ 2012-03-20 (火) 06:31:10
      • (空気が凍った その冷たさは、サツキは知っていた 振り返った女は変わらず微笑んでいたが)
        襲った本人だからであるなぁ(その目には、爛々と光る黒い光があった 学校では欠片も見せなかったその殺気を、躊躇いもなく向ける)
        しくじったな、私も 嘘を吐くのはどうにも苦手だ(笑みは変えぬまま、声音も変わらず ただ、底冷えするような声)して、貴様はどうする、それを知り
        私をこの場で捕らえてみるかえ?それともいっそ、手負いの内に殺すか(見上げる 目を見る) -- カスミ仮装中 2012-03-20 (火) 23:25:17
      • 実のところ、俺もあまり頭の回るほうではないからな。ここでカスミが口を滑らせてくれなかったらどうしようかと思ったよ(動じた様子は見られない。殺気に慣れがあるからか)
        どっちもせんよ。俺は単に知りたいだけだ。お前がどうしてそんなに冒険者を憎むのか、そして何故わざわざここに入学してきたのか -- サツキ 2012-03-20 (火) 23:28:07
      • (柳に風と殺気を受け流すサツキ それでも殺気を叩き付ける女 暫しの沈黙の後に、ふと、殺気を消す)
        それを知ってどうする 説得を試みるか それとも、ただの好奇心か どちらにせよ、無駄な手間だぞ・・・何故知りたい -- カスミ仮装中 2012-03-21 (水) 00:26:37
      • ……知れたこと。それを決めるために聞くんだよ
        考えてもみろカスミ。死んでください理由は話しませんじゃあ納得いくものもいかんだろう? -- サツキ 2012-03-21 (水) 16:54:14
      • ・・・(光のない目でじっとサツキを見る女 それからふと、口元を緩める 苦い笑み)
        ああ、道理であるな(それは、教師に間違いを指摘された生徒のような表情 息を吐けば、近くの教室に入る 廃教室である)
        入れ 今更遅いはせん(近くの机に腰を掛ける 近くの机を手で指し、適当に座れ、と鷹揚に促す)
        言ってしまえば、貴様個人には恨みは無いのだ(まず最初に、端的に伝えた)ただ、力を持つ者が憎い そう思っておった -- カスミ仮装中 2012-03-21 (水) 22:36:18
      • (窓際の机に腰掛けて、じっとカスミの話を聞く。頷きながら)
        そう思って「おった」。なら、今は?(わずかに首をかしげて問いかける。この場でわざわざ過去形を使う以上、今と違いがないわけはない) -- サツキ 2012-03-21 (水) 22:48:36
      • 判らん(あっけらかんと答えた 中身の抜けた紙風船のように、ふわふわと頼りない雰囲気を持っていた)
        判らなくなってきたのだ 貴様を含め、この街に生きる学生達は、どうにも、牙が無い 刃は持つが、それを好んで振るおうとせぬ
        (目を向ける)何故だ?その腕があれば、意思が通らぬならば、その剣で動にでも言う事が聞かせられるだろう 物を食いたくば奪い、女が欲しければ犯す事が出来る -- カスミ仮装中 2012-03-21 (水) 23:15:50
      • 何故、かあ……まあ、俺も一応冒険者のはしくれだし、そもそも武芸者ではあるから一般人よりは腕は立つわな。やろうと思えばできる(だが養成校最弱のサツロックにそれを聞くかね、と肩をすくめる)
        じゃあ何故力で押し通そうとしないのか……んー。強いて言うならそうだな。俺個人の答えになるが、構わないか? -- サツキ 2012-03-21 (水) 23:20:25
      • 韜晦しおって 私がどれほど迷っていようと、目くらの刀には当たらぬさ
        (焼肉パーティーの時の穏やかな雰囲気とは違う、何処か疲れた老人のような目で薄く笑う女である)
        構わん むしろ、貴様個人の事を聞きたい 全員がそうとは誤解せぬが故な(促す その手には、いつの間にかクナイである)茶化したら眉間に角を植えるぞ -- カスミ仮装中 2012-03-21 (水) 23:44:49
      • そうだな……強いて言うなら、それではつまらんからだ
        モノは奪える、女は犯せる。確かにそれでひと時は満たされるだろう。でも、その後どうなるかって、相手から警戒されて、悪くすると今度はいきなり攻撃されるかもしれん
        力づくで他のやつから何かを奪えば、その瞬間から今度は俺が、より力のある誰かから何かを奪われることを警戒しなければならん。より強い誰かに奪われることに怯えながら、自分より弱い誰かから貪っていないとならなくなる
        そういう、猜疑と警戒をお互い周囲に振りまいてギスギスするのは俺からするとつまらん。どうせなら笑ってたいじゃないか(言葉を選びながら訥々と語る。その表情は窓から差し込む夕日が逆光となって窺い知れないが、声音は穏やかそのもの。武器を持った敵と相対した人間のそれではない) -- サツキ 2012-03-21 (水) 23:54:55
      • (足を組んだ袴膝に肘をつき、頬杖をつく女の姿 だらりと下げた片手に抓んだくないがふらりふらりと揺れている)
        どうせなら笑っていたい、か(それを繰り返してから、息を吐く)・・・何故そう暢気なのだ 貴様らは 私に襲われて、傷つけられた被害者であろうに
        何故しかえしをしようとせぬ なぜ捕まえて、教師や警邏の騎士に突き出そうとせぬ ・・・観ての通りの身体だ どうとでもできようが?(包帯が捲かれた己の腹をなでてみせる) -- カスミ仮装中 2012-03-22 (木) 00:14:00
      • ……なんでだろうなあ。それこそ分からん(赤い夕日の中に今度は反対方向に首をかしげるシルエット)
        カスミやユズリハを見ていると、滅びた故郷を思い出す。そういう意味で親近感があるのは事実だが、それが理由になるわけでもなし -- サツキ 2012-03-22 (木) 00:21:50
      • 判らない、だと?・・・貴様は呆けか?(頬杖から顎を離し、眉を寄せてサツキを見る)
        同郷同属の誼とでも言うつもりか それとも、何も考えていないだけか この教室に罠が張ってあったらどうする 侭殺されるか? -- カスミ仮装中 2012-03-22 (木) 00:34:26
      • そんな顔で見るなよ。俺だってどうしてそういうことにならないか不思議なんだから
        お前だって生徒を襲う理由が分からなくなってきたんだろう。だから俺に聞いてきた。お互い様だ
        言ったろ。俺はもともと頭が回るほうじゃないって。感じるのは感じるんだが、どうしてそう感じるのか分からないという場面は実はそんなに珍しくないわけでな?(なにやら気おされてしょんぼりしていく気配) -- サツキ 2012-03-22 (木) 00:38:40
      • 私と貴様では話が違うだろう(呆れたように眉をあげて言葉を返す)まるで子供だな
        ・・・ぷ、く(段々と声が小さくなってしどろもどろになるサツキを見ていれば、呆れ顔が緩む 思わず小さく吹きだせば、夕日の廃教室に笑い声を転がした)
        毒の無い奴じゃ 貴様を襲った時もそうであった 優しいとも評せようが、一片、緊張感が無いとも言える(その手には、いつの間にかくないが無くなっていた しまわれていた) -- カスミ仮装中 2012-03-22 (木) 00:45:58
      • ……よく言われる(むくれ顔がシルエットの中にも見えるような声) -- サツキ 2012-03-22 (木) 00:54:05
      • (その様子が見えれば、またころころと声をあげて笑った はぁ、と笑いの尾を溜息に変えて吐き出し)
        冒険者に、私の国は滅ぼされたのだよ 全てを奪われた 私自身すら守れなかった(サツキの問いに答えた)
        滅ぼしたのは、たった6人の、英雄と此処で呼ばれた冒険者たちであったよ -- カスミ仮装中 2012-03-22 (木) 00:56:21
      • ……そうか(数十秒ほどの沈黙の後、帰ってきたのはたった一言。同情の言葉も、理を尽くした言葉も、目の前の少女は望むまい)
        俺の時は隣国だった。俺の故郷では、元服を迎えた士分の男は修行の旅に出る習い。そうやって国を出ている間に、な -- サツキ 2012-03-22 (木) 01:03:55
      • 帰る場所が無くなったか(相槌を打つように声を返す)
        貴様はそれで、どうした?・・・隣国の者を、主君を、兵を、殺してやろうとはせなんだか? -- カスミ仮装中 2012-03-22 (木) 01:06:16
      • ……武芸者が鍛える武は民のためにこそ振るえ、私欲は太刀を濁らせる
        それが親の、師匠の、そして主君の教えだった
        俺の故郷を滅ぼした隣国が敷いた政は、意外なことに善政でな。いっそそこで新しい国主が民から搾取とかしていれば、俺もそれを考えた。が、あの状況で俺が誰かと組んで戦を起こしてもそれで泣くのはまた民だ
        俺は密かに戻った故国で二つ気づいたことがある。ひとつは、人間というのは意外と強かなものだってこと
        もうひとつ。……ここはもう、俺の故郷じゃない。俺はもう、必要とされていないということ
        (声から表情が消えた。感情も消えた。ひたすら淡々と青年は喋る。沈みかけた夕日のおかげで教室内はなお暗い。表情は、見えない) -- サツキ 2012-03-22 (木) 01:17:50
      • (明かりもつけず、男と女、向かい合うように座る 陰は黒々と壁に背を伸ばし、その影を浮かべる光も、既に蒼が掛かっていた 夕暮れを越して、夜闇が近づく中、暫しの沈黙の後)
        …元より、(口を開くのは、女 その声は、慰めではなく、)武道の心得を刻み込まれてきたから、貴様は踏み止まれたのであろうか 私も、元より、戦う道を知っていれば、そうなれたのであろうか
        サツキよ、怒るなよ 私は貴様が羨ましい(羨望、であった)悩みも、悲しみも、憎みもしたであろうに、貴様は今こうして、己を磨く道を選んで、日の元を歩いている
        正しき師と、正しき道を(日が沈んだ 夜闇が落ちた 女の顔も、見えなくなった)私は、その道を知らなんだ ただ恨み、憎み、悲しみ、怨嗟に身を委ねるしかなかった -- カスミ仮装中 2012-03-22 (木) 01:25:27
      • 怒らんよ(うつむき加減。静かに首を振る)
        なあカスミ。……お前、いくつだ?(唐突にも思える問い。薄闇の中にも、カスミをいる視線は伝わる) -- サツキ 2012-03-22 (木) 01:31:47
      • なんだ(沈黙を破るよう促す声 そして、続いた質問に呆れたように絶句し)女に歳を尋ねるかよ モテないぞ
        ・・・今年の初めに、20と1つを数えた 来年の初めには22になる ・・・なんだ? -- カスミ仮装中 2012-03-22 (木) 01:38:56
      • じゃあ、俺と同い年だな(揶揄のようにも聞こえる言葉には特に反応を示さない。この青年なりに大事な話らしい)
        この学校に来てたくさんいろいろ学んだし、たくさん変わった自覚がある。同い年なんだから、カスミだって学べるし、変われるはずだ。俺のこれを正しい道と言うなら、お前だってその道を選びなおせる
        もう遅いとは言わさんぞ。 本当にカスミがもう手遅れで、怨嗟と憎しみに身を委ねてしまったのなら、そもそも俺はもう死んでいる -- サツキ 2012-03-22 (木) 01:52:15
      • ・・・(サツキの言葉にすぐには言葉を返さない 返せない 闇に慣れた暗い教室の中、人の輪郭が小さくなる 膝を抱える様子)
        だが、この手はもう血に塗れておる 何人も襲い、何人も傷つけた 今更にへらへら笑って混ざれるかよ(くぐもった声 その後の沈黙)
        足を洗おうと、汚した手は赤いままじゃ・・・(呟く声) -- カスミ仮装中 2012-03-22 (木) 02:02:50
      • 手ぐらい洗え。俺も洗った
        ……カスミは俺の道が正しいと言ったな。俺の道は何も正しくなんかないぞ
        俺は故郷で必要とされなくなった。世界のどこにも必要とされなくなったんだ。……自暴自棄にならなかったと思うか。カスミの手が血で汚れているなら、俺の手は腐ってた(それは青年の消し去りたい恥部であった。自暴自棄になった青年の、酒に浸りその場凌ぎとその場限りを繰り返した数年間。刃傷沙汰が何回あったことか)
        (だが、ここで吐き出さなければならない。そう確信した。それゆえの、つっかえつっかえの不器用な話し方)
        人間は意外と強かだって言ったろ。俺たちにもそれは当てはまる。その気になって、無理にでも笑っていればそれが板についてくるもんだ。…多分、みんな同じことなんだよ -- サツキ 2012-03-22 (木) 02:17:18
      • (サツキの過去を何も言わずに聞く 膝を抱えて俯いたまま、沈黙の中、サツキの過去が耳に届く)
        (己の傷を晒し、伝えきれぬもどかしさに言葉を悩みながら、それでも尚言葉にする男 その言葉が終わって暫く、何も喋らぬ女 しかし、わずかに頭が動いて)
        過去を抱えたまま笑えと・・・貴様の様に、日の元に出ろと?・・・シノビには、なんとも無茶な言葉よ(机から立ち上がる しかし、俯いた顔は長い髪の陰に隠れて見えず)
        何故、そうも私を諭す?教師でもあるまい 身の危険を冒してまで、自分を襲った者に 同情か? -- カスミ仮装中 2012-03-22 (木) 02:32:53
      • んー……同情とはちと違うかな
        俺の人生には心残りが多すぎる。やれたはずのことをやらなかったことが多すぎる。ほんの少し手助けをするだけで、見られたかもしれない笑顔を自分から捨ててきたことが多すぎる
        俺は言ったぞ。どうせなら笑っていたいって。理由は、多分それが全てだ。一緒に笑う人間は、多ければ多いほど俺は嬉しい(複雑な声色だった。悔悟や、覚悟や、意思や、欲望や……もろもろが混ざり合って、しかしその声には力がある) -- サツキ 2012-03-22 (木) 02:44:37
      • ・・・馬鹿な男だ その手から漏れる物も、あるというのに 弱いくせに、格好つけおって
        (月が昇っていた その光が差し込んだ 女の顔にわずか、光る物が見えた)
        (次の瞬間に、女は顔を背けて歩き出す 窓を開け、)・・・まだ(俯く そして、窓枠を蹴って跳んだ 着地の音も無く、声だけ残して)まだ、私には判らぬ・・・(一人、サツキだけ残った) -- カスミ仮装中 2012-03-22 (木) 02:57:12
      • 漏れるものもあるが掴めるものもある。手を伸ばす前にあきらめるより、ずっといい。ゆっくり考えてくれ。自分がどうしたいのか(窓を蹴るその背に声をかけ、闇に溶けていく姿を見送った)

        ……門限、完全に過ぎたな -- サツキ 2012-03-22 (木) 03:09:28
  • さて、と……(手荷物眺めて軽く溜息一つ)
    溜息吐いてどうしたか、って?レイラル。キミは能天気だなぁ……いや、どうしたもんだろうと思ってさ。
    無くなったのは本人も流石に気付いてるだろうけど。怪我もあって来るのが遅れたからね…
    (穢れの落ちた真白い面を手に、持ち主の部屋の扉の前に再び立って) -- キア? 2012-03-17 (土) 17:54:04
    • 何をしておいでですか?私に御用ですの?(文化祭準備な格好の女が、廊下で見かけて声を掛ける) -- カスミ 2012-03-17 (土) 20:25:43
      • ……やあ。ちょうどキミを探しててさ。しかし…勇ましい格好だね、似合ってるけど…… -- キア? 2012-03-17 (土) 20:29:52
      • 私を?なんでしょう、今日は日直でしたっけ、私(頬に手を当てて、おっとりした声 思い出そうとしたが、首を傾げて)
        ああ、これですか?・・・年甲斐もなく、お恥かしいですけど・・・(頬を染め、目を伏せる) -- カスミ 2012-03-17 (土) 20:36:56
      • いや。キミ宛の届け物があって、ね……
        (軽く頭を振り、伏目がちに照れた様子のカスミへと歩み寄り)
        そうは言うけど、店内で立てば好評だと思うよ?和の国風の凛々しい出で立ち、だしさ…… -- キア? 2012-03-17 (土) 20:51:16
      • 届け物、ですか?手紙を下さるような相手は居ませんが・・・それ、ですか?(手荷物に目をやった)
        店内に立てば、ですか ・・・はい、がんばって見ます(てれたように微笑み、頷いた) -- カスミ 2012-03-17 (土) 21:02:45
      • うんうん……客入りも格段に増えるだろうし、店内の士気も上がるってもんさ
        そう、ご明察……直に布で包んでで悪いけど
        (前触れも無く消えて、再び持ち主へと差し出される穢れ無き狐の面) -- キア? 2012-03-17 (土) 21:09:49
      • 士気を上げても、指揮には向きませんよ、私は ? ・・・(見えた、狐の面 す、と表情がなくなる 目を上げた 底冷えするような色)
        私の部屋から持って言ったのは、あなたでしたか 無くなっていたと、思っていたら(声の調子は変わらず穏やかだが、気温が数度冷えるような感覚) -- カスミ仮装中 2012-03-17 (土) 21:43:15
      • ……さあ、どうだろう。しかし……キミ、真正直だね?
        (張り詰める空気とは裏腹に、変わらず緊張感の無い声が返ってきて)
        単に誰かに託されただけの使いっ走りかもしれないよ?
        (カスミとすれ違うように歩みを進める) -- キア? 2012-03-17 (土) 21:53:25
      • 待ちなさい(すれ違ったキアに、振り向きもせずに声)これが、どういうものかは知っていますかしら? -- カスミ仮装中 2012-03-17 (土) 22:14:38
      • (向き合わぬまま、背中越しの対話…問い掛けに肩を竦めてから両手を軽く上げ)
        …如何かな?けど、回りくどいのは正直苦手なんだ。答えはノー
        (そうは言ってもキミの疑念は結局晴れないだろう、と続けて)
        キミが何か話したいなら…一友人としては聞くのはやぶさかではないけど、ね?
        (鋭い切っ先向けられるような鬼気…対して鈍らの如く、相変わらずのらりくらり) -- キア? 2012-03-17 (土) 23:35:19
      • ・・・話す事など無いわ でも、何処かで噂が漏れる事があったら・・・
        出所はどうでアレ、貴方が怪我をすることになりますわよ(それは首筋にひんやりとした物が添えられるようなこえであった) -- カスミ仮装中 2012-03-18 (日) 21:21:51
      • ……結構。それに忠告ありがとう。なら、ボクからもせめて…
        …キミ自身も気を付ける事を勧めるよ。
        (誰かが洩らさずともキミが残す方が余程ありそうだ…と、ひらひら手を振り、歩き出す)
        あとはスマイルを忘れずに、ってトコかな……キミも祭りのひと時くらいは愉しんで? -- キア? 2012-03-18 (日) 21:49:16
      • ・・・最後に一つ(振り返る、さっきというか、違う、普通に別の理由の怒りと侮蔑)
        人の部屋に勝手に入り込み、部屋を漁った事実は、どういうことかしら? -- カスミ仮装中 2012-03-19 (月) 02:06:11
      • お叱りは甘んじて受け取っておくよ、不作法だったのは事実だし。ただ……
        (声音に明確に込められた侮蔑の色、舌鋒にも変わらぬ淡々とした調子は崩れず)
        ホントにわからないかい?キミ…意外と抜けてるなぁ…
        (くるりと振り向き、呆れた調子で小さく笑い)
        知り合いの部屋から血の匂いがしても、気にも留めないというのなら…
        まあ…さっきの仮面はなかなか徹底したモノなんだろうね?
        (それ位身辺にも気を遣う事さ…と、からかうように同じ忠告を繰り返して) -- キア? 2012-03-19 (月) 08:37:10
  • お、あんま見たことねえツラだな。これ一枚持ってってくれ。(渡り廊下の途中で紙束を持ったヤンキーが絡んでくる)
    (押し付けてきたコピー紙を見れば、『ニンジャに注意を!情報提供もとむ』の文字
     簡単な図絵と、幾人かの話を元に作られた情報の箇条書きも添えてある
     『狐の面をかぶっている』などの具体的な情報もあれば、『ジッサイツヨイ!』だの『その姿は正に宵闇に溶け込む漆黒の意思の体現者』など、どこのどいつが思いついたのか分からないような文章まで載っている) -- ラディ 2012-03-14 (水) 21:11:50
    • はい?え、あ、はい(丸い目を更に丸くする 絡んで来たヤンキーは、)ラディさん(知っていた 刃と拳を交わした相手だ)
      (しかし、相手は知らない自分の顔、挨拶は)はじめまして なんですかしら、これ(それを広げて眺めた そして、めをまたたかせる)
      (思わず吹きだす こんな風に書かれているとは思わなかった しかし、)お上手な絵ですわね これは?
      ニンジャといえば、ウサ先生ですから、先生の変装とかではありませんの?(涙が浮いた目の端を指で拭いながら) -- カスミ 2012-03-17 (土) 14:51:51
  • 肝試し…うーん… -- カスミ 2012-03-12 (月) 19:27:27
    • 暗闇の中、少し騒いでも変ではなく・・・精々相手も二人 隠れる場所も多く、油断もしている・・・狙いやすいか・・・ -- カスミ 2012-03-12 (月) 21:51:13
      • (和室、書き物机に頬杖をついたまま、ぼんやり明かりを眺める)
        だが・・・(左腕を伸ばした 真新しい包帯 鈍い痛み 首までの包帯 胴の痛み 治療はしたものの、重傷のままで)
        ・・・大人しくするか・・・(珍しく、だらしなく寝転がる 長い髪が広がった上、寝巻き代わりの白着物の女)
        (頭の中をグルグルと回る言葉がある 己を負かした忍びの言葉)
        『君のしていることはその外道勇者たちと変わらない。ただの行き場を失った力の憂さ晴らしでしかない』) -- カスミ 2012-03-12 (月) 21:56:30
      • (脳髄が痛むような不快感 続けて思い出すのは、火傷顔の槍士の言葉 『本当は、殺りたくねえんじゃねえのか』
        そんなわけ・・・(記憶の言葉に、声を出して否定しようとした しかし、喉がつまった 言えず、押し黙る) -- カスミ 2012-03-12 (月) 21:57:56
      • (そして、沈黙の中、もう一つ思い出す言葉があった 『…そんな怯えてんじゃねえよ…見てるコッチが辛いだろ。』
        違う!!(己が漏らした声は、己の意識よりも大きく、部屋に響いた 両の手で、顔を押さえる 違う、違うと何度も漏らす声は、苦く舌の根に滲む)
        怯えてなど、後悔など、していない 私は、私は、間違えた事など・・・ あの冒険者達と、同じでは、ない、違う・・・違う・・・(自分の声で、自分の脳に刻み込む) -- カスミ 2012-03-12 (月) 22:00:57
      • 私は、殺さねばならない、滅さねばならない・・・私のような者を、増やさぬために そうだ、そうだ 未来に芽吹く禍根を、積まねば成らない・・・
        (ぶつぶつと言葉を垂れ流す 教室では穏やかでよく微笑む瞳 今はどんよりと淀み、コールタールを煮詰めたような狂気が満ちていた)
        (ぶつぶつと、自分に言い聞かせる 未来の為だ、義は我に在り そう、自分に納得させた時 もう一つ、声を思い出した)
        『過去をいくつ重ねようが、何をしようが未来が分かるもんかよっ!』 それも、自分が襲った冒険者の声であった 自分の何処かが、痛む)
        わかる!!必ず、また悲劇が起こる!あの男たちのような物が、また生まれてしまう!!力に溺れ、弱い物を押しつぶす、あの暴力が!!
        (記憶の声に怒鳴って返した その声が、身体の傷に響く 痛みに身を丸め、呻く 顰めた顔に、涙が流れた 痛い、痛い、どこが痛い?)
        身体だ、ただ、傷が疼くだけだ・・・(自分の声で尋ねる声に、その声を押し当てる 理性など、それで焼き焦げた そうだ、)
        やはり、私は間違っていない そうだ、そうなのだ・・・ -- カスミ 2012-03-12 (月) 22:08:54
      • やはり、休んでなど居られぬのだ(開いた目を輝かせたのは、狂気であった) -- カスミ 2012-03-12 (月) 22:11:22
      • (身体を起こす 身体中が痛んだ 傷を負い続けている自分の身体は、既に、動き回るだけでも苦痛を漏らす)
        (しかし、それを無視して立ち上がれば、懐から取り出した瓶を開け、中の丸薬を飲み込んだ)
        (痛み止めの麻薬である 噛み潰せば、口の中が麻痺し、意識が高揚する 血の流れが速まり、意識が覚醒する 口元に、歪んだ笑みが浮かぶ)
        (瓶を机に置き、右手をスナップさせる その手の中に生まれた暗器 それを強く地面に叩きつける だん、と強い音がした 瞬間、畳が起き上がる)
        (返した畳の下の板を取り外す そこには、臙脂の装束があった 着物を脱ぐ 腰帯を取り、行灯の薄黄色の光の中、一糸纏わぬ姿)
        (晒を取る それを胸に捲き、そのまま股間を通し、また胸に捲く 手早く捲けば縛り、解けぬように)
        (その上から纏うは帷子 細い鎖を女の髪で幾重にも編みこんだ、軽いが頑丈なそれを、帯で縛り、固定する その上に、装束を羽織り、下穿きを履き、足首、帯、袖を絞る) -- カスミ 2012-03-12 (月) 22:20:55
      • (長い髪を首後ろできつく纏め結ぶ それを捻り、短い簪で留める 腰まである髪が、それだけで纏まった 上から頭巾を被り、顎下できつく結ぶ)
        (長い首布を捲く 裏には薄い刃や暗器が仕込まれている 防御にも使える物であった 一重して背にたらす)
        (革手甲を嵌める 指の根元までを隠す物 外腕には一枚、薄鋼を仕込んである やわな刃物など、それで弾ける)
        (顔だけが、女の姿を留めていた しかし、その表情は、既に常の女ではない 憎悪と狂気に歪んだ、復讐者のものであった その顔を、最後に狐面が覆う)
        (出来上がったのは、白面の者 行灯の明かりをつるりぬるりと照り返す面は、感情を何も写さなかった) -- カスミ 2012-03-12 (月) 22:27:07
      • (隠し床に残った、直刀を取り、鯉口を切り半ばまで引き出す ずらりと鞘滑りの音 水が滴るほどに研ぎ上げられた忍者刀 それに映る狐の目は細く、無感情であった)
        (ゆっくりとそれを納め、ななめに背負った 板を戻し、畳を寝かす 元の普通の、寮の和室であった 広がったままの着物を畳み、中央に置く) -- カスミ 2012-03-12 (月) 22:30:30
      • (そして、窓を開く 真夏の夜の生ぬるい空気が部屋を満たす 夜半、月を見る狐)
        ・・・そうだ、殺さねば成らない(声には、先ほど抱いていた悩みや躊躇いなど、残っていなかった)
        (その夜も、狐は闇に踊る 主を見送った部屋で、行灯の炎が風に吹き消えたのであった 暗転) -- ? 2012-03-12 (月) 22:32:58
  • お嬢さんお嬢さん!落としましたよお嬢さん!…俺との甘い一時をね!
    失礼、滅法麗しき黒髪にクリッとした瞳に弱いマダオなフェリックスです… -- フェリックス 2012-03-11 (日) 01:32:50
    • え?あ、はい?(胸や袂を確認してから、突然の甘言に目を瞬かせる女 そう言う言葉に慣れていないのか、呆気に取られて、はぁ、などと声を漏らしてから)
      ええと、それはその・・・(遅れて理解し、頬を染めて目を伏せる)それは、光栄でございます ええと、遠野香澄と申します(それから丁寧なお辞儀) -- カスミ 2012-03-11 (日) 01:39:37
      • いえいえこちらこそ…高貴な雰囲気を香らせる黒髪と淑やかな雰囲気を持つ貴女に出会え非常に光栄です…(こちらも深々とお辞儀を返して)
        すみません、美人を見て興奮するとついつい普段通りの口説き文句が出る癖が…
        因みに驚くかも知れませんが…当初の予定は同級生への挨拶でした(高級そうなチョコ詰め合わせの箱を差し出して)西の御菓子とかは平気で? -- フェリックス 2012-03-11 (日) 01:45:46
      • あら、その、そんなに言われてしまうと、その、困ってしまいます・・・(染まった頬を恥じるように手を当てる 俯いたまま見上げ、少し言葉を迷わせる)
        同級生 ああ(そこでやっと思い至る)お見かけした事があると思っておりました 同級生のフェリックスさんですわね
        あら(チョコを出されて微笑む)見た目も文化もこうですが、生国は此処からそうはなれて居りません 勿論、好物ですわ
        では、一つ頂きます(断るのも不躾だと思い、ひとつを抓む 口の中に入れて味わえば、頬を緩めた)美味しい// -- カスミ 2012-03-11 (日) 01:51:06
      • ハハハ嬉しいねこりゃ、まさか名前を覚えていてくれたとは(素直に笑みを見せて)
        まあその、美人を口説くのはお国柄の病気みたいなものなのでお気にせず?(からからと笑う)
        へえ、そうなのか…色んな文化が混じるこの土地ならではだ…安心した(頬を緩め美味と言われれば更に笑みは深まり)
        いやあ、やっぱり女性の微笑みはいい…俺まで幸せになれる、まっそんなこんなでこれからも口説いちゃうだろうけれどさ
        これからも宜しくね香澄ちゃん(握手の為に手を差し出して)// -- フェリックス 2012-03-11 (日) 01:58:58
      • 一応、学内の人の顔と名前は とは言え、すぐには出てこないのですけど(御免なさいね、と恥かしそうに眉を下げて笑った)
        あら、陽気なお国ですのね 慣れるまでは私の顔は茹で上がりっぱなしになりそう(はにかみながら、頑張ります、と)
        少しはもったいぶらないと、そっぽ向かれてしまいますわよ?ええ、よろしくお願いします、フェリックスさん(微笑み、少し躊躇ってから手を握った)
        (男の手なら包めるほどの小さな手だが、確かに、剣を振るう物の固さを持った掌)お恥かしいですわ -- カスミ 2012-03-11 (日) 20:47:07
      • いい国だぜ?何時か紹介したいねえ…(はにかむ姿に幸せそうに微笑んで)んん、是非とも君の照れ顔を末永く見続けていたいもんだ…
        だったら仕方ないわねって呆れながら振り向いてくれるまで口説くさ(からから笑いながら同じく硬さを持つ手でその手を握り)
        いや、いい手だと思うぜ…故郷でもこんな諺がある、手の硬い女は最高の女、家の仕事で手が硬いんだってね…旦那の為にさ
        んでこの反対が手の硬い男は悪い男、モテる為に色んな事に手を出して手が硬いんだってね
        さーてと、そんじゃ挨拶もこれぐらいにして…また教室で、じゃあなー香澄ちゃん(投げキッスをして去っていった) -- フェリックス 2012-03-11 (日) 21:36:53
      • (フェリックスを見送る表情は柔らかく 振る手は細く しかし、彼が去った後、戸を閉めた時 その目は黒く澱んでいた)
        (見つめるのは自分の手 固く歪んだ、戦士の手)違う、違う・・・違う・・・(弱く振る頭、漏らす声 フェリックスの何気ない褒め言葉が、心を深く抉った)
        この手は、家事の為ではない 洗濯で皸た訳でも、包丁を握ってタコが出来たのでもない・・・この手は、この手は・・・
        (そうであったのならば、フェリックスの言う様に、家仕事で固くなったのであれば)・・・そうであれば、どれだけ、どれだけ良かったか・・・っ(その手に落ちた涙が、鈍く掌に滲んだ)
        でも、そうじゃない・・・そんな過去は、手に、入れられなかった・・・っ(夕暮れの部屋の中、一人、声を殺して泣いていたのだった) -- カスミ 2012-03-11 (日) 22:59:44
  • 隣近所を見物してみよう…で。こっちは…養成校の子、みたいだね?(長い包みを担いで覗き込む) -- キア? 2012-03-10 (土) 19:26:12
    • (血の匂いが立ち込めていた 中に人は居ないが、まるで、惨殺でもあったかのような・・・) -- カスミ 2012-03-10 (土) 19:29:52
      • ……レイラル。何か…ボクの気のせいだといいんだけどさ。
        依頼先の遺跡で時々見かける凄惨な現場っぽい臭いなんだけど……って、キミじゃ判んないか。んー、留守みたいだけど…
        (まるで一緒に誰かいるように独りで呟きながら扉をノック、中へ足を踏み入れて) -- キア? 2012-03-10 (土) 19:34:58
      • (止める者は無く、キアが進めばあっさりと扉は開く ベッドにはシーツがなく、代わりにビニールが敷いてあった その上には、薄く乾いた赤い物があった)
        (床は普通であるが、よく見てみると、窓辺に血の手形が残っている 机や、引き出しにも 血まみれの手で開けたようだ) -- 2012-03-10 (土) 19:37:14
      • ……そうだね、乾いてるし。自力で応急処置後、お出掛け……って、感じかな?
        (血の痕跡を幾つか見て、頬を掻きながら) -- キア? 2012-03-10 (土) 20:06:13
      • (キアが見回せば、気づく事がある 机の引き出しが半開きであった)
        (手形が残っている どうやら、そこを開けて、そのままにしてしまったようだ その奥に、影でもなお明るく見える、白い何かが見えた)
        (見るならば、誰も止める事はないだろう 戻ってくる気配もない) -- カスミ 2012-03-10 (土) 20:16:53
      • ん……どうしたんだい、レイラル?白……引き出し?キミは好奇心旺盛だなー…
        (褒めてないよ、とぼやきながらゆっくり近付いて…特段躊躇せずに中を覗き見て) -- キア? 2012-03-10 (土) 20:22:38
      • (それは、血に塗れた、白い狐面であった その血は乾いてはいたが、普通ではありえぬ量の、赤) -- カスミ 2012-03-10 (土) 21:22:10
      • イナリの面、とか言うんだっけ?返り血、っぽいしー……いやー、剣呑剣呑。サスペンスっぽいよ
        こうなってくるとボクらは証拠品を見つけた所為で追われる役かな……
        (茶化すように幾分投げやりに肩を竦めるが…表情は流石に困惑気味) -- キア? 2012-03-10 (土) 21:38:54
      • (ぎしり) -- 2012-03-10 (土) 21:40:11
      • (微かに軋んだ様な音……主不在の静まり返った部屋では不思議と大きく響く)
        ……どうやら戻ったかな?お邪魔しているよ…(軽い調子で振り向き…) -- キア? 2012-03-10 (土) 21:59:41
      • あれ、キアちゃんなにしてんの?(それは、顔見知りの女生徒であった 目を瞬かせて首を傾げる)香澄さんなら居ないよ なんかさっき出てったみたいだけど
        用事だったら伝えようか?(屈託のない笑顔 部屋ではなくキアを見てるので、匂いや血の後には気付かぬようだ) -- 2012-03-10 (土) 22:13:41
      • ああ、キミか……いや。大した用じゃないんだよ。
        (大仰な仕草で何気ない風に装って、部屋の外へと押し出し…知らずに済む側へ誘って)
        ほら、ボク一度出直し組だからさ。番号が近いみたいなんだよ
        (同行する事もあるだろうし、顔見せに…と、ありふれた話をして)
        (居そうな時にまた来てみるよ……そう告げて振り向かずに扉を閉める) -- キア? 2012-03-11 (日) 00:06:33
      • (そうなんだー、たいへんだねー、と順調な冒険者見習いの少女が同情を見せる 促されるとも知らぬままに部屋からキオに意識を向けて)
        (閉まった扉、主の居ない部屋に興味はなくなる お昼でも食べに行こう、と言う話になって、歩き出した・・・) -- 2012-03-11 (日) 00:18:46
      • (キアは白い狐の面を持って行っても、持って行かなくても良い・・・) -- 2012-03-11 (日) 00:19:15
      • (戻すつもりが機を逸して、拝借したまま……狐面はキアの掌中に) -- キア? 2012-03-11 (日) 14:31:01
  • ・・・ああ(目を覚ました 身体が冷えていた 身震いした 痛みに呻き、目を開けた)・・・生きていた -- カスミ 2012-03-10 (土) 14:04:00
    • (血は乾いていた 傷は塞がっていないが、朦朧とした意識で巻いた包帯の中で何とか収まったらしい)
      (秘伝の薬がなければ、まぁ、死んでいたか、と思う 思いながら、手で床を探り、丸薬の瓶をとる 中から適当に粒を取り、飲み下す 痛みが引いていく) -- カスミ 2012-03-10 (土) 14:07:06
      • (麻薬である 暫くして動けるようになれば、同時に視界の端に変な物が見える気がした いつもの錯覚だと鼻で笑う いつもと言えるほど、麻薬に頼っている)
        (本来なら喚くほどの痛みであろうが、あっさりと起き上がる 深く切られた脇腹に手を当てる 疼くのが判った)・・・ちゃんと、手当てをせねばならないわね・・・
        しかし・・・(顔を上げる 縫い上げ、治療したそのままの部屋 シーツは血の色に染まり、服は忍び装束のまま、上は脱ぎ捨てて胸もあらわ)
        (頭には狐面が乗って、)人が見たら、なんと言うかな(思わず笑う) -- カスミ 2012-03-10 (土) 14:32:07
      • (面を取り、机の奥にしまう 汚れた忍び装束を脱ぎ払い、一糸纏わぬ姿のまま、それを畳む)
        (袋につめ、血まみれのシーツも詰め その上から、ゴミ箱のゴミを入れて口を縛る)
        (汲み置きの水に手拭を浸し、身体に乾いた血を拭う 顔、髪、胸、腰、腹、脚 汲み桶の水が真っ赤に染まる 桶に蓋をした) -- カスミ 2012-03-10 (土) 14:41:04
      • 血が足りない・・・(立ち上がる ふらついて壁にぶつかる 麻薬で痛覚が鈍っている分、傷みが違和感となって体を蝕む)
        (内臓が歪む違和感を感じた 咄嗟に水桶の蓋を開ける そこに吐きだした吐瀉物は僅かに赤い)
        ・・・治療を、しなければ・・・ くそ、道具が、足りない・・・(壁に肩を押し当てて何とか立ち、荒い呼吸を繰り返す 息を飲み込めば、何とか立ち直し、上は裸に包帯捲きのままコートを羽織る)
        保健室か・・・(扉を開け、出て行った) -- カスミ 2012-03-10 (土) 17:25:51
  • -- 2012-03-10 (土) 14:03:25
  • -- 2012-03-10 (土) 14:03:22
  • -- 2012-03-10 (土) 14:03:19
  • (窓が開き、人が転がり込む 静謐であった部屋を、赤が汚す 荒い呼吸 窓を閉める手も震えて)
    糞っ、糞っ、ああっ!(低く、苦い声 窓を閉めた手が血で滑った そのままずるずると膝をつく 脇腹を抑えた手が、赤く染まる) -- カスミ 2012-03-10 (土) 06:29:02
    • あのような、者が・・・何故、平然と紛れる 何故、冒険者になろうとする・・・っ だから、だからだ! だからいけないのだ・・・!!
      (女の姿は、常にまとう着物ではない 臙脂の忍び装束 額には狐面が押し上げられていた どれもが、血に塗れていた)
      あのような物が、世に・・・解き放たれて、良いものか・・・!!だから、私の国が・・・民が・・・あの人が・・・!!ごほっ!?(咳き込む 喀血である) -- カスミ 2012-03-10 (土) 06:31:43
      • (震える手で、書き物机の引き出しを開ける 乱暴に箱を取り出し、蓋を開ける 丸薬 それを何錠か掴み口に入れる)
        (1度咳き込んで吐き出すが、口内の血に乗せて無理に飲み下す 数個奥歯で噛み潰し、口内に含ませて飲み込んだ)
        はぁー、は、はぁ、はぁ・・・!!ぐ、は、ああ・・・ あ!(痛みと疲労と虚脱感から、暫く、机に寄りかかって、荒い呼吸 満身創痍だが、目は、怒りと憎しみに燃えていた) -- カスミ 2012-03-10 (土) 06:34:14
      • (そのうちに呼吸が緩む 飲んだのは痛み止めだ 麻薬を混ぜた強力な物 怪我の深刻さは変わらないが、ひと時だけ痛みを忘れる)
        (反射的に震える手に力を込め、引き出しの中から取り出すのは酒瓶 栓を咥え抜けば、部屋の隅に吹き捨てる 変わりに、口に咥えるのは長い首巻の布)
        それを奥歯に深く噛み締め、乱暴に酒瓶の中身を傷に振りかけた)
        !!!(痛みは感じない だが、身体が反応し、引きつったような声が喉から漏れる その声を、布を噛み締めて堪えた) -- カスミ 2012-03-10 (土) 06:35:54
      • (奥歯に布を噛み締めたまま、次いで取り出すのは裁縫道具であった 糸と、針)
        (灯したままの行灯の火に針を翳し、長く炙る 酒につけて消毒した糸を通し、上着を脱ぐ)
        (装束を脱ぎ、帷子を脱ぐ 白い身体を行灯の暗い明かりに晒す 血で濡れたその身体がぬらぬらと妖しく輝く)
        (脇腹を見る 酒で現れ、晒されているのは鋭い刃物で切られた痕 顔を顰める)
        鈍い傷でなくて良かったか・・・は(自嘲してから、針を躊躇わず、傷に当てた そのまま、少しずつ縫っていく 自分で、縫うのだ) -- カスミ 2012-03-10 (土) 06:42:14
      • (手馴れていた 古傷だらけな身体に、一つ深い傷が増えただけだ 笑いが浮かんだ、痛みで顔が歪んだだけだった)
        (縫い終わり、糸を結ぶ 内蔵はやられていなかったようだ そのまま倒れる 見上げた天井がぐるぐると回る錯覚を味わう)
        血が、足らないわ・・・これ、は・・・流石に、・・・危・・・(呼吸が短く速くなる 痛みを感じないのは薬のお陰か、瀕死で麻痺しているだけか)
        どれとも、判らないわ・・・は、でも、死んで、堪るもの、ですか・・・(血まみれの針を机に置く 傷消毒用の酒に口をつけ、寝転がったまま呑む)
        (しかし、痛んだ体が反応し、逆流する むせる その動きが傷を痛め、身体が引きつり、丸くなって呻く) -- カスミ 2012-03-10 (土) 06:52:08
      • (視界が霞む 歪む)・・・しねない まだ、未だ・・・なさねば、ならない・・・(天井を見上げる 血止めも特に出来ていない傷である)
        (このままでは死ぬか そう思う 人の顔が思い浮かぶ 走馬灯かと思えば、苛立ちが立ち、舌打ちをもらす)
        (幼い頃のこと、両親、友人達の事 恋人であった男の事 そして、その全てを失った日の事)
        (今までは、そこで終わっていた 燃える炎の記憶が、憎悪と憤怒を書き立て、命と身体を繋ぐ楔となっていた)
        (しかし、今宵は違った その後の事 この街にきた事 殺す為に襲った冒険者達の事 そして、普段の、教室や学園生活の事 眉を寄せる、思い出してどうなる、と思う)
        全ては、偽りの・・・あれも、これも、油断させ、殺す機会をうかがうための、偽り・・・(その筈であるが、記憶の再生は止まらない)
        (寮の談話室での事、野球拳に勘違いで出たこと、教室での焼肉の事 同級生達の事) -- カスミ 2012-03-10 (土) 06:59:54
      • 馬鹿、馬鹿しい・・・全部、私は・・・ 全員を、殺す、為・・・(は、と漏らした呼吸は、自嘲である 今更に、)普通の生活など、望むべくも、ない・・・
        死なぬ 死なぬぞ・・・(今思い出した記憶を、塗りつぶす 意識して、憎悪に塗り上げる 思い出したその事実を認めてしまっては、自分は・・・)
        皆、殺す・・・ 殺して、見せる・・・ (その為にも、この傷を治さなければならない だが、このままでは)
        (何か、どうにか ・・・どうすればいい)・・・(そう考えた先に、一人、顔が浮かんだ 自分を最初に下し、その上で、生徒だと呼ばわった、あの憎い男の事)
        ・・・は、私こそ・・・馬鹿、だ・・・(口元に浮かんだのは、苦笑であった)助けなど、望んでどうする・・・敵地、全員、敵で・・・一人だ 私は、全部、一人で・・・ -- カスミ 2012-03-10 (土) 07:04:16
      • 一人、で・・・(息を吸う そこで、意識が薄らいだ 何かを求めるように片手を天井に伸ばした 一筋、涙が零れた) -- カスミ 2012-03-10 (土) 07:05:10
  •   -- 2012-03-10 (土) 06:24:00
  •   -- 2012-03-10 (土) 06:23:57
  •   -- 2012-03-10 (土) 06:23:55
  •   -- 2012-03-10 (土) 06:23:52
  • やぁやぁ、この前物理部に顔を出してくれたという噂のカスミさんかな?
    (のん気そうなエルフ耳の少女がカスミを訪ねてきて) -- ノア 2012-03-09 (金) 01:13:48
    • あら、これはどうも(お辞儀をして迎えた女 着物姿)ええと、そちらは…ノアさん、でしたでしょうか? -- カスミ 2012-03-09 (金) 01:43:29
      • おおっと先に名乗るべきだったぁー! 私はノア・マドリガル。物理部の部長だよ。よろしくね!
        それで前は見学しに来てくれたのカナ? 人がいなくて帰っちゃったみたいだけど。 -- ノア 2012-03-09 (金) 07:15:39
      • あ、はい、まだ来たばかりなので、色んな部活を見学しようかな、と思いまして
        さすが二時間が悪かったようで、お会いできませんでしたが・・・態々ありがとうございます
        (丁寧にお辞儀してから部屋に通す) 今、お茶をお入れしますね -- カスミ 2012-03-09 (金) 18:37:10
      • そっか。(にっこりと笑って)うちは見学大歓迎だよ。今度改めて見に来てね。
        いやいやー、お気遣いなく。(部屋に通されると正座し)へぇー……東洋風だ。
        カスミさんは東洋の人なのかな? -- ノア 2012-03-10 (土) 02:10:14
      • はい、ありがとうございます、ノアさん(気遣いなくと言われても、きっちりお茶を出す)
        ええ、父も母も東洋の生まれで でも、私はこの近くの国で生まれましたの だから、文化はこちらも良く知っておりますわ
        (そう言って微笑み)物理部は盛況のようですわね 皆さん、戦いの勉強を? -- カスミ 2012-03-10 (土) 02:38:12
      • おお……ヤマトナデシコだー…(正座をさらに固いものにしてお茶を受け取る)ははーっ。
        そうなの? こっちはいいよね、機械技術も魔導技術も発達しててさ。私の故郷の鉱山街が田舎に見えちゃうくらい。
        うん、盛況盛況。(お茶を一口)戦闘演習とか、トレーニングとか、色々。大体は戦いの勉強で合ってるよ。 -- ノア 2012-03-10 (土) 02:40:44
      • 向こうの言葉は、あまり喋れませんけれどね?(てれたように、頬に手を当てて微笑んで)胡坐をかいてください、膝をそろえる必要はありませんわよ
        あら、ノアさんも異国の生まれで お互い、異国で苦労してるのではありません?良かったら、仲良くしてくださいましな
        そうですか・・・(戦いの練習、と繰り返してから、ノアの目を見て)部長さんと言う事は、貴女が一番お強いのですかしら? -- カスミ 2012-03-10 (土) 02:44:41
      • ……そう?(ふぃーと息を吐きながら足を崩して)あ、足痺れた…
        うんうん、こっちじゃ常識もルールも変わってくるしさー。仲良くしてね、カスミ。
        ……ん? んーんー。(首を左右に振って)物理部じゃ中の下くらいの強さじゃないかな。最近、ちょっとコツは掴んだけど。
        (相手の目を真っ直ぐに見つめる。きれーな人だなーとか思いながら…) -- ノア 2012-03-10 (土) 03:04:16
      • あらあら そういう時は、親指を抓んで伸ばしながら足のうらを揉むと良いですわよ 何でも、血行が良くなってはやく痺れが取れるんだとか
        (こちらはきちんと膝をそろえた正座で、苦にした様子もなく)そうね、ええ、仲良く(繰り返していって、微笑んだ)
        あら、そうですの?では、一番強い方はどなたかしら 私は転入生なので、まだ、良くこの学校の人達を知りませんの
        コツ・・・少しずつ、皆さんも強くなっていきますのね・・・(穏やかな目を細め、ノアから視線を外す 何かを思うような沈黙の後)私も、もっと強くなりとうございますわ ねえ、入部しても宜しいかしら -- カスミ 2012-03-10 (土) 03:11:51
      • うー……そうする…(眉を八の字にしながら必死に足の裏を揉み)
        一番強いのはウズかラディ辺りかなぁ……相性もあるから一概に誰が強いとは言い難いかもね。
        うん。私だっていつまでも今の位置にはいないよ!(腕まくりをして笑って見せて)え、本当!
        だったら歓迎するよ、物理部にようこそ、カスミ!(屈託のない笑顔) -- ノア 2012-03-10 (土) 03:25:03
      • ウズさん、ラディさん・・・左様でございますか(そう言って微笑む ノアが痺れた足に顔をやる直前、一瞬だけ、女の目が鋭くなった気がした 顔を戻せば、女は先程と同じ穏やかな笑みで)
        そう、なら、時が経てば経つほどに、皆さん強くなられますわね ・・・それはとても、素敵な事(目を細めた)
        ありがとうございます、ノアさん いえ、部長さん?(屈託がない笑みに優しい笑みを返した 両手指をついて、綺麗な座礼 しかし、ノアには少し、それが冷たく見えたかもしれない 錯覚かもしれない) -- カスミ 2012-03-10 (土) 03:44:32
      • ………?(きょとんとした表情。相手の僅かな眼光の変化には気付かず)
        うん。強くなれば冒険者として格が上がる。そうなれば勇者アレックスのような立派な冒険者に近付く!
        んー………(どこか冷たい印象を受けたが、それが東洋式の礼節だろうと思い悩み)うん、こちらこそよろしくね?(と、無難に返して)
        それじゃ私はそろそろ帰るよー。また部室でね、カスミ!(笑顔で手を振り、来た時同様にのん気そうに帰っていく少女だった) -- ノア 2012-03-10 (土) 03:56:33
      • (微笑んでノアを見送った後に、戸を閉めて)
        ノア、ラディ、ウズ・・・そう、その三人が、当面の・・・ (その手には、研ぎ澄まされた手裏剣があった それを壁に投げる 木の節目に突き刺さる 女の目は、冷たかった) -- カスミ 2012-03-10 (土) 03:58:10
  • 一通の封筒が届けられた
    切手も貼られていない蛙の紋で封をされたそれを開くと、中からは手紙とはかったように左手の薬指に合うサイズの指輪

    この指輪が、君を僕の元へと導くだろう
            ――世界の果て
    -- 2012-03-08 (木) 22:15:12
  • こんちはーっす、えーとカスミ…さn?先月はどうもお疲れ様でした(ぺこり)
    これ、お近づきの印ってわけじゃあないんですけどホワイトデーのクッキーをどうぞ(すす、と温かみのあるデザインの紙箱に入ったクッキー詰めを差し出す) -- サイフ 2012-03-08 (木) 04:18:24
    • あ(挨拶に来たサイフを見れば、頬を染め、困ったように俯いてしまった)そう・・・ですね、お疲れ様でございました・・・
      あの時はどうにも、、お見苦しい物を(思い出すうちに、じんわりと耳まで赤くなる やはり、間近で見られたとも成ると、なんとも気恥ずかしさが先に立つ しかし、差し出されるものに顔を上げた)
      ホワイトデーの?あん、私は差し上げてませんが・・・ええと、でも、はい(少し首を傾げてから、はにかみ、受け取る)この包装・・・手作りですか? -- カスミ 2012-03-08 (木) 10:30:03
      • (うはあ…いい反応だなあとつい、思いながらカスミのその様子を目を細めて眺める)いや、見苦しいなんてとても……よかったです(よほど耳をそばだてないと聞こえない程の小さな呟き)
        ああ、もらってないけど訪問ついでにね。別に来年のバレンタインに期待しているわけじゃあないから安心して欲しいかな!
        ううん、身内がやってるケーキ屋の箱なんだ。俺はそんなに手先器用じゃないってー -- サイフ 2012-03-08 (木) 11:03:05
      • な、何を笑っていらっしゃいますの?(眺められて言葉が続かず、ちょっと咎めるような、拗ねた声)・・・(呟きが聞こえたのか、絶句してまた赤くなった)
        あら、ご家族が・・・左様でございますか(納得して頷けば、照れは残るものの、たおやかに微笑み)嬉しいです、有難うございます、サイフさん
        あまり、バレンタインと言う行事は今まで縁遠かったのですが、来年は、(あえて断ったサイフの言葉を思い出して、くすくす笑いをもらす)参加してみようかしら -- カスミ 2012-03-08 (木) 22:02:08
  • ええと……先月は大変だった、な。カスミの名前の響きからしてたぶん同郷だろう?
    こいつを作ってきたので良かったら食べて元気をだしてくれな -- サツキ 2012-03-08 (木) 03:34:52
    • ええ、まさかあのような事になろうとは・・・(目を伏せて頬を両手で隠す)出来れば、お忘れに成ってくださいましな
      あら、ねりきり お手製ですの?素敵ですわ(驚いたように目を瞬かせれば、恥かしさはまだ残るものの、笑顔を浮かべて受け取る)有難うございます 嬉しいですわサツキさん -- カスミ 2012-03-08 (木) 10:24:55
  • 御機嫌よう……少し遅いですけれどギリギリですわよねバレンタインチョコを差し上げますわ
    (中身は黒薔薇のビターと紅薔薇のフランボワーズチョコレートのセット) -- クリスマスローズ 2012-03-07 (水) 12:57:23
    • あら、まだそう話したこともないのに・・・わざわざ?(驚いた顔をして、それからはにかむ)
      かたじけのう御座いますわ クリスマスローズさん 美味しく頂きます
      (深く頭を下げてから、少し考えた様子)宜しければ、お茶でも? -- カスミ 2012-03-07 (水) 22:15:38
  • (今日の夜、養成校では特別授業があるらしい) -- 2012-03-06 (火) 21:12:08
    • ふん、『動体視力と判断力、運と胆力を測ります』?どんな授業かしら(騙された) -- カスミ 2012-03-06 (火) 21:15:22
      • (では) -- カスミ 2012-03-06 (火) 22:58:40
      • 汚された…(さめざめ・・・) -- カスミ 2012-03-07 (水) 01:45:41
  • 面が二枚も駄目になった まだだ、まだ未熟に過ぎる・・・私は、力が足りないわ -- カスミ 2012-03-06 (火) 02:22:47
    • 情けを掛けられたわけではない でも、それ以上に許せない・・・ きっと、あの首を搔いて見せるわ 同じ忍びであるなら、負けるわけには行かない -- カスミ 2012-03-06 (火) 02:23:51
      • より鋭い刃を より鋭い殺意を (一人の部屋で呟き、そっと武器の手入れを始めたのだった) -- カスミ 2012-03-06 (火) 02:24:30
  • 千里の道も一歩から、とりあえず隣人から侵略だ!
    (部屋の扉をノックして)おい、誰か居るか? -- ホーク 2012-03-06 (火) 00:17:17
    • はい、居ります(丁寧な返答の後、扉を開けたのは東洋の女)御機嫌よう はじめまして(優しく微笑み、尋ねる)どちら様かしら -- カスミ 2012-03-06 (火) 01:11:27
      • う、うむ。はじめましてだな。(相手の丁寧な応対に驚いたような表情)
        俺はホークアイ、ホークアイ・カルサイト。近くに同じ養成校の生徒がいると聞いて顔を見に来た。
        次はそっちの番だぞ。(腕を組んで相手の言葉を待つ) -- ホーク 2012-03-06 (火) 01:18:47
      • はい お初にお目にかかります(たおやかな所作、声音 戸惑う相手に微笑む女)
        養成所の それはまぁ、ご丁寧に有難うございます(言葉以上に丁寧に頭を下げる 長い髪が顔を隠す)
        (顔を上げれば胸に片手を当てて)申し遅れました 私は遠野家の生まれ 香澄と申します 1月からの編入生となります ホークさん、貴方も同じ月ですか?(目を見て首をかしげ) -- カスミ 2012-03-06 (火) 01:45:05
      • ごほん!(慣れない丁寧なものいいに気後れして、思わず咳払い)
        カスミだな、覚えたぞ。俺は今月の頭からだ、冒険はまだ行ったことがない。
        今はまだからっきしだが、養成校、ひいてはこの世界はいずれこの手に落ちることになる、しっかり俺の顔と名を覚えておくといいぞ!(ふん、と偉そうに鼻を鳴らす) -- ホーク 2012-03-06 (火) 01:51:49
      • あら(戸惑う様子を見ていたが、威張り腐って言った言葉に目を瞬かせ、それから、くすくすとおかしそうに笑う)
        そう、それは楽しみですわ それなら、貴方に顔をしっかり覚えていただかないと ホークさん、お隣同士、よろしくお願いしますね?
        (目を見るのは癖なのか、じっと見つめたまままた首を傾げた) -- カスミ 2012-03-06 (火) 02:14:56
      • うむ、殊勝な心がけだな!よろしく頼むぞ。
        (と、偉そうに言いつつも時折目が泳ぐ)
        とりあえず今日は挨拶だけにしておこう、正式に俺の手下になりたくなったときにはいつでも言うんだぞ!
        (言い終えると踵を返して走り去っていった) -- ホーク 2012-03-06 (火) 02:47:47
      • ええ、『こちらこそ』(優しく微笑み、去っていく瀬を見送って手を振る)
        (その手を下ろせば、微笑みはそのままに瞳の色を消し)覚えておくわ、ね、裸の王様(扉を閉めた) -- カスミ 2012-03-06 (火) 02:54:09
  • (刀を研いでいる がりりと削れる音がする 取り上げて懐紙でゆっくりと刃を拭う)刃こぼれ…あんな固い身体があるなんて -- カスミ 2012-03-04 (日) 23:44:38
    • 次、彼とやるとしたら奇襲 それも、上からの 狙うは関節 そうね、首の根元が良い -- カスミ 2012-03-04 (日) 23:45:22
      • 一撃でやらなければ、武器が潰される 消耗戦は…私の体力では、不利 -- カスミ 2012-03-04 (日) 23:45:45
      • (砥石に水をかける そっと刀の刃を当てれば、一研ぎに念を込め、丁寧に、丁寧に) -- カスミ 2012-03-04 (日) 23:46:24
  • 全てはここから・・・(酒場の二階の部屋で呟いた) -- カスミ 2012-03-04 (日) 22:00:39
    • まずは転入手続きをしなければいけないかしら・・・ああ、でも、ここで躓いてしまったら・・・ -- カスミ 2012-03-04 (日) 22:11:43
      • ああ、でも出来るかしら 疑われないかしら ここでばれてしまっては・・・ 失敗は許されないわ・・・ -- カスミ 2012-03-04 (日) 22:12:17
      • (深呼吸して頬を両手で張って)行こう 行くわ -- カスミ 2012-03-04 (日) 22:12:41
      • 〜数時間後〜 -- 2012-03-05 (月) 00:45:26
      • 拍子抜けするくらい簡単に通されたわ・・・良いのかしら・・・(入学要項を眺めながら首を傾げた) -- カスミ 2012-03-05 (月) 00:46:15

Last-modified: 2012-04-13 Fri 02:36:33 JST (4397d)