ツァールマン家出身 アーデルベルト・ツァールマン 408965 Edit

ID:408965
名前:アーデルベルト・ツァールマン
出身家:ツァールマン
年齢:30
性別:
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前職:
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理由:
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状態:
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その他:ステータス/戦歴
企画/貴人饗宴

聖剣の行方

〜 依頼中に負傷した子爵は従者の助けにより、事なきを得る。そしてパーティから離れ、その足で…… 〜

……この辺りか。予定を繰り上げたが、この絶好機を逃すワケにはいかん
彼は従者の聖剣を連れ、とある王族護衛のパーティが通りがかる街道脇の森に潜んでいた
パーティメンバーの中には子爵の息がかかった者も混ざっている。そう、彼の目的は……

ふふふ……マイヤ、遂に私の悲願を叶える時だ! 私に力を貸してくれ。悪を斬る聖剣の力を!!
……マスター、怪我はともかくとして先程の依頼で貴方は力を使い過ぎました。これ以上は無理です
無理なものか。私にはお前がついている!私の天使、泉の聖剣『マイヤ・ニコラエヴナ』がな! はっはっは!!
さぁ皇帝陛下、あなたの時代は終わりを告げる……重税に苦しむ属国もその国民もいなくなり、新たな皇帝が生まれるのだ
私は陛下の血を浴びて汚れ、悪魔に身を落とすだろう……だが、私の意志を次ぐ者が我が国の賢王となる!

……?
マイヤは何か違和感を感じていた。それは、失われた記憶の奥底から湧き上がる不吉な水音……
これは……? そう、忘れていた。でも何となく分かってきました……
? どうしたマイヤ。何をブツブツ言っている? さぁもうすぐ来るぞ。お前も力を貸してくれ
アーデルベルトが鞘から剣を抜く……そこにはマイヤ、聖剣の加護が宿り水の魔力が溢れていた。だが
マスター、貴方はどうやら「失格」のようです
ん? な、何を突然……どうしたのだマイヤ。私の剣はお前の加護によってこんなにも力に満ち溢れているじゃないか!
この男は気付いていない。己が既に

溺れてしまっていることに


残念です。せめて私が知っていれば、助言もできたかもしれませんが……ふふっ、おかしいですね。私がこんなことを言うなんて
私、自分では気付いていませんでしたがマスターのことをかなり気に入っていたようです。でも、お別れですね

何を言っているんだ!? お前はまだ、聖剣としての仕事を終えていないじゃないか?まだ、私を助けてもらわねば困……!
ずぶっ……ずぶっ……
溺れた男はようやく気付く。自分の立っている場所が、地面の上ではなく水の上だということに
景色は泉。周囲は霧に囲まれ何も見えず、身体は水に沈んでいく……

さようなら。貴族の従者というのも、それなりに面白かったですよマスター。さて、今月は海に行く予定でした、早く帰らないと
どういうことだこれは!? ま、マイヤ!早く私を助けろ!! 私達は契約を交わした筈だ、私に力を貸せェ!!
既に胸元まで沈んでいる男は必死に水上に立つ少女の白い足に縋ろうと手を伸ばす。だがその手は何も掴めない
……マスター。その角度だとそろそろ私の下着が見えるでしょうね。えっち
ば、馬鹿者っ!そんなふざけたことを言ってないで早く私を助けろォ!! ぐっ、がっ……!?
まるで水底から手が伸び、自分の足を掴まれているような感覚。抵抗は全て水の泡であり、彼には死しか待っていない
マスター……貴方は私の力に溺れてしまった。私は泉、沈める力はあっても、水辺から手を出して引き上げることはできません
ですから、「残念」だと言ったのです。こうなっては全てが遅い……

おのれマイヤ……貴様、私を騙したのか!糞ッ! 使命を果たせぬまま、私は死ぬのか……おのれェェェェ!!!!
聖剣の少女は水上を悠々と歩いて去っていく……男の怨み声もやがて彼が沈み聞こえなくなり、泉は静かな姿に戻る……



ふんっ、雑兵ごときに……聖剣の加護を受けた私を止めることはできんよっ!
断末魔を上げて倒れる近衛兵。彼は皇帝を守るための兵士……それを斬るこの貴族はすなわち反体制派ということ
マスター、ここにいましたか
ここは剣と血が舞う混乱の城内……握るフランベルクの血を払い彼の元に駆け寄ってくるのは薄着の華奢な少女
この戦争画には異彩を放ち過ぎるその純白の服と肌。そして清らか過ぎる蒼い長髪にエメラルドの瞳
http://notarejini.orz.hm/up2/file/qst066864.png 
マイエンジェル、何故来たのかね? 君の手は私の汚れた革命の血に塗れるべきではない
まぁそう言わずに。主の背中を守るのが従者の役目ですから……それに、血は洗い流せばよいかと存じます
フッ……相変わらずお前は屁理屈が上手い、ふんッ!
近付いてきた近衛兵に対応し、鍔迫り合い。少女の方も階下から上ってくる増援に水弾を放ち敵を追い払う
来る途中、10人ほど斬ってまいりました。マスターの息がかかった方達も各所で善戦しているようです。このまま迅速に落とすが得策かと
そのようだ……なっ! よし、護衛は全て殺した。さぁ皇帝の首を取りに行く!ついてこい我が聖剣!!
了解です、マスター




それは聖剣の少女が幻視した別の未来(トゥルーエンド)。勿論幻に過ぎず、蜃気楼のように彼女の頭から容易く消えていく……
そう、海……夏も真っ盛りですから、絶対海に行きたいです。マスターの別荘から自分の荷物だけ、迅速に取ってこなくては
そこに、私なんていなかったかのように……折角、マスターが私を自由にしてくれるようにしてくれたのですから
……もう、マスターではありませんけどね。それと、せめてあの人がやったことが無駄にならないように手配もしなければ

これにて2人の契約は解かれた。子爵の悲願であった革命は彼の同士によってしっかり行われるのだが、それはまた数年後の話……


アーデルベルト・ツァールマン
──黄金暦162年 8月、行方不明──



子爵のいた別荘 Edit

※聖剣の行方

10段評価で 武力7 統率6 内政9 外交4 魅力5 な男 Edit

野心家の貴族。聖剣の力を借りて成り上がろうと目論む(元々父は男爵であったが、現在の彼は子爵)
父の死後、爵位を継ぐ。祖国では領地の守りも勿論だが、他国への侵略や領内の発展、治安維持で大成し子爵に
その手腕を買われて王室からも軍事や政治的な助言を求められることも。ただし、魔術分野には疎い
また、敬虔な十字教徒でもある。教皇との繋がりも出世の一因であると噂されている
彼の持つ強力な聖剣についてはそれなりに噂されている。その多くは「教皇から賜ったのではないか」というもの
従者であり自身の剣でもあるマイヤを利用するのがメインで、自分が強くなろうとは考えない
したたかな男だが、人当たりは良く紳士的。平民にも分け隔てなく接する。見た目は多分普通の何の変哲も無い貴族的な格好
自分のことは謙遜し、特別不快感の無い相手は適度に褒めるような傾向がある
常に余裕を持つエレガント精神をモットーにしており、「はっはっは」という笑いと「男子たるもの」云々が口癖
普段はマイヤを召使として侍らせているが、彼女を残して何処かへ行くこともある
実は貴族というものに対してあまり良い感情は抱いておらず、テンプレな貴族は苦手としている
彼の野望についてはマイヤ以外は知らない極秘事項であるらしい……
しかし器の小さいCV.松本保典 身長は高く190cmくらい マイヤ曰く、老け顔の髭面の27歳
(中の人としてはコードギアスのオレンジとロロナのアトリエのジオさんを足して割ったような顔を想定してる)

+  戦闘設定

交友 Edit

※マイヤは良く分からないことを言いますが無害です

主→&color(#696969){}; 剣→&color(#8A2BE2){};
リッツ
ユーリィ
リッツさんは少し緊張して私とお話します。マイヤに何か原因があるのでしょうか
ユーリィ君は私とも自然体で話してくれる爽やかな青年だ。私も叶うなら彼のように生きてみたかったな……
スィーニ侯爵気兼ねなく話せますが、古いお屋敷に住んでいる良家のお嬢様です
その魂は……少々特殊なように見受けられます。まるで生まれたてのようで……
アーガメット男爵魔術師としても有名な男爵。才能の無い私からすれば羨ましい限りだ
収集癖があるようで、我が剣、マイヤにも興味津々の様子。さて……どう出るのかな彼は
エイミア少々気は強いが素直でよい子だ。貴族の娘には絶対にいないタイプで眩しく見えるよ
彼女の恥じらいの精神、マイヤに少し分けて欲しいくらいだ……
数奇卿彼の噂はよく耳にしていた。凡庸な能力しか持たない私としては彼は嫉妬の対象だよ
列車旅行の時のお礼に水晶をくれました。意外と気安い方なのかもしれませんね
エピタフ貴族の長子らしいが……間違いなくその器ではないな
私のように適応するか、打ち捨てられるか……いずれにせよ苦悩は免れないだろう。同情する
フェデリカ伯爵黄金槍(レーゲルアシュトム)に選ばれた悲劇の英雄。重圧や束縛等ここには無いのだからその心のまま咲いて欲しく思う
マスターのように貴族嫌いで、マスターのように私に優しい方です。……少し、お姉さんみたいな方です
木乃姫私がであるように、彼女はなのです
少しだけ親近感の湧く方です……たまに遊びに行きたいと思います
翔子ワープで空から降りてきた人間です。傘を持っているのが特徴
抱きついたりほっぺにキスをするのが彼女の国の挨拶らしいです
ファルコ釣り好きな弱小貴族の次男坊。戦いの腕はなかなかだが、どうにも働き蟻思考の持ち主だな
平和を愛し、持たざる者に分け与えたいと言うその理想には共感できるがね
エルシュナ依頼でよく同行する人です。弓の扱いが上手です。奴隷市に住んでる奴隷さんとのことですが
その割には元気そうに見えます。心の底は見えないので何とも言えませんが
アディックパンツ大好きな変態さんです。目つきの悪さからして変態っぷりが滲み出てますね
でも意外と優しい方のようで……狙いがハズレましたね チッ
プリム?思わぬところで貴族令嬢と知り合ってしまいました。いろんな意味で美味しそうな人です
魔術分野に明るいので私のことを簡単に理解してくれそうなのは助かります
フィンネル件の礼として晩餐に招待したかったのだが、果たせぬ約束となった
彼の魂は人工物のように見えました……が、今となっては確かめる術がありませんね
シグネ子爵夫人子爵夫人らしく厳格な女性でした。気高いその魂には興味があったのですが……
我が従者の無礼を詫びようと思っていたのだが、残念だ。ご冥福を祈りたく思う
奇行機工伯キザール卿……今思えば彼とは手を結べたかもしれない。後の祭りだがね……
契約し損ねてしまいました……彼が本当にここで死ぬ器だったとは思えないのですが。残念です
ウェイビアー街でマイヤに話しかけてくれる、優しくてツッコミが冴え渡る方でした
依頼から帰ってこないそうです……もう会えないと思うと残念ですね

米米アウト Edit


Last-modified: 2010-07-22 Thu 02:16:42 JST (5026d)