吸血鬼 寄神 蛍は魔術師風越 優理を壊したい †
寄神 蛍はある日、禁書の断章<血の渇望>に憑依され、擬吸血鬼となった。
つまり、本来の吸血鬼とは厳密にいえば異なる存在である。
しかし、寄神が融合能力に目覚めた事により事態は一変、魔導書は寄神と融合し完全な吸血鬼となる。
一方、風越 優理は魔法戦により断章を回収し、寄神を解放しようとする。
しかし、通常とは異なる禁書と化した<血の渇望>、それに対する有効な手立てを持たぬまま風越は敗北。
<血の渇望>は風越に対する執着と、魔法使いとその仲間達への復讐として、行動を開始した。
そして、自由を得た<血の渇望>は洋上都市へ悪意を振りまき始めたのである。
//風越との関係性表ふったら愛情or嫌悪がでた
3行解説 †
- 禁書とは
魔導書と呼ばれる事もある
本のくせに勝手に出歩く
人に悪さする
- 断章とは
禁書を分割したもの
人に取り付く
- 血徒
吸血鬼に魅了されてしまった人たち
雑魚
シナリオ導入部 †
あなたのキャラクターの事件への参加動機です。
- 風越の救出
あなたは風越の残した敵の情報から彼の身が危険な状態であることを掴みます。
そして、あなたには風越を助ける強い理由があります。
- NPCの説得
あなたは敵に魅了されてしまったNPCを説得し、
手遅れになる前に助けなければいけません。(風越とは特に縁がない方向けの動機です)
- 寄神ほたるの救済
あなたは寄神ほたるに強い関係のある人物です。
貴女の目標は彼女の救済ですが、どのように救済するかはあなた自身にかかっています。
そして一度、吸血鬼へ転成した人間が元に戻った例は無いと言われています。
- 依頼
何者かがあなたに敵の撃破を依頼します。
報酬はあなたにとって重要なものです。
- 都市の平和
敵は都市の一地区を占領する危険性を持っています。
これを見過ごす訳には行きませんがまだはっきりをした情報を掴んでいません。
あなたは敵の目論見を確かめ、叩き潰す理由があります。
- 敵への復讐
あなたは敵にひどい目に合わされました。
復讐の機会は今です。
これを逃す手はありません。
- なんとなく
あなたは敵に対しても風越に対しても関係のない立場ですが
知り合いがこの事件へ関わったため、行動を共にします。
- その他
やりたい演出がある方はお伝え下さい
心の支え †
人は誰しもどんな厳しい状況にあっても希望、
心の支えをもつことで困難に立ち向かっていくことができます。
家族や友人、自分の信じる勇気、頼れる仲間たち。
そういったものに支えられているからこそ、あなたは吸血鬼に臆する事無く、戦えるのです。
前置きが長くなりましたが、吸血鬼はあなたの身辺を嗅ぎまわり心の支え、幸福を破壊しに来ます。
お覚悟を。
心の支え<幸福> †
以下は、幸福の例です。
- 自信 あなたは何かしらの自信を心の支えにしています。
- 地位 あなたは社会的なステータスを保持しています。
- 高い役職 英雄 お金持ち 特権階級 人格者 リーダー
- 日常 あなたには心安らぐ場所や存在があります。
- 人脈 あなたにはあなたを支える理解者がいます。
- 退路 あなたにはいざという時の逃げ道があります。
幸福設定について †
基本的に、幸福が守りきれるかどうかは打ち合わせで決めます。
処理の効率化のために、一旦、GM(便宜上この言葉を使います。)がダイスを振りますが最終決定はPLが行います。
- 幸福設定はシナリオ展開の素材
- 吸血鬼は幸福を狙い破壊しようとします。
あなたは当然それを防ぐ必要がありますので自分の演出しやすい幸福を設定すると良いでしょう。
自分一人では守り切れないときは仲間を頼って下さい。
ただし、イベントに参加してない人を無理に巻き込むような設定は後々面倒なのでそれは避けてくださると助かります。
- 幸福は取り戻せる
- シナリオ終了後に破壊された幸福を何らかの形で取り戻せます。
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