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  • 戦場 -- 2019-07-02 (火) 23:30:20
    • グロム王国近海 -- 2019-07-04 (木) 21:43:45
      • 「嵐は完全に通り過ぎたようですな」
        艦長は軍帽を脱いで額の汗を拭う。朝から続いていた強風と豪雨は完全に鳴りを潜め、嵐の残滓が厚い雲と霧のような小雨となって視界を塞いでいる。
        嵐の中、密かに出港した御召艦『ゴブリニア』は大きな損傷もなく航行を続けている。艦長の言葉に「うむ」と小さく頷いた現第1皇子ゴブ=ライアスはちらと傍らに付き従う近衛隊長を見る。
        航海の目的地はグロム王国の港町サヴェーダ。前線にほど近い場所にある。 -- 2019-07-04 (木) 21:44:12
      • 「私は、人間たちと和平を結ぼうと思う」
        行動に移す時が来た。皇子はその決意とともに近衛隊長ドランに告げる。周りには他の誰もいないにもかかわらず、慌てた様子で「しっ!滅多なことを口にされるな!」とドランが周囲を伺う。
        「大丈夫だドラン、ここには我々だけだ」「しかし、要塞内には多数のゴブリンが詰めています。………本気ですか?」
        決意に満ちた皇子の目にゴクリと生唾を飲みこむ。
        「しかし、陛下のお許しもなく勝手にそのようなことを……」
        ドランの反応は何度も考えたとおりだった。ゴブ=ライアスはなんと答えるかも決めている。
        「人間たちの抵抗は我らの予想を遥かに超え、もたらした被害もあまりに多い。マガフ将軍も戦死してしまった。このまま戦を続けることはゴブリンに破滅的な未来を及ぼしかねない」
        ぎゅっとドランの唇が引き結ばれる。マガフ将軍は今は改革により冷遇されていたとはいえ、ゴブリン一の勇者と誉れ高い武神でありドランの剣の師匠であった。
        ドランより剣を習ったゴブ=ライアスは孫弟子に当たる。
        「和平がなれば第3軍のバルド将軍、5軍のゾラーグ将軍、8軍のグラーガン将軍が私に呼応してくれることになっている。12軍のガグリ将軍はバルド将軍の弟だ。兵たちの間にももはや人間は襲って奪う対象ではなく強力な敵であり、故郷に帰りたいという思いが広がっている。勝算は十分にある」
        ドランは瞳を閉じ、熟考する。ゴブ=ライアスは静かに、じっとドランの答えを待つ。
        「わかりました……。近衛師団の中から選りすぐりの信頼できるものを集めましょう。」
        皇子は昔からこうと決めたら引かないところがあった。自分の仕事は最後まで皇子をお守りすることだ。
        「ゴブリニアの出港準備をします。演習ということにしておきましょう。予報官の話では週末に嵐になると聞いています。嵐に紛れて出港し、そのまま人間たちの港町を目指しましょう。そうですね……奴らがサヴェーダと呼んでいる港がいいでしょう。あの周辺の海域については調査済みです。ゴブリニアでも十分入港できるでしょう。」
        「感謝する。」短く礼の言葉を述べ、皇子は何事もなかったかのように軽い挨拶とともにドランとすれ違うように背を向けた。 -- 2019-07-04 (木) 21:45:22
      • 「うまくいきます、皇子。全てはゴブリンの未来のためです。」
        「ああ……」
        深い罪悪感とともに、ゴブ=ライアスは目をそらした。
        「すまない……」
        「殿下のお考えには私も賛同しています。お気を煩わせることはありません」
        もう一度、ゴブ=ライアスは心中でドランに謝罪した。
        自分が人間たちと和平を決心したのは、ゴブリンのため以上の誰にも言っていない理由があった。
        時折報告書に現れる人間の女戦士。
        いつも一人で現れ、剣と盾を以てゴブリンの最精鋭たちを全滅し、我々に致命的な打撃を与える者。
        心のうちに秘めたる思い。
        ゴブ=ライアスは彼女に恋をしていた。
        どんな顔をしているのだろう?髪は薄い赤毛だと聞いている。
        何度も何度も彼女との出会いを夢想していた。
        和平が成立すれば、彼女に出会うことはできるだろうか?豪奢な軍服の下の胸は高鳴る。
        「報告、なにかが上空を飛んでいます……」「何かではわからん!」「しかし、この天気で視界が……」
        嵐が通過し、落ち着いた空気に包まれていた艦橋がやにわに慌ただしくなる。
        「あ……あれは!」
        直後、耳をつんざく破裂音とともにゴブリニアに雷が落ちる。
        同時に艦橋が大きく傾斜していく。
        「あれ……?そんな……」
        必死に手すりにつかまりながら監視員が言葉を失う。ゴブリニアの後部1/3が存在しない。
        落雷した場所から2つに割れ、後部はバラバラに第1艦橋を有する前部はゆっくりと直立しようとしている。
        「皇子、手を…皇子!」
        床を滑り落ちていくゴブ=ライアスにドランが手を伸ばす。
        「ゴブリニアにはられた障壁は砲弾ですら跳ね返すんだぞ……落雷ごときで……」
        皇子の手を掴み、引き上げて手すりに捕まらせる。
        「くそっ……こんなところで死ぬわけにはい」
        壁の救命胴衣に手を伸ばした皇子を、窓から投げ飛ばされていく乗組員たちを、悲鳴に包まれた艦橋を、塔のように直立したゴブリニアを直下から伸びる光が貫く。
        次の瞬間にはもう、この海域にゴブリンは存在しなくなっていた。 -- 2019-07-04 (木) 21:45:38

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  • 戦場 -- 2019-07-02 (火) 23:30:20
    • グロム王国近海 -- 2019-07-04 (木) 21:43:45
      • 「嵐は完全に通り過ぎたようですな」
        艦長は軍帽を脱いで額の汗を拭う。朝から続いていた強風と豪雨は完全に鳴りを潜め、嵐の残滓が厚い雲と霧のような小雨となって視界を塞いでいる。
        嵐の中、密かに出港した御召艦『ゴブリニア』は大きな損傷もなく航行を続けている。艦長の言葉に「うむ」と小さく頷いた現第1皇子ゴブ=ライアスはちらと傍らに付き従う近衛隊長を見る。
        航海の目的地はグロム王国の港町サヴェーダ。前線にほど近い場所にある。 -- 2019-07-04 (木) 21:44:12
      • 「私は、人間たちと和平を結ぼうと思う」
        行動に移す時が来た。皇子はその決意とともに近衛隊長ドランに告げる。周りには他の誰もいないにもかかわらず、慌てた様子で「しっ!滅多なことを口にされるな!」とドランが周囲を伺う。
        「大丈夫だドラン、ここには我々だけだ」「しかし、要塞内には多数のゴブリンが詰めています。………本気ですか?」
        決意に満ちた皇子の目にゴクリと生唾を飲みこむ。
        「しかし、陛下のお許しもなく勝手にそのようなことを……」
        ドランの反応は何度も考えたとおりだった。ゴブ=ライアスはなんと答えるかも決めている。
        「人間たちの抵抗は我らの予想を遥かに超え、もたらした被害もあまりに多い。マガフ将軍も戦死してしまった。このまま戦を続けることはゴブリンに破滅的な未来を及ぼしかねない」
        ぎゅっとドランの唇が引き結ばれる。マガフ将軍は今は改革により冷遇されていたとはいえ、ゴブリン一の勇者と誉れ高い武神でありドランの剣の師匠であった。
        ドランより剣を習ったゴブ=ライアスは孫弟子に当たる。
        「和平がなれば第3軍のバルド将軍、5軍のゾラーグ将軍、8軍のグラーガン将軍が私に呼応してくれることになっている。12軍のガグリ将軍はバルド将軍の弟だ。兵たちの間にももはや人間は襲って奪う対象ではなく強力な敵であり、故郷に帰りたいという思いが広がっている。勝算は十分にある」
        ドランは瞳を閉じ、熟考する。ゴブ=ライアスは静かに、じっとドランの答えを待つ。
        「わかりました……。近衛師団の中から選りすぐりの信頼できるものを集めましょう。」
        皇子は昔からこうと決めたら引かないところがあった。自分の仕事は最後まで皇子をお守りすることだ。
        「ゴブリニアの出港準備をします。演習ということにしておきましょう。予報官の話では週末に嵐になると聞いています。嵐に紛れて出港し、そのまま人間たちの港町を目指しましょう。そうですね……奴らがサヴェーダと呼んでいる港がいいでしょう。あの周辺の海域については調査済みです。ゴブリニアでも十分入港できるでしょう。」
        「感謝する。」短く礼の言葉を述べ、皇子は何事もなかったかのように軽い挨拶とともにドランとすれ違うように背を向けた。 -- 2019-07-04 (木) 21:45:22
      • 「うまくいきます、皇子。全てはゴブリンの未来のためです。」
        「ああ……」
        深い罪悪感とともに、ゴブ=ライアスは目をそらした。
        「すまない……」
        「殿下のお考えには私も賛同しています。お気を煩わせることはありません」
        もう一度、ゴブ=ライアスは心中でドランに謝罪した。
        自分が人間たちと和平を決心したのは、ゴブリンのため以上の誰にも言っていない理由があった。
        時折報告書に現れる人間の女戦士。
        いつも一人で現れ、剣と盾を以てゴブリンの最精鋭たちを全滅し、我々に致命的な打撃を与える者。
        心のうちに秘めたる思い。
        ゴブ=ライアスは彼女に恋をしていた。
        どんな顔をしているのだろう?髪は薄い赤毛だと聞いている。
        何度も何度も彼女との出会いを夢想していた。
        和平が成立すれば、彼女に出会うことはできるだろうか?豪奢な軍服の下の胸は高鳴る。
        「報告、なにかが上空を飛んでいます……」「何かではわからん!」「しかし、この天気で視界が……」
        嵐が通過し、落ち着いた空気に包まれていた艦橋がやにわに慌ただしくなる。
        「あ……あれは!」
        直後、耳をつんざく破裂音とともにゴブリニアに雷が落ちる。
        同時に艦橋が大きく傾斜していく。
        「あれ……?そんな……」
        必死に手すりにつかまりながら監視員が言葉を失う。ゴブリニアの後部1/3が存在しない。
        落雷した場所から2つに割れ、後部はバラバラに第1艦橋を有する前部はゆっくりと直立しようとしている。
        「皇子、手を…皇子!」
        床を滑り落ちていくゴブ=ライアスにドランが手を伸ばす。
        「ゴブリニアにはられた障壁は砲弾ですら跳ね返すんだぞ……落雷ごときで……」
        皇子の手を掴み、引き上げて手すりに捕まらせる。
        「くそっ……こんなところで死ぬわけにはい」
        壁の救命胴衣に手を伸ばした皇子を、窓から投げ飛ばされていく乗組員たちを、悲鳴に包まれた艦橋を、塔のように直立したゴブリニアを直下から伸びる光が貫く。
        次の瞬間にはもう、この海域にゴブリンは存在しなくなっていた。 -- 2019-07-04 (木) 21:45:38
  • 戦場
    • (王国の城塞の方面へと移動する集団がある)
      (それは小鬼ではなく、疲弊してみすぼらしい風体ではあったが人族の一団だった)
      (訝しむべき点があるとすれば、彼らの来た方角には帝国主力が既に展開しており、難民であるとすれば……時期が些か遅いというところだろうか) -- 2019-07-02 (火) 19:43:19
      • 何か人がくるっすねー、軍人だとか志願兵とかって様子でもねーっすけど
        (何か厄介な事でもあるのだろうかと集団を遠目に眺めていて) -- グリード 2019-07-02 (火) 19:58:08
      • (弓をきりり、と構えてひゅん。と1km先のゴブリンにぶち込みつつ)…んー。あの方角おかしくないです?
        あっちから難民が来るはずはない…帝国の主力がいるのにー?疲れているので敵ではないのかもしれませんが。…(目で追う。顔を記憶し始める) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 20:03:30
      • 誰かに救助でもされたんすかねえ、救助しようと迎え入れた所でボンと行くような人間爆弾とかじゃねえといいんすけど
        あったけえシチューでも用意しとくっすかね? -- グリード 2019-07-02 (火) 20:14:15
      • (顔を覚えるのを止めないままに)……んー。食料はあったほうがよいでしょうがー、あんちゃんの異能を使うのは伏せたほうがいいかも。
        明らかにタイミングがおかしいので。例えば万が一、あれが全部ゴブリンの偽装工作だとすれば―…向こうに渡る情報は少ないほうがよい。一応本部には報告しとこ…(魔導通信機を起動させて簡単に報告) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 20:16:09
      • 目の前で作らなきゃへーきっすよ、今から煮込んどけば受け入れるぞーってなった時にはいい感じに野菜もとろけて消化にいいと思うっすからねえ
        おかゆでもいいんすけどそこは俺の好みっス、まあ味付けはルー放り込むんすけどね(集団が接近する前にシチューを用意チュー、余ったら兵士が美味しく食べてくれることでしょう) -- グリード 2019-07-02 (火) 20:19:44
      • 確かにー…。しかしその分の平和なシチューが失われるんですよね。世の中の平和なシチューを食べようとしていた皆すまない…(それだけ)
        んー……うちの部隊の新入りで手が空いてるの呼んで、名前とか書かせておきますか。目的とか聞くのも含めて。(魔導通信機で再度連絡)
        …あと、一応後方の拠点から狙わせておきましょうね。杞憂で終わればそれに越したことはなし…(人使いが…人使いが荒い…!) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 20:22:45
      • 流石に完成品取り寄せてたら集めるのに時間がかかるっすから適当に材料放り込んだ男料理っすよ
        紛失先はスーパーとかだといい感じかも知れねっすね(よくはない)
        (でっかい鍋でお湯を沸かしてざっくり切ったニンジンタマネギお肉にジャガイモ、カレーじゃなくホワイトシチューのルーをドボドボ)後は火にかけて焦げないように混ぜるだけ…っす!さてどんな集団なんすかねー -- グリード 2019-07-02 (火) 20:29:02
      • なるほど材料だけ…それなら失われる人は一人ではない。平和なシチューですね…(おかしい。騙されている)スーパーならもんだいはないな(ありよりのあり)
        僕もそれ貰いますね(オイオイオイ半分消えるわ)……なんでしょうねー。ま、対策だけはしておいて…普通の難民や志願者であれば、普通に対応すればよろしいので。シチューたべよ? -- リーゼル 2019-07-02 (火) 20:30:23
      • はー……温まります(シチューもしゃもしゃ -- ピオ 2019-07-02 (火) 20:32:11
      • (不審な一団より更にその後方、炸裂音と耳障りな奇声が轟く)
        (小鬼の竜騎兵の姿、獲物を捉えたとばかりに持ち前の機動力で一団に追い迫る)
        (追われる一団に二つの動き。逃れるように足を早める者達、そしてそれを庇うように広がり迎え撃つ覚悟を示す者たち)
        (……後者の中には行方不明となっていた遊撃隊の人員の姿が含まれていた) -- 2019-07-02 (火) 20:32:17
      • ……っ(シチューを食べていた匙を、皿をまさしく些事と言わんばかりに投げ捨て弓をつがえる)──ていっ(秒速3発。竜騎兵に向けて矢を放つ)
        …あれ、迎え撃っているの、遊撃隊の行方不明の人たちです。守れ守れー。(普段の様相からは想像できないほどの早弓だ) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 20:38:19
      • フライングでシチューを喰い始めた奴が!と思ったら殺伐して来たっす!?
        どっかに捕まってたやつらが逃げついでに捕虜も逃がして来たっすか!長射程の銃を使えば届きそうでも俺じゃ殿に誤射しかねねえっすね…そちらさんは遠距離攻撃なんかあるっす?(今まさに踏みしめる地面を盗んでは穴をあけ、先頭集団が転倒でもしたら後続を巻き込めないだろうか) -- グリード 2019-07-02 (火) 20:40:25
      • ピオちゃん、出来る手があるならお願いします。無理なようなら巻き込まれない様に。あの人たちは僕たちの仲間でしたので…助けたいところです(ひょぅ。放った矢が竜騎兵ゴブリンの首を穿つ…いや、千切った。すさまじい精度) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 20:43:38
      • (ヒョウ、とリーゼルが放った矢を目で追って……ぶふーと吹き出す芸術家)ご、ごごごっご、ゴブリンです!?
        って、捕まってた人、ですか!?あ、えーとえーと、逃げる時間稼げばいいんですね!じゃ、じゃあこれを(紙束を渡して)
        矢に巻き付け打てば、こっちは障害物を作れますし、こっちは爆弾ですので……! -- ピオ 2019-07-02 (火) 20:50:45
      • おー、命中高いのはいいっすねー…さらに矢にエンチャントしていろいろできる?そいつぁ便利っすね!
        障害物を作れるなら俺は敵攻撃力を下げとくっすかね、うぇーい(竜騎兵の持つ武器、マスケット銃だろうか?ゴブリン相手に遠慮なく盗んでいく)
        (距離を無視してパクッてはガチャ積みされる武器類、邪魔くさい) -- グリード 2019-07-02 (火) 20:53:44
      • これはよきよき。いただくので(器用な指先で矢の先端に紙を縛り付ける)…(矢を振り振り。重心と風切りの具合を確認して)…よし。(弓につがえて、しゅぱっ)
        (弾道が弧を描くようになるがそれでも必中。極めた技術は魔法と区別がつかないのだ ゴブリンの進軍を遮るように壁を作り、その奥に爆弾矢が着弾してゴブリンを吹き飛ばす) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 20:54:37
      • うええっ!?な、なんですか!そこの人マジシャンですか!?あっいえ、私の場合はこうやって……(爆弾の絵を紙に書いてどんどんリーゼルに渡す)あとは自由に実体化できるだけ、ですよぅ
        おおさすがリーゼルさん、百発百中ですね……これで多少は時間が稼げると思いますけど、本体は何やってるんでしょう -- ピオ 2019-07-02 (火) 21:02:28
      • さっき魔導(ひゅぱ)通信機でこっちを(ひゅぱ)見ておくように言っ(ひゅぱ)ているのでー、じき来るとは思いますが―…(ひゅぱ。ずどーん)…満身創痍の味方が多いので。
        本当は魔法でぶっぱしたい、けどこの後治癒魔術もかけなくちゃならない。腕が疲れるー…(ひゅぱひゅぱひゅぱ)…ピオちゃん、ごはんください……(消費が激しい) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 21:06:30
      • リーゼルの技術と紙に描いた絵を実体にするって相性いいっすねー、あっ、俺はただのドロボウっすよ、ゴブリンの武器をこうして盗んでるだけっす
        ところでこう言うのも実体化できるっすかね?(火炎瓶を見せ)行く手前方が火の海になったら進軍できねえんじゃねえかと思ったっすけど -- グリード 2019-07-02 (火) 21:07:27
      • (小鬼の竜騎兵、百に足らぬ程度だろうか……息も絶え絶えの獲物が足掻くのを愉しく撃ち狩るばかりと思っていたのだろうが)
        (先陣を切った騎兵が何処からか穿たれ、掣肘された後続の陣形が乱れる)
        (応射する動きも見られたが、立て続く炸裂と障害。火器を武装が奪取されるに至って当初より半減した有様で小鬼の騎兵は散り散りに撤退を始めた) -- 2019-07-02 (火) 21:09:25
      • ……はい?盗む?ゴブリンの武器を……?(ちらと山盛りの銃を見て、武器を失って爆撃され狼狽するゴブリン竜騎兵を見て)
        だっだれがどうみても、ただの泥棒じゃないと思いますけど……えーっと、あ大丈夫です、構造が私でも理解できれば……赤色多めでー(精緻な火炎瓶の絵を描いてリーゼルにパス)
        うう、本当に燃費極悪ですねぇ……じゃあこのテーブルに(ケーキの絵をどんどん描いてぽこぽこ実体化する)さあどうぞ、あ味はしませんから(これはグリードに向かって -- ピオ 2019-07-02 (火) 21:12:49
      • (ゴブリンが撤退を始める。振り返ろうとする個体を目ざとく見つけては)こっちみんな。(矢で首を飛ばした。振り向いたら死ぬとわからせるためだ)
        (そうして撤退していくゴブリンを見やって)……ふー。なんとかなったので……(ぱたり。倒れました)……ごはん……。 -- リーゼル 2019-07-02 (火) 21:13:51
      • 火炎瓶、いらなかったですね……あ、保護、保護しなくちゃ! -- ピオ 2019-07-02 (火) 21:13:53
      • ピオちゃんのケーキ……!!(残る僅かな力を振り絞りテーブルへ。ケーキに手を伸ばして食べる)……甘露…あまうま…ピオちゃんしゅき…(結婚しよ…)
        (そうしてしばらくケーキを食べて回復中のエルフ) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 21:15:16
      • おう思ったより多くなかったようでよかったっすね…火炎瓶は今後使う事もあるかもしれねえっすからまあいいんじゃねっすかね
        ところで味がしねえって気になるんすけどね…(どういう物が出来上がっているんだろうかと気にしつつも、難民を迎え入れに向かう) -- グリード 2019-07-02 (火) 21:16:07
      • えっと、ですね…・…再現できるのは、見た目とか構造だけ?なので、味までは……
        そこのリーゼルさんはそれがいいって、エルフの人は純魔力を食べるのがいいんだそうです……(描いた火炎瓶は数分で奇麗に消え去った、時間制限アリなのだ)
        私はここにきてまだ数か月なのでそういう人はいませんけど、どなたか行方不明の人いたりします……? -- ピオ 2019-07-02 (火) 21:24:44
      • (じわじわ回復してきた)…さっき守るように戦ってた人の中に、顔見知りが何人かー。
        あっちのおっちゃんはご飯くれた人。あっちのおねーさんはドーナツくれた人。あのあんちゃんは焼き魚分けてくれた人ー…(食べ物分けてもらった想いでしかねぇ!) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 21:28:56
      • ほーん、おもしれえっすね…俺が色んなところからちょいと拝借してそれをスケッチしとけば出せるもんの種類も増えるっすかねえ
        銃とか出せてもそのうち消えるとなると取られても安心っすし、地雷なんかは紙のまま埋めとけば後始末もしやすいっすね…
        何人か戻って来てねーのはいるっすけど、知ってる奴っすかね?うおーい(ゴブリンが潜んでないか気にしつつ、ショットガン片手に誘い入れようと) -- グリード 2019-07-02 (火) 21:29:47
      • (追い迫っていた脅威が退けられ、迎える面々に人類軍の勢力圏まで帰れたと実感してか安堵の様子を見せている帰還者達)
        (…しかし、この場に長居するのは好ましくないだろう。討ち洩らした小鬼によって増援が来る公算は高い) -- 2019-07-02 (火) 21:31:13
      • ごはんくれたお礼にごはんあげますので。皆で戻りましょうー。(リーゼルも笑顔で帰還者たちの集団に近づく。ただし弓はまだ手に持っている)
        (万が一がないとも限らない…それはゴブリンの追手かもしれないし、いわゆる最近報告を受けている姿かたちが同じ魔法かもしれない。警戒はしておいた)でもこのピオちゃんのケーキは僕が全部貰うので…。 -- リーゼル 2019-07-02 (火) 21:33:26
      • と、とりあえず、情報も聞けるでしょうし保護できてよかったです
        ただー、あの人間そっくりに変身するゴブリンとか、いないといいんですけどね、本当に見分けつかないんですよあれ -- ピオ 2019-07-02 (火) 21:36:04
      • 別に行方不明になってない面子でも混じってたらわかるんすけどねえ、流石にそんなへまはしねえっすか…(俺そっくりになった奴は混じってないすね…)
        味のない魔力だけのケーキ…ちょっとサミラに食わせてどうなるか見てみてえっすね、あれもリーゼルと似たような消化タイプ見てえっすし -- グリード 2019-07-02 (火) 21:44:16
      • サミラちゃんも味が分かるかもしれませんねー。魔力の味を感じるタイプであればー。少なくとも僕はこれに心奪われてるところあります。(結婚しよ)
        そこはー…警戒するしかないですね。内部から食い荒らされたらたまらない…し、戦友の顔をしてるゴブリンを殺すのは後味わるみ…。 -- リーゼル 2019-07-02 (火) 21:46:34
      • ま、まぁ……味のないケーキ、味のないスポンジみたいなのたくさん食べても平気なのはリーゼルさんくらいなのですけど……
        じゅ、銃はは構造が複雑そうで、ちゃんと実体化できるかは不安です……でもそっくりゴブリンの心配しても正体を暴く手段がないのならしょうがないですよね
        王女様ならそれくらい警戒してると思いますし!抜かりなさそうですし! -- ピオ 2019-07-02 (火) 21:50:10
      • 戦友の顔…で思ったっすけど人はコピーできるんすかね?こう…似顔絵を描いて、出てきたのがゴブだったらギルティ!みたいな判断できねえっすかねえ
        内部構造どうのって言ってるから無理があるっすかね? -- グリード 2019-07-02 (火) 21:52:11
      • (でもそんな王女様もやること多すぎて首が回らないところがあるんだよなぁ。とは言いませんでした)んー…分身のそれについては早めにアンチマジック開発したいー。実際に戦いたいのに出てこないので辛いー。ま、疑いすぎてもキリがないし。今は再会を喜びましょうー。 -- リーゼル 2019-07-02 (火) 21:52:50
      • うう、私のは描いたものを実体化できるだけなので、そんなウソ発見器みたいに便利なのは無理ですよぉ……
        でも生き物は実体化できます!こうやって、猫のようなものを描けばー(にゃーん)とまあこんな感じです、人型だとゴーレム?みたいなのは出来るかなー -- ピオ 2019-07-02 (火) 22:01:01
      • 似るのは姿かたちだけ、という感じでしょうかー?魔力は絵具次第なので僕とか書いても僕ほど魔術を使ったりは出来なさそうですので。
        …はっ。治癒魔法かけたげないと…(治療班に混ざって重傷者のサポートに回った) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 22:02:59
      • 人っぽい形のをポコポコ量産して全員に機関銃を持たせればやべー軍隊に…時間制限がネックっすね
        リーゼルが回復してる間にこっちはシチューを温め直すっす、えーとピオさんっす?器によそって疲れてる人に持ってってあげて欲しいっすよ -- グリード 2019-07-02 (火) 22:05:09
      • はいぃ、そう言うこと出来たらいいんですけどね……あ!でも、でも、私に変身したゴブリンはもっと長い間絵具の魔力を保たせてました
        何かそういう技術があるのかも……?あ、わ、わかりましたっ!(筆で傷口をなぞるとそれでヒールになる、便利!しつつ食事も渡していく)
        あったかいシチューですよぉ、おなかに染み渡る優しいお味ですよぉー、ゆっくりゆっくり食べてくださいね -- ピオ 2019-07-02 (火) 22:09:19
      • (重傷の者から順番に治していった)…空腹なので?大丈夫。僕のほうがぺこりんです。シチュー食べてくるとよき…(歩けないほどの怪我であってもしっかりと治して)
        (そして命に係わる様な怪我をしっかり対応した結果)………(またしても空腹で倒れているリーゼルの姿がありました)ごはん… -- リーゼル 2019-07-02 (火) 22:15:11
      • (保護した一団には行方不明や戦死扱いとなっていた遊撃隊員のみならず、王国正規軍の兵士や近隣の滅んだ村落の住人なども含まれており、成り代わりまでの照合には流石に時間を要するだろう)
        あの帝都より此処まで逃れたにも拘らず…もはや命運尽きたかと思いましたが……ああ、助勢がなければどうなっていたことか。(生還者の一人、地母神の神官が感謝を伝え) -- 2019-07-02 (火) 22:09:20
      • (神官を見て…ある人を思い出す。この面子の中にいないある女性)……司祭の、クリツさん…は一緒に戻ってきたりは…しなかったので? -- リーゼル 2019-07-02 (火) 22:21:20
      • 人の確認はわかる人に任せるっす!俺みたいな生まれの奴がいたら帳簿とかに乗ってねえと思うすけどそこは大丈夫っすかねえ(人間未満の生まれ)
        (クリツ…そんな人がいたようないなかったような…全員把握している訳ではないのでその確認はリーゼルに丸投げである)
        (こそこそ隠れて台車に野菜を積み込み、あたかも運搬してきたかのように追加の具を投入したりして) -- グリード 2019-07-02 (火) 22:23:18
      • い、いえいえ、私はほんのちょーーーーっと、お手伝いしただけで……これだけの人が無事に逃げてこれてよかったと思います
        (と、なにやら大事そうな話なのでリーゼルに会話の主導権を渡す芸術家) -- ピオ 2019-07-02 (火) 22:24:00
      • (クリツ・ベイア…従軍司祭にして、ゴブリンに捉えられた後に死亡の報告が上がった部隊員だ。飴玉を貰った…治癒術を使う際に世話になった。だが…)……(わかってる、帰ってこなかったのだ。でも、どうしても聞きたかった) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 22:26:09
      • (リーゼルの問いかけに神官は顔を歪ませ、天を仰いだ)
        ベイア司祭は…帝都より逃れる折に殿を務められました。最後に彼女を見たのは、矢に射抜かれ尚戦う後姿……恐らくはあのまま… -- 2019-07-02 (火) 22:36:02
      • ………(神官の言葉を聞いて、どうにもうまくりかいできなかったので、もう一度自分の中でかみ砕いて)……そう、ですか。……(がっくし、と肩をうなだれさせて)…お辛い。
        (エルフに伝わる祈りを。その祈りに万感の思いを込めて)……ありがとうございました。貴方たちが無事でよかったので。……ちょっと休んできますね(空腹を抱えたままふらりと後方に戻っていった) -- リーゼル 2019-07-02 (火) 22:39:23
      • (先の見えない艱難辛苦の道行きで傷付き疲弊していた人々は炊き出しの中でひと時満たされ…再起へ至る心の安息を幾許か取り戻した)

        (魔の帝都からの生還者、そして遊撃隊の勇士達による救出譚……)
        (已然として犠牲や還らざるが多いとはいえ、暗い話題が多かった中で今回の一報は大いに歓迎されたという) -- 2019-07-02 (火) 23:05:30
  • 戦場 -- 2019-06-29 (土) 20:46:43
    • 塹壕 -- 2019-06-29 (土) 20:47:37
      • (一進一退の膠着戦。多大な犠牲を払って制圧した塹壕 しかしその向こうにはまた一線、更にその奥にも…)
        悪魔すとっきんぐー、どぅどぅびどぅー♪(敵味方入り混じる死体をかきわけ、狭い塹壕内を歌いながら歩く少女) -- タミー 2019-06-29 (土) 20:50:46
      • んー、血と泥のひっどい匂い!(一通り安全を確認しているのだろう、ゴブリンの死体を小突いて動くものがないか調べ)
        これ以上ないってぐらいに死んでるねー、よしよし(その目は、金になりそうな遺品が無いか物色する視線) -- タミー 2019-06-29 (土) 20:59:08
      • お、こいつはー…(味方の死体の指に光る指輪を見つけ、駆け寄る)…ちぇ、安物だこりゃ ハズレー
        やっぱ正規軍でもないとロクな物持ってないや、タミーちゃーん超無駄足じゃんっ(そこでふと違和感に足を止める)……? -- タミー 2019-06-29 (土) 21:14:47
      • (塹壕の壁面の板の隙間から、風が流れ込んでくる。奥に穴があるということだ)
        ははーん、まだ誰もこれに気付いてなかったのね(地図を頭の中で思い出す。方角的に、他の壕への連絡通路という線は薄い)
        ま、今回はサービスって事にしといたげようね…にししっ(はめ込まれた板を外すと、ぽっかり開いた穴に発煙弾を投げ込む) -- タミー 2019-06-29 (土) 21:28:47
      • (案の定、他の壕から煙が上がる様子もない 退避壕か何かだろう…暫く待っていれば咳き込む音が複数聞こえ)
        (たまらず燻り出されたゴブリンの伏兵を、淡々と火炎放射器で焼いていく…)
        誰が知っていようか やーつらの腹の底〜♪(暫く不自然な煙が上がり続けたが、後続の味方が来る頃には安全が確保されていたという) -- タミー 2019-06-29 (土) 21:44:44
    • 聖堂 -- 2019-06-29 (土) 22:58:56
      • (ゴブリンの死体の山の中、端っこの方にこんもりと土が盛られている・・・淵には枯れた草花)
        ・・・すんすん・・(それに近づき、匂いを嗅ぐわんこ・・・直ぐにしかめっ面をして「ふすっ」とくしゃみをするように噴きつつ離れる) -- いぬ 2019-06-29 (土) 23:02:13
      • (ある種の除草剤とでもいうべき薬物だったのだろう・・・それも魔性の草花にもよく効く類の)
        (敵の兵力は衰えを見せず、寧ろより手強くなってきているように思える・・)
        ・・・わふ(気を引き締めるように小さく鳴くと、その場を後にする) -- いぬ 2019-06-29 (土) 23:06:38
  • 戦場 -- 2019-06-28 (金) 00:28:39
    • 瓦礫の山と化した旧市街 -- 2019-06-28 (金) 00:29:17
      • (瓦礫の中に紛れ 一人)
        (横たわるのりかず)
        (▼x▼) -- のりかず 2019-06-28 (金) 00:29:45
      • (旧市街からやや離れた倉庫街、いや先ほどまで倉庫街だった廃虚から左腕を右手で押さえながら歩いてくる)
        いててて…折れてないといいけど…。それにえーと、帰り道はどっちだっけ…?
        (見慣れない街がさらに瓦礫の山と化しており、やや迷子。あたりを見回しながら歩いていると…)
        ん…?コイツは、このヘンテコな服はたしか、遊撃隊の…
        (瓦礫の上に倒れている様に見えるのりかずに近寄ってみる)
        おい、…じゃない。あのー生きてますかー? -- ガーベラ 2019-06-28 (金) 00:35:11
      • (横たわったまま上へと手を伸ばして)
        (光るお魚がぺかぺかと救難信号を告げる)
        (▼x▼。) -- のりかず 2019-06-28 (金) 00:38:53
      • う、動いた…。生きてますね!?大丈夫ですか?…って、なんかでた!?
        (のりかずの手から出現した、発光し、点滅する魚を見ると目をぱちくり)さ、魚…?魚が欲しいんですか?いや、流石に持ってませんけど…
        (光の明滅を用いた軍事的な信号は、野蛮人には理解できず、見たまんまな意味として捉えた)
        干し肉ならありますよ…?あとお酒なら。 -- ガーベラ 2019-06-28 (金) 00:42:17
      • (最後の力を振り絞って持ち上げた手もぱったり)
        (食べ物を食べられる様子でも無い(メット))
        (うにうにと力無く親指を立てる)
        (。▼x▼)b -- のりかず 2019-06-28 (金) 00:48:45
      • (のりかずの様子を眺め、うーん?と思案する)
        (この無口さ、いや、言葉を発しているのを見た記憶すらない…)
        (もし、喋れないのであれば…)バレることはねーな!(素の口調にもどると右手をのりかずへと伸ばす)
        このままほっとくってわけには行かねーしな、持って帰ってやるよ
        (そう言って、のりかずを右肩に担ぎ上げようとする) -- ガーベラ 2019-06-28 (金) 00:51:34
      • (地味に成人3人分くらいの重さののりかず(装備品含み))
        (▼v▼)
        (ガーベラの負傷具合も気にしてる様子だが)
        (まぁ力が入らないのでくったりのりかず)
        (へ▼□▼)へ -- のりかず 2019-06-28 (金) 00:59:20
      • うお!?見た目の割に重いなあ。この変な服と兜のせいか?(潜水服自体をしらない野蛮人)
        (しかし、言葉とは裏腹にそれを片手でひょいと持ち上げてしまう。人ならぬ力、本来は他人に見せるべきではないそれで)
        この事はみんなには内緒な!さ、勝ったなら帰って飯食って休もうぜ
        (笑いながら言って、のりかずを担いで歩き出した――)
        (――のだが、アホの野蛮人は忘れていた!自分が今しがたまで迷子であった事を!)
        (その結果、結局のりかずとガーベラの帰還は遅くなるのであった) -- ガーベラ 2019-06-28 (金) 01:03:54
      • (であったであった)
        (がっちり担がれたまま 瓦礫の街を彷徨った二人はなんやかやとあってなんとか帰路へと戻り)
        ('、3_ヽ)_ -- のりかず 2019-06-28 (金) 01:17:12
  • 戦場
    • 黒い虹が掛かる街道 -- 2019-06-24 (月) 21:43:23
      • (肩を喘がせ、傷だらけになり、隊商を襲ってきたゴブリンを皆殺しにした)
        (隊商の人間は、私を怪物を見るような目で見ていた)
        なんか……疲れたな………… -- ステーシー 2019-06-24 (月) 21:44:17
    • 邪教の神を祭る寺院 -- 2019-06-24 (月) 22:52:58
      • 薄暗い寺院、その祭壇の前にに整列した小さな影が並んでいる。3日前から低く唸るような、歯ぎしりするような冒涜的な言葉の羅列を祈りの言葉として、この寺院に祀られた神に捧げるゴブリンの司祭と100名をゆうに超える神官戦士たち。
        ズリューは先々代ズリューより受け継いだ儀式を、今日完成させんとしていた。
        屋敷ほどもある祭壇の上に、うず高く積まれた頭蓋骨は全て人間のものだ。蝋で固められた頭蓋骨のオブジェは彼らの神、狼の姿を模した神像である。
        祈りの言葉の合間に苦しそうなうめき声が混ざっている。神像の前に捧げられた人間は、死体の山の上で縛られ全身には血で食物、捧げ物、生贄と言った言葉がペイントされている。
        複雑な建物の中を駆けめぐる風鳴りがヒョウヒョウとあざ笑うような声を上げる。
        空に川のように勢いよく流れる雲は途切れることなく厚く垂れ込め、時間を感じさせず、永遠に続くと思われた詠唱がピタリと止んだ。
        途端、ズンと臓腑をえぐるような振動とともに、神像の頭蓋一つ一つに禍々しい炎が宿る。
        カラカラと骨をこすり合わせる音が大きくなり、頭蓋でできた狼が生贄を飲み込む。
        躍り食いされる生贄の断末魔が本堂に響き渡り、眼窩に宿った炎は悲鳴の声が低くなるに連れ勢いを増し、途絶えると神像を覆った。
        グルルルルルル
        巨人をも人のみにする魔狼、ゴブリンの神の姿。
        惡惡惡惡惡惡惡惡惡怨
        邪神の遠吠えの響きに、整列していた神官戦士たちの一部は苦しみだし、ゴブリンの半数ほどが地面に倒れ込んだ。
        「おお…伝承のとおりだ!信仰篤き者はその咆哮を耳にしただけで溶けて肉の塊となり……」
        ズリューが歓喜の声を上げる。
        倒れたゴブリンが悪臭を放ちながら溶解し、床のシミと化す。
        「そして……」
        オオオオオオオン
        オオオオオオオオオン
        オオオン
        漆黒の毛皮をもつ狼が這い出す。
        「眷属として蘇る!!」
        ゴブリンの姿を保っていた神官戦士は眷属たちの鳴き声に呼応して目はうつろとなり、風に舞うボロ布の身軽さで彼らにまたがる。
        か弱き者よ……われを呼び出しなんとする?
        ギリギリと歯ぎしりするような耳障りな声が耳にするものの正気を削り取っていく。
        「き、きたならしい、に、にんげんども、を、こ、このせかいから、けしさりたま、え」
        ズリューは脂汗を流しながら、一言一言絞り出すように答える。
        造作もない
        ブワッ
        扉が開くとともに強風が本堂に吹き込み、塵をまきあげ蝋燭の火を消す。逆光にはためくマントが見える。
        人間の、女だ!盾と剣で武装している。
        「ソ、そして、わ、われがが、て、敵を、討ち滅ぼせ……ッ!」
        邪神が、周辺地域一体に響き渡るような忌まわしき声で吠えた。 -- 2019-06-24 (月) 22:55:11
  • 戦場
    • 鬱蒼とした森林 -- 2019-06-23 (日) 22:07:13
      • 荘厳な景色だった。
        先刻までの雨はやみ、厚くたれこめた雲の隙間からまっすぐに降り注いだ日の光は鬱蒼と茂る木の葉の雫にキラキラと反射し、人間の作る聖堂をボドに思わせた。
        ゴブリンには人間の持つような宗教観はない。
        ボドはゴブリン軍の改革後、情報部一筋で過ごしてきた。
        人間を理解すること。人間がどう考え、何を好み、何を嫌い、どう暮らすのか?ボドは全身全霊でその仕事に努めた。
        今この場にいるゴブリンの中で、周りの景色になにか宗教的意義を見出せたのはボド一人だろう。
        「ぴったりの場所じゃないか」
        腹につけた冷たい金属の装置に指を這わせ、祈る。「これから行う罪深い行為を赦し給え」
        「ボド様、ドウカシタ?」同じ装置を同じ位置に身に着けたゴブリンが、不思議そうにボドの顔を覗き込む。
        「神に……いや、なんでもない」彼らには、人間のような信仰も、感傷も理解できないだろう。
        「もう一度説明するぞ!貴様らが身に着けているそれはショックボム、対象に衝撃を与え気絶させる武器だ!最大限に効果を得るには敵に密着、然る後に起爆せねばならない!成功すれば、敵は気絶する!わかったか?」
        一斉にゴブリンたちが首を傾げる。「あの…つまり、どういうことなんで?」こいつはこの中でもマシな頭を持ったヤツだ。
        「人間の女が来る、抱きつく、スイッチ押す、女が気絶する。」これならばこいつらでも理解できただろう。その証拠に一斉にわぁっと歓声が上がる。
        「ボ、ボド様、ソノ女、ツッコンデ、イイカ?」「ヤリタイ、女!」
        「構わん、好きにしろ。だが、スイッチは絶対に抱きついてから押すんだ、わかったな?それを守るなら、その後女は好きにしていい」
        「いいか、絶対に抱きつくまで押すなよ」念を押す。
        ボド自身を含め63人、腹につけている装置は魔道師たちの作った爆弾であったが、先ほど説明した通りのものではない。
        起爆すれば天まで届く煙をあげ、熱と爆風で周囲数kmを吹き飛ばし毒を撒き散らす。
        作戦が終われば何も知らぬ62人の同朋の命もこの荘厳な風景も消え去ってしまう。罪深い作戦だ。
        「ガズがきっと助けてくれる」
        赦されることではないだろう.それでもボドは自身の手で旧友の仇をとることを選んだ。
        今の自分に用意できる戦力はこれが全て。その全てを以ってやつを殺す。
        「神よ……どうか俺に加護を……。友の仇を討たせ給え」
        樹上へ、茂みへ、ゴブリンたちが散っていく。
        そろそろだ……。そろそろやつが森へやってくる頃だ。
        ボドは天を仰いだ。 -- 2019-06-23 (日) 22:07:31
  • 戦場
    • 日差しの照りつける川 -- 2019-06-22 (土) 22:09:39
      • (幌付きの船は上流目指して、ゆるやかに川を上っている。水の流れは穏やかで、中天から降り注ぐ陽光が、きらきらと水面に照り返していた)
        (時が時なら優雅な舟遊びともなろうが、船上では幾つも大楯が固定して並べられており、幌も全て木製の盾によって覆われている)
        (あげく、船の半分を占める幌の中では、ベルトランの愛馬が呑気に干し草を食んでいる。これでは風情もへったくれもない)
        天候にも恵まれ好日好日! シロフォン。ちっとばっかし揺れが激しくなるところもあるからな。落ちんように気を付けてな! -- ベルトラン 2019-06-22 (土) 22:10:18
      • こんな川のど真ん中に落っこちたりしたらたまんねーにゃ!絶対落ちない様にするにゃん……(まだあまり流れは急ではなく、揺れも少ないが若干不安そうな様子は隠せない)
        木の盾は日除けには丁度いいけど、火矢で狙われたりしたら一大事にゃん。一応魔法を準備しとくから、どっかから狙われそうになったら教えるにゃん! -- シロフォン 2019-06-22 (土) 22:13:36
      • まだ気を張らんでも大丈夫だぞ。ゴブリンの奴ら、水運の利にはとんと疎いときたもんだ。事前に調べといたが、水戦の備えはおろか、ろくに船も使いやしねぇ。
        (北国であるグロムは開戦以来、長い結氷期であった。川の全域で船が使えるようになったのも、ようやく4月を終えた頃)
        (戦場の川面が驚くほど静かなのは、川幅が狭いことも一役買っていた。水上戦を行うにも、大型の船で兵員を動員しようにも、地形が適さねば利は無い)
        夕方ごろには目的地に着くからな。それまでは、のんびり構えとればいいさ。そっからが大変だからな、がっはっは! -- ベルトラン 2019-06-22 (土) 22:28:45
      • 戦車とか乗ってくるくせにその辺は疎いにゃん?良い事聞いたにゃ、安心して寝てられるにゃん……(クッションにぼふんと顔をうずめながら)
        まぁ本気で寝ちゃうと目が覚めるまで大変だから休憩程度に……この後は馬だったかにゃ?シロは暗くても割と見えるから、馬の時はゆっくり行って大丈夫にゃん!あんま急ぐと絶対馬酔いするにゃん! -- シロフォン 2019-06-22 (土) 22:33:50
      • アイツらなぁ。どうも持ってるオモチャと戦術面と戦略面が、チグハグでなぁ(などどボヤキながら、シロフォンに倣って舟板にゴロリと寝転がる)
        そっちのほうも安心しとけ。最初はゆっくりだからな。日暮れまでは観光気分で構わんぞー、はっはっは。

        (呑気な船旅は日暮れ時に終わりを告げる。船には御者と兵士2人を残し、この後の手筈を再度説明している)
        (船着き場よりも大分手前で下船すると、隻眼の男は大楯を左に携えて愛馬に跨り、鞍の後ろをポンポンと叩く)
        こっからは暫く森の中を馬で流して目的地に向かう。さぁさ、姫様、乗った乗った!
        (鷹揚に笑いながらシロフォンに空いた片手を差し出す) -- ベルトラン 2019-06-22 (土) 22:46:15
      • なんかあんなもん作れそうな感じもしないしにゃあ……やっぱ誰かいるんかにゃ、黒幕とか(それ考えても仕方ないけどにゃ、とか言いながらごろごろ)
        最初って言ったにゃ……その内スピードアップするヤツにゃん……(頼りにしてるぞ、と言わんばかりにクッションをぽふぽふしながら)
        さらっと流すとか言うけど、ほんとシロは無事に目的地に着くのかにゃ……ええい、ここまで来たらやってやるにゃん!だからしっかりエスコートするにゃん!(片手を取り、獣人らしくふわりとジャンプして馬に飛び乗る。もちろんクッションも敷いた)
        さぁ、出発にゃ!何でも吹っ飛ばしてやるにゃー! -- シロフォン 2019-06-22 (土) 22:53:38
      • ふっはっは! すいぶんとまた勇ましいお姫様がいたもんだ! では軽く準備運動と参ろうか!
        (川沿いから森へと。ゆっくり馬は歩を進める。威勢の良い出発の言葉とは裏腹に、馬の足並みは非常にゆったりとしていた)
        (散策するように森を行く馬の背では、驚くほど馬の揺れも少なく、小一時間ばかりのエスコートは馬に慣れぬものでも快適であっただろう) -- ベルトラン 2019-06-22 (土) 23:15:26
      • 森を抜けた先には、ゴブリンたちの物資集積地と目されている小城がそびえている。
        周囲をぐるりと水堀と小高い防壁に囲まれ、陸の侵入口は南の石橋のみ。東と北には城内へと通じる水の流れがあった。
        東の水門は、先ほどまで船で渡っていた川へと通じている。
        ゴブリンに占拠される前は、夏の盛りなど物資を運ぶ小舟が盛んに行き来していたが、今や水門は固く閉じられ、周囲に船影は無い。
        北の水門は川の上流──水源へと連なる水の流れが緩やかな音を立てている。
        此方の水門は開け放たれており、川上流の水源が、城の外堀や内部から東の水門へと横断する水路へと、水の流れを形成していた。

        天然の要害を組み合わせた小城は、攻めるに難く、守りに易く、万の軍勢を率いても攻略容易ならざるを威容を備えていた。
        -- 2019-06-22 (土) 23:15:40
      • (日も落ちかけ、真っ赤な夕日に染まる小城を、隻眼の瞳は馬上から眩しそうに見遣る)
        よし。シロフォン。此度の目的地はあの城だ。今からあそこを落とすぞ。 -- ベルトラン 2019-06-22 (土) 23:15:59
      • おしとやかなお姫様だって爆裂魔法覚えたらこうなるにゃ!でもほんとに軽く!軽くでお願いしますにゃ!
        (などと騒ぎ、初めの方こそおっかなびっくりだったが案外楽だったので段々と調子を取り戻してきていた。最後のほうは軽くうとうとするくらいに。)
        ふわ、思いの他休めたにゃ……(大きく伸びをし、その間に目を覚ます。魔力・気力共に十分、と言った風情ではあったが)
        ほー、あそこを……え、二人で?まさかお城を爆破する事になるとは思わなかったにゃん……それともどこか、爆破したらいい感じに城が落ちる感じの所があったりするにゃん? -- シロフォン 2019-06-22 (土) 23:25:00
      • (2人が森を抜けた先は、東の水門のほど近く。守りは南に集中しており、周囲に点在する城外市すら、東と北にはゴブリンの姿もまばらであった)
        くっはは。お前さん賢いな! ご明察の通り、爆破するのは城そのものではないな。こっから……おー、500メートルくらいか?
        閉じてる水門があるだろ? まずはアレを爆破する。んで、だ。その後、もう一か所爆破してもらいてぇ所があるんだな。
        (馬上から東の水門を指さして、今から起こる出来事を想起し、ニヤニヤと笑っている) -- ベルトラン 2019-06-22 (土) 23:33:07
      • あのお城そのものは流石にやべーにゃん、下手したら魔力全部持ってかれて髪の毛真っ白になって死ぬにゃん……死んだ事無いから分からないけどにゃ(目測で城の大きさを測ってみたりしながらぼやく)
        あぁ……なるほどにゃん、二箇所となるとここは腕の見せ所にゃね。二発目は威力が足りなかった、じゃ目も当てられないにゃん
        念の為聞いておくけど、二箇所目はどこにゃん?橋とかにゃ? -- シロフォン 2019-06-22 (土) 23:44:44
      • ほう! ならばあの城以下の規模ならお前さんの魔法で吹っ飛ばせると! これは良いことを聞いた! 今後、砦を落とす際は小難しい手順がはぶけるな!
        (冗談めかした物言いのあと、シロフォンの問いには含み笑いで応じる)
        そいつは後のお楽しみだな! なに、あの水門だって木造作りの簡素なもんだ。2階建ての木造家をふっとばす威力がありゃ十分だ。
        勢いあまってぶっ壊し過ぎるなよ? 破片が積み重なるくらいがベストだ。軽く『蓋』をしてもらわにゃならんからな!
        2箇所目も同じくらいの威力で事足りるはずだが……イケるか? -- ベルトラン 2019-06-22 (土) 23:53:13
      • 大きさだけはきちんと測ってから話を持ってきて欲しいにゃん、きっちり計算してイケそうな時だけ受けてやるにゃん!(どうやら砦くらいならふっとばすつもりではあるらしい)
        蓋するにゃん?下のほうにって事かにゃ……まぁ心得たにゃ、水辺だから燃えはしないと思うけど……念の為衝撃波で行っとくかにゃ?
        そうにゃね、実は内部で分厚い鉄の補強してましたーとかじゃなきゃ問題ないにゃ!
        射程も……ギリいけるにゃ。……其は竜の息吹、我が意に従い咆哮を成せ。震わすは空、破るは色。望む全てを平らげよ……(どうやらどんな魔術でどう破壊するかを決めたらしい。えらく格好をつけたポーズで詠唱らしき事を始めた)
        弾け飛べにゃ!ストーミーバースト!(水門が歪む光景が見える。そのすぐ後に空気を切り裂く大きな音が、大分離れたこの場所にも届くのだった。水門はと言えば、一瞬持ちこたえるかにも思えたが結局ばらばらになっていった。吹き飛ぶというよりは水圧に耐えかね崩れたというような感じである)
        大体注文どおりにゃ?そうだったら次行くにゃ! -- シロフォン 2019-06-23 (日) 00:07:03
      • おお、この距離でもイケるか。
        (感心しながら、ニヤニヤ笑いを潜め、シロフォンが諳んじる詠唱にじっと耳を傾ける)
        (夕暮れの空に厳かな響きを纏う少女の言の葉が、これから訪れる破滅的な光景を思い起こさせた)
        ふっはっはっは! 素晴らしい! 想定以上の完璧な仕事だ! お前さん存外器用に破壊の魔法を操るではないか!
        (水門が崩れたところで俄かに辺りが騒がしさを帯び始める。小城の方から響いてくるゴブリンたちの耳障りな叫び声は気にするふうでもなく、シロフォンに縄を渡す)
        で、こっからは相当荒っぽくなるからな。クッションは鞍にきつく括りつけといた方がいいぞ。お前さんの体も、俺と繋いでおいた方が良いかもしれん。 -- ベルトラン 2019-06-23 (日) 00:18:21
      • ふふん、そうにゃんそうにゃん!爆発の魔法でなら缶の上に置いたリンゴだけ爆発させたりも出来るにゃん!(今一つすごさの伝わらない自慢)
        んー、やっぱり爆破したら気付かれるにゃねぇ……次はどうするにゃ?にゃ?(手渡された縄を見て疑問の声)
        ……やっぱりこうなるにゃん!急ぎつつも荒っぽさは控えめでお願いしますにゃん!(慌てて鞍とクッションとベルトランと自分を一緒くたにぐるぐる巻きにしつつ)なるべく体力は温存したいから繋いでおいたにゃん、落ちない様に気にかけといて欲しいにゃ! -- シロフォン 2019-06-23 (日) 00:25:15
      • さーて、気づかれついでに名を上げておくとしようか! おう、シロフォン! 体力の温存と舌を噛まんように気を付けておけ!
        (ゆくぞ、と拍車に力を籠め、二人を乗せた馬は嘶きながら、小城の側面を北目掛けて走り抜けていく。森の中とは比較にならぬほどの振動が馬上を揺らしていた)
        やぁやぁ我こそは王女殿下が遣わした地獄の水先案内人、ベルトラン・ドードレーム! 落日と共に貴様らを永劫の闇へと叩き落としに参上した!
        貴様らを死出の旅へと誘うは、裁きの爆炎をその身に宿す猫耳の大魔導士シロフォン・フルムーン! 黒猫が不吉を飛び越えて滅びを届けにきたぞ!

        (愛馬を疾駆させながら、防壁の上から飛来する矢を携えた盾で弾きつつ、見栄を切って大笑している) -- ベルトラン 2019-06-23 (日) 00:40:35
      • 舌噛んだら魔術師的には大事にゃ……まぁ別に詠唱しなくても撃てるけどかっこよくなくて気分が上がらないにゃん!
        うわわっ、揺れる揺れ……名乗り上げてる場合じゃないにゃん!?まぁそこそこかっこいいからいいけどにゃ!(満更でも無いらしく、矢の雨の中でにこにこしながら短く答える。舌を噛んだら困るからである)
        さーて、次の所はどーやって爆破してやろうかにゃ! -- シロフォン 2019-06-23 (日) 00:46:35
      • 北の上流を目指し、隻眼の男は怒涛の勢いで馬を走らせる。
        隆々と筋肉が滾る馬の前足が、力強く大地を蹴り、疾風の如く駆ける。
        時間にして3分ばかり、もはや小城の防壁上から飛来する矢は携えた盾で躱す必要もなく、風となって駆ける馬に掠りもしない。
        水の流れを遡った先には長大な石造りの堰が鎮座していた。雪解けの水が、春先に降り注いだ雨が、堰の中に膨大な水を溜め込んでいる。
        吊り上げ式の木造板が、一定の間隔で並んでおり、これが水の流れを堰き止めている。
        渇水となればこの板を吊り上げることで、下流に水が流れ出す仕組みとなっていた。
        平素の使い方であれば、一枚、二枚と微量に調節していくものである。
        全てを解放するとなれば、況してや大元である石造りの堰そのものを破壊するのであれば。
        溜まりに溜まった水は、爆発的な水量と勢いをもって下流へとなだれ込むことになる。
        その流れの先は、言うまでもなく、眼下に広がる小城であった。
        -- 2019-06-23 (日) 00:53:51
      • さぁてお待ちかねの楽しい楽しい水遊びの時間だ、くっはっはっはっは! まぁ俺たちは水遊びを眺める側だがな!
        (堰の側面方向に200mほど離れて馬を止める。水の流れが此方まで及ばぬよう、余分に間合いを取って、鞍の後ろへ声を掛ける)
        シロフォン。仕上げの時間だが大丈夫か? お前さんならもう気づいとると思うが、あとはあの堰をぶっ壊せば終わりだ。
        派手にぶっ壊してくれるならどこでもいいぞ! ちっとばっかし余力は残しておいて、風穴ブチ開けてくれ! -- ベルトラン 2019-06-23 (日) 00:54:49
      • まぁ遊びって言うにはちょっと規模がでっかいにゃね!流石のシロの魔法もこの量の水には敵わないにゃん……
        ここまで来たら大体分かったにゃん!酔ってもないし、景気良く行っとくにゃん!帰りもあるし、これを壊すなら大体規模は……そんで石だから(ぶつぶつ言いながら自分の視線の先の堰と手の平を重ね合わせる。どうやら距離と大きさを測っているらしい)
        うん、決めたにゃ!……汝は槍、貫く者。汝は種、埋まる者。我が魔力を糧とし、炎を萌せ……中からぶっ壊してやるにゃん!インサイドクラッシャー!(小さな魔力の弾丸が幾つか虚空に出現し、石の堰に放たれた。弾丸は詠唱の通り石を貫き内部に潜り)
        キメ、にゃん!(ぱん、と術者が小さく手を叩くと同時に炸裂した。小さな魔力が幾つも共鳴しあうように爆発を起こし、岩を小石に変えていく。そうなると当然、蓄えられていた水は――) -- シロフォン 2019-06-23 (日) 01:12:49
      • (爆発の余波に備えてシロフォンをすぐ庇えるように大楯を構えるが、爆音のあとも礫の類は一切訪れることは無い)
        (先の水門の件といい、今回の堰といい、爆破と一口にいっても指向性すら巧みに操るらしきシロフォンの手腕には内心で舌を巻いていた)
        (小さな猫耳少女へと湧いて出る畏敬の念は、今は懐に仕舞っておくとして、目の前の戦果に諸手を打って喜びを表す!)
        うわっはっはっはっはっはっはっは! お見事お見事! お前さん、叩く大口以上にデカいことをさらっとやってのけるな!
        見ろシロフォン! ゴブリンの奴ら何とも涼しげに泳いでおるではないか! おお嬉しそうに手を振っておるわ!(※溺れています) くっはっはっはっは!
        (文字通り、堰を切って流れ出した水は凄まじい勢いで眼下の小城を飲み込んでいった)
        (北の水門を閉じようにも激流に阻まれ敵わず、水の出口である東の水門は、先の爆破で塞がれていた)
        (水はどんどん溜まる一方で、高さ20mほどある防壁の3割方は水没している。並の高さの建物では、最早屋根すら水面に没していた)
        (唯一の出口である南門から水は大量に流れ出ていたが、それが周囲の場外市を押し流す結果にも繋がっていた)
        (まだ堰からは激流が続いている。完全に水が抜けきるまでは、果たしてどれほどの時を要するのか)
        (少なくともこの場を二人が脱する間に、小城内の水没と混乱が収まることは無いだろう) -- ベルトラン 2019-06-23 (日) 01:32:32
      • ふふん、もっと褒めるがいいにゃ!こんな所まで来たんだし、普段出来ないくらいに派手に……ととっ(一瞬気が遠くなったらしく、軽くふらっとした)
        まぁちょっと魔力を使いすぎたけど、この戦果ならバッチリにゃ!シロは水の中であんなにはしゃぐ気持ちは分からないにゃ、お風呂とかならともかく海とかマジ広くて不安にゃ……(ゴブリンの方もきっと今は大分不安であろう)
        んー、いい仕事したにゃ!今日はありがとにゃん、想像よりずーっとシロの目標に近付く仕事だったにゃん!でもシロも十分活躍したし、大分魔力も使ったから……馬に乗せてくれるなら、帰りもゆっくり行って欲しいにゃん(慣れない移動と規模の大きい魔術の立て続けの使用からか、大分疲労はたまっているらしい。自分の体とベルトランを先ほどの縄で繋いで、自分の腕でしがみつく事すら放棄するつもりである) -- シロフォン 2019-06-23 (日) 01:42:12
      • はっはっは! お前さんの精緻な魔法ならば、『爆破の芸術家(アーティスト)』と名乗りに冠を載せねばいかんな!
        ……ふむ。そういやお前さん水はあまり得意ではなかったな。無理を押してまで付き合って頂き忝いが、大変助かったのもまた事実!
        (ふらついているシロフォンを小脇に抱えると、鞍の後ろから己の前へと移動させ、ついでにもクッションも敷きなおす)
        その様子では縄で繋いでおっても危なっかしいわ。爆発魔法のお姫様のご要望にお応えし、帰路も失礼の無いエスコートを心がけるとしよう!
        (水飛沫で湿った空気が頬を撫でる。水没する小城を横目に、隻眼の男は壊れ物でも扱うような丁重さを以て、再び馬を走らせる)
        (その後、森を経由して行きの船へと合流し、帰還の途に就くまでに様々なトラブルに見舞われるのだが、それはまた別の話である) -- ベルトラン 2019-06-23 (日) 01:59:52
    • 前線 塹壕内 -- 2019-06-22 (土) 21:17:29
      • (ゴブリンの弓兵や爆撃兵、そしてゴブリンソーサラーの魔術弾が飛び交う前線。そこに腹をすかしたエルフの姿があった)
        ………おなか減ったので。誰か、誰かご飯ください…(空腹がかなりに達しているようだ。塹壕に腰を落として周りに助けを求めている) -- リーゼル 2019-06-22 (土) 21:21:15
      • (そこに顔見知りの兵士がやってきた…20代の女性兵士。時々可愛がられてはごはんをくれる人だった 肩口に血が滲んでいる)
        (リーゼル君大丈夫?と声をかけられご飯をねだる)ごはん…ごはんくれたら、なんとかしますので……ごはんください…(鯉のように口をぱくぱくさせた) -- リーゼル 2019-06-22 (土) 21:27:37
      • (こんな時にも変わらないわね、と苦笑と共に簡易携帯食料、レーションを差し出してくれる。それを受け取る)ありがとなので……おなかが本当に、だめで、ええ。
        (レーションをかじかじ。女性兵士はそんな様子を微笑ましく眺め、敵の動向を探るため塹壕からちらりと頭を出して)

        (頭が吹き飛んだ) -- リーゼル 2019-06-22 (土) 21:32:19
      • (びちゃ。脳漿やら脳の欠片やらがリーゼルの顔に飛び散り、瞬間に状況を理解した)…っ(慌てて隣の女性兵士の体を掴んで引きずりおろす)
        おねーさん…!(ぶち抜かれた場所を観察。頭部の右上部が吹き飛んでいる…即死、か?否)脳死…(そう、まだ心臓は動いてる)
        なら…!(つい先ほど食べたレーションで魔力枯渇は逃れた。動けるようになっている。すぐにでも恩を返す…死なせはしない)……──(三小節の詠唱。禁術である再生魔術、治癒魔術の濃度を極限まで高めたそれ)
        (血まみれのミンチとなっていた女性兵士の頭部が、見る間に肉が盛り上がり脳が再生していく。…数秒後には呼吸は落ち着き、死は免れたようだ)……ふぅー。(体力よりも魔力の枯渇が激しい。この魔術は燃費が悪すぎる)
        ……むー(死にゆく運命だった女性兵士の命を長らえさせ、塹壕に背を預けて溜息。反撃するための魔力を使い果たしてしまった……が、ゴブリンは襲ってくる)……はー。仕方ないですね。 -- リーゼル 2019-06-22 (土) 21:39:22
      • おねーさん。ちょっとお借りするので…(女性兵士の背中…先ほど構えようとしていた、弓を手に取る。女性向けに軽めに作られたそれの弦をぴぃん、と鳴らして張りの強さを確認)……なんとかなるか。
        (そして女性兵士から矢筒を、同時に周辺に突き刺さっているゴブリンが放った矢を回収する ゴブリンが矢を放ち終えたタイミングで、手鏡だけ出してゴブリンの位置を確認した)…54匹。
        (正確に位置を把握して……塹壕から頭を出さずに。塹壕から空、空中に向けて弓をつがえて矢を放つ。若干の角度を伴ったそれ。普段の彼からは想像できないほどの速度で連続して放っていく)
        …!…!!(放った矢は60発。30秒で打ち切った…そして空中で重力に負け落下した矢は、塹壕に向けて進んできたゴブリンの頭上に正確に降り注いだ) -- リーゼル 2019-06-22 (土) 21:45:55
      • (弓を放ち終えて、一呼吸ついてからまた手鏡で位置を確認。……生きているゴブリンは6。48匹は殺したか)……弓兵は兜をかぶってないので楽なので。(しかしこちらもほぼ打ち尽くした。残る矢は一本)
        (しかしゴブリンをほとんど全滅させられた…これならば体を出してもすぐには撃たれまい)……それでは。これを打ったら逃げますので(塹壕内で少し動いて位置を変えて、体を乗り出して瞬時に射る。狙いはゴブリンソーサラー。)
        (放たれた矢は狙い違わずソーサラーの頭部を射抜いた。さらにゴブリンどもの統率が乱れる)……よし。おなかが限界を迎えそうなので、逃げるので。(弓を捨て、塹壕を移動。女性兵士の元へ)
        (意識は戻っていないが、呼吸はしっかりしている…頭を撃ち抜かれる寸前までの記憶は残っていることだろう この人を安全なところまで運ばねば孕み袋にされてしまう)…おねーさん、ごめんね。そのままじゃ重くて運べないのー…許してー…
        (女性兵士の鎧を剥ぐ。それを装備したままだと重くて運べないのだ。その後服も一部脱がせて、紐と服で簡易な引き摺って運べる機構を作り出し、それでずるずると女性を引きずって後退していった) -- リーゼル 2019-06-22 (土) 21:51:03
      • …精霊魔法での魔術的誘導弾(マジックミサイル)かと思ったけど、違うね。魔力は一切、動いていなかった(水道メーターみたいに魔力の流量が読める目を閉じて)
        僕も知らない大系の魔術か、でなければ純粋に彼の技量か。…いやはや、にわかには信じがたいものを見たね(介入するタイミングを逸したまま見守っていた術氏のぼやきが響いたとか) -- オードック 2019-06-22 (土) 22:07:23
    • ゴブリン軍前線基地 -- 2019-06-22 (土) 21:49:55
      • その話に興味を持ったのは情報部に務めるボドくらいだった。
        情報部は陛下のゴブリン軍改革によって誕生した新しい部門であり、一部の(ボドが優秀だと考える)ゴブリン以外からは軽く見られているが。
        「魔道士が絶対に落ちないと太鼓判を押していたゴブラゴン、指揮官はともかく確かに要塞並みの防御は備えていた戦車、それに魔道士が派遣した実験小隊の全滅……」
        「そして、何かが変わり始めたマガフ将軍の戦死……」
        ボドはそれらの報告の中にあった共通の話、戦場で話されるくだらない与太話ととられ気にもとめないであろう眉唾もののおとぎ話に興味を持った。
        「人間の兵士……それも裸の女……」
        そんな報告を上げれば一笑に付されるどころか後方の病院送りにされかねない。
        だが、ボドは冗談にもならぬその話に真実を見た。
        「放おっておけば我らの一番の脅威になる」

        「いい笑い話だ、ボド」"鉄獅子"ガズの台詞は予想通りだ。沈黙し、次の言葉を待つ。「本気なのか?」
        ボドはゆっくりと頷き、肯定の意を示す。
        「わかった、信じよう。お前の話はいつも正しい。だが、だとしたらどうやってそいつを倒すんだ?ゴブラゴンを撃沈させ、要塞をひっくり返すような怪獣を」
        「懐かしい手を使うのさ」テーブルに広げられた地図の一区画を線で囲む。「魔道士のところから気象兵器を借りてくる」
        「久しぶりだな!」ボドとガズは北方の出である。若い頃彼らは、雪山に冒険者を誘い込んでは雪中行軍での疲労の極みにある彼らを討ち果たすことを得意としていた。
        「やつは裸…もしくはそれに類する格好だ。それにこの時期、防寒装備を準備することもできまい」
        「ここの村を襲わせ、誘い込むのだな。異常に気づいて途中で引き返したりはしないだろうか?」
        「ガズ、思い出せ。こういう奴らは正規軍とは違ってなんて言ったか……そう、正義感が強い。いつだって無理をしてくたばっていったじゃないか」
        一瞬キョトンとした顔を返したガズだったが、大きな笑い声を上げる。それが収まれば、ガズの顔はボドのよく知る若いときのガズの顔に変わっていた。
        「いいだろう、歩兵中隊を派遣しよう。それを幾つかの小隊に分け、時間差で攻撃させ誘い込む」
        「だが本命は6脚歩行戦車『ゴロピカ』3両を出す。待機後に雪を降らせ隠した後、誘い込んで3方からの十字砲火で仕留める。主砲の白熱砲は小型だが、城壁も溶融させられる威力だ。それを3方から冷え切った身体に浴びせればどんな化物だろうが塵も残さん」
        残ったエールを飲み干し、ドンと勢いよくカップをテーブルに叩きつける。
        「1号車には俺が乗る。お前の話が本当ならまた戦況が落ち着いて休暇を取ることもできるだろう。実はな、12人目が生まれるんだ」
        ニヤニヤと笑うガズの顔は父親の顔になる。ボドはこの顔を鬱陶しいと思いながらも、古い友人の幸せそうな様子は嫌いではなかった。
        「悪いなガズ。もう少し泳がせておけば上も異変に気づいて大きな手柄にもできるんだが……」
        「俺は情報部のやつのそういう考え方が嫌いだ」
        ガズは立ち上がり、大きな笑い声を上げながらバンバンとボドの背を叩き、出口へ。
        「いい加減、お前も子を作ったらどうだ?子供はいいぞ」
        残ったボドは、親友のおせっかいに自嘲の笑顔を浮かべた。 -- 2019-06-22 (土) 21:50:15
  • 戦場 -- 2019-06-21 (金) 19:00:47
    • 陽光の降りそそぐ河辺 -- 2019-06-21 (金) 19:02:13
      • (飛空艇。近隣国家でもいまだ軍事への投入がなされていない先進技術)
        (それをゴブリンの軍勢が扱うという事態は脅威そのものだった)
        (上空を制される事、地形を無視し、兵員を輸送出来る事――)
        (その利点を、人々はゴブリンとの戦いで思い知る事となった)
        (この日も雲の流れる青空の下、さほど高くはない位置を2隻の飛空艇が巡行していた)
        (目指すはグロム王国領内の…何処か。空からなら王国の何処へでも襲いかかれるだろう)
        (空を制する事は、それだけの利があった) -- ガーベラ 2019-06-21 (金) 19:04:40
      • (しかし、その飛空艇を、地上から睨みつける者がいた)
        (河沿いの小高い丘の頂に立ち、巨大なハルバードを携えた少女…)
        (しかしその目は、まるで荒ぶり猛る獣のそれだ)
        「アレだ。アイツらが…!!」
        (少女は憤っていた。憎悪が今にもその身から溢れ出し、身を焼き尽くさんとしていた)
        (元より狂える獣をその身に宿す少女であったが、この日の獣はまた一段と猛り昂っていた)
        (少女と同じ部隊に属する仲間の未帰還、それが原因だ) -- ガーベラ 2019-06-21 (金) 19:07:18
      • 「ったく、おかしなもんだ…」
        (怒りの中、僅かに残された理性で少女は自嘲する)
        (本来ならばアイツは、アイツらは、死んでくれた方が都合がいい筈だ)
        (自分の戦果を際立たせるのなら、ライバルが消えてくれたほうが楽。その筈なのに)
        「――なのに…仲間、かよ」
        (そう感じている事に、少女は自分で驚く)
        (しかし、仲間を奪われた事による苛立ちと憤り、怒りと悲しみは…本物だ) -- ガーベラ 2019-06-21 (金) 19:09:47
      • (許さない。絶対に、許さねぇぞ)
        (ゴブリンどもめ、ゴブリンどもめ、ゴブリンどもめ!ゴブリンどもめ!!)
        (思えば思うほど、憎めば憎むほどに憎悪は更に燃え上がる)
        (そしてそれは、精神が肉体を凌駕するという狂戦士の異常性を経、少女に膨大な力を齎していた)
        「ゴブリンどもがぁぁぁぁぁッ!!!ブチ抜けえええええッ!!!」
        (爆発する激情。少女は雄叫びをあげ、手にした斧槍を振りかぶると、全力で投擲した)
        (目標は百m以上は上空を行く、飛空艇の一隻)
        (投げるにはバランスが悪く、あまりに重いハルバードが空行く船に届くわけなどない)
        (しかし、それが起きた。精神による肉体への上書き、その結果は物理的限界の凌駕だ)
        (斧槍は船底を貫き、そのまま甲板を突き抜け、飛空艇に浮力を与える気球部分へ到達――」
        (気球表面を大きく引き裂き、飛空艇の一隻の飛行能力を奪うに至った) -- ガーベラ 2019-06-21 (金) 19:11:57
      • (墜落をはじめる飛空艇、その船体からポロポロ落ちるゴブリン達を傍目に、少女はもう一隻へ目を向ける)
        (もう投げる武器は、ない。岩や丸太を投げるのもいいが…)
        (ゴブリンどもを直接ブン撲りたい!この手でブッ殺したい!その欲望が心を、体を支配した)
        「ぬ、ううううううううッッッ…!!」
        (少女は四つん這いになり身を屈め、力を溜める。得物を狙う肉食獣の様に)
        「殺す殺す殺す殺す殺す殺すブッ壊して殺す殺す殺スコロスコロス…ッ!!」
        (殺意と憎悪、それ以外の一斉を捨て去り、自分を人型の殺意へと変えていく)
        (その有り様、肉体に対し精神が完全に優位となったその存在の仕方はもはや人のそれではない)
        (精霊や幻獣、あるいは神や――悪魔、霊的存在の有り様に限りなく近かった) -- ガーベラ 2019-06-21 (金) 19:14:34
      • (ゆえに――)
        「うおあああああああああッ!!!」
        (絶叫と共に跳躍した少女、その肉体は砲弾と化した)
        (それはもう一隻の飛空艇に到達し――)
        「ガァァァァァッッッ!!」
        (船底を体当たりで打ち破り、船内に到達する、という奇跡を見せた)
        (あとはただの虐殺だ。ゴブリン達は空、しかも船内という逃げ場のない場所にいる)
        (それを叩き潰し、蹴り潰し、握り潰し、引き裂き、へし折り、投げ捨てたのだ)
        (この大暴れの結果、二隻目の飛空艇は船体が崩壊し、撃墜)
        (ゴブリンもろともに墜落した少女も、頭にたんこぶを作る事となったが、まあ誤差の範囲だろう)
        (しかし、こんな憂さ晴らしをしたところで仲間が帰ってくるわけでもない…)
        (殺戮の高揚の後で、少女の胸に去来したのは虚しさと寂しさであった) -- ガーベラ 2019-06-21 (金) 19:16:57
      • (――だったのだが…)
        (いざ駐屯地に戻ってみれば、消息不明になってた仲間はちゃっかり帰ってきていたのだった!) -- ガーベラ 2019-06-21 (金) 19:17:23
    • 雲ひとつない青空の 何処までも続く河原 -- 2019-06-21 (金) 20:32:34
      • 王国を縦断する大河。王国最大の流域面積を誇り、雄大で滔々たる流れの岸辺には大小様々な都市が存在し、人々に大きな恵みと繁栄を与えてくれる。
        その下流、前線にほど近い場所にゴブリン軍は一台の戦車を派遣した。
        ゴブリン技術士官ズムによって考案された戦車は、戦車というよりも移動式の橋といった見た目をしていた。
        両岸に左右のキャタピラを配し、長く伸縮する車体はそれを橋のようにつなげている。
        車体から生えた無数の柱と川に浸かった底部から得られる浮力により、城塞めいた構造物を安定させている。
        タンカーを想像させる底部は浮力による車体の安定だけでなく、もう一つの目的があった。
        ゴブリン砲。
        偉大なる種族の名を冠したこの武装は強力な半面、負担も大きく特に排熱の問題はいかにゴブリンの知性を持ってもなかなか解決の目処を立てることができず、実戦への投入が見送らててきた。
        ズムはその問題の解決に水冷、川を使うことを発案したのである。
        こうして冷却して使えば従来の数倍を超える威力のゴブリン砲で、小規模の都市なら一撃、大都市でも2、3撃ち込めば完全に破壊できる。
        さらに人間どもの集落も川の流域に多く作られ、十分な戦果が期待できる。
        「これかりゃあ、わしのようなおつむのええゴブリンの時代だぜ」」
        車長席でふんぞり返り、ズムはニヤニヤと笑う。
        武勇を誇る将軍はくたばり、やつがバカにしてたわしはこうして大役を仰せつかっている。こんなに愉快なことはない。
        「このまんま人間どもの王都まで蹂躙してやるからの!おみゃあらにも、うまいもん食わせちゃる!」
        巨大戦車ズム弦罎和腓さの割に必要人員は少ない。ズムが選んだ頭の良いゴブリンたちだ。
        「しかしズム司令官、この戦車の性質上、侵攻ルートが固定されてしまいます。人間どもの待ち伏せに会うのでは?」
        不安そうな表情を浮かべるのは麾下でも新人の技術者だった。
        「おみゃあは心配性だな。このズム弦罅覆海寮鐚屬房分の名をつけるのをズムは強く推進した)に用いられている装甲は魔道士のお墨付きだでよ。ドラゴンの爪どころか、魔法で降らせる星でも孔を開けることはできんでの。」
        ふむ…と顎を撫でる。
        「まぁ、12km級の星が降ってきたら流石にまずいが、ゴブリン砲で蒸発させりゃあ何の心配もいらん。」
        空には雲ひとつない。隕石落としの魔法もこれでは大ぶりのパンチと同様だ。
        「ズム司令、第1目標の都市を捉えました。」
        戦争が始まる前は河を使った交易都市として王国でも5本の指に入るほどの発展を見せたこの街は周囲を高く厚い城壁で囲まれ、前線における人間の拠点として使われている。
        「この規模なら2回も当てりゃ、更地になるで。ゴブリン砲の発射準備じゃ!みんな、黒メガネをかけて手すりに捕まっとれよ!」
        吸い上げた川の水を機関に流し冷却を開始する。シュウシュウと湯気が上がり、ズム弦羸車は遠目から見れば霧に包まれた山のようだ。
        「ズム司令!城壁の前に…」「なんだね!人間の軍でもおったか?そんなもん……」
        続く監視員の言葉は信じがたいものであった。
        「女です…その……盾と剣を持った裸の女が城壁の前に……」目にした監視員も自身の正気を疑う。
        何を言っているんだこいつは…片付いたらこいつは後方に送り返してもっとまともなやつをよこすように言ってやる。
        理解しがたい報告で水をさされた苛立ちをぶつけるように、ズムは命令を下す。
        その裸の女が居たとして、どんなやつがゴブリン砲の直撃を受け、耐えることができるのか?この巨大なズム弦羸鐚屬鬚劼辰り返すとでも言うのか?
        そんなことは100mクラスのドラゴンでも不可能だ。
        「構わん、街と一緒にそいつも消し飛ばしちゃれ!」 -- 2019-06-21 (金) 20:32:45
    • しんしんと雪の降る 切り出した石で組まれた古代の遺跡 -- 2019-06-21 (金) 21:32:07
      • 「はーぁ……」 腐った魚のような濁った瞳をした少女は、空を見上げ、音もなく降ってくる雪を見ながら溜め息をついた。
        呼吸を必要としない身体でも、発声をすれば当然吸気と排気は起こる。褐色の肌よりなお色濃い、土色の唇を、白い靄が覆う。
        「もう5月だぜ?なんで雪が降ってんだよ……春どころか初夏の装いがあってもいい時期だろうがよ…えぇ?」
        \知るかよ、ここいらはそういう気候なんだろ/\北国は寒いのがあたりまえって故郷のばあちゃんも言ってたってーの/
        「だよなー北国だもんなー。あーいやだいやだ、寒いと関節が縮こまるんだよ……」
        \ゾンビって身体硬そうなイメージあるよな/\死後硬直してるから普通に歩けなくて、ぴょんびょん跳んで移動するって故郷のばあちゃんが言ってたってーの/
        「おい誰がキョンシーだ誰が」\似たようなもんだってーの/「全然ちげえよ、だいたい私は……」
        各々の得物を手入れしながら、益体もない雑談に花が咲く。この戦闘前のゆるい雰囲気が少女は好きだった。
        そしてその少女の安息は\\\ゴブー!ゴブゴブゴブゴブぁっしゃー!!!!/// つねにゴブリン達に邪魔されて終わる。
        「おう若造ども、お客さんが来なすったぜ」\丁重におもてなししねーとな/\カバーは俺達ヤングに任せろってーの/
        「ん、よろしく頼むわ。それじゃ行ってくる」
        細腕に似つかわしくない無骨な拳銃を片手に、散歩に出向くかのような足取りで、少女は殺到するゴブリンの群れに相対した。 -- サミラ 2019-06-21 (金) 21:32:42
      • H&K MARK23。少女の愛銃の名。
        先込め式やボルトアクション式の銃とは一線を画する携帯性と、それら大型の銃にも引けを取らない威力を誇る、いわゆる「異世界からの漂流物」の一つだ。
        「200年ほど前はこういうのが気軽に手に入った」と語るが、今も昔も、子供の玩具には過ぎた代物だ。
        だが少女は「ばーん」\ゴブー!/「ばんばかばーん」\ゴブブブブブーッ!!/それこそ玩具のように取り回し、易易とゴブリンの命を刈り取る。
        「いいね、今日のゴブ共やる気入ってんじゃん」マガジンを差し替えつつ楽しげに笑う。後方の支援部隊もよくやってくれている。
        いつもなら銃声にすぐ怖気づくゴブリン共がやけに意気軒昂なのは気になるが、仕事への張り合いという意味では悪くない。
        あとはアマギの奴らがうるさく言ってくる「宣伝」さえうまくやれれば……\ゴーブゴブゴブ!イキのいいナオンがいるでねーゴブか!!/「あぁん?」
        人間語だ。ゴブリンも位の高いやつになると人間語を解するようになるとは聴いたことあったが、実際に聞くのは初めてだ。
        どれどんな奴が、と声のした方を振り向くと
        「……わーお」\ゴブぁははははは!!ゴブの精悍な肢体に言葉も出ねーでゴブな!?/
        キン肉モリモリ、マッチョマンのゴブリンが、丸太のような棍棒を振り回しつつ高笑いしている真っ最中だった。 -- サミラ 2019-06-21 (金) 21:33:02
      • \ゴブブブブブ!!先程から見てゴブたが、今日の人間共の中ではお前が一番いい動きをゴブしてたでゴブ!まずこのゴブチャラテ様に孕まされる資格があると言えゴブ!!/
        「……はぁ。お褒めにあづかり恐悦だね」\謙遜するなでゴブ!ゴブは異種族の孕み袋といえど勇者にはそれなりのもてなしをする用意がゴブ!!/
        「ゴブリンにもてなしの概念があるとは知らなんだ。どう遇してくれるんだ?」言いながら少女は背中に手をやる。
        \挿入前にねっとり前戯を施しゴブ。天国に連れて行ってや/がぁん!!\るゴばっ/
        すさまじい轟音が一帯に響いた次の瞬間、巨漢ゴブリンの首から上は弾け飛び、声の代わりに血を撒き散らしていた。
        「……わりーな、マッチョは趣味じゃないんだ」少女の手にあるのはS&W M500。もう一丁の愛銃であり
        「やっべ肩外れた」うかつに使うと自分も怪我をする両刃の剣である。素人にはおすすめできない。
        「おらぁ若造ども!大物が沈んだぞ、敗残刈りの時間だぁ!!」後方に向け声を張り上げると
        \ひゃっはー!ゴブリンは消毒だぁー!/\報奨で故郷のばあちゃんにスイーツ送るってーの!/ 支援部隊の奴らが思い思いの武器を手に駆け込んできた。
        「……あー、殺す前に痛めつけられておくんだった。まぁいいや、あいつキモかったし」
        自分の仕事を終えた少女は地面に座り込み「……抜けた肩ってどうやったら入るんだ?」脱臼の治癒に四苦八苦したとか。 -- サミラ 2019-06-21 (金) 21:33:30
    • 雹が叩き付ける湿地帯 -- 2019-06-22 (土) 06:59:18
      • (堕ちよ)
        (堕ちよ)
        (私の膝元に)

        (諸手を挙げて等しく並ぶ)
        (君達を踏み超えて高みを目指す)
        (ああ あの懐かしい静寂が)


        (空飛ぶ船底め)
        (私はいつまでも見上げてばかりではない) -- のりかず 2019-06-22 (土) 07:00:00
      • ( ≧ڡ≦)ゝ -- のりかず 2019-06-22 (土) 07:00:19
  • 戦場
    • 土砂降りの湿地帯 -- 2019-06-20 (木) 22:10:58
      • 眼下を見下ろす。
        はるか下方の湿地帯にうごめく人間達はまるで金属でできた蠢く虫の群れだ。
        先程まで地上のゴブリン軍をこの湿地帯より押し出さんとしていた人間たちは足を止め、ただただ天を覆う威容、空に広がる屋根のごとく雨を遮るこの最新鋭の竜機艇を見上げ、恐れおののいている。
        地上の味方がその間に交代し、十分に距離をとったのを見てノスは傍らの兜を撫でる。
        今までの飛空艇とは一線を画す。否、全く別物と言ってもいい。これまでの飛空艇を取りだと言うならゴブラゴン級はまさしくドラゴンだ。
        竜を模した船体も、竜に比べればかなり不格好ではあるが無骨さが気に入っている。龍の姿をした空飛ぶ城塞。
        ふと、鳥を見上げる虫の気持ちを想像してみようと務めるが、益のないことだ。
        「ノス司令、敵の旗を確認、正規軍…第1王子麾下のものです!」「王子は確認できるか?」しばしの沈黙。監視員からの報告を受け「確認できません、探しますか?」
        「いや、いい」紫色の兜を冠り直し、攻撃開始を命じる。いなければ時間の無駄だ。「鉄の雨、降らせ」「鉄の雨、降らせ」
        ブリッジに復唱がこだまし、窓に見える長大な両翼の下面に連なる砲塔から伸びた砲身が、一斉に下を向く。
        バラララララララ…
        砲身から発射された鉄の礫は先ほどまでの水の雫の代わりに雨となり、人間どもの頭上に降り注ぐ。
        地面には小さな赤い花が咲き広がり、一時に開花する花畑のように美しく、思わず嘆息が漏れた。
        もし王子がいたとしてもこのゴブラゴン級からは誰ひとりとして逃げられない。
        そのなかに幾つかの大きな円が見え、魔術師を要する部隊が頭上にシールドを展開しているのがわかった。シールドの下に人間が集まりつつある。
        「続けよ、そういつまでも保つものではない」
        一息に討ち滅ぼすのでは面白くない。何時尽きるかもわからぬ、しかしそう長くは持たないであろう魔素が尽きるまでの人間どもの恐怖を思うと心地よい。
        「初めてかも、しれんな……」「は?」独り言に怪訝な顔をする副官に、答えたものか一瞬迷い。「人間どもを誅戮するのを楽しむのは、だ」
        手を振ると、副官は一礼して数歩下がる。
        「あやつが人間ごときに討たれたなどいまだ信じられぬが、仇をとらせてもらう」
        ネズミに似た顔をしたあの魔道士は、この船が一度飛び立てば7つの大陸を7回滅ぼしてまわれると言っていたが、この様子では誇張ではあるまい。
        「上空より……ひ、飛来!」
        "それ"がなにか判じかねたオペレーターの悲鳴にノスは顔を上げる。
        「狼狽えるな!星の直撃にもこの船の魔導装甲は耐えるようにできている!人間どもがメテオの魔法をつか……」
        ゴォンという強い衝撃に、信じられない…といった表情のノスは膝をつき傾いたブリッジを見回す。
        必死にコンソールを抱きかかえて倒れまいとするオペレーターが絞り出したのはまさしく信じられない報告だった。
        「う、右翼エンジン大破!いや、右翼自体が剥離、そんな……後方の我が陣に落下!」
        「何が起こった!」「わかりません、上空から飛来した……なんだ…あれ……」
        その監視員は優秀だった。右翼を破壊し、着地したそれがなにか見極める目を持っていた。
        「女……剣と盾を構えた裸の女です!!」「撃て!鉄の雨をそいつに集中しろ!ゴブ熱線砲もだ!主砲を使え!!」
        左翼に残った砲塔が一斉に女の方を向き、鉄の雨を降らしてその場に縫い付ける。そのうえで艦首に搭載された攻城兵器。主砲ゴブ熱線砲を打ち込むのだ。
        ただの人間ではない。だが、ただの人間ではなかったとしてもひとたまりあるまい。
        「ゴブ粒子充填120%ォ!!」「対閃光防…もういい、撃て!!!」
        ドラゴンを模して作られた竜機艇が目もくらむ程のまばゆいブレスを地上に向けてまっすぐに吐き出す。
        刹那、ブリッジを再び悲鳴が包む。船が回転し、艦首が真上を向いている。熱線が上空の雲を吹き飛ばした。床は垂直な壁となり、先程まで壁だったものにゴブリンたちが叩きつけられる。
        「このゴブラゴン級を……何かが持ち上げているのか?」
        何かではない……身体では理解していたが、頭では理解できない。そんな存在を、理解することはできない。
        ゴブ熱線砲の直撃を受けて…ましてそれを突き抜けて飛来するものなど存在するはずがない!
        「姿勢を戻せ!このままでは墜落を…いや、退避!総員退艦!!」「は、はい!総員退か」
        艦首がゆがみ、砲口が閉じられる。熱線となって放出されていたエネルギーが竜機艇内部で行き場を失い……。
        第2の太陽と見紛うほどの爆発の衝撃は雨雲を吹き飛ばし、湿地帯に青空が広がった。
        -- 2019-06-20 (木) 22:11:05
    • 見渡す限りの塹壕地帯 -- 2019-06-21 (金) 02:22:01
      • (埋め尽くせ)
        (埋め尽くせ)
        (埋め尽くせ)

        (隙間に逃げ込んだ残敵を)
        (私の魚は逃しはしない)
        (大きな大きな口を開けて)
        (ほら 一際大きなゴブリンがまた)

        (私に呑まれる)

        ()グポーン -- のりかず 2019-06-21 (金) 02:22:40
  • 戦場
    • 一面の銀世界にて -- 2019-06-19 (水) 21:10:50
      • (その日はゴブリンの決死隊が自爆を仕掛けてきた)
        (いつもの戦場だ。毎秒ごとに誰かの未来が消し飛ぶ、いつもの戦場)
        (その日も)ジャック、起きて! 目を覚まして、ジャック!(私はゴブリンの自爆でもう瀕死の仲間の前にいた) -- ステーシー 2019-06-19 (水) 21:13:10
      • (血だらけで呻くジャック、意識を取り戻したようだ。それは幸か、不幸か)
        大丈夫? ジャック。今、ペインキラーを打つわね。(注射器を取り出して彼に注射した)
        『痛ぇ……もうグロムに帰りてぇよ…家に帰りてぇ………』
        (ジャックの言葉に頷いて、止血材を用意した)大丈夫、帰れるわ。それにもうすぐディートリンデ様も来てくれる。
        ……衛生兵ッ! まだなのッ!?(雪に血が滲んでいく) -- ステーシー 2019-06-19 (水) 21:20:36
      • 『ステーシー』(ジャックの手が弱々しく動いた。それはただの死の間際、痛みによる反射だったのかも知れないけど)
        なに? ジャック。(その手を掴もうと手を伸ばして)
        『ディートリンデなんて来ない、嘘をつくなよ……』
        (その手は雪に埋もれるように落ち、ジャックは二度と動かなかった) -- ステーシー 2019-06-19 (水) 21:27:57
      • うわああああああああああああぁぁ!!!(血塗れの手で頭を抱えてジャックだったものの前から後退り)
        ゴブリンども……悪鬼とはお前らの如きを言う…ッ(刀に手をかけて)
        一匹残らず殺し尽くしてくれるッ!!(憎悪にかられて、叫んだ) -- ステーシー 2019-06-19 (水) 21:41:49
      • (私は殺した。ゴブリンを殺した。もうゴブリナがどうとか、殺しがどうとか)
        (考えてはいなかった) -- ステーシー 2019-06-19 (水) 22:03:03
    • 荒れ果てた農園 -- 2019-06-19 (水) 21:52:19
      • 「だからどういうことだよ?」苛立たしげに盾をガンガンと叩く。すでに何回説明したか。自分にだってわからないのにどうやって理解させろというのか。
        「ここは、元いた時空とは別の時空なんだ。つまり、人間からは俺たちは見えないし、人間どもは俺たちにさわれない。だがこの特殊な甲冑と武器で俺たちは人間どもに攻撃できる。」
        「しかも、違う時空にあるもんが衝突でゆらぎがうまれて、針でちくっとしただけでもおっきい斧でぶん殴ったくらいの衝撃が向こうにはある。」隣のガグが補足する。しかし、こいつも理解しているわけではなく何度も聞いて覚えただけだ。
        ボゴは納得しかねるように兜をバリバリとひっかく。
        「人間は何もできない、俺達は普段より強いアタックを人間にできる。そういうことだろ?」"つよい"の認識が魔道士の説明とボゴの理解では違っている気がしたが、訂正するのも面倒くさい。「そんな赤ん坊でもできる仕事、そこらの雑魚にやらせりゃいいじゃねぇか」
        「なんで俺たちがそんな仕事をしなきゃいけねぇんだ」「おい、よせボゴ!」苛立ちに任せてボゴが小突いた石壁は、乾いた音を立てて文字通り粉砕され"向こう"の時空で砂煙と化す。
        「はじめての実験らしいからな。魔道士殿が一番の部隊に任せたいと新しい将軍にねじ込んだのさ」ボゴをなだめてはいるが、自身も魔道士のやり方は気に食わなかった。
        今までどおり、大軍を向こうに回し、大暴れをし、人間を貪り食う。おかしな戦車や空飛ぶ戦艦なんか、その辺の奴らはともかく自分たちには必要ない。さっさと実験を終わらせ、帰還途中の村で女を捕まえてウサを晴らしたい。「人間は来るのかよ、おせぇな……」またボゴだ。好き勝手に文句を言いやがって……。
        「この農場、襲った時、人間一匹逃した。人間は逃がすといっぱい連れて戻ってくる」いい加減答えるのにもうんざりしていたところにガグの言葉はありがたい。
        魔道士どもめ、俺達がマガフ将軍の部下だったからこんなつまらない仕事を押し付けてきているのだ。
        「なぁ、魔道士の連中、俺達が」「黙れボゴ!俺だって…」「しっ!」
        今までじっと黙っていたブンルガンが割り込む。
        「来たぞ、人間だ。」
        銀色の甲冑で覆われた指が指す方角を見れば確かに人間がいる。裸の女だが、盾と剣で武装しているところを見ればきっと兵士なのだろう。
        おかしな格好だが持っている武具はピカピカで、おそらく農兵のたぐいではない。正規兵の持っているものよりも立派だ。
        50を超える仲間たちが一斉に立ち上がり、手に武器をかかげる。とにかくやっとコレでこのつまらない任務ともお別れだ。そう思って気合を入れると、真っ先に飛び込んでいったのは意外にもガグだった。
        「おいガグ!……やれやれ、行くぞてめぇら!!」
        女兵士はこちらに気づいた様子もない。このままだと殺してしまうだろうが、人間なんてどうせほっとけば増える。いくらでも代わりの女を調達できる。
        「まったく、つまんねぇ仕事だ……」
        -- 2019-06-19 (水) 21:52:34
    • 巨大な吊り橋 -- 2019-06-20 (木) 17:26:01
      • (暗雲に覆われた空より降りしきる雨。大きな河と、そこに架かる大きな吊り橋の袂に少女はいた)
        (雨が大地と水面を撃つ音と、数日降り続いた雨により増水し濁流と化した河の流れる音だけが響く、静かな場所…)
        (しかしそこは敵、すなわちゴブリン帝国による渡河要点となる橋であった)
        (少女の帯びた任務はこの要点の監視と、渡河の遅延妨害だ)
        (尤も、少女は独りであり――)
        「ディードリンデ姫の読みがあたったのはいいけどよ。なんかたっぷり来ちまったじゃん」
        (――吊り橋を渡りはじめたゴブリン達は、ざっくり見て150匹もの軍勢だった)
        「まあ、つまりアレだな。ようやくアタリを引けたってわけだ!」 -- ガーベラ 2019-06-20 (木) 17:27:39
      • 「オオオオオオッ…ガァァァァァッ!!」
        (耐水性のマントを脱ぎ捨るや、少女は吼えた。響き渡る雷鳴にも負けじと、空へ)
        (それは宣戦布告。開戦を告げる鬨の声であり、少女が自分の内に秘めた獣を解き放つための咆哮だ)
        (突然の珍事にゴブリン達に動揺が走るも、それは直ぐに収まった)
        (なにせ橋の向こうに現れたのは人間1人、それも若い女なのだ)
        (ゴブリンにしてみれば、それは突然湧いたカモネギ。雨中行軍のストレスを発散できる玩具にすぎない)
        (陵辱の予感に浮足立つゴブリンの群れ。しかしそれを統率するリーダー。魔術に長けた1匹のゴブリンだけが)
        (向かいくる少女の、尋常ではない、おぞましい気の流れを感じとっていた) -- ガーベラ 2019-06-20 (木) 17:30:10
      • (黒く、紅く、塗りつぶしていく)
        (憎悪の黒と、闘志の紅。それだけがあればいい)
        (胸の奥から沸き上がり、迸る黒と赤。それが全身と全霊を染め上げていく)
        (世界からそれ以外の色が消える。心からそれ以外の色が消える)
        (高揚感と激情に身を委ね、溢れる力に心を委ね、大地を蹴って駆ける)
        (遠く、視界に移る黒いアイツら。敵、敵だ。敵を――)
        「――――ブッ殺す!!」
        (少女、ガーベラは単身、ゴブリンの群れへ突撃した)
        (人のそれではない速度で、雨と空気を吹き散らしながら)
        (得物は兵器庫からテキトーに拝借してきた手斧が2本。それを両手に1本ずつ持ち…)
        (しかし、斧を振りかぶるでもなく、ただ突っこんだ) -- ガーベラ 2019-06-20 (木) 17:34:13
      • (刹那、きょとんとするもガーベラのあまりの速さに目の丸くするゴブリンの先頭集団)
        (そのゴブリン数十匹が、驚きと警告の声を上げる前に肉片と化した)
        (ガーベラがした事は至極単純。ただのショルダータックルだ)
        (しかしそれは、例えるなら混雑する駅のホームに暴走列車が突っこんだかの様な惨事を生み出したのだ)
        (湧き上がる悲鳴と怒声。降り注ぐ雨と血と肉と臓物の中、混乱に陥るゴブリン達)
        (機先を制する一撃で勝負は決まった、カニ見えた)
        (だが、そこで唯一ガーベラを警戒していたゴブリン魔術師の魔術が完成、発動したのだ)
        (<<不可視>>単純ながら効果の高い、姿隠しの魔術)
        (しかもこの魔術師はこれを拡大し、味方全員に効果を適用する高等技術を有していた)
        (今度はガーベラが驚く番だ)
        (今、自ら物質存在を超えた状態にありながら、しかし魔術に疎い少女は動揺を見せる)
        「消え…やがった!?どういうこった!!」
        (次の瞬間、少女の脚、太腿に赤い筋が生まれた。姿を消したゴブリンの歩兵が槍で突いたのだ)
        (白い肌が破れ、肉が裂け、赤い血があふれ出した) -- ガーベラ 2019-06-20 (木) 17:39:35
      • (それがよくなかった)
        (自分が攻撃を受けた事でガーベラに確信が生まれたのだ)
        「なんだ、すぐそこに居るんじゃねーか!だったら!!」
        (見える、見えないは関係なかった)
        (地の理と言うべきか。吊り橋の上である事がガーベラに幸いしたのだ)
        (ゴブリン達は言うなればレーンの上に敷き詰められたボーリングのピンだ)
        (見えずともボールを放り続ければピンは倒れるのだ)
        (更に降りしきる雨、不自然に空中で跳ねる雨が見えないゴブリンの居場所を明示してくれた)
        (だからあとは、そのあたりを目標に斧を振るえばよかった)
        (そこから先は虐殺だった。あるいは蹂躙か)
        (殺すほどに昂り、昂るほど力を増し、力が増すほど殺せる――)
        (戦うほどに闘士と力が増し続ける。これがガーベラの、狂戦士の強さだ。…尤も外的な力も作用しているが)
        (ガーベラが踊り、斧を振るう。その度に、見えないゴブリンが見える惨殺死体に変わる)
        (両断され、叩き割られ、あるいは引き裂かれ、蹴り潰された死体が出現しては宙を舞い)
        (夥しい両の血と肉が橋に河に降り注ぐという奇妙な光景が数分続いた) -- ガーベラ 2019-06-20 (木) 17:44:26
      • 「ウオオオオオオオォォォォォァァァーッ!!!」
        (辺りを白く染め上げる雷光を背に、轟音の中ガーベラは吼えた。今度は勝利の雄叫びだ)
        (その手には斧は無く、何時の間にか掴まえ、引き千切ったゴブリン魔術師の死体)
        (敵将の首級…上半身まるごとだが…を天に掲げ、雷雨の中、野獣の様に猛り吼えた) -- ガーベラ 2019-06-20 (木) 17:46:22
      • (ややあって、肩で息をしていたガーベラはその場にへたりと座り込む)
        (醒めきらない心と体の火照りに恍惚としながら、蕩けた顔で)
        (徐々に人を、人間性を取り戻していく心と体)
        (黒と赤だけの世界から、多彩な色のある世界へと視界も戻っていく)
        「はぁ、はぁ、はぁ…。気持ち、よかったぁ…」
        (ゴブリン魔術師の死体はポイ捨てし、黒い空を見上げて少女は呟く)
        (昂った心と、火照った体に冷たい雨が心地よかった)
        「久々にイケた感じ。…あ、ぐっちょり…」
        (可笑しそうにくすくすと笑う。どのみち全身濡れ鼠ではあるが)
        (見回せばゴブリンはもういない。だいたい死んだ、殺したはずだ)
        (恐慌状態に陥り、濁流の河に飛び込んで逃げたゴブリンもいた筈だが、まあいい)
        (どれだけ殺したかはわからない。まあ、あとで部隊の監察官が数えてくれるだろう)
        (こうして、ガーベラの渡河防止作戦は終わりを告げた)
        (与えられた任務とちょっと違う気はするが、まあ些末な事だ) -- ガーベラ 2019-06-20 (木) 17:53:10
  • 戦場 -- 2019-06-18 (火) 01:31:39
    • ゴブリンたちに占拠された集落 -- 2019-06-18 (火) 01:31:56
      • 集落は遠目にも分かるほど厳重な警戒が敷かれていた。
        夜闇を篝火が照らす光の周囲では、武装したゴブリンの集団が不眠の番を続けている。
        集落の外でも、幾重にも堀や塹壕が設置され、さながら要塞のような陣構えを呈していた。
        -- 2019-06-18 (火) 01:32:17
      • (分厚い雲に覆われた夜空。月の光すら届かない街道から外れた道を行き、ゴブリンの関所らしき地点も音を忍ばせてやり過ごす)
        (集落から3劼曚瀕イ譴疹高い丘。目標地点に辿り着くころには、空は白み始めていた)
        (遠く集落の篝火が瞬く地点から少し離れた箇所に、集落の中でいっとう高い木造の建物が薄ぼんやりと見える)
        いやぁ。まいったまいった。奴らの警戒網が予想以上にきつい。おかげで時間喰っちまったな。
        おぅ、ヤークート。準備は出来てるか? つーかこっから目標見えるか? -- ベルトラン 2019-06-18 (火) 01:33:06
      • (空が白む中世界が色付く前の白と黒の空間の中青い眼光だけがベルトランに返される)
        (男の着ている戦闘服と頭部を包む布はこうした環境下では黒に映り視界に入りにくい為だ)
        なぁにお日様が頭を出していないだけ上等だ、これならまだ余裕はある
        俺としちゃお前さんの隠密が中々堂に入ってた事の方が驚きさ
        (男は膝立ちになると右手の人差し指を立ててゴブリンの拠点へと視線を向けて)
        ああ捉えた、毎度上等な眼で産んでくれたお袋には感謝してるよ
        で…最後の確認だ、俺が撃つ、そんで逃げる、だな?(言いつつ男は狙撃銃の用意に入っている) -- ヤークート 2019-06-18 (火) 01:49:35
      • お前さんほどじゃないさ。大将首取りに敵陣に忍び込んだのは二度、三度じゃねぇもんでな。
        (普段身に着けるプレートメイルではなく、なるべく音を立てない革鎧を着こんできた巨漢は、隻眼で遠くの建物を見遣る)
        そいつは重畳。ご丁寧にも標的は馬鹿デカイ。火薬も燃料もぎっしりって話だからな。運悪くとも、2〜3発撃てば花火が上がるだろ!
        ここまでは見つからんかったが、逃げる時は一苦労だぜ? 地獄のマラソンの始まりだわな、だっはっはっはっは!
        (白み始めた空の中、煌めく光が一条あった。隻眼は目ざとく見逃さず、飛来してきた矢を小ぶりのメイスで弾き落とす)
        すまんな! 気づかれちまったわ! ……ヤークート。俺が引き付けるから、お前さんは手早く済ませてくれ。
        (集落の外に設置されていた櫓から、矢を射かけるゴブリンが、その下からは数体のゴブリンが得物を手に向かってきていた) -- ベルトラン 2019-06-18 (火) 02:04:15
      • やれやれマラソン大会なんてのはバカンスの時以外にゃ参加したくはないんだがなぁ
        だが花火を見るためにここまで来たんだ、多少の苦労は楽しみの一つに…
        っと(男も気付くのは同時、しかしベルトランの腕前を信頼しているのだろう…狙撃銃をゴブリンに向ける事は無く建物へと向けたまま)
        二発も要らんさ、矢さえ確実に除けておいてくれ
        (男は狙撃の体勢に入る、一つ息を吐く間にいつの間にか眼帯は外され金色の瞳が目標に対して向けられていた)
        (それは確かに壁越しの目標を見抜けば…轟音が一発)
        (そのまま立ち上がると眼帯を直しながら片手で狙撃銃を抱えてゴブリンの胴体に弾丸が放たれた)
        ドンッ
        (それは同時、くの字に折れ曲がったゴブリンの背中から猛烈な火と遠方にとても大きな花火が上がったのだ) -- ヤークート 2019-06-18 (火) 02:22:25
      • 承知承知! なぁに一呼吸凌いで、あとは楽しい走破訓練の始まりよ! っと!
        (また飛来してきた矢を軽く弾き落とす。殺到してくる数匹のゴブリンたちを睨みつけて、メイスを軽く振り回す)
        王女殿下が遣わした地獄の戦鬼ベルトラン・ドードレーム参上! 一足早く黄泉路に旅立つのを望むなら掛かってこ……っ!
        (名乗りを上げ、見栄を切ったところで、盛大な爆音に言葉を切る。矢を番えたゴブリンの血飛沫の奥には、白けた空に紅き爆炎が躍っている)
        だーっはっはっはっはっはっはっは! 見たかゴブリンども! 『魔女狩り』(ウィッチ・ハント)のヤークートの魔弾が貴様らの陣を煉獄の炎で焼き尽くすさまを!
        貴様らが侵攻を続ける限り、季節外れの趣豊かな花火は止まらんぞー! がーっはっはっはっはっはっは!
        (後半は集落で上がり続ける爆発を見ながら実に愉快そうに大笑して、爆発に足を止めて動揺している数匹のゴブリンに言葉を浴びせる)
        さてヤークート! トンズラといくか! -- ベルトラン 2019-06-18 (火) 02:38:34
      • あいっかわらずの名乗りだなぁオイ!お前さんのお蔭で身に覚えの無い理由で契約金上がった事あんだぞ!
        ありがとよ!(動揺するゴブリン達の内3体の頭部にほぼ同時に強烈な弾頭が撃ち込まれれば二匹は半回転し一匹はそのまま頭が砕けた後火を噴き出す)
        (その光景がこの弾頭が禁じられている理由を物語っている、威力があり更に助かっても噴き出した火は後遺症を確実に残す)
        (全弾を撃ち尽くせば男は連鎖していく反応に楽しげに口笛を吹いて狙撃銃を背負い)おう!コケんなよ!
        (マントの下から短弓と矢を取り出せばそのまま駆ける、音を出さない為の装備がこれからの帰路の内容を示していた)
        (ここからはひたすらに注意を惹かず、しかし時に惹き、撹乱しての逃走劇だ) -- ヤークート 2019-06-18 (火) 02:53:34
      • あーあ、折角お前さんの分も名乗っておいたのに殺しちまったよ。ま、コイツ等に増援呼ばれても面倒だしな、ハッハッハ!
        (近くで見る燃焼弾頭の威力と傷跡に目を見張りつつも、上がり続ける花火を少し名残惜しそうに背にして)
        おう、ヤークート。隊の他の奴らにも銃使いは居るからな。その弾頭、量産できねぇのか?
        (などと世間話をはじめながら、駆けだした男に並走していく)
        (それから要塞に辿り着くまで、ヤークートの能力と経験に頼るところ多く、命がけの鬼ごっこが終わる頃には夜を経て再び空が白み始めていたという) -- ベルトラン 2019-06-18 (火) 03:03:55
  • 戦場 -- 2019-06-17 (月) 00:59:49
    • 陽光の丘陵 -- 2019-06-17 (月) 01:01:32
      • 前線はいつも大変なのです。おなか減った……(大量の矢筒を背負いながら戦場を歩く) -- リーゼル 2019-06-17 (月) 01:02:27
      • ……誰かこれ買ってくれませんか?食べ物と交換でもいいのです(ゴブリンが持っていた毒付き、炸裂筒つきの矢筒を戦場にいる人に売ろうという魂胆だ) -- リーゼル 2019-06-17 (月) 01:03:54
      • 羊羹1本と交換でどう? -- ヘリオ 2019-06-17 (月) 01:06:57
      • OKです。毒矢筒ひとつと羊羹1本で交換でいいです。今は何よりお腹が減って死にそうです。
        ヘリオ君も僕が倒れる前に羊羹を早く僕に差し出すのです…(矢筒を渡す) -- リーゼル 2019-06-17 (月) 01:09:30
      • (「うぉらー!羊羹の雨をくらえ!!!」)
        (バァーッ!!!っと、やや大きめ一口サイズの包装紙に包まれた羊羹×たくさん を投げつけようかと思ったが、食べ物を粗末にしてはいけない。まして、戦場でならなおさらである!)
        契約成立!はいどうぞ。で、矢筒は貰う。あいつらの爆薬は結構質良くて、色々使えるんだよね
        ほれほれ、餓死しないうちにはやく食べるんだ -- ヘリオ 2019-06-17 (月) 01:13:21
      • (もしそれをしていたらリーゼルはすべての羊羹を魔法でからめとり口に運んだだろう…)ありがたい…(交換)
        装備の整った武器を使うゴブリン、というのも驚きですがー。爆発筒はみんなめちゃんこ使うだろうなと思って持ってきたのです。(はー羊羹!リーゼル羊羹だーいすき!とぺろりと食べた)
        しかし僕は唐突に気になった。なんでゴブリンがあんなにいい武器を使っているのかとー…ヘリオ君は何か知っております?(おかわりを欲する眼差し) -- リーゼル 2019-06-17 (月) 01:16:17
      • (他に交換する物を要求する目線で応えつつ、とっておきの栗羊羹をチラチラさせる)
        じつはウチの隊でもそこが気になってて、調べてるんだけどね。全部が全部、自分たちで作ってないよねたぶん
        どこかから供給されてるっぽいのは何となくわかるんだけどなー。まだ情報が足りないや -- ヘリオ 2019-06-17 (月) 01:27:39
      • その羊羹くれたら出来る範囲で言うこと聞くのです(食欲に弱い!)
        ゴブリンにこんな豪勢な物を作れる気がしないのです。毒も質がいい毒を使っているようでー…エルフなのでそういうの詳しいー。
        何か分かったら遊撃部隊の誰かに教えてあげてくださいね。生まれたばかりの特別隊です。なお僕は働く気はあんまりない。 -- リーゼル 2019-06-17 (月) 01:31:31
      • 今すぐ思いつかないんでー、じゃあ貸しを作っておこう。仲間に恩を売っておくのは悪くないない(栗羊羹をプレゼント)
        エルフも褒める毒……死の商人か、もっとヤバイのがバックについてるのか。いやあ寒気がしてきましたよ(楽しそう)
        いいんだ。戦場では一番最後まで生き残ってたやつが勝ちだし、そこそこに働こうそこそこに -- ヘリオ 2019-06-17 (月) 01:35:09
      • 貸しはしっかり返すのが主義です。出来ることなら何でも。美人のエルフ紹介とかできます。
        お金の匂いとかしそうですよねー…僕はそういうの驚くほど興味はありませんが―。お腹が満ちればそれでいいのです。おなかへった…(先ほどの栗羊羹食べながら)
        生き延びるのが一番ってヤークートのおっちゃんも言ってた。お互い頑張りましょうヘリオ君ー…死なない様に。
        それでは僕は陣地に帰るので…今の羊羹パワーでようやっと空が飛べる…(飛翔魔法で荷物と共にビシュン!と陣地へ帰りました) -- リーゼル 2019-06-17 (月) 01:42:15
      • 美人エルフと申したか(ギンッ!!と目を見開く)持つべきものは仲間であるな
        じゃあまた後で、リーゼル君。いや、リーゼル先生!(手を振りつつ、空に吸い込まれるように小さくなっていくリーゼルを見送った) -- ヘリオ 2019-06-17 (月) 01:47:32
    • 奪われた砦 -- 2019-06-17 (月) 01:21:56
      • 森を抜け、たどり着いたところは補給の中継地となっている砦。
        ただし、現在はゴブリンに奪われ、周囲に人間の姿はない。
        「グリード…無事かな……」心配そうな表情を今しがた抜けた森へと向ける。
        途中ではぐれてしまったが、今は彼の身を案じ森に戻るわけにも行かない
        今はこの奪われた砦を取り戻す作戦の最中なのだ。 -- ファム 2019-06-17 (月) 01:25:26
      • しかし、妙であった。
        砦には奪ったゴブリン共の気配を感じない。つい先日まで使われていた痕跡を除けばまるで廃墟のようだ。
        (案外、簡単に取り戻せたな……)破壊された門をくぐり、砦の内部に歩を進める。
        砦の中には先日の戦いの痕跡が色濃く残り、門を始め様々な場所に破壊の跡が見える。 -- ファム 2019-06-17 (月) 01:28:37
      • 「ゴブリンは…いない」グリードを助けに森に戻ろうと踵を返したその瞬間を狙い、数本の折れた矢が残る樽の影から物音一つ立てずゴブリンが弓を射る。
        「あっ…」ポツリと降った雨がひとしずく、背中に入り込み思わず足を止めた刹那、足元に矢が突き刺さる。
        「!?」盾を構え、矢の飛来した方向へ視線を向ける。しかしそこにあるのは静寂のみ。
        「待ち伏せ…?」 -- ファム 2019-06-17 (月) 01:35:51
      • 剣を手にぐるぐると周囲を見回す。
        その視線の外を音もなくゴブリンが移動し、攻撃の機会をうかがう。
        聞こえるのはゴロゴロという雷の音と、勢いよく降り出した雨音のみ。水の膜が更に視界を妨げる。
        どこに、何匹潜んでいるのか全くわからない。いつ、どこから矢を射掛けられるか、襲いかかられるか。
        途端、ファムは走り出す。石畳に溜まった水が跳ねる。
        「とおおおおう!」大きくジャンプ。上壁を蹴り、更に高く飛び上がり剣を大きく掲げる。
        バリバリバリバリ
        耳をつんざく轟音。稲妻が剣に落ちる。
        そのまま雷鳴を引き、落下。 -- ファム 2019-06-17 (月) 01:45:31
      • それは落雷ではなく、着地した聖戦士。
        着地と同時に武具より発せられた雷が炸裂する花火のように周囲を薙ぎ払う。
        敵の数も、場所もわからないのであれば砦ごと殲滅すべし!
        片膝の姿勢から立ち上がり、剣を水平に伸ばし、ぐるりと周囲を見回す。
        雨の中、シュウシュウと煙を上げ雷に打たれたゴブリンの死体が幾つも転がっている。今度こそ動くものは何一つない砦に一人、聖戦士のみが立つのみであった。 -- ファム 2019-06-17 (月) 01:51:36
      • 「ふぇ……へっくち!!!!!」 -- ファム 2019-06-17 (月) 01:56:18
      • (なに今の可愛いくしゃみ!?と、結構遠くで戦いの音を聞いていた奴) -- ヘリオ 2019-06-17 (月) 01:57:30
    • 河原 -- 2019-06-17 (月) 15:46:43
      • (雷光に照らされて巨大な箱状の影が河原に映る)
        (まるで内から押し広げられたように歪んだそれは、戦車と呼ばれていた代物だった) -- 2019-06-17 (月) 23:27:10
      • (再度の稲光。照らされた箱の周囲には幾つもの小鬼の屍。河原は紅く染まっていた) -- 2019-06-17 (月) 23:37:03
      • (黄金暦434年1月、クリツ・ベイアは河川沿いを進行する歩兵を随伴した帝国の一団を発見。)
        (悪路を悠々と進むそれが小隊内で既に遭遇報告されていた「戦車」であった) -- クリツ 2019-06-17 (月) 23:58:50
      • (奇襲による混乱に乗じて、内部で気弾を炸裂させてどうにか2両を行動不能に追い込んだが……)
        (帝国の脅威は想像以上だ。数のみならず、火器やその運用を可能とする質が。) -- クリツ 2019-06-18 (火) 00:08:04
  • 戦場
    • 噎せ返るほどの血の匂いで満ちている
      • いいねえ(ドマの城に毒をまくケフカみたいに 不敵に笑う) -- オードック 2019-06-15 (土) 23:48:29
      • BGMに妖精乱舞でもかけようかー? …さて、行こうかな(チャキ) -- 歪歪 2019-06-15 (土) 23:58:17
      • ったく、なんで冒険者がバリバリ動いてたあの頃より荒んでんだよ…
        なんだよ小鬼帝国って…現代いいかげんにしろよ……(ぶつぶつ言いながらマガジン装填。狩りの時間だ) -- サミラ 2019-06-16 (日) 00:16:19
      • 妖星乱舞は前半の彼には似合わないよ。あのユーモラスなやつをお願いしよう(見えない「なにか」を幾つも呼びだして空に放っていく)
        冒険者がバリバリ動かなくなったからこうなった、のかもしれないね。 -- オードック 2019-06-16 (日) 00:25:31
      • ん。じゃあラスボスまでとっておこう。繁殖力ヤバいからねアイツら -- 歪歪 2019-06-16 (日) 00:31:08
    • 丘陵に囲まれた平野 -- 2019-06-16 (日) 00:11:10
      • (戦場の中空を光る魚群が飛ぶ)
        (しかし 惑わされてはいけない 誘われてはいけない)
        (あれは罠である)
        (あれに続けばきっと奈落へと落ちるのだろう)
        ( ╹x╹) -- のりかず 2019-06-16 (日) 00:12:29
      • (遠くで大声出してる)あー!令和レースのときにいた!ペンギンの!!あれ?ペンギン居なくね? -- 歪歪 2019-06-16 (日) 00:15:17
      • (何かを思い出して少しだけほろほろのりかず)
        (;v;`) -- のりかず 2019-06-16 (日) 00:23:33
      • くぅん(慰める様に舐める) -- ウィット 2019-06-16 (日) 01:09:09
      • (手袋の爪を引っ込めてよしよしと 戦場のいぬさんを保護するのりかず)
        (討伐数がかなり上の人とも知らずに…)
        ヾ(╹v╹ ) -- のりかず 2019-06-16 (日) 01:40:37
    • 邪教の神を祭る寺院 -- 2019-06-16 (日) 00:21:50
      • (依然、戦況はグロム王国の不利)
        (小さな勝利のために、大きな犠牲を支払うことも少なくない)

        (ゴブリンたちの駆る巨大戦車が突入してきた、この戦場でも。多分、そうだったんだ) -- ステーシー 2019-06-16 (日) 00:23:37
      • バントライン一刀流奥義が一つ!! 星薙!!
        (巨大戦車が三両、切っ先から放たれた剣気の奔流に飲まれて大破した)
        (ゴブリン陣営は撤退を始めたらしい。戦車によって、グロム王国側にも多数の死傷者が出てしまった)
        『やるな、お嬢ちゃん! 初陣で二桁もゴブリンどもを殺すなんてよ!』
        (誰かが言った。それは褒められているのだろうけど、嬉しさより虚しさが勝った)

        (そして)
        『ゴブリンのガキが隠れてたぞ!! こいつも殺しちまえ!!』
        (偶然、私の足元まで逃げてきて転倒したのは。ゴブリン族の小さな女の子。ゴブリナだった。私は血の気が引くのを感じていた) -- ステーシー 2019-06-16 (日) 00:28:57
      • (ゴブリナは私たちの知らない言語、知らない祈祷文で邪教の神に祈っている)
        『お嬢ちゃんにくれてやるよ、そいつを殺せばスコアが伸びるぜ』
        (周囲を見渡せば、誰もが私がこの子を殺すことを疑っていない)
        ま、待って………(戸惑う私の周囲にいる全員が、狂っていた。いや、この戦場にあってまともな人間ぶろうとする私が狂っているんだ!)

        (ゴブリナは見れば見るほど小さな、角の生えた女の子にしか見えない。この子を、殺すの?) -- ステーシー 2019-06-16 (日) 00:34:33
      • (やはり私に戦争なんて無理だったんだ! 私はこの場を去ろう、そして彼女はイデオロギーの虚像に叩き殺される)
        (それがこの場にある全てで、終焉なんだ)

        (周囲に何かを説明しようとした、その時)『ゴブリンだ、別働隊が来たぞ!!』(という兵士の叫び声が聞こえた)
        (周囲が慌しく配置に着い…いや、混乱しながら動いている)
        (そして、目の前のゴブリナの手が、銀色に煌いた)

        (私は咄嗟に刀を抜き、ゴブリナを斬りつけた)

        (ゴブリナの首が半ばから切断され、前にがくんと一度だけ頷いた。それが彼女の最期の祈りになった)

        (彼女の手に握られていたものは、小さな異教の十字架だった) -- ステーシー 2019-06-16 (日) 00:39:48
      • (何故、刃を振るったのか。自分が理解できない。きっと私の中に根付いた恐怖心が、悪意の花を咲かせてしまったんだ)
        (私は彼女を殺し、魂魄が抜け落ちたまま、その戦場で戦い抜いた)
        (記録では、81体のゴブリンを殺したことになっている)
        (戦いの後に、彼女の遺体を探したが、ついに見つけることはできなかった)
        (戦場のどこかで腐っていると思うと、居た堪れなかった)

        (師匠。私の選んだ道は、王国の人を守りたいという想いは……間違っていたのでしょうか?) -- ステーシー 2019-06-16 (日) 01:03:16
    • 湿地帯 -- 2019-06-16 (日) 02:10:08
      • (曇天を仰ぎ、血みどろの少女は息を吐く。降り出した小雨が頬を濡らし、噎せるような血の臭いを洗い流していく)
        (戦場となった…否、戦場としたその湿地には無数の小鬼の屍が連なっていた。) -- 2019-06-16 (日) 02:18:25
      • (ぬかるんだ地形に視界も悪く…小鬼の竜騎兵達の多くは、その力を十全には発揮できぬままに討たれた。)
        (地の利を得たからこその戦果であったが、それでも戦争全体で見れば僅かばかり…局所的な成果でしかない。) -- 2019-06-16 (日) 02:26:25
      • (黄金暦433年12月……クリツ・ベイア、16歳。従軍司祭として初陣。)
        (正々堂々には程遠い、地の利を活かした奇襲。唯生き残る為だけに……守り手は小鬼を殴殺し続けた) -- 2019-06-16 (日) 02:52:15
      • 主よ、どうか……(歪んだ柄を握る手は悴んで、今も戦槌を手放せない)
        (故国の窮状を憂い、自ら志願した前線。視界に広がる地獄のような光景は紛うことなく…自分達が作り出したものに他ならない)
        (守るためには押し寄せる脅威と戦わねばならない。今は唯只管に……どれほど罪を重ねようとも) -- クリツ 2019-06-16 (日) 03:00:53
      • うにゃああ…!?(どうしてこんな所に来てしまったのだろうかと、頭を低くしながら自問自答)
        (転んで多少擦りむいたりしたものの、湿地帯と天候もあり大きな傷という訳では無い。が、銃まで持ち出すなんて想定してない)
        (ただのゴブリン退治ではない、そこにあったのは命を賭けた闘争…その日逃げ回るのと追いかけてくるゴブリンを振り払うのに手一杯だったが、それでも21体を倒した)
        ………もう帰りたいにゃ(溢すが、しかし戻ってこられなかった者もいる。あれだけ倒したと思ったのに近くでは3倍のゴブリンを倒してるのを見て愕然としたりしながら)
        ……うぅ…いやにゃあ…。(と、溢す他無かったという話だ) -- ルーシア 2019-06-16 (日) 22:53:31
    • ゴブリンたちに占拠された集落 -- 2019-06-16 (日) 22:18:31
      • 真冬の冷たい風が吹き荒ぶ中。群雲に浮かぶ月が、僅かな光で集落を照らしている。
        ゴブリンの侵攻線上にあった集落はかつての面影も潰え、今やゴブリンたちの食糧庫と変じていた。
        -- 2019-06-16 (日) 22:18:47
      • (月明かりの中、数騎を従えて夜闇を駆ける。村が目視できる距離で静止すると、馬で相乗りした背後のグリードへ話しかける)
        いいかグリード。まず俺たち二人はこのまま馬で突撃して囮になる。お前さんは集落に入ったら、辺りかまわず発破でしかけろ。
        その間にあいつらが適当な場所に油撒いてるからな(従えた騎兵たちを指で示し)
        準備が終わったらお前さんの発破でさらにドカンだ! いいな? -- ベルトラン 2019-06-16 (日) 22:19:11
      • (多少青い顔、馬の速度と振動に振り落とされないようにここまでしがみついてくるのが精いっぱいと言う様子)
        こっそり忍び込むのかと思ってたっすけど、このまま突っ込んで俺っちはそこから別行動で設置して回りゃいいんすかね
        集落から抜け出たりするのは何かの合図のタイミングですかい、脱出の合図と爆破の合図の二段構えみてえなっす
        (作戦を確認、間違って自分も吹き飛んだりするのは嫌だが、同様に人を吹き飛ばしてしまう事も躊躇われたためだ) -- グリード 2019-06-16 (日) 22:27:08
      • 案は二つだ。お前さんの発破が即時に爆破できるんなら俺と一緒に派手に囮になる。
        油が仕掛け終わったら、アイツらが合図を送るんで、俺たちはそこを爆破しながら退散する。
        お前さんの発破が機動に時間が掛かるんなら、アイツらの内、一人をお前さんに付ける。
        油と一緒に発破を仕掛け終わったら、爆破していって離脱しろ。殿は俺が務める。
        どっちを選ぶかはお前さんが決めろ。作戦の要はお前だ。 -- ベルトラン 2019-06-16 (日) 22:38:33
      • それなら前者で…普通の導火線の奴で目を引いといてって方がハデで目に付きやすそうっす
        油の方は任せて全部焼き尽くしてやるっすよ!(それに兵士の人よりはおっさんと言った方が生存率が高い…と踏んだっす!戦闘力的に!)
        あと縄で結んどいていいっすかね、しがみつけてないと中で振り落とされる羽目になったらやばいっすから手をフリーにできる用にしたいっすよ!
        いざとなったら刃物でちょいと切れるようにしとくっす -- グリード 2019-06-16 (日) 22:51:19
      • あいわかった! 縄の件もな! 万が一、縄が切れても拾ってやるから安心しろ!
        (縄を結びつける間に、周囲の兵は散っていった。結び終えたのを確かめると、手にした矛の切っ先を集落へと向ける)
        よーし! 派手にやれグリード! 派手にな! 出し惜しみはするなよ! ……はっ!
        (短い叫びと共に馬を走らせる。一呼吸の間に集落の入り口へ達すると、居眠りをしていた歩哨の小鬼を矛で薙ぎ払う)
        (薙ぎ払った歩哨をまき散らしながら、さらに馬は疾駆し、倉庫やねぐらと思しき建物がいくつも見えた)
        この辺りなら、アイツらに被害が及ぶこともあるまい! グリード! 目覚めの一発をくれてやれぇい!!! -- ベルトラン 2019-06-16 (日) 23:01:53
      • まさにこいつは命綱っすよ!春になって雪が溶けたら馬に乗る訓練もした方がいいっすかね…(縄の結び目を確かめつつそんな事を呟いて)
        イヨッシャー!もうなる様になれっすよ!(どこからともなく取り出されるダイナマイトと火種の松明、暴れ回っても火が消えないようにと願った結果であった)
        うひょーハンパねえ!(一撃で解体されるゴブリン、スプラッタな様子に普段なら気分を悪くしたかもしれないが今はそれどころではない)
        (戦術等に精通しておらずどこに兵の人がいるかはわからないが、ベルトランはその辺り理解しているのだろうと矛が示す先に向かい、着火したダイナマイトを振りかぶり)
        1…2…3…今っ!(手元である程度保ってから建物の方へと放り投げればカツンと壁に当たった直後に)
        Kaboom!
        (木造の建築物なら吹き飛ぶだろう爆風と耳をつんざく轟音が荒れ狂う) -- グリード 2019-06-16 (日) 23:13:49
      • (だっはっはっは! いいぞいいぞいいぞ! その調子だ! という雄叫びも爆音に流されて消える)
        (木片と共に幾つかの小鬼が宙を舞う。爆破された建物以外からは、何事かとゴブリンの群れが次から次へと湧き出してきた)
        やぁやぁやぁ! 遠からんものは音に聞け! 近くば寄って目にも見よ! 我が名はベルトラン・ドードレーム!
        ディートリンデ・グロム王女殿下の命により、今宵貴様らを鏖殺にきた! 地獄の渡し賃代わりに覚えておけィ!!!

        (名乗り向上の間も殺到してくるゴブリンたちを、馬上から矛で突き、薙ぎ、叩き潰し、周囲に血の雨を降らせていく)
        だっはっはっはっは! おうグリード! お前もゴブリン相手に名を売っておけ! -- ベルトラン 2019-06-16 (日) 23:22:43
      • 爆音にビビって逃げねーで寄ってくるだけここの奴らは気合が違うっすね!
        (ゴブリンが飛び出した建物は既に空と見て、次々投げつけるダイナマイトは密集地点を目掛け纏めて吹き飛ばしていく)
        (爆弾であるだけに近づいたゴブリンに使う事は出来ないがベルトランの矛が届く範囲は死屍累々、恐ろしくも頼もしい防壁に気兼ねなく投擲できるのだ)
        カッコイイ名乗りっすねー…えっ、俺もっすか!?そんなこと言われても考えた事もねえっすよー!
        (マジヤベエこれ作戦以上のハンパねえムチャぶりだよ!とマイトを投げつつ考え)えーと、えーと
        スラムの盗っ人グリードですどうぞよろしく! -- グリード 2019-06-16 (日) 23:30:30
      • 加えて逃げりゃお前さんの発破の餌食になるとも知っている。雑兵ばかりだが頭は回るようだ、な!
        (矛を大きくひと薙ぎしてから鐙を踏み込み、馬を軽く走らせる。死体で馬の脚を取られぬよう巧妙に間合いを計っていく)
        がっはっはっは! 初めての名乗りとしては及第点だな! 貴様らの命までも盗んでいく大盗賊グリードだ! 地獄まで覚えておけゴブリンども!
        ……さて、そろそろ頃合いの筈だが。おうグリード! 発破はまだ大丈夫か? まだまだイケるか? -- ベルトラン 2019-06-16 (日) 23:42:42
      • なるほど…やべえ俺っちよりこいつらの方が頭いい!?(ちょっとショックを受けつつ、八つ当たり気味にマイトを投擲)
        (吹き飛ばした肉片がどんな方向に飛び散るかのコントロールまでは出来ず、馬の足元に飛んで来たりもするが巧みにかわす人馬一体の技巧には気付いていない)
        ヒエーッ!なんか情報のアップデートが早えっす、ちんけな盗みしかしてなかったのにやばさが盛り上がって来たっすよ!?
        おっと兵士サンたちも引き上げの頃合いっすか?残弾数は気にしなくても大丈夫っすよ!(指の間に4本まとめてマイトを持って見せ)時間さえあればここを平地にだってして見せるっすよ!(更地と言いたかった) -- グリード 2019-06-16 (日) 23:53:31
      • がっはっはっは! かませかませ! 戦なんてもんは見栄と法螺の吹きあいが華よ! 実像はいずれ追いついてくるもんだ!
        (投擲されたマイトの爆音が響く中、鋭く甲高い軍用の笛の音が三度耳に入る。仕掛けを終えた兵士の合図である)
        三回か! 実に手際が良い! 王女殿下もいい手駒を見繕ってくれたものよ! さぁて仕上げの時間だ!
        (周囲のゴブリンを矛と馬の突撃で蹴散らしながら、あっという間に音の発生源へと辿り着く)
        (そこには集落の中でも一際大きな建物が鎮座していた。既に兵たちは撤収し、遠くで馬の蹄が微かに聞こえる)
        さぁグリード! とどめの一発をくれてやれ! でかい花火をあげろ! -- ベルトラン 2019-06-17 (月) 00:02:23
      • 戦場ってのはハッタリも大事なんすね!俺っちはそこまで戦場で名を馳せるのが目的じゃねえんすけどね!? (一度に掴んだ以上、ばらばらに投げるのには手間取るため四つのマイトをまとめて放り投げ)んっ?なんすか今の音
        あっ、これが合図なんすね!?(きょろきょろと見渡すが既に兵の姿は見えず、こちらも撤収したものと判断できた)
        ここが目的地だったっすか、えっデカいのっす?(それじゃあただのマイトでは足りないだろうか?マイトよりももっと巨大で威力の強い爆弾を強く欲した…)
        (どこからともなく現れたのは巨大なタル爆弾だ、突然の重量の増加に馬も困惑したかもしれないが)ぐえぇ…(こちらも巨大な爆弾に押し潰されそうになっていた)
        火、火を…(どうにかこうにか松明で導火線に火をつければ支えきれず、投げつける事も出来なかったので建物の方へ向けて樽を転がす)
        おっさん!退避、退避っす!あれ炸裂したらまじやべえっす!(ゴブリンを潰しつつ転がっていくタル爆弾、その場にとどまって居たら巻き込まれる威力はありそうで) -- グリード 2019-06-17 (月) 00:14:28
      • (突如出現したタル爆弾に暴れ始める馬を力で無理やり抑え込む)
        おお? なんだお前さん魔法使いだったか? 通りでさっきから無尽蔵に発破を出しまくるワケだハッハッハッハ!
        では撤収だな! さらばだゴブリンの諸君! 幸運にも生き延びれば同胞に伝えよ!
        王女殿下が遣わした地獄の戦鬼ベルトラン・ドードレームと、命を簒奪する大盗賊グリードの勇名をな!
        (タル爆弾を尻目に馬を全力疾走で走らせる。背後から響く凄まじい轟音と遅れてやってくる熱気)
        (撒いた油とタル爆弾の相乗効果は予想以上に凄まじく、各所で上がり始めていた火の勢いすら掻き消すほどの大爆発が起きている)
        がっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!! いいぞグリード! ド派手にやったな!
        平地だ平地! 平地が出来たぞ!! 虚に実が付いてきたではないか、ダッハッハッハッハッハ! -- ベルトラン 2019-06-17 (月) 00:25:28
      • (タル爆弾を転がし、フリーになった手でしがみつきつつ)魔法とはちょっと違うっすけどね!便利ではあるっちゃあるとは思うっすけど!
        あーそっか、目標が食料周りだから一部打ち漏らしがあってもそれ自体は別に構わねえんすねえ…マジヤベエ二つ名がつきそうっす!そんな大それたこと…
        してたっすねー…(などと振り向けば丁度炸裂したのだろう、熱風が前髪をチリチリ焦がし)あっち!あっち!こりゃ全滅したんじゃねえっすかね!?
        平地どころか爆心地に大穴でも空いてるんじゃねえかって気がするっすよ!予想以上にデカい爆発になったっすけど兵士の人らは大丈夫っすかね…
        この後合流するんで?(ならばそこで安否確認も出来るだろうと) -- グリード 2019-06-17 (月) 00:34:02
      • 理外の業は魔法だ魔法! 魔法って事にしとけ! 箔が付くぞ! 命を簒奪する大盗賊魔術師グリードとな!
        (それだけの風評を得てもおかしくない働きであろう、と熱波を横っ面に浴びながら馬をひたすら走らせる)
        合流はせんぞ。ここら一帯は敵の陣地。すぐさま他の拠点や集落の奴らが湧いてくる。地面の穴倉に潜んで命を拾ったゴブリンもおるだろうし、そいつ等は必死に報せに走るだろうよ。
        というわけでここからは速度が肝要! 逃げの一手よ! なあに兵士の奴らなら、お荷物抱えた俺らに比べりゃ大分足も速い! 心配するなら我が身ぞグリード!
        こっからのほうが危険だからなダッハッハッハ! (呵々大笑しながら馬の速度をより早める)
        (この後、騒ぎを聞きつけたゴブリンの斥侯たちとの逃走劇が始まるのだが、それはまた別の話である) -- ベルトラン 2019-06-17 (月) 00:49:06
      • ちょっとそれは名前負けし過ぎじゃねえっすか!?一等戦果を挙げられるようならまだしもまだまだ遠いっすよー!
        (経歴が経歴なだけに自己評価は高くない、明確に自覚できる何かを残せたならば違うのかもしれないがそれはまだ先の事だろう)
        近場に他の拠点とかもあるんすか!俺一人だったら下手こいてあっさりやられそうっすね…そう言うのは経験や知識が大事なんすねえ…
        (勝手な偏見で脳みそまで筋肉のゴリゴリマッチョ戦士と思い込んでいたために、溢れる知性の光を前に感心する事ばかりで)
        これからの方が危険なんすか!?ヒ、ヒエー…追っ手を退ける用意しないとやべーっすね!?
        (逃走劇のさなか、松明とマイトを使用したせいでさらに目を引いてしまい叱られたりしつつ、マキビシなどをばら撒く方向性に変えたりしたのだとか) -- グリード 2019-06-17 (月) 00:56:08
  • (6/15より開放予定)
  • 戦場

Last-modified: 2019-07-04 Thu 21:45:38 JST (15d)