名簿/464589 

  • せりやぼ2期への参加について話し合うております。意見や参加表明などくだされ -- 2012-03-12 (月) 23:37:54
  • 古典的な発情薬が振りまかれた -- 2011-12-04 (日) 18:50:58
  • (文四郎が行く町は変わらず穏やかで、うららかな昼下がりの暖かさを感じていれば、妖怪騒動など遠い国の話とも思えた)
    (のんびりと行く文四郎は、ある時ふと、見知らぬ子供に呼び止められる)
    もし、もし そこもとは侍じゃな? (小柄だが、ちゃんとした羽織袴姿の子供であった) 急いでおらぬようなら、道を尋ねたい よろしいか? -- 吉正 2011-11-22 (火) 00:54:38
    • (小春日和のやわらかな日差し 文四郎のような男でも、世の憂いがすべて霧散したような気分になろうというものである)
      (そんな矢先のことであった)
      もちろん、見ての通りだが── (元服までもう5年は掛かりそうな少年の声に、文四郎は歩みを止めて振り向いた)
      道に迷われたか なんなりと申されよ
      -- 2011-11-22 (火) 20:39:37
      • うむ わしの見立て通りじゃな (真面目ったらしく頷く、頭二つ小さな子供)
        おう、さよか ありがたい (偉ぶった口調ながら、表情は子供らしく素直に緩む) うむ、はずかしながら …
        (こくと頷き、たもとから取り出す紙 見れば、文四郎がよく知る住所が書いてあった) ここへの道を尋ねたい
        そこもとは存じておられるか? (それは、文四郎の住まいを示していた) -- 2011-11-22 (火) 22:34:47
      • (またえらく大人びた童だの 微笑ましい光景に、つい頬に緩みが生じる)
        拝見いたす (畳まれた紙を広げ、記されていた地図に目を通す なるほど、そこは良く知る場所であった)
        うむ、良く知っておる 桝村藩士、不破文四郎殿の屋敷であろう
        何を隠そう、それがしと不破殿は昵懇の仲、さっそく案内いたそう 付いて参られい
        (にわかに湧いた悪戯心 正体を明かさぬまま、少年を案内することにした)
        -- 2011-11-23 (水) 17:13:29
      • (しっかり開いても眠たそうに見える目、あどけない顔 そんな風貌なので、尚更にチグハグに見えるが、本人は至って真面目な様子なのだ)
        おお、さよか! それは重畳である (ぱあっと表情を明るくする 道に迷って不安を抱えていたのが手に取るように判る程、素直な様子)
        この上案内までもとは、かたじけない (しっかり礼をしてから、文四郎の歩調に合わせるように早足で横をついて歩く)
        しかし、僥倖でござる 侍であるならもしかして、と言う程度の気持ちであったのだが、まさか近しい仲であるとは (こくこくと頷きながら、文四郎を見上げる)
        不破殿とは、どのようなお方でござろうか お聞かせ願いたい お会いするのははじめてであるが、どうやら、父上の知り合いであるようなのだ -- 吉正 2011-11-23 (水) 23:40:26
      • なに、道すがらでござる (少年に無理をさせないよう、意識して歩を緩めて歩き出す)
        不破殿か── うむ、そうだな 道場の者に言わせると、剣以外に取り得のない、不器用な男という話だが、それがしはそうは思わぬ
        あれで中々、道楽なところもあったりするのではないかな はっはっは
        (道中、幾たびか噴出しそうになるのを堪えて、不破屋敷へとたどり着いた)
        さて──(少年の目の前で、ひょいと戸を潜ると、悪戯を明かした少年のようないろの笑顔をみせて振り向いた)
        それがしが不破文四郎でござる 何か御用かな
        -- 2011-11-24 (木) 21:56:18
      • (気遣いに気付くほど大人ではないのだが、歩きやすい歩調になって)
        ふむ、剣に生きる男か 良い、わしはそういう男が好きだ (こくこくと頷き、それから、目を瞬かせる) さよか、なんともつかめぬ御仁のようじゃの
        うむ、部屋にな、不破どのの名と住所が書かれた紙を見つけてな それで、こうして、父上の手がかりがつかめぬかと思ってな
        (そう言って、先程の紙を広げてみせる 不破も何処かで見たような字である それを見ながら、不破についての事を色々聞いて)
        おう、ここか …うむ? (振り替えられればキョトンとして、それから、意地悪な笑顔を見上げ口を開けて絶句)
        た、たばかりましたな! おひとがわるいぞ、不破どの! (恥かしそうに声を上げ、子供らしく頬を膨らませた)
        そうならそうと言ってくださればよかろうに …どうやら、道楽者の評は確かであるようじゃ 何より、本人がそう言っておったのだから -- 吉正 2011-11-25 (金) 00:40:47
      • はっはっは、これが先ほどの道楽という奴でしてな ささ、中に入られい 話はそれからにいたそう
        (客間へと通し、手早く茶を用意する文四郎 少年の前に湯飲みを差し出して)
        して、いかな御用向きでそれがしを尋ねられた?
        父上の知り合いと申されたが、どうにも思い当たる節がござらん
        そこもとの名は?
        -- 2011-11-25 (金) 21:52:19
      • むぅ、…邪魔をする ()頬を膨らませながらも、大人しく後をついて入る屋敷)
        不破どのは、このような屋敷に住んでいながら、下男の一人も雇っておらぬのか? (客間を見回し、首を傾げる少年だ 召使が居るのが当たり前、と言った身分な事が、口調や所作からわかる)
        うむ、儂の名は吉宝丸と申す (温かなお茶を一口飲んで、子供らしい息を吐いてから) 愛染院家嫡男、吉宝丸じゃ (それは、不破の友人の退魔士の苗字であった) -- 吉正 2011-11-26 (土) 18:05:42
      • 左様 気侭な一人暮らしで安穏としておる 飯炊きも掃除も、なれれば中々趣きがあり申す
        ほう、愛染院… (ずう、と啜ったお茶を危うく吹きかけた文四郎は、白黒させた目を少年に走らせた)
        し、失礼致した 今愛染院と申されたか?するとそこもとは、そこもとの父君は、愛染院三郎太吉正、かの人であられるか?
        -- 2011-11-26 (土) 19:03:10
      • そう言うものか 儂は料理なぞした事がないからわからぬが …どうした、不破どの?
        (様子がおかしいのを見れば、くっきりとした眉を寄せた その眉、眠たげな目、成る程、言われてみるとどこと無く、あの退魔士と似ている…)
        (しかし、) 吉正? それはわしじゃ わしが元服をするときに頂く予定にしておる 父が名は宏正 愛染院宏正じゃ
        (あっさりとそう言い、寄せた眉の力を解く) しかし、わしの元服後の名の予定を話すほどとは、どうやら、父上とは昵懇の仲であるようじゃ 安心した (あどけない顔に笑みを浮かべる 血のつながりどころか、この少年が…) -- 吉正 2011-11-26 (土) 19:54:58
      • (吉正め、水臭いぞ 子が居るのなら言ってくれてもいいだろうに)
        (文四郎が心でごちている間に、またとんでもない言葉が耳をすり抜けていった)
        なに?(すっ飛んだ調子の声が出る まじまじと少年の顔を見る 似ている、もっと言えば似すぎている 加齢すれば、まさに吉正と瓜二つになろうかという顔かたちである)
        すると、そこもとが、吉正…殿か?(混乱しかけた頭で言葉をひねり出し、)
        覚えて、おらぬのか それがしを
        -- 2011-11-26 (土) 21:11:10
      • 怖い顔をしておるな、不破どの 腹でも壊されたか? いたいのか? (考えにふける男を心配そうに首を傾げて眺め)
        吉正ではない いまはまだ吉宝丸じゃ …? (じぃ、と真っ黒な目で見つめ返し、それからまた首を傾げる) お会いした事が?
        もしかすると、わしがまだ小さな頃やも知れませぬ もうしわけない、不破どの (こく、と頷いてお茶を飲み) 父上との知り合いで…そういないか? (不安になって聞き返す) -- 吉正 2011-11-26 (土) 23:09:54
      • うむ…(腕を組み、深く静かに唸る文四郎 これは怪異だ)
        (あの筆や、顔の作りは間違いなく吉正である 目の前の子供はやはり…)
        (物の怪の術に相違ない 肉体が若返ったというより、幼き頃の吉正に戻ってしまったのだ ゆえに大人の時の記憶が無い 文四郎はそう結論付けた)
        もちろん──知り合いにござる 良く参られた、吉宝丸殿
        -- 2011-11-28 (月) 21:31:39
      • (唸ったままジーっと自分を睨みつける大人の視線に、段々と不安そうな表情になる子供)
        (その目は黒々としていて、頬には赤みがかった健康色 普段の気だるげな物ではなく、くるくるとよく変わる表情 人は変われば変わるもので)
        さよか (ぱぁ、と表情を明るくする子供は、茶を置いて手をつき、礼儀正しく礼をする) 午睡から目を覚ましてみれば、父上は刀を残して消えてしまわれてな 困っておったのだ
        不破どの、父の知り合いであるならば、そこもとは父上の行方を知らぬか?  -- 吉正 2011-11-28 (月) 23:14:48
      • (なるほど、そう来たか 寝ているところを不意打ちにされ、不覚を取ったようである)
        うむ、そこもとの父上か…(さて、どうしたものか 腕組をしたまま文四郎は思案をめぐらせる なんとかして元の姿に戻してやりたいが、自分に何が出来るのか)
        (俺には陽の気があり、それが物の怪のあやかしを破ると聞いた それを吉正に当てれば、あるいは呪いを解く事ができるやもしれぬ)
        生憎、それがしも知らぬのだ、力になれず申し訳ない
        -- 2011-11-28 (月) 23:52:45
      • (文四郎の思索の行方を知らぬまま、父の行方の手がかりを掴もうと目を輝かせ、前のめりに言葉を待つ少年)
        (しかし、文四郎の言葉を聞けば、くしゃ、と不安そうにまた表情を曇らせる その目には涙すら浮かびそうになって、慌てて袖でそれをぬぐって、座りなおした)
        さよか…父上の友人であるならと思ったのだが… (鼻を啜り、慌てて首を振ってから、真っ直ぐしっかり目を見る) いや、お手間を取らせたようでかたじけない 父上の事では、他を当たる事にしよう -- 吉正 2011-11-29 (火) 00:01:32
  • (妖怪の罠だ!突然ねぐらに煙が吹き込む!深く吸い込めば十歳の頃にまで若返ってしまう!) -- 2011-11-18 (金) 23:48:11
    • (生来、陽の気を持つ文四郎は、妖怪の術を自然のままに破る体質である)
      (激しくむせたものの、身体はもとのままであった)
      -- 2011-11-19 (土) 21:42:50
  • こんにちはー……誰かいらっしゃいませんかー……?(身の丈五尺にも満たない気弱そうな少年が扉の前でか細い声をあげている) -- 礼蓮 2011-11-14 (月) 19:08:59
    • (庭で木刀を振るっていた文四郎の耳に、声変わり前の高い呼び声が届いた)
      (はて── 声の主に覚えは無い 汗を軽くふき取り表へ出ると、予想通りの小さな身体が待っていた)
      (六尺余の上背をぐいとまげて会釈する) 何か御用か
      -- 2011-11-14 (月) 20:24:56
      • 藩士の不破文四郎さん、ですよね……?(尺単位で身長が違うと、どうしても見上げる形になる。赤と青の陣羽織に朱塗りの長刀を抱え、してみるとこの少年は武芸者であるのか)
        えっと、来月の調伏で一緒にやることになった、霧谷礼蓮、です……よろしくお願いしますっ(とはいえ物腰は少年そのもので、ぺこんっと頭を下げた) -- 礼蓮 2011-11-14 (月) 20:57:24
      • いかにも それがしが不破文四郎にござる して、そこもとは?
        (小柄な身の丈ほどもありそうな業物に目を奪われていると、思わぬ名前が飛び出した)
        霧谷…?するとそこもとが、退魔の名家である霧谷家直系の剣客でござるか
        お家の名前はかねがね耳にしております ご同行に預かった事は何よりの幸運、霧谷の妙技、しかと拝見させていただきます
        -- 2011-11-14 (月) 21:26:24
      • あ、あはは……がんばります(非常に過分な期待を寄せられるのが表情からわかって、苦笑と一緒に表情を引きつらせる)
        い、一応あの……霧谷なんですけど、多分文四郎さんが想像してる戦い方とは違うかなーって……はい…… -- 礼蓮 2011-11-14 (月) 22:30:17
      • いや、相違はござらん (高名な戦士を幾多も輩出している一族の者に、畏敬と尊敬を込めた真っ直ぐな瞳)
        たしかにその身の丈で斯様な大物をいかにして振るうのか、それがしには想像もつきませぬが
        いずれにせよ、不詳の身の上ではござりますが、満身を以って臨みまする (どこまでも凛々しい所作で、深く頭を垂れる文四郎であった)
        -- 2011-11-15 (火) 17:18:07
      • (そして冒険後の帰り道)
        (撹乱、体力削り、囮と前線で空を駆けるかのような戦闘を繰り広げ、とどめをさしたのは大半が文四郎であった。彼の伝え聞く霧谷の業とは似ても似つかないものであったろう)
        改めてお疲れ様でした(ぺこんっと頭を下げる)
        不詳の身の上だなんて、とんでもない。文四郎さん、お強いんですね -- 礼蓮 2011-11-15 (火) 17:27:07
      • (礼蓮に応じて頭を下げる 戦場にてみせた礼蓮の動きは、期待していたものではなかった)
        (おそらくこの小さな剣士は何らかの事情があって、ここで退魔として生きているのだろう、と文四郎は踏んだ)
        いや、霧谷殿や他の退魔の方の尽力あってこそ それがしは止めを請け負ったに過ぎません
        それよりも幾多の罠を見抜いた礼蘭殿の機敏こそ、此度の勝ちを導いたかと
        -- 2011-11-15 (火) 17:37:22
      • あはは。こうして太刀を持たされる前は、よく使いとかしてたんです。危険なところでも構わずに最短距離をいかないといけないから、罠とかも察知しなくちゃいけなくて……昔とったなんとやら、でしょうか(褒められるとこそばゆく、つい顔が赤くなって笑いごまかし)
        力がない分、やっぱりこういうところで役立たないと、ですからね。力の強い文四郎さんと組めたのは、幸運でした -- 礼蓮 2011-11-15 (火) 17:44:46
      • それが、礼蘭殿の剣なのですな (文四郎はすべて得心した この少年は、紛れも泣く霧谷の血を継ぐ剣士なのであると)
        (生かすため、生きるための剣を、文四郎は礼蓮に見た)
        霧谷の剣、しかと拝謁いたした (もう一度深く腰を折る文四郎だった)
        -- 2011-11-15 (火) 18:01:23
  • (誰もいないはずの屋敷にわずかな気配。その元を辿れば日当たりも良好な縁側へと行き着くことだろう。)
    (そこにはなんとも気持ちよさげに、はらばいになって犬のように陽気を浴びる少女の姿があった。どうやら寝ているらしい。) -- ハクロ? 2011-11-13 (日) 17:46:08
    • (犬か猫か、そう見当をつけて縁側へでた文四郎は、そこで寝そべっている少女に思わず一笑を浮かべた)
      なるほど、犬だの (季節は真夏、差し込む白い光が小さな身体を影濃く浮かび上がらせている)
      (小ぶりな乳を際立たせるような奇異な衣装に、思わず視線をずらすと、弓のように反った義足が目に入った)
      苦労があったろうな (文四郎はおのれの内に憐憫の情が動くのを感じた 強い日差しがハクロの午睡を妨げないように、すだれを下ろして日陰を作ろうと腰を上げた)
      -- 2011-11-13 (日) 19:32:51
      • (そのかすかな物音に、まずは白露の耳が二度三度ひくひくとふるえる。)
        (ついで隻眼をパッと見開き辺りをきょろきょろ、現れた屋敷の主を見つければ、にぃーっとした笑みを向ける)
        やあ、文さん。ちょっと聞きたいことがあってね、待ってたんだけど…はは、つい、ね?
        (どうやら寝起きはすこぶる良いほうらしい。腕を支えに上体だけを起こした、ややしなだれたような姿勢のままそう答える) -- ハクロ? 2011-11-13 (日) 19:55:31
      • や、起こしてしまったかな、申し訳ない いますだれを下ろして、日陰を作ろうとしておった
        (金色の瞳に詫びながらすだれを下ろした 強い日差しが細かく千切られ、縁側に影が落ちる)
        ハクロ殿、いつぞやはお世話になり申した しかしそれがしの屋敷をよく見つけられましたな
        (はて──腕を支えに起き上がったハクロの所作に、どこか妙な違和感を覚えた)
        (繰り人形のようなおかしな軽さである 違和感を胸にとどめ、驚くほど艶のある姿に、どきりと胸が鳴った)
        それがしが答えられるような事であれば、なんなりと
        -- 2011-11-13 (日) 20:04:05
      • うん。はげてないおさむらいさん知らないかな?って訪ねていったらね、来れたんだ。(要はただのしらみつぶしだ)
        えへへ、やった。聞きたいことっていうのは…っと、これのことなんだけれどね。
        (そう言って白露が荷帯から取り出したのは、銭の詰まった巾着袋。妖怪退治の報酬によるものだ。)
        ねえ文さん。……これ…どうしたらいいのかな?
        (金がどういうものであるか理解はしている。が、使ったこともなければ使う必要もほぼない白露にとってはまさに重荷。)
        (パソコンで色々なことができるとは聞いたが、実際何をどうすればいいのかわからないおじいちゃんおばあちゃん状態なのだ) -- ハクロ? 2011-11-15 (火) 08:51:40
      • 拝見する (取り出された巾着を受け取るとずしりと重い 金のようである 口を開けばやはり金であった もののけ斬りの報酬だろう)
        金でござるな これをどうすればいいか、と (俗世からよほど遠く離れた生活をしていたのか、話を聞けば金の意味は知っているが使い道が無いという 懐手に文四郎は唸った)
        ううむ、それがしはそのような悩みは持ったことは無かった いや、使い道は色々あると思うのだが
        たとえば衣服、次に食料、そして住処 これらはすべて金でかたがつく ハクロ殿はそれでも金は不要と?
        -- 2011-11-15 (火) 17:31:34
      • う、うん…ううーん……(首をかしげて小さく唸る)
        (そしてかしげた首の傾くままに、そのままこてん、と仰向けに。ひとつばかりの瞳で文四郎を覗きこむ)
        服は着てる。獲物には困ってない。里には雨避けも風避けもいくらだってある…
        ……あはは。困ったものだね、文さん。(なんとなく申し訳ないような気持ち、困り笑顔でそう笑う) -- ハクロ? 2011-11-16 (水) 08:06:23
      • いや、それがしはハクロ殿を責めている訳ではないのだ (困り笑顔に慌てて手を振る文四郎 女のこういった表情はつくづく苦手だ)
        なにやら、ハクロ殿と話しておると、おのれが欲深のように思えてくる (苦笑しながら、巾着袋をハクロへと返した)
        金はとっておきなされ 使い道がわからぬのなら溜めるがよろしい 金は争いを生むが、金で救える事もありもうす
        それに使い道は、衣食住だけではありますまい?おなごならそう・・・たとえば・・・(腕を組み、文四郎なりに女性が買い求めそうなものをひねり出す)
        紅や、白粉など
        -- 2011-11-16 (水) 17:29:59
      • へえー〜〜…(腕を組んで思案を巡らす若侍の周りを寝たままの姿勢で転がりつつ、間延びした相槌を打つ白露。)
        ふうん……(ころりころり) ふう〜〜…ん……(ころころり)
        (気があるやらないやら、うなりころがり、結局一周。文四郎のまわりを寝転がりまたもとの位置へ。今度はうつ伏せ。)
        (それからぐい、と獣がのびをするように上体だけを弓なりに反らせ、ずい、と己の傷顔を文四郎の鼻先に寄せる。)
        にあうと、おもうのかい?(金の眼をまんまるに、まるで不思議なものを見つけたかのような表情)
        (短刀で雑に切られた白毛からは、血と土と深い草葉と、としてかすかに、焼けた肉のにおいがすることだろう。) -- ハクロ? 2011-11-16 (水) 20:09:41
      • (目の前に突きつけられた崩れた顔に、文四郎は些かにも動じなかった)
        (金色の盆に水を満たしたようなまん丸な左目を、満月のようだな、と思った)
        (おれの言葉は、この娘を傷つけてしまったのだろうか そればかりが胸を傷ませたが、返す言葉は決まっている)
        思う そなたは美しい (真っ直ぐな瞳で見つめ返す文四郎の瞳に、一切の偽りは無かった)
        -- 2011-11-16 (水) 20:28:25
      • あはっ、あははッ!!(文四郎のその真っ直ぐな瞳、真っ直ぐな気持ち。果たしてどこまで通じたのか。とびきりの少女らしい笑顔で声で、白露は笑う。)
        (やや間があって、一足、二足と。瞬く間に塀の上へと飛びのけば塀瓦の上に足を組んで腰掛けて)
        だめだよ文さん。きみの目は二つあるんだからさ。…ね、ほら。ちゃんと見なきゃあ。
        (満月は長く伸びた睫毛に隠れて朧の月に変わる。わずかに色づいた頬。口端だけをきゅっと上げた唇から「ありがとね。」と言葉が流れた。)
        (そうして、からからと軽く手が振られると、白露の姿は、まるで最初からどこにもなかったかのように塀の向こうへと消えていった。) -- ハクロ? 2011-11-16 (水) 21:37:17
      • 犬ではなかったな(塀の向こうに消えたハクロに、一人文四郎は呟いた)
        猫だの、あれは (ちゃんと見ろとはどういう意味だろうか、あの手から発せられた軽い音は何なのか)
        (考えるところは多く残ったが、去り際に見せた色付いた頬と、朧な瞳を思いかえし)
        また来ればいい (空が黒いまでに青い 文四郎、二十二歳の晩夏であった)
        -- 2011-11-16 (水) 22:06:35
  • -- 2011-11-07 (月) 22:57:53
  • -- 2011-11-07 (月) 22:57:47
  • -- 2011-11-07 (月) 22:57:41
  • 文四郎様、新年を無事迎えられた事を慶び申し上げます…。
    (正月、三が日の過ぎた頃に挨拶に来てみれば、暫く姿を見なかったものの壮健の様で安心する)
    二年余り、退魔を続け…お互いようやく、熟練などとよばれる様になりました…。
    どうぞ、今年も無事に乗り切れるよう、皐月は無事を祈念いたします…。 -- 皐月 2011-11-06 (日) 23:36:23
    • 寒中、わざわざのご足労痛みいり申す あけまして、おめでとうございます
      (正月であれ、着る物は普段と変わらぬ色あせじみた着物の文四郎 皐月を見ればどこまでも正しい所作で頭を下ろす)
      いや、それがしも何とかこうして年を越すことが出来申した (皐月を冷やしてはいけないと、囲炉裏の火に炭を多く加える 前に頬を張られて以降、皐月の事を考えるとどうにも胸が痛んでいた文四郎は、会話の糸口を皐月の言葉に見出した)
      もう、二年になりますか いかがかな、桝村の暮らしには慣れましたか
      -- 2011-11-07 (月) 19:38:23
      • (常日頃と変わらぬ風体にはて、と首を傾げる。正装して城に挨拶は、とは聞けず)
        …太平の世とは言え、退魔の者だけは戦の中に身を置くも同然……
        まずは、互いの身の無事を神仏にでも感謝しましょう…。
        (言う言葉は普段より堅い。先日の一件の所為である事は自覚するものの…仕方ない)
        …はい。この枡村は、皐月が過ごしてきたいかなる村、いかなる街より居心地の良い処です…。
        それだけに、物の怪も集ってくるのでしょうけれど。 -- 皐月 2011-11-07 (月) 19:46:19
      • 左様か、それはよかった (熱く淹れた茶を皐月に差出し、実に嬉しそうに笑ってみせる)
        そういえばまだ聞いてはおりませなんだが、皐月殿は、なぜ退魔に身を窶されたのですかな
        やはり、そういう家元に生まれ育ったとか?
        -- 2011-11-07 (月) 20:06:44
      • もしや、文四郎様は枡村の外は余り馴染みがないのです…?
        これほどまでに、住民の懐の深い街はそうそう有るものではない、と皐月は思います…。
        (まるで其れが当たり前の様に、暢気に笑う文四郎にそう尋ね。己への問いには…)
        皐月は、鬼を殺める者…。ゆえに退魔の側に身を置いております…。
        荒御霊を鎮める社にて育った、と言うのも確かにありますけれど……すべては鬼を、鏖殺すため…です…。 -- 皐月 2011-11-07 (月) 20:25:39
      • 恥ずかしながら、生まれてこの方、桝村より外へは (図星を突かれて苦笑を見せる文四郎 言葉が進むたびに声が硬くなる皐月に、これはいかんと唸った)
        (これまでどれほどの苦労を重ねてきたのか、うら若い面立ちが、まるで百年の齢を重ねた般若の如き色を覗かせる)
        (おれは世に暗すぎるのだな ひとりごちると、手元の湯飲みを掴み茶を啜った)
        皐月殿さえよろしければ、いつまでも此処に居ってくだされ 退魔仲間もみなそう望んでおるはずです
        無論、それがしも
        -- 2011-11-07 (月) 20:37:53
      • お武家様の場合、みだりに藩を離れられないのは皐月にもわかります…。
        ですが一度、枡村の外を見てみるのも良いかと……。
        (其れが良い事か否か、己にも判別の付かぬままに述べて)
        …出来れば、皐月もそうしたいと思っております…。けれど、物の怪あってこその退魔…。
        こたびの物の怪騒ぎが治まれば……。
        (その先は、言葉に出来なかった) -- 皐月 2011-11-07 (月) 20:42:07
      • この戦が収まりを見せれば…それがし、江戸詰めを志願しようかと思うております
        世を見て、世を知れば、己を知ることにも繋がるかと思い至りまして (皐月のことばに、無骨な顔にどこか寂しげないろがうかんだが、それはすぐに消えてしまった)
        左様か、また、流れて何処かへ では、桝村に身を置いておるうちに、名物をたんと食して貰わねば
        (皐月の食欲をそういってからかうと、はっはっは、と声を上げて笑う文四郎であった)
        -- 2011-11-07 (月) 20:58:25
      • (男の言葉に思わず目を丸くする)江戸…。それはまた遠くに……いえ…。
        良い事と、皐月は思います…。江戸には名の高い剣術の道場なぞも在ると聞きますから……。
        (荒事の中に身を置く者、己を高めんとする者、そのいずれもが一ツ所に留まる訳がない)
        (そう知っては居ても、現は無常と分かっていても、いつか来るその時は…恐い)
        (ああ、別離を怖ろしいと思うほどに、この枡村に情を移しているのだな…と、自覚する)
        …はい。この桝村は食べ物もまた美味で…て、ぶ、文四郎様は皐月を食いしんぼうだと思っていませんか……?
        その、あまり否定は…出来ません、けど…。(むむむ、と唸って気恥ずかしさに袖で顔を覆った) -- 皐月 2011-11-07 (月) 21:11:22
      • いやいや、良く食うおなごはよいおなご、古くからそう決まっておりますぞ
        いや、皐月殿はこちらの方が良かったかな?(くい、と手で杯を煽る仕草を作ってみせる 皐月の顔がますます赤くなった)
        いや、軽口でござった しかし今は正月、まあ余興のうちと思うてくだされ
        -- 2011-11-07 (月) 21:23:07
      • 「いや」だらけになっております、文四郎様…。
        (其の事が妙に可笑しく思え、顔を隠す袖の裏でくすり、と笑み)では、興の冷めぬ内に皐月はお暇いたします…。
        来年もまた、こうして語りあう事ができる様…皐月は願います…。
        (腰を上げ、ゆっくりと頭を下げる。楽しい刻に名残りは尽きないが…)
        (余りに馴染み過ぎてしまえば、己の力、すなわち怨念の類が薄れてしまう気がして…)
        では…。また、いずれ……(早々に退散する事としたのだった) -- 皐月 2011-11-07 (月) 21:28:54
  • (夜道であった 気付けば、月明かりばかりが明るい街道に、影が一つ立っていた)
    退魔士であるな (静かな声で、其れは問う)
    (茫洋として形も判らぬその陰は、しかし、大きな山を見上げるような重い威圧を放っていた) -- ??? 2011-11-01 (火) 20:15:50
    • (同期の中山甚六らとの酒席を共にした帰り道のことであった)
      (煌々と月光が降り注ぎ、星もまばらな月夜である 提灯はいらないと判断し、夜風に吹かれていた文四郎は、道の真中に立つ影にはたと歩みを止めた)
      いかにも (静かな声に文四郎は答えた 巌のような質感をぴりりと肌に感じ、左手は鯉口へと伸びている)
      物の怪か (ぎらりと眼光鋭く、重みのある声で聞き返す)
      -- 2011-11-01 (火) 20:52:55
      • 左様 (頷き、その影は横に伸びる 其れは腕 影がうねり、現れるのは六角棒)
        魔を調伏し、闇を討つ 貴様の腕を見せてもらう (その腕が棒を地面についた 風が巻き起こり、影が広がる)
        (其処に立っていたのは、大きな黒翼を持つ、鴉天狗 目が、文四郎を見た ぬらりと光る)
        参るぞ、人の子 (答えも聞かず、動いた 其れは一歩 しかし、三間の間合いを一息につめる縮歩の技)
        (放たれる棒の突き 上 下 中 風すら避けるのを遅れるほどの打ち込み!) -- ??? 2011-11-01 (火) 21:25:27
      • 参れ (雄々しく猛りながら文四郎は一歩を踏み出した)
        (相手は天狗、三間を瞬く間につめる怪物である だが、若き文四郎は些かの怖れも見せず、尚も詰めた)
        ええいっ (三段に打ち分ける棒の出だしを、抜き放った白刃で打ち上げる 一歩でも退いていれば、かわすすべはなかっただろう)
        (ぎらりと月光に刃が聳え立つ 柄を握る手を軋ませ、真向から天狗の額に斬り下ろした)
        -- 2011-11-01 (火) 21:44:16
      • (三つ、乾いた音が夜の街道に響く 全てを出だしに押さえられた棒が僅かに弾かれる)
        ほう、中々 やる (其れは全て、文四郎が間合いを掴んでいる証明 目を細めた鴉天狗は、手の中でするりと棒を持ち換える)
        (竹を打つような乾いた音 握りが軋みを上げるほどに力を込めた文四郎の刀の刃に、真っ直ぐ突き上げた棒の突き 棒の先端中心が、刀と克ち合い、ぴたりと止める)
        縮地を読むかよ 良い胆力 良い目である (かち合う視線 笑う妖怪 かぁ、と一声鋭く鳴けば、棒が捻られ、文四郎の刀が外に払われる)
        (くるりと持ち換えられる棒 刀を止めた先端と逆棒が跳ね上がり、至近の文四郎の鳩尾に突き放たれる) -- ??? 2011-11-01 (火) 21:54:17
      • (はたして、切り下ろした刃は六角の先端で受け止められた 瞬時にこれだけの離れ業をやってのける天狗の力量に、文四郎は身が震えた)
        さぞかし名のある物の怪と見た!(怖れではない 猛りである)
        (がりん、と刃が払われる音が闇に響く すかさず鳩尾に奔る鋭い突きに、文四郎の天稟が反応した)
        (身体に寄せた刃 その柄の中心で六角の突きを止めたのだ そのまま刀を捻り、柄に六角棒を滑らせて、天狗の首根目掛けて刀を突き出した)
        -- 2011-11-01 (火) 22:10:58
      • なに、ただの羽抜けた隠居鴉よな …! (余裕の声が止まる 翼が驚くように広がる) これを止めるか…!
        (次の瞬間に、蛇の様に棒を伝いあがる切っ先 そして、文四郎の手に、貫く手応え 鴉天狗の喉に、切っ先が埋まり、向こうに抜けた)
        (見開く眼 途絶える呼吸 口が入らぬ空気を吸うように動く 其れは、断末魔の表情) …見事 (しかし、その口が歪む)
        (次の瞬間、文四郎の目の前の鴉天狗が黒く染まり上がり、ばらばらと黒い羽の固まりに変わって散る その向こう 最初に現れた位置に、鴉天狗の姿)
        (変わり身か、夢か幻か) 若い剣だが、ようも練り上げたものよ いや、見事 -- ??? 2011-11-01 (火) 22:37:05
      • (斬った──)
        (喉に突き刺さる刃の手ごたえに勝利を得たと確信した文四郎は、断末魔の表情から一変、笑みを浮かべた天狗に驚愕した)
        なに!(ぶわん、と天狗の姿が黒く膨れ、無数の羽となって霧散すると、はじめの位置から動いていない影に気がついた)
        どうやら、まんまといっぱい食わされたようだな まやかしの術とは (刀を青眼に構え、油断なく天狗を見据える)
        俺に何用あってのことか、聞かせてもらおうか
        -- 2011-11-01 (火) 22:52:44
      • まやかしとは言え儂の分身よ 中々にやる 食わされたとて、貴様ならば次は掛かるまいよ
        (構える侍に対し、腕を緩く組み、立つ鴉天狗 すぐには問いかけに答えず)
        貴様は妖怪をどう思うておる 調伏するは憎さからか 金の為か 腕を磨くためか -- ??? 2011-11-01 (火) 22:58:20
      • (妙なことを口走る天狗に、文四郎は眉を顰めた かつて同じ事を知人より尋ねられたことを思い出す)
        藩命だ 俺は侍、ゆえに斬らねばならぬ 俺自身、知人を物の怪に殺された恨みも、ある
        (鴉のそれに似た瞳を持つ天狗と向き合いながら、静かに告げる)
        -- 2011-11-01 (火) 23:17:42
      • 左様か なるほど、判りやすい 命ぜられたから殺す 殺されたから殺すか
        (僅かに笑う声 それから、もう一度尋ねる 文四郎の問いは横に置いたまま) ならば、人に沿おうとする妖怪が居たら如何にする 人と混ざり、世に生きようとする物は? -- ??? 2011-11-01 (火) 23:24:08
      • 斬らぬ (即答であった 以前女狐の妖怪よりかけられた言葉を、胸の内で自答した結果である)
        人も物の怪もこの世に住まうものだ 俺は藩の命で動く だが斬るかどうかは俺が決める
        それが俺の、武士の一分だ (ひゅん、とやいばを払うと、静かに鞘に収めた)
        -- 2011-11-01 (火) 23:32:23
      • それが命であった時には? (最後に問いかけ、そして答える)
        …人の世と、妖の世 その線引きが曖昧となり始めた今 人の長と、妖の長が揃って互いを削りあい始めた
        その夜に生きる者達の言を、集めておる そして… … (言葉を切り、棒を肩に担いだ)
        (そして黒翼を広げる 風が巻き起こる) 貴様から用があれば、武蔵山に来い 儂は武蔵山の伊東じゃ
        (この藩に生まれ育ったならば、もしかすると聞いたことがあるかもしれない名前)
        (突風が吹いた 鴉天狗は影も無く 一本の黒羽が文四郎の前に残るのみ) -- 伊東 2011-11-01 (火) 23:39:07
      • ……(質問には答えず、残った黒い羽根をつまみあげる)
        武蔵山の伊藤…(昔、母より聞かされた鴉天狗の話を思い出す なるほど、あれが 文四郎は胸のうちで、どこか暖かい者が動くのを感じた)
        それがしは又八郎が一子、不破文四郎!お手前、見事でござった!
        (月に向かって高らかに吼えると、羽根を懐にしまって歩いていった)
        -- 2011-11-01 (火) 23:47:09
  • …まったく、あたいがこれを貰っちまっても仕方がないんだがね…すまないね、お前さんに渡すべきなんだろうけどさ
    クジで決まったものは渡すべからず…良く分からない制度のせいと諦めとくれ(苦笑いしてる原因は冒険で手に入った刀)
    (夜一は全く扱う気はな代物だと言うのに、クジで決まったのだろう) -- 夜一 2011-10-26 (水) 22:42:46
    • なあに、気に召されるな 拙者には今のところ、これが一番身に馴染んでおります
      (腰の無銘をぽんと触ると、何事もない、というように微笑んで見せた 実際この男は、そういう事に拘るたちではない)
      -- 2011-10-27 (木) 20:08:23
      • そうかい?そう言ってくれるとあたいとしても気が楽になるってもんだよ…(安堵の表情で息をつき)
        …でも、次は出来るだけ文四郎にもいいものをあげたいもんだけど…防具とかにも興味はないのかい? -- 夜一 2011-10-27 (木) 21:46:09
      • 手甲や足甲程度は身に付けておりますが、それ以上は重荷になると思うております
        まあそう構えなさるな、それがしは報酬にさほど興味はござらん もとよりもののけ狩りで得た金も物も、すべて藩の財政を立て直すために徴収されるの身の上
        名刀、名鎧、それがしには過ぎたものと心得ております
        -- 2011-10-27 (木) 22:18:29
      • ま、あまり甲冑を着こんでもそれで身が守りきれるって訳でもないからねぇ…身軽すぎるってのも危ういっちゃ危ういけどさ
        …んー…お前さんはほんっとうに無欲だねぇ…もうちょい欲を持った方がいい気もするんだけどさ(無欲っぷりにはちょっと苦笑い)
        しかもお金まで全て徴収されちまってるのかい?…お上も凄いことなさるもんだねぇ… -- 夜一 2011-10-27 (木) 22:35:17
      • もとより禄を食んでおる身の上、それに加えて見ての通り一人身でござる 身に余る金は不要だと思うております
        (苦笑交じりに無欲だと言われた文四郎は、否定の色を顔に表した)
        無欲などとんでもない それがしにもそれなりの欲はありますぞ
        -- 2011-10-27 (木) 22:45:32
      • あぁ、それで十分生活していけるからって訳かい?…ま、仕事として先払いと思えばそんなものかもしれないねぇ…
        へぇ…文四郎の欲ってのは気になるね、どういうのだい?(軽く身を乗り出して問いかけ) -- 夜一 2011-10-27 (木) 22:49:09
      • これにござる (腰のものに手を添えて、にたりと口の端を歪ませてみせた)
        どこまで強くなれるのか、どこまで研ぎ澄ませるものか… 強い剣客と見れば立ち会わずには居られぬ
        未だ出口が見えない、果て無き業にござる
        -- 2011-10-27 (木) 22:56:48
      • あぁ…なるほどねぇ、お前さんの場合それが欲って訳かい…まったく、色恋かと期待したあたいが馬鹿だったね(どんな色恋か、他人の恋路は面白いものなので残念そうだ)
        しかもそいつはかなりタチの悪い欲じゃないか…命を落としかねず、そして際限がない部類の…
        ある意味、あたいよりずっと業突く張りなのかもしれないねぇ…(ため息まじりの苦笑い) -- 夜一 2011-10-27 (木) 23:07:08
      • 左様でござる それゆえ欲があると申した
        (はにかみのいろを乗せた笑顔はそんな自分を恥じているようでもあり、また誇らしげでもあるように見えた)
        まだ先が見えないうちには、どうにも辞められそうにもないかと…
        夜一殿の「欲」とはどのようなものなのか、聞いても宜しいか?
        -- 2011-10-28 (金) 22:32:51
      • …まったく、そんな顔してる所を見るとまるで…(子供みたいだねぇ、とは口を出さずに)
        …ま、武芸者ってのはそういうもんだし。そう言う事なら色々と納得ではあるけどね…あたいかい?
        そうさねぇ…毎日のんびりと晴寝雨寝の生活だよ(冗談か本気か、カラカラと笑い) -- 夜一 2011-10-28 (金) 22:58:32
      • なるほど、それは大層な欲だ (真顔でそう頷いた後、ぱっと破顔して笑をかたどる)
        (普段はもの寂しい屋敷に、春を告げるような男女の笑い声が、暫く響いたそうな)
        -- 2011-10-28 (金) 23:22:18
  • (不破屋敷の前でしばしウロウロ。家人の出てくるのを待つも、其れが居ない事を思い出す)
    …そうでした。文四郎様はお独り住まい…。文四郎様、文四郎様、おられますか……。
    (拾い庭の側へと回り、その庭の主の姿を下がる。手には甕を下げて) -- 皐月 2011-10-26 (水) 00:00:04
    • (浅く雪が積もった庭は静かで、家主の姿は見当たらない)
      (敷かれた雪が一部踏み荒らされているのは、いつものように庭で木刀を振るっていたのだろう)
      (そして当の本人は、囲炉裏のそばでごろりと横になりながら、皐月の訪問も知らずにまどろんでいた)
      -- 2011-10-26 (水) 00:16:31
      • (返事は返らない。留守?とも思うが一応見回ってみる事にする)
        (修練場と化した庭の中央、どれだけの回数素振りをしたのだろう…)
        (その場所だけ草も無く、綺麗に踏み固められ雪も蹴散らされている)
        日々の鍛錬だけが剣の鋭さを増す…。ですか…(呟いて家屋へ目を向ければ障子越しに火の照りが見える)
        (囲炉裏が点いているのなら、人もいるはず、と障子を僅かに開け)…文四――――(言い掛けた言葉を飲みこむ)
        (寝ている。どうしようと思案に暮れる皐月の頭に悪戯心がむくむくと湧きあがる)
        (手にした甕を投げ付け…流石に洒落にならない。其れは思い直す。そして…)
        ――てい…
        (ぺとり。文四郎の首筋に冷たい物が垂らされる。…皐月の手にした雪、そのひと雫だ) -- 皐月 2011-10-26 (水) 00:24:24
      • (文四郎は丁度皐月に背を向ける形で、腕を枕に横になっていた)
        (規則正しい呼吸の音は、文四郎が眠っていることをしめしている)
        (殺気をはらんだ者であれば、家の周りに近づいた瞬間にでも目が覚める男だが、生憎手合いが違う)
        (すぐ傍に立たれてもまるで気付かぬ様子でぐうぐうと寝息を立て続けている そして皐月の手から、雪のひとかけらが──)
        んっ むっ むむむ…(びくりと体が震えてもぞりと上半身が蠢く 大きな手を首筋にやって、不可解な冷たさに目を覚ました)
        お お、皐月殿! (寝ぼけ眼で皐月の姿を認めると、どたりどたりと身を起こして正座を取り繕った)
        や、これはどうも、とんだところをお見せいたした
        -- 2011-10-26 (水) 00:51:11
      • ……あ。(しまった、と言う顔。勢いまかせでえらい事をしでかしたのに今、気付く)
        あああ、す、すみません文四郎様…。その、寝姿を拝見したら皐月は…つい…。
        (言い訳にもならない事を言い、その場に平伏。ぺこぺこと頭を下げる) -- 皐月 2011-10-26 (水) 01:00:37
      • いや!いやいや、皐月殿が謝られるようなことは、何も!
        (慌てて手を振りながら、男むさい顔を恐縮に歪め、互いに顔を突き合わせながらぺこぺこと頭を下げあう)
        あ、おお、そういえば、新年、明けましておめでとうございます (謝罪合戦よりの脱出口を見出して、襟元を正し頭を下げる)
        -- 2011-10-26 (水) 20:58:17
      • ――――あ。(忘れていた。そう言えば新年の挨拶にここを訪れたのだった)
        (そのまま更に頭を下げ)し、新年を迎えられたこと、此処にお慶び申し上げます……
        (そして畳の上に置いた甕をずずいと文四郎の方へと差し出し)
        これは南のりうきうという島で作られた珍しいお酒…。泡もりとかいうものです…。
        どうぞ、お納めくださいませ…。(そして頭をおずおずと上げて文四郎を眺め)
        怒っては、おられないのですか…?皐月の様な者に悪戯をされて…。 -- 皐月 2011-10-26 (水) 21:11:59
      • それは?(差し出された甕を尋ねると、南の酒との答えが返ってきた 酒は人並みにたしなむ文四郎である、これには素直に喜びが沸き起こった)
        ほお、南の…や、これはかたじけない ありがたく頂戴いたします (大事そうに甕を両手で引き寄せ、もう一度礼 おずおずとした皐月の言葉に、不思議そうに首を捻った)
        は?怒る、と申されますと── ああ、ははは
        この程度の事で、怒るも怒らないもないでしょう 寧ろ、弛んだ性根への気付けになり申した 
        -- 2011-10-26 (水) 21:22:04
      • …はい。行き着けの飯屋で一度呑んでみたら美味しかったので、無理を言って取り寄せていただきました……。
        (男の笑い乍の言葉には不思議なものを見る様な視線を向けた後)
        …おおらかな方。剣を手にした時の文四郎様とはまるで違う……。
        其れに、武家様に無礼を働けば多くの者はそれは火が付いた様に怒りだしますのに…。 -- 皐月 2011-10-26 (水) 21:36:46
      • そんなに違うものですか (特に気にする様子もなく、ただ可笑しげに聞き返す)
        (皐月の侍に対する認識を聞けば、微笑みは苦笑に変わり、生え伸びた月代を掻いた)
        そのような侍が多くいることも確かです しかし、そうでない者もまた少なからず居るかと
        それがしの知り合いはみな、気のいい者ばかりですよ
        -- 2011-10-26 (水) 21:52:09
      • はい…。物の怪と退治した時の文四郎様は、たとえるならば……
        (言葉を選ぶのに数秒を要する。こんな時、教養の無い身が嫌になる皐月である)
        …そぅ、たとえるならば剣、そのもの。触れれば斬れるかの様です……。
        (以前、退魔行を共にした時と印象が異なるのはその髪形のせいもあるのかも知れない)
        (男の言葉にはコクリと頷き)お武家様も含め、この街の者は皆気のよい方ばかりです…。不思議なほどに…。
        皐月は、この様な処は初めてです…。普通の村や街であれば皐月などは……
        石もて追われる様な身ですのに…(最後は呟きにも劣る小声になってしまう) -- 皐月 2011-10-26 (水) 22:04:41
      • 剣──(皐月の言葉に思い当たるところがあったのか、膝に乗せた手に力を入れた)
        以前、剣の師から同じようなことを言われ申した 先生によるとそれがしは、剣以外頭にない堅物だそうで
        (は、は、と空笑いを上げるが、小声となって身上を語りだした皐月を見ると、顔を引き締めた)
        ずいぶんと、お辛い目に遭われてきたようですが、なに、過去より今、今より未来でござる
        ここで、この場所で、良き思い出を良き者たちと沢山作ればいいかと
        -- 2011-10-26 (水) 22:16:11
      • (むぅ、と唸る)皐月には、其れが良い事か否かは判りません……。
        没頭するほどに打ちこめるからこそ、その業があるのだとも…皐月には思えます…。
        (武術の嗜みは無いため、その辺りの事は本当にどちらとも判らなかった…)
        ただ、こうして居る時の文四郎様は堅物とは思えません…。よくお笑いになられますし…。
        (そして続く言葉にはコクリと頷き)はい。この街には同じ目を見て来た方も多いようです…。
        この枡村が流れ者の…安住の地となれば良いのですけれど……。
        (己に其れは出来無いのは判っていても、そう言わずにはいられなかった)
        (そして腰を上げる。静かに一礼をし)そのためにも人に仇なす妖は討たねば…ですね…。
        それでは、皐月はこれにて失礼をいたします…。
        (もう一度頭を下げ、静かに、雪の残る庭を通って歩み去ってゆく) -- 皐月 2011-10-26 (水) 22:26:15
      • もうお帰りか、や、ろくなもてなしも出来ませんで、この酒の礼は、いずれまた
        (細い後姿はとてもおぼろげで、そのまま冬の大気に溶けていきそうな儚さを背負っていた)
        (風邪など召されなければいいのだが、と一人思う文四郎だった)
        -- 2011-10-27 (木) 20:02:44
  • ほう、珍しき事よ・・・正しい「侍」を見たのは、百二十年ぶりくらいじゃの
    (路端の柳の下、石の上に腰掛け足をぶらつかせながら囁く少女が一人) -- お紺 2011-10-25 (火) 22:11:30
    • (その日文四郎は道場へと顔を出し、師である牧五郎左衛門に近況を報告した)
      (その後、弟弟子らに是非にとせがまれ、少しばかり稽古をつけた、そんな帰り道のことであった)
      (雅な抑揚の声に歩みを止めると、柳の下に腰を下ろした少女が、妖しげな眼差しを文四郎に向けている)
      (辺りを見渡しても近くには誰もおらず、どうやら自分に語りかけているようだ、と文四郎は判断した)
      侍など、そう珍しくもないと思いますが (世間知らずの箱入りか、と検討をつけて、くだけた調子で笑った)
      -- 2011-10-25 (火) 23:07:53
      • 否。断じて否じゃよ、童・・・(ちりん、と鈴の音がした。するといかなる事か、文四郎の眼前に少女が”在った”)
        (触れそうなほど近い距離から、底の見えない金色の瞳が覗き込む)侍はの、身分ではない。心じゃ。侍を名乗る「なまくら」は巷に幾らでもおる
        (再びちりんと鈴が鳴れば、今度は少女は文四郎の背後に在った)主は研がれた刃じゃ・・言うなれば、「銘刀」じゃな
        戦の世にあっては、主のような男も幾多もおったのじゃが・・・自らの途、志という芯金を持った刀達がの(今はそうそうおらぬが、とくつくつ笑う) -- お紺 2011-10-26 (水) 00:10:16
      • 童?(おかしな娘だの、童とはその方ではないか──)
        (そう口に出そうとした矢先、どこからか鈴の音が鳴った)
        (その瞬間、柳の下で腰を下ろしていたはずの娘が、目の前に立っていた)
        ぬっ! (金色の瞳に戦慄が奔る 飛びのきざまに鯉口を切ると柄に手をかけた)
        あやかしか (背後に現れた気配 振り向きざまに抜き合わせ、斬りつけられる間合いだが文四郎は躊躇いを覚えた)
        (殺気が無い──)
        随分と高く値をつけてくれたが、その刀はあやかしを斬る為にある (ゆらりと振り返り、眼光鋭くお紺を見据える) 人の世に何の用がある
        -- 2011-10-26 (水) 00:40:02
      • 如何にも。妾は、恵国寺が十二代目当主 妖狐・緒紺前である(鯉口を切られても動ぜず、微動だにしない。まるで、ある種絶対の信頼をしているかのように)
        良いの、その動き。力無き者が、己を磨き上げた結果手に入れる業。我らには到底出来ぬものよ(隙のない構えを、まるで絵画でも楽しむかのように目を細めて評し)
        用?ああ、しもうた、忘れておったの・・・なに、言うたことは本心じゃ。じゃが妾の用はソレにあらず。主に言いたいことがあった
        ・・・己の敵は、己の目で見極めよ。妖かしであるから、藩の命であるから・・そのような理由で振られる刃は、いかな銘刀とて”凶刃”じゃ
        (術も使わず、隙だらけでゆっくり歩み寄る。一歩一歩、正眼に構えた刃に首が触れるほどの位置まで。そして微笑む)
        主ぁ・・・自分の目で、きちんと真実を探せる。今、人の世に「何か」が起きておる・・・その時、真の敵が見えなくば・・の
        (ゆっくり、しゃなりと身を返し)・・・・またいずれ会おうぞ、縁があればの・・・ -- お紺 2011-10-26 (水) 01:12:21
      • 真の、敵 (妖狐の言葉は文四郎の胸に不思議と響いた)
        (隙だらけの身のままで、些かも臆した様子もなく歩み寄る姿には、どこか神聖さすら感じ取れた)
        (これは斬れぬな── 鯉口を戻し、柄から手を放すと、足をそろえて構えを解いた)
        緒紺前殿─(背中を向けた狐へと声を掛ける)
        それがしは、不破文四郎と申す (ぐい、精悍な身体を曲げての礼は、敬意と非礼への侘びを兼ねたものだった)
        -- 2011-10-26 (水) 20:48:55
      • 不破、文四郎・・良い名じゃの・・・確かに覚えたのじゃ
        (それから数歩、歩んだ所で思いついたように振り返って)・・・一つ忠告じゃよ、若き侍。女子(おなご)と狐は、簡単に信用しては行かぬよ?くふふ、それではの!
        この街におれば、また会うこともあろうぞ!それまでさらばじゃ、文四郎
        (そう言うと、今度こそ振り返らずに歩み去って行った) -- お紺 2011-10-26 (水) 22:54:12
      • (懐手に、長い艶髪が揺れる背中を見ながら、文四郎は苦笑した)
        (あやかしも人も、おなごには勝てんな── 耳の奥に残るお紺の声を思い出しながら、一人呟く文四郎であった)
        -- 2011-10-27 (木) 19:48:03
  • 不破よ、居るか (下女も居ない邸 勝手に入れば、廊下を歩きながら声を投げる男) -- 吉正 2011-10-24 (月) 17:25:28
    • (重々しい空気が裂く音が響く 庭だ)
      (吉正が縁側に立つと、はたして文四郎が木刀を振るっていた ただの木刀ではない 太拵えの大木刀に荒縄で石を撒きつけてある、異形ともいえる一振りだった)
      うおう!(その異形の木刀を高く振り上げて、思い切り振り下ろす 重々しい唸りを上げたそれは、地面にぶつかることなくぴた、と止まった)
      おう、愛染院殿 (ずしんと音が発ちそうな木刀を下ろして礼) 先を越されたの もののけ退治の同行の件であろう
      -- 2011-10-24 (月) 19:47:10
      • 励んで居るな (礼をする不破に軽い礼を返し、柱に肩を預けて寄りかかった)
        左様 もう存知て居ったか ようやっと、互いの腕が見えるな (手製の大木太刀を見れば、) 中々剛剣のようだ -- 吉正 2011-10-24 (月) 19:57:52
      • こう言うのも何だが、実に楽しみでならん (手ぬぐいで汗を拭い、手製の木刀にうなずく)
        もののけ相手に並みの鍛錬では物足りんと思うての 基礎の地上げを図っておる
        ところで、愛染院殿 (何か腹積もりを抱えている顔が文四郎に浮かんだ この男がこういう顔をする場合は非常に限られてくる)
        どうかな、あやかし討ちの前に、互いの技を見ておくというのは (立てかけてある二本の木刀を目線で促し、不敵に笑った)
        -- 2011-10-24 (月) 20:11:00
      • あまり無茶な錘をつけては、腰元に掛かる重みが変わり、型が崩れる 程々にせいよ (熱心は良いが、と言いながら軽く笑い)
        (そして、不破の笑みである 片眉を上げてから、くく、と肩を揺らして笑い、) 考える事は同じか (柱から身を離し、庭に下りる)
        (木刀の一つを取り、不破に投げ渡す) 真剣でなくて良いのか? (口の端をあげて言いながら、己も木刀を握った 軽く振り、重さを確かめる) -- 吉正 2011-10-24 (月) 20:24:45
      • 真剣の腕の程は、かの地にて (男らしい微笑みのまま、木刀を振って握りを確かめる 適度に間合いをはかり、からだを吉正に向けた)
        では (木刀を腰にあてがい、礼 精悍な眼差しに余念は微塵も見えない)
        (するりと木刀を抜いて、ぴたりと青眼に構えた)
        -- 2011-10-24 (月) 20:37:49
      • 左様か (一礼に礼を返し、構えを見てから、木刀を担ぐように肩に置く 右手片手の、左半身 構えとも言えぬ力の抜けた構え)
        さあて、それでは、まずは一合 (青眼の切っ先に喉元を狙われながら、しかし、男は目を細めて笑う 一歩すり足、踏み出して低く)
        参るぞ (声の後、否さ同時に、力任せのように袈裟に切りかかる) -- 吉正 2011-10-24 (月) 20:47:19
      • (なるほど、吉正らしいの──)
        (力の抜けた、酒脱的ともみえる立ち姿 余裕すら感ずる微笑 今まで立ち会ってきたどの剣客とも似通わぬいろを、文四郎は吉正に見た)
        おう! (ゆるりな構えより一転、繰り出された剛の袈裟を身を引いてかわす)
        (退き様に振り上げた上段を、力を込めて肩に打ち下ろした)
        -- 2011-10-24 (月) 20:53:37
      • (木と木が噛み合う音が響いた 振り落とした木刀は、添え加えた左手の捻りにより、燕のように跳ね上がり、男の肩に噛み付こうとする牙を寸前で止める)
        (十字に克ち合う木刀の下、ニヤリ、笑う口元 素早く身を引きながら、ぐるりと回す木刀)
        (それは蛇のように不破の木刀に絡み、巻き上げようとする力 手の内が無闇に硬ければ、その手から木刀は跳ね上げられるだろう) -- 吉正 2011-10-24 (月) 21:01:09
      • (機敏に跳ね上がった木刀に、文四郎の反撃は阻まれた できる── 胸の内で唸る)
        (十字と組み合った枠ごしに、吉正の笑みが垣間見える 対する文四郎に笑みはなく、引き締まった顔は刃と化していた)
        (かち合っていた力が抜けた とっさに巻き取りに反応し、しなやかな手首を回すと技から抜け出た)
        (寛仁流の穂高幸之助と立ち会った時、これと同じ巻取りを受けたことが幸いだった)
        (文四郎の剣は、絡め技をいなしざまにも精妙な変化を見せ、しなやかに剣先が伸び、吉正の胴を払いにかかる)
        -- 2011-10-24 (月) 21:23:49
      • 巻き上げを流すかよ 良い手の内じゃ (驚きと賞賛を漏らし、呵々と笑う) 良い経験を積んでおる 生半の手合いならば、今ので刀を奪えて居ったが
        (払い胴に返し胴 真剣ではないからこそ出来る克ち合い 中段の刀でぎりぎりと互いの力で鬩ぎ合う 静かな庭に、男二人が止まり)
        (静を破る動 力を抜き、不破の力に任せて切っ先を払われる男 空く上段面 しかと不破の目を見る男の目) -- 吉正 2011-10-24 (月) 21:30:31
      • お手前こそ (静寂の中、みしみしと木刀が軋む音が響く 風に吹かれた落ち葉がひとひら、地に舞い落ちる音が聞こえた)
        (またしても吉正の剣から力が抜かれた うむ、これが──)
        (これが吉正の剣だ 剛からの柔、軽からの重 二極の剣を巧みに使い分ける変化の剣)
        (これ見よがしに開いた上段にも、必ずやなにか仕込んであるに違いないと、文四郎は確信した)
        (ならば ならばあえて踏み入る そういった剛胆さが文四郎にもあった)
        (吉正の瞳を強く睨み返し、空いた上段に、最速の剣をふるった)
          -- 2011-10-24 (月) 21:46:39
      • (ほう、と胸の内、心からの賞賛を投げる 正直、今の今まで小奇麗な町剣士と見ていた面が男には合った その範囲での『上等』であると)
        (しかし、この男は踏み込んできた 罠と知ってか知らでか) いや… (気付いている その上で、踏み込んできた その勇猛な一歩に、男は感じ入る)
        (ならば、) 応えよう (傷目を弓弦のように引き絞る 動きは半歩退き それは、誘った部位に放たれた一撃を、紙一重で交わす見切り 木刀の香りが嗅げるほどの至近)
        (そして、半歩前へ 振るわず落とさず、ただ構えた それだけで、不破の喉元にぴたりと留まる木刀の切っ先 不破が最初に見せたのと同じ、青眼構えであった)
        …貴様はどうにも読みきれぬ男よな (そのまま、男は小さく笑う) 教練通りかと思えば、それを踏み抜いて進む豪胆も持つ 面白いぞ、文四郎 (初めて名を呼び、傷目を細めた) -- 吉正 2011-10-24 (月) 22:07:49
      • うむ (紙一重の見切りからの、最短の詰め 喉もとに突きつけられた木刀の切っ先に、文四郎は唸った)
        参った (一言そう呟くと、吉正の出足に添えられた足払いの剣を引いて頭を下げた)
        (上段を紙一重にて避けられる事を悟った瞬間に、剣先を捻り食い込ませた窮鼠の剣である)
        相手が策を講じておるのならば、それを真向より破ってこそ、剣士冥利だとは思わんか
        吉正 (同じく名を呼ぶと、若武者らしい精悍な笑顔をみせた)
        -- 2011-10-24 (月) 22:23:22
      • 左様 やはり貴様とは話が合う (脛断ちの一振りを退かれれば、刀を下ろして)
        しかし、貴様の剣は粘り強いが素直に過ぎる もっと乱暴になっても良かろうよ (言いながら木刀を鞘に納める仕草の後、文四郎に返す)
        だが、鋭さは良い (言いながら鼻を押さえる たらりと鼻から垂れる血) 一瞬避けるのが遅れた 締まらぬなぁ (鼻を拭って呵々と笑った) -- 吉正 2011-10-24 (月) 22:31:54
      • なに、狡猾になるのはもそっと歳をとってからの方がよかろうと思うてな
        (ふけ顔の吉正に冗談をかますと、こちらも肩で笑いあわせ、大いに庭を沸かせたのであった)
        (愛染院三郎太吉正── 強い 伊達な去り姿を見送りながら、三本中二本を取るのは難しいだろう好敵手が出来た事を喜ぶ文四郎であった)
        -- 2011-10-24 (月) 23:03:10
  • ふぅん…ここが文四郎の家かい?なかなかの面構えだねぇ…よっと(門を叩くでもなく、軽く跳躍して塀の上に飛び乗る)
    庭も立派じゃないか…しかし、これだけ広いってのにあまりひとけがないねぇ…(そのまま塀の上に乗って、庭を見渡している) -- 夜一 2011-10-23 (日) 20:16:55
    • えい、おう (張り詰めた気合と共に、空気を裂く鋭い音が夜一の耳を揺らす)
      (木刀を握った文四郎が庭に立ち、眼光鋭く腕を振るっている やがて、塀の上よりの気配に振り向き、爽やかな笑顔を見せた)
      やあこれは、夜一殿
      -- 2011-10-23 (日) 20:32:14
      • おっ、やってるやってる…やっぱり真面目だねぇ…(掛け声とともに素振りをしている文四郎をしばし眺め)
        …ようやく気づいたのかい?ま、それだけ集中してたって事なんだろうけどね(今度は屋敷の中に、軽やかに舞い降りる)
        (着地も見事に成功する、不思議と鉄壁のように袴のような着物はめくれない) -- 夜一 2011-10-23 (日) 20:36:11
      • いや、気付いてはおったが、猫か何かだと思うておりました (塀の上から飛び降りた夜一に冗談を飛ばすと、襷を外し、懐よりの手ぬぐいで額を拭う)
        近頃はずんと寒くなりましたな それがしに何か御用でも 
        -- 2011-10-23 (日) 20:44:34
      • はは、あたいが化け猫の類だったらドキッとしたところだろうねぇ…もちろん、耳も尻尾もついちゃいないけどね
        まったくさ、そろそろ冬支度を始めないと辛いところだよ…ま、旅をする訳でもなくここいらは雪が積もりすぎるって事もないから楽なんだけどね
        あぁ、また組むみたいだから挨拶に来たんだよ…何かと縁があるねぇ、お前さんとも -- 夜一 2011-10-23 (日) 20:51:27
      • おう、それは心強い その折にはまたよろしくお願い申す
        うむ、依頼の頃は丁度12月 冬の真っ盛り、寒い時期だ 備えをしていかねばなりませんな
        特に女子は脚を冷やしてはならんと聞く 夜一殿も風邪など引かれぬように
        -- 2011-10-23 (日) 21:02:19
      • あぁ、それと同行には違う土地の同じ仲間もいるからね…そっちは剣を使うそうだけど、なかなかのもんだったから信頼してもいいだろうね
        出来ればあたいとしちゃあ…掘りごたつでのんびりとしていたいもんなんだがね(肩をすくめて笑い)
        ふふっ、あたいはそんなヤワじゃないけど…その気持ちは有難く受け取っておくよ(心配してくれることは純粋に喜ばしかった) -- 夜一 2011-10-23 (日) 21:15:25
      • そこに熱くつけた燗を添えれば、いう事はなし、かな?(冗談を交えながら木刀を脇に置き、白く化粧を塗った遠くの山脈を見る もう冬である)
        さあ、この寒い中歩いてこられたなら冷えておろう 中に入って、囲炉裏にあたられい
        男手で恐縮だが、茶を淹れてこよう
        -- 2011-10-23 (日) 21:30:09
      • おや、お侍さんもいけるクチなのかい?あたいも、結構嫌いじゃないけどさ…今度依頼終わったら一緒に飲むってのもいいねぇ
        いいのかい?あたいみたいなのを入れちまって…と言ってみたものの、玄関から入ってないから噂も立ちはしないね(カラカラと楽しげに招待を受ける)
        あぁ、構いやしないよ。あたいだってそんな大したものいれてる訳じゃないからね -- 夜一 2011-10-23 (日) 21:36:25
      • なあに、気兼ねは無用でござる 一人身ゆえ、誰に気遣う必要もないからの
        (言葉どおり、家の中は無人で、冬の寒さにしんと静まり返っている 囲炉裏の前を勧めると、手早く茶器を並べ、急須に湯を注ぐ)
        江戸訛りがあるが、生まれはそちらかな (丁寧に淹れた茶を出して、何気なく会話の切り口をつけた 茶の味はさも男が淹れた茶で、格別旨くは無い)
        -- 2011-10-23 (日) 21:45:58
      • でも、そろそろ身を固めろって言われる年じゃないのかい?(年からいればそう言われても仕方がないはずだろうと)
        …あたいかい?…ま、遠からず近からずってところさ…お前さんはこの辺りの生まれなんだろ?
        …おっ、そんなに悪くないじゃないか。もっと薄いか苦いかと思っていたよ(飲めたものじゃない訳ではなく、笑って口にする) -- 夜一 2011-10-23 (日) 22:14:04
      • うむ、生まれも育ちも桝村の地にて (どことなく、ぼかしたような受け答えの夜一に、なるほど、事情もあろうな、と胸の内で頷く)
        いや、そう言われて安心いたした 何しろ茶は剣と違って勝手が利かぬからの
        (どっと笑い声が上がった その後は茶を啜りながら、互いの近況についての雑談に終始したという)
        -- 2011-10-23 (日) 22:22:49
  • 見かけは立派な浪人だな (呵々と笑い、見かけた男に声を掛ける) 公務を離れるとそうなるか 毎朝の剃り上げが無いと楽であろ -- 吉正 2011-10-22 (土) 22:21:25
    • 実に (笑顔で返すと、二人並び歩く体となって路地を進んでいく)
      そういえば (吉正の腰の大業物を見ると、剣客の血がむく、と沸く)
      愛染院殿はこれの方は何処の道場で (手で柄を握る所作を作り、ぐいと振ってみせた)
      -- 2011-10-22 (土) 22:50:49
      • いっそ、儂のように髭も伸ばしてみれば良い 男振りも上がるぞ (威丈夫二人が並び歩く 涼しげな美男子と、無骨粗野な男だ)
        うん? なんじゃ、貴様、剣の話しとなると目を輝かせるな (傷目を細め、左手で鞘の帯位置を直してみせる 普通のものよりも幅広く、分厚い鞘だ)
        最初に握りを覚えたのは、野山の中でだ 貴様の様に綺麗な剣ではないぞ (肩を揺らす) 師は居たが、とうの昔に死んでおる もう顔も思い出せぬわえ -- 吉正 2011-10-22 (土) 23:09:38
      • 髭はまだそれがしには相応しくない代物のようで
        (以前ためしにと髭を三日ほど剃らずにいたことを思い出し、文四郎は苦笑した あれほど笑ったことはなかったと言っていい)
        ほう (吉正らしい剣のようだの、と胸の内で納得する 曰く綺麗ではないという剣筋、どのようなものか見てみたいという気持ちが強く動いた)
        なるほど 山ゆえその刀か (ナタのような形状をした刀に頷く)
        -- 2011-10-22 (土) 23:26:01
      • 呵々、もう少し皺が込めば、似合いもしてこようものぞ しかし、月代も無くなり異国の物でも身につければ、町娘が黙って居るまいよ 一つ、登城の無いうちに試してみるも良いさ
        (他人事のようにそう言ってからかう それから、不破の内心を見透かすように傷目を細める) 貴様も馬鹿じゃの 儂と同じか 腕が見えぬものとは、仕合うて見たくなる性質じゃ
        左様 獣の毛皮も魍魎の革も断ち切れるわ (呵々と笑って見せてから、傷目を細めて前を向く まるで老人が思い返すような目をして)
        郷土を出てからこっちは、武者修行よ 故に、一つと定まった物が無い 相手も人ばかりではなかったしな (無頼の剣よ、と) 貴様は一つ、この藩の剣術か -- 吉正 2011-10-22 (土) 23:39:59
      • いや、別に女生の気を惹きたいとは思うておらぬ (吉正の軽口に、焦ったいろで否定する そういう気持ちはないでもないが、吉正のこういうあけすけな態度には苦手としていた)
        武士であるならば、剣は命かと (内心を見透かされたことに、文四郎は驚きを感じていた それと分かるほど顔に出ていたのか)
        うむ、牧道場にて無尽一刀流を学んでおる 幼少の折から通い始めて、もう幾年になるか
        -- 2011-10-22 (土) 23:54:13
      • 左様か (呵々々、と高笑いをする まるで、色恋知らぬ少年をからかう老人の如くに) 貴様は固いな、不破
        その剣を打ち合わせてこそ、見える生があるものよな 稽古に打ち込んだ時間がどれ程の物か、試したくなる
        ほう、音に聞く牧無尽で習うたか 未だ実際を見ておらぬが… 師範の牧五郎左衛門殿はその道では知られた男 その愛弟子ともなれば、腕は確かだな -- 吉正 2011-10-23 (日) 00:03:13
      • (俺が固いのではなく、吉正が柔いのだ、と強く思ったが、口には出さない)
        左様、先生には多くを教えてもらった 城づとめとなってからは以前のように顔を出せなくなったがの
        いや、確かな域にはまだまだ (免許を受けた身ではあるが、一度たりとも自身の腕に満足したことはなかった 上へ上へ、どこまで行けるか試したい 今の文四郎はそういう歳である)
        では、それがしはこれにて (分かれ道に来ると、吉正にぐいと頭を下げた)
        貴公とはいずれ、手合わせを願いたいものだな
        -- 2011-10-23 (日) 00:13:10
      • (口に出したとて、左様か、と笑って返されるだろうとも予想がついただろう そういう男なのだ)
        弟子と言えば子の様な者 登城せぬ間に、顔を見せるが良いさ 孝行と言うものぞ
        (向上心と克己心に溢れた不破の顔を眺め、目を細める男 頭を下げられれば、軽く笑い)
        ああ、その内に 気が向いた時に声をかけるが良いさ 元より、酒飲みは暇なものだからな (傷目を細めて歩き出す 不破と違う道、人の流れに消えていった) -- 吉正 2011-10-23 (日) 00:42:01
      • (うむ 愛染院と別れてから、吉正の言葉を思い出してひとり頷いた)
        (今度道場に顔を出しに行くことにしよう 先生や兄弟子、弟弟子の顔が無性に懐かしかった)
        -- 2011-10-23 (日) 09:03:45
  • …………ん?あっれー?(髪型が違っているので確証が持てない 文四郎の背後から上半身を近づけ、くんくんくんくん)…ぶんしろーだ!
    どーしたー?イメチェンでござるかぶんしろー?なんかうさんくさくなってるぞー? -- ムァン? 2011-10-21 (金) 01:23:25
    • や、これはムァン殿 (くるりと振り返り、浅く頭を下げる)
      うさんくさい?はは、いや、役職も変わると、どうにも気が抜けてしもうての これ、このとおり
      (月代が生え揃った頭を撫でて、恥じらいの色を浮かべた笑顔を見せた)
      -- 2011-10-21 (金) 22:37:08
      • 役職?あれーなんだっけーなんとか藩の武士じゃなくなったのかー?でも口調とか態度はあんまり変わってないなー少し安心だぞー
        何かあったのかー? -- ムァン? 2011-10-21 (金) 22:41:51
      • いや、藩士なのはそのままなのだが、役どころが変わったのだ
        以前は普請組の仕事をこなしながら、あやかし退治に赴いておったのだが、退治仕事に専念すべしとのお達しを受けて、普請の方は暫く休むことと相成ったのだ
        登城もしなくていいとなると、人間は変わるものだと痛感しており申す
        -- 2011-10-21 (金) 22:52:27
      • 役どころ…ふーむ、簡単に言うと町の見回りとかじゃなくて完全に退魔のお仕事だけになっちゃったのかー。
        なるほどなー、それは変わるかもなー。ぶんしろーもファッションしたい年頃かー(うむうむ、と頷く)で、退魔の仕事ははかどってるかー? -- ムァン? 2011-10-21 (金) 22:56:54
      • 左様、なあに、変わったのは見てくれだけにござるよ (仕事に就いて言葉が及べば、うむ、と頷き、腕を組む)
        中々に充実しておる 依頼の苛烈さは確かに厳しいが、今まで知りえなかった人々と触れ合う機会に恵まれ、またそれが楽しい (ちら、とムァンを見ると、朗らかに笑った) ムァン殿もその一人だ
        -- 2011-10-21 (金) 23:11:23
      • そっかー。それならいいんだー、きっとぶんしろーの事だし仕事外で前みたいに農民とか町民を助けたりしてるだろーしなー
        ほほー。それはいいなー何よりだー。あたしもこの街に来てから色んなのと会えて楽しいよー。冒険も充実してるしなー。
        ぶんしろーはあれかー、剣で戦うスタイルなのかなー?きえー!とか声を挙げてズバー!な感じかー?前にそんな感じの剣使いに会ったことがあるんだけどなー -- ムァン? 2011-10-21 (金) 23:13:41
      • 左様 これだけしかとりえが無いもので (腰のものに手をやると、柄を撫でる)
        気合を入れる時はあるが、きえーはどうかな (懐手にはっはっは、と肩を揺すって笑う)
        -- 2011-10-21 (金) 23:29:56
      • ほーん。いつかぶんしろーが闘ってる所を見てみたいなー、もし見つけたらその時は手を貸すよーあたしは弓は得意だからなー(百発百中だぞー、と自信ありげに胸を張り)
        ん、まーぶんしろーは特に変わらずぶんしろーのままだってことは分かったから満足だー。またなーぶんしろー(手を振って気ままに歩き去っていった) -- ムァン? 2011-10-21 (金) 23:32:30
      • うむ、その時はムァン殿の弓を存分に拝見させてもらおう ではまた
        (あの人馬は─ かっぽかっぽと去って行く影を送りながら文四郎は思った ずっとあの調子で緩く生きていくのだろうな)
        うらやましいのう
        -- 2011-10-21 (金) 23:58:15
  • (門戸を潜る踏ん切りがつかぬまま不破邸の前を行きつ戻りつ 今でいえばまさしく不審者のそれである) -- 濱谷 2011-10-20 (木) 22:37:10
    • 文朱殿 (見慣れた背中を自宅の門の前で見た文四郎は、背中から声を掛けた)
      (月代が生えそろった文四郎は、以前のような匂い立つような侍らしさはなくなったが、端正な笑顔は変わってはいなかった)
      お待たせしてしまったかな や、一人身ゆえ、食事の買出しへ行っておったのだ さ、中へはいられい
      -- 2011-10-20 (木) 23:00:55
      • 不破様…!(月代がすっかり生え揃った姿にいささか驚いたようだが、その笑顔にほっとする)
        あ、はい お邪魔いたします (招き入られるまま屋敷について入る)
        先日はとんだご無礼をいたしました -- 濱谷 2011-10-20 (木) 23:16:57
      • 無礼?(冷たい井戸水を文朱に出しながら笑った)
        無礼なことなど 寧ろお家を伺う良い口実になり申した (夏の日差しも縁側の下では緩まり、時折涼しい風が抜けていく)
        兄上─ 文一殿はお元気でござるか
        -- 2011-10-20 (木) 23:32:49
      • 兄…兄は、はい おかげさまで…(顔こそ笑ってはいるものの、ややこわばった表情で)
        その、この度本家筋に婿に行く事とあいなりました こちらで言う祝言のような集まりは無いのですが… -- 濱谷 2011-10-20 (木) 23:40:23
      • それはめでたい (率直な感想を述べた後、文朱の面立ちに硬いものを感じて、はて、と思いとどまる)
        (うむ、なるほど 文定は死に、文一が婿に行くとなると、分家は文朱一人となってしまう 寂しかろうな 胸の内で同情の気持ちが動くのを文四郎は感じている)
        しかし、そうなると文朱殿が一人きりになってしまうの
        -- 2011-10-20 (木) 23:55:26
      • はい……はい。男は私一人になってしまいます 姉のややこも含め女子ばかり
        尤も私も男児と呼べる身体ではございませんが(やや自嘲気味に笑い)
        いずれいずれはこうなると判っていた心算なのですが… 不破様、私は…文朱めは寂しゅうございます(小さく肩を震わせる 務めて気をはっていたものがつい緩んでしまったのだろう) -- 濱谷 2011-10-21 (金) 00:06:08
      • (やはりそうであったか、と文四郎は納得した)
        (破魔の力を保つために濱谷を次ぐものは皆去勢を施されると聞く この小さな肩に、大きな荷を背負わせるものよ 文四郎は腕を組んで唸った)
        なに、生涯の別れではない 会おうと思えばいつでも会えるではないか (勤めて柔らかい口調で語りかけ、細い肩に手を置いた)
        親兄弟だけが縁ではござらん 変えがたい友が、文朱殿には大勢居るではないか
        不肖ながら、それがしもその一人と思っておる (ぐ、と置いた手に力を入れ、笑う)
        -- 2011-10-21 (金) 00:22:33
      • (不破の笑顔に二度、三度頷き笑顔を作る)…ありがとうございます
        はは、不破様にお会いするたびにみっともない所ばかり出てしまいます お恥ずかしい(そういってもう一度笑うのだった) -- 濱谷 2011-10-21 (金) 00:30:08
      • なに、それはそれがしも同じじゃ (すっかり生え揃った頭を撫でて、爽やかに大笑する文四郎だった) -- 2011-10-21 (金) 00:41:28
  • おや、お前さんがぶんしろうさんかい?あぁ、あたいは夜一…来月一緒になる退魔師さ
    (肩に一風変わった木製の火縄銃を肩にかけ、手には依頼が書かれた紙を持っている事からも、ただの女ではない事が伺えそうだ) -- 夜一 2011-10-20 (木) 21:52:39
    • (文四郎が目を見張ったのは、鬼でも射殺せそうな大筒の火縄銃だけではない)
      (それを軽々と担ぐ細身の女にこそ、文四郎は驚きを感じたのだった)
      いかにも、それがしが不破文四郎でござる (ぐ、月代が生えても礼は測ったように正しい)
      見事な大筒でござるな
      -- 2011-10-20 (木) 22:08:41
      • おや、あたいに惚れた…って訳じゃあなさそうだねぇ(驚きの類がそれでない事はよく分かっている様子でカラカラと楽しげに)
        大筒と言うほどには口径は大きくはないんだけどね…持ってみるかい?藩の火縄銃よりかは軽い女性用の銃さ(それでも1貫はありそうだ)
        …しっかし、生真面目そうなお侍さんだねぇ…(それが何でまたこんな稼業に?と言いたそうだ) -- 夜一 2011-10-20 (木) 22:22:49
      • ほう(差し出された大銃を片手で上げ下げする なるほど軽い)
        (あけすけな物言いを向けられることは文四郎は嫌いではなかった 寧ろこの手合いの人物を好ましく思う気持ちがある)
        実はそれがし、応募でなく、藩命によりあやかし退治へと就いた身でござる
        こんな頭をしているが(月代が生え揃った頭を撫で、笑う) 藩士でござる
        -- 2011-10-20 (木) 22:56:40
      • 悪くはないだろ?もっとも威力はともかくブレが大きいって事で倉庫に眠りかけてたものなんだよ…多分慣れない人が撃っても当たらないだろうね(しかも照準器すら曲がっている)
        あぁ、藩命かい…それは大変だねぇ、特にこういう稼業なら気苦労もまた普段とは違うだろうからね(変わり者が多い事で退魔は有名だろう)
        あぁ、それでざんばらなのかい?…ま、その髪も悪くはないさ。慣れてくれば自然になってくだろうからね -- 夜一 2011-10-20 (木) 23:16:31
      • ふむ (夜一のいうとおり、標準はおかしな具合に捻じ曲がっている これでよく撃てるものだ と文四郎は関心の念を浮かべた)
        気苦労は特にはござらん それがしも同じ藩士から見れば、十分に変わり者であろうからの
        うむ (髪について話題が及ぶと、若干照れのいろを浮かべて、頭を撫でた)
        -- 2011-10-20 (木) 23:25:21
      • ま、腕前は来月見てのお楽しみにしていておくれ。きっとご期待に添えれるとは思うんだけどねぇ…(銃を返してもらうと器用に回して肩にかける)
        ふぅん…ま、あたいとしてもただの生真面目よりかはそっちの方が会話してて楽しそうだから願ったりかなったりってところだね
        あぁところで、お侍さんはやっぱり刀で戦うのかい?弓も使えなくはないんだろうけど -- 夜一 2011-10-20 (木) 23:39:54
      • 侍ゆえに (腰のものに手を添えて、肯定の頷き)
        腕には多少の覚えがござる 弓、銃は距離を取るのが定石 敵散らしは任せてもらおう
        (確かな自信に基づく笑顔) 夜一殿の銃技、頼りにしておるぞ
        -- 2011-10-20 (木) 23:47:17
      • やっぱりねぇ…合戦なら弓や槍って話はよく聞くけどさ、閉所もよくある依頼だとそうもいかないからねぇ…
        あぁ、そっちは任せたよ…でも、こっちに来たからって慌てなくても大丈夫だからね?あたいたちだって、多少のあしらい方は身につけてるもんさ
        それじゃあ来月よろしく頼むよ(踵を返すと、ゆっくりとした足取りが去っていった) -- 夜一 2011-10-20 (木) 23:50:58
      • またかの地で (礼と共に夜一を見送り、懐手に唸る)
        最近は、おなごが実に頼もしいの (同僚の顔を思い浮かべ、知りえた女たちと張り合えそうな面子を探り、一人笑う文四郎であった)
        -- 2011-10-21 (金) 00:30:09
  • 朱に交われば赤くなる、か──
    (ごろりと縁側に寝転びながら文四郎はぼそりと呟いた)
    (藩より「もののけ退治に専念すべし」との御触れを貰ってから数ヶ月、普請も登城もしなくて良くなった身を待ち受けていたのは、思いもよらない開放感だった)
    (なにしろもののけを斬っていさえすればそれでいいのだから、自然とそれまでの生活とは変わってこようというものだ)
    (月代を剃らなくてもいいとなると、三日に一度はぞりぞりとやっていたあの手間が億劫になってくる)
    しかしこの頭には未だに慣れんな…(伸びた頭を撫でながら、一人つぶやく文四郎であった)
    -- 2011-10-20 (木) 21:27:54
  • 遅くなりましたーこちら集計結果です。ご協力ありがとうございました! -- ??? 2011-10-19 (水) 22:35:06
    • (結果表を広げ、円形を切り分けるようにして記されたそれを眺め、ひとり唸った文四郎であった) -- 2011-10-19 (水) 22:53:42
  • ――不破、不破、ああ、此処のようです…。
    (巫女の様な姿の娘の足を止めるは一軒の立派な屋敷の前。ほほぅ、とその庭を眺め)
    武家屋敷、この様な処に住まう方まで退魔行をするのですね…。
    もし、御免下さいまし…。ここは不破文四郎様はご在宅でしょうか…。
    (そして玄関先、僅かに戸を開いて細い声を掛ける) -- 皐月 2011-10-19 (水) 19:22:31
    • (刀に振った打粉を油紙でぐいと拭う 陽光に刀身を透かす様に掲げた時に、玄関よりか細い声が聞こえた)
      はて─ (聞きおぼえの無い声に、頭を捻りながら腰を上げて、玄関へと出向いて戸を開いた)
      (戸を開けた先にいたのは、まだ幼い色を残した娘であった 文四郎が目を見張ったのは、その愛らしさもさることながら、長い髪が老女のように白く染まっていたからである)
      (どこか人ならぬあやかしを見てしまったような気分に陥り、文四郎は頭を下げることで目線を外した)
      文四郎はそれがしでござる
      -- 2011-10-19 (水) 21:20:05
      • (出て来たのは精悍な武士。なれば、この男が文四郎に違いない)
        (奇異の目で見られる事も、目を逸らされる事も慣れている。男の思惑をよそに頭を一度下げ)
        …突然の訪問、失礼いたします文四郎様。皐月は、鬼神楽皐月…
        来月行われる物の怪狩りへ、共に赴く退魔行をたしなむ者です…。
        お役に立てるかはわかりませんが、どうぞ、よしなにお願いいたします…。
        (自己紹介を終え、再び頭を下げる) -- 皐月 2011-10-19 (水) 21:40:18
      • 鬼神楽…(その名は確かに依頼書で見た名前であった なるほど、並ならぬ気を纏っている)
        ご足労、痛み入りまする 巫女とは退魔において、強大なる力を持つと聞き申す
        そのお力、頼りにしておりますぞ 無論それがしも、全霊をもって当たらせていただく所存でござる
        (話してみれば、普通の娘である 文四郎は奇異な目を浮かべた自分を恥じた)
        -- 2011-10-19 (水) 21:59:07
      • (普段はまるで気力なぞ無い、呆けの様な娘。けれど男の少々緊張した面持ちに)
        (抑え切れぬ鬼気を悟られたか、と、此方も身をやや堅くする…)
        巫女は神に仕える清き乙女。ゆえに、穢れを祓う力に長けております…。
        尤も、自分は巫女に非ず、穢れは焔にて焼き滅ぼす者ですけれど…。
        それにしても…文四郎様はこのお屋敷におひとりで…?
        (家人の姿どころか気配も何も無い事に疑問を感じ、そのまま問うてみた) -- 皐月 2011-10-19 (水) 22:07:46
      • 焔 (皐月の口から出た言葉を反芻する 可憐な容姿にそぐわぬ力だな、とも思う)
        ああ(屋敷に話題が及ぶと、古びた天井を見上げて、昔に思いを馳せた)
        は、父も母も数年前に亡くしまして、今は天涯孤独の身にござる
        下女も雇って居りませぬゆえ、掃除も儘なりませんでな いやいや (はは、と明るい笑顔を見せて、硬い空気を解そうと試みる)
        -- 2011-10-19 (水) 22:17:52
      • …はい。それほど強き火を出す事は出来ませんので、
        刃もて戦う方々の援護を行う…という形になると皐月は思います…。
        (反射的に釣られて同じ天井を眺める。年期の入った板、そして家…)
        (男の語る様に昔は家人も多かったのだろう、それも何代にも渡って。…それだけは家族の無い身にも知れた)
        それでは本当にお独りで…。その上、物の怪との戦い挑むとは…何という…。
        どうぞ、家をお潰しにならぬよう、お気を付けて…。そして…
        ひとり寡に蛆が湧く、などと言った事にもならぬよう…。
        (冗談には自分なりに精一杯の冗談で返す。…真顔のままだが) -- 皐月 2011-10-19 (水) 22:30:14
      • や、お気遣い無く こう見えてそれがし、道場にて免許を受けておりまする
        みすみす不覚を取ることなどござらん 今の気ままな暮らしも存外気に入っておりますのでな
        (小さめの口から飛び出した冗談に、一瞬怪訝な色をうかべたが、すぐに顔一面が笑顔となった)
        お言葉肝に銘じまする いつ何時、こうして巫女様が尋ねてこられるか分かりませんからな
        -- 2011-10-19 (水) 22:46:27
      • それは心強い。刀を帯びる退魔師の多くは我流の剣客くずれが多いものですけれど…
        流石はお武家の方。物の怪狩りの際には美しい剣が見られそうです…。
        (自分の冗談が通じたのを見、逆に困惑の表情になる巫女姿。照れた様な困った様な表情で顔を俯け)
        …あ、ぅ…。お戯れを…。文四郎様であれば、おなごの来訪などよくある事でありましょう…。
        うー…。あ、お客様がまいられた様ですよ…。(と、丁度、読売の配布が来たのを見てそう告げ)
        …では、皐月はこれにて失礼いたします。来月、戦の場にて…。
        (ぺこぺこと何度も頭を下げ、そして配達人と入れ違う様に立ち去って行く。気恥ずかしさから逃げる様に) -- 皐月 2011-10-19 (水) 22:55:38
      • なんの、男むさい屋敷に好き好んで出向く者など、そうは中々 (一転して恥じらいをみせた皐月 ようやく娘らしさをみてとれた事に嬉しく思った)
        は、いずれかの地で (ぐ、測ったような礼と共に皐月を見送る)
        (あやかし退治はともかく、あの人は守らなければなるまいな、と強く思う文四郎であった)
        -- 2011-10-19 (水) 23:05:09
  • (つつーっと小姑のように縁側を指でなぞって埃チェック) -- ふちゃぎ 2011-10-18 (火) 22:02:30
    • (少量の埃が指の腹についた まめに掃除をしているとはいえ、男の一人暮らしにこの屋敷は大きすぎた) -- 不破文四郎 2011-10-18 (火) 22:15:26
      • 思ったよりも小綺麗ですね、この屋敷、私的に残念物件のかほりがします…!(思ったことが全部口に出る妖怪) -- ふちゃぎ 2011-10-18 (火) 22:16:55
      • それは手厳しい (振り返れば文四郎が微笑を浮かべながら草鞋を紐解いていた)
        男手一人では儘ならぬことも多くての さて、そこもとはどこぞの姫君かな
        -- 2011-10-18 (火) 22:25:15
      • なんとっ!? 私の心を読むとは、さては貴方は妖怪「さとり」ですねっ!?(ずささっと後ずさる)
        …はて、随分と庶民じみたさとりです、しかもいきなりお姫様扱いされました、でもそのような安い殺し文句では私はぴくりとも動じませんよ!(ふふんと満更でもない顔) -- ふちゃぎ 2011-10-18 (火) 22:34:58
      • これはお見それいたした (手ぬぐいで脚を拭くと家に上がり、腰のものを抜いて立てかけた)
        「さとり」とは面白いことを申されますのう、童女が妖怪に詳しいとは思わなんだ
        さて、お家をお教え願いませんかな それがしがお送りいたそう
        (物怖じしない物言いの謎の娘、大方商人か武家の迷い子だろうと検討をつけて、文四郎は切り出した)
        -- 2011-10-18 (火) 22:47:21
      • むむ、おかしいですね、「さとり」ならば聞かずとも私の正体は分かるはず…(じーっと顔を見る)
        ……。(段々と視線が下りていって、先程脚を拭いた手ぬぐいに目がいく)…い、いけません、意識が逸らされてしまいました(ふるふる)
        わざわざ送ってもらうほど私、子供じゃありません、ここには下見に来ただけですし…『文四郎』とは貴方ですか? -- ふちゃぎ 2011-10-18 (火) 23:03:45
      • いかにも (自分の名が出てきたことに驚きを覚えた 迷い子ではないとするなら目的は何なのだろう、と視線を伏せた)
        それがしに何か御用があってのことだったのかな 下見と言ったが、誰かに頼まれておるのかの?
        -- 2011-10-18 (火) 23:12:32
      • そのうち分かると思いますよ?(腰掛けていた縁側からよっと脚を付き、振り返って)
        面倒なら、もう少し掃除をサボったっていいんですよ、むしろサボるが吉です。どんどんサボりましょう、どんどん。
        (ろくに質問に答える事なく、童子は帰って行った、次に再会するのは冒険での事だろう) -- ふちゃぎ 2011-10-18 (火) 23:21:54
      • …?(なぞめいた言葉を残して去っていった童女を見送った後、ふうむ、と腕を組んだ文四郎であった)
        (その後、思いもよらぬ再開をして、少女の正体を知る事となるのだった)
        -- 2011-10-18 (火) 23:39:17
  • どうやら今度のお仕事はお侍さんと一緒のようですね!心強いようなお目付けされてて落ち着かないようなですけど
    あ、でもお侍さんなら範からお給料出てますよね!お手柄とか譲ってくれたら嬉しいです、かなり! -- 一片 2011-10-18 (火) 21:10:16
    • 不破文四郎と申す (元気な娘だ 顔を見るなり矢継ぎ早にまくし立ててきた小娘に面食らうも、顔には出さず頭を下げる)
      (なるほど、退魔の力に歳は関係ないと聞くが、このような年端もいかぬ者もいくさ場へと赴くのか、と文四郎は唸った)
      手柄に拘るつもりは無い、機会があればお譲り居たそう だが (浮かれ気味の娘に釘を刺すように、やや硬い口調で注意を促した)
      戦の場において功名を焦っては身の危険を招くこともある 引き際を見誤らぬようにな
      -- 2011-10-18 (火) 21:22:49
      • ああそうでした、雪野一片と申します!これは失礼しました(ぴょこんと頭を下げて)
        わー、本当ですか!それはとても嬉しいです……あうっ、痛い所を……はい、その辺は肝に銘じておきます!正直言って自分が未熟な事くらい自覚はしておりますので……(ちょっとしゅんとしながら)まぁでも何と言うか、よろしくお願いいたします! -- 一片 2011-10-18 (火) 21:32:46
      • うむ、その気概ならば大丈夫だ (涼しげな笑みとともに、顎で頷く)
        いや、つい偉そうなことを言ってしまったが、それがしもまだまだ未熟での 自らを戒める日々だ
        それゆえ、仕事は全力で当たらせてもらう 此方こそ、よろしくお願い致す (ぐ、と腰を折り、どこまでも正しい礼を交わした)
        -- 2011-10-18 (火) 21:49:00
  • やあしばらくだったねお侍さま やっぱり餅は餅屋だ こう言っちゃあ何だが惚れ惚れしちまったよ -- むらさき 2011-10-17 (月) 23:38:42
    • なんの、わしこそむらさきの十手捌きには舌を巻いたわ
      (親しみを込めた口調で、目明し娘に微笑みかける 少女目明しはしばらく見ないうちに随分と女らしくなっていた)
      しかしよもや、天満の親分と組もうとは思わなんだぞ
      -- 2011-10-17 (月) 23:50:09
      • 一昨年の暮れにおとっつぁんがお陀仏になっちまってね 今じゃあたしが親分だ 魂消たろう?
        旦那もまぁすっかり男ぶりが上がっちまって…おっと忘れちまうとこだったよ 不義理の詫びにこないだの礼だ とっときねェ(栗蒸し羊羹の包みを渡す) -- むらさき 2011-10-18 (火) 00:46:21
      • 親父殿がか (俄かには信じがたい話がむらさきの口より飛び出た)
        (一昨年といえば、剣の鍛錬に心血を注いでいた時期だったな、と胸のうちで思い起こす 己を叩き上げる事以外、何も考えていなかったのだな、と恥じ入りもした)
        これはかたじけない、ありがたく頂こう
        いや、不義理はそれがしの方だ 今度親父殿の墓に花でも手向けさせてもらおう
        -- 2011-10-18 (火) 19:35:28
      • ああ、流行り病だ 人間ってなぁどうにもわからねえもんだね なぁに化けて出やがったらあたしがとっ捕まえてやるさ!
        そいつぁ有難てぇが旦那も御用がおありだろう? うちで線香の一つでもあげてもらえりゃ御の字だよ -- むらさき 2011-10-18 (火) 21:00:32
      • うむ… (文四郎も、かつて二親を無くす悲運に見舞われた 世の無常は、深く身に沁みている)
        なら、そのうちそちらに出向くことにしよう しかし…(むらさきの顔を見直して、率直な感想を口に出した)
        しばらく見ないうちに娘らしくなったものだの 見違えたぞ
        -- 2011-10-18 (火) 21:13:13
      • あっはっは、止しねェ止しねェ! 勘忍だ旦那、くすぐったっくていけねぇよ(てれてれ)
        全くあたしみてェな小娘一人困らしてどうしようってんだか…おっと、もう同じ手は喰わねぇよ またね不破さま! -- むらさき 2011-10-18 (火) 21:33:28
      • 見たままを申したまでだが
        (微笑みながら、男の童とばかり思っていた昔の時分を思い起こす あの頃はまだ父上も母上も達者だったな、と懐かしさが胸に満ちた)
        (夏風のような爽やかさをまとった少女が駆けていくのを、眩しそうに見送った文四郎であった)
        -- 2011-10-18 (火) 21:43:40
  • 良い男ぶりだ 貴様、『やる』な (飯屋で勘定を払った文四郎に声をかける、出口近くで酒を飲んでいた男) -- 吉正 2011-10-17 (月) 22:40:05
    • (遅い昼飯を飯屋で済ませ、勘定を置き、店を出ようとした時のことだった)
      (一目で傾き者と分かる衣装に身を包んだ屈強な男が声をかけて来たのだ)
      (日が高いうちより酒を煽っているその顔には、大きな傷が走り、濁った瞳と相まって、厳つい顔の凄みを幾倍にも増している)
      なにか御用か
      -- 2011-10-17 (月) 22:51:58
      • 用と言えば、そうだな (本当に今考えるような様子で片眉を上げ、視線を流し)
        貴様に時間があるならば、どうじゃ、食後の酒は美味いものぞ 相手が居なくて飽いていた、付き合ってくれるならば一献差し上げよう -- 吉正 2011-10-17 (月) 23:01:32
      • ふむ (何を言うかと思えば、酒の誘いか 文四郎は胸の内で苦笑した)
        (酒は嫌いではない、寧ろ好きなたちである この店は飯も旨いが酒も中々飲ませる、無頼の誘いはこの上なく魅力的ではあった)
        折角だが、まだ下城の鐘は鳴ってはおらぬゆえ (文四郎は藩士であったのだ 笑顔で辞すると、出口へと歩を進めた)
        -- 2011-10-17 (月) 23:16:41
      • (一杯が終わり、二杯を注ぐまでは、名乗りや紹介話に終始する 流れ者のようだ)
        下城と言ったな 剃りあげた月代も念が入っておる 不破 貴様、藩士か -- 吉正 2011-10-17 (月) 23:36:57
      • いかにも (杯を置き目で頷いてみせる) 普請組に身を置いておる
        そこもとは博徒か流れ者と見たが
        -- 2011-10-18 (火) 00:13:46
      • 左様 とは言え、この辺りの親分に侠義はまだ通しておらんがな
        貴様の方が詳しいだろうが、退魔の話よ 儂も、あの話に一口噛みに来た 随分と藩は門戸を開いて居るようだな
        試験があると言えど、それなりの者には早々に手形をばら撒いて居ると聞く (猪口を傾ける 徳利から酒を注ぐ)
        実際、儂が会うた退魔士の中にも、刀を差しているのか、刀に差さって居るのか判らぬ童が居った 焦って居るのか? -- 吉正 2011-10-18 (火) 00:22:53
      • かもしれぬ(静かだがぶれない口調で答えた)
        この数年、もうりょうやあやかしによる凶事が相次いだことも原因にござる
        (どれほどの被害があったのか、かいつまんで男に聞かせる)
        そして拙者も、殿より退魔の任を仰せつかった つまり我らは、退魔にあたっては同業となるようだ
        -- 2011-10-18 (火) 00:38:44
      • それは、それは… (被害の話を興味深く聞く 真剣に聞いているが、どこか楽しげだ)
        成る程、そうなればこそ、素性も判らぬ者も手形を許されると 呵々々、さて、これからが見ものじゃ
        同業だが、貴様と俺とでは二つ立場が違う 一つ、儂は藩士ではない 一つ、儂はまだ手形を受けては居らん
        (徳利から相手の猪口に酒を注ぐ ふちの辺りまでついで、丁度無くなる)
        今の様に誰でも取れる資格では箔がつかん 藩が玉石混交に気付き、査定が厳しくなってからのほうが、儂も楽しい -- 吉正 2011-10-18 (火) 00:43:49
      • (なるほど、傾き者だ─)
        (大笑する男を前にしてそう思った この男は、みてくれと中身に差が無いようである 文四郎は、この無頼漢を好ましく思う気持ちが動くのを感じた)
        その気持ちはわからぬでもない (並々と注がれた猪口を器用に持ち上げ、一息で煽って台に置く)
        馳走になった (腰を上げ、涼やかな礼を述べると、店より路地に出て行った)
        -- 2011-10-18 (火) 19:22:38
      • 良い男振りだ (不破が去った後に零す感想は、初見と変わらぬ 良い印象を持った) 侍よな 呵々、真面目だが、腕が立ちそうだ -- 吉正 2011-10-18 (火) 19:40:32
  • へいへーい、お疲れ様ねー今月の冒険ー。おどろいたよーぶんしろー強いんだなー。さすがはサムライだなー。 -- ムァン? 2011-10-17 (月) 22:22:05
    • ムァン殿にも驚き申した (ねぎらいの礼を交わして、率直な感想を述べる)
      まさに人馬一体とはあのこと 実に見事な戦働きでござった
      -- 2011-10-17 (月) 22:34:16
      • はっはっは、あたしは近接得意じゃないけどなー。まー物を運んだり移動したりはお手のもんよー。
        冒険もサムライのー…えっとー、なんだっけーハンシュ?の命令でやってるのかーぶんしろー? -- ムァン? 2011-10-17 (月) 22:37:27
      • 左様でござる (小さく顎を動かして肯定すると、遠く聳える桝村城に目を向けた)
        生来もののけを掃う気があるとの事で 藩命とあれば是非もなく、もののけ狩りへと赴いておる
        ムァン殿は、なにゆえ
        -- 2011-10-17 (月) 22:43:38
      • ほほーん。そう言えば確かにー何処となく明るい感じの気を感じるなー。ちなみにあたしもそう言うほうの獣、いわゆる神獣ってやつだぞー(はははー、と呑気に笑って)
        あたしかー?あたしは興味本位ってのが一番大きいなー。騙されたってのもあるけど。出来れば共存の道を探してる所だよーあたしがこんなだしなー -- ムァン? 2011-10-17 (月) 22:49:06
      • 共存 (思いもせず深い言葉がムァンの口から飛び出した うむ、と唸って腕を組む)
        それがしも、それを考えておった 安易に答えは出せぬ、難儀な道でござる
        人もあやかしも、千差万別であろう 善き者も、悪しき者も居る
        -- 2011-10-17 (月) 23:07:42
      • そうだなー、悪い奴はとことん悪いしなー。でもそれは、人間も同じじゃないかなーってあたしは思うんだー。(犯罪とかするしなー、と続けて)
        ようは、人間も妖怪も、いい奴はいい、悪い奴は悪い、でくくっちゃえばいいのになー、と思うんだよなー。妖怪も人間も大して差はないと思うんだよー
        ただ外見とか、種族の違いで差をつけられてもなー、って感じてるんだー。……って、こんな事をぶんしろーに言っても意味はないなー?変な話題になって済まないなー。 -- ムァン? 2011-10-17 (月) 23:13:42
      • いや (ムァンの口から出た言葉は、まさに文四郎が考えていたそれであった)
        それがしが思うに、人は臆病なのだ 肌の色一つとっても、大きな偏見が生まれる
        人より有り様が大きくかけ離れたもののけと分かり合えるようになるには、すぐにとは参らんだろうな
        人もあやかしも、みなムァン殿のような人柄であれば、たやすいことなのかもしれないが (そういうと文四郎は、朗らかに笑った)
        -- 2011-10-17 (月) 23:40:17
      • …臆病かー、何となくあたしたちケンタウロスの一族にも言える事かなー。他の種族と混じるのを恐れて山奥に引きこもっちゃったしなー(初めて見せる、困ったような表情)
        うん、あたしみたいに好奇心旺盛で色んな事を楽しめる余裕がみんなにあればなー。でも、ぶんしろーはきっと出来ると思うぞー(こちらも、にかっと華やかに笑みを浮かべて)
        うんー、なんか有意義な時間だった気がするー。じゃーまたなーぶんしろー、冒険一緒になったらよろしくなー(手を振り、かっぽかっぽと歩き去った) -- ムァン? 2011-10-17 (月) 23:45:54
      • (ムァンが去る方向を頭を下げて見送った文四郎)
        (しばし腕を組みながら、人とあやかしの行く末について、思いをめぐらせたのであった)
        -- 2011-10-18 (火) 00:17:47
  • (藩お抱えの鬼斬りとなった男とはどのような顔をしているのか一つ見てやろう
    そのような軽々しい心持ちで脚を運んでみれば…そこには立ち居振る舞いから燐とした美男
    思わず目を奪われ、みっともなくポカンと口を開ける) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 21:43:25
    • (欅が枝葉を伸ばしている庭にて、木刀を振るっていた文四郎は、視線に気付いて振りを止めた)
      (あれは─)
      (小さな口をぽかんと開けている幼い顔を、どこかで見た覚えがあった)
      (それが濱谷文定の葬式の場での事だと気付くのに、そう時間は掛からなかった 喪服に身を包み、涙を浮かべた横顔は、文定がそうであったように、男とは思えなかった)
      これは、濱谷殿(文朱に身体を向け、浅く礼をする)
      -- 2011-10-17 (月) 22:13:04
      • ふっ…!不破様(ハッと我にかえり、慌てて頭を垂れる まさか見覚えのある顔に出会うとは思っていなかった)
        その節は…その、ありがとうございました(再び頭を下げ、自分でも良く判らぬ気恥ずかしさで顔が上げられなくなる) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 22:21:17
      • 礼を申されることなど (木刀を縁台に置き、手ぬぐいで汗を拭って、頭を下げたまま固まっている濱谷の元へと近寄った 頭を下げている所為か、見事な赤毛が地に付きそうになっている)
        頭を上げてくだされ、これではわしが濱谷殿を責めていると思われかねん
        (柔らかな口調でそう促す じりじりと上がってきた愛らしい顔に、うむ、と微笑んで見せた)
        -- 2011-10-17 (月) 22:29:23
      • (自分は何をやっているのだろう、好いた相手にたじろぐ生娘でもあるまいに)
        (両の手でピシャンと己が頬を叩き微笑み返す、かなりぎこちなくニヘラ〜とした表情)
        不破様、お、お元気そうでなな、なによりでございます -- 濱谷 2011-10-17 (月) 22:39:02
      • 濱谷殿も、息災でなにより (悲しみが薄まるにはまだ時が掛かるだろうが、見て分かる気落ちが無い事に、文四郎は安堵した)
        今日は、それがしに何か?
        -- 2011-10-17 (月) 22:58:45
      • いえっ そのっ……(落ち着け、一度深く呼吸をして)
        件の御触れに伴い公の鬼斬りとなった男の顔を拝んでやろうと…その、
        まさか、不破様がそうであったとは…(徐々に小さくなる声) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 23:08:06
      • ははあ (得心がいった、というように頷いて見せ、顎を指で摩った)
        このような顔だった、と 拝むに足りた顔であったかの (少しからかい気味にそういうと、濱谷の顔が赤くなったので、ははは、と笑った)
        茶でも飲んでいきなされ 今、それがしが淹れてこよう (襷を外すと縁側に腰を下ろすように促して、家に上がる)
        -- 2011-10-17 (月) 23:33:46
      • あ、お構いなく…(口ではそう云いつつも結局縁側に腰を下ろし)
        (不破文四郎、兄の文定と歳を同じくする武士 彼のひととなり、にじみ出るような陽の気)
        (あやかしを討ち払う本当の力とはああいったものなのだろう 文四郎を待つ間そのような事を考える文朱であった) -- 濱谷 2011-10-17 (月) 23:49:11
      • (出てきたものは、いかにも男が淹れた味の茶だったが、互いの近況を語らう口を湿らす分には十分な味だったという) -- 2011-10-17 (月) 23:56:12
  • いつの間にか、小さな茶封筒が置いてある。表にはこう書かれていた―[桝村藩 非公式 アンケート]

    (人間の方のシートはこちら。妖怪の方のシートはこちら
    (中立の方は近い方の立場を選択して答えてもいいですし、無回答でも構いません)
    (回答はこのコメントへのレス、もしくはこちらのコメント欄で答えて頂いてもOKです。捨てた事にして無回答でもOKです) -- ??? 2011-10-17 (月) 16:07:06
    • (一枚の表書を前に、文四郎は長く懐手に思案していたが、やがて筆を取ると、すらすらと走らせた)
      ■妖怪について〜[4]  ■人間と妖怪〜[4]
      -- 2011-10-17 (月) 19:23:22
  • おや、サムラーイさん発見だー。東国と全く変わらない服装だなーヘアスタイルも独特だー(ケンタウロスが興味有りそうに街中をついて来る) -- ムァン? 2011-10-16 (日) 23:51:19
    • (用水路を見回り、破損や水漏れが無いか確認するのも、普請組の重要な仕事のうちである)
      (その仕事中に、人馬ならぬ馬人から声を掛けられた文四郎は、お、と驚きの声を上げた)
      いや、失礼いたした 拙者に何か御用でも 
      (生来肝が据わった男である すぐに冷静を取り戻した文四郎は、務めて穏やかに馬人に向かい合った)
      -- 2011-10-17 (月) 00:03:21
      • うんにゃ。(答えは否で返される)…強いて言うならおにいさんの髪型に用があったのかなー、その髪型面白いからなー。
        東国の男、特にブシドーとかの人がやってる髪型だったっけなー?チョンマゲー?おにーさん偉い人なのかなー?(忍者村を見に来た外人みたいな好奇心で)
        最近和風の物がマイブームでなー、興味本位でついてっちゃって悪いなー。仕事中だったかなー? -- ムァン? 2011-10-17 (月) 00:06:40
      • 偉い人 (ざっくばらんな馬人の言葉に、思わず反芻して苦笑する)
        拙者はしがない藩士でござる 食う分には困らないが、禄も多くはござらん (剃った月代を手で撫でて、馬人に答えた)
        用水路の見回りの途中でござった (澄んだ水が流れる用水路に瞳を落とし、日に焼けた顔を上げる)
        ついて回るのは構わぬが、そう面白いものでもないと思いますぞ
        -- 2011-10-17 (月) 00:15:13
      • はんしー、うーむよくわからんナリ。とりあえず一般人だってのはわかったぞー、用水路の見回りか…なるほどなー(ちらり、と用水路を見る 遠くまで続いているので…)
        なんなら背中を貸そうかー?ずっと歩いてるのも疲れるだろー?あたしも暇だし普段はタクシー業をしてるからなー、人を乗せるのには慣れてるんだー。(と、背中の鐙を乗せた馬体を指差して提案する) -- ムァン? 2011-10-17 (月) 00:17:47
      • は?(突拍子もない事を言い出した馬人の女に、思わず上ずった声が出た)
        や、や、それは出来ぬ 女人に跨って普請など、武士にあるまじきふるまいにござる
        (あせりも露に手と顔を振って、あわててムァンから距離をとる 中々に見目良い娘である、文四郎も男である以上少なからず惹かれる気持ちはあったが)
        (見ず知らずの女である そして、女人に対する扇情を抑えるだけの分別も、文四郎は備えていた)
        どうか、そればかりは
        -- 2011-10-17 (月) 00:33:10
      • 面白い事を気にするおにーさんだなー。タクシー…ああ違う、旅籠って言うんだっけ?馬借?あれと同じように使ってくれていいのにー。
        まーそういう固い所もサムライっぽい感じだなー。うん、じゃあ仕事だけじろじろ見ていくぞー、なんてったってこのムァンさんは現在ひどく暇なのだー。(かぽかぽ、と馬の足並みを文四郎にそろえて)
        おにーさん、名前はなんて言うんだー?やっぱり東国っぽい感じなのかー? -- ムァン? 2011-10-17 (月) 00:35:42
      • (助かった 口には出さないが、心からそう思った)
        (女人に跨ってぱかぽこと行進する姿を、同僚にでも見られみられた暁には切腹ものだ、と思った)
        むぁん (会話の中に出た女の名前を呟いてみる 不思議な響きと抑揚だった)
        拙者は(立ち止まり、ムァンに身体を向け、目礼した) 不破文四郎と申す
        -- 2011-10-17 (月) 00:41:48
      • ムァン。まいねーむいずムァン。ぶんしろー、やっぱり東の人っぽい感じの名前だったなー。よろしくなーぶんしろー。
        ってことで適当に仕事見せてってもらうよー、用水路って地味に凄いよなーよく衛生管理してると思うよー。昔見たことあるスラムなんかこんなの絶対出来ないなー…(文四朗の仕事を横から眺めつつ、適当に談話を交わし)
        (その内飽きたのか、しばらく眺めてからまたなー、と手を振って去っていった) -- ムァン? 2011-10-17 (月) 00:44:30
      • (手にした六尺棒でところどころをつつきながら、粛々と普請は進んだ)
        (地味な上に根気のいる仕事であるが、文四郎は文句一つ零さずに棒を動かす)
        (やがてムァンが去ると、去って行った方角を暫く眺め、ぽつりとつぶやいた)
        普請にも、思わぬ褒美があるものだな
        -- 2011-10-17 (月) 00:54:57
  • セックス!! -- 2011-10-16 (日) 22:11:53
    • はて (雑踏から投げかけられた言葉に、文四郎ははたと思い返した)
      (どこか覚えがあるような響きであるが、どうにも思い出せない 帰ったならば久しぶりに論語でも読んでみるか、と思った文四郎であった)
      -- 2011-10-16 (日) 22:30:18

Last-modified: 2012-03-12 Mon 23:37:54 JST (4425d)