届かないから落とすのである。

お名前:
  • (彼は、夢を見ていた)
    (産まれた頃から、今までの過去を振り返る夢だ)
    (これがもし“走馬灯”というのであれば、自分はもしかすると、姉と対峙して死ぬのだろうか)
    (眠りは、深くなる)
    -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:46:37
    •  放浪部族、(シンシェ)の一族は世界を巡り、病魔や傷痕を癒やす。その記録は何千年も前からたくさん残っている。
       物語となり、夜に読み聞かせられている。あるときはヒロイックな救いの神として、あるときは難病を否定する医療の神として。
       彼らは、医療団としてそれをいまでも続けている。
       さて、シンシェの物語には裏の面がある。
       懲罰者として、悪人に捌きを下す蛇神のお話は、それがシンシェのものと知られずに伝えられている。
      しかし、老いて知識を蓄えた人たちの中ではそれがシンシェたちの仕業だというのはほとんど周知の事実だった。
       彼らは、それをも現代に続けている。
       黄金歴252年12月。私が産まれたそのときも。
      -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:47:07

      •  “黒蛇の団(ヘクリシンシェ)”の首長の息子として産まれた私は、どうやら立派な黒魔道士になることを期待されているようだった。
         他の団の子供たちと遊ぶことは許されないし、大人も、父さんの許可した限られた人しか私と会話ができない。
         専ら黒魔術の詠唱文をひたすら諳誦することに子供時代を費やし、物心もついた7歳ごろ、私はもう、我慢をしかねた。
         部族が街に滞在をし医療団としての活動をはじめたときに、私は隙をみて馬車から抜け出し、町中へ繰り出していった。
         遠くから眺めるばかりだった建物や、部族の外の人がとても新鮮で、時間を忘れて楽しんだ。そして歩く。賑やかなほうへ、賑やかなほうへと。
         ただの街が、私にとっては夢の国だった。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:54:31

      •  露天で売られている一山の琳檎が、赤々と自分の目を惹きつける。店主が私に声をかけてきて、私はぞっとした。
         わからなかったのだ。何を喋っているか。
         この歳にしては言葉を達者に使えるほうだと思っていた私は狼狽して泣きそうになりながら喋りかける。
        「僕は、ルィンディ。シンシェです。西の広場に滞在している……。僕の言葉が、わかりますか?」
        【…………。】
         しかし、その人は困ったような不思議なような顔をするばかり。
         居た堪れなくなり、私はそこから駆け出してゆく。
         それから何度も、通りすがる人へ話しかけた。けれども結果は全部同じだった。それどころか、私を見て嫌な表情を浮かべる人が少なくなかった。
         帰りの道筋は、憶えていなかった。
         人混みが急に冷たく感じられる。あんなにも感動をさせてくれた建物の数々が、私を押し潰すかのように巨大に見えた。
        唯一同じ青空すらも、建物ごしに見るので四角く切り取られたようになって、余計に圧迫感が増す。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:58:15

      •  その時、姉に出逢った。
         自分よりも少し年上の、大人びた少女。丁寧に編まれた黒髪が光に艶めいていて、本当に美しかった。同族であることは一目でわかったが、助けを求めるとかよりも心を惹かれて一杯になってしまった。
        【子供が一人で、何をやってるの? あまり離れてはいけないと言われているはずだけど】
        「……!」
         けれど、現実に引き戻される。彼女が話したのもまた、私のわからない言葉……“共通語”であった。
        「すみません、出歩いていたら、はぐれてしまって……」
        【……? なに?】
         きっと通じるものと思って話した。しかし、なぜか通じない。顔立ちも服装も“シンシェ”のものであるはずなのに。
        【「すみません」「歩く」……? あなた、もしかして「黒蛇の団(ヘクシンシェ)」の子なの……?】
         所所判る単語が混じるのだが、それを拾えるほどの余裕なんてなかった。
        【えっと……】「ついてきて」
         顔を上げる。私は泣きそうだったけれど、恰好が悪いからぎゅっと目を瞑って耐えていた。差し出された、手を握る……。(……あたたかい)
         悪夢のような街を、そのぬくもりだけを頼りにして歩く。それが頼もしく感じられるたびに、どんどん心細くなって、この手を離したら私は永遠に元の生活には戻れないのだと思った。
         シンシェの駐留地に戻り、大人たちと彼女が話す。氏族全体が騒ぎになっているらしい。私のせいだろうか。
         私は息をつく暇もなく、団の者に乱妨に手を引かれて歩かされる。
        「私の名前は、クァムスィ」
         別れ際に、彼女がそう言った。
        「僕の名前は、ルィンディです」
         私はそう返した。 -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 03:04:16

      •  父のもとへ帰った私はこっ酷く叱られることを覚悟していた。黒魔法の訓練にもずいぶんスパルタで、いつも怒っているように見えたから、今回もきっとそうなるのだろうというあきらめがあった。
         案の定だった。でも、どうも表の白蛇の団(ブラビシンシェ)のお偉いさんも行方をくらましていてあんな騒ぎになっていたらしく
        その騒動がこっちにも波及したのか、説教と体罰自体は少なかった。
         私は、数ヶ月間自室から出ることを禁じられた。
         別の子供の待遇を知らないけれど、それでも異常と思えるほどに父さんは厳しすぎる。これが、首長の息子であるということなのか。
         寝るか、黒魔法の訓練をするかしかない。そんな環境で私はクァムスィのことを思い出していた。
         どうしてか表情のひとつまで思い出せて、胸が擽ったくなった。
         (なぜ、同じ氏族の者にまで言葉が通じなかったのか……?)
         かすめた疑問は、眠りの底へ沈んでいく。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 03:12:20

    • 黄金歴262年12月。
      -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 03:25:46

      •  私の目の前に生首が鎮座している。
         蛇神“アルゴル”の彫像である。髪の毛にあたる部分は蛇となっていて、表情は意外にもアンニュイな趣がある。
         厳かに、参入の儀式は執り行われた。私は、その像の前で誓う。
        「ルィンディ・ロ・ベルサ・セッドヘクシンシェ・タンバルグス」
        「我が両の目を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「我が両の手を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「我が両の耳を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「我が両の脚を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「そして我が口を捧ぐ。死のために。死のためだけに」
         意味はよくわからない。でも私は10歳。晴れて、黒蛇の団の一員となった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 04:36:20

      •  何千年もの昔から連綿と続く作業へ、私も初めて参列することになる。
         首長の息子であるためか仲間はどこかよそよそしく、私を気遣うようだった。
         我々は夜闇を駆ける。冬の空気が肌を刺す。厚着をした手袋越しに、雪の冷たさを感じる。
         仲間のかけた黒魔法“サイレント”で音は何一つしない。
         私達はひとつの家を取り囲んだ。正面玄関にふたり。裏口にふたり。少し遠巻きにふたり。
         私は正面玄関の役割である。この年齢にしては大役だった。
         標的は毒薬調合の伝説的名人であるらしい。嗅ぐだけで瞬時に死へ至らしめる毒や、数ヶ月じっくり苦しめる毒など自在に調合するのだという。
         私を先導する中年の団員が、身振りで私を促した。
         あんなに練習を重ねたのだから、大丈夫。兎相手に黒魔法をかけて絶命させることも、慣れた。最初は苦労したけれど、標的が人間になるだけだ。
         心臓が、肋骨の檻の中で暴れる。指を三本立てたのが見えた。
         折られる。一本。
         折られる。二本。
         折られる。
         扉を開いて駆け出す。白魔法“アンロック”を追従する中年の団員が詠唱し、次々と扉を開ける。
         青蛇の団の情報収集班が伝えた通りの間取りを、駆け抜けていく。競争のように身を躍らせる。
         階段を駆け下りる。心臓が浮く。息がつまり、脚がもつれる。
         最後の扉を開く。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 04:52:24


      •  地下研究室。硝子の道具が沢山あって、きらきら、灯りにきらめいている。むあっとした臭気が鼻を衝いた。
         これも予想済みのことで、白魔法“キュアポイズン”をかけられる。
         白衣を着た赤髪の女性が居る。私は、握りしめていた杖を真っ直ぐ突きつける。
        【やめて】
         何を言っているのかわからない。
        【お金が必要だったの。仕方のないことだったの。悪いことに使われているのは知ってたわ】
        【でも殺さないで。少しだけ、待って。私が死んだら、露頭に迷う子が沢山いるの】
         何を言っているのかわからない。
        「死んで、貰います」
        【待って。お願いだから。助けて。お願い】
         やっぱり、何を言っているのかわからない。
         共通語は難しい。なんとなくニュアンスは伝わるのだが、その話している内容の単語ひとつすらも私はわからなかった。
         とにかく、薬で沢山の人を殺したのだろう。悪人は裁かなければならない。
        【この仕事が終わったら、法の裁きを受けるわ。死刑にでも、なんでも……】

        球に爪先立ちをする ハーレクインはこう言った こんなことのできます私が 化け物のように思えるでしょうか いえいえ話は単純なこと
         右手か左手どちらかに 少しの錘が乗るだけで 私は転げて首を折る それぐらいのものでございます 人生と同じようなものです
          ところで貴方様の片手の中身はなあに?



        黒魔法────ポイズン。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 05:00:48

      •  自然毒の範疇外の、呪毒によって女性の身体は蝕まれていく。
        【かっ、はっ、あっ、あ゛ぁっ……!!】
         だから、薬棚にあるどの解毒剤を飲んだってそれは収まらない。
         これから朝までかけて、彼女はひたすら苦しみを味わう。どんな毒よりも強い苦痛を。
         もう言葉も吐けない様子だった。さすがに居た堪れない。彼は踵を返すと、扉を閉める。

        外は怖いから 閉じこもろう 何も見なくていい 何も聞かなくていい 何も知らなくていい
         それでも世界は回るのだから


        黒魔法────ロック。

         扉は閉じた。もう開かない。次に開くのは、彼女が死んだときだ。
         私達はゆっくりとその家から抜けだして、帰路をゆく。
         仲間から労いの言葉をかけられた。私はそれがとても薄ら寒く感じて、先程の殺害の感触が生々しく蘇った。
         氏族の荷車の列へ近付くにつれて、現実味がだんだんと増してゆく。人の温かみが、私を蝕んでいく。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 05:17:33

      •  しかし、黒蛇の団の皆は優しかった。父親もとても優しくしてくれた。褒めてくれさえするのだ。
         ささやかな宴が設けられて、私は酒をコップに半杯飲まされた。苦くて、舌が曲がるような味だ。
         嬉しい、という気持ちがだんだん大きくなって、不安を立ち消えさせる。
         私は、参入の儀式を済ませたときにはなかった、黒蛇の団の皆との一体感を得ることができた。
         それが本当に正しいのかどうかは、別として……。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 05:44:03
    • 黄金歴264年12月。 -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 06:19:20

      • この頃になると、殺害への嫌悪感もすっかり薄れて、かわりに充足感や達成感を覚えるようになった。
        黒魔法“ディスメンバー”をかけた相手が四肢を動かせず神経を灼かれる激痛に悶えて芋虫のようになるのを面白がったり、私は酷く悪趣味な子供だった。
        しかしそうなるほどに黒蛇の団での私の立ち位置は確固たるものとなっていったし、父親も一等、私の成長を歓迎してくれていた。
        だから疑問なんて抱く隙間がなかったのだ。
        相変わらずシンシェ語は仕事仲間の団員や限られた者にしか通じず、共通語はすこしもわからない。もう気にならなくなっていた。どころか、内心に選民意識のようなものが首をもたげて、他人を見下してすらいたのだ。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 14:11:08

      • 軟禁じみた拘束も解けた。父親に許可をとれば街中も歩ける。
        五年前のあのときに、こそこそ抜け出して歩いたのと同じ街を我が物顔で歩くことができて、私は自由を手に入れたのだと思った。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 14:20:37

      • 私は、悶々としていた。肉体全体に漲る若い力を持て余していた。
        それは人を殺していないからだ。
        黒魔法による“裁き”の標的は、首長が全てうまく取り計らう。無辜の人をいたずらに殺害することもなければ、小さな悪事を取り上げて殺してしまうこともない。
        情報収集班である青蛇の団の者が集めてきた記録をみて、厳粛に判断を下す。幾らかの幹部連中と相談をして、まるで裁判のようにディベートを行い、そこからさらに、黒魔法による“誰の目にもわかる”ようでありなおかつこちらの行為が露見しない程度での致死が可能であるか検討をする。
        最近は、どこの国もどこの街も厳しくなってきている。それは、凶悪犯などは大抵牢獄に入ってしまうということであり、こちらが法の網を掻い潜るのに苦労するということでもあった。
        そんなこんなで、私は実に四ヶ月間誰も殺さずにのうのうとしてきたのだ。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 14:38:53
      • 赤蛇の団は鍛治や警護をし、青蛇の団は情報収集やシンクタンクとして、緑蛇の団は炊事洗濯裁縫、金蛇は大道芸や楽隊として、そして言わずもがな白蛇の団は治癒師としての白魔法の行使……。
        皆役割があるのに、私は穀潰しだ。黒蛇の団の皆がそうだとは言えない。他の団に所属しながら黒蛇でも団員である、多色の団員が数多いのだ。きっと、根っからの黒蛇は私と父親ぐらいに違いない。
        何の役割も持てないことが堪え難い苦痛だった。私は“仕事”ができる。黒魔法の冴えも大人顔負けであるし、背だって伸びた。
        あれほど欲していたはずの自由が、いまは何よりも疎ましかった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 15:20:09

      • 鬱蒼とした森にほど近い場所で野営をすることになったさい、私は幼い頃のように、夜中に荷車を抜け出した。
        狼が出ると、聞いていたからだ。
        ずんずん枯葉の絨毯を踏みしめて進む。ほどなく、その群れには出逢えた。
        それをじっくり計上してみると百は下らない数だ。私は遠巻きに唸り声を上げる狼たちを、舌舐めずりして見つめた。
        その後は、殺戮の一語。
        ……もし、ここに旅人の一団が通りすがったら自分はどうしていただろう? 自問自答してみると、冷笑が答えになる。私は、殺しの快楽に満ち満ちている。
        最期の一匹は子犬のようなちびすけで、果敢にも身を低くして今にも躍りかからんとしている。それがたまらなくいじらしい。
        片脚に黒魔法“インジャリー”をかけられて、傷口がどんどん広がっていくというのに。絶対感、万能感、多幸感。この気持ちをどう言葉にしていいかわからなかった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 15:31:15

      • 【やめて】
        あまりにも高揚した精神が、人に気づくことを遅らせた。
        凛と声が響いて、真っ暗の夜の森が俄かに明るみを増したかのようで、それで、自分のやったことが照らし出されてしまうようで……。
        【何を、やっているの】
        【答えて】
        クァムスィは、綺麗な赤星の虹彩で私をまっすぐに見た。
        「……」
        気持ちが冷めて行く。血の生臭さが地面から立ち昇るのを、今更のように認識すると、吐き気が込み上げた。
        仔狼は、雰囲気の変化を察知してか、足を引きずり逃げ出して行く。
        私も逃げ出してしまいたかった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 17:01:36

      •  握り締めた手が、針金を通されたように固い。強張って動かせずにいる。
         私は、そのとき自分の価値観を根底から掘り返されて、埋められてしまうな気がした。
        (僕は正しい)
         姉は私を見ている。私が口を開くのを滔々と待っている様子だった。
        (何様のつもりだ)と、私は思う。見咎めを受けたショックは、驚きと動揺から、怒りや憤りに転化しはじめていた。
        「何をやっているか、だって?」
         姉の言葉はとても聞き取りやすかった。そして、短く的確に喋っていた。だから共通語でも何を言っているか辛うじてわかった。
        「見てわからないんですか」
        「害獣の駆除ですよ」
        「こんなもの黒魔道士の仕事じゃありませんがね」
        「だからこそ、私は一人でひっそりとやっていたんです」
        「あなたこそ、なんですか」
        「なにをしているんです」
        「夜のお散歩ですか」
        「白魔道士はお気楽極楽ですね」
         私はとても傲慢だった。シンシェ語で捲し立てる。クァムスィがそれを殆どわからないと知って、好き放題言ったのだ。
        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 02:20:32
      • 【……】
         姉は一瞬呆然として、それから眉間のところに深い皺をつくって私を睨んだ。
         怒り出すか、それとも、泣き出しそうだった。
         じんわりと快感が湧いて出た。狼の手足に呪いをかけ、芋虫のようにのたうつ姿を見たときと同種の、安堵感とも似た快楽が頭蓋を満たした。
        「偉そうにしゃしゃり出てだんまりですか?」
         胸に迫る喜び。私が言葉をつなげばつなぐほど、クァムスィからは気勢が削がれていき、かわりに涙が眥に溜まった。
        「……僕はもう、行きますからね」
        「さっき取り逃がした小さいやつを仕留めきゃ」
         わざとらしく、よく聞こえるようにそう言った。溜飲が下がり、陶酔感のみが心に残り、悠々とした。
         踵を返すと、嗚咽が聞こえる。夜空が枝と葉に覆われて星すらも見えない森の中に、その声はよく響く。
         私は、振り返ってその顔を見て、鼻で笑ってやりたい気持ちを必死で押し殺した。

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 02:36:48
      • 「ばか」
         嗚咽混じりに聞こえる声。私は聞き違いかと思ってその時には気にも留めず、厚く積もった落ち葉を踏みしめていた。
        「……自分がやっていることも、やったこともわからない」
         私は、足を止めた。
        「意味もわからず、自分のものになったからといって振り回したくてたまらない」
         私は、振り返った。
        「ガキ」
         涙をぼろぼろ落としているのに、私はその瞳に強く威圧された。心臓を掌握されたようになり、額から熱がすっと引いた。
        「そもそも“黒魔道士”として、間違ってるとは思わないの。それ。
         お気楽極楽な“白魔道士”の目線で言わせて貰うけど。
         それは“人”に遣う魔法のはずだよ。そんなこともわからないで、やっているの?」

         今度は、私が呆然とする番だった。

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 02:49:13

      •  私は生来共通語に触れずに暮らし、シンシェ語のみで生活した。そのためいまでも共通語は殆ど理解ができない。聞き取ることも難しい。
         シンシェ語と共通語の言語構造は明確に異なる。シンシェ語は述語論理が文法の基盤をなす、魔法のために作られた人工的な言語である。
          単語ひとつにつけても扱い方がまるで違う。言葉の遣り取りをキャッチボールに喩えるなら、グラブから投げ方、ボールまでも全てが異なる。
         しかし、姉は。
        「なんとか言ってよ」
         私は幼いころの記憶を思い返す。姉は、あのときほんのすこししかこちらの言うことを理解できていなかった。
         だが、いまは、シンシェ語の聞き取りと会話が出来るようだった。
         きっと誰かに習ったのだろうが、そうする意義は見当たらない。
         なにしろ、そう、この歳になってわかったことだが、“黒魔道士”はシンシェ語だけではなくたいていは共通語を話せる。
         シンシェ語しか話せないのは、私ぐらいだった。
        「ねぇ」

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 03:05:55

      •  塀の上から見下ろして、遣り込めてやったと思っていた。
         気がつけば同じ目線に立たれていた。
         私の心はざわついた。
        「黙ってちゃわかんないよ」
         はたと気づく。視線で言葉を促されていた先程と、まったく同じ立場に私は置かれている。
         だんだん、恐怖心が膨らむ。怯える気持ちが、身体をむやみに奮い立たせた。
        「黙れ」
         耳障りだと、心の底からそう思い、声変わりも済んでいない声を精一杯に低くする。
         今にして思えば、このときの私は父親を真似ていたのだろう。
        「……黙れ」
        「僕は」
        「僕はできる子なんだ」
        「お前だって、やろうと思えば、ほんの一瞬で」

        ぱしん

         乾いた音が響いて。弾けるように目の前が真っ白になって。私の頬は、じんじんとした。
        【ばか】
        「私は、こんなこと言うために言葉を憶えたわけじゃないのに」
        「いやなこと言わせようとしないでよ……!」
        「いやなこと、言わないでよ……」

         姉の頬を新しい涙が滑り落ちた。雫になって重力に引かれて、落ち葉の間にぽつぽつ落ちる涙を私は目で追った。
         そして、その水分が伝染するようにして私の目にも涙が湧いてくる。
         言葉にすることができなかった。本当に思いつかなかった。謝罪だとか、泣き言だとか、自分の生き方を否定する言葉が出なかった。
         “黒魔法”と自分という存在を、生まれてきてからずっと肯定することしか教えられていないからだった。

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 03:30:00
  • (//) -- ブーゲンビリア 2014-03-14 (金) 00:43:05

最新の2件を表示しています。 コメントページを参照

  • (彼は、夢を見ていた)
    (産まれた頃から、今までの過去を振り返る夢だ)
    (これがもし“走馬灯”というのであれば、自分はもしかすると、姉と対峙して死ぬのだろうか)
    (眠りは、深くなる)
    -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:46:37
    •  放浪部族、(シンシェ)の一族は世界を巡り、病魔や傷痕を癒やす。その記録は何千年も前からたくさん残っている。
       物語となり、夜に読み聞かせられている。あるときはヒロイックな救いの神として、あるときは難病を否定する医療の神として。
       彼らは、医療団としてそれをいまでも続けている。
       さて、シンシェの物語には裏の面がある。
       懲罰者として、悪人に捌きを下す蛇神のお話は、それがシンシェのものと知られずに伝えられている。
      しかし、老いて知識を蓄えた人たちの中ではそれがシンシェたちの仕業だというのはほとんど周知の事実だった。
       彼らは、それをも現代に続けている。
       黄金歴252年12月。私が産まれたそのときも。
      -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:47:07

      •  “黒蛇の団(ヘクリシンシェ)”の首長の息子として産まれた私は、どうやら立派な黒魔道士になることを期待されているようだった。
         他の団の子供たちと遊ぶことは許されないし、大人も、父さんの許可した限られた人しか私と会話ができない。
         専ら黒魔術の詠唱文をひたすら諳誦することに子供時代を費やし、物心もついた7歳ごろ、私はもう、我慢をしかねた。
         部族が街に滞在をし医療団としての活動をはじめたときに、私は隙をみて馬車から抜け出し、町中へ繰り出していった。
         遠くから眺めるばかりだった建物や、部族の外の人がとても新鮮で、時間を忘れて楽しんだ。そして歩く。賑やかなほうへ、賑やかなほうへと。
         ただの街が、私にとっては夢の国だった。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:54:31

      •  露天で売られている一山の琳檎が、赤々と自分の目を惹きつける。店主が私に声をかけてきて、私はぞっとした。
         わからなかったのだ。何を喋っているか。
         この歳にしては言葉を達者に使えるほうだと思っていた私は狼狽して泣きそうになりながら喋りかける。
        「僕は、ルィンディ。シンシェです。西の広場に滞在している……。僕の言葉が、わかりますか?」
        【…………。】
         しかし、その人は困ったような不思議なような顔をするばかり。
         居た堪れなくなり、私はそこから駆け出してゆく。
         それから何度も、通りすがる人へ話しかけた。けれども結果は全部同じだった。それどころか、私を見て嫌な表情を浮かべる人が少なくなかった。
         帰りの道筋は、憶えていなかった。
         人混みが急に冷たく感じられる。あんなにも感動をさせてくれた建物の数々が、私を押し潰すかのように巨大に見えた。
        唯一同じ青空すらも、建物ごしに見るので四角く切り取られたようになって、余計に圧迫感が増す。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:58:15

      •  その時、姉に出逢った。
         自分よりも少し年上の、大人びた少女。丁寧に編まれた黒髪が光に艶めいていて、本当に美しかった。同族であることは一目でわかったが、助けを求めるとかよりも心を惹かれて一杯になってしまった。
        【子供が一人で、何をやってるの? あまり離れてはいけないと言われているはずだけど】
        「……!」
         けれど、現実に引き戻される。彼女が話したのもまた、私のわからない言葉……“共通語”であった。
        「すみません、出歩いていたら、はぐれてしまって……」
        【……? なに?】
         きっと通じるものと思って話した。しかし、なぜか通じない。顔立ちも服装も“シンシェ”のものであるはずなのに。
        【「すみません」「歩く」……? あなた、もしかして「黒蛇の団(ヘクシンシェ)」の子なの……?】
         所所判る単語が混じるのだが、それを拾えるほどの余裕なんてなかった。
        【えっと……】「ついてきて」
         顔を上げる。私は泣きそうだったけれど、恰好が悪いからぎゅっと目を瞑って耐えていた。差し出された、手を握る……。(……あたたかい)
         悪夢のような街を、そのぬくもりだけを頼りにして歩く。それが頼もしく感じられるたびに、どんどん心細くなって、この手を離したら私は永遠に元の生活には戻れないのだと思った。
         シンシェの駐留地に戻り、大人たちと彼女が話す。氏族全体が騒ぎになっているらしい。私のせいだろうか。
         私は息をつく暇もなく、団の者に乱妨に手を引かれて歩かされる。
        「私の名前は、クァムスィ」
         別れ際に、彼女がそう言った。
        「僕の名前は、ルィンディです」
         私はそう返した。 -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 03:04:16

      •  父のもとへ帰った私はこっ酷く叱られることを覚悟していた。黒魔法の訓練にもずいぶんスパルタで、いつも怒っているように見えたから、今回もきっとそうなるのだろうというあきらめがあった。
         案の定だった。でも、どうも表の白蛇の団(ブラビシンシェ)のお偉いさんも行方をくらましていてあんな騒ぎになっていたらしく
        その騒動がこっちにも波及したのか、説教と体罰自体は少なかった。
         私は、数ヶ月間自室から出ることを禁じられた。
         別の子供の待遇を知らないけれど、それでも異常と思えるほどに父さんは厳しすぎる。これが、首長の息子であるということなのか。
         寝るか、黒魔法の訓練をするかしかない。そんな環境で私はクァムスィのことを思い出していた。
         どうしてか表情のひとつまで思い出せて、胸が擽ったくなった。
         (なぜ、同じ氏族の者にまで言葉が通じなかったのか……?)
         かすめた疑問は、眠りの底へ沈んでいく。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 03:12:20

    • 黄金歴262年12月。
      -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 03:25:46

      •  私の目の前に生首が鎮座している。
         蛇神“アルゴル”の彫像である。髪の毛にあたる部分は蛇となっていて、表情は意外にもアンニュイな趣がある。
         厳かに、参入の儀式は執り行われた。私は、その像の前で誓う。
        「ルィンディ・ロ・ベルサ・セッドヘクシンシェ・タンバルグス」
        「我が両の目を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「我が両の手を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「我が両の耳を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「我が両の脚を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「そして我が口を捧ぐ。死のために。死のためだけに」
         意味はよくわからない。でも私は10歳。晴れて、黒蛇の団の一員となった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 04:36:20

      •  何千年もの昔から連綿と続く作業へ、私も初めて参列することになる。
         首長の息子であるためか仲間はどこかよそよそしく、私を気遣うようだった。
         我々は夜闇を駆ける。冬の空気が肌を刺す。厚着をした手袋越しに、雪の冷たさを感じる。
         仲間のかけた黒魔法“サイレント”で音は何一つしない。
         私達はひとつの家を取り囲んだ。正面玄関にふたり。裏口にふたり。少し遠巻きにふたり。
         私は正面玄関の役割である。この年齢にしては大役だった。
         標的は毒薬調合の伝説的名人であるらしい。嗅ぐだけで瞬時に死へ至らしめる毒や、数ヶ月じっくり苦しめる毒など自在に調合するのだという。
         私を先導する中年の団員が、身振りで私を促した。
         あんなに練習を重ねたのだから、大丈夫。兎相手に黒魔法をかけて絶命させることも、慣れた。最初は苦労したけれど、標的が人間になるだけだ。
         心臓が、肋骨の檻の中で暴れる。指を三本立てたのが見えた。
         折られる。一本。
         折られる。二本。
         折られる。
         扉を開いて駆け出す。白魔法“アンロック”を追従する中年の団員が詠唱し、次々と扉を開ける。
         青蛇の団の情報収集班が伝えた通りの間取りを、駆け抜けていく。競争のように身を躍らせる。
         階段を駆け下りる。心臓が浮く。息がつまり、脚がもつれる。
         最後の扉を開く。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 04:52:24


      •  地下研究室。硝子の道具が沢山あって、きらきら、灯りにきらめいている。むあっとした臭気が鼻を衝いた。
         これも予想済みのことで、白魔法“キュアポイズン”をかけられる。
         白衣を着た赤髪の女性が居る。私は、握りしめていた杖を真っ直ぐ突きつける。
        【やめて】
         何を言っているのかわからない。
        【お金が必要だったの。仕方のないことだったの。悪いことに使われているのは知ってたわ】
        【でも殺さないで。少しだけ、待って。私が死んだら、露頭に迷う子が沢山いるの】
         何を言っているのかわからない。
        「死んで、貰います」
        【待って。お願いだから。助けて。お願い】
         やっぱり、何を言っているのかわからない。
         共通語は難しい。なんとなくニュアンスは伝わるのだが、その話している内容の単語ひとつすらも私はわからなかった。
         とにかく、薬で沢山の人を殺したのだろう。悪人は裁かなければならない。
        【この仕事が終わったら、法の裁きを受けるわ。死刑にでも、なんでも……】

        球に爪先立ちをする ハーレクインはこう言った こんなことのできます私が 化け物のように思えるでしょうか いえいえ話は単純なこと
         右手か左手どちらかに 少しの錘が乗るだけで 私は転げて首を折る それぐらいのものでございます 人生と同じようなものです
          ところで貴方様の片手の中身はなあに?



        黒魔法────ポイズン。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 05:00:48

      •  自然毒の範疇外の、呪毒によって女性の身体は蝕まれていく。
        【かっ、はっ、あっ、あ゛ぁっ……!!】
         だから、薬棚にあるどの解毒剤を飲んだってそれは収まらない。
         これから朝までかけて、彼女はひたすら苦しみを味わう。どんな毒よりも強い苦痛を。
         もう言葉も吐けない様子だった。さすがに居た堪れない。彼は踵を返すと、扉を閉める。

        外は怖いから 閉じこもろう 何も見なくていい 何も聞かなくていい 何も知らなくていい
         それでも世界は回るのだから


        黒魔法────ロック。

         扉は閉じた。もう開かない。次に開くのは、彼女が死んだときだ。
         私達はゆっくりとその家から抜けだして、帰路をゆく。
         仲間から労いの言葉をかけられた。私はそれがとても薄ら寒く感じて、先程の殺害の感触が生々しく蘇った。
         氏族の荷車の列へ近付くにつれて、現実味がだんだんと増してゆく。人の温かみが、私を蝕んでいく。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 05:17:33

      •  しかし、黒蛇の団の皆は優しかった。父親もとても優しくしてくれた。褒めてくれさえするのだ。
         ささやかな宴が設けられて、私は酒をコップに半杯飲まされた。苦くて、舌が曲がるような味だ。
         嬉しい、という気持ちがだんだん大きくなって、不安を立ち消えさせる。
         私は、参入の儀式を済ませたときにはなかった、黒蛇の団の皆との一体感を得ることができた。
         それが本当に正しいのかどうかは、別として……。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 05:44:03
    • 黄金歴264年12月。 -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 06:19:20

      • この頃になると、殺害への嫌悪感もすっかり薄れて、かわりに充足感や達成感を覚えるようになった。
        黒魔法“ディスメンバー”をかけた相手が四肢を動かせず神経を灼かれる激痛に悶えて芋虫のようになるのを面白がったり、私は酷く悪趣味な子供だった。
        しかしそうなるほどに黒蛇の団での私の立ち位置は確固たるものとなっていったし、父親も一等、私の成長を歓迎してくれていた。
        だから疑問なんて抱く隙間がなかったのだ。
        相変わらずシンシェ語は仕事仲間の団員や限られた者にしか通じず、共通語はすこしもわからない。もう気にならなくなっていた。どころか、内心に選民意識のようなものが首をもたげて、他人を見下してすらいたのだ。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 14:11:08

      • 軟禁じみた拘束も解けた。父親に許可をとれば街中も歩ける。
        五年前のあのときに、こそこそ抜け出して歩いたのと同じ街を我が物顔で歩くことができて、私は自由を手に入れたのだと思った。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 14:20:37

      • 私は、悶々としていた。肉体全体に漲る若い力を持て余していた。
        それは人を殺していないからだ。
        黒魔法による“裁き”の標的は、首長が全てうまく取り計らう。無辜の人をいたずらに殺害することもなければ、小さな悪事を取り上げて殺してしまうこともない。
        情報収集班である青蛇の団の者が集めてきた記録をみて、厳粛に判断を下す。幾らかの幹部連中と相談をして、まるで裁判のようにディベートを行い、そこからさらに、黒魔法による“誰の目にもわかる”ようでありなおかつこちらの行為が露見しない程度での致死が可能であるか検討をする。
        最近は、どこの国もどこの街も厳しくなってきている。それは、凶悪犯などは大抵牢獄に入ってしまうということであり、こちらが法の網を掻い潜るのに苦労するということでもあった。
        そんなこんなで、私は実に四ヶ月間誰も殺さずにのうのうとしてきたのだ。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 14:38:53
      • 赤蛇の団は鍛治や警護をし、青蛇の団は情報収集やシンクタンクとして、緑蛇の団は炊事洗濯裁縫、金蛇は大道芸や楽隊として、そして言わずもがな白蛇の団は治癒師としての白魔法の行使……。
        皆役割があるのに、私は穀潰しだ。黒蛇の団の皆がそうだとは言えない。他の団に所属しながら黒蛇でも団員である、多色の団員が数多いのだ。きっと、根っからの黒蛇は私と父親ぐらいに違いない。
        何の役割も持てないことが堪え難い苦痛だった。私は“仕事”ができる。黒魔法の冴えも大人顔負けであるし、背だって伸びた。
        あれほど欲していたはずの自由が、いまは何よりも疎ましかった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 15:20:09

      • 鬱蒼とした森にほど近い場所で野営をすることになったさい、私は幼い頃のように、夜中に荷車を抜け出した。
        狼が出ると、聞いていたからだ。
        ずんずん枯葉の絨毯を踏みしめて進む。ほどなく、その群れには出逢えた。
        それをじっくり計上してみると百は下らない数だ。私は遠巻きに唸り声を上げる狼たちを、舌舐めずりして見つめた。
        その後は、殺戮の一語。
        ……もし、ここに旅人の一団が通りすがったら自分はどうしていただろう? 自問自答してみると、冷笑が答えになる。私は、殺しの快楽に満ち満ちている。
        最期の一匹は子犬のようなちびすけで、果敢にも身を低くして今にも躍りかからんとしている。それがたまらなくいじらしい。
        片脚に黒魔法“インジャリー”をかけられて、傷口がどんどん広がっていくというのに。絶対感、万能感、多幸感。この気持ちをどう言葉にしていいかわからなかった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 15:31:15

      • 【やめて】
        あまりにも高揚した精神が、人に気づくことを遅らせた。
        凛と声が響いて、真っ暗の夜の森が俄かに明るみを増したかのようで、それで、自分のやったことが照らし出されてしまうようで……。
        【何を、やっているの】
        【答えて】
        クァムスィは、綺麗な赤星の虹彩で私をまっすぐに見た。
        「……」
        気持ちが冷めて行く。血の生臭さが地面から立ち昇るのを、今更のように認識すると、吐き気が込み上げた。
        仔狼は、雰囲気の変化を察知してか、足を引きずり逃げ出して行く。
        私も逃げ出してしまいたかった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 17:01:36

      •  握り締めた手が、針金を通されたように固い。強張って動かせずにいる。
         私は、そのとき自分の価値観を根底から掘り返されて、埋められてしまうな気がした。
        (僕は正しい)
         姉は私を見ている。私が口を開くのを滔々と待っている様子だった。
        (何様のつもりだ)と、私は思う。見咎めを受けたショックは、驚きと動揺から、怒りや憤りに転化しはじめていた。
        「何をやっているか、だって?」
         姉の言葉はとても聞き取りやすかった。そして、短く的確に喋っていた。だから共通語でも何を言っているか辛うじてわかった。
        「見てわからないんですか」
        「害獣の駆除ですよ」
        「こんなもの黒魔道士の仕事じゃありませんがね」
        「だからこそ、私は一人でひっそりとやっていたんです」
        「あなたこそ、なんですか」
        「なにをしているんです」
        「夜のお散歩ですか」
        「白魔道士はお気楽極楽ですね」
         私はとても傲慢だった。シンシェ語で捲し立てる。クァムスィがそれを殆どわからないと知って、好き放題言ったのだ。
        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 02:20:32
      • 【……】
         姉は一瞬呆然として、それから眉間のところに深い皺をつくって私を睨んだ。
         怒り出すか、それとも、泣き出しそうだった。
         じんわりと快感が湧いて出た。狼の手足に呪いをかけ、芋虫のようにのたうつ姿を見たときと同種の、安堵感とも似た快楽が頭蓋を満たした。
        「偉そうにしゃしゃり出てだんまりですか?」
         胸に迫る喜び。私が言葉をつなげばつなぐほど、クァムスィからは気勢が削がれていき、かわりに涙が眥に溜まった。
        「……僕はもう、行きますからね」
        「さっき取り逃がした小さいやつを仕留めきゃ」
         わざとらしく、よく聞こえるようにそう言った。溜飲が下がり、陶酔感のみが心に残り、悠々とした。
         踵を返すと、嗚咽が聞こえる。夜空が枝と葉に覆われて星すらも見えない森の中に、その声はよく響く。
         私は、振り返ってその顔を見て、鼻で笑ってやりたい気持ちを必死で押し殺した。

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 02:36:48
      • 「ばか」
         嗚咽混じりに聞こえる声。私は聞き違いかと思ってその時には気にも留めず、厚く積もった落ち葉を踏みしめていた。
        「……自分がやっていることも、やったこともわからない」
         私は、足を止めた。
        「意味もわからず、自分のものになったからといって振り回したくてたまらない」
         私は、振り返った。
        「ガキ」
         涙をぼろぼろ落としているのに、私はその瞳に強く威圧された。心臓を掌握されたようになり、額から熱がすっと引いた。
        「そもそも“黒魔道士”として、間違ってるとは思わないの。それ。
         お気楽極楽な“白魔道士”の目線で言わせて貰うけど。
         それは“人”に遣う魔法のはずだよ。そんなこともわからないで、やっているの?」

         今度は、私が呆然とする番だった。

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 02:49:13

      •  私は生来共通語に触れずに暮らし、シンシェ語のみで生活した。そのためいまでも共通語は殆ど理解ができない。聞き取ることも難しい。
         シンシェ語と共通語の言語構造は明確に異なる。シンシェ語は述語論理が文法の基盤をなす、魔法のために作られた人工的な言語である。
          単語ひとつにつけても扱い方がまるで違う。言葉の遣り取りをキャッチボールに喩えるなら、グラブから投げ方、ボールまでも全てが異なる。
         しかし、姉は。
        「なんとか言ってよ」
         私は幼いころの記憶を思い返す。姉は、あのときほんのすこししかこちらの言うことを理解できていなかった。
         だが、いまは、シンシェ語の聞き取りと会話が出来るようだった。
         きっと誰かに習ったのだろうが、そうする意義は見当たらない。
         なにしろ、そう、この歳になってわかったことだが、“黒魔道士”はシンシェ語だけではなくたいていは共通語を話せる。
         シンシェ語しか話せないのは、私ぐらいだった。
        「ねぇ」

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 03:05:55

      •  塀の上から見下ろして、遣り込めてやったと思っていた。
         気がつけば同じ目線に立たれていた。
         私の心はざわついた。
        「黙ってちゃわかんないよ」
         はたと気づく。視線で言葉を促されていた先程と、まったく同じ立場に私は置かれている。
         だんだん、恐怖心が膨らむ。怯える気持ちが、身体をむやみに奮い立たせた。
        「黙れ」
         耳障りだと、心の底からそう思い、声変わりも済んでいない声を精一杯に低くする。
         今にして思えば、このときの私は父親を真似ていたのだろう。
        「……黙れ」
        「僕は」
        「僕はできる子なんだ」
        「お前だって、やろうと思えば、ほんの一瞬で」

        ぱしん

         乾いた音が響いて。弾けるように目の前が真っ白になって。私の頬は、じんじんとした。
        【ばか】
        「私は、こんなこと言うために言葉を憶えたわけじゃないのに」
        「いやなこと言わせようとしないでよ……!」
        「いやなこと、言わないでよ……」

         姉の頬を新しい涙が滑り落ちた。雫になって重力に引かれて、落ち葉の間にぽつぽつ落ちる涙を私は目で追った。
         そして、その水分が伝染するようにして私の目にも涙が湧いてくる。
         言葉にすることができなかった。本当に思いつかなかった。謝罪だとか、泣き言だとか、自分の生き方を否定する言葉が出なかった。
         “黒魔法”と自分という存在を、生まれてきてからずっと肯定することしか教えられていないからだった。

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 03:30:00
  • (//) -- ブーゲンビリア 2014-03-14 (金) 00:43:05
  • 星を落とす魔法、すごかったぜ……やったなルィンディ!近くで見届けれなかったのは残念だったが、俺は感じることが出来たぜ、あの暖かな光を… -- ジュード 2014-03-09 (日) 21:04:25
    • と、祝って称えようとしたら旅行でお前の姉貴と鳶が結婚してたんだけど俺どういう顔すればいいの…… -- ジュード 2014-03-09 (日) 21:04:56
      • ジュード、貴様らの助けもあってのことだ……。あれは、私だけの光ではないのである。ふふふ、おかしいな。あんな大変なことをくぐり抜けたのに、爽やかな気持ち……。
        あっ、うん。(素)どうしてかな、わかんないや。……ええとね、たぶん、私が遠因にはなってると思うんだけどね。いやー、だって、帰ってきたら「おねえちゃん結婚したわ」だもん。過去完了形だったもん。私もどういう顔したらいいやらわかんないよ。
        -- ルィンディ 2014-03-09 (日) 23:40:09
      • 友達がさ、友達の姉貴落としてるの。なんか酒飲んでクダ撒いてるところを……
        いや、うんでもほら……鳶はいいヤツだよ!俺が保証するっていうかみんなわかってることじゃないか!うん!
        でも正直、鳶と顔合わせづらくない……?お前の弟だよ鳶、義理の弟 -- ジュード 2014-03-09 (日) 23:56:14
      • 私もこれ以上ないくらい理解している。でもあれ? 何? 急すぎない? しかもわりと本気っぽい迫り方したと聞いてるんだけど、あれはなに? 鳶の手口なの? 本気なの? どっち?
        どうしたらいいんだろう。いや、私の弟というよりか、年齢的にあっちのがひとつ年上であるし、姉の相手となれば、義兄になる……? 私が弟? いや、嬉しくないとかそういうのではないけれど。
        でも、なんだかちょっと心がきゅんと締め付けられるのはなんであろうかね。姉をフッたのは私であるのに。その点でちょっと姉とも顔をあわせづらい。
        -- ルィンディ 2014-03-10 (月) 00:10:15
      • そうだった、鳶が義理の兄か……まぁ、いいんじゃないか。何はともわれだし。鳶も色々思う所があったんだろう……あの戦いの後だ
        だめだ、すごい綺麗に纏めようとしてもなんか無理がある……すまんルィンディ、なんだろう……えぇと、ほら子供が出来れば落ち着くってお互い!!
        こ、これからのことだ。み……みらいにかけよう!ミアレスカと俺も旅立つしな!明日へ!(無茶苦茶なワードで〆ようと試みるが無理がでて破綻した)
        ルィンディはどうするんだ?この後さ -- ジュード 2014-03-10 (月) 00:19:01
      • 未来のことは……言葉で語るんじゃない。わかるな? これからの行動によって語られるんだ。だから、もうこの話しはとりやめ。ただ希望を抱いていこう。(「置いといて」という婉曲表現)
        ん? 私か? そうであるなぁ、いまさら氏族にも戻れないし、エリュシオンを根城にして、世界中を周りながら治癒師として活動しようと思うのであるよ。
        もともと放浪部族の身の上であるから、一箇所にとどまるのは性に合わない。でも、もろもろの事情から定住はしたい。一挙両得なのである。
        -- ルィンディ 2014-03-10 (月) 03:08:57
      • あ、ついでというか最後にだけど鳶は恭一郎とかと同じくなんか作られた存在だかで生後10年経ってなかったはず。いやーどうりで義理の弟って出たわけだ、年下だし鳶(おわり)
        そうか、そりゃうってつけだな。んじゃ手紙はここ宛でいいわけか。なんつーか、本当に卒業して新しい生活って感じだな。なんかこう、続きって感じがするわ。
        そいじゃ、バスの時間も近くなったしそろそろお暇するわ。最後になるが、本当によかったなルィンディ
        またいつか、同じ空の下で。 -- ジュード 2014-03-10 (月) 22:44:19
      • (「ややこしい!」「まぁいいか」「そもそもの状況がややこしいのだし……」おわり。)
        きっと、これは私が産まれてからずっとしたかったこと。そのような気がするのである。
        わからないことを言ったな?(笑って誤魔化した)……ん。そうか。お前も、ジュード。ミアレスカを幸せにしろ。
        あの娘は、いい娘だ。私が過去と向き合えたのも、あの娘の“ダイバーズセラピ”のおかげだったしな。
        ああ。きっとな。またな。

        (呆気無いくらい、普通に別れた)
        (私の心は、「次に会ったときはどんな話をするのかな」という、のうてんきな気持ちで一杯だった)
        -- ルィンディ 2014-03-11 (火) 03:11:47
  • 第二天文台 -- 2014-03-08 (土) 06:35:59
    • (星を見た数日後の夜)
      (ふらりと訪れた天文台。いつものように包帯を巻いて、いつものように差し入れの菓子とジュースを持って、いつものようにレポートを持って俺は現れる)
      卒論つきあってくれ
      正真正銘、これで最後だ
      (いつもと、まるきり同じように) -- アウラ 2014-03-08 (土) 06:37:15
      • (事情聴取、姉の乗船許可の代理人手続き、証明書類、診断書、入院手続き。なかなか骨が折れた)
        (姉はエリュシオン中央病院で一月ほど入院生活だ)…………。(そんな、最後の苦労を終えた矢先のこと)
        ……貴様。(彼は、最初に出逢ったときとまるで同じような顔をして出迎える)卒論だぞ?
        -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 06:48:29
      • 卒論だからだ
        俺の手に負えるわけぇだろ、手伝ってくれ
        じゃないと俺は卒業できない
        (最初にあったときのように階段の前で、お互いに疲れ切った顔で向き会う)
        (ルィンディは目の下に隈をこしらえ、俺は疲労の余り両足が笑いっぱなしだ。いくら慣れている階段とはいえ、急いで駆け上がればこうもなる)
        差し入れも一応あるぞ、ほら -- アウラ 2014-03-08 (土) 07:07:10
      • “卒業”論文だぞ。
        それができないと、卒業資格がないということである。……貴様、私に経歴詐称の片棒を担がせるつもりなのか?
        (辛辣な言葉と共に浮かべられた微笑みは、その後の返答を予期するかのようで)しょうがないやつだなあ。
        ……まったく。そんじゃあ、それでもいただきながら、腰を据えてやるであるよ。レポートなどとはわけが違うからな。……今日のはなんだ?
        -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 17:36:30
      • ルィンディのそういう聞き分けがいいところ、最高にイカしてるぜ!
        (微笑みに対してこちらも満面の笑みで答え、菓子袋を片手に二人で第二天文台の中に入る)
        (そして、勝手にコタツにはいって向き会う。最早、定位置である)
        ああ、今回のは……卒論だからな
        『地上について』だ
        俺は実は、地上の事は殆ど知らない
        地上にいた頃から、物知らずだったからな
        だから、しってるお前に教えて欲しいのさ
        これから俺が行く場所が、どんなにいい場所なのかってな
        (照れもせずにそういって、笑ってみせる)
        (いまさら、恥ずかしがるも何もない) -- アウラ 2014-03-08 (土) 20:04:56
      • (彼の脳裏に、過去の記憶が浮かぶ。地上を“這って”いた我が一族のことが、思い起こされる)
        (決して楽しい思い出ばかりではない、険しい道程を歩む日々……)

        地上か。
        私だって、放浪部族だったのだ。そこらの人間よりも詳しい自負がある。

        (早くも春めきつつある気候に、万年敷いてあるこたつ。それは、もしかすると惜陰の情があらわれたのかもしれない)
        (空は、心地よかった。いまさら何を言う必要もないぐらいに、最高の日々を過ごした)

        いいところだぞ。あそこは……。

        (きっと、四年前にはこんなことを言えなかった)
        (私はいま、胸を張ってこう言うことができる)

        (“星を落とした”白魔道士と、龍の出来損ないが、天高い城で地上のことを語る)
        (これが文字に起こされたのならば何かの英雄譚と勘違いしそうなシチュエーションだ)
        (実際には、油こくて塩辛いスナック菓子をつまみながら、こたつでだらけつつ。何気なく話しているだけ)
        (彼は、それが、とてつもなく幸せなことに思えた)
        -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 23:40:29
      • (二人でコタツに足をつっこみながら、小さく笑う)
        (今までは、地上から目を背けていた)
        (地上を見ようとしなかった)
        (少なくとも俺はかつて、そうだった)
        (雲の上に昇れば、それを見なくて済む)
        (だから、逃げてきた)
        (そんな俺と、かつて星を叩き落とすためにきた白魔道士は笑いあう)
        (レポートの締めくくり。そこにただ一言、書き加える)


        そうか……いいところか


        (きっといいところだと思いますと、大きな字で)

        なぁ、ルィンディ
        お前は、これからどうするんだ?
        地上に戻るのか、姉さんと? それとも、ここに残るのか? -- アウラ 2014-03-10 (月) 22:26:23
      • 私はここに残るさ。折角修行した白魔法だし、世界を回りながら、エリュシオンの常在治癒師として活動してみる。
        どこかに定住する気にはならないである。……イザヴェルはいろいろな学校から誘いが来ているようだし、大学に進むと言っていた。
        あいつが卒業したらまた気分も変わるかもしれないな?(驚くほど力の抜けた笑い顔。そうやって笑いながら、未来を語れるようになった)
        (「でも、なんか、これはのろけみたいである?」)

        だから、アウラとは離れ離れだ。……郵送してきても、書類の代筆などはせんぞ?
        -- ルィンディ 2014-03-11 (火) 01:04:44
      • ……そっか

        (わかりきっている、答えではあった)
        (例え地上に降りたところで、一緒に旅をするとも思ってはいなかった)
        (だから、これは想定の範囲内)
        (わかりきっていた別れ)
        (星は落ち、空は『底』にあった)
        (なら、これは最早……必然以外の何物でもない)
        (俺達は偶然という必然に導かれて出会った)
        (なら別れもまた……必然であろう)
        じゃ……しょうがねぇな
        (静かに立ち上がり、隣にまでいって、右手を差し出す)

        またな、『親友』

        (笑顔で、必然を受け入れる)
        (当然の事だからだ)
        (だいたい、俺は竜でアイツは蛇)
        (今まで一緒にいたほうが、本来不思議なことであったのだ)

        (挨拶もそこそこに、第二天文台を後にする)
        (荷物はそのままだ)
        (別に今生の別れというわけではない)
        (いずれ星が巡れば、また会うこともあるだろう)

        (そして、俺はそれを確信している)

        (一時出会ったからこそ、また一時別れる)

        (人工的な風が吹く第二天文台の長い階段を静かにおりる)
        (振り返る事もなく。焦る事もなく)
        (いつものように。ただ、普通に……俺は、ルィンディと別れた)
        (それが俺とアイツの、『この空』での最後の別れだった) -- アウラ 2014-03-12 (水) 00:15:44

  • (//すみません、これずっと前の会話の時に寝落ちた後に見た夢なのですよ……!ダッシュして逃げつつ) -- ブーゲンビリア 2014-03-07 (金) 02:34:45
    • (//あとランちゃんはとても可愛いです……ホントに色々着せかえたいくらい そして逃げる) -- ブーゲンビリア 2014-03-07 (金) 02:36:41
      • //ラルス先輩が夢の中で独自のキャラを確立している……!! すげえ! 言ってることの半分もわからねえ!!
        あといまさらながらにランあいつもっと動かせば良かったと後悔!! だって、可愛く作ったんだもの……!! かわいいに決まってるじゃない!!
        -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 04:00:54
      • (//風評被害にならないか心配な夢だったわ…描いてしまったけど! ロリータ系の服(しかも初期)のめっちゃ古い話だからな!仕方ないな!)
        (//ランちゃん可愛いですよね。夢で出て来た影響もあって、こう着せ替え人形の様に色々描きたいんですが!
        漫画だと略してしまったけど、田園詩とかの物凄い似合い様が素敵でしたよーホント。ランちゃん可愛い!)
        (//そして以前お詫びで持ってきていた絵を気付かれていなさそうな気がしたのでもう一度こちらに持ってきますですの
        此方はメタモルさんの2010年の別珍ドールOPですね、このセット可愛すぎで犯罪ですわ、可愛すぎる。そして似合うのがまた羨ましいわ!という) -- ブーゲンビリア 2014-03-07 (金) 23:10:09
      • //ああいうふりふりしたのってパーツ多くて個性出しやすそうだもんな……そりゃメーカーの話しも物凄く複雑なことになるよな……。
        無闇にストーリー付けしようとした結果がこれですよ!! もうなんていうかシリアスなこと考えずにTS娘かわいいかわいいしとけばよかったわちくしょう。あっ、その絵ちゃんと名簿に飾っとります。
        そしてかわいいということしかわからない!! でもそれでいいよね!! いいんだよね!!?
        -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 02:37:31
      • //格好が既に個性的ですしね……
        //なかなか忙しかったりリアル事情が絡むと余計にwiki進まないわよね。でもランちゃんは可愛い、もっとナツメで遊びたかったです。あ!良かった、気付いて貰えていた……(知らなかった)ありがとうございます!ありがとうございます!
        //かわいいでいいんだ…!めんどくさい洋服の話絡めてごめんね!ではではー -- ブーゲンビリア 2014-03-09 (日) 21:30:05
  • 差し入れだ(栄養ドリンクとシュークリームを渡して) 最近ずっとこもっているな……。目標まで届きそうか。 -- 白斗 鏡 2014-03-05 (水) 19:26:31
    • (目に隈、髪も色艶を失っている)おお……! 糖分! カフェイン! ビタミンB!(渡されると、身体が欲する栄養素の存在に頬を緩ませた)
      もう少し。……あと、少しなのである。魔力量を計算したが、私でも充分に足りる。あとは、詠唱文の意味をどうにか解読できればよい。ほんとうに、あとすこしなのである。(もぐもぐ)シュークリーム甘い!
      -- ルィンディ 2014-03-05 (水) 22:00:58
      • 体に気をつけろよ。解読した瞬間、呪文を唱えられる唯一のものがこの船から失われたりしたら末代まで笑われるぞ。
        今年も残すところもうわずかか。二ヶ月などあっという間に過ぎるだろうな。
        俺は、お前の魔法が完成する姿を見ることができるか、わからんが……。
        あぁ、いや、卒業までには完成するかどうかって意味だぞ。俺は旅に出るからな。外の世界にだ。 -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 00:24:13
      • う。ジュードにも言われたである……。あ、あんまり寝てはいないがご飯はちゃんと食べてるのであるよ! 麺類で手早く済ますことが多いけれども……。(もぐもぐ)
        大丈夫だ。この魔法は、来月には完成する。……なんだか、霊的なものに導かれている気すら、ある。絶対に私は、運命的に、この魔法を完成させる。
        旅? ……ふむ。旅は、いいぞ……。(余裕のなかった表情が、ふっと、緩んだ)一人で行くのか……?
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 00:43:46
      • ……成人病にかからないようにな。あぁ、お前のことだから便利な白魔法でズルして体調管理してそうだが。
        来月、か……それなら、見ることも出来そうだな。少し、安心したよ。旅に出る前に心残りだったからな。
        諏訪里との約束だったからな。卒業したら、二人で世界を見て回る。俺には記憶がないからな、外の世界の刺激はさぞかし、強そうだ。 -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 00:49:28
      • 刺激が強いというのは、良いことだぞ? 私は、放浪部族のなかで箱入りに育てられていて、街の景色を7歳になるまで見たことがなかった。
        けれど、はじめて街に出たとき……それは、感動したものだ。建物ひとつ見るだけでも、別の世界を見ているようで。夢見心地で……。
        だから、たくさん記憶を詰め込んでくるがいいさ……む、気が早いな。……ええと、あと数ヶ月。卒業までにみんなとの思い出を詰め込んでから、な。
        私の“星を落とす魔法”は……きっと、発動すれば、エリュシオン全域で観測できるはずである。できればそれも見て、記憶に焼いていってくれ。な。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 01:47:03
      • そうだな、あと数カ月。俺はここで、沢山のものを手に入れた。本当に、沢山の。大切なものを。
        全てが俺の宝物で。総てが俺の、此処にいたという証、だ。誇りに思っているよ
        お前のような誰も成し遂げなかったことを成し遂げようとしている、そんな大それた奴が俺の友人でいてくれたことを。
        ……星、か。何処でも見られるんだったな。あぁ、楽しみにしているとも。
        こんな事などなんの意味もないかもしれないが、それでも言いたい。お前なら、絶対に出来る。お前だからこそ、出来る。お前にしか成し得ないことをこの世界に見せつけてやれ。
        ……それじゃあな。また、今度。 -- 白斗 鏡 2014-03-07 (金) 20:11:15
  • しっかしまぁあれだな。もう卒業まで半ばなんだよなぁ……で、どうよ、あの研究は -- ジュード 2014-03-02 (日) 20:29:17
    • (先日のミアレスカの訪問もあって、彼の居室はいちおう生気を取り戻している。少し前とくらべて、積まれた本の量も落ち着いた)
      (ただ、紙くずが怒涛のようにゴミ箱へ積み上げられている。それは三文作家の執筆風景も似て、思考の袋小路へ彼が囚われていることを彷彿とさせる)
      ……もう少しなのである。解読作業は進み、全体像は見えてきているのである。詠唱文の解読が済めば、あとは私のマナが足りるかどうかなのであるが。
      「これだ!」と思った訳に実は抜けがあったりだとか、難航しているであるよ……。
      -- ルィンディ 2014-03-02 (日) 21:13:15
      • ミアレスカと茶飲み話で出たから「おっそろそろか?」と思ったら、こう…文化的生活には正しく近いだろうけど
        なんだこのゴミ箱の惨状は…思春期の男子じゃあるまいし。
        (魔術方面からは遠い自分にもわかる、この白銀の峯を作り出したものが煮詰まっているということが)
        あぁ、わかる。なんかこう…これだ!と思っていたものが後に進むと「あれ、この解釈だと合わない…?」みたいなの。
        そこら辺はもう試行回数やらの問題だな…で、マナってなんだ?
        前にルィンディの白魔術の話のときは出てなかったな。なんとなく、共通的な認識はあるだろうけどルィンディの白魔術でのマナはどういうのなんだ。
        生命エネルギー、とか世界の循環エネルギー(不可視)とはまた違うか…? -- ジュード 2014-03-02 (日) 21:27:21
      • 古代語の解読作業や、外国語への翻訳作業と全く同様であるな。合ってるかどうか確かめられる人がいないので、私自身が細心の注意を払わなければならないである。
        こればっかりは根気よく進めてゆくしかないな……。(紙がまた一枚くしゃくしゃ潰し丸められて、山を一段と高くした)
        ……ん? マナ? ここらで言われてる魔力であるね。たぶん、現代魔法やらで使われているものと同じ単語であるよ。
        定義をしっかり語ろうとすると時間がかかるので、ひとくちに言ってしまうが、私の氏族では“存在の力”がマナだと言われていたな。
        “世界の循環エネルギー”の言い換えみたいなもんであるよ。(行き詰まって仕方がないので、凝った肩の筋肉をほぐして、小休憩タイム)
        -- ルィンディ 2014-03-02 (日) 21:56:21
      • 専門家はルィンディ一人ってのがまた、俺らじゃどうしようもねぇ。(ゴミ袋に纏めようかこれ、と山を指さし)
        いまいちルィンディのいう白魔法と会わない気がしてたけどさ、マナとか共通語の方だと。
        存在の力、とかと言われるとえらい納得してしまうな。さわりだけで推察するに万物が存在する力を使って白魔法、神の力を再現する…ということなんだろうかね
        (ところでこのヨーカン・インゴッドを手土産に持ってきたが?と紙袋掲げて茶に誘う) -- ジュード 2014-03-02 (日) 22:05:49
      • シンシェ語はちょっと特殊でな、どの言語体系にも属さないものなのである。だからたとえ翻訳家とか言語学に明るい人間であっても解読は難しいと思う。
        (遠い目。彼は、幼少期から15までずっとこのシンシェ語ひとつのみを母語として生きてきた。「共通語って便利なのである……!」)
        そういうことである。魔法とは“存在しないもの”であるゆえ、それと引き換えに差し出すのが存在の力ということ。
        私の氏族の魔法体系には存在しないが、たとえば生贄などを捧げるのも存在の力を引き出すためのものであるな。
        まあ当然、使いすぎると身体自体を維持できなくなるわけである。……このさい、ダメージを真っ先に受けるのは脳や神経であるね。
        “存在の力”とは質量ではなく複雑さだと言われているからきっとそのせいなんだろう……。
        (さっと、火精霊のポットから湯を用意する。それから、ちゃちな急須にパックの緑茶。それから、色気も素っ気もない湯呑み)
        (さっと、粗忽な茶会の準備は完了した)……糖分に飢えていたであるゆえ、感謝至極。
        ……(話を戻す)だから、魔力を鍛えるというのもけっこう難しい話だと思うのであるよねー……。
        -- ルィンディ 2014-03-02 (日) 22:20:41
      • 言い方は失礼だけど、別の生物の言葉を理解しろって言われても無理だしな……そもそもの文化圏が隔絶してたようなもんだろうそれ
        ようは等価交換、というか存在しないものを出現させるために、存在しているものを削る…ということか
        (意外にこの粗末な茶会と呼ばれる姿は、質素ではあるが温かみのあるもので中々の満足であった)
        (そうそう、これだよこれというような…あれである)
        ズズ…まぁ、つまりそうなると限界はあるよなぁ。ルィンディはまっとうな人間だろうし(さっと羊羹を切り分けて)
        星を落とす、となると…しかも今までやったことのないものだ。
        いざやる時、足りない時のバックアッププランこと予備策はあるのか?まかり間違ってやってそのまま突然の死とか笑えんぞ
        いや、成功しても死は近いのだろうけどさ。その魔法がさす目的からすれば。 -- ジュード 2014-03-02 (日) 22:35:03
      • (切り分けられた羊羹。楊枝を突き出すとするりと刺さった。きめ細やかな餡の食感が期待できる。否応なく高まる気持ち)
        (ひとくち食べると、噛み跡がくっきり残って何やら愉快だ。口の中で甘みがほぐれる……)うまいね……。
        “白魔法”は節の多さ……詠唱の長さによって必要な魔力量が変わるのだよな。見立てによると結構な長さになりそうだから、かなりな……。
        だが、使えはするはずなのである、使えは……。学園で学び、私自身の魔力の上昇を感じている。たぶん、キャパシティは充分のはずなのである。
        詠唱に時間をかけて、集中と魔力を高めながらやればな。……実際に使う段で、そんな余裕があるかどうかはわからんが、それ以外どうしようもないのである。
        ……まあ、死と引き換えに……なんて格好いいことは言わんである。きっと、成功させて生還であるよ。(前向きな様子で、羊羹に舌鼓を打っている)
        -- ルィンディ 2014-03-02 (日) 23:29:45
      • 節、詠唱がそのまま力になる…というかイコールとなるわけか。逆に言えば…だが。
        (その出された羊羹の艶やかさ、餡のいい具合の詰まり具合が甘さを美しく仕立てていく)
        (まさしく糖分のインゴッドなのだ!)うまし…うまし
        実際にやってみないと、そこはわからないということか。そりゃまぁそうだけどな。
        それでもなんとなくなら、解読までこぎつけたし冒険でも張り切ってるんだ。今のルィンディにできない…とは思えないわな。そこは俺も思うぜ。
        不安より、目の前に証明するやつがいるから問題なく思うっていう感じだ。
        生還ならよしか。その瞬間に立ち会いたいが…集中力を阻害するかもしれねぇし、結果待ちかな。
        いつになりそうだ?このペースなら -- ジュード 2014-03-02 (日) 23:41:57
      • ……前に話したよな? 私の魔法はかつていた神官が使ったものだと。解読した箇所に、“星を落とす魔法”を使った“タウ”という人の伝記があったのである。
        その中の描写に、「巨大な光の柱が立った」、というものがあった。……これが真実なら、“星を落とす魔法”は学園艦のどこからでも見れるはずである。
        きっと……このままのペースでいけば。(カレンダーを見る。なんとまだ春のままだ。びりりと8月まで破り取った)……12月だ。
        (その前半に、自分の誕生日がある。彼は、あとすこしで二十歳になる。なにかの節目というものを、感じさせられた)
        -- ルィンディ 2014-03-03 (月) 01:59:18
      • そうか…んじゃ。12月、それが近くなったらそれらしーく決行日聞いて。ミアレスカと夜空を見るさ。
        成功したら派手に祝うんだからな、馳走するぜ手製ラーメン……期待してるぜ
        そんじゃま、長居しても休憩の妨げだ。今日はこの辺りで失礼するよ。
        ちゃんと飯食えよ?(その後もちょくちょく何かしら理由を付けて様子を見に来る姿が見られただろう…) -- ジュード 2014-03-03 (月) 02:05:59
  • (//) -- ブーゲンビリア 2014-03-01 (土) 23:14:22
  • ルィンディ、あれからどう?少しは…私のダイブ、役に立てたかな?? -- ミア 2014-02-28 (金) 22:21:59
    • (男子寮208号の扉を開くと、ミアレスカを薄暗闇が出迎えた。カーテンは締め切られ、光源は机の精霊ランプのみである)
      (そして、次に埃の匂い。廃教室に似た、人が生きる気配を失った空虚な空気がそこに満ちていた)
      おぉーうミアレスカ。こんにちは?こん、ばんわ?おは、よう?ハロー?
      ふふ、貴様のおかげで……捗って、い、る……さ……。
      (そこには、満身創痍で万年筆を握り、古書の山に埋れながらなにやらを記述する彼の姿があった
      -- ルィンディ 2014-02-28 (金) 22:38:46
      • …え、ちょ。何これ。廃墟…?(以前訪れた際はこんな有様ではなかった筈。顔をしかめながら中へと足を踏み入れ)
        いや全然捗ってなくない!?袋小路に迷い込んだようにしか見えないんですけど…ルィンディ、最後に食べたのは?? -- ミア 2014-02-28 (金) 22:56:17
      • (積み重なった古書が列柱となり、淀んだ空気も相成って古代遺跡の様相を呈している)
        (本当にここは男子寮の一室なのか。空間自体に綻びがあるように感じられるのは、数々の曰く付きがその曰くを存分に発揮しているからであろう)
        い……五日前……?? ぐらい?(彼の記憶は曖昧だ。正しくは、一週間前である)
        (彼は、衰弱治癒魔法キュア・ディジーズによって栄養失調を魔術で補いながら研究に没頭していたのであった)
        -- ルィンディ 2014-02-28 (金) 23:11:14
      • ……はぁー…(がくりと肩を落として溜息。息を吐くだけで埃が舞う)
        ……ルィンディ、研究に熱を入れるのはいいけどさ、身体大事にしないと倒れちゃうよ?
        せめて…もっとちゃんと食べようよ(がさり、と鞄の中から購買で買ったパンを取り出して差し出しつつ) -- ミア 2014-02-28 (金) 23:22:33
      • ち、ちがうのである。ちゃんと食糧は備蓄していたのである。(主に、カップ麺やカップラーメンや即席麺やカップうどんそばである)
        それがなくなり、あと少し、もう少しで解読できる、あともう少しで……と延長戦を続けていたらこんなことに……。
        (彼の腹は、実に百五十時間ぶりの食事を前にして急速に稼働し始めた。蠕動し、彼は空きっ腹の痛みをおぼえる)
        お、恩に着る。(一も二もなく透明な包装を破り取って噛り付いた。顎が痛む。どれだけものを噛んでいなかったのだろうか、筋肉が強張っていた)
        はーっ……。(食べ終えると恍惚とした。久方ぶりに食欲を満たす快感を味わう)いやはや、ごちそうさまである。
        ……やっぱり人間、食べないと立ち行かぬものであるな。高位の魔導士は飲まず食わずでずっと生きていけるなんてのを聞いたが、やっぱ無理であるな。よく考えてみたらもう何歩も動けない状況だったし、ミアレスカが来てくれてなかったら私は部屋で遭難死していたかもしれないのである……。
        -- ルィンディ 2014-02-28 (金) 23:43:04
      • どういたしまして。同級生が部屋の中で孤独死とか流石に悲しすぎるからね…
        (苦笑いしつつ部屋の中を改めて見てみれば、書きなぐったメモやら資料の山が散らばっていて、素人である自分には何が何だかさっぱりで)
        でー…何の研究?解読、とか言ってたけど…古文書か何かなわけ?
        (一歩を踏み出すたびにがさ、と音を立てる室内。ルィンディの手元をテーブルの向こうから覗き込む) -- ミア 2014-02-28 (金) 23:47:47
      • (どれが紙屑でどれが重要な書類か、一見して判別がつかない)
        (しかし、書き物机の上にある紙片はひときわ、目を引いた。インクも、文字も、特別なところは何もないのに)
        (そこにはーーーー)
        星よ 道を照らしておくれ その先に 何が見えても構わないから
        (詩の一行を抜き出したかのような。……それが、徹夜と徹朝を重ねた彼の“研究成果"らしい)
        古代魔法の最終節。“星を落とす魔法”。その、研究である。ついに、私は詠唱文の一部を解き明かした。ここからあとは、芋蔓式に全体が見える。
        三年の積み重ねが、ようやく芽吹いたのである。(彼の瞳は、子供のように爛々と輝いていた)
        -- ルィンディ 2014-03-01 (土) 00:55:47
  • ルィンディ君とお話したいなぁと思いつつ忙しそうでなかなか来るタイミングが……
    難しいですね。あ、これは今年のチョコレートです。どうぞー
    デメルのアンナトルテ) -- ブーゲンビリア 2014-02-25 (火) 00:52:27
    • 難しいものである。私もいろいろ話したい人がいるけれど、自分のキャパやら相手の会話状況やらで、尻込みし放題である。
      あ、どうもである。って、(「でか……! く、ない?」「なんだ幻覚か……」)チョコケーキっぽいであるけど、……チョコケーキで、いいであるよね。これ。
      -- ルィンディ 2014-02-25 (火) 00:55:02
      • ……ですね。気持ちは分かります、こう文通続きになってしまうと迷惑かなとか、自分や相手の名簿の込み具合や、体調や忙しさを考えると……
        はい、チョコレートケーキです(コクリと頷いて)オレンジリキュールが入っておりますが、お酒は大丈夫ですか? -- ブーゲンビリア 2014-02-25 (火) 01:04:20
      • チョコレートケーキであるな!(「たぶん偉そうな名前である。しかし、細かくは気にしない! 味がすべてである!」男子的思考)
        お酒? 香りづけでどうにかなる肝臓はしてないであるよ。……お菓子に酒っていうの、実はあんまりピンとこないんであるよな。ううむ。実際に食べてみればわかるか。
        -- ルィンディ 2014-02-25 (火) 01:17:58
      • はい、その通りです。中身はヘーゼルナッツクリームとオレンジリキュールが入っている奴です。生クリームを沢山添えて召し上がって下さい!
        (味は人によっては甘すぎるかもしれないので、甘い物が平気なら問題ないだろう。生クリームを用意しない男子的思考でも問題は無い)
        あ、よかったです。なら問題ないですね……そうなのですか。お酒が入るとやはり味にお酒特有の風味が入って大人っぽくなりますねぇ……
        大体は香り付け程度ですしアルコールは無い様なものですが……ですね、ルィンディさんの好みか否かの方が大切ですねぇ -- ブーゲンビリア 2014-02-25 (火) 01:34:50
      • 柑橘系よりも琳檎とかのほうが好きなのであるがな。チョコにはオレンジのふれーばーが合うである。きっと。
        (「ヘイゼルナッツクリイム……」「生クリーム」「俄かに複雑さを帯びてきたが、舌と腹のほうが正直であるゆえ、深く頭では考えずにおこう……」)
        (「なにしろ、最近頭を使いすぎているゆえ、甘いものはとても有り難いのであるからして」)
        (後で食べてみたが、オレンジリキュールとやらはスポンジに含まされていたのであった。洋酒の沁みたスポンジは何やら、普段の甘くほんわかふわふわした歯ざわりと異なって、高級感があったのであった)
        -- ルィンディ 2014-02-26 (水) 02:55:43
  • 先月はお疲れ様。ムカデはやはり、見ていてあまり気持ちの良いものでは無いな・・・いや、討伐の対象って大抵見ていて気持ちの良いものでは無いが
    ・・・うむ、食べ物渡す前にこんな話をするのでは無かったかもしれない(ハッピーバレンタイン、と小袋を手渡す) -- フミ 2014-02-24 (月) 21:54:41
    • ああいう、化け物じみていたほうがこっちはかえって気を遣わなくていいからやりやすいのである。気持ち悪いのは確かであるがな……。(巨大な脚が蠢く光景が脳裏に。微妙なかお)
      おろ、ありがとう……。(小袋を受け取る。「慎重になりすぎというか、自意識過剰みたいな感じであるけど」「どう見てもギリであるよなこれ」「なら貰ってもいいんだよな……?」)
      あっ、いやいや、ぼっとしてすまんである。そうか、もうバレンタインデーか……。時の流れって早いであるね。
      -- ルィンディ 2014-02-24 (月) 23:05:24
      • どういたしまして・・・?(そんなルィンディの様子に不思議そうに)ああ、いや。別に気にしていないぞ
        ・・・と、そうそう。事後も事後で悪いが、協力して貰った事も有って無事に打ち上げが成功したのだ(有難う、とぺこりと頭を下げる) -- フミ 2014-02-24 (月) 23:15:23
      • おっ、イカル先輩のあれ……実現したであるか。私はここ最近ちょっと腑抜けてたので、立ち会えなかったが……“星の近く”はどんな風景だったのだろう。
        なんにしても、凄いな……。おめでとう。有人宇宙飛行部。(先程から彼はぎこちない笑顔だったが、このときばかりは快闊に笑み、祝福した)
        -- ルィンディ 2014-02-24 (月) 23:23:57
      • ロアやエイベルにはギリギリまで手伝って貰ってしまってなあ。居なかったらばどうなっていた事か・・・
        私は乗らない組だったから、直接は見ていないのだが・・・人生観が変わるような光景だったらしいぞ?
        それでは渡す物も渡したので、今日の所はそろそろ・・・またな、ルィンディ -- フミ 2014-02-24 (月) 23:30:00
      • ああ、また……。(上の空な気分のまま、片手で小袋を抱えてフミを見送る。しばらく、ぽーっとしていた)
        そうか、イカル先輩は成し遂げたのか……。……私は、どうだろう……? ただ恋という一語に悩むのに、“星を落とす”などと。
        -- ルィンディ 2014-02-25 (火) 00:27:30
  • お互いドンチャンしてて報告が遅れたな……あの時は助かったよルィンディ。改めて礼を言うよ。もう半年以上前の話だけどな! -- ジュード 2014-02-24 (月) 21:42:58
    • えっ、誰……??(「薄い髪色」「……あれ、こんな知り合い居たである!?」「半年前……半年前……ああ、確かあのいろいろ大変だったアレである」)ジュウゾウ? -- ルィンディ 2014-02-24 (月) 22:58:49
      • イエス、十蔵。元十蔵、俺ジュード、お前ルィンディ。インディアン嘘つかない。何を言わせる。 -- ジュード 2014-02-24 (月) 23:31:15
      • オウ、ジュウゾウ……? ジュード? ……イメチェン? どっちで呼べばいいである……? -- ルィンディ 2014-02-24 (月) 23:44:19
      • ジュードで。伝えるべき時期を完全に見誤った…なんか忙しそうだよなルィンディ。手伝える部分はあるか?ないならこのバレンタインにチョコを吐くほどもらえる祝福をやろう -- ジュード 2014-02-24 (月) 23:48:21
      • ジュードか。今後共よろしくであるジュード。(「……ふむ」「こっちの名のほうがしっくりくるような……」)
        手伝うことかー。……教えて欲しいことならあるのである。チョコはいまあんまりいらないであるしね……。(遠い目)
        恋って……なんだろう。
        -- ルィンディ 2014-02-24 (月) 23:56:40
      • わかったルィンディ。今年確定で本命をもらえる俺が教えようっつーか応えよう。真面目に。
        恋と愛は別という前提を差し置いて、恋とは何かとなると異性に対する献心とか精神的な充足感とか……
        おい、なんか違う反応だな。なんかこう……恋煩いじゃないが、初めての感情を自覚して戸惑うみたいな…

        おっ?おっ?出来た?相手が?気になる?であるか? -- ジュード 2014-02-25 (火) 00:06:56
      • 本命を確約されているって、なんだかいいであるね!(お相手については無意識下に察しがついているが、さておき)
        ふむ……ふむ……。(「やばい」「よくわからんであるが……?」)えっ、いや、参考になるである。とても。
        えっ えーと。(口元が渋く歪み、眉根に皺が寄る。「難しい……」)気になる? というか、気になられている……? 気になる? うまく言葉にできないである……!!(頭を抱える)
        -- ルィンディ 2014-02-25 (火) 00:16:58
      • (☝ ՞ਊ ՞)☝
        要約しよう、論的なのじゃなくてルィンディの現状で。
        つまり「異性に告白されたんだけど、気持ちの整理ができていない」んじゃないのか?
        言葉にするのは難しいからな、心を(これでゲイから告白されたというなら俺は海に沈もう) -- ジュード 2014-02-25 (火) 00:47:46
      • むかつく! その顔!
        あっ、そうだ! そういう感じである! 全く、気持ちの整理がつかない! どうしたらいいのかもわからない! 相手の気持ちもよくわからない!
        だから、もう、恋ってなんなのかなって思ったである……!! ちょっと苦しいであるもの!
        -- ルィンディ 2014-02-25 (火) 00:50:50
      • 俺ミアレスカで愛の良さがわかった!
        まぁ冗談はさておきそうだなぁ。
        こういうのはハッキリさせたほうが、ハッキリしているほうが楽な部分でもあるな。
        例えば、であるが気持ちがわからない…というのなら、それはルィンディと相手の間に何かしら足りない部分があると思う。コミュニケーションや、時間とか…
        その上で、理解が足らないまま何段か飛んでそのような状況になったから戸惑っているんじゃないかな。
        俺は相手が誰だかも、ルィンディがどう思っているのかもわからないから「足りない時間は埋めて行けばえぇねんな、なぁにその棒で埋めてやれよ(ゲス顔」とか言えんからあれだが
        気持ちの整理がつかず、どうにもできないのならハッキリと断るべきだ。
        中途半端な優しさや憐み、期待感や興味では何も生まれない。
        つってもよくわからないのなら、断るというよりやめておくべき…となるか?
        恋は淡いだろうが、恋から先はそう言えない。と俺なりので答えた上でな。 -- ジュード 2014-02-25 (火) 00:58:03
      • (「やっぱりミアレスカか」直接何も聞いてはいないが、ジュードともミアレスカとも浅からぬ交友があるのだ。なんとなくわかる。祝福する。でもちょっとむかつく)
        (彼は黙り込んだ。いろいろ、考えているらしい。「その棒で……?」……。「いまのところそういう気持ちにはなれんのであるよ全くもう」)
        ん。……たぶん、いま、断るにしても、応えるにしても……どっちも間違いのような気がするのである。どちらも、中途半端になる。
        たぶん、コミュニケーションが足りない。なんだか、行動が気持ちよりも先行してしまって、感情が置いてけぼりにされている気がするのである。
        ……こんな結論でもいいのであるかな。(組んだ手をせわしなく解いたり、合わせたりしている)
        -- ルィンディ 2014-02-25 (火) 01:16:19
      • いいんじゃないか。ハッキリしたほうがいい、と言ったがそれは自分がどうであるかとかそういうのでだしさ。
        今、ルィンディはそういう結論を出せた。相手の恋がどうこうはさておき……ルィンディの恋がどうの、というのは
        そういう足りない部分を自分が納得するような形で埋めて、その上で出せばいいと思う。
        極端に言えば知らない相手に恋だどうだって、わかるわけないんだしさ。
        今はその煩わしさを生み出す恋とやらを、頭の外に置いてみてはどうだろうか。
        意識するなっていうのも無理かもだけどさ。それも必要なことだと思う。 -- ジュード 2014-02-25 (火) 01:29:18
      • ……。私は急ぎすぎていた。(“恋”。この巨大な単語が、心を専有していた。それがために、他の大事なことすべてが塞がれてしまった)
        (ピースが足りないのに、絵柄を完成させようとしていた)……。これも必要なこと? なのかな。
        答えを出さず考えるのが、必要なんて……。信じられないけれど、それは、確かなことのように思えるのである。
        ふふふ……私、不器用だな。(そう言ってジュードに笑いかけた)そうしてみる。ありがとう、ジュード。
        -- ルィンディ 2014-02-26 (水) 02:50:38
  • (エリアルバイクでやんわり轢く) -- エイベル 2014-02-23 (日) 22:08:58
    • (上の空で歩いていたのであっさり轢かれる)ぐえー!! あっ、と、すみませんである。当方ぼうっとしていて。……エイベルじゃん。
      前方は気をつけるであるよ! もう!
      -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 22:15:43
      • わざと轢いたんだよわざと。(エリアルバイクに跨ったまま、ペダルを足でこつこつと叩いた。駐めて降りる)
        お前が元気ねえと部活がつまんねえんだよ。話せる範囲でいいからなんか話せよ -- エイベル 2014-02-23 (日) 22:18:42
      • わざと……?(すみやかに着陸するエリアルバイクを尻目に、のそのそと立ち上がる。「えっ……そんなに顔に出てた……?」という顔)
        …………。……。(彼は静かに思い悩んだ。「とりあえず、イザヴェルのことは伏せよう……」恐らくもうバレバレであろうが、彼はそんなこと露にも思っていない)
        エイベル。……女のきょうだいとか居る? のである?
        -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 22:28:07
      • (見てて分かんねえとでも思ったのかこのバカ部長は、という呆れ顔だ)
        (このことが起きる前からどう見てもバレバレであった。あそこ絶対くっつくよな、と。だが最近の二人は……詳しく思い出すのはよそう。つまり、そんな感じだ)
        俺が養子に入った先に姉が一人。義理の姉で血が繋がってない(本当はその前の暮らしで二人ほど、きょうだいと呼んでいい女性が存在したが、ややこしくなるのでおいておく)それがどうかしたか。 -- エイベル 2014-02-23 (日) 22:32:43
      • (新聞紙で作ったような仮面をつけて表情を隠した気になっていた彼は、自分をけっこう恥じた。「ただ息苦しいだけだったのである」)
        ……。(先日のマーキスの反応もあってか、口澱みしかも呟くように、遠慮がちに)……その。姉に恋らしき気持ちを抱いたりしたことあるのである……?
        -- ルィンディ 2014-02-24 (月) 22:55:28
      • うん。
        (堂々たる即答であった。胸を張ってすらいる。常人には狂気とすら思えるほどにすがすがしいどや顔を浮かべている)
        Yes.Ja.Oui.Si.да…………(各国語のイエスを羅列) -- エイベル 2014-02-24 (月) 23:03:44
      • ……Je(イェ)?(先程の自分の発言とはあまりにも対照的であった。そのため、ギャップから彼はまず首を傾げ、それから理解した)
        (肯定が次々と挙げられ、彼はなにか不穏なものを感じ始めた。「あっ、これ……」「マジなやつである」)
        わかった、わかったから! とりあえず話を聞いて欲しいである! ……でも、いいであるよね、姉……。(共鳴)
        -- ルィンディ 2014-02-24 (月) 23:13:21
      • いい……。姉分が欠乏してホームシックに罹りつつあるが。見てくれよ俺の姉さん美人だろ!?
        (1/8スケールエイベルの義姉を金属生成で完全再現。ドレスに剣帯。凛としていながら優しそうな雰囲気。無闇に精緻すぎる出来だが一瞬で生成した)
        ……はっ。話を本題に戻そう。で、口振りからするとお前にも姉さんがいるんだよな。お前も姉ラブと。(なんだか先の話が読めるような気がするが、自分からいわせよう。自分から) -- エイベル 2014-02-24 (月) 23:22:23
      • (彼は驚愕した。指先の表情まで再現され、映像をそこに取り出したかのように現実感を伴った彫像が眼前に一瞬にして出現したのだから)
        (「複雑な構造を持つものは生成するのが大変なはずでは……?」彼はぞくりとして見入った。恐らく、エイベルはこれをすべて脳裏に焼き付けているのだ)
        美人であるな……。はっ、いけないいけない。そうそう、私にも姉さんがいるのである。血縁上の姉ではないが、部族の中では近縁だ、わりと。
        (彼は語った。「語りすぎないように」と気をつけていたが語った。すらりとした高身長に、ふくらかですらりとした脚付きの描写から始まり……)
        (百年に一度の“白魔道士”である才女として部族の中でもひときわ輝いていただとか、なんだとか……)はっ。
        あっ、うん。そう。姉ラブであるな。どうしたらいいやらわからなくなって眠れなくなる時が今まで何度あったか知れないぐらい。
        ……。で。あの。(饒舌が止まり、途切れ途切れに話し始める。目を逸らし、言葉を選ぶことに熟考を重ねながら)……あのな。
        たとえば、その、たとえばであるな。たとえの話であるよ? そんな恋心が姉で満たされてる折り、誰かにその、告白?されたとしとしとしよう。
        そんなときに、この恋心を一体どう扱えば良いのか……。その。とか。いう、話である。うん。そういう……。
        -- ルィンディ 2014-02-24 (月) 23:43:11
      • (もはや偏執的といえる所業であった。ちなみに胸は大きく脚はグンバツであった)
        (同じ姉ラブ男もといシスコン野郎としては、相手の惚気というかなんというか愛の深さが表れた描写の過剰さもうんうんと受け入れる度量があった)
        俺の姉さんはな……(対抗すべく口を開きかけたがそもそもそういう目的のアレではなかった。咳払い)
        (告白された、のあたりで、未だそういう気配すらない男としては絞め殺してやろうかと思ったが、またもやそういう目的のアレではなかった。踏み留まる)
        ……お前の姉さん今どうしてるの。そしてお前のことどう思ってるの。まずはそこからはっきりさせよう。 -- エイベル 2014-02-24 (月) 23:53:45
      • (どうやら確定的だ。ふたりとも、性的趣向の源泉はきっと、姉から来ている。言い表せないシンパシーめいた感情がこの場に満ちた)
        ……その説明が少しむずかしいのである。姉はな、四年前、ちょうどこの学校に入学する一年ほど前に失踪した。
        どこへ行ったかは知れないが、遠いところへ行くことだけは確かだったのである。私の氏族の放浪の範囲の外であることは間違いない。
        私はずっと、学園艦とともに世界を巡りながら姉の足あとを探し求めていた。高速艇で何度も地上に降りたが、三年経ってもそれらしきものは……。
        姉は……私のことを愛して呉れていることは確かである。……その。家族愛から片足ぐらいは出てる。(消え入るような口調)
        そのなー。私の氏族には派閥みたいなものがあって、私の所属するところと姉の所属するところとでは仲が悪くてな。表立って好きだとかそういうのは言えなかったである。
        だから、氏族を離れて姉と再会した場合……どうなるかは。
        -- ルィンディ 2014-02-25 (火) 00:10:53
      • (腕を組んで考える。難しい問題だ。脈アリとなると)
        俺の場合は叶わぬ恋だから話が早いんだが。向こうは多分俺をかわいい弟としか見てないし、手を出したらオヤジに殺される。爺さんにも多分殺される。
        お前の場合、氏族同士のやっかみは離れた土地じゃ関係なくて。
        姉みたいなものとはいえ厳密にはきょうだいじゃねえんだから、その手のタブーみたいのは多分気にしなくていいわけだ。(これは俺も一緒だが。と言葉を挟んで)
        ……告白してもいないから、諦めきれねえんだな。いけそうなのに、気持ちを確かめ合う前にどっか行っちまった、そしてまだ見つからない、と。
        相手(イザヴェル、といいかえてやめた)に正直に説明するしかねえんじゃねえかな。お前を待つか待たないかは相手次第だが。
        そうじゃねえと整理つかねえだろ。中途半端な気持ちでそいつと付き合うわけにはいかねえだろ? -- エイベル 2014-02-25 (火) 00:30:11
      • ああ、うん。私もたぶん、反対されるのを承知で「姉さんが好きー!」なんて言ったらいろんなひとに囲まれて棒で叩かれてたである。 (「血の繋がり具合はハトコぐらいであるから。遺伝の云々はわからんであるけど、ここらの認識でもセーフであるよなあ」)
        (彼は、共通語の勉強のついでに慣習法について調べたことがあった。「思えば、あれでタブーの感覚が薄れて気持ちに拍車がかかったである……」)
        ……気持ちは確かめ合っていないである。水面下で両思いのような気持ちがかすかにあったのは確かなんであるがな……。
        (「い?」一瞬、エイベルの口がその形になる。が、続いて出てくる言葉は「あ」から始まった。「???」)
        ……。……。うん。そうかも。(何も反論せず、素直に頷いた)……そうか。私、話をしなさすぎたであるな……。
        なんとなく、他人に話すのが憚れるような気がして……。いままでずっと、一人で抱えていたである。
        そいつは「痛みを分けて欲しい」とも言っていたである。……その言葉に嘘偽りがないのなら……きっと、待ってくれるであろう、かな。
        (いくぶん表情がすっきりするが、ふと、考えてみる。「……私のことを好いている相手に、私が好いている誰かの話をするって、なんか、だめ男?」)
        -- ルィンディ 2014-02-25 (火) 00:49:09
      • 痛みを分けてほしいってことはだな。もっとお前のことを話してほしいってことだろ。
        それこそ今みたいな相談ごとを、何でもさ。(そういってくれる相手が居ることが、正直羨ましかった。その感情はおいておく)
        だから話してもいいってことだ。話題が話題だから、好いてくれる女性には説明しにくいかもしれねえけど、そこはもう腹をくくれ。
        姉に恋してる時点で駄目な野郎なんだ。ちょっとくらい駄目を重ねたって一緒だろ。(思考を先読みしたように言葉を繋ぐ。思えばルィンディとの付き合いも長いものだ。このくらいの逡巡は伝わるくらいには)
        俺にいえるのはこんくらいだ。諸々整理がついて、どっちかと綺麗にくっつけたら、そん時は一杯奢ってやる。嫉妬の心はしまってな。
        だがどっちも泣かせたらその時は俺が痛みを与えてやる……覚悟しろ。マジで。ヒール追い着かねえレベルで殴るからな。むしろ詠唱できなくしてから殴る。徹底的にだ!!! -- エイベル 2014-02-25 (火) 01:25:32
      • (理屈が通るのはわかる。けれど、この瘡は膿んでたいそう気味の悪いものだ。他人に見せるのはどうしても憚られる)
        (「……イザヴェルの肌にも傷痕があった」彼はそれを見て驚く以上のことはなかった。「……結局、そういうことなのかもしれない」)
        ……。あ……。(そうして鬱々と考えていると、見透かされる。それで気づいた。「私は、なんだか溜め込む癖があるようだ」)
        そうであるな。……死ぬぐらい痛め付けてくれて構わないのである。そんな時は。私は……頑張ってみるよ。
        ありがとう、エイベル。(迷いに後ろ髪を引かれて、前に進むに痛みが伴うような気持ちだったが、それが解かれた)
        (心から笑いながら、「……なんで、こんないいやつなのにいい人が見つからないのであろう……?」と心の底から疑問に思うのだった……)
        -- ルィンディ 2014-02-25 (火) 23:40:32
  • おーいルィンディいる?居ないかなぁ・・・ -- マーキス 2014-02-23 (日) 18:54:25
    • いるであるよー……?(ヨボヨボ)(顔を出す。えらくやつれて生気のない感じ。砂漠に5年放置された濡れタオルみたいな惨状) -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 20:16:48
      • ・・・え?なんで?…どうしたんだルィンディ
        水か?水が居るか? -- マーキス 2014-02-23 (日) 20:24:52
      • (ふらり……)(彼はそのまま壁に凭れ掛かり、ずるずると床へ沈み込んだ)マーキス……。
        女の子ってわからんであるな……。
        -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 20:26:24
      • ・・・は?お前はいきなり何を言ってるんだ・・・
        いや、確かに分かり辛いものだけど・・・水とか食料とかそういうのは大丈夫そうだな・・・ -- マーキス 2014-02-23 (日) 20:27:58
      • 大いなる謎である……。私自身一体なにを言っているやらよくわからないのである。ただひとつ言いたい。青春の迷い路は常に我々のそばに存在しているのだと。
        (壁に手づたい身を起こす)して、なんの用である……?
        -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 20:30:29
      • いや、普通に話がしたいって言ってたからその為に来たんだけど・・・
        悩みでも聞いてやった方が良いのか? -- マーキス 2014-02-23 (日) 20:31:39
      • 聞いて!!?(爛々とした瞳で詰め寄る。縋りつく。彼にとって、その言葉はまさに蜘蛛の糸そのものであった)
        はっ、いや。(冷静になり離れ、咳払いをする)そのな……あっ、そうだ、マーキス貴様妹ふたりいたよな! ちょっと聞きづらいこと聞いていいのである!?
        -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 20:34:47
      • あ、あぁ・・・居るけど。どうかしたのか? -- マーキス 2014-02-23 (日) 20:35:21
      • 妹に恋とかって、したこと、ある、のである?(真剣)(超真剣) -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 20:36:29
      • (酷い顰め面で見返し)ある訳ないだろう…何言ってるんだお前は -- マーキス 2014-02-23 (日) 20:37:09
      • だよなあ!? おかしいであるよなあ!? あっ、やめてそんな目で見ないで欲しい。やめて。(マーキスの視線が心を貫く。胸を押さえて蹲った)
        あ、あの。念のため聞いておくけれど。もし仮に。仮にであるよ? 貴様に姉がいたとするであるね?
        それに恋とかしちゃう可能性は……?(おそるおそると、声の抑揚は弱々しい)
        -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 20:40:02
      • いきなりシスコンの疑いをかけられたらそういう表情にもなるだろ…
        それって血のつながった姉って事か?…何れにしろ想像だと有りそうにないと言わざるを得ないけど…(勝手に部屋に入って椅子に腰かけ)
        実際そうなってみないとわからないと思うけど…なんで、急にそんな話をするんだ? -- マーキス 2014-02-23 (日) 20:43:23
      • (「そうだ、私はなぜ廊下でこんな話をしているんだ」「ただのシスコン談義にしかならんのである」)
        (彼はマーキスにすまなそうな顔をしながら部屋に入りベッドに腰掛けた)
        血の繋がっているというか、血は繋がっているけれども、はとこぐらいの血の繋がりというか……。
        ああもう、と、とにかく手短に私の悩んでいることを話すのである。貴様なら口が堅いから信用するである。

        私は昔氏族に居た頃、姉にとても良くして貰っていたのであるね。それこそ生まれた頃からである。
        “白魔法”の遣い手でなぁ。次期首長とも目されていた人で、優しくて強くて……──(その後、髪艶の具合だとか、そういうのろけた話がしばらく続く)
        でまあ。そのな。まあ。気がついたら惚れてたであるよね。
        しかし姉は、いまから4年前に行方をくらました。私は姉を捜すため、世界を巡るこの船を選びここへ入学したである。詳しい事情は面倒だから話さん。
        ────それでここまで前提なのであるけれども。(表情が硬く、複雑な感情が入り交じる)
        そんな折り、とある女子に告白? みたいなものをされてしまって。さて、どうするかなー、という……。
        -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 20:57:32
      • ・・・良く分からんな。悩む事なのかそれは?(斬り捨てるように返す)
        お前がどう思っているかが一番大事だろう、そんな事は -- マーキス 2014-02-23 (日) 20:59:30
      • その自分の気持ちがよくわからんのであるよ……。(真っ二つに斬られ、色を失った笑顔になる)
        いきなりあんなこと訊いたのも、似たような経験があったら、助言を貰えないかなー、なんて思って……。(彼は恐らく、マーキスが今まで見てきた中で一番情けない感じの男だ)
        -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 21:05:43
      • ふむ…ならひとつ聞いておこうかな…姉とその子は二者択一なのか? -- マーキス 2014-02-23 (日) 21:07:04
      • ……私、同時に二人を好きになれるような器用な心してないである。というか、その子に姉の面影を見てしまって、このままでは姉のかわりにその子を好く、みたいな状態になってしまいそうで。怖いのであるよね。(口調は普通だが、一語一語は絞りだすように遅い) -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 21:16:07
      • (聞いている間リズムを刻むように膝の上で指をタップする)なるほど、なら答えは一つだ…どちらかを取ってどちらかを捨てる。相手には悪いがそれしかないだろう?
        両方とって置く事が叶わないのならそうするしかない…ルィンディ
        自身の心に問いかけろ、君にとってどちらが重要か…生きているかまた報われることが無いかもしれない姉か、今お前を好いてくれている女か。その二者択一だ
        悪いがその先は僕に相談しても答えは得られない…一言言っておくなら、自分の心に嘘をつくな。ついて出した答えは自分以上に相手を傷つけるぞ
        …少なくとも僕はそうした -- マーキス 2014-02-23 (日) 21:22:59
      • (彼は、手を腿の横に落とすとシーツを握り締めた。心の中で避けてきた答えを自分以外の口から聞いて、嫌な手汗が湧いてきたのだ)
        ……マーキスも。(俯き加減のまま、ちらと目で窺う。「何があったのかは知れないけれど、誰しも悩むものなのであるな……」)
        このまま悩み続けても、イザヴェルに失礼なのである。わかっているのである。自分で答えを出さなければいけないということは……。
        ただ、きっと、私はもう少し悩まなければ答えは出せないのであろう。……でも、なんだか少し心が軽くなったのである。
        ありがとう、マーキス。(顔に生気が少し戻った。が、微笑みはまだ弱々しい)
        -- ルィンディ 2014-02-23 (日) 21:42:47
      • (静かに笑って返し)礼は良い、気合入れていけルィンディ
        (拳を突き出し頭を軽く殴る。以前より見違えるほど背が高くなったのでスムーズに届いた) -- マーキス 2014-02-23 (日) 21:47:18
      • (頭を小突かれる。そこではっとした。マーキスも背が伸びている。「みんな、成長しているのだ……」)
        うん。(「私も」「前に……」彼は、封鎖されていた心の回路が徐々に繋がれていく思いがした。決意へと、進んでいく)
        -- ルィンディ 2014-02-25 (火) 23:43:04
  • 性別反転薬が散布された -- 2014-02-20 (木) 22:58:14
  • ここが相談覧。 -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 20:55:31
    • おうよ -- アウラ 2014-03-06 (木) 20:57:02
      • はい -- イザヴェル 2014-03-06 (木) 20:57:30
      • もう居る!!? ちょっとまってな……!! 頑張るからちょっとまってな……!! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 21:01:06
      • お、時間かかるならさっと風呂はいってくるぞ
        20分くらいで戻るわ多分 -- アウラ 2014-03-06 (木) 21:01:51
      • きにすんな!! 気長にまつぞ! -- アウラ 2014-03-06 (木) 21:02:10
      • そんなわけで風呂 -- アウラ 2014-03-06 (木) 21:02:27
      • よしよしじゃあアウラが戻るくらいまでには準備を済ませる……!!
        結局過去設定書ききれなかったのでもう後日書き足しますちくしょう。 -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 21:03:21
      • 俺もとりあえず待機しておくな。 -- エイベル 2014-03-06 (木) 21:03:35
      • よしこんなもんでよし!! おおエイベル駆けつけてくれたか。よしちょっと待ってな、流れを説明するからなどうにかこうにか!!(わたわた) -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 21:27:13
      • 戻った
        あ、エイベルじゃん、ちーっす、あんまり絡めなかったけど毎度毎度『魅せて』もらってたぜ
        今日はよろしくな -- アウラ 2014-03-06 (木) 21:37:36
      • 施設ですらほとんど会話してない気がするな!えっ読まれてる照れる……。
        こちらこそよろしく! -- エイベル 2014-03-06 (木) 21:39:59
      • おねえちゃん討伐戦にお集まり頂いて有難うございます。というわけで大まかな流れの説明!!

        PHASE1:庭園で項垂れているおねえちゃんをみんなで遠巻きに見ましょう。たぶん、鳶がおねえちゃんの居所を突き止めてくれたものの、鳶自身は刺客に狙われて戦線離脱を余儀なくされたのでしょう。(確定RP)
        PHASE2:おねえちゃんがクレイジーサイコブラコンモードに入って暴走します。ここでアウラは参戦して食い止めてください。わかってるんだぜ? 石化対策をちゃんとしてるんだってこと……。
             アウラの参戦と同時に庭園はアウラとおねえちゃんの舞台に。庭園の片隅へ移動しイザヴェルは氷魔法での支援。しばらく周囲の空気冷やしながら支援攻撃飛ばすウーマンになってください。
             エイベルもいまは計画を忘れて支援し、おねえちゃんを押しとどめる方向でお願いします。めっちゃ石化の睨みをかましてくるから気をつけて!
            私のほうは庭園の片隅で魔力を集中します。
        PHASE3:おねえちゃん移動。追いかけます。ここでツリー植え替えです。このへんで11時とかだといいな……。フェイズ2までは軽く済ませましょう。済ませる!!(決意)
        PHASE4:おねえちゃんさらに暴走しますので、アウラは、頑張ってください。(無慈悲)ここで数レスおねえちゃん思う様に暴走したら、睨みの構えに入るのでエイベルは待機お願いします。ここらへんでアウラは満身創痍になってください。(無慈悲)
        PHASE5:睨みます。跳ね返されます。おねえちゃんズタボロになります。
        PHASE6:魔力の集中が完了したルィンディが星を落とします。後は適当によろしく!! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 21:41:50
      • フッ! 神と悪魔と魔女の加護を得た竜のできそこないとかいラノベでも今日日みない設定の過積載となった俺は石化対策くらいしっかりとして……おい! 無慈悲連発なんだこれ死ぬほど笑ったぞ!
        おまえ最高だな、喜んでズタボロになるわ -- アウラ 2014-03-06 (木) 21:47:25
      • (phase……いやまてツッコミ待ちだこれは罠だ)
        前衛のアウラくんを犠牲にしながら鏡作るタイミングまで魔力温存しつつ時間稼ぎだな!了解した! -- エイベル 2014-03-06 (木) 21:51:09
      • というわけでこのあとの私のレスに各自つづいてくれー!!! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 21:51:32
      • 了解いたした 格好いい直にドンパチするムーブは譲るし安全圏で支援に徹するわ -- イザヴェル 2014-03-06 (木) 21:51:39
      • あと、イザヴェルの主な役割は氷魔法支援ではなく、メンタルがグズグズな私の心の支えです。そうです。お守りです。
        くぉおおお!! なぜ私はわざわざこんな書き方をしてしかも間違う!!(FAZEをPHASEになおしている) -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 21:59:04
      • お前そこまで決まってるなら先言えよ! 事前にそれぐらい打てたよ!! もう遅いよバーカ!!! -- 2014-03-06 (木) 22:04:02
      • いま……思いついたんですね? あっ、これなら鳶くんを違和感なく参入させられる! って。
        だから……みんなの心に、鳶の活躍は残っているのです……!! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 22:09:42
      • 鳶のくれた情報がなかったら、お姉ちゃん捜しで夜が明けていたかもしれないな。ありがとう鳶!! -- エイベル 2014-03-06 (木) 22:12:21
      • 鳶がいなかったら何もできなかった、ありがとう鳶!!! -- アウラ 2014-03-06 (木) 22:12:54
      • お前ら全員下痢しろ。 -- 2014-03-06 (木) 22:15:02
      • 鳶が吉良の正体を突き止めた岸辺露伴的な扱いを受けてるとこ初めて見た -- イザヴェル 2014-03-06 (木) 22:16:04
      • というわけで次のイザヴェルとエイベルの反応のあとにアウラ参上してくださいな!! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 22:20:53
      • 任せろよ、俺の過積載パンチでその石化をぶち壊す -- アウラ 2014-03-06 (木) 22:22:10
      • ここ数ヶ月でアウラ劇的に変わりすぎじゃない? でもいまのアウラならおねえちゃんとも互角に戦えますね。暴走してるから、といって不合理な行動をとらせる必要はない。と……。 -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 22:25:49
      • ユエに加護もらって悪魔に治療と精霊もらって最後に魔女から御呪いされたからな……
        なんか、スパロボ終盤で手に入るオリジナル設定改修機みたいになってるよ俺
        アウラSE−Rとよぶがいい -- アウラ 2014-03-06 (木) 22:31:11
      • はい、こんなんでいいかルィンディ -- アウラ 2014-03-06 (木) 22:39:27
      • いいよー。というわけでみんな。下のツリーで何か飛ばしたりとかして観戦しよう。ええと、アウラとおねえちゃんの遣り取りが一二往復ぐらいしたら次のフェイズいくかんな! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 22:48:31
      • おうよ、流石に今回はお姉ちゃんルィンディがやるんだよな? -- アウラ 2014-03-06 (木) 22:55:45
      • 当たり前だよ!!? 絶対ほかの人に渡してやんねーもんね!!! 思う様暴れてやるもんね!! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 23:02:00
      • おいでなすったぁああああ! 最高だぜお姉ちゃん!! また味わってやるよぉ!!
        エイベル悪いけど一発目は先にいかせてもらうぜ! -- アウラ 2014-03-06 (木) 23:02:04
      • それでこそだ親友!! いくぜぇ!! -- アウラ 2014-03-06 (木) 23:02:36
      • もう飛ばすもの準備しちゃってた気の早い俺マジ脳筋。
        了解した! -- エイベル 2014-03-06 (木) 23:03:21
      • というわけで壁を張って逃げるぜ!逃げたぜ! -- エイベル 2014-03-06 (木) 23:09:08
      • OK!! おら、お姉ちゃんやろうぜ! -- アウラ 2014-03-06 (木) 23:16:15
      • ありがとうエイベル!!! エイベルともどっかで殴りあいたいねそのうち -- アウラ 2014-03-06 (木) 23:17:50
      • 殴り愛たいね。そのうちできそうなのがあるが今はおいておこう!
        このレスでもう支援飛ばしちゃっていいのかな。 -- エイベル 2014-03-06 (木) 23:22:53
      • 俺はいいがルィンディはどうかしらんけどまぁ多分大丈夫だろう -- アウラ 2014-03-06 (木) 23:24:43
      • 文章打ってたら一旦落ち着いてからの方が自然な気がした。それらしい機を待とう。ごめんな! -- エイベル 2014-03-06 (木) 23:30:24
      • どうしよう。「あっ、これ巻いたほうがいいな……」って思っておねえちゃんPHASE3に移行させちゃったよ!!! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 23:33:36
      • OK忍! むしろ自然な機を待つといえるエイベルのイケメンぢからに惚れる
        毎度あんまり絡まないけど読者としていつも楽しませてもらっています…… -- アウラ 2014-03-06 (木) 23:33:38
      • まいたほうがいいな! じゃ俺おいかけるぞ、いいなルィンディ!! -- アウラ 2014-03-06 (木) 23:34:18
      • むしろエイベルが機を待っていてくれたおかげでなんとも自然。ありがとうエイベル。なんか気が付いたらもう23時半!! なんで私、わざわざステージ変更なんてしようと思ったんだろう!!? おかしいな!!? -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 23:36:06
      • 大丈夫だこのままいこう!俺には鏡を作るっていうデッカイ見せ場があるからな!! -- エイベル 2014-03-06 (木) 23:36:13
      • お薬の時間ですよ -- イザヴェル 2014-03-06 (木) 23:41:16
      • よしよし、ここからアウラの反応。それから次のエイベルのレス、それから私、で次のステージに移行!! いいね!! もうそっからはやるべきことは決まってるから流れだ!! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 23:42:02
      • そらぁ! これがワイの石化対策や!!! 石化耐性をもらえなかったら完全石化してから腕ごと切り落として対応でした。足とか? もらわないようにたちまわるし!
        そしてステージ変更了解!! -- アウラ 2014-03-06 (木) 23:45:56
      • ありがとうブーゲンビリアさん。なんだか裏がとてもかわいいブーゲンビリアさん。ありがとう……! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 23:46:48
      • 白リアも黒リアもかわいくて俺はとても幸せです……!! -- アウラ 2014-03-06 (木) 23:48:11
      • ご愛読ありがとうございます!エイベル先生の次回作にご期待ください!
        竜要素に軽く反応しつつステージ変更を促していく構えである。 -- エイベル 2014-03-06 (木) 23:48:22
      • 竜害いいよね……いい……
        エイベル先生の発想から頂いて竜害、そしてそこから遠く離れてうまれた俺もがんばります!! -- アウラ 2014-03-06 (木) 23:49:54
      • 魔法研究会のメンバーは第二天文台に集合してくださーい。(旗ふりふり)
        ここからアウラとの後半戦が始まる。治癒魔法はなく、自然治癒もさっきので相殺されてしばらく使えないからおねえちゃんあとは消耗するのみですが、覚悟完了してるので強いよ! -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 23:59:10
      • おうよ、楽しみだな!!
        おら、やろうぜ姉ちゃん、俺は強い奴は大好きだ!!!
        一緒にきもちよくなろうぜぇ -- アウラ 2014-03-07 (金) 00:03:09
      • しえんいけます! -- イザヴェル 2014-03-07 (金) 00:11:07
      • 支援頼みます!! 弟のほうも覚悟完了しました。支援からーのアウラのきつい一撃からのー、ペトラアイズの流れでございます。 -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 00:18:06
      • 支援もらいます!! イザヴェルとエイベルのレスがおわってから俺もレスするぜ -- アウラ 2014-03-07 (金) 00:18:06
      • 鏡つくる描写先打ちしてたらうっかり遅れたすまん!! -- エイベル 2014-03-07 (金) 00:32:33
      • この程度遅れたうちに入らぬわ!! むしろ私が遅れる危険性! -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 00:43:09
      • 遅れるってのは1日とかたってからだぜ!! 援護ありがとよ!! -- アウラ 2014-03-07 (金) 00:44:19
      • 頑張ってください。アウラはその、石化しきらないように。頑張れ!(無責任) -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 01:02:08
      • そうそう。ルィンディはしばらく魔力集中するマンになってるのでレスの順番は飛ばしていただきたく……!! -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 01:07:15
      • このあとイザヴェルちゃんのレスがあって、それから俺が鏡ぶっぱすればいいってことだよな。 -- エイベル 2014-03-07 (金) 01:11:07
      • 鏡使うための最高のタイミング用意してやるからな -- イザヴェル 2014-03-07 (金) 01:13:16
      • そうです。あれ、この副部長すごくたのもしい……(きゅん) -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 01:14:03
      • は? 石化するくらいなら火傷して穢れ加速させますけど???
        そしてそろそろクライマックスだな、やっちまえエイベル! -- アウラ 2014-03-07 (金) 01:22:12
      • よし。 -- エイベル 2014-03-07 (金) 01:36:10
      • イザヴェルもエイベルもつぇえええええ……あ、あの、すいません名前の後ろにヴェルとかベルって俺もつけたほうがいいですか? 強くなれますか?
        かっこいいなこいつら…… -- アウラ 2014-03-07 (金) 01:40:20
      • これまで一番身を呈した男が何か言ってますわよ -- イザヴェル 2014-03-07 (金) 01:45:34
      • おじいちゃんもうバトルでハッスルしたでしょ。 -- エイベル 2014-03-07 (金) 01:47:43
      • 前衛だから体くらいしかさしだせないんで……!
        エイベルさん、血と肉が噴き千切れるのはまだかねぇ…… -- アウラ 2014-03-07 (金) 01:51:33
      • 光なら吹き出ますよアウラおじいさん……(満を持して歩み出るルィンディ)ありがとう……!! こぎついたぁああ……!!! いや、まだお礼ははやいな!! -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 01:52:57
      • 光……! そしてこれはレス挟まないほうがきれいだな、俺はルィンディとおねぇちゃんの話がおわるまで見守るぜ -- アウラ 2014-03-07 (金) 02:01:21
      • 天文台組はお見送り&見守りますくらいはアリな気もして軽く打ち込んでいた。様子を見る。 -- エイベル 2014-03-07 (金) 02:04:08
      • 次のレスで星を落とすので見守りは大歓迎です。 -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 02:05:47
      • あ、俺がってだけなんでそっちエイベル先生のお考えでやっていただけると……!!
        3人とも凄くて今回は学ぶことばかりだわ……いいイベントありがとう -- アウラ 2014-03-07 (金) 02:05:58
      • 体力がない私は見守り送り出しだけして寝ます
        起きてからどうなったか楽しみにさせてもらいますね 一足先にお疲れさまっした! -- イザヴェル 2014-03-07 (金) 02:10:07
      • ごく簡単な1レスでそれっぽい感じにする深夜向け省エネRP。イザヴェルちゃんを待つべきだったかもしれないけど、時間か時間だし、な!レス順は後で差し替えられるし、な!
        実は俺、多人数で打ち合わせしながらやる個人イベントに混ざるの初めてだったんだ……。ありがとうなルィンディ!! -- エイベル 2014-03-07 (金) 02:10:32
      • あ、これエイベルのが凄くきれい……上から読むと俺がこの後1レスはさまないとアウラが何してんだかわからなくなるな
        よくないから俺もエイベルの後にはさもう、エイベルのレスのおかげで自分の不備に気付けた、エイベルすごい -- アウラ 2014-03-07 (金) 02:31:35
      • あ!? イザヴェルまでおまえ……おまえ、これ……あ、すいませんこれレスいります、やっぱりいります、二人ともちょーすごいです、ごいすーです……!! -- アウラ 2014-03-07 (金) 02:32:32
      • よせやい照れるぜ。アウラくんもすごいんだからな!一緒に走る人が速いと速く走れる理論だからな!
        っていうか俺もわりと限界だすまぬ。明日は修学旅行もあるしな……俺実行委員だしな……
        というわけで離脱します。結末めっちゃ楽しみにしてるからな!がんばれよな!おやすみ! -- エイベル 2014-03-07 (金) 02:34:10
      • お前がすげーから俺も早くなりたいっておもったんだよ! え、実行委員たいへん……がんばってな、またな! エイベル!
        あとで遊べそうならあそぼうな!! -- アウラ 2014-03-07 (金) 02:50:05
      • 星落とせた。 -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 03:02:52
      • おおおおおおお!? おまえ、おまえ……星を落とすっておまえ!! そういうことか……そういうことかぁああああああ!
        天文台に陣取った布石、白魔法からじつは黒魔法つかえるときて……おまえこれって
        おい、ルィンディおまえさ
        ほんとさ……ほんともう、ああもう……たまらねぇわ、凄いわ
        毎度毎度お前の話読めてほんとたのしいわ……でもそれ以上に悔しいっておもえるからほんともう、あれだ、殺す。殺したい
        今回は殺されたわ、白魔法で殺された、完璧な話運びだ
        俺今すごく興奮してる、やばい -- アウラ 2014-03-07 (金) 03:13:58
      • (そして、せっかく絵をでっち上げたのにそれをコメントに載せるのを忘れて「ぐおおおお!!」ってなって転がるルィンディの図)
        ああ……やっと星落とせたぁああ……!! このためだけに最初からずっとずっとフラグ積み立て続けてきたかんな……!! もう、ずっとこのことしか頭になくて、いかにここにうまくつなげるかってことしかほぼ考えてなかったもんもう! ずっと胸に秘めておくのすげえ大変だったわ!!!!
        アウラよ……この物語が完成したのも、お前がおねえちゃんと戦って伏線つけてくれたからに他ならないさ……!! もう、もっと、もっとこう、機敏に動けてれば、そんな無理させることもなかったんだけど感謝してる!! すごく!! -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 03:21:20
      • おねえちゃんのフラグとか最初に引き出したのアウラだしさぁー! もう、考えると設定解放のタイミングなんてすごく迷って結局なにもできなかったりすんのよ! もう!
        ああ、あとエイベル……実行委員会なのに、あと個人イベントやってるのに、それでも駆けつけてくれてほんとありがとう……。
        イザヴェルも、こんなめんどくさい息子についてきて、あまつさえ心の支えにまでなってくれちゃってもう……! あーもうやったよー!! 落とせたよー!! -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 03:23:39
      • クッソが! 今更なに書いてもこれにはちょっとおいつかねぇ……! 最高だルィンディ
        いや、俺はお前から与えられたピースを好きに並べただけだ、お前がすげーだけ!
        俺こそこんな面白い話に参加させてもらえて嬉しくてしょうがねぇよ、やっぱお前すげーわ
        つか悔しいわ、次は殺す……!!
        お前まじほんともうさぁ、ほんと……ファンだけどそれ以上に殴りあいたいから俺も頑張るわ、クソがっ!!! -- アウラ 2014-03-07 (金) 03:42:51
      • ベタほめだな!! まあ私も気合入れておそらく現在から2ヶ月前ぐらいからずっと構想練ってここまで辿り着いたから褒められると素直に嬉しい。
        そして存分に悔しがるがいいさ……!! ふはははは!! 洋上参加できなかったらその黒い情熱を全部こめたんだもんね!!
        おう……殴り合おう。殴りあう。あっ、眠いわこれやばいわ。ねます。ぐぅ。(かくん) -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 04:47:05
      • うん。最高。エクセレント。いやマジで言葉見つからないんだけど画面越しに拳が届いたらいいのに!!
        俺もこんな一本スジの通ったキャラ造形と話作りしてみたい。マジで。俺もがんばろうって思えたよ。ありがとう!! -- エイベル 2014-03-07 (金) 20:15:37
      • 褒められすぎておどおどしてきたぞ! もういい! 謙遜とかせずに正直に言うが、私だって綺麗なキャラ造形だぜぇヒャッハーって思った! 考えが纏まったときは!
        結局過去設定の解放やらがグダグダになって、そこらに慙愧ののこる思いだったけれど、皆の協力で綺麗に星を落とせたのである!! ちくしょう、こっちこそありがとうだ! ありがとうなもう!!
        さて、過去設定書いたりとかおねえちゃんの設定書いたりとかいろいろするか……。 -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 05:36:59
      • 俺はすげぇもんはすげぇっつわねぇときがすまねぇんだよボケ!
        ところでお前いつ暇だよ
        俺そろそろ聖杯の準備はじめちゃうからできれば早めにしゃべっときたいとおもったんだけどよ -- アウラ 2014-03-08 (土) 05:55:33
      • 今日の夜からお暇ですみたいな。ほぼやることは済ませたのだ! あとはおねえちゃんの絵を描いて設定描いて申し訳なさ程度に動かすとかそういう願望しかない。
        あれ? え? もしかして土曜って2月? 日曜って3月? あれ? えっ? まじで! びっくり! -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 06:20:50
      • 今日は夜22時からいないッ!!! ま、いずれとしておくか
        クリア後ダンジョンとかいたら誘うからよろしくな!! -- アウラ 2014-03-08 (土) 06:22:22
      • 便宜上夜といったが、そういうことなら正確な時間帯を言いますと、だいたい16時ごろからいる。いようと思えば14時ごろからいれる。 -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 06:28:34
      • 夕方頃だな、わかった、帰って来れたらくるわ
        つか今もううっちまえばいいか!!! -- アウラ 2014-03-08 (土) 06:34:57
      • 返事とかはあとでいいからな! -- アウラ 2014-03-08 (土) 06:35:42

Last-modified: 2014-03-15 Sat 03:30:00 JST (3695d)