企画/空中学園都市
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〜噂話〜「地上からの漂流家?」
某日未明、地上の建築物が、エリュシオン上に突如乗り上げてきたとの事で
そこでは相場より安く魚介・海産物が買えると言う話である
卒業間近の皆さんへ
2014年3月15日までクリア後ダンジョンが開放されています。
本編で出来なかったRPの消化および気軽なロスタイムにご利用ください。
卒業式の案内
黄金暦273年の3月(3/9)は卒業式です。
卒業式はイベント用ホールで行われます。

ルィンディ・ロ・ベルサ・セッドヘクシンシェ・タンバルグス(.lindin. lo bersa .sedxeksince. .tanbargus.) Age:20  現況/戦歴/冒険中?  BGM:♪Love Lite2014-03-20 (木) 20:33:51

。o(よし、これで服装は完璧なのである。ところでこの飾り布はどこに結ぶものだったのであろう……? なんだかみんなやけに上着着てるし、寒いのであろうか……?)

三行ルインディの現況
-“星を落とす魔法”を解き明かし、愛する姉を救った“白魔道士”。
--男子寮208号室?で暮らして、学園第二天文台で研究している。
---もう、すっかり共通語にも慣れた。実は「である」は惰性でつけてるだけで、わざと。
星、落としました。Edit

edit/refer
MEMO:帰宅
え、聖杯明日……?
Edit
2014-03-20 (木) 20:33:51
+  ロケーション表

編集:星を落とす魔法

お名前:
  • (彼は、夢を見ていた)
    (産まれた頃から、今までの過去を振り返る夢だ)
    (これがもし“走馬灯”というのであれば、自分はもしかすると、姉と対峙して死ぬのだろうか)
    (眠りは、深くなる)
    -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:46:37
    •  放浪部族、(シンシェ)の一族は世界を巡り、病魔や傷痕を癒やす。その記録は何千年も前からたくさん残っている。
       物語となり、夜に読み聞かせられている。あるときはヒロイックな救いの神として、あるときは難病を否定する医療の神として。
       彼らは、医療団としてそれをいまでも続けている。
       さて、シンシェの物語には裏の面がある。
       懲罰者として、悪人に捌きを下す蛇神のお話は、それがシンシェのものと知られずに伝えられている。
      しかし、老いて知識を蓄えた人たちの中ではそれがシンシェたちの仕業だというのはほとんど周知の事実だった。
       彼らは、それをも現代に続けている。
       黄金歴252年12月。私が産まれたそのときも。
      -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:47:07

      •  “黒蛇の団(ヘクリシンシェ)”の首長の息子として産まれた私は、どうやら立派な黒魔道士になることを期待されているようだった。
         他の団の子供たちと遊ぶことは許されないし、大人も、父さんの許可した限られた人しか私と会話ができない。
         専ら黒魔術の詠唱文をひたすら諳誦することに子供時代を費やし、物心もついた7歳ごろ、私はもう、我慢をしかねた。
         部族が街に滞在をし医療団としての活動をはじめたときに、私は隙をみて馬車から抜け出し、町中へ繰り出していった。
         遠くから眺めるばかりだった建物や、部族の外の人がとても新鮮で、時間を忘れて楽しんだ。そして歩く。賑やかなほうへ、賑やかなほうへと。
         ただの街が、私にとっては夢の国だった。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:54:31

      •  露天で売られている一山の琳檎が、赤々と自分の目を惹きつける。店主が私に声をかけてきて、私はぞっとした。
         わからなかったのだ。何を喋っているか。
         この歳にしては言葉を達者に使えるほうだと思っていた私は狼狽して泣きそうになりながら喋りかける。
        「僕は、ルィンディ。シンシェです。西の広場に滞在している……。僕の言葉が、わかりますか?」
        【…………。】
         しかし、その人は困ったような不思議なような顔をするばかり。
         居た堪れなくなり、私はそこから駆け出してゆく。
         それから何度も、通りすがる人へ話しかけた。けれども結果は全部同じだった。それどころか、私を見て嫌な表情を浮かべる人が少なくなかった。
         帰りの道筋は、憶えていなかった。
         人混みが急に冷たく感じられる。あんなにも感動をさせてくれた建物の数々が、私を押し潰すかのように巨大に見えた。
        唯一同じ青空すらも、建物ごしに見るので四角く切り取られたようになって、余計に圧迫感が増す。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 02:58:15

      •  その時、姉に出逢った。
         自分よりも少し年上の、大人びた少女。丁寧に編まれた黒髪が光に艶めいていて、本当に美しかった。同族であることは一目でわかったが、助けを求めるとかよりも心を惹かれて一杯になってしまった。
        【子供が一人で、何をやってるの? あまり離れてはいけないと言われているはずだけど】
        「……!」
         けれど、現実に引き戻される。彼女が話したのもまた、私のわからない言葉……“共通語”であった。
        「すみません、出歩いていたら、はぐれてしまって……」
        【……? なに?】
         きっと通じるものと思って話した。しかし、なぜか通じない。顔立ちも服装も“シンシェ”のものであるはずなのに。
        【「すみません」「歩く」……? あなた、もしかして「黒蛇の団(ヘクシンシェ)」の子なの……?】
         所所判る単語が混じるのだが、それを拾えるほどの余裕なんてなかった。
        【えっと……】「ついてきて」
         顔を上げる。私は泣きそうだったけれど、恰好が悪いからぎゅっと目を瞑って耐えていた。差し出された、手を握る……。(……あたたかい)
         悪夢のような街を、そのぬくもりだけを頼りにして歩く。それが頼もしく感じられるたびに、どんどん心細くなって、この手を離したら私は永遠に元の生活には戻れないのだと思った。
         シンシェの駐留地に戻り、大人たちと彼女が話す。氏族全体が騒ぎになっているらしい。私のせいだろうか。
         私は息をつく暇もなく、団の者に乱妨に手を引かれて歩かされる。
        「私の名前は、クァムスィ」
         別れ際に、彼女がそう言った。
        「僕の名前は、ルィンディです」
         私はそう返した。 -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 03:04:16

      •  父のもとへ帰った私はこっ酷く叱られることを覚悟していた。黒魔法の訓練にもずいぶんスパルタで、いつも怒っているように見えたから、今回もきっとそうなるのだろうというあきらめがあった。
         案の定だった。でも、どうも表の白蛇の団(ブラビシンシェ)のお偉いさんも行方をくらましていてあんな騒ぎになっていたらしく
        その騒動がこっちにも波及したのか、説教と体罰自体は少なかった。
         私は、数ヶ月間自室から出ることを禁じられた。
         別の子供の待遇を知らないけれど、それでも異常と思えるほどに父さんは厳しすぎる。これが、首長の息子であるということなのか。
         寝るか、黒魔法の訓練をするかしかない。そんな環境で私はクァムスィのことを思い出していた。
         どうしてか表情のひとつまで思い出せて、胸が擽ったくなった。
         (なぜ、同じ氏族の者にまで言葉が通じなかったのか……?)
         かすめた疑問は、眠りの底へ沈んでいく。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 03:12:20

    • 黄金歴262年12月。
      -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 03:25:46

      •  私の目の前に生首が鎮座している。
         蛇神“アルゴル”の彫像である。髪の毛にあたる部分は蛇となっていて、表情は意外にもアンニュイな趣がある。
         厳かに、参入の儀式は執り行われた。私は、その像の前で誓う。
        「ルィンディ・ロ・ベルサ・セッドヘクシンシェ・タンバルグス」
        「我が両の目を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「我が両の手を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「我が両の耳を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「我が両の脚を捧ぐ。ひとつは生を、ひとつは死を」
        「そして我が口を捧ぐ。死のために。死のためだけに」
         意味はよくわからない。でも私は10歳。晴れて、黒蛇の団の一員となった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 04:36:20

      •  何千年もの昔から連綿と続く作業へ、私も初めて参列することになる。
         首長の息子であるためか仲間はどこかよそよそしく、私を気遣うようだった。
         我々は夜闇を駆ける。冬の空気が肌を刺す。厚着をした手袋越しに、雪の冷たさを感じる。
         仲間のかけた黒魔法“サイレント”で音は何一つしない。
         私達はひとつの家を取り囲んだ。正面玄関にふたり。裏口にふたり。少し遠巻きにふたり。
         私は正面玄関の役割である。この年齢にしては大役だった。
         標的は毒薬調合の伝説的名人であるらしい。嗅ぐだけで瞬時に死へ至らしめる毒や、数ヶ月じっくり苦しめる毒など自在に調合するのだという。
         私を先導する中年の団員が、身振りで私を促した。
         あんなに練習を重ねたのだから、大丈夫。兎相手に黒魔法をかけて絶命させることも、慣れた。最初は苦労したけれど、標的が人間になるだけだ。
         心臓が、肋骨の檻の中で暴れる。指を三本立てたのが見えた。
         折られる。一本。
         折られる。二本。
         折られる。
         扉を開いて駆け出す。白魔法“アンロック”を追従する中年の団員が詠唱し、次々と扉を開ける。
         青蛇の団の情報収集班が伝えた通りの間取りを、駆け抜けていく。競争のように身を躍らせる。
         階段を駆け下りる。心臓が浮く。息がつまり、脚がもつれる。
         最後の扉を開く。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 04:52:24


      •  地下研究室。硝子の道具が沢山あって、きらきら、灯りにきらめいている。むあっとした臭気が鼻を衝いた。
         これも予想済みのことで、白魔法“キュアポイズン”をかけられる。
         白衣を着た赤髪の女性が居る。私は、握りしめていた杖を真っ直ぐ突きつける。
        【やめて】
         何を言っているのかわからない。
        【お金が必要だったの。仕方のないことだったの。悪いことに使われているのは知ってたわ】
        【でも殺さないで。少しだけ、待って。私が死んだら、露頭に迷う子が沢山いるの】
         何を言っているのかわからない。
        「死んで、貰います」
        【待って。お願いだから。助けて。お願い】
         やっぱり、何を言っているのかわからない。
         共通語は難しい。なんとなくニュアンスは伝わるのだが、その話している内容の単語ひとつすらも私はわからなかった。
         とにかく、薬で沢山の人を殺したのだろう。悪人は裁かなければならない。
        【この仕事が終わったら、法の裁きを受けるわ。死刑にでも、なんでも……】

        球に爪先立ちをする ハーレクインはこう言った こんなことのできます私が 化け物のように思えるでしょうか いえいえ話は単純なこと
         右手か左手どちらかに 少しの錘が乗るだけで 私は転げて首を折る それぐらいのものでございます 人生と同じようなものです
          ところで貴方様の片手の中身はなあに?



        黒魔法────ポイズン。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 05:00:48

      •  自然毒の範疇外の、呪毒によって女性の身体は蝕まれていく。
        【かっ、はっ、あっ、あ゛ぁっ……!!】
         だから、薬棚にあるどの解毒剤を飲んだってそれは収まらない。
         これから朝までかけて、彼女はひたすら苦しみを味わう。どんな毒よりも強い苦痛を。
         もう言葉も吐けない様子だった。さすがに居た堪れない。彼は踵を返すと、扉を閉める。

        外は怖いから 閉じこもろう 何も見なくていい 何も聞かなくていい 何も知らなくていい
         それでも世界は回るのだから


        黒魔法────ロック。

         扉は閉じた。もう開かない。次に開くのは、彼女が死んだときだ。
         私達はゆっくりとその家から抜けだして、帰路をゆく。
         仲間から労いの言葉をかけられた。私はそれがとても薄ら寒く感じて、先程の殺害の感触が生々しく蘇った。
         氏族の荷車の列へ近付くにつれて、現実味がだんだんと増してゆく。人の温かみが、私を蝕んでいく。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 05:17:33

      •  しかし、黒蛇の団の皆は優しかった。父親もとても優しくしてくれた。褒めてくれさえするのだ。
         ささやかな宴が設けられて、私は酒をコップに半杯飲まされた。苦くて、舌が曲がるような味だ。
         嬉しい、という気持ちがだんだん大きくなって、不安を立ち消えさせる。
         私は、参入の儀式を済ませたときにはなかった、黒蛇の団の皆との一体感を得ることができた。
         それが本当に正しいのかどうかは、別として……。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 05:44:03
    • 黄金歴264年12月。 -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 06:19:20

      • この頃になると、殺害への嫌悪感もすっかり薄れて、かわりに充足感や達成感を覚えるようになった。
        黒魔法“ディスメンバー”をかけた相手が四肢を動かせず神経を灼かれる激痛に悶えて芋虫のようになるのを面白がったり、私は酷く悪趣味な子供だった。
        しかしそうなるほどに黒蛇の団での私の立ち位置は確固たるものとなっていったし、父親も一等、私の成長を歓迎してくれていた。
        だから疑問なんて抱く隙間がなかったのだ。
        相変わらずシンシェ語は仕事仲間の団員や限られた者にしか通じず、共通語はすこしもわからない。もう気にならなくなっていた。どころか、内心に選民意識のようなものが首をもたげて、他人を見下してすらいたのだ。
        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 14:11:08

      • 軟禁じみた拘束も解けた。父親に許可をとれば街中も歩ける。
        五年前のあのときに、こそこそ抜け出して歩いたのと同じ街を我が物顔で歩くことができて、私は自由を手に入れたのだと思った。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 14:20:37

      • 私は、悶々としていた。肉体全体に漲る若い力を持て余していた。
        それは人を殺していないからだ。
        黒魔法による“裁き”の標的は、首長が全てうまく取り計らう。無辜の人をいたずらに殺害することもなければ、小さな悪事を取り上げて殺してしまうこともない。
        情報収集班である青蛇の団の者が集めてきた記録をみて、厳粛に判断を下す。幾らかの幹部連中と相談をして、まるで裁判のようにディベートを行い、そこからさらに、黒魔法による“誰の目にもわかる”ようでありなおかつこちらの行為が露見しない程度での致死が可能であるか検討をする。
        最近は、どこの国もどこの街も厳しくなってきている。それは、凶悪犯などは大抵牢獄に入ってしまうということであり、こちらが法の網を掻い潜るのに苦労するということでもあった。
        そんなこんなで、私は実に四ヶ月間誰も殺さずにのうのうとしてきたのだ。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 14:38:53
      • 赤蛇の団は鍛治や警護をし、青蛇の団は情報収集やシンクタンクとして、緑蛇の団は炊事洗濯裁縫、金蛇は大道芸や楽隊として、そして言わずもがな白蛇の団は治癒師としての白魔法の行使……。
        皆役割があるのに、私は穀潰しだ。黒蛇の団の皆がそうだとは言えない。他の団に所属しながら黒蛇でも団員である、多色の団員が数多いのだ。きっと、根っからの黒蛇は私と父親ぐらいに違いない。
        何の役割も持てないことが堪え難い苦痛だった。私は“仕事”ができる。黒魔法の冴えも大人顔負けであるし、背だって伸びた。
        あれほど欲していたはずの自由が、いまは何よりも疎ましかった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 15:20:09

      • 鬱蒼とした森にほど近い場所で野営をすることになったさい、私は幼い頃のように、夜中に荷車を抜け出した。
        狼が出ると、聞いていたからだ。
        ずんずん枯葉の絨毯を踏みしめて進む。ほどなく、その群れには出逢えた。
        それをじっくり計上してみると百は下らない数だ。私は遠巻きに唸り声を上げる狼たちを、舌舐めずりして見つめた。
        その後は、殺戮の一語。
        ……もし、ここに旅人の一団が通りすがったら自分はどうしていただろう? 自問自答してみると、冷笑が答えになる。私は、殺しの快楽に満ち満ちている。
        最期の一匹は子犬のようなちびすけで、果敢にも身を低くして今にも躍りかからんとしている。それがたまらなくいじらしい。
        片脚に黒魔法“インジャリー”をかけられて、傷口がどんどん広がっていくというのに。絶対感、万能感、多幸感。この気持ちをどう言葉にしていいかわからなかった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 15:31:15

      • 【やめて】
        あまりにも高揚した精神が、人に気づくことを遅らせた。
        凛と声が響いて、真っ暗の夜の森が俄かに明るみを増したかのようで、それで、自分のやったことが照らし出されてしまうようで……。
        【何を、やっているの】
        【答えて】
        クァムスィは、綺麗な赤星の虹彩で私をまっすぐに見た。
        「……」
        気持ちが冷めて行く。血の生臭さが地面から立ち昇るのを、今更のように認識すると、吐き気が込み上げた。
        仔狼は、雰囲気の変化を察知してか、足を引きずり逃げ出して行く。
        私も逃げ出してしまいたかった。

        -- ルィンディ 2014-03-06 (木) 17:01:36

      •  握り締めた手が、針金を通されたように固い。強張って動かせずにいる。
         私は、そのとき自分の価値観を根底から掘り返されて、埋められてしまうな気がした。
        (僕は正しい)
         姉は私を見ている。私が口を開くのを滔々と待っている様子だった。
        (何様のつもりだ)と、私は思う。見咎めを受けたショックは、驚きと動揺から、怒りや憤りに転化しはじめていた。
        「何をやっているか、だって?」
         姉の言葉はとても聞き取りやすかった。そして、短く的確に喋っていた。だから共通語でも何を言っているか辛うじてわかった。
        「見てわからないんですか」
        「害獣の駆除ですよ」
        「こんなもの黒魔道士の仕事じゃありませんがね」
        「だからこそ、私は一人でひっそりとやっていたんです」
        「あなたこそ、なんですか」
        「なにをしているんです」
        「夜のお散歩ですか」
        「白魔道士はお気楽極楽ですね」
         私はとても傲慢だった。シンシェ語で捲し立てる。クァムスィがそれを殆どわからないと知って、好き放題言ったのだ。
        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 02:20:32
      • 【……】
         姉は一瞬呆然として、それから眉間のところに深い皺をつくって私を睨んだ。
         怒り出すか、それとも、泣き出しそうだった。
         じんわりと快感が湧いて出た。狼の手足に呪いをかけ、芋虫のようにのたうつ姿を見たときと同種の、安堵感とも似た快楽が頭蓋を満たした。
        「偉そうにしゃしゃり出てだんまりですか?」
         胸に迫る喜び。私が言葉をつなげばつなぐほど、クァムスィからは気勢が削がれていき、かわりに涙が眥に溜まった。
        「……僕はもう、行きますからね」
        「さっき取り逃がした小さいやつを仕留めきゃ」
         わざとらしく、よく聞こえるようにそう言った。溜飲が下がり、陶酔感のみが心に残り、悠々とした。
         踵を返すと、嗚咽が聞こえる。夜空が枝と葉に覆われて星すらも見えない森の中に、その声はよく響く。
         私は、振り返ってその顔を見て、鼻で笑ってやりたい気持ちを必死で押し殺した。

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 02:36:48
      • 「ばか」
         嗚咽混じりに聞こえる声。私は聞き違いかと思ってその時には気にも留めず、厚く積もった落ち葉を踏みしめていた。
        「……自分がやっていることも、やったこともわからない」
         私は、足を止めた。
        「意味もわからず、自分のものになったからといって振り回したくてたまらない」
         私は、振り返った。
        「ガキ」
         涙をぼろぼろ落としているのに、私はその瞳に強く威圧された。心臓を掌握されたようになり、額から熱がすっと引いた。
        「そもそも“黒魔道士”として、間違ってるとは思わないの。それ。
         お気楽極楽な“白魔道士”の目線で言わせて貰うけど。
         それは“人”に遣う魔法のはずだよ。そんなこともわからないで、やっているの?」

         今度は、私が呆然とする番だった。

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 02:49:13

      •  私は生来共通語に触れずに暮らし、シンシェ語のみで生活した。そのためいまでも共通語は殆ど理解ができない。聞き取ることも難しい。
         シンシェ語と共通語の言語構造は明確に異なる。シンシェ語は述語論理が文法の基盤をなす、魔法のために作られた人工的な言語である。
          単語ひとつにつけても扱い方がまるで違う。言葉の遣り取りをキャッチボールに喩えるなら、グラブから投げ方、ボールまでも全てが異なる。
         しかし、姉は。
        「なんとか言ってよ」
         私は幼いころの記憶を思い返す。姉は、あのときほんのすこししかこちらの言うことを理解できていなかった。
         だが、いまは、シンシェ語の聞き取りと会話が出来るようだった。
         きっと誰かに習ったのだろうが、そうする意義は見当たらない。
         なにしろ、そう、この歳になってわかったことだが、“黒魔道士”はシンシェ語だけではなくたいていは共通語を話せる。
         シンシェ語しか話せないのは、私ぐらいだった。
        「ねぇ」

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 03:05:55

      •  塀の上から見下ろして、遣り込めてやったと思っていた。
         気がつけば同じ目線に立たれていた。
         私の心はざわついた。
        「黙ってちゃわかんないよ」
         はたと気づく。視線で言葉を促されていた先程と、まったく同じ立場に私は置かれている。
         だんだん、恐怖心が膨らむ。怯える気持ちが、身体をむやみに奮い立たせた。
        「黙れ」
         耳障りだと、心の底からそう思い、声変わりも済んでいない声を精一杯に低くする。
         今にして思えば、このときの私は父親を真似ていたのだろう。
        「……黙れ」
        「僕は」
        「僕はできる子なんだ」
        「お前だって、やろうと思えば、ほんの一瞬で」

        ぱしん

         乾いた音が響いて。弾けるように目の前が真っ白になって。私の頬は、じんじんとした。
        【ばか】
        「私は、こんなこと言うために言葉を憶えたわけじゃないのに」
        「いやなこと言わせようとしないでよ……!」
        「いやなこと、言わないでよ……」

         姉の頬を新しい涙が滑り落ちた。雫になって重力に引かれて、落ち葉の間にぽつぽつ落ちる涙を私は目で追った。
         そして、その水分が伝染するようにして私の目にも涙が湧いてくる。
         言葉にすることができなかった。本当に思いつかなかった。謝罪だとか、泣き言だとか、自分の生き方を否定する言葉が出なかった。
         “黒魔法”と自分という存在を、生まれてきてからずっと肯定することしか教えられていないからだった。

        -- ルィンディ 2014-03-15 (土) 03:30:00
  • (//) -- ブーゲンビリア 2014-03-14 (金) 00:43:05
  • 星を落とす魔法、すごかったぜ……やったなルィンディ!近くで見届けれなかったのは残念だったが、俺は感じることが出来たぜ、あの暖かな光を… -- ジュード 2014-03-09 (日) 21:04:25
    • と、祝って称えようとしたら旅行でお前の姉貴と鳶が結婚してたんだけど俺どういう顔すればいいの…… -- ジュード 2014-03-09 (日) 21:04:56
      • ジュード、貴様らの助けもあってのことだ……。あれは、私だけの光ではないのである。ふふふ、おかしいな。あんな大変なことをくぐり抜けたのに、爽やかな気持ち……。
        あっ、うん。(素)どうしてかな、わかんないや。……ええとね、たぶん、私が遠因にはなってると思うんだけどね。いやー、だって、帰ってきたら「おねえちゃん結婚したわ」だもん。過去完了形だったもん。私もどういう顔したらいいやらわかんないよ。
        -- ルィンディ 2014-03-09 (日) 23:40:09
      • 友達がさ、友達の姉貴落としてるの。なんか酒飲んでクダ撒いてるところを……
        いや、うんでもほら……鳶はいいヤツだよ!俺が保証するっていうかみんなわかってることじゃないか!うん!
        でも正直、鳶と顔合わせづらくない……?お前の弟だよ鳶、義理の弟 -- ジュード 2014-03-09 (日) 23:56:14
      • 私もこれ以上ないくらい理解している。でもあれ? 何? 急すぎない? しかもわりと本気っぽい迫り方したと聞いてるんだけど、あれはなに? 鳶の手口なの? 本気なの? どっち?
        どうしたらいいんだろう。いや、私の弟というよりか、年齢的にあっちのがひとつ年上であるし、姉の相手となれば、義兄になる……? 私が弟? いや、嬉しくないとかそういうのではないけれど。
        でも、なんだかちょっと心がきゅんと締め付けられるのはなんであろうかね。姉をフッたのは私であるのに。その点でちょっと姉とも顔をあわせづらい。
        -- ルィンディ 2014-03-10 (月) 00:10:15
      • そうだった、鳶が義理の兄か……まぁ、いいんじゃないか。何はともわれだし。鳶も色々思う所があったんだろう……あの戦いの後だ
        だめだ、すごい綺麗に纏めようとしてもなんか無理がある……すまんルィンディ、なんだろう……えぇと、ほら子供が出来れば落ち着くってお互い!!
        こ、これからのことだ。み……みらいにかけよう!ミアレスカと俺も旅立つしな!明日へ!(無茶苦茶なワードで〆ようと試みるが無理がでて破綻した)
        ルィンディはどうするんだ?この後さ -- ジュード 2014-03-10 (月) 00:19:01
      • 未来のことは……言葉で語るんじゃない。わかるな? これからの行動によって語られるんだ。だから、もうこの話しはとりやめ。ただ希望を抱いていこう。(「置いといて」という婉曲表現)
        ん? 私か? そうであるなぁ、いまさら氏族にも戻れないし、エリュシオンを根城にして、世界中を周りながら治癒師として活動しようと思うのであるよ。
        もともと放浪部族の身の上であるから、一箇所にとどまるのは性に合わない。でも、もろもろの事情から定住はしたい。一挙両得なのである。
        -- ルィンディ 2014-03-10 (月) 03:08:57
      • あ、ついでというか最後にだけど鳶は恭一郎とかと同じくなんか作られた存在だかで生後10年経ってなかったはず。いやーどうりで義理の弟って出たわけだ、年下だし鳶(おわり)
        そうか、そりゃうってつけだな。んじゃ手紙はここ宛でいいわけか。なんつーか、本当に卒業して新しい生活って感じだな。なんかこう、続きって感じがするわ。
        そいじゃ、バスの時間も近くなったしそろそろお暇するわ。最後になるが、本当によかったなルィンディ
        またいつか、同じ空の下で。 -- ジュード 2014-03-10 (月) 22:44:19
      • (「ややこしい!」「まぁいいか」「そもそもの状況がややこしいのだし……」おわり。)
        きっと、これは私が産まれてからずっとしたかったこと。そのような気がするのである。
        わからないことを言ったな?(笑って誤魔化した)……ん。そうか。お前も、ジュード。ミアレスカを幸せにしろ。
        あの娘は、いい娘だ。私が過去と向き合えたのも、あの娘の“ダイバーズセラピ”のおかげだったしな。
        ああ。きっとな。またな。

        (呆気無いくらい、普通に別れた)
        (私の心は、「次に会ったときはどんな話をするのかな」という、のうてんきな気持ちで一杯だった)
        -- ルィンディ 2014-03-11 (火) 03:11:47
  • 第二天文台 -- 2014-03-08 (土) 06:35:59
    • (星を見た数日後の夜)
      (ふらりと訪れた天文台。いつものように包帯を巻いて、いつものように差し入れの菓子とジュースを持って、いつものようにレポートを持って俺は現れる)
      卒論つきあってくれ
      正真正銘、これで最後だ
      (いつもと、まるきり同じように) -- アウラ 2014-03-08 (土) 06:37:15
      • (事情聴取、姉の乗船許可の代理人手続き、証明書類、診断書、入院手続き。なかなか骨が折れた)
        (姉はエリュシオン中央病院で一月ほど入院生活だ)…………。(そんな、最後の苦労を終えた矢先のこと)
        ……貴様。(彼は、最初に出逢ったときとまるで同じような顔をして出迎える)卒論だぞ?
        -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 06:48:29
      • 卒論だからだ
        俺の手に負えるわけぇだろ、手伝ってくれ
        じゃないと俺は卒業できない
        (最初にあったときのように階段の前で、お互いに疲れ切った顔で向き会う)
        (ルィンディは目の下に隈をこしらえ、俺は疲労の余り両足が笑いっぱなしだ。いくら慣れている階段とはいえ、急いで駆け上がればこうもなる)
        差し入れも一応あるぞ、ほら -- アウラ 2014-03-08 (土) 07:07:10
      • “卒業”論文だぞ。
        それができないと、卒業資格がないということである。……貴様、私に経歴詐称の片棒を担がせるつもりなのか?
        (辛辣な言葉と共に浮かべられた微笑みは、その後の返答を予期するかのようで)しょうがないやつだなあ。
        ……まったく。そんじゃあ、それでもいただきながら、腰を据えてやるであるよ。レポートなどとはわけが違うからな。……今日のはなんだ?
        -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 17:36:30
      • ルィンディのそういう聞き分けがいいところ、最高にイカしてるぜ!
        (微笑みに対してこちらも満面の笑みで答え、菓子袋を片手に二人で第二天文台の中に入る)
        (そして、勝手にコタツにはいって向き会う。最早、定位置である)
        ああ、今回のは……卒論だからな
        『地上について』だ
        俺は実は、地上の事は殆ど知らない
        地上にいた頃から、物知らずだったからな
        だから、しってるお前に教えて欲しいのさ
        これから俺が行く場所が、どんなにいい場所なのかってな
        (照れもせずにそういって、笑ってみせる)
        (いまさら、恥ずかしがるも何もない) -- アウラ 2014-03-08 (土) 20:04:56
      • (彼の脳裏に、過去の記憶が浮かぶ。地上を“這って”いた我が一族のことが、思い起こされる)
        (決して楽しい思い出ばかりではない、険しい道程を歩む日々……)

        地上か。
        私だって、放浪部族だったのだ。そこらの人間よりも詳しい自負がある。

        (早くも春めきつつある気候に、万年敷いてあるこたつ。それは、もしかすると惜陰の情があらわれたのかもしれない)
        (空は、心地よかった。いまさら何を言う必要もないぐらいに、最高の日々を過ごした)

        いいところだぞ。あそこは……。

        (きっと、四年前にはこんなことを言えなかった)
        (私はいま、胸を張ってこう言うことができる)

        (“星を落とした”白魔道士と、龍の出来損ないが、天高い城で地上のことを語る)
        (これが文字に起こされたのならば何かの英雄譚と勘違いしそうなシチュエーションだ)
        (実際には、油こくて塩辛いスナック菓子をつまみながら、こたつでだらけつつ。何気なく話しているだけ)
        (彼は、それが、とてつもなく幸せなことに思えた)
        -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 23:40:29
      • (二人でコタツに足をつっこみながら、小さく笑う)
        (今までは、地上から目を背けていた)
        (地上を見ようとしなかった)
        (少なくとも俺はかつて、そうだった)
        (雲の上に昇れば、それを見なくて済む)
        (だから、逃げてきた)
        (そんな俺と、かつて星を叩き落とすためにきた白魔道士は笑いあう)
        (レポートの締めくくり。そこにただ一言、書き加える)


        そうか……いいところか


        (きっといいところだと思いますと、大きな字で)

        なぁ、ルィンディ
        お前は、これからどうするんだ?
        地上に戻るのか、姉さんと? それとも、ここに残るのか? -- アウラ 2014-03-10 (月) 22:26:23
      • 私はここに残るさ。折角修行した白魔法だし、世界を回りながら、エリュシオンの常在治癒師として活動してみる。
        どこかに定住する気にはならないである。……イザヴェルはいろいろな学校から誘いが来ているようだし、大学に進むと言っていた。
        あいつが卒業したらまた気分も変わるかもしれないな?(驚くほど力の抜けた笑い顔。そうやって笑いながら、未来を語れるようになった)
        (「でも、なんか、これはのろけみたいである?」)

        だから、アウラとは離れ離れだ。……郵送してきても、書類の代筆などはせんぞ?
        -- ルィンディ 2014-03-11 (火) 01:04:44
      • ……そっか

        (わかりきっている、答えではあった)
        (例え地上に降りたところで、一緒に旅をするとも思ってはいなかった)
        (だから、これは想定の範囲内)
        (わかりきっていた別れ)
        (星は落ち、空は『底』にあった)
        (なら、これは最早……必然以外の何物でもない)
        (俺達は偶然という必然に導かれて出会った)
        (なら別れもまた……必然であろう)
        じゃ……しょうがねぇな
        (静かに立ち上がり、隣にまでいって、右手を差し出す)

        またな、『親友』

        (笑顔で、必然を受け入れる)
        (当然の事だからだ)
        (だいたい、俺は竜でアイツは蛇)
        (今まで一緒にいたほうが、本来不思議なことであったのだ)

        (挨拶もそこそこに、第二天文台を後にする)
        (荷物はそのままだ)
        (別に今生の別れというわけではない)
        (いずれ星が巡れば、また会うこともあるだろう)

        (そして、俺はそれを確信している)

        (一時出会ったからこそ、また一時別れる)

        (人工的な風が吹く第二天文台の長い階段を静かにおりる)
        (振り返る事もなく。焦る事もなく)
        (いつものように。ただ、普通に……俺は、ルィンディと別れた)
        (それが俺とアイツの、『この空』での最後の別れだった) -- アウラ 2014-03-12 (水) 00:15:44

  • (//すみません、これずっと前の会話の時に寝落ちた後に見た夢なのですよ……!ダッシュして逃げつつ) -- ブーゲンビリア 2014-03-07 (金) 02:34:45
    • (//あとランちゃんはとても可愛いです……ホントに色々着せかえたいくらい そして逃げる) -- ブーゲンビリア 2014-03-07 (金) 02:36:41
      • //ラルス先輩が夢の中で独自のキャラを確立している……!! すげえ! 言ってることの半分もわからねえ!!
        あといまさらながらにランあいつもっと動かせば良かったと後悔!! だって、可愛く作ったんだもの……!! かわいいに決まってるじゃない!!
        -- ルィンディ 2014-03-07 (金) 04:00:54
      • (//風評被害にならないか心配な夢だったわ…描いてしまったけど! ロリータ系の服(しかも初期)のめっちゃ古い話だからな!仕方ないな!)
        (//ランちゃん可愛いですよね。夢で出て来た影響もあって、こう着せ替え人形の様に色々描きたいんですが!
        漫画だと略してしまったけど、田園詩とかの物凄い似合い様が素敵でしたよーホント。ランちゃん可愛い!)
        (//そして以前お詫びで持ってきていた絵を気付かれていなさそうな気がしたのでもう一度こちらに持ってきますですの
        此方はメタモルさんの2010年の別珍ドールOPですね、このセット可愛すぎで犯罪ですわ、可愛すぎる。そして似合うのがまた羨ましいわ!という) -- ブーゲンビリア 2014-03-07 (金) 23:10:09
      • //ああいうふりふりしたのってパーツ多くて個性出しやすそうだもんな……そりゃメーカーの話しも物凄く複雑なことになるよな……。
        無闇にストーリー付けしようとした結果がこれですよ!! もうなんていうかシリアスなこと考えずにTS娘かわいいかわいいしとけばよかったわちくしょう。あっ、その絵ちゃんと名簿に飾っとります。
        そしてかわいいということしかわからない!! でもそれでいいよね!! いいんだよね!!?
        -- ルィンディ 2014-03-08 (土) 02:37:31
      • //格好が既に個性的ですしね……
        //なかなか忙しかったりリアル事情が絡むと余計にwiki進まないわよね。でもランちゃんは可愛い、もっとナツメで遊びたかったです。あ!良かった、気付いて貰えていた……(知らなかった)ありがとうございます!ありがとうございます!
        //かわいいでいいんだ…!めんどくさい洋服の話絡めてごめんね!ではではー -- ブーゲンビリア 2014-03-09 (日) 21:30:05

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Log:ホシツバキ

設定 Edit

  • 古代魔法“白魔法”を使う放浪民族シンシェ出身の青年。言葉遣いがヘン。
  • 縦に長い身体をしており、腰まで届く波打つ黒髪を一本に纏めている。
  • “星を落とす魔法”の研究をするため学園艦に乗った。
  • 男子寮208号室?在住。また、魔法研究会部長。
“空学に来た目的”進捗状況
1st:////////////////////Edit2nd:////////////////////Edit3rd:////////////////////Edit

詳細 Edit

+  戦闘能力
+  空学での目的
+  来歴
+  風貌
+  内面
+  言葉遣い
+  空学生活

白魔法 Edit

  • こちらへ?

放浪民族シンシェ Edit

+  シンシェ(氏族)
+  氏族の存在理由
+  伝説
+  タンバルグスとは
+  言語

おねえちゃん Edit

  • クァムスィ・ロ・シェルトゥマクファ・タンバルグス。
  • 身長178cm スレンダー 脚はグンバツ Bカップ 実年齢22歳、肉体年齢18歳。
  • つやつやして繊くしなやかな黒髪を、いくつかに分けて結んで垂らしている。
  • もと、氏族一の白魔法の遣い手。氏族を離れているが技術は健在。
    • さいきんまで蛇神に憑かれてましたが弟が見事星を落として救ってくれました。
    • 氏族の全員から寄せられる期待を一心に背負っていたが、それに嫌気がさしていた。
    • また杖術も一級品の腕前。男まさり。
    • でもわりと普通の女の子である。
  • ルィンディとは実のきょうだいではなく、義姉弟の契を交わした仲。
    • 心の底でルィンディはおねえちゃんと結婚するんだよねと思っていたが、
      気がついたらルィンディの隣にイザヴェルがいていま神に憑かれたときより上の人生最大のショックを味わっている。

交遊録 Edit

  • 名簿に来てくれた人について、忘れないよう覚書をしておくのである。
セティ彼は精霊について調べている。かつ、彼は人当たりが良い。Edit
ジュウゾウ彼はモテたい。かつ、彼はルームシェアをしている。かつ、彼は男一般がそうであるように助平である。Edit
スパイシー彼はサイボーグである。かつ、彼は奇天烈な面を持つ。かつ、彼はビームを出せる。Edit
タカノ先輩彼は関西の方言を喋る。かつ、彼は愉快で陽気である。かつ、彼は私と同じくらい背が高い。かつ、彼は食堂でおばちゃんをしている。Edit
空飛び魚?それは空を飛ぶ魚である。かつ、それは学園艦を遊泳している。かつ、それは「そらとびうお」か「そらとびさかな」のどっちかわからない。Edit
ラヴラ彼女は爪に奇妙な装飾をしている。かつ、彼女は口調が気さくである。Edit
オルガ先輩彼女は超人プロレスを習得している。かつ、彼女は犬を常に連れている。かつ、彼女は頼り甲斐のある先輩である。Edit
アソビ彼女は身体が細く弱い。かつ、少し犬っぽい。よって、彼女には痩せ犬の印象がある。Edit
ユヅル彼は生気がない。かつ、彼は関節が異音を立てる。かつ、彼はもともと魔術師として戦っていたらしい。かつ、彼は料理が上手い。かつ、彼は石化魔術を使う。あれだけは見たくないので、注意をしよう。Edit
イザヴェル彼女は魔法研究会の部員である。かつ、彼女は何か隠したい研究を持つらしい。かつ、彼女は男と見間違うような扮装をしている。Edit
エイベル彼は魔法研究会の部員である。かつ、彼は身体から金属が出る。それは魔術によるものである。Edit
彼は魔法研究会の部員である。かつ、彼は気配もなく人に近づく癖がある。かつ、彼は眉目秀麗である。Edit
ミアレスカ彼女はレーヴァテイルなるものである。かつ、彼女は歌うように詠唱をする詩魔法を使う。Edit
ラルス先輩彼は鳥人である。かつ、彼は女口調で喋る。かつ、彼はなかなか面倒見がいい。Edit
ヌビア彼女はイスナ、ティスア、サラーサという従者を持つ。かつ、彼女には言い表せない不思議な威厳がある。かつ、彼女は高身長で脚がグンバツである。Edit
亜人彼は翼を持ち尋常ではない速度で空を飛ぶ。かつ、彼は猟奇的殺人犯である。かつ、彼はこの世に生きていてはならない。Edit
マーキス彼はなんでも屋である。かつ、彼は秘密をよく守る。Edit
さら彼女は小さい。かつ、彼女は言葉少なに話をする。かつ、彼女は魔法研究会の部員である。Edit
アウラ彼は包帯のような覆面をしている。かつ、彼は勉強が得意なほうではない。Edit
ユミ彼女は空学生ではない。かつ、彼女はなんだか背が高いような気がするが私の気のせい。Edit

保管庫 Edit

+  貰った絵

// Edit


*1 皆が普段話している言葉

Last-modified: 2014-03-20 Thu 20:33:51 JST (3683d)