空中学園都市/戦闘部

  • . -- 2014-03-08 (土) 04:48:10
  • (修学旅行の少し前の出来事。冬の冷え冷えたる道場に、二つの姿が在る。片や、赤いコートを身にまとった女) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 00:03:52
    • (もう1人は、ガムを噛みつつ不敵な笑みを浮かべる制服姿の女子生徒) -- 2014-03-08 (土) 00:06:01
      • よし……準備は、できてるな? なんとか暇が重なってよかったぜ。
        (軽く体を動かし、ほぐして、寒さを身体から追い出した。まだまだ温まるには遠い。だが、しないよりはいいだろう) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 00:08:40
      • (ぷくー、と膨らむガム。パンッ!と割れて、もう再度唇の中に吸い込まれて行く)
        ふふん。視線を交わしたときから、もう始まってる
        (銀紙にガムを吐き出し、指で弾くと道場の隅にあったゴミ箱に見事入る。いつでもかかって来いと言わんばかりに、嬉々とした表情)
        (2人の間の空気がにわかに熱を帯びる) -- 2014-03-08 (土) 00:17:46
      • ご尤も、だ。(自然体、であるように見えて。しかしそれは戦いの姿勢でも在る。しっかりと両の足を大地につけ、一度コートを整えるように翻させた)
        (一歩、前に踏み出す。二歩、前に踏み出す。三歩、前に踏み出す)
        (触れ合えば激しく反応する危険な物質めいて高まる熱に、四肢の硬さも自然とほぐれていくのを感じた)
        (身長の点で言えば、こちらのほうが10cmほど上だ。もちろん戦いはそればかりでない。とはいえ、リーチの有利は在る)
        (アドバンテージを捨てる理由はない。射程ギリギリ。から、右足を強く踏み込んで、肩狙いの右正拳!) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 00:24:01
      • (逆立つダークブラウンの髪がブレるように動く)
        (身長においても、総合的な身体能力においても、ヴェントの方が上ではある。だが戦いとは水物)
        (ただひたすらに必要な機会に打ち、必要な機会に避けることができれば、大小いかなる戦力差であろうと、勝利をもぎ取ることができる!)
        よっ、はっ!!
        (ぱしん、と。ヴェントの右手首が下から強かに打たれ、跳ね上げられる音)
        (菫の腕の動きは円を描くように。KARATEに伝わる「廻し受け」の防御技法だろう。腕があらぬ方向へ、外側へと弾かれる)
        (直後、逆手に強く握りしめられた右拳が、赤いコートの女の顎門に襲い掛かった!!) -- 2014-03-08 (土) 00:36:07
      • (菫ほどの相手。ただで食らうとは思っていなかった。冷静さを失わぬように自身を律し、状況を一瞬の間に確認する
        (手首に走る強い衝撃。想定とは異なった道行をたどることの疲労)
        (打点と軌道から、下からの攻撃であることを確認する。更にそれだけではない、外へとそれた)
        (右腕を即座に戻すことは不可能だし、整えるにしても、戦いの中では長い時間を必要とする。それはほんの、秒に満たぬ時間ではあろうが)
        はっ!
        (だがこちらも、ケアを忘れていたわけではない。左手が菫の右拳を打ち払う。順突きから、逆突き。あるいはこのような事態を想定していたものだ)
        (あちらからは外側へ払われたが、こちらからは内側へ払ってやる。上手く行けば時間は稼げるだろう)
        (その間に踏み込んだ右足を後ろに。後ろで支えていた左足をそのまま前に出す形にして、左手で前を塞ぐ。凡そ体の側面を見せるような形だろう。)
        (右は強く溜め、両足は広く構えられて、体を支える) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 00:47:55
      • (読み合いを制するのは果たしてどちらか)
        (顎への直撃を目論んで放たれた拳が、軌道を外されたとほぼ同時に)
        (ヴェントが態勢を変えるのと並行して)
        (両の掌を開手。崩されたバランスを整えつつ脇を閉め、受けの態勢) -- 2014-03-08 (土) 00:56:16
      • (どうやら、相手にこれ以上追撃の手はなかったか。それとも、あえて守勢に回ることを決めたのか)
        (今ならば、それを考える余裕もあろう。相手も受けの姿勢を取り、こちらも待ちの形をとった)
        (無論、このまま膠着し続けてしまうのは望むところでない。膠着の末の決着もまた決着ではあろうが、消極の決着は望むところでないのだ。少なくとも、自分は)
        (いずれにせよ、攻撃の手は取らねばならぬ。そして相手は、同じ部に所属し、こちらも戦いを見ても来た相手)
        (こちらのやり口を知っている。ならば、意外を狙うのもありだ)
        ……っ! せいっ!(前に出した左足に力を込め、身体を動かす。後ろにあった右足を前に、前に。円を描くようにして。すね狙いのロー!)
        (溜めていた右手を自由に。そして、前に出す。何が来てもいいようにだ) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 01:07:07
      • (「慎重な女─ヤツ─!」)
        (唇がそう、形作ったように見えた)
        (その刹那……菫の姿が消えた!? 否、消えたわけではない。瞬時に跳び上がって、ヴェントの突き出された右腕目がけ、脚を絡めるように……降って来た!!)
        (それは紛れもなく。一説にはKARATEの近縁とされる古武術……に伝わる技のひとつ「虎王」!)
        (まともに喰らえば両腕と腿によって右腕、右手首を極められつつ、顔面から道場の床に激突することになる!!) -- 2014-03-08 (土) 01:16:43
      • (一瞬垣間見えて、しかし読み取れなかった口元。たしかにそう紡いだのか? それさえも確かでないまま)
        (心中には驚愕が在る。如何に対処できる距離で、予測しうる構えであったとはいえ、消えた!?)
        (刹那に思考をめぐらし。視線をもめぐらそうとして、冷えた油のように堅い時の中で喘ぐ)
        (一瞬の後、視界の端に見えてきた菫の姿で全てを察した)
        (飛んだのか!!)
        (空振ったローの運動の中で、出来る事は限られる。守るために出した右腕であったが、それが相手の狙いになるとは)
        (今から運動をどうこうするのは極めて困難だ。ある程度終わり、自由が効き始める頃合いとはいえ、限られる)
        (ならばまず、右腕を! 絡めるように来る脚へ、こちらからぶつけ、こちらから絡まっていく!)
        (始まった足の振り子運動の力を借りて、左腕も勢いに足しながら、思い切り右へ体を振った!) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 01:30:16
      • (右腕に、勢いと共に菫の全体重が加算される寸前。鍛えられた筋肉を内包し柔らかさの中にも硬い内腿、それが締め付ける前に)
        うっそ……!?
        (打撃と締めと、間接取り。瞬時に数種の衝撃をもたらし、巧く極めれば ─ 人型生物なら ─ 一撃で"破壊"できる性能を秘めた古武術の奥義は……)
        (……振りほどかれ、仕掛けた側が宙に舞うハメになった)
        (翻り、はためくスカートの下にはスミレ色の下着。見せパンでもなければ、レギンスなどで覆ってもいない。まさに日常=戦闘、普段の格好のままで挑んできている)
        (彼女の学ぶ"道"とはそういったものであるらしい)
        (着地。5m以上はゆうに離れた位置。かなりの距離を飛んだのは、ヴェントに振りきられた瞬間、自分でも跳んだからなのかもしれない)
        ……OK 楽しくなってきた
        (拳を握りしめ、軽く開き。両腕がそれぞれ天と地、おのおの上・下を指すように、構え直す) -- 2014-03-08 (土) 01:44:07
      • (どうやら自分は立っている。途中に聞こえた菫の言葉には、思わず笑みさえも浮かびそうになった)
        (どうにかなったのか。その思いの中でもし笑みを浮かべたなら、それは歯を食いしばったいびつなものだったろう)
        (極めて短い時間の中、具体的な対策など浮かぶはずもなく。半ば破れかぶれの一手だった。大凡、賭けに勝ったと行ってもおかしくはない)
        (まさに賭けだった。限られていた手段に全てをベットしなくてはならない、ぎりぎりの)
        へへっ……
        (そうして、かすれるような笑いを零す。自分に自分で余裕を言い聞かせなければならない。振り子運動から解放された脚が、床を捉える)
        (同性の下着を見た所で、さほど思うところはないが。その姿でもためらわない攻撃を繰り出すのは、相手もまた同性だからか。それとも)
        (もし、考えたとおりならば、相手は常在戦場。自分とは違うものらしい)
        (開いた距離を頼りに、こちらも構え直す)
        (拳は作らず、軽く開いて、肩よりやや高い位置でとどめた。肩、肘、手首。腕そのものというバネを溜める)
        (些か不格好なものは在るだろう。しかし、高さの利を活かそうというものである) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 01:57:49
      • (静かに、微かに。しかし何処か力強い。そんな床を蹴る音が静寂 ─ しじま ─ に響き渡る)
        (上方からの攻撃に留意しつつの、踏込。および、菫の最も得意とする蜥蜴手基本中の基本「変位正拳中段突き」)
        (一見、何のことは無いただの正拳突き……に見えるのだが、どういった原理なのか、異様に曲がる。変則的な軌道を描く)
        (しかも、速度が直突きに比してさほど落ちない……どころか鋭く、より速い気すらする。リーチも心なしか長いような)
        (そんな拳がガードを潜り抜け鳩尾を打ち抜こうと、飛び掛かる!) -- 2014-03-08 (土) 02:07:32
      • (髪と髪の間から、菫の動きに注視する。彼我の距離約五メートル。十分、瞬間に埋められる距離だろう)
        (そして事実、相手はそれを成し遂げた。後の先を決して苦手とは言うまい。しかし、得意とも言わぬ)
        (相手の攻撃が、一瞬だけ見通せた。正拳。いや! この軌道、そして速度! 一体何ごとが相手の拳に起こったのか)
        (それはわからない。だが、コチラのやることは決まっている。少し姿勢を落とし、軽く前傾して一歩前へ。ノーガード!)
        (いや、腹に力を入れている。位置をずらして、受ける位置を肋の下部にもした)
        ぐはっ……ああっ!
        (声は、痛みへの嗚咽のみではない。気合の声。相手を捕らえんとする腕への激励)
        (仕掛けられていた罠のように、菫へ腕を回した。ダメージも有り、早いとはいえないが、抱きしめようという算段なのだ!)
        (狙うは正面からのチョーク。さもなければ、ハッグ!) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 02:22:49
      • (腹腔の内部に衝撃を伝え、その確かな手ごたえにニヤリとするが、さすがにヴェントがこれで終わりだ……などと思うはずもない)
        (しかし勝機! 追撃を!!)
        (このまま連打にて一気に沈める!)
        ああああ!!!
        (女子生徒の悲鳴や奇声などではない、猛獣の咆哮にも似た叫びを発しつつ、更なる───)
        !!?
        (捕まった。次を打つよりも早く、対手のハッグが決まってしまう。一瞬とはいえ固まってしまう菫。この硬直は致命的になるかもしれない)
        (にもかかわらず動くに動けない。気迫の差か、速度の差か。ともかく、彼女は肝を冷やした)
        ……ヤバ -- 2014-03-08 (土) 02:31:13
      • (骨も介さぬ完全な無防備は避けられた。しかし、それでも臓腑へ打撃は響く。その手の技を使ったのか?)
        (判断している時間はないが、それでもおかしくはない相手だ。だからとにかく、先んじて決める必要がある)
        (一撃から、離脱……しない!)
        そこだっ……!
        (腕の中、確かな手応えにニィと笑みを強めた。豊満な乳房を押し付けるようにしながら、腕に力を込めていく)
        (先の打撃の効果もあって、その締め付けはすぐさま落とすようなものではない。いや、そもそも一瞬に決めるほどの筋力をもっては居ない)
        (背骨にダメージを与えるとかは、そういうつもりは持っていないし、受けたダメージ分を差し引いた今の力では望むべくもない)
        (些か緩くも在るだろう。だから、自らその場に転倒する。寝技狙いだ) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 02:41:53
      • (お互い、年相応に乳房は発達している。半ば、クッションとクッションがぶつかり衝撃を緩和するような格好に)
        (女ってこういうところで戦闘に向いてないよね、なんて妙な苦笑を浮かべつつ、強かに背を打つ)
        ……うっ、ぐ……っ!!
        (あと2秒、いや1秒あれば。そして立ったままの状態ならば脱出も可能だったもしれない。が、圧し掛かられる格好にて地に押し付けられれば、脱出はより一層困難となった)
        (冷静を装って入るが、内心焦りが見える。現状、腹筋・背筋を活用したブリッジでも跳ね飛ばせないと悟ると、腕の一本でも自由にしなければ、と もがく)
        (しかし功を奏することは無い。ほぼ完全に動きが封じられている)
        くっ、このっ……!!! -- 2014-03-08 (土) 02:50:15
      • (同意するように浮かべた苦笑いが、すぐくもんの顔に変わった。衝撃は菫に任せたとはいえ、こちらにも多少はある)
        (だがこの状況になったのなら、こちらに有利だ。圧倒的に。菫も鍛えているから筋肉は付いているだろうが、身長分だけ重さも有利なはず)
        (双方ともに、プロポーションは抜群。それが美で無く、武に如何様に係るかは、鍛え方次第なのだろうが)
        (とにかく、ここからどうするか。このままで居れば相手は動けない。しかし、更に何かしなければいずれは手を打たれうる)
        (腕を引けば、腕の自由を。立ち上がろうにも、抵抗があっては難しい)
        離さねえぜ……!(ならば、と、頭を持ち上げた。頭をぶつけるしか無い) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 03:05:41
      • (間近に見る彼女の顏。だがここにあっても、切り揃えられた金色の前髪の下にある、その眼を観ることは叶わないらしい)
        (迫る額)
        (一か八か、ワンテンポ遅れてもいいから、こちらからも頭突きを合わせた方が良かったかもしれない)
        (そうせずに、渾身の力を籠めてホールドを外そうとしたのが裏目に出る)
        (幾分、その拘束を緩めることには成功したのかもしれないが、結果として大失敗)
        (外せなかったのだ)
        (ゴッ!! と、まともに打たれる音、そして呻きが響く)
        痛っ!!? -- 2014-03-08 (土) 03:13:32
      • つ〜……っ!!
        (こちらもかなり痛かった。打ち下ろされるあちらよりはまだましかもしれないが、相当に響く)
        (拘束も、そうしている間にもがかれた分が十分に効果を見せたのだろう、今ので外せなかったとはいえ緩まったと見ていい)
        (頭を振る。くらくらして瞬きを繰り返し。正気を取り戻すのに幾らかの時間を使った)
        (緩んでいることも、今は気が回らない。認知しているかも怪しいところである。だから、今一度頭を持ち上げた)
        もう一発……っ!! -- ヴェント 2014-03-08 (土) 03:27:09
      • (ミノタウロスに殴られたくらいの衝撃はあった。目の前の景色が霞むし、眼から火花が出るというのは、こういう痛みを言うのだろう。くらくらする)
        (額から血が滲み、ギリと歯を食いしばった)
        (幸いにして、床で後頭部を強打しなかったため追加ダメージは免れたものの、何度もこれを受けるのは非常にマズい)
        させるか!
        (ぐいと左肩を突き上げるようにして、締め付ける力の弱まった彼女の腕をほどきにかかる)
        (だがまだほどくには足りない)
        (迫る額に対し、今度は自分からも打ちつけに行く!) -- 2014-03-08 (土) 03:33:48
      • うっぐ!(ぶつかり合う額と額。今度は向こうからの衝撃もあって、大き身体がのけぞった)
        (双方の額から、少量の血しぶきが跳ぶ。先んじての突き上げと、今の衝撃が加わり、腕の拘束が解かれた)
        (のけぞる力に任せたまま、右側へ身体が転び。頭がくらくらするママに力も入らず、仰向けに倒れこむ)
        うぐぐ……。
        (まだまだ視界が定まらない。眼の奥がグルグルと酷くうずいた) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 03:41:57
      • (ダンッ!!と跳ね起き、構え直す)
        (ヴェントが多重にブレて見え、距離感が非常に掴みにくい。そしてなにより頭骨にヒビが増えたんじゃないか、と思うほどの衝撃を受けて脳震盪が起こっている)
        (跳ね起きた瞬間から構えまでの記憶が飛び、バランス感覚にも麻痺をきたして力が入っていない。それでも……)
        (闘志だけはまだ燃え盛っている。もしくは獰猛な蜥蜴人一族から受け継いだ闘争本能ともいうべき何か、か)
        (高く足を掲げ……)
        (もちろんスカートがめくれあがり、丸見えになるのはお構いなし。同性であろうと、異性であろうと、闘争の場において恥じらいなど不要!といった教えが身に沁みついているのだろうか)
        (ややふらつくも、辛うじて持ちこたえて……振り下ろす!踵落としによる追撃!!)
        っりゃあッ!!
        (ただし、威力も速度も、先ほど見せたような技のキレからは随分と減衰してはいる。急所の集中する顔面などにでも直撃でもしなければK.O.など奪えない) -- 2014-03-08 (土) 03:52:46
      • がはぁっ!!(明滅する世界の中で、反応などしようもなかった。頭を抱え、悶えていたというのも在る)
        (踵落としが突き刺さったのは、鳩尾。顔面ではないが、十分なダメージが与えられる。息が全て吐き出され、新たに吸うことも出来ない)
        (赤いコートを巻き取るようにして、転がっていく。が、それも長くは続かず、すぐにまた仰向けになり、足を畳み、まるまると)
        ……! ……っ! ごほっ、はっ!
        (ようやく呼吸が戻ってきたか。荒く呼吸を繰り返す。まだ視界が安定していない。バランス感覚も取り戻せたとは言いがたく)
        (今の攻撃にスタミナをほとんど持って行かれてしまった)
        (立ち上がることは、到底出来そうになかった)
        く〜……っ! ……駄目だ。 -- ヴェント 2014-03-08 (土) 04:02:04
      • (陰る目許。その表情は窺い知れず、踵落としを決めて跳ね上がった己が足を元の位置へ。そして構え直……)
        (……したかと思えばそのまま がくん、と両膝を床に着いた)
        (よくよく見れば既に意識を失っている)
        (いつから意識が無かったのか。おそらくは足を振り上げた段階。そこから先はおそらく無意識。気力すら尽きている意識レベルで彼女の体を、技を制御していた気迫たるや、相当のものだったに違いない)
        (膝をついたまま、仰向けに倒れる)
        (普段から柔軟体操は充分に行い、培った肉体の柔軟性はなかなか高い。そんな状態になって倒れ込んでも問題は無さそうだ) -- 2014-03-08 (土) 04:15:48
      • んあ……?
        (自分も正しく認識しているかは怪しいが、どうも追撃が来ない。それだけでなく、なにの動きも感じられない)
        (いや、倒れこむ音が耳に届く。多分、現実だろう。すると、菫は倒れたのか)
        (そして自分も倒れている。そして到底、起き上がれそうにないのだ……)
        ……どうにか起きねえとな……
        (勝った、のだろうか。怪しいところである。意識をつないでいるのは自分だが、どこまでつなげるか)
        (少なくとも自分が起き上がらなければ、医務室へ連れて行く者が誰もいない。そして互いの怪我を思えば、あまりに危険である)
        (誰か来てくれ。そう思いながらしばし仰向けになったまま動かず)

        (その後、無事に両名医務室に並ぶのだった) -- ヴェント 2014-03-08 (土) 04:23:15
  • ・ -- 2014-02-28 (金) 00:45:26
    • 4月はオル先輩。先月はエイベル。そして今日はスパイシー君…(呟きつつ拳銃の弾を鉛玉から非殺傷の模擬弾へと変えていく)
      いやぁ、戦う相手に恵まれて僕は幸せだな…(銃を振ってシリンダーを銃身へ納めた) -- マーキス 2014-02-28 (金) 22:21:43
      • そうそうたる顔ぶれに並んでしまうと凄い恐縮を感じる…!
        あー…この道場…木造かな?俺のモードと言うかなんというか、タイプは炎系統なんだけど大丈夫かな -- スパイシー 2014-02-28 (金) 22:24:47
      • ・・・なにが?燃えたら燃えたでその時はその時だよ。別に気にするような事じゃない(気にした様子も無く告げるとコートに拳銃を収め)
        アミュレットは?つける?(両手に持った防護アミュレットを見せる) -- マーキス 2014-02-28 (金) 22:29:32
      • 部室ってそんなもんなのか!いろんな部を練り歩いているだけに、部室にそこまであっさりしてるところは珍しいや
        アミュレットって言うのは俺よくわかんねえんだよな、まあいらねえやダメージって言っても俺の場合治療って言うより修理で済むしなあ(筋肉やら骨も人工物だ、と指し示して) -- スパイシー 2014-02-28 (金) 22:33:54
      • じゃあ、僕もしないけど。文句はないよね?(言いつつ備品置き場にアミュレットを戻す)
        …あ、拳銃も実弾の方が良かったかな?まあもういいかぁ…(諦めたようにつぶやき大剣を引き抜く) -- マーキス 2014-02-28 (金) 22:37:23
      • ああ文句は無いぜ、なんかあったらその時はその時だ
        鉛弾の方が得意なんだけどな…主に、溶かせるって意味で(サングラスとドライヤー、それとゴーグルを備品置き場の横に置かせてもらって) -- スパイシー 2014-02-28 (金) 22:41:00
      • それは良い事聞いた。なるほどなぁ…
        では…マーキス・グリスパーダ(名乗りをあげ、大剣を眼前に掲げて剣礼を取ると)
        (半身に構え剣先を相手に向ける変形の右八双。彼が取る何時もの構え) -- マーキス 2014-02-28 (金) 22:47:56
      • (名乗りを聞いて少し考える素振りを)…応じよう、権田原夏樹(両手を合わせ一礼)
        (刃物に応対するにおおよそ相応しくなく見えるボクシング・スタイルの構え、鋼鉄の腕は高速で回転を始め刃を受けるには十分なスペックを感じさせる) -- スパイシー 2014-02-28 (金) 22:54:14
      • 推して参るッッ!!(床を蹴り上げ天井まで飛ぶとそこを足場に上から下へ『跳躍』する)
        イィィィアッッ!(頭上から逆落としで降ってくるとそのままスパイシーの背面目掛け縦一閃の軌道で大剣を振るった) -- マーキス 2014-02-28 (金) 22:57:29
      • こいっ!(飛び上がるのを目で追う、推測は単純な切り落しと当たりをつけ腕を交差させ真っ向から受けようと)
        (しかし予想はあっけなく外れる、天井から地面への跳躍は完全に虚を突かれまさに背を見せることになる)
        (質量があるだけに鈍重な体が振り向く速度では明らかに間に合わない、第三者が見ていたとしたら即座に決着がつくと思われたことだろう、しかし)
        ドンッ(爆発音と同時に壁に巨大な何かが炸裂する音、防御不可のはずの大剣は空を切り…離れた壁際からのそりと立ち上がる姿が見える)
        (木の焼ける匂いが何らかの火気系推進力による突進である事を推測させるだろう、同時にそれがまともなコントロールを持たないことも)
        初手で終わらせちゃあ申分けたたねえやな!ロケット・パァーンチッ!(技名を叫び、かつ非常に大振りの明らかなテレフォンパンチ、一つだけ違う点と言えばそれが戦車砲の如き速度と質量を持って飛来すると言うことだ) -- スパイシー 2014-02-28 (金) 23:11:56
      • ッ!(空を斬った大剣の勢いそのまま体を回転させ足から床へ着地する)
        (その身体に気の抜けた名前とは裏腹の威力を持った一撃が迫る)
        シィィィアッッッッ(気合を発し身体を独楽のように回転させつつ大剣でそれを迎え撃つ)
        (地獄の鐘がなったらこのような音かと想像させるほど鈍い音がして大剣とスパイシーの腕がぶつかり)
        クッ!(そのまま滑るようにマーキスの身体が後退した)
        こっのっっ!(歯を食いしばって大剣を振るいスパイシーの腕を弾き返した)
        いっつぅ…なんだできるじゃないか…(しびれる腕を振るうように大剣をふらつかせたのも束の間)
        (床を蹴ってスパイシーへと迫った。そこから振るわれるのは右の袈裟切り、勢いも威力も十分すぎるほどある一撃) -- マーキス 2014-02-28 (金) 23:25:31
      • (回避ではなく迎撃、一撃の威力だけならと考えていただけに腕が弾かれた事には少なからず動揺を受ける)
        ちょっと傷つくなあ(見れば腕と体を繋ぐ線、有線式であるようだがコントロールするためのものではなく腕をなくさないためのワイヤー、あさっての方向へ飛び去らぬよう引き戻して回収を試みる)
        (体を軸に右腕を引き戻しているためその場から動くことが出来ず、接近を許し必殺の一撃が迫る)
        肉を切らせてぇーっ!(差し出される左、腕で受ければせいぜい直径10センチ程度、金属を切る力があれば諸共に両断される恐れもある…そこで差し出されたのは掌)
        (刃に向かって垂直に腕を差し出すことで厚み40cmの鋼鉄の盾となる、ぞぶりと刃が食い込み肩部が過度の負担にスパークするが必殺の剣撃も流石に勢いは衰えて)
        (さらに力を加え続けていればじりじりと腕を両断し切れるかもしれないが、そんなマーキスをじっと見つめる視線…光子が収束し至近距離に居れば肌を焦がすほどになれば)
        光子力ビィーム!(技名を叫ぶのはマーキスを見くびっているからでもなんでもない、幼少時の憧れを体現した姿であるからこそその姿をなぞらえているに過ぎない)
        (叫ぶ事に目を瞑れば視線からまっすぐに射出されるレーザービーム、光の速度で撃ち出され鉄を溶かす熱量は瞬時に到達するため発射してからの回避は特異な能力を持たねば不可能に近い) -- スパイシー 2014-02-28 (金) 23:47:27
      • フッッ!(大剣を受け止めた盾を斬り落とさんと力を込めた矢先にスパイシーの目が光る)
        (スパイシーが技名を叫ぶと、マーキスの背筋の産毛が危険を察知したかのように毛羽立つのを感じた)
        うわっっ!?(本能に従って上体を反らすやその頭上をかすめるようにレーザービームが通過する)
        (続けて二射、三射、と続けざまに放たれるそれから逃げる様にバック転で距離を取るが)
        (その最中に左肩をレーザーが貫く)ツッッ…(僅かだけ苦鳴をあげ着地をするマーキスにもう一筋迫ったレーザーに)
        アァァッッ!(気合を込めて大剣を横薙ぎに斬りつけるや。なんとレーザーが分断されマーキスの身体に触れる前に掻き消えた)
        (ただの剣でレーザーを斬り落とす。まさしく物理法則を無視した一刀を振るった男が、貫かれ煙を上げる左肩を火を消すように右手で払う)
        (左肩から登る煙が消えると)こりゃしんどい(眉を寄せつつも笑って、再び大剣を構えた) -- マーキス 2014-03-01 (土) 00:03:39
      • (第一射こそ視線に沿って放たれるため、精度の高い射撃が可能なビーム砲である)
        (レーザーを放ちながら首を捻ればなぎ払う事も出来るが、目から放たれると言う特性上視界が全くなくなってしまうのだ)
        (断続的に視界を取り戻しての射撃を行わなければ方向の修正も出来ず、連続射撃となっていた)
        (やがて最後のレーザーがかき消されると)おいおい!魔法でもなきゃどんな体術だそりゃあ(デタラメな奴め、とこちらも笑って答えるデタラメな男)
        (戻って来た右腕で両断されかかり、肩もまともに機能しなくなった左腕を付け根から引きちぎって)とりあえず即席鈍器…って所だな
        こふぅぅ…(深呼吸…息を吸って吐くという単純な動作だが吐き出されたものは単なる息ではなく昏くよどんだ雲、呼吸の度にどんどんとあふれ出てスパイシーの体を覆い隠していく) -- スパイシー 2014-03-01 (土) 00:14:28
      • 僕のはただの剣技…ただし一族特製のだ
        …無茶するなぁ(自ら腕を引きちぎるスパイシーを見て呆れ顔)
        雲か…(彼が以前口にしていた台詞を思い出す『雲があれば無敵』)
        確かそう言ってたかな…(言いつつも深く笑う男の目はこう言っている『ならそれを斬ってやる』と)
        (眉を寄せつつも挑戦的な目でスパイシーの行動を見やり更に気を張る) -- マーキス 2014-03-01 (土) 00:24:56
      • そう言えば両親が長命の何かの種族だっけ…(ヴェントからいくらか聞いたけれど深い所は聞かない事にするという約束もあり、さわりの部分程度に)
        授業のエンチャントじゃねえけど痛覚無視、痛みを感じなくする事も出来るのさ(それゆえに重大な欠損に至る恐れもあるため普段は生体部の痛覚は残している)
        (その時はあくまで雲海という莫大な雲の存在する空間での事を指したつもりだったが、本人の説明下手もあり…果たしてはした雲でどれほどの差異が出るもなのだろうか?)
        (体を包んだ雲はどんどんと広がりを見せる、雲に隠れて何かをするつもりではない…室内すべてを雲で埋めるつもりだ!)
        (見に回っている間、マーキスを取り囲むように部室の殆どを昏い雲が埋め尽くす)
        炎・光と来て…次は電撃なんてのはどうだい(部屋のいずこかから声がする、耳を澄ませば雷鳴が、目を凝らせば稲光が、部屋を埋め尽くす雲が雷雲であるということを示している)
        (不意に、背後から聞こえる風切り音と同時に雷雲の中からロケットパンチが飛び出してくる、ただしそれは叫びも射出音もない、引きちぎった腕を振り回して飛ばしただけのもの)
        (雲の中へと伸びるワイヤーが電撃の通路を作っており、触れれば数百万ボルトの電撃が襲い掛かる) -- スパイシー 2014-03-01 (土) 00:38:44
      • (無言で立てた人差し指を唇に当て、教える気は無いと意思表示)
        痛覚無視か…(感心しつつも既に周りを囲み始めた雲を見やり)
        フッ!(後ろからの奇襲を振り返りもせずに後ろ手に大剣を振るい)
        (スパイシーの鋼鉄製の腕を受け止めたのは、目で確認したわけではなく風切音を聞き取った鋭い聴覚とそれを支える彼の第六感)
        (しかし、触れたと同時に襲う電撃攻撃までは予測できたかったのか、まともに電撃を食らってしまう)
        ぐっ・・・が!(苦鳴をあげた口の上下の歯の間で電撃がほとばしりその電圧の強さを物語る)
        (それでも何とかスパイシーの腕を地面に叩き落とすとその場に片膝をついた)
        まいったなこれは…(体中から煙を上げて息を荒げるその姿、常人なら立っている事すら不可能な状態。相手の姿は依然として見えない)
        (しかし尚あげたままの顔、その目からは戦う意思は消えていない)
        ぶっつけ本番…やってみますか(そういうと周囲に聞こえるほど鋭く息を吐き出し始めた) -- マーキス 2014-03-01 (土) 00:54:12
      • (特に聞き出そうと言う訳でもないようで質問は無い、声をあまり立てないようにしているのは位置特定を避けるためだ)
        (マーキスの体を電撃でスパークさせた後も投げつけた腕による攻撃は続かない…これもまた投げつけただけ、徹底して身を隠している)
        (技を叫びアクションの大きいスーパーロボットへの憧れを含めたパターン、生来の雲を操作すると言う能力によるパターン、どうやら二種は大きく異なるのかもしれない)
        (忍足による歩行も質量のために木の床がきしむ音がするが、それらはすべて雷鳴によってかき消されてしまう)
        (強力な電撃だが当てる方法に難があり、ロケットパンチを放とうものなら爆風で雲は吹き飛んでしまい、レーザーは雲で減衰して効果が無い)
        (ゆっくりと周回しつつ雷雲を増量し、完全に部屋を埋め尽くさんとしておりマーキスの行動に注意を払ってはいない)
        (視界をサーモグラフに切り替えることで熱源で位置を把握してはいるが、細かい行動までは把握できないためだ) -- スパイシー 2014-03-01 (土) 01:08:45
      • (息を吐き終えると再び変形の右八双の構えを取る)
        (そして変化は起きた。空気が流れる音と風が吹く音がすると周囲を覆い視界を遮る雲が流れていく)
        (どこへ?答えは目の前だ、マーキスが口を開き息を吸っている)
        (それが空気の流れを作り、渦を巻き、目に見える形で周囲の雲を吸い込んでいく)
        (脅威の肺活量。と言うのも憚れるほどの人間離れした行動を起こす、しかし現実に行っている男の上半身は肺を最大限活用している為か倍近くまで膨れ上がっていた)
        (吸い込むその雲は雷雲だ、放っておけば己が身を焼くのは確実だが。その苦しさを見せるどころか一切の行動の澱みなく床を蹴る)
        (かくて周囲の雲を消し去り、姿をさらけ出したスパイシーに向け跳躍した白いコート姿は)
        ハアアアアアァッッッッッ!(吸い込んだものを丸ごと叩きつけるように爆発的な気合を発しつつ真っ向正面唐竹割を斬って落とす) -- マーキス 2014-03-01 (土) 01:25:55
      • (不意に足元に風を感じる…まさか、ここは締め切られた道場内でありレーザーの貫通で穴が開いていたとしてもさほど大きなものではないはずだ)
        (気のせいだろうかと思っていたが一気に、それもまさに今生み出したばかりの雷雲をもマーキスに吸い込まれて)
        んなっ…!?(レーザーを切り払われた以上の衝撃、雲を散らすのではなく吸い込まれる事に驚いている)
        (驚愕に目を見開いた所へ振り下ろされる刃、その姿を認識した時には既に防御も回避も不可能…初手を回避した手法は突進しか出来ないため正面からの攻撃は回避できない)
        (そこで取った手段は…受ける!頭部を破壊されるのは流石に不味いため身を捩り、肩口から腹部へと切り開かれることを許す)
        (痛みが無いからこそ上半身を縦に真っ二つにされても動く事ができる)まさかビックリ雲でこっちがビックリさせられるとは…(血の吹き出ない傷口、迸るのは紫電のみで)
        長くはもたねえ…(流石にこれだけダメージが大きいと活動限界も近いようで、残る力を持ってマーキスの体に腕を回す)
        …すげえなあ…すげえ、だからこそ…テンション上がって来たぜぇー!!!!(密着状態からの発熱、MAXで6000℃に達する炎帝の抱擁である)
        (…が、道場の床面がくすぶり出した所で体の赤熱化が止まる、温度上昇中に限界が訪れ、活動を停止したようだ)
        (ぐらりと体が崩れ、床に倒れこむ…この時点で勝利は無くなった、あるのは敗北か分けのみ) -- スパイシー 2014-03-01 (土) 01:47:11
      • こちらも驚きだよ(渾身の一撃を受け止め尚動こうとする相手に対して感嘆の台詞を発する)
        チッッ!(剣を離して逃げようとするがすでに遅い。腰に回された手が逃がすまいとその動きを止める)
        ウオォォォォ!!(灼熱そのものと化したスパイシーのに抱きすくめられ耐火仕様のコートが燃え続けて髪の毛皮膚が解けるように燃え上がる)
        は(動きを止め倒れ込んだスパイシーの逆側に黒い消し炭になったマーキスの身体が音を立てて倒れ込んだ)



        (お互いに死人になったかと思われるほどに長い沈黙の後)
        がはっ…はっっ…(黒い消し炭だったマーキスの口、ピンク色の口内の名残を残したそれが開いて咳き込み、静かに呼吸を始める)
        し…死ぬかと思った・・・(と、口にするもこちらも微動だにすらしない)
        ・・・生きてる?スパイシー(ようやく相手の状態を気にして声をかける。以前のように敬称はすでにつけていない) -- マーキス 2014-03-01 (土) 01:58:14
      • (べろんと広がり分かれそうな上半身、見れば露出した内臓部分が焼けている…どうも切り開かれた状態での発熱は流石に想定された作りではなかったようだ)
        (残った生身の部分である肺の片方は黒く焼け焦げ、臓器としての機能を果たしていないように見える)
        かふっ…(口から炭混じりの血を吐きつつ)ああ、生きてるぜ…危うく死ぬところだった…(どんな冒険よりも今の方が死に近い状態のようで)
        無茶するにも程があるって事なんだな…(死にさえしなければ何とでもなる…と、太ももからビンを取り出す)
        マーキスもいるかい、スズ先生の万能薬(目の前で一口飲んで見せれば、黒コゲだった肺は元通りの色を取り戻していく…が、切り開かれた部分は修復されない)
        (生物を癒す万能薬も、機械を修理することはできないのだ)生身の部分は治るぜ -- スパイシー 2014-03-01 (土) 02:06:03
      • いや…いい…飲んでも意味が無いから(手を出してそれを辞する)
        それより…どうしようかこれ(長い事気を失ったせいか周りを見ると道場の火の手が大分強くなり放って置くと道場が燃え落ちかねないぐらいの勢いになっていた)
        ・・・戦い終わったのは良いけど、この状況をどうするかだ・・・(真面目な顔をしつつ思案するも)
        ぷっ・・・はははは!(たまらず笑いだす) -- マーキス 2014-03-01 (土) 02:10:41
      • 飲まなくてもいい体質かい?(不要とあれば強く勧めることはせずに収納して)
        う、うむ…ある意味予想通りというかなんというか…(まだ半年以上学生生活残ってるのに焼けるのは早いよな…と考えて)
        雨雲なら出せるんだが(もこもこと雨雲を生み出す、しかし水量が火の手に追いつかずに焼け石に水状態で)
        ぼふぁっ!?(突如笑い出したまーキスに驚く)エフッ、エフッ…おいおいどうしたんだ一体!? -- スパイシー 2014-03-01 (土) 02:17:23
      • いや、ただの試合でここまで死にかけるなんて…馬鹿馬鹿しくて思わずね(言ってよろよろと起きだすと)
        取り敢えず・・・・・・逃げよう!先生達に頼めば何とかしてくれるだろうきっと!
        (そういうと近くの大剣を拾い上げ杖代わりにしながらよたよたとその場を去ろうと歩き出した) -- マーキス 2014-03-01 (土) 02:20:41
      • ああ…ははは、いやあすまねえ、まともな対人戦って初めてだったもんで(憎しみとも私怨とも違う、少したがの外れたスポーツのような殺し合い、感覚のずれに少し恥ずかしくなって)
        逃げんの!?不慮の事故で燃えたってことにするのか…ストーブの季節でもないし厳しいぜこりゃあ!
        (転がる左腕を回収し、付属のワイヤーで上半身を縛って体の形を固定)よしっ…
        あっ、あっ、置いてくなよー!(備品置き場に寄せてあった装備をしっかり回収し、同じく逃亡するのだった) -- スパイシー 2014-03-01 (土) 02:26:11
      • その後教師に泣きついてこっぴどく怒られながらも無事に道場は沈下されその後手早く修復された -- 2014-03-01 (土) 02:28:57
  • ・ -- 2014-02-26 (水) 22:43:01
    • 今日はどうするのかなぁ(拳銃を抜いて中の鉛玉を模擬弾に変えつつ)
      アミュレット有、無し? -- マーキス 2014-02-27 (木) 21:21:24
      • 銃か。一回やっときたかったから丁度良い
        無しでやろう。 -- エイベル 2014-02-27 (木) 21:26:11
      • ・・・いいの?本当に(銃を振ると重厚な金属音がしてシリンダーが収まる)
        僕としては願ったりかなったりだけどね(コートに拳銃を戻して大剣を抜き放つ) -- マーキス 2014-02-27 (木) 21:31:51
      • 心境の変化ってやつだ(軽い柔軟の後、自然体で立つ。何時も通りの臨戦態勢)
        来いよ。(彼我の距離は大剣を持つマーキスの、一足一刀の僅か外) -- エイベル 2014-02-27 (木) 21:36:08
      • では・・・マーキス・グリスパーダ推して参る!(眼前で大剣を構え剣礼をし)
        (半身になって剣先を相手に向け剣を水平に構えた変形の右八双。こちらも何時もの構えを取り)
        (一足飛びで距離を詰め)イィィィィアアッッッッ!!(裂帛の気合をこめて突きを繰り出す。狙いは相手の心臓、その真ん中)
        (先月のオルガ相手に見せた動きと全く同じだが受ける相手はどう動くか) -- マーキス 2014-02-27 (木) 21:42:15
      • (名乗らない。声もあげない。それがエイベルの始め方だった。感情の薄れた虚ろな目で、相手の動きを捉える)
        (突きが放たれ、エイベルに到達するその瞬間。マーキスからはエイベルが消えたかに見えた)
        (獣のように低く伏せ、前方に低く飛び込んだのだ。剣と腕とで、マーキスからは死角の位置)
        (地を転がって擦れ違い様、踏み込んだ足のアキレス腱を狙ってナイフが翻る) -- エイベル 2014-02-27 (木) 21:57:49
      • (視界から消えた。惑う感情を抑えて勘に任せる。彼の持つ鋭く研ぎ澄まされた第六感が下だと告げ)
        うわっっ!(突き出した剣の軌道を変えそのまま床に突き立てるや、それを第三の足へと変え狙われた足を浮かす)
        (靴底をナイフの刃に削がれるもその足をエイベルの顔面目がけて横へと振る)シッッ! -- マーキス 2014-02-27 (木) 22:07:40
      • (顔面目掛けて足が振るわれるが、勢いのままマーキスの後方へと逃れることで躱した。掠めた頬から一筋血を流しながら)
        (そして、エイベルが離れた後には、マーキスの足下に散らばっているものがある。撒菱。迂闊に蹴り足を降ろせば突き刺さってしまうだろう)
        (さらに。マーキスに向き直り様放たれたのは、一本のスローイングダガー。細く見えにくい鋼線が繋がっており、それを介して魔術を伝えれば、形状の変化が可能だ)
        (もしマーキスがそれを反射めいて投げ返す例の技を使うなら、表面から鋭い棘を生やして指を傷つけることだろう) -- エイベル 2014-02-27 (木) 22:18:53
      • ふっっ!(エイベルの思惑通りに蹴り足を地に降ろす。撒菱を踏み抜いたように見えたがその動作に澱みなく)
        (床から大剣を引き抜き、体を回転させ独楽のように回る、白いロングコートがその後を追い旋風を連想させるその動きから)
        シィィィアッッッ!(大剣横薙ぎの一閃向かいくるスローイングダガーを迎え撃つ)
        (金属音がして跳ね返されたスローイングダガーがそのままエイベル目掛けて飛んでいった)
        (以前に不覚を取った行為を今度は大剣一本で行うのが彼が成長し)
        (そして、エイベルを意識して対策をした事の証明でもある) -- マーキス 2014-02-27 (木) 22:29:02
      • (大剣がダガーを薙ぎ払った瞬間、鋼線が切り離された)
        (打ち返されたダガーはエイベルに命中する寸前で消失する。鋼線を切り離したのと同じ仕組。魔術で生成したものは自在に消すことが出来る。部分でも全てでも)
        (鋼線の一端を持つ左手の指先が踊る。生ける蛇のように鋼線が操られ、マーキスの首に巻き付かんとする)
        (大剣の技がマーキスの成長の証なら、これがエイベルの成長、否、エイベルが取り戻したものだった。鋼線による斬撃) -- エイベル 2014-02-27 (木) 22:38:50
      • えげつない真似するなぁ(堪らず口にした罵り声)
        (銅線が首に巻きつく寸前に阻むように大剣でそれを受ける)
        (受けた所で自在に動くであろう糸を予測し大剣をそのまま回す)
        (さながら割り箸で綿あめを巻き取る様に大剣に巻きついて行く銅線)
        こういうのどう?(金属でできた飴菓子を満足そうに見つめたマーキスの腕から紫電がほとばしる)
        (身体から発した魔法の雷がそのまま大剣を伝わり糸を伝わってエイベルの元へ)
        (そこからさらにコートから取り出した拳銃を左手に構え、一気に三発エイベルに向けて撃ち込んだ) -- マーキス 2014-02-27 (木) 22:46:27
      • (巻き付いた鋼線が太さを増し、鞘のように大剣を覆う。過重が増し、重心が狂い、最早まともに振ることはできまい。強引に振るわれたとしても、最早脅威ではない)
        (放たれた電撃は大剣と引き替えに受けた。そもそも予想しなかったこと、避けようもない。驚愕すべきことだったが、今のエイベルはその反応を返さない)
        (機械じみた冷静さで、悪い取引ではないと判断した。多少身体の自由が損なわれても、戦う術は十分にある)
        (放たれた銃弾に、当然のように反応した。電撃の痺れが残る中で、避けられるのはせいぜいが一発)
        (銃口の向きと筋肉の動きで弾道を予測して、残りは命中箇所に装甲を形成して処理する。二箇所に軽い打撲程度の損傷を負った)
        (反撃は無い。それで精一杯なのか、何かを狙っているのか、その表情からは読み取れない) -- エイベル 2014-02-27 (木) 23:01:55
      • うわっっ!(普段以上に重くなった大剣を取り落としそうになる)
        やばいね…(エイベル相手には近づかせないのが最善策だと承知している身としては、大剣を封じられたのは言葉の通りの意味を持つ)
        (噴き出す汗を意識しつつ拳銃を構え、引き金を引き、残りの弾丸をエイベルに放つや)
        (コートに拳銃を戻して重くなった大剣を両手で持ち上げようとする)
        グッッ!カァァァァァッッッ!!(道場に怒号とも言えるほどの太い気合声が響く) -- マーキス 2014-02-27 (木) 23:11:01
      • (生成されたのは、三本の刃。イメージしやすかったのがそれらだというだけの話)
        (地面から生えだしたそれらが銃弾を止める。この攻防が時間を稼いだ)
        (マーキスが剣を持ち上げるための時間と、エイベルが痺れから回復し自由を取り戻すため時間とを)
        (両手に剣を生成し、薄く笑う。いつか最初に戦ったときに浮かべた笑い)
        (感情を希釈した冷静さは確かに強さへと繋がる。しかし、我慢できなくなってしまったとでもいうように、悪戯に笑って)
        (咆吼とともに顎門のように持ち上がっていく大剣の懐へ、真正面から飛び込んだ) -- エイベル 2014-02-27 (木) 23:31:01
      • (歯を食いしばった表情。その口の端が喰いしばった状態で吊り上る、エイベルに合わせる様に)
        ぐぅっっ!!(両足で踏みしめた床板が悲鳴をあげて踏み抜かれたが)
        (それでもなお動きを止めず迫るエイベルを射抜くように見やり)
        いっっっ!けぇぇぇぇぇ!!(言葉のままのただの鉄塊と化した大剣を横薙ぎで無理矢理ふるってエイベルを迎え撃った) -- マーキス 2014-02-27 (木) 23:39:38
      • (加重による剣速の減少が、間合の差を埋めた)
        (すなわち、エイベルの双剣がマーキスに届くのと、マーキスの大剣がエイベルを捉えるのとがほぼ同時)
        (その一瞬のうちに剣戟が交錯し、肉体が擦れ違い、二人が背中合わせに動きを止める)

        (一拍の間の後、左手の剣が砕け散ると同時、エイベルが血を吐きながら膝を付く)
        (果たして、自分の剣はマーキスを断ち得ただろうか。その答えは、背中越しにしか分からない) -- エイベル 2014-02-27 (木) 23:54:16
      • (白いコートの背に抜けたエイベルの剣の切っ先が赤く塗れていた)
        お見事…(重々しくその台詞を口にするマーキスの身体の真ん中を貫いたエイベルの剣を彼は掴み)
        (荒い息を吐きつつ引き抜くと床へ放った。そしてそのままその場に尻もちをつく)
        (拍子でさらに床板が壊れたが気にするのもめんどくさそうに、大剣も既に手を離して床の上だ)
        いやー流石に、強かった…(胸を貫かれたはずなのに満足そうに笑うマーキス。戦いは終わった。そういう事なのだろう)
        (投げ出した足の片方に深々と突き刺さった撒菱を)イデデデデッ!!(四苦八苦しながら抜こうとする) -- マーキス 2014-02-28 (金) 00:04:32
      • (肋骨が何本折れたかわからない。苦労して立ち上がり、苦笑いとともに掠れ気味の声を向けた)
        勝ったか負けたかわかんねえなオイ
        (急所は外したが、まだまだ元気そうなその様子に呆れた顔を向けて、また笑って)
        いい勝負だった(と、生成した金属を全て消失させる。足に刺さった撒菱も含めてて) -- エイベル 2014-02-28 (金) 00:08:50
      • いやー正直楽しかったから、勝敗なんてどっちでもいいよ(撒菱の消えた足を確かめ再び足を放り投げ)
        ああ、いい勝負だった(拳を作った右腕を伸ばす。その手は傷元を触ってせいで血濡れてはいたが) -- マーキス 2014-02-28 (金) 00:13:47
      • まったくだ(笑って、伸ばされた拳に、自らの拳を打ちつける)
        ……痛つつ(骨折に響いたのか、軽く顔を歪める。当然ながら片付けどころではない)
        さっさと治してもらいに行くわ。お疲れさん(ひらりと手を振って、道場を後にした) -- エイベル 2014-02-28 (金) 00:21:43
      • (笑って打ち付けた拳を引くとその手で口元を抑える)ゲッホッ!ゲホッ!ゲホッ!
        …血だ!不治の病かも…(血濡れた両手を見せ深刻めいた表情でどうしようもないブラックユーモアをする)
        はい、お疲れ様…(手を振って見送るとようやく体をおこし)
        うーん…どうしようかなこれ(床が壊れ辺りが血塗れになった道場をみて困り顔)
        …今掃除してもどうせまた血で汚れるだろうしなぁ…(掃除するのを諦め大剣を拾って背に戻すと、血痕を残しつつ道場を後にした) -- マーキス 2014-02-28 (金) 00:30:21
  • (先に着くと道場の備品置き場に足を運んで防護アミュレットを取り出す)
    待ちわびたなぁ…やっとか…そして…最初で最後だ
    (己が力を確かめるようにアミュレットを軽く握りしめ対戦相手が来るのを待つ) -- マーキス 2014-02-26 (水) 20:44:39
    • …あたしとしても、これが最後になりそうね(アミュレットを首に付けながら。道場にやってくる)
      マーキス君の噂はいろいろ聞いたし、見たし。いつか戦いたいとは思っていたわ…もちろん、本気でね。
      来月以降は、もう戦えなくなるだろうから…これが最後の。本気よ。 -- オルガ 2014-02-26 (水) 20:51:08
      • (アミュレットを首にかけ、現れた相手に視線を向けず声を落として語りかける)
        えぇ、ここを立ち上げた時から何れは戦うつもりでした…その時はまだ力不足でしたが…(それはまるで燃え上がる何かを押さえつける様な声)


        この3年間お待たせしましたオルガ先輩。今から最高の戦いをしましょう!(向き直ったその瞳に映る闘志の炎は何色か)
        (湧き上がる感情をあふれさせる様に大剣を抜き放ち)
        マーキス・グリスパーダ推して参る!!(眼前で大剣を掲げ剣礼を取り)
        (半身となり剣先を相手に向け剣を水平に向けた変形の右八双の構えを取る) -- マーキス 2014-02-26 (水) 21:01:48
      • ふふ。あたしもこの部活が出来て…いずれ。闘うとは思っていたわ。卒業後になっちゃって申し訳ないけど…
        (こちらは…出会ったその時から。成長していない。もちろん当時は圧倒的な力の差はあっただろう…今は。今試されるのは、マーキスがどれだけ成長したか)
        (そして、試すのは自分だ。…他人の成長を喜ぶようになったと思う。大人になったと思う反面、ピークも去ったのだなと。心にわずかな寂しさを抱いて)

        うん、始めましょう(闘志の炎が宿る眼差しに、笑顔を。しかしそれは、好戦的な野生の狼の物で)
        オルガ・ブロムベルグ……行くわよ(構えは手刀。両手を弦の如くぴんと伸ばし、胸前に右手を、左手は平を相手に向けるように下げる)
        (超人レスリングではない…ノイに、エイベルに今まで見せた。ブロムベルグ家当主が構える…本気の型を取った) -- オルガ 2014-02-26 (水) 21:05:32
      • フゥゥゥゥゥゥッッッ!(剣を構えた状態で鋭く息を吐き出すと、周りに張りつめた空気が満ちる)
        (その空気が弾けるかのように床を蹴って疾走する白いコート姿は、さながらつむじ風の様に)
        イィィィィアアッッッッ!!(裂帛の気合をこめて突きを繰り出す。狙いは相手の心臓、その真ん中)
        (挨拶にしては苛烈すぎる一撃はオルガの力を何より評価した一撃だ) -- マーキス 2014-02-26 (水) 21:12:13
      • (疾風のように突撃してくるマーキスに。こちらは素手だが…この手刀。刀よりもよく斬れる)……(瞳孔の切れが増した鋭い眼差しは、切っ先を綺麗にとらえている)
        …ガァウッ!!(狼のような嘶きと共に…右腕を体ごと鞭のように振るい。相手の大剣を叩きあげる!)
        (アミュレットに多少のダメージが入るが…手刀はその硬さを維持したまま)ガアッ!!(そのまま時計回りに軸回転し、右手刀による首元を狙った薙ぎと同時に左手刀による目を狙う鋭い突き)
        (さらに踏み込みを加える。戦場で使われる体術…狙うのは急所以外なく。動きは進撃以外はない。殺すための技だ) -- オルガ 2014-02-26 (水) 21:17:09
      • (跳ね上げられた大剣を諦めすぐに手を離す宙に舞った。それを確認する暇すらなく迫るオルガの手刀)
        (既に首まで迫ったそれを上体を反らして避けえたのは、その判断の速さ故)
        (それでも僅かに首元を掠めた手刀によってアミュレットが僅かに濁る)
        (続けて迫った左の手刀が目を狙っていた。殺気に満ち満ちたその一撃に思わず口の端が吊り上る)
        (フリーになった両腕で左手刀をなんとか掴みとるや、相手の勢いを利用して空中に放り投げ)
        (投げたと同時に空に飛んだ大剣を跳躍して掴み取りつつ)
        (左手でコートの中から拳銃を取出し、オルガに向けて引き金を引いた)
        (模擬弾ではない.50口径弾の鉛玉が唸りを上げて、1発2発3発と続けて空に投げ出されたオルガへ迫る) -- マーキス 2014-02-26 (水) 21:29:01
      • (二手。一手目はかすめるにとどまり、二手目は捕まれた。これだけで…十分な戦闘の経験を積んできたことがうかがえる)
        (左腕から空中に放り投げられれば…ぎゅうう、と身を丸めて、まるでノイのように…空中を蹴るような動作。しかし蹴ったのは空ではなく、マーキスの大剣)
        (はじけ飛ぶように作用と反作用が働き、剣と逆方向へ飛ぶ…その一瞬後に、弾丸が通り過ぎた。)…ギ…っ!(一発、当たっていたらしい。肩に鈍い痛みと、アミュレットの濁りを感じる)
        (かなり離れた床に着地すると同時。雄たけびを上げながら跳ねるようにマーキスに向かっていく。手刀による連撃を見舞うつもりだ) -- オルガ 2014-02-26 (水) 21:33:47
      • うおっ!?(大剣を蹴られ思わず取り落としそうになるが何とかこらえる)
        (オルガの判断能力の高さに舌を巻きつつ、床に着地するや銃を構え残る残弾3発を迫りくる彼女に放ち)
        (大剣を握った右手は後ろに引き。彼女が刃の射程に入ると同時に右横薙ぎで迎撃できるように備えた) -- マーキス 2014-02-26 (水) 21:44:09
      • (目の前の銃口の、その中のライフリングまでしっかりとこの獣の目は捉えていた。引き金を引くマーキスの指まで、コンマ単位で捉える動体視力)
        (放たれた3つの弾丸。一発は右に体をひねり回避。距離を縮める)
        (二発目は先ほどよりも近い距離で、左に体を伏せて、かすめる。アミュレットの耐久は残り半分と言ったところか。突撃。)
        (3発目。近い。放たれた弾丸を…なんと、手刀で受けた。奇跡的な速度を持って放たれた手刀と銃弾がぶつかり合い…叩き落とすミラクル。ただしアミュレットはさらによどむが…)
        (射程圏内だ。相手の右横薙ぎの構えなど…この際、知ったことではない。そんな思考はオルガにはない…本気の今は。ただ目の前の敵を殺す。それだけのために)
        (先ほど銃弾を受けた左腕を速度を増す振り子に使い。右腕を銃弾を落とした速度よりも速く。マーキスの肩口から右脇腹へ抜けるように、振り抜ける…相手の剣の反撃よりも、先に。)
        (しかし、同時に迫る相手の大剣に…さらに、距離を縮めて。峰で腹に受けることで、なんとかアミュレットの破損は回避した。距離はゼロ距離、お互い技を放った後。この後の行動で…決着がつくだろう) -- オルガ 2014-02-26 (水) 21:49:08
      • さすがっ!(銃弾を手刀で叩き落とすの見て思わず漏れる感嘆の一言)
        (大剣よりも早く間近に迫ったオルガの身体とその攻撃)
        くっっうっっ・・・(防護アミュレットをしていてもなお体に響く手刀による袈裟切りによりアミュレットが一気に黒ずむ)
        (壊れずに済んだのは受け止められたとはいえ大剣による一振りでわずかながらにも踏み込みをとどめたせいだ)
        (完全に大剣の射程の更に内側に入られた形で膠着する。下手に動けばそこが敗因になりうる)
        (それを理解し、それを理解した上で彼は行動をとった)
        フッッッ!(受け止められたはずの右手の大剣の刃を返し力を込めていく)
        (本来斬り辛い、いや、斬るのは無理だという位鈍い柄元付近)
        フゥゥゥゥゥッッ!!(無理矢理にそこで斬ってやると言わんばかりに力を入れ押し込んで)
        (それが彼の剣士としての一つの矜持なのだろうか。とはいえ徐々に・・・確実に刃がオルガのわき腹に食い込んでいく) -- マーキス 2014-02-26 (水) 22:05:53
      • (アミュレットのダメージはこちらの方がでかい。今にも割れそうによどみを増すアミュレットが、さらに加速する。脇腹に剣の冷たさがしみ込んでいく)
        …ガ、ゥァっ!!(だが…この距離。この距離こそ、自分の間合いで…放つ技は、間違いなく相手のアミュレットを砕ける技だ)
        (すなわち、相手の両手が剣に添えられているならば…守りを考えるのは不要。最短距離で手刀を滑らせてぶつければいい。)
        (傷ついた左手と、そして振り下ろした右手を。ためらうことなく、相手の胸への手刀突きとして。最後の一撃が放たれる。…が、しかし。)
        (自分の腹に食い込んだ剣を、一瞬でもマーキスが下げて二撃目と考えていれば…先に刺さったのは手刀だろう。しかし、彼は臆すことなく。最善手を打ったのだ)

        (ぱきぃん!とアミュレットが砕ける音……放たれた両手の手刀は、マーキスの胸を貫く寸前だった。一瞬先に、自分のアミュレットが壊れたのだった)
        …あたしの負け、ね。(自分の本気に…一手差で勝った男は。君で3人目よ。と笑顔を見せて)…剣を降ろしてくれるかしら?
        来月、愛する人の精を受けて子をはらむ大切なお腹なのよ(と、押し当てられた剣に。動くことが出来ずに、相手の行動を待って) -- オルガ 2014-02-26 (水) 22:12:21
      • (荒い息を吐き、なお眼前の敵を斬り裂かんと目を燃えがらせていた男がその手を止める)
        (負けの宣言をされ、声を掛けられ、ようやく我を取り戻した表情を浮かべた)
        (自分の将来とこの先家族との未来を考え、負けを宣言したオルガ。その意を汲み取って静かに剣を降ろす)
        (剣を降ろしたマーキスは僅かに悲しそうな表情を浮かべる。それは戦いから遠ざかる者に対しての感傷かそれともそれを止められない事への悔しさか)
        (あるいは相手も同じ表情を浮かべていたからかもしれない)
        (しかし、いずれにしろ。彼女とはこれが最初で最後の戦いであった)
        (長年求めた相手との短くも充実した戦いを締めくくるように)
        …ありがとうございました(ただ、一言。そう言って頭を下げた) -- マーキス 2014-02-26 (水) 22:25:22
      • (後輩がどんどん強くなって、成長しない自分を抜いていく…嬉しさもあり、寂しさもあり。最後の戦が終わった満足感と、喪失感)
        (いろんな感情が混ざりに混ざって…しかし。最後に浮かべた表情は。笑顔であった)
        …うん、あたしも、3年間ありがとう。あたしを超えてくれて、うれしかった。
        (こうして、超人レスリング部元部長と、戦闘部部長の戦いは戦闘部の勝利で幕を閉じる。時代は流れる…青春は短い。ここにまた一つ、青春の終わりの形が示された) -- オルガ 2014-02-26 (水) 22:28:14
  • ・ -- 2014-02-25 (火) 00:37:09
  • . -- 2014-02-24 (月) 00:45:34
    • fly me to the moon〜♪ っと…(先にやってきて備品を漁る)
      久しぶりな感じだな -- マーキス 2014-02-24 (月) 20:03:58
      • この場所にしか通学してない気がする私の青春に気づいたなう
        私はもしかしてこの道場の地縛霊になってたりしないだろうか…(震えて) -- チェル 2014-02-24 (月) 20:07:26
      • 〜♪(コートから回転式拳銃を取出しエジェクターロッドを押し中の弾を取り出す)
        (その代わりに模擬戦用の弾丸を新たにシリンダー内に込めていく) -- マーキス 2014-02-24 (月) 20:09:51
      • マー君がとてもヤる気だ……(装填作業見つつ、いつもの場所から斧槍を取り出し)
        むー……ちょっと力増えたかな(二刀流!とか遊ぶ。拳銃はホルスターに収めたまま) -- チェル 2014-02-24 (月) 20:13:03
      • お前も使ったらどうだ?実弾でもいいし、なんだったら模擬弾貸すけど?(拳銃を振ってシリンダーを収める) -- マーキス 2014-02-24 (月) 20:18:20
      • (ちゃんと一本は直しました。片手で斧槍を軽く素振り。外見からすると違和感のある光景)
        むー……甘いって父にも言われたけど、やっぱり家族に撃つのは苦手(ぷく) -- チェル 2014-02-24 (月) 20:20:01
      • 悪いが僕は撃たせてもらうぞ?
        ちなみに模擬弾だったら死にはしないし…アミュレットを付ければより安心だ
        それでもやらない? -- マーキス 2014-02-24 (月) 20:23:00
      • 私が傷付くのはいーんですよー…うー…じゃあ模擬弾借りるだけ借りる…(渋々とホルスターから抜き、弾詰め替え)
        ちゃんと付けてね?絶対つけてね?!(アミュレット) -- チェル 2014-02-24 (月) 20:27:04
      • 付けようが付けまいが僕には関係ないけどね、そうした方が良いんだろ?(言いつつ首からアミュレットを下げ拳銃をコートへと仕舞った)
        さて、いい? -- マーキス 2014-02-24 (月) 20:28:50
      • こっちの心境のもんだいー!(トン、と踵揃えてから肩幅に広げ、両腕で斧槍構え)
        おっけー、今回はだいじょーぶ、のはず(眉きりり) -- チェル 2014-02-24 (月) 20:36:59
      • フッッ!(息を吐くと表情が普段よりさらに鋭いものへと変わる)
        (正対した状態で剣を抜き放つや眼前で構え剣礼を取り)マーキス・グリスパーダ推して参る(名乗りをあげ)
        (左足を前右足を後ろの半身構え剣先を相手に向け剣を水平にした変形の右八双の構えを取る) -- マーキス 2014-02-24 (月) 20:39:56
      • ダンスのお相手、よろしくねマー君♪(にこーっと笑ってから、真面目顔へ)
        (桜色の唇を引き締めて、左手で柄を持ち、右手を添えて突きの構えへ)
        (五感を研ぎ澄ます、射程はこちらのほうが上、しかし数年ぶりの兄がどのように動いてくるか) -- チェル 2014-02-24 (月) 20:55:16
      • (チェルが動かないと見るや一歩、二歩と歩みより)
        シィィィアッッ!(大剣を下方目掛けて切り払うように振るう。チェルの身体は以前遠いが思い切り振り抜くその先に彼女の構えたハルバードがあった)
        (小手調べ、そういうにはあまりに荒っぽい一振りは力でそれを押しのけようという行為だ) -- マーキス 2014-02-24 (月) 20:59:37
      • (あえて撃ちあうようにはせずそのままに受け入れ。弾かれた斧槍を添えた右手で押し止める)
        (見た目に似合わぬこの馬鹿力は母譲りか。通常であれば即座に撃ち負けるような攻撃を押しとどめて)
        …んっ(ガチン、と槍先を引き、斧部と大剣を噛み合わせる。そうして大剣を固定し、持ち上げようと) -- チェル 2014-02-24 (月) 21:12:44
      • 大したもんだ…(大剣とハルバード見た目の上ではあちらが押し勝つところだがそれでも通常なら力でそれを跳ねのける自信はあった)
        流石は僕の妹(持ち上げようとするハルバードを押さえつける様に上から押し込む)
        フッッッ…(床に刺されとばかりに押し込むその腕と剣がチェルの力とぶつかり動きが止まる) -- マーキス 2014-02-24 (月) 21:19:24
      • んんんんんんん………っ(均衡した其の力、眉根に皺が寄る。均衡した状態、押し負ければそちらが不利になるのは明白に…なら)
        (ぱっと、横に押す様に手を放し、槍をあえて落とす) -- チェル 2014-02-24 (月) 21:34:05
      • ッ…(横に飛ぶように流されるハルバードに体勢を崩され右側へと体が流れる) -- マーキス 2014-02-24 (月) 21:41:22
      • (そしてホルスターから銃を引き抜き、剣を持つ手元目掛け引き金を)
        …………っ(やはり一瞬躊躇して、引き金を引く) -- チェル 2014-02-24 (月) 21:48:42
      • 遅いッッ!(体は流れてもスムーズに大剣から右手を離す)
        (戻ったその手に拳銃を握り、躊躇い引き金を引くチェルに合わせ左わき越しに引き金を引くや轟音が鳴り響く)
        (中空で火花が舞い鈍い音がするや床と天井に一つづつ穴を開けた。お互いの弾丸が弾かれた結果がそれだ)
        (その行方を気にした様子も無く向き直り銃を構えチェルに向けて引き金を引く。轟音と銃火が発し第二第三の弾丸がチェルに向けて襲いかかる) -- マーキス 2014-02-24 (月) 21:59:43
      • (そんな容易に死なないとはいえ、痛いものは痛いし苦しい物は苦しい)
        (頭を狙う弾丸は、こめかみを掠め。右の肩口に、腕に赤い華を散らす) -- チェル 2014-02-24 (月) 22:09:44
      • 悪いが加減はできんぞ…(言い捨てもう一度弾丸を放つと近づき)
        (左手で大剣を振るい追撃の右袈裟切りを) -- マーキス 2014-02-24 (月) 22:20:08
      • (撃たれるたびに身体が跳ね痛みに顔を顰める、それでも目は閉じず、マーキスを見据える)
        (そして)
        (躊躇なく振り下ろされた刃へと、側面を当てる様に右腕を……銃を振るう。反れれば腕が切り落とされるのが先か、銃に当たって弾くか。恐らくは切り落とされるのも覚悟で)
        (剣先の軌道をそらせて、近くに転がる槍を拾う隙を狙う) -- チェル 2014-02-24 (月) 22:43:24
      • (マーキスの大剣を見事受け止めたチェルの白銀の拳銃が火花を発し刃を滑らし反らす)
        (流れた身体を反転させつつ剣を振るおうとするマーキス。しかしチェルの姿はその視界には映っていない) -- マーキス 2014-02-24 (月) 22:51:53
      • (身を屈めて、斧槍へと手を伸ばす。前回の教訓か相手から目線は逸らさずに左手で柄を掴んで)
        ……んぅぅううう!!(その剣閃に当てるように、斧槍を振り上げた) -- チェル 2014-02-24 (月) 23:25:55
      • (大剣と斧槍がぶつかるやマーキスの腕が真上へ弾かれる)
        (体勢が悪かったのと利き手で無い左手一本で振るったのが災いした)
        (振り上げられた手から滑るように大剣が飛び立ち道場の天井へと突き刺さる。残る武器は右手に残る拳銃だけだ)
        (大剣を諦め素早く銃を構えチェルへ向け二発の弾丸を放った) -- マーキス 2014-02-24 (月) 23:33:52
      • (腕をクロスさせて、こちらも銃を構え引き金を引く)
        (今度は躊躇なく、しかし兄ほど修練したわけでもないので弾を狙い落とせる訳もなく…また血でぬめり、一度目の反動で床へと落とし)
        (また、身体に二つの華を咲かせながら、後ろへと倒れ) -- チェル 2014-02-24 (月) 23:52:49
      • チェル!!お前馬鹿っっ!(ここで異変に気付いて手を止める)
        ・・・アミュレット付けてないだろ・・・ズルいぞ・・・(言って弾倉が空の拳銃を静かに降ろした) -- マーキス 2014-02-24 (月) 23:55:18
      • ………忘れてただけだもー…あぁぁぁぁぁぅ、いったぁーぃー………………(涙目で血まみれでもごろごろ)
        ズルいってなにさー!マー君には怪我してほしくないって乙女ゴコロをだねー!マゾかマー君はー!(太腿にも被弾したので立ち上がりはせずごろごろ -- チェル 2014-02-25 (火) 00:04:53
      • 人の心配より自分の心配しろよなぁ…(拳銃をエジェクターロッドをいじって排莢すると一発だけ模擬弾を込め天井へ撃ち込む)
        (刺さった大剣が落ちてくるのを差し上げた手で受け取るとそのまま背に戻した)
        ボロボロじゃないか全く(続けてコートに銃を仕舞い込むとチェルの元へ行き屈み込む)
        ほら、肩貸すから -- マーキス 2014-02-25 (火) 00:08:00
      • だってー…ぷぅ、と膨れて
        …マー君が汚れるからいいも、頑張って帰る(どうみても自力で動けそうにはないが怒られて拗ねているようで) -- チェル 2014-02-25 (火) 00:17:36
      • 怒られたくないなら今度はお互いアミュレット付けるか…お互いに付けないかだ
        そうじゃないとフェアじゃない。だろ?(言って強引に肩を貸し引き起こし歩きだす) -- マーキス 2014-02-25 (火) 00:22:14
      • …………はーい、今回はほんっとに、私は忘れてただけだからー!(念を押しながら)
        …うー汚れるというにー…白に血は落ちづらいんだぞー…もー……(ずりずりと脚を引きずりながら、連れて帰られた) -- チェル 2014-02-25 (火) 00:25:35
  • ・ -- 2014-02-17 (月) 04:05:09
    • (一人道場に立つ。冬の冷えた空気がコートの下にまで滑りこんで、露出部をくすぐった。薄着の彼女にとってはバカにならない範囲)
      (足をタイツに覆われていると言っても、腹部は殊更に堪えるだろう。しかし、彼女自身はそんなことを気にしていないのだ)
      (構えを取る。身体が冷えているというのなら、これから温めるだけだ。相手はなし。だから、イメージの中でつくり上げる)
      (それは自分と同じ、拳をふるうもの。ひょっとすると、自分自身であるかもしれない。ならばそれも良し、一層の鍛錬に成る) -- ヴェント 2014-02-23 (日) 23:54:13
      • (幾許かの間を置いて立つ者は、余人に見て取ることは出来ないだろう。それは彼女の想像の産物である)
        (相手も構え。自身と同じ。やはり、自分。その場でのステップを取らず、しっかりと地面に足をつけて立ちまわる姿勢)
        (安易ながら、それだけに手強い。自分のことはよく知っている。全てとは行かずとも、ここで自分ならどうするかを容易く想像できるはず)
        (あとはそこに手心を加えないこと……それが肝要だ。より高みにいる自分を想像するのだ)

        (まず、打ち込むか、待つか。そこからが始まりだ。相手もまた、同じことを考えるに違いない)
        (いきなり足を使うのは、それだけで終わりになってしまう可能性がある。やはり拳。そして相手はそれを知っている)
        (防護を兼ねた、前腕を前に出す腕当て。安牌はそれだろう。そしてそれも、知っている)
        (究極的には二択だ。意表をつくか、正面から行くか。いや、まだある。正面から意表をつく……)

        (前腕を前に出して、強く踏み込んだ。腕当て。しかし手は軽く開いて相手の方を向き、ネクタイを狙う。二段構え)
        (腕当てが当たればそれでよし、そこからつかむことも狙える。下がるなら腕を伸ばし、つかみにかかる。距離は空き、後退の硬直の間に整えられるだろう)
        (予防線として左腕を腰ダメに構えながら、そうと決めて、動いた) -- ヴェント 2014-02-24 (月) 00:05:42
      • (相手はやはり、そうと来ることを読んでいた。鏡合わせに前腕を押出し。しかし気持ち内側へ手を傾けて、ぶつける)
        (インパクトの瞬間、相手方の腕がこちらの腕と交差するように前倒しとなり。それから肘の動きでもって、前腕を外へ逸らす)
        (目論見はもろくも崩れた。それだけではない、今度は相手の腕がこちらの首もとを狙っているのだ)
        (後詰も在る。構えているわけではないにせよ、相手方の片手は今、フリー。左手をこの腕の対処に回しても、相手は更に対処できる)
        (ならば、こうだ)
        (ネクタイが、相手の手に掴まれる。だがこちらも、左腕を伸ばした。とるのは、相手の右袖)
        (これならば相手の手を潰しつつ、こちらも幾らかの有利をとれる。首もとを掴まれた不利は変わらないが、そらされた手を戻し、襟を掴んだ)
        (組み合いだ) -- ヴェント 2014-02-24 (月) 00:15:44
      • (膝と膝がぶつかり合う。そして、衝撃があっても互いに後退はない。当然だ、つかみ合っているのだ)
        (相手の右腕を掴んだ左手も、今は互いにつかみ合う状態となり、有利とはいえない)
        (そして相手のネクタイを掴みなおそうにも、襟から行くには相手の腕が邪魔になるし、なにより外した瞬間の隙を逃しはしないだろう)
        (やはりネクタイを掴まれたのが痛かった。これ以上距離をとれず、また、詰めることも難しい。正面から行けば、自ら喉に串刺すようなものだ)
        (この絶対有利の腕を、相手が離すことなどあるまい。死守し、隙を伺ってくる。いや、そこの隙に固執するだろうか?)
        (それは甘い考えだ。捨てておくべきだ。そも、さっきの膝も、互いに危ういところだった。足を浮かすなど)
        (袖を思い切り引き、踏ん張られる。返す刀で、襟を引く。自分に優位が在るとするならこれだ。左右に幅を持って掴んでいる)
        (だが、相手は一歩踏み出した。喉に腕が突き刺さる。単純かつ、効果的。迂闊。失念するとは)
        (もろともに、もんどり打ってたおれる。上に成るのは相手。ここまでだ) -- ヴェント 2014-02-24 (月) 00:25:33
      • (いやさ、しかし、ここで諦めるべきでもない。相手が上になって、一体どうなる?無論マウント。しかし襟は引いた。ならばそちらに転ぶのでは?)
        (だが、その過程は無きものとして考える。自分は下になるが、刹那に出来る事は? 足を引っ掛けることくらいか?)
        (相手の右腕は抑えている。問題は、喉の左腕。襟を掴んだだけでは止められない。せめて相手の袖を捉えなくては)
        (腕を取る。取った、とする。相手のほうが力は上。いつまでも抑えきれはしないだろう)
        (乗られた位置が腹だとするなら、やはり、詰みか。いや、まだ、まだ?)
        (右腕を戒める左腕を解き、ネクタイをつかむ左腕に打撃。狙うは、肘の内側。膝かっくんならぬ肘かっくん)
        (相手の伸びきった腕を折りたたませて、互いの距離を近づけて、そこで、ヘッドバット)
        ……それはどうだ? -- ヴェント 2014-02-24 (月) 00:33:36
      • (相手も渾身の力を込めているだろう。そこに、肘カックンが成立するものだろうか)
        (体を起こし、腕を組む。やはり、今のは組み合った時点で自分の負けだった。初手からして、よくなかったと言ってもいい)
        (今の攻めては、自分の癖のようなものだ。それは、容易く対処しうる)
        やっぱ駄目か……。 -- ヴェント 2014-02-24 (月) 00:35:45
      • (……体勢を崩されている最中に、前進できるだろうか。ふと思う。出来る、ということにしたが、いや、その前提を崩すことはない)
        (言い訳を求めるのは弱者の道。無論、不可能なことを可能と思ったままで居ることもよくないが、今は今のでよかったとしなければ)
        (そこは学び、次に活かすのみ。それで足りる。次には更に正確な戦いが出来るようにすれば、自ずと身についてくるはずだ)
        よし……(立ち上がった) -- ヴェント 2014-02-24 (月) 00:41:35
      • (構えなおして、再びイメージを固めていく。今少しの間、一人戦う姿がそこに在るだろう……) -- ヴェント 2014-02-24 (月) 00:43:03
  • -- 2014-02-14 (金) 12:56:09
    • (コートを羽織り直して、軽く体を動かす。前進をほぐして構えをとった)
      チェルとやるのも久しぶりだな。 -- ヴェント 2014-02-16 (日) 23:27:52
      • (こちらも軽く柔軟運動して、襟髪をかきあげる)
        そーだねー…何年ぶりかな?最近布団で過ごしてたことのほうが多い気がするー…
        そっちからいーよー?(自分の身長より長めの模擬槍を片手に、構え) -- チェル 2014-02-16 (日) 23:32:04
  • 年単位ってのが、なんだかずっと昔って思わせてくれるぜ。実際そうだったろ?
    (軽くステップ)
    OK。 そんじゃ、そうさせてもらおっかな、っと!
    (一手目は、まず如何にして攻めるべきか。血を分けた者同士、相手の動きは十分に心得ている)
    (とはいえ、リーチで言えばこちらの完敗だ。射程こそは戦いを制する要因の一つであると思えば、当然それを埋める事が先決)
    (その定石を踏まえるか。奇をてらうか。とはいえ、そんな衒う奇もすぐには思い浮かぶわけではない)
    (それに相手からもやりやすいとはいえ、自分でもどうにか出来るのが定石というもの)
    (チェルの利き手とは逆の方向へ、大きくステップ。然る後、チェルに向かって更にステップ!)
    (槍の在る方へ身体を向け、片腕は反撃に備えながら、浴びせるように利き手でない方の肩へと拳をふるう!)
    (とにかく、ダメージを稼ごうというものだ。対策諸々をした上で、一番近かった的ということでも在る) -- ヴェント 2014-02-16 (日) 23:45:44
  • (まず一呼吸目、相手を見据えて)
    (射程範囲は広けれど、槍の特性上ドーナツ状に陥りやすく、姉妹であればそれも必然知られているであろう弱点になる)
    (数年ぶりとはいえ慣れたやりとり、距離の詰め方。どこか心躍る)
    (槍を右手へ、逆手に持ち替えて。何時もの愛武器でもやっている其の挙動、槍とは撃つ、突く、薙ぐが常套)
    (右肩を少し反らすように動かしながら左半身を後ろへ引き、くるっと一回転して斜め上から槍を薙ぐ) -- チェル 2014-02-17 (月) 00:03:59
  • (なるほど、こう来たか。状況を流れる景色の中で捉えて、次の手を選んだ。ある程度知っている以上、戦いの中でも選択肢式になりがちだ)
    (戒めねばならぬところだとは思いつつも、悪いとは思わない。思考時間を削れれば、その分だけ体の動きも早くなる)
    (ともかく、これにて方向の不利は逆転した。自身は右手が利き腕ながら、槍は左側から迫ってくるのだ)
    (今まさに迫る槍へ、浴びせようとする拳を曲げることは出来るか? それは不可能ではないだろう)
    (しかしそれよりなら、こうした時のために備えていた腕が役に立つ)
    (備え、溜めていた右手が自身の左腕と交差するように伸び、迫り来る槍を打ち払った。と、同時に伸びようとしていた左腕を引く)
    (ステップから着地した足でもって、外側へと跳ねた。チェルの有利距離になるが、硬直からどちらが先に解けるかは微妙なところ)
    (攻撃を見たほうがいいという判断である) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 00:16:44
  • (弾かれた槍を、そのままの勢いに、持ち手を支点にクルリと回し、反対の手へ)
    (長めのスカートをひらりと舞わせながら、猛反対の手で柄をつかむ)
    んぅー………(まだまだ身体の調子に違和感があるのか、確かめるように軽く踵を浮かせ、足先の方向をヴェントへ)
    (踏み込む様に槍を突き出し、上へとややえぐるように動かして横へと薙ぐ。ハルバード使用時の手癖) -- チェル 2014-02-17 (月) 00:32:18
  • (アミュレット……そういえばつけていただろうか。よく覚えていない。今から確かめるのも隙を見せてしまうし、戦いの熱を冷ましてしまうのも嫌だ)
    (ひとまず、銃のことは置いておくことにする。今は一対一で、カバーしてくれる仲間も居ないし。チェルにしたってやる気だ。確かめようのないことは省みるべきでない)
    やっぱり、まだまだみてえだな。
    (この動き、知っている癖だ。身を低くしてそれを避け、長柄が頭を過ぎた所で前進)
    (狙うは下半身。ここで一気に勝負を決めてしまうか? だが、チェルのリハビリもまた念頭に在ること)
    (だが、気遣わないほうが却って良いだろうか。少し悩み、大きく腕を広げた。腰回りへ腕を回そうという動きだ) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 00:43:02
  • (アミュレット?なにそれ美味しいの?という位の素直思考なので当たり前につけていない。着けると慢心しそうというのもあるからか)
    (槍を振りぬき、上半身を反転させて体制をー…の動きの途中)
    ぁ……!?(無防備な下半身へと迫る影。早い。とっさに踏み込もうとした足が、大股開きの前蹴りへと変わる) -- チェル 2014-02-17 (月) 00:56:44
  • ちぃっ……!
    (如何に自分より体格でかなり劣るとはいえ、事実力比べをした時に不利なのは自分だ。これに正面からぶつかるのは得策でない)
    (そしてこの蹴り足の分だけ、腕の長さを稼がれてしまった)
    (これもまた、如何に体格差があろうとも大きく。腰に腕を回すという目論見は外れてしまうだろう)
    (掴みかかろうと構えていた腕の内左を防御に回し、受ける。こちらがかけていく速度と、チェルのける速度。その分の負担が左腕へとかかった)
    ぐっ……!
    (だが同時に、こちらも蹴り足を捉える。ここでこそ、体格差、体重差がモノを言うはずだ。もろともに倒れこむのだ) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 01:04:08
  • (とっさに加減ができなかった為か、酷く鈍い音がした)
    (如何に自分で有れど母譲りの力は普段は加減しているつもりだったが、ソレが出来なかった状況。その音に顔が心配へと一瞬染まり)
    (其の油断が、足を掴ませ、引きずり込み倒される)
    (近接・寝技は完全にヴェントのステージである、足を外そうと、反対の足で腕へと踵を落とし) -- チェル 2014-02-17 (月) 01:13:31
  • (体格、体重で言えば、自分は三人の中で一番恵まれているかもしれない。しかし肉体的に一番脆弱なのは自分である)
    (兄の声が耳に届き、反省した。そんな自分に必要なのは慎重かつ、迷いのない立ち回りなのだ)
    (今のこれ、左腕の痛みは過ちの代償。後で何らかの回復手段を講じるとして、戒めとして心に刻まねばならぬ)
    よし……つっ!?
    (ひとまず、目論見は上手くいった。今の怪我をチェルはきっと心配したのだろう。だがこれを、心理的戦術とは思わない。兄弟同士でそんなことを考えるのは物騒に過ぎる)
    (まず第一目標、転倒良し。あとは──足を離し、身を翻して踵を躱す。この上更に腕を潰されれば、戦闘の続行は極めて困難になるだろう)
    (転倒し、踏ん張りの聞かない状況に持ち込んでなお、手足が振るう力は十分な脅威となりうる。とはいえこの状況を逃す手はない)
    ならっ!
    (コートを投げつける。更に相手の動きを制限し、少しずつ追い詰めていくのが良い) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 01:25:43
  • (足が空へと落ち、己の脚が視界を狭め相手の姿が不鮮明になる)
    …っもぉ!(起き上がろうと膝を立て。スカートの裾がめくれ上がる…見える白い肌、見る人が見れば目の毒であろう)
    (両手を地につき、身を反転させて起き上がろうとしたところで)
    …ぷぁ?!(暗転する視界、手を振るい異物を取り除く) -- チェル 2014-02-17 (月) 01:38:06
  • (かかった! なら、今こそ好機。チェルの動きを見ながら横へと移動し、其処から一気に接近した!)
    (駆け寄る勢いそのままに、足を振り上げる。予備動作ではなく、それそのものが攻撃。即ち、蹴り! 狙うは腹部!)
    (相手を浮かすような攻撃ならば、重さの利を活かすことが出来るはずだと) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 01:46:39
  • ………っ!?(腹部への衝撃と共に身体が軽く宙へ)
    (衝撃に眉を顰めて、地を転がり、距離を取って体制を立て直す)
    (武器は手元から離れ、ちょうど互いに中間の場所に転がっていて)
    (腹部に軽く手を当て、聞き手で構え。肉弾戦もできなくはないがパワーはまだしも、速度でヴェントに勝てる気はしない為、悩む) -- チェル 2014-02-17 (月) 02:05:08
  • (流石にまだ立てるか……姉妹の姿を見て、構えを直す。幸いにして武器を離すことには成功した。ベーススペックの差があるとはいえ、インファイトなら技量で負けるつもりはない)
    (中央に転がる武器を、遠くへやってしまうかこちらで確保することが必要だ。あれを取り戻されると、チェルの技量とリーチが取り返されてしまう)
    ふぅ……(息を整えながら、ジリジリと距離を詰めにかかった。どちらが槍に意識を向けるにせよ、そこに隙ができるはずだ。あるいは……あえて捨てるのか? そこまではわからない、だが備えねば) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 02:11:18
  • (はっ…っはっ……小刻みに吐息が漏れる。思ったよりも療養で体力を失ったのかなと心中で苦笑い)
    (近接で勝ち目が無いからこそ獲物は取り戻したい、しかしソレを悟られては奪取される…さて、どうしよう)
    (残り手元にあるのは、衣類そしてー………ホルスターに収められた物。引き金は絶対に、引かない為これは除外)
    (そうなればやはり……こちらからも距離を詰めながら、唇を舌で湿らせ、隙を伺う) -- チェル 2014-02-17 (月) 02:30:19
  • (耳を澄ませば聞こえてくる、姉妹の吐息。やはりまだ、体のほうが万全ではないのか)
    (遠慮無く戦おうと考えて間もないが、そう思うと早めに決着を付けたくなる)
    (チェルも同様に、間を詰めてきた。考えることはやはり、同じようなものということか?)
    (姉妹であるとはいえ、当然ながら心の中を知ることなど出来るはずもない。だが戦況から、動きを予測することなら出来る)
    (どうくる? 武器を拾うことが、大きな隙につながることは明白だ。であれば……ここから仕掛けてくるか?)
    (先手を打つ、さばいてからどうにかする。まず二択。ここは……)
    すぅ……しっ!
    (十分に詰まったと見てとるや。慎重に運びだした左足で、強く床を踏みしめた。大きく前進、右足はしっかりと床を捉える)
    (右足を出し、右手を突き出す順突きの正拳。鳩尾めがけて!) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 02:39:43
  • (目元まで隠したヴェントの髪が殊更に読みを難解にさせる。血を分けた姉妹、思考は読めずとも予測はされていそうで)
    (選択制にすれば道はひとつ、迷いは無い。互いの間合いを考えつつ距離を詰め…)
    ……っふ(踏み込んできた、ヴェントの真っ直ぐな性格ならと正拳突きを、右手でいなす。)
    (そのまま横へ移動し、下段足払いを放つ…ように見せかけて槍の方へと距離を詰める) -- チェル 2014-02-17 (月) 02:58:38
  • (ふ、と足が浮きかけて。それがフェイントだと悟った。一瞬の遅れが在る。しかし改めて強く床を踏みしめて)
    てりゃあっ!
    (前に出した右足を軸足に回転。突き出し、空を切った右腕を些か大げさに引いて、時計回り。左足での回し蹴りを放つ)
    (高さは中段。後ろのことだけに見えず、チェルに届くかも微妙なところだが、即座に出せるのはこれしか無い) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 03:07:36
  • (ふわり。スカートが宙を舞う)
    (足払いから踊るように半回転ターン、床へと手を伸ばし)
    (あと少し、ほんの少しの所で背中へと中段蹴りを受け)
    っ………(そのまま頭から、床へと転がった) -- チェル 2014-02-17 (月) 03:17:32
  • (届いたっ! それも、思ったよりも上手く。姉妹の強かな転倒は、戦っていてなお不安を呼び起こされる)
    チェルッ!?
    (兄につられてか、否か。戦いのさなかながらも声を上げた。大丈夫、のはずだ。チェルが病弱といっても、丈夫であることも間違いではない) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 03:24:16
  • (顔の痛みよりも辛いのか、胸元を抑えて蹲り動かない)
    っけほ、げほ……(反対の手で口元を抑える、呼吸が上手く出来ず酸素が足りないのか吐き出すような)

    ………ごめ、こー、さん(しばらく咳き込む) -- チェル 2014-02-17 (月) 03:38:02
  • わかった。(言いながらチェルに駆け寄り、身体を起こす。背中を擦っておかつかせようと)
    大丈夫か? -- ヴェント 2014-02-17 (月) 03:39:25
  • すまん、思わず声を上げてしまった(傍によって身を屈め)
    大丈夫か…?チェル(こちらも心配そうな表情で) -- マーキス 2014-02-17 (月) 03:43:13
  • だい、じょ………少し、まてば、おちつ(目尻に涙ためてしばらく咳き込み続け)
    ごめんね………ちょっと、がんばり……すぎたかも(えへへ…と青い顔で笑い)
    ……お部屋帰るの、ちょっと手伝って、ほしーかも(咳からの頭痛か、眉根を寄せて) -- チェル 2014-02-17 (月) 03:48:39
  • あまり無理に喋らなくていい……うん、分かった。兄貴、頼めるか?
    (左腕の具合を見る。チェルにこれ以上心配を増やさせたくはないし、兄へ欠けるふたんも少なくしたかった。だからこことは、マーキスへ) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 03:52:33
  • 勿論。というか、ヴェントも腕痛いんだろ?ちゃんと保健室行っておけよ?(言ってチェルを抱き上げる)
    よっ・・・軽いな、良くこれでハルバードが持てる(片手で抱き上げると床に落ちたハルバードを足で起こしてもう片方に持った)
    それじゃ、戻るか。いや、良い戦いだったよ(笑って妹の部屋へと歩き出した) -- マーキス 2014-02-17 (月) 03:56:14
  • そりゃあ行くって。心配かけちまうし……んじゃ、行くかあ。(兄について、道場を後にした) -- ヴェント 2014-02-17 (月) 03:57:39
  • (その後また数日、安静となり。姉妹のケガを効いて相手にはアミュレットをと肝に銘じたのだった) -- チェル 2014-02-17 (月) 04:04:52
  • (バジルに向かって一礼、不敵な笑みのまま構えない) -- ? 2014-02-13 (木) 21:42:52
    • (道場に立ち、片手に持っていた杖の先を、もう片手の平で受ける。両端近くをつかむ形だ)
      (両の手の肉付きは完全に蜥蜴人のそれ。節くれだっているが、掴む力は確かだ)
      (こちらも一礼。片手を、軽く握ったり開いたりしながら) -- バジル 2014-02-13 (木) 21:43:28
      • (散歩にでも出かけるようにさりげない足取りで距離を詰める。安定感のある下半身から伸びる鍛えられたフトモモからは重い攻撃が繰り出せそうだ)
        (杖がギリギリ届かないあたりの距離まで来て、不意に跳び跳ね、蹴りを放つ! 裸足の爪先で刺すような蹴り。狙うはバジルの右肩) -- ? 2014-02-13 (木) 21:51:48
      • (近づくに連れて、杖の位置を身体から離した。軽く掲げるような姿勢。小さく体を揺らして距離を乱し……)
        (飛び上がる瞬間、軽くかがむ。右腕を肩の高さで突き出し、斜めに杖で受けた。手に伝わるインパクト)
        (知らず口元が笑んだ。かなりの衝撃だ。立ちからのものであれば、更に威力は上がるだろう)
        (あまり受けはよくないかな? この杖では心もとない。そう内心で思いながら、どこか踊るような奇怪な動きで後退する。相手が着地する迄の間に距離を空けた)
        なるほど……これはすごいな。 -- バジル 2014-02-13 (木) 22:02:07
      • (魔導器でなく、普段使いの杖なら軽くへし折れていたと思われる。挨拶代わりとはいえ遠慮の無い技だった)
        (たん、と着地すればすぐさま拳を握り、腰を落とし気味に構える)
        変った体捌きだね。暗殺術混じりっぽい -- ? 2014-02-13 (木) 22:08:48
      • 君もお目が高い。詳細については省くが、大体似たようななものさ。僕なりのアレンジが加えられている。専攻している、占星術のだ。
        (軽く杖の具合を確かめた。まだ生けるだろう。だが、杖術は考えないほうがやはり良いのだろうか? 少し首を傾げて)
        (肩をすくめると、またしても奇怪な構えをとった。杖を間に渡した蟷螂拳……だが、違う。それがゆるやかに変化して、やがて両の手が片方の端に集まる。剣のような構えだ)
        (円のような軌道。何かしら、稲妻が風の隙間を縫うかのごとく。杖は見えざるレールを奔り、素早く菫の左腕。こちらから見て右腕を狙った) -- バジル 2014-02-13 (木) 22:15:59
      • (狙われた左腕をそのままに、いや、やや前傾姿勢か。大きく踏み込みながら右腕で突きを放つ)
        (見た目以上のリーチがあり、しかも軌道が直線でない、妙に歪んだ迫り方をする突き。それなのに異様に速い!まるで、蜥蜴人のしなる尾撃!)
        (その突きが先にバジルの左胸に到達すれば体が大きく突き飛ばされ、杖による攻撃は効果が期待できなくなるだろう。命中しないかもしれない)
        (それより同時か、先に菫の腕に当てられれば、彼女の突きによるダメージは軽減でき、または被害ゼロで彼女にダメージを与えられる)
        (この一瞬の攻防の結果は、バジルの速度に委ねられた) -- ? 2014-02-13 (木) 22:25:36
      • ごふっ!(まず教師の呻きが聞こえる。早さは同等といったところなのだろう、杖は彼女に辺り、自身は強かに打たれた)
        (たたらを踏んで後退し、杖でもって体を支える)
        ごほっ、ごほっ……うむ、杖は使わないほうがいいようだ。
        (杖を手近な壁際に置き)
        靴は……良いだろう。野外ですることもあるかも知れない。あとやはり、攻撃面はもう少し研究が必要そうだ……(構え直す。杖を持っていた時よりも機敏に、しかしそれ以上に奇怪な動きをもって、最終的に両手の鉤爪を身体の左右。右は肩、左は脇の高さに開いた形で置き、腰を落とした)
        またせた。済まないね、手間をかけさせる。 -- バジル 2014-02-13 (木) 22:34:54
      • (打たれた左上腕に青痣ができた。少し痺れも残る。だが痛みは日常茶飯事、それは苦痛よりもむしろ喜びとして、彼女の唇の端を歪めさせ笑みを形作らせる)
        あたしもウォームアップ完了。ここからが本領発揮、ってとこかな。やっっ!!
        (気合一閃。フェイントのみぞおち突き。直後大きく足を振り上げ、顎を打ち据えて脳震盪を生じさせ昏倒を狙うハイキック!)
        (それにしても柔らかな身体だ。それが滑らかに動き、正確に部位を狙ってくる。……とはいえ、まだタイミングの取り方や、インパクト時の威力に甘い点も多々見られるが)
        (いずれはそれらも解消され、強力な近接戦士になるだろうか。今まさに成長途上、といったところ) -- ? 2014-02-13 (木) 22:52:25
      • 何分、こちらの方面は研究途上なので、ねっ!
        (反射的に、左腕が腹部を守るように動き。空を切った所で、右腕がそのフォローに入った。服のした、鱗がハイキックを受け止める)
        (瞬時に今のことを成し遂げるとは、かなりのしなやかさを持っているらしい。若者であるゆえの柔からさは在るだろう。それにまして、武に長けたもののしなやかさだ)
        (そのまま、右足を前に小さく前進。受けたハイキックを跳ね返すように外側へ力を賭け、空を切った左手を引き戻す。右足が床を掴んだ瞬間、硬い鱗に守られた左手の突き! 狙うは胴!) -- バジル 2014-02-13 (木) 22:59:16
      • 硬っ!……っふ、あっ!!?
        (蜥蜴人には並みの刃物を通さない鱗を持つ種もいる。そうでなくとも、ヒトの皮膚よりかは随分と硬く、護りは厚い)
        (鱗に大きな衝撃を加えつつも、内部にはさほどダメージが徹らなかった)
        (そのすぐ後に、バジルの突きが胴に炸裂! 口から空気が漏れるような音とともに呻きが発せられ、そのまま後方に吹き飛ぶ)
        (辛うじて受け身をとることができたため、床に激突するのは免れたが……かなり深く入ったらしい。目を白黒させてようやく構え直す) -- ? 2014-02-13 (木) 23:25:53
      • (痛みのわかりきらぬ杖よりも、やはり自分の腕のほうが望ましい。それは確かにダメージだが、はるかに融通が聞くという点でずっと有効だ)
        (打撃は刃よりも比して有効だが、今は確かな鎧となってくれた。また左手にも強かな感触)
        (組手とはいえ、ここで手を抜くのもそれはそれで無礼だ。既にいくつも礼を失している。これ異常それを重ねるわけにもいくまい)
        ヒョォォォゥッ!
        (前に出した右足を切欠に前方へと加速。接近のさなかにも上体では腕が奇怪な動きを見せ、目に見えぬ何かをかき回す如く動き)
        (菫の間近にて、強く左で地を踏み。ひねって、目前に右足を落とす。体の側面を見せる姿勢で打ち込むのは、肩を狙う正眼の手刀)
        ホァタァ! -- バジル 2014-02-13 (木) 23:40:11
      • (動きが読みづらい!どちらかというと変則的な機動を是とし得意とする、異端の空手「蜥蜴手」を修める彼女にとっても、予測しにくい手の数々)
        (咄嗟に後方に跳躍して躱そうと試みる!……が、先のダメージが癒えていない。意志と行動の間が一呼吸遅れてしまっている!) -- ? 2014-02-13 (木) 23:46:09
      • (相手の動きが遅れた。先の打撃は有効に働くと思っていたが、予想以上に上手く決まっていたらしい)
        (彼女の回避行動もあってか、手刀が肩を性格に打ち据えることはなく。鉤爪の先にて胴着を掠め裂くに留まるだろう)
        (気合の一閃はそのまま、振り切られる。後詰に、左手を強く握った) -- バジル 2014-02-14 (金) 00:00:07
      • (胴着が縦に裂けて帯が綻び、サラシの巻かれた上半身が強調される乱れた格好に)
        (着地の瞬間にもバランスを崩しているのがありありと判る。次手が来るのを察知し、そのまま防御に徹した構えに移行しようとするが……) -- ? 2014-02-14 (金) 00:10:59
      • (防御に徹するか。そう見て取り、後詰のためにその場で定めた姿勢を、ゆっくりと解いた。左手はそのままに、右手は前を遮るごとく前腕を盾と置く)
        (反撃に対して更なるカウンターを目論んでいたため、一手遅れてしまった。だが今からでも、遅くはないか? 先と似たような軌道を持って、左足を前に出し接近を試みる。拳を出すなら、今だ)
        (左足を前に出し、地を踏むと同時。肩を狙い拳を打ち出す。如何に彼女が崩れているとはいえ、これが刺さるか? だが、機を見逃すわけにも行かない) -- バジル 2014-02-14 (金) 00:23:05
      • (バジルの出した腕が跳ね上げられた! 拳は威を失い空を切る。見れば、菫の肘打ちめいた捌き手に打ち上げられた形だ)
        んっっ!!!!
        (がら空きになった彼の正中線、胸板に対し渾身の突きを見舞う!) -- ? 2014-02-14 (金) 01:07:19
      • (刹那のこと。自由を失った左腕と、それを成さしめた菫の反撃。力ある一撃が中央を捉えたともなれば、退くこと数歩)
        むうっ……!(痛みに呻きつつ、構えを取り直す)
        おもいがけず、善戦できてる……のかな? 僕は。 -- バジル 2014-02-14 (金) 02:11:49
      • そしてあたしは苦戦してる(ふっ、と笑って)ここまでにしておこうよ先生。引き分けでさ
        このまま続けるとたぶん、あたしが押し負ける気がするし -- ? 2014-02-14 (金) 02:28:08
      • ……そうしようか。(構えを解き、服装を正す)それでは、ここまでだ。
        僕としても、色々学ぶことが多い試合だったよ。いずれまた、組手をして欲しいところさ。 -- バジル 2014-02-14 (金) 12:50:19
  • ・ -- 2014-02-08 (土) 00:39:07
  • どうぞ。お相手します -- マーキス 2014-02-07 (金) 22:43:55
    • 木剣借りるゲコ(借りた剣を左手に持つ 構えはなかなかサマになっている)
      ゲコッ(鳴き声と共に一歩踏み込んで一直線の突き 身長差から下から突き上げるような角度で胸に迫る) -- ゲコ太 2014-02-07 (金) 22:55:57
      • では僕も木剣を(自分の使っている大剣を脇に置くとそっくりと木剣を手に取る)
        (既に目前に迫った相手の突きを)とっっ!?(のけ反るように避ける。剣が出てくる位置が低いため普段と違う違和感を覚える)
        シッッ(それでもそった状態から反撃は忘れない。同じように突きを上から下へ突き立てるように振る) -- マーキス 2014-02-07 (金) 23:00:30
      • (すれ違う木剣 腕を軽く振って自分の木剣をマーキスのそれへ当て軌道を逸らし、右半身を引いて避ける)
        (そのままマーキスの右手側に数度のサイドステップで回り込むと斜めに木剣を切り上げる) -- ゲコ太 2014-02-07 (金) 23:06:16
      • あら、上手い…というか…(右目の端にとらえたゲコ太の影。振り上げ振り抜く一太刀を体を向けることなく、腕をくの字に剣先を下にした状態で相手の剣を受ける)
        (木剣がぶつかる乾いた音と同時に腕を扇風機のように回転させるよう振って相手の剣を上側へと跳ね上げいなし)
        シッッ(こちらは勢いそのまま左袈裟切りの形を成して振り下ろす) -- マーキス 2014-02-07 (金) 23:12:42
      • 故郷手解きはそれなりに・・・ゲコッ!(跳ね上げられた剣と共に左腕が上がり、のけぞりながら声を漏らす)
        んぎ・・・っ!(どうするか考えるより早く足に力が入ってそのままバク宙、マーキスと距離を取り)
        ゲコッ!(直後にマーキスの背よりも高く飛ぶと頭上から剣を降り下ろす ジャンプ切りだ) -- ゲコ太 2014-02-07 (金) 23:23:22
      • いいね、君…初めて同じ剣士と戦えた気がする…(間を取った相手に称賛の声を投げかけ)
        (頭上に大剣を掲げ、互いの剣が振れると剣先を下へ斜めに傾がせ軌道を変え、同時に我が身は右足を軸に左足を下げ半身となってジャンプ切りを反らす)
        ・・・こういうのがやりたかったんだ!(嬉しそうに言うと剣を床に突き立てた状態から左のローキックを放つ。丁度側面を向けたゲコ太の後ろから襲う形に) -- マーキス 2014-02-07 (金) 23:31:06
      • それは良かったゲコ(着地、視界の端に見えるマーキスの動きと肌に感じる風)
        ぜぇ・・・いッ!(身体をコマのように回転させる回転切りを放つ 攻撃というよりは防御のためだ) -- ゲコ太 2014-02-07 (金) 23:41:13
      • うおっっ(予想以上に速い反応に驚きを隠せずしかし振った足は止まらない)
        ギッッ!(何とかゲコ太の握る剣の鍔元を蹴りつけ動きを止めさせる。体重差もあるがそれ以上に木剣を使っていたからだ。そうでなければ足が斬り裂かれていた所だろう)
        (長い脚の踵でゲコ太の剣を踏みつけ)シッッ!(同時に右手で相手の首めがけて右水平切り。とは言え相手の位置が低いため本当の水平とはいかないが) -- マーキス 2014-02-07 (金) 23:45:59
      • ずりーゲコ!先輩ずりーゲコ!(鍔元を蹴って止めたその動きを見て叫ぶ)
        (しかしそれでどうなるものでもない 迫る水平切りを回避する動き)
        ゲ――コッ!(それは前転、ついでに言えば剣を踏みつけるマーキスの足めがけてである) -- ゲコ太 2014-02-07 (金) 23:52:08
      • だったら真剣でやるべきだったね!(笑って迎える前転攻撃)
        ラァァッッ!!(サッカーボールを蹴るように剣を踏みつけていた方の足を振るいゲコ太を蹴ろうとする) -- マーキス 2014-02-07 (金) 23:57:40
      • (蹴り飛ばされた マーキスの足にはずっしりと重く、しかし柔らかい感覚)
        いつつ・・・(吹き飛ばされたゲコ太の左手には木剣)
        こういうときはこの身体に感謝ゲコ(一瞬の隙に舌を伸ばして取り返していたようだ)
        (片手で持ったまま動かない そちらからどうぞというように) -- ゲコ太 2014-02-08 (土) 00:03:50
      • (ゲコ太のどこかユーモラスで抜けた動きに僅かに笑い)では改めて…マーキス・グリスパーダ推して参る(剣を眼前に掲げ剣礼を取る)
        (床を蹴って疾走。ゲコ太の剣の間合いよりだいぶ先で剣を振るう。それがマーキスの大剣の間合い)
        シィッィィィィアッッ!(裂帛の気合一閃右袈裟切りがゲコ太の肩口へ迫る) -- マーキス 2014-02-08 (土) 00:08:48
      • (走るマーキスを見て避けるか受けるか――その選択肢が頭に浮かぶ)
        (そしてゲコ太は受けを選んだ)
        (正直に言えば選んだわけではない 避けられないということが本能でわかったのだ)
        (だがそれは正解ではなかった 受けた木剣が砕ける それ程に重い一撃)
        (勢いを殺してなお肩口に食い込むマーキスの大剣 膝は落ち、骨の折れる音の代わりにパキィと音が鳴った)
        ・・・負けたゲコー!!(崩れ落ちたまま懐に入れていた代わりにダメージを受けたアミュレットを取り出す) -- ゲコ太 2014-02-08 (土) 00:20:23
      • あばばば…いかん、やりすぎてしまった…大丈夫?(木剣を放りだして慌てて近づくもアミュレットを取り出す姿を見て)
        良かった…つけてないかと思ってたから…今度からはやり合う前に確認するようにしよっと…
        兎も角、楽しかったよ、ありがとう(笑顔で手を伸ばす) -- マーキス 2014-02-08 (土) 00:23:19
      • こちらこそありがとうございましたゲコ(ぺこりしたあと握手)
        やっぱり先輩はつえーゲコ・・・ -- ゲコ太 2014-02-08 (土) 00:28:53
      • んー…もっと色々やりたかったけど。惜しいまた今度だね
        今度は真剣でやろう。そしたら結果は変わってるかもしれないと僕は思うよ
        (そう言って「掃除しようか」と続けて掃除を始めた) -- マーキス 2014-02-08 (土) 00:30:24
  • ・ -- 2014-02-05 (水) 22:24:15
  • (部員名簿を見て)あれ?何時の間にかリンさんが入ってる
    それはともかく菫…?誰だろう(顔が思い浮かばず首を捻る) -- マーキス 2014-02-05 (水) 20:06:14
    • 俺も知らねえ。ともかく増えたんなら喜んでいいんじゃねえの(道場内見渡しながらストレッチしつつ) -- エイベル 2014-02-05 (水) 20:09:20
      • そうだね、戦える相手が増えるのは悪い事じゃないか…さて、先に決めておこうか
        真剣?模擬?それとアミュレット有?無し?
        ちなみに僕は真剣のアミュレット無しでも一向に構わない -- マーキス 2014-02-05 (水) 20:12:14
      • (本当に部長なのかコイツ、という顔)
        真剣のアミュレット有りで頼むわ。お互いうっかり殺っちまったら今後の学生生活楽しくねえだろ? -- エイベル 2014-02-05 (水) 20:14:56
      • あ〜……………うん、そうだね(堅い笑顔で返し。備品置き場からアミュレットを二つ持ち出し)
        (ひとつを自分にもう一つをエイベルへと放った)
        それじゃ、準備が良ければいいけれど(アミュレットを首から下げると背の大剣を抜き放つ) -- マーキス 2014-02-05 (水) 20:19:06
      • いっかにも不服そうだな。その辺はポリシーの違いってことで飲み込んでくれ(たとえ事故でも無意味な殺しはご免だ。アミュレットを首に提げて)
        よし。どっからでもいいぞ(大剣の間合の僅か外。手ぶらで棒立ち) -- エイベル 2014-02-05 (水) 20:24:08
      • あぁ、あの娘…なるほどね(呟き)
        ポリシーというより認識の違いだね…だけど、心配してくれてありがとう
        …では、マーキス・グリスパーダ推して参る(眼前で大剣を掲げて剣礼を取り)
        (構えも取らずにそのまま床を蹴ってエイベルの元へ)シィィィァッッ!(近づくや剣も振らずに飛び蹴りを繰り出す。狙いは相手の顔) -- マーキス 2014-02-05 (水) 20:30:43
      • (名乗りを見て)古風だなオイ……先輩その不本意なやつしまっといて!!(賭試合の主催が勝手につけたヤツ)あっやべ
        (リーチの利に気を取られていれば、その跳び蹴りは完全なる奇襲。だが、それを身を屈めて躱す。反射神経による対応)
        大胆(狙いは着地際、その脚。振り向き様に放たれるのは、無詠唱の魔術により瞬時に生成された投げナイフ) -- エイベル 2014-02-05 (水) 20:42:37
      • (まずは挨拶代わりの奇襲を難なく躱され、返礼とばかりに着地際に放たれたナイフを感じ取ると)
        シッ!(大剣から方手を離しそれを振るう。ナイフに触れた瞬間それがそのままエイベルの元へと戻っていった)
        (動体視力に優れたものが見れば実に単純。ナイフを指で挟み込んで投げ返しているだけだが。そうでないものが見たら魔法か何かを使っているようにしか見えない) -- マーキス 2014-02-05 (水) 20:51:42
      • (ナイフが投げ返された時には、間を詰めるべく既に走り出している。そのナイフを躱すことは無い)
        (一見して反射に見えるその技術を、左手で鏡のようにやり返す。お互いの技量を確かめ合うような、投げナイフのキャッチボール、狙いは顔面)
        (しかし、距離が詰まればそれ以上は無い。次いで右手に生成されたのはシャムシール……片手持ちの曲刀)
        (ナイフが届くのに僅かに遅れて、飛び込むように放たれるのは、胴を目掛けての横薙ぎの斬撃。先のナイフと併せ受け手を上下に振らんとする時間差の二段攻撃) -- エイベル 2014-02-05 (水) 21:03:00
      • やるねっ(再び弾き戻されたナイフを見て深く笑う。普段見せないほどに自然に)
        シッ!(再び手がかすみナイフを掴みとる手、しかし眼前にはすでにエイベルが迫り横薙ぎを繰り出そうとしている。この行動は間違いだったか)
        (周囲がそう認識するより早く答えは出た。鈍い金属音が鳴り響きエイベルの振るった横薙ぎの一振りが受け止められている。先ほど彼が再度投げかえしたナイフによって)
        駄目だよ。相手に武器を渡しちゃ(ナイフを掴みそれを投げ返さずにエイベルの攻撃を受け止めたマーキス。と、なると大剣を握ったもう片方。右手が空いている)
        シッィィィアッッ!!(近間での攻撃。大剣の長い刃部分ではなく柄頭を使った打ち下ろしがエイベルの頭部めがけて鋭く振るわれた) -- マーキス 2014-02-05 (水) 21:13:27
      • (ナイフを渡して、そして)止めさせたとしたら?(マーキスが握っていたはずのナイフが掻き消える。エイベルの魔術による生成物であれば、それを消すのもまた自在)
        (止まっていた斬撃が『息を吹き返す』。技術としては中国拳法の寸勁のそれに似る、技術の収斂進化の産物――一切振りかぶることのない、ゼロ距離からの斬撃)
        (だが、相手も然る者、反撃が素早く迷いがない。頭上に迫る柄頭、首を傾けて急所を外す。当たる左肩に装甲を生むが、それを突き抜けて尚の衝撃がアミュレットを濁らせる)ぐっ……! -- エイベル 2014-02-05 (水) 21:28:21
      • (彼の鋭い眼が驚愕によってか僅かに見開かれる。予想外の出来事、自身の持った武器が消失したからだ)
        やばっっ!!(それと感じるよりも早く体が動いた。素早くナイフを握っていた左腕を降ろす。当然何も持っていない左腕、そのもっとも堅い肘の部分で辛うじてエイベルの無動作斬撃を受け止めたが)
        くっっっ(苦痛の呻きと共にアミュレットが濁る。それが無かったら腕から血潮が吹き上がっていたことだろう。あるいは斬り落とされていたかもしれない)
        邪魔くさいっっ!(何に対してか罵り声をあげ次の行動)
        (斬られた状態から左手をなお動かし相手の右手を取り。柄頭を打ち付けた右手は滑らすように器用に相手の奥襟をとる)
        (次いで流れるように体を反転させ相手にみっちゃくするやそこから気合を込めて)デァァァァァッッ!(投げを打つ。形としては柔道で言う払い腰に近いが大分力任せだ) -- マーキス 2014-02-05 (水) 21:38:24
      • おっとっ!(予想しない動きに、反応も間に合わず。瞬時、投げの体勢に入られてしまう)
        (しかし、エイベルの左手は自由……自由なその手に、生成されるのはダガーナイフ。投げられ様、マーキスの首に押し当てる。そこに抉り込むように。アミュレットが無ければ不可能な、容赦ない殺しの手)
        ……!!かっはっ!(投げは完全に決まり、背に受けた強い衝撃が、エイベルのアミュレットのダメージ容量を突破し、それを砕け散らせた) -- エイベル 2014-02-05 (水) 21:58:20
      • (同時に首を斬られたマーキスのアミュレットが音を立てて壊れる)…これまでか(投げ終わった状態から静かに立ち上がると残念そうにそう呟く)
        いい試合だったよエイベル。完全に僕の負けだよ通常の試合なら(複雑そうな顔で笑うと手を伸ばす) -- マーキス 2014-02-05 (水) 22:01:45
      • アミュレットが無けりゃこっちは左肩イッてたかもわかんねえからな。あながちそうでもねえさ
        よっと(左手を取り、立ち上がる)楽しかったぜ。さすがは部長、やるもんだ -- エイベル 2014-02-05 (水) 22:06:38
      • 首切られてる以上、僕の負けさ…あまり敗者を苛めないでくれよ、惨めになる
        最高に楽しかった…それは間違いない。でもだからこそ…もうちょっと続けたかったのが僕の本音かな
        とはいえ、ありがとうエイベル。楽しかった(そう言って笑った) -- マーキス 2014-02-05 (水) 22:09:55
      • そういうことにしとこう(肩を竦めて笑い)
        長期戦はそれほど得意じゃなくてな。何事もちょいと物足りないくらいが丁度いいってもんだ……ってのはダメか?
        (そういうと、生成した金属をすべて消し)それじゃ、腹減ったから飯行くわ。お疲れさん!(ひらと手を振り道場を後にした) -- エイベル 2014-02-05 (水) 22:16:19
      • ありがとう。エイベル(対戦相手に感謝して礼を持って見送る)
        それに比べて君ときたら…(壊れたアミュレットを恨みがましげに見やると首から外してゴミ箱へ投げ捨てた) -- マーキス 2014-02-05 (水) 22:20:32
  • -- 2014-02-01 (土) 23:59:48
  • ・ -- 2014-01-30 (木) 23:37:55
    • よっ、と……(準備運動。コートをはおり直して、位置を調整。) -- ヴェント 2014-02-01 (土) 21:28:00
      • (袴胴着姿で板張りの道場に入る。)……なんか、懐かしい……(実家を思い出す。身が引き締まる。) -- ノイ 2014-02-01 (土) 21:33:12
      • 懐かしい? 木の感じは俺もやりやすくていいけど、実家とかか。(ノイの格好を見れば思い当たる。そういう文化圏のそれを元にした道場だ)
        (構え) -- ヴェント 2014-02-01 (土) 21:37:12
      • はい。……とても、懐かしい。(破門を受けた身だけれど、やはり、素足の裏に感じる板張りの床の冷たさは、不思議と心が落ち着く。)
        (見学者に一礼、神前に一礼。それから、ヴェントに向かって一礼する。深呼吸してから、右半身で構える。リングでの練習よりも引き締まった、武芸者の顔をした。)
        お願いします。(静かにヴェントに言えば、まっずぐに見る。足裏を滑らせながら、じり、じりと右回りに間合いを計り、)
        (足音はさせず、前へ、そして、そこから右足一歩前に踏み込む。その動きをそのまま上半身に乗せて、右の順突き。シンプルな基本技から。) -- ノイ 2014-02-01 (土) 21:45:13
      • (ノイの行動を見ていると、それに倣いたく成る。忘れるところだったのを、思い出させてもらった形だろうか。自分は、ノイに。見学者にするのは……些か気恥ずかしかった)
        (気を取り直し、構え直す。高まりゆく戦いの熱が板張りの道場へ染みていくのが、全身で感じられた)
        おう!
        (いざ、戦いの時。示し合わせるように動きを合わせ、相対する用に円を描く)
        (相手の土俵に乗るべきではない。動きは常にワンテンポの余裕を持って追従する。来た、右の拳)
        (足音もなく、素早い前進だ。相手の技量が伺えた。このまま流れに乗るのは不味いだろう。合わせていた周りを、一瞬逆に。踏み込めば半ば順突きにかすらせる形で、ノイの懐へ潜り込む。防御を兼ねて腕を前に出し、体当たり気味に) -- ヴェント 2014-02-01 (土) 21:57:13
      • (気恥ずかしさを見れば、少しだけ、ほんの少しだけ微笑む。馬鹿にした物ではなく、礼を失さぬ相手への好感を込めて。)
        (しかし、ねじを巻くように互いが回り、間合いが少しずつ詰まって行く内に、その笑みは消えて。二人がすれ違う時には、研いだ刃の交差の熱に変わる。)
        (正中を守っていた少年の視界からヴェントの姿が掻き消える。意を外すヴェントの動きを視線で追わずに、考えるよりも先に左手が動く。)
        ふっ(ヴェントの体当たりに先立つ腕を外から左手で押す。同時に左足を外に滑らせて軸に変えて反転。柳が風を梳くような受け流し。)
        (相手の行動へ自分の間を保って対応するヴェントに対し、相手の行動に併せて対応する少年。同じ徒手でも、少しスタンスが違う二人のようだ。)
        (少年は避けに残った右脚をそのままに、足裏でヴェントの足を刈ろうとする。送り足払いだ。) -- ノイ 2014-02-01 (土) 22:08:32
      • (体の流れが意図とは異なる。当てるつもりではあったが、確実に当たると考えたわけではない。まだ始まったばかり、牽制の段階だ)
        (流された。頭によぎるのは極めて単純な事実である。左へ、今まで拳のあった方向へ。ノイは視界から消えている、つまり、この場合後ろ、いや横へ回ったのか)
        (こうなると、相手の出方を正確に読み取ることは難しい。しかし予測することは出来る。今時分は力の流れを持って行かれたのだから、それを生かさないはずはない。踏ん張るしか無いか)
        (震脚とばかりに、踏み込んで浮いていた足を地面に叩きつける。この場合、右足だ。相手にとって左側から懐に潜り込もうとしたのだ)
        (そしてそのふんばりでもって耐える。ぶつかり合う足と足。左足は軸足を離れるが、右足を頼みに受け流すのみ。左回りに回転して、再び正面に向き合う) -- ヴェント 2014-02-01 (土) 22:26:27
      • (払い足に、しっかりと杭打つようなヴェントの踏み込み。軽い身体の少年はそこから崩す事が出来ない。拮抗、硬直。先に崩れるのは片足になっていた少年。)
        (体勢を立て直す足運びの間に、相手もしっかりとこちらを向いていた。一拍自分が遅いと感じれば、両腕を畳んで防御の構え。)
        (顎を引いて交差させた腕の向こうに相手を見る。相手の出方に呼吸を合わせようとするかのように。) -- ノイ 2014-02-01 (土) 22:34:52
      • (最初に戻ったようで、そうではない。今の消耗が有り、警戒が互いに在る。事実ノイは防御を固めた)
        (あの上から攻撃を加えても、いたずらに消耗を繰り返すばかりに成る。顎は腕の向こう、即ち首も腕の向こう)
        (右手を内に、左側へ及ぶように回して。左手を外に、右側へ及ぶように回して。こちらもまた、一種の交差防御の形をとった)
        (手を開閉し、接近して、隙を伺う……そぶりをもって、蟷螂が獲物を狙い延ばすように)
        (防御の外側、右側にまで防御を及ぼしていた左手が、ノイの袖を狙った。こちらから見て、右腕。ノイにとっては、左腕。袖を掴み、あわよくばその勢いを持って、相手の体勢を崩そうという魂胆である) -- ヴェント 2014-02-01 (土) 22:43:18
      • (互いの警戒の間合いが重なりながら侵し合う。すでに互いの間合いの筈だが、焦れる程に、さらに接近して…。)
        !(腕打ちかと判断した。しかし、予想よりも僅か下に伸びたヴェントの手。袖が掴まれて、防御が歪む。)
        (ふぁ、と声が漏れて、僅かに身体が傾ぐ。体崩しが成功し、首筋、足元に隙が出来る!) -- ノイ 2014-02-01 (土) 22:52:52
      • (手応えあり。目論見は上手くいったようだ。ならば今こそ攻め入る時)
        (掴んだ袖はそのままに。更に固く掴んで、右手は襟を狙う。再び左足で踏み込み、右足を前に出した!) -- ヴェント 2014-02-01 (土) 22:58:15
      • (更に絞られる袖の力に引かれ、身体が大きく斜め前に傾ぐ。たたらを踏む足の前に踏み込むヴェントの右足。それに掛かり、投げられる!)
        うぁっ(ヴェントの足に掛かり、更に襟を取られれば、このまま落とされるか。空転する視界の中思う。しかし、)……!(名前を呼ぶ声がした、諦めかけた心に、熱がこもる。)
        はぁ…っ!(だんっ、と音がした。足は変わらず宙に在るが、そこに何かがあるかのように、『宙を踏む』!)
        (その事でヴェントの投げの流れを無理やりに捻じ曲げる。それどころか、袖を掴むヴェントの手首を手首の返しで互いに掴みあう形にして、極める様に身を捻る!空を翔る能力を使った関節取り。) -- ノイ 2014-02-01 (土) 23:17:53
      • (投げ、あるいは転倒。それによって決定的なものにしようとしたその試み。上手くいった……いや!)
        (想定していた流れとは別の流れ。それが、掴んでいる手の先で起これば、そしてこちらが掴まれるとなれば、苦痛は避けられない!)
        (このまま徒に体勢を維持しようとしても、関節を痛めるだけに終わるだろう。)
        (ほどくには動きを合わせるほかない。それには)
        くうっ……!
        (動きに合わせて、空転。だがそれは自身の転倒を意味する)
        っく!(背を強かに打ち付けた。だが、こちらも相手の腕を掴み、離さない) -- ヴェント 2014-02-01 (土) 23:28:52
      • (取った関節が手の中で軋む感覚に顔をしかめる。だが、ここで手を抜くのは、それは、)戦いの中では、不実!(故に、捻り抜く!)
        (同時にとんぼを切るヴェント。その事で少年の手の中の感覚が緩む。そして、背から倒れこむヴェントに引かれる腕。決して離さぬ意思を持った、ヴェントの手。予想外に強い引く力に、着地が誤り。)
        あ、とっ、うわっ!(板床に散った汗で、着地した爪先が滑る。そのまま、ヴェントの上に倒れ掛かった少年、急接近する顔と顔……!)
        ごづんっ (痛そうな音が見学者の元にまで届く。遅れて、少年の体が傾いて、ごろりと仰向け大の字。)
        ふぁ……あー……(打ち所が悪かった。ヴェントの額に鼻の上を、自分の全体重を乗せて強打したらしい。)
        (思いっきり鼻血を吹いて、一撃気絶。目を回していた。未熟。) -- ノイ 2014-02-01 (土) 23:40:37
      • (相手は立っているか、倒れているか? 息詰まる中で確認しようとした刹那、額に掛かる衝撃。押されて後頭部を打つ)
        んぐふっ……!
        (これが胸だったのなら良かったのだろうが、頭にクッションはない。ノイとともに、転がる形になるのだった) -- ヴェント 2014-02-01 (土) 23:45:37
      • Double Knockout !  -- 2014-02-01 (土) 23:50:12
    • しばらく後 -- 2014-02-01 (土) 23:52:50
      • うむ……(気がついた。頭がクラクラして、顔が痛む)うー……っむ。 -- ヴェント 2014-02-01 (土) 23:53:50
      • (試合がどうなったのか、知る由もなし。今は静かな道場で、あとあと、ノイにも聞かねばと思うのだった) -- ヴェント 2014-02-01 (土) 23:58:52
  • fly me to the moon〜♪(歌を口ずさみながら機嫌良さそうに道場へはいってくる) -- マーキス 2014-01-30 (木) 20:09:47
    • ここは土足でもいいのか? -- リン 2014-01-30 (木) 20:10:42
      • あ、板張りですがお気になさらず。後で掃除しますので
        さて、一応決めておきます。どちらかが倒れるまでやり合うか、こうさんの意思を示すの事で試合終了
        武器は真剣でも模擬剣どちらがよろしいですか?後、防護アミュレットという物もありますが(備品置き場からアミュレットを二つ持ってきて) -- マーキス 2014-01-30 (木) 20:14:19
      • (ローファーを履いたまま上がる)いいぜ、喧嘩でいいんだな?
        オレからも部活破りとしていうことがある。オレが勝ったら勝利の証として制覇スタンプを押させてもらう。万が一にもオレが負けたら、部員になって一つだけ言うことを聞く。まぁ、掛け持ちが駄目ってなら部員になるのはなしだ。
        エモノは真剣でもいいぜ。それと、オレはアムなんとかはいらねぇ。(グルグルと肩を回したり、膝の屈伸をしたり) -- リン 2014-01-30 (木) 20:18:05
      • ええ、構いませんけど…
        あ、いらないんだ…分かってらっしゃる(手にしたアミュレットを二つとも備品置き場に投げ入れ)
        僕も常々あの無粋なものが無い状態でやりたかったんですけど…如何せん相手の気が引けてしまうらしくてなかなかできなくて
        …死んでから文句は言わないでくださいね?あ、死んだら言えないかな(などと言いながら大剣を背から抜き放ち)
        マーキス・グリスパーダ(名乗りと共に眼前で掲げ剣礼し戦いの合図と代える) -- マーキス 2014-01-30 (木) 20:25:27
      • コレタカ、向こう行ってな。(命じると、肩に止まっていたオウムは舞い上がり、天井付近を旋回する。)
        こいつでいいか…。備品の中から、適当にダンビラを一振り選び、確かめるようにくるりと回して肩に担ぐ。)
        安心していいぜ。殺すようなヘマはしねぇからよ。(ニィっと唇の端を吊り上げる。無造作な構えだが、身の置き方は軽い。) -- リン 2014-01-30 (木) 20:31:48
      • ふむ…(こちらが構えを取っても動く気配すらない。察し、相手の手を予測して)
        (構えを解くとそのまま無造作にリンの所へ歩き出す) -- マーキス 2014-01-30 (木) 20:36:17
      • (ニヤッと笑い、こちらも相手に向かって歩き出す。)
        (一足一刀の間合いを超え、鼻先を突き合わせる距離。顔を上げ、下からマーキスの顔を見上げる。) -- リン 2014-01-30 (木) 20:41:09
      • (やはりこちらが動かない限り動いてこない。こちらが剣をただ握っている状態であってもだ)
        後の先か。うちの同輩は多いよね…
        ま、いいか…乗ってやっても(鼻先突き合わせた状態から頭を後ろにそらすと)
        ウゥゥァァッッ!!(そこから思い切りリンの額に向かって頭突きをする) -- マーキス 2014-01-30 (木) 20:47:57
      • (空戦陰流の基本は後の先。ただし、音速を超えするピードで空を舞い斬り結ぶ空中戦での後の先はもはや狂気とも言える。)
        そう…こなくっちゃなぁっ!!(こちらもぐいっとのけぞり、頭で頭突きを迎撃する。)
        いい挨拶だぜ。(グリグリと額を押し付け、押し返そうとする。)
        (が、筋力では不利、位置の利も相手にある。それでも一歩も引かず、藤色の目を睨みつける。) -- リン 2014-01-30 (木) 20:55:24
      • (普段見せない位に深く笑い。額を押し付け合った状態で大剣を背に戻す)
        ・・・フフフフフ(どころか腕組みまで初めてリンをその場から引かそうと、押し退けようと足に力を込め体重を乗せた) -- マーキス 2014-01-30 (木) 21:00:47
      • ハハッ!(ダンビラを背後の床につきたて、両の手をスカートのポケットに入れる。)
        (筋力、体重、位置、それらを考えればもう押しつぶされてもおかしくなかったが、力の使い方が上手い。必要な部分にすべての力を集中して効率よく身体を使う。)
        (が、それでもだんだんと押し潰されて行き、やがて膝が地面に……。つくと思われた瞬間、リンの抵抗が消える。居合もかくやというスピードで抜き放たれた手がマーキスの襟を掴み、体重をかけた勢いを利用し、小さな弧を描いてマーキスを背負投げする。) -- リン 2014-01-30 (木) 21:12:12
      • (突如消失する目の前の抵抗。前方へ傾いだ状態から襟首掴まれ投げられる)
        っと!(背中から落ちる前に片手で床に手を付き己が体重を支える。普通なら肩が外れる所だがそんな様子はおくびにも出さずに)
        (そのまま片手一本でハンドスプリングをしながら前方回転。リンの向こう4m先に綺麗に足から着地して)
        (白いロングコートの裾をわざとらしく手で弾き飛ばしてリンに向き直った)
        前座は終わり、本番いくよ(言って床を蹴って距離を詰める) -- マーキス 2014-01-30 (木) 21:24:00
      • (もちろんこれで終わると思っていない。立ち上がり、床に突き立った刀を抜いた。)
        来なよ。まだまだもの足りねぇよなぁ。(右手で刀を突き出し、半身。それは、彼我の距離を測る助となる。)
        (エモノの長さでは相手のほうが有利。であれば……。体重がやや前に。) -- リン 2014-01-30 (木) 21:33:21
      • (リンの正面から自身の大剣の間合いに踏み込む直前、真横に回り込むように体を横回転)
        シッッッ!(そのまま剣を抜き放つや裏拳ならぬ裏剣を振るう) -- マーキス 2014-01-30 (木) 21:36:25
      • (良い判断だな)
        (音速を超えるスピードで斬り合う空間倭寇は非常に目がいい。マーキスが横に回り込む動きに合わせ、刀を引いて体重を前にかける。身長差をうまく使い、軽く身を沈める。)
        (頭上を通り過ぎる大剣の刀身を柄尻で跳ね上げ、そのままダンビラを翻して引き面。) -- リン 2014-01-30 (木) 21:48:12
      • (跳ね上げられる自身の大剣を感じ取り内心感嘆する。力で押し退けたのではない振った大剣の力が入りにくいポイントを正確に突いて押し戻した。図抜けた動体視力とそれに付いて来る身体能力が無ければ不可能な業)
        (続け身を引きながら振り下ろされた一太刀をすんでの所で半身になって躱す。回転した状態から一気に静止して急稼動。こちらも普通の人の動きではない。踏みつけた木の床が悲鳴を上げる様に軋むのもむべなるかな)
        (そこから返しの一振り。右手一本で大剣を握り、逃げる相手の肩口目がけ袈裟切り一刀。引き面をして僅かに開いた距離は柄の端を握る事で消す) -- マーキス 2014-01-30 (木) 21:58:22
      • (剣の重量と遠心力はかなりのものであったはず。にも関わらず、その強引な動きに切っ先は空を切る。そのうえ、次の瞬間、大剣の間合いの外から伸びるようにして剣先が襲いかかってくる。)
        (斜めに振り下ろされる袈裟は、半身になることでは避けられない。また相手の剣はおもく、刀で受けることはできないだろう。)
        (振り下ろされる大剣の軌道の内側に、身をすくめるようにして入り込み、左手の甲で大剣の腹を押す。ブラウスの袖が避けるのも気にせず、大剣の腹を伝うように踏み込み、右手の刀をマーキスに向かって3回、突き入れる。) -- リン 2014-01-30 (木) 22:15:20
      • (リンの剣の切っ先がマーキスの体に触れるかと思われた直前にその剣先を白い影が横切り阻む)
        (一度、二度。それが振るわれるとリンから見て目標から右へ剣戟がそれ)
        (三度目で完全に受け止められる。リンの振るった三連撃を阻んだものは)
        …イッテテ…(彼の開いた左手、白い繊手だ。三度同じ攻撃をすれば速度も落ち、その軌道も読みやすい。しかし、だからと言ってそれを素手で掴みとめようとは)
        …別に目がいいのは君だけじゃないんだよ(言いながら掴んだ刀身を横にのける。当然の代償のようにそれを握る掌から赤い血潮が吹き出し袖口とリンのだんびらを汚すが、それを意にも返さない) -- マーキス 2014-01-30 (木) 22:28:45
      • なるほど…ちょっと甘かったみたいだな。(三連撃。業前自体はかなりのものであったが、一撃で仕留められなかった時の保険である。逆を返せば一撃で仕留めるという気概が足りなかったといえる。)
        (鼻先に、擦れて焦げたグローブの臭いと血の臭いが交じる。)
        でもいいのかい?このままオレがダンビラを引けば、その指が飛ぶぜ。 -- リン 2014-01-30 (木) 22:35:44
      • そういう時はこう返されるものだよね…(薄く笑って)
        やってみろ。って(言うと同時に左手に力が籠められる。さらに噴き出す血飛沫はだんびらを挟み込む力の強さを証明しているよう)
        (それと同時に右手の大剣をゆっくりリンの首筋へ近づけていく。引き抜けなければそれがそのまま彼女の首筋に当てられることになるだろう) -- マーキス 2014-01-30 (木) 22:42:21
      • (大剣が水平に首筋に触れると思われた瞬間、リンの姿が消える。ゆっくりとした剣の動き故、マーキスが反応するより早く、顎を大剣の刃に載せ鉄棒でもするようにその上に乗り、蹲踞の姿勢でマーキスを見下ろしていた。)
        わかった、オレの負けだよ。(右手は既に刀を手放している。) -- リン 2014-01-30 (木) 22:58:52
      • 落としても良かったのに…優しいんだね(ここから先幾らでも手はあったであろう。それをしなかったのは恐らく彼女の優しさ故。そう感じとってそう告げると)
        (左手に握ったままのリンの剣を持ち直して、尚自分の大剣の上に立つ彼女に手渡す) -- マーキス 2014-01-30 (木) 23:04:24
      • オオオ
        イイイ
        無茶言うなよ。(ダンビラを受け取り、ヒュンと血を払う。)
        (オウムが鞘を拾って来ると、それに収めてマーキスに差し出す。部の備品である。) -- リン 2014-01-30 (木) 23:10:55
      • ありがとう(大剣を背に戻しダンビラを受け取ると備品置き場にそれを戻す)
        楽しかったなぁ、ありがとうリンさん(言って改めて一礼) -- マーキス 2014-01-30 (木) 23:22:04
      • へへ、久しぶりにダンビラで遊べたぜ。(と笑顔を返す。)
        まぁ、なんだ…。なんかひとつ言うこと聞くから考えといてくれや(左首筋をさすりながら、道場を後にした。) -- リン 2014-01-30 (木) 23:30:43
      • そんな事は決まっています。いずれまたここで戦いましょう(去り際に良く通る声を投げかける)
        さて…床、修理しないとな(所々穴が開いた床を見てため息をつき、修理を開始した) -- マーキス 2014-01-30 (木) 23:34:08
  • ・ -- 2014-01-30 (木) 00:41:26
  • (シンと静まり返る道場に足を踏み入れ)
    あぁ…静かだなぁ(感慨深げに言葉を紡ぐ) -- マーキス 2014-01-29 (水) 21:54:01
    • ここでいいんですかね?お邪魔します!マーキス君はやっぱり戦闘は剣なんです?(相手と自分に歴然のリーチ差があるのは分かるがだいたいどのくらいか観察してみる) -- キシィ 2014-01-29 (水) 21:56:49
      • 合わせても構いませんが…(背から大剣を引き抜き前に差し出す。刃渡り130cmほど。柄を握っている腕を含めれば2mは越える)
        大剣だとこれぐらいですか -- マーキス 2014-01-29 (水) 21:59:57
      • 私も剣だから大丈夫!ちっちゃいけど……(一方こちらは60cmもないであろう細身の剣である。一応斬る事もできるが主に突く用途の物に見える)
        では大きい武器を相手にした時の戦い方の練習って感じになりそうですけど……あ、ルールとかあります?あと防具とか -- キシィ 2014-01-29 (水) 22:04:21
      • (コートから二つのアミュレットを取出しひとつを自分の首からさげもう一つをキシィへ)
        装備すると負傷を軽減するお守りだそうで、つかってみましたが結構効きますから付けてください
        あ、別に僕は付けなくても良いんだけどね…多分それだと気が引けるだろうから -- マーキス 2014-01-29 (水) 22:12:21
      • 便利な物があるんですねぇ……ありがたく使わせていただきます!
        そりゃあ万が一とかありますからね、付けておいてもらうのに越したことないです!
        と言う事で、始めちゃいますか?(あまり痛くなさそうではあるので結構やる気になれているようだ。少し離れて剣を抜く。いつでも始められそうな構えではあった) -- キシィ 2014-01-29 (水) 22:15:50
      • では…(背から大剣を抜き一礼)
        マーキス・グリスパーダ(名を名乗り大剣を眼前に掲げて剣礼の姿勢)
        (それが終わると流れる様に体を半身に剣を水平にして剣先をキシィの方へ向けた構えは変形の右八双へ)
        ・・・どうぞ(軽く笑って誘う) -- マーキス 2014-01-29 (水) 22:19:09
      • (かっこいい名乗りと構えい軽くおーっとか声を漏らす。テンションとしてはやはり「試合」程度なのだろう)
        うー、どうぞって言われても……(対して右手で剣を突き出して同じく半身のフェンシングのような構え。とりあえず距離を詰める様にじりじりと近づく)
        (が、すぐにダッシュに切り替えた。構えも剣を持つ右手を後ろに流すように変えて駆け込む。真正面から全力で。) -- キシィ 2014-01-29 (水) 22:30:24
      • 右脇構え(あるいは形無しか…ある程度相手の動きを予測を立てつつ)
        シッッ!(構えそのまま剣だけ前に突きこむ。全速力でこちらに向かうキシィの眉間目掛けて剣先が閃く) -- マーキス 2014-01-29 (水) 22:34:10
      • はっ!(マーキスの剣は額ではなく赤い帽子を突いた。ギリギリではあったがダッシュからスライディングに切り替えたのである。真正面から突っ込めば迎撃されるのは当然の事、となるとかわしつつ何とか懐に飛び込んで一撃加えたい。)
        (大きい武器を使う大きな相手に対して自分の小ささを生かすためにずっと温めてきた戦法であった。平均的は大きい方とは言えないマーキスもちびっ子にとってはかなりのものである。身を低くして武器をかいくぐれないかと考えたのだった)
        (スライディングはそのままマーキスの足への蹴りとなる。例えそれが当たっとしてもちびっ子の蹴りがどれだけ効くかは疑問ではあるが。) -- キシィ 2014-01-29 (水) 22:45:02
      • おっ(剣先に食い込んだ帽子を確認し驚きの声)
        ッッッ…(前に出していた左足の脛に鋭い痛み。視線の下にキシィの身体が滑り込み、靴底で脛を蹴りいれている)
        (薄く笑って。痛みの表情を消し)うぅぅらっっ!(そのまま左足を大きく前に振り抜きキシィを前方へと弾き飛ばそうとする) -- マーキス 2014-01-29 (水) 22:52:54
      • (よし、一本入れた!と思わず喜ぶ。それはやはり気の緩み、マーキスの足の動きを受け流せず自分にとっては後方へ飛ばされた)
        あ、とっ!?(元々自分は寝ていた状態であったため本来は背中から落ちる所であったが、剣に引っ張られるように上半身が持ち上がり最終的には尻餅を付いて座る形で落ち着いた。短いスカートの中身は白と薄いピンクの縞である。参考までに)
        (まだ未熟なためこの程度に終わったが飛行するための魔術の応用である。尻餅を付いたまま剣を持った右手を高く掲げて苦悶の表情。咄嗟に浮いた為右腕全体が無理に引っ張られたのであった。)
        //少しだけ席を外します、返信が遅れると思いますがすみません -- キシィ 2014-01-29 (水) 23:01:53
      • ・・・赤い帽子ね。気に入らないな・・・(大剣の切っ先にぶら下がったままの帽子を剣先で跳ね上げ真上へ飛ばし、再び構える)
        (弾き飛んだ相手の行く先を確認するや床を蹴りその場まで一気に間を詰め)
        シィッィィィィアッ!!(間髪入れずに大剣を右横薙ぎに振り払う。先ほどの蹴りで闘争本能に火がついたのか加減というものが感じられない一振りだ) -- マーキス 2014-01-29 (水) 23:10:22
      • //どぞー構いませんよ -- 2014-01-29 (水) 23:10:36
      • えっ(なにか雰囲気が変わった。さっきの蹴りで怒ったのか気付かぬうちに地雷を踏んだか、良くは分からないがまずい気がする。帽子と同じ運命をたどるわけには行かない)
        え、ちょっ!(全くもって練習という雰囲気の吹き飛んだ一撃。こんな攻撃はかわすのが鉄則だろうが反射的につい手が出てしまった。自分の剣でいなそうとするが突然なのと尻餅を付いているのと先ほど腕を痛めたので十分とはいかない)
        あいっ……!(右腕と、そこにつながる右の胸あたりまでがじんじんしびれた。護符を持っていなかったら多分部活動中の不幸な事故として片付けられていたのではないだろうかと思わせる重さ。ビビって上体を反らしたのが却って良かったというくらいの幸運さで何とか直接その身で刃を味わう事は逃れられたが自分の得物はどこかに飛んでいってしまったらしい。もっとも手の内にあったとしても持っている感覚はなかっただろうけど)
        ま、マーキス君!たんまたんま!(思わず制止するような事を言いながら飛んでいった剣を拾おうと動く。追撃されたらかなりまずいと自分でも思った)
        //お待たせいたしました -- キシィ 2014-01-29 (水) 23:39:18
      • ・・・(澄み切った深紫水晶色の瞳が冷えたようにキシィを見つめる)
        (彼女の言葉はまるで聞こえないと言わんばかりに大剣を握った両腕が大上段の形にゆっくりと挙げられていく) -- マーキス 2014-01-29 (水) 23:43:59
      • ひっ(8割がた怯えているがこうなっては仕方ない、冒険者の端くれでもあるしただ泣き叫んで終わると言うのもない)
        (まずは体勢を立て直す。剣を拾うよりも立ち上がる事を優先した。マーキスから目を離さず、なるべく素早く。いつでも動けるように。避けるにしても、攻めるにしても) -- キシィ 2014-01-29 (水) 23:49:31
      • (キシィから大剣が見えなくなるほど大きく振りかぶった両腕が静かに振りおろされた)
        (…かのように見えたが。その手には大剣ではなく先ほど飛ばした帽子を持っておりそれをキシィの頭へと戻してやる)
        …ごめん、ちょっと…脅かし過ぎた?(と、言葉を付け加えて) -- マーキス 2014-01-29 (水) 23:56:21
      • (頭の上に帽子が置かれても動かない。何かぐぬぬとか言いそうな表情で)
        ……はぁー!そんな事ないですよ、全然無いです!ええ、ちょっとの部分に対して言ってるんですけどね!(思いっきり肩を落として全身で疲れたと訴えるの図)あー、疲れたっていうか緊張した……でも何か少し掴めた気がしますよ!最初のスライディングどうでした?初めの一回だったら通用すると思うんですけど!ちょっとお尻痛いですけど…… -- キシィ 2014-01-30 (木) 00:01:11
      • いや、素晴らしいと思うよ。それもさることながら…最後まで戦う事をやめない姿勢が良かった…心が躍るね
        練習じゃなければちょっと剣を止められなかったかもしれない(事実その手に偶然帽子が舞い降りてこなければ大剣をそのまま振り下ろしただろうな。と心の中で思いつつ) -- マーキス 2014-01-30 (木) 00:04:33
      • なんだか今のマーキス君の心を躍らせるととんでも無い事になりそうなんですけど!練習でよかった……(ほっと胸をなでおろす)
        課題はそういう重いのを受け流す事ですね、一応習ったんですけど練習不足を感じます……とにかく今日はありがとうございました!勉強になりました!(小学生めいたぴょこんとしたお辞儀) -- キシィ 2014-01-30 (木) 00:12:48
      • はい、こちらこそ。拙い腕ではありましたがちゃんとリードできていれば幸いです(こちらも合わせるように一礼して)
        あぁ…そっか。今日クリスマスだったっけ。まだ、時間あります? -- マーキス 2014-01-30 (木) 00:18:21
      • はい、クリスマスですよ!合法的にホールケーキ食べれる日なのです!時間はありますけど……も、もしかして神の子の誕生を呪って血を流すつもりですか!? -- キシィ 2014-01-30 (木) 00:22:46
      • いえ…お相手していただいた礼と言っては何ですが、一曲踊って頂けますでしょうか?…これじゃどっちも僕が貰ってる方かな?(手を差し出しぎこちなく笑う) -- マーキス 2014-01-30 (木) 00:24:32
      • あ、ダンスですか?えへへ、これはちょっと照れちゃいますね……じゃあ、喜んで(スカートをつまんでお辞儀してから手を取った。せっかくなので雰囲気を出している。) -- キシィ 2014-01-30 (木) 00:30:14
      • 聖夜にもかかわらず戦いを行った愚か者達が
        戦い終わり静謐な雰囲気に包まれた道場で今度は音も無く、暫しの間酔狂な舞を舞った
        -- 2014-01-30 (木) 00:36:54
  • ・ -- 2014-01-27 (月) 22:50:16
  • やれやれ…まったく(床をぞうきん掛けしつつ)
    どうぞ、お待たせいたしました、ユヅル君 -- マーキス 2014-01-27 (月) 20:14:07
    • いえいえ、お騒がせしてすみません。
      こちらこそ、よろしくお願いします。……武蔵坂学園高等部3年、橿原弓弦です。(ゴギリと音を立てて頭を下げ、構える。指輪のある右手を前にする、半身の姿勢)
      //そしてこのタイミングで呼ばれ申したー!? -- ユヅル 2014-01-27 (月) 20:16:42
      • //周りは気にせずどうぞ -- 2014-01-27 (月) 20:17:53
      • (一礼し大剣を背から抜き放つ)マーキス・グリスパーダ
        (大剣を眼前に掲げ剣礼した) -- マーキス 2014-01-27 (月) 20:20:32
      • (そして機を伺うこと数瞬、唐突に――ユヅルは跳ぶ。そもそもまともに動けるのか怪しく見えるような立ち姿とは裏腹に速く、しかも――後方に)
        (とはいえそれは近接畑の人間に対して魔術師が距離を開けようとする、ごく当然の戦術的判断ではある。その動作の中で右手を掲げ、)
        制約の弾丸ッ!(この世界の文化圏のいずれにも属さない、しかし単なる幾何学模様とは違う明確な意味を感じさせる何かの文字。何かの魔術文字。指輪から無数に空中に躍り出る無数のそれは、それぞれが黒の魔術文字と化してマシンガンのごとくマーキスに殺到する。)
        (彼が制約の、と言ったのは決して間違いではない。その魔術弾は被弾した対象の、無意識の魔力の流れを阻害する。マーキスの動作を阻害するのだ) -- ユヅル 2014-01-27 (月) 20:44:54
      • (驚きの表情で後方を振り返る、彼の目の前から消失したように見えたからだ。確かに速い、だが、ただ速いだけではなく気配がほとんど感じられなかった。消えたように思われた原因はこれだ)
        (辛うじて後ろを向いたのは魔法を飛ばす際の声が聞こえたからだが、すでにその目前に無数の魔法弾が飛んできている)
        イィィィアッッ!(それに向かって数度大剣を振り抜くや。ユヅルの放った無数の魔法弾はマーキスの体に触れる目前で消失するが如く掻き消えた)
        (続く連射を許さぬよう床を蹴ってユヅルの元へ)フッッッ!(右片手で大剣を横薙ぎの形に振るう) -- マーキス 2014-01-27 (月) 20:53:38
      • 気合だけでサイキックエナジーを散らした! なんとまあ!(惜しみない感嘆の声を上げながらも唇が吊り上がる。普通そうくるだろう。自分が逆の立場でもそうする。剣を扱う人間が魔法を使う人間と闘うときに接近しない、という可能性はまずありえない)
        (後方へ向いたベクトルを打ち消すべくバキッと踏みとどまる。反対の左腕を構えると、その枯れ枝じみた肘から先に赤いオーラが鋭く尖っていく。――迎え撃つ気だ!)
        紅蓮斬ッ!(その一言で集まった紅の魔力――ユヅルのもといた場所ではサイキックエナジーと呼んでいる――が刃として完成する。刃であるならばぶつかり合える。だが彼我のパワーの差は明らか。ならばどうする。受け止めなければいいのだ。
        ビヂヂヂヂッ!と硬質なのに生々しい音が響く。紅い刃と化した魔力が、ユヅルの皮膚ごと削られる音。だがそれと引き換えに本体は攻撃を免れ……そして残った下半分の魔力刃が、刺突の形でマーキスを襲った) -- ユヅル 2014-01-27 (月) 21:12:37
      • (赤い刃の切っ先が敵を穿たんと迫りくる。逃げよりも迎撃を選ばれ、虚を突かれたマーキスは体を横に大きく動かし刺突を避ける)
        (尾を引いて流れるコートの端が僅かに音を立てて削り取られたが、気にせず大剣を振ろうとする)
        (いや、しなかった。己が剣の間合いよりさらに大きく飛び退り着地する)
        …チッッ(短く舌打ち。彼は両手で柄を握ろうとした。したが、それが叶わなかった、だから逃げたのだ)
        (見れば左肩から先がダラリと力なく下がっている。どうやら先ほどの制約魔法を一部斬り損ね左肩に貰っていたようだ)
        不味いねこれ…(一気に形勢的に不利になった彼は攻撃よりユヅルの動向を窺う他なかった) -- マーキス 2014-01-27 (月) 21:22:27
      • (相手の左手に力を見いだせなければ、これを勝機と解する。メギッと地を蹴り、マーキスへ跳ぶ。跳びながら、右手を上げた。オルガにはこの構えに覚えがあるはずだ)
        ギルティクロスッ!(振り降ろす手の軌跡に沿って、それよりも長く縦一直線、再び紅の魔力が現出する。ユヅルの身長よりも長いその下部に短く左右に腕が伸びれば、それは魂を損傷しかねない冷気の籠った紅い魔力の逆十字。マーキスへ一直線に飛んでいく) -- ユヅル 2014-01-27 (月) 21:39:40
      • (避けるか?いや、相手はわざわざ真向正面から挑んできている、それを避けて通れるほど)僕は器用じゃない…
        (大剣を右脇構えに構え)カァァァァァァッッッ!(道場に響き渡るほどの気合を入れ)
        (ユヅルの放った手の軌道その逆軌跡を描いて紅逆十字の魔力を迎え撃つ)
        (剣の軌跡に阻まれ薄れ掻き消えんとする魔力の流れ、しかし完全には消えずにマーキスの身体を通過する)
        グッッッッ!!(低いうめき声をあげながらそれでも体は止まらない。獲物を目前にした鳥のように床を蹴って宙を舞う)
        (白い魔鳥の羽ばたきのごとくロングコートを羽ばたかせてユヅルの頭上目掛けて)イイィィィィヤッッッッ!!(乾坤一擲真っ向正面からの唐竹割の一振りいかに) -- マーキス 2014-01-27 (月) 21:52:43
      • そのまま受けますか……!!(制約の弾丸の時のように大剣で相殺しようとしていれば、それを目くらましにマーキスの死角へ入るつもりであった。頓挫だ。まさかこれを真っ向から受けるとは思っていなかった)
        (ユヅルの体からゴグンと音が響いた。いつもの派手なダメージ音ではない、それより小さな、そしてはるかに重く湿った音。……頭上でクロスさせ大剣を受け止めたユヅルの腕が、本当に折れた音)
        (脳天唐竹割りを受けたユヅルの体が沈んでいく。……違う。それにしては速度が速すぎるしなにより――その体は、頭上でクロスさせた体勢を保ったまま下に沈んでいる。ダメージを受けての昏倒でこんな動きはありえない。腕を犠牲に刃の動きを鈍らせ、稼いだ一瞬で自分から倒れこんでいるのだ
        (そしてその「下」は、立派にマーキスの死角足り得た。山田先生の言う通り、距離を、詰めた。)
        ティアァァズ、リッパァァァッ!(腕が折れたとか、そんなことは関係がない。前腕の骨がイカれようが、肩と肘は動くのだ。腕に宿した紅の魔力刃を振るうのに、何の問題もない) -- ユヅル 2014-01-27 (月) 22:16:12
      • (ユヅルを真下に見ながら僅かに笑う。紅い魔力刃がその眼前に迫っていても微動だにする事無く)
        (そのまま攻撃をまともに食らうと、後ろに飛ばされ背から床へと叩きつけられた。それと同時に胸に付けたアミュレットが音を立てて壊れ、試合の幕切れを告げる) -- マーキス 2014-01-27 (月) 22:22:06
      • ッ、はぁ……!(倒れたまま、マーキスのアミュレットが砕けたのを横目に見て、大の字に……いや、両足は閉じているので十の字になる)
        ……ちなみに、僕のいつもやってる音は音だけで何もいためてないので、治癒速度は回復魔法を使わなければ常人と同じですよ(聞こえてきたメディウム♡キリカの疑問に返答) -- ユヅル 2014-01-27 (月) 22:32:03
      • …触らないでください(介抱しようとする者の手を制して)
        今…凄くいい気分なので。申し訳ないが興がそがれる…
        (何とか上体だけ起こし胡坐をかき)ユヅル…ありがとう、楽しかった(震える右手で拳を使って相手に伸ばす) -- マーキス 2014-01-27 (月) 22:34:38
      • そう言っていただけるなら、久しぶりに全力を出した甲斐があったというもの(戦いの緊張と高揚が緩むと、とたんに折れた腕の痛みがじくじくとよみがえる。それでもどうにかこぶしを作って、マーキスのそれにあわせた) -- ユヅル 2014-01-27 (月) 22:42:52
      • (拳をぶつけ合うと深い笑みを浮かべ満足そうにそのまま再び床に倒れ込んだ。あとは動きもせず介抱する者の手に任せて) -- マーキス 2014-01-27 (月) 22:45:16
  • マーキス君、うちの部員と闘うって話を聞いて、戦い見学させてもらってもいいかな?(道場の隅で正座しつつ) -- オルガ 2014-01-27 (月) 20:03:19
    • 構いませんが、ここで戦うのでそこにいると巻き込まれますが… -- マーキス 2014-01-27 (月) 20:03:56
      • すみーーっこでなるべく邪魔しない様にするので。あ、魔法とか剣圧とか飛んできても自力で守るので大丈夫!ありがとね!
        おーし見学の許可取れたわよー。レスリング部あちまれー。今日は勉強させてもらいます、マーキス部長(お辞儀) -- オルガ 2014-01-27 (月) 20:05:17
      • だから上のコメ欄使ってください…先輩(人の話聞いてるのかな。と心配顔) -- マーキス 2014-01-27 (月) 20:06:26
      • うん、え、あ、こっちで戦うのか…!そりゃメンゴメンゴ、うちの部活と逆なのね…(申し訳なさそうに上に向かった) -- オルガ 2014-01-27 (月) 20:07:26
      • はぁ…分かりました。ちょっと待っててくださいね… -- マーキス 2014-01-27 (月) 20:07:56
      • よろしくお願いしゃーっす(お辞儀) -- ジョン 2014-01-27 (月) 20:08:12
      • これでいいですか?見学する方は下使ってください(部長がああだとみんなこんななのかな。と思いつつ) -- マーキス 2014-01-27 (月) 20:11:35
      • ホントごめんね…!! -- オルガ 2014-01-27 (月) 20:14:08
      • (//そしてこのタイミングででお呼ばれーッ!?) -- ユヅル 2014-01-27 (月) 20:14:31
  • ・ -- 2014-01-26 (日) 00:06:54
  • ふっ!はっ!いぇあっっ!(道場で一人剣を振る若者一人) -- マーキス 2014-01-25 (土) 20:57:36
    • ふぅ…こうして一人で剣振っててもらちが明かないな…もっと知り合い作って戦いたい人を見出さないとな -- マーキス 2014-01-25 (土) 21:25:20
  • (掲示された部内規定を熟読している巨漢の教師)ふむふむ。思っていたほど過激な部活動ではないようだな
    安心した -- ムスタファ 2014-01-25 (土) 17:51:19
  • ・ -- 2014-01-25 (土) 02:49:45
  • (木張りの道場の中央に陣取って木剣をふるう。大きさ自体は普段持っている大剣と変わらない)
    問題は重量なんだけど…ま、兎に角始めようかヴェント
    戦闘部の記念すべき戦闘一回目だ -- マーキス 2014-01-25 (土) 00:14:55
    • (コートを脱ぎ捨てて、軽く跳ねる。腕を振って、構えをとった)準備よーし。戦闘部設立を記念して、久しぶりだな。部活繁盛を願って奉納仕合ってわけか。 -- ヴェント 2014-01-25 (土) 00:15:23
      • そういう事だね(剣を眼前に構えて剣礼する)
        行くよヴェント!!(言うや早いか床を蹴ってヴェントへ迫る)
        シッッ!(と、鋭い呼気を発し大剣を上から下へ。しかしヴェントの距離はまだ遠いが…
        振り下ろされたように見えた木剣はマーキスの手を離れそのまま回転しながらヴェントの元へと飛んでいく。先制攻撃と奇襲を兼ねた大剣投擲だ)
        イィィィアッ!(それに続いてかける白コートから放たれた右ミドルキック。避けるヴェントの動きを見越しての第一手だが。それをヴェントはどう受けるか) -- マーキス 2014-01-25 (土) 00:22:23
      • (ここの心構えに則り、礼をとった。頭を下げる礼。だが、顔はマーキスの方を無いたまま崩さず)
        来い! 兄貴!
        (攻撃を仕掛けるべく、前に踏み出す。次を想定した軽いステップで、拳は緩く握ったまま)
        チィッ!(しかしそれは諦めねばならなそうだ。大剣の投擲はさすがに予想外。いきなり主要な武器を手放してくるなどと……)
        (逡巡の時間は一瞬。前へ、跳ぶ! 行く先は斜め前方。これほどのことをするならば後詰がないとは考えにくい)
        (空中を前転気味に、人を超える程度の高さでもって、いくらか腕を広げながら。ラリアート気味に入ることを期待して、目的地は元々マーキスが立っていた場所の僅か横) -- ヴェント 2014-01-25 (土) 00:31:26
      • (蹴りのはるか上を空中前方回転で回避される。道場の壁に硬質の音を立てて跳ね返される木剣を尻目に、金髪の流れと軌跡を追い)
        (あらかたの目標到達地点を予測しそちらに向かって走り出す)
        (いや、正確には自分がもとに立っていた場所へ戻るとヴェントの降り立った場所を向きつつポーズを取るかのように手を横へ) -- マーキス 2014-01-25 (土) 00:42:10
      • (着地と同時にすうっと、息を吸った。遠く木のぶつかる音を聞くが、こちらへ来る足音を長い耳も聞き逃さない)
        (跳躍と着地の衝撃で、足には若干の硬直が在る。クッションとしての僅かな屈伸は既に解決したが、ここから振り向いて、構えを取り直すのは遅すぎる)
        (肩から腕を伸ばすこと、斜め下。肘で曲げること、斜め上。回転しながらの裏拳を、攻撃読みとして放つ) -- ヴェント 2014-01-25 (土) 00:49:00
      • (乾いた布が何かに巻きつくような音。音のなった方向を見れば理解ができる。先ほど投げたはずの大剣がマーキスの手に戻っていた)
        (壁にぶつかり跳ね返った剣が元いた場所へと戻ったわけだが、普通に投げていたらこうはならない。ましてや普段使っている身長大の実剣なら尚更だ。木剣であることを生かした本人の計算によるものだ)
        (ヴェントの金糸を束ねたかのように耀く金髪が円運動をおこし、弾け飛べばかりとばかりに飛んできた彼女の裏拳。それを手にした木剣の柄で狙い打ちにすべしと鋭く振るわれた) -- マーキス 2014-01-25 (土) 00:56:20
      • (さすがにこの回転運動を止めるには、時間があまりに短すぎる。音は捕えても何が怒ったかを理解するまでにも、些かの時間が必要だろう)
        (視界に状況が飛び込んできた時、運動の変化を行うことは不可能だった。流石に腕を痛めてしまう。この段階で継戦に不利を被ってしまうのは好ましくない)
        (しかし回避も困難。ならば、同程度の損耗を与えてイーヴンとするしか無い)
        (結論として、裏拳を木剣に叩きつける! 痛み、反動で跳ね返るが、足で回転にブレーキをかけると、その勢いのまま床を噛み。軸足として、もう片方の足で蹴りを繰り出す。細かく狙う余裕はない。的の広い、胴へ!) -- ヴェント 2014-01-25 (土) 01:06:13
      • (手ごたえあり。柄を握る手に確かに伝わる衝撃に静かに笑う、が、次の瞬間痛手を負ったはずの相手が素手に攻撃の態勢に入っていた)
        やるなっっ!!(感嘆したのは蹴りの見事さではなく。攻撃を受けてもなお止まらず反撃に出たその速さ。殆どの淀みがないのは覚悟があったからか)
        (考える間もなく自ら蹴りの軌道線に飛ぶもヴェントの足は既に彼の腹部を捉えていた)
        ぐっっっ(道場の壁まで飛びすさりつつ。鈍い音がして悲鳴を上げる体を無視して壁を蹴るや一足飛びで元いた位置へと戻っていく)
        (相手がそのつもりならばこちらもとばかりに反撃に転じる。右肩から担いだ大剣を跳躍しながら袈裟切りの形へ) -- マーキス 2014-01-25 (土) 01:16:04
      • (右手を振った、痺れる。痺れを通り越して、痛む! だが、耐えられない痛みではない。女のほうが、男より痛みに強いものだ。鍛えている女子ならなおのこと!)
        (局所的なパフォーマンスなら、自分のほうが今ので下がっただろう。しかし胴は捉えた。吸血鬼とはいえ、内臓への衝撃は全体のパフォーマンスに係るはず)
        (そう考えて精神を集中。そうだ、彼我は五分のはず。心の持ちようは戦いに関わるもの!)
        そっちこそ!
        (体勢の関係上、足を引いての着地は難しいだろう。そのまま足を落とし、踏みしめて、状況確認。運動能力ならば吸血鬼の性質が強い、マーキスにおそらくは分があるだろう)
        (転がり、くぐるように前転。しかるのち、すぐさま反転してからの左正拳! 右手はまだ振るうに足りない。聞き手ではないが、背中を狙うのなら十分なはずだ) -- ヴェント 2014-01-25 (土) 01:26:27
      • (マーキスが着地をする寸前に背面から叩き込まれた左正拳。流石にもろにくらって息を吐く)がっっっ!
        (背中から肺に衝撃が伝わり呼吸が正常にできなくなる自分を知覚しつつ)
        (大剣を掌の上で逆手に持ち替え後ろにいるであろうヴェントの方へ後方突きを繰り出す。狙いなど付けていない全部勘だ) -- マーキス 2014-01-25 (土) 01:31:31
      • (今こそ好機!)テリャァアアッ!
        (正拳に確かな手応えを感じて、攻勢に転じる。胴の表裏にそれぞれ一撃。これはかなり効いたはずだ。反撃は予想されるが、ここは畳み掛けるが既知。出し惜しみは身を滅ぼす)
        (正拳の踏み込みに使った左足を頼みに、軸足に、体を持ち上げてしかし跳ぶことはなく。蹴りを放つ、渾身のロー!)
        (しかし後方突きは無視できるものでない。ローを繰り出す軌道は、後方突きの位置と重なる。拳ならば良い、まだ片手が在る。しかし足は、機動性と踏み込みの要。反射的に体が回避を試みようとわずかにのけぞり、重心をずらした) -- ヴェント 2014-01-25 (土) 01:39:15
      • うわっっ!(自分の突きとは逆に下から薙がれるローキック。剣で防御?間に合わない)
        (鞭で大木を叩く乾いた音でローキックがまともに決まったとすぐに分かる。打たれたところを確認すれば青紫色に変色している事だろう。いや、彼女の力ならば足の骨を折る事すら可能だったが)
        (マーキスがコートの裾をひるがえし反転する。相手を背後にした状態ではいささか不利だ。それ以上に…)
        コォォォ(息ができていなかった。肺の中の空気を完全に掃出し呼吸を無理矢理整えた。攻撃に転じるよりそれが先決と踏んだ) -- マーキス 2014-01-25 (土) 01:45:50
      • (完全とは言いがたい。しかし、ローは決まった。音からするにかなり上手く入ったはずである)
        (だが、戦意を感じる。事実今、マーキスは姿勢を転じてこちらを向いた。こちらも、体制を整えるため一度引く)
        (いや、だが。息はまだ整っていない。ならばまだ、風向きはこちらに在る。左拳を握って、再びの踏み込み。狙うは右腕。武器持つ手そのものを打撃し、土俵を剣と拳から拳と拳に変えるのだ) -- ヴェント 2014-01-25 (土) 02:00:12
      • (呼吸を整えるよりも早く目前にヴェントが迫っていた左拳が振るわれる。狙いは顔でも腹でもなく武器。察しを付けるや剣の柄から手を離して振るわれる左拳を取りに行く)
        (視界の端を硬質の音を立てて飛んでいく木剣。今度こそ武器は失われたが)
        (同時に伸ばされたヴェントの左腕にマーキスの両手が添えられる。同時に体を開き左足を半歩前へ)
        (続き踏み出した左足を軸に体を回転させ。同時にヴェントの腕を後方へ)
        (現代でいう所の合気道:四方投げに近い形だが理合以上に力任せに極め投げに行っているのは彼がまだ未熟だからだ) -- マーキス 2014-01-25 (土) 02:13:18
      • ぬっ!?(狙っていたことが、狙いが遂げられるよりも前に達せられた。一瞬気を取られて、はっとすぐ前に意識を戻す)
        (だが既に遅く。手にはマーキスの腕。勢いを半ば殺され、活かされ、踏むステップはどこか踊りのごとく)
        (その場でたたらを踏む内に、背中からその身を叩きつけた!)
        がっはっ……!(右腕は痛むが、受け身に使った。流石にそのまま叩きつけられる訳にはいかない。だが、これで僅かの間の回復も無に帰した)
        っく。(どうにかマーキスの腕を振り払い、転じなければ。支えとするのも億劫な右腕も用い、もがいた) -- ヴェント 2014-01-25 (土) 02:21:34
      • むっ…このっっ(力任せに関節を極めに行く。傷物にしたくないなどと言った台詞は塔に吹き飛んでいる) -- マーキス 2014-01-25 (土) 02:25:43
      • んぐぐ……(まな板の上の鯉というやつだろうか。魚らしく、体を跳ねて抵抗を試みたりもするが……)
        駄目か。参った! -- ヴェント 2014-01-25 (土) 02:32:14
      • (ヴェントの手を離してから立ち上がりやすいよう手を差し伸べる)
        初戦にしては地味な終わり方だったねぇ。ははは(と普段見せない笑いを見せて) -- マーキス 2014-01-25 (土) 02:34:15
      • いてて……(マーキスの手をとって立ち上がり。全身をほぐすと、右手を労る)むう、また負けてしまった……でも、悪いもんじゃなかったさ。(へへ、っとこちらも笑いを零す。この兄が笑っているのにも気づいて、同じような笑いへと質を変えて) -- ヴェント 2014-01-25 (土) 02:44:25
  • ・ -- 2014-01-24 (金) 21:28:38

Last-modified: 2014-03-08 Sat 04:48:10 JST (3702d)