『特殊教科学生寮』

  • ― ??? 果てのない光 苦しみの最中 ― BGM♪ -- 2014-03-09 (日) 02:18:54

    • >声がする。
       名前を呼ぶ声が聴こえる。
       その名前を、誰かが呼んでくれている。

       幾つもあった絆は、外側からそれを形作る。
       自らが見えている事と、自らが見られている事は表裏。
       ――静かに、【世界】は拓けていく。


      -- 2014-03-09 (日) 02:21:43
      • (視界に飛び込んできたのは、ボロボロの泣き顔。顔をぐしゃぐしゃにして泣いたような誰かの顔)
        ひ、ぐっ……う、うああああああああっっっ……!!
        (誰何する前に、その顔が痛む身体に向けて手加減なしに押し付けられて、大声で泣き喚いた)
        -- 姫宮 未来 2014-03-09 (日) 02:25:19
      • (意識が、急速に覚醒する。いつの間にか、地面に倒れていたようだ。冷たい『鏡迷宮』の床/天井に横たわっている)
        (顔を押し付けて泣いている未来の頭を支えながら上半身を起こすと、同じように涙でぐちゃぐちゃになった顔のみなもと)
        (顔を両手で覆ったまま静かに涙をこぼす先輩の姿が見えた)

        ……皆。……俺は、どう、なって。
        (湧いてくる疑問と不安に後押しされて、疑問が口に出る)
        -- 白斗 鏡 2014-03-09 (日) 02:28:26
      • (よく見れば、白斗の周囲のメンバーは、服や武器も壊れ、何かと戦っていたような跡がある)
        (鹿場は目尻の涙を拭いながらも、それでも他の三人よりははっきりとした声色で)
        ……あれから、白斗さんが、深月さんと闇に呑まれた後……。シャドウがたくさん出てきて……。
        ずっと、戦ってたんですけど、いつの間にか全てのシャドウが動かなくなってて。

        気づいたら、白斗さんが……倒れてたんです。良かった……本当に、無事で……!
        -- 鹿場 映理 2014-03-09 (日) 02:33:38
      • 全然無事じゃないよ!!……心臓とか、動かなくて、絶対死んだと思ったよ!!
        もう、ほんとやめてよ……!! もう、わたし、怖くて怖くて……・。
        (ぼろぼろ涙をこぼしながらそれを両手で拭う)
        -- 鳴子 みなも 2014-03-09 (日) 02:35:56
      • 何度も、何度も回復の魔法も掛けたんです……でも、傷もないのにそんなことをしても、意味もないし……。
        も、もう、私、本当に、気がどうにかなりそうだったのよ……白斗くん……。
        (顔を覆った指の隙間からぽたぽた涙がこぼれ落ちている)
        -- 妹野 リリィ 2014-03-09 (日) 02:39:55
      • うぁあああぁあああぁ……!!バカ、バカ、バァカ!!
        あんた、ほんとにもう、本気でバカッ……!! 死んじゃったら、もう、本当に許さなかったんだからっ……!!
        ひ、ひぐっ、ひ、ぐぅぅぅぅ……!!(顔を胸に押し付けたまま泣く)
        -- 姫宮 未来 2014-03-09 (日) 02:42:53
      • ……俺にも、状況が……。
        いや……何で……。それは……。(頭の中で、闇の中でした霞華美との会話が急速に蘇ってくる)
        (自分は、確かにただ一体の『シャドウ』として死んだはずだ。なのに、なぜ今生きている)
        (それに、霞華美の姿が、どこにもない。全てが夢だったというわけでもなく、あれはやはり現実だったのだ)
        (だったら、この状況は……)
        -- 白斗 鏡 2014-03-09 (日) 02:45:57

      • (――ふと、胸の中心に、痛みを覚えた)
        (怪我でもしているのかと、触ってみたが、痛みはもっと内部から来るもののようだった)
        (違和感のような、その疼きに少しだけ表情を歪める)
        (痛いような、痒いような、狂おしい、抗いがたい……そんな痛みだった)

        (ただ、その痛みを覚えた胸は、仄かに温かかった)
        (温かく、心地良くもあった。何かにようやく巡り会えたような、そんな充足感があった)

        ………。

        (俺は)
        (考えるまでもなく、その痛みの正体に、気づいてしまった)
        -- 白斗 鏡 2014-03-09 (日) 02:50:21

      • >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 死神 なり -- 2014-03-09 (日) 02:51:02

      • (全ての絆が揃い、自分が完全に形作られたことを感じた)
        (『自己』を『他人』として切り離したことで、それは絆となり、最後の1ピースとして綺麗にそこに収まった)

        (胸に残った痛みが強くなる)
        (苦しく、愛おしいその痛みが、胸を灼熱の炎で焦がす)
        (本当に、本当に趣味の悪い罰があったものだと、俺は小さく笑った)
        (それこそが、彼女が……俺自身のシャドウであった深月霞華美が残していったもので)
        (彼女という存在が人間として生まれた時の産声であり)
        (ようやく、最後に抱いた恋心の残滓であり)

        (諏訪里が俺に向けた感情と同じ、背中を押すための、彼女が最後に残した、精一杯の『頑張れ』であった)
        -- 白斗 鏡 2014-03-09 (日) 02:55:44

      • exp028071.png -- 2014-03-09 (日) 02:57:30

      • (その胸の痛みが強ければ強いほど)
        (霞華美が最後にどんな気持ちで自分を助けようとしたかが伝わってきて)
        (俺はたまらず手のひらで顔を押さえた)

        俺は――。
        そんなつもりで、お前にそれを教えたんじゃ、なかったのにな。

        (涙は、止める事が出来ない)
        (自分の弱さが生み出した彼女という存在が)

        (今は恥ずかしそうに自分の恋心をきちんと伝えられたことを喜び)
        (見る者全てが恋に落ちてしまいそうな笑顔で、しっかりと笑っているのが感じられてしまったから)

        (最初から好きを伝えてきたはずなのに)
        (最後の最後で小さな華となった、不器用で幼い恋心は)
        (今は俺の胸の中で初恋の高鳴りとして――しっかりと息づいていた)
        -- 白斗 鏡 2014-03-09 (日) 03:02:37

      • >最後は、皆泣き顔だった。
         全部が思い通りに行くほど器用じゃない俺たちにとっては。
         ――きっと、ふさわしい結末なんじゃないかって、そう思った。


        -- 2014-03-09 (日) 03:07:40
  • ― ??? 果てのない闇 苦しみの最中 ― BGM♪ -- 2014-03-08 (土) 20:01:11

    • (闇の中、白斗の正面に揺蕩い、静かに目を開く)
      (その視線には、愚かな行為をする子供を見るような慈愛と、救いたかった何かを救えなかった悲哀と、単純に小さな怒りがあった)

      ……そう、答えを出したっすか。
      それはちょっとだけ、予想外でした。……それで、いいんすか? 白斗先輩。
      (小さく嘆息しながら尋ねる)
      -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 20:01:46
      • (闇の中、霞華美を見ながら、懐中時計を取り出す)

        構わない。
        親友が、それを思い出させてくれた。
        いや、違うな……お前が言う通り……忘れていたものを取り戻して、亡くしたものを取り返してきただけだ。
        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 20:04:38
      • (懐から取り出したハサミをショキショキしながら)一見すると、格好いいオトコノコーって感じの意見っすけど、間違いだと思うっすよ。
        そして、ボクが分かってるんだから、先輩だって分かってると思うんすよ。
        それってきっと、誰も幸せになれない選択肢っす。
        問題をそれっぽい回答で濁して、解答に合わせることもしないで満足してるだけっすよ。

        白斗先輩がどう思おうが、諏訪里先輩とどう約束してようが、貴方は『シャドウの王』の片割れであるということは、変わんないっす。
        そのまま皆に迷惑掛けながら生きていく、迷惑な存在のまま帰るっすか? あーりえないっすよねー。
        皆は一時的に喜んでくれるかもしれないっすけど、それが自分たちにまで迷惑が及び始めたらどうするっすか?

        友人、親友、肉親、恋人、果ては自分自身まで。
        シャドウとかいう訳のわからないものに成り変わられる恐怖に耐えながら、ここから先ずーっと暮らしていくなんて、どんなに先輩が好きでも無理じゃないっすか?
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 20:10:25

      • だからボクは、せめて先輩の主観にだけは幸福をあげようとおもったんすよ。
        結局のところ、集団における最大多数の最大幸福を達成するには、シャドウも、シャドウの王の存在も、絶対に邪魔になるっすから。
        ジェレミ・ベンサムっす、知ってるっすよね?
        だから先輩を隔離して、永遠に覚めない夢の中で、理想の世界を作って閉じ込めてあげようとしたんすよ、ボクは。

        主観的幸福は全ての客観的幸福に勝る。ボクはそう思ってるっすから。
        誰がなんと言おうが、きっと思い通りにならない現実よりも、思い通りになる夢の中の方が気持ちいいっすよ。
        人間の死だって、周囲からしてみればただの無残な人生の終焉っすけど、それを主観と切り取って話を書くから、死が絡む物語は感動的なんすよ。
        自分がそうだったらみたいな感情移入があってこそ、死は華々しく描かれる。その華々しく死を描くのが、ボクのアルカナである【死神】な分けっすから。

        先輩。
        ボクは先輩が本当に好きなんすよ。
        それは婉曲な自己愛でもあるわけっす。いわばこれは遠回しに他人を使った自慰みたいなもんすよ。いやらしくない意味でね。
        だから、委ねてほしいっす。
        ボクなら、絶対に、先輩に苦しい思いはさせたりしないっす。
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 20:16:18

      • (その視線に、どこかで見た諧謔味を備えた顔……諏訪里のような顔で笑う)

        生まれて間もない俺だから、習ってないことは分からない。
        最大なんとかが何を指すかさっぱりだ。

        でも、一つだけ、一つだけ俺もお前に教えてやることができる。
        男の友情っていうのはな。
        例え相手の進む道の先が障害物だらけで、最悪間違いだと分かっていても。
        ……その道ごと力づくで正解にしてくれると信じて、笑顔で送り出すことを言うんだ。


        もう、迷わない。俺は俺を信じ、諏訪里が送り出してくれたこの道に賭けることを決めた。
        安易な救いも優しさも、要らない。

        ――本当の幸福は、与えられた選択肢の中からじゃ、選べない
        (正面から、相手を睨みつけ、真っ向から言葉を返した)
        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 20:22:51

      • どうして……分かってくれないかな……。
        ボクが、ボクなんだから、ボクが一番ボクを幸せにできるはずでしょう……。
        それに逆らって、どうして傷つこうとするのかな。どうして傷つけようとするのかな……っ!

        分かってるくせに、分かってるくせに分かってるくせに分かってるくせにっ……!!
        もう選択肢は与えられてて、どの選択肢を選んだところで誰かは傷つき、誰かには傷つけられるって分かってるくせにっ!!
        都合のいい解答を放棄して、自分の回答を選ぶのは何でなの……!?
        そんなに白斗鏡っていう個人が大事なの……!?
        そんなもの、外側から見た姿で、誰かが勝手に抱いた印象で、自分がどう思ってようが、どう考えてようがお構いなしなのに!!
        そんなの絶対おかしいよ!! そんな選択肢を選ぶのは間違ってる!!
        ボクはそんなの、絶対に許せない……!!
        ボクがボクを不幸にすることなんて、絶対にあっちゃダメだよ!!
        先輩っ!! ――お願いだからボクを幸せにしてよ!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 20:30:24

      • >片方は時を紡ぎ、重ね続ける『懐中時計』を。
         もう片方は鎖を断ち切り、切り捨てる『ハサミ』を構えた。


        -- 2014-03-08 (土) 20:34:05

      • ――『ニヴェンス』っっ!!

        (白兎のペルソナが顕現する)
        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 20:37:41

      • ――『マーチヘア』ァァッ!!

        (黒兎のペルソナが顕現した)
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 20:39:00

      • BGM♪

        (背後に白きペルソナ。ニヴェンスを従え、真っ直ぐと迷いのない瞳で霞華美を見つめる)

        ――わかるわけがないだろう。
        俺は白斗。白斗鏡。エリュシオン空中学園の4回生で特殊教科生のリーダー。
        そして深月霞華美 一回生。入りたての新人で。お前は俺の後輩なのだから。

        (歩む。漆黒の中を。闇の中を。深淵をただ、歩んでいく。)
        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 20:51:11
      • 先輩はボクのシャドウで、ボクは先輩のシャドウだもの!! 分かるよ!!
        先輩は白斗鏡、何も持たない白斗鏡、たった四年しかない裸の存在だもん
        ボクだってそうだよ!! 深月霞華美、この形しか持たないただの先輩のシャドウだもん!!

        間違いなく言えるよ!!貴方/ボクには何かに挑戦するような勇気や度胸はない!!

        (背後の黒いペルソナが斬撃を飛ばしてくる)
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 20:56:16
      • ニヴェンスの刃を以て、その斬撃を受け止める。が、受けきれなかった衝撃が白斗を傷つけていく)

        ――ルィンディ・タンバルグス。アイツは出来る見込みもなかった星を落とす魔法を、ついにこの世界に編み出し、生み出した。

        俺は知っている。何事にも挑戦し続け、諦めない強い意志を。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 魔術師 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 21:09:08

      • そんなの……!! すぐに折れるに決まってる!!
        貴方/ボクはすぐに甘えたくなるよ!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 21:15:26

      • ――妹野リリィ。心の傷と寂しさから周囲に甘えていた彼女は。それを良しとせず、仲間と支えあうことで自らの足で立ち上がることが出来た。

        俺は知っている。誰よりも優しく、美しい心を。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 女教皇 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 21:25:29

      • そしたら、他人の甘えが許せなくなるよね……!! 自分だけ頑張っていたら熱い思いもなくなるよ!!
        貴方/ボクは誰かを許し、その上で他人に熱を与えることは出来ない!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 21:29:15

      • ――姫宮未来。アイツは誰よりも戦っていた。弱い自分の心と。アイツは誰よりも支えてきた。共に歩む仲間たちを。その、胸に灯した大きな情熱の炎で。

        俺は知っている。人はひとりでは生きられない。だから、共に歩むことで、その分け与えられた熱を灯し続けていけるのだと。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 女帝 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 21:39:40

      • どんなに強い熱や願いがあっても、それを達成するには一歩ずつ歩いて行かないといけない。
        貴方/ボクは掲げた願いの遠さや重さの前に、自らのそんな熱を抱えたまま絶対に一歩も動けなくなるよ!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 21:46:06

      • ――ジュード・イスマイール。奴は、望み、願っていた。自らの記憶を取り戻し、心の中の闇を振り払うことを。
        そして、それを叶えるために、もう一つ願った。俺たちや、数多の友人たちに力を貸して欲しいと。

        俺は知っている。願いを叶えるために、他者と力を合わせ、共に歩み進んでいけるということを。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 皇帝 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 21:52:15

      • じゃあ、その強い思いのために、絶対に貴方は何かを犠牲にする!! 自分という個のために集団という全を犠牲にしちゃうよ!!
        貴方/ボクは、願いの達成する代わりに他者を蹴散らす自己に課した規律の強さで、他人を傷つけてしまう!!
        -- 2014-03-08 (土) 21:56:49

      • ――バッデレイ・インコネル。彼は自らの行いが引き金で妻を亡くしてしまった。幸福も不幸も、周り巡っていくものだ。
        彼は自分の中の闇の心と共に生き続け歩き続けながらも、まだ人々へ幸福を巡らせるため慈悲を与えている。

        俺は知っている。自分が抜き身の刃のように誰かを傷つけ続けてしまう存在でも。それ以上に人を幸福にすることができる存在にも、なれるという事を。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 法王 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 22:14:09

      • でもその絆のためにその先生は傷ついていたんでしょう! 他人に幸福を与えることは出来ても、その傷は乗り越えて先に進めない!
        貴方/ボクは、自らが得た幸福や愛を手放してしまったら、きっと二度と立ち上がれなくなる!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 22:18:16

      • ――鹿場映理。静かに、そっと、アイツの影を追い続けているだけで、彼女は幸せになれた。
        だが、それも叶えられなくなったとき、彼女は、一度は絶望へと沈んだ。だが、そのものの決意や生きてきた意味を無にしない為に。
        意志を引き継ぎ、悲しみの淵より再び立ち上がることができた。

        俺は知っている。愛の力は何よりも深く強く。自分という存在を奮い立たせてくれるのだと。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 恋愛 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 22:23:39

      • 失ってしまった時はそれでもいいよ、でも失った後もそれを追い求めるくらいの強い愛は、最後まで全うしてこそでしょ!?
        貴方/ボクは絶対にその愛を手放すまいと望む人を演じ、偽りの仮面を被ってしまうよ!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 22:27:06

      • ――鳴子みなも。彼女は周囲に適応するために作ってしまった二つの仮面に自分を見失っていた。
        だが、気がつくことができたんだ。仮面など、最初からなかったということに。その両方が、どちらとも本当の自分なのだと。

        俺は知っている。偽りでも真実でも。自己を解放して、始めて自分自身と向き合えるのだということを。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 戦車 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 22:36:15

      • 本当の自分を維持するには、きっと弱くちゃできないよ。何度も何度もへし折れて、何度も何度も傷つくから。
        貴方/ボクは真実の自分をさらけ出すことによって、傷つき、折れて、自分ではないものに変わってしまう!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 22:39:53

      • ――オルガ・ブロムベルグ。彼女は誰よりも強さを求めた。強さの果てに、それと同じくらい、大切な人を探して。
        自らの種族の血という枷に理性と戦いながらも、彼女は戦い抜き、真の強さと、幸せを手に入れることが出来た。

        俺は知っている。自身の運命にも負けない強さと。幸せを勝ち取れる不屈の心を。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 興毅 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 22:45:14

      • そんな不屈の心で自分が前に出てしまえば、きっとその威光に尻込みをする人だって出てくる!!
        貴方/ボクは自己を確立してしまえば、きっとその強い自己でいつも矢面に立ち消極的にも他者を退けてしまう!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 22:48:45

      • ――ロティア・グレイフィン。それが楽だからと、孤独の中に身を落とし過ごしてきた彼女も。
        俺たちや、その仲間の為。託された言葉通り、顧問を引受け、そして、俺達のために死力を尽くし、手を貸してくれている。

        俺は知っている。人の絆は、人の手は、差し伸べれば差し伸べただけ、その距離を伸ばして、誰かと繋がっていけるのだと。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 隠者 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 22:55:48

      • そんな触れ合いや変化を何度も何度も繰り返していれば、いつか貴方そのものも朽ちて、果ててしまう!!
        貴方/ボクは変化の繰り返しを受け入れられるほどに強くなんてない!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 22:57:57

      • ――諏訪里守形。俺の、仲間であり、親友であり、相棒であった男だ。
        俺は、あいつと共にあるだけで、強い力を発揮できた。絆の力だ。それは、あいつが、失われてもなお、消えることはない。俺を支え続けてくれている、今、この瞬間も。
        例え体が滅びようと、それは永遠に消えることなどない。

        俺は知っている。運命を切り開くのは、武力ではない。強く結ばれた、絆の力なのだと。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 運命 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 23:07:59

      • その度に様々な絆がくれた価値観に揺り動かされるよ、周囲に他人がいたらそういうことが起こってしまう!!
        貴方/ボクはその沢山の人達の中で自らの信念を貫き、誰にも平等に振る舞うなんて出来るわけがないんだっ!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 23:10:47

      • ――武神恭一郎。アイツは、正義の味方だ。生まれついての正義のヒーローだ。俺と同じで過去もないし、生まれた理由だって、散々なものだと聞いた。
        だが、それでもあいつは戦ってこれた。仲間と。愛する者のために。例え、悪党だろうと人間をやめていようと、あいつなりの正義の元に、裁きを与え、守るべき人々に優しさを与えることができる。

        俺は知っている。一つ、心に定めた信念は。支えてくれる仲間がいる限り、決して折れることは無い。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 正義 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 23:21:56

      • 自らに、これだけの試練を課して、それに抗うことが出来るわけないんだ、口ではなんとでも言える!!
        貴方/ボクは、実際に試練を前にしてそれに耐え続けるほどの何かを持っているわけがない!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 23:23:28

      • ――詩潟士時。彼は、俺の先生で、俺たちを導いてくれた尊敬する人であった。
        自身の計画と生徒を愛でる顧問であるという立場。常に二者に挟まれ、苦しかっただろう。計画を始動しても、最後は先生として、俺を送り出してくれた。

        俺は知っている。教師というものは自らを罰し、律しながらも、自らの生徒が成長するのを暖かく見守り続けることが出来るということを。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 刑死者 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 23:32:42

      • う、ううう……これまでの全ての強い気持ちを束ねて、周囲に気を配るなんて出来ないよね。もう両手は荷物で一杯だもん!
        貴方/ボクは、その全ての要素の調和のために、その身を犠牲にするなんてことは出来ないよ!!
        -- 2014-03-08 (土) 23:35:09

      • ――虹蔵不見。彼女は人でない妖としての自身の体質に悩んでいた。人と自らを隔てる壁のようなその力に。
        それでも、誰かに受け入れられたいと、自らに縛りを設けても、人と共に歩みたいと願い、努力し続けた。

        俺は知っている。人でなくとも、人の世界に調和することは、可能であると。その、身を粉にした努力と優しい想いは、必ず周囲の人々にいつか伝わるものなのだと。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 節制 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 23:40:55

      • ……う、ううう……なんで、何でなの……絶対に、絶対にボクが創る世界の方が心地いいのに……
        貴方/ボクは絶対に苦しみなんて望んでないのに、なんでそんな形で、心地よさに身を任せていられないの……!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 23:43:26

      • ――ティポ・アジャーニ。あいつは怠惰な奴だった。悪魔だからだと、そう行動してきた。
        でも。変わることはできる。悪魔でも人でも。周の人間の言葉や、絆で、いくらでも変わることはできる。そして、受け入れることができる。苦しさも生きるということなのだから。

        俺は知っている。例え堕落し、楽な道へ逃げてしまっても。その度に仲間が、友達が手を差し伸べ、背中を押し、叱咤激励をして、元の道へと連れ戻してくれるのだと。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 悪魔 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-08 (土) 23:49:29

      • 絶対、絶対おかしいよ……!!強さと弱さ、清濁合わせ飲んでしまえるほどの強さなんて、貴方/ボクにはないのに……!
        貴方/ボクには喜劇と悲劇を同時に楽しめ、乗りこなせるような強さなんてないはずなのに!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-08 (土) 23:51:28

      • ――フェンネル・ステッラミラ。仮装クイーンでもあった。あいつは自己の衝動というものを制御できてない不安定なやつだった。
        そして、その心の隙間にクイーンが住み着いていた。
        だが、いつしかその隙間も埋まるようになり、一人は二人へとなり、彼は愛する人と幸せを掴むことができた。一つの劇が滞りなく進むように。

        俺は知っている。喜劇も悲劇もどちらも劇であることには違いがない。劇はいずれ終わるものだ。
        演じ続ける必要なんてない。もっと楽に生きていけるものなんだ。それを受け入れてくれる、仲間たちがいるのだから。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 塔 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-09 (日) 00:01:49

      • なんで、なんでなんでだよ……貴方/ボクはそんなことないよ、絶対に間違ってる……!!
        貴方/ボクは、絶対に叶わない大きな存在や願いに向けて歩き出せるような存在じゃ、絶対ないはずなのに……
        -- 深月 霞華美 2014-03-09 (日) 00:03:45

      • ――トライ・トライン。釣りが好きな変わった奴だった。変わったどころではなかった、人間じゃなかったのだから。
        自らを化け物といい、理性と本能の狭間で常に苦しんでいた。だがそれでもあいつは自らの欲に負けることなく、俺と約束を果たしてくれた。

        俺は知っている。たとえ小さくとも、希望を持ち続けていれば、いつかきっとそれは叶う。たとえ、人でなくとも、化物でも、鯨と比べればちっぽけな存在の俺達でも、希望を持ち続ければ。きっとだ。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 星 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-09 (日) 00:11:45

      • やだよ、やだやだ……やだ……!! 一人にしないで……ボクを一人にしないでよ……!!
        貴方/ボクは、今までの心地いい世界を捨てて、新しい物の良さに目を向けるなんて怖くて出来ないはずなのに……!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-09 (日) 00:14:39

      • ――ユディット・ヴァルガ。彼女もまた、過去に傷を負っている人だった。普段はそれを感じさせないくらい明るく、笑顔を振りまいて人を惹きつけていたというのに。
        辛い過去があったから。現在も辛くいる必要はない。楽しい過去があったから、常に楽しく居られるわけではないように。

        俺たちに過去はない。でも、今を生きていく事はできる。新しい世界も悪くないと、そう思うことが出来る。人は、生きることで、そう思える何かを見つけることができるのだから。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 月 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-09 (日) 00:23:44

      • そんな『道』を選ばないで……!! ボクだけの貴方/ボクで居てよ……!! ボクのことを、貴方/ボクがちゃんと愛してよ……!!
        貴方/ボクは、絶対に……絶対に挑戦が成功して、未来に辿り着けるなんて確証ないんだからっ!!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-09 (日) 00:25:19

      • ――ゼロアージュ・トーモス。この道を切り拓くミスリルの剣を鍛えたのもアイツだ。

        (問答を繰り返しながらも続く、激しい攻撃をニヴェンスの刃と、そのミスリルの刃が打ち払いながら歩み続け)

        あいつは一言で言えば天才だ。俺が気がつかないことでも、なんの気なしに言い当ててしまう。お前のことを最初に指摘したのもアイツだった。
        俺はアイツがいたから戦って、ここまで生きてこられたんだと思う。
        天才だから孤独、だとか、天才だから利害を問わない、だとか、そんな事も関係なく。俺を友達として心配して送り出してくれた。

        俺は知っている。俺を支えてくれている人達が、俺を心配してくれている人たちが、俺の無事を願ってくれている人達がいる限り。

        俺は、俺のやれることを、その先の約束された未来へ――必ず繋げることができるのだと。


        >アルカナが、その絆が、白斗に力を与える ――汝 太陽 なり


        -- 白斗 鏡 2014-03-09 (日) 00:35:39

      • ……嫌だ。嫌だよ……!!
        一人にしないで……!! 他の誰かじゃなく、ボクを必要としてよ……!!
        ボクは、貴方/ボクが必要としてくれるから、理想としてくれるからここに居られるのに……!!

        お願いだから。
        お願いだから、先輩……。

        貴方/ボクは――『シャドウの王』で、その世界の中では、人間として生きられるのに!!

        そんな、過酷で辛い道を――自分/ボクに強要しないでよぉっ!!
        愛されたいのに……!! ボクが愛してくれれば、ボクはそれで良かったのに!!


        (斬撃を一方的に放ち、傷ついているのは白斗だけ)
        (それでも、黒い兎は白い兎に追い詰められ、既に目の前まで来ている)
        (そこにあるのは恐怖。絶対に勝てない者に対するそれではなく、もっと根源的な――)
        -- 2014-03-09 (日) 00:41:10

      • ――言っただろう。俺は俺で。お前はお前なんだ。他の誰にもなれない。だから。もう、終わりにしよう。

        (一歩一歩、進む。血に塗れながらも、真っ直ぐに霞華美を見据え、剣を構えて)……そして、聞いて欲しい。

        ――お前はただ寂しいだけだったんだ。夢の中で話しかけたのも、こちらに出てきてから一緒に学園生活を送っていたのも、寂しくて、羨ましくて。とても楽しそうにしているのを見てるだけじゃいられなくなったからなんだろう?
        いつも俺を追いかけてきたのもひとりでいるのが嫌だったから。お前は誰とも交友関係を結ばず、俺と俺の仲間たちに関係の重きを置いてきた。だから、一人になってしまう。

        ――……そんなの、決して俺じゃあないな。あぁ、お前は俺じゃない。お前はお前だ。そして、俺は…… 


                  ――『我は影。真なる影。』            

        (白斗の体の人間だった部分が、崩れ落ち、シャドウとして再構築されていく・・・)

        俺は、俺だ。誰にも、もう、変える事なんて出来ない。

        そして、これで、お前はもう、一人じゃない。俺とお前で、ひとりきりじゃない。俺とお前で、二人になれたんだ。これで、もう、寂しくなんてないだろ……。

        なぁ、霞華美。今まで辛く当たって済まなかった。俺は、きっと、怖かったんだ、本能的に自分自身を見つめることが。
        でも、今なら。お前を見つめることができる。(笑顔だった。二つでひとつだったはずのシャドウの王の片割れが、ただの一つのシャドウと成り果て。それに応じて、シャドウの世界が崩壊し始めているというのに)

        お前を、一人にはしないよ。一人ぼっちの寂しさは。俺が誰より分かっているから。なぁ、霞華美……。
        (そのまま、距離は縮まり。二人のあいだに邪魔するものがなくなるほどに近づいて――)

          -- 白斗 鏡 2014-03-09 (日) 01:03:12


      • exp028064.jpg -- 2014-03-09 (日) 01:08:45


      • (感触はなく)
        (音もなく)
        (前兆も、予兆も、何一つなく)

        (拒絶の言葉と共に受け入れられ、他人だという証明の為に重ねられた唇に)
        (何一つ、言葉を返せないまま呆然と目を見開く)
        (それは、自分が求めて求めてやまなかった自己愛というものではなく)
        (絶対に手に入ることはないと思っていた、他者への愛情そのものだった)

        (世界は崩壊する)
        (白斗は、自分をシャドウだと呼んだ)
        (シャドウであることを認めて、ただ滅ぶことを――自死を選んだ)
        (殺さないで欲しかった。自分自身を、大好きな自分を。だから救いを与えようと必死であったはずなのに)

        (身体が、闇へと溶け落ちる)
        (――独りで死ぬのが悲しいと叫ぶ自分の弱さと共に、独りで死なせないと呟いて強さがそれを抱きしめていた)

        (一つだけ、自分の胸で異音がした)
        (それは生まれて初めて感じた物であり、何度も口にしていたにも関わらず、何かを理解出来なかった感情の芽生えの音)
        (他人であるからこそ、拒絶をされたからこそ感じることが出来る――そんな高鳴り)

        (最後にその『恋に落ちる音』だけを闇の中に残して)
        (『シャドウの王』は二人合わせて――この世から完全に消滅した)
        -- 深月 霞華美 2014-03-09 (日) 01:30:12
  • ― 四年目 冬 『鏡迷宮』 第四層 最奥部 ― BGM♪ -- 2014-03-06 (木) 18:26:43

    • >――『鏡迷宮』最奥部。深く深く潜った先に辿り着いたその空間に。
       ロティアを除く特別教科メンバーが全員集まっている。
       だが、その表情は硬く、ありえないものを見たような目でその空間を見ていた。


      -- 2014-03-06 (木) 18:28:09
  • (周囲には、第三層の扉の前のような広い空間が広がっており)
    (そして、そこには、それ以外に何も存在しなかった。三層までにあった鏡も、シャドウの気配も、何もない)
    ……どういう、ことなんでしょうか……行き止まり、みたいですね……(『ユニコーンレオン』で周囲を伺いながら呟く)
    -- 鹿場 映理 2014-03-06 (木) 18:32:18
  • どういうこと、なんだろ……道は基本的に一本道だったもんねー?
    てっきり、わたしはここで例の『シャドウの王』っていうのが待ち構えてると思ったんだけど、シャドウの気配すらないよね。
    -- 鳴子 みなも 2014-03-06 (木) 18:33:16
  • 仕掛けとか、あるのかもしれないわね……少し散開して調べてみましょう……。
    幸い、相手が見えなくなるほどの広さではないようですし……どこかに入り口があるかも……。
    -- 妹野 リリィ 2014-03-06 (木) 18:35:49
  • 開かない扉とか、通してくれない番人とかは居たけど……こういうのは初めてよね。
    あんまりこういう面倒なの、好きじゃないんだけど……(ぶつぶつ言いながら周囲を調べ始める)
    -- 姫宮 未来 2014-03-06 (木) 18:37:41
  • んー、どこに要るんでしょうね。『シャドウの王』。
    ……白斗先輩はどう思うっすか? ここに『シャドウの王』が居ると思うっす?
    -- 深月 霞華美 2014-03-06 (木) 18:38:41
  • 『シャドウの王』は、居るさ……。ここが玉座で。そいつの居場所だったんだから。
    ……俺には分かる。俺には、な。記憶のない、俺にでも。頭の奥に、浮かぶものがある。
    俺から、アリスが顕現した時から、その感覚は、薄らとあった。判断するには乏しいものだったが、確実にだ。
    そして、ここに来て、それはさらに大きくなった。……こうして、集まった。戻ってきた。

    ……なぁ、アリス。いい加減、もう、止めよう。お前は、俺だったもの、なのだから。
    -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 19:02:22

  • ……え?
    どういうこと、ですか……白斗さん。
    -- 鹿場 映理 2014-03-06 (木) 19:04:23
  • ……流石に、色々ヒント与えすぎちゃったっすかね。
    かがみちゃんなりの、サプライズのはずだったんすけど。……もしかして、ロティア先生っすかね、それを白斗さんに教えたの。
    あの人は……そうっすね。完全にイレギュラーでしたもんね。(小さく笑い)

    先輩。
    ちょっと、お話しましょう?
    (まるでなんでもないように一歩白斗の方へ踏み込むと、その胸を軽く押した
    (――少しだけ姿勢が後ろに倒れた、その身体を抱きとめるように闇が口を開き、その身体を一瞬で飲み込んだ)

    ごめんなさい。先輩たち。
    (他の先輩に笑顔を向け)

    ――最後をハッピーエンドにするために。
    ――ちょっと、抜け駆けさせてもらうっすね。

    (呆然とする他の教科メンバーを尻目に、自分も闇の中に踏み込み――その扉ごと一瞬で消え去った)
    -- 深月 霞華美 2014-03-06 (木) 19:10:06


  • ― 何もない空間 ― -- 2014-03-06 (木) 19:15:16

  • 随分と。……強引じゃないか。相変わらず。

    全く……不思議に思っていたよ。どうやっても、お前のことが受け入れられないわけだ。
    (この空間にも見覚えがある。未来やみなも、特殊教科のメンバーと訪れたことが、ある。)
    -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 19:18:34

  • まあ、我慢できなくなって夢の中で色々話したのがまず不味かったっすかね。
    ボクとしては、それなりにあの時期も楽しかったっすけど。……何から話します?
    やっと、二人きりになれたっすけど、残念ながらムードも何もないっすからね。
    多分、知りたいことは全部ボクは知ってるっすから、なんでもお答えするっすよ。

    あ、ちょっと先に一つだけ、先に尋ねていいっすかね?
    ……先輩は、ボクの正体、「俺だったもの」って言ってたっすけど、何かしっかり分かってるんすか?
    -- 深月 霞華美 2014-03-06 (木) 19:27:12
  • あれで一応、猫かぶっていたって言うんだからお笑いだよ。
    ……さぁな。俺はシャドウとしては不完全なものだ。人として完全でないように、な。だから、記憶も無ければ、情報もない。
    士時先生や、ロティア先生からヒントは貰えた、だが。お前が、俺のシャドウである可能性、そこまでしか解らなかった。
    俺が、シャドウであり、尚且、シャドウの王に何らかの関係がある、もしくは……その一部を担っているのかもしれない。
    この辺りまでは、自分の中で憶測は立っていた。
    -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 19:33:23
  • そこまでわかったなら大したもんっすね。それに、ボクが『白斗鏡のシャドウである』っていうのは完璧な正解っす。

    ボクは先輩のこと大好きっすから、全部教えてあげるっすよ。
    詩潟士時の恋人である、加賀峰有栖のシャドウ……彼女が理想とした姿は白斗鏡という男の姿だったっす。
    詩潟士時の目的は、有栖のシャドウである白斗先輩の、更にシャドウを作り出すこと。つまりボクっすね。
    鏡面に鏡面を写せば、そこに映る像は本人そのものっすから
    そして、シャドウの性質である『本人に成り代わる』という行動を起こす前に、シャドウの本体、つまり現実の人間が死を迎えれば……、
    有栖が死んだ時の白斗先輩みたいに、そのシャドウはシャドウの姿のまま人間の性質を固定するっす。
    詩潟先生が、先輩を殺そうとしたのはそのためっすね。
    -- 深月 霞華美 2014-03-06 (木) 19:44:05

  • だから、今の先輩は人間でもあり、シャドウでもあるっすよ。
    加賀峰有栖のシャドウでありながら、シャドウである理想の自分である深月霞華美を持つ
    だから、先輩にはペルソナが二つあるんす。うち、一つは本来ならばボク、というか、ボクらのものなんすけどね。
    白斗鏡という存在は、今そういう状態にあるんす。
    まあ、だから、ここに呼んで、少しだけ助けてあげようと思ってるんすよ、実は。

    白斗先輩。
    後半に関しては、少し合っているけれど、完全に間違いっす。

    ボクは、別に黒幕でもなんでもないっすよ。
    ただの、白斗先輩のシャドウであり、同時に白斗先輩が『鏡世界』から出たときに忘れてきた半身のようなものではあるんすけど。
    でも、ボク自身はそんなに大した存在じゃないっす。
    -- 2014-03-06 (木) 19:50:12

  • exp028020.png -- 2014-03-06 (木) 19:51:32


  • 先輩。
    ――貴方こそがね『シャドウの王』そのものなんすよ
    -- 2014-03-06 (木) 19:52:46


  • exp028021.png -- 2014-03-06 (木) 19:53:37


  • 貴方さえいなくなれば、シャドウがこちらの世界に来ることもなくなる。
    貴方さえいなくなればと、特別教科の人間はここまで頑張ってきたんす。
    貴方さえいなければ、現実世界でシャドウに成り変わられていなくなる人はいなかった。

    貴方さえこちらの世界に来なければ。
    ――諏訪里守形は死ななくても良かったんすよ。

    (追い詰めるという、声色ではない)
    (ただ淡々と、自分の中にある事実を伝えるだけの言葉が、静かに音もなくそこに置かれる)
    -- 深月 霞華美 2014-03-06 (木) 19:57:03

  • (それは、都合のいいことだけを考えて、その可能性を否定し続けてきた自分に、最も効率よく、衝撃を与える)
    ……そう、か……。そうだよな。お前が特別であれば、なんて思っていたが、もしそうだとしても、俺が特別でなければ、お前自体が生まれることもないのだからな。
    だとすれば。俺は、人でありたかった。だから、そう、考えたかったんだろうな。逃げたかったんだ。その現実から。

    ……それで、お前は……『王』である俺を……どうしたい、というんだ。俺のシャドウよ。俺の理想がお前であるという事実だけでもはや苦笑しか出てこないな……。
    ……俺は……どうしたら、良かったんだ……。なぁ。……答えろよ、霞華美……。
    -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 20:08:40

  • 元々ね、加賀峰有栖はそれを知ってたんす。
    自分の鏡像が、シャドウを束ね、そしてこちらの世界に侵食してくる存在だと。
    詩潟士時にはそれを伝えなかったっすけどね。彼女なりに詩潟先生を慮ったんだと思うっす。
    だから、彼女が偶然にも事故で命を落とした時、彼女は心の何処かで安堵してたと思うっすよ。
    これで、シャドウがこちらの世界に来ることはないって。
    でも、一つだけ誤算だったのは、シャドウの元になった人間が死んだとしても、シャドウが消えることはないということっすね。

    ずっと、大きな鏡面の上をその姿を映して跳ぶエリュシオンという空に生まれた鏡面という世界は、
    もはや大地がなくともそれだけで成立するようになってしまったように、鏡の中にある世界はそれだけでも一つの世界なんすよ。

    ……答えはあげられないっす。
    だって、ボクは白斗先輩のシャドウっすから。
    きっと、ボクが与える答えは、最初から先輩の中にある答えっすから。

    でも、それでも先輩を救うことは出来るっすよ。
    先輩が自分を『王』として……シャドウでも、人間でもない『王』として力を使えば。
    シャドウが鏡世界で人間の願望を反映する存在であるがゆえに……先輩の力で失ったものを、取り戻すことが出来ると思うんす。

    ボクと、先輩が、居れば。
    -- 2014-03-06 (木) 20:16:20

  • exp028022.png -- 2014-03-06 (木) 20:17:28

  • ……失ったものを……。俺の、所為で……。

    ……俺は。取り戻せるのか、あいつを。あの、時間を……また、みんなで。
    誰も、誰ひとり欠けることなく。あの時から、やり直すことが……出来るのか?

    俺と、お前ならば。
    -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 20:25:48

  • ……不自然な存在である、白斗先輩とボクのせいで失った物を。取り戻すことが出来るっす。
    たくさん迷惑かけたっすからね。それくらいは責任取るべきかなって思うっすよ。

    ただ一つ、貴方は王としての責務を負ってしまうっす。
    シャドウの王として、シャドウでも、人間でもない存在になってしまう。
    特別教科の人達は、もしかしたら認めてくれるかもしれないっすね。

    でも、他の人はどうすかね。
    もしかしたら、その存在を許せない人も出てくるかもしれない。
    ただのシャドウならまだしもシャドウを生み出す元凶をなった存在を、許せずに滅ぼしに来るかもしれない。
    王であるというのは、存在するだけで影響を及ぼすもんすから。

    でも。
    それを受け入れる事が出来るなら。

    先輩は、取り戻せるっす。彼を。あの時間を、また、みんなで。
    誰も、誰ひとり欠けることなく。あの時からやりな直すことが出来るっす。

    ボクと共に、『アリス』の力で過去に遡って

    ――諏訪里守形を、救えるっすよ。
    -- 深月 霞華美 2014-03-06 (木) 20:34:14

  • ……俺は、救いたい。出来るのならば。あの時の、俺が、出来なかったことを。
    ……諏訪里……諏訪里 守形を、救いたい……!!俺の、大事な……大切な、友達、なんだ。

    ……その程度でいいのなら、背負ってやる。俺が王であるのなら、民だって導けるはずだ。変えてやる……運命なんて。
    理不尽なことも、残酷なことも……俺が変える!変えてみせる……!!
    -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 20:43:38

  • ……分かったっす。きっと、白斗先輩なら、そう返してくれるって、ボクは知ってたんすけどね。
    それでも……白斗先輩がそうしたいなら、私は手伝うっすよ。
    自分の手で、運命の輪を回すっす。そのために、死神と手を繋いででも。

    (指先から手が触れ、静かにそれを絡めて白斗の胸に抱かれる)
    (温度のない二つの身体の境界が溶けて、深いところで繋がっていく)
    (やがて輪郭を失い、その身体が完全に一つになり――)

    (二人の意識は、あの日、あの時、あの瞬間へと遡っていった)
    -- 深月 霞華美 2014-03-06 (木) 20:51:41



  • ― 二年目 2/13 『鏡迷宮』 第三層 ― BGM♪ -- 2014-03-06 (木) 20:57:18

  • >気づけば。
     薄暗い『鏡迷宮』の中で、どこかに座っていた。
     ……声を掛けてくる相手がいる。


    -- 2014-03-06 (木) 20:59:36

  • (頬を掻きながら、白斗に近づいてくる)
    ――っぶねえ……今度こそダメかと思った。(小さく自嘲気味に笑って、肩を竦める)

    (そして、ゆっくりと、懐かしいその手を差し伸べてくる)……立てるか、白斗。
    -- 諏訪里 守形 2014-03-06 (木) 21:01:47

  • (その声はあまりに、懐かしく。そして、聞きたかった声だった。)
    ……諏訪里……お前……っ。……生き、てる……のか?
    (状況がわからない、今はどこで、どの状態で……必死に記憶を呼び覚ましながらも、諏訪里の手を取る)
    -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 21:12:11
  • (ペルソナを消し、涙声で)生きて、ます……良かった、無事で、良かった、です……。
    映理は、もう、ダメかと思いました……。
    -- 鹿場 映理 2014-03-06 (木) 21:15:19
  • (失われたはずの、確かな感触が手を掴む。そのまま、身体を引き起こし、笑う)
    (もう二度と見れなかったはずの顔で、なんでもないように)お前が助けてくれたんだろ。まぁ自分でも驚くわな、あれは……何にせよ、無事に終われて良かった。
    ……物理を反射する相手だったから詰んでたかもしれないのによ。ああいうのが増えてくるんなら厄介だな。
    (言いながら後ろを振り返り、既に機能を停止してる『白の騎士』を見ている)
    -- 諏訪里 守形 2014-03-06 (木) 21:18:50
  • 戻って、報告した方が、いいかもしれません……!
    白斗さん、できれば、その、さっきのペルソナについても、分析させてもらうかもしれません……。
    (白斗の顔を見上げて、早く帰りましょうと不安げな表情)
    (諏訪里は、白斗の視界の先で、『白の騎士』をまだ見ている)
    -- 鹿場 映理 2014-03-06 (木) 21:22:19
  • あ、あぁ……ありがとう、諏訪里……。(身体が、痛む。どの程度の傷を負っているのか、思い出してきた。これは、そうだ。)
    (あの時の。あの瞬間の。俺が願って、取り戻そうと……)

    (諏訪里は、気がついていたんだ。あの時、アレがまだ生きていることに。鹿場を庇おうとして、それで……)

    ……悪い、離れろ。やらなきゃいけない、事がある。

    俺には……取り戻さなけらばいけない、ものがあるんだッ!!(諏訪里を自分の後方へ、押し、遠ざけ、動かない『白の騎士』へ向かい駆け出す。痛みなどはとうに無視していた)

    ううぉおあああああああああッッ!!お前がぁぁあああああッ!!

    (叫ぶ。それに、その強い感情に感応するように)
    -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 21:39:50

  • exp028025.png -- 2014-03-06 (木) 21:44:16

  • >諏訪里の驚きの声も、鹿場の小さい悲鳴も置き去りにして。
     時も論理も運命すらも、何もかも覆して『アリス』が顕現する。
     霞華美と一体となったことで現出した真の『アリス』が、槍を持ち上げた『白の騎士』へと向かう!


    -- 2014-03-06 (木) 21:46:11

  • (刀を手に、駆け、アリスへと魔力を送り込み、呟いた)
    ――死ね。


                 『死んでくれる?』           


    (倒れたままこちらの隙を伺っていた白の騎士を、その反応すら許さぬまま、天空より、黒き剣が大量に降り注ぎ、その白き装甲ごと、潰し、削ぎ、拉げ、切り裂き、殺していく。)

    (『白の騎士』は、その一撃であっけなく、確実に絶命し、シャドウとしての終焉、仮面を残し、消え去ろうとしていた)

    ――そして……ッ!!消えて、無くなれッ!!跡形も無く!塵一つ残さずッ!!無へと帰せッ!!


                 『メギドラオン』              


    (更なる、魔力を集中させ。最強の魔法を、完成させる。それは、仮面すら、残さず。圧倒的な破壊力で、校舎の壁ごと、『白の騎士』という存在をこの世から完全に消滅させた)
    -- 白斗 鏡 2014-03-06 (木) 21:57:21

  • (もはや、暴力と言うのも火力と言うのも生温いその激情に、静かに眉根を寄せる)
    (その能力自体よりも、白斗の中にコレほどまでの熱い何かが詰まっていたという事実に、面食らっていた)

    ……す、げえ、けど。
    お前……白斗、何もそこまでしなくても……。
    いや、まあ、助かったけどな(跡形もない『白の騎士』に肩をすくめて苦笑いをして場を和ませようとする)
    -- 諏訪里 守形 2014-03-06 (木) 22:07:56
  • す、ごい、です。……よ、良かった。
    今、『白の騎士』は、その、こっちを、狙ってきてた、みたい、です、でしたから……。
    そ、その……無事で、よかっ、よかった、です……(緊張と白斗の怒りに押されて少しだけ目尻に涙を浮かべながら言う)
    -- 鹿場 映理 2014-03-06 (木) 22:09:16
  • (力が抜けるように、その場にへたり込む。成し遂げたのだ、自身の願望を。)
    ……終わった、のか……。これで、今度こそ……。

    諏訪里……お前……生きて……。生きて、いる、んだよな……。俺は、お前を……守れたん……だよな……
    -- 白斗 鏡 2014-03-07 (金) 20:26:04

  • exp028042.png -- 2014-03-07 (金) 20:34:51

  • exp028043.png -- 2014-03-07 (金) 20:36:44

  • (少しだけギョッとして)い、いや……まあ、生きてるし、守られたけど、よ。
    今のそんなにやばかったのかよ……お前が言うならそうかもしれないけどよ。

    ――まあ、でも。
    助けてくれて、ありがとな。相棒。

    (懐かしい、本当に守りたかった笑顔で、自分の力で取り戻した親友は、困ったように微笑む)
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 20:43:00

  • exp028044.png -- 2014-03-07 (金) 20:45:02

  • exp028045.png -- 2014-03-07 (金) 20:46:16

  • う、ううう……白斗さん、だ、大丈夫、ですか……。
    で、でも、あ、ありがとう、ござい、ます……。映理は、その……守形さんが怪我してたら……。
    その、怖くて、立ち上がれなく、なってたかも、しれない、ですし……。
    (涙ぐむ白斗の顔が身長差で見えてしまうのでおろおろしている、が、無事だとわ分かると涙目で自分も微笑む)
    -- 鹿場 映理 2014-03-07 (金) 20:48:23

  • exp028046.png

  • そうか? ……鹿場は案外、自分の力で立ち上がれるやつだとオレは思うぜ。
    なあ、白斗。……何にせよ、ありがとな。相棒。これからもよろしくな(左手を差し出す)
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 20:49:46
  • (その空気感に、ようやく気がつく。そうだった、これは、過去。この、諏訪里たちはあの時のことを知らない。知らないまま、生きていくのだ。だから、余計な心配はさせてはいけない)
    違うんだ……これは、俺の、問題で……そうだな、変なことを言った。忘れてくれ。すまなかった。

    ありがとう、諏訪里……。いや、相棒。これからも、ずっと、一緒に、戦っていこう……!
    (差し出された手を掴む。暖かかった。確かな、握り返してくる反応があった。あの時の冷たく、動かなくなった手ではない。)
    (ようやく、俺は、取り返せたのだ。あの時、失ってしまったものを、完全に。この手の中に。)
    -- 白斗 鏡 2014-03-07 (金) 20:57:57
  • 色々危なかったしな。そんなとこだろ。多分あれで三層が開くんじゃないか?(跡形もない『白の騎士』の方を見て)
    白斗の二つ目のペルソナについても、センセーに聞かないとな。お前だけずるいぞそれ。
    ……いや、マジで大丈夫かよ。なんかすげー優しくて気持ち悪いぞお前!(苦笑いする)
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 21:02:23
  • はは……すまない。ちょっと自分でも、気持ちの整理がついてなくてな……。
    俺のペルソナのことは気にするな。先生にも俺から説明しておく。大丈夫だ、全て、上手く行く。俺は、それが出来る。任せておいて欲しい。
    むしろ、もっと頼っていいんだぞ。俺のことを。これから先は俺が、完全勝利へと導いていくつもりなんだからな。いつでも、どんとこいよ、相棒。(ようやく、笑えた気がした)
    -- 白斗 鏡 2014-03-07 (金) 21:09:09
  • なんで絶妙な母性出して来たんだ気持ち悪ぃな!? こいつ……! 自分にしかない特性見出したからって調子に乗ってやがる……!
    まあ、お前がわざわざ言わなくても、そりゃ皆分かってんだろ。んじゃまあ、そろそろ戻らないとな。頼れるリーダーの帰還ってやつだ。
    (手を握ったまま)ああ、そうだ、一個聞いていいか? 白斗。
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 21:13:01
  • 今のスーパーニューリーダーとなった俺の寛容力はオカン級だからな。この程度さしたる問題ではない。
    ん、あぁ、そうだな。きっと、みんな心配している。先生たちもそろそろこちらと合流できるだろうしな……
    ……なんだ。改まって。仕方がないやつだな。頼れるリーダーになんでも聞いてみろ。
    -- 白斗 鏡 2014-03-07 (金) 21:23:37
  • だからなんで今日そんなに調子乗ってんだお前は!!(笑顔でツッコミ)
    (頬を掻き)いや、大したことじゃねえよ。答えも別にいいわ。
    なんつーか、聞くまでもねえっつーか、腹立つことに、わかりきったことだろうし。
    お前さ、オレがヘタレだって知ってるよな。残念ながら事実だしな(へらっと笑って冗談めかし、鹿場を横目で見て、白斗に目を戻す)
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 21:25:28

  • ……?そうだな。確認するまでもない事実だ。いや、本当にどうした諏訪里。
    なんだ?ここでヘタレ脱却宣言でもするつもりか?
    -- 白斗 鏡 2014-03-07 (金) 21:31:31
  • ……まあそんなところだよ(顔を赤くして)

    ……まあそれが分かってるなら、いいわ。
    オレはさ、お前の相棒だから。

    本当は、こんなことしたくねえんだけどな。
    オレは、ヘタレだから。

    一回しか、言わねえし、絶対やってやらねえからな。


    (諏訪里の顔が――怒りに歪む)

    (それは、本当に許せない者を、本当に赦さないときの顔で)

    (今まで白斗が一度も見たことがない、激怒を孕んだ眼光を向けて、歯を食いしばりながら)


    (全力で――拳を振りかぶった
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 21:36:09
  • ――いい加減ッッ!!

    ――目ぇ醒ませやぁっ!!!

    相棒オオッッ!!!


    qst084964.png


    (――拳は)

    (――何の躊躇いもなく打ち抜かれ)

    (――白斗 鏡の顔面を殴り飛ばした)
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 21:37:25
  • (それは、完全に不意を突かれた状態で。それは、完全に予想の範囲外で。)
    (殴られた衝撃を殺せぬまま、転がり、やがて壁にぶつかり止まる。じわり、と口内に血の味が滲む)

    ……な、んだよ。何を言っているんだ、俺は……(頬を抑え、フラフラと立ち上がる)

    目を覚ますもなにも、俺は、起きて、こうして……ここに、立っているじゃないか……。

    何を……、そんなに怒っているんだ。俺が、調子に乗っていたことか?確かに、浮かれてはいた……。だが、それは、お前を助けられた安堵感からで……。
    -- 白斗 鏡 2014-03-07 (金) 21:46:17

  • ……がああ、いってえええ……(掛け値なしの全力でぶん殴ったので手を押さえたまま俯く)
    ほんとに、もう、なんだ、オレにこういうことやらすなよ……っ!!
    昔、オレの顔面殴ってもらったこと、あったもんな。そのお返しみたいなもんだよ……!!

    まだ、そんな寝ぼけたこと、言ってやがるのか、相棒ォォ!!

    qst084965.png

    (近寄り、胸ぐらを掴み上げる)
    (壁に押し付け、怒りの形相のまま、言う)

    オレが、何に怒ってるか分からないか、白斗。
    オレが、何に怒ってるかも分からない状況のお前に怒ってんだよ……!!

    (真っ直ぐに、白斗の目を睨みつけたまま言う)
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 21:55:14

  • (胸ぐらを掴みあげた手を緩めず、締め上げながら言う。憤懣やるかたない表情で、歯を食いしばりながら)

    お前が、オレが居なくなった後も、皆が折れそうになった時も、頑張ってきたのはこんなに都合のいい救いのためかよ……。
    何もかも思い通りで、そのための力は外側から与えられて、そうやって自分の力で何かを手に入れたつもりなのかよ……!!

    姫宮を支え、鳴子を認め、妹野先輩と育んで来たものは、こんなことに使うための絆じゃねえだろっ……!!
    オレはな、きっと諏訪里守形でもなんでもねえよ。お前が『理想とした姿』でありお前が『理想とした守形』なんだ。
    だからオレはお前に言ってやるぞ……こんな救いを与えられたところで嬉しくもなんともねえんだよッ!!
    お前が四年間で培ってきた全ては、こんな過去の、治ったはずの傷を癒やすために使われるべきじゃねえんだッ……!!

    オレが『お前の理想の守形』なんだったらな。
    ――オレはヘタレだが何度だってお前をぶん殴ってやるからな!!
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 22:03:16

  • ………諏訪、里。
    (詰問を受けて、何かに耐えるように、諏訪里と同じように歯を食いしばった)
    -- 白斗 鏡 2014-03-07 (金) 22:07:26

  • ……こんなに都合のいい過去はねえ。
    全部思い通りになる未来はねえ。
    現在ですらままならないオレたちが、何もかも思い通りになるなんて大間違いだ。

    鏡の中自分は今日も『理想』とは程遠いし、一瞬でそれが自分に成り代わってくれるような都合のいいシステム(シャドウ)なんてこの世にねえんだよ。

    でも、今のお前はその理想に近づこうと一歩ずつ歩いてきたんだろうが。
    失ってしまったことを悔やみ、二度と失わないように苦しんできたんだろ。

    ずっと、見てたぞ。
    お前が泣いてる時も、お前が苦しんでる時も。
    叫んだ言葉も、歩んだ一歩一歩も、お前と共に成長してきた全てをだッ!!

    (掴んでいた胸ぐらを離し、少しだけ表情を緩める)
    (怒りの形相は、再び信頼できる、この世界で最も信頼できた友人である白斗鏡を見る顔になっていた)

    (甘えも、妥協も、何一つ許してくれない。――本当の親友の顔で、白斗の顔を見る)

    言ったろ、親友。
    ――オレはお前と共に行くってな。

    (とんっ、と胸を拳で突く)
    ……オレの思いも、願いも、その胸に抱いて、進んでいくんだろうが。
    だったら、こんなところで過去に囚われてる暇はないだろ。

    オレが傍に居るんなら、お前は世界を見て回れるんだろ。
    (いつか河原で吐露した、白斗の言葉を繰り返す。最も聞きたかった言葉を、白斗に告げた)

    だから。これからも、一緒に歩んでいこうぜ。……なぁ、相棒。
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 22:12:29
  • は……ははは……。本当に、馬鹿だな、俺は。
    そうだった、こんな、当たり前のことも、忘れてしまっていたのか。

    お前は、常に、俺と共にあったと言うのに。本当に、俺は大馬鹿者だ。
    ――だが。お前に殴られて。説教されて、なんだ。おかしなくらいにすっきりした。
    何が、やり直すだ、馬鹿馬鹿しい。確かにこれは夢だった。バカの見る夢だ。

    勿論だ。俺は、お前と共に、世界を見て回る。これは。今まで苦しくても歩んできた、俺たちだからこそ、見る事ができる夢なんだ。
    俺がシャドウで。お前が死んでいても。バカが馬鹿でも、見ていいと、胸を張って言える。俺の、俺たちだけの夢なんだ!!

    ――そうだよな、相棒。こんなまがい物、とてもじゃないが、見てはいられない。
    (その瞳に、迷いはなかった。真っ直ぐに笑顔を向けて。触れずとも伝わってくる、確かな熱を以て、立ち上がり、今度こそ、大地に立ってみせる)
    -- 白斗 鏡 2014-03-07 (金) 22:32:42

  • 分かってんじゃねえか。(呆れたように笑って)
    いや、最初から分かってたんだろうな。答えは、元から、お前の手の中にあったんだよ。

    (先ほど握っていた手の中に、バイクのキーが握りこまれていた)
    (いつか鹿場と掃除をした時に見つけ、対にしておいた二本のバイクキー)

    頼むぜ、相棒。
    さっきはああ言ったけどよ、バカでヘタレで最低最悪なお前の親友は、二回もお前を殴れる度胸ねーぜ?

    (可笑しげに笑って、右手の拳を白斗に向けた)
    -- 諏訪里 守形 2014-03-07 (金) 22:40:28

  • exp028047.png -- 2014-03-07 (金) 22:42:22

  • (手を開いて、それを見る。これは、諏訪里から、親友から、相棒から、その願いを託され、未来へつなげるためのキー)

    馬鹿が。何度も言わせるな。もう、言葉なんて無くとも伝わるだろうが、あえて。言っておこう……これが最後だからな。

    ――任せろ、相棒。

    (バイクのキーを握り締めると。同じように拳を突き出した。)
    -- 白斗 鏡 2014-03-07 (金) 22:46:26

  • exp028048.png -- 2014-03-07 (金) 22:49:53





  • >二つの決意で結ばれた拳はぶつけられる。
     本当に相手を思う気持ちが背中だけを押し、ただ前へと進ませる。
     都合のいい過去を置き去りにして、苦しんででも掴み取れる未来の為に。

     ――白斗の意識は再び混濁し、周囲は再び闇へと包まれた。


    -- 2014-03-07 (金) 22:52:15
  •  
  • ― 四年目 夏 ロティア・グレイフィン研究室 ― -- 2014-03-05 (水) 18:36:58

    • >深夜、虫の声すら息を潜める静寂の中、ロティアが静かに画面を見つめている。
       ノート型のパソコンに写ったのは、四回生時、つまり深月が入ってきてからの活動記録だ。


      -- 2014-03-05 (水) 18:39:08

      • exp028010.png -- 2014-03-05 (水) 18:40:20

      • >士時が白斗との決戦で開いた第三層の先。
         未踏の地、第四層。シャドウの王が居るという決戦の地を進むパーティの姿が映る。


        -- 2014-03-05 (水) 18:52:35
      • (シャドウを前に、ポケットからハサミを取り出して自分を映す)
        ――残酷に殺すといいっすよ。

        マーチヘア』。

        (黒ウサギのペルソナが顕現し、自らの持つハサミで四層の強敵たちを一瞬で蹂躙する)
        -- 深月 霞華美 2014-03-05 (水) 18:55:45

      • ……すごい、です。(思わず拍手)
        白斗さんがいないと、ちょっと第四層は辛いかなと思っていたんですけど……深月さんでも、どうにかなりそうですね……。
        -- 鹿場 映理 2014-03-05 (水) 18:58:14
      • んー、流石だねぇ、痺れるねぇ、センスあるなあと思ってたけどまさかここまでとはねー。
        でもまー、キョーくんも最初そんな感じだったし、ペルソナってセンスが大事なのかもねー。
        -- 鳴子 みなも 2014-03-05 (水) 19:00:44
      • やだなあ、褒めすぎっすよー、先輩たちのご指導あってこそっす。
        あ、あとあと、鹿場先輩はかがみんでいいっすよ、かがみんで。可愛く呼んでほしいっす♪
        -- 深月 霞華美 2014-03-05 (水) 19:04:22
      • でも、助かったわ……本当に。立て続けに戦力が減って、正直白斗さんに迷惑掛けっぱなしだったから。
        (ふと、考えるような仕草をして)……士時先生の、紹介で来たのよね、霞華美さん。
        ……先生は、元気にされてる、のかしら。会いに行くのも、少し私たち自重しているので……。
        -- 妹野 リリィ 2014-03-05 (水) 19:06:22
      • んー、どうっすかねえ。最近というか、入学してからは会ってないんすよー、ボクも。(顎に指を当てる)
        まあ多分っすけど、元気にしてると思うっすよ、先生。そう思ってたほうが気が楽っす。
        -- 深月 霞華美 2014-03-05 (水) 19:07:31
      • そうね……今は、ロティア先生も居てくれているしね……頑張らないと。
        でも、本当に凄いわ、霞華美さん。ペルソナは、元から使えていたのかしら……。
        -- 妹野 リリィ 2014-03-05 (水) 19:12:34
      • んー、気づいたらってやつっすね。『鏡世界』のこととか『鏡迷宮』のこととかは知らなかったっすよ。
        気づいたらこっちの世界で、普通の人が見えない物が見えてて、何かと便利だったっす。
        で、それを士時先生に見られて、スカウトって感じっすかねー。
        -- 深月 霞華美 2014-03-05 (水) 19:13:55
      • けっこーいい加減なセンセーだけど、そーいうとこは見てるんだよねー。
        早く帰ってこれたらいいんだけど。
        -- 鳴子 みなも 2014-03-05 (水) 19:14:47
      • ある意味、肩身狭そうですしね……今の白斗さん。……このところ常時疲労状態ですし。
        やっぱり唯一の男性っていうことで、頑張りすぎてしまうんでしょうか……。
        -- 鹿場 映理 2014-03-05 (水) 19:16:42
      • ……………。ま、まあ、そうかもね、男の子だし、色々あるかな、って、先輩も思うな?
        頑張りすぎて、その、時々手料理ごちそうになったり、そのまま朝まで話したりする子もいるだろうし……(→)
        -- 妹野 リリィ 2014-03-05 (水) 19:18:30
      • ……………。そ、そうだよねー、あるよねーそういうの。
        何かどっちが、どのくらいまで触れるかとかいう意地の張り合いになって、足の指とかうなじとか唇とか指で触り合ってたら、
        なんか変な気分になってきて笑いながら我に返ったりみたいなことあるし……。(→)
        -- 鳴子 みなも 2014-03-05 (水) 19:21:18
      • ……便乗して言いますけど、お願いですから未来さんは、耳掃除してもらうだけでちょっと大きい声で「あっ!」とか「いやっ!」とか「んっ!こらっ…・!」とか文句言うのやめてほしいです……。
        部屋が隣なので映理はそれが始まると眠れないんです……。(疲労状態)
        -- 鹿場 映理 2014-03-05 (水) 19:24:27
      • なんかチキンがチキンレースしてるようにみえるっすけど、なんでじゃあボクに対して先輩はあんなに優しくしてくれないんすか?
        この間なんか学園で廊下の先に先輩が見えたと思ったら、窓から飛び降りて逃げたっすよ? 視界に入っただけで。
        まあ飛び降りて追いかけたっすけど。
        -- 深月 霞華美 2014-03-05 (水) 19:27:04
      • 大体どんな学園生活送ってるか分かった。最終的にエリュシオンから飛び降りないといいねー……。

        おっと、そう言ってる間に、敵が来たよ。んじゃ、かがみん、指示出してよ。
        -- 鳴子 みなも 2014-03-05 (水) 19:29:18

      • exp028011.png -- 2014-03-05 (水) 19:36:24

      • ……おっけーっす。
        まあ、任してくださいよ、先輩。
        んじゃ、戦闘行動、開始っす!!
        (霞華美の指示で、教科生たちが的確に動き、シャドウを殲滅していく)
        (その指示、ペルソナの動かし方は、この短期間で白斗よりも的確で正確に見える)
        -- 深月 霞華美 2014-03-05 (水) 19:40:04

      • >映像はその後も続き、ロティアは無表情のままそれを眺め続ける。
         表情から考えは読めないが、視線は画面から少しも離さない。夜だけが、静かに更けていった。


        -- 2014-03-05 (水) 19:42:24
  • ― 四年目 夏 特別教科 慰安旅行・旅館― -- 2014-03-04 (火) 20:38:07

    • >慰安旅行だからといって、昼間遊びすぎたかもしれない。
       風呂に向かう軽い日焼けをした皮膚が、持参したタオルなどに触れてヒリヒリと痛い。


      -- 2014-03-04 (火) 20:39:13
      • ……思ったより焼けたな……。日焼け止め、塗り方が甘かったのか……。
        まぁ、夜くらいはゆっくりさせてもらうか……日頃の疲れを癒しに来て疲れて帰ったら話にならんな……
        (腰にタオルを巻いて、風呂用具の入った桶を手に、入口のドアを開ける)
        -- 白斗 鏡 2014-03-04 (火) 20:42:58
      • ……ふぇ!? -- 妹野 リリィ 2014-03-04 (火) 20:48:27
      • ……えっ!? -- 姫宮 未来 2014-03-04 (火) 20:48:54
      • うえあ!!? -- 鳴子 みなも 2014-03-04 (火) 20:49:33
      • ……ヒッ……!! -- 鹿場 映理 2014-03-04 (火) 20:50:07
      • えっ!? えっ!? うわーーーーーいっす!! -- 深月 霞華美 2014-03-04 (火) 20:50:47

      • exp028006.png  BGM♪ -- 2014-03-04 (火) 20:54:11


      • exp028007.png -- 2014-03-04 (火) 20:55:49
      • ま、まてっ!!……おっ……落ち着け!!俺は普通に風呂に入りに来ただけだ!
        ここは女湯では無かったはずだぞ!ロティア先生とロビーの入口前でちゃんと別れたのも確認したからな。
        ………………もしかして、混浴か……。
        -- 白斗 鏡 2014-03-04 (火) 21:02:11
      • ば、バァカ!! そんなわけないでしょ!!? 混浴だったら入ってるわけないじゃない!!
        えっ、でもロティア先生と、いや、っていうか、見るな見るな見るなバカ!! 出てけ!! 部屋帰りなさい!! 元リーダー命令よ!!
        -- 姫宮 未来 2014-03-04 (火) 21:07:40
      • いやあああああ!! 嘘でしょう!? ハイパーみなも様の装甲が0のときにいきなりなぜ!?
        って、いうか……ご、ごめん……ほ、本気で恥ずかしから、や、やめてください……(涙目)
        -- 鳴子 みなも 2014-03-04 (火) 21:09:13
      • う……ど、どうしましょう、なんでそんな、ことに……? ちょ、ちょっとだけ先輩も恥ずかしいかなって……。
        で、出来ればその、二人きりの時とかにしてもらわないと、色々、比べられちゃったり、する、じゃない?
        -- 妹野 リリィ 2014-03-04 (火) 21:10:27
      • そ、その場合……映理が、一番不利な、わけで……その。
        み、見ないでください……恥ずかしいよぉ、白斗さん!!(身体を隠したまま湯船に沈む)
        -- 鹿場 映理 2014-03-04 (火) 21:11:49
      • 何を隠そう、全部ボクのしわざなのでした!!(一切隠さず湯船の中で立ち上がってどや顔。大事なところは先輩たちが手で隠してる)
        おかしいと思わなかったの、先輩たち、必死で混浴出来るお風呂がある旅館を探しました! そしていまはシーズンオフです!!
        ここまで言えばもう分かるっすよね!! センパイ!!(ビシィとポーズを変える。先輩たちの連携が美しい)
        -- 深月 霞華美 2014-03-04 (火) 21:14:42
      • アンタ前から思ってたけどアホでしょ!!(正面から両胸を鷲掴みして湯船に押し倒す)
        (あまりの怒りにお尻丸出しで始まる湯船の中でのキャットファイト)
        -- 姫宮 未来 2014-03-04 (火) 21:15:42
      • いや、……訳がわからない。(一応目を手で覆って隠している)わかるのはこいつがアホってことだけだ……。
        というか俺はもう少しあとでもいいし、お前らだけでゆっくり入ったらいいだろ。あと暴れるのやめよう。いろいろ危ない。
        (いますぐ逃げたい)
        -- 白斗 鏡 2014-03-04 (火) 21:23:14
      • (ぎゃんぎゃん沈められながら未来と揉み合いつつ)ちょっと待ったー!!
        みなも先輩、いいんですか! 白斗先輩行っちゃいますよ! 先輩たち今年で卒業っすよね!!
        それに白斗先輩、卒業後は旅に出るとか言ってるじゃないっすか!! ここで思い出を、そしてあわよくばキメてしまわなければ、一生後悔するんじゃないっすか!!
        -- 深月 霞華美 2014-03-04 (火) 21:32:53
      • ……………(長考)
        ……たし、かに。
        -- 鳴子 みなも 2014-03-04 (火) 21:34:33
      • えっ!? 鳴子さん、説得されかかってません!!?
        ちょっと、何で本気で悩んでるんですか……!?
        -- 鹿場 映理 2014-03-04 (火) 21:35:15
      • ……そうかもね。
        うん、そうかも。
        -- 妹野 リリィ 2014-03-04 (火) 21:36:00
      • いや……その、あたしは、その、別に……。
        そんな、なんか、うん……。
        -- 姫宮 未来 2014-03-04 (火) 21:36:37
      • あっ、ダメですこれ! 民主制の悪いところが出はじめてます!!
        なぜみなさんちょっと顔を赤らめて視線をそらしてまんざらでもないって顔してるんですか……!?
        -- 鹿場 映理 2014-03-04 (火) 21:37:31
      • ボクはライバルが減るのは嬉しいので、強制はしません。
        では、はい、挙手をお願いしまーす。白斗先輩と一緒にお風呂入りたい人ー。(ピーンっと手を挙げる)
        -- 深月 霞華美 2014-03-04 (火) 21:39:09
      • ………。
        (恥じらいながらも、どこか期待していたような目を逸らして、耳まで赤くして恐る恐る手を挙げる)
        -- 妹野 リリィ 2014-03-04 (火) 21:40:00
      • ………。
        (リリィ先輩が手を上げたならと対抗心で羞恥心を覆して、歯を食いしばって何かに耐えながら赤面した笑顔で手を挙げる)
        -- 鳴子 みなも 2014-03-04 (火) 21:40:58
      • ………。
        (みんなが挙げたなら目立たないかな、という感じに少し隠れたところで顔を半分くらい温泉に浸けたまますごく小さく手のひらだけで挙手する)
        -- 姫宮 未来 2014-03-04 (火) 21:42:04
      • もうやだこの特殊教科!!
        (沈む)
        -- 鹿場 映理 2014-03-04 (火) 21:42:48
      • ……先輩。これで拒否権はないっす。諦めて思い出つくりましょう。
        ふっふっふ、これがボクだけなら邪険にできるでしょうけど、今のボクにはかけがえのない仲間が後ろにいるっすからね。(仁王立ち。前は先輩が隠してる)
        -- 深月 霞華美 2014-03-04 (火) 21:44:07
      • なんでこうなった……。………鹿場、なんというか……巻き込んですまない……(頭を押さえつつ)
        …………仕方ない……。向こうで体洗ってくるか……(湯船を背にして、体を洗う これなら後ろがどうなっていようと関係ない)
        -- 白斗 鏡 2014-03-04 (火) 21:48:46
      • ………。 -- 姫宮 未来 2014-03-04 (火) 21:49:50
      • ………。 -- 鳴子 みなも 2014-03-04 (火) 21:50:11
      • ………。 -- 妹野 リリィ 2014-03-04 (火) 21:50:30
      • (……何でしょう、露天風呂の空間に横たわるこの緊張感) -- 鹿場 映理 2014-03-04 (火) 21:51:08
      • 先輩たち白斗先輩の背中見過ぎっすよ。
        あと、背中流すっていう選択肢が出てこない辺り、拮抗状態が生じた理由が分かる気がするっすね。(おとなしく体を洗うのを待ってる五人)
        -- 深月 霞華美 2014-03-04 (火) 21:52:18
      • (ざば、とお湯を被ると少し日焼けしても白さの残る鍛えられた背中が外灯の光に当てられて輝いて見える)
        (少し長めの髪の毛をまとめあげる様に洗うと、首筋から見える項が妙に艶やかだ)
        ……お前ら。ガン見するのはやめてください……すごい、洗い難い……(ため息を吐きつつも、泡を流してようやく……)
        …………えー……。じゃあ、俺、こっちで入るので。(端っこの方に向かい、肩まで浸かる)
        -- 白斗 鏡 2014-03-04 (火) 21:57:57
      • ………。
        何かこっちの方、お湯の吹き出し口があって、先輩熱いな……(すすす、と空の方を見ながら湯船を平行移動)
        -- 妹野 リリィ 2014-03-04 (火) 22:01:30
      • その、景色がね。景色がこっちのほうがまあまあ綺麗だから、ねー……。(同じように湯船を平行移動) -- 鳴子 みなも 2014-03-04 (火) 22:02:24
      • ちょ、ちょっと……みんながそっち行ったら身体隠れなくなるじゃない……し、仕方なく、仕方なくよ、バァカ……(着いて行く) -- 姫宮 未来 2014-03-04 (火) 22:03:21
      • (潜水して泳ぎ、後ろに回りこんで退路を断つ)
        (静かに首筋に腕を回し)……逃さないっすよ。ふふふ。
        -- 深月 霞華美 2014-03-04 (火) 22:05:26
      • ……『鏡迷宮』第四層、突破出来るのいつになりますかねえ、守形さん。(現実逃避でエア諏訪里と会話中) -- 鹿場 映理 2014-03-04 (火) 22:06:42
      • 人口密度変わってるじゃねーか!!(最近キレるようになってきたツッコミが響く)
        って、おい、何をしてる新人!!離せ!というかくっつくな!?色々と!この状況はまずい!(首に腕を回され離れようと慌てるも、温泉の底がけっこう滑り逃げられない!)
        -- 白斗 鏡 2014-03-04 (火) 22:15:55
      • いいの、白斗くんはね、悪くないの……悪いのは私、私なの……本当、ダメな女よね……(頬を赤らめたまま肩により掛かる) -- 妹野 リリィ 2014-03-04 (火) 22:20:44
      • こ、これは……た、多分キョーくんも恥ずかしいことだよね……だ、だったら、み、みなもしゃまが、引くわけに、いかないし……(追い詰められたような顔で寄り添う) -- 鳴子 みなも 2014-03-04 (火) 22:23:07
      • あ、あたしは別に……ただ、その、白斗が選ぶなら、どうしてもって言うんなら、その……うん……(茹だってきたのか少しだけ赤い顔でもたれかかってくる) -- 姫宮 未来 2014-03-04 (火) 22:24:03
      • ……我慢っすよ。だって慰安旅行なんでしょう? 先輩。
        みんなの心のケアもあるってロティア先生言ってたっす。見てほしいっすよ、みんなの安らいだ顔。……リーダーっすもんねー(すりすり)
        -- 深月 霞華美 2014-03-04 (火) 22:26:29
      • ……えっ、そうなんですか、ふふ……映理も、卒業したらそんな感じの夢を追いかけてみたいです。(エア諏訪里と談笑中) -- 鹿場 映理 2014-03-04 (火) 22:28:14
      • (一抹の希望を抱いて鹿場を見る。エア相棒と話していて、もう、ダメだった……)
        (人口密度が逆ドーナツ化現象みたいな状況になり、まだ入ったばかりだというのに一瞬で茹で上がりそうなほどに、熱く感じる。色々と)
        (四方を囲まれ微動だに出来ない状況)……そ……そ、そっとしておいてくれ……。(消え入りそうな声になった)
        -- 白斗 鏡 2014-03-04 (火) 22:33:43

      • >この後滅茶苦茶
         布団の配置でも揉めた。


        -- 2014-03-04 (火) 22:51:21
  • ― 四年目 春 アリス・ガーデン 白斗の部屋 ― BGM♪ -- 2014-03-01 (土) 20:32:21

    • >朝、かちゃと扉が外から開けられ、ドアが開く。
       寝ている間に、忍び足でゆっくりとまだ眠っている白斗に近づいてくる影がある。


      -- 2014-03-01 (土) 20:34:48
      • (最近は溜まった疲れが出ているらしく、睡眠中は中々起きることはない)
        ん……。(何も気がつかず、寝返りをうつ)
        -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 20:53:27
      • (ゆっくりとベッドに忍び寄り)にしし♪ ボクっすよ。
        あ、先輩すっごい寝てる……寝顔可愛い……♪
        ……休日の朝から、お邪魔しまーす、よいしょ(ゆっくりと布団の中に潜り込む)
        -- 深月 霞華美 2014-03-01 (土) 21:01:53
      • チェンジで……(寝言 寝返り 寝チョップ) -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 21:07:04
      • (びしっ、と布団の中でチョップを喰らい)あいたっ! ……起き、起きてない……? セーフ?(布団から顔だけ出して)
        案外寝相悪いんだなぁ、先輩、そういうところもボクそっくりで、相性良さそう♪
        せんぱぁい、起きてくださいよぉ、そろそろ……休日なのでボクと楽しいことしましょうよぉ。(すりすり)
        -- 深月 霞華美 2014-03-01 (土) 21:11:21
      • ん、ぐっ……や、やめろ……諏訪里……お、お前、俺はそんな趣味は……やめ、やめろ!!(ばちりと目が覚める) -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 21:18:39
      • 'どんな夢見てんすかー!!?'' 起きて!はりあっぷ!先輩、そっちは崖っす!!
        あ、おはようっす先輩。今日も可愛いですし、ボクも可愛いと思わないっすか?(てへ、と笑い)
        起こしに来たっすよー。せっかくの休日なんだから、一緒に何かしないっすか……色々、楽しいことを、っす。
        -- 深月 霞華美 2014-03-01 (土) 21:23:35

      • exp027969.png -- 2014-03-01 (土) 21:24:24
      • お前か!!(チョップ)休日に散々な悪夢みてしまった……
        だから、何度も言うようだが俺の部屋には鍵がかけられているはずなんだが?
        なんで平然と鍵を開けて入ってくるんだお前……

        …………休日なので二度寝したいんですが、駄目ですか。(背をむいて布団をかぶる)
        -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 21:36:53
      • あいたーっ(にこにこ) そりゃ入ってきますよぉ。自分の部屋みたいなもんっすから……。
        んー、そうっすか? 先輩がどうしてもって言うなら二度寝もやぶさかでないんすけど……。
        (もぞもぞと背中側に回ってぐっ、と体を押し付けて添い寝を始める)
        -- 深月 霞華美 2014-03-01 (土) 21:46:54
      • ここは、俺の部屋です。決してお前の部屋ではない。間違いなく。わかるか?自分の部屋あったよな?
        未来の部屋の隣がお前の部屋。女子は2階で男子は一階。ここは、お前が休日の朝から居ていい場所ではないんだよ……。
        …………だから、くっつくなと言っている!(布団に包んで転がすように追い出す)
        -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 22:03:00
      • あン♪ 先輩はボクに厳しいっすよ……。
        (ベッドの横に立って)朝からとーっても元気のないキミー! お姉さんを見て、元気に出しちゃいなよー!
        えっ? お姉さんを見たら元気が出てきたって? うん、落ち着こう? まずは、ちゃんと、パンツ履いてからね?
        (霞華美お姉さんが朝からキミを応援してくれるよ!今日も一日がんばろう!)
        -- 深月 霞華美 2014-03-01 (土) 22:15:44
      • …………はぁー…………(疲れが増した表情でロングため息)

        ……というか新人、お前なんで制服なんだ。今日は休日だろ?
        -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 22:19:08
      • あれあれ? それを聞いちゃうっすか? お答えしましょう、制服は学生の間しか着られないからっす。
        そして制服がお気に召さないのであれば……(しゅるりとリボンを解き)ボクは色々とやぶさかでないっすよ。よいしょ。
        ……っぷはっ。せっかくの休日っすからね……目的達成するっすよー♪(ステップを踏んでふよんふよん揺らしながらにじり寄る)
        -- 深月 霞華美 2014-03-01 (土) 22:29:17
      • 白斗ー、あんたいつまで寝てんのよ。休日でしょ?
        その、なんだろ、えっと……買い物っ、とか、そう、買い物とか付き合いなさいよっ。
        色々、『鏡世界』での物資足りなくなってきてるんでしょ? あれ、いないの?(こんこんとノックすると扉の閉まりが甘くて開く)
        -- 姫宮 未来 2014-03-01 (土) 22:30:56
      • おりゃーっす♪ (あられもない格好で白斗にダイブする) -- 深月 霞華美 2014-03-01 (土) 22:31:31
      • えっ。(弱点にヒットしたときの効果音) -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 22:33:44
      • いや、違う。違うぞ、これは……。未来、落ち着いて聞いて欲しい。 -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 22:34:59
      • うひゃー♪先輩意外とオスの匂いがするっす!(すりすり)
        あっ、姫宮先輩、先輩も混ざるっすか? そうなるとP3っていうより3――。
        -- 深月 霞華美 2014-03-01 (土) 22:36:46

      • なぁにやってんのよアンタらぁ!!! バァカじゃないの!!!

        (真っ赤になって財布を白斗に向かって投げる)
        -- 姫宮 未来 2014-03-01 (土) 22:38:02
      • んがっ!(ダウン状態だったので顔面に財布投擲の追撃が入る)
        だ、だからその、これは誤解だ。大きな間違いがあったんだ、いや、間違いは起きてない、起きてないんだが!(財布の当たった鼻を抑えつつ)
        気がついたら、この新人が俺の部屋に勝手に…………あの、未来さん。聞いてる?
        -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 22:46:24
      • ちぇー、せっかくいいところまで行けるかなーと思ってたんすけど……残念(てへ) -- 深月 霞華美 2014-03-01 (土) 22:47:24
      • (耳まで真っ赤にして)ぐっ……ひぐっ……そういうのは、そのっ……(羞恥で泣きそうになりながら跳ね返ってきた財布を拾い)
        せめて、扉に鍵かけてしなさいよ、バァカ!!
        (バンッ!と扉が閉まり、そんな趣味にあたし付き合えるの!? とか自問自答しながら階段を降りていった)
        -- 姫宮 未来 2014-03-01 (土) 22:49:49
      • 完全に誤解されていたような気がする…………なんか胃が痛くなってきた……。(胃を押さえる) -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 22:59:04
      • よいしょっと。(着て、履く)まぁ、大丈夫でしょう、どうにかなるっすよ!
        もう起きちゃったでしょ、先輩。どうせなら朝ごはん、皆で食べましょう。
        先に下で待ってるっすよー♪(ひらひらと手を振ってドアを開けて出て行った)
        -- 深月 霞華美 2014-03-01 (土) 23:01:44
      • お前が持ってきた問題なんだけどな……。可及的速やかに解決したい……。
        というかなんでお前に慰められているんだ俺は……。……仕方ない……料理でも作っていろいろ忘れよう……
        (着替えてから、降りると既に霞華美によって朝ごはんが作られており、行き場のない憤りをおかわりすることで発散したという・・・)
        -- 白斗 鏡 2014-03-01 (土) 23:22:14
  • ― 三年目 卒業式 校門近く ― BGM♪ -- 2014-02-27 (木) 20:38:01
    • ……ちょっと格好悪いところ見せちゃったかもしれないわね。
      でも、皆ありがとうね、先輩、こんなにいい形で卒業出来ると思わなかったな(花束を片手にハンカチで鼻の下を押さえて)
      -- 妹野 リリィ 2014-02-27 (木) 20:43:05
      • その、花束は、白斗さんの案なんですよ。
        結構頑張って、映理たちで選びましたので、大学の方の寮でも飾っておいてください。
        -- 鹿場 映理 2014-02-27 (木) 20:44:04
      • 案は出したけど、白斗が選んだ花は一本だったけどね。
        最悪その一本だけになるところだったんだから、どういうセンスしてるんだか……。
        -- 姫宮 未来 2014-02-27 (木) 20:44:50
      • なんか花言葉とか掛けてあったんじゃなかったけ、キョーくん。
        寮で一番女子力が高いのがキョーくんってどうなのさ。
        -- 鳴子 みなも 2014-02-27 (木) 20:45:37
      • 白薔薇の花言葉は 尊敬。 言葉にするでもなく、常にそう思っていますけれどね。
        ……そうだな……。みなもも、もう少し頑張れ。俺が一番、というのも変な話だが……。
        ……先輩はこれからどうされるんでしたっけ。進学、となると常にこちらの事に関わっている訳にもいかなくなりますね……。; -- 白斗 鏡 &new{2014-02-27 (木) 21:05:29
      • うう、言ってもまーまー頑張ってるよー、みなも様も……。料理とか、なんか爆発しなくなったし。
        あれ、キョーくん聞いてないの? 先輩大学進むって。(きょとんとして)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-27 (木) 21:08:41
      • あっ、えっと、その、そうなのよ……! 進むの、進学ね!
        1月の時点で合格通知は来てたんだけど……その、言いそびれてて。本当よ?
        (休日ごとに予定が空いてることにしたかったので陰で勉強して進学することを隠してたわけじゃないのよ、と言いたげな目)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-27 (木) 21:10:17
      • そうだったのか。まぁ、俺の方でもゴタゴタとしていたからな……
        それじゃあ、おめでとうございます、先輩。(アイコンタクトを受けて、頬をかいて笑顔で返す)
        進学先は、どの辺りになるんでしょうか。少し離れてしまうのも、なんだか寂しい気がしますね……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-27 (木) 21:17:49
      • 大丈夫よ、このすぐ近くの大学だから。エリュシオン上の大学っていったらそう数はないから、せめて最寄りを選んだつもり。
        ロティア先生には研究室に入らないかって誘われたんだけど、その、断っちゃった。
        きっと、一緒にいるとダメになっちゃいそうだから……(自分かロティア先生のどちらかが)
        だから、『鏡世界』の探索をするときは呼んでくれれば今まで通り来るわよ。先輩に頼っていいからね。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-27 (木) 21:22:11
      • (なーんか怪しいな……)
        そういえば、ロティア先生は? 式の最中話してたのは見たけど。
        -- 姫宮 未来 2014-02-27 (木) 21:23:38
      • あ、さっき見かけましたよ。他の生徒のところ回ってくるって言ってました。
        あと、その、飴をもらいました。先輩にもあげたからって言われました……。
        -- 鹿場 映理 2014-02-27 (木) 21:25:11
      • ロティア先生も来月からは士時先生の代わりにうちの寮の顧問を引き受けてくれるんだよな、後でもう一度挨拶しておくか……。
        先輩とは入れ違いになるんだな……。よかったのか悪かったのか。
        ……そうだ、写真でも撮っておきますか。記念に。
        -- 白斗 鏡 2014-02-27 (木) 21:41:58
      • あ、いいねーそれ、趣味いいよー。
        って、キョーくんそれ、インスタントカメラじゃん。どうすんのさ、全員入れなくない?
        -- 鳴子 みなも 2014-02-27 (木) 21:44:14
      • あっ、そのっ、じゃあ、映理が撮りますよ。
        貸してください、白斗さん……映理が撮るので、先輩の側に寄ってあげてください。(言いながらカメラを取ろうとする)
        -- 鹿場 映理 2014-02-27 (木) 21:45:29
      • 待ってよ。いいよ映理ちゃん.
        こういうのは他の人頼っていいんだから、だよね、白斗。映理ちゃんも入ったほうがいいわよね、リーダー。
        -- 姫宮 未来 2014-02-27 (木) 21:46:40
      • じゃあ、俺が一人くらいお姫様抱っこします。……いや、冗談だぞ。
        そうだな……未来が言うように誰かに頼むのがいいかもしれないな。
        (近くを通りかかった、女子生徒に声を掛けた。)悪いんだが、写真をお願いしてもいいだろうか。
        -- 白斗 鏡 2014-02-27 (木) 21:48:22
      • へ? ボク、ですか?あ、はい、シャッター押すだけでいいんですよね?
        はーい、じゃあ撮りますよー。にっこり笑ってくださいー。
        (切られるシャッター)……あれ? おやおや? もしかして。もしかするとですけど。
        -- 女生徒 2014-02-27 (木) 21:55:10

      • exp027938.png -- 2014-02-27 (木) 21:57:55

      • あれぇ、もしかすると、『アリス・ガーデン』にお住まいの方達だったりします?
        もしそうだとすると、ボク、ちょっと運命感じちゃうんですけど♪(てへ、と笑う)
        -- 深月 霞華美 2014-02-27 (木) 21:59:12
      • ……?確かに、俺たちは特殊教科学生寮のメンバーだが……
        …………誰かの知り合いなのか?
        -- 白斗 鏡 2014-02-27 (木) 22:21:09
      • 知り合いといえば、知り合い、ですかね、なーんて♪
        あ、嘘ですよ、冗談です。ボクは深月 霞華美といいます。
        詩潟士時先生の推薦で、こちらの学園と『アリス・ガーデン』でお世話になることになったんですけど、皆さんそうですよね?
        -- 深月 霞華美 2014-02-27 (木) 22:33:06
      • へ!? アリス・ガーデンの?
        っていうことは、転入生……!?
        -- 姫宮 未来 2014-02-27 (木) 22:33:37
      • あ、いえ、リボンの色からしたら……
        えっと、新入生さんですね……(映理やロティア先生より大きいけど……)
        -- 鹿場 映理 2014-02-27 (木) 22:35:02
      • え、ホントにー? 凄いじゃん、キョーくんみたいな物なのかな。
        じゃあ、当然ペルソナ、あ、ペルソナって単語分かるよね、それも使えたりするの?
        -- 鳴子 みなも 2014-02-27 (木) 22:35:52
      • ええ、もちろん! 今ここで出しましょうか?
        (ちゃき、とハサミを出してふんすふんすと鼻息荒く白斗を見る)
        -- 深月 霞華美 2014-02-27 (木) 22:37:08
      • あの……なんか距離が近いんだが。……というか、ここで出すのは止めろ。迷惑がかかるからな。
        まぁ、信じることにしよう。士時先生の推薦という話なら、ロティア先生にもそういう話が来ているはずだ。後で確かめてみればいいだろう。
        -- 白斗 鏡 2014-02-27 (木) 22:42:27
      • そう、ね。確かめてみれば、いいし……。
        あの、どこかでお会いしたことあったかしら。あ、ごめんね、変なこと聞いて……。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-27 (木) 22:56:05
      • 色々教えてもらいたいです!先輩!
        ふぇ? ボク? 多分だとけど、初対面なんじゃないかなあ、妹野先輩。
        -- 深月 霞華美 2014-02-27 (木) 22:56:53
      • そう……? そう、よね。
        なんか変なこと聞いちゃったわね、卒業で感情高ぶってるのかもしれないわ……。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-27 (木) 22:57:43
      • じゃあ、とりあえず、深月 霞華美、これからよろしくおねがいしまーす。
        (小さくジャンプしてポーズを取った)
        -- 深月 霞華美 2014-02-27 (木) 22:58:31
  • ―三年目 冬 『アリスガーデン ロビー』― BGM♪ -- 2014-02-25 (火) 23:00:47

    • >白斗は、鏡世界で起きたこと、その一端をまとめ、説明した・・・ 
       シャドウの王、全ての元凶であり、これを討伐することに成功すればこの世界にも平穏が訪れると。
       詩潟士時については、その時の怪我が理由で遠くの病院で長期入院が必要だということにしておいた・・・


      -- 2014-02-25 (火) 23:06:20
      • ……そ、っか。
        もうすぐ、終わるんだね? じゃあ……うん、前向きに行こう、前向きに。
        -- 鳴子 みなも 2014-02-25 (火) 23:15:05
      • そ、そうよ。目的がはっきりしたんだから、やりやすくなったってものだもんね!
        先生のことは……うん、少しだけ残念だけど、それでも、あたしたちにつなげてくれた思いは、無駄にしたくないし。
        -- 姫宮 未来 2014-02-25 (火) 23:16:23
      • (一人、少しだけ何かを思案するような顔で俯いていたが)
        そうね……前向きに考えないと、進めなくなるわね。(どこかぎこちなく笑みを作る)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-25 (火) 23:17:09
      • あの……じゃあ、これからは白斗さんが、その、先生の代わり、ということになるんでしょうか……。
        映理たちの指揮は、前から白斗さんがとっていたので、変わりがないといえばないですけど……。
        -- 鹿場 映理 2014-02-25 (火) 23:18:14
      • ……そのことについてだ。もう一つ、重大な話がある。

        ……俺の、正体についてだ。
        ようやく、わかったんだ。記憶が戻ったとかそういうわけではないが。

        ……一口に言ってしまえば、俺はシャドウ、らしい。少なくとも、この世界に存在している人間ではない。人じゃ、なかった。
        …………そんな奴に、ついていけるのか。討伐されたとしてもおかしくはないし、覚悟は出来ている……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-25 (火) 23:25:34
      • ……シャッ……!? -- 鹿場 映理 2014-02-25 (火) 23:32:21
      • えっ、ちょっと待って、どういうこと……!? -- 姫宮 未来 2014-02-25 (火) 23:32:43
      • ………。(驚き、目を見開いている) -- 妹野 リリィ 2014-02-25 (火) 23:33:16
      • それは……あー、だからか……なんかいいニュースを持ってきた顔じゃなかったのって。
        確かに、そーだね。それはブルーになるかもね……。
        -- 鳴子 みなも 2014-02-25 (火) 23:34:05
      • すっ。
        するわけないじゃない!! バァカ!!(怒りで、目尻に涙まで浮かべて言う)
        ……何か、あたしたちに害を……ううん、害があろうがなかろうが、今まであたしたちを引っ張ってここまで連れてきたんでしょう!?
        諏訪里が死んで、皆がバラバラになりかけたときだって、それを必死に繋ぎとめようとしたのはアンタじゃない!!
        それを……そんなアンタを、冗談でもあたしたちが討伐したいとか言うと思ってんの!!
        -- 姫宮 未来 2014-02-25 (火) 23:37:09
      • まーまー、姫っち、落ち着いて落ち着いて。
        でもまー、多分ね、皆そう思ってると思うよ?
        キョーくんの性格だから、ホントに自分がヤバい方のシャドウだったら、わたしたちの前にも来ないだろうし。大丈夫なんでしょ?
        -- 鳴子 みなも 2014-02-25 (火) 23:38:44
      • そうね。……もし、鏡さんの言っていることが本当だったとしても、私達は着いて行くと思いますよ?
        逆に言えば、そこまでのことをしたんですから……責任を持ってもらわないと、先輩は少し心配になるわね。
        安心して、卒業出来なくなっちゃうかも。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-25 (火) 23:41:02
      • ……白斗さん、そこは、ついていけるのか。じゃないです。
        もし、ここで皆さんがついていけないって言っても、それでも白斗さんはどうして欲しいんですか?
        皆は言いましたよ。そして、映理も言います。
        映理は、前に進みたいです。そのためには、白斗さんに着いて行きたいと思っていますし、白斗さんには映理たちを連れて行って欲しいと思っています。
        白斗さんは、どうですか。……ただ、それだけが、映理たちは聞きたいです。
        -- 鹿場 映理 2014-02-25 (火) 23:52:09
      • 俺は……シャドウだ。ある程度、確証を持ってしまった。記憶がないのも、きっと、本当に何もなかったのだろう。

        確かに、俺はシャドウ、かもしれない。だが、それと同時に、ここで三年間過ごしてきた白斗 鏡でもある。
        誰の成り代わりでもない。俺は、俺なんだ。だから……
        俺は、きっと、例え認めてもらえなくとも、無様に命乞いをしたとしても、鏡の迷宮への決着をつける為に生きることを選択したと思う。
        ……お前らが、着いてきてくれるというのなら。俺からも頼む。これからも、力を貸して欲しい。俺は、俺にできることをやる。
        人間の、白斗 鏡として。皆で、卒業式を無事に迎えるために。
        -- 白斗 鏡 2014-02-26 (水) 00:01:23
      • 最初っから、そう言えばいいのよ。
        バァカ。(嬉しそうに目尻を拭って笑う)
        -- 姫宮 未来 2014-02-26 (水) 00:21:55
      • 乗りかかったどころじゃない、もうしっかり乗っちゃってる船だもんね。
        ゴールが見えてきたところで、降りるつもりはない、って。安心してこのハイパーみなも様にお任せあれ、キョーくん。
        -- 鳴子 みなも 2014-02-26 (水) 00:23:13
      • 貴方は一人じゃないと、私に教えてくれたのは鏡くんですからね。
        だったら、その言葉をお返ししてもいいかもしれません。……もう、鏡くんは一人じゃありませんよ?
        -- 妹野 リリィ 2014-02-26 (水) 00:23:59
      • 映理はもう、迷いませんよ。……立ち止まることはあっても、引き返すことはないです。
        守形さんと一緒ですから。(小さく笑って、ゴーグルを指さして笑う)
        -- 鹿場 映理 2014-02-26 (水) 00:24:44
      • ……ありがとう。俺は……いい仲間に、恵まれたと本当に、心から思う。
        その思いに、期待に、……応えさせてくれ。
        -- 白斗 鏡 2014-02-26 (水) 00:37:09
  • ― 三年目 冬 『鏡迷宮』 ― -- 2014-02-24 (月) 20:07:47

    • >――詩潟と共に、みなもが己と向き合った三層の空間に来た。
       ここに、何かの手がかりがあるらしいが。


      -- 2014-02-24 (月) 20:10:19
      • ……ここが、鳴子くんが、己の理想と向き合った場所か……。
        彼女らしいね、拓けているから何かがあったところで対処もしやすい。悪いね、付きあわせて。
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 20:14:16
      • そうですね、結局三年目ではこれ以上先に進む手掛かりはつかめなかった……
        次の階層の……大扉の鍵を開くには、何かが足りないらしくて。何が鍵なのかも分からず……といった具合ですが。
        いえ、もう、手がかりが見つかったんでしたね。先生。しかし、俺だけで良かったんですか?
        次の階層へ進むかもしれないなら全員招集したほうが、いいのではないでしょうか。
        それとも……俺だけでないといけない理由でも。(と、疑問を口にして)
        -- 白斗 鏡 2014-02-24 (月) 20:24:10
      • 随分と、この階層で足止めを食らってしまったね……大丈夫だよ、今日は先へと進むつもりはない。
        今日は、少しだけ、白斗君に付き合ってもらいたい話があってね。
        (振り返り、肩を竦める)……出来れば、他の人には聞かれたくない話だったんだよ。現実世界では誰が聞いているか、分からないしね。
        ……ボクはね、白斗君。
        キミの夢の話を聞いて、自分なりに一ヶ月余り調べてみて、分かったことがあるんだ。
        それをキミに伝えなくてはならない。聞いてもらえるかな。
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 20:31:31
      • 話……ですか。わかりました。(士時と向き合う形で、広間の中央で足を止める)
        しかし、聞かれたくないこと……とは、俺のシャドウに関連すること、……ですね。
        結局、自分ではあれ以上、何も得られることはありませんでした……すいません。聞かせてください、俺も、それを望んでいます。
        -- 白斗 鏡 2014-02-24 (月) 20:36:08

      • ――恐らく、これはキミにとって辛い話になる。
        でも、恐らくキミならば……諏訪里君の死を乗り越えたキミならば……その試練も乗り越えようとするんだろうね。
        だから、ボクは敢えて、問いを重ねることはしない。そして、それだけの強さを得たキミの成長に敬意を払おうと思う。

        白斗君。
        ――ボクは、キミの正体を、知っているんだ。
        ――そして、キミが何故、記憶を失い、空中学園に来たのか……それすらも、今は理解出来ている。確証と共にね。
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 20:40:14
      • ――俺の、正体……
        (正体、と言った。以前、夢の中での声にも訪ねたが、正しいとはなにか、と答えていた。)
        ……そこまで、わかったと言うんですか、この一ヶ月で……。一体、俺は……何処から来て、どうして此処に……
        (士時先生が、確証を得たというのだから、その口ぶりからも、きっと間違いではないのだろう)

        教えてください……覚悟は、出来ています。伊達に、三年間ここで過ごしてはいませんから。(まっすぐ、士時を見つめ、言葉を待つ)
        -- 白斗 鏡 2014-02-24 (月) 20:46:30


      • exp027894.png

        (その目を、真っ直ぐに見返して、告げる)

        ――キミの正体は……シャドウなんだ。
        ――キミたちが、相手にしてきた物と、同一の、ね。


        exp027895.png
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 20:55:03
      • ……。(何かの、聞き違いかと思った)

        (しかし、それは紛れもなく、言葉として紡がれて、俺へ、突き付けられている。真実だと、そう念を押されて)

        ……俺が…… シャ……ドウ……?

        ま、待ってください。ですが、俺は自己のペルソナを持って、自分の意志で、シャドウと戦ってきました。本能で動くシャドウとは違う!
        俺は……俺なんですよ……?……人間、のはず……(検査でも特に問題となるような事はなかった 一体、どうして、と目の前が眩むような感覚を覚える)
        -- 白斗 鏡 2014-02-24 (月) 21:01:57

      • ……シャドウは、元々現実世界の人間に成り代わるために生まれる、理想の姿だ。
        そしてそれは、成り代わった後には、人間と同じ性質を有する。
        順序は逆になってしまうが、キミは先に人間としての性質を獲得した、とある人物のシャドウなんだ。

        アリスの話を聞いて、キミの本質に触れ、理解してしまった。
        キミは、残念ながら……ボクが研究し、追い求めていた……彼女のシャドウなのだと。

        白斗君。済まない。
        ボクは、ボクの目的の為に、キミたちを利用していた。
        最初から、特別教科を作った目的は、キミに出会うためだったんだ。
        ロティア先生に糾弾されたとき、上手く笑えていたか少し心配になったよ。

        キミはね。
        事故によって妹野君が失った先輩であり、ボクが失った恋人である……加賀峰有栖のシャドウなんだ。
        (その事実を、静かに口にした)
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 21:13:44
      • (頭をうまく整理しようとしても、理解することを拒んでしまう。)
        なぜ、ですか……その人物の理想や願望がシャドウとして、現れるなら。
        俺が、シャドウであるならば……その、女性がなぜ、男である俺を生み出さなければ成らない……理解、できない。

        先月に先生も言ったじゃないですか!変身願望や女装が趣味でもない限り、俺が、女性の姿のシャドウを生み出すはずはないと!
        夢の中での声も……そんな…… 確かに、女性であった……はず。(少しだけ、それに関する、何かが引っかかってしまった。一人称は、何だった。あれは……いや、それだけで確定するのも違うだろう、と頭を振るって)
        理由を……断定できる、理由を教えてください。一体、どうして……失ったものは取り戻せないと言ったのは他ならぬ貴方なのに……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-24 (月) 21:27:16
      • だから、ボクも確証が持てなかったんだ。
        キミの言う通り、彼女は女で、キミは男だ。その違いがあった。だからもしかしたら、キミが彼女のシャドウでないことを、心のどこかで願っていたよ。

        彼女は……有栖はボクの研究する『鏡面世界理論』の第一人者だったんだ。
        若くしてその理論を作り上げた天才だった。ボクの研究は、それを後追いでなぞっているだけなんだよ。
        でもね、その理論は彼女が女であるという理由だけで、受け入れられることがなかった。恐らく、キミの姿はそんな願望の体現なんだろうね。

        失ったものは取り戻せない。それでも、ボクはキミの存在を正しく理解したとき、キミを育ててみようと思ったんだ。
        本人が死を迎えた後でも、シャドウが残るなんて研究内容は、有栖の研究の中にもなかった。
        だから、ボクはキミを一人の人間として特別教科に迎え入れることにした。人間である、白斗鏡としてね。
        シャドウはこちらの世界の人間に成り代わるために生まれる。でも、キミはこちらの世界で有栖がこの世に居ないが故に、白斗鏡のまま生きられることを証明してくれた。
        キミはこちらの世界にいる加賀峰有栖に成り代わることなく、己を保ち続け、他人に認識され続けた。そしてとうとう、普通の人間が持つシャドウまで持つようになった。

        ボクは思ったんだ。
        有栖の鏡面に映った姿がキミであるなら、キミを鏡面に映せばそれはどんな姿をしているのだろうと。
        (くしゃくしゃになったメモを取り出す)……キミの証言が、夢でのアリスの言葉が……それを証明してくれた。

        失ったものは取り返せない。でも、それと同一のものを作り出すことは、きっと出来るんだ。
        だから、白斗君。恨むなとは、けして言わないよ。
        ボクはね――。

        ――キミをここで、殺そうと思っている
        アリスが実体を持った今、それが有栖と成るには……キミの存在は、どうしても排除せざるをえないんだ。

        (――そう、言いながら)
        (詩潟は胸のポケットから煙草を出して咥え。真っ直ぐ相手を見つめながらそれに――火を着けた)
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 21:41:17
      • (それらは、正しく。真実として、伝わってくる。無機質なまでに、正確に。)
        (個人の理想のためだけに、自分が存在し、体現し。そしてまた消えてしまう)

        ……だったら、尚更理解できない。俺から生まれたシャドウが、今どこで何をしてるかすらわからないのに。
        先生が失った彼女と同じようなものであって、中身はまったく違うかもしれないのに。
        俺が、俺であるように。俺でしかないように!!

        それは……そんなことは!貴方個人の……願望であって、確証でも何でもない!!

        そんな事のために、殺されるわけには、いかない……。
        俺には、夢がある。希望がある。見てみたい、この先の未来がある……。

        (胸元から、懐中時計を取り出し、それを見つめる。映る鏡面には力強く、成長した白き魔人が傍らに)

        ――だから。止めてみせる!

        ――ペルソナ。……行くぞ、ニヴェンス!!

        (その言葉に応じる様に、鏡面を破壊しながら魔人が現れ、士時へと立ち向かう)
        -- 白斗 鏡 2014-02-24 (月) 22:06:27

      • (揺らめく炎の向こうに白斗を見る。ZIPPOに己の姿を映し、すぐに視線を逸らす)

        そうだね――それは、当然の権利だ。キミが一人の人間である、証拠だ。
        同時にそれは、有栖が己を取り戻すことが出来る証左でもある。……止めてみせてくれ、白斗君。
          BGM♪ 

        ――ペルソナ。
        ――顕現せよ、ジャバウォック
        (士時の背後にペルソナが現れる)

        (向かってくる白斗と士時の間に割って入ると、高速で回転してその翼で超速の連続攻撃を仕掛ける)
        (周囲の空間が切り刻まれて、設置されていた幾つもの鏡面に粉々にヒビが入る)
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 22:23:42
      • (改めて。何度も共に戦ってきた詩潟士時のジャバウォックを前にして。改めて思う。)

        (――これほどまでに強大で、恐ろしいものなのか、と。)
        (見ての通り空中戦を得意とし、そのスピードは、寮生の誰も追いつくことはなかった)

        ――ニヴェンス!!防ぐぞ!!
        (絆により、一心同体と化したニヴェンスの目と合わせ、その攻撃を見切り、何とかギリギリのところで大太刀を以て捌いていく、が)

        (――ジャバウォックの攻撃力も、その他のペルソナの追随を許すことは無かった。巨大な腕から繰り出される破壊力は、並大抵のシャドウであれば、簡単に引き裂き、何度も地に沈めてきた。)
        (それを今、体感している。捌いて捌ききれるものではない。ペルソナの太刀を通して、その破壊の衝撃が、自分の体へとフィードバックされ)

        ぐっ……がぁああああああああああああっ!!?

        (6連撃目にて、遂に耐えること叶わずニヴェンス共々、壁に叩きつけられた)


        ――まだ、だ。まだ終われるか!!ニヴェンス!!
        (自己の技の中で最大の研鑽を積み、習得した神速の連続剣──五月雨斬りを追撃しようと迫るジャバウォックへと放つ)
        -- 白斗 鏡 2014-02-24 (月) 22:44:06
      • (一歩、また一歩と白斗に近寄りながら)……キミが得た物は、その程度だったのかい?
        それなら、事は簡単に済むって話だ。ボクは、キミがこの世に生まれるずっと前から、ただひたすらにこの情景を思い描いてきた。
        失ってしまった大切なモノを取り戻すために。
        かけがえの無いモノを取り返すために。
        二度と戻らないモノを、再びこの手の中に収めるために。

        ボクはキミ程強くはなれない。それに、器用にも生きる事が出来そうもないんだ、有栖。
        キミが諏訪里君の死を、どんな気持ちで、そしてどんな思考で乗り越えたかはわからない。
        でも、それがもう一度戻ってくるのだとしたら、キミだって死力を尽くすだろう。
        ――それと同じだよ。ボクは一番大切なモノのためなら、それ以外の全てを犠牲に出来るんだ。

        (連続で放たれるニヴェンスの五月雨斬りを、指先の動きだけでジャバウォックを動かして完璧に見切る)
        ――ジャバウォック。
        (その口が開かれ、万色の輝きが周囲に溢れ、『メギド』の光が全方向に放たれる!!)
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 22:56:45
      • 俺は……ッ!有栖じゃない!!白斗 鏡だ!!例え3年間でも……確かにここで生きてきた、人間だっ!!
        (五月雨切りの太刀筋を巨大な爪で、いとも簡単に裁かれ、弾き返される)

        ……そんな、こと……何かを犠牲にしてまで、失ってしまったものを得ることなど、俺は望まない!!
        アイツは、そんなこと、喜んでくれやしない!!俺は決めたんだ、アイツと共に生きると!!

        卒業して、世界を見て回るんだと!!俺は……その為だけに死力を尽くすさ!!

        ……ッ!!(次に、放たれようとするメギドの光を見て、直ぐにニヴェンスに防御の姿勢を取らせるも、その圧倒的な魔力にて放たれる万能属性の魔法は)
        (圧倒的な破壊の火を灯した爆発にて一撃でニヴェンスを行動不能なほどにまで追い詰めるダメージを与える)

        ……か、は……(衝撃波で、再度、強かに壁に打ち付けられ、口内から赤い血が込み上げた)

        (こんな、ことが以前にもあった。あの時は諏訪里がいて、共に戦って、死を、覚悟した。死……死神。)
        (死の概念。そのイメージは、確かに形になって、その時の自分を窮地から救ってくれた。死神のアルカナを持つ、自分の二体目のペルソナとして――

        ……死にたくない。死ねない……まだ、約束を……果たさなければいけない事が……俺には、ある!!守形……みんな……俺は……ッ!!

        ――っ、ぅううおおおおおおおっ!!ペル……ソナァ!!来いっ『アリス』!!

        (その声に応えるように、ニヴェンスと変わり顕現するは、黒と白、流れるような金髪を持った少女の姿のペルソナ 死神の鎌を手に、その仮面の奥の暗き眼差しが、士時を睨み――)

        (鎌を横凪に構えるとその先端に先ほどのメギドより強力な魔力を集中させて 高位の万能魔法――『メギドラ』を周囲の破壊を厭わず、放つ!!)
        -- 白斗 鏡 2014-02-24 (月) 23:24:17
      • (『アリス』の顕現に、心の内で打ち震え)……キミが、キミでさえなければ良かったのにね……。
        で、あれば、もう少し……全ては丸く収めることも出来たはずなんだ。
        キミも、いつか分かる日が来る。何年も経った後でも、その傷は開いたまま塞がらないんだ。
        ずっと血を流し続け、痛み続け、傷み続ける……それは死を連想させるに余りにも易いんだ。

        (高位の万能魔法――『メギドラ』の破壊に目を見開き)――ジャバウォック!!
        (全く同種の魔法――『メギドラ』で対抗し、正面から魔力同士をぶつけあう)
        大した、ものだ……っ!! この僅かな帰還で、二体目のペルソナをここまで使いこなすとは……っ!
        何がキミをそうさせる……何がキミをここまで成長させた……!

        最初は、何も持たない有栖のシャドウでしかなかったキミを、何が白斗鏡として成立させたんだ……!
        (何処か嬉しそうに、持ち上がる頬に愉悦を隠さずにジャバウォックの背後で問いを投げる)
        (『アリス』の冷たい視線の突き刺さる感覚すらを、その時は愉しみながら)
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 23:32:48
      • だからなんだッ!傷が何だッ!
        それでも、同じ傷を背負った妹野リリィは、立ち上がり、自分と向き合った!!そして、今だって傷を抱えながらも生きていこうと俺たちと共に戦っている!!

        詩潟士時。貴方は、自分の弱さと立ち向かったことがあるのか?傷を放置して、別のことで代返しようとしてれば、それは悪化にしか繋がらない!
        傷は、埋められない……!だけど、癒すことは出来たはずだ!!先輩や、皆が、慕ってくれていたはずだ!!
        貴方を!!鏡面世界の研究者ではなく、特殊教科学生寮の詩潟 士時先生として!!俺だって……尊敬し、慕っていたんだ!!

        (中空で、二つの七色の光がぶつかり合い、さらなる破壊を生み出す。周囲の壁は崩壊し、次の階層へつながる大扉を残し塵へと化す)

        俺が、シャドウで、人間ではなく、ただのシャドウで。それでも、人間とし、成長してこられたというのなら。
        それは。貴方のお陰でもある。先生の、お陰でも、あるんです……俺は、まだ。先生には、俺たちの先生で居て欲しい……ッ!!
        あなたが育てたというのなら、まだ、これからも先生として俺を見届けて欲しい!!

        (アリスはメギドラを放った直後に、既に次の行動に移っていた。ジャバウォックに肉薄するスピードを以て、メギドラの破壊を背景にして至近距離へと移動すると)
        (ジャバウォックへと、大鎌での『べノンザッパー』を繰り出そうと、その、赤き刃を天井から、振り下ろした)
        -- 白斗 鏡 2014-02-24 (月) 23:50:56

      • 嗚呼。
        だからかな。
        ボクは――キミのことも、ロティア先生のことも、羨ましいと思ってしまったのは。

        もう少し早く出会えていれば、この傷が腐り果てることも、なかったのかもしれないからね。
        (『ベノンザッパー』の赤い刃を、腕状に伸ばしたジャバウォックの腕で防ぎ、止める)
        (金属同士が触れ合うような音がして、力が拮抗する)

        こうして、理路整然と、キミに全てを教え、その上で抵抗を許した状態が、何よりの証拠なのかもしれない。
        ボクは……非情になりきれなかった。
        一番大切なモノを守るために、それ以外すら犠牲にすることが出来なかった。
        本当に大切なモノだったんだ。何にも代えがたいと思えるくらいに。
        ……でも、キミが言うように、その傷に手を添えていく沢山の人達のせいで……ボクの傷はいつの間にか、歪にだけれど治ってしまっていたのかもしれない。
        ロティア先生のように、有栖のように……ボクも一人の教師に、いつの間にかなっていたのかなぁ。
        (煙草の紫煙を吐く)
        ……白斗君。
        キミは、優秀な――ボクの生徒だ。

        (『ジャバウォック』の鋼鉄の腕を切り裂き、ペルソナ自体が切り裂かれる。ペルソナのダメージが本体にフィードバックして、衝撃が内部に跳ね返ってくる)
        (膝を突き、かき回された内蔵に吐血し、地面を赤く濡らす。煙草の火が揺れた)

        ……ハァ……ハァ……。
        見届ける、だって……? キミを、キミ以外の人間を、全て犠牲に支払おうとしていた、ボクが、か?

        それは……虫がいいって話じゃないかな。(弱々しく、胸を抑えたまま白斗を見上げる)
        -- 詩潟 士時 2014-02-25 (火) 00:02:27
      • ……何故、そう思うんです。今までシャドウを倒してきたのも、仲間を集めていたのも
        全て、姫宮の友人のような犠牲者を出さないため、で、いいじゃないですか。
        実際に、俺たちは、その為に戦ってきたんだ。だったら、それでいいじゃないですか。
        俺は、確かにシャドウなのかもしれない。どうしようもない、真実より、救いようのない事実より……
        嘘を重ねても、平穏が手に入るなら、それでいいと、思ってしまった……。

        でも、今は、もう、それでいいじゃないですか……。俺たちの、特殊教科学生寮の、先生は、貴方しかいないんです。
        貴方だけが、俺たちの、先生なんだから……

        ――だから一緒に、帰りましょうよ。先生……

        (胸を抑えている、士時へ向かって手を差し伸べて――)
        -- 白斗 鏡 2014-02-25 (火) 00:12:34
      • (差し伸べられた手に、安易な救いを――心が求めてしまう)
        (それは、有栖が生前に自分に差し出した優しい手とは違う、苦しみから救い上げる力強い手だった)
        (己を己と言い、自分を殺そうとした者にまで、救いを与えようとする強さ)

        (目を瞑り、小さく嘆息し)
        (ずっと、貫いて来たはずの非情で飄々とした仮面が、僅かにズレたのを感じた)
        ――ボクの、負け、なんだろうね。
        (完全なる)
        (そして、完膚なきまでの)

        (差し出されたその手を取ろうと、手を伸ばす)
        -- 詩潟 士時 2014-02-25 (火) 00:18:12

      • exp027901.png -- 2014-02-25 (火) 00:19:16







      • exp027902.png -- 2014-02-25 (火) 00:20:44



      • >――その、士時の手を。

         周囲の鏡面から這い出た、闇の手のようなものが、絡め取り、纏わり付く。


        -- 2014-02-25 (火) 00:21:49

      • (――その『手』を見て、驚いたような表情で固まり)
        (そしてすぐに、どこか何かを覚悟したような表情へと変わる)

        ……そうか。……そういう、ことかい。
        -- 詩潟 士時 2014-02-25 (火) 00:24:31
      • ……!?こ、これは……っ

        何故……シャドウが……!
        士時先生!待っててください!もう一度、アリスを呼んでこのシャドウを……

        ぐ、あ……(呼ぼうとして、膝をつく。いつの間に。自分はこれほどまでに力を使い切っていたというのだろうか。)
        (目の前で、闇に囚われていく先生を眺める事しかできず、いつしかのあの感情が、心に呼び戻される)
        く、そ……なんで……こんな時に、俺は……っ!!せ、先生……ッ!!
        (それでも、わずかに残った力で手を伸ばそうと――)
        -- 白斗 鏡 2014-02-25 (火) 00:33:17

      • (白斗鏡が、手を伸ばしてくる)
        (――自分の生徒が、手を伸ばしてくる)

        (触れてもう理解出来てしまっている、このシャドウの正体を)

        (一度だけ、その手を求めてしまった自分は、二度もその手を取ることは許されないとも、理解出来た)
        (だから自分は、その手を『闇の手』に侵食されていない方の手で払った)

        ……ああ、そうだね。……ボクは先生だから、キミに助けられるわけには、いかなかったんだったよ。
        それでも、キミの気持ちは嬉しかった。ずっと心につかえていたものが、綺麗に飲み込めた気がしたよ。

        (身体のあちこちを、闇の手に掴まれながら、煙草の火を付け直した)
        白斗君。
        恐らく、これが、キミに与えられる最後の試練だ。
        キミは、恐らくもう一度、この闇の手の主と相対するだろう。
        キミたちに、ずっと探してもらっていた全てのシャドウの王が……恐らくこの手の持ち主だ。
        このシャドウの王と向き合った時、キミ達が願っていた平和な学園やエリュシオンが戻ってくる。

        (苦笑し)そんな顔をしないでくれ。ボクはもう救われた。
        だから、キミは無事に帰り、シャドウの王の存在を皆に伝え、見事これを打ち負かしてくれ。
        ボクが、有栖のシャドウではなく、白斗鏡に願うのは、それだけだ。

        ――先に進むんだろう。
        果たさなければならないことのために。
        だったら……本当に成さないといけないことは、今ここでボクと共にやられることじゃあないはずだ。
        -- 詩潟 士時 2014-02-25 (火) 00:46:01
      • (唇を噛む、それくらいしかできない、自分が歯痒かった)
        ぐ、う…………わかり、ました。先生……
        (なんとか、立ち上がり、体制を立て直す)
        ……俺は……。(もはや、ペルソナを呼ぶ力も、剣を振るう体力も残されていない。ここに留まっても、先生が言うように、犠牲者がもうひとり、増えてしまうだけだろう……)
        ――必ず、この学園を、平和にしてみせます。そして、卒業式を無事に、迎えてみせます。先生の生徒として、白斗 鏡として。必ず……

        (振り返ることはできなかった。ただ、持てる力で、不格好にでも走った。何度転びそうになっても、そのまま無様に転んでも、振り返らず走った)

        (涙を、ただ、流しながら。この事実を、仲間に伝えるために。この学園をシャドウの魔の手から救うために。 ただ、走った)
        -- 白斗 鏡 2014-02-25 (火) 00:57:50

      • (その後姿を見て、小さく笑い)
        もし、出来たらだけど。
        ロティア先生に――職員室の僕の机の一番下に、僕の名前の書いたお菓子の缶があるから。

        自由に食べていいって、伝えておいてくれると嬉しいな。
        -- 詩潟 士時 2014-02-25 (火) 01:26:35

      • exp027904.png -- 2014-02-25 (火) 01:31:01

      • きっと、これは辛い試練になる。
        キミにとっても、キミ以外の人間にとっても。
        でも、キミならきっとその全てに解答を差し出すことが出来るだろう。
        なにせキミは。

        ――詩潟士時の育てた……自慢の生徒だからね。

        (その言葉を最後に、手がその身体を鏡の中に引きずり込む)
        (何も映さない暗闇そのものとなった鏡だけがその場に残り、士時のzippoだけが、そこに残された)
        -- 詩潟 士時 2014-02-25 (火) 01:32:03
  • ― 三年目 冬 職員室― BGM♪ -- 2014-02-23 (日) 21:31:43

    • >詩潟が難しい顔をしてペンで机を叩いている。

      -- 2014-02-23 (日) 21:33:29
      • ……それは、少しばかり興味深い話だね。
        他の特別教科のメンバーには居たシャドウが……キミにだけいないか。
        他のメンバーはペルソナを召喚するときにその鏡面を見続けていたら出現したのだろう?
        それが、キミにはなかったと……そういうことかな。
        -- 詩潟 士時 2014-02-23 (日) 21:35:18
      • ……そういうことに、なります。
        それに関しては。少々、思い当たることも、ありますが……
        あの時の……。戦闘の報告は、見てくれましたよね。
        -- 白斗 鏡 2014-02-23 (日) 21:41:07
      • 流石にね、特別教科の顧問でもあるわけだから、全て目を通しているよ。
        ペルソナを二体所持していることといい……キミには特別な才能があるのかもしれないね。
        良ければ聞かせてくれないかな、って話だ。キミの説ってやつをね。
        (隣の教師の椅子を引き、白斗に座るよう薦めた)
        -- 詩潟 士時 2014-02-23 (日) 21:44:58
      • ありがとうございます。では、話を進めます。
        かなり抽象的で真実味は少ない話になってしまうかもしれませんが……。
        ……件の二体目のペルソナ。あれが出る前に、俺は度々、夢の中で自分の知らない、女性と会話をしていた気がするんです。
        明晰夢のように自分の意識ははっきりしていて。起きた時、会話の内容をメモしたこともありました。
        俺が特別である、という先生の言う前提を以て、考えさせてもらいます。
        もしかしたら、俺が夢の中で会話し、対話し続けた存在が、俺のシャドウだったのではないかと……、そう推測しました。
        理想でも願望でもなく、性別すら違う、ということが果たして有り得るのかよくわかりませんが……
        (メモを見せる。多愛のない会話の内容から、アリス、と名乗ったこと、果てはその女性のスリーサイズまで事細かにメモされている)
        -- 白斗 鏡 2014-02-23 (日) 21:56:37
      • ……(難しい顔をしてメモを見る。読み進めるうちに渋面が濃くなる)
        ……成る程。……そうか。
        ……キミは、特別教科の中では、一番最初に外界でペルソナが使えるようになっていたからね……。
        恐らく、こちらの世界でも無数にある鏡面の中に、理想の自分を思い描いていたのかもしれない。

        ……この『アリス』がキミのシャドウなのだとしたら。
        それは、少しばかり、難しい話になってくるかもしれないね。

        (一拍、言葉を置く)……キミが、キミ自身と向き合う、ということがだよ、もちろん。
        (どこか気落ちした表情で、白斗を見る)
        -- 詩潟 士時 2014-02-23 (日) 22:01:34
      • 誤解なきよう言っておきますが、女装趣味がないことだけは断言しておきます。
        確かに、向き合うというよりは一方的な会話でしたからね。相手の姿も一度も見ていない。最終的にはこちらの質問にもいくらかは答えてくれるようになりましたけど……
        二体目のペルソナ、アリスが出現してから、もう、夢の中に現れることもなくなりました。
        シャドウとしての存在はどこへ行ってしまったのか、もしかして、ペルソナとして生まれ変わったのか……
        -- 白斗 鏡 2014-02-23 (日) 22:14:36
      • 全く違う姿の、自身のシャドウ、か……。
        そんなものがあるというのも、ボクとしては初めて聞いた話だ。
        シャドウは前も言ったとおり、成り代わりの為にこちらの世界に来るわけだからね……姿形が違えば、目的がすり替わってしまう。
        キミ自身が女装趣味や変身願望がないと言うのであれば、尚更本来のシャドウのあるべき姿じゃあない……。

        もしかしたら、キミのところにそのシャドウは現れるかもしれない。その時は、すぐにボクに電話が欲しい。
        そして、無茶をしないように頼むよ。……もう、諏訪里くんの二の舞いは、ボクもゴメンだ。
        -- 詩潟 士時 2014-02-23 (日) 22:34:47
      • ……そういえば、いずれ、会えるかもしれない、とそいつは言っていた……
        俺は、それがペルソナであるアリスのことだと思っていたから、特に気にしてなかったのですが……
        ……わかりました。その時は真っ先に連絡をします。俺だって、もうこれ以上、誰も失いたくない。
        -- 白斗 鏡 2014-02-23 (日) 22:50:54
      • いずれ……か。
        もはや、こちらの世界に来ることを確定しているかのような言い方だが……少しばかり気にかかるね。
        こちらでも調べておこう。キミはキミで、十全にことを進めておいて欲しい。
        ボクもボクで、最善を尽くしてみるよ。……元々は、ボクが始めたことだしね……。

        (外を見て)もう、遅い。そろそろボクも職員室を締めようと思う。
        他に何か質問や報告があれば聞くけど、大丈夫かな。(職員室の鍵を振って白斗に尋ねる)
        -- 詩潟 士時 2014-02-23 (日) 23:02:27
      • じゃあ、先生……(妹野先輩から聞かされた先生達の過去の事件、聞いておくべきか否か、思案し・・・)
        ……いえ、大丈夫です。問題はありません。

        一応、このことはまだ皆には伏せておきますね。余計な混乱を起こさせたくないので。
        それでは、失礼しました……。(軽く頭を下げて、部屋から出る)
        -- 白斗 鏡 2014-02-23 (日) 23:55:25
      • 気になるじゃないか、その言い方。白斗君は意地悪だねぇ……。
        何か分かったりしたら教えてくれると嬉しい。キミの助力にはなれるつもりだからね。

        (白斗の後ろ姿を見送り、職員室の壁まで近寄って電灯のスイッチに触れる)
        (人のいなくなった職員室の窓の戸締まりを確認して、最後に自分の席で煙草を手にとった)
        (暗闇の中、それに火を着けた)
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 00:07:39

      • exp027884.png -- 2014-02-24 (月) 00:09:58

      • ……成る程、ね。
        それは……少しだけ、困るなあ……ボクとしては。

        アリス、か。(紫煙を吐き出し、それを携帯灰皿に仕舞い、白衣を羽織った)
        (白斗がくれたメモを握りつぶすようにして白衣に仕舞い、職員室を後にした)
        -- 詩潟 士時 2014-02-24 (月) 00:12:34
  • ―三年目 秋 諏訪里 守形の部屋― BGM♪ -- 2014-02-21 (金) 22:00:06

    • >もう、誰も使っていない、誰も帰ってくることのない部屋。
       白斗 鏡が、一人。まだ散らかったままの部屋を少しずつ、片付けている・・・


      -- 2014-02-21 (金) 22:01:39

      • >――こんこん。と。控えめな音でドアが鳴った。

        -- 2014-02-21 (金) 22:05:27
      • ……鍵は、空いてるよ。
        (一言だけ、返す。部屋に入るかどうかは、誰が決めるものではない。持ち主は、もういないのだから)
        -- 白斗 鏡 2014-02-21 (金) 22:08:28
      • (俯いたまま、ドアを開けた)
        (顔を上げると、その部屋には諏訪里守形という一人の人間の痕跡があちこちに残っていて、それが心を締め付ける)
        ……白斗、さん。(少しだけ視線を落とし、だが決意した目で言う)
        ……手伝わせて、ください。……いえ。……手伝います。
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 22:11:40
      • (振り返り、目を逸らさず合わせる)……そうか。

        じゃあ、そこの衣装棚の整理を頼む。……俺は、机の荷物を片付けているから。
        ……今度は、ちゃんと、整理が着きそうか……?
        -- 白斗 鏡 2014-02-21 (金) 22:21:55
      • (赤くなった目をこすり、はい、と返事をすると棚を片付け始める)
        ……わかりません。……でも、着けたい、んだと、思って、ます。
        ……映理も、無駄には、無駄にしたいわけじゃ、ない、ですから……。
        ………。
        白斗さん、ありがとう、ございました。(何に、とは言わず、今度は謝罪ではなく感謝の意を伝えた)
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 22:32:01
      • ……いや、いい。俺も、最近まで、自分の気持ちに向き合えてなかった身だからな……。

        ここから先は、守形はいない。お前が自分で歩んで決めていかなければいけない。
        でも、な。そんなお前を支えてくれる仲間がいる。友達がいる。いつも、お前のことを見守ってくれていたのは守形だけじゃない、だろ。
        ……勿論、俺だってそうだ。俺たちはこれから、一緒に歩いて行くんだ。同じスタートから、目指さなければいけないゴールへと向かって。
        ここから先、誰ひとりだって、欠けさせない。みんな揃って、迷宮の謎を解いて、卒業するんだ。
        (す、と拳を差し出してみる。諏訪里と、合わせていた時のように。映理に向かって)
        -- 白斗 鏡 2014-02-21 (金) 22:39:58
      • (大きく息を吸い、吐く。目尻に浮かんだ涙を指で拭いて)
        ……分かりました。
        もう、一人で膝を抱えているのは、やめます……。
        苦しいし、辛いし、今にも泣きたいですけど……それでも、映理がずっと見てきた……。
        映理がずっと憧れていた守形さんが、守ってくれた物を……無駄には、したくないですから。
        (ぎこちない形であったが、笑みを作ってみせる)
        ……きっと、そんなに、すぐには変われないと思い、ますけど。それでも、進みます。
        自分で選んだ、自分で選ぶしかない、その先へ。
        今は、皆さんと、一緒に……。
        (小さな拳を丸めて、白斗の拳にぶつけた。初めての経験だったので、すぐに手を引っ込めると、その引っ込めた手が棚にぶつかった)
        (棚が少しだけ揺れて、掛けてあったゴーグルが地面に落ちて、音を立てた)
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 22:47:19
      • 十分だよ。(微笑む、ぎこちなくとも、きっと、彼が守りたかったものは、この笑顔に繋がっていたんだと思えたから)
        (落ちたゴーグルを拾い、手に取る。)これは……。こいつは、お前が持っていてくれないか、鹿場。

        ……そのほうが、あいつも喜ぶ、と思うんだ。……どうだろうか。
        (手にしていたゴーグルを映理へと渡す)
        きっと、あいつだって、お前が独り立ちして歩んでいく姿を、見守っていきたいんだと、そう思うんだよ。一番の傍で、一緒にな……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-21 (金) 22:56:04
      • 一番……傍で……(ゴーグルを受け取り、そのゴーグルに視線を落とす)
        (ずっと、守形さんの額に収まっていたそれは、手にしてみるととても大きかった)

        (髪留めを外し、そのゴーグルを額に掛ける)
        (かつての守形さんがそうしていたように)
        (同じように、迷宮探索の際に使用していた棒を手に取った。或いはこれも、自分の使っていたナイフと組み合わせて、槍として使えるかもしれない)

        (姿鏡の前まで行き、自分の姿を鏡に映す)
        (そこには、守形の所持していた物で守られているような、自分の姿があった)
        ……白斗、さん。
        いつか……このゴーグル越しに、守形さんが見ていたものを。
        白斗さんと同じように……映理にも、見ることが……出来ますか……?
        (その声は、微かに震えている)
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 23:02:06
      • ……さぁ、俺にはわからない。
        俺は、俺の目でしか、ものを見れていなかったからな。
        アイツにはあいつの、意見があって、視点があって、生き方があった。
        だから、見れるかは、わからない。でも。

        そのゴーグルから見えていた世界は、紛れもなくアイツが見ていた世界だから。
        一緒に歩んでいけば、いつかきっと、見ることができるんじゃないかって、俺は、そう思うよ。お前なら、な、映理。
        (ゴーグルを付けた映理の姿に、どこか親友の面影を感じる。安心して、背中を任せることができるような、強い、気持ちを。)
        -- 白斗 鏡 2014-02-21 (金) 23:26:51
      • ……はい。……ど、どれだけ掛かっても、映理は、それを、見たい、ですっ……。

        (ぼろ、ぼろと涙が溢れる。堪えようと思っても堪え切れない)
        今はっ、まだっ……きっとっ……弱くてっ……。
        怖くてっ……仕方っ……仕方ないっ……ですっ、けど……。

        exp027859.png


        exp027858.png

        ――いつか。
        いつか映理が憧れた、守形さんみたいに。

        映理も、誰かの背中を守れるような。
        ……そんな人間に、なりますからっ……!!

        (失った物や、居なくなった者は戻らない。だから、新しく何かを手に入れなければいけない)
        (苦しくても、辛くても、それでも前に進んで、積み重ねていくことが)

        (弱く不器用な自分たちに出来る、唯一の贖罪であると、そう思うから)
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 23:46:44

      • >――諏訪里との絆の力で。
        ユニコーンレオン』の更なる力が解放された……!


        -- 2014-02-21 (金) 23:51:33

      • 今度は映理を……見ててくださいっ……守形さんっ……!
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 23:52:18
  • ― 三年目 秋 ??? ― -- 2014-02-20 (木) 20:33:10
    • その男の子は、生まれた時から家が隣同士で、家族ぐるみの付き合いで、
      誕生日が少しだけ違い、少しだけ違うから一つだけ学年が上の……幼馴染だった。
      -- 鹿場 映理 2014-02-20 (木) 20:37:56

      • exp027839.png -- 2014-02-20 (木) 20:38:50

      • 男の子は、はっきり言ってしまえば器用な子供だった。
        人懐っこさと器用さがそうさせていたのか、何かに困っているのを見たことがない。
        普通の人が踏み込めないところにも、遠慮なく踏み込んでいく。
        誰かと争うことなく、誰とも上手くやって、何にでも手を出す。
        何もしていなくても人が集まり、何かをしていると人が集まる。
        年上を相手にしても、年下を相手にしても上手くやるその男の子は、いつも女の子の先にいた
        -- 鹿場 映理 2014-02-20 (木) 20:45:44

      • exp027837.png -- 2014-02-20 (木) 20:47:10

      • 対してその女の子は、はっきり言ってしまえばドン臭い子供だった。
        自分ではもう少し上手くやりたいのに、思ったように行かない。
        普通の人が踏み込めるようなところでも、一歩引いてしまう。
        他人と競争するのが苦手で、何かに参加するのが苦手だった。
        誰かと一緒に居ないと心細いくせに、誰かと一緒にいると落ち着かない。
        年上を相手にしても年下を相手にしてもどこかぎこちない、その女の子はいつも男の子を追いかけていた。
        -- 鹿場 映理 2014-02-20 (木) 20:48:05

      • exp027840.png -- 2014-02-20 (木) 20:49:00

      • 男の子はいつも女の子の少し先を歩き、女の子はいつもそれを追いかけていた。
        時々振り返って、ちゃんと着いてきているかを見てくれて、たまに声まで掛けてくれる。
        ――小さいころの、守形さんと映理は、いつもそんな感じだった。
        -- 鹿場 映理 2014-02-20 (木) 20:51:08

      • exp027841.png -- 2014-02-20 (木) 20:53:23

      • 「急ぐなよ、また転ぶぞ?」
        -- 諏訪里 守形 2014-02-20 (木) 20:54:38

      • 呆れたように言う、その振り返った姿が好きだった。
        冗談の陰に隠してくれるその優しさが、大好きだった。
        小さい頃から、鹿場映理は、優しい諏訪里守形が……とても大好きだった。
        -- 鹿場 映理 2014-02-20 (木) 20:56:40

      • exp027842.png -- 2014-02-20 (木) 20:57:56

      • 「ま、待って……」

        言わなくても、いつだって守形さんは映理のことを待っていてくれた。
        嫌な顔もせず、呆れたような笑顔で。
        その笑顔が、道の先で待っていてくれるだけで、どんな道でも歩いていける気がした。

        だけど、本当は……その頃からずっと、映理は守形さんと一緒に歩いて行きたいと思っていた。
        いつか映理が立派に胸を張って歩けるようになれば、同じ歩幅で歩いていけるんじゃないかって、そう思っていた。
        だけどその歩幅はいつまで経っても変わることはなく、ずっと同じ距離を以って守形さんと映理は少しずつ大人になっていった。
        -- 鹿場 映理 2014-02-20 (木) 21:01:29

      • exp027843.png -- 2014-02-20 (木) 21:03:03

      • 守形さんが高等部に上がる直前、妹野先輩から特別教科への誘いがあったことを聞いた。
        詩潟先生曰く、守形さんにはペルソナという能力が備わっていて、その力を以ってシャドウから人を救って欲しいという打診を受けたのだという。
        私はそれを聞いて、もしかしたらと思い、自分も特別教科に参加出来ないかと申し出た。

        生まれて初めてだったと思う。
        あんなに勇気を出したのは。

        自分にも、ペルソナの才能があると知った時は、とても嬉しかったのを覚えている。
        ようやく守形さんと同じ場所に立てたのかもしれないと。そして、勇気を持って踏み出した自分を褒めてやりたいとも思った。
        -- 鹿場 映理 2014-02-20 (木) 21:07:58

      • exp027844.png -- 2014-02-20 (木) 21:09:54

      • ――その背中に、追いつきたかった。
        ずっと憧れて、ずっと眺めてきただけのその背中に触れて、そして自分を見て欲しかった。
        他の誰にも認められなくてもいい。
        でも、映理を待っていてくれる、あの優しい背中の男の子だけには、映理自身を見て欲しかった。

        もう、自分は大丈夫だと。
        待っていてくれなくても、追いつけると。
        守ってもらわなくても、一人で生きていけると。
        ……世話の焼ける幼馴染ではなくて、一人の女の子として。
        映理が好きになった守形さんに、見て欲しかったのだ。
        -- 鹿場 映理 2014-02-20 (木) 21:14:35







      • exp027845.png -- 2014-02-20 (木) 21:18:31







      • exp027846.png -- 2014-02-20 (木) 21:19:56







      • ― 三年目 秋 鹿場映理の部屋― -- 2014-02-20 (木) 21:22:26

      • exp027847.png -- 2014-02-20 (木) 21:23:16

      • ………。
        (また、夢を見ていたらしい。眠れない程辛いはずなのに、いつの間にか眠りに落ちている)
        (そんな自分が、また嫌になる。暗闇の中、再び顔を膝に埋め、腫れた瞳を閉じた)
        -- 鹿場 映理 2014-02-20 (木) 21:27:04
      • (コンコン、とドアをノックする)
        ……鹿場。少し、話さないか。……出るのが嫌ならそのままでいい。
        -- 白斗 鏡 2014-02-21 (金) 19:40:06
      • (ビクリ、と肩を揺らし、顔を埋める)
        (だが、返事をしなければいつまでも相手がそこに居る気がして、暗闇の中ふらりと立ち上がる)
        (電気をつけると、眩しさに目がくらんだ)……白斗、さん、ですよね……。
        ごめんなさい……今、人前に出れるような……顔、して、ませんので……。(ドアに額を付けて、憔悴した声で呟く)
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 19:48:53
      • 構わない。……なら、そこからでいい。聞いてくれ。
        ……諏訪里の部屋の鍵を持っている。今少しずつ、部屋の整理をしてるんだ。
        …………あいつ、部屋散らかしたままだったからな……。たまにしか掃除しないんだろうな。まったく……誰かが片付けてやらないと、いつまでもそうだった……

        …………酷なことを言うのは分かっている。簡単じゃないことも。それでも、敢えて聞く。
        ……まだ、お前の心は、整理はつけられそうにないか?手もつけられず、散らかったまま、なのか……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-21 (金) 20:03:54
      • ………。
        ……どんなに周りを整理しても……どんなに綺麗にしようと頑張っても、変えようがないですから……。
        全部、映理のせいです……。
        映理が居たから……映理が願ったから……こうなったんだと、思います。
        だから……無理だと思います……もう、映理は、無理です。
        今まで、守形さんがいたから……いてくれたから……どっちが前か分かって、進むことができたんです。
        でも今は、どっちに進んでいいかも、分からないんです……。
        それに……映理だけが先に進んでいいわけ、ないですよ……(ぼろ、ぼろと涙が溢れる)
        (ドアにもたれ掛かり、額をこすりつけ、口元を引き結んで呟く)……映理が、守形さんを……死なせたんですから……っ。
        (引き裂かれるような心の痛みと共に、代えがたい事実を言葉にした。嗚咽が、狭い部屋に響く)
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 20:14:16
      • ……そうか。無理か。そうだな、その様子じゃ、無理だろうな。悪いな。
        ……だが、一つだけ、聞いて欲しい。

        あの時、あいつがああしたのは。あいつが……そうしたかったからだ。
        自分のことを犠牲にしても、何を捨てたとしても、何と引き換えにしても、どんな大事な約束と違えようとも……大好きな人達と、永遠に別れることとなろうとも……

        ……鹿場 映理……お前の……たった一人の、大切な幼馴染のことを何よりも守りたかったからだ。

        ……だから、それを理由にするのだけはやめてくれ。立ち止まるなら、アイツのせいにだけはするな。アイツが死んだことを自分が足を止めていい理由にするな……。
        (いつもどおりの淡々とした語り口だが、少しだけ、いつもより、感情がこもった言葉となってしまう)
        -- 白斗 鏡 2014-02-21 (金) 20:37:37
      • それでも……! あの時……映理が、あそこにいなかったら……!
        もっと、自分のことをわかっていれば……近づこうと思いさえしなければ……!

        守形さんは死ななくて済んだのに……ッ!!
        足を止めていいなんて、思ってないです……足を進めていいとも思えないだけなんです……!
        守られて、庇われて、そうしてしか生きられないのが映理なら……映理はこれから先も、誰かの足を引っ張ってでしか生きていけない……!
        白斗さんには、分かんないです……白斗さんは、守形さんと並んで歩いてたじゃないですか……!
        同じ物を、同じ視線で見て、そこを目指していたじゃないですか……ッ!

        映理は、それも……それさえも、台無しにした……ッ。
        守形さんが死んだのが、映理の……映理だけのせいなら……!! ここから、進んでいいわけ、ないですよっ……!
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 20:49:27
      • ……あぁ、そうだな。その程度の気持ちでは、その程度の思いでは。それが限界なのだと、決めてしまうのなら。
        ……お前は。俺たちと一緒には戦えない。絶対にだ。
        俺たちも、今は自分のことだけで精一杯なんだ。後ろを、確実に守れるという余裕と保証は 無いんだ。誰にもな。
        (冷たく、言い放ってしまう、自分の気持ちを。抑えきれない。)

        ……俺だって、あの場所にいた、あの時、あの瞬間、何もできずに、その場にいたんだ。
        違う、違うぞ、鹿場……それは、お前だけ、じゃない。……お前だけじゃないんだよ。

        ……アイツが、居なくなって、苦しくて辛くて、何も、見えなくなってしまいそうになってるのは、

        お前だけじゃ……ないんだよ!!

        俺は、俺だって……あいつと一緒に進みたかった!!あいつと一緒なら、何だって出来ると思っていた!
        来年も、再来年も、同じようにまた学校で、楽しく笑い合っていたかった!過ごしていたかった!!
        ……一緒に卒業して、あいつと世界を見て回るのを、楽しみにしていた。俺にとってもあいつは……道標だったんだ。過去も何もない、俺の……唯一の、道しるべだったんだ!!
        ……俺だって……俺だってなぁ……ッ!!

        辛いんだよ!!それでも……足を進めないと、あいつと一緒にいた時間まで、無駄になってしまうだろうが!!
        (気持ちを、感情を抑えることが、出来なかった)
        -- 白斗 鏡 2014-02-21 (金) 21:10:17

      • exp027855.png -- 2014-02-21 (金) 21:21:18

      • (――息を、呑んだ)
        (守形さんが死んだ後も、毅然としたリーダーとして振舞っていた白斗さんが)
        (ドアを一つ挟んだ先で、慟哭している。感情をむき出しにして)

        (胸が、締め付けられた)
        (心が、押し潰されそうだった)
        (その悲しみや苦しみを生み出したのが自分であるという痛みと同じものを……)
        (白斗さんも抱えていることに、遅まきながら……ようやく、気づいてしまった)

        (涙が、溢れる。それだけ、大切な存在だったから)
        (そしてその大切な誰かを守れなかった無念さに、涙が頬を伝う)

        白斗、さんっ……ごっ、ごめっ……ごめんっ、なさい……っ。
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 21:27:49

      • exp027856.png -- 2014-02-21 (金) 21:28:49

      • ……だったら。

        ……俺に謝るんじゃない。……あいつに、謝ってほしい。そして、あいつに、もう一度、お前の笑顔を見せてやってくれ……。

        ……話は……それだけだ……。悪かったな、怒鳴ったりして……。
        (鹿場の鳴き声が、ドア越しに伝わってくるのを感じ、そっと体を離し、諏訪里の部屋へと向かった)
        -- 白斗 鏡 2014-02-21 (金) 21:41:38

      • (遠ざかっていく足音に、返事は返せなかった)
        (ただ、いつ尽きるともなかったはずの涙が、少しだけ……ほんの少しだけ流れるのをやめていた)

        (突き放すようでいて、待っていてくれているような……どこかで感じたような優しさを胸に抱いたまま)
        (しばらく、自室の床を見つめていたが、やがてドアのノブに――その手を伸ばした)
        -- 鹿場 映理 2014-02-21 (金) 21:52:08
  •  
  • ―夏休み 見晴らしのいい河川敷― BGM♪ -- 2014-02-19 (水) 22:55:54

    • ……ようやく、たどり着けた。また、此処に……。
      (バイクを降りて、腰に手を当てて目を細める 人の姿はなく、ただ、日が落ちつつあるオレンジ色の河川敷からの景色がそこにあった)
      -- 白斗 鏡 2014-02-19 (水) 22:58:18

      • あいつ、途中で地図を間違えていたこと、誤魔化していたな……。
        部屋を整理して見つけたあの時の地図を頼りに何度出かけても、ここまでたどり着けないわけだ。
        -- 白斗 鏡 2014-02-19 (水) 22:59:43

      • デタラメに走って、たまたま、此処にたどり着いた。本当にそれだけだったんだ。
        ……あの、バカ。見栄ばっかり張って……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-19 (水) 23:01:50

      • ……こんなにも、時間をかけてしまった。あの時からは……一年、か。
        なぁ……ここには誰もいないんだ。もう、いいよな……別に。
        (すぅ、と大きく息を吸って……)
        -- 白斗 鏡 2014-02-19 (水) 23:04:55

      • ぁ……んのっ!!バ ッ カ野郎ぉおおおおおおおおおおおおおおーーーーーーッ!!!
        -- 白斗 鏡 2014-02-19 (水) 23:07:38

      • 俺との約束はどうした!!一緒に……世界を周ると言っただろ……!!お前、人を焚きつけておいて、そんなの無いだろ!
        最後の最後までカッコつけて自分勝手に!誰よりも運も悪いっていうのに、何やってんだよ諏訪里ッ!!
        -- 白斗 鏡 2014-02-19 (水) 23:11:59

      • >心の内に溜まっていた思いの丈を、ただ、ただ叫んだ・・・。
         誰宛でもない、聴く者もない、それでも叫びたかった、叫びたくなった……。理由は自分でも分からなかった。
         だが、そうしたい衝動が、此処に来てみてフツフツと湧いてきた。誰かが言っていた、悲しいときは、叫べばいい、怒ればいい。少しだけ、理解できた・・・。


        -- 2014-02-19 (水) 23:15:30
      • ……なんで、もう、居ないんだよ……。俺は、何もかも普通に、いつもどおり、過ごしているって言うのに……
        お前が居ないんじゃあ、俺がいつもどおり過ごしても、あの時の……俺たちが過ごしてきた日常には成れないだろ……
        -- 白斗 鏡 2014-02-19 (水) 23:25:07

      • >・・・?雨が降っている。 周りは晴れている、というのに……。
         自分の周りだけ、雨が降るなんて、そんな事が、起こり得るのだろうか・・・
         頬を伝う雨を、手で拭ってみた。……温かい。どうして、こんなにも、暖かく、そして、こんなにも苦しいのだろう・・・


        -- 2014-02-19 (水) 23:30:29

      • exp027832.jpg -- 2014-02-19 (水) 23:33:05

      • (歯を食いしばり、もう一度、叫ぶ。まだまだ言いたいことが。伝えたいことが沢山ある)
        わかってるんだよ!どうしようもなかったことも、ああしなければ鹿場を救えなかったのも……
        解っているんだよ!こんなことをしても、何の意味もないことも!失ったものはもう戻らないことも!
        俺は、こんな気持ちを抱いたのは初めてだった!なんだよ、無茶苦茶苦しいんだよ!どうしようもないくらいに痛いんだよ!
        ……ホント……ふざけるなよ・・・お前は本当に……最低のヘタレで最悪の馬鹿野郎だ……
        -- 白斗 鏡 2014-02-19 (水) 23:41:17

      • >伝えたい言葉、本当に伝えたいのは、こんな言葉だったのだろうか。
         頬を伝っているのが、自分から溢れてきている涙であると、気がついたときには、それの止め方が全く分からなくなっていた。
         いつも、共に歩んできた。時には机を並べ、時には背を合わせ、学び、競い、戦ってきた。
         自分のことを、相棒だと、言ってくれた。二人なら何だって出来ると、背中を押してくれた。
         そんな彼に、伝えるべき言葉は……


        -- 白斗 鏡 2014-02-19 (水) 23:48:28

      • ……違う、違うな……そうじゃない、そうじゃなかったな……。
        (もう一度、目を閉じて、呼吸を整える)

        ……お前はっ!俺の……最高の、友達だ……!!いつも、俺を支えてきてくれた、大切な、親友だ……!!
        ……守形!俺は、絶対に約束を守る!お前が傍にいるというのなら、俺が、世界を見て回ってやる!必ずだ……
        ……だから、これかも、一緒に歩んでいこう。なぁ、相棒……!
        -- 白斗 鏡 2014-02-19 (水) 23:59:11

      • exp027833.jpg -- 2014-02-20 (木) 00:01:20

      • >心の奥に、何か新しい力が宿ったのを感じる・・・
         あの日、失ってしまった掛け替えのないものの欠片を取り戻すことができたような気がする・・・
         叫び終わったあと、胸に溜まっていたモヤモヤは少なからず解消され、どこか、晴れやかな気分で、夕暮れの河川敷を後にした・・・


        -- 2014-02-20 (木) 00:04:08
  • ― ??? 何もない空間― BGM♪ -- 2014-02-18 (火) 19:51:33

    • >未来に説明を受けた妹野先輩の精神世界に招かれたはずが、様子がおかしい。
       いつものように見知った風景もなく、真っ暗な空間がただ広がっている。


      -- 2014-02-18 (火) 19:53:40
      • ……ここは……。何も、ない……?
        ……妹野先輩は、どこに……
        -- 白斗 鏡 2014-02-18 (火) 20:08:44
      • ……あっ、ここに居たんだ。(背後から声がする) -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 20:24:36

      • exp027781.png -- 2014-02-18 (火) 20:25:12

      • (振り返るとそこには、どこか妹野先輩の面影のある少女が立っている)
        (声を賭けようとすると、するりと身体をすり抜けていった)
        (その先で、少しだけ誰もいない虚空を見上げ)……ねえ、私頑張ったよ。褒めて。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 20:26:51
      • ……妹野先輩、なのか……?どうして、そんな姿に……理想や願望がこの世界を作り上げるんじゃなかったのか……
        頑張った……?一体、何の……先輩は……。
        (すり抜けた先の姿を追い、手を伸ばしかける、が……)
        -- 白斗 鏡 2014-02-18 (火) 20:32:27
      • 私ね、いっぱい頑張ったんだよ。
        寮で唯一の先輩として、皆の頼れる先輩として。
        ずーっと、ずーっと頑張ってきたんだよ。褒めてもらってもいいよね?
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 20:36:57
      • そうか。
        頑張ったんだな、お前も。その点については、褒めてやる。良くやった、妹野(少しだけ屈み、頭を撫でる) -- ロティア? 2014-02-18 (火) 20:39:44
      • いや、結局のところ、キミがいなければ特別教科というものは存在できなかった。
        だからキミに改めて言われるまでもなく、キミのことをボクは十分に評価しているよ。ありがとう、妹野くん。(微笑み、頭を撫でる) -- 士時? 2014-02-18 (火) 20:41:03
      • うん。リリィちゃん。良く、頑張ったわね……・。
        貴方は、私の誇りよ……? だから、胸を張って生きていいと思うわ……。(優しく抱きしめて、頭を撫でた) -- ???? 2014-02-18 (火) 20:44:29
      • ……先輩は良くしてくれていると思う。先輩が居て助かったことも多い。
        これからもよろしく頼む。俺には、先輩が       だ。(顔のない鏡が頭を撫でた) -- 鏡? 2014-02-18 (火) 20:46:50
      • (重なった四人に頭を撫でられていたが、ふと顔を見上げ)
        白斗さんだけ、聞こえなかったよ……? なんでかな……。
        (振り返り)あっ……白斗さん。居た。居たよー。
        ねえ、白斗さん、褒めていいのよ、リリィのこと。それで、私の心を埋めてよ。
        私の存在を認めてよ。 ……私のここを、埋めてよ。どうしても埋まらないんだよね、ここ。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 20:48:51

      • exp027782.png -- 2014-02-18 (火) 20:49:46

      • 私もね。士時先生もね。
        大切な人を、諏訪里さんの前に、もう一人失ってるから。だからその穴を、白斗さんが埋めて欲しいの。
        なんでかわからないけど、白斗さんには、それが出来るような気がするから。
        白斗さんも、大切な相手を私と同じように失ったからかな?(くすくすと無邪気に笑った)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 20:51:23
      • 同じ、ように……?(シャドウに関する出来事で、過去、そんな悲劇に苛まれたということなのだろうか……)
        先輩、俺は、俺だ。諏訪里守形でもなく、その事件で失われた大切な人でもない。誰の代わりにもなれない、唯の……俺だ。
        ……だから、俺にはそれは埋められない……。
        (まっすぐと、その少女を見据え。歩む。足元もわからないが、一歩一歩、踏み出す)
        -- 白斗 鏡 2014-02-18 (火) 21:02:15
      • どうして……?(首を傾げる) きっと出来るよ、白斗さんなら。
        それに、白斗さんのその胸の穴も、きっと誰かで埋められる。
        (指をさすと、胸に大きな穴が開いていることに気づく。そこから、あの日の諏訪里のように血が溢れだしている)
        そうやってずっと穴をそのままにしておくと、いつか寂しさとか、辛さとかに押し潰されて死んじゃうよ?
        だから、白斗さんも、その諏訪里さんが死んだ穴……何かで埋めちゃえばいいと思うよ。どうかな……?
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 21:07:25
      • ……知ってるよ。アイツが死んだ、そのことに対して、俺が。何も感じていないわけがない。それくらいは知ってる
        それが、俺が心に感じているものの正体なら……

        俺はまだ、この穴を埋めるつもりはない。

        穴を埋めて、誰かで代用して。それで、新しい人生を送るのも、悪くない。普通はそれでいいんだ。いや、それが出来る人間なら絶対そうした方がいい。

        ……俺には、出来ない理由がある。この穴は、あいつと過ごしてきた、二年間のおかげで出来た大穴だからだ。アイツとの思い出が作り上げた俺自身のアイツへの気持ちだからだ。
        俺には、目的がある。この鏡迷宮を突破し、シャドウを殲滅する。アイツとの、絶対に違えられない、約束だ。
        これは、この穴は、今はいないアイツとの
        (胸に空いた、穴を、拳で 叩いた)
        絆の証だ。全てが終わるまでは、決して埋めることはない。決意の証だ。
        -- 白斗 鏡 2014-02-18 (火) 21:34:21
      • そう、なんだ。……きっとね。凄く辛いよ。
        いつだって、本当のことを受け入れるのは辛いし、悲しいことなんだよ……?
        その穴は塞がない限りずっと埋まりもしないし、ずっと血を流し続ける。
        代わりの言葉を求めて、誰かにすがり、すがりすぎて嫌われていくから、また新しい何かを探さないといけない。
        そんなことの繰り返しで、ゆっくりと死んでいくしかない。……それでも。

        (幼い妹野は手を白斗に差し伸べる)

        それでも、行くんですね。白斗さん。
        (いつの間にかその姿は現実の妹野の姿となっている)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 21:41:09

      • ……俺は……死なないさ。
        ……約束する、妹野 リリィ。(こちらからも手を差し出し、触れる)
        何処へ行こうとも、……絶対に、お前の元へ帰ってくる。独りには、絶対にしない。

        あぁ、行かなければいけない。どうしてもこの手で決着をつけなくてはいけない。
        ……リリィ、お前は、ついて来てくれるか、俺に。例え、それが茨の道だろうと。どんなに傷つこうとも。
        -- 白斗 鏡 2014-02-18 (火) 21:54:39

      • ……私は、きっと、貴方が思うよりずっと弱い女ですよ……?
        これ以上、一つでも欠けたら、自分一人では立って居られないほどに……。(触れた手を握り返し)

        いつも当たり前に居た人がいなくなる悲しみは……もう二度と。
        二度と、耐えられる気が、しませんよ……?

        はい……分かりました。

        でも、少しだけ、待ってください。
        私は、ここでしっかりと私と話をしてからでなければ、共に進めないと思いますから……。
        (小さく微笑むと、静かに振り返る)
        (そこには、幼い頃の妹野リリィが居る)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 22:03:48

      • ……行っちゃうの?
        きっと、辛い道だよ。
        あの人が居なくなったとき、凄く悲しんでたよね?
        士時先生と一緒に、ずっと泣いてたよね、私。
        だから、もう二度とあんな思いをしないように強くなったんだけど、やっぱり変われなくて……。
        それでも、行くの? そんなに、弱いまま……。 -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 22:08:46

      • ……一緒に傷ついてくれる人が居ると、分かったから。
        あの人が死んだ時に、士時先生がそうしてくれたように。私も、白斗さんにとってそういう人になりたいの。
        自分の恋人が死んだのに、大好きだった先輩を失った私を慰めてくれた、先生のように。

        だから、大丈夫。
        貴方の歪な穴は、きっといつか、必ず塞いでみせるから。
        今も疼いて、苦しくて、悲しいけれど。
        それでも、私を必要としてくれる人と共に……私は行くことにしたわ……。

        だからごめんね、弱い私。……貴方のことは、連れていけない。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 22:14:14

      • うん。
        分かった……。頑張ってね、私。
        ずっと見てるから。ずっとここで、見てるから……!
        私の大好きだった、私の先輩みたいになれるように、ずっと願ってるからね!
        (小さなリリィは妹野の身体を抱きしめると、静かにその身体に溶け込んでいった) -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 22:15:43

      • >――白斗との絆の力で。
        ホワイトエンプレス』の更なる力が解放された……!


        -- 2014-02-18 (火) 22:19:05

      • (静かに目を伏せていたが、立ち上がり)
        昔ね……とても大好きだった先輩がいたの。
        優しくて、包容力があって、そこに居ると安心して。
        もしかしたら、そういう風に見られているなら嬉しいけれど……ちょうど今の私のような……私の理想となった人だった。

        彼女は、士時先生の恋人だったの。とても仲睦まじいように見えた。
        もう、何年も前の話だけどね……。今は、二度と帰ってこない人になってしまった。
        ペルソナも、シャドウも関係ない、ただの事故で……。(静かに俯く)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 22:24:06
      • ……そうか。そんな過去が、……あったんだな。
        (そっと、肩に手を添えて)だから、先輩として、必要以上に、誰からも認められようと。ひとり、気負い頑張っていた、ということなのか。
        ……それじゃあ、無理も出てくるさ。いつか、言ったように。もっと、甘えてよかったんだ、俺や、周囲の人たちに。
        苦しみも痛みも、全ては無理でも、少しずつなら、仲間で分け合って支えていけるのだから。
        -- 白斗 鏡 2014-02-18 (火) 22:40:10

      • exp027792.png -- 2014-02-18 (火) 22:49:35

      • そうね……。もし、そうなのだとしたら……。
        ほんの少しだけ、頼ってしまってもいいかしら……。
        やっぱり、私、どうしても挫けてしまいそうだから……。
        (瞳に涙を浮かべて、それでも弱々しく微笑んだ)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 22:52:01
      • あぁ。……任せておけ。
        (目を伏せて、微笑む)

        誰かの代わりには成れないが、俺は、俺として、誰かを支えることくらいはできる。そのくらいは、頼ってくれ。

        ……さぁ、行こう。皆の元に。帰るんだ、俺たちの世界へ。
        -- 白斗 鏡 2014-02-18 (火) 22:57:40
      • ええ、じゃあ改めて……よろしくね、白斗さん。
        (少しだけ少女のような笑みを浮かべて白斗の後を追う)
        (弱い自分を胸に抱えながらも、確かに強い歩みで)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-18 (火) 23:06:59
  • ― 三年目 春 『アリス・ガーデン』 みなもの部屋 ― BGM♪ -- 2014-02-16 (日) 19:33:10

    • >未来に連れられて鳴子の部屋に来たが、ノックしても返事はなかった。
       未来がドアノブを捻ると、鍵は掛かっておらず、部屋には誰も居ない。


      -- 2014-02-16 (日) 19:34:30
      • (電気をつけると、学習机に向かう。来訪を見越されていたのか、手紙があった)
        ……しまった。やっぱり、考える事、一緒だった。(手紙を白斗に渡す。『鏡迷宮』に行ってきますと文字が書かれている)
        -- 姫宮 未来 2014-02-16 (日) 19:37:37
      • ……だが、鳴子は一人だ。お前とは違う……。不味いな、すれ違いか、それとも……。
        ……帰ってきたばかりで悪いが、もう一度向かうしかないな……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-16 (日) 19:41:18
      • そうね。本当、世話が焼けるんだから。他人のことは言えないけど……。
        ……みなもはあれで、あたし以上に一人で抱え込むタイプだから。……行こう、『鏡迷宮』へ。
        (踵を返して部屋から出ようとした途端足元がふらついて、白斗の方に身体をぶつけてしまう)……っと。
        -- 姫宮 未来 2014-02-16 (日) 19:45:02
      • (肩を支える形で受け止めて、支え)おい、未来……。……。
        …………いや、お前には別のことを頼みたい。
        先輩のことだ。俺はこのまま鳴子を追って迷宮へ向かう。だが、先輩が何かペルソナを通し異変を感じ取って別の行動を取ろうとしているかもしれない……。
        ……頼むぞ、未来。妹野先輩はお前に任せた。(肩を軽くたたいて、その場に、止めさせ、先に部屋を飛び出す)
        -- 白斗 鏡 2014-02-16 (日) 19:55:29
      • (いくらなんでもその言葉の言わんとしていることは分かって)……っ、あたっ……(ただ、一度深呼吸をして)
        わかっ、たわよ。先輩にも、説明しておいたほうがいい、と思うし。
        ……っ(部屋を飛び出した白斗に廊下で)みなもを頼んだわよ!! あと、絶対無事で二人揃って帰ってきなさいよね!!
        もう、あたしは、アンタも失ったらどうしようもないくらい、アンタのことも大事なんだからっ!(背中に向かって叫ぶ)
        -- 姫宮 未来 2014-02-16 (日) 19:58:47
      • ……任せろ。(後ろからの声に、それだけ応えて。振り返らず迷宮へと向かう!) -- 白斗 鏡 2014-02-16 (日) 20:03:31
      • (その背中を見ながら、ぐっと何かを堪えつつも、頼もしさに胸の奥が少しだけ痛くなった)………。 -- 姫宮 未来 2014-02-16 (日) 20:05:30
      • (がちゃ、と部屋のドアを開けて)……あ、あれ……聞こえてきちゃった、のだけど……抜け駆け、なのかな……。 -- 妹野 リリィ 2014-02-16 (日) 20:06:16
      • えっ!? あっ!? ニャーーーーッ!! 違っ、違うくて、そんな感じで言ったんじゃなく……!?
        あっ……! 先輩、ごめん、少しだけいいかな、今……大事なことを、伝えたいの――。
        -- 姫宮 未来 2014-02-16 (日) 20:07:26

      • ― 同 『鏡迷宮』 第三層 広間― BGM♪ -- 2014-02-16 (日) 20:10:25

      • >シャドウを倒しながら三層を進むと、開けた空間の中心に鳴子がいる。
         天井を仰ぎ見たまま、自分の眼鏡に触れると、静かにそれを外し、それに視線を向けた。


        -- 2014-02-16 (日) 20:12:22
      • ……待てっ……鳴子っ……!!(走りながら名前を呼びかけるも、既に遅く……) -- 白斗 鏡 2014-02-16 (日) 20:17:08
      • ……ふぇ!? 白っち!? 何でここにっ!?
        って、まずっ!? (未来の時と同じように、光が周囲を埋め尽くし、二人の体を飲み込んでいった……)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 20:18:50

      • ― ??? 学園? 教室内?― BGM♪ -- 2014-02-16 (日) 20:19:54

      • >――未来のときと同じだ。
         また、教室ではないはずの教室に、傍観者の立場で召喚されている。
         ……鳴子の精神世界だろうか。


        -- 2014-02-16 (日) 20:21:37
      • ――っと、言うわけで、カレーを作ろうと思うんです! 多分上手く出来ると思うんですけど!
        でも……もし良かったら、少し寮で調味料のある場所とか教えてくれると嬉しいんですけど……。(ダメかな、という顔で伺ってくる) -- キシィ? 2014-02-16 (日) 20:24:05
      • そうね。じゃあ、学校が終わったら来ていいわよ。
        それほど料理は得意ではないので、教えられることは僅かだと思うけれどね。(眼鏡を指で押し、優しげに微笑む)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 20:26:59
      • あ、それ私も言っていいです?(くくく、と悪い顔をした後、はっ、と気付き)
        大丈夫です、悪さとかはしませんし、悪魔ですけど、大丈夫(こくこく) -- ティポ? 2014-02-16 (日) 20:29:37
      • (額の眼鏡に触れ)ほんとかなー? ハイパーみなも様の目が光ってるうちは、邪魔とかさせないよー?
        でもまー、邪魔とかしてくれた場合、悪戯する口実になるから、全然おっけーなんだけどねー。(けらけら笑う)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 20:31:39
      • や、やめてください! 皆で美味しく食べるのが今回の目的なので! -- キシィ? 2014-02-16 (日) 20:33:29
      • は、はい……わかりましたです。悪戯はされたくないです(ふるふる)
        でも、私もお呼ばれしてもいいんです? 部外者で、しかも悪魔なんですけど。大丈夫です? -- ティポ? 2014-02-16 (日) 20:35:28
      • (眼鏡の奥で優しく微笑んで)良かったわね、キシィさん。おとなしくしていてくれるって。
        (にやっと笑って)そりゃー残念ねー。まー、悪戯は次の機会ってことにしとけば、まーまーかなぁ。あ、ミアレスカも来るー? 忙しいならいいけど?
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 20:35:58
      • へ? 私? 私は、どうしようかなーって。うん……もしかしたら予約入りそうなんだよね、今日。相手おじさんらしいから仕事終わるまで待たないといけなくて。
        それって結構遅くまでやってるの? みなも/鳴子さん? 遅くなってからでいいなら合流するけど。出来ればシャワーも浴びれたら嬉しいな、って。 -- ミアレスカ? 2014-02-16 (日) 20:41:04
      • (額の眼鏡を触りながら笑い)んー、大丈夫じゃないかなー。良くわかんないけど、寮の消灯までなら行けるだろーしねー。
        余り遅くならないうちに、帰らせるつもりだから。その辺は、抜かりなく行うわよ。色々と物騒だし。(眼鏡を持ち上げる)
        だからミアレスカもおいでよー。絶対楽しいってー。(眼鏡を外す)
        ……無理に、とは言わないけどね(眼鏡を持ち上げる)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 20:43:08
      • でさー。
        そこでさっきから立ってる白っちはどーすんの? 別にどっちでもいいんだけどさー。
        白っちに決めてもらいたいなーって、わたしは思うんだよね。
        ね、いいでしょう、白斗君。……決めて貰っていいかな。
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 20:45:06

      • 時々さー、分かんなくなんない? 色んな方向に色んな顔向けてたらさー。
        ……一体、どちらの顔が私の本当の顔なのかしらね。と。……私はわからなくなったわ。
        他人から求められてさー。それにいい顔して、そしたら全部上手く行くことが多すぎてねー。
        でも、そうして仮面を被ったまま生きてきたら、どちらが私の本当の顔なのか……私にもわからなくなったのよ。
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 20:47:51
      • だからさー。

        ――もう、白っちが決めていいよ。白斗君。
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 20:48:44

      • exp027756.png -- 2014-02-16 (日) 20:50:30

      • ――わたし。
        ハイパーみなも様。白っちと、特殊教科の活動をする、ちょっとだけ破天荒なわたし。
        白っちのこと、割りと悪くないと思ってて、自分のことが大好きな鳴子みなも。
        わたしを選んでくれたら、学園でのわたしは捨てる。もう、あんな優等生の振りして頼られるのは真っ平。
        わたしは本当は弾けたいし、学園の人間と仲良くなれなくたっていいから、もう学園での交友も捨てる。

        どうかな。
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 20:53:32

      • exp027757.png -- 2014-02-16 (日) 20:56:39

      • ――私。
        鳴子みなも。白斗君と適度な距離を置いて、普通に振る舞うただの女の子。
        白斗君のこと、割りと悪くないと思ってて、自分のことが大好きな鳴子みなも。
        私を選んでくれたら、寮でのわたしは捨てる。もう、あんな破天荒に振る舞って他人に嫌われるのは真っ平。
        私は本当は嫌われるのが怖いし、その場を盛り上げなくても生きていけるから、もう寮での交友も捨てる。

        ……どう?
        -- 2014-02-16 (日) 20:59:04

      • exp027758.png -- 2014-02-16 (日) 21:01:12


      • 白っち/白斗君が選んでくれたなら。わたし/私は、要らない方は全部捨てれるよ。……だから。

        選んで、白っち/白斗君。(二人の鳴子が、同時に手を差し伸べてくる)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 21:02:45
      • ……これが、鳴子の願望……いや、心の、弱さ……か。

        鳴子……。鳴子 みなも……それは、逃げだ。誰だって、人ならば、仮面をかぶって生きている。誰だって、自分を他人から良いように見てもらいたいと思っている。
        皆、誰しもが同じなんだ。だから、一方を選んで、一方を切り捨てるような生き方は。ただの逃げだ。弱さだ。

        お前は、他人の視線が、怖いんだろ。だから、メガネをつけて、他者と自分の境界を作っている。自分の境界を作り、隔てているんだ。
        そんなことをする必要は、ないんだ。世界はもっと、お前が思ってるより、お前のことを受け入れるだけの許容はある。
        (二人の目を見て話しながら近づく。差し出された手を両の手で、同時につかむ)

        …………怖いか?一人が怖いなら……俺が付き合ってやる、それに慣れるまで。学園でのお前も、寮でのお前も。
        どちらが本物でも偽物でもない。どちらも紛れもなく、お前自身が築き上げてきた鳴子 みなも なんだ!!
        -- 白斗 鏡 2014-02-16 (日) 21:28:45
      • ……そんなの、もっと、怖いよ。
        だって、そんなの、一番中途半端で、一番みっともなくて……一番、わたしそのままだもん……。
        そのままのわたしが、受け入れられるはずない……こんなちぐはぐな自分を受け入れてくれる人なんて、きっといないよ……!
        (いつの間にか、その手に載せられた手は一つになっている。鳴子みなもそのもの、どちらか極端に寄らない、両端を含有する唯一)

        きっと、白っちだって、幻滅する。
        わたしは、そんなに優秀でもないし、そんなに突拍子もないこともできない……。
        皆絶対にわたしの表面だけを見て、わたしに近寄って来てるんだ!! だからせめて、表面は取り繕っておかないと!!
        わたしの本当の姿なんて誰も興味ないし……白っちだって、こんな泣き言言うわたしなんて必要ないって思ってるに決まってるよ!!


        (再び姿がブレ始めて、二つに分かれ始める)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 21:41:57
      • ……受け入れられないと、誰が決めたんだ。それは、全部、自分自身の中で完結してしまっていることなんじゃないのか?
        お前がお前であることを咎める奴なんて、誰もいない。一歩踏み出せ。たたらを踏んだままじゃ、何も変わらない、変えられない。

        ……そうだな、お前は料理を作ろうとするとケミカルな物体Xを作って持ってくるし、いつも余裕ぶっているくせに無茶ぶりされると急に慌てふためいて焦り出す。
        でもな。そんな鳴子も、俺は、可愛いんじゃないかって思う。
        いいじゃないか、ちょっとくらいダメな所があったって。それも、個性だ。

        宣言する。俺は、お前を拒絶しない。どんなお前だって、俺は受け止めてみせる。
        どんなみっともなかろうが、どんな弱さを抱えていようが俺の大切な、仲間、鳴子 みなもは、この世に一人しかいないのだから。

        それが本当のお前なら、俺はどんなお前だって受け入れる!
        -- 白斗 鏡 2014-02-16 (日) 22:05:13


      • exp027760.png -- 2014-02-16 (日) 22:16:50

      • (握っていた手は、弱々しく、でも二度と離さないよう結ばれた)
        (たったそれだけで、一瞬で作り上げたはずの堅牢な精神世界が崩壊する)

        ――ずるいよ……白っち。
        そんなの、わたし、離れられないじゃん……(もう一人の自分からも、白斗自身からも)
        (トンッ、と踏み出し、その胸に顔を埋めた。僅かに震えた身体を預け、小さく俯く)
        一人で乗り越えようと思ったのに……借りができちゃったよね……。ははは、ハイパーみなも様の借りは、大きいよ?

        うん、分かった。白っちが今見てるわたしが、わたしそのものだよ。どんな姿をしてても、どんな風に振る舞っても。
        そして……白っちが見てる限り、わたしはわたしでいられるから。……ちゃんと見ててよね。一番近くでっ。

        >――白斗との絆の力で。
        ダム&ディー』に更なる力が解放された……!


        ……ありがとね。白っち。嬉しかったよ、来てくれて。 -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 22:27:00
      • ……あぁ、約束だ。好きなように好きなだけ振舞え、俺は、きっちり受け返してやる(頭を撫でて、落ち着かせるようにして)
        ……じゃあ、俺からも一つ。……これからは。みなも、と呼ぶ。どっちのお前でも大丈夫なようにな。

        ……?ダメなのか?今までもハイパーはついていたが名前で呼んでいただろう。そんなに変わりはないと思うんだが。
        -- 白斗 鏡 2014-02-16 (日) 22:51:01
      • ……!? うっぐ……や……べ、別にいいけどさ……その、なんか照れるんだけど。
        (撫でられながら体を離し)って、ていうか、じゃあもう逆に白っちのこともキョーくんとか呼ぶぞ!?
        どーかな!? 恥ずかしいでしょ!? 何か! それとおんなじことだよ!?
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 22:55:59
      • ……?特には。みなもがそう呼びたいなら、俺はそれで構わない。

        ともかく。早く帰ろう。みんな心配している。みなもだって、立ってるのがやっとだろ。
        俺に掴まったままでいいから、今は、少し休め。俺が、お前を守るから。安心しろ。……ほら、行くぞ、みなも。
        -- 白斗 鏡 2014-02-16 (日) 23:14:35
      • ふっぐぅ!? い、いい、いいの!?(頭から煙を吹いて)
        か、帰るよ、帰る帰る! は、ハイパーみなも様帰還するよー!!
        うぐぅ……ぐぎぎ……み、み、みなもって言うなキョーくん!! キョーくんキョーくん!!
        うわやっぱこっちは呼ぶのも恥ずかしい!! い、行くからちょっとみなも呼びについては話しあおうよー!!

        (『鏡迷宮』から抜けるために、二人は小走りに去っていった)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-16 (日) 23:19:48
  • ― 三年目 5月 『アリス・ガーデン』 白斗の部屋― BGM♪ -- 2014-02-15 (土) 19:52:43

    • >部屋のドアがこんこんと鳴ると、声が聞こえてくる。

      -- 2014-02-15 (土) 19:53:41
      • 白斗、居るんでしょ。
        ……少しだけ、付き合いなさい。これは……ううん、リーダー命令とかじゃなくて、あたし個人としてのお願い。
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 19:54:52
      • ……姫宮か。あぁ、今開ける。
        (ドアが開き一杯になっている本棚以外余り、物のない部屋へ案内される)
        ……ごゆっくり。(お茶とクッキーを出しつつ)
        -- 白斗 鏡 2014-02-15 (土) 19:58:49
      • (お茶とクッキーを用意しようとする白斗に向けて)……ゆっくり出来ないのよ。
        ちょっとね、付き合って欲しい場所と……付き合って欲しい話があるの。来て。
        いつも『迷宮』で使ってる武器も、持ってきて。……あそこに用事があるの。
        (どこか、気落ちしているように見えた最近の姿から一転、何かを決意したような顔になっている)
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 20:08:09
      • ……そうか。(少し残念そうにお茶を仕舞い)
        分かった。準備しよう。俺とお前だけで、いいんだな。
        (彼女の目を見て、頷く)……じゃあ、先に向かっていてくれ、入口で落ち合おう。
        -- 白斗 鏡 2014-02-15 (土) 20:19:05
      • 分かった。(こくんと頷き)
        じゃあ、入り口で。二人きりだから……絶対に油断しないでね。
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 20:21:27

      • ―同 『鏡迷宮』 第三層― -- 2014-02-15 (土) 20:22:23

      • (合流した白斗の横で、大きく息を吸って、吐いた)
        ――本当はね。昨日まで足がすくんで、来れなかった。
        理屈ではわかってるんだけど、どうしても一人じゃ足を向けられなかったの。
        だから、ごめん、巻き込んで。どうしてもあたし、ここでやりたいことと……白斗に伝えたいことがあるの。
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 20:24:01
      • 構わない。お前は、無理をして自分を推してしまうことがあるからな、それをしなかっただけ、俺は安心できた。
        それが、自分で決めたことなら、俺はその行動を支えるだけだ。巻き込む、なんて言うな。仲間だろう。
        そうか……分かった、続けてくれ。(姫宮からの次の言葉を待って)
        -- 白斗 鏡 2014-02-15 (土) 20:32:51
      • ありがと……。でも、本当に巻き込む形になると思う。あたしの事情と、戦う理由に。
        ……あたしには、士時先生と同じように、『鏡迷宮』を解き明かしたい理由があるのよ。……あったのよ。
        それでも、すぐに探索をするって言い切れなかったことが、ずっと悔しかった。今白斗に頼ったら、きっともう二度と立ち上がれなくなるって。
        だから、あたしは、ちゃんと覚悟が出来てから、白斗に頼ろうと思った。……漸く、出来たよ、あたしにも覚悟が。(『鏡迷宮』の中を歩きながら言う)

        『鏡世界』のシャドウは、現実に居る人の理想の姿っていう話は聞いてるでしょ。
        形にならない影のうちは無害だけど、それが実体を持つようになると、鏡から這い出て来て、現実の人間と入れ替わるって。
        だからあたしたちは、ここでシャドウを狩ってた。理想の自分って姿に、徒に誘惑されないように。

        そのシャドウの、最初の被害者。シャドウが人間に成り代わることがわかった原因がね。

        ――あたしの親友だったの。(振り返らずに、言う)
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 20:40:43
      • ……。(何も言わず、姫宮の話を聞き、後ろを着いて行く) -- 白斗 鏡 2014-02-15 (土) 20:43:50
      • 西内 硝子(ニシウチ ショウコ)。もう初等部から、もう何年もの付き合いだったのに、あたしはそれに気づけなかった。
        許せなかったよ。……勝手に成り代わるシャドウも、『鏡迷宮』のシステムも……何より、成り代わりを見抜けなかったあたし自身も。
        だから、あたしは特別教科に参加したの。あたしには、白斗達と違って明確な目的があった。

        それなのに、諏訪里が死んで、あたしは一歩も進めなくなった。本当は弱い自分が、後ろから足を引っ張って。
        だから、あたしは決着を着けたいのよ。……今なら、自分の弱い心にも向き合える気がするから。
        (到着したのは、開けた場所。白斗から何歩か離れて、振り返る。そこには決意した顔がある)

        白斗。何でペルソナを召喚する時に、すぐに鏡面から目を離すか教えてあげる。

        長い間そこを見過ぎると……鏡面の中には自分の理想の姿が浮かび、こっちを魅入ってくるからよ。ペルソナとシャドウは、同じ物だから。
        だからね、白斗。(スマホを開き)……あたしはもう、その理想の姿を見ることから逃げない。
        諏訪里が命をかけて臨んでたこの『鏡迷宮』を、絶対に、最後まで、どうにかしてやるんだからっ!!

        (スマホの鏡面が未来が見続けることで歪み、そこから光が溢れて二人を包み込んだ)
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 20:53:31
      • それが、理由か……成程……。……悪かった、何も知らなくて。お前の覚悟も、気持ちも……。

        ……っ!(その行動の後、光に包まれて、……やがて、光が収まる程度になったとき、目を開ければ……)
        -- 白斗 鏡 2014-02-15 (土) 21:03:22

      • ― ??? 学園? 教室内?― BGM♪ -- 2014-02-15 (土) 21:05:49

      • >――唐突に、学園の教室に飛ばされたのだろうか、見慣れた風景がそこにある……。

        -- 2014-02-15 (土) 21:08:30
      • (ばしっ、と両手を顔の前で合わせて)……絶対埋め合わせしますから。お願いします。
        俺や十蔵を憐れむと思って。未来くらいにしか頼めないんだよ。 -- 武神? 2014-02-15 (土) 21:16:29
      • その言い方、何かデートすっぽかされた女の子への言い訳みたいでイヤなんだけど……。
        ハァ、もう、いい加減アンタも井隅も自分で宿題してくるっていうこと覚えなさいよ。(ノートを取り出し)
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 21:17:37
      • ええええ……そんなつもりなかったんだけど……?
        助かる! これで今度の考査は未来のおかげでどうにかなる、ありがとう! 十蔵良かったな。……十蔵? -- 武神? 2014-02-15 (土) 21:22:34
      • ……井隅なら途中から交渉に飽きたのか、自分の席でふんぞり返ってるけど。 -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 21:23:26
      • フフッ、とんでもない。そこまで言うなら俺も見てあげてもいいと思ってますよ、未来さん。 -- 井隅? 2014-02-15 (土) 21:25:42
      • 何でおもっくそ上から目線なのよバァカ!! -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 21:26:16
      • とんでもない。対等な目線だからこそですよ。
        真面目に答えるとするなら、今の俺達には本気でありがたし。フフ……俺からはラーメンくらいしか出ませんが。 -- 井隅? 2014-02-15 (土) 21:30:49
      • 何回も何回もあたしがラーメンで釣れると思うなし。(頬を掻きながら)
        それこそ白斗に見せてもらいなさいよ白斗に。いつもあたしばっか頼ってないで。
        ロティア先生に頼まれた資料集めと、詩潟先生に頼まれた住所録作成やんないといけないんだから。
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 21:34:15
      • 上の口は素直じゃないな。 -- 鈴鳴? 2014-02-15 (土) 21:36:50
      • 他にどこに口があんのよ!! -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 21:37:22
      • それは俺の口からはとても……。
        こういうときは素直に喜んでいいと思うけどな。信頼されてるってことだよ。 -- 鈴鳴? 2014-02-15 (土) 21:39:29
      • ……正直、悪い気はしないけどね。
        皆に頼りにされて、皆に信頼されて、そういうのって、あたしに合ってると思うし。
        鈴鳴も、何か困ったことがあったら言いなさいよ。なんでも力になるから。

        (ふと、そこで白斗の姿を見つけ)……何? 白斗。
        アンタも、あたしに何か頼み事なの?
        ほんと……皆、しょうがないわよねぇ。
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 21:41:27
      • ……あぁ、そうだな。だが、頼むべきことは、今の、お前には。何もない。……そういう事か。この空間は……。
        ……それが、お前の望みであり、願望なんだな。お前が心の内で知らずに思っていた、自分自身……

        こんなことで、いいのか?お前は。そうじゃ、ないだろ……やるべき事が、目的が。
        あるんだろ……!やらなくちゃいけない理由が、守らなくちゃいけない大切な思い出が!

        ……目を覚ませ。……姫宮 未来!(メガネを外し、未来と正面から向き合う。目と、目が、交錯する)
        -- 白斗 鏡 2014-02-15 (土) 21:53:16
      • な、何よ、何なの……いきなり大きな声を出さないでよ……。
        あ、あたしは十分頑張ってるし……期待されたことは、全部こなしてるし……。
        ほ、ほんとは、何もかも、シャドウも、男の子も、ペルソナも、女の子も、突然現れた白斗も、リーダーの立場も……怖いけど、上手く、やってきた、し……。
        イヤ、やだ……やだよ!! こうありたかったんだもん!! ずっと、誰かに頼りにされてたかったのに!!
        頼れる姫宮未来でいたかったのに、なんでアンタはあたしから全部奪おうとするの!!

        なんでそんなに……アンタは強いのよ……。諏訪里が死んで、一番悲しいのは、アンタのはずなのにっ……。
        (助けを求めるように、正面から向き合った白斗に向かって、手を伸ばす)
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 21:59:18
      • (触れる前にその手はそっと、掴まれる)
        あぁ、悲しいさ。でもな、倒れてる暇も、落ち込んでる暇も、俺にはない。お前と同じで、やらなければいけないことが、出来たからだ。
        ……だが、俺は、一人じゃ駄目だ。諏訪里も。もういない。
        俺は一人でもやると言ったが、お前たちが……お前が。居てくれなきゃ、駄目だ。
        俺が……。……未来、お前を頼る。お前のことを信じている。お前は、俺のことを頼ってくれ。信じてくれ。……それじゃ、ダメか?
        -- 白斗 鏡 2014-02-15 (土) 22:12:46
      • (手のひらに伝わるその感触は、幻のそれではない。現実に、自分が勝ち得た信頼の証だった)
        ……ほんと、何なの、アンタ……何でそんなに、いつの間にかあたしの中にいるのよ……。
        そんなこと言われて……信じれない人なんていないのに……。

        (ぎゅっと今度は自分から、それを握り直す)
        本当に、あたしがいないとダメな人が、現実にいるなら。
        あたしは、こんな心地いい理想の世界に留まってなんかいられない!!

        (白斗に手を引かれると、理想と現実が引き剥がされる)
        (白斗が手を引く未来と、理想の世界に留まり続ける理想の未来。その二人が正面から対峙する)
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 22:25:03


      • exp027739.png -- 2014-02-15 (土) 22:27:31

      • あたしはもう、逃げない。
        怖いけど、怖いまま――あたしのままで進むよ!!
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 22:28:42


      • exp027740.png -- 2014-02-15 (土) 22:29:40

      • ……出来ると思う? 無理だって、気づいてるんでしょう?
        だって、あたしだもの。あたしの弱さはあたしが一番知ってるからね。
        一人じゃ何にもできないあたしが、一人じゃ何にも決められないあたしが……誰の役に立てるっていうの?
        バァカ♪ 都合のいい世界で、都合よく生きていけば――あたしだって幸せになれたかもしれないのに。
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 22:32:03
      • (繋いだ手を、もう一度、握り直す。決して離さぬよう、お前は一人ではないと、伝わるよう)
        ……そうだ。その通りだ。一人じゃ、誰しも、何時かは壁にぶつかる。もう出来ないと、嘆く日が来るかもしれない。挫けて倒れ、涙するかもしれない。

        ……だが、俺は、俺たちは、もう!一人じゃない!!
        そこに残り続ける限り、お前は一人で苦しみ続けなければいけない・・・だが、俺たちは!
        その、苦しみだって、乗り越えられる!!姫宮の、未来の感じる弱さは、俺が……支える!!

        希望に満ちた、明日も、未来さえも!!俺たちなら……掴み取ることが、出来る!!
        (握った手から、思いが、力が伝わる。目線を横へ、隣の未来へと向ける・・・)
        -- 白斗 鏡 2014-02-15 (土) 22:43:03
      • ……ほんとに、アンタはバァカなんだから。(伝わった思いを、しっかり握り返し)
        いくら言われたって、もう進むことに決めたから。
        あたしの弱さはここに置いていくよ。バイバイ、都合のいいあたし。


        ――白斗との絆の力で。
         『レッドクイーン』に更なるの力が解放された……!


        (スマホを目の前に掲げ。真っ直ぐそれを見つめた)

        ――『レッド・クイーン』!!

        ――白斗!! 合わせて!! (アギダインの強烈な炎が未来シャドウに向けて放たれる!!)
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 22:53:49
      • ――あぁ!行くぞ、未来。

        ――『ニヴェンス』!!

        (呼吸を合わせるかのように、巨大な火炎の中を潜り進み、斬る!切り刻む! 秘剣 乱舞 )
        -- 白斗 鏡 2014-02-15 (土) 23:06:11

      • >炎を纏った複数の斬撃が世界をまるごと吹き飛ばし、霧を晴らすように元の世界へと誘う。
         未来のシャドウは千々にその身体を分断されて姿を消した。


        -- 2014-02-15 (土) 23:09:53
      • (消耗が大きかったのか、息を荒らげたまま上を向いて)
        ……ハァ……ハァ……諏訪里。
        あたし、行くよ。ごめん。あんたが居なくなって、悲しかったけど。
        それでも、それを理由に留まっていたくないから。
        ……白斗、ありがと。もう、迷わないから。……帰ろう、あたしたちを必要としてる人が、まだいると思うし。

        ………あ、あと、手、だけど、その、離して、もらえる、かな……。
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 23:12:50

      •  分かった、離す
         なぜ、離さなくてはいけない?
         
        >もう少し、繋いでいたい

        ……もう少しだけ、このままじゃダメか……?……そうだな、出口まで。ほら、頼ってもいいって言ったじゃないか、未来は。(冗談ぽく、笑って見せて)
        ……さ、帰るぞ。止まってる時間はない、もう、進むしかないのだから。(笑顔で、出口の方角を促し、歩いていく)
        -- 白斗 鏡 2014-02-15 (土) 23:21:34
      • ……ちょ、調子乗んなバァカ!!(顔を真っ赤にして手を解き)

        うん。分かってる。
        (先に進んでいく白斗に従わず、少しだけ後ろを向いて立ち止まる)
        分かってる。――全部、置いてくから。

        (けして白斗に顔を見せないようにしながら)
        (それでも白斗は気づいていて、そう言ってくれているのだと知っていながら)
        (古くから知る友人を、また一人、助けられなかったことを悔やみ)
        (その大きさに心を押し潰されそうになりながら)

        exp027742.png

        (誰にも見えないように、諏訪里という友人を思い、静かにそこで泣いた)

        ……うん。
        (赤い目で、白斗に追いつき、その手を今度は自分から握り、引く)
        行こう。そうよ、もう、立ち止まってなんかいられないんだからっ……!!
        -- 姫宮 未来 2014-02-15 (土) 23:31:09
  • ― 二年目 3月 『アリス・ガーデン』 ロビー ― BGM♪ -- 2014-02-13 (木) 19:23:43

    • >妹野がロビーへと降りてくる。既に士時先生に集められたメンバーがロビーで待機している……。
       妹野先輩は士時の顔を見ると静かに首を振った……。


      -- 2014-02-13 (木) 19:25:01
      • ……そうか。無理強いをするべきじゃない、って話かもしれないな……。
        仕方がない……鹿場くんを抜きにして、始めよう。
        -- 詩潟 士時 2014-02-13 (木) 19:27:02

      • exp027678.png -- 2014-02-13 (木) 19:27:48

      • >ロビーに居る誰もが口を開こうとはしない。重い空気が横たわっている。

        -- 2014-02-13 (木) 19:28:22

      • ……知っての通り。
        先月の半ば、諏訪里くんが、シャドウによって――その命を落とした。

        これを全て、自分の怠慢だと驕り高ぶり、思考を停止しようとは思わない。
        ただ、キミたちには責める権利があり、僕には責められる義務がある。
        キミたちが僕を、詩潟士時を許せないのであれば……真実を知るキミたちに、何をされても仕方がないと思っている。
        -- 詩潟 士時 2014-02-13 (木) 19:32:18
      • そして、その上で、キミたちに、謝罪をさせてもらいたい……。
        すまない……。見通しが、甘かった。
        キミたちを危険に巻き込んでいるということを知っていながら、僕はキミたちの実力に甘えすぎていた。
        ……本当に、すまない。(うなだれ、手の中の煙草だけが主を持たない紫煙を立ち上らせている)
        -- 詩潟 士時 2014-02-13 (木) 19:36:51

      • キミたちの中に才を見出し、それを理由に特別教科に縛り付けていたことにも、自覚が出てきた。
        だから、ここから先、『鏡迷宮』や『ペルソナ』に関わらないという選択肢も、キミたちにはあると思ってもらいたい。
        僕は一人でも続けるが、今回のような事態があることを覚悟してまで続けることではない。

        僕には、理由がある。
        『鏡迷宮』の謎を、『鏡に映る理想の具現化であるペルソナやシャドウ』を……解き明かす責務がある。
        それがない者が命を賭す必要はないと、諏訪里くんのお陰で気づくことが出来た。
        だから……明確な目的を持たない者は、この活動から離れてもらって構わない。
        もちろん、この寮の理由は自由にしてもらっていい。
        ……やめるという言葉を、僕はいつでも待っているよ。

        それについて、何か意見のある者はいるかな。
        -- 詩潟 士時 2014-02-13 (木) 19:42:17
      • ……俺は、残りますよ。俺は、元々拾われた身だし、記憶も過去も、何もない。だから、離れる理由もない。
        それに、このままで終わるのは……良しとはしない……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-13 (木) 19:47:59
      • ……そうか。
        すまない……白斗くんには、過酷な決断をさせてしまったと思う。
        ただその覚悟、僕はしっかりと受け止めようと思う。
        ……他の皆は、どうかな。今後
        -- 詩潟 士時 2014-02-13 (木) 20:00:46
      • あたしっ、も……(少しだけ白斗の方を見て、目を伏せ)
        あたしも……まだ、やめたく、ない……けど……。
        (唇を噛む。もはや、白斗への対抗心や義務感で乗り越えるには、諏訪里の死はあまりにも重すぎた)
        (自分がはっきりと特別教科活動に参加すると言い切れない、自分の心の弱さだけが浮き彫りになって、目尻に溜まった涙を拭う)
        -- 姫宮 未来 2014-02-13 (木) 20:04:20
      • 私は……。少し、考える時間をいただいていいでしょうか、先生。
        それまで……特別教科の活動は、休止させてもらいます……。
        (中途半端な心構えでは、応えられる質問ではなかった)
        (心に空いた穴は今も緩やかに血を流し続けている)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-13 (木) 20:05:55
      • ん。わたしも、そうさせて欲しいです。
        ……とりあえず、今すぐには、無理だと思いますので。
        (泣き腫らした赤い目で、真っ直ぐに士時を見ながら言う)
        (態度にこそ表れていないが、この場にいる人間の中では最も動揺していた)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-13 (木) 20:09:27
      • (煙草を灰皿に置き)……分かった。
        キミたちの結論を、僕は待っている。
        やめることは逃げじゃない。むしろ、そちらのほうが賢い選択なのかもしれない。
        ……もし、鹿場くんと話す機会があったら、伝えておいて欲しい。

        僕は明後日、諮問に掛けられる。業務上の責任によってある程度は罰を受けるだろう。
        ただ、この学園が冒険者を要請する学園であるという事実が、僕を必要以上に守るだろうことも分かっている。
        予め敷かれた規約によって、僕の罪は減免され……この研究を続けることも出来てしまう。
        -- 詩潟 士時 2014-02-13 (木) 20:13:14
      • だから……もし僕を罰したい者がいるなら、それも、僕は待っている。
        すまない。……何度謝っても、償いきれるものではない。
        ……以上が、今月のミーティングだ。
        ありがとう……耳を傾けてくれただけでも、本当にありがたいと思っている。
        -- 詩潟 士時 2014-02-13 (木) 20:15:27

      • (話を終えると白斗の方を向き)――白斗くん。
        迷惑ついでに……一つ頼みを聞いてもらってもいいかな。
        -- 詩潟 士時 2014-02-13 (木) 20:16:23
      • ……はい。なんでしょうか……。 -- 白斗 鏡 2014-02-13 (木) 20:19:36
      • 先月からキミに預けている、諏訪里くんの部屋の鍵は……そのままキミが持っておいてくれ。
        僕では、誰を入れるべきか……誰なら入れてもいいべきかを、判断出来ない。
        親御さんにも了承を取ってある。
        それほど仲の良い親子ではなかった彼の父ですら、キミという存在が居るということを知っているほど、諏訪里くんはキミを信頼していたらしい。
        だから、キミが役立てる物があれば、自由に使って欲しいと言伝を貰っているんだ。

        もしキミが、生前の諏訪里くんがそれを望まないかもしれないと思うなら、鍵は返してくれてもいい。
        その判断は、任せるよ、白斗くん。
        -- 詩潟 士時 2014-02-13 (木) 20:22:42
      • …………わかりました。……そう、ですね、後で。少し整理してみようと思います。
        ……俺も、何もできなかった側の人間ですから。鹿場とも、俺が話をしてきます……。あのとき、一番、近くにいた俺が……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-13 (木) 20:30:53
      • 本当に、迷惑を掛けるね……。
        ああ、分かった。鹿場くんのことも、お願いするよ……何か僕が力になれることがあれば遠慮なく言ってくれ。

        ……じゃあ、改めて、今月のミーティングを終了とするよ。
        (灰皿に、一回も吸わないまま灰になった煙草を残したまま、士時は学園へと戻っていった)
        -- 詩潟 士時 2014-02-13 (木) 20:33:29

      • >重苦しい空気はそのまま、皆はそれぞれに解散していった。
         言葉を交わす気力も、互いにないと言った感じだった。


        -- 2014-02-13 (木) 20:34:15
  • ― 二年目 2/13 『鏡迷宮』 第三層 ― BGM♪ -- 2014-02-12 (水) 18:24:43
    • ――ハンプティ・ダンプティ!!(ゴーグル越しに自分の姿を見て、視線を逸らす)
      (顕現したペルソナが無言のまま大きく腕を振りかぶり、シャドウを上から叩き潰す)
      (衝撃で四散したシャドウは、そのまま仮面だけを残して地面に沈んでいく)
      っしゃ!! 粗方片付け終わっただろ。鹿場、どうだ、まだ来そうか?
      -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 18:27:12
      • (問われて、既に出ているペルソナ『ユニコーンレオン』の双頭の頭の内、ユニコーンの方の目が光る)
        ……だ、大丈夫、そうです。近くに、シャドウの反応は、ない、です……。
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 18:28:38
      • ……やたら張り切ってるな、諏訪里。鹿場も、索敵ありがとう。この人数でもこの層なら十分余裕がありそうだな。
        諏訪里は明日が楽しみすぎて先走らないようにな。(ちらりと視線を鹿場に移し、すぐに戻した)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 18:32:38
      • そりゃ張り切るだろ。クリスマスも終わって、今年最後の色っぽいイベントだぞ?
        出来れば日付が変わったくらいに寮戻って、明日に備えてゆっくり寝たいところだよ。
        去年は酷い目に合ったけど、今年は絶対に武神や井隅には勝たないといけないからな。……そしてオレには今年、自信あるんだよ。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 18:34:31
      • (『鏡迷宮』に潜ってから、通算7度目のチャンスが来た。懐に入れた、今年は失敗しなかったチョコを手で探り)
        (一歩を踏みだそうとして、怖くなってその足が動かなくなる)
        (ただ、あげるだけじゃ、また去年と同じになってしまう。だから、今年は、今年こそはちゃんと気持ちを伝えないといけない)
        (でも、ダメで元々と分かっているのに、伝える勇気がなくてそれ以上身体が動かなくて俯いてしまう)
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 18:36:49
      • (やはり、無理か、とフォローをする)……大した自信だ。俺も今年は負けるつもりはない。
        だけど、大丈夫か。バレンタインということは、寮の人間からのアレもあるっていうことだぞ?
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 18:39:20
      • 何、最初から覚悟してりゃ致命傷だけは避けられるだろ。オレのハンプティダンプティは斬撃に耐性あるみたいだしな。
        それも含めてのチョコ総数だとするなら、井隅やらより有利なはずだしな。
        今年こそは本命を貰えることもちょっと期待してるしな、オレ。(肩をすくめて笑う)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 18:41:55

      • >絶好のチャンスだ……!

        (総攻撃を仕掛ける! と鹿場に目線で指示を出す) -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 18:43:12
      • (指示に従って、今度こそ一歩目を踏み出す)あ、あのっ! すがたさ、キャウ!?
        (一歩目でつまづき、上下が逆になった校舎の天井(床)に思い切り倒れこんだ)
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 18:44:47

      • >体勢を崩した……!  味方が……。

        (仕方ない。首を振りながら次の機会を待つことにした。もうそれほど影時間は残っていないが) -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 18:46:56
      • おいおい、何もないところで転ぶなよ、危ないな……。
        立てるか、鹿場。白斗、やっぱりもうそろそろ寮に戻らないか? 疲れてきてるんだろ、鹿場も。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 18:48:43
      • (体勢を崩した相手に追撃を入れるのは基本だが、今回も見事に決まったらしい。鹿場が涙目でこっちを見てくる)……そうだな。
        (だが、一種の起爆剤になるかとは思った)そろそろ帰ろうか。あまりだらだらと探索を続けていても仕方がない。
        (スマホを取り出して士時先生に引き上げる旨、SMSメールを送る。すぐに「了解」と簡素なメールが返って来た)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 18:51:11
      • 三層辺りにもなると、そこそこ妙なシャドウも増えてくるけど、オレ達も相当力上げて来てるからトントンだな。
        先生帰っていいって? (尋ねると白斗が頷いたので) よし、鹿場、帰ろうぜ。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 18:53:24
      • あ、の!!
        守形、さんっ……!!(追い詰められ、切羽詰まった声で言う)
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 18:54:07
      • (いよいよ行くのか。――と思ったが、その声はあまりに切羽詰まりすぎていた)
        (鹿場はすぐにこちらに視線を向けて、叫ぶ)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 18:56:35
      • (『ユニコーンレオン』が瞳を光らせる)……お、大型の、シャドウ反応です!!
        二層の時の、木馬型と同じくらいの、強敵だと思います……!!
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 18:58:07

      • >鹿場の言葉から一瞬遅れて、鏡迷宮の上下逆になった校舎を、大きな揺れが襲う。
         轟音は衝撃となって地面を揺らし、廊下の先の床が大きく破壊され、そこから馬に乗った騎士のような姿をした大型シャドウが這い出てくる。
         明らかに、三層を守護する大型のシャドウだろう。


        -- 2014-02-12 (水) 19:00:27
      • ……マジか!? ここでかよ!?
        ちょっとは空気読めよなシャドウども……!!
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 19:47:00
      • (懐中時計を目の前に掲げる)っ……体勢を整える。探していた相手が見つかったんだ、願ったり叶ったりと思おう。
        鹿場、バックアップに回ってくれ。対象の大型シャドウの情報を探ってくれ。
        諏訪里、迎撃するぞ、弱点が分かり次第本格的な撃破に移る……!!
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 19:49:02
      • 了解しました……! (手鏡を目の前に持ってきて、視線を逸らし) ――『ユニコーンレオン』!
        た、対象の情報を探って、ユニコーンちゃん……!!
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 19:50:13

      • >人馬一体となった巨大なシャドウは、その鹿場のペルソナ召喚に反応し、こちらをターゲッティングしてくる。
         材質不明な黒光りする『巨大な槍』が構えられ、緊張感をくれた。


        -- 2014-02-12 (水) 19:51:35
      • 最悪のタイミングだな、おい……前回の『木馬』はセンセーと姫宮の四人で掛かったのに、今回は三人でしかも鹿場が戦闘員か……!!
        どう考えても『木馬』より動けそうだしな、あの『白の騎士』……!
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 19:59:36
      • やるしかないだろう。それに、お前らしくないな。
        弱音か、諏訪里。(懐中時計を構えたまま、隣の諏訪里に尋ねる)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 20:01:02
      • ……たまに冗談言うから性質悪いよな。毎日冗談言ってるオレの冗談が霞むだろ、白斗。
        (ニィ、と笑いながらゴーグルに手を掛け)……お前と一緒だったら、どんな相手でもやれないわけないだろ。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 20:02:16

      • ……そうだな――相棒!(懐中時計に視線を移し、蓋を閉じる!)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 20:03:22
      • 一気に片付けるぜ! ――相棒!(ゴーグル越しに『白の騎士』を睨み、ゴーグルを頭に戻した!) -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 20:04:39
      • ――『ニヴェンス』!
        (懐中時計の中からペルソナが顕現する)
        -- 2014-02-12 (水) 20:06:32
      • ――『ハンプティダンプティ』!
        (ゴーグルの中からペルソナが顕現する)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 20:07:31

      • >『白の騎士』が大きく槍を振りかぶり、遠間から刺突を加えてくる。
         明らかなる射程外からの一撃にも関わらず、背筋に寒気が走った。


        -- 2014-02-12 (水) 20:18:39
      • っ! 諏訪里!
        (先に反応出来た自分が諏訪里を蹴り飛ばして廊下の窓側に逃げる)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 20:19:23
      • (蹴られて姿勢を崩して教室側の壁にたたきつけられ)っだっ!! いってぇ! いや、助かったけどな!!
        なんだあれ、近接タイプかと思ったら遠距離型なのか!?(抉り飛ばされた廊下を見てぞっとする)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 20:20:40
      • 防げる威力じゃない、風穴を空けられたくなかったら、回避に専念しないと……!
        ペルソナで受けるのもやめといたほうがいいな……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 20:21:50
      • 流石に学園卒業までピアス開けるような予定ないしな……!
        逆に言えば近づかれたくないから遠距離から攻撃仕掛けてるのかもしれない、鹿場! 分析は!
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 20:23:52
      • で、出ました! ちょうど今!
        敵、『正義』タイプの大型シャドウで、弱点は凍結属性です……! と、凍結……!?
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 20:25:55
      • よりによってハイパーみなも様かよ……居て欲しいときに本当いないな、あのヘタレ(自分のことは棚に上げ)
        ないものねだりしても仕方ないか、オレ達でどうにか出来ないわけじゃないってわかっただけでもありがたい!
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 20:27:01
      • 鹿場、その距離から俺達の間を縫ってガルを!
        諏訪里、距離を詰めてペルソナで直接叩くぞ……!(刀を下段に構えながら姿勢を低くして距離を詰める)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 20:28:35
      • まっかせろよ相棒!
        (再び襲い掛かってくる不可視の刺突を紙一重で避けながら笑う)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 20:35:24
      • (――『キルラッシュ』。刺突を掻い潜りながらペルソナによる連撃を加える)
        (槍持ちだけあって防御は手薄なのか、その連撃によって一瞬だけ怯む)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 20:38:33
      • ナイスだ白斗……!(『ソニックパンチ』。音速を超えた拳が姿勢を僅かに崩した『白の騎士』の体勢を完全に崩し、地面に倒れさせる)
        (だが、それに反応するように『白の騎士』はカウンターを加えてくる。自動反撃の衝撃が身体に叩きつけられた)
        ……!? ぐ、っはっ!!? (天井に打ち付けられ、地面に叩きつけられる)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 20:40:58
      • ――諏訪里!(明らかに不味い落ち方をした諏訪里に駆け寄る) -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 20:42:22
      • っバカ野郎……! 来るなっ!
        狙われてるぞっ!!(痛む身体を持ち上げて叫ぶ)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 20:43:13

      • >『白の騎士』の鎧兜の奥にある瞳がこちらを捉えている!
         槍が振りぬかれると、不可視の刺突がこちらに真っ直ぐ向かってくる!


        -- 2014-02-12 (水) 20:44:47
      • ――『ユニコーンレオン』!
        (大声で叫ぶと双頭の獣を模したペルソナの、ライオンの口が大きく開き、突風を産んだ)
        (それは僅かに不可視の刺突の方向を逸らす)
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 20:46:52
      • 鹿場っ!助かった……! -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 20:47:23
      • ダメです!! 押し切られます! 避けてください、白斗さん!!(大声で叫んだ) -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 20:48:07
      • (言葉通り、わずかだけ遅れて刺突が飛来する。無理やり体をひねるが、脇腹を浅く捉えていき、激痛が走った)
        (同時に勢いに押されて廊下の壁に叩きつけられ、喉奥に血の匂いが広がる)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 20:49:32
      • (動かない身体に歯ぎしりしながら、叫ぶ)
        白斗ぉッ!!
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 20:50:29

      • >『白の騎士』が、再び槍を構える。
         今度は牽制のためではなく、本気でトドメを刺すための一撃のため、身体を弛める。


        -- 2014-02-12 (水) 20:52:02
      • 白斗さんっ!! (『ニヴェンス』で防御しようにも『キルラッシュ』を放った位置から戻せてないため、間に合わない)
        (自分からの距離は遠すぎ、守形は立ち上がれない)
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 20:53:24
      • (――朦朧とする意識の中、『白の騎士』の姿が見える)
        (確実な殺意を以って構えられた槍がこちらを捉えている)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 20:54:45

      • >黒い槍が――殺意を以って振り抜かれた。

        -- 2014-02-12 (水) 20:55:21
      • (俺は……死ぬ、のか)
        (この状況で、自己の終焉を間際に。冷静にそれを見つめる自分がいた。)

        (死ぬのは、怖くなかった。何も失うものがなかったから。)
        (だが、今は。違う!死にたくない。死ぬのは嫌だ。死んでたまるものか。)

        (俺には、成し遂げたいことがある!やりたい事が未来に待っている!失うにはあまりにも大きな、掛け替えのないものを手に入れてしまっている!)

        (声が、頭の中でリフレインする。名前を呼んで欲しい、と。試練の時、その力になる、と。)
        (──そうだ、俺は、まだ!!)
        死んでたまるかぁああああ!!アリスッ!!



        exp027573.png

        (白と黒。トランプのマークの意匠を施された女性型のペルソナが、目の前の黒い槍を、軽くその手で止める──否。それは、術者自身へ跳ね返るように不可思議に曲がり……) -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 21:09:42

      • >闇を切り裂き、貫くはずのその不可視の刺突はそのペルソナによって弾かれ、そして反射を起こす。
         ねじ曲げられた因果に引きずられるようにその一撃は術者へと跳ね返り、鎧をぶち抜く形で『白の騎士』の体を貫いた。
         致命傷だったのか、そのたった一撃によってシャドウは崩れ落ち、機能を停止した……。


        -- 2014-02-12 (水) 21:13:41
      • 嘘……だろ。
        あいつ……二体目のペルソナを……!?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 21:14:30
      • す、凄いです……今までの、誰のペルソナよりも高い数値で……。
        し、白斗さんっ、大丈夫ですか……!(白斗に駆け寄ってくる)
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 21:15:21
      • (顕現した新たなペルソナは、白斗が膝を付き、地に倒れるのと同時に、ふわりと虚空へ消えた)
        ……い、生きてるのか……俺は……。今のは……あれは……(ごほ、と小さく吐血を繰り返す)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 21:20:37
      • 痛ぇ……こっちが聞きたいくらいだ。センセー、二体以上のペルソナを持つ奴がいるとか言ってたか……?
        あっぶねえ……今度こそダメかと思った。立てるか、白斗。(手を差し伸べる)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 21:24:12
      • (ペルソナを消し、涙声で)良かった、無事で、良かった、です……。
        映理は、もう、ダメかと思いました……。
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 21:25:07
      • なんとか、な……。(力が抜けてしまった体を、余力でもって、起こして。諏訪里から差し伸べられた手を取ろうと、片方の手を伸ばす) -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 21:28:31
      • (二つの手が強く結ばれ、引き起こしてから背中を叩く)何にせよ、無事に終われて良かった。
        物理を反射する相手だったから詰んでたかもしれないのによ。ああいうのが増えてくるんなら厄介だな。
        (後ろを振り返り、既に機能を停止してる『白の騎士』を見ている)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 21:30:54
      • 戻って、報告したほうがいいかもしれません……!
        し、白斗さん、できれば、その、さっきのペルソナについても、分析させてもらうかもしれません……!(白斗とともに廊下の先へと歩いて行く)
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 21:31:57
      • ……そう、だな。そもそもお前だけ運が悪いんだよ。斬撃なら、通ってただろう……?……相変わらずだな、そういうポジションというべきか。(安堵からか、いつもの軽口が出せるようになり)
        ……あぁ、わかった鹿場。俺も色々と知りたいことがあるしな……。(立ち上がると、ゆっくりと鹿場の方へ歩いて)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 21:44:11
      • マジか、オレだけが割り食ってたのか。あのシャドウ、何の恨みがあるんだよ…….

        (ふと)
        (その視界に、違和感を覚えた)
        (何がおかしいのかは、分からない。ただそこにある光景は、どこかいつものシャドウ討伐と違わないだろうか)
        (……少しだけ立ち止まって考え、ようやく、その考えに行き着く)

        (――シャドウは。完全にトドメを指した場合、仮面を残して大地に溶けていくんじゃなかったか……?

        (オレがその解答に至ると、見計らったように――『白の騎士』の腕が、最後の力とばかりに一度だけ振り抜かれた)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 21:48:25

      • >不可視の刺突は。
         必殺の威力を込め、後ろを向いた鹿場に向けて――放たれた。


        -- 2014-02-12 (水) 21:49:19

      • 鹿場ぁぁぁああああぁあああああっ!!
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 21:50:07

      • ――え?

        (呼ばれて、振り返る)

        (唐突に、嘘のように軽い感覚が――身体を僅かに押した)
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 21:52:28


      • exp027645.png -- 2014-02-12 (水) 21:54:35


      • (――何が起こったのか。――理解出来なかった)
        (違う……脳が、理解を拒んだのかもしれない)
        (あまりに唐突なその情景に――)

        (無音で飛び散った鮮烈な『赤』に……何も考えられないまま、その光景を)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 21:56:29



      • exp027646.png -- 2014-02-12 (水) 21:59:01


      • (――二度と忘れることが出来ない。その光景を

        (――ただ、見ていた
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 22:00:06


      • exp027648.png -- 2014-02-12 (水) 22:01:08



      • exp027649.png -- 2014-02-12 (水) 22:02:12



      • exp027650.png -- 2014-02-12 (水) 22:03:27







      • exp027651.png -- 2014-02-12 (水) 22:09:43


      • (熱い)
        (腹部に、火が灯ったような感覚があった)
        (……同時に、何か取り返しの付かないことをしたような喪失感と)

        (目の前に尻もちを突く、鹿場の無傷な姿が見えた安堵が襲ってきて――)

        (――オレは一歩だけ蹈鞴を踏んで、自分の腹に手をやる)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 22:11:57



      • exp027652.png -- 2014-02-12 (水) 22:13:54


      • (引くくらいの赤がそこに、ぬるりと付着して)
        (――ああ。助からない、と、分かった)
        (覚悟があったわけじゃない。そういう可能性があることに自覚があった訳でもない)

        (ただ、歴然と存在する事実が、大量の出血という形で、オレの手に付着していた)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 22:15:48


      • (そんな馬鹿な。――まだ死にたくない)

        (この間は、オレが作ったんだから、今度はキシィにカレーを作って貰わないといけない)

        (井隅に本当のことを打ち明けてもいない)

        (さらと、今度はバケツパフェを皆で突付くって約束しただろ)

        (茶道部に顔だして、ちゃんザミに本当のお茶を立てて貰わないと)

        (ウラやリシア、分かってんのかな……明日で奢る権利期限切れになるんだぜ?)

        (武神。今年はいくつチョコ貰えるつもりなんだ。早く告白しろよな)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 22:19:02


      • (そんで、後は)

        (そう、オレは。卒業したら、白斗と)
        (――世界を見に行くんだもんな)
        (二人きりで。何にも縛られずに)
        (今までエリュシオンに留まっていたのを取り戻すみたいに)
        (そのためのバイクの免許も苦労して取った。バイクだって借金していいやつ買ったんだ)
        (白斗となら……相棒となら、きっとどこでも行ける。どこまでだって行ける)

        (だから、オレは――死にたく、ない)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 22:21:35

      • 守形……さん……。

        (目の前の光景が信じられないまま、ふらふらと、守形に近づく)
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 22:24:11

      • (ああ、そうだな)
        (出来れば……鹿場にもちゃんと、気持ちを伝えてやるべきだったな)
        (今はまだ無理だけど、ちゃんと自分に自信を持てた時)
        (どっちがどっちに依存するような関係じゃなく……対等にお前と向き合えると思ってたんだ)

        (泣きそうな、涙の零れそうなその顔を見ながら、オレは膝を着いた)
        (身体から力が抜け、倒れ込みそうになり)

        (――オレは、鹿場の身体を、最後の力で抱きしめた)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 22:27:48


      • exp027653.png -- 2014-02-12 (水) 22:29:01

      • (――意識が遠ざかる)
        (鹿場の耳元に、ちょうどオレの口がある)
        (囁くくらいの力は、まだあった)
        (未練を解消するだけの力はあった)

        (――鹿場に、お前のことが大好きだと伝えるだけの力は残っていたけれど)

        (だけど、オレは、何も伝えなかった)

        (なぁ、井隅。……これは、オレがヘタレだからか……?)

        (それとも……そんな形で、深い傷という形で鹿場の中に残りたくなかったくらい)
        (オレが、鹿場のことを好きだったからだろうか)

        (オレは最後に振り絞った、何も伝えないという勇気を誇りに思いながら)

        (――静かに、地面に倒れた)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-12 (水) 22:32:16


      • (呆然としたまま、その光景を見る)

        (地面に、自分の作った血溜まりの中に倒れている守形は、動かない)

        守形、さん……。

        守形さん、そ、そんな、す、すが……。……う、そ。
        だって……そ……あ、す……。
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 22:36:09


      • exp027654.png -- 2014-02-12 (水) 22:37:35

      • いや……。

        ――嫌ぁああああぁあぁあぁぁああああぁぁあああぁああっっ!!?
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 22:39:18

      • すがっ、守形、さっ、いやだ。
        ごめん、なさい、ごめんなさいッ!!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいッ!!
        映、映理、がっ、ご、嫌だ……そ、んなの……守形、さんっ!!
        ごめんなさい、ごめんなさい!! ごめんなさい!! 守形さんっ……いやだ……いやああああああああああああぁあああああっっ!!
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 22:41:27
      • (涙が溢れる)
        (嗚咽が止まらない)
        (動かない守形の身体に縋り付きながら大声で叫ぶ)

        まだ、何も、言って、ない。
        ……まだ、何も、返せて、ない、のに。
        まだ、何も、伝えて、ないっ、のにっ……!!
        守形、さんっ……いやです……映理は、こんなっ……!!
        ああぁあああぁあぁあああああああああぁぁああぁあああぁあああぁあああああっっ!!
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 22:43:50


      • exp027655.png -- 2014-02-12 (水) 22:45:24

      • 映理っ、はっ、すが、守形さんが、いてくれ、いてくれた、からっ……ぐっ……こ、ここ、ここに居て、居られた、のにっ……!
        ずっ、と……ずっと、追い、掛けて、やっ、と、追いつける、かなっ、てっ……。
        た、たすっ、白斗、さんにっ、助け、ってっもらっ、て、やっと、守形、さんに、認め、てもらえっ、るか、なって。

        映理は……守形、さんっがっ、いない、とっ、いなかったら……!
        本当にっ、なんにも、出来ない、子にっ、なるからっ……!!
        ただ、笑って、いてっ、くれるっ、だけで、よかっ、良かった、のにっ……!
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 22:48:35

      • 近づこうっと、しなけ、れば、良かったっ……。
        映理は……ただっ、そこに居てくれるだけで……っ!
        誰っ、かと、楽しそうにっ、してる、だけでっ……それをっ見てるっ……だけでっ。

        どんなっ、遠い場所でもっ、いいからっ……。
        守形さんがっ、笑って、いてくれるっ、だけで……良かったのにっ……!
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 22:54:02


      • exp027656.png -- 2014-02-12 (水) 22:55:16

      • 守形、さん……!
        守形さん、守形さん……!
        守形さん、守形さん、守形さん、ごめんなさい、守形さん、守形さんっ……ごめんなさいっ……!!

        ……ぁぁぁぁぁぁぁあああぁあぁあああああああああぁぁああぁあああぁあああぁあああああ……っ!!
        -- 鹿場 映理 2014-02-12 (水) 22:57:01


      • (止めどない鹿場の嗚咽を聞き、漸く我に帰る。壊すような勢いでスマホを取り出し、通話を繋ぐ)

        先生ッ!! ――すぐに妹野先輩を連れて三層にっ!!
        諏訪里がっ……!! ――早くっ!! 頼むっ!!
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 22:59:33

      • >少女の嗚咽だけが、周囲に響き渡る。

         その日。
         特別教科は……そして、白斗鏡は。
         ――他に代わりの効かない……かけがえのないものを失った。


        -- 2014-02-12 (水) 23:01:00
  •  
  • ― 二年目 冬 『エリュシオンモール』― BGM♪ -- 2014-02-11 (火) 20:04:35

    • >待ち合わせ場所に姫宮がいる……。

      -- 2014-02-11 (火) 20:05:24
      • ……お待たせ?……しかし、お詫び……と言われてもな……
        正直、あの時のことは何も思い出せないんだが……一体何があったんだろうな……
        -- 白斗 鏡 2014-02-11 (火) 20:11:39
      • ………。
        (思い出されるクリスマスの自分の醜態。しかも自分以外の全員が忘れていて、覚えているのは自分だけ)
        (下着一枚で白斗に抱きついたりキスを求めたり、黒歴史が思い出される。みるみる顔面温度が上昇していった)

        exp027636.png

        ……いいから。二度と思い出さないでいいから。お願いだから奢らせて……。(涙声)
        -- 姫宮 未来 2014-02-11 (火) 20:20:15
      • ……わ、わかった。(剣幕に押される)……それで。今日は一体どこへ行くんだ?
        奢るから、とにかく一緒に来て欲しい……とは言われたんだが。
        (辺りを見回す。以前来たときと違い冬の様相のモール内は寒さからなのか、時期的なイベントがあったからか、割とそういう仲良さげな男女が多い)
        -- 白斗 鏡 2014-02-11 (火) 20:32:18
      • (最後には上は下着すら脱いでた気がするがそこは自分もよく思い出せないので思い出さないことにした)
        喫茶店でいいでしょ? この時期どこも人で一杯なんだ、し……(周囲を見渡す白斗の視線を追って)
        ……っ!? べ、別にそういう意図じゃないんだからね!? そういう意図ならもっとオシャレしていい店調べてから来るし……!
        は、早くいくわよ、寒いんだからっ(白斗の腕を取って早足で歩き出す)
        -- 姫宮 未来 2014-02-11 (火) 20:38:44
      • いや、俺も人が多いな、と思っただけで……。……っと、待て、あんまり走るなよ。転ぶぞ。

        >姫宮に腕を引かれ、こじんまりとした喫茶店の前まで案内された・・・。

        ここか?……落ち着けそうな場所だな。 -- 白斗 鏡 2014-02-11 (火) 20:47:47
      • 喫茶『マインゴーシュ』って言うんだけどね。さらちゃんに半年くらい前に教えて貰ったのよ。あの子甘味好きだから。
        ここの苺のスイーツがすっごい美味しいの……。ちょっとだけ酸味があるのが逆に甘さを引き立てるっていうか……。
        と、とにかく入るわよ。スイーツだけじゃなくて普通の料理もあるし美味しいから、安心してよ。
        -- 姫宮 未来 2014-02-11 (火) 20:57:49
      • なぜそれを先に言わない……。
        ……スイーツは大好物だ。そうか、こんな店があったのか……知らなかった。それは、楽しみだ。ならば話は別だな、急ぐぞ。
        (さっきまでとは逆に。手を取って上機嫌で、店へと入る)
        -- 白斗 鏡 2014-02-11 (火) 21:01:34
      • えっ、何でテンション上がっ、ちょっ!? ……っ。(俯きがちに店内に導かれて席に座る)
        ……あたしは、ストロベリーチーズケーキとチョコレートサンデー、と……大福パフェは、いいや。なんか、ちょっと胸一杯、じゃない、お腹一杯だし。
        白斗は、どうするの?(メニューから上目がちに対面に座った白斗を見る)
        -- 姫宮 未来 2014-02-11 (火) 21:06:06
      • まずは、コーヒー。あとは、苺のクレープ……それと……なんだ、大福パフェ?…………。

        ……姫宮……。オススメを教えてくれ。俺は、それを頼むことにしよう。お前の好みで全然構わん。何しろ、ここ初めてだからな、先輩の意見に従うよ。
        -- 白斗 鏡 2014-02-11 (火) 21:18:34
      • せんぱ……しょうがないわねぇ……(嬉しそうな笑顔で)えーと、じゃあ、マンゴープリンアラモード、かな。あ、サイズはジャンボで。
        普通のサイズだとちょっと少なくてジャンボだとちょっと多いのが残念なとこなんだけど、今日は二人だしどうにかなるかなって、あたしも食べたかったし。あ、アラモードとサンデーは両方ジャンボにしよ(浮かれてて重要なことに気付いてない)
        すいませーん。(店員を呼ぶ)えっと……(全ての注文を手際よく済ませた)

        (スイーツが来るまでの時間、白斗をじっと見て)……何か、変わったわよね、白斗。諏訪里のせいかしら。なんか似てきてない?
        -- 姫宮 未来 2014-02-11 (火) 21:22:48
      • ……全部ジャンボか……流石、というか。勇気があるな、姫宮は。

        俺が、か?似てきた、というか……まぁ多少なりと影響は受けてるとは自負している。あいつだけじゃなく、井隅や武神なんかも、だけどな。
        そうだな、今は、もう、一人じゃない。そう思えるようになった。きっとそれが過去の俺との違いだ。
        ……もちろん、寮の皆、姫宮、お前もだよ。皆が居てくれるから、俺はきっと変われているんだと思う。
        -- 白斗 鏡 2014-02-11 (火) 21:46:46
      • (甘味が運ばれてきたので受け取りながら)あんたたち四人いっつも教室でバァカな話してるもんね。
        でも、まあ最初の頃よりは、その、悪くないんじゃない? なんか、ちょっと誤解してたかなって思うくらいに。
        ……何よ、照れるわね……(赤い顔でサンデーを突付く)あたしも、まあ、なんだろ……白斗が来てくれて、その、良かったと思ってるわよ。
        元々、イヤイヤやってたリーダーだったしね。だ、だから、今日はそのお礼も兼ねてるのよ。
        さあ、食べましょ、スイーツ好きなんでしょ白斗。あたしのも食べたかっ……た、ら……(気づいた)……こ、交換、す、する、こと、に、なる……んだ……これ……(真っ赤
        -- 姫宮 未来 2014-02-11 (火) 21:53:39
      • 俺も誤解してた。姫宮は、怒ってばっかりだったから。……最近はそうでもないな。そっちのほうが、いい、と思う。
        そうか?まぁ、礼を言われるほどのことじゃない、つもりだったんだが。リーダーなんてものは支えてくれる人がいるから成り立つものだ。そう言う意味では恵まれている。
        俺が来る前のお前も、そうだったんじゃないか。いい仲間ばかりだからな。
        ……気を利かせてくれてスプーンが最初から二つ刺さってるぞ。便利だな。大きいからな、ジャンボだし。二人なら食べきれるだろう。
        -- 白斗 鏡 2014-02-11 (火) 22:12:27
      • 真っ赤を通り越して煙が出始めてる)……油断した油断した油断した女子たちと来てる感覚だったうあああああああ!
        ううん。あんたは凄いわよ。皆が協力してくれても、その期待に応えられるんだから。
        ……元リーダーのあたしが認めてあげてるんだから、ちょっとは自惚れたっていいんじゃないの?
        ……や、やるわよ、ちょ、ちょっと届かないからもう少しアラモードこっち寄せて……(サンデーを避けながらだと腕の長さが足りなくてスプーンが震える)
        -- 姫宮 未来 2014-02-11 (火) 22:21:12
      • どうした顔が赤いぞ?外は寒かったからな、熱でもあるんじゃないのか……(額に触れる。熱い)熱い。
        ……この距離だと食べにくいな……。すまない、隣に移るぞ。
        ……よし、これなら食べやすい。無理せずに、届くだろう?うん、これは……美味い……(至福の表情)
        -- 白斗 鏡 2014-02-11 (火) 22:35:44
      • っちょ!? ちょま!? に、ニャーーーー!!?(猫みたいな悲鳴)
        うわうわうわ、あんたバァカじゃ……! ふ、ふぐぎぎ……。(確かに食べやすくなったが食べにくくなった)
        ……はぁ、もう……ねぇ、白斗、卒業したら、諏訪里と一緒に旅に出るんでしょ?
        一個だけ、約束しなさいよ。……適当なところで、帰ってくるって。何年後でもいいから、二人揃って帰ってくるって。
        そのくらいしても、バチは当たらないでしょ……(とん、と白斗の肩を頭で叩く)……勝手に二度と会えないくらい遠くに行かれたら、あたしは……あたしたちは寂しいんだから。
        (パクパクと小さな口でサンデーを減らしつつ言う)
        -- 姫宮 未来 2014-02-11 (火) 22:44:31
      • (もぐもぐと目を細めつつスイーツを堪能しながら)……ん、そうだが。
        まぁ、なんだ。記憶がない俺が言うのもなんだが、きっと、俺にとってここは生まれ故郷みたいなものだから。
        ──だから、約束しよう。里帰りくらいはキチンとする。土産話をたくさん持って帰るさ。
        (隣をちら、と眺めて)……それに。同窓会もするんだろう?期待しているんだからな、幹事には。
        -- 白斗 鏡 2014-02-11 (火) 22:57:19
      • ん、約束された。破ったら地の果てまで探しに行くから覚悟しなさいよね? 同窓会も任せなさい?(元リーダーらしく笑い)
        諏訪里とは、なまじ付き合いが長いせいでこんな風には言えないけど、あいつのことも頼むわ。
        アンタと同じくらいバァカだし、アンタ以上に知らないところに行ったら帰ってこれなくなりそうだからね。(ふふ、と楽しそうに笑って)

        (あらかた食べ終わり)……さ、流石にジャンボは多かったかな。も、もう食べれないわ……(最後の一口がスプーンの上に載ってる)
        …………(満腹で頭がぼーっとしてるのでなんとなくそれを白斗の前に差し出してみる)
        -- 姫宮 未来 2014-02-11 (火) 23:01:20
      • (遠慮なく差し出されたそれを口に含む)
        (隣同士なので顔が近く…)
        (満足そうに微笑み)……うん。美味かったぞ。ん?どうした?
        (周囲のお客からなんとなく視線を感じる…)
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 13:58:46
      • …………。(自分が何をやったかの自覚が出てきた)
        ニャーーーーー!! も、もういいわよ、アンタといると調子狂いっぱなしよ全く……!!
        違うんだからね!?
        あー、もう、出るわよ。白斗……! なんでアンタといるとあたしってこうなのよ……!

        (支払いを終えて店を出る)……また来てもいいわよ。じゃない。
        (息を吸い、吐く。少しだけ自分に素直になることに決めた)また、アンタと来たいわ。今度は、皆も連れて。……これは、リーダー命令じゃなく、あたしの希望。いいわよね。
        (珍しく、自然に笑えたかもしれない。道の先で白斗に向けて微笑む)
        -- 姫宮 未来 2014-02-12 (水) 18:13:58
      • ……そうだな。また来てもいいかもしれない。
        ありがとう、姫宮。堪能させてもらった。……二人きりだとデートみたいだったが。
        -- 白斗 鏡 2014-02-12 (水) 18:17:22

      • >姫宮はうろたえながら、うっさいバァカ!と顔を赤くして強引に手を掴んで引っ張っていく。
         姫宮と仲が深まったような気がした……。


        -- 2014-02-12 (水) 18:18:59
  • ―夏休み 見晴らしのいい河川敷― BGM♪ -- 2014-02-09 (日) 20:15:19
    • …………いい景色だな。

      ……ひとつ聞くが、ここはどこだか知っているのか諏訪里。

      >諏訪里の自分が思った答えと反対を選ぶという暴挙により無事?試験に合格し免許を取ることができた。
      既に購入していたバイクを以て、無謀にも遠出に挑戦し、ここまで至ったのだった・・・


      -- 白斗 鏡 2014-02-09 (日) 20:33:57
      • ……逆に言えば景色しかないんだけどな。最後に人に会ったの何十分前だったよ。

        ひとつ答えよう、白斗。16年近くエリュシオンで暮らしてきたオレが、全く分からん。
        敗因を挙げるなら地図が20年前の物だったことだな。流石に20年も経ってたら道なんて変わるよな……。(バイクに跨って頬杖をつく)
        ちょっと休むか。浮かれてずっと走りっぱなしだったもんな。
        -- 訪里 守形 2014-02-09 (日) 20:43:36
      • そうだな、ちょっと浮かれてた。記憶喪失だが、多分生まれて初めて、バイクに乗りながらヒャッハーなんて言ったと思う。
        ……そうだな、落ち込んでいても仕方がない。せっかくの景色を堪能しつつ、お茶にでもしよう。(水筒からお茶を注ぎ、諏訪里に渡す)
        ……しかし、誰もいないものだ。見事なまでに。まるで世界に俺達だけになってしまっているかのようだな……。昨日までの生活が遠い喧騒のようだ。
        地上に降りたら、こんな気持ちを抱え、生きていくことになるんだろうか。どうなんだろうな……。 -- 白斗 鏡 2014-02-09 (日) 20:54:40
      • 言ってたな……気がついたら120km/h超えてるんだもんな……そんなに出るもんなんだなバイクって。
        おう、悪い。……思えば学園に入ってからずっと冒険冒険、時間が開いたら迷宮の探検と戦い詰めだったしな。
        まあ、それでも一人よりはかなり気が楽だよ。……多分だけどな、オレは一人じゃ踏み出せない類の人間だからな。
        (頬を持ち上げて)偶然でも、お前が来てくれて良かったとは思ってるよ。2月に一人で苦しむこともなくなったしな。
        ……記憶って、まだ戻らないのか、白斗。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-09 (日) 21:02:24
      • まぁ、それもいい思い出に変えてみせるさ。すべてを終わらせて。
        そうなのか?そういう風に感じたことはなかった、むしろ何時も俺はお前に後押しされてきていた。
        俺が何かを決めた時、最初に意見を言って、賛同してくれるのはいつもお前だったし、俺に足りない部分は必ず裏でサポートして貰っていた。お前がいなければ、俺がリーダーに選ばれたとき、まともに付いて来て貰えたかは正直わからない。
        俺も、最初にできた友人がお前で良かったと思っている。二月はできればこれからも御免被りたいんだがな……よし、これからはそのへんのサポートも全部任せた。(逃げる姿勢)
        ……わからない。何か手がかりにならないか、と調べていたものも特に記憶とは繋がっていなかった……。
        ・・・・・・時折、思うんだ。もしかしたら、俺は記憶など失っていないのではないか、と。何もなかったんじゃないのか、と……。 -- 白斗 鏡 2014-02-09 (日) 21:20:13
      • (お茶を一口含み)……そうか。
        まあ、追々思い出してくるか……それよりも濃い日々が先に待ってると思えば、別に過去なんか要らないんじゃないかとオレは思ってるよ。
        少なくとも、今日こうやって感じた風は、いつの間にか空に浮かされてたオレが16年間で感じてきた風の中でも一番気持ちよかった。
        やっと自分で、飛びたい空を飛べたって感じだ。生憎、得た翼は地面を走るバイクだったけどな。
        ……何もないなんて言うなよ。少なくとも今日感じた風は、オレたちのもんだと思うし。案外武神みたいにヒーローか何かかもしれないだろ?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-09 (日) 21:36:13
      • そうだな、そう思うことにしよう。ヒーローか。いい響きだ。
        しかし、なんだ。お前が16年かけてきたものが、俺がこの学園で二年近く過ごして手に入れてしまったとなると、なんだ。……これは、優越感。
        ……二年も、もう半分だ。学園生活を送ってみて。いろんなことがあったな、と思い出せるくらいには。俺の記憶になっている。
        ……記憶、そうだな。折角、こうして誰もいない場所に。二人きりなんだ。誰に聞かれるわけでもない。……俺たちだけで、秘密でも共有してみるか。相棒の、親友の、契がわりにな。フフ、取って置きがあるんだ。(自信満々にそう告げる) -- 白斗 鏡 2014-02-09 (日) 22:01:37
      • 何だかんだでお前らタイプが違うけど似てるからな……。何でそう思うのかは分からんけど。
        無為に過ごすのは真っ平だって言いながら、逃げた先も、まだエリュシオンの上だったからな、オレは。何も手に入れられるはずなかったんだ。
        オイオイ……穏便じゃないな。っていうか、お前にそういうのがあるとは思わなかったぞ?
        何だよ。一つ言えば一つ返してやるから言ってみろよ?(ニヤニヤしながら尋ねる)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-09 (日) 22:17:19
      • 今、俺は。夏休みにロティア先生と二人きりで秘密のバイトをしている。 -- 白斗 鏡 2014-02-09 (日) 22:29:15
      • お前最近やったら付き合い悪いと思ったわーっ!!! くっそおおおおおおおお!!

        何なんだ畜生……・! 何だその素敵な響き……!! 秘密のバイトぉ!?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-09 (日) 22:34:06
      • 二人きり、ほの暗い密室、共同作業。(断片情報だけ与える)
        妹野先輩の件以来、割と良くしてもらっててな。ん、ほら、次はお前だ。俺のよりインパクトのある秘密があるだろうかな……? -- 白斗 鏡 2014-02-09 (日) 22:41:06
      • お前のそれの後じゃどんな秘密だって霞むわ……・。
        あー、んじゃあ、軽い笑えるやつと、重い笑えないやつ、どっちがいい。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-09 (日) 22:53:56
      • 面白爆笑フリートークでおなしゃす。 -- 白斗 鏡 2014-02-09 (日) 23:04:33
      • (頬を掻き、いつもの顔で苦笑し)
        オレな。……鹿場のことが好きなんじゃないかと思ってる。
        ……言うなよ。誰にも。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-09 (日) 23:31:54
      • あぁ、言わん。誰にもな。どれも二人きりの秘密だと言ってるだろ。
        ……しかし、お前がな。いいのか、置いて行くんだろアイツは。 -- 白斗 鏡 2014-02-09 (日) 23:50:21
      • ああ。正直嬉しかったんだよ、アイツの意思でアイツが決めてくれて。
        昔の鹿場なら、オレが誘って断るようなことはなかっただろうしな。
        何かと鹿場のこと気にかけて、世話焼いてやったせいで、アイツ自身じゃ何も決められなくなってないか、ずっと心配だったんだ。
        ……特別教科だって、戦うこと自体が向いてないのに参加したがったのは、鹿場自身にペルソナの素質があったこと以上に、オレに依存してるからだろうし。
        だから、あいつがオレの誘いを断ったのを見て、いつの間にかオレはアイツに追いぬかれてたのを気付いた。いつまでも子供だったのはオレの方だってな。
        アイツはいいやつだからな。きっと幸せになると思う。今度は依存なんかじゃなく、本当にアイツの親身になってやれる奴と。
        ……お前みたいなな。(皮肉げに頬を持ち上げた) ちょっと期待してたんだがな。白斗に。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 00:02:25
      • 違うな、お前は追い抜かれた、と思っているだろうが。何も成長したのはあいつだけじゃない。
        俺から見てみれば、姫宮も鳴子も妹野先輩も。そして諏訪里、お前も。互いに成長し合ってるんだよ。
        あの時、俺は旅に出る、とは言ったが、正直、その場しのぎの思いつきだった。特に何もなかったんだ、本当はな。でも、お前が、それを形にしてくれた。
        プランを練ってくれて、バイクの免許も一緒に取得して。卒業後という未来に繋げてくれている。
        懐いている、とお前は思っているようだが、単に、あの寮内の男性でお前以外だと俺くらいしか年齢近い男子はいないし、リーダーも勤めてる以上相談もしやすかったというだけだろう。
        実際、大抵は勉強がてら相談事に付き合ってただけだ。色々悩みを抱えてたらしいからな。それはまぁ誇らしいことではあるが……。
        ……まぁ、あいつに必要なのは俺じゃないってことだけは確かだ。
        ……さて、この話はこの辺でやめとこう。これ以上は言ったところで仕方がないことだからな。
        ……ところで、爆笑フリートークの方はどうした。笑える方は。 -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 02:31:54
      • (きょとんとした後)……まさか、お前にそんな風に言われるとはな。正直、ほんとに驚いた。
        やめろよな、誰も聞いてないからって。……ありがとよ。

        って、お前、まだそっちも求めてくんのかよ!
        ねーよ! オレの唯一の趣味である爪切りの話してやろうか!?
        あー、いや、まあそうだな。
        じゃあ、ちょっとだけ笑える話でもするか。
        実はな、オレの正体って、例の都市伝説のさ――。

        exp027590.png

        (くだらないことで笑い合う。どこにでもある日常の風景)
        (こうやって互いに影響を与え合い、成長していくことを友情っていうなら、親友っていうのはこんな形なんだろうなと思った)

        exp027591.png

        (残り、二年あまりの学園生活。悔いのないように全力で笑い合おうと、そう思う)
        (白斗との間に、深い絆を感じた)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 02:43:02

      • >このあと、諏訪里と長い時間をかけて寮に戻った・・・。

        -- 2014-02-10 (月) 02:52:02
  • ― 二年目 クリスマス 『アリス・ガーデン』ロビー ― BGM♪  -- 2014-02-10 (月) 19:20:51

    • >今日はクリスマスだ……。
       学校から帰ってくると、騒がしい声がロビーから聞こえてくる……。
      -- 2014-02-10 (月) 19:22:03
      • ……ただいま。もうパーティ始まっているのか? -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 19:43:11
      • (走ってくる音。ドアがバァンと開き)白斗ぉ……!
        遅かったじゃないか……! オレ、てっきりお前が帰ってこないんじゃないかって……! 良かった……!
        本当に良かった……!(強烈な果実酒の匂い。顔も真っ赤で見るからに酔っ払っている)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 19:52:38
      • ……いや待てなんでもう飲んでる。何もかもが早すぎる。何が起きている……?先生は? -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 19:53:46
      • むしろ遅いくらいだ……! まあ、先生のことはいいじゃないか……。行こうぜ、オレたちの宴に……。
        (ロビーに後ろからずるずる凭れ掛かりながら押していく)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 19:56:22
      • ぱんぱかぱーん♪
        あらぁ♪ しらとさんじゃないですかぁ……♪ おっそーいー……♪
        もうはじまってますよぉ? くりすますぱぁてぃ♪(上機嫌にとろんとした酔い顔)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-10 (月) 19:57:41
      • うっ、うっ……・どうせ映理なんて、ダメなんですよ……。
        探検でもみなさんの足引っ張ってばっかりですし……生まれてこなければよかった……・(酒の入ったコップを両手で持って真っ赤な顔でめそめそ泣いてる)
        -- 鹿場 映理 2014-02-10 (月) 19:58:47
      • いいから呑もう!! 呑んで呑んで、そして脱ごう!!
        おう、白っち来たぞ!! 姫っち、たらし込め!! エグるようにツンデれ!!(真っ赤な顔で超上機嫌でひゃひゃひゃと笑う)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-10 (月) 20:00:35
      • ひょっと、ひりゃと……おそいじゃにゃいのよ……。(一番泥酔してフッラフラで歩み寄ってきて)
        ほりゃ、呑みなしゃい……リーダー命りぇいでしゅよ!! しりゃと!! こりゃ!!(並々入ったコップを半分以上こぼしながら差し出してくる)
        -- 姫宮 未来 2014-02-10 (月) 20:02:04
      • 白斗が買ってきた瞬間、オレが眼中にねえ……! やっぱりお前は凄いよ……!
        オレ、お前がいてくれてよかった……!(絡み酒で背中を叩く)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 20:02:59
      • ちょ、やめろ……というか待て。俺の知ってるクリスマスパーティとは少し違う気がするんだが……。一体何がどうなってこうなった、説明しろ諏訪里……。
        パーティ開始は全員揃ってからじゃなかったのか、というか飲酒はほどほどにしろと前回、注意も受けてた気がするんだが……(押し付けられる酒を手でかわしながら)
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 20:05:05
      • オレに、説明させてくれるのか……!! ありがとう……! 白斗……!!
        最初はな、ノンアルコール飲料をオレと鳴子で呑んでたんだ……でもな、その中にアルコールが混ざってたみたいで……!
        よりによってそれを酒乱の姫様が呑んでしまって……オレたちは……どうしようもなかった……!! 薦められるままに飲み続け、いつの間にか先輩や鹿場も混ざって……!!
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 20:08:08
      • いいかりゃ、呑みなしゃい!! めーれー!! -- 姫宮 未来 2014-02-10 (月) 20:08:34
      • あひゃひゃ!! あ、さっきわたし王様だったから、王様が命令するよー!!
        3番が白斗くんに口移しでのますー!!
        -- 鳴子 みなも 2014-02-10 (月) 20:09:15
      • あ、3番あたしだ……(コップに口を付けてお酒を口に含む)
        ひゃい、しりゃと、はやく! こぼれりゅ。
        -- 姫宮 未来 2014-02-10 (月) 20:10:19
      • そりゃあ、大変だったな……そしてお前は泣き上戸なんだな……。
        だから、なんの命令だ!?というかゲームまで開始してる!?王様・・・!?
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 20:10:52
      • んふふー♪ 先輩もちゅーしてほしいなぁ♪
        白斗くんに、ちゅーして、ほしいなぁ……♪(わくわく)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-10 (月) 20:12:27
      • 明らかに大丈夫じゃない。……先生は。逃げたな、これ……。
        ま、まて姫宮。ストップだ、いろいろ溢れてるから。それは飲んでから、落ち着いて、深呼吸して……(押され気味)
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 20:13:18
      • ううう……鳴子さん、実力行使しかないです……打倒白斗さんですよ!! -- 鹿場 映理 2014-02-10 (月) 20:13:21
      • 5番、後ろから羽交い締めしなさい!! -- 鳴子 みなも 2014-02-10 (月) 20:14:06
      • すまん……オレはお前の1番の親友だけど、今は鳴子という王様の5番なんだ……!(羽交い締めにする押さえる)

        今だ、一斉攻撃!!(カットイン)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 20:15:13
      • そりゃー!!(鼻を摘んでコップの酒を白斗の口に流し込む) -- 姫宮 未来 2014-02-10 (月) 20:15:49
      • 貴様ら!俺の人権は存在しないのか!?……あっ……(一斉攻撃を受け、沈む)

        ……ふ、フフフ……いいだろう、王様ゲーム……いい響きじゃあないか……乗ってやるよ、そいつに(光るメガネを押し上げて不敵に笑う瞬時に出来上がったリーダー!王様ゲーム、参戦!!)
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 20:20:18

      • >ロビーが歓声に包まれる。――戦いが始まる。
        -- 2014-02-10 (月) 20:23:34
      • あー。っていうか、鳴子、まだ前回の命令出してないだろ……。
        ほら、白斗が参戦してくれたんだから、さっさと命令しようぜ……!
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 20:24:29
      • えー?
        んじゃ、5番以外王様も含めて全員脱ぐ
        -- 鳴子 みなも 2014-02-10 (月) 20:26:23
      • えええ!? -- 鹿場 映理 2014-02-10 (月) 20:27:35
      • っていうか何で自分まで含めたんだよ!! -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 20:28:03
      • そんなものハイパーみなも様が自発的に脱ぎたいからに決まってるでしょ!! ロビー暑いんだもん!! -- 鳴子 みなも 2014-02-10 (月) 20:28:47
      • えー? にゅぐのぉ? やらぁ……(ぐずりだす) -- 姫宮 未来 2014-02-10 (月) 20:29:40
      • はぁ、姫っちには期待してたんだけどなぁ、脱ぎたくない皆の最初の一人になって、引っ張っていってくれるって。 -- 鳴子 みなも 2014-02-10 (月) 20:31:24
      • えっ、俺も?(シャツのボタンに手をかける) -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 20:31:48
      • ……脱ぐ。(脱ぎ出す) -- 姫宮 未来 2014-02-10 (月) 20:31:52
      • あっ、白っち脱ぐんなら諏訪っちに脱がしてもらって!! -- 鳴子 みなも 2014-02-10 (月) 20:32:50
      • ひでえ命令だよ!! -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 20:33:13
      • あ、あのぉ、先輩も脱ぐの恥ずかしいかなぁ、って……。 -- 妹野 リリィ 2014-02-10 (月) 20:33:43
      • ロティア先生はすぱっと脱いでくれる先輩が好きだって。 -- 鳴子 みなも 2014-02-10 (月) 20:34:16
      • ぬ、脱ぎます!! 先輩、全部でも脱ぎます!(脱ぎ出す) -- 妹野 リリィ 2014-02-10 (月) 20:34:48
      • あ、あの……その、う、映理は……。 -- 鹿場 映理 2014-02-10 (月) 20:40:08
      • 白っちも脱いでるよ! 負けていいの!? -- 鳴子 みなも 2014-02-10 (月) 20:40:46
      • うっ、うっ、うっ……やだよぉ……恥ずかしいよぉ……で、でも、映理、負けたくないよぉ……(泣きながら脱ぎ出す) -- 鹿場 映理 2014-02-10 (月) 20:41:31

      • exp027607.png -- 2014-02-10 (月) 20:44:10
      • exp027608.png -- 2014-02-10 (月) 20:44:35

      • こ、こんなのね、全然っ、全然平気なんだから、だってあたし、リーダーだし!(違う)
        ど、どうよ、白斗、恐れ入るでしょ!? あんたにできる!? こういうの!?(ふふん!)
        -- 姫宮 未来 2014-02-10 (月) 20:46:22
      • ぱぁんぱかぱぁーん♪ いえーい♪
        あ、なんだかすっごく楽しくなってきましたよぉ? 全部脱いじゃおうっかなー?
        -- 妹野 リリィ 2014-02-10 (月) 20:47:27
      • ……?……当然(既にシャツをはだけさせて戦闘態勢。指でメガネを押し上げる) -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 20:48:55
      • (ぐぬぬ……!という顔でスカートも脱ぐ) -- 姫宮 未来 2014-02-10 (月) 20:50:04

      • exp027609.png -- 2014-02-10 (月) 20:52:02
      • exp027610.png -- 2014-02-10 (月) 20:52:24

      • んっふっふー。どうよ、白っちー。まぁまぁでしょー?
        93式バスト満載で重いわー。ほらほら、鹿場ちゃんも脱いだ脱いだ!
        -- 鳴子 みなも 2014-02-10 (月) 20:53:30
      • うっ、うっ、うっ……(羞恥で涙こぼしながら)し、し、下もですか……? で、ですよねぇ……・。
        ううう、す、諏訪里さん、白斗さん、せ、せめてじろじろは見ないでください……恥ずかしいです……!
        -- 鹿場 映理 2014-02-10 (月) 20:54:58
      • (プロ同士は多くを語らない)
        寮呑み、いいよね……。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 20:55:39
      • いい……。
        (グラスを手に酒を揺らし達観した表情で眺める)
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 20:57:54

      • よし! はい、じゃあ改めて、王様ゲーム!!いえーい!!
        はい引いて引いて!!(箸を皆の前に差し出す)
        -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:00:12
      • では引かせてもらおう……(す、と割り箸を引く) -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 21:03:58
      • ううう……おうひゃま、引く……(引いた) -- 姫宮 未来(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:04:11
      • か、片手が塞がっちゃうよぉ……(もじもじしながら引く) -- 鹿場 映理(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:04:54
      • はぁい♪引きまーす♪(引く) -- 妹野 リリィ(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:05:20
      • いかん、出遅れた。(引く) -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 21:06:31
      • キングは…………俺か。フフフ、そうだ、俺がキングだ……(悪い笑み)
        じゃあ。4番は王様にキッス。(容赦のない命令)
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 21:14:39
      • (数字を見て)えっ、ちょっ、4番わたしだこれ……。
        ……あー。マジで……? は、はいぱーみなも様、最初から来るとは思ってなかった……(真っ赤になってニヤけ顔)
        え、えっと、ば、場所の指定とかあるのか、にゃー?
        -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:17:24
      • ……今の鳴子から、オレや武神と同じ類のヘタレ臭がする。 -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 21:18:07
      • ……お好きなところにどうぞ。(ソファに座りどっしりと構える。揺らぎはない。) -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 21:18:24
      • ぐぬぬ……! ひとおもいにやっちゃいなひゃいよ!!(箸でコップをちんちんやる) -- 姫宮 未来(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:18:56
      • え、えええ!? そ、それは、うん……わ、わはー……。
        えーっと、じゃあ……ほ、頬くらいで、ご、ご勘弁を……。(真っ赤になった状態で徐々に近づけていく)
        -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:21:02
      • 日頃の恨みを、どーんです。(ドーンと押す) -- 鹿場 映理(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:21:29
      • (押されて思いっきり白斗を押し倒しながら)んんー!? うわー!!!
        頬に当たったけど、ちょっと口もかすったよ!? えっ!? あっ!? ちょ、ほんとなにこれ!?
        えっ!? うわー!! きゃー!!? (ソファで座布団をorzの体勢で被る。頭かくして尻隠さず)
        -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:23:06
      • いろいろ隠れてない。落ち着け。 -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 21:25:23
      • なんでそんな耐性しかないのに王様ゲームやろうと思ったんだお前……あー、白斗、次はお前が引かせる形になるのか……。 -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 21:26:47
      • 俺か?ふふふ、さぁ引くがいい、愚民ども。全ての運命は我が手の中に。(変なテンション) -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 21:31:17
      • 今度こそ!!(引く) -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 21:32:09
      • ぱんぱかぱーん♪ -- 妹野 リリィ(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:32:28
      • 映理、がんばります……!(引いた) -- 鹿場 映理(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:33:25
      • うーあー……なんか眠くなってきら……・(引いた) -- 姫宮 未来(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:34:12
      • う、うう、こ、今度こそ、ハイパーみなも様に命令権を今一度……(引く) -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:35:02
      • (コロンビア)よおおおおっしゃあああああああ!! 王様!!! オレの時代来たわ!! -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 21:36:10
      • 次はお前か、諏訪里。フフフ、ならば大人しく王の座を譲ろう……さぁ、命令を下すのだ。新たな王よ。 -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 21:38:14
      • 今回何か執念のようなものを感じましたねぇ♪ -- 妹野 リリィ(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:39:28
      • オレは白斗程酷い命令はしない……(度胸がないから)
        2番、オレのここに座ってお酌だ。(ぽんぽんと太ももを叩く)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 21:42:51
      • !? あ、良かった、映理、3番……。 -- 鹿場 映理(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:44:45
      • んー♪ 残念ですけど、先輩は1番ですねぇ。 -- 妹野 リリィ(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:47:51
      • 良かった! わたし4で良かった! 恥の上塗りだけはごめんだよー! -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:49:49
      • あー? じゃあ、あたしー? あたし、数字、5って書いてありゅよー? -- 姫宮 未来(下着姿) 2014-02-10 (月) 21:50:23
      • ……。 -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 21:50:57
      • ……そうだ、俺が二番だ……。 -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 21:51:26
      • 1/5なのに何でお前なんだよっっっ!!!(悔しげに地面を叩く)
        え、ちょっと、これ命令変更とかなしですか? なしですよね? おい絵面が最悪になるぞこれ!?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 21:53:10
      • ガチでやってるんだから仕方がないだろう……。しかし、王の命令は絶対。
        ほら、とっとと座って膝の上を開けろよ……(耽美系なBGMを後ろに膝に乗り酌をする半裸シャツ男子)
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 21:55:36
      • よりにもよって脱いでる男に酌されるのが今年のクリスマスの思い出かよ!!
        …………(この世の全てに絶望した無表情で酌をされる)……エリュシオンを、落とすっ!
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 22:04:27
      • (何で……?) -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:04:57
      • 大丈夫、お前はいい王になる……(頭を撫でてやる) -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 22:10:30
      • 嫌だぁ……! オレは王になんかなりたくない……! 撥条の王なんか真っ平だ……!
        あー、次オレがクジ役だけど、もう一回やるか? 白斗……。(うんざりした顔で膝の上に乗る相棒に尋ねる)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 22:15:55
      • 逆に尋ねる。
        ……お前はこのままで終わる男なのか?
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 22:19:20
      • やってやる!! オレとお前なら、やれる!!(クジを差し出す) -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 22:22:36
      • うーん、なんか、さむっ……エアコンの温度あひぇよ……(リモコンを操作しながら引く) -- 姫宮 未来(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:23:18
      • 勝利をこの手に!!(引いた) -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:24:14
      • 王様になったら、な、何やって、もらおう、かな……・。(引く) -- 鹿場 映理(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:24:48
      • ぱんぱかぱーん♪ 王様よ、こーい♪(引く) -- 妹野 リリィ(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:25:36
      • そうだな、華々しいクリスマスのメモリーをこの手に!! -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 22:26:29
      • くっ……! 引けなかった……!誰だ、王……!? -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 22:29:03
      • すまないな、諏訪里。どうやら、王の運命が俺を離さないらしい。いや、寧ろ。
        王に選ばれたのではない……王を俺が選んだのだ……!!さぁ、命令を下すぞ!!
        5番、さらに2番は俺をマッサージして持て成すのだ!!(両手を広げる)……ふふふ、諏訪里。こうすればもしもの時でもダメージは半分!!考えに至らなかったのか?
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 22:38:44
      • ぎゃー!! またわたしなんですけど!?(5番) -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:45:15
      • あっ、わっ、わっ、う、映理だ……(2番) -- 鹿場 映理(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:46:00
      • その貪欲な作戦で貪欲に二人も女子引き当てるお前の運を分けてくれ……頼む……。 -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 22:46:52
      • 鳴子さんはクジ運すごいですねぇ♪ -- 妹野 リリィ(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:47:44
      • (半分寝こけている) -- 姫宮 未来(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:48:43
      • う、うう、さっきからわたし、クジ運本気でなさすぎ……男子が本気すぎてみなも様怖い……。
        ほ、ほら、白っち、寝て。マッサージするから……。
        -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:52:38
      • 悪いスガ太。この運は一人用なんだ……。
        さぁ、王の体を癒すがいい(ソファに仰向けになる)
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 22:53:32
      • わ、わ、う、映理、こういうこと、したこと、ないのにっ……し、下着で、やんないと、いけない、とか……(羞恥で頭から煙が出てる) -- 鹿場 映理(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:54:22
      • ちょ、ちょまーーーーーっ!!?
        なんで仰向けなの!? えっ!? どういうこと!? どうマッサージすればいいのか!?
        わー!? えっ、お腹の上に乗れって!?
        -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 22:55:33
      • 本物の王の姿を今見てる……。勝てねえ。 -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 22:56:16
      • (うつ伏せと間違ったがこの際気にしない王の器だ)
        そうだな、二人で腕のマッサージを頼もうか。鳴子がそうしたいなら、それで構わんぞ。王は寛大だ。(王フェイス)
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 23:00:32
      • あっ、あっ、じゃあ、映理は、右から、白斗さんをマッサージしますっ……!
        (こぶりなお尻を揺らしてソファの前で跪き白斗の左腕をマッサージ始める)
        -- 鹿場 映理(下着姿) 2014-02-10 (月) 23:01:30
      • んぎっ……!
        ……白っちが、そう言うなら、わたし、やってやろうじゃない。ハイパーなところ、見せるわ……。
        (ゆっくりと白斗の身体をまたぎ、相手の上腹の辺りにふわりと腰を下ろす。人を載せている重さと下着ごしの温かさが伝わる)
        (真っ赤になりながらゆっくりと白斗の裸の上半身に指を這わせ、指先が首に到達し――)

        い、いやあああああ!! みなも様でも、無理なものは、むりぃぃぃぃ!!
        (腹の上で下着姿でぼいんぼいん跳ねながら、白斗の首を思いっきり締める)
        -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 23:07:41
      • よきにはからえ。(王のセリフ)
        あぁ、いいぞ、鹿場はうまいな、心地よいポイントを心得ている。(腕のマッサージを受けて気持ちよさそうに目を閉じる)

        (と、腹の上に薄い布地の生暖かい感触。からかいのつもりの挑発に乗ってくるとは……)
        (流石に、この視点からのこの光景は……王で在っても、ごくり、と生唾を飲んでしまうのは致し方ない。)
        って、ちょっと待て。ハイパーみなも様。そこはやばい。何がって。ハイパーに死につなが……がががーっ!?(王でも首を締められると死にそうになる。)
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 23:16:45
      • (はっ、と面白そうな場面を見て目が覚める)げこくじょーか!? リーダーもさんかします!!
        うわーい!! 白斗ー!! しねー!!(フライングアタック)
        -- 姫宮 未来(下着姿) 2014-02-10 (月) 23:20:27
      • あ、いいですね♪ じゃあ、先輩も、どーん♪
        (重巡のような身体がその上から降ってくる)
        -- 妹野 リリィ(下着姿) 2014-02-10 (月) 23:21:41
      • ミンチよりひでえ。って、姫様!! 下、下が脱げかかって尻が半分見えてる!!
        あとそろそろ離さないとマジで白斗死ぬぞ鳴子!!
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 23:23:12
      • ピンポイントでみなも様をいじめるような白っちは、死ねえええええ!(真っ赤) -- 鳴子 みなも(下着姿) 2014-02-10 (月) 23:23:57
      • ま、待て、こっ、れは……まぎれも、なく、偶然でぇ、何のっ、他意もなく……!!?
        (重い、柔らかい、温かい、重い、重い、重い、苦しい、死……)
        (まさか、これが俺に訪れる試練じゃなかろうな……そんなわけないか…………オイオイオイ、死ぬわオレ……)

        (意識が薄く、遠のいていく)
        -- 白斗 鏡 2014-02-10 (月) 23:28:08
      • ……むごい親友の失い方をしてしまった。立ち直れそうもない。
        あー、姫様寝てるし、それぞれの部屋にぶち込んでくるかこれ。
        ……まあ、一人でいるよりは楽しいのかもな、こういうの。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-10 (月) 23:30:42
  • ―二年目 8月 『アリス・ガーデン』ロビー― BGM♪ -- 2014-02-07 (金) 06:39:01
    • (階段を降りてきて)……どうすりゃいいんだよあれ。オレじゃどうしようもないぞあんなの。
      あ、よう、鹿場。帰ってたか。お疲れ。
      -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 06:40:51
      • あ、う、その、あの、帰って、帰ってきて、ました。たっ、ただいま……守形さん。
        え、ええ、えっと、何か、あった、の……?
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 06:41:56
      • いや、まあ鹿場に話してもしょうがないが……なんか、リリィ先輩が部屋に引きこもって出てこないんだよ。
        何があったか容易に想像つくけど、「私はロティア先生の頭をもう二度とナデナデできない……」って絶望に打ちひしがれてて。
        鹿場、お前も同じ可愛い系統としてどうにか助力できないか、先輩の。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 06:43:41
      • かっ
        可愛っ!(真っ赤になった顔でぶんぶんと首を振って否定して)
        そ、うっ、映理じゃ、むり、かなっ、て。その、ロティア、先生じゃ、ないとむり、かなっ、て。
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 06:44:58
      • だな……。甘いもの控えてるからって人工甘味料で代替利かせてるとどっか壊れるしな。
        (ソファに腰掛ける鹿場の隣に座り)……ああ、そうだ、丁度いい、お前に話しがあったんだ。
        ちょっと真面目な話しなんだが、今時間あるか……?(ロビーの柱時計を見て言う)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 06:46:59
      • あ、えっと、うん、ある、あるよ……?
        う、映理もね、その、守形さんと、話せって、えっと、話したいことが、ある、から。
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 06:48:09
      • 珍しいな。白斗じゃなくてオレにか。……まぁいいや、んじゃ、先にオレからの質問な。

        オレと白斗、この前ロビーで話してたように、卒業した後はエリュシオンを離れて旅に出ることにしたんだ。
        もっと色んな場所を見て回りたいっていう利害の一致があったからな。もちろんペルソナとかシャドウとかの問題を解決してからだ。
        そのために今月から来月に掛けて免許取りに行くことになってる。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 06:50:25
      • あ、う、うん……白斗さんから、聞いて、る……(少しだけ俯いて頷く) -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 06:50:59
      • ……あいつオレに言っておけとか言っといてきっちり説明してるのか……まあいい、でな。一応、聞いておこうと思って。
        なんでも、鹿場もその旅に着いてきたいんじゃないかって白斗が言うんだよ。
        ……もしかして、その話も白斗としたか?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 06:52:45
      • う、ううん……して、ないよ……?
        ……それって……映理が……白斗さんと、守形さんと、一緒に、ってこと、だよね……?
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 06:53:44
      • まぁ、そうだな。少なくとも白斗にはエリュシオンに縁はないわけだし、オレも寮生や鹿場以外に愛着ないしな。
        親父に言ったら勝手にしろって言われたよ。振り向きもしやがらんし。
        だから、もし行くとしたらエリュシオンに戻ってくるのは少し時間掛かることになる。それは念頭に置いておいてくれ。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 06:55:47
      • その、場合……お父さんと、お母さんにも、言わないと、ね……う、うん。
        ……あの、守形、さんは……映理が、着いてきても、いい、って思うの……?
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 06:56:40
      • ……んー、まあ、正直なところを言うぞ。鹿場にはちょっと厳しく聞こえるかもしれないけど。
        鹿場が、もし自分の意思でオレ達に着いてきたいって思うなら、いくらでも着いてくればいいと思ってる。
        お前自身がそうしたいなら、オレも白斗も止める理由は一個もない。
        ただ、オレが誘ったからとか、着いてきていいって言ったからとか、そういうのを理由にするなら、辞めといた方がいいな……。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 06:59:23
      • あ、あう……そう、だよ、ね……。(深く俯く) -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 06:59:51
      • いや、待て待て待て、そんな顔すんなよ、意地悪言ってるわけじゃねーって!
        それに着いてくるなって言ってるわけでもないんだよ。
        オレはただ鹿場には、自分で決めて、選んで欲しいんだ。
        これから先、全部代わりに選んで遣ることは出来ないんだから、大事なのはお前の気持ちなんだと思うんだよ。うわ、オレ偉そうなこと言ってるな。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 07:03:36
      • ……映理の……き、気持ち……? -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 07:04:08
      • オレは別にお前を突き放したいわけじゃないんだ。お前と一緒が嫌だってわけでもない。
        むしろ、オレにとってはガキの頃から知ってる大事な幼馴染だからな。出来ることなら願いを全部叶えてやりたいとは思う。
        だから、素直なお前の気持ちや意見が聞きたいんだ。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 07:05:48
      • (息を呑む。胸に当てた手が、いつもより早い鼓動を伝えてくる)
        (隣に座る守形さんの顔を見ると、今にも逃げ出したくなるような気分になる。でも、気持ちを、どうしたいかを、どう思っているかを伝えなきゃ何も始まらないと、白斗さんは言った)
        ……守形さん。……そ、その。
        (耳たぶまで真っ赤に熱を持つ)……映理、は……。
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 07:07:55

      • exp027554.png -- 2014-02-07 (金) 07:09:36


      • exp027555.png -- 2014-02-07 (金) 07:10:52


      • (逃げたい。逃げ出したい。でも、言わないと、言わないと、白斗さんとの約束が)
        (映理の気持ちが。伝えないと、今じゃないと、どこかに行く前に、言わないと)
        う、映理……は、そ、その、ひっ、う、映理は。
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 07:12:24


      • exp027556.png -- 2014-02-07 (金) 07:14:13


      • exp027557.png -- 2014-02-07 (金) 07:15:44


      • exp027558.png -- 2014-02-07 (金) 07:17:16





      • ――に、決めて、いいんです、ね!! 守形、ひゃん!!
        しょの、し、しし、白斗、さんと、守形、さんに、着いて、行くか、どうかぁっ……!!
        (ぐるぐる目で真っ赤になった顔で身体を乗り出して守形に詰め寄る)
        (頭の中でorzの姿勢になるリトル鹿場)
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 07:20:19
      • (勢いに気圧されてマジビビリする)は、ははは、はい。そ、そうです、その通りです。
        ま、まあ最初から、そう、言って、るんだが……。うん、鹿場がしたいようにすればいい、んじゃないかな。
        えっ、ちょっと待っ、近くね? 鹿場さん?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 07:22:06
      • じ、じゃ、じゃあ、その……!! 行きませんっ!!
        も、もし、守形さん、が……白斗さんと、一緒に、え、エリュシオンを、出て行くなら、その、映理はそれに、着いて、行きませんっ!
        こ、これで、いい、ですか……。これが、映理の、答え、ですっ……!
        (ふーっ、ふーっ、と鼻息荒く、涙目で言う)
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 07:24:01
      • わ、分かった、了解した、着いてこないんだな。少し残念だが少し嬉しくもあるぞ、だからちょっと、ちょっと離れて鹿場さん!?
        (乗り出してきた鹿場を押さえて)……そうか、それが鹿場の出した答えなんだな。
        こう言っちゃなんだけど、やれば出来るんだな。見直した。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 07:26:06
      • (涙目で)そうです……う、映理は、やれば出来る子なんです、よ。守形さんに、守って、貰わなくても、もう大丈夫です。
        (結局、気持ちを伝えることは出来なかったけど、その代わりに大切なモノを得ることが出来た。静かに息を吸って、吐く)

        守形さん。……白斗さんと、エリュシオンから出て行くのは、も、もう、決定事項なんですか?
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 07:28:14
      • ああ、まあ、そうだな。一応その計画は立ててるし、オレも白斗もそのつもりだ。
        何かここから離れられないような理由が出来ない限りは、オレたちはここを離れるよ。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 07:29:21
      • ………わかりました。(言葉は、決意の分だけ強く、はっきりとしていた)
        守形さん、頑張ってください……う、映理も、頑張りますから。
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 07:30:22
      • そうだな。お前が頑張ってるのを見ると、オレも頑張らないと行けないなって思うしな。(心から嬉しそうな笑顔で言う) -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 07:31:25
      • ……はい、映理は、頑張りますっ……絶対、絶対頑張りますから、見ててください……!
        で、では、今日は、もうおやすみします……! また鏡迷宮で、守形さん!
        (つんのめりながら小走りに階段を駆け上がっていった。珍しく俊敏な動きで)
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 07:32:59
      • コケんなよ? ……うし、問題解決。
        んじゃ、キシィと一緒に作ったカレーやっつけるかな。二日目だから熟成されてうm――
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 07:34:03

      •  \ 打倒白斗さーーん! / 
        -- 鹿場 映理 2014-02-07 (金) 07:34:53

      • …………いや、そこは打倒大型シャドウだろう。なんで白斗だよ。
        (律儀にツッコんでから、キッチンにカレーを片付けにいった)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-07 (金) 07:35:54

      • >鹿場 映理のステータスが 僅かにアップした!

        -- 2014-02-07 (金) 07:37:16
  • ―二年目 7月 『アリス・ガーデン』キッチン― BGM♪ -- 2014-02-05 (水) 21:51:22
    • (キッチンに人影がいるので覗き込む)
      うげ。先輩料理ですか……?
      -- 諏訪里 守形 2014-02-05 (水) 21:52:44
      • ちょ、ちょっと、女の子が料理をしているのを見て、うげ、はないでしょう……? もう……。
        でも、残念ながらこれは諏訪里くん用じゃないのよ? ごめんなさいね?
        -- 妹野 リリィ 2014-02-05 (水) 21:56:36
      • いや……まあ、というか料理なのか聞いたのはそういう意味じゃなくて……(キッチンの惨状を見ながら)
        オレ用じゃないってことは、白斗用ですか?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-05 (水) 21:57:47
      • ううん、それも違うの。あ、でも白斗くんも少しだけ関係あってね?
        その、ロティア先生っているでしょう……? あの小さな可愛い、うん、可愛いっ先生。
        あの先生にね、お詫びも兼ねて差し入れを、って思ってね……。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-05 (水) 21:59:12
      • お詫び、ですか。……はぁ。まあ詳しくは聞きませんけど。 -- 諏訪里 守形 2014-02-05 (水) 22:00:09
      • 去年一昨年と、お世話になったので、お礼も兼ねているんだけど……色々な事情で直接渡せない状態なんだけど、白斗くんが気を利かせてくれることになったの。
        それでね、頑張って手作りのフォンダンショコラをプレゼントしようと思って、頑張ってるの……!
        -- 妹野 リリィ 2014-02-05 (水) 22:01:26
      • ……オレの知ってるフォンダンショコラはこんなに小麦粉やチョコを大量に必要としないと思うんですが。
        それに、ショコラなのになんでフルーツまでこんなに大量にあるんですか。(山のような食材に眉根を寄せる)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-05 (水) 22:02:37
      • どうせなら、お詫びの大きさをスイーツの大きさで表現しようと思ったのよ。
        それにね、ただのフォンダンショコラじゃないの。うさぎ型にしようと思ってるの。
        ほら、ロティア先生ってきっとそういう動物の形をした何か好きそうでしょ?
        だからね、こう、ウサギの形にして、中にイチゴ味のチョコレートを入れたフォンダンショコラにして、見た目でも楽しめるものにしたいのっ……。
        きっと、喜んでくれると思うわ……私を褒めてくれるロティア先生の顔が浮かぶもの……。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-05 (水) 22:04:53

      • exp027543.png -- 2014-02-05 (水) 22:05:09

      • ……フォンダンショコラってこんな暑くなりはじめた時期に作ったらドッロドロに溶けませんかね。
        しかも普通のケーキすら苦戦するのにいきなり動物型のフォンダンショコラって難易度高いでしょう。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-05 (水) 22:06:24
      • (聞いてない)……きっとね、そのウサギのフォンダンショコラを見てくれれば、先生も私のことを見なおしてくれると思うの。
        「お前のことを勘違いしていたよ。ただ少しだけ可愛い物が好きな普通の女の子だったんだな」って……。
        でね、きっと可愛い物が好きな人同士、きっと仲良く出来るんじゃないかな、って……。
        うん、二年も遠回りしちゃったけど、ここからが私の勝負どころなんじゃないかって……!
        -- 妹野 リリィ 2014-02-05 (水) 22:08:42
      • ……ダメだ聞いちゃいねえ。
        って、ちょっと、ちょっと待って!? その砂糖そのボウルに入れるんですか!? その量を!!?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-05 (水) 22:09:39
      • ……?
        甘ければ甘い程美味しいでしょう?
        -- 妹野 リリィ 2014-02-05 (水) 22:10:11
      • いや、待て待て待て!! 何で先輩の料理は全部加算方式なんだよ!!
        バレンタインの時もそのせいでキログラムで測らないといけないチョコが出来たろ!? 学習能力とかそういうものの実装は!?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-05 (水) 22:11:18
      • 大丈夫よぉー♪
        頑張れば、なんとかなるものよ? 頑張りましょ?
        -- 妹野 リリィ 2014-02-05 (水) 22:11:55
      • ぐあああ……!! 男子である限り回避不能な根拠の無い頑張りましょう!! どうにかなる気がしてくる!!
        あー……あーあーあー……先輩、あーあーあーあーあー……。
        先輩って、観葉植物買ったら水やりすぎて枯らすし、動物飼ったら愛玩しすぎて嫌われるタイプでしょう……?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-05 (水) 22:14:13
      • ぱんぱかぱーん♪(凄い量のナニカを前に嬉しそう)
        えっ……? どうして分かるのかしら……凄いわ、諏訪里さん。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-05 (水) 22:15:10
      • いや……まあ、多分オレじゃなくても分かると思います。(諦めて成り行きを見守ることにした)
        (その結果、試食という形で一足先に涅槃に旅立つとは、この時点では夢にも思っていなかった)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-05 (水) 22:16:28
  • ―二年目 7月 溜まり湖畔― BGM♪ -- 2014-02-05 (水) 19:02:16

    • exp027540.png -- 2014-02-05 (水) 19:03:59

      • ………。
        せっかくの休日に、付き合ってもらって済まないね、白斗くん。
        しかし、キミも物好きだね、って話だよ。あまり若い頃から嗜む趣味だとは思わなかったが……。(釣り竿を少しだけ傾けて小さく笑った)
        -- 詩潟 士時 2014-02-05 (水) 19:08:00
      • ……まぁ、色々と……。釣りを嗜む友人がいまして。こうして釣りの勉強もしておこうかと。
        それに、割と嫌いじゃないです。この間はアドバイスのおかげで鮒も釣れましたし。ようやく釣り初心者の一歩目が踏み出せた気がします。
        -- 白斗 鏡 2014-02-05 (水) 19:28:03
      • ボクは、本当は海釣りの方が好きなんだけどね。この話は前にもしたかもしれないけれど。
        それなりに、学園生活を謳歌しているようで何よりだよ。最初はボクも、親心ではないけれど少し心配をしていたからね。
        ……寮の皆とはどうだい。聞くまでもないかもしれないけれどね。
        -- 詩潟 士時 2014-02-05 (水) 19:32:47
      • 海は流石に持っては来られないですからね。その友人は空を飛ぶ魚を釣る、と意気込んでましたよ。確かに空はここでは海のようなものですが。
        まぁ、なんとか、ですが。1年かけて少しずつは馴染めた、と思っています。
        そうですね……探索も結構な階層まで勧めましたし、リーダーとして見ても今のチームワークは悪くない、と思います。
        -- 白斗 鏡 2014-02-05 (水) 19:52:10
      • はっはっは……それは夢のある話だ。
        大型のシャドウも何体か倒し、順調を絵に書いたような感じで来ている。これからもその調子で頼むよ、白斗くん。
        あれはね、人の弱みにつけ込んでくるんだ。人はだれしも、こうなりたい、こう有りたいと思う姿があるものだからね。
        変身願望や転生願望を強く持つ者ほど、自分の理想の姿に魅入られやすいものだ。シャドウはそういった人の弱さの間隙を縫って来るものなんだよ。
        ……こんなことを、キミに聞くのは酷な話かもしれないが、これからどうするか、どうしたいかを考えたりはしているのかい?
        -- 詩潟 士時 2014-02-05 (水) 20:02:12
      • 俺もこうして練習を積み重ねて、その夢物語を現実に見てみたいと思っているんですよ。面白いでしょう。
        ……それは、重々理解してるつもりです。人は誰しも弱さを持っている。だから、一人じゃ駄目なんだ。
        俺は、この学園で他人との絆を得ることの尊さを学んでいるような気がします。それは何よりも確かな力であると、そう思えるんです。
        諏訪里の……守形の話に乗る形になってしまいますが、卒業後は地上に降りて旅をしようかと思っています。
        もっと、広い世界のことが、俺は知りたい。知らないことが多すぎる。知っていたかもしれないけれど、それもわからないから……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-05 (水) 20:10:02
      • 旅に、か。……いいんじゃないかな(優しげに微笑んで)
        ここはある意味で閉鎖的な側面を持つ。世界を見て回るというのも、若いうちにしか出来ないことだろう。
        それまでに、何かしらの決着を着けられるよう、ボクもボクなりに頑張ってキミたちをバックアップするよ。
        (竿を引き)……ああ、しまった。話に熱中しすぎた、ボクとしたことが。(リールを巻き)
        (水面に上がってきた糸の先にはルアーがない)それなりに愛着のあった疑似餌だったのだけれど、持って行かれてしまったみたいだ。
        いくつになっても、こういうところが抜け切らない。本当は、ボクに釣りは向いてないのかもしれないね(小さく笑う)
        -- 詩潟 士時 2014-02-05 (水) 20:25:15
      • そうですね、出来れば妹野先輩が卒業するまでに…無理でも俺が卒業するまでには決着をつけてみせます。後には、残したくないですから。
         勿体無い
         買ってきます
         
        >また釣ればいい

        ……割と、大きい獲物だった気がします。……俺が、釣り上げて、取り返してみせます。
        狙いを絞ればいける気がする……。あれはもしかしたらヌシかも……。
        -- 白斗 鏡 2014-02-05 (水) 21:14:34
      • 実に若い、活力ある意見だね。もうボクからは絶対に出ない発想だよ(苦笑し)
        そうだね、失ったものは取り返せばいい。キミの記憶もおそらく、キミの努力とその前向きさによって返ってくることだろう。
        いやはや……一度失っただけで意気消沈してしまうのは、ボクがもうおじさんだからかもしれない。キミを見習わないとね。
        -- 詩潟 士時 2014-02-05 (水) 21:48:12
  • ― 二年目 春 『アリス・ガーデン』ロビー ― BGM♪ -- 2014-02-02 (日) 20:47:10
    • ぱんぱかぱーん♪
      進学おめでとう、映理さんっ。これで、みんな一緒に登校出来ますね?
      -- 妹野 リリィ 2014-02-02 (日) 20:59:33
      • 進学したのに集団登校って、初等部みたいね……。
        おめでとう、映理。これからもよろしくね?
        -- 姫宮 未来 2014-02-02 (日) 21:00:31
      • は、はい! 妹野先輩も、姫宮さんも、あ、ありがとうございます……!
        こんな、わざわざ、場所まで用意してもらって、その、恐縮、ですっ……。
        -- 鹿場 映理 2014-02-02 (日) 21:01:26
      • いやー、言っても寮のロビーでの細やかなお祝いだしねー。
        花見もやってるみたいだからそっちでパーっと騒いじゃいましょー。とりあえずここはお祝いだけ、かなー。
        ほら、白っちも、何か言ってあげてよ、うつりんに。
        -- 鳴子 みなも 2014-02-02 (日) 21:03:20
      • 新しい制服、似合ってるな。これから一緒の学舎だ。わからないことがあればなんでも頼ってくれ。先輩だからな。 -- 白斗 鏡 2014-02-02 (日) 21:11:01

      • exp027485.png -- 2014-02-02 (日) 21:15:53

      • は、はい!ありがとうございます、白斗さん……!
        -- 鹿場 映理 2014-02-02 (日) 21:16:37
      • しかし早いな、この間初等部から上がってきたと思ってた鹿場がもう高等部だもんな。
        もしかしたら学園生活っていうのはあっという間に過ぎてくもんかもしれん。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-02 (日) 21:18:02
      • もう数ヶ月早かったら、教室での土下座見れたのにね。 -- 姫宮 未来 2014-02-02 (日) 21:18:39
      • お前女子の間で流行らすなよそれ。ユニキスに土下座が武器だと思われてるんだぞオレ。 -- 諏訪里 守形 2014-02-02 (日) 21:19:29
      • あと数年もしたら、私は先に卒業ですねぇ……それは少し寂しい気もしますね。
        今のうちにたくさんの思い出を作っておかないといけないのかもしれませんね。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-02 (日) 21:20:30
      • まだかなり先の話に思えてたんだけどな……。
        リリィ先輩は、卒業後は何を? エリュシオンから降りるんですか?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-02 (日) 21:21:27
      • ええと……もしかしたら研究職に就くかもしれないので、エリュシオンには留まるつもりですよ、諏訪里さん。
        もちろん、私自身の希望が叶ったら、ですけど……。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-02 (日) 21:22:35
      • わたしも留まるかなー。なんだかんだで不便ないし、そこそこ愛着あるしねー。
        ただ、芸能プロダクションがないので、新しい自分デビューが出来ないのが残念。……諏訪っちはもしかして卒業後降りるつもりなの?
        -- 鳴子 みなも 2014-02-02 (日) 21:24:13
      • わかんね。今のところ家業を継ぐつもりはないけど、降りたところで何かやりたいことがあるわけでもないしな。
        辞めろよ三年後に悩ませろよ。……白斗は、卒業後どうするんだ? 記憶がないお前にこんなこと聞くのは酷かもしれないけど。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-02 (日) 21:25:26
      • ………。   ………。   ………。 -- 2014-02-02 (日) 21:30:24

      • >――寮に妙な緊張感が横たわった。
        -- 2014-02-02 (日) 21:30:55

      •  わからない
         自分探し
         
        >同窓会

        そうだな、同窓会でも開こうか。
        ……まぁ、正直なところわからないさ。地上に降りて旅に出てもいいし、ここに残ってもいい。
        …………ただ。……全てに決着を着けるまでは、ここから動くことはないだろう。
        -- 白斗 鏡 2014-02-02 (日) 21:35:15
      • そ、そうね、卒業したら同窓会は開かないとおかしいもんね!
        うん、そのときはあたしが手配しといてあげる! 任せておきなさい!
        -- 姫宮 未来 2014-02-02 (日) 21:42:20
      • ま、まーそーだよねー、卒業までに決着はつけてしまいたいよねー。
        でないと、心置きなく他のこととか出来ないしねー、こう、青春みたいなこととか。
        -- 鳴子 みなも 2014-02-02 (日) 21:43:17
      • な、なるべくなら私の卒業までに……とは思いますけれど、それは贅沢ですね?
        あ、あ、でも、探索に向かった白斗さんを待つ身というのも、内助の功ではないですけど、とても……いい……。
        -- 妹野 リリィ 2014-02-02 (日) 21:44:29
      • ……んじゃさ、旅に出るときはしばらくオレも一緒に行っていいか。
        もし卒業の時に、お互いにエリュシオンから降りる方向で考えてるなら、しばらくはお前に付き合ってみようかと思うんだけど。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-02 (日) 21:46:32
      • !?  !? -- 姫宮&鹿場 2014-02-02 (日) 21:47:19
      • 伏兵!? -- 鳴子 みなも 2014-02-02 (日) 21:48:56
      • なるほど。二人旅なら、資金的にもいくらか楽になりそうだな。 -- 白斗 鏡 2014-02-02 (日) 21:49:18
      • あらあら……。 -- 妹野 リリィ 2014-02-02 (日) 21:49:24
      • ……だろ? 何かと探索で培ったチームワークというか、お前となら何か出来そうな気がするんだよな、オレ。
        んじゃ、そのときは頼むぜ……相棒。(笑って手を差し出してくる)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-02 (日) 21:50:39
      • ……相棒か、悪くないな。(手を取って、微笑む)
        まだ外には知らない世界が広がっているんだからな。そういうのに憧れるのはやはり男の子だろう?
        -- 白斗 鏡 2014-02-02 (日) 21:55:13
      • だな。小さく収まるよりは、ここで得た物を生かして何かやってやりたくなるもんな。流石男同士、話が分かる。
        ちょっと楽しみになってきたな、色々考えておくかな。何が出来るか。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-02 (日) 21:57:50
      • なんだって出来るんだろう?やれるさ。 -- 白斗 鏡 2014-02-02 (日) 21:59:16

      • (うーん、なんだろ)
        (思わぬ伏兵が出てきて焦るところなんだろーけど、ハイパーみなも様、顔がにやける)
        -- 鳴子 みなも 2014-02-02 (日) 22:00:48

      • exp027489.png -- 2014-02-02 (日) 22:01:21

      • (あらあら……まぁまぁ……)
        (最大の恋仇なのかもしれませんよ? どうしましょうね?)
        -- 妹野 リリィ 2014-02-02 (日) 22:04:18

      • exp027412.png -- 2014-02-02 (日) 22:05:44

      • (いいなあ、男同士の友情……なんか羨ましいなあそういうの)
        (……い、いや、なんか胸がチクチクするんだけど何これ)
        -- 姫宮 未来 2014-02-02 (日) 22:07:23

      • exp027490.png -- 2014-02-02 (日) 22:07:39

      • (あ、あうあうあう……)
        -- 鹿場 映理 2014-02-02 (日) 22:08:47
  • ― 一年目 冬 学園内教室― BGM♪ -- 2014-02-01 (土) 21:40:35
    • ねえドゲザト、何でアンタ教室の真ん中でドゲザしてたの……? -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 21:43:42
      • その呼び方やめろや! 姫様にまで伝わってんのかその呼び名。
        ……いや、ウラ……ラヴラとちょっと悶着あってだな。事の成り行きでドゲザすることになっただけだ。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 21:44:40
      • まぁだ目の敵にしてるの、アンタ……。勝てるわけないでしょ、ラヴラちゃんに。
        弄ばれてるのも分かってないようなら友人として助言しといてあげるわよ。
        -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 21:48:58
      • そんなの分かってるわ。でも男には負けられない戦いがあるんだよ。
        ……ああそうだ、姫様座学のノートって借りれるか。定期考査近いだろ。
        頼む。三人分くらいは奢れるぞ。先月の毒物(チョコ)のお礼じゃないけど。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 21:51:46
      • ど、毒物って何よ!? せめて劇物くらいにしときなさいよ!
        諏訪里アンタ、定期考査の度に言ってくるわねそれ。三人分っていうことは、武神と井隅も噛んでるのね、それ。
        ……遊んでばっかりいるからよ、アンタたち(自分の机を探りながら)
        -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 21:54:01
      • って言いながらもなんだかんだで貸してくれる姫様の優しさが、オレたちを生かしてると言っても過言じゃない。
        ありがとな、井隅たちにも直接礼を言うように言っておこうか?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 21:55:42
      • ……いいわよこのくらい。次からちゃんとノート取るようにだけ言っておいて、鬱陶しいから。(バン、と諏訪里の顔をノートではたく)
        というか、それこそ、白斗に頼めばいいんじゃないの? 人並みには成績いいんでしょ、白斗も。
        -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 21:58:12
      • あいつは、基本ノートを取らないからな……一回見聞きしたことは覚えるタイプみたいだ。頭の出来がちょっとオレたちとは違うんだよ。
        いやー良かったな井隅、武神、補修は免れたぞ。どうせオレよりチョコ貰ってないだろうから、寛大なオレは無条件でノートを見せてやるぞ……。
        まさかオレの八個より貰ってるわけないもんな、あいつらが。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 22:00:40
      • まぁ、どうでもいいけど……。
        井隅には今度あたしを、「努力は認めるが戦闘能力が基準値に達してない、頑張れ」みたいな目で見てきたら殺すって言っておいて。
        胸元に集まる視線って分かるから。
        -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 22:03:17
      • あいつそういう時父親みたいな視線になるからな……。まあ多分オレが言おうが言うまいが、そういう視線送ってる限り卒業までに誰かに殺されるだろう、あいつは。
        結局姫様は奢り、なくていいのか? 劇物のお返しでも律儀にやるタイプだぞ、オレは。
        学食でブロムベルグ(オルガ)先輩に六食分近く食われたオレに、もう怖いものあんまりないぞ……。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 22:06:55
      • ブロムベルグ……?
        ……超なんとか部の? アンタ三年の先輩にまで声掛けてるの?
        -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 22:07:52
      • 同級にはあらかた声掛けたからなー、一応去年の後半から色々と。
        ああ、超なんとか部で思い出した。超人レスリング部なんだが。
        ……知ってるか、白斗が入部したの。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 22:09:16
      • …………何で? -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 22:09:47
      • 何でって……そりゃ、自主的に。興味があったんだろ。
        先輩はオレが勧誘したと思ってるんだけど、別にオレも薦めたわけじゃないからな。
        一応、特別教科の活動時間とは完全にズレてるし、問題ないっちゃないんだが……。なんか、意外だよな。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 22:12:00
      • うん、それ。意外。
        自分からそういうことするタイプだとは思わなかったんだけどな……白斗。
        -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 22:13:09
      • あいつも、変わったってことじゃないのか?
        最近、いろんな相手の相談に乗ってやってるみたいだしな……。姫様も相談してみたらどうだよ。
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 22:14:28
      • ……あたしが何を相談するって言うのよ。 -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 22:14:58
      • 最近気になる人がいて、夜も眠れず、日中もその人の姿ばっかり目で追ってしまうんだけど、
        これって恋なんじゃないかな、どうかな、白斗くん、みたいな感じでげっふぁ!(腹に拳を食らって崩れ落ちる)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 22:16:28

      • exp027461.png -- 2014-02-01 (土) 22:51:10

      • バァカなこと言わないでよ!! 別に白斗のことは何とも思ってないって言ってるでしょ!?
        そ、そりゃ最近ちょっと探索中のリーダーが板に付いてきてそれなりに頑張ってるかな、くらいには思ってるけど、
        そんなのあたしがやってた頃だってちゃんと出来てたし、それが及第点みたいなもので、別に凄いなあとか全然思ってないし、
        時々気持ち悪いくらい頼りがいがあるのだって、そんなの男子としては当然だと思ってるし、
        目で追ってたのもアイツが目を離すと何をしでかすかわかんないからなんだから、変な勘違いしないでよね!! バァカ!!
        -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 22:53:45
      • 言ってねえ……白斗のことだなんて、誰も言ってねえ……。
        っていうか、何でお前ら執拗にオレの腹ばっかり狙うんだよ、腹パンって軽い響きだけど全然可愛くないからな……? 女子的な響きないからな……?
        腹って本来人体の中で重要な臓器が一杯詰まってる部分だからな……?
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 22:55:18
      • 恋とか、そんなわけないでしょ、ホント、冗談やめてよ、バァカ。
        あたしは……どうしても鏡迷宮を攻略してしまわないといけない理由があるうちは、そんなことにかまけてられないんだから。
        (どこか決意に満ちた表情でさらりとそう言い、教室を出て行く)
        -- 姫宮 未来 2014-02-01 (土) 22:57:34
      • (「あ、ドゲザト今月は女子に殴られてる……」「そういう性癖の人だったんだ……」「ミアレスカがイメクラを始めたらしい」などの陰口の中、その後姿を見てため息を吐く)
        (あと少し、立ち去るのが遅かったら、そこまで気負うなよと、いい加減な言葉が喉から出るところだった)
        (きっとその言葉を口にすれば、さっきよりも激しく未来は怒るだろうということも分かっていながら、その言葉は喉まで出かかった)
        ……ま、誰も彼も、それなりに何かを背負ってやってるんだよな。口を出せる立場じゃない、か。
        (ひとりごちて、立ち上がり、ギャラリーを追い払って自分の席に着いた)
        -- 諏訪里 守形 2014-02-01 (土) 23:00:36
  • ― 一年目 バレンタイン 『アリス・ガーデン』ロビー ― BGM♪ -- 2014-01-31 (金) 19:05:30
    • (――炭と呼ぶには硬すぎ、コゲと呼ぶには大きすぎる塊の前で、戦闘後のように満身創痍)
      (肩で息をしながら、火傷と切り傷だらけの姿で、目の前の皿の上の暗黒物質を汗を掻きながら見る)
      -- 姫宮 未来 2014-01-31 (金) 19:12:41
      • (――一切の心遣いのない工業排水ですらもう少し自然な色をしているというような虹色の物体を前に苦笑いをしている)
        (虹色の物体は表面が泡立ち、個体と液体の中間のような姿で皿の上に鎮座している)
        -- 鳴子 みなも 2014-01-31 (金) 19:14:32
      • (――バケツどころの話ではない。樽に似た大きさの器の中に完全なる液体の褐色の物体が満たされている)
        (その陰から申し訳無さそうな視線をこちらに向けてくる姿は、どこか趣味の悪いだまし絵のように見える)
        -- 妹野 リリィ 2014-01-31 (金) 19:16:19
      • ………白斗。
        これが、オレが2月が来るのをあまり快く思ってなかった理由だ。
        ……今年は、病院に運ばれるのも一人じゃないと思うと、その、お前に出会えて良かったと思うよ。(照れたように鼻の下を掻く)
        -- 諏訪里 守形 2014-01-31 (金) 19:21:44
      • …………先生、急な腹痛で保健室に行きたいんですが。(挙手) -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 19:25:43
      • 大丈夫だ、腹痛を感じられることを幸福に思える瞬間に出会える。 -- 諏訪里 守形 2014-01-31 (金) 19:27:49
      • べ、別にじゃあ食べなくていいわよ、こんなの。
        去年から、捨てるくらいならって諏訪里が言うから仕方なく出してるだけで……。その、白斗も、別に無理しなくていいわよ。
        なんなら、あ、あんたにはちゃんと市販のを買ってきてもいいし。
        -- 姫宮 未来 2014-01-31 (金) 19:28:56
      • わたしのは食べるといーよー。いい感じにトリップできる合法チョコに仕上がってるはずー。
        なんでこんな色してるのか全然わかんないんだけどねー、あるよねー、そういうことー。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-31 (金) 19:29:58
      • 今回はレシピ通り作ってたのですけど……そ、その……ミリグラムとキログラムを間違えてしまって……。
        料理番組の後に子供番組をやるって、ちょっと卑怯ですよねっ……ねっ……?
        -- 妹野 リリィ 2014-01-31 (金) 19:31:09
      • ちなみにオレは去年、この三人のチョコを食って二針縫った。 -- 諏訪里 守形 2014-01-31 (金) 19:31:55
      • オペが必要なのか……

        >これを全て食べ切るには相当な勇気が必要だ・・・

        >三人からは、淡い期待を込めた視線を感じる……


        >一気に食べる

         少しずつ食べる
         食べたふりをする


        >どうにも逃げ場はないようだ、食べるしかない・・・

        ……折角作ってもらったのに悪いからな、頂こう。何、多少見た目が変でも…… -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 19:41:45
      • オレの『ハンプティ・ダンプティ』、ムドが弱点なんだけどな。
        せーので行くぞ、白斗。…………せーの!!
        -- 諏訪里 守形 2014-01-31 (金) 19:48:26



      • BGM♪ -- 2014-01-31 (金) 19:54:59
  • …………鼻の長い老人に出会った気がする…… -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 19:59:10
  • 今完全に何かが終わりかけたよな……!! 全部台無しになりかけたよな!!?
    うっぷ……状態異常を治す何かが欲しい……(継続ダメージ)
    -- 諏訪里 守形 2014-01-31 (金) 20:02:17
  • 去年から思ってたんだけど、普通あれを全部食べる……? -- 姫宮 未来 2014-01-31 (金) 20:05:11
  • 作った奴が言うなよ!!
    去年から全然一歩も進歩してないっていうか、何一つ成長が見られない……この寮最大の弱点かもな、誰一人まともな料理が出来ないって。
    -- 諏訪里 守形 2014-01-31 (金) 20:06:10
  • ……そうなのか……、そういえば鹿場は……? -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 20:06:42
  • ああ……正確に言えば鹿場だけは不明だな。危機回避能力凄いのか、去年もこのサバトには参加しなかったし。
    何気に妹野先輩のが一番腹に来てる……。
    -- 諏訪里 守形 2014-01-31 (金) 20:11:00
  • あっ、今年はそう言われると思って、あらかじめ胃薬入れておきましたよー? -- 妹野 リリィ 2014-01-31 (金) 20:11:48
  • うわぁ、先輩超優しい、笑顔眩しい……。 -- 諏訪里 守形 2014-01-31 (金) 20:13:01

  • >妹野先輩と諏訪里の会話を聞いていると、どこからか視線を感じる……。 -- 2014-01-31 (金) 20:13:55

  • ……っ!(白斗と目が合う)
    (そのまま柱の陰に隠れると、逃げるようにロビーをこそこそと去っていく)
    -- 鹿場 映理 2014-01-31 (金) 20:15:50
  • ……。……少し、席を外す。諏訪里、後は任せた。

    >既に姿はないが、今から追いかければ十分に追いつけるはずだ・・・
     鹿場を追って、ロビーを後にした・・・


    -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 20:21:32


  • ― 同 『アリス・ガーデン』2F踊り場 ― -- 2014-01-31 (金) 20:23:51

  • (逃げるのが下手くそすぎて壁際に追い詰められる中等生)
    あっ……あっ……あの……! そのっ……!
    (体躯も相まってかなりの犯罪臭がする光景)
    -- 鹿場 映理 2014-01-31 (金) 20:25:14
  • (逃さないように壁に手をついて退路を断つ)
    ……なぜ、逃げ出した。……やりたいことが、あったんじゃないのか?
    -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 21:43:16
  • え、あ、その、あのっ……!(図星を刺されたかのように退路を絶たれた状態から合間をすり抜けるように逃げようとして)
    (懐から何かの包みが落ちて、つんのめってそれを思いっきり踏みつけてしまう。何かが割れる音がした)
    ……あっ……!!?(涙目)
    -- 鹿場 映理 2014-01-31 (金) 21:46:29
  • …………最早、芸術級だな……。……落ち着け。
    別に怒ってるわけでも責めてるわけでもない。……流石にそのチョコは難しいかもしれないが……渡したかったんだろ、諏訪里に。
    -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 22:04:34

  • exp027447.png -- 2014-01-31 (金) 21:44:55

  • なっ……!? えっ……!? 何で……!?
    そ、その、えっと………………うう、何で、分かったん、ですか……?
    (袋を拾い上げながら、尋ねる)
    -- 鹿場 映理 2014-01-31 (金) 22:09:27
  • ……見ていればわかるさ。俺はお前たちのリーダーだからな。……正直なところ、リーダーじゃなくてもわかるレベルだったが。 -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 22:19:47
  • えっ!? そ、そんな……えっ、じゃあ、守形さんにもっ、もしかして……っ!? -- 鹿場 映理 2014-01-31 (金) 22:23:21
  • 考えてみろ、諏訪里だぞ。全うに伝わっていたら、お前のことを妹だ、友達だ、などと言う訳が無いだろう。
    ともかく……いつまでも逃げてばかりじゃ、何も伝わらない。俺にも、協力できることがあればするつもりだ。
    ……だから。まずは、一歩。踏み出してみないか。
    -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 22:28:15
  • うっぐ……で、すよね。…………実は、未来さん達にも、同じことを言われ、ました……。
    で、でも、きっと、ダメ、じゃないかな、って……。
    もしかしたら、映理たちは、そういう、ずっと何も変わらない、運命なのかも、とか、思っちゃったり、してて……。
    どうしても、踏み出せない、んです……ごめん、なさい。
    きっと、このチョコも、美味しくない、ですし……踏んじゃったので、あげれ、ませんし……(手の中で割れたチョコ入りの袋を握りしめる)
    -- 鹿場 映理 2014-01-31 (金) 22:35:27
  • ……運命は、決まってるわけじゃない。変えようと思えば、変えられる。……少し、貰うぞ

    >断りを入れてから、袋の中から割れたチョコを取り出し、口に含んだ!

    -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 22:42:41
  • あっ!? えっ!? だ、ダメですよ!!? 白斗さん!!? -- 鹿場 映理 2014-01-31 (金) 22:44:30
  • ……! ……美味い。美味しく出来てるじゃないか……
    卑下することなんて何もない。自信を持て。勇気を持て。
    変わろう、変われる力を持っているんだから。俺が、お前を全力で支える。だから、何もしないで諦めるなんて悲しいことは言わないでくれ。
    -- 白斗 鏡 2014-01-31 (金) 22:57:52
  • ……う、うう。そう、でしょうか……。ありがとう、ございます。
    ……白斗さんは、不思議な人です……。なんだか、そう言われると、映理にでも、その……出来るような気がしてきます。

    今年は、ダメ、でしたけど、来年……ちゃんと、自信を持って渡せるように、頑張ろう、かな、とか……ちょっとだけ、思いました。
    ありがとうございます……白斗さん。
    -- 鹿場 映理 2014-01-31 (金) 23:03:00
  • あぁ、できるさ。鹿場になら。俺はお前が実は芯の強い子だって、そう思ってるからな。

    ……それに、これだけ美味しいチョコなんだ。姫宮たちのチョコで慣らされた俺たちの胃袋には刺激的すぎる……
    来年は、諏訪里に一泡吹かせてやろうな。


    >鹿場から信頼の気持ちと新たな決意が伝わってくる・・・

    >鹿場との仲が深まったような気がした・・・

    >鹿場 映理コミュの ランクが上がった!

    -- 白斗 鏡 2014-02-01 (土) 04:58:40
  • ―一年目 冬 『鏡世界』 内部― BGM♪ -- 2014-01-30 (木) 05:36:47
    • ……おい、鹿場。顔色悪いぞ、大丈夫か?
      今週、シャドウとの連戦続いたからな。さっきのも結構でかかったし、疲れたか……?
      -- 諏訪里 守形 2014-01-30 (木) 05:38:25
      • あっ、えっ、そ、その……大丈夫、だ、よ……? 守形、さん。
        全然、平気だし、へっちゃら、です。
        -- 鹿場 映理 2014-01-30 (木) 05:39:34
      • オレ相手に虚勢張ってどうすんだよ。白斗、ちょっと待ってくれ、休憩しよう。
        ……オレのことは呼び捨てでいいって言ったろ。誕生日4日しか違わないのに先輩も後輩もあるかよ。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-30 (木) 05:40:51
      • あ……う……ご、ごめん、なさい。
        だ、大丈夫、だから、全然、大丈夫、です……。
        -- 鹿場 映理 2014-01-30 (木) 05:41:31
      • ……責めてるつもりもないんで、謝るのも勘弁してくれ。
        お前、まさかさっきの戦闘でどこか痛めてるとかじゃないよな……結構攻撃貰ってたし。
        本当に大丈夫なのか……? もしきつかったら言えよ、一旦探索中断してロビーにも戻れるんだぞ。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-30 (木) 05:43:27
      • だい、じょぶ、本当に、大丈夫だか、ら……そ、その。
        き、気に掛けて、もらわなく、ても……き、きつかったら、自分で、言って言います、し……。
        -- 鹿場 映理 2014-01-30 (木) 05:44:53

      • exp027429.png -- 2014-01-30 (木) 05:45:54

      • 鹿場がそう言いながら限界まで頑張るやつだって、流石に幼なじみだと知ってるしな……。
        外傷はないみたいだな。リリィ先輩呼んでくるまでもないか……。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-30 (木) 05:47:21

      • exp027430.png -- 2014-01-30 (木) 05:48:21

      • あ……う……あ。
        そ、そ、の……ほ、ほんと、に……だいじょうぶ、です、から……。
        す、すがた、さん……あ、あの……。
        -- 鹿場 映理 2014-01-30 (木) 05:49:27
      • いや、なんかお前熱っぽいぞ。やっぱり体調思わしくなさそうだな。
        ……無理すんなよ。お前が頑張ってんの、オレも白斗もちゃんと知ってるからさ。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-30 (木) 05:51:33
      • あ、ありがとう……ござい、ます……。
        う、うう……。(目を瞑って何かに耐えるような表情を浮かべる)
        -- 鹿場 映理 2014-01-30 (木) 05:52:25
      • ……昔からそうだったけど、その小さな身体で頑張ってるの見ると、オレも頑張らないとって思えるよな。
        そういう意味では、随分お前に助けられてきたけど、まあそれはお互い様か。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-30 (木) 05:53:57
      • そ、それは……映理の方が、助け、られてて。
        守形さん、何でも、出来ます、し……映理が困ったとき、いっつも、助けてくれて……。
        あ、ありがとうって、言って言わないと、いけないのは、映理の方で……。
        -- 鹿場 映理 2014-01-30 (木) 05:55:24
      • ハハ、じゃあやっぱりお互い様か。
        まあ当然か、こんだけ昔から一緒にいりゃあ、もう鹿場はオレにとって、妹みたいなもんだしな。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-30 (木) 05:58:36
      • (WEAK! の文字が出て仰け反る)
        い……妹……。
        -- 鹿場 映理 2014-01-30 (木) 05:59:25
      • これからも、何かと頼むぜ。
        大切な友人として、な。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-30 (木) 06:00:04
      • (WEAK! 表示の追撃が突き刺さる)
        そ、そう……ですね……た、大切な、友人、です、し……。
        -- 鹿場 映理 2014-01-30 (木) 06:02:14
      • 白斗、鹿場大丈夫そうだ。だけど、もう少ししたら一旦ロビーに帰ろう。
        いいよな?
        -- 諏訪里 守形 2014-01-30 (木) 06:04:50
      • (黙って様子を見て思案していたが、頷いて)…………そうだな、一旦戻ろう。回復は妹野先輩に任せよう。
        諏訪里、俺は前衛を務める。お前は鹿場のことを守りつつ後衛に勤めてくれ。ロビーまで戻るぞ。
        -- 白斗 鏡 2014-01-30 (木) 20:16:26
      • 悪いな。ほら、鹿場、行くぞ。
        (昔からそうしているように、自然に手を引いて行く)
        -- 諏訪里 守形 2014-01-30 (木) 20:21:41
      • (その手と、諏訪里の顔を交互に見て、頬だけを熱く染めて複雑な表情を浮かべ)
        うん……。ごめん、ね、守形さん。
        -- 鹿場 映理 2014-01-30 (木) 20:23:10
  • ― 一年目 クリスマス 『アリス・ガーデン』ロビー ― BGM♪ -- 2014-01-29 (水) 19:30:21
    • ぱんぱかぱーん♪ 
      クリスマスパーティ、楽しんでますか……? 良ければ、少しお話出来ればと思うのですけど……。
      白斗さん、ロティア先生と仲が良いと聞いたのだけど、本当かしら……?
      -- 妹野 リリィ 2014-01-29 (水) 19:32:03
      • ロティア先生か、そうだな。ペルソナや鏡世界のことは伏しているが、どうしても情報が欲しくてな……。
        時折、あちらで見つけた硬貨や鉱物を調べてもらっている。
        -- 白斗 鏡 2014-01-29 (水) 19:48:44
      • そっかぁ……じゃあ、ちょっとだけお願いを聞いてもらっていいかしら……。
        実はね、私、可愛いものに目がなくて……その、ロティア先生って小さくて可愛いでしょう?
        だから、去年一年、仲良くなろうと思ってちょっとだけ過剰に愛情を注いだ結果、
        その……顔を合わせただけで逃げられるようになってしまって。
        もし、可能なら二年の妹野が謝っていた、と伝えてもらえるかしら……。
        -- 妹野 リリィ 2014-01-29 (水) 19:52:17

      • exp027411.png -- 2014-01-29 (水) 19:53:34
      • ……そ、そうなのか……ずっと研究室に篭っているしな……可能だとは、思う、が……

        >もしかして、引き篭っているのは妹野の仕業ではないだろうか、と勘ぐってしまった・・・

        その、なんだ、気持ちは、判る……。出来れば仲直りできるよう取り計らえればいいんだが… -- 白斗 鏡 2014-01-29 (水) 19:58:12
      • あっ、大丈夫よ、白斗くんが考えているよりもう少し根深い問題だから……!
        先生の中で悪しき記憶として抹消されている可能性もあるし……。
        昔から、他人との距離のとり方が下手で……それも、目上の先生ともなるとどうも安心してしまうのかもしれないわね……。
        -- 妹野 リリィ 2014-01-29 (水) 20:04:00

      •  根深い、って・・・
         一体どんなことをやらかしたんだ・・・
         
        >・・・そっとしておこう・・・。

        ……あ。いや、なんでもない。結構、妹野先輩はしっかりしてる様に見受けてたんだが…。意外と・・・。 -- 白斗 鏡 2014-01-29 (水) 20:26:46
      • ち、違うのよ、可愛いもの以外に関してはちゃんとしてるの、信じて……!
        うーん、でも白斗くんも何だかんだで詩潟先生に色々話聞いたりしているでしょう?
        それと同じ、だと、思うのだけど……違う? 違うかな……?
        -- 妹野 リリィ 2014-01-29 (水) 20:30:22

      •  先生のことを頼りにしてる
         自分のことが知りたいから
         
        >なんとなくわかる

        そう、だな。年上の頼れる人って貴重だと思うしな。心のどこかで甘えてしまっているのかもしれない。
        まぁ、話を聞くにあたってはちゃんとした目的があるにはあるんだが……。
        -- 白斗 鏡 2014-01-29 (水) 20:51:57
      • あれで、何かと白斗さんのことは目にかけているようだし、甘えられるうちは甘えておいたほうがいいのかもね。
        その、やりすぎて距離を置かれてしまう前には、特にね。(よよよ、と泣く振り)
        それに、私もこんなだけど、白斗さんの先輩のつもりだし、どーんと頼ってくれていいのよ……? 受け止めるだけの懐は、あると思ってるしね?
        -- 妹野 リリィ 2014-01-29 (水) 20:57:37

      • >むしろ頼って欲しい

         もちろん、頼りにしてる
         ちょっと恥ずかしい


        言われなくても、頼りにしているよ。先輩だからな。
        ……でも、唯一の先輩だからって肩肘は貼らなくても大丈夫なように俺は思う。皆、それぞれ自分の力でやって行っている。
        むしろ、時には後輩に甘えてもいいんじゃないか……なんてな。
        -- 白斗 鏡 2014-01-29 (水) 21:22:22

      • exp027412.png -- 2014-01-29 (水) 21:24:17

      • まぁ……♪
        まさかそんな言葉を返されるとは思っていませんでしたから、ちょっとドキっとしてしまいましたよ?
        ふふ、じゃあ、時々は甘えさせて貰おうかしら……。それとも、それも冗談なのかしら……?
        どちらでも、一度言った言葉は取り消せないので、覚悟してくださいね、白斗さん?
        -- 妹野 リリィ 2014-01-29 (水) 21:27:34
      • ……任せろ。俺も甘えさせて貰おうと思うしな。
        持ちつ持たれつ、なら一方的じゃない。学業でも、探索でも……そういう風にしていこうと思っている。
        そのうち、自分自身が見えてくるかもしれないしな。
        -- 白斗 鏡 2014-01-29 (水) 21:39:05
      • そうね。偶然にでも、せっかく集まった仲間ですものね。
        互いに支え合える掛け替えのない仲間であれば、きっと探索も楽しくできるでしょうし。
        ふふ、なんだか、白斗さんと話してると、私ばかり得をしてるような気分になるわね。ありがとう、白斗さん。
        -- 妹野 リリィ 2014-01-29 (水) 21:43:53

      • >妹野先輩から感謝されている・・・。仲間としての信頼感を感じる・・・

        これからも、よろしくお願いします、妹野先輩・・・。

        >妹野先輩と仲が深まったような気がした…

        >妹野 リリィコミュの ランクが上がった!


        -- 白斗 鏡 2014-01-29 (水) 22:18:53
  • ― 一年目 秋 学園内 ― BGM♪ -- 2014-01-29 (水) 16:59:48
    •   
      exp027405.png -- 2014-01-29 (水) 17:01:31

      • exp027406.png -- 2014-01-29 (水) 17:02:42

      • exp027407.png -- 2014-01-29 (水) 17:03:30

      • exp027408.png -- 2014-01-29 (水) 17:04:17

      • exp027405.png -- 2014-01-29 (水) 17:04:42

      • exp027409.png -- 2014-01-29 (水) 17:05:29
  • ― 一年目 秋 『アリス・ガーデン』 ロビー ―  BGM♪ -- 2014-01-28 (火) 19:04:01
    • exp027388.png -- 2014-01-28 (火) 19:05:22
      • ――局つまり、だ。
        白斗くんのために長々と、僕の研究してきた『鏡面世界』について説明してきたわけだけれど。
        んー、キミの集中力も限界のようなので、本題を短く纏めさせてもらうとだね。
        『鏡世界』には僕達の願望や理想の姿を反映したシャドウと呼ばれる存在がいて、
        それに焦がれすぎるとそのシャドウはその思いに惹かれてこちらの世界へと来てしまうんだよ。
        -- 詩潟 士時 2014-01-28 (火) 19:08:12
      • で、何が起こるかといえば、そのシャドウが現実世界の人間にいつの間にかすり替わるという現象が起こる。
        それは親兄弟でも友達でも気づかないように静かに行われる。変わった後も人は変化に気づけない。
        よほど本人のことを知っている人間じゃないと、見分けるのは難しいだろうね。
        -- 詩潟 士時 2014-01-28 (火) 19:09:45
      • だから、それを防ぐために、鏡世界の入り口に一番近いシャドウから順に倒していく必要がある。
        人の願いを受けてシャドウ自体を生み出す親元を倒すことで数自体を減らす事はできるようだけれど、あくまで人の願いを元にした存在だからねえ。
        今のところ、場当たり的な対処しか出来ていないというのが現状だ、って話さ。

        これが、僕達特別教科の人間が、鏡世界でシャドウを駆逐している理由だ。
        ……これでいいかな、白斗くん。何か質問があれば、どうぞ?
        -- 詩潟 士時 2014-01-28 (火) 19:12:58
      • ……じゃあ、現実世界でのシャドウはどう対処すれば。食い止められなかった場合は。
        俺たちの力は鏡の中でしか使えない……何も手はないのだろうか……。
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 19:18:43
      • それは、キミ達次第、っていう話だ。もちろん水際で食い止めて欲しいという意味でもだけど、キミ達のペルソナは習熟次第でこちらの世界でも現出させられるんだよ。
        理想の姿を映したのがシャドウであり、ペルソナであるのだから、その理想に近づけば近づくほど現実と鏡面世界の境は曖昧となる。
        キミ達がレベルの高いペルソナ使いともなれば、きっとこちらの世界でもペルソナを使えるようになるだろうねぇ。
        -- 詩潟 士時 2014-01-28 (火) 19:32:48
      • (ロビーに降りてきて)ああ、まだやってたんだ。
        白斗も大変ね、先生の話長いでしょ。喋りたくて仕方がないのよ。
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 20:08:17
      • 姫宮くんは辛辣だなぁ。今回は僕から誘ったわけじゃなく、白斗くんからの打診があったからだよ。
        それに、もうそろそろ一段落するところだよ。もちろん、もう少し聞きたいというならいくらでも話すけれど。
        -- 詩潟 士時 2014-01-28 (火) 20:10:11
      • そう。じゃあ、ちょっとだけ白斗借りていいかしら、先生。
        もちろん、白斗がそのまま話を聞きたいっていうなら別に強制はしないけど。(じろっ)
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 20:11:11
      • (ロビーに降りてきて)うげ、まだやってんのか。 -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:11:50
      • それもうあたしが言ったわよ。 -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 20:12:41
      • 白斗も大変だな、先生の話長いだろ。喋りたくて仕方がないからなあ先生。 -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:13:24
      • それも既に言われたねぇ。そんなに喋りたがりに見えるかなぁ。
        諏訪里くんも、白斗くんに何か用事かい?
        -- 詩潟 士時 2014-01-28 (火) 20:14:05
      • いや、用事って程のことじゃないけど、飯行きがてら服でも買いにいかねーかと思って。
        冬服、持ってないんだろ。流石に常時制服ってわけにはいかないだろうし。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:15:47
      • ……男同士で服買いに行くの……? 何それ気持ち悪い。 -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 20:16:31
      • 男女差別だっ! 女子同士だと何にも言わないくせに!
        それにいいだろ、一緒に買いに行く異性がいねーんだから同性で買い物行っても!
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:17:57
      • ……いいけど。で、どうするの?
        ここで先生の話を聞くの? あたしに付き合うの? それとも、諏訪里と一緒にお揃いの服を買いに行くの……? まさかね。[ASK]
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 20:19:02

      •  先生の話を聞く
         姫宮に付き合う
         
        >諏訪里と服を買いに行く

        ……服を買う予定だったからな しかしまぁ、確かに男二人は……なんとも言えない複雑な気分になるな。 -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 20:28:34
      • やりぃ! 流石大将、話が分かる!
        んじゃ、姫様拉致ろうぜ。どうせ姫宮も白斗に用事があるんだろ?
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:30:53
      • な、なんであたしが、あんた達の買い物に付き合わなきゃなんないのよ……。 -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 20:31:35
      • ……姫宮ならセンス良いし、服の見立ても上手いだろうし、着いて来てくれたら……助かるな。 -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 20:34:58
      •  
        セ、センス良い………あーもう、ちょっとこっちの話にも付き合ってもらうからね!? そっちが本命だからね!?(財布を取りに自室に帰る)
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 20:36:52
      • ……さっすが大将、メンバーの行動適性は把握されてらっしゃる。 -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:38:09
      • ん?いや、思ったとおりのことを言っただけなんだがな……。まぁついて来てくれるなら有難い。男二人は寂しいだろう。 -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 20:40:30
      • 天然かよ。余計恐ろしいわ。 -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:42:15

      • ― 一年目 秋 『エリュシオンモール』― BGM♪ -- 2014-01-28 (火) 20:45:25

      • (モールを三人で並んで歩きながら)
        白斗はこっちの方には買い物来たりするのか?
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:46:13
      • いや、余り利用はしてないな。今日は案内頼んだ。資金は……大丈夫だろう。 -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 20:49:46
      • おう、任せとけ。ここらへんは俺にとっちゃ庭みたいなものだからな。
        先に適当に腹ごしらえすっか。飯屋はこっちに……。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:53:33
      • えっ!? 今から服買うんでしょ!? 何で先にご飯食べるの!? -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 20:54:10
      • ……逆に何で姫宮がそんなに驚くのか分からん。 -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:54:52
      • その、色々サイズとか変わっちゃうでしょう? ウェストとか、その、ウェスト、とか……。 -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 20:55:29
      • ……その発想はなかったわ。んじゃ、先服かな。
        あとウェスト変わるくらい食うってどんだけ食うつもりなんだ、姫様。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 20:56:48
      • う、うっさい。親切で言ってあげたのに!
        なるべく早く帰りたいんだからさっさと服くらい選んでよね! 白斗も!
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 20:57:43
      • 時間的には問題なさそうだ。どちらからでも。
        そうだな、折角付き合ってもらったんだ、意見は汲んでおこう。
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 20:58:33
      • じゃあ、先に服だな。道的にソッチのほうが近いから逆に助かった。 -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 21:00:19

      • ― 同 モール内 服屋『Divergence』―  -- 2014-01-28 (火) 21:01:40

      • んじゃ、ちょっと俺達試着してくる。覗くなよ姫様。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 21:02:44
      • 覗くかばぁか! -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 21:03:40
      • ああそうだ、その前に。
        白斗。白斗ってメガネかけてるけど、視力悪いのか?(試着室前で尋ねる)
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 21:04:36
      • いや、全然?度は入ってない。迷宮探索でも使うし、特に気にもならないから着けているだけだ。問題ない。
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 21:08:28
      • ああ、じゃあファッションなのか。……一役買ってるんだよな、そのメガネ。大将の知的な雰囲気に。
        ちょっと服とメガネ合わせてみたいから今だけ貸してくれないか?
        オレは今年こそ彼女は出来なかったが、来年は知的な一面も覗かせることで彼女をゲットしようと思うんだ。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 21:11:03
      • 別に、構わないが……言われてみれば鳴子もそんな感じだったな。
        ……しかしなるほど、井隅達には負けてられないからな……頑張ろう、諏訪里。
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 21:15:40

      • exp027389.png -- 2014-01-28 (火) 21:17:08

      • 井隅もそうだが武神には絶対に負けられん……来年は勝負の年になりそうだからな。
        お互い頑張ろうぜ白斗。おう、サンキュー。
        ……成る程。度は入ってないけど普段してないから若干違和感あるな。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 21:19:25

      • exp027390.png -- 2014-01-28 (火) 21:20:28

      • ……メガネ掛けたくらいで賢く見える程軽傷じゃないでしょう、あんたのバァカは。
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 21:21:38
      • どうだい、白斗くん。……インテリに見えるんじゃないかな。(キラッ) -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 21:22:20
      • ……できなくはない -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 21:26:50
      • 可能か不可能で言ってきやがった! せめてイケてるかイケてないかで言えよ! -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 21:29:36
      • (早く服選び終わんないかな、という顔) -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 21:30:09

      • ― 同 空中レストラン『らうんじらうんじ』― -- 2014-01-28 (火) 21:32:23

      • うちの兄が良く彼女の買い物が遅いって愚痴ってたけど、その気持ちがよーく分かったわ。何回試着しなおしてるのあんたら……。
        結局一着ずつしか買ってないし、あたし着いて来た意味本当にあったの!?
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 21:36:03
      • そりゃなあ? 姫様が選んでくれなかったら更に一時間は悩んでたよな、白斗。 -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 21:37:22
      • ……そうだな、大切にする。 -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 21:41:32

      • そ、そう? じゃあ別に、まあいいんだけど。
        ……食べながらでいいから、ちょっとあたしの話に付き合いなさいよね。白斗。
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 21:44:23
      • 約束だったからな。心得ている。
        ……ここのカツ丼、うまいな。
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 21:47:43
      • だろ。肉肉丼もいい感じだが、ちょっと量が多いときがあるから注意だ。
        で、姫宮、その話、オレもここにいていいのか?
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 21:49:45
      • 流石にテーブル別にしろとか言わないわよ。どんだけ鬼なのよあたし。

        こほん。えっと、もう、何回か白斗リーダーで『鏡世界』に潜ってるでしょ?
        だからね、まあ先輩として褒めてあげようかなって思ったのよ。後輩にしては頑張ってるから。うん。気遣い。
        そう、あくまで気遣いみたいなものよ。リーダーの辛さは、そこそこ、知ってるつもり、だし?
        ……どうなのよ。実際、リーダーやってみて、自分に合ってるって思うの?
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 21:52:24

      • >特に問題ない

         天職
         向いてない気がする


        俺は特に問題はない、な。戦う時、個人個人の特徴も見えてきたし、技能的に有利な陣形も分かってきた。 -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 21:56:55
      • ……そう。
        だったら、もしかしたら先生の言う通り、あんたの方があたしより向いてるのかもね。
        はぁ……なんでこんなのがリーダーに向いてるのかしら……あたしのやってきたことって何? あの頑張りの日々って?
        ううう……(ぶくぶくとメロンソーダをストローで泡立てる。落ち込んでいるようだ)
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 22:00:19
      • (一応、最初から今までずっとリーダー務めてきたのが姫様だったからな、と白斗に耳打ちする) -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 22:01:36
      • ……なるほど。いや、無駄なことなんてないんじゃないのか?
        姫宮が頑張ってきて、救ってきた人達がいる。助かった人達がいる。助けられた仲間がいる。
        きっとそれはずっと変わらない事実だろう。
        それに、リーダーとしての姿勢はまだ、姫宮から学ぶことが多い。俺も、頼りにしてるんだ。
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 22:13:14
      • たすっ……! たよっ……!
        ……それは、その、あたしが必要だって、そういうこと、なの……?
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 22:30:55
      • ……?おかしな事を聞くな、当然のことだろう?俺たちは仲間なんだから。俺にはもちろん、諏訪里や皆にも姫宮は必要だ。 -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 22:35:55
      • ……あたしが、必要……! -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 22:37:40

      • exp027392.png -- 2014-01-28 (火) 22:38:51

      • おい今完全にオレの名前出たのにスルーされたぞ、どういうことだ。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 22:39:45
      • そそ、そこまで言うなら、その、頑張りなさいよね! 白斗!
        あたしが直々にリーダーのお墨付きあげるんだから、その、ヘマしたりしたら承知しないわよ。
        ……その、頑張りなさいよ。(パクパクサンドイッチを食べる)
        -- 姫宮 未来 2014-01-28 (火) 22:41:14
      • (小さく笑い)だとさ。……改めてよろしくな、新リーダー。 -- 諏訪里 守形 2014-01-28 (火) 22:42:40
      • あぁ、任せろ。俺は俺のできることを努めていく。それが自分を知ることになるかもしれないからな。
        ……しかし、このパフェもうまいな。
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 22:45:54
  • ― 一年目 夏 『鏡世界』― BGM♪ -- 2014-01-27 (月) 01:12:59
    • >休憩階層にたどり着くと、詩潟がラビリンス内に降りてきた。
       天井の鏡から他のメンバーも降りてきて上下が逆になった学園に着地する。
      -- 2014-01-27 (月) 01:26:19
      • ――さて、と。随分と慣れてきたんじゃないかな、白斗くん。
        前回より休憩ポイントに着くのが随分と早かったじゃないか。
        ……どうかな、姫宮君。ここから先は、白斗君のリーダー的な資質を見極めるという意味でも、一度パーティを二つに分けてみるっていうのは。
        -- 詩潟 士時 2014-01-27 (月) 01:28:42
      • ……本当にやるんですか、その試験。あたしは、まだ反対ですよ、当然。
        何かがあったら、あたしは絶対に知りませんからね。
        -- 姫宮 未来 2014-01-27 (月) 01:29:58
      • ここまでの作戦見てると、そんなにヒデー話でもないと思うぞ、姫様。
        と、いうことは先生、メンバーを三人と四人に分けるんですよね。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-27 (月) 01:31:22
      • そうだねぇ。初心者の白斗君側を四人ということにして、もう一つのパーティは僕か姫宮くんのどちらかが先導することにしよう。
        だから白斗くん、選ぶなら僕と姫宮くんはどちらかを選び、他のメンバーは自由に選んでいい、っていう話になる。
        ……それでいいかな。[ASK]
        -- 詩潟 士時 2014-01-27 (月) 01:33:22

      • >それで問題ない

         仕方がないがそうする
         そう、俺がリーダーだ!


        ……はい、それで構いません。ではこれからは俺が指揮を取ります。
        ……鹿場、鳴子、妹野、着いて来てくれ。
        -- 白斗 鏡 2014-01-27 (月) 01:34:52
      • あ、は、はい! が、頑張って頑張ります……!! -- 鹿場 映理 2014-01-27 (月) 01:36:44
      • (流石、基本に忠実というか、なんというか。言いなりなのは褒めるべきなのかなー?)
        おーおー、白っち、わたしを選ぶとはお目が高いねー。
        ただ、ハイパーみなも様って言わなかったのは減点だなー。まー、でもそーなるよねー。
        大船に乗ったつもりでどんどんいっちゃいましょー。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-27 (月) 01:38:06
      • あらぁ♪ ご指名いただき、ありがとうございますね、白斗さん。頼られたからには頑張りますよー。
        姫宮さんや詩潟先生たちも頑張ってくださいね?、
        -- 妹野 リリィ 2014-01-27 (月) 01:41:08
      • 困った……流石に三人も女性を選ばせてしまうと、白斗くんの女性の好みがイマイチわからなくなってしまったよ。 -- 詩潟 士時 2014-01-27 (月) 01:50:20
      • 考えようによっては、口やかましいのを除外したっていう考え方もでき、嘘です、ごめんなさい、おいやめろ、オルガ先輩にやられた傷が開く。 -- 諏訪里 守形 2014-01-27 (月) 01:51:20
      • うちの男子はバカばっかり!
        ……白斗、女の子ばかり侍らせていい気になれるのも今のうちだけだからね!
        パーティを指揮する難しさの洗礼を受けてきなさい!フン!
        -- 姫宮 未来 2014-01-27 (月) 01:52:14

      • >――姫宮はそう言うと、階段を降りていってしまった。 -- 2014-01-27 (月) 01:53:40

      • やれやれ……本格的に機嫌を損ねてしまったかもしれないねえ、僕らも行こうか、諏訪里くん。
        では、鳴子くん、妹野くん、鹿場くん、気をつけてね。無事に勝る宝はないって話だし。
        白斗くんは、少しだけリーダーの立ち回りを意識して頑張って欲しいなぁ。あくまで個人的な願望だけどね。
        -- 詩潟 士時 2014-01-27 (月) 01:55:45
      • じゃあ、また後でな白斗。……今度はオレも選べよな? -- 諏訪里 守形 2014-01-27 (月) 01:56:36

      • >――詩潟と諏訪里も姫宮を追って階段を降りていった。
         ……俺達もそろそろ行こう。
        -- 2014-01-27 (月) 01:57:51

      • ―一年目 夏 『鏡世界 内部』― BGM♪ -- 2014-01-28 (火) 06:13:09

      • exp027387.png -- 2014-01-28 (火) 06:15:33

      • ほら、やっぱりこれくらい華やかなメンバーの方が探索楽しいでしょー?
        というわけで、改めてよろしくね白っちリーダー。後で姫っちにはわたしからフォローしておくよ。
        -- [[鳴子 みなも>『特殊教科学生寮』 ]] 2014-01-28 (火) 06:16:54
      • あらぁ? もしかして、みなもさんが何か助言をお与えになっていたのでしょうか……?
        で、あったとしても選んでいただいて嬉しいですわ、白斗さん。
        -- 妹野 リリィ 2014-01-28 (火) 06:17:53
      • う、映理なんかで、良くて良ければ、お力添えしますっ、からっ。
        が、ががが、頑張ります!
        -- 鹿場 映理 2014-01-28 (火) 06:18:43
      • ――改めて、ペルソナも含めた自己紹介いっちゃいましょー。
        言わずとしれたハイパーみなも様。ペルソナはダム・ディーちゃん。主に氷属性を得意とするペルソナだねー。
        武器は銃だよ。結構威力はあるんだけど、自分で言うのもなんだけど、命中率がまーまーだから気をつけてねー。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 06:20:55
      • 妹野(せの)リリィです。白斗さんや鳴子さんよりは一つ上、鹿馬さんからは二つ上になるのかしら。
        ペルソナはホワイト。エンプレス。風属性のペルソナね。あと、治癒とかも少し出来るかしら。
        鞭を使わせてもらっているけど、それほど威力はないので、的確な指示をくれるとお姉さん、ちょっとだけ嬉しいわぁ?
        -- 妹野 リリィ 2014-01-28 (火) 06:24:02
      • 映理は、その、鹿場映理(うつり)で、です。その、あんまり、男の人が得意、ではないので、その、ごめんっなさい……。
        ペ、ペルソナはユニコーンレオンで、主に索敵とか……あと、闇属性だったりしますっ!
        せ、戦闘中は、相手の能力を調べたりとかが、中心で、殆ど戦力にならない、かもしれませんけど、よ、よろしくお願いします。
        -- 鹿場 映理 2014-01-28 (火) 06:26:06
      • まー、このへんは戦闘しながら追々各々の性質を覚えていくといーよー。
        最初から的確な指示を求めたりはしないからさー。まぁぼちぼちいきましょー。

        ……早速だけど、白っち。
        あそこの教室の中にさ、カモっぽいシャドウがいるよ。
        ここからの角度なら見つかってないから不意打ちでやっつけられるんじゃないのかい?
        後ろからずびずばーってさ。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 06:32:08
      • えっ、えっ、その、危なくて危なくないですか……?
        その、強くて強いシャドウだったら、その、先生もいないですし……大丈夫なんでしょうか……!?
        -- 鹿場 映理 2014-01-28 (火) 06:33:06
      • うーん、後ろ姿だと判断しきれませんけど、それほど強そうにも見えないですねぇ。
        うふふ、白斗くん、貴方ならどうするかしら?
        [ASK] -- 妹野 リリィ 2014-01-28 (火) 06:34:29

      •  後ろから奇襲攻撃だ
         様子を見るべきだ
         
        >俺に任せろ

        ……わからないなら、行って確かめるだけだ。皆はここから援護を頼む。
        (刀を構えて走りだし、まだこちらに気がついてないシャドウへ距離をつめる)
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 06:39:45

      • >異形は鏡の外の世界には存在し得ない程奇っ怪な動きで蠢いている。
         だが視界は普通の生物と同じように前面にしかないらしく、今だ後ろに迫る白斗には気づいていない。
        -- 2014-01-28 (火) 06:40:47

      • ……ッ(気がついてない異形へ向かい、刀を突き放つ)
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 06:41:53

      • >攻撃は僅かに浅くシャドウの身体を傷つける。
         シャドウはギィ!と高く鳴き、影の尾を引きながら白斗と距離を取った。
        -- 2014-01-28 (火) 06:44:37

      • おっけーおっけー上出来だねー。しびれるねー。
        では美味しいところは貰うよー、ほいさぁ!
        (シャドウに向けてトドメとばかりに住器で射撃を行う)
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 06:46:16

      • >銃弾はシャドウの眉間に突き刺さると、その姿は甲高い悲鳴と共に霧散した。 -- 2014-01-28 (火) 06:47:29

      • えっ!? えっ!?
        白斗さん、俺に任せて任せろって言ったのに、何でトドメさしちゃうんですか!? 鳴子さん!?
        -- 鹿場 映理 2014-01-28 (火) 06:48:32
      • ふっふっふー、ハイパーみなも様を従えるということはどういうことかということ自体のレクチャーでもあったわけよ。
        多分わたしの武器が弱点だったんだろうねー。どうだい白っち、頼りになるだろう?(ドヤァ)
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 06:50:16

      • >――銃声を聞きつけたのか、追加で同タイプのシャドウが2体、教室の窓から這い出てくる。
         2体は一人離れた白斗を挟撃する形で距離を詰めてくる。
        -- 2014-01-28 (火) 06:51:37

      • ……あ、あああ……状況が悪化して、悪化してます……。
        -- 鹿場 映理 2014-01-28 (火) 06:52:41
      • あらあら♪ 頼りになりますねぇ。
        今度こそ、白斗さんにお任せしましょうね、鳴子さん。
        白斗さん、今度は2体です。物理攻撃では手間取るでしょうから、一気にペルソナで片をつけましょう。

        ペルソナは『鏡世界』でのみ使える力です。
        自らの姿を反射するものに映し、そこから視線を逸らすことで召喚出来ることは、白斗さんには釈迦に説法かもしれませんね?
        -- 妹野 リリィ 2014-01-28 (火) 06:55:02
      • ……任せろ。……ペル……ソナァ!
        (刀を片手で後ろでに向け、懐から懐中時計を取り出すと周囲の光をその鏡面で反射させる)'
        兎の耳のような特徴的な角のついた白い鉄仮面と、時計のような金の胴体、巨大な包丁のような刃を手にした魔人が姿を現し──)
        (刃を翻し、宙に向けると、シャドウに向け即座に落雷を撃ち放った)
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 06:56:49

      • >落雷の衝撃にシャドウの体の芯がブレ、引きつけを起こしたような金切り声を上げて消滅する。
         消滅したあとも残った仮面が地面に落ち、それもやがて床に溶けていくようになくなった。
        -- 2014-01-28 (火) 06:59:12

      • おー、やるねー、最初のときよりスムースだよ。
        センセーの見る目は正しかったってことかなぁ。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 07:00:49
      • 偶然、雷を弱点としたシャドウでもあったようですねぇ。
        ……初戦終了、お疲れ様です。このまま先へと進みますけれど、何か感想はありますか?
        -- 妹野 リリィ 2014-01-28 (火) 07:02:41

      •  みんな無事なようで何よりだ
         まだまだ先は長い、気は抜けないな
         
        >テレッテッテー。俺はレベルが上がった

        テレッテッテー。(無表情のまま指を天に向けながらポーズ)
        ……いや、なんでもない。先に進もう。
        -- 2014-01-28 (火) 07:04:50
      •  ♪ (……白斗さんって意外と面白い方かもしれません) -- 鹿場 映理 2014-01-28 (火) 07:05:44
      • よーし、もうラスボスまでいっちゃいましょー。 -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 07:06:21

      • >――シャドウ2体が空中に分解したのと同時に、周囲の暗い迷宮内の各所に置かれた鏡のいくつかが連続で罅割れる。
         何かが現れそうな気配が、迷宮内の静謐に緊張感を齎す。
        -- 2014-01-28 (火) 07:13:23

      • ……あー。何かやばいふんいき(なぜか変換できる)だねー。
        初日からこういうやばいのに当たるっていうのは、相当運がないか相当運があるかのどっちかだねー。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 07:14:34
      • っ……!? は、反応、ちょっと大きめです……!
        こ、これは引き返して引き返した方がいいのでは、ないでしょうか……! ど、どうしましょう、リーダー……。
        -- 鹿場 映理 2014-01-28 (火) 07:16:30

      • >ここで逃げるわけには行かない。戦おう。

         俺たちにはまだ力不足だ、一時撤退する
         ここは俺に任せてお前たちは逃げるんだ


        ……ここで何もせず逃げたら、きっと姫宮は認めてくれないだろう、。
        だったら、やれることはやれるだけやる。鹿場、念のため先生に連絡も入れておいてくれ。いざとなれば……その時は。
        (それだけ言うと、前衛として、彼女らの盾になれるよう前に出る)
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 07:18:29
      • そうねぇ、見たところ俊敏なタイプだし、戻っている間に後ろから狙われたら危ないですしねぇ。
        姫宮さんに認めていただくためにも、ちょっとだけ頑張りましょうね?
        -- 妹野 リリィ 2014-01-28 (火) 07:20:07
      • おっけー、じゃあサクッとやっちゃいましょー。
        指示よろしくね、リーダー。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 07:20:59
      • ……鹿場は、俺が目標を引きつけている間に能力でアナライズを頼む。
        妹野は、スキルで回復と支援を。鳴子は……援護射撃、任せた。
        じゃあ、行くぞ。……ミッションスタート。(鹿場が探知した辺りへ陣形を維持しながら剣を構え向かう)
         BGM♪ -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 07:23:04

      • >ひときわ大きな影は双頭の狼の形を取り始め、形を定めると大きくいなないた! -- 2014-01-28 (火) 07:23:55

      • ひっ……や、やはり大型のシャドウのようです……。
        ぺ、ぺるそなっ……!! (ポケットからコンパクトを取り出し、顔の前に翳すと背後に獅子とユニコーンの双頭を持つ影が浮かび上がる)
        (ユニコーンの側の目が光り)で、出ました、敵は戦車タイプ……弱点は氷・雷のようです……!
        -- 鹿場 映理 2014-01-28 (火) 07:25:28
      • ……ああ、これはあれだね。4月にわたしたちが追いかけてた獣の大元なのかな。
        まさかこんなタイミングで出てくるとか、どんだけ空気読めてないんだろー、こいつ。(銃撃を加えながら愚痴る)
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 07:27:03

      • >――大型シャドウは俊敏に銃撃を避け、リリィの元へ跳びかかり、爪で攻撃を仕掛けてくる! -- 2014-01-28 (火) 07:28:42

      • ニヴェンスッ!!(リリィへ飛びかかるシャドウへと、ペルソナを呼び出し大剣を以て突き飛ばす)
        ……お前の相手は俺だ。うおおおおお!
        (2体の巨体が鏡の中の校舎内を破壊しながら押し進み──)
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 18:23:14

      • >――巨大なペルソナに押し切られ、壁に巨体がぶち当てられる。
         鏡の世界の校舎全体を揺るがすような轟音と共に、大狼が悲鳴を上げ、同時に周囲に炎が回り始める。
         高熱を孕んだそれは恐らく次の動作で全員を狙い撃ちしてくるだろう。
        -- 2014-01-28 (火) 18:24:12

      •  思っていたより、たくましい方ですのね、白斗さん……♪
        まあ、危ない。ではご指示に従いましょう、みなもさん、防げるのならおねがいしますね――ホワイト・エンプレス――!
        (ペルソナが浮かび上がり、パーティ全体を防御膜で覆う)
        -- 妹野 リリィ 2014-01-28 (火) 18:26:47
      • (防御膜は炎によるダメージを軽減し、白斗の行動を援護した)
        ……このまま……押し込むっ!ニヴェンス……ッ!
        (鉄仮面の中の赤い瞳が輝きを増し、胸部の懐中時計を模した胴体の辺りから至近距離の雷撃を放ち……)
        今だ!総攻撃を仕掛ける!
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 18:29:09
      • (姿勢を著しく乱した大狼に向かって、笑い)よっしゃー! ダム・ディー――凍らせてしまいましょー!
        (冷気が荒れ狂う氷の礫と化して狼に襲いかかり、体へと突き刺さる) りりちゃん!続いて!
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 18:31:07
      • ……あらあら。では、一斉に行きましょう、鹿場さん。
        (鞭をしならせ、狼の顔面を叩きつけて視界を奪う)
        -- 妹野 リリィ 2014-01-28 (火) 18:32:35
      • あ、あんまり得意じゃないですけど……ユニコーンレオンっ……(再びペルソナが現れ)
        (今度は獅子の面の方が敵を向き、その牙で狼の頭蓋に噛み付いた)
        -- 鹿場 映理 2014-01-28 (火) 18:39:44

      • >――シャドウはその一斉攻撃によってその巨体を地面に横たえ、少しばかりうごめいていたが、
        やはり先の二体と同じように仮面だけを残して消え去り、その仮面も地面へと溶けていった。
        -- 2014-01-28 (火) 18:41:59

      • やったね、白っち。初戦、ほぼ無傷で勝利、ってねー。
        あれだけ大型のシャドウでも自然に消えてくれるから後処理しなくてもいいから楽だよねー。
        勝利だけに処理済みみたいな……ぶ……くくく……!!
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 18:43:34
      • ……ミッションコンプリート。そうだな、全員無事でなによりだ。それに……(一人、ツボに入っている鳴子をスルーしつつ)
        さっきの戦闘で先へと続く、階段らしきものを見つけた。どうやらアイツは門番、だったということか。
        ……しかし、意外と消耗は多いか。そろそろ探索を切り上げて戻ろう。
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 18:51:50
      • ですねぇ。リーダーとして初戦大勝利、ぱんぱかぱ〜ん♪ って感じ、ですね? うふふ。
        じゃあ、帰ってシャワーでも浴びて今日はゆっくりと眠りましょう。お疲れ様でした、白斗さん。皆さん。
        -- 妹野 リリィ 2014-01-28 (火) 18:52:51
      • お、おつかれさまでしたっ……ご、ご迷惑お掛けしてなければ、また誘いに誘ってください……!
        守形くん達、大丈夫でしょうか……無事だといい、んですけど……。
        -- 鹿場 映理 2014-01-28 (火) 18:53:53
      • やー、大丈夫でしょー。あっちは先生も、姫っちもいるんだしねー。
        んでんで、白っち。同行してみて誰が好みだったんだい? 貧乳担当かい? 巨乳担当かい? それとも、このわたし、隠れ巨乳担当かい?
        -- 鳴子 みなも 2014-01-28 (火) 18:54:40

      •  大きいのがいい
         小さいのがいい
         
        >大も小も関係なく等しく……

        ……そうだな、強いて言うなら大も小も関係なく……
        ……って何を言わせる気だ。そもそも鳴子は隠していないだろう。
        ……まぁ、皆には助けられた。次の時もよろしく頼む。
        -- 白斗 鏡 2014-01-28 (火) 18:55:53

      • >探索を切り上げて帰還することにした……。
        -- 2014-01-28 (火) 18:56:27
  • ― 一年目 夏 廊下にて ― BGM♪ -- 2014-01-25 (土) 16:21:48
    • > 誰かが後ろから声を掛けてくる -- 2014-01-25 (土) 16:30:39

      • 白斗君。本日18時、寮のロビーに集合だそうよ。
        諏訪里君にも伝えておいていただけるかしら、彼にも伝えようとしたのだけれど、掴まらなくて。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 16:37:09
      • ……解った、伝えておく。…………鳴子? -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 20:37:14
      • 何。用事があるのなら手短にお願い出来るかしら。
        この後、風紀委員の資料を纏めないといけないから。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 20:41:33
      • exp027364.png -- 2014-01-25 (土) 20:43:28

      • >……どこか鳴子の様子がおかしい。 -- 2014-01-25 (土) 20:45:10


      •  特になにも
         
        >元気がない?
         キャラが違うぞ

        いや、勘違いかもしれないのだが……、鳴子。……調子が悪いのか? -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 20:55:20
      • ……?
        おかしなことを言うのね。学園での「いつも通り」よ。
        ああ、そうか……白斗君。出来れば17時半ごろにロビーに来れるかしら。少しだけ個人的なお話があるから。出来たらでいいけれど。
        じゃあ、ちゃんと伝えたから、自室で寝こけているとかないようにね。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 20:58:09

      • >鳴子が踵を返して去っていく。 -- 2014-01-25 (土) 20:58:41

      • そうか、そうなのか。……。解った、早めにロビーに向かえばいいんだな。またあとで。

        >鳴子を見送ってから寮へと戻った。約束の時間は17時30分だ。間に合うように行動しよう……。

        -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 21:04:02

      • ― 同日 学生寮【アリス・ガーデン】ロビー ―  BGM♪ -- 2014-01-25 (土) 21:08:51

      • >約束の時間には間に合ったようだ。ロビーでは既に鳴子が待っている。

        …………待たせた、のか。……それで、話はなんだ。体調不良だったのなら、無理はするなよ。 -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 21:16:20
      •  お、時間ぴったし! さっすがだねーやるねーまぁまぁだよねー、白っちー。
        流石にみなも様を待たせるようなことはしないかー。男がデキてるよねー。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 21:21:11

      • >……今度はいつも通りの意味で鳴子がおかしい。
         よく見れば、学園内で会ったときのメガネを頭に掛けている。
        -- 2014-01-25 (土) 21:22:09

      • …………ちょっと、失礼。

        >鳴子に ◆メガネ を装備させた!

        -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 21:27:38
      • ……何の遊びかしら、白斗君。寮でメガネは少しキツいのだけど。 -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 21:30:24

      • …………。

        >鳴子から ◆メガネ を外した!

        -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 21:33:16
      • んあー! わたしで遊ぶない! 別にメガネがトリガーになったオモチャじゃないからねー。
        なんだろうね、簡単に言えばオンオフの切り替えが人より極端なだけなんだよねー。
        学園では優等生で通ってる方が便利だし、寮では誰かに気を使う必要もないしで、こんな感じなんだよね。
        だから、学園ではわたしを鳴子と呼んでいいけれど、寮やラビリンスではちゃんとわたしをハイパーみなも様と呼ぶんだよ、白っち。
        はい、リピートあふたみー!
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 21:36:45

      • exp027366.png -- 2014-01-25 (土) 21:37:25

      •  バイパー鳴子さん
         ハイパワーみなもちゃん
         
        >ハイパーみなも様

        -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 21:45:12

      • >選んだ答えは正解のような気がする……!

        -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 21:46:08
      •  うわーい!? 棒読みだけど可愛げのない諏訪っちに比べて存外素直だね白っち。
        よろしい、ではこのハイパーみなも様が今日行われるラビリンスでの活動をかいつまんで説明しよう。
        そこに座っていいよ、白っち。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 21:47:41

      • >ハイパーみなも様はソファを指さし、自身も対面のソファに深く腰を掛けた -- 2014-01-25 (土) 21:49:05

      • > ♪ 学力が上がった!

        そうか、それは助かる。俺もよく分からないことだらけだからな……。説明頼んだ、ハイパーみなも様。わかり易くお願いする、ハイパーみなも様。 -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 21:55:14
      • まー、わたしもえらそーなこと言える程何でも知ってるわけじゃないから、ぼちぼちねー。
        もう、ここ数ヶ月で何度か先生やリーダー、あ、未来っちね、に連れてって貰っただろうけど、
        わたしたち特別な才能を持つ人間は、夜中の十二時からの一時間だけ、地面に敷いた鏡(かがみ)の中に飛び込むことが出来るんだよね。
        で、そこをわたしたちは『鏡世界』とか『ミラーラビリンス』とか呼んでるんだけど、そこにいるシャドウを全部やっつけるのが目的っちゃ目的かな。
        この辺は流石にセンセーから聞いてるだろうから、さらっと流しちゃいましょー。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 21:59:38

      • このシャドウっていうのが厄介でさー。もちろん人間の作った武器でも倒せるんだけど、それだと時間が掛かるんだよねー。
        そこで、『鏡の中だけで使えるわたしたちの力、ペルソナ』が生きてくるってわけよー。しびれるよねー。
        なんでも、完全にモノにすれば鏡世界以外でも使えるようになるらしいから、ちょっと燃えるよねー。
        わたしのダム・ディーや白っちのニヴェンスなんかがそれに当たるのかな。
        あと、これもセンセーに言われてるかもしれないけど、くれぐれも外部にこの活動とペルソナのことは漏らさないようにしてね。
        ときどき巻き込んじゃうこともあって、結構敏感になってるんだよねー。センセーが。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 22:06:32

      • ――ここまでがハイパーみなも様によるありがたい確認のお話で、次はいよいよ今晩の探索の説明をするよ。
        実はね、本日うちの特別教科のパーティを二つに分けることになったんだよね。
        その方が二班同時に行動出来るし、試験導入って感じかなー。
        で、多分聞いてないだろうけど、その片方の指揮を白っちに取ってもらいたいんだよねー。
        ……センセーが、結構キミのこと買っててさー。どう? やっぱり怖かったりするのかな?
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 22:09:49

      •  怖い
         
        >怖くない

        怖く、は……ない。そういうのもわからないのかもしれない。俺には記憶が無いから。
        ……逆に。鳴子は……こんなあやふやな俺に。ついて来てくれるのか?
        -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 22:23:35

      • わたしは、どっちでも。やれることやっちゃいましょーって感じだし。姫っちに無理させ続けるのもなーと思ってたしねー。
        でも、怖くないっていうのは流石男の子だよねー、感心したよ。
        わたしは多分白っちの記憶のことは良くわからないけど、ここ数ヶ月でそれなりに面白くていい人だっていうのは分かってるから。
        ……逆に、姫っちとかを説得出来るように頑張らないとね。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 22:27:48

      • 初心者である白っちに、ハイパーみなも様が助言をあげよう。
        多分、パーティを二つに分けるとき、連れて行く相手を選ばせて貰えるだろうから、そのときはこのハイパーみなも様をまず選ぶといいよ。
        そして、姫っちは外すこと。後でわたしが白っちの活躍を誇張して吹き込んどいてあげよう。
        後の二人は、とりあえずわたしが居るときにっていうことで、妹野センパイと映理ちゃんとかにしておくといいんじゃないかな? 紹介してあげるよ。
        まあ、これもわたしの勝手な助言だから、鏡世界探索の際のパーティは、白っちが好きに組んでいいと思うよ。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 22:31:05

      • よし――そろそろ時間だから、皆来るだろうね。
        じゃあ、そういうわけで、頑張っていっちゃいましょー。白っち。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 22:34:03

      • >ハイパーみなも様なりに心配してくれていたようだ。
        -- 2014-01-25 (土) 22:34:34
      • ……そうか、そうだな。助言はありがたく受け取っておく。頼りにしてるよ、ハイパーみなも様。

        >ハイパーみなも様と仲が深まったような気がした…

        >鳴子 みなもコミュの ランクが上がった!

        -- 白斗 鏡 2014-01-25 (土) 22:58:27
  • ― 回想 一年目 4月 ”鏡面”内― BGM♪ -- 2014-01-24 (金) 21:01:11

    • >上下が鏡面に写したように逆になった校舎の中、黒い獣を二人の人間が追っている。
       その内の一人、髪を三つ編みにした少女が手に持った銃を走りながら構える。
      -- 2014-01-24 (金) 21:06:06

      • ……あ、ダメだこれ。当たる気全然しないや。
        走りながらエイムしろって結構無理ゲーなのでは、すわっちー。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-24 (金) 21:07:58
      • 遠距離で当たりそうもないものは、オレじゃ対処できねーっての。
        やばいぞ、先生たちと距離離れていってる。早めに仕留めないと不味いだろ、これ。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 21:09:30
      • うーん。いくらわたしがハイパーみなも様状態だからって、無茶を言いなさる。
        んー、一応撃ってみてもいいけど、多分当たんないよ、ここからだと。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-24 (金) 21:13:41
      • 出来れば足狙え、足。機動力奪えば二人で処理出来る。 -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 21:14:27
      • 注文が増えたが。次はパン粉を身体にまぶせばいいのかい、すわっち?
        ……!? あっ、ちょい待ちっ、やばっ!? 人っ!?
        -- 鳴子 みなも 2014-01-24 (金) 21:15:43

      • >影の獣と二人が行く先に、人影がある。
         銃の照準ごしにそれが知り合いの誰かでないことに気づき、みなもが声を上げる。
        -- 2014-01-24 (金) 21:18:41

      • ッ!? やばいぞ、一般人か!? こんなタイミングで……!!
        鳴子、ペルソナだ。 ――逃げろそこの誰か!!
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 21:22:13
      • (呼ばれ、振り返る。双眸は二人の姿を捉えてはいるが、虚ろであるようでも見える)
        (呼びかけにも応答することはなく、迫りくる黒き獣をただ眺める)
        -- ??? 2014-01-24 (金) 21:27:52

      • >男の声に応えるように、少女は自らの頭の上にあげていたメガネをかけ直す。
         そこに『映る』自分の姿を見ると、その姿が異形の形を取り、再びメガネを頭の上に戻した。
        -- 2014-01-24 (金) 21:43:33

      • >それに合わせるように、男の方も自らの額からゴーグルをむしりとり、そのガラスを鏡面に見立てて、目を離す。
         やはりその鏡面には異形が浮かび、視線を離した途端こちらの世界へとビジョンを出現させた。
        -- 2014-01-24 (金) 22:02:49

      • ――ダム・ディー!!
        -- 鳴子 みなも 2014-01-24 (金) 22:05:04
      • ――ハンプティ・ダンプティ!! -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 22:05:51
      • ……すわっち、あたし足やる!! トドメお願いね! 『ブフ』! -- 鳴子 みなも 2014-01-24 (金) 22:13:42
      • いや、待て鳴子! ここからだとハンプティ・ダンプティだと後ろ足しか射程内じゃないぞ!?
        頭狙ってくれッ!!
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 22:14:51
      • えっ、嘘っ!? ちょっと待っ、すわっちやばいって、もう命令し……!? -- 鳴子 みなも 2014-01-24 (金) 22:16:31

      • >命令に従い、氷の礫が先を行く影の獣の足へと突き刺さる。
         僅かにその身体が傾ぐが、速度は落ちたものの以前前への突進は止まらず、その牙が先にいる生徒へと光る――
        -- 2014-01-24 (金) 22:19:31

      • ――不味いっ、避けろっ!!!
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 22:20:19
      • ……ペル…ソ、ナ……?

        >二人から聞こえた言葉に反応を示す……
         少年は周囲のガラスの破片を手にすると、目の前に構え握りつぶし……光が生まれた

        >手の中のそれは、黒いフレームの眼鏡となり、それを装着する そして──

        ──ペル、……ソナァァア!!

        >現れた白い魔人は突撃してくる黒い獣を手にしていた刃で一閃し押し返した!

        -- ??? 2014-01-24 (金) 22:30:34
      • ……は!? え!? ちょっと、どういうことだい!? -- 鳴子 みなも 2014-01-24 (金) 22:32:11
      • ……!? 何だあいつ……ペルソナ使いなのか……!? -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 22:32:39

      • >使い手の咆哮に応えるように掌の中から雷撃を放ち、黒い獣を怯ませると、大きく構えた巨大な刃を縦一線に振り下ろし
         黒い獣、影の生き物は真っ二つに別れた後、霧のように霧散していった…

        >敵は、倒された。一瞬にして。倒した当の本人は一歩二歩、足を踏み出したところで膝から崩れ落ち、倒れた

        -- ??? 2014-01-24 (金) 22:47:17

      • >その鮮やかな立ち振舞を見て、影の獣を追っていた二人は絶句したまま立ち尽くしている。 -- 2014-01-25 (土) 01:45:42

      • ……って、やばいな。倒れたぞあいつ。
        ……とにかく、一度寮に連れ帰ろう。怪我の可能性もある。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-25 (土) 01:54:49
      • まあそーねー。仕方ないよねー。
        では、背負うのは任せたよ、すわっち。か弱い乙女は後方から銃撃で援護するからー。
        -- 鳴子 みなも 2014-01-25 (土) 01:56:02
      • か弱い乙女は拳銃振り回すかって。……とりあえず進んで先生たちに合流しよう。 -- 諏訪里 守形 2014-01-25 (土) 01:57:20


      • ――。
        ―――。 -- 2014-01-25 (土) 01:59:20
      • ……成る程ねえ、って話だ。
        その後僕達に合流して、そして僕が説明を後回しにしていたことがバレて姫宮くんに大目玉を食ったと。
        そういうことだろうねえ。いやはや。面倒なことを後回しにしているといつかしっぺ返しを食らうというのは本当だったようだ。
        -- 詩潟 士時 2014-01-25 (土) 02:00:52
      • ……先生は、以前から白斗がペルソナ使いの素質を有しているのを知っていたんですよね。
        何故黙っていたんですか? そういうやつがいることを。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-25 (土) 02:01:50
      • 理由と誤解が一つずつあるかなぁ。
        理由としては、白斗くんが諏訪里くん達の活動に賛同してくれるか未知数であったから。
        このまま彼の才能が花開かなかったらそれもありだと思っていたんだよ。
        誤解としては、別に隠そうとしていたわけじゃあないんだ。白斗くん本人に特別教科に参加してくれるという意思を確認できたら、
        もちろん君たちには話すつもりだったし、正式に紹介するつもりだったよ。
        結果として、順番が入れ違いになってしまった、ってただそれだけの話さ。
        -- 詩潟 士時 2014-01-25 (土) 02:04:29
      • ああ、それならなんとなく納得は出来ます。
        って、多分オレも姫様と同じようにあいつの存在に若干の不安残ってるみたいですね。
        今まで半年近く、見知った面子でやってきたから、その弊害かもしれないです。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-25 (土) 02:08:14
      • 誰だって最初は不安なものさ。むしろ何も変わりがない彼のようなマイペースの方が異常といえるかもしれない。
        ただ、僕は鏡面世界の研究者としてそれほど悪くない目を持っていると自負しているからね。
        きっと、白斗くんは君たちの助けになってくれるだろうと思うよ。
        -- 詩潟 士時 2014-01-25 (土) 02:10:18
      • まあ、責任はじゃあ先生に取ってもらいましょう。来月A定食安いらしいですよ。 -- 諏訪里 守形 2014-01-25 (土) 02:14:26
      • はは、怖いなあ。キミは姫宮くんとは別の意味で恐怖の対象だよ僕は。
        じゃあ、戸締まりしっかりしておいてね、僕は研究室に帰るから。
        それと、次のラビリンス探索、早速だけど2パーティ制を採用してみるから、それとなく姫宮くんに伝えておいてくれるかなあ。
        じゃあ、おやすみ、諏訪里くん。
        -- 詩潟 士時 2014-01-25 (土) 02:16:25

      • ……凄いな。
        言いにくいこと全部オレに押し付けていったぞ。あれが大人のあるべき姿か……。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-25 (土) 02:22:11
  • ― 一年目 5月 寮内ロビー― BGM♪ -- 2014-01-24 (金) 00:08:58
    • ――にかく!
      あたしは反対ですよ、先生!
      -- 大声 2014-01-24 (金) 00:10:51
      • ただいま、っと、うわっ……何だよ姫様、大声出して。
        嗚呼、絞られてるの先生か。ご愁傷様です。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 00:12:33
      • やあ、おかえり、諏訪里くん。
        ハハ……いや、参ったって話だよねぇ。何の反論の余地もないから返す言葉もないんだから。
        完全に枯れを引き入れたのが僕の独断である以上、責められるべき責めであるからね。
        助けてくれよ、諏訪里くん。姫宮くんを相手にするのは僕としても分が悪い。
        -- 詩潟 士時 2014-01-24 (金) 00:15:35
      • あんまりセンセーイジメてやるなよ、リーダー。
        白斗の件ならやむを得ない部分もあったんだから、仕方ないだろう。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 00:17:05
      • あんたねえ、いい加減なこと言わないでよ!?
        ペルソナが使えそうだから連れてきました、はいじゃあ仲間に入れましょうってなると思ったの!?
        絶対あいつ分かってないし! ラビリンスの危険さもあたしたちがやってることとかも!
        -- 姫宮 未来 2014-01-24 (金) 00:18:55
      • ……確かに、まあ何考えてるか分からない部分はあるからなああいつ。
        ただ、オレたちだって最初はそうだったんだからいずれ慣れるだろ。完全に一般人連れてきたんじゃないんだし。
        ひと通り説明して、一回ラビリンス連れて行って、それでもダメならそのとき考えてもいいんじゃないか?
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 00:20:43
      • そうそう。僕もそう言いたかったんだよ。
        流石諏訪里くん、僕の言いたいことを完璧に言ってくれたよ。感謝しないとねって話だ。
        彼はあれで見どころのある少年だと僕は思うよ。事後報告になってしまったのは申し訳ないと思っているけど。
        ……少なくとも、姫宮くんには話しておくべきだったと思っている。済まなかったね。
        -- 詩潟 士時 2014-01-24 (金) 00:22:14
      • う……。そういう言い方は卑怯じゃないですか……?
        あたしは、ただ……何考えてるのか分かんない相手の命を預かるのは、不安っていうか、その。
        -- 姫宮 未来 2014-01-24 (金) 00:23:13
      • ……気負いすぎなんだよ、姫様。別に全部の責任を押し付けてリーダーって肩書背負わせてるわけじゃないんだ。
        もうちょっと肩の力抜いてもいいと思うぜ? 鳴子程抜けとは言ってないけど。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 00:24:51
      • ……あんたは、じゃあ賛成なの? 守形。
        白斗を特殊教科に加えるの。鹿場ちゃんのときはあんなに反対したのに。
        -- 姫宮 未来 2014-01-24 (金) 00:25:52
      • まあな。姫様が反対するのをゴリ押しで押し通そうって程ではないけど、少なくとも反対はしてない。
        映理のときとは明らかに状況も能力も違うし、男同士多分大丈夫だろと思ってる部分はある。
        それに、理解できない相手っていうのは理解出来るかもしれないって楽しさがあるからな。もしかしたら気の合う相手かもしれないし。
        何より、女所帯だった特殊教科活動に同年代の男が入ってくれたっていうのはオレとしては喜ばしい。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 00:28:56
      • ……むぅ、肝心な時に、ばぁかなんだから。 -- 姫宮 未来 2014-01-24 (金) 00:29:41
      • まあまあ、いいじゃないか。諏訪里くんの言う通り、今は要観察ってことで。
        ここまで教えておいて、後は教えられませんっていうのも酷な話ってやつだろう?
        なら、正式に入科するかの判断は、その後でもいい。そうじゃないかな、姫宮くん。
        -- 詩潟 士時 2014-01-24 (金) 00:31:26
      • ……分かりました。
        でも、もし、無理だと判断したら正直に伝えますから、あたしは。そのときは考えておいてください。
        では、失礼します。守形も、じゃあね。
        -- 姫宮 未来 2014-01-24 (金) 00:32:36

      • ……納得してるのは言葉だけって感じですね。顔に出やすいタイプだからな、姫様。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 00:33:35
      • いやはや……参ったって話だよ。流石にこの歳で小一時間も説教をされるとは思わなかった、はは。
        彼女なりに思うところもあるのだろうね、責任感の強い子であるし。
        自らの怠慢が招いた事態なので、甘んじて受け入れるとしよう。
        諏訪里くんも助け舟をありがとう。いいタイミングだったよ。流石参謀といったところかな。
        -- 詩潟 士時 2014-01-24 (金) 00:35:42
      • さっきも言いましたけど、男の立場で肩身狭かったのはオレもそうですからね。ハハ。
        ……先生も、白斗の参加はもちろん賛成なんですよね。
        初戦であれだけペルソナを使えるんなら当たり前といえば当たり前ですけど。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 00:37:09
      • 戦力は一人でも多いほうがいいからね、って話さ。例え姫宮くんに嫌われようと、彼の力が必要なんだよ。
        出来れば、特殊教科の人数も増えてきたから、そろそろ二班に分けたいと思っていたからね。
        人数の少ない方を僕がフォローする形にすれば、ラビリンスの探索も進むだろう。
        そのときに、出来れば彼にも指揮を取って貰いたいんだ。キミを評価していないわけじゃないから、気を悪くしないでくれよ、諏訪里くん。
        -- 詩潟 士時 2014-01-24 (金) 00:39:27
      • しませんよ。姫様じゃあるまいし。
        ……成る程、結構買ってるんですね、白斗のこと。
        まあ、分からなくもないですけど。
        実際オレと鳴子はあいつが『鏡世界』でペルソナ使うところ見てるわけですしね。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 00:40:59
      • 先輩のキミから見てどうだい、彼は。
        戦闘要員として、人として、どう見える……?
        -- 詩潟 士時 2014-01-24 (金) 00:41:42
      • 今のところ……他人に追従してるだけにしか見えないんで、評価しがたいですかね。
        4月のことだって、どうにかしたいから行動を起こしたというより、求められたから応じたって感じでしたし。
        人間的には……まだなんとも。猥談とか出来るのか分かりませんし。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 00:43:19
      • もう10年早ければ、キミの猥談に付き合ってやれたのだけど。
        ……そういえば、報告がまだだったね、諏訪里くん。キミと鳴子くんが『鏡世界』で彼に出会ったときの話。
        少しだけ聞かせてくれるかな。
        -- 詩潟 士時 2014-01-24 (金) 00:44:52
      • いいですけど……見たことを見たままにしか話せませんよ、オレ。
        それでも良ければ……まあ、一応。

        ――いつも通り鏡世界でラビリンスに潜っていたときの話です。
        姫宮の指示で二手に分かれて、シャドウを追い詰めようとした先に。
        ……あいつが、居たんです。
        -- 諏訪里 守形 2014-01-24 (金) 00:46:45


      •      ――【To be continued】 -- 2014-01-24 (金) 00:47:33

Last-modified: 2014-03-09 Sun 03:07:40 JST (3692d)