多少嫌な事があったとしても、撃ちまくってりゃそのうちご機嫌さ
少なくとも今まではそうだった それで忘れていられたんだ
…僕は何発撃った？ あとどれだけ残ってる？
残弾を気にし始める頃にはすっかり余裕も無くなってた
……赤いスーツを買った覚えなんて無いのになァ
この失態、ボスにはどう説明しよう …まぁ、別にいいか
フィンに奢る約束がまだ残ってる…ティナにも好物調べて貰ったってのに
嗚呼…ローラウェイで僕も何か食べたいな、暖かいパスタがいい…
ここは寒すぎるから… おかげでろくに狙いもつけられない
震える手でトリガーを引き絞った時には、相手はもう目の前だ
至近距離で45口径を食らって吹っ飛んでいった ざまぁ見ろ…
そう思っていると、背中に壁がぶち当たった あぁ、いや…違う これは床だ
倒れたと理解するにも数秒を要した さっきので腹をひどく抉られたみたいだ
なんとなくだけど「あぁ、こりゃ死ぬな」っていう実感が湧いてきた 滑稽だね
死人に口なしだ、とラグに言ったのを今更思い出す …結局彼の空白の期間は知ることができなかった
知ることができなかったとしても、誰かに話して楽になれたら良かったんだけどさ…
周りの連中が戦ってる音が聞こえる さっき銃弾を食わせてやったリザードマンがこっちへ来た
怒りの形相で武器を振り上げて… どうせ死ぬなら笑いながらがいい、そう決めてたしね
だけども口元は歪んじゃくれない、指先だってぴくりとも動かない
痛みも分からなくなってきたってのに…目から涙が溢れるばかり
僕もルーのとこへ行けるんだろうか？
行けないよね… 僕はこんなにも変わってしまった
あぁ……辛いな… 寂しい…寂しいよ……
もう客の居ない部屋 † 
場所はよっぽど無理があるとこじゃない限り好きに指定してもいいと思う
弾込める間だけは待っててあげるよ
詳しく †
- 小さい頃は物静かで目立たないタイプの子 家族思いでこれといった問題も無かった
…はずだったが、ある日を境に学校も行かなくなり 怪しげな連中と関わるように
15になる頃には目のハイライトもすっかり消えて、マフィアの一員になっていた
大人しい性格はなりを潜め、好戦的で挑発的な言動が目立つようになる
近所のオバちゃん曰く「あんな子じゃなかったのにねぇ…」とのこと
- 冒険には主に、組織の指示でシマに危険を及ぼす怪物とか賊とかを排除する目的で行ってる
拠点として街のホテルの一室を使用中
- エモノはトンプソンM1921とコルトM1917
組織内では「タイプライター」の異名をとるが、別にエモノに関係していた訳ではなく
単に文書作成などの雑用をやっていたことが由来だったりする
- 無邪気でトリガーハッピー 上から目線の物言いが大嫌い
びっくりするほど女性に興味がないが何かトラウマがあるらしい
- 好物はパスタ全般 特にぺペロンチーノが好き
逆に嫌いなものは教師、綺麗事ばかり並べる奴
メモ帳の１ページ †
- フィン?：威勢のいいちびっ子 久々に見たら騎士団はいってた ラスクは嘘だが背が伸びてた…
- ティナ：バー「ローラウェイ」の２代目店主 世話焼き パスタが美味
- クロ?：メスの黒ぬこ 僕がモフると嫌がる 動物の目は心を見透かされるようで辛い 行方不明
- マエバ?：漢字Ｔシャツ愛好家 ガン飛ばしてる訳ではない 残尿感って… 行方不明
- アルカ：ロシアンブルーぬこ耳商人 どんな層を対象にしてるか分からない複雑な品揃えだ
- ゼリ：いいとこのお嬢ちゃん 今は自立してる ある意味とっても正直
- イリヤ：レイプ目半妖精 ちっこいが飛べない もういない
- レクシィ：主に配色がよく似ている洞窟住まいの子 何故あんなに軽々と斧を振り回せるのか謎を解明したい
- ロートス：すっごい伸びてた 首になんか巻くのが好きっぽいな そのうち銃を見繕う約束
- トリス：ぬこっぽい銀髪娘 学校時代以来だろうか…胸が主に成長してた 耳モフりすぎには注意だ！
- ルー：狼ケモ耳わっふー 家なし生活中のようだ 友達なのに美味しそう
- リッド：背は高いが女顔 オネエ系は禁句 よく冒険をサボるとの噂が…
- ラグ：以前の記憶よりも疲れ果てた顔 微かに死臭 結局は同じ穴の狢さ…
- アレン：名前が渋め エモノのミリポリは恩人の持ち物だったらしい いいなーそういうの
- コウ：みんなのアイドル（要出典） ハイテンションだ ウラキではない
- オル＆リチョウ?：オルはツノがある リチョウはちびっこ 一緒に住んでる
- ジュン：女装子 エリオルの血筋 男物も似合うのになァ…
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マッチ箱の裏に書かれた番地名 †
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