名簿/335167

  • (騎士の元にある噂が流れてくる。何でも、かつて戦ったあの骸の人斬りが、誰かに倒されたそうだ。
    真偽は判らないが以後、異形の人斬りが事件を起こす事は無かった)// -- 2009-08-03 (月) 03:52:22
    • (呻くようにかすれた声をあげた) -- 災厄騎士 2009-08-03 (月) 09:37:12
  • 夜、もはや草木も眠る丑三つ時。既に虫達も眠りにつき声一つ聞こえない…
    いつもならこんな日に薄気味悪い廃屋に近づく物など普通はいないだろう…
    だがその日は違った。夜の闇にまぎれ、人影が一つ、廃屋の前に佇んでいる
    -- 2009-07-19 (日) 17:04:31
    • ……(伽藍堂の眼窩に狂喜の炎を灯し、それはいずこともなく現れる) -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 15:00:24
      • 「ほう…主がここの住人でござるかな?」振り向く人影、その姿は騎士と同じく既に生者に在らざる者の姿
        肉も皮もなく、内にあるべき臓腑もない、ただ骨のみ。にも拘らず、どういうわけかこの屍はその場に立ち、息をし、動いている。
        「ほほほほ、何やらここに来れば騎士の亡霊と戦えると聞いたのでな。是非死合って頂くやってきたのでござる」

        // -- 2009-07-20 (月) 15:25:26
      • 武に生き……武に死し……死して尚武を追う……(襤褸布を棚引かせ、それは瘴気を纏って身を震わせる)
        我が名は……災厄騎士……戦場……戦場ヲ……俺ニ……!!(その眼窩は深淵にして狂乱。戦乱にして凶刃。戦場を駆ける災厄と化したアンデッドは構えることでそれに答える) -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 15:55:24
      • 「ほほほ、喜んでくれているようで何より」目の前の狂戦士を相手に、こちらもまた構える事で応じる、その声は心なしか嬉しそうに聞こえたかもしれない
        「同じ死人同士、よろしくお願いするでござるよ!」先に仕掛けるべく、言い終えるよりも早く騎士の懐目がけ駈け込む
        骨だけの体故か、或いは生前鍛えた賜物か、異形の人斬りは尋常ならざる速度で騎士に駆け寄って来る! -- 人斬り 2009-07-20 (月) 16:14:54
      • (大上段からのバトルアックスの振り下ろしで豪快に迎撃する。こちらもすでに人在らざる身にしてサーヴァント。尋常な速度、膂力ではない。その一撃は必殺ではなく、必壊……巨躯から生み出されるリーチの長さを利用し、相手の間合いの外から攻撃を行う) -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 16:21:59
      • 斧如き振り下ろすより前にその胴を斬りつけてくれよう、最初はそう思っていた。だがその振り上げる速度、放つ気迫に危険を感じたのか、咄嗟に後ろへ飛ぶ。
        と、次の瞬間、本来なら骸がいたであろう場所が爆ぜる。そこには振り下ろされた斧が、断頭台のギロチンの如く地面に突き刺さっている。
        「ほ!」人外の騎士が放つ一撃に、驚きとも喜びともつかない声を上げる
        「成程、見た目に違わぬ力、これは苦労しそうでござるな」カタカタと笑う骸骨、爆ぜた地面がぶつかったのか、微かに即頭部が砕けている -- 人斬り 2009-07-20 (月) 16:35:55
      • (爆音と共に爆ぜる大地。巻き上がる土煙)
        (そして、その戦塵を裂くように現れた長剣が横薙ぎが振るわれる) -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 16:45:45
      • 狂戦士の一閃を状態を引く事で避ける…だが予想外の速度のせいか、微かに着物を斬り裂かれる
        「ふむ、参ったでござるな…ならば」剣を一旦しまい、再度即引き抜く、神速の抜刀からの真空波を伴う斬撃
        それは人斬りが最も得意とする技
        卑剣・鎌鼬
        超高速の抜刀と共に、戦塵に隠れる狂戦士へ不可視の斬撃を放つ。風の刃は撒きあがる土煙を両断し、狂戦士へ向かってくる! -- 人斬り 2009-07-20 (月) 16:58:16
      • (納刀した僅かな一瞬。その一瞬の隙を逃さず、今度は肉厚のエンハンスソードが袈裟に振り下ろされる。先ほどの長剣の一撃とあわせた変則時間差攻撃、二刀十字だ)
        (真空波の一撃は確かに災厄騎士のフルプレート……すなわち、現在の身体を傷つけるが、それに怯む様子はない。己の損傷など気にも留めずにエンハンスソードを振りぬき、更に長剣の切っ先を返してこちら逆袈裟に切り上げる) -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 17:05:02
      • 「!しまった、囮か!?」気づいた時には遅く、袈裟切りが人斬りの肋骨を根こそぎ叩き斬り、へし折っていく
        「ごっ!」たまらず距離を取る為に後ろへとび跳ね、逆袈裟を辛うじて避ける。こちらの被害は重大、大して向こうは鎧に傷がついた程度。「ならば…」
        ぼろぼろと折れた骨の破片を零しながら、上空へ跳躍する。
        業剣・烙崩!
        落下しながら先程の真空の刃を無数に放つ、刃の雨とともに落下の勢いをつけ、赤熱し燃える刀で渾身の唐竹割りを放つ、狙いは右肩、鎧と鎧の繋ぎ目! -- 人斬り 2009-07-20 (月) 17:15:13
      • (刃の雨は気にも止めず、落下してくる本体の一撃のみをエンハンスソードと長剣を十字に重ねて受け止める。無数の刃に身体は刻まれ、少なくないダメージが与えられたことが推察できるが、災厄騎士は依然怯まない)
        (落下……すなわち、空中だ。空中では思うように身を動かせないだろう。攻撃を受け止めたことによって生まれた一瞬の隙を逃さず、懐に潜んだショートソードによる非情の一刺しが人斬りに迫っていく) -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 17:29:13
      • 双剣に受け止められた刀に微かに亀裂が入る。「ほほ、見事。さて」
        ちらりと見れば、そこには今まさに己を刺し貫かんとするショートソードの刃、だが骸は臆する様子もない。「ほほ、それで拙者を刺すつもりか?」
        骸は続ける「成程、この体のどこに刺す場所などあろうか、よければお教え願いたいでござる、な!」骨だけの体ともなれば、刺せる場所など当然限られてくる。
        まして一番狙いやすい胸が、先の一撃で殆ど折られたとなっては尚更だ。
        己を狙う一撃をどこを狙うかを見極め、その先へ、撃ち落とすように手刀を振り下ろす! -- 人斬り 2009-07-20 (月) 17:41:57
      • (その一撃の狙い……一刺しの狙いは腰椎!)
        (腰骨ごと斬り落とし、一気に戦闘不能にしてやろうという心算なのだろう。逡巡なく精密に切っ先を突き立てる) -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 17:53:50
      • 「そこか!!」己の腰へ狙う一撃めがけ、手刀を振り下ろす!ガキィン!と固い物体同士がぶつかる音が辺りに響き渡る! -- 人斬り 2009-07-20 (月) 18:05:53
      • (流石に急所狙い、それが入るとは思っていない。受け止めた瞬間にぶちかまし。相手を体当たりでフっとばし、距離を取ろうとする) -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 18:43:36
      • 「ぐは・・・!」強烈な衝撃と共に無様に地を転がっていく。何とか立ち上がり、構えるものの体のあちこちには罅が入り、息も荒い
        「か、かか…かっかっかっかっかっか!!いいぞ!これだ!
        己の全てが失われゆくこの感覚!これぞ死の感触!
        ここにこそ拙者の求めるモノの答えがある筈…感謝しよう、異国の騎士よ」
        刀を片手で持ち、その手を弓を引き絞るように後ろへ、前の手は相手をその場に留めるかのように前へ突き出している
        「さて、実に楽しい時間でござった…できればまだ斬り合って居たいが、生憎体が持ちそうになくてな
        これで最後になるでござろう…故に、悔いのないよう、全力でいかせてもらうでござるよ」
        再度骸が駆ける。己の最強の業を持って、目の前の強壮たる不死の騎士を打倒するために! -- 人斬り 2009-07-20 (月) 18:59:02
      • (それに応えるかのように大きく構えをとり、災厄騎士も疾駆する)
        (その都合四本の腕に持った武器から放たれる斬撃は全てが線をズラして放たれた凶剣……人の身では放てぬ剣だ)
        (瘴気を撒き散らし、殺意を振りまき、深紅の眼窩を爛々と輝かせ、災厄騎士は疾駆する!) -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 19:20:53
      • 「かっかっかっか!!いいぞ、さあ、見せるがいい異形の騎士よ!主の至高の業を!我が業を破るに相応しいかを!!」
        構えから放たれるのは大方の予想通りの突き、鋭く早く、ただそれだけ、だが骸の剣への妄執はただの突きを一つの魔技へ昇華させた。
        放つ動作は一つ、されど襲い来る剣筋は4同じ場所を、違う角度から、全く同時に。
        4つの死が不死の騎士を滅ぼさんと襲いかかって来る!
        「うけよ…我が奥義」   塵殺・死饗 -- 人斬り 2009-07-20 (月) 19:35:10
      • (同じく、災厄騎士の振るった太刀も一太刀のみ。ただ一度振ったのみ。それは光とも見紛う銀の軌跡を描き、鮮やかな深紅の魔力で彩られた至極の一刀。それはたった一撃。後も先も考えぬ故に放てる、会心にして渾身の一撃……だが、その太刀は……その一撃は……)
        (無数の光の軌跡となって、幾重にも骸の人斬りに襲い掛かる!)
        うぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!(それは邪剣。それは魔剣。時間屈折により繰り返される、『無限に続く会心の一刀にして刃の嵐』……受けも、避けも許されない、全死角攻撃……!)
        (交錯する影。一瞬。一瞬のうちに、そこに存在した全ての時間軸……全ての可能性から攻撃し、抜ける……)
        ……宝具にして奥義……『無月散水』…… -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 19:44:00
      • 元より捨て身で放った奥義、もはや最後に足掻く余裕もないようだ
        己を取り囲む斬撃の檻に気づいた時には、次の瞬間その無数の斬撃の全てを受け、その体は無残にも砕け散る
        「か、かかかかかか!!見えた!見えたぞ!!我が至るべき狂地が!我が極めるべき剣が!感謝する騎士よ!縁があれば…まt…」
        不気味な言葉を遺し、砕け散った骨はやがて黒い靄となり、風と共に霧散する…。後には折れた日本刀が残るのみ。 -- 人斬り 2009-07-20 (月) 20:03:29
      • (こちらもがくりと膝を突き、大地に剣をつきたてて徐々に気配を薄れさせていく。みれば、災厄騎士の甲冑にふかぶかと裂傷が確かに刻まれている。こちらも、避けきることは叶わなかったらしい)
        (満足げに霊体化し、気配を消した) -- 災厄騎士 2009-07-20 (月) 20:20:35
  • (廃屋を前に眉を僅かに顰め)……なんだこの禍々しい気配は。レイズ・ボーガードとは違うベクトルだな。
    (長剣の柄頭に手をかけて廃屋の入り口に近付き)一体どこの怨霊が住処にしているのか…全く。 -- セイバー 2009-07-15 (水) 09:53:23
    • おおお……おおおお、おおお……!
      (その気配を呼応するかのように、怨嗟の呻きが周囲にこだまする) -- 災厄騎士 2009-07-17 (金) 10:19:15
  • (かつて最期の決闘が行われた地。 騎士が消えていった場所に花束を供え)
    あれから一年……か
    (呟きは風に流れ、揺れる花を一瞬見遣ると、澱みの無い足取りで踵を返していった) -- クラテール 2009-07-15 (水) 05:25:58
    • (ただ佇み、それを見送った) -- 災厄騎士 2009-07-17 (金) 10:17:53
  • (気配すら感じさせず闇の向こうから紅色の二つの瞳が睨むようにして見つめている)
    少し、見ない間に随分と変わったものだな? -- アサシン 2009-07-04 (土) 19:11:52
    • (目前に現れた女を見て、空洞の瞳に炎が灯る)
      おおおおお……おおおおおおぅおおおお……! -- 災厄騎士 2009-07-04 (土) 20:32:17
      • その姿を見るのは確か私は二度目、一度目は……
        (短いため息をつくと、瞳を伏せて唇を噛み締める)
        聖杯戦争の最後は理性あるお前と戦って華々しく…と想っていただけに、残念だ…ッ -- アサシン 2009-07-04 (土) 20:56:14
      • (理性がなくとも、ソレの求めるところは変わりはしない)
        (眼窩では狂喜の炎を爛々と輝かせ、カタカタを得物を震わせながら、生前、ついに刃交えなかった相手と対峙する) -- 災厄騎士 2009-07-06 (月) 11:13:31
  • (遠くから遠視の魔術で災厄騎士の存在を確認している……)厄介なサーヴァントが消えたかと思えば、こういう結果になったわけか……
    まったく、死に損ないのサーヴァントの分際で忌々しいことだ(心底不機嫌そうに吐き捨てる)
    ……いや、もはやサーヴァントとも呼べんただの亡霊か。さて、誰が処理することになるやら -- ユリウス 2009-07-04 (土) 12:03:29
    • (ぐるりとユリウスに向かって目線を向ける。遠視の魔術で近くにいないことは分かっている。いや、そもこのサーヴァントに魔力を察知する力は無い……だが、その敵意が、このサーヴァントにその存在を気付かせる) -- 災厄騎士 2009-07-04 (土) 12:20:20
      • ……気付いたか。さすがは最強と名高い英霊と言ったところだな
        アールヴァン……酒場で知らぬ者はいないというぐらいの英雄。うちのサーヴァントじゃあ正面から行って勝てる相手じゃないのは明らかだ
        ゆえに、倒されたという噂を信じたい想いで来たが……余計に事態が悪化していたとは皮肉なものだ
        僕は勝算の無い戦いをするような馬鹿じゃない。悠然と成り行きを見守らせてもらうさ -- ユリウス 2009-07-04 (土) 12:35:17
      • (未だ戦場にある他の敵の存在に歓喜を覚え、災厄騎士は吠える)
        (その男の存在を、このサーヴァントは知った。学んだ。近いうちに襲撃にくるかもしれない) -- 災厄騎士 2009-07-04 (土) 12:39:28
      • (鯖さんの霊圧が深夜しかないから多分対応できないぜ。機会があればよろしくぜ) -- ユリウス 2009-07-04 (土) 12:41:21
      • (承知) -- 災厄騎士 2009-07-04 (土) 12:43:38
  • (廃屋の隅の暗がりから、その声は聞こえてくる)
    くくく、無様だな災厄騎士……戦いの中において死せぬその苦しみ、我が矛盾の深淵が取り去ってくれるぞ? -- 渦巻く闇 2009-07-03 (金) 16:50:51
    • ……ふん、いつぞやの魔王か……未だ討伐されずにいたとは意外だな(虫の息のまま、肩を竦めて苦笑する)
      貴様に心配などされなくても、己の最期は己でみつける……このような死に体を今更配下に加えようというわけでもないのだろう?
      それとも、お前が俺の最期の相手にでもなってくれるのか……?(深紅の殺意が立ち上り、物陰の暗がりを侵食していく) -- 剣士(セイバー) 2009-07-03 (金) 17:32:31
      • ああ、いいだろう……ただし、相手をするのは余ではなく、この戦乱を駆ける全ての魔術師と、英霊共だがな……?(凄まじく濃い瘴気、魔力……そして悪意がアールヴァンの身体へと染み込んでいく)
        災厄騎士よ……未だ汝を舞台から降ろすには惜しい……せめて、散る前に存分に暴れてもらうぞ? かつてこの地で死したときのようになぁ? ふははははははははは……!
        // -- 渦巻く闇 2009-07-03 (金) 17:47:15
      • くっ……こ、この瘴気、ただの瘴気では……!
        うぐおおおおおおおおおおお!(漆黒の瘴気に包まれ、その姿が変異していく。それはかつて、そうなった可能性。その姿で召喚されたかもしれない、もう一つの可能性の姿……!)
        があああああああああああ!(本来召喚されるはずだったバーサーカーとしての災厄騎士の姿に変異していく)
        // -- 災厄騎士 2009-07-03 (金) 17:54:00
      • ガァー…(矛盾の魔王の傍らにバリバリと雷をまといながら、にやついたように目を細めている) -- 2009-07-03 (金) 17:56:47
      • そうだ、それでいい……戦場に吹きすさぶ災厄の嵐にはその姿こそが相応しいぞ……! 魔力ならいくらでもくれてくれる。さぁ、思う様汝の求める戦場を駆け、畏敬と懐疑を振りまくがいい……ふはははははははは!(高らかな哄笑と共に、物陰の暗がりは薄れていき、ついには消えた) -- 渦巻く闇 2009-07-03 (金) 17:59:54
  • (雨が降る。何もかも掻き消し洗い流すかのような風雨が、ファルケンベルグ・ゾンメルフェルトの身を打つ)
    (騎士大剣オートクレールを手に静かに、静かに、ただ、静かに…その時を待つ)
    (丘の上の荒野、剥き出しの大地、過去には幾度となく戦場として使われた血肉の染み付いた大地にて、怨敵を待つ) -- バーサーカー? 2009-07-02 (木) 11:51:18
    • ……待たせたようだな(自分の焼いた大地に良く似た荒野。そこで奴は待っていた)
      こういう場所をみると昔を思い出すな……敵の資源地を根こそぎ焦土にしたときに丁度似ている。お前と戦った山岳要塞のすぐ近くも、ここと似たような場所だったな……(昔日を思い出し、苦笑する)
      嘶く灰は老獪にして勇敢であり、智将にして猛将であった……そして、それに仕えるお前も負けず劣らす勇猛な騎士だったな(そして男は肩を竦め、)
      ……故に付け込みやすかったぞ? 正道に拘るお前たちはなぁ……?(狂笑を漏らす) -- 剣士(セイバー) 2009-07-02 (木) 12:25:45
      • (骸の騎士は静かに、静かに…崩れ去りそうな体を主の魔力にて何とか立っているようにすら見える)
        (怨敵の嘲笑…あれほど精神を掻き乱し、心の臓腑に蟲が這いずるような錯覚すら感じていた憤怒も今は水滴に揺らぐ水面の如く)
        (擦れた、擦れた声、風化のすすんだ体、喉、洞窟に吹き抜ける風のような声で)
        ヴォ…r…ザ…の 子    ファルケ   ンベル グ  ゾンメルフェル   ト 父と    友の   無念  はら    ため  キs   ため  主   がため けつと   決闘を -- バーサーカー? 2009-07-02 (木) 12:38:10
      • (……なんて落ち着いた立ち居振舞い……以前のような、狂気に駆られて黄泉帰った死者ではない……今の奴は……)
        紛れもない、戦士のようだな……同じ、帝国の戦士として、俺もその礼に答えよう(長剣を抜き、儀礼的に掲げる)
        我はガレオン騎士、フローキーの息子、アールヴァン……我が宿敵にして畏敬を抱くに値し戦士、ファルケンベルグよ。その決闘、しかと受けた。我らのこの戦場、例え統一皇帝陛でも汚すことは許されない
        ……さぁ、はじめよう。俺の過去よ。加害者にして被害者よ。戦乱から続く、悠久の憎しみの連鎖も、ここで終焉だ……戦役のないこの時代に、我らのような戦争の亡霊は必要ない(掲げた長剣を構え、深紅の魔力が身体から染み出し始める) -- 剣士(セイバー) 2009-07-02 (木) 12:49:32
      • (両手にて、己が父が剣 嘶く灰の剣 オートクレールを構える、骨身の両の指が剣離すまいと軋み上げ、握られる)
        イザ…イザ 尋常に………(言葉と同時に、跳躍 土煙をあげ、全身鎧の巨躯が宙を舞う)
        オォォオオォォォオォォオオオ!!!!(闘気に満ちた大気震わせる叫びと共に、アールヴァンの頭蓋めがけて一刀両断とばかり剣が振り下ろされる) -- ファルケンベルグ? 2009-07-02 (木) 12:56:57
      • 勝負……!
        うおおおおおおおおおおおおおおおお!(跳躍からのうち下ろしに対し、こちらは逆袈裟の打ち上げで迎撃。火花を散らし、長剣とオートクレールがガチガチと刃を合わせる)
        我らは共に家人を殺され、その仇を討つがために修羅道へと堕ちた亡霊……! 俺と貴様は同じだ……俺もお前も戦場という毒に侵された狂霊よ!(鍔迫り合いに持ち込み、膂力でねじ伏せようと巨躯が迫る)  -- アールヴァン 2009-07-02 (木) 13:10:11
      • (一撃目からの乾坤の一擲も風化し始めた体ではいなされ鍔迫り合いに持ち込まれる)
        (胆力でも押し切られ、肩が肘が軋みをあげ、地につく足は根のように喰い込み)
        貴様 同ジ  するなぁぁああああああ!!! (叫びと共に押し返す、己の骨を砕きながら、振り絞る力 粉となった骨々が雨と共に流れ落ちる) -- ファルケンベルグ? 2009-07-02 (木) 13:25:45
      • っぐぅ……!!(押し返され、やむなく飛退き、後退。元の位置に立って構えなおす)
        フッ……違うというのならそれもいいだろう。それもまた戦場では取るに足らない瑣末事だッ!(疾駆。長剣を高らかに振るい、袈裟斬りを見舞う) -- アールヴァン 2009-07-02 (木) 13:31:36
      • (後退からの瞬戟、怨敵の得意とする袈裟斬りに素早く両手持ちの大剣の腹にて刃を受け止めそのまま)
        斬り 落とす(剣を横に引き、流すようにして逆に相手の刃の上に滑らせ叩きつける) -- ファルケンベルグ? 2009-07-02 (木) 13:35:55
      • ちぃいいっ!(読まれたか……!)
        (令呪で強化されたファルケンベルグの膂力、技術、そして読みが合わさり、それは会心のカウンターとなってアールヴァンの胸甲を砕くに至る)
        (くそっ……や、やはり宝具を使うしか……!) -- アールヴァン 2009-07-02 (木) 13:43:46
      • (主の声が、魔力がその身に流れ込む、令呪 更なる魔力、力が砕けた骨身を癒し、力が戻り)
        承知 我が主よ(声に応える。騎士然とした芯の通った覇気に満ちた声)
        (斬り落としからの連檄、足を踏み込み、身体全身のバネを使って、大剣が地面を抉りながら、一回転し、そのままに剥き身の胸元に向かって剣が薙ぎ払われる) -- ファルケンベルグ? 2009-07-02 (木) 13:48:45
      • うっ……ぐおおおおおおおお!(勢いの乗った一撃。回避する術はない。砕けた胸甲から横一文字に血の華を咲かせ、派手に宙を待って地面に転がる。フルプレートは砕け、兜も脱げて素顔があらわになった。口元からは血の筋が引かれている)
        ぐ、がふ……がっ……!(せ、背腹をモロに、やられたか……か、らだが……) -- アールヴァン 2009-07-02 (木) 13:56:52
      • (血飛沫も、血油も雨が 横殴りの雨が全て洗い流す、一撃一撃、怨敵の肉を断つ)
        ……(地を這う男の前に、歩む、ゆっくりと隙だらけのその身に追撃はせず)
        立て アールヴァン 我ハ お前トハ 違ウ 騎士ノ 決闘デアル 主ガ 見守る…決闘でアル
        (剣を構え、後の先を …構え、地の力 雨音さえも静かに 剣先に集中し、一撃を放つべく) -- ファルケンベルグ? 2009-07-02 (木) 14:12:59
      • ……ふん、なるほど、狂ったその身でも騎士道は守るか……大層立派なことだな……(長剣を杖にして立ち上がり、構えずに笑う。素顔のまま、深紅の瞳を細めて笑う)
        変わらんなファルケンベルグ……貴様らのような根っからの帝国軍人は何一つかわらない……騎士道を守り、騎士道に殉じ、騎士道に生きる……
        部下も国も己も守らぬ足枷を糞真面目に守り続ける!(一喝。鬼のような形相で叫ぶ)
        騎士道は部下を救わぬ! 騎士道は敵を殺さぬ! 騎士道に殉じれば何も守れぬというのなら……俺は騎士道など喜んで唾棄する!(マスターからの令呪を受け、パンプアップされたその身体から深紅の魔力が暴風となって吹き荒れる。それは正に闘気。それは正に殺意。それは正に……災厄)
        俺はここで倒れるわけには行かない……貴様に主がいるように、俺にも守るべき主がいる……!(『無形の位』……構えなき構えのまま、ゆっくりと歩みを進める) -- 剣士(セイバー) 2009-07-02 (木) 14:23:17
      • (膨大な魔力が骸の身体を包み、朽ちた鎧も光輝く 今ならば、今なれば サーヴァントとして強化されたこの身体と剣ならば…)
        父 も 友モ 民モ 守ル事叶ワナカッタ トして モ 我ガ 父ハ 嘶く灰 ハ 最後マで 帝国ヲ 騎士道ニ 殉じタ…
        (雪の上を歩くように静かな足取り)なれバ コソ ナレば コソ 守らねバ 全てハ 無為ニ 消えル…なれバこそ 我ガ  この剣ニテ 貴様打ち倒シ 意義アルものとし… 無念ヲ 無念ヲ 晴らさねバ 為らぬ ナラヌの ダ…
        (怨敵の最大限の攻撃の構え 無形の位を見やりながら一歩一歩 歩み行く そして)
        (大剣を片手に雪のように静かに切り下す、剣の煌きは雨空の中にありて、輝く雪の如く)
        風雪即意付け
        (更なる剣戟、三日月のように逆袈裟に鋭くありて華麗であり)
        月影の太刀
        (乾坤一擲、最後の力振り絞り、血飛沫の花、舞い散らせ怨敵が胴を払い抜ける)
        三花仙
        (懇親全て、主からの魔力も使いきる高速攻撃、雪・月・花の騎士団に伝わったそれぞれの奥義を組み合わせ)

        乱れ 雪月花

        (騎士道に生き、騎士道に死に、そして比良黄泉坂より舞い戻った、骸の騎士の 最後の一撃) -- ファルケンベルグ? 2009-07-02 (木) 14:46:10
      • かつての俺にとって……仲間とは同一目的を持った他人でしかなく、部下とは道具でしかなく、上司は説き伏せるためのパズルでしかなかった……(流れるような連撃)
        だが、この地に来て……仲間は技を競い合う盟友となり、部下は命を預けるに相応しい戦友となり、上司は守るべき価値のある畏敬の存在となった(ほとばしる魔力の本流)
        数々の友と笑い、競い合い……信と情の置ける銀の騎士に支えられ……光を失った幼き師と共に……はるか昔に忘れ、絶望した血塗れの世界の……愛すべきこの世界の美しさを知ることができた(その中にあって、男は倒れない。災厄と呼ばれた男はただ前へと前進する)
        ……危うく、またそれを忘れるところであった……そう、俺は英雄ではない。天才でもなければ鬼でもない……一人では何も出来ない凡人だ。あらゆる人に、友に……そして新たな家族に支えられてはじめて立てる、どうしようもなく情けない、ただの人間だ!(それは宝具。それは伝承。如何な戦場からも血まみれで帰還した『災厄騎士』の御伽噺……『無形の位』のまま、屈折した時間の中を歩み、すり抜けるように前へと歩み出る……それは、遠慮なく魔力を使った宝具の真価……!)
        お前の憎悪、お前の執着……その全てを貰い受けるぞファルケンベルグ! 英霊としてではない! 一人の人間として! その上で、戦乱より続くこの怨嗟に終止符を打つッ!(立ち上る深紅の闘気。それは殺意ではない。それは歓喜であり、それは悲哀であり、それは……慈悲)
        アリアン! すまないが、二、三日は寝込んで貰うぞ!(にやりと主に向かって微笑み返し、疾駆する。今までとは比べ物にならないスピードで、疾駆する!)
        終わりだ、ファルケンベルグ……我が宿敵にして我が鏡像よ!(振るった太刀は一太刀のみ。ただ一度振ったのみ。それは光とも見紛う銀の軌跡を描き、鮮やかな深紅の魔力で彩られた至極の一刀。それはたった一撃。後も先も考えぬ故に放てる、会心にして渾身の一撃……だが、その太刀は……その一撃は……)
        無数の光の軌跡となって、幾重にもファルケンベルグの身体を刻む!
        うぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!(それは邪剣。それは魔剣。時間屈折により繰り返される、『無限に続く会心の一刀にして刃の嵐』……受けも、避けも許されない、全死角攻撃……!)
        (交錯する影。一瞬。一瞬のうちに、そこに存在した全ての時間軸……全ての可能性から攻撃し、抜ける……)
        ……宝具にして奥義……『無月散水』……!(長剣を鞘に収め、目を閉じる) -- アールヴァン 2009-07-02 (木) 15:22:09
      • (乱れ雪月花は確かに目の前の剣士を捉えた払いぬけた、血飛沫の花、それを確かにその目でその洞の両眼で捉えたはずであった)
        (それと同時に光が見えた。途方もない無限に広がる可能性の刃の煌きが)

        ……
        ………


        見事…(一言呟く)
        (両の腕はない。 鎧すら砕け散り、剥き出しの骨は粉のように風に流れる。雨は止んでいた)
        (足元から骨は崩れ去り地に伏せる、無限の刃は全て削り取り、長きに渡る二人の勝負は今、決した)
        我が…剣…届かズか…    シカ し    晴れやカ で ある  騎士ノ 決闘ニテ散れルなら 父ヨ 主ヨ 見ていて  くれました…か…
        (今にも崩れ風化しそうな髑髏が、ゆっくりと主を見やる)クラテール…様…我が 怨讐 に…付き合わせてしまい  申し訳 御座いません でした…お優しい貴方ニは 見ルに耐えぬ モノでゴザいましたでショウが…
        新たな 主ヲ 得   また 騎士と して 仕えれた 日々 嬉しく 名誉に 誇りニ 満ちた日々  ござ   した
        (髑髏に皹が入り、砕ける その音だけが辺りに響き渡り)どうか 死にたもうこと なく… 優しき 主よ
        アーチャー殿 主を たの' (言葉最後に砕け散り、雨水と共に 月の無い日、散り行き水と消ゆ。サーヴァント バーサーカー ファルケンベルグ・ゾンメルフェルトの怨鎖は断ち切られた) -- ファルケンベルグ? 2009-07-02 (木) 15:49:22
      • ……お前は、いうなれば俺の辿ったかも知れない可能性の一つだった……俺もお前も根本は同じだ。往く道が違い、その道が交錯しなかった……それだけのことなのだろう。恐らくな……(消え逝くファルケンベルグの骸を手に取り、そこから魔力の残滓を取り込む)
        さらばだ、歪んだ鏡像よ……(他のサーヴァントの魔力を取り込み、なんとか補填に回す) -- アールヴァン 2009-07-02 (木) 16:06:47
      • セイバー!!(もつれる足を引きずるように走る、アールヴァンの元へと)
        (飛びつくように抱きついて)…よかった。あの騎士に連れて行かれてしまうのかと思った…!
        ごめん…貴方が怖いと思ってしまってごめんなさい…令呪使って…ごめん。
        でもやっと…私はセイバーのマスターだって思えたんだ…ありがとう…
        貴方は、私の誇りだ(ふらふらの体のまま、気力しか残っていないはずなのに沢山話す。嬉しさで、涙がこぼれた) -- アリアンロッド 2009-07-02 (木) 16:20:55
      • アリアン!? む、無理をするな! もう立つのもやっとのはずだろう!?(慌てて抱きとめ、ため息を吐く。
        構いはしない。今回はお前がいてくれて、お前が令呪をつかってくれたからこそ、勝てたのだ……謝ることなど何もないぞ?
        ……俺にとっても、お前は誇りに足るマスターだ(微笑む -- 剣士(セイバー) 2009-07-02 (木) 16:45:31
      • 大丈夫…こんなの、なんでもない…セイバーが今まで背負ってきたもの、想っていた事…やっとわかって嬉しいんだ。
        (ため息をつく顔を見上げて、涙の滲む顔で笑う)ふふ、私はマスターだから…いいか。
        …ありがとう(もう一度、ぎゅっと抱きしめて)貴方の誇りになれて…しあわせだ…必ず…良い王に…
        (そう言って、言葉が終わる前に…意識を失った。顔からは血の気が失せて死人のよう。もう少し戦っていたら死んでいたかもしれない)
        (でも、その表情は穏やかな顔で、かすかな寝息。そこまで心配する必要はなさそうだ) -- アリアンロッド 2009-07-02 (木) 17:08:20
      • あ、アリアン!?  ……眠っただけか……しかし、消耗がやはり尋常ではないな……何かしら早急に手段を講じねば……(主を抱き上げ、屋敷へと戻っていった) -- 剣士(セイバー) 2009-07-02 (木) 17:54:25
    • (二人からそう遠くない所、雨に打たれながら無表情に二人を見る子供)
      セイバー…(杖を持っていてもこの戦いに手を出すつもりはない。ただ騎士が力を出しきれるように近くにいるだけ) -- アリアンロッド 2009-07-02 (木) 13:02:44
      • (いつからかそこにいたのか。 アリアンに並び立つように2人の闘いの行く末を見据えている)
        (口元引き締め、両手を合わせ、強い視線をバーサーカーに注いでいる) -- クラテール 2009-07-02 (木) 13:07:25
      • ……っ! (バーサーカーの体が崩れ往く様を見、歯噛み)
        我が騎士ファルケンベルグ! まだです! 怨鎖断ち切るその時までその剣振るう力を!
        (バーサーカーが全力で闘えるよう祈る。 手の甲に宿した令呪が呼応して淡く輝く) -- クラテール 2009-07-02 (木) 13:34:44
      • セイバー!!(ファルケンベルグの一撃に思わず杖を振り…やめる)…わたしは…大丈夫だから…
        耐えてみせるから。ひとりで戦うな…!!!(無表情だった顔に涙が溢れ、悲鳴のように叫んだ)
        全力をもって戦え。(令呪のある右手を前に出し。発動させる)
        ……すまない、クラテール殿(雨に消えそうな声で、呟く) -- アリアンロッド 2009-07-02 (木) 13:55:38
      • (横目でつとアリアンを流し見て) 良いのです、アリアンロッドさん
        我が騎士に遺された時間は少なく、これが最期の闘いとなりましょう
        互いに死力尽くさねば、我が騎士が本懐遂げることはないのですから -- クラテール 2009-07-02 (木) 14:02:22
      • (何も言わず、マスターの傍にてその両目にただひたすら戦友の生き様を収め続けるのみ) -- アーチャー? 2009-07-02 (木) 14:10:08
      • ……アーチャー、後時を頼みます (此処が際か、と判断し、自身が倒れても構わぬと残る魔力を集中し振り絞る)
        スキル発動】 『聖絶』  バーサーカーの攻撃力大増加
        (その身に宿す膨大な魔力をファルケンベルグへ注ぎ込んだ) -- クラテール 2009-07-02 (木) 14:21:21
      • 畏まりました、マスター(その身を支えるようにクラテールの背後に控えると、バーサーカーへと向けられた魔力の束を見届ける)
        ……大望を果たせますように……(祈るように呟いた)// -- アーチャー? 2009-07-02 (木) 14:29:19
      • (クラテールの落ち着いた言葉に、目を伏せて)貴女は、とても強い心をお持ちなのですね…
        (私はセイバーを失うかも知れないと思うと、冷静でいられない。手が震える)
        あ…っ…(急激な魔力の消費に視界が暗くなる。ここまでは予想済み。後はどうなるかわからない…)
        (暗くなって闇に落ちる前に顔を上げて、セイバーの姿を見る。真紅の魔力、血のように美しい)
        セイバー…頑張って…(子供のような囁き。杖を支えに何とか立つ) -- アリアンロッド 2009-07-02 (木) 14:40:41
      • (名前を呼ばれて、目を細める。魔力を吸い取られて、気を抜くと倒れそうになるのに。嬉しい)
        (隣に立つマスターの心を思うと罪悪感でいっぱいになるのに、嬉しかった)
        …大丈夫、死んでも…いいよ(光の奇跡がゆがむ。涙だ)
        ようやく…貴方のマスターになれた。そんな気がする(大事そうに腕の令呪の上に手を重ねた) -- アリアンロッド 2009-07-02 (木) 15:34:43
      • (暗き沈み往く視界で2人の騎士が放った剣閃、しかと見届け、震える足で己が騎士の下へと一歩一歩あゆみを進める)
        (争うことを畏れ、闘いを拒むだけだった自分を変えたのは、紛れも無くファルケンベルグの力)
        (妄執に捕らわれながらも、最後にそれを振り払い打ち克った彼の力が、心が、前へと進む力をくれた)
        我が騎士ファルケンベルグ……貴方は私の、誇りです……貴方と共に在れたことが……何よりも……
        (消えそうになる意識を奮い立たせ、震える唇で言葉を搾り出し、騎士の双眸をしっかりと受け止め)
        ……どうか貴方に安らかな眠りを (瞑目して十字を切り、残る最後の令呪が輝きを放つ)
        (薄れていく意識の中で見た。 沫と消え往く騎士の骸。 もう一人の騎士に注がれる魔力の流れ)
        (その光景と、ファルケンベルグの最期の言葉を胸に、ふっと笑みを浮かべて、意識は闇に落ちた)

        ──倒れたクラテールをアーチャーが担いで、その場を後にしていった -- クラテール 2009-07-02 (木) 16:13:02
    • 戦の終わった荒野で
      全てを見ていた一つ目の小悪魔が一匹
      誰にも気付かれずその場を後にした -- 使い魔? 2009-07-02 (木) 16:35:33
  • (巨大な屋敷のすぐ表。其処に杖を手にした魔術師の姿がある。杖の先には仄かな光、それは魔力を検知するための魔術の証)
    (青白い長衣の魔術師は鉄柵越しに屋敷を見上げ、呟く)随分と魔力の集中した処ですの。流れを見るに、複数の──
    (その屋敷の大まかな状態を探り乍、魔術師の女は────)よいしょ、ですのー。
    (何の躊躇いもなく鉄柵によじ上り、それを越えると)…はぅぁ!!い、痛いですのー
    (敷地内に落ちた。尻を芝生に打ち付け涙目だ。…ともあれ侵入、成功。) -- スノゥ? 2009-06-30 (火) 20:54:22
    • (ゆっくりと腰を上げ、しばし、屋敷の構造を丹念に探る。と言っても壁をぺたぺた触っただけ)
      サーヴァントの霊圧の割に、マスターの魔力は余り。それだけサーヴァントの維持に消耗してるのかもですの。
      これは狙い目かも知れませんの、ふふふ…。けど今日はわたしひとり、ここは無理せず…
      (くるり、と屋敷に背を向けると、また鉄柵をよじ登りその上で、よしと頷き)…撤収ですの。…きゃん!?
      (また落ちた。長い工房篭りの魔術師は運動不足だった。――で、お尻を擦り乍、魔術師は帰って行った) -- スノゥ? 2009-07-01 (水) 00:14:26
  • (いつのまにやら机の上に、血液の付着したカードが置かれており、そこにはこう書かれている)
    決闘広場ニテ待ツ」(血文字で ただそれだけ書かれている) -- ?? 2009-06-29 (月) 10:33:38
    • ……ふふふ、やっとか……待ちわびていたぞ、この時を……!(ゆっくりと昔日の戦場へと向かう) -- 剣士(セイバー) 2009-06-29 (月) 10:35:40
      • (弱々しいがそれでもなお明確な殺意が渦巻く…)
        // -- ?? 2009-06-30 (火) 16:38:00
      • ……引導を渡さねばならないようだな……三度、嘶く灰の元へと送ってくれよう -- 剣士(セイバー) 2009-06-30 (火) 16:45:43
  • (薄暗い物陰から、剣士の英霊を見つめる瞳がゆらめく) -- 2009-06-28 (日) 19:41:27
    • (……? 何者だ?)
      (気配を察知し、警戒する) -- 剣士(セイバー) 2009-06-29 (月) 09:30:45
      • (気配こそ感じさせないものの、存在を主張するためかあえて押し殺す事をやめた、コツコツッと靴底が床を叩く音が響く) -- 2009-06-29 (月) 14:12:39
      • ……わざわざ、自分の存在を主張するとは……よほどの自信があるようだな。姿を見せたらどうだ? -- 剣士(セイバー) 2009-06-29 (月) 14:59:14
      • ふふっ、相変わらず不敵な奴だなアーヴ
        (微かに笑うような女の声と共に白く長い髪が闇の向こう側で踊る)
        自信はないよ、特にお前を相手にする時はな? -- 2009-06-29 (月) 15:03:27
      • そ、その声は……!? お、お前まで、お前までいるというのか……!?(驚愕、歓喜……それらが入り混じる)
        (そう、俺をそう呼ぶ者はひとりしかいない。大事な親友の一人しか) -- 剣士(セイバー) 2009-06-29 (月) 15:12:26
      • どういう理由だか知らないけれども、な…
        (ほんの少しだけ自嘲を含めた声色で肩を竦めながら、暗がりの中からゆっくりと歩いてくる)
        (そして暗がりから明かりの差し込む場所へと飛び出すと、白髪紅瞳の弐刀の女はにっこりと笑い)
        アサシンがサーヴァント、ここに参上!…久しいな? -- アサシン 2009-06-29 (月) 15:22:21
      • アサシン……アサシンか。くくく、俺などよりもお前のほうがよっぽどセイバーに相応しいと思ったのだが……アサシンか……ふふふ、奇妙なとりあわせだな
        なんにせよ、久しくあえて嬉しいぞ……トーコ -- 剣士(セイバー) 2009-06-29 (月) 19:25:32
      • 私も呼ばれるのであればセイバーになるのかと思っていたがな、因果なものだよ。
        (諦め顔で頭を振り僅かに笑ってみせる、そして次の瞬間には相手を鋭く睨みつけて)
        私もだ、と言いたい所だが・・・・英霊として二人がここに召喚されている
        この続きを言わねばわからぬお前でもあるまい? -- アサシン 2009-06-29 (月) 21:04:22
      • ああ、無論だ……ふふふ、嬉しいぞトーコ……いや、アサシン。英霊となったこの身なら、遠慮など微塵も必要ない。アサシン。俺はお前にずっといいたいことがあった。お前にずっと伝えなければならないことがあった……(熱のこもった瞳で向き直り、言葉をつむぐ)
        アサシン……俺はお前と、お前とずっと……(その口元は笑みを形づくり、)
        思う存分殺し合いがしたかった!(狂喜の笑みとなって深紅の殺意を吹き荒れさせる)
        アサシン! かつて焦がれた女よ! かつての親友にして羨望の的よ! この戦場でお前と見えられたことを、俺は嬉しく思う……ふふふふ、ふははははははは! -- 剣士(セイバー) 2009-06-29 (月) 21:11:10
      • そうだな、決闘のルールも何も関係はない…あるのは聖杯を欲するマスターの手足となり相手を倒す英霊の使命のみ
        …そして勝ち残るのが最後の一組というのならば、お互いに互いが避けては通れぬ壁になるという事だ
        (眼鏡を指先で持ち上げ掛け直すと、相手から向けられる言葉と肌を焦がすような錯覚さえ覚える殺意に唇の両端が吊りあがり)
        そんなに楽しそうに笑うんじゃあないよ、此方まで楽しくなってきてしまうじゃないか…ふふっ
        今日は挨拶と顔をみせに来ただけでな、…何、お互いに殺しあうが定めなら近いうちに会えるさ…ではな、アーヴ? -- アサシン 2009-06-29 (月) 21:20:59
      • ああ、またな、トーコ……機会があれば、また釣りにでも行くか? 昔のようにな……ふふ(最早今生の別れと思っていた友と出会い、自然とその笑みには穏やかさが混じっていた) -- 剣士(セイバー) 2009-06-29 (月) 21:29:50
  • 急に大気がイオン臭を放ち始める… -- 2009-06-26 (金) 21:51:50
    • む? -- 剣士(セイバー) 2009-06-27 (土) 13:44:15
      • ガォォォーン…!(空を見れば自らの体から雷を放ちながら竜が飛んでいくが、霞んでいるようにも見える)
        (聖杯戦争を知る者が見れば、未契約状態のサーヴァントであると分かるだろう 竜は魔王と名高い悪魔の城を目指して飛んでいった)

        //関係ないけどバケツってこんな感じかしら -- 2009-06-27 (土) 14:20:12
      • ……あんなものまでサーヴァントなのか……しかもあれは……矛盾の魔王の城……!?
        あの魔王、まだここに根城を置いていたのか……!
        //だいたいあってる -- 剣士(セイバー) 2009-06-27 (土) 14:27:23
  • 騎士か…(いつからそこに立っていたのか、黒い外套を身に纏った銜え煙草の長身の男が、影を纏って現われる)
    貴様もこの『戦争』に参加している英霊だな?腕の方は確かと見える。(静かな足取りで歩み寄ると、値踏みするように兜の奥の瞳を見つめた) -- ゲオルド 2009-06-26 (金) 17:25:26
    • ……ほう、やはり分かるか?
      そこまで知っているということは、お前もマスターかサーヴァントかのどちらかのようだな……くくくく(フルフェイスの隙間から漏れる紅い眼光がその男を射抜く。それは威圧。それは狂喜。今また現れた「敵」をみて、剣士は笑う) -- 剣士(セイバー) 2009-06-26 (金) 17:34:36
      • 貴様は何を求めてこの戦いに剣を抜く。(騎士の問いには応えることなく、煙草を摘むと紫煙を噴き出す)
        聖杯による無限の望みか。それとも勝利の栄光?戦場の風か?
        (こちらを睨める射抜くような眼光を気にもせずに受け流すと、構えるでも無く眼前に立った) -- ゲオルド 2009-06-26 (金) 17:40:53
      • 俺は俺の戦場を求めてこの戦争に参加した
        いうなれば、この手段こそが目的よ……鮮血と狂喜に彩られたこの『戦う』という、手段こそがな……?
        だが、そんなことを聞いてどうする? 問答は嫌いではないが、それに応じて俺の剣が鈍ることは無いぞ?(深紅の瞳を爛々と輝かせ、剣士は低く笑う) -- 剣士(セイバー) 2009-06-26 (金) 18:39:25
      • 貴様の腕を買いたい。(男の言葉は単刀直入 その裏には計略も嘘も感じさせない)
        俺の下僕は臍曲がりでな……あれでは番犬の役にすら立たん。(吐き捨てるように言って騎士を見据える)
        俺の所に来る気はないか?貴様の主人がどれ程の者かは知らないが、貴様の望む戦場。俺がいくらでも与えてやろう。
        (鼻を鳴らして用件だけを言い切ると、返答の間を与えるように短くなった煙草を銜えて深く吸った) -- ゲオルド 2009-06-26 (金) 18:46:49
      • なるほど、シンプルで分かりやすい理由だ……好感が持てるな(男の申し出を受け、愉快気に微笑む)
        確かに、お前は見たところ俺と性質が近い者のように見える……お前の元で戦えば、俺の望む戦いを知ることが出来そうだ(吟味するように言葉を噛み締め、騎士は向き直り、)
        ……故に断る(心底楽しそうにそういった)
        お前とは是非とも戦場で見えたくなった……味方になってはそれも台無しだ。俺はお前と是非とも戦いたい。臓腑を引きずり、血肉を裂き合うような最高の戦場で見えたい……!(ふつふつと湧き上がる深紅のオーラ……それはすでに威圧と呼べぬ威圧。一種の精神攻撃の域にまで昇華された極濃の殺気が周囲の空間を蹂躙する)
        ……ま、それにうちのマスターは手のかかるマスターなんでな。ちと、放ってはおけん……(これまた愉快気に肩を竦めて苦笑する) -- 剣士(セイバー) 2009-06-26 (金) 18:59:20
      • そうか…残念だ。(言葉とは裏腹にそこまでの期待は無かったのだろう。銜えた煙草を吹き捨てると、足で踏み消す)
        だが、俺は貴様ほどにはいかれてはおらん。血を見る為だけに戦う程、若くも酔狂でもないわ。
        (同類扱いされたのが不服なのか、顔を顰めて口を曲げた)
        今からやる気か?止めておけ。さっきも言ったが俺には手駒が無くてな、ここで捨て身になる気もない。
        フン…惜しいな。だがこちらはいつでも待って居るぞ?
        その手のかかる主人が掛らなくなったら…土の下にでも潜ったときには、もう一度声をかけるとしよう。(最後に一瞥を向け振り返ると、無防備な背中を見せて立ち去っていく)
        (まるで決して襲われる事など無いと確信しているかのような足取りで、薄暗がりの中に消えていった) -- ゲオルド 2009-06-26 (金) 19:14:12
      • ふふふ、何かを切望し、それに殉ずる精神の病みの根深さに、通ずるものを感じたまでよ……
        その話、一応胸には留めておこう……一応な? -- 剣士(セイバー) 2009-06-27 (土) 13:46:08
  • (雨降り止まぬ丘の上を瘴気が包みそして見やる、己が怨敵の姿を)ァアァァアル…………ヴァァァァアアアアアアアアン
    (雨音を掻き消すほどの怨鎖の叫びが辺り一面に響き渡る)
    ミ  ツケタ ゾ ミツケ タゾ (骸の騎士は歓喜に震える これから起こるであろう戦場の気配と 己が剣にて怨敵を討つ そのときを待ちわびるかの如く) -- ?? 2009-06-25 (木) 13:13:48
    • ……!! この極濃の粘りつくような殺気……まさか……!(騎士は理解する。それは果たさねばならぬ宿敵であると……打ち倒すべき過去の怨嗟であると……!)
      (逸る気持ちを抑え、戦装束にその身を包んで庭へと出る。狂気の叫びに狂喜して、喜び勇んで出迎える)
      ……くくくく……! お前まで、お前まで居てくれるというのか……! ははははは! 最高だ! この聖杯戦争とやらは本当に最高の戦場だ!(狂笑をあげて長剣を抜き、出迎える。かつて、決着のつかぬまま分かれた好敵手……黄泉の淵より舞い戻りし、復讐の刃を出迎える)
      ……また、見えられるとは思わなかったぞ……! 『嘶く灰』の残滓にして亡霊よ……! -- 剣士(セイバー) 2009-06-25 (木) 13:21:36
  • (…完璧に気配を遮断し、そして外見も不可視の状態で遠方からセイバーを偵察してる が、その顔はかなり困った調子だ)
    o0(うわー…、やーな奴が参加してるもんだな… あいつとは当たりたくねぇな、ばれるし よし見つかる前に逃げよう)
    (しばらくの間観察し続け、そしてもう見ることがないとみて気配を消したまま去って行った) -- ???? 2009-06-24 (水) 17:29:17
    • ……!? 今一瞬何かの気配が……!?(周囲を見回す)
      ……気の、せいなのか……? ……酷く懐かしい気配だったような気がしたんだがな -- 剣士(セイバー) 2009-06-24 (水) 17:35:38
  • (フルプレートを身に纏った姿で佇んでいる) -- 剣士(セイバー) 2009-06-24 (水) 16:22:21
    • …ふむ。そろそろ開始か(正装で杖を持ち隣に立つ) -- アリアンロッド 2009-06-24 (水) 16:28:48
      • 機は熟した……正に今こそ開戦の時であろう
        ……アリアン、必ず生き延びろ。生き延びれば俺が必ず、お前の手に聖杯を握らせる……
        約束だ(フッと笑って、頭を撫でる) -- 剣士(セイバー) 2009-06-24 (水) 16:33:24
      • うむ。セイバーの望むような戦場を、勝利を。…約束だ(頭に置かれた手、顔を見上げて笑顔を見せる)
        ふふ、大丈夫だ。これでも魔術師の端くれだからな!…むう、しかしちょっと緊張する…(震える手を閉じたり開いたりして呟く) -- アリアンロッド 2009-06-24 (水) 16:45:54
      • 何、それでいいさ。戦場では常に適度に緊張していたほうが良い結果がでるものだ
        先にいっておくぞ、マスター……お前には俺以外にも二人のバーサーカーとアヴェンジャーがいる……いざとなれば、俺は切り捨てろ
        戦場はそういう割り切りも必要になる場所だ…… -- 剣士(セイバー) 2009-06-24 (水) 16:50:31
      • (ぎゅっと拳を握り、まっすぐに瞳を見つめる)…それは駄目だセイバー。私は絶対にそんなことしない。
        戦場ではそういうものだと、皆死んでいく。でもそれでは駄目なのだ。屍が増え続けるだけだ。後に託して死んでいっては駄目なのだ。共に生きよう。
        甘い考えでも、私はそうありたい。それを実現するために聖杯の力が欲しいのだ。 -- アリアンロッド 2009-06-24 (水) 16:55:37
      • フッ……全く、無理難題を押し付けるマスターだな(肩を竦めて苦笑する)
        だが、その無理難題をしてのけるためのサーヴァントだ。その言葉、確かに胸に刻んだぞ
        (……だが、本当にその手段しかないときは……他の手段など選んではいられないのだ、アリアン……その時は……この身に変えても……!) -- 剣士(セイバー) 2009-06-24 (水) 17:02:07
      • うむ…!(胸をはって頷く。手の震えはいつの間にか止まっていた)
        無茶を言う主ですまんな。その辺は我慢してくれ!(困った顔でにっこり)
        それに、セイバーはその無茶をこなしてくれると、私は信じている。
        ……ふむ、客人が来たようだ。行こう、セイバー! -- アリアンロッド 2009-06-24 (水) 17:11:57
      • 承知した、我がマスター……共にこの戦場を駆けようぞ……!(深紅の外套を棚引かせ、アリアンの後についていく) -- 剣士(セイバー) 2009-06-24 (水) 17:13:11
  • (聖杯戦争前夜のことである。硝子窓に鉄矢が突き刺さる。戦いの序曲を告げる、合図か) -- 2009-06-23 (火) 19:25:35
    • む? ……矢文、か? -- 剣士(セイバー) 2009-06-23 (火) 19:30:56
      • (屋敷へと何かが近づく気配がある、遠くからでも判るほど強烈な殺意を纏った存在) -- 青髪女? 2009-06-23 (火) 19:52:44
      • ……サーヴァント……!? しかも、この隠そうともしない向き出しの殺気……バーサーカーか……
        (フルプレートのその身を包み、ゆっくりと庭に出て狂戦士を出迎える) -- 剣士(セイバー) 2009-06-23 (火) 20:03:02
      • (庭へと現れた招かれざる客人は外套と黒鎧を纏った青い髪の女、手にした大剣と長剣が月明かりで煌いた)
        (甲冑の「剣士」を見て口元に浮かぶのは歪んだ笑み) -- 青髪女? 2009-06-23 (火) 20:09:58
      • フッ……未だ開戦前夜であるというのに忙しいことだな……まぁ、いいだろう。さぁ、バーサーカー、俺にお前の戦場を;……!!?(驚愕。まさにそうとしかいえない表情……フルフェイスに隠された相貌の奥の瞳が見開かれる)
        そ、その姿……まさか、バーサーカー……お前は……!(その青髪、その覇気……そしてその顔……まさか見紛う筈もない)
        ま、まさか……まさかお前は……蒼い狼……!!(かつて戦線を共に駆けた戦友。かつてその剣閃に畏敬の念を抱いた騎士)
        フロムヘブン・リベラ……なのか……!? -- 剣士(セイバー) 2009-06-23 (火) 20:28:39
      • WRYYYYYYYYYYYYYYYYYYYY........!!!!!!
        (返答の代わりに返ってきたのは吼え声、女の叫び声が轟く)
        (対面したその相手を女は「知って」いた…だが、狂える女にとっては今や瑣末な出来事に過ぎない)
        (驚愕も知らず闘気がその身に満ちる、大剣を地に突き立てれば女の周囲に氷の刃が無数に顕現)
        (それは対城か対軍宝具の類だろうか、小細工も駆け引きも無く…初っ端からの、全力全開だ) -- 青髪女? 2009-06-23 (火) 20:47:06
      • ……リベラ、まさかお前がバーサーカーとは……これもまた、因果か……全く……なんて……なんて……(顔を伏せ、長剣を右手に持ったまま、剣士は肩を竦め)
        ……すばらしい戦場なのだろうなぁ!(狂喜に満ちた声で狂戦士と視線を交差させる)
        くくくく……嬉しいぞフロムヘブン・リベラ……いや、バーサーカー! 俺はずっと思っていた! ずっと生きている間願っていた! お前たちのような最高の戦友と! 最高の戦士と! 思う存分!(そう、その構えは構えでない構え。何者にも対応する、無我の境地にしてこの剣士が持つ宝具が一つ……『無形の位』)
        殺し合いがしてみたいとなぁあああ!?(その身体からあふれる深紅の闘気。それは気迫。それは殺気。それは歓喜。喜色を伝って確かな威圧が……そう、最早精神攻撃の域にまで達した極濃のプレッシャーがバーサーカーへと発せられる)
        我は魔術師アリアンロッドの臣下にして従僕! セイバー! 我が狂喜と愉悦に従い、今ここに決闘の申し入れをする……貴様がそのつもりなら、こちらも出し惜しみは無しだ……我が必殺の宝具にて葬ってくれようぞ! バーサーカァアアアアアア! -- 剣士(セイバー) 2009-06-23 (火) 21:05:27
      • (交わる視線、確かな「敵」の意の感触に女は笑う)
        (物質化したような圧力に直感が危険を告げている、だが…今の女は恐れを知らず、惧れも知らず、畏れを知らぬ)
        (前進、そして突撃…大地を引き裂きながら女が駆ける、大気を引き裂き氷刃が一点…「剣士」に収束、さながら氷の牙が殺到する) -- 青髪女? 2009-06-23 (火) 21:28:55
      • うおおおおおおおおおおおおお!(構えず、横薙ぎに振りかぶった長剣が氷牙に接触し……)
        (瞬間、騎士の姿がかき消える)
        セェエエイ!(そして、まるきり「距離も時間も無視して」側面に現れた騎士の巨躯から放たれる大上段の振り下ろし! 魔力か何かの残滓と思われる深紅の煌きを迸らせ、それは振り下ろされる!)
        (交錯する、二つの影)
        ……宝具、霞二段……ふふ、サーヴァントとやらになるのも悪くないな。かつての技に更に細工が仕掛けられる(さしたる傷を受けた様子もなく振り返り、笑う。だが、それはバーサーカーも同じだ。先ほどの大上段の一撃は外れていた……いや、先ほど一撃を放った騎士の影は確かにバーサーカーを捉えていたが……それはただの影。つまりは残像……騎士は最初の一撃を回避するためにこちらに動いたに過ぎない)
        ……未だ決戦前夜だ。我らが戦場はこのように潰えてしまうのは惜しい……今宵は退くがいい狂戦士よ(心底楽しげといった様子で剣を収め、笑い、)
        ……そろそろマスターが起きてしまうからな?(その深紅の瞳を凄絶に細め、威圧を込めてバーサーカーを睨みつける) -- 剣士(セイバー) 2009-06-23 (火) 21:44:08
      • (剣士の告げた意味を理解してか威圧も気にせず低く唸る……が、一欠伸)
        (月を見上げて眠たげに目を擦ると飛び退いていく…) -- 青髪女? 2009-06-23 (火) 21:54:00
      • ……退いたか、ふふふふ、狂気に縛られながらも戦の矜持を理解するその様……やはり、お前は生粋の戦士にして、至高の敵だな……くくく、バーサーカー、必ず勝ち残れ、そして誰にも倒されるなよ……?&br;お前は俺に戦場を見せつくしてから……俺に愉悦の全てを見せてから潰えるに相応しい相手なのだ……くくく、ふふふ……フハハハハハハハハハハッ! -- 剣士(セイバー) 2009-06-24 (水) 15:51:37
    • (遠巻きに二人の様子を観察する。自分は魔術師としては日が浅い、サーヴァントに気配を悟られることはないだろうと)
      フロムヘブン・リベラ。狂戦士殿の素性が、思いがけず明らかになったな。 -- ???? 2009-06-23 (火) 20:32:10
      • (渦巻く二つの魔力に気づき千里眼を用いて遠距離から二人を見張っている影が居る)
        (月夜に浮かぶ二つ目の黄金に輝く禍ツ月がここに集まった者達を見下ろす)
        ――ほぅ、こいつは因果なものだな・・・ -- ??? 2009-06-23 (火) 20:42:11
      • 期待してるよ、フロムヘブン
        (初めて相方を名前で呼んだ男は、更なる衆人の目に留まる前にと、場を後にする)
        ……騎士団にでも行ってみるか、自分の手足の情報は、知っておく必要があるな。 -- ???? 2009-06-23 (火) 20:53:40
  • しっかし、感じのいいお坊ちゃんだったな。ああいうのがマスターっつーのはどうもやりづれぇ。
    (かつかつと渡り廊下を往くひとつの影。しきりに後方へと言葉を投げかけては、周辺をうろついている)
    ……そろそろこの辺か、セイバー? 剣気とやらを感じたっつーのは。 -- ファング 2009-06-22 (月) 10:48:55
    • 戦うとなれば他の全てのマスターは敵で、殺し合いの末に奪い合うフラッグのようなもの。割り切らなきゃ。
      (周囲を気にすることもなく感覚の察知に集中し)ここ辺りだね。まるで戦場の中央にいるかのようだ。
      ――これが一人で放つ剣気であるなら並の戦士じゃない。 -- セイバー 2009-06-22 (月) 10:52:40
      • ……ほう、お早い挨拶だな。よもや、これほど早く相手の顔が知れるとは思わなんだ(廊下の奥詰まり……その影にその男はいた。黒髪を後ろで一本にまとめた大男。その瞳は深い血の色のように紅く、凄絶に歪められた口元からは獰猛な犬歯が見え隠れしている)
        そう構えるな……未だ開戦前夜だ。それに、マスターからの命令も特に無いからな……俺からどうこうするつもりはない
        まずは名乗っておくとしようか。俺はセイバー……魔術師アリアンロッドに仕えるしがない亡霊だ -- 剣士(セイバー) 2009-06-22 (月) 11:00:02
      • ご丁寧なご挨拶、痛み入るぜ。 やっぱあのお坊ちゃんがマスターか。
        ……なんつーか、まぁ……大変だな、同情するよ。アンタには。
        俺の名はファング。あいつと同じマスターだ。そしてこっちが……。(脇に視線を移し) -- ファング 2009-06-22 (月) 11:12:13
      • (ファングの視線の先から一歩前へ踏み出す戦いのドレスを身に纏った女)私がファングのサーヴァント。
        こういうものは早いほうがいい――最もそれぞれに友好を結ぶ気も機会もないのが残念だ。
        (深紅の瞳に凡そ理知が宿っていること自体が信じがたいほどの凶暴な輝きを見出し)
        こちらもやりあうつもりはない。他のサーヴァントの基準を知りたかっただけだよ…差し詰め前夜祭と言ったところかな。
        名乗るなら――セイバー。アルファングの剣。(僅かに口の端を持ち上げるように笑い)まさかクラスが同じとは。 -- セイバー 2009-06-22 (月) 11:14:38
      • 同情される謂われない……俺はこれでもマスターは当たりを引いたと思っているんでな……次回以降は我が主への侮蔑と受け取る(キッと深紅の瞳を鋭利に細め、恫喝する)
        魔術師ファング、そして……俺と同じセイバーか……ふふふ、確かに、お前ならセイバーと名乗るに相応しい剣士だな?
        なるほど、死後このような形で見えられるとは歓喜の極みだ……くくくく(ファングのセイバーを見てさらに口元を歪め、心底愉快気に笑う) -- 剣士(セイバー) 2009-06-22 (月) 11:30:06
      • 死して変わらぬ闘争狂(ウォーモンガー)だな。私も君もバーサーカーでなかったのが不思議なほどだよ。
        光栄だね、私も君と戦えることを嬉しく思うよ。(ドレスの肩口に人差し指を当て)ようやく借りが返せる。
        (人差し指は過去の傷跡を撫でるかのように自身の身体を斜めになぞっていく)マスター、帰ろう。
        挨拶は済んだ。(踵を返して廊下を戻っていく)セイバー。奴が同じセイバーか…ふふふ。 -- セイバー 2009-06-22 (月) 11:38:28
      • 大した忠義心だよアンタ。 さっきのは詫びさせてもらうぜ、すまなかったな。
        それじゃあな英霊さん。次会うときゃ死地ン中だ。(立てた二本の指をひらひらと)
        (踵を反し先を往く、己がサーヴァントへと駆け出した) -- ファング 2009-06-22 (月) 12:00:39
      • フッ、俺も召喚されるならバーサーカーかと思っていたのだが……今回は何の因果かセイバーとして召喚されたのでな。人の身としてこの享楽を味わえる事が嬉しくて仕方が無い……
        ふっ、いいだろう、やってみせろ。俺もあの日から死したその日まで鍛えたこの技と力……しかと、その身に刻んでやる……お前の魅せる戦場を楽しみにしているぞ? ファングのセイバー……ふふふ、ふはははははは!(心底嬉しそうに……それはもう、心底嬉しそうに、剣の亡霊は狂笑をあげた) -- 剣士(セイバー) 2009-06-22 (月) 12:02:56
      • 何、すこし今の主が気に入っただけのこと……忠節というほど、大したものでもないさ(肩を竦めて苦笑する)
        ああ、楽しみにしているぞ魔術師ファング。戦の際はお前の俺の戦場を見せてやろう……くくくく……! -- 剣士(セイバー) 2009-06-22 (月) 12:05:37
  • (バケツのような兜を抱えて走ってくる小さな影がひとつ)
    (あたりは真っ暗な森の中。虫の声すら聞こえない、静かな夜)
    ここがいいかな…よし(緊張で震えた声で呟くと虹色の宝石がついた杖で魔方陣を引きはじめる)
    本当に呼び出せるのかな…私のセイバー…うう、怖い人じゃないといいな…
    (ぶつぶつ独り言。書き終わった魔方陣の中央に兜を置き、深呼吸)
    えーっと…古の英雄よ、力ある者よ、我が呼びかけにこたえ…んと、続きなんだっけ…めもめも…
    (慌てて懐から小さな手帳を出しページをめくる。発動し光りだす魔方陣には気づかない)…んー?あれぇ…続き続き… -- アリアンロッド 2009-06-21 (日) 13:19:00
    • ……その、呼びかけ、しかと応えよう……
      (辺りに強風が吹き魔方陣から光が溢れるが……その光は鮮血のように赤く、暴力的な禍々しい光……光の渦は収縮し、巨大な影となってその場に佇む……)
      ……幼き魔術師よ。俺を六道が辻より呼ぶモノよ……お前が、俺に更なる戦場を見せるマスターか……?
      (影の瞳がカッと開き、獰猛な深紅の輝きでアリアンロッドを睥睨する) -- 2009-06-21 (日) 13:27:30
      • (ぱらぱらとページをめくり、声に顔を上げる)えっ…あっ…あれ…(赤い光に身を竦ませて、巨大な影になる頃には地面にぺたんと座り込んでしまった)
        こ、これがセイバー…(恐怖で泣き出しそうになるのをぐっとこらえて、杖を握り締める)
        …そっ…そうだ!貴方の望む戦場を見せてあげる!私の命がある限り好きなだけ戦わせてあげる!
        (立ち上がって赤い瞳を必死で見つめる)だから…だから私のものになれ、セイバー(震えの隠せない右手を差し出して言った) -- アリアンロッド 2009-06-21 (日) 13:41:58
      • フッ……大した啖呵だな、まぁいい……呼ばれた以上はそれに応えるのが今の俺の宿義だ……(肩を竦めて苦笑し、影はいっそう光を強め……そして、深緑の甲冑に身を包み、深紅の外套を羽織った騎士の姿になる)
        いいだろう、俺は剣の英霊、セイバー……召喚の盟約に従い、主が従僕として仕えることをここに誓おう……(跪き、頭を垂れて会釈する)
        よろしければ、名をお聞かせ願おうか。幼きマスターよ -- 2009-06-21 (日) 13:47:59
      • わ…(深い緑色の姿に一瞬見とれて言葉を無くす)…それが貴方の姿か…綺麗だね…
        よかった。召喚の儀式上手くいっていないかと思ったけど…(こほん、と咳払いをひとつして)
        私の名前はアリアンロッド・ルーン。緑深き国の王z…今は魔術師だ。
        貴方の名前は…?あれ、聞いていいんだっけかな…駄目だったっけ…セイバーのままでいいか。ちょっと寂しいけど…。 -- アリアンロッド 2009-06-21 (日) 14:00:50
      • マスター・アリアンロッドか。確かに記憶した(すっと立ち上がり、身体の感触を確かめるように拳を二、三回握り締める)
        ふむ、真名はあまり口外にすべきではないらしいが、マスターにくらいは真名を名乗っておくとするか……俺の名はアールヴァン。ガレオンの騎士、フローキーの息子……アールヴァン・ハーケルだ。かつては騎士などをしていた……もっとも、祖国を追われた堕落騎士ではあるがな(自重するように肩を竦めて苦笑する)
        表ではクラス名で呼ぶのが無難だろう。何、他所から与えられた名前で呼ばれることは……慣れているさ -- 剣士(セイバー) 2009-06-21 (日) 14:08:41
      • うん、長いからアリアンでいい(まだ少し緊張の抜けない顔で頷く。見上げると大きさにちょっと後ずさって)
        …むう、でかいな。あ、名前、いいのか…?(嬉しそうに目を見開き)
        アールヴァン、強そうな名前だな。騎士だった事はこの兜をくれた鬼の子から聞いている。過去も少し…。
        名前は心にしまっておいて、普段からセイバーと呼ぶね。他の人に知られるとよくないらしいから…かっこいい名前なのに、もったいない。
        あ、住む所は私の屋敷でいいだろうか?それとー…あ、普段は好きなところに行って大丈夫だからな!
        戦いの時にそばにいてくれればいい…き、気が向いたら街を案内してくれると、うん(俯いて、言いにくそうに) -- アリアンロッド 2009-06-21 (日) 14:26:16
      • アリアンか。わかった。そう呼ぼう。鬼の子……?(すこし考え込む)
        ああ、なるほど、そういうことか……ふふふ、つくづくこの世は因果に出来ているようだな(愉快そうに微笑を漏らし、天を仰ぐ)
        住む場所はどこでもかまわないぞ。見ての通り、すでに死んでいる身だしな
        ……街の案内? となると、ここは以前に居た街と同じ場所、ということか……くくく、すでに全て終わったこの身ではあるが、アリアンが望むというなら望むようにするとしよう
        戦は任せろ。もとより、それ以外は死ぬ間際にすこし知るのみで死んだこの身だ。戦場では我が主に勝利と栄光を約束しよう -- 剣士(セイバー) 2009-06-21 (日) 14:43:36
      • (笑みを浮かべる横が絵を眺め頷いて)セイバーのかつての仲間だといっていた。銀の髪の幼い子だ。街でサーヴァントを調べていたら教えてくれて…きっと力になってくれると。
        うむ、ここはセイバーが最後にいた土地だと聞いた。懐かしい人に会えるかもしれないな。
        ふふ、じゃあ、落ち着いたら案内を頼もう。約束だよ?(ようやく安心したのか素の喋り方をしてしまって)…こほん。
        頼もしい限りだ。「最強」が欲しいと探したかいがある。これならきっと…(にっこり笑って深緑の色のマントを引っ張る)
        では私の屋敷…あ、借り物なのだけどな?そこに案内しよう!うちのシェフは腕がいいんだ。久しぶりにおいしいものいっぱい食べるといいよ!
        (思いついたことを口にしながら屋敷まで引っ張っていく。時折顔を見上げては笑顔を見せた) -- アリアンロッド 2009-06-21 (日) 15:02:07
      • 仲間、か……ふふ、そう思われていたのだとしたら、俺としても嬉しい限りだな
        何、俺が生きていたのはもう随分と昔の話だ……そうそう知り合いにあうことはないだろうよ
        承知した。いつでも案内しよう。俺の知っている場所は少ないがな……なにせ、修練にばかり明け暮れた人生だった故……
        最強とはいかないが、それなりの善戦は約束しよう。戦場に立ち続けるには勝ち続けるしかないからな……む、料理か。そういえば、ものを口にするのも久しぶりになるな。よろしくお願いしよう(そのままアリアンにつれられて屋敷についていった) -- 剣士(セイバー) 2009-06-21 (日) 15:17:36
  • //テスト -- 2009-06-21 (日) 12:40:23
    • //テスト -- 2009-06-21 (日) 12:40:38

Last-modified: 2009-08-03 Mon 09:37:12 JST (5372d)